JP2003154323A - ホース進退装置 - Google Patents

ホース進退装置

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JP2003154323A
JP2003154323A JP2001354278A JP2001354278A JP2003154323A JP 2003154323 A JP2003154323 A JP 2003154323A JP 2001354278 A JP2001354278 A JP 2001354278A JP 2001354278 A JP2001354278 A JP 2001354278A JP 2003154323 A JP2003154323 A JP 2003154323A
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JP
Japan
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hose
advancing
retreating
disc
pipe
Prior art date
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JP2001354278A
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Junichiro Hayashi
醇一郎 林
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NIPPON TANK SERVICE KK
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NIPPON TANK SERVICE KK
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】構造が簡易なホース進退装置を提供する。 【解決手段】ホース12と、半径方向に噴出する互いに
反対方向で、異なる噴出量の噴出口を一対備え、ホース
12の先端に設けられているノズルと、ホースを回転さ
せながら高圧水をホース12内に送り込む洗浄装置本体
のホース進退装置30であって、少なくとも3以上の円
盤体32A、32B、32Cをその中心軸を中心に空転
可能な状態で支持する円盤体支持部34A、34B、3
4Cと、ホース12の周方向に対する円盤体32A、3
2B、32Cの周方向の角度がいずれも同一角度をもっ
て、ホース12の外周面に当接させた状態で円盤体支持
部34A、34B、34Cを支持するフレーム36を備
えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ノズルがパイプの
内周面に沿って回転しながらパイプ内の洗浄を行うパイ
プ洗浄装置のホースをパイプ内で進退させるホース進退
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、例えば直径が200〜300
0mmの大型のパイプを洗浄するためのパイプ洗浄装置
として、高圧水を噴射するノズルがパイプの内周面に沿
って回転しながらパイプ内の洗浄を行うパイプ洗浄装置
がある。このパイプ洗浄装置50は、図5示すようにホ
ース52と、ホース52の先端に設けられているノズル
54と、高圧水をホース52内に送り込む洗浄装置本体
56と、を備えている。
【0003】このパイプ洗浄装置50のノズル54は、
図6示すように半径方向に噴出するとともに、互いに反
対方向を向いている噴出口64、66を一対備え、これ
ら一対の噴出口64、66はそれぞれ異なる噴出量を噴
出するよう構成されている。また、洗浄装置本体56
は、ホース52をその周方向に回転させるよう構成され
ており、高圧水を送る高圧水発生ポンプ58と、ホース
52を回転させるホース回転機60と、ホース52を回
転するための空気をホース回転機60に送るエアーコン
プレッサー62と、を備えている。
【0004】このようなパイプ洗浄装置50の動作は、
以下の通りである。先ず、ノズル54を洗浄するパイプ
68内に入れた後、パイプ洗浄装置50を稼動させる
と、高圧水発生ポンプ58からホース回転機60を介し
てホース52内に高圧水が送られる。ホース52内に高
圧水が送られると、ノズル54の噴出口64、66から
高圧水が噴出する。この際、ノズル54の一対の噴出口
64、66は、反対方向を向いて設けられており、それ
らの噴出量は、それぞれ異なるため、噴出量の多い噴出
口64が噴出量の少ない噴出口66を押して、ノズル5
4は、パイプ68の内周面に張り付いた状態となる。そ
して、ホース回転機60によってホース52を回転する
と、ノズル54は、パイプ68の内周面に張り付いた状
態でパイプ68の内周面に沿って移動する。したがっ
て、このようなパイプ洗浄装置50によれば、パイプ6
8の内周面全周を効率的に洗浄を行うことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなパイプ洗浄装置によって、パイプの洗浄を行う場
合、パイプ内のノズルを進退させる必要があるが、構造
が簡易なノズルを進退させるためのホース進退装置はな
かった。
【0006】そこで、本発明は、構造が簡易なホース進
退装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
め、本発明は、ホースと、半径方向に噴出するととも
に、互いに反対方向を向いている噴出口を一対備え、該
一対の噴出口は異なる噴出量を噴出するよう構成され、
前記ホースの先端に設けられているノズルと、前記ホー
スを回転させながら高圧水を前記ホース内に送り込む洗
浄装置本体と、を備えたパイプ洗浄装置のホースを進退
させるホース進退装置であって、少なくとも3以上の円
盤体と、該円盤体をその中心軸を中心に空転可能な状態
で支持する円盤体支持部と、前記ホースの周方向に対す
る前記円盤体の周方向の角度がいずれも同一の角度をも
って、前記円盤体の周面を前記ホースの外周面に当接さ
せた状態で円盤体支持部を支持するフレームと、を備え
ていることを特徴とするものである。
【0008】本発明に係るホース進退装置によれば、空
転可能に支持された円盤体が、ホースに対して同一の角
度を持って当接しているので、ホースは、回転するとそ
の所定の角度の向きに応じて前進又は後退する。すなわ
ち、円盤体のホースの回転方向側が、パイプの方に傾い
ている場合は、円盤体の回転によりホースはパイプと反
対方向に移動させられ、逆に円盤体のホースの回転方向
側が、パイプと反対の方向に傾いている場合は、円盤体
の回転によりホースはパイプと方に移動させられる。
【0009】本発明に係るホースの進退装置において、
前記フレームは、前記円盤体の前記ホースに対する円盤
の当接状態とその当接状態を解除した解除状態を切替可
能な当接・解除切替手段を備えていることが好ましい。
このように当接・解除切替手段を備えたホース進退装置
は、例えば円盤体の周方向とホースの周方向の角度が、
ホースの周方向を軸に対称的なもの、すなわち円盤体の
ホースの回転方向側が、パイプの方に傾いているもの
と、パイプと反対の方に傾いているものを二つ用意し、
いずれもホースに設置する。そして、ホースの前進は、
これらホース進退装置のいずれか一のホース進退装置を
当接状態とし、他のホース進退装置を解除状態にするこ
とにより行うことができ、ホースの後退は、逆に一のホ
ース進退装置を解除状態とし、他のホース進退装置を当
接状態にすることにより行うことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係るホース進退装
置の実施例について図面に基づいて説明する。図1は、
本実施例に係るホース進退装置をパイプの洗浄装置に設
置した状態を示す概略図であり、図2及び図3は、本実
施例に係るホース進退装置の正面図である。パイプ洗浄
装置10は、ホース12と、ホース12の先端に設けら
れているノズル14と、高圧水をホース12内に送り込
む洗浄装置本体16と、を備えている。このパイプ洗浄
装置10のノズル14は、半径方向に噴出するととも
に、互いに反対方向を向いている噴出口を一対備え、こ
れら一対の噴出口はそれぞれ異なる噴出量を噴出するよ
う構成されている。また、洗浄装置本体16は、ホース
12をその周方向に回転させるよう構成されており、高
圧水を送る高圧水発生ポンプ18と、ホース12を回転
させるホース回転機20と、ホースを回転するための空
気をホース回転機20に送るエアーコンプレッサー22
と、を備えている。本実施例に係るホース進退装置10
において、ホース回転機20は、ホース12をパイプ2
4の方に向かって右回りに回転させるよう構成されてい
る。
【0011】このパイプ洗浄装置10には、本実施例に
係る2つのホース進退装置30、40が設置されてい
る。一のホース進退装置30は、図2に示すように 3
つ円盤体32A、32B、32Cと、円盤体32A、3
2B、32Cそれぞれをそれらの中心軸を中心に空転可
能な状態で支持する円盤体支持部34A、34B、34
Cと、円盤体32A、32B、32Cの周面をホース1
2の外周面に当接した状態で円盤体支持部34A、34
B、34Cを支持するフレーム36と、を備えている。
【0012】円盤体32A、32B、32Cは、いずれ
もそれらの周方向がホース12の周方向に対して同一の
角度、例えば30度の角度をもって、三方向からホース
12の外周面に当接するよう、円盤体支持部34A、3
4B、34Cを介してフレーム36に固定され支持され
ている。
【0013】フレーム36は、図2に示すように六角形
状に形成されており、上辺36A、左下辺36B、右下
辺36Cそれぞれに円盤体支持部部34A、34B、3
4Cが固定されており、フレーム36の上辺36Aは、
一端側に設けられた軸36A1を中心に開閉するよう構
成されている。また、フレーム36の上辺36Aの他端
側には、フレーム36の上辺36Aをフレーム36本体
に固定するロック機構36A2が設けられており、ロッ
ク機構36A2をロック状態にすることにより円盤体3
2A、32B、32Cをホース12に対して当接状態に
することができ、ロック機構36A2のロック状態を解
除して、フレーム36の上辺36Aを開けることによ
り、円盤体32A、32B、32Cのホース12に対す
る当接状態を解除することができる。すなわち、これら
フレーム36の上辺36A、その軸36A1及びロック
機構36A2によって、当接・解除切替手段を構成す
る。
【0014】他のホース進退装置40は、図3に示すよ
うに 3つ円盤体42A、42B、42Cと、円盤体支
持部44A、44B、44Cと、フレーム46と、を備
えている。これらの構成は、一のホース進退装置30と
同じなので説明を省略する。
【0015】円盤体42A、42B、42Cは、いずれ
もそれら周方向が、一のホース進退装置30の円盤体3
2A、32B、32Cのホース12の周方向に対する角
度と軸対称とする角度、例えば−30度の角度をもっ
て、三方向からホース12の外周面に当接するよう、円
盤体支持部44A、44B、44Cを介してフレーム4
6に固定され支持されている。
【0016】フレーム46の上辺46A、左下辺46
B、右下辺46C、上辺46Aの軸46A1及びロック
機構46A2の構成も、一のホース進退装置30と構造
が同じなので説明を省略する。
【0017】これらホース進退装置30、40は、図4
に示すように、ホース12の長手方向に沿って並列させ
て設置する。この場合、ホース12は、パイプ24の方
(図4の左の方)に向かって右回りに回転されるので、
一のホース進退装置30の円盤体32A、32B、32
Cのホース12の回転方向側が、パイプ24の方に傾い
ていることになり、他のホース進退装置40の円盤体4
2A、42B、42Cのホース12の回転方向側が、パ
イプ24の方に傾いていないことになる。
【0018】したがって、本実施例に係るホース進退装
置30、40は、以下のように動作する。すなわち、ホ
ース12は、ホース回転機20によって前進方向に向か
って右回り(図2及び3の左回り)に回転されているの
で、ホース12を前進させる場合(図4の左方向に移動
させる場合)は、一のホース進退装置30のフレーム3
6の上辺36Aを開けて、円盤体32A、32B、32
Cのホース12に対する当接状態を解除し、他のホース
進退装置40のロック機構46A2をロック状態にして
円盤体42A、42B、42Cをホース12に対して当
接状態にすることにより行うことができる。
【0019】逆に、ホース12を後退させる場合(図4
の右方向に移動させる場合)は、一のホース進退装置3
0のロック機構36A2をロック状態にして円盤体32
A、32B、32Cをホース12に対して当接状態に
し、他のホース進退装置40のフレーム46の上辺46
Aを開けて円盤体42A、42B、42Cのホース12
に対する当接状態を解除することにより行うことができ
る。
【0020】
【発明の効果】以上のように、本発明に係るホース進退
装置によれば、空転可能に支持された円盤体が、ホース
に対して同一の角度を持って当接しているので、ホース
を回転するとその所定の角度の向きに応じて前進又は後
退させることができ、簡易な構造のホース進退装置を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るホース進退装置の実施例をホース
洗浄装置に設置した状態を示す概念図である。
【図2】本実施例に係る一のホース進退装置の正面図で
ある。
【図3】本実施例に係る他のホース進退装置の正面図で
ある。
【図4】本実施例に係る一のホース進退装置と他のホー
ス進退装置を設置した側面図である。
【図5】ホース洗浄装置の概略図である。
【図6】ホース洗浄装置のノズルの側面図である。
【符号の説明】
10 パイプ洗浄装置 12 ホース 14 ノズル 16 洗浄装置本体 30、40 ホース進退装置 32A、32B、32C、42A、42B、42C
円盤体 34A、34B、34C、44A、44B、44C
円盤体支持部 36、46 フレーム

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホースと、 半径方向に噴出するとともに、互いに反対方向を向いて
    いる噴出口を一対備え、該一対の噴出口は異なる噴出量
    を噴出するよう構成され、前記ホースの先端に設けられ
    ているノズルと、 前記ホースを回転させながら高圧水を前記ホース内に送
    り込む洗浄装置本体と、を備えたパイプ洗浄装置のホー
    スを進退させるホース進退装置であって、少なくとも3
    以上の円盤体と、 該円盤体をその中心軸を中心に空転可能な状態で支持す
    る円盤体支持部と、 前記ホースの周方向に対する前記円盤体の周方向の角度
    がいずれも同一の角度をもって、前記円盤体の周面を前
    記ホースの外周面に当接させた状態で円盤体支持部を支
    持するフレームと、を備えていることを特徴とするホー
    ス進退装置。
  2. 【請求項2】 前記フレームは、前記円盤体の前記ホー
    スに対する円盤の当接状態とその当接状態を解除した解
    除状態を切替可能な当接・解除切替手段を備えたことを
    特徴とする請求項1記載のホース進退装置。
JP2001354278A 2001-11-20 2001-11-20 ホース進退装置 Pending JP2003154323A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009045548A (ja) * 2007-08-20 2009-03-05 Kamtec Co Ltd 立管洗浄装置および立管洗浄方法

Cited By (1)

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