JP2003153407A - ガス絶縁開閉装置 - Google Patents
ガス絶縁開閉装置Info
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- JP2003153407A JP2003153407A JP2001342021A JP2001342021A JP2003153407A JP 2003153407 A JP2003153407 A JP 2003153407A JP 2001342021 A JP2001342021 A JP 2001342021A JP 2001342021 A JP2001342021 A JP 2001342021A JP 2003153407 A JP2003153407 A JP 2003153407A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】接地開閉器を介して変圧器接続母線により変圧
器と直結されるガス絶縁変圧器は、変圧器接続母線と接
地開閉器がそれぞれ別々の容器に収納されて設置されて
いるため大きな設置スペースを必要としていた。 【解決手段】変圧器接続母線の容器内に接地開閉器を収
納し、容器を共通とする。
器と直結されるガス絶縁変圧器は、変圧器接続母線と接
地開閉器がそれぞれ別々の容器に収納されて設置されて
いるため大きな設置スペースを必要としていた。 【解決手段】変圧器接続母線の容器内に接地開閉器を収
納し、容器を共通とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は発電所、変電所など
の電気所で使用されるガス絶縁開閉装置に関するもの
で、特に変圧器回線において変圧器と接続導体を介して
直結される変圧器直結形のガス絶縁開閉装置に関する。
の電気所で使用されるガス絶縁開閉装置に関するもの
で、特に変圧器回線において変圧器と接続導体を介して
直結される変圧器直結形のガス絶縁開閉装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電力系統に建設される発電所や変電所な
どの電気所には発電、送電、変電などの各機能に付随し
て各種の電気設備が備えられている。それらの電気設備
の内、変圧器やガス絶縁開閉装置などの電気機器は電力
系統における電気設備として重要な役割を果たしてい
る。これらの電気機器で電気所が構成される場合、従来
は変圧器とガス絶縁開閉装置とを別々の単独設備として
製作し、電気所内の所定の場所に設置した後、各々の電
気機器を架線や電力ケーブルで電気的に接続することが
多かった。このような電気機器の設置構成を採用した場
合、変圧器やガス絶縁開閉装置のそれぞれの据付スペー
スを必要とする他に、両者を接続する架線や電力ケーブ
ルの設置スペースも必要となり全体として広い設置スペ
ースを必要としていた。特に都市近郊の変電所などに設
置される場合には土地取得難から広い設置スペースを確
保できない場合も起こり得る。そこで少しでも設置スペ
ースを縮小するために変圧器とガス絶縁開閉装置とを油
−ガスブッシングを介して直結した構成にすることも考
えられている。しかしながら変圧器とガス絶縁開閉装置
を直結するために油−ガスブッシングを採用した場合、
油−ガスブッシングを収納する接続母線が必要となるた
めその分の設置スペースが必要となり、いまだ満足のい
く設置スペースの縮小化は図られていないのが現状であ
る。
どの電気所には発電、送電、変電などの各機能に付随し
て各種の電気設備が備えられている。それらの電気設備
の内、変圧器やガス絶縁開閉装置などの電気機器は電力
系統における電気設備として重要な役割を果たしてい
る。これらの電気機器で電気所が構成される場合、従来
は変圧器とガス絶縁開閉装置とを別々の単独設備として
製作し、電気所内の所定の場所に設置した後、各々の電
気機器を架線や電力ケーブルで電気的に接続することが
多かった。このような電気機器の設置構成を採用した場
合、変圧器やガス絶縁開閉装置のそれぞれの据付スペー
スを必要とする他に、両者を接続する架線や電力ケーブ
ルの設置スペースも必要となり全体として広い設置スペ
ースを必要としていた。特に都市近郊の変電所などに設
置される場合には土地取得難から広い設置スペースを確
保できない場合も起こり得る。そこで少しでも設置スペ
ースを縮小するために変圧器とガス絶縁開閉装置とを油
−ガスブッシングを介して直結した構成にすることも考
えられている。しかしながら変圧器とガス絶縁開閉装置
を直結するために油−ガスブッシングを採用した場合、
油−ガスブッシングを収納する接続母線が必要となるた
めその分の設置スペースが必要となり、いまだ満足のい
く設置スペースの縮小化は図られていないのが現状であ
る。
【0003】図6は電力系統回路における従来の変圧器
回線を示す単結線図である。図において、所内母線1か
ら分岐した変圧器回線2には断路器3を介して遮断器4
が接続され、遮断器4には接続導体5を介して例えば油
入りの変圧器6が接続されている。遮断器4の両側には
接地開閉器7a、7bが大地との間に接続されている。
8は変圧器回線2に設けられた計器用変流器などの計器
用変成器である。
回線を示す単結線図である。図において、所内母線1か
ら分岐した変圧器回線2には断路器3を介して遮断器4
が接続され、遮断器4には接続導体5を介して例えば油
入りの変圧器6が接続されている。遮断器4の両側には
接地開閉器7a、7bが大地との間に接続されている。
8は変圧器回線2に設けられた計器用変流器などの計器
用変成器である。
【0004】図7は従来の変圧器とガス絶縁開閉装置と
を直結した状態の構成を示す正面図であり、図6の単結
線図と同一の部分に関しては同一の符号を付している。
図に示すように、従来の変圧器直結形のガス絶縁開閉装
置では変圧器6と遮断器4との接続導体として油−ガス
ブッシング9を容器10内に収納した変圧器接続母線1
1を設け、この変圧器接続母線11により変圧器6と接
続している。また遮断器4の一方の口出し部4aと前記
変圧器接続母線11との間には別の専用の容器12に収
納された変圧器側の接地開閉器7bが設けられ、遮断器
4はこの接地開閉器7bを介して変圧器6に電気的に接
続されている。遮断器4の他方の口出し部4bには断路
器3やガス絶縁母線1、母線側の接地開閉器などが接続
されガス絶縁開閉装置GISを構成している。
を直結した状態の構成を示す正面図であり、図6の単結
線図と同一の部分に関しては同一の符号を付している。
図に示すように、従来の変圧器直結形のガス絶縁開閉装
置では変圧器6と遮断器4との接続導体として油−ガス
ブッシング9を容器10内に収納した変圧器接続母線1
1を設け、この変圧器接続母線11により変圧器6と接
続している。また遮断器4の一方の口出し部4aと前記
変圧器接続母線11との間には別の専用の容器12に収
納された変圧器側の接地開閉器7bが設けられ、遮断器
4はこの接地開閉器7bを介して変圧器6に電気的に接
続されている。遮断器4の他方の口出し部4bには断路
器3やガス絶縁母線1、母線側の接地開閉器などが接続
されガス絶縁開閉装置GISを構成している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したような従来の
変圧器直結形のガス絶縁開閉装置においては、変圧器接
続母線11と接地開閉器7bとはそれぞれ別々の容器を
有した構成となっている。このため、遮断器4と変圧器
6との間には変圧器接続母線11と変圧器側の接地開閉
器7bとをそれぞれの容器10、12を含めて配置する
だけのスペースが必要であると共に、その接続、組立の
ためのスペースも確保しなければならず、設置スペース
が大きくなり、ガス絶縁開閉装置の縮小化が困難であっ
た。またその分土地代なども含めてコスト高となってい
た。
変圧器直結形のガス絶縁開閉装置においては、変圧器接
続母線11と接地開閉器7bとはそれぞれ別々の容器を
有した構成となっている。このため、遮断器4と変圧器
6との間には変圧器接続母線11と変圧器側の接地開閉
器7bとをそれぞれの容器10、12を含めて配置する
だけのスペースが必要であると共に、その接続、組立の
ためのスペースも確保しなければならず、設置スペース
が大きくなり、ガス絶縁開閉装置の縮小化が困難であっ
た。またその分土地代なども含めてコスト高となってい
た。
【0006】本発明は、上述したような従来技術の課題
を解決し、さらに設置スペースを縮小し、コスト低減を
図った変圧器直結形のガス絶縁開閉装置を提供すること
を目的とする。
を解決し、さらに設置スペースを縮小し、コスト低減を
図った変圧器直結形のガス絶縁開閉装置を提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載のガス絶縁開閉装置の発明は、接続
導体を容器内に収納した変圧器接続母線により接地開閉
器を介して遮断器が変圧器に直結されるガス絶縁開閉装
置において、変圧器接続母線の容器内に接地開閉器を収
納したことを特徴とする。請求項2に記載のガス絶縁開
閉装置の発明は、請求項1に記載の発明において、接続
導体が油−ガスブッシングであることを特徴とする。
に、請求項1に記載のガス絶縁開閉装置の発明は、接続
導体を容器内に収納した変圧器接続母線により接地開閉
器を介して遮断器が変圧器に直結されるガス絶縁開閉装
置において、変圧器接続母線の容器内に接地開閉器を収
納したことを特徴とする。請求項2に記載のガス絶縁開
閉装置の発明は、請求項1に記載の発明において、接続
導体が油−ガスブッシングであることを特徴とする。
【0008】請求項3に記載のガス絶縁開閉装置の発明
は、請求項1に記載の発明において、接続導体が絶縁ス
ペーサの導体であることを特徴とする。請求項1乃至3
記載の発明によれば、接地開閉器専用の別タンクを不要
とし、設置スペースを縮小する。
は、請求項1に記載の発明において、接続導体が絶縁ス
ペーサの導体であることを特徴とする。請求項1乃至3
記載の発明によれば、接地開閉器専用の別タンクを不要
とし、設置スペースを縮小する。
【0009】請求項4に記載のガス絶縁開閉装置の発明
は、請求項1乃至3のいずれかに記載の発明において、
変圧器接続母線の容器と変圧器の容器とをフレキシブル
タンクを介して接続し、接続導体を切離し導体としたこ
とを特徴とする。この発明によれば、変圧器接続母線の
容器とフレキシブルタンクとを外し、フレキシブルタン
クを縮めることにより、切離し導体が露出され、切離し
導体と油−ガスブッシングとを切離すことができる。
は、請求項1乃至3のいずれかに記載の発明において、
変圧器接続母線の容器と変圧器の容器とをフレキシブル
タンクを介して接続し、接続導体を切離し導体としたこ
とを特徴とする。この発明によれば、変圧器接続母線の
容器とフレキシブルタンクとを外し、フレキシブルタン
クを縮めることにより、切離し導体が露出され、切離し
導体と油−ガスブッシングとを切離すことができる。
【0010】請求項5に記載のガス絶縁開閉装置の発明
は、請求項1乃至4のいずれかに記載の発明において、
変圧器接続母線の容器内に計器用変成器を収納したこと
を特徴とする。この発明によれば、変圧器側の計器用変
成器設置スペースが削減され、据付スペースを縮小す
る。
は、請求項1乃至4のいずれかに記載の発明において、
変圧器接続母線の容器内に計器用変成器を収納したこと
を特徴とする。この発明によれば、変圧器側の計器用変
成器設置スペースが削減され、据付スペースを縮小す
る。
【0011】請求項6に記載のガス絶縁開閉装置の発明
は、請求項1乃至5のいずれかに記載の発明において、
変圧器接続母線の接続導体をほぼ垂直方向に配置し、ガ
ス絶縁開閉装置からの引出しをほぼL形としたことを特
徴とする。この発明によれば、ガス絶縁開閉装置と変圧
器との水平方向の距離を縮小し、設置スペースを縮小す
る。
は、請求項1乃至5のいずれかに記載の発明において、
変圧器接続母線の接続導体をほぼ垂直方向に配置し、ガ
ス絶縁開閉装置からの引出しをほぼL形としたことを特
徴とする。この発明によれば、ガス絶縁開閉装置と変圧
器との水平方向の距離を縮小し、設置スペースを縮小す
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明によるガス絶縁開閉
装置の第1の実施の形態について図を参照して説明す
る。図1は本発明のガス絶縁開閉装置の第1の実施の形
態を示す正面図である。本発明によるガス絶縁開閉装置
GISにおいては、変圧器6と遮断器4との接続は容器
10内に油−ガスブッシング9を収納した変圧器接続母
線11により行う。また変圧器側の接地開閉器7bは前
記変圧器接続母線11の容器10内に収納され、一端を
導体13を介して油−ガスブッシング9に接続し、他端
を遮断器4の一方の口出し部4aに接続している。遮断
器4の他方の口出し部4bには断路器3やガス絶縁母線
1、母線側の接地開閉器などが接続されガス絶縁開閉装
置GISを構成している。
装置の第1の実施の形態について図を参照して説明す
る。図1は本発明のガス絶縁開閉装置の第1の実施の形
態を示す正面図である。本発明によるガス絶縁開閉装置
GISにおいては、変圧器6と遮断器4との接続は容器
10内に油−ガスブッシング9を収納した変圧器接続母
線11により行う。また変圧器側の接地開閉器7bは前
記変圧器接続母線11の容器10内に収納され、一端を
導体13を介して油−ガスブッシング9に接続し、他端
を遮断器4の一方の口出し部4aに接続している。遮断
器4の他方の口出し部4bには断路器3やガス絶縁母線
1、母線側の接地開閉器などが接続されガス絶縁開閉装
置GISを構成している。
【0013】このような構成のガス絶縁開閉装置GIS
であると、油−ガスブッシング9と変圧器側の接地開閉
器7bとが共に変圧器接続母線11の容器10内に収納
されているため改めて接地開閉器7bを収納する容器を
別に設ける必要がなく、別々に容器を設けたものに比べ
て設置スペースが大幅に縮小される。またあらかじめ接
地開閉器7bと油−ガスブッシング9とを電気的に接続
しておけば従来のように現地において容器同士の接続、
組立に要するスペースも必要なくなり、設置スペースが
さらに縮小化され、コストの低減が図れる。
であると、油−ガスブッシング9と変圧器側の接地開閉
器7bとが共に変圧器接続母線11の容器10内に収納
されているため改めて接地開閉器7bを収納する容器を
別に設ける必要がなく、別々に容器を設けたものに比べ
て設置スペースが大幅に縮小される。またあらかじめ接
地開閉器7bと油−ガスブッシング9とを電気的に接続
しておけば従来のように現地において容器同士の接続、
組立に要するスペースも必要なくなり、設置スペースが
さらに縮小化され、コストの低減が図れる。
【0014】次に本発明の第2の実施の形態について図
2を参照して説明する。図2において図1と同一部分は
同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。本実施の形
態においては、変圧器接続母線11の容器10と変圧器
タンク6との間にベローズで出来たフレキシブルタンク
14を介在させ、接地開閉器7bと油−ガスブッシング
9とを接続する導体を切離し導体15により構成する。
この切離し導体15は変圧器接続母線11の容器10と
フレキシブルタンク14との接続フランジ16に対応す
るような位置に配置する。
2を参照して説明する。図2において図1と同一部分は
同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。本実施の形
態においては、変圧器接続母線11の容器10と変圧器
タンク6との間にベローズで出来たフレキシブルタンク
14を介在させ、接地開閉器7bと油−ガスブッシング
9とを接続する導体を切離し導体15により構成する。
この切離し導体15は変圧器接続母線11の容器10と
フレキシブルタンク14との接続フランジ16に対応す
るような位置に配置する。
【0015】このような実施の形態によれば、第1の実
施の形態による効果に加え、変圧器接続母線11の容器
10とフレキシブルタンク14との接続を接続フランジ
16部で外し、フレキシブルタンク15を縮めることに
より、切離し導体15が露出され、切離し導体15と油
−ガスブッシング9とを切離すことができる。これによ
りそれぞれの機器の点検の際の分解作業が容易に行え
る。
施の形態による効果に加え、変圧器接続母線11の容器
10とフレキシブルタンク14との接続を接続フランジ
16部で外し、フレキシブルタンク15を縮めることに
より、切離し導体15が露出され、切離し導体15と油
−ガスブッシング9とを切離すことができる。これによ
りそれぞれの機器の点検の際の分解作業が容易に行え
る。
【0016】次に本発明の第3の実施の形態について図
3を参照して説明する。図3において図1と同一部分は
同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。本実施の形
態においては、変圧器接続母線11の容器10内部に導
体13を取り囲むように計器用変流器8を取り付けてい
る。
3を参照して説明する。図3において図1と同一部分は
同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。本実施の形
態においては、変圧器接続母線11の容器10内部に導
体13を取り囲むように計器用変流器8を取り付けてい
る。
【0017】このような実施の形態によれば、第1の実
施の形態による効果に加え、従来変圧器側に取付けてい
た計器用変流器8を変圧器接続母線11の容器10内部
に接地開閉器7bと共に収納することによって変圧器側
のスペースが削減され、据付スペースの縮小化が図れ
る。
施の形態による効果に加え、従来変圧器側に取付けてい
た計器用変流器8を変圧器接続母線11の容器10内部
に接地開閉器7bと共に収納することによって変圧器側
のスペースが削減され、据付スペースの縮小化が図れ
る。
【0018】次に本発明の第4の実施の形態について図
4を参照して説明する。図4において図1と同一部分は
同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。本実施の形
態においては、ガス絶縁開閉装置GISと変圧器6の接
続部に油−ガスブッシングの代わりにエポキシ製絶縁ス
ペーサ17を用いて、絶縁スペーサ17の中心導体を介
してガス絶縁開閉装置GISの遮断器4と変圧器6とを
直結している。
4を参照して説明する。図4において図1と同一部分は
同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。本実施の形
態においては、ガス絶縁開閉装置GISと変圧器6の接
続部に油−ガスブッシングの代わりにエポキシ製絶縁ス
ペーサ17を用いて、絶縁スペーサ17の中心導体を介
してガス絶縁開閉装置GISの遮断器4と変圧器6とを
直結している。
【0019】このような実施の形態によれば、第1の実
施の形態による効果に加え、ガス絶縁開閉装置GISの
遮断器4と変圧器6との接続部の導体軸方向の長さが短
くなりさらに据付スペースの縮小化が図れる。また接続
部の構造が簡素化されるため、作業性の向上、コストの
低減の効果がある。
施の形態による効果に加え、ガス絶縁開閉装置GISの
遮断器4と変圧器6との接続部の導体軸方向の長さが短
くなりさらに据付スペースの縮小化が図れる。また接続
部の構造が簡素化されるため、作業性の向上、コストの
低減の効果がある。
【0020】次に本発明の第5の実施の形態について図
5を参照して説明する。図5において図1と同一部分は
同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。本実施の形
態においては、変圧器接続母線11の容器10を縦配置
とし、接続導体である絶縁スペーサ17の導体をほぼ垂
直に配置し、ガス絶縁開閉装置GISからの引き出し、
および変圧器6からの引出しをほぼL形としている。
5を参照して説明する。図5において図1と同一部分は
同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。本実施の形
態においては、変圧器接続母線11の容器10を縦配置
とし、接続導体である絶縁スペーサ17の導体をほぼ垂
直に配置し、ガス絶縁開閉装置GISからの引き出し、
および変圧器6からの引出しをほぼL形としている。
【0021】このような実施の形態によれば、第1の実
施の形態の効果に加え、変圧器6とガス絶縁開閉装置G
ISの水平方向の距離を小さくすることができ、さらに
据付スペースの縮小化が図れる。
施の形態の効果に加え、変圧器6とガス絶縁開閉装置G
ISの水平方向の距離を小さくすることができ、さらに
据付スペースの縮小化が図れる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
接続導体を容器内に収納した変圧器接続母線により接地
開閉器を介して遮断器が変圧器に直結されるガス絶縁開
閉装置において、変圧器接続母線の容器内に接地開閉器
を収納するようにしたので、さらに設置スペースを縮小
し、コスト低減を図った変圧器直結形のガス絶縁開閉装
置を提供することが出来る。
接続導体を容器内に収納した変圧器接続母線により接地
開閉器を介して遮断器が変圧器に直結されるガス絶縁開
閉装置において、変圧器接続母線の容器内に接地開閉器
を収納するようにしたので、さらに設置スペースを縮小
し、コスト低減を図った変圧器直結形のガス絶縁開閉装
置を提供することが出来る。
【図1】本発明の第1の実施の形態によるガス絶縁開閉
装置を示す正面図。
装置を示す正面図。
【図2】本発明の第2の実施の形態によるガス絶縁開閉
装置を示す正面図。
装置を示す正面図。
【図3】本発明の第3の実施の形態によるガス絶縁開閉
装置を示す正面図。
装置を示す正面図。
【図4】本発明の第4の実施の形態によるガス絶縁開閉
装置を示す正面図。
装置を示す正面図。
【図5】本発明の第5の実施の形態によるガス絶縁開閉
装置を示す正面図。
装置を示す正面図。
【図6】電力系統回路における変圧器回線の単結線図。
【図7】従来のガス絶縁開閉装置を示す正面図。
1…母線、2…変圧器回線、4…遮断器、4a、4b…
口出し部、5…接続導体、6…変圧器、7a、7b…接
地開閉器、8…計器用変成器、9…油−ガスブッシン
グ、10…容器、11…変圧器接続母線、12…容器、
14…フレキシブルタンク、15…切離し導体、17…
絶縁スペーサ、GIS…ガス絶縁開閉装置。
口出し部、5…接続導体、6…変圧器、7a、7b…接
地開閉器、8…計器用変成器、9…油−ガスブッシン
グ、10…容器、11…変圧器接続母線、12…容器、
14…フレキシブルタンク、15…切離し導体、17…
絶縁スペーサ、GIS…ガス絶縁開閉装置。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
H02B 13/06 E
Claims (6)
- 【請求項1】 接続導体を容器内に収納した変圧器接続
母線により接地開閉器を介して遮断器が変圧器に直結さ
れるガス絶縁開閉装置において、変圧器接続母線の容器
内に接地開閉器を収納したことを特徴とするガス絶縁開
閉装置。 - 【請求項2】 接続導体が油−ガスブッシングである請
求項1記載のガス絶縁開閉装置。 - 【請求項3】 接続導体が絶縁スペーサの導体である請
求項1記載のガス絶縁開閉装置。 - 【請求項4】 変圧器接続母線の容器と変圧器の容器と
をフレキシブルタンクを介して接続し、接続導体を切離
し導体としたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれ
かに記載のガス絶縁開閉装置。 - 【請求項5】 変圧器接続母線の容器内に計器用変成器
を収納したことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか
に記載のガス絶縁開閉装置。 - 【請求項6】 変圧器接続母線の接続導体をほぼ垂直方
向に配置し、ガス絶縁開閉装置からの引出しをほぼL形
としたことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記
載のガス絶縁開閉装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001342021A JP2003153407A (ja) | 2001-11-07 | 2001-11-07 | ガス絶縁開閉装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001342021A JP2003153407A (ja) | 2001-11-07 | 2001-11-07 | ガス絶縁開閉装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003153407A true JP2003153407A (ja) | 2003-05-23 |
Family
ID=19155955
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001342021A Pending JP2003153407A (ja) | 2001-11-07 | 2001-11-07 | ガス絶縁開閉装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003153407A (ja) |
-
2001
- 2001-11-07 JP JP2001342021A patent/JP2003153407A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
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