JP2003152895A - 個人情報公開システムと情報の公開方法 - Google Patents

個人情報公開システムと情報の公開方法

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JP2003152895A
JP2003152895A JP2001353798A JP2001353798A JP2003152895A JP 2003152895 A JP2003152895 A JP 2003152895A JP 2001353798 A JP2001353798 A JP 2001353798A JP 2001353798 A JP2001353798 A JP 2001353798A JP 2003152895 A JP2003152895 A JP 2003152895A
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mobile phone
access
telephone
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JP2001353798A
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Makiko Saito
真希子 齋藤
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 個人情報を安全に希望する相手方に通知する
ことを可能にした個人情報公開システムを提供する。 【解決手段】 個人情報を公開する側の第1のユーザの
携帯電話機又は電話機103と、第1のユーザの個人情
報を受け取る側の第2のユーザの携帯電話機であって、
当該携帯電話機の電話番号を相手側に通知する機能を有
する第2のユーザの携帯電話機104と、第1のユーザ
の携帯電話機又は電話機103の電話番号と、第2のユ
ーザの携帯電話機104の電話番号と、第1のユーザが
公開したい個人情報204とを少なくとも含むデータベ
ース106と、第2のユーザが第1のユーザの個人情報
を取得するために、当該個人情報公開システムにアクセ
スした時、このアクセスが、正当なアクセスであるか否
かを認証する認証手段107と、個人情報204を第2
のユーザの携帯電話機104に通知する公開情報の通知
手段109とを含むことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、個人情報公開シス
テムと情報の公開方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、メールアドレスなどの個人情
報の交換は、書類や口答で行われることがほとんどであ
る。このため、情報を変更した場合は、変更した情報を
相手に対して公開する必要がある。このとき、全ての情
報を全ての人に再公開するのではなく、変更を所定の人
にのみ公開したいという要求がある。このような場合、
個人情報をデータベース化しておき、アクセス可能にす
るという方法がある。
【0003】しかしながら、このような従来の方法に
は、以下のような問題があった。
【0004】第一の欠点として、メールアドレスを入手
する際には、人間同士の書類の交換や、一方の者が、他
方の者にメールアドレスを教えて、そのアドレスにメー
ルを送信してメールアドレスを互いに知る方法等があ
る。これらの方法では、メールアドレスを携帯電話など
に入力するという作業が発生する。メールアドレスの入
力は、アルファベット及び数値の組み合わせによるもの
もあり、文字種の変更があるごとに入力モードの切り替
えを必要とする。特に、アルファベットの場合、数値の
ように一つのキーに一つのアルファベットが割り当てら
れているわけではないから、アルファベットの入力の
際、何度もキーを操作しなければならず、非常に手間が
かかり、間違えやすいという欠点もある。
【0005】第二の欠点として、携帯電話で個人情報に
アクセスする方法では、パスワードを予め教えることで
必要な情報にアクセス出来るようにするという方法が一
般的であるが、パスワードを利用した場合、流出の恐れ
があり、教えた当人以外の人物が個人情報にアクセスし
た場合、認証部分で不正なアクセスを識別することがで
きないという欠点がある。
【0006】また、第三の欠点として、第二の欠点で述
べたように、パスワードが流出してしまった場合、パス
ワードの変更をしない限り情報の流出を防ぐことができ
ない。また、パスワードが流出し、不正アクセスが行わ
れていたとしても、流出に気づきにくいという欠点もあ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
した従来技術の欠点を改良し、特に、個人情報を安全に
希望する相手方に通知することを可能にした新規な個人
情報公開システムと情報の公開方法を提供するものであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記した目的を
達成するため、基本的には、以下に記載されたような技
術構成を採用するものである。
【0009】即ち、本発明に係わる個人情報公開システ
ムの第1態様は、個人情報公開システムであって、個人
情報を公開する側の第1のユーザの携帯電話機又は電話
機と、前記第1のユーザの個人情報を受け取る側の第2
のユーザの携帯電話機であって、当該携帯電話機の電話
番号を相手側に通知する機能を有する第2のユーザの携
帯電話機と、前記第1のユーザの携帯電話機又は電話機
の電話番号と、前記第2のユーザの携帯電話機の電話番
号と、前記第1のユーザが公開したい個人情報とを少な
くとも含むデータベースと、前記第2のユーザが前記第
1のユーザの個人情報を取得するために、当該個人情報
公開システムにアクセスした時、このアクセスが、正当
なアクセスであるか否かを認証する認証手段と、前記デ
ータベース及び認証手段を制御するサーバと、前記アク
セスが、許可された前記第2のユーザの携帯電話機から
のものであることを前記認証手段が認証した時、前記個
人情報を前記第2のユーザの携帯電話機に通知する公開
情報の通知手段と、を少なくとも含むことを特徴とする
ものであり、叉、第2態様は、前記第2のユーザの携帯
電話機が、当該個人情報公開システムへアクセスする
際、当該個人情報公開システムに接続するための電話番
号に続いて、前記第1のユーザの携帯電話機又は電話機
の電話番号を入力することで、当該個人情報公開システ
ムを呼び出し、且つ、前記認証手段は、受信した前記第
1のユーザの携帯電話機又は電話機の電話番号が前記デ
ータベースの第1の位置に登録され、且つ、前記第2の
ユーザの携帯電話機の電話番号が前記データベースの第
2の位置に登録されている時、当該個人情報公開システ
ムへのアクセスが正当なアクセスであるとして認証する
ことを特徴とするものであり、叉、第3態様は、前記デ
ータベースは、前記第2のユーザの携帯電話機からのア
クセスを許可するアクセス許可期間をデータとして備
え、前記認証手段は、前記第2のユーザの携帯電話機か
らのアクセスが前記アクセス許可期間内のアクセスの場
合のみ、正当なアクセスとして認証するように構成した
ことを特徴とするものであり、叉、第4態様は、前記デ
ータベースには、前記第1のユーザが公開したい複数の
個人情報と、前記第1のユーザの携帯電話機又は電話機
の電話番号に対応して、前記複数の個人情報の内の公開
したい個人情報を特定するための識別手段とを格納し、
前記第1のユーザ毎に異なる個人情報を公開するように
構成したことを特徴とするものであり、叉、第5態様
は、前記公開される個人情報が、前記第1のユーザのメ
ールアドレスであることを特徴とするものであり、叉、
第6態様は、前記公開される個人情報は、音声による通
知、ウェブサイトからの通知、電子メールによる通知の
何れかの通知手段で通知されることを特徴とするもので
あり、叉、第7態様は、前記個人情報公開システムのサ
ーバは、受信した前記第2のユーザの携帯電話機の電話
番号に基づき、自動的にメールアドレスを生成し、この
メールアドレスを用いて、前記第2のユーザの携帯電話
機に前記個人情報を通知することを特徴とするものであ
り、叉、第8態様は、個人情報公開システムであって、
個人情報を公開する側の第1のユーザの携帯電話機又は
電話機と、前記第1のユーザの個人情報を受け取る側の
第2のユーザの携帯電話機であって、当該携帯電話機の
電話番号を相手側に通知する機能を有する第2のユーザ
の携帯電話機と、前記第1のユーザの携帯電話機又は電
話機のメモリ装置内に格納される前記第1のユーザの携
帯電話機又は電話機の電話番号と、前記第2のユーザの
携帯電話機の電話番号と、前記第1のユーザが公開した
い個人情報とを少なくとも含む認証用データと、前記第
2のユーザが前記第1のユーザの個人情報を取得するた
めに、前記第1のユーザの携帯電話機又は電話機の前記
認証用データをアクセスする際、当該アクセスが、正当
なアクセスであるか否かを認証する認証手段と、前記認
証用データのアクセスが、許可された前記第2のユーザ
の携帯電話機からのものであることを前記認証手段が認
証した時、前記個人情報を前記第2のユーザの携帯電話
機に通知する公開情報の通知手段と、を少なくとも含む
ことを特徴とするものであり、叉、第9態様は、前記第
2のユーザの携帯電話機が、前記第1のユーザの携帯電
話機又は電話機へアクセスする際、前記第1のユーザの
携帯電話機又は電話機の電話番号に続いて、前記第2の
ユーザの携帯電話機の電話番号を入力することで、前記
第1のユーザの携帯電話機又は電話機を呼び出し、且
つ、前記第1のユーザの携帯電話機又は電話機の認証手
段は、受信した前記第1のユーザの携帯電話機又は電話
機の電話番号が前記認証用データの第1の位置に登録さ
れ、且つ、前記第2のユーザの携帯電話機の電話番号が
前記認証用データの第2の位置に登録されている時、前
記アクセスが正当なアクセスであるとして認証すること
を特徴とするものであり、叉、第10態様は、前記認証
データは、前記第2のユーザの携帯電話機からのアクセ
スを許可するアクセス許可期間をデータとして備え、前
記認証手段は、前記第2のユーザの携帯電話機からのア
クセスが前記アクセス許可期間内のアクセスの場合の
み、正当なアクセスとして認証するように構成したこと
を特徴とするものであり、叉、第11態様は、前記認証
用データは、前記第1のユーザが公開したい複数の個人
情報と、前記第1のユーザの携帯電話機又は電話機の電
話番号に対応して、前記複数の個人情報の内の公開した
い個人情報を特定するための識別手段とを含み、前記第
1のユーザ毎に異なる個人情報を公開するように構成し
たことを特徴とするものであり、叉、第12態様は、前
記公開される個人情報が、前記第1のユーザのメールア
ドレスであることを特徴とするものである。
【0010】又、本発明に係わる情報の公開方法の第1
態様は、個人情報を公開する側の第1のユーザの携帯電
話機又は電話機と、前記第1のユーザの公開情報を受け
取る側の第2のユーザの携帯電話機であって、当該携帯
電話機の電話番号を相手側に通知する機能を有する第2
のユーザの携帯電話機と、前記第1のユーザの携帯電話
機又は電話機の電話番号と前記第2のユーザの携帯電話
機の電話番号と前記第1のユーザが公開したい個人情報
とを少なくとも含むデータベースとからなる個人情報公
開システムの情報の公開方法であって、前記第2のユー
ザの携帯電話機が、当該個人情報公開システムへアクセ
スした時、前記第2のユーザの携帯電話機から受信した
前記第1のユーザの携帯電話機又は電話機の電話番号と
前記第2のユーザの携帯電話機の電話番号と切り出す第
1の工程と、切り出された前記第1のユーザの携帯電話
機又は電話機の電話番号が前記データベースの第1の位
置に登録され、且つ、前記第2のユーザの携帯電話機の
電話番号が前記データベースの第2の位置に登録されて
いる時、当該個人情報公開システムへのアクセスが正当
なアクセスであるとして認証する第2の工程と、前記第
2の工程で、当該個人情報公開システムへのアクセス
が、許可された前記第2のユーザの携帯電話機からのも
のであることを認証した時、前記個人情報を前記第2の
ユーザの携帯電話機に通知する第3の工程と、を含むこ
とを特徴とするものであり、叉、第2態様は、前記デー
タベースは、前記第2のユーザの携帯電話機からのアク
セスを許可するアクセス許可期間をデータとして備え、
前記第2の工程では、前記第2のユーザの携帯電話機か
らのアクセスが前記アクセス許可期間内のアクセスの場
合のみ、正当なアクセスとして認証することを特徴とす
るものであり、叉、第3態様は、前記データベースに
は、前記第1のユーザが公開したい複数の個人情報と、
前記第1のユーザの携帯電話機又は電話機の電話番号に
対応して、前記複数の個人情報の内の公開したい個人情
報を特定するための識別手段とを格納し、前記第3の工
程では、第1のユーザ毎に異なる個人情報を公開するよ
うに構成したことを特徴とするものであり、叉、第4態
様は、個人情報を公開する側の第1のユーザの携帯電話
機又は電話機と、前記第1のユーザの個人情報を受け取
る側の第2のユーザの携帯電話機であって、当該携帯電
話機の電話番号を相手側に通知する機能を有する第2の
ユーザの携帯電話機と、前記第1のユーザの携帯電話機
又は電話機のメモリ装置内に格納される前記第1のユー
ザの携帯電話機又は電話機の電話番号と前記第2のユー
ザの携帯電話機の電話番号と前記第1のユーザが公開し
たい個人情報とを少なくとも含む認証用データとからな
る個人情報公開システムの情報の公開方法であって、前
記第2のユーザの携帯電話機が前記第1のユーザの携帯
電話機又は電話機をアクセスした際、前記第2のユーザ
の携帯電話機から受信した前記第2のユーザの携帯電話
機の電話番号と切り出す第1の工程と、前記第2のユー
ザの携帯電話機の電話番号が前記認証用データ内に登録
されている時、前記第2のユーザの携帯電話機からのア
クセスが正当なアクセスであるとして認証する第2の工
程と、前記第2の工程で、前記アクセスが、正当なアク
セスであることを認証した時、前記個人情報を前記第2
のユーザの携帯電話機に通知する第3の工程と、を含む
ことを特徴とするものであり、叉、第5態様は、前記認
証データは、前記第2のユーザの携帯電話機からのアク
セスを許可するアクセス許可期間をデータとして備え、
前記第2の工程では、前記第2のユーザの携帯電話機か
らのアクセスが前記アクセス許可期間内のアクセスの場
合のみ、正当なアクセスとして認証することを特徴とす
るものであり、叉、第6態様は、前記認証用データは、
前記第1のユーザが公開したい複数の個人情報と、前記
第1のユーザの携帯電話機又は電話機の電話番号に対応
して、前記複数の個人情報の内の公開したい個人情報を
特定するための識別手段とを含み、前記第3の工程で
は、第1のユーザ毎に異なる個人情報を公開するように
構成したことを特徴とするものであり、叉、第7態様
は、前記公開される個人情報が、前記第1のユーザのメ
ールアドレスであることを特徴とするものである。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明は、携帯電話の自局電話番
号通知機能を利用して、認証を行うことを可能にした個
人情報公開システムであり、特に、メールアドレスなど
の個人的な情報を他人に知らせる際に、携帯電話機の電
話番号を利用して相手を認証し、個人情報を送るように
したものである。
【0012】図4は、本発明の実施の形態を示す図、図
5は、その動作例を示すフローチャートである。
【0013】個人情報を他人に知らせることを目的とし
ているユーザ(A)301は、インターネットサービス
プロバイダ(ISP)などインターネット上に外部から
アクセスが可能なサーバを構築している個人情報公開シ
ステムに加入する。そして、ISPの個人情報データベ
ース306にアクセスする為に必要なユーザID、パス
ワード及びISPのアクセスポイントの電話番号を取得
する。
【0014】ユーザ(A)301は、前述したISPが
管理するサーバ上の個人情報データベース306にI
D、パスワードを利用してログインし、個人情報303
として、自分の携帯電話番号、公開したい情報であるメ
ールアドレスを登録する。
【0015】ユーザ(A)301は、情報公開を許可す
るユーザ(B)302の携帯電話番号を事前に取得し、
ISPの個人情報データベース306に、ユーザ(B)
302の携帯電話番号を個人情報公開許可携帯電話番号
304として登録する。同時に、個人情報としてのメー
ルアドレスを公開する一定の期間を登録する。
【0016】ユーザ(A)301は、情報公開を許可す
る(B)302に個人情報を公開するために、以下の事
項の通知を行う。 (1)ユーザ(A)301が、個人情報データベース3
06に登録したユーザ(B)302の携帯電話の電話番
号 (2)ISPのアクセスポイントの電話番号 (3)ユーザ(A)301の携帯電話機の電話番号 (4)ユーザ(B)302が個人情報データベース30
6にアクセスできる期間 (4)上記(2)と(3)の組み合わせにより、個人情
報データベース306にアクセスする方法 上記に従い、ユーザ(B)302は、先ず、ISPなど
がサービスを行っている個人情報公開システムへアクセ
スするアクセスポイントの電話番号と、ユーザ(A)3
01の携帯電話番号を組み合わせた方式により、ユーザ
(A)301が指定した期間内に、所定のISPのアク
セスポイントへアクセスし、個人情報データベース30
6の認証手段305にて認証を受ける。
【0017】この認証が正しく行われた場合、ISPの
個人情報データベース306からユーザ(A)301の
個人情報303が、ユーザ(B)302に送信される。
データベース306から送信される情報は、WEB、メ
ール、電話の3種類から選択することができる。
【0018】
【実施例】以下に、本発明に係わる個人情報公開システ
ムとその公開方法の具体例を図面を参照しながら詳細に
説明する。
【0019】(第1の具体例)図1〜3は、本発明の第
1の具体例を示す図であり、これらの図には、個人情報
公開システムであって、個人情報を公開する側の第1の
ユーザの携帯電話機又は電話機103と、前記第1のユ
ーザの個人情報を受け取る側の第2のユーザの携帯電話
機であって、当該携帯電話機の電話番号を相手側に通知
する機能を有する第2のユーザの携帯電話機104と、
前記第1のユーザの携帯電話機又は電話機103の電話
番号と、前記第2のユーザの携帯電話機104の電話番
号と、前記第1のユーザが公開したい個人情報204と
を少なくとも含むデータベース106と、前記第2のユ
ーザが前記第1のユーザの個人情報を取得するために、
当該個人情報公開システムにアクセスした時、このアク
セスが、正当なアクセスであるか否かを認証する認証手
段107と、前記データベース106及び認証手段10
7を制御するサーバ108と、前記アクセスが、許可さ
れた前記第2のユーザの携帯電話機104からのもので
あることを前記認証手段107が認証した時、前記個人
情報204を前記第2のユーザの携帯電話機104に通
知する公開情報の通知手段109と、を少なくとも含む
ことを特徴とする個人情報公開システムが示されてい
る。
【0020】以下に、第1の具体例を更に詳細に説明す
る。
【0021】図1は、本発明の個人情報公開システムの
基本的な構成図である。ユーザ(A)101は、個人情
報を公開するためにインターネット上に外部からアクセ
スが可能なサーバを構築しているインターネットサービ
スプロバイダ(ISP)105などと契約を結んでい
る。
【0022】なお、インターネット上で外部からアクセ
スが可能であり、本発明で構築する機能を備えたデータ
ベース及び認証手段を所有していれば、インターネット
サービスプロバイダ(ISP)以外のサービス提供者か
ら、ユーザ(A)101は、インターネットサービスプ
ロバイダ(ISP)105と同様なサービスを受けるこ
とが出来る。
【0023】ユーザ(A)101は、個人情報データベ
ース106への情報の登録を行う為に情報端末103を
所有している。ユーザ(A)101の所有する情報端末
103は、公衆網を通じてインターネットに接続が可能
であり、メールの送受信、WWWの閲覧を行うことが可
能なパーソナルコンピュータもしくは携帯電話機又は電
話機とする。
【0024】ユーザ(B)102の所有する情報端末1
04は、公衆網を通じてインターネットに接続可能であ
り、メールの送受信、WWWの閲覧、音声通話を行うこ
とができるものとする。この端末104は、個人情報デ
ータベース106にアクセスする際に、携帯電話の自局
電話番号通知機能を利用する為、パーソナルコンピュー
タではなく、携帯電話であることが必須となる。
【0025】ISP105は、個人情報を公開するため
のサービスとして、個人情報公開システムを構築してい
る。この個人情報公開システムは、個人情報を安全に公
開することを目的としており、個人情報データベース1
06及び認証システム107を備えている。
【0026】この個人情報データベース106は、IS
P105の中に構築されており、図2に示すデータベー
スから構成されている。個人情報データベース106の
内容は、ユーザ(A)101のID201、パスワード
202、携帯電話番号203、メールアドレス204、
個人情報の公開を許可するユーザ(B)102の携帯電
話番号205、ユーザ(B)102からのアクセスを許
可する期間206から構成される。
【0027】ユーザID201は、個人情報公開システ
ムに契約しているユーザ(A)101が登録した際のI
Dである。ユーザID201は、各々のユーザ毎に異な
るものが割り当てられ、ユーザ(A)101が、個人情
報データベース106に個人情報を登録する時、及び、
個人情報データベース106のデータを変更する時に、
ユーザ(A)101が、この個人情報公開システムにロ
グインするためにも利用される。
【0028】パスワード202は、前述したユーザID
201と共に個人情報データベース106にログインす
る際に利用されるものである。具体的には、パスワード
202は、ユーザ(A)が自分のメールアドレス204
を個人情報データベース106に登録する際、及びユー
ザ(B)102の携帯電話番号を個人情報公開許可携帯
電話番号205として、個人情報データベース106に
追加する際に必要である。
【0029】携帯電話番号203は、個人情報データベ
ース106に登録したユーザ(A)101の携帯電話番
号とする。なお、この携帯電話番号203は、ユーザ
(B)102が、ユーザ(A)101のメールアドレス
204を取得する際の認証に利用される。
【0030】具体的には、本発明のシステムにアクセス
する際、ISPのアクセスポイントの電話番号とユーザ
(A)101の携帯電話番号203とを組み合わせた番
号をユーザ(B)102が入力する。認証手段107
は、このユーザ(A)101の携帯電話番号を識別する
ことで、個人情報データベース106上のユーザ(A)
101のデータを識別する。従って、ユーザ(A)10
1の携帯電話番号203も、個人情報データベースシス
テムのサービス開始前に登録する必要がある。
【0031】メールアドレス204は、個人情報データ
ベース106に登録したユーザ(A)101の公開する
メールアドレスである。このメールアドレス204も、
個人情報データベースシステムのサービス開始前に登録
される必要がある。サービス開始後、アクセスを許可す
る一定期間206内に、個人情報の公開を許可する携帯
電話番号205の携帯電話機からの認証要求があった場
合のみ、正しい認証が行われ、ユーザ(B)102に対
して、ユーザ(A)101のメールアドレス204の公
開が行われる。
【0032】ユーザ(A)101の個人情報データベー
ス106におけるメールアドレスの登録数は少なくとも
1種類以上であり、契約サービスのグレードによって種
類を増減することができる。例えば、契約サービスのグ
レードには、ユーザ(A)101が登録するメールアド
レス204の数、個人情報公開許可携帯電話番号205
の数が共に2種類以下の場合シルバー会員、共に5種類
以下の時はゴールド会員、数の上限がない場合はプラチ
ナ会員のようにする。
【0033】個人情報公開許可携帯電話番号205は、
ユーザ(A)101が個人情報としてメールアドレス2
04を公開しても良いとして許可した携帯電話番号20
5である。従って、個人情報データベース106に、こ
の個人情報公開許可携帯電話番号205からのアクセス
が行われた場合で、且つ、アクセスを許可する一定期間
206内であった場合のみ正しい認証が行われ、ユーザ
(A)101のメールアドレス204の公開が行われ
る。この個人情報公開許可携帯電話番号205は、ユー
ザ(A)101の所有するユーザID201について少
なくとも1以上の個人情報公開許可携帯電話番号205
を登録することができ、上記したように、契約サービス
のグレードによって種類を増減することができる。
【0034】アクセスを許可する期間206は、ユーザ
(A)101が登録した個人情報公開許可携帯電話番号
205に付属する情報である。アクセスを許可する期間
206とは、個人情報公開許可携帯電話番号205が設
定された場合、個人情報公開許可携帯電話番号205で
示された携帯電話番号からのアクセスが可能な期間を示
している。従って、ユーザ(A)101がアクセスを許
可した期間206以外に、ユーザ(B)102が個人情
報データベース106にアクセスすることはできない。
【0035】なお、ユーザ(A)101の個人情報を個
人情報データベース106に登録する方法は三種類あ
る。どの登録方法においても、個人情報公開システムに
ユーザID201、パスワード202を使用してログイ
ンする必要がある。
【0036】第一の方法は、WEBで行う登録である。
この場合はISPの個人情報登録ホームページから個人
情報の入力を行う。第二の方法はメールで登録する方法
である。メールで登録する場合は、ISPの個人情報登
録センター宛てに個人情報を記入したメールを送る。第
三の方法は、音声で登録する方法であり、この場合はI
SPの個人情報登録コールセンターに電話連絡を行い、
個人情報を伝える。登録された個人情報データベース1
06は、個人情報公開システムと契約しているユーザ
(A)101は常に閲覧することが可能であり、個人情
報公開システムホームページからアクセスし、情報を追
加及び変更することが可能である。なお、個人情報デー
タベース106への登録は、サービス開始前だけでな
く、サービス中に常に登録及び変更を行うことができ
る。ユーザ(A)101が、メールアドレス204を新
規に公開したいと考えた際に、自由に個人情報公開許可
携帯電話番号205を登録し、アクセスを許可する期間
206の設定を行うことができ、更に、自らのメールア
ドレス204の変更・追加も可能である。
【0037】本発明の個人情報公開システムへのアクセ
スの認証は、ユーザ(B)102の携帯電話機104の
自局電話番号通知機能及びアクセスを許可する期間を用
いて認証が行われる。認証の手順は以下の通りである。
【0038】ユーザ(B)102が、ISP105の個
人情報データベース106にアクセスする為にISPの
アクセスポイント用電話番号とユーザ(A)101の携
帯電話番号203を組み合わせて電話をかけることで認
証の第1段階を行う。
【0039】ISP105のアクセスポイント用電話番
号は、認証のための窓口となる電話番号で、ISPの個
人情報データベース106と連携が行われている。
【0040】アクセスの認証の際、ユーザ(A)101
の携帯電話番号203を認識することで、ユーザ(A)
101の個人情報データベース106にアクセスするこ
とができる。この際、ユーザ(B)102の所有してい
る携帯電話機は、自局電話番号通知機能をONにして、
自局電話番号を個人情報データベース106に知らせな
ければならない。
【0041】従って、認証手段107は、ユーザ(B)
102の携帯電話番号がユーザ(A)101の登録した
個人情報公開許可携帯電話番号205内に含まれるデー
タであるか否かを識別することができる。ここで、認証
手段107が、個人公開許可携帯電話番号205でない
と判断した場合は、認証不可とする。又、公開許可され
ている携帯電話番号であると認証した場合は、更に、当
該アクセスが、アクセスを許可する期間206内のもの
であるか否かについて照合する。この場合、アクセスを
許可する期間206以外である場合は、認証不可とす
る。アクセスを許可する期間206内であった場合に、
初めて、個人情報データベース106へのアクセスが可
能となる。
【0042】ユーザ(B)102が個人情報データベー
ス106へのアクセスが可能となった後、ユーザ(B)
102の指定した方法でメールアドレス204を公開す
る。
【0043】認証が終了すると、ユーザ(B)102
は、ユーザ(B)102が所有する携帯電話のボタンを
押して、メールアドレス204を受け取る方法を選択す
る。選択肢は音声、WEB、メール3種類がある。
【0044】音声を選択した場合は携帯電話の音声通話
機能を利用して、自動音声によってユーザ(A)101
のメールアドレス204が通知される。そして、ユーザ
(B)102がメールアドレス204を確認後、了承し
た場合、携帯電話機104のボタンを押して処理を終了
する。ユーザ(B)102が、メールアドレス204を
了承しなかった場合、再び、携帯電話機のボタンを押し
て、再度、メールアドレス204の確認を行う。
【0045】WEBを利用する場合は、携帯電話のイン
ターネット接続機能を利用してISPの個人情報公開シ
ステムのサイトにアクセスする。この場合、ユーザ
(A)101のメールアドレス204を表示する為のU
RLが、ユーザ(B)102の携帯電話104上に表示
されるから、ユーザ(B)102が、そのURLをクリ
ックすると、ユーザ(B)102の携帯電話104の画
面上にユーザ(A)101のメールアドレス204が表
示される。ユーザ(B)102は、メールアドレス20
4を確認後、ユーザ(B)102がメールアドレス20
4を表示している携帯電話機104のメモリ内にメール
アドレス204を登録することができる。ユーザ(B)
102が、メールアドレス204を確認後、了承した場
合、インターネット接続機能を終了する。ユーザ(B)
102が了承をしなかった場合、URLを再読み込み
し、再び、メールアドレス204を取得する。
【0046】又、メールを選択した場合は、携帯電話の
インターネット接続機能を利用してISPの個人情報公
開システムのサイトにアクセスする。ユーザ(B)10
2がアクセスに使用している携帯電話機104から、ユ
ーザ(A)101のメールアドレス204を受信するた
めのユーザ(B)102のメールアドレスを入力する
と、やがて、ユーザ(A)101のメールアドレス20
4が記入されたメールをユーザ(B)102は、指定し
たユーザ(B)102の所有するメールアドレスで受信
する。ユーザ(B)102が受信したユーザ(A)10
1のメールアドレスを了承した場合、処理は完了する。
ユーザユーザ(B)102が了承しなかった場合、再び
ISPの個人情報公開システムサイトから、ユーザ
(A)101のメールアドレスを再送信するための処理
を行う。
【0047】次に、本発明の動作をの図3のフローチャ
ートに基づき説明する。
【0048】事前準備として、ユーザ(A)501は、
個人情報を公開するためにインターネットサービスプロ
バイダ(ISP)などインターネット上に外部からアク
セスが可能なサーバを構築している個人情報公開システ
ムと契約を行う(ステップ504)。ユーザ(A)50
1の契約内容としては、大きく分けて、ISPの個人情
報データベース502に、ユーザ(A)501の個人情
報及び公開のための認証情報を蓄積すること、及び、公
開を許可した携帯電話番号の持ち主であるユーザ(B)
503にユーザ(A)501の個人情報を安全に公開す
ることである。
【0049】初めに、ISPと契約済みの個人情報公開
ユーザ(A)501は、個人情報として、ユーザ(A)
501のメールアドレス204、及び、携帯電話番号2
03を個人情報データベース502に登録する(ステッ
プ505)。この場合、ユーザ(A)501が、個人情
報を個人情報データベース502に登録する際に、個人
情報データベース502にログインする必要がある。ロ
グインは、契約時に登録したユーザID201とパスワ
ード202とを利用する。登録方法としては以下に示す
ように3種類ある。
【0050】WEBで登録する場合は、ISPの個人情
報登録ホームページから個人情報の入力を行う。メール
で登録する場合は、ISPの個人情報登録センター宛て
に個人情報を記入したメールを送る。また、音声で登録
する場合は、ISPの個人情報登録コールセンターに電
話連絡し、個人情報を伝える。このようにして、個人情
報データベース502にユーザ(A)501の個人情報
を登録する。
【0051】個人情報の公開を許可するユーザ(B)5
03の個人情報公開許可携帯電話番号205を登録する
時、同時に、ユーザ(B)503にアクセスを許可する
期間206を登録する(ステップ506)。具体的に
は、公開が許可されたユーザ(B)503の携帯電話番
号205(090−1111−1111)からのアクセ
スは、2001年9月3日の20時00分〜20時30
分と定める。このように、個人情報の公開を許可する相
手に応じて、個人情報公開許可携帯電話番号205とア
クセスを許可する期間206の登録を行う。なお、個人
情報データベース502への登録には、サービス開始前
だけでなく、サービス中に常に登録・変更を行うことが
できる。ユーザ(A)501が、メールアドレス204
を新規に公開したいと考えた時に、自由に個人情報デー
タベース502にアクセスし、登録データを更新するこ
とができる。
【0052】個人情報データベース502へのユーザ
(A)501の個人情報の登録が終わった後、個人情報
データベース502へのアクセス手順を、公開許可され
たユーザ(B)503に通知する(ステップ507)。
【0053】ユーザ(B)503は、ISPの個人情報
データベース502にアクセスする為にISPのアクセ
スポイント用電話番号とユーザ(A)501の携帯電話
番号205とを組み合わせて電話をかけることで、個人
情報データベース502にアクセスを行う。具体的な電
話番号の組み合わせとしては、ISPのアクセスポイン
ト用電話番号が、045−000−0000とし、ユー
ザ(A)501の携帯電話番号203が090−000
0−0000とした場合、ユーザ(B)503の携帯電
話に、045−000−0000#090−0000−
0000を入力することをユーザ(B)503に通知す
る。
【0054】なお、ユーザ(B)503が所有する携帯
電話が複数ある場合、個人情報データベース502に、
個人情報公開許可携帯電話番号205として登録済み以
外の電話でアクセスすると認証不可となってしまうの
で、ユーザ(B)503は、ユーザ(B)503の所有
する必要な携帯電話番号をユーザ(A)501に通知す
る必要がある。このようにして、ユーザ(B)503
は、個人情報データベース502へのアクセス手段の取
得を行う。
【0055】公開許可されたユーザ(B)503は、ユ
ーザ(A)501から通知された個人情報データベース
502へのアクセス手順に従い、個人情報データベース
502へのアクセスを行う(ステップ508)。ユーザ
(B)503が、個人情報データベース502にアクセ
スする時は、ユーザ(A)501から通知された個人情
報公開許可携帯電話番号205に登録されている携帯電
話機からアクセスを行う。アクセス方法としては、ユー
ザ(A)501によって指定されたユーザ(B)503
のアクセスを許可する期間206内にISPのアクセス
ポイントの電話番号とユーザ(A)501の携帯電話番
号203とを組み合わせたものを使用してアクセスす
る。具体例は前述したとおりである。
【0056】個人情報データベース502では、以下の
手順に従って認証を行う(ステップ509)。
【0057】ユーザ(B)503がISPのアクセスポ
イントに接続後、個人情報データベース502は、ユー
ザ(B)503から入力されたISPのアクセスポイン
トの電話番号とユーザ(A)501の携帯電話番号20
3との組み合わせから、ユーザ(A)501の携帯電話
番号203を切り分ける。
【0058】個人情報データベース502の中に存在す
るユーザ(A)501の個人情報を識別する為に、ユー
ザ(B)503が入力したユーザ(A)501の携帯電
話番号203を用いる。即ち、個人情報データベース5
02では、ユーザ(B)503によって入力されたユー
ザ(A)501の携帯電話番号203を個人情報データ
ベース502内で検索し、ユーザ(A)501の携帯電
話番号203に対応する個人情報公開許可携帯電話番号
205を抽出する。
【0059】ユーザ(B)503は、個人情報データベ
ース502にアクセスする時に、自局電話番号通知機能
を利用して、予め、ユーザ(B)503自身の携帯電話
番号の通知を行っているから、認証の際、個人情報デー
タベース502に登録された個人情報公開許可携帯電話
番号205とユーザ(B)503の携帯電話番号が一致
しているか否かを調べる。そして、一致しない場合、ユ
ーザ(B)503の携帯電話番号に認証失敗の通知を、
自動音声を用いて行う(ステップ510)。また、一致
した場合、このアクセスが、個人情報公開許可携帯電話
番号205に対して設定されている期間206内である
かを調べ、アクセスを許可する期間206以外の場合
は、ユーザ(B)503の携帯電話機に認証失敗の通知
を自動音声を用いて行う。
【0060】一方、ユーザ(B)503のアクセスが、
期間206内のアクセスである場合、認証が完了し、ユ
ーザ(A)501の個人情報の公開が許可される(ステ
ップ511)。認証が完了した時、ユーザ(A)501
の個人情報であるメールアドレス204を公開する方法
として、本発明では、以下の3通りの方法を用意してい
る(ステップ512)。
【0061】即ち、ユーザ(B)B503は、認証が終
了した後、ユーザ(B)503の携帯電話機のボタンを
押して、メールアドレス204を受け取る方法として、
音声、WEB、メールのいずれかを選択する。例えば、
認証終了後に、「”1”をプッシュすると音声、”2”
をプッシュするとWEB、”3”をプッシュするとメー
ルでメールアドレスを取得することができます。」とい
う音声が流れる。音声を選択した場合には、携帯電話機
の音声通話機能を利用して、自動音声によりユーザ
(A)501のメールアドレス204が通知される(ス
テップ513)。そして、ユーザ(B)503がメール
アドレス204を確認し、了承した場合、ユーザ(B)
503の携帯電話機のボタンを押して処理を終了する
(ステップ514)。ユーザ(B)503が、メールア
ドレス204を了承しなかった場合、ユーザ(B)50
3の携帯電話機のボタンを操作して、再度メールアドレ
ス204の確認を行う。
【0062】又、WEBを利用した場合は、携帯電話機
のインターネット接続機能を利用してISPの個人情報
公開システムのサイトにアクセスする(ステップ51
3)。この後、ユーザ(A)501のメールアドレス2
04を表示する為のURLが、ユーザ(B)503の携
帯電話機上に表示される。ユーザ(B)503は、ユー
ザ(A)501のメールアドレス204を表示する為の
URLをクリックし、ユーザ(B)503の携帯電話機
の画面上に、ユーザ(A)501のメールアドレス20
4を表示させる。ユーザ(B)503は、メールアドレ
ス204を確認後、メールアドレス204を表示してい
る携帯電話機のメモリに、受信したメールアドレス20
4を登録することができる。ユーザ(B)503が、メ
ールアドレス204を確認し、了承した場合、インター
ネット接続機能を終了する。ユーザ(B)503が了承
をしなかった場合、ユーザ(B)503の携帯電話機で
URLを再読み込みし、再びメールアドレス204を取
得する。
【0063】又、メールを選択した場合は、携帯電話の
インターネット接続機能を利用してISPの個人情報公
開システムのサイトにアクセスし(ステップ513)、
ユーザ(B)503のメールアドレスを入力する。その
後、ユーザ(A)501のメールアドレス204が記入
されたメールを受信する。ユーザ(B)503が受信し
たユーザ(A)501のメールアドレス204を了承し
た場合、処理は完了する。ユーザ(B)503が了承し
なかった場合、再びISPの個人情報公開システムサイ
トからユーザ(A)501のメールアドレスを再送信す
るための処理を行う。
【0064】以上のようにして、ユーザ(B)503
は、個人情報データベース502からユーザ(A)50
1の個人情報の取得を行う(ステップ514)。
【0065】本発明の個人情報公開システムにより、情
報公開を認めた相手が決められた期間内にアクセスした
場合に限って、予め登録された個人情報を安全に公開す
ることができる。
【0066】なお、上記説明では、ユーザ(A)の情報
端末として、携帯電話機を用いたが、インターネットに
接続可能であれば、電話機を用いた構成でも、本発明の
目的を達成できる。
【0067】(第2の具体例)第1具体例では、認証が
終了した後、携帯電話機のボタンを操作して、個人情報
を受け取る方法として、音声、WEB、メールのいずれ
かを選択するように構成している。
【0068】メールを選択した場合、ユーザ(A)のメ
ールアドレスを送る際、携帯電話の自局電話番号通知か
らメールアドレスを自動的に生成し、メール送信を行う
ように構成することも可能である。
【0069】具体的には、例えば、09011111111@docom
o.ne.jpのようにメールアドレスを生成する。
【0070】手順としては、プッシュボタンでメールを
選択した後、オプション設定として、メールアドレスが
携帯電話番号を利用したものであることに同意し、その
後にキャリアを選択する。これらの作業は、全て自動音
声で質問され、プッシュボタンを操作することで選択を
行う。例えば、キャリアの選択の場合、「docomoの場合
は「1」を、J−PHONEの場合は、「2」をプッシュして
ください」のように行われる。
【0071】(第3の具体例)ユーザ(A)が個人情報
の再登録をデータベースに行った後、再びユーザ(B)
に情報公開を行う際に、ユーザ(B)への個人情報通知
方法を簡略化するために、一度目の個人情報へのアクセ
スログを参照して、通知を行うようにすることも可能で
ある。手順としては、通常、認証完了後、音声、WE
B、メールの3種類の中から個人情報通知の方法を選択
するが、第3の具体例では、サーバのアクセスログによ
って前回音声によって通知が行われていた場合は、音声
でのメールアドレスの通知を行う。この場合、通信料を
節約することができるという効果がある。
【0072】(第4の具体例)第1の具体例では、ユー
ザ(A)は、個人情報を公開するために、インターネッ
トサービスプロバイダ(ISP)などインターネット上
に外部からアクセス可能なサーバを構築している個人情
報公開システムと契約を行う必要があった。これに対し
て、第4の具体例では、ユーザ(A)の携帯電話機のメ
モリ上に個人情報データベースと同等の情報を格納し、
更に認証機能を持たせることで、第1の具体例と同様な
システムを構築することが出来る。
【0073】即ち、個人情報データベースに当たる情報
蓄積部分として、携帯電話機のメモリ上に自分の公開す
るメールアドレス、個人情報の公開を許可する携帯電話
番号、アクセス許可する期間の登録を行う。
【0074】ユーザ(A)の個人情報データベースをユ
ーザ(B)からアクセスする際、本具体例では、ユーザ
(A)の携帯電話番号だけ入力すれば、アクセス可能と
なる。そして、個人情報の公開を許可されたユーザ
(B)は、アクセスを許可された所定の期間内に、自局
番号通知機能を利用してアクセスし、認証を行う。ユー
ザ(A)の携帯電話機での認証は、自局電話番号通知機
能を利用して、公開を許可されたユーザ(B)の携帯電
話番号と予め登録した個人情報公開許可携帯電話番号が
一致するかを確認し、正しい携帯電話番号であった場
合、当該アクセスが、許可された所定の期間内のアクセ
スであるか否かを調べる。こうして、認証が終了する
と、個人情報の取得手法の選択が可能になる。なお、本
具体例の場合、音声、WEBによる通知は行われず、メ
ールによる個人情報の通知のみを行う。
【0075】認証が成功した段階で、公開を許可された
ユーザ(B)は、個人情報の送付先となるメールアドレ
スの登録を行い、その登録されたユーザ(B)のメール
アドレスに、ユーザ(A)のメールアドレスが自動的に
通知される。上記の仕組みによって携帯端末上だけで個
人情報の公開を行う。
【0076】このように、第4の具体例の個人情報公開
システムでは、個人情報を公開する側の第1のユーザの
携帯電話機又は電話機と、前記第1のユーザの個人情報
を受け取る側の第2のユーザの携帯電話機であって、当
該携帯電話機の電話番号を相手側に通知する機能を有す
る第2のユーザの携帯電話機と、前記第1のユーザの携
帯電話機又は電話機のメモリ装置内に格納される前記第
1のユーザの携帯電話機又は電話機の電話番号と、前記
第2のユーザの携帯電話機の電話番号と、前記第1のユ
ーザが公開したい個人情報とを少なくとも含む認証用デ
ータと、前記第2のユーザが前記第1のユーザの個人情
報を取得するために、前記第1のユーザの携帯電話機又
は電話機の前記認証用データをアクセスする際、当該ア
クセスが、正当なアクセスであるか否かを認証する認証
手段と、前記認証用データのアクセスが、許可された前
記第2のユーザの携帯電話機からのものであることを前
記認証手段が認証した時、前記個人情報を前記第2のユ
ーザの携帯電話機に通知する公開情報の通知手段と、を
少なくとも含むことを特徴とするものである。
【0077】(第5の具体例)図6は、本発明の第5の
具体例を説明するための図である。
【0078】上記第1〜第4の具体例では、第1のユー
ザ(A)の公開したい個人情報は、メールアドレス20
4のみであった。この第5の具体例では、第2のユーザ
(B)毎に異なった個人情報を提供するように構成した
例である。即ち、この具体例では、メールアドレス20
4に加え、緊急連絡先を公開するように構成している。
このため、データベース106Aには、メールアドレス
204の他に緊急連絡先204Aを格納し、更に、第2
のユーザ(B)毎にどの個人情報を公開するかを識別す
るための識別符号207が、第2のユーザ(B)毎に設
定されている。
【0079】従って、認証が終了した後、通知手段10
9は、識別符号207に基づき、所定の個人情報が通知
される。この例では、携帯電話番号090−1111−
1111の第2のユーザ(B)には、メールアドレスを
公開し、携帯電話番号090−2222−2222の第
2のユーザ(B)には、緊急連絡先を公開するようにな
っている。
【0080】勿論、第5の具体例を前記した第4の具体
例に適用しても良い。このように、この具体例では、デ
ータベース106Aには、第1のユーザ(A)が公開し
たい複数の個人情報204、204Aと、前記第1のユ
ーザ(A)の携帯電話機又は電話機の電話番号に対応し
て、前記複数の個人情報204、204Aの内の公開し
たい個人情報を特定するための識別手段207とを格納
し、前記第1のユーザ毎に異なる個人情報を公開するよ
うに構成したことを特徴とするものである。データベー
ス106Aには、前記第1のユーザが公開したい複数の
個人情報204、204Aと、前記第1のユーザの携帯
電話機又は電話機の電話番号に対応して、前記複数の個
人情報の内の公開したい個人情報を特定するための識別
手段207を格納するように構成し、前記第1のユーザ
毎に異なる個人情報を公開するように構成したものであ
る。
【0081】
【発明の効果】本発明に係わる個人情報公開システムと
その公開方法は、上述のように構成したので、以下のよ
うな効果を奏する。
【0082】本発明では、メールアドレスを公開する際
に、ISPの電話番号と情報を公開する人の携帯電話番
号を組み合わせて入力することで、公開する個人情報の
取得を可能にしている。従って、アルファベットを打ち
込むことなく、数字の入力のみでメールアドレスの取得
が可能となり、入力間違いが起こりやすいという欠点を
解決することができた。また、数値とアルファベットの
文字入力の際のモード変換もなく、一つのキーに複数の
数値が割り当てられているわけではないので、入力手順
が簡易化される。
【0083】又、本発明では、個人情報にアクセスする
際にパスワードを用いることなく、予め公開を許可する
携帯電話番号を登録しておくことで認証を行う。即ち、
予め情報の公開を許可した携帯電話番号から認証の問い
合わせが有った場合、携帯電話の自局電話番号通知機能
によって認証を行う。従って、公開を許可したもの者以
外からのアクセスが行われることがなくなる。
【0084】更に、本発明では、パスワードの変更を行
うことなくアクセスを制御することが可能である。悪意
のユーザによって携帯電話を取得され、個人情報にアク
セスされるような場合においても、アクセスを許可する
期間を予め定めておくことで、所定の期間以外のアクセ
スを拒否することができる。従って、アクセスを許可す
る期間を短くしておけば、セキュリティ強度を高めるこ
とができる。
【0085】こうのようにして、従来の課題を全て解決
することができ、安全なシステムの構築を可能にした。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる個人情報公開システムの構成を
示すブロック図である。
【図2】個人情報データベースの構成を示す図である。
【図3】本発明の第1の具体例のフローチャートであ
る。
【図4】本発明の実施の形態を示すである。
【図5】本発明の動作を示すフローチャートである。
【図6】本発明の第5の具体例に用いるデータベースの
図である。
【符号の説明】
101 ユーザ(A) 103 ユーザ(A)の携帯電話機 102 ユーザ(B) 104 ユーザ(B)の携帯電話機 106 個人情報データベース 107 認証手段 108 サーバ 109 通知手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 3/493 H04M 3/493 H04Q 7/38 H04B 7/26 109M 109S Fターム(参考) 5K015 AB01 AE01 5K024 CC11 FF01 GG05 GG07 GG08 5K036 AA07 BB01 DD01 DD11 DD25 EE13 JJ02 JJ04 JJ12 5K067 AA34 BB04 DD15 DD17 EE02 EE10 EE16 EE25 HH23 5K101 KK16 LL12 NN18 NN21 PP03

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 個人情報公開システムであって、 個人情報を公開する側の第1のユーザの携帯電話機又は
    電話機と、 前記第1のユーザの個人情報を受け取る側の第2のユー
    ザの携帯電話機であって、当該携帯電話機の電話番号を
    相手側に通知する機能を有する第2のユーザの携帯電話
    機と、 前記第1のユーザの携帯電話機又は電話機の電話番号
    と、前記第2のユーザの携帯電話機の電話番号と、前記
    第1のユーザが公開したい個人情報とを少なくとも含む
    データベースと、 前記第2のユーザが前記第1のユーザの個人情報を取得
    するために、当該個人情報公開システムにアクセスした
    時、このアクセスが、正当なアクセスであるか否かを認
    証する認証手段と、 前記データベース及び認証手段を制御するサーバと、 前記アクセスが、許可された前記第2のユーザの携帯電
    話機からのものであることを前記認証手段が認証した
    時、前記個人情報を前記第2のユーザの携帯電話機に通
    知する公開情報の通知手段と、 を少なくとも含むことを特徴とする個人情報公開システ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記第2のユーザの携帯電話機が、当該
    個人情報公開システムへアクセスする際、当該個人情報
    公開システムに接続するための電話番号に続いて、前記
    第1のユーザの携帯電話機又は電話機の電話番号を入力
    することで、当該個人情報公開システムを呼び出し、且
    つ、前記認証手段は、受信した前記第1のユーザの携帯
    電話機又は電話機の電話番号が前記データベースの第1
    の位置に登録され、且つ、前記第2のユーザの携帯電話
    機の電話番号が前記データベースの第2の位置に登録さ
    れている時、当該個人情報公開システムへのアクセスが
    正当なアクセスであるとして認証することを特徴とする
    請求項1記載の個人情報公開システム。
  3. 【請求項3】 前記データベースは、前記第2のユーザ
    の携帯電話機からのアクセスを許可するアクセス許可期
    間をデータとして備え、前記認証手段は、前記第2のユ
    ーザの携帯電話機からのアクセスが前記アクセス許可期
    間内のアクセスの場合のみ、正当なアクセスとして認証
    するように構成したことを特徴とする請求項2記載の個
    人情報公開システム。
  4. 【請求項4】 前記データベースには、前記第1のユー
    ザが公開したい複数の個人情報と、前記第1のユーザの
    携帯電話機又は電話機の電話番号に対応して、前記複数
    の個人情報の内の公開したい個人情報を特定するための
    識別手段とを格納し、前記第1のユーザ毎に異なる個人
    情報を公開するように構成したことを特徴とする請求項
    1乃至3の何れかに記載の個人情報公開システム。
  5. 【請求項5】 前記公開される個人情報が、前記第1の
    ユーザのメールアドレスであることを特徴とする請求項
    1乃至4の何れかに記載の個人情報公開システム。
  6. 【請求項6】 前記公開される個人情報は、音声による
    通知、ウェブサイトからの通知、電子メールによる通知
    の何れかの通知手段で通知されることを特徴とする請求
    項1乃至5の何れかに記載の個人情報公開システム。
  7. 【請求項7】 前記個人情報公開システムのサーバは、
    受信した前記第2のユーザの携帯電話機の電話番号に基
    づき、自動的にメールアドレスを生成し、このメールア
    ドレスを用いて、前記第2のユーザの携帯電話機に前記
    個人情報を通知することを特徴とする請求項1乃至5の
    何れかに記載の個人情報公開システム。
  8. 【請求項8】 個人情報公開システムであって、 個人情報を公開する側の第1のユーザの携帯電話機又は
    電話機と、 前記第1のユーザの個人情報を受け取る側の第2のユー
    ザの携帯電話機であって、当該携帯電話機の電話番号を
    相手側に通知する機能を有する第2のユーザの携帯電話
    機と、 前記第1のユーザの携帯電話機又は電話機のメモリ装置
    内に格納される前記第1のユーザの携帯電話機又は電話
    機の電話番号と、前記第2のユーザの携帯電話機の電話
    番号と、前記第1のユーザが公開したい個人情報とを少
    なくとも含む認証用データと、 前記第2のユーザが前記第1のユーザの個人情報を取得
    するために、前記第1のユーザの携帯電話機又は電話機
    の前記認証用データをアクセスする際、当該アクセス
    が、正当なアクセスであるか否かを認証する認証手段
    と、 前記認証用データのアクセスが、許可された前記第2の
    ユーザの携帯電話機からのものであることを前記認証手
    段が認証した時、前記個人情報を前記第2のユーザの携
    帯電話機に通知する公開情報の通知手段と、 を少なくとも含むことを特徴とする個人情報公開システ
    ム。
  9. 【請求項9】 前記第2のユーザの携帯電話機が、前記
    第1のユーザの携帯電話機又は電話機へアクセスする
    際、前記第1のユーザの携帯電話機又は電話機の電話番
    号に続いて、前記第2のユーザの携帯電話機の電話番号
    を入力することで、前記第1のユーザの携帯電話機又は
    電話機を呼び出し、且つ、前記第1のユーザの携帯電話
    機又は電話機の認証手段は、受信した前記第1のユーザ
    の携帯電話機又は電話機の電話番号が前記認証用データ
    の第1の位置に登録され、且つ、前記第2のユーザの携
    帯電話機の電話番号が前記認証用データの第2の位置に
    登録されている時、前記アクセスが正当なアクセスであ
    るとして認証することを特徴とする請求項8記載の個人
    情報公開システム。
  10. 【請求項10】 前記認証データは、前記第2のユーザ
    の携帯電話機からのアクセスを許可するアクセス許可期
    間をデータとして備え、前記認証手段は、前記第2のユ
    ーザの携帯電話機からのアクセスが前記アクセス許可期
    間内のアクセスの場合のみ、正当なアクセスとして認証
    するように構成したことを特徴とする請求項9記載の個
    人情報公開システム。
  11. 【請求項11】 前記認証用データは、前記第1のユー
    ザが公開したい複数の個人情報と、前記第1のユーザの
    携帯電話機又は電話機の電話番号に対応して、前記複数
    の個人情報の内の公開したい個人情報を特定するための
    識別手段とを含み、前記第1のユーザ毎に異なる個人情
    報を公開するように構成したことを特徴とする請求項8
    乃至10の何れかに記載の個人情報公開システム。
  12. 【請求項12】 前記公開される個人情報が、前記第1
    のユーザのメールアドレスであることを特徴とする請求
    項8乃至11の何れかに記載の個人情報公開システム。
  13. 【請求項13】 個人情報を公開する側の第1のユーザ
    の携帯電話機又は電話機と、前記第1のユーザの公開情
    報を受け取る側の第2のユーザの携帯電話機であって、
    当該携帯電話機の電話番号を相手側に通知する機能を有
    する第2のユーザの携帯電話機と、前記第1のユーザの
    携帯電話機又は電話機の電話番号と前記第2のユーザの
    携帯電話機の電話番号と前記第1のユーザが公開したい
    個人情報とを少なくとも含むデータベースとからなる個
    人情報公開システムの情報の公開方法であって、 前記第2のユーザの携帯電話機が、当該個人情報公開シ
    ステムへアクセスした時、前記第2のユーザの携帯電話
    機から受信した前記第1のユーザの携帯電話機又は電話
    機の電話番号と前記第2のユーザの携帯電話機の電話番
    号と切り出す第1の工程と、 切り出された前記第1のユーザの携帯電話機又は電話機
    の電話番号が前記データベースの第1の位置に登録さ
    れ、且つ、前記第2のユーザの携帯電話機の電話番号が
    前記データベースの第2の位置に登録されている時、当
    該個人情報公開システムへのアクセスが正当なアクセス
    であるとして認証する第2の工程と、 前記第2の工程で、当該個人情報公開システムへのアク
    セスが、許可された前記第2のユーザの携帯電話機から
    のものであることを認証した時、前記個人情報を前記第
    2のユーザの携帯電話機に通知する第3の工程と、 を含むことを特徴とする情報の公開方法。
  14. 【請求項14】 前記データベースは、前記第2のユー
    ザの携帯電話機からのアクセスを許可するアクセス許可
    期間をデータとして備え、前記第2の工程では、前記第
    2のユーザの携帯電話機からのアクセスが前記アクセス
    許可期間内のアクセスの場合のみ、正当なアクセスとし
    て認証することを特徴とする請求項13記載の情報の公
    開方法。
  15. 【請求項15】 前記データベースには、前記第1のユ
    ーザが公開したい複数の個人情報と、前記第1のユーザ
    の携帯電話機又は電話機の電話番号に対応して、前記複
    数の個人情報の内の公開したい個人情報を特定するため
    の識別手段とを格納し、前記第3の工程では、第1のユ
    ーザ毎に異なる個人情報を公開するように構成したこと
    を特徴とする請求項13又は14記載の情報の公開方
    法。
  16. 【請求項16】 個人情報を公開する側の第1のユーザ
    の携帯電話機又は電話機と、前記第1のユーザの個人情
    報を受け取る側の第2のユーザの携帯電話機であって、
    当該携帯電話機の電話番号を相手側に通知する機能を有
    する第2のユーザの携帯電話機と、前記第1のユーザの
    携帯電話機又は電話機のメモリ装置内に格納される前記
    第1のユーザの携帯電話機又は電話機の電話番号と前記
    第2のユーザの携帯電話機の電話番号と前記第1のユー
    ザが公開したい個人情報とを少なくとも含む認証用デー
    タとからなる個人情報公開システムの情報の公開方法で
    あって、 前記第2のユーザの携帯電話機が前記第1のユーザの携
    帯電話機又は電話機をアクセスした際、前記第2のユー
    ザの携帯電話機から受信した前記第2のユーザの携帯電
    話機の電話番号と切り出す第1の工程と、 前記第2のユーザの携帯電話機の電話番号が前記認証用
    データ内に登録されている時、前記第2のユーザの携帯
    電話機からのアクセスが正当なアクセスであるとして認
    証する第2の工程と、 前記第2の工程で、前記アクセスが、正当なアクセスで
    あることを認証した時、前記個人情報を前記第2のユー
    ザの携帯電話機に通知する第3の工程と、 を含むことを特徴とする情報の公開方法。
  17. 【請求項17】 前記認証データは、前記第2のユーザ
    の携帯電話機からのアクセスを許可するアクセス許可期
    間をデータとして備え、前記第2の工程では、前記第2
    のユーザの携帯電話機からのアクセスが前記アクセス許
    可期間内のアクセスの場合のみ、正当なアクセスとして
    認証することを特徴とする請求項16記載の情報の公開
    方法。
  18. 【請求項18】 前記認証用データは、前記第1のユー
    ザが公開したい複数の個人情報と、前記第1のユーザの
    携帯電話機又は電話機の電話番号に対応して、前記複数
    の個人情報の内の公開したい個人情報を特定するための
    識別手段とを含み、前記第3の工程では、第1のユーザ
    毎に異なる個人情報を公開するように構成したことを特
    徴とする請求項16又は17記載の情報の公開方法。
  19. 【請求項19】 前記公開される個人情報が、前記第1
    のユーザのメールアドレスであることを特徴とする請求
    項13乃至18の何れかに記載の情報の公開方法。
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