JP2003153515A - ブラシレスモータ - Google Patents

ブラシレスモータ

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JP2003153515A
JP2003153515A JP2001341063A JP2001341063A JP2003153515A JP 2003153515 A JP2003153515 A JP 2003153515A JP 2001341063 A JP2001341063 A JP 2001341063A JP 2001341063 A JP2001341063 A JP 2001341063A JP 2003153515 A JP2003153515 A JP 2003153515A
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JP
Japan
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rotor
fixed
iron core
permanent magnet
permanent magnets
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Application number
JP2001341063A
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English (en)
Inventor
Kazuhiro Fujita
和弘 藤田
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Asmo Co Ltd
Original Assignee
Asmo Co Ltd
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Publication date
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  • Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)
  • Brushless Motors (AREA)
  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハイブリッド式磁石における磁束の漏れを低
減して、小型高トルク化を可能にする。 【解決手段】 ロータ18には第1及び第2回転永久磁石
21,22が軸方向に隣接して取り付けられ、回転軸19を挟
んで対向する位置に第3及び第4回転永久磁石23,24が
取り付けられている。モータハウジング12の内周面には
3個の固定鉄心27がインシュレータ26を介して等間隔に
磁気絶縁固定されている。固定鉄心27はほぼC字状に形
成され、第1〜第3コイルL1〜L3が巻装された基端
鉄心部28と、基端鉄心部28の軸方向両端からそれぞれ径
方向内側に突出する突出鉄心部29と、各突出鉄心部29の
径方向内側端部から軸方向中央部に向かって延びる先端
鉄心部30とを備えて一部材で形成されている。両先端鉄
心部30間には、軸方向に極性が変化するように配置され
た固定永久磁石31が、その両端で挟持されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ブラシレスモータ
に係り、詳しくは、ハイブリッド式磁石を備えて小型高
トルク化を図る際に好適なブラシレスモータに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】現在、モータの開発は、例えば微小モー
タの開発、ステッピングモータの高精度化、消費電力の
低減、高トルク化等多岐に渡っている。特に、低消費電
力で高トルクの小型モータは、自動車、OA機器、自販
機器、医療・福祉機器分野など幅広く利用されている。
【0003】通常、これらに用いられているモータは、
永久磁石を用いたモータがほとんどであり、技術的にか
なり成熟しているため、飛躍的な高効率化、小型高トル
ク化は難しい。
【0004】小型高トルク化のために、例えばハイブリ
ッド式磁石を利用したモータが知られている。例えば特
開2000−150228号公報には、コイルと永久磁
石の両方を備えたハイブリッド式磁石を備えたステッピ
ングモータが開示されている。図7に示すように、この
公報のハイブリッド式磁石61では、コ字状の鉄心62
の胴部62aにコイル63が巻装されている。鉄心62
の両アーム部62bの先端には、それぞれ磁性部材64
が接合され、両磁性部材64によって永久磁石65が挟
持されている。コイル63が給電されて電磁石になった
状態では、電磁石の磁束は鉄心62と磁性部材64との
接合部66を通過して、ロータ側に作用するようになっ
ている。また、コイル63が給電されていない状態で
は、磁性部材64の磁束は、接合部66を通過して、鉄
心62を通る閉回路を構成するようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この公報の
ハイブリッド式磁石61では、鉄心62と、永久磁石6
5との間に磁性部材64が介在しているため、接合部6
6において磁束が漏れる可能性があり、モータの小型高
トルク化に悪影響を与える虞がある。
【0006】本発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
であって、その目的は、ハイブリッド式磁石における磁
束の漏れを低減して、小型高トルク化を図ることができ
るブラシレスモータを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の発明は、回転永久磁石と一体回
転可能なロータと、周方向に複数配置され、前記ロータ
が回転するように極性を変化させるようにそれぞれ給電
されるハイブリッド式磁石及び前記ハイブリッド式磁石
を磁気絶縁固定するハウジングからなるステータとを備
えたブラシレスモータであって、前記ハイブリッド式磁
石は、給電されるコイルと、前記コイルが巻装された固
定鉄心と、軸方向に極性が変化するように配置された状
態で、その両端が前記固定鉄心に当接された固定永久磁
石とを備えていることを要旨とする。
【0008】この発明によれば、コイルが給電されてい
ない状態では、ハイブリッド式磁石の固定永久磁石の磁
力線は、固定鉄心内を一周する閉回路を構成するため、
ロータ側に磁力が作用しない。
【0009】また、コイルが給電された状態では、電磁
石の磁力によって固定永久磁石の磁力線が曲げられ、ロ
ータ側に向けられる。このため、コイルが給電されるこ
とにより、ハイブリッド式磁石からは、電磁石の磁力
と、固定永久磁石の磁力とが合計された強力な磁力がロ
ータ側に作用される。この磁力により、回転永久磁石が
引張力や反発力を受け、ロータが回転される。
【0010】また、固定鉄心は一つの部材であるため、
磁束の漏れが低減される。このため、コイルが給電され
た状態では、電磁石の磁束がハイブリッド式磁石におい
て漏れることが低減され、ロータ側に作用する磁力の低
減が抑制される。また、コイルが給電されていない状態
では、固定鉄心内を一周する閉回路から固定永久磁石の
磁束が漏れることが低減されることにより、漏れた磁束
がロータ側に悪影響を与える可能性が低減される。従っ
て、ハイブリッド式磁石における磁束の漏れを低減し
て、小型高トルク化を図ることができる。
【0011】請求項2に記載の発明は、回転永久磁石と
一体回転可能なロータと、周方向に複数配置され、前記
ロータが回転するように極性を変化させるようにそれぞ
れ給電されるハイブリッド式磁石及び前記ハイブリッド
式磁石を磁気絶縁固定するハウジングからなるステータ
とを備えたブラシレスモータであって、前記ハイブリッ
ド式磁石は、給電されるコイルと、前記ハウジング側に
固定され前記コイルが巻装される基端鉄心部と、前記基
端鉄心部の各軸方向端部から前記ロータ方向に突出する
突出鉄心部と、前記各突出鉄心部の前記ロータ側端部か
ら軸方向中央部に向かって延びる先端鉄心部とを備えて
一部材で構成された固定鉄心と、軸方向に極性が変化す
るように配置された状態で、その両端が前記先端鉄心部
と当接する固定永久磁石とを備えていることを要旨とす
る。
【0012】この発明によれば、請求項1の発明と同様
の作用効果を奏することができる。また、コイルが給電
されていない状態では、固定永久磁石の磁力線は、固定
永久磁石のN極から、隣接する先端鉄心部、突出鉄心
部、基端鉄心部、S極側の突出鉄心部、先端鉄心部を通
過して、S極に辿り着く閉回路を構成する。このため、
コイルが給電されていない状態で、磁力がロータ側に作
用しないように閉回路を構成するような固定鉄心を、比
較的簡単な構成で形成できる。
【0013】請求項3に記載の発明は、請求項1又は請
求項2に記載の発明において、前記回転永久磁石は、前
記ロータの軸方向に複数隣接して取り付けられ、前記固
定永久磁石は、その軸方向の中央部が、前記回転永久磁
石の軸方向の隣接部と対向するように配置されたことを
要旨とする。
【0014】この発明によれば、回転永久磁石をロータ
の軸方向に複数隣接して取り付けて一層の小型高トルク
化を図った状態で、固定永久磁石の軸方向に異なる磁極
が、軸方向に隣接する各回転永久磁石にそれぞれ対向す
るように配置されている。よって、コイルが給電された
状態で、固定永久磁石の軸方向に異なる磁極からの磁力
が、それぞれ対向する回転永久磁石に作用する。これに
より、固定永久磁石の軸方向に異なる磁極が、両方とも
一つの回転永久磁石に対向することが防止されるため、
一層の小型高トルク化を効果的に図ることができる。
【0015】請求項4に記載の発明は、請求項1又は請
求項2に記載の発明において、前記回転永久磁石は、前
記ロータの軸方向に複数離間して取り付けられ、前記固
定永久磁石は、前記ロータにおいて前記回転永久磁石が
取り付けられていない領域と対向するように配置された
ことを要旨とする。
【0016】この発明の場合でも、ロータの回転永久磁
石は、固定鉄心と対向しているため、電磁石の磁力の影
響を受けやすく、また、固定永久磁石の磁力の影響を受
けることが可能になっている。よって、電磁石の磁力
と、固定永久磁石の磁力とが合計された磁力がロータの
回転永久磁石に作用されるため、小型高トルク化を図っ
た状態で、回転永久磁石のコストを低減できる。
【0017】請求項5に記載の発明は、請求項1又は請
求項2に記載の発明において、前記回転永久磁石は、前
記ロータの軸方向中央部から一端までを覆うように取り
付けられ、前記固定永久磁石は、その軸方向の中央部
が、前記ロータの軸方向中央部と対向するように配置さ
れたことを要旨とする。
【0018】この発明によれば、ロータには、軸方向の
半分に回転永久磁石が取り付けられており、固定永久磁
石の一方の磁極が、回転永久磁石と対向するように配置
されている。コイルが給電された状態では、ロータの回
転永久磁石に、固定永久磁石において回転永久磁石と対
向する磁極からの磁力と、電磁石の磁力とが合計された
磁力が作用される。よって、この場合でも、小型高トル
ク化を図った状態で、回転永久磁石のコストを低減でき
る。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明をインナロータ型の
ブラシレスモータに具体化した一実施形態を図1〜図4
に従って説明する。
【0020】図1(a)は図1(b)のIA−IA線模
式断面図を示し、図1(b)はブラシレスモータの模式
断面図を示し、図2は同じく模式回路図を示す。図1
(a)に示すように、ブラシレスモータ11は、ハウジ
ングとしてのモータハウジング12を備え、モータハウ
ジング12は、筒状のヨーク13と、第1エンドフレー
ム14(図1(a)中、左側)、第2エンドフレーム1
5(図1(a)中、右側)とを備えている。第1及び第
2エンドフレーム14,15には、各々の中心部に軸受
16,17が固設されている。ヨーク13と第1及び第
2エンドフレーム14,15とで形成される空間には、
ロータ18が収容されている。ロータ18の回転軸19
は、両軸受16,17により回転可能に支持されてい
る。
【0021】ロータ18は、図1(b)に示すように、
円柱が平行な2面で切断された形状に形成されている。
図1(a)、(b)に示すように、ロータ18には、円
弧部に、円弧板状の第1回転永久磁石21,第2回転永
久磁石22,第3回転永久磁石23,第4回転永久磁石
24が取り付けられている。図1(a)における上側の
第1エンドフレーム14側に、第1回転永久磁石21が
取り付けられ、第2エンドフレーム15側に、第2回転
永久磁石22が取り付けられている。また、回転軸19
に対して第1回転永久磁石21と反対側に第3回転永久
磁石23が取り付けられ、第2回転永久磁石22と反対
側に第4回転永久磁石24が取り付けられている。
【0022】第1回転永久磁石21〜第4回転永久磁石
24は、ロータ18の軸方向長さの1/2に形成されて
いる。第1回転永久磁石21と第2回転永久磁石22、
第3回転永久磁石23と第4回転永久磁石24はそれぞ
れ軸方向に隣接して配置されている。
【0023】第1〜第4回転永久磁石21〜24は、径
方向に極性が変化するように着磁されており、図面では
径方向外側の磁極のみ図示し、径方向内側の磁極は図示
を省略している。また、図1(b)では、第1及び第3
回転永久磁石21,23が図示されている。
【0024】第1回転永久磁石21は、径方向外側がN
極になるように形成されており、第2〜第4回転永久磁
石22〜24は、径方向外側がそれぞれS極、S極、N
極になるように形成されている。このため、第1回転永
久磁石21〜第4回転永久磁石24は、回転軸19を挟
んで対向する磁極が異なっている。
【0025】図1(a)、(b)に示すように、ヨーク
13の内周面には、インシュレータ26を介して、固定
鉄心27が磁気絶縁固定されている。固定鉄心27は、
ヨーク13の周方向に複数配置されている。この実施形
態では、3個の固定鉄心27が、ヨーク13の周方向に
等角度間隔、即ち120°間隔で取り付けられている。
【0026】固定鉄心27は、図1(a)に示すよう
に、縦断面がほぼC字状に形成され、先端部が向かい合
うように屈曲した形状に形成されている。固定鉄心27
は、ヨーク13の内周面と対向する基端鉄心部28と、
基端鉄心部28の軸方向両端から、それぞれ径方向内側
に突出する突出鉄心部29と、各突出鉄心部29の径方
向内側端部から、軸方向中央部に向かって延びる先端鉄
心部30とを備えて一部材で形成されている。各固定鉄
心27は、その軸方向長さがロータ18の軸方向長さと
同じに形成されている。各固定鉄心27はロータ18と
対向するように配置されている。
【0027】各固定鉄心27において、両先端鉄心部3
0の間には、先端鉄心部30によって固定永久磁石31
が挟持されている。固定永久磁石31は、軸方向に極性
が変化するように配置されている。この実施形態では、
各固定永久磁石31は、第1エンドフレーム14側がS
極、第2エンドフレーム15側がN極になるようにそれ
ぞれ配置されている。
【0028】各固定永久磁石31の軸方向長さは、ロー
タ18の軸方向長さの1/3の長さに形成されている。
固定永久磁石31は、ロータ18が回転する際に、第1
回転永久磁石21と第2回転永久磁石22との隣接部と
対向するようになっている。同様に、固定永久磁石31
は、ロータ18が回転する際に、第3及び第4回転永久
磁石23,24の隣接部に対向するようになっている。
【0029】基端鉄心部28は、基端鉄心部28の軸方
向端部においてインシュレータ26が取り付けられてい
る。このため、基端鉄心部28の中央部とヨーク13と
の間には空間があり、この空間も使用して、各基端鉄心
部28にはコイルが巻装されている。この実施形態で
は、図1(b)中、左上側のコイルを第1コイルL1と
称し、他のコイルは、第1コイルL1から反時計方向に
順に第2コイルL2、第3コイルL3と称する。第1〜
第3コイルL1〜L3は、それぞれ固定永久磁石31と
対向し、軸方向長さが固定永久磁石31とほぼ同じにな
るように形成されている。
【0030】第1〜第3コイルL1〜L3は、給電され
て電磁石になった状態の磁極が、固定永久磁石31にお
ける対向する磁極と同じ磁極になるように巻装されてい
る。即ち、第1〜第3コイルL1〜L3は、電磁石にな
った状態のN極が、固定永久磁石31のN極と対向し、
電磁石になった状態のS極が、固定永久磁石31のS極
と対向するように巻装されている。各固定鉄心27、固
定永久磁石31、第1〜第3コイルL1〜L3の組によ
り、それぞれハイブリッド式磁石が構成されている。ま
た、ハイブリッド式磁石とモータハウジング12とによ
り、ステータが構成されている。
【0031】ロータ18に対して第1エンドフレーム1
4側には、各第1〜第3コイルL1〜L3とほぼ対向す
る位置に、ヨーク13の内周面に取り付けられたブラケ
ットを介して、第1光電素子PT1、第2光電素子PT
2、第3光電素子PT3が等角度間隔(120°間隔)
で取り付けられている。また、回転軸19には、回転遮
光板34が、回転軸19と一体回転可能に取り付けられ
ている。第1エンドフレーム14には、第1〜第3光電
素子PT1〜PT3と対向する位置に、それぞれ光源3
5が取り付けられている。
【0032】回転遮光板34は、図2に示すように、円
板に120°の切欠部が形成された形状に形成されてお
り、回転軸19が回転する際に、第1〜第3光電素子P
T1〜PT3のいずれか1個のみを受光可能にして、他
の光電素子を遮光可能になっている。第1〜第3光電素
子PT1〜PT3は、回転遮光板34によって、光源3
5からの光を順次に受光可能に形成されており、どの光
電素子が受光状態であるかによって、ロータ18の回転
位置を検出可能になっている。
【0033】図2に示すように、第1〜第3光電素子P
T1〜PT3は、それぞれ第1トランジスタTr1、第
2トランジスタTr2、第3トランジスタTr3のベー
スに接続されている。また、第1〜第3コイルL1〜L
3は、それぞれ第1〜第3トランジスタTr1〜Tr3
のコレクタと、共通の電源36のプラス端子との間に接
続されており、第1〜第3トランジスタTr1〜Tr3
のエミッタは、共通の電源36のマイナス端子に接続さ
れている。ブラシレスモータ11では、回転遮光板34
の回転によって受光状態になった光電素子に接続された
トランジスタにおいて、ベースに所定の電圧が入力され
てコレクタとエミッタとが導通可能になる。そして、対
応するコイルに電源36からのコイル励磁電流I1〜I
3のいずれかが流れるようにブラシレスモータ11は構
成されている。
【0034】この実施形態では、ロータ18が図1
(b)及び図2中、反時計方向に回転するように構成さ
れている。また、ロータ18の回転角は、第1及び第2
回転永久磁石21,22が第3コイルL3と対向してい
る状態の回転角θを0°とするように設定されており、
図1及び図2に示す状態では、θ=60°になってい
る。
【0035】次に、上記のように構成されたブラシレス
モータの作用を説明する。図4(a)に示すように、第
1コイルL1が給電されていない状態では、第1コイル
L1と対向する固定永久磁石31の磁力線は、固定永久
磁石31のN極から、N極と隣接する先端鉄心部30、
突出鉄心部29、基端鉄心部28、S極側の突出鉄心部
29、先端鉄心部30を通過して、S極に入る閉回路と
なる。このように基端鉄心部28を通る閉回路を構成す
ることにより、固定永久磁石31の磁力は、ロータ18
側に作用しない状態となる。同様に、第2コイルL2、
第3コイルL3が給電されていない場合でも、それぞれ
対向する固定永久磁石31の磁力線は基端鉄心部28を
通る閉回路を形成し、磁力がロータ18側に作用しない
状態となる。
【0036】ロータ18の第1回転永久磁石21が第1
コイルL1と第3コイルL3との間に存在している状態
(0°<θ<120°)では、回転遮光板34の切欠部
によって第1光電素子PT1が受光状態になる。これに
より、図3に示すように、第1トランジスタTr1のコ
レクタ−エミッタ間が導通状態になって第1コイルL1
にコイル励磁電流I1が給電され、第1コイルL1が電
磁石になる。この電磁石の作用により、図4(b)に示
すように、基端鉄心部28には、図4(a)の磁力線と
逆向きの磁力線が発生する。このため、第1コイルL1
と対向する固定永久磁石31の磁力線は、基端鉄心部2
8を通る閉回路にならず、第1コイルL1による電磁石
の磁力と、この固定永久磁石31による磁力とが合計さ
れた強力な磁力が、ロータ18側に作用する。この合計
された強力な磁力が、ハイブリッド式磁石の磁力とな
る。
【0037】この合計された磁力により、ロータ18の
第3及び第4回転永久磁石23,24は、反発力を受け
る。また、ロータ18の第1及び第2回転永久磁石2
1,22は引張力を受けるため、これらの反発力や引張
力の影響によって、ロータ18は回転する。0°<θ<
30°では、第3及び第4回転永久磁石23,24の方
が、第1及び第2回転永久磁石21,22より第1コイ
ルL1に近いため、ロータ18は主に反発力の影響によ
って回転する。逆に、30°<θ<120°では、第1
及び第2回転永久磁石21,22の方が第3及び第4回
転永久磁石23,24より第1コイルL1に近くなるた
め、ロータ18は主に引張力の影響によって回転する。
このようにして、ロータ18は図中反時計方向に回転す
る。
【0038】第1回転永久磁石21が第1コイルL1と
対向する(θ=120°)と、回転遮光板34によって
第1光電素子PT1が遮光され、第2光電素子PT2が
受光状態になる。このため、コイル励磁電流I1が流れ
なくなり、第1コイルL1と対向する固定永久磁石31
の磁力線は、再び基端鉄心部28を通る閉回路を構成
し、ロータ18側に作用しなくなる。また、第2トラン
ジスタTr2のコレクタ−エミッタ間が導通状態になっ
て第2コイルL2が給電され、第2コイルL2及び第2
コイルL2と対向する固定永久磁石31の磁力がロータ
18側に作用する。この合計された磁力により、ロータ
18の第3及び第4回転永久磁石23,24が反発力を
受け、第1及び第2回転永久磁石21,22が引張力を
受けるため、ロータ18は停止せずに引き続き反時計方
向に回転する(120°<θ<240°)。この場合も
同様に、120°<θ<150°の間ではロータ18は
主に反発力の影響によって回転し、150°<θ<24
0°の間ではロータ18は主に引張力の影響によって回
転する。
【0039】同様に、第1回転永久磁石21が第2コイ
ルL2と対向する(θ=240°)と、回転遮光板34
によって第2光電素子PT2が遮光され、第3光電素子
PT3が受光状態になる。このため、第2コイルL2と
対向する固定永久磁石31の磁力線は再び基端鉄心部2
8を通る閉回路を構成してロータ18側に作用しなくな
り、第3コイルL3及びこれと対向する固定永久磁石3
1の磁力がロータ18側に作用する。この合計された磁
力により、ロータ18の第3及び第4回転永久磁石2
3,24が反発力を受け、第1及び第2回転永久磁石2
1,22が引張力を受けるため、ロータ18は停止せず
に引き続き反時計方向に回転する(240°<θ<36
0°)。
【0040】上記のように、ロータ18は、停止するこ
となく、同様の動作を繰り返して連続回転する。また、
ステータの磁界は、第1コイルL1、第2コイルL2、
第3コイルL3の順番に回転するため、図3の下部に示
すように、反時計方向、即ちロータ18の回転方向と同
じ方向に回転する。
【0041】また、固定鉄心は一つの部材であるため、
ハイブリッド式磁石における磁束の漏れが低減される。
このため、コイルが給電された状態では、電磁石の磁束
がハイブリッド式磁石において漏れることが低減され、
ロータ側に作用する磁力の低減が抑制される。また、コ
イルが給電されていない状態では、固定鉄心27内を一
周する閉回路から固定永久磁石31の磁束が漏れること
が低減されることにより、漏れた磁束がロータ18側に
悪影響を与える可能性が低減される。
【0042】この実施形態によれば、以下のような効果
を有する。 (1)ブラシレスモータ11は、ハイブリッド式磁石が
取り付けられているため、第1〜第3コイルL1〜L3
のいずれか一つが給電されることにより、固定永久磁石
31の磁力と、電磁石の磁力とが合計された強力な磁力
によって、ロータ18を回転できる。
【0043】(2)固定鉄心27は、一つの部材であ
り、縦断面がほぼC字状に形成され、先端部が向かい合
うように屈曲した形状に形成されている。このため、比
較的簡単な構成により、ハイブリッド式磁石における磁
束の漏れを低減して、小型高トルク化を図ることができ
る (3) ロータ18には、第1及び第2回転永久磁石2
1,22と、第3及び第4回転永久磁石23,24と
が、軸方向に隣接して取り付けられ、固定永久磁石31
は、その中央部が、各隣接部に対応するように配置され
ている。このため、固定永久磁石31の軸方向に異なる
磁極が、両方とも一つの回転永久磁石に対向することを
防止でき、ロータ18の軸方向に複数の回転永久磁石を
隣接して取り付けたことによる一層の小型高トルク化を
効果的に図ることができる。
【0044】(4)ロータ18には、第1及び第2回転
永久磁石21,22と、第3及び第4回転永久磁石2
3,24とが、回転軸19を挟んで異なる磁極が対向す
るように取り付けられている。このため、第1及び第2
回転永久磁石21,22による引張力と、第3及び第4
回転永久磁石23,24による反発力とにより、ハイブ
リッド式磁石が周方向に120°間隔でステータに取り
付けられている構成において、効果的にロータ18を回
転できる。
【0045】(5)固定永久磁石31の軸方向長さは、
ロータ18の軸方向長さの1/3に形成されている。こ
のため、その分、固定永久磁石31より径方向外側に位
置する突出鉄心部29の軸方向長さを長く形成でき、突
出鉄心部29において磁束が流れやすくできる。
【0046】(6)回転軸19と一体回転する回転遮光
板34と、第1〜第3光電素子PT1〜PT3との組み
合わせにより、一つの電源36からの電流によってロー
タ18が回転するように第1〜第3コイルL1〜L3の
給電状態を切り換える構成を、比較的簡単に形成でき
る。
【0047】なお、実施形態は上記実施形態に限定され
るものではなく、例えば以下のように変更してもよい。 ・回転永久磁石は、ロータ18の軸方向長さ全部に取り
付けられることに限られず、ロータの軸方向において、
永久磁石が固着された固着域と、永久磁石が固着されな
い非固着域とに区分し、非固着域が固定永久磁石31と
対向しないように形成してもよい。
【0048】例えば、図5に示すように、ロータ18に
は、ロータ18の軸方向長さの1/3に形成した第1〜
第4回転永久磁石41〜44を取り付ける。第1〜第4
回転永久磁石41〜44は、径方向に磁極が変化するよ
うに着磁し、径方向外側がそれぞれN極、S極、S極、
N極になるように形成する。第1〜第4回転永久磁石4
1〜44を取り付けた箇所が固着域であり、第1及び第
2永久磁石41,42の間と、第3及び第4永久磁石4
3,44の間とが非固着域である。そして、これらの非
固着域の軸方向長さが、ロータ18の軸方向長さの1/
3、即ち固定永久磁石31の軸方向長さと同じになるよ
うに形成してもよい。
【0049】この場合でも、ロータ18の第1〜第4回
転永久磁石41〜44は、固定鉄心27と突出鉄心部2
9及び先端鉄心部30において対向しているため、電磁
石の磁力の影響を受けやすく、また、固定永久磁石31
の磁力の影響を受けることが可能になっている。よっ
て、電磁石の磁力と、固定永久磁石31の磁力とが合計
された磁力が第1〜第4回転永久磁石41〜44に作用
するため、小型高トルク化を図った状態で、回転永久磁
石のコストを低減できる。
【0050】・ロータ18には、第1〜第4回転永久磁
石すべてが取り付けられることに限られず、例えば図6
に示すように、ロータ18に第1及び第3回転永久磁石
21,23の一組のみを取り付けただけであってもよ
い。この場合、コイルが給電された状態では、固定永久
磁石31のS極からの磁力と、電磁石の磁力とが合計さ
れた磁力が第1及び第3回転永久磁石21,23に作用
する。よって、この場合でも、小型高トルク化を図った
状態で、回転永久磁石のコストを低減できる。
【0051】・ロータ18に第2及び第4回転永久磁石
22,24の一組のみを取り付け、第1及び第3回転永
久磁石21,23を取り付けなくてもよい。 ・ステータには、ハイブリッド式磁石が周方向において
3箇所に取り付けられることに限られず、例えば4箇所
以上に取り付け、それに対応して光電素子の数を増して
もよい。
【0052】・ロータには、回転永久磁石が周方向にお
いて2箇所に取り付けられることに限られず、例えば4
以上の偶数箇所に取り付けるように形成してもよい。 ・固定永久磁石31は、その軸方向長さが、ロータ18
の軸方向長さの1/3の長さに形成されることに限られ
ず、例えば1/3より短く形成してもよい。また、1/
3より長く形成してもよい。
【0053】・本発明を実施するブラシレスモータは、
インナロータ型に限られず、例えばアウタロータ型であ
ってもよい。 ・ロータの位置を検出するセンサは、光電素子であるこ
とに限られず、例えばホール素子であってもよい。
【0054】上記各実施形態から把握できる技術的思想
について、以下に追記する。 (1) 請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載の発
明において、前記固定永久磁石の軸方向長さは、前記ロ
ータの軸方向長さの1/3以下に形成されている。
【0055】(2) 請求項1〜請求項5及び(1)の
いずれか一つに記載の発明において、前記ハイブリッド
式磁石は、周方向に120°間隔で設けられ、前記回転
永久磁石は、周方向に180°間隔で設けられ、回転中
心を挟んで対向する磁極同士が異なるように設けられて
いる。
【0056】(3) 請求項1〜請求項5、(1)及び
(2)のいずれか一つに記載の発明において、前記ハイ
ブリッド式磁石の前記コイルへの給電は、前記回転軸と
一体回転可能な回転遮光板によって、光電素子の受光状
態と遮光状態とが切り換えられることにより、切り換え
可能に構成されている。
【0057】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1〜請求項
5に記載の発明によれば、ハイブリッド式磁石における
磁束の漏れを低減して、小型高トルク化を図ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は(b)のIA−IA線模式断面図、
(b)はブラシレスモータの模式断面図。
【図2】同じく模式回路図。
【図3】作用を示す説明図。
【図4】(a)は作用を示す模式部分断面図、(b)は
同じく模式部分断面図。
【図5】別例の模式断面図。
【図6】他の別例の模式断面図。
【図7】従来のハイブリッド式磁石の模式図。
【符号の説明】
11…ブラシレスモータ、12…モータハウジング1
2、18…ロータ、21〜24,41〜44…第1〜第
4回転永久磁石、27…固定鉄心、28…基端鉄心部、
29…突出鉄心部、30…先端鉄心部、31…固定永久
磁石、L1〜L3…第1〜第3コイル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // H02K 11/00 H02K 11/00 C Fターム(参考) 5H002 AA09 AB04 AB06 AC04 AE07 AE08 5H019 AA07 BB08 BB15 BB27 CC03 CC08 DD09 EE10 EE13 5H611 AA01 BB07 PP07 QQ03 RR05 TT02 UA04 5H621 BB10 GA02 GA04 GA12 GA20 HH01 5H622 AA03 CA02 CA12 CB01 CB04

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転永久磁石と一体回転可能なロータ
    と、 周方向に複数配置され、前記ロータが回転するように極
    性を変化させるようにそれぞれ給電されるハイブリッド
    式磁石及び前記ハイブリッド式磁石を磁気絶縁固定する
    ハウジングからなるステータとを備えたブラシレスモー
    タであって、 前記ハイブリッド式磁石は、 給電されるコイルと、前記コイルが巻装された固定鉄心
    と、軸方向に極性が変化するように配置された状態で、
    その両端が前記固定鉄心に当接された固定永久磁石とを
    備えていることを特徴とするブラシレスモータ。
  2. 【請求項2】 回転永久磁石と一体回転可能なロータ
    と、 周方向に複数配置され、前記ロータが回転するように極
    性を変化させるようにそれぞれ給電されるハイブリッド
    式磁石及び前記ハイブリッド式磁石を磁気絶縁固定する
    ハウジングからなるステータとを備えたブラシレスモー
    タであって、 前記ハイブリッド式磁石は、 給電されるコイルと、前記ハウジング側に固定され前記
    コイルが巻装される基端鉄心部と、前記基端鉄心部の各
    軸方向端部から前記ロータ方向に突出する突出鉄心部
    と、前記各突出鉄心部の前記ロータ側端部から軸方向中
    央部に向かって延びる先端鉄心部とを備えて一部材で構
    成された固定鉄心と、軸方向に極性が変化するように配
    置された状態で、その両端が前記先端鉄心部と当接する
    固定永久磁石とを備えていることを特徴とするブラシレ
    スモータ。
  3. 【請求項3】 前記回転永久磁石は、前記ロータの軸方
    向に複数隣接して取り付けられ、前記固定永久磁石は、
    その軸方向の中央部が、前記回転永久磁石の軸方向の隣
    接部と対向するように配置されたことを特徴とする請求
    項1又は請求項2に記載のブラシレスモータ。
  4. 【請求項4】 前記回転永久磁石は、前記ロータの軸方
    向に複数離間して取り付けられ、前記固定永久磁石は、
    前記ロータにおいて前記回転永久磁石が取り付けられて
    いない領域と対向するように配置されたことを特徴とす
    る請求項1又は請求項2に記載のブラシレスモータ。
  5. 【請求項5】 前記回転永久磁石は、前記ロータの軸方
    向中央部から一端までを覆うように取り付けられ、前記
    固定永久磁石は、その軸方向の中央部が、前記ロータの
    軸方向中央部と対向するように配置されたことを特徴と
    する請求項1又は請求項2に記載のブラシレスモータ。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006004365A (ja) * 2004-06-21 2006-01-05 Noritsu Koki Co Ltd 付帯情報付撮影画像出力方法及び装置
WO2006025118A1 (ja) * 2004-09-02 2006-03-09 Iichi Okuno 複合発電機
KR100692384B1 (ko) 2005-12-21 2007-03-12 유동옥 내륜 구동 회전자를 구비한 단상 센서리스 무정류자 직류발전 모터 어셈블리 및 이를 이용한 구동 방법
EP1744435A3 (de) * 2003-08-18 2007-04-18 Vorwerk & Co. Interholding GmbH Reluktanzmotor

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