JP2003152751A - 通信システム、通信端末、サーバ、及びフレーム送出制御プログラム - Google Patents

通信システム、通信端末、サーバ、及びフレーム送出制御プログラム

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JP2003152751A JP2001345234A JP2001345234A JP2003152751A JP 2003152751 A JP2003152751 A JP 2003152751A JP 2001345234 A JP2001345234 A JP 2001345234A JP 2001345234 A JP2001345234 A JP 2001345234A JP 2003152751 A JP2003152751 A JP 2003152751A
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/28Data switching networks characterised by path configuration, e.g. LAN [Local Area Networks] or WAN [Wide Area Networks]
    • H04L12/40Bus networks
    • H04L12/407Bus networks with decentralised control
    • H04L12/417Bus networks with decentralised control with deterministic access, e.g. token passing

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 利用者側の各加入者側装置から局側装置への
上りのフレーム送出を効率よく制御することにより、通
信効率の劣化を防止する。 【解決手段】 加入者側装置310に対して割り当てら
れたデータ送信期間の途中で全て終了した場合に、局側
装置320に対し、当該加入者側装置310に対し割り
当てられているデータ送出期間の解放を要求する解放通
知を局側装置320に送信し、局側装置320が、当該
局側装置320に対し次にデータ転送を行なう加入者側
装置310、311、312に対して順次、当該加入者
側装置310、311、312に対し割り当てるデータ
送信期間を通知し、加入者側装置310から解放通知を
受信した場合には、次にデータ転送を行なう加入者側装
置311に割り当てるデータ送信期間に、解放通知を送
信した加入者側装置310に対して割り当て済であるデ
ータ送出期間の残りの期間を加算する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サーバと複数の通
信端末との通信に関し、特に、各通信端末がサーバに対
して各通信端末のそれぞれに対し割り当てられたデータ
送信期間内においてデータ転送を行なう方式の通信シス
テム、端末装置、サーバ、及びフレーム送出制御プログ
ラムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年では、音声、画像やインターネット
等のマルチメディア通信サービスの普及に伴い、ネット
ワークの高速化及び低コスト化への要求が高まってい
る。これらの要求は基幹網のみならず加入者アクセス網
においても高まっており、これまでLAN用の技術とし
て発展してきたイーサネット技術の公衆網、特に加入者
アクセス網への適用が進んでいる。
【0003】イーサネット技術の加入者アクセス網への
適用例としては、代表的な一対多媒体共有型の光通信の
通信システムであるPON(Passive Optical Networ
k)構成の加入者アクセス網への適用が注目されてい
る。
【0004】図11は、従来のイーサネットベースのP
ONシステムの構成を示すブロック図である。以降この
システムを、EPONシステム(Ethernet-PONシステ
ム)100と呼ぶこととする。
【0005】図11に示されるEPONシステム100
は、加入者側装置(通信端末)110〜112と、局側
装置(サーバ)120と、パッシブ信号合流/分離器1
30と、ファイバ140〜143とから構成される。
【0006】各加入者側装置110〜112には、それ
ぞれクライアント装置(ユーザ端末)150〜152が
接続されており、局側装置120には、ローカルスイッ
チ160が接続されている。
【0007】加入者側装置110〜112とパッシブ信
号合流/分離器130は、それぞれファイバ140〜1
42で接続されており、パッシブ信号合流/分離器13
0と局側装置120は、ファイバ143で接続されてい
る。高速化の要求及び到達距離の制限により、ファイバ
140〜143には全二重モードのギガビットイーサネ
ットが用いられる場合が多い。
【0008】このような構成を持つEPONシステム1
00では、局側装置120の光インタフェイスを複数の
加入者側装置110〜112で共有することにより、低
コスト化が可能となる。
【0009】また、加入者側装置110〜112は、逆
多重化部171とバッファ部172と出力制御部173
から構成され、局側装置120は、多重化部180とバ
ッファ部182とフレーム送出期間割当部183から構
成されている。
【0010】ここで、従来のEPONシステム100の
データ転送方法について説明する。
【0011】下り方向(局側装置120から各加入者側
装置110〜112への方向)のデータ転送では、局側
装置120から全加入者側装置110〜112に対して
フレームがブロードキャストされ、加入者側装置110
〜112は自装置宛てのフレームのみを受信する。
【0012】すなわち、局側装置120の多重化部18
0は、ローカルスイッチ160から受信したフレームを
バッファ部182に転送する。バッファ部182は、フ
レームを一時格納しファイバ143に転送する。ファイ
バ143上を転送されるフレームは、パッシブ信号合流
/分離器130で分離され、ファイバ140〜142を
経由して各々の加入者側装置110〜112にブロード
キャストされる。
【0013】各加入者側装置110〜112の逆多重化
部171は、フレームの宛先アドレスフィールドに示め
されたMACアドレスが自装置のアドレスと一致する場
合に、そのフレームを受信する。一致しない他の加入者
側装置110〜112は、フレームを無視して破棄す
る。逆多重化部171は、受信したフレームをクライア
ント装置150〜152に転送する。
【0014】一方、上り方向(各加入者側装置110〜
112から局側装置120への方向)のデータ転送で
は、パッシブ信号合流/分離器130における複数の加
入者側装置110〜112から送出されるフレームの衝
突を避けるために、各加入者側装置110〜112は局
側装置120によって割り当てられたフレーム送出期間
においてフレームを送出する。
【0015】すなわち、局側装置120のフレーム送出
期間割当部183は、各加入者側装置110〜112に
対してフレーム送出期間を割り当て、その結果を示す制
御用フレームを多重化部180に転送する。多重化部1
80は、割当結果が示される制御用フレームとローカル
スイッチ160からの主信号フレームを多重し、バッフ
ァ部182に転送する。バッファ部182から加入者側
装置110〜112の逆多重化部171までの間は、上
記した方法に従いフレーム転送される。
【0016】各加入者側装置110〜112の逆多重化
部171は、割当結果が示されている制御用フレーム
を、出力制御部173に転送する。出力制御部173
は、制御用フレーム内に示されたフレーム送出期間にお
いて、バッファ部172に蓄積されているクライアント
装置150〜152から転送されたフレームをファイバ
140〜142に出力する。
【0017】バッファ部172から出力されたフレーム
はパッシブ信号合流/分離器130において衝突無く合
流し、ファイバ143を経由して局側装置120に転送
され、ローカルスイッチ160に転送される。
【0018】図12は、上記EPONシステム100に
おける上りのフレーム送出制御のタイムフローである。
図12では、各加入者側装置110〜112に対して割
り当てられるフレーム送出期間は、それぞれ時点t0か
らt1までの期間T、時点t1からt2までの期間T、
時点t2からt3までの期間Tである。
【0019】時点t0において局側装置120は、許可
通知200により、全加入者側装置110〜112に対
してフレーム送出を許可する期間の割当情報を通知す
る。割当情報を受信した加入者側装置110〜112
は、許可されたフレーム送出期間220(時点t0から
t1)、フレーム送出期間221(時点t1からt
2)、フレーム送出期間222(時点t2からt3)に
おいて、バッファ部172の蓄積フレーム210、21
1、212を送出する。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
の技術では、上りのフレーム送出制御において効率が劣
化するという問題点があった。
【0021】すなわち、従来では、局側装置120が各
加入者側装置110〜112に対して割り当てるフレー
ム送出期間は、必ずその加入者側装置110〜112に
よって占有されている。このような制御では、送出すべ
きフレームの量が割り当てられたフレーム送出期間で送
出できる量よりも少ない場合には、その割り当てられた
送出期間が無駄になる。
【0022】例えば、図12に示されるように各加入者
側装置110〜112の蓄積フレーム210〜212の
量がそれぞれ3T、T、T/2である場合、加入者側装
置110は、蓄積フレーム210の2T分のフレームを
送出できない一方で、加入者側装置112は、フレーム
送出期間222の内のT/2が未使用であり、システム
全体としては効率が劣化する。
【0023】このような課題を解決するためには、各加
入者側装置110〜112の蓄積状況に応じて局側装置
120が動的にフレーム送出期間を割り当てること等が
考えられるが、局側装置120において各加入者側装置
110〜112の蓄積状況の変動を動的把握することが
困難であり、またこうして割り当てられたフレーム送出
期間においても蓄積フレームの量を上回ることを防止す
ることはできず、同様の問題が生じることとなる。
【0024】すなわち、従来のフレーム送出制御では、
割り当てたフレーム送出期間220〜222は割り当て
られた加入者側装置110〜112が使用するため、固
定的割当/動的割当に関わらず、フレーム送出期間22
0〜222が蓄積フレーム210〜212の量を上回る
可能性があり、通信効率の劣化が発生するという問題点
があった。
【0025】本発明の目的は、上記従来技術の欠点を解
決し、利用者側の各通信端末からの上りのフレーム送出
を効率よく制御することにより、通信効率の劣化を防止
することのできる通信システム、通信端末、サーバ、及
びフレーム送出制御プログラムを提供することにある。
【0026】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の通信システムは、複数の通信端末が、各前記通
信端末のそれぞれに対し割り当てられたデータ送信期間
内においてサーバに対し順次データ転送を行なう通信シ
ステムにおいて、前記サーバに対する通信データの送出
が、前記通信端末に対して割り当てられた前記データ送
信期間の途中で全て終了した場合に、前記サーバに対
し、当該通信端末に対し割り当てられている前記データ
送出期間の解放を要求する解放通知を前記サーバに送信
することを特徴とする。
【0027】請求項2の本発明の通信システムは、前記
サーバが、当該サーバに対し次にデータ転送を行なう前
記通信端末に対して順次、当該通信端末に対し割り当て
る前記データ送信期間を通知し、前記通信端末から前記
解放通知を受信した場合には、次にデータ転送を行なう
前記通信端末に割り当てる前記データ送信期間を、前記
解放通知を送信した通信端末によるデータ送信の終了時
点を起点として割り当てることを特徴とする。
【0028】請求項3の本発明の通信システムは、前記
サーバが、前記通信端末から前記解放通知を受信した場
合には、次にデータ転送を行なう前記通信端末に割り当
てる前記データ送信期間に、前記解放通知を送信した通
信端末に対して割り当て済である前記データ送出期間の
残りの期間を加算することを特徴とする。
【0029】請求項4の本発明の通信システムは、前記
サーバが、当該サーバに対し現在通信データを転送中の
前記通信端末から、「0」が連続するビットパターンを
受信した場合に、前記ビットパターンを当該通信端末か
らの前記解放通知と判定することを特徴とする。
【0030】請求項5の本発明の通信システムは、各前
記通信端末が、前記サーバに対する通信データの送出
が、当該通信端末に対して割り当てられた前記データ送
信期間の途中で全て終了しなかった場合に、前記データ
送出期間の完了を通知する完了通知を、前記サーバに通
知することを特徴とする。
【0031】請求項6の本発明の通信システムは、各前
記通信端末が、前記完了通知を、当該通信端末に蓄積さ
れているトラヒックの情報と共に前記サーバに通知する
ことを特徴とする。
【0032】請求項7の本発明の通信システムは、各前
記通信端末が前記サーバに通知する前記トラヒックの情
報が、当該通信端末に蓄積されている通信データの量
と、前記蓄積されている通信データの量が予め定められ
た閾値を超過しているか否かを示す情報との少なくとも
一方を含むことを特徴とする。
【0033】請求項8の本発明の通信システムは、前記
サーバが、前記通信端末から前記完了通知を受信した場
合に、当該通信端末に対して次回に割り当てる前記デー
タ送出期間を、予め定められた長さ分増加させて割り当
てることを特徴とする。
【0034】請求項9の本発明の通信システムは、前記
サーバが、前記通信端末から前記完了通知を受信した場
合に、当該通信端末に対して次回に割り当てる前記デー
タ送出期間を、前記完了通知と共に通知された前記トラ
ヒックの情報に基づいて動的に増加させて割り当てるこ
とを特徴とする。
【0035】請求項10の本発明の通信システムは、前
記サーバが、前記完了通知の送信元の前記通信端末に対
する次回に割り当てる前記データ送出期間を増加させた
場合に、他の前記通信端末に対する次回に割り当てる前
記データ送出期間を短縮させることにより、各前記通信
端末に対する各回の前記データ送出期間の総和を一定値
に保つことを特徴とする。
【0036】請求項11の本発明の通信システムは、前
記通信端末が、前記サーバに対して前記完了通知を、前
記データ送出期間の終了時点よりも、予め定められた先
行送信時間前に送信することを特徴とする。
【0037】請求項12の本発明の通信システムは、前
記通信端末が、前記サーバに対して前記解放通知を、当
該通信端末に蓄積される前記通信データの送信の完了時
点よりも、予め定められた先行送信時間前に送信するこ
とを特徴とする。
【0038】請求項13の本発明の通信システムは、前
記先行送信時間を、各前記通信端末と前記サーバとの間
の往復の伝播遅延と等しい時間とすることを特徴とす
る。
【0039】請求項14の本発明の通信システムは、前
記先行送信時間を、各前記通信端末と前記サーバとの間
の往復の伝播遅延の時間よりも長く、前記伝播遅延の時
間に前記サーバが前記データ送信期間を各前記通信端末
に通知するために要する処理時間を加算した時間よりも
短い時間とすることを特徴とする。
【0040】請求項15の本発明の通信システムは、前
記通信端末が、蓄積される前記通信データを送出するた
めに要する時間が、前記先行送信時間より短い場合に、
前記サーバから前記データ送出期間の受信時点におい
て、前記解放通知を前記サーバに送信することを特徴と
する。
【0041】請求項16の本発明の通信システムは、前
記通信端末が、蓄積される前記通信データを送出するた
めに要する蓄積データ送出期間が、前記サーバから受信
した前記データ送出期間より短く、かつ前記先行送信時
間より長い場合に、前記データ送出期間の受信時点か
ら、前記蓄積データ送出期間より前記先行送信時間を減
じた時間の経過した時点において、前記解放通知を前記
サーバに送信することを特徴とする。
【0042】請求項17の本発明の通信システムは、前
記通信端末が、蓄積される前記通信データを送出するた
めに要する蓄積データ送出期間が、前記サーバから受信
した前記データ送出期間より短く、かつ前記先行送信時
間より長い場合には、前記データ送出期間の受信時点か
ら、前記蓄積データ送出期間より前記先行送信時間を減
じた時間の経過した時点を第1送信時点とし、前記デー
タ送出期間の受信時点から前記第1送信時点の間におけ
る到着データを送出するための期間を前記第1送信時点
に加えた時点を第2送信時点とし、前記第2送信時点が
前記データ送出期間の終了時点前の時に、前記第2送信
時点で前記解放通知を前記サーバに送信し、前記第2送
信時点が前記データ送出期間の終了時点以降の時に、前
記終了時点で前記完了通知を前記サーバに送信すること
を特徴とする。
【0043】請求項18の本発明の通信システムは、前
記通信端末が、蓄積される前記通信データを送出するた
めに要する蓄積データ送出期間が、前記サーバから受信
した前記データ送出期間より短く、かつ前記先行送信時
間より長い場合に、前記データ送出期間の受信時点か
ら、前記蓄積データ送出期間より前記先行送信時間を減
じた時間の経過した時点を第1送信時点とし、前記デー
タ送出期間の受信時点から前記第1送信時点の間におけ
る到着データを送出するための期間を前記第1送信時点
に加えた時点を第2送信時点とする処理をn回繰り返す
ことにより、前記第1送信時点から第(n−1)送信時
点の間における到着データを送出するための期間を前記
第(n−1)送信時点に加えた時点である第n送信時点
を求め、前記第n送信時点が前記データ送出期間の終了
時点前の時に、前記第n送信時点で前記解放通知を前記
サーバに送信し、前記第n送信時点が前記データ送出期
間の終了時点以降の時に、前記終了時点で前記完了通知
を前記サーバに送信することを特徴とする。
【0044】請求項19の本発明の通信システムは、前
記通信端末が、前記データ送出期間の受信時点におい
て、当該通信端末に蓄積される前記通信データを送出す
るために要する時間と受信した前記データ送出期間とを
比較することにより、前記サーバに対する通信データの
送出が前記データ送信期間の途中で全て終了するか否か
の判定と、かつ前記サーバが次の前記通信端末に対して
前記データ送出期間を通知する送出時点の決定を行な
い、前記判定に基づく前記解放通知又は前記完了通知と
共に前記送出時点を前記サーバに送信することを特徴と
する。
【0045】請求項20の本発明の通信システムは、前
記サーバが、各前記通信端末に対し、前記データ送出期
間を当該データ送出期間の終了時点を指定することによ
り通知することを特徴とする。
【0046】請求項21の本発明の通信システムは、各
前記通信端末が、前記サーバに前記通信データをイーサ
ネットフレームにより送信することを特徴とする。
【0047】請求項22の本発明の通信端末は、割り当
てられたデータ送信期間内においてサーバに対しデータ
転送を行なう通信端末において、前記サーバに対する通
信データの送出が、割り当てられた前記データ送信期間
の途中で全て終了した場合に、前記サーバに対し、割り
当てられている前記データ送出期間の解放を要求する解
放通知を前記サーバに送信する手段を備えることを特徴
とする。
【0048】請求項23の本発明の通信端末は、前記サ
ーバに対する前記通信データの送出が、割り当てられた
前記データ送信期間の途中で全て終了しなかった場合
に、前記データ送出期間の完了を通知する完了通知を、
前記サーバに通知する手段を備えることを特徴とする。
【0049】請求項24の本発明の通信端末は、前記完
了通知を、蓄積されているトラヒックの情報と共に前記
サーバに通知することを特徴とする。
【0050】請求項25の本発明の通信端末は、前記サ
ーバに通知する前記トラヒックの情報に、蓄積されてい
る通信データの量と、前記蓄積されている通信データの
量が予め定められた閾値を超過しているか否かを示す情
報との少なくとも一方を含めることを特徴とする。
【0051】請求項26の本発明の通信端末は、前記サ
ーバに対して前記完了通知を、前記データ送出期間の終
了時点よりも、予め定められた先行送信時間前に送信す
る手段を備えることを特徴とする。
【0052】請求項27の本発明の通信端末は、前記サ
ーバに対して前記解放通知を、蓄積されている前記通信
データの送信の完了時点よりも、予め定められた先行送
信時間前に送信する手段を備えることを特徴とする。
【0053】請求項28の本発明の通信端末は、前記先
行送信時間を、前記サーバとの間の往復の伝播遅延と等
しい時間とすることを特徴とする。
【0054】請求項29の本発明の通信端末は、前記先
行送信時間を、前記サーバとの間の往復の伝播遅延の時
間よりも長く、前記伝播遅延の時間に前記サーバが前記
データ送信期間を通知するために要する処理時間を加算
した時間よりも短い時間とすることを特徴とする。
【0055】請求項30の本発明の通信端末は、蓄積さ
れている前記通信データを送出するために要する時間
が、前記先行送信時間より短い場合に、前記サーバから
前記データ送出期間の受信時点において、前記解放通知
を前記サーバに送信する手段を備えることを特徴とす
る。
【0056】請求項31の本発明の通信端末は、蓄積さ
れている前記通信データを送出するために要する蓄積デ
ータ送出期間が、前記サーバから受信した前記データ送
出期間より短く、かつ前記先行送信時間より長い場合
に、前記データ送出期間の受信時点から、前記蓄積デー
タ送出期間より前記先行送信時間を減じた時間の経過し
た時点において、前記解放通知を前記サーバに送信する
手段を備えることを特徴とする。
【0057】請求項32の本発明の通信端末は、前記デ
ータ送出期間の受信時点において、蓄積されている前記
通信データを送出するために要する時間と受信した前記
データ送出期間とを比較することにより、前記サーバに
対する通信データの送出が前記データ送信期間の途中で
全て終了するか否かの判定と、かつ前記サーバが次の端
末に対して前記データ送出期間を通知する送出時点の決
定を行ない、前記判定に基づく前記解放通知又は前記完
了通知と共に前記送出時点を前記サーバに送信する手段
を備えることを特徴とする。
【0058】請求項33の本発明のサーバは、複数の通
信端末のそれぞれに対し割り当てたデータ送信期間内に
おいて、順次各通信端末からのデータ転送を受信するサ
ーバにおいて、次にデータ転送を行なう前記通信端末に
対して順次、当該通信端末に対し割り当てる前記データ
送信期間を通知する手段と、前記通信端末から当該通信
端末に対して割り当てられた前記データ送信期間の途中
で前記通信データの送出が全て終了した旨を示す解放通
知を受信した場合には、次にデータ転送を行なう前記通
信端末に割り当てる前記データ送信期間を、前記解放通
知を送信した通信端末によるデータ送信の終了時点を起
点として割り当てる手段を備えることを特徴とする。
【0059】請求項34の本発明のサーバは、前記通信
端末から前記解放通知を受信した場合には、次にデータ
転送を行なう前記通信端末に割り当てる前記データ送信
期間に、前記解放通知を送信した通信端末に対して割り
当て済である前記データ送出期間の残りの期間を加算す
る手段を備えることを特徴とする。
【0060】請求項35の本発明のサーバは、各前記通
信端末から当該通信端末に対して割り当てられた前記デ
ータ送信期間の途中で前記通信データの送出が全て終了
しなかった旨を示す完了通知を受信した場合には、当該
通信端末に対して次回に割り当てる前記データ送出期間
を、予め定められた長さ分増加させて割り当てる手段を
備えることを特徴とする。
【0061】請求項36の本発明のサーバは、前記通信
端末から前記完了通知を当該通信端末に蓄積されている
トラヒックの情報と共に受信した場合に、当該通信端末
に対して次回に割り当てる前記データ送出期間を、前記
完了通知と共に通知された前記トラヒックの情報に基づ
いて動的に増加させて割り当てる手段を備えることを特
徴とする。
【0062】請求項37の本発明のサーバは、前記完了
通知の送信元の前記通信端末に対する次回に割り当てる
前記データ送出期間を増加させた場合に、他の前記通信
端末に対する次回に割り当てる前記データ送出期間を短
縮させることにより、各前記通信端末に対する各回の前
記データ送出期間の総和を一定値に保つ手段を備えるこ
とを特徴とする。
【0063】請求項38の本発明のフレーム送出制御プ
ログラムは、コンピュータを制御することにより、割り
当てられたデータ送信期間内においてサーバに対しデー
タ転送を行なう通信端末のフレーム送出を制御するフレ
ーム送出制御プログラムにおいて、前記サーバに対する
通信データの送出が、割り当てられた前記データ送信期
間の途中で全て終了した場合に、前記サーバに対し、割
り当てられている前記データ送出期間の解放を要求する
解放通知を前記サーバに送信する機能を備えることを特
徴とする。
【0064】請求項47の本発明のフレーム送出制御プ
ログラムは、複数の通信端末のそれぞれに対し割り当て
たデータ送信期間内において順次各通信端末からのデー
タ転送を受信するサーバを制御することにより、前記通
信端末からのフレーム送出を制御するフレーム送出制御
プログラムにおいて、次にデータ転送を行なう前記通信
端末に対して順次、当該通信端末に対し割り当てる前記
データ送信期間を通知する機能と、前記通信端末から当
該通信端末に対して割り当てられた前記データ送信期間
の途中で前記通信データの送出が全て終了した旨を示す
解放通知を受信した場合には、次にデータ転送を行なう
前記通信端末に割り当てる前記データ送信期間を、前記
解放通知を送信した通信端末によるデータ送信の終了時
点を起点として割り当てる機能を備えることを特徴とす
る。
【0065】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0066】図1は、本発明の第1の実施の形態によ
る、上りのフレーム送出を制御する機能を備えるEPO
Nシステム300の構成を示すブロック図である。
【0067】図1を参照すると、本実施の形態のEPO
Nシステム300は、加入者側装置(通信端末)310
〜312と、局側装置(サーバ)320を備え、互いに
ファイバ140〜143により接続され、また各ファイ
バ140〜143の合流点にはパッシブ信号合流/分離
器130を備えている。また、各加入者側装置310〜
312には、それぞれクライアント装置(ユーザ端末)
150〜152が接続されており、局側装置320に
は、ローカルスイッチ160が接続されている。
【0068】本実施の形態の各加入者側装置110〜1
12は、プログラム制御されるCPU等で実現され、逆
多重化部171とバッファ部172と拡張出力制御部3
73を備えている。本実施の形態の局側装置120は、
プログラム制御されるCPU等で実現され、多重化部1
80とバッファ部182と拡張フレーム送出期間割当部
383と逆多重化部381を備えている。
【0069】図11に示される従来のEPONシステム
100と、本実施の形態のEPONシステム300と
は、加入者側装置310〜312における、出力制御部
173を拡張出力制御部373に変更した点と、局側装
置320において新たに逆多重化部381を備え、フレ
ーム送出期間割当部183を拡張フレーム送出期間割当
部383に変更した点である。
【0070】このような構成の本実施の形態のEPON
システム300における、上り方向(各加入者側装置3
10〜312から局側装置320への方向)のデータ転
送について説明する。
【0071】本実施の形態のEPONシステム300で
は、従来技術と同様に局側装置320の拡張フレーム送
出期間割当部383は、各加入者側装置310〜312
に対してフレーム送出期間を割り当て、割当情報を示す
許可通知を加入者側装置310〜312に送信する。し
かし、本実施の形態のEPONシステム300では、許
可通知の受信後の各加入者側装置310〜312及び局
側装置320の動作が異なる。
【0072】すなわち、許可通知を受信した加入者側装
置310〜312の拡張出力制御部373は、割り当て
られたフレーム送出期間においてバッファ部172に格
納されたフレームをファイバ140に対して転送する。
そして、拡張出力制御部373は、フレーム送出期間が
終了すると局側装置320に対して完了通知を送信す
る。
【0073】更に、拡張出力制御部373は、フレーム
送出期間の途中においてバッファ部172に送出すべき
フレームが無くなった場合には、割当中のフレーム送出
期間を解放するために局側装置320に対して解放通知
を送信する。拡張出力制御部373は、完了通知又は解
放通知を送信する際には、バッファ部172からのフレ
ーム送信を停止し、完了通知又は解放通知をファイバ1
40〜142に送出する。
【0074】完了通知、解放通知は、メッセージを定義
して送出することを想定している。しかし解放通知に限
り、加入者側装置310〜312から主信号フレームを
送信しなくなった場合、すなわち0連パターンの符号を
局側装置320が加入者側装置310〜312から受信
した場合にこれを解放通知とみなす方式も可能である。
【0075】完了通知、解放通知及び主信号フレーム
は、パッシブ信号合流/分離器130、ファイバ143
を経由して局側装置320の逆多重化部381に転送さ
れる。逆多重化部381は、主信号フレームをローカル
スイッチ160に、また完了通知、解放通知等の制御用
フレームを拡張フレーム送出期間割当部383に通知す
る。
【0076】拡張フレーム送出期間割当部383は、完
了通知、又は解放通知を受信すると、次の加入者側装置
(例えば加入者側装置311)に対してフレーム送出を
許可するために、その加入者側装置311を宛先として
フレーム送出期間を示した許可通知を送信する。
【0077】以上の動作を繰り返すことにより、各加入
者側装置310〜312から局側装置320に対して上
り方向の送信フレームが送出される。
【0078】図2は、EPONシステム300における
上りフレーム送出制御のタイムフローである。図2で
は、図12に示された従来のタイムフローに対して、新
たな制御フレームとして完了通知410、412と解放
通知421が追加されている。図2においても、図12
の従来の場合と同様に、各加入者側装置310〜312
にはフレーム送出期間220〜222が割り当てられて
いる。
【0079】局側装置320は、時点t0において許可
通知400−1によって、加入者側装置310に対して
フレーム送出期間220(時点t0からt1までの期間
T)を通知する。
【0080】加入者側装置310は、そのフレーム送出
期間220において、バッファ部172内の蓄積フレー
ム210を局側装置320に対して送出する。そして、
時点t1においてフレーム送出期間220が終了する
と、完了通知410を局側装置320に通知して、フレ
ーム送出期間220におけるフレーム送出の終了を局側
装置320に通知する。
【0081】局側装置320は、完了通知410を受信
し、時点t1において許可通知401−1によって、加
入者側装置311に対してフレーム送出期間221(時
点t1からt2までの期間T)を通知する。
【0082】加入者側装置311は、フレーム送出期間
221において、バッファ部172内の蓄積フレーム2
11を局側装置320に対して送出する。加入者側装置
311は、フレーム送出期間221の途中(時点t1か
らT/2が経過した時点t1’)において送出すべき蓄
積フレーム211が無くなると、解放通知421を局側
装置320に送信することにより、全フレーム送出済み
によるフレーム送出期間221の解放を局側装置320
に要求する。
【0083】局側装置320は、解放通知421を受信
し、時点t1’において許可通知402−1によって、
加入者側装置312に対してフレーム送出期間222
(時点t1’からt2’までの期間T)を通知する。
【0084】加入者側装置312は、フレーム送出期間
222において、バッファ部172内の蓄積フレーム2
12を局側装置320に対して送出する。時点t2’に
おいてフレーム送出期間222が終了すると、完了通知
412を局側装置320に送出して、フレーム送出期間
222におけるフレーム送出の終了を局側装置320に
通知する。
【0085】局側装置320は、完了通知412を受信
し、時点t2’において許可通知400−2によって、
加入者側装置311に対してフレーム送出期間220
(時点t2’からt3’までの期間T)を通知する。
【0086】このように本実施の形態では、加入者側装
置311が、バッファ部172内の蓄積フレーム211
がフレーム送出期間221よりも小さい場合には、その
蓄積フレーム211の送出を完了した時点で、解放通知
421を局側装置320に送出する。
【0087】これにより、残りのフレーム送出期間22
1(時点t1’からt2’までの期間T/2)が解放さ
れ、解放されたフレーム送出期間が次の加入者側装置3
12に対して割り当てられるため、効率が向上する。
【0088】以上説明したように本実施の形態では、加
入者側装置310〜312は、局側装置320によって
割り当てられたフレーム送出期間において送出すべきフ
レームが無い場合には、局側装置320に対してフレー
ム送出期間の解放を要求する。このように、送出すべき
フレームの無いフレーム送出期間を解放し、これを他の
加入者側装置310〜312に対して割り当てることに
より、帯域利用効率を向上させることができる。
【0089】次に、本発明の第2の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。
【0090】本実施の形態は、第1の実施の形態と比べ
て、拡張フレーム送出期間割当部383の各々の加入者
側装置310〜312に対するフレーム送出期間の割当
方法が異なる。すなわち、加入者側装置310〜312
から完了通知又は解放通知を受信した拡張フレーム送出
期間割当部383は、受信した通知を基にしてフレーム
送出期間を動的に割り当てる。
【0091】拡張フレーム送出期間割当部383は、完
了通知を受信した場合にはその加入者側装置310〜3
12には蓄積フレームが残っており(ただし、フレーム
送出期間と蓄積フレーム量が一致していた場合に限り残
りの蓄積フレーム量は0である)、解放通知を受信した
場合にはその加入者側装置310〜312には蓄積フレ
ームが残っていないという情報を取得できる。
【0092】そこで、拡張フレーム送出期間割当部38
3は完了通知を受信した場合にはその加入者側装置31
0〜312に対して次回に割り当てるフレーム送出期間
を増加し、解放通知を受信した場合には次回に割り当て
るフレーム送出期間を変更しない。
【0093】これにより、完了通知を送出し蓄積フレー
ムが残っている加入者側装置310〜312にはより大
きいフレーム送出期間を割り当てられるため、蓄積フレ
ームの遅延等の特性が改善する。また、フレーム送出期
間を増加させたことにより、たとえ変更後のフレーム送
出期間が蓄積フレーム量を上回ったとしても、フレーム
送出が終了した時点で解放通知を送出するため、帯域の
無駄にはならない。
【0094】図3は、上記の機能を有する本実施の形態
の拡張フレーム送出期間割当部383による上りフレー
ム送出制御のタイムフローである。
【0095】時点t0において、局側装置520から許
可通知400−1を受信した加入者側装置310は、割
り当てられたフレーム送出期間220において蓄積フレ
ーム210を送出し、時点t1において完了通知410
を局側装置320に送信する。この時点で、加入者側装
置310の残りの蓄積フレーム210の量は、2Tであ
る。なお以下本明細書においては、蓄積フレームの量
を、その蓄積フレームを全て送出するために要する時間
の長さを用いて示すこととする。
【0096】完了通知410を受信した拡張フレーム送
出期間割当部383は、残りの蓄積フレームがあると判
断し、次回の許可通知400−2で割り当てるフレーム
送出期間を増加させる。この例では、フレーム送出期間
を1.5Tに増加させている。
【0097】続いて時点t1において、局側装置320
から許可通知401−1を受信した加入者側装置311
は、割り当てられたフレーム送出期間221において蓄
積フレーム211を送出し、全蓄積フレームの送出が完
了した時点t1’において解放通知421を局側装置3
20に送信する。この時点で、加入者側装置311の蓄
積フレーム211の量は0である。
【0098】解放通知421を受信した拡張フレーム送
出期間割当部383は、残りの蓄積フレームの量が0で
あると判断し、次回の許可通知401−2で通知するフ
レーム送出期間をTのまま変更しない。
【0099】続いて時点t1’において、局側装置32
0から許可通知402−1を受信した加入者側装置31
2は、割り当てられたフレーム送出期間222において
蓄積フレーム212を送出し、全蓄積フレームの送出が
完了した時点t2’において完了通知412を局側装置
320に送信する。この時点で、加入者側装置312の
蓄積フレーム212の量は0である。
【0100】完了通知412を受信した拡張フレーム送
出期間割当部383は、残りの蓄積フレームがあると判
断し、次回の許可通知402−2で通知するフレーム送
出期間を許可通知400−2と同様に1.5Tとする。
【0101】この方法では、許可通知400−2におい
て、加入者側装置310に対して1.5Tのフレーム送
出期間が割り当てられるため、蓄積フレーム210の遅
延特性を改善できる。一方、加入者側装置311、31
2に対しては、蓄積フレーム量を上回るフレーム送出期
間になる可能性があるものの、そのような場合には送出
が完了した時点で送出期間の解放通知を行なうため、効
率は劣化しない。
【0102】なお、次回のフレーム送出期間決定方法と
しては、図3で説明したように完了通知を送信した加入
者側装置310〜312のフレーム送出期間を増加さ
せ、解放通知を送信した加入者側装置310〜312の
フレーム送出期間を変更しないものとする方式以外に
も、全加入者側装置310〜312に対するフレーム送
出期間の和を予め固定して設定し、各加入者側装置31
0〜312のフレーム送出期間の割合を変更することに
より完了通知を送信した加入者側装置310〜312の
フレーム送出期間を増加させる方式も同様に実施するこ
とができる。つまり、この方式においては、解放通知を
送信した加入者側装置310〜312のフレーム送出期
間を短縮させることにより、フレーム送出期間の和を一
定に保つのである。
【0103】以上説明したように本実施の形態では、完
了通知を送出した加入者側装置310〜312に対して
は、蓄積フレームが残っている可能性が高いため、次回
のフレーム送出期間を増加させる制御を行なうことによ
り、第1の実施の形態の効果に加えて、フレーム送出期
間をより効率的に割り当てることができかつ遅延特性を
改善することができる。
【0104】次に、本発明の第3の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。
【0105】本実施の形態では、第2の実施の形態と比
べて、拡張出力制御部373の完了通知の送出方法及び
拡張フレーム送出期間割当部383の各々の加入者側装
置310〜312に対するフレーム送出期間の割当方法
が異なる。
【0106】すなわち、本実施の形態の加入者側装置3
10〜312の拡張出力制御部373は、バッファ部1
72の蓄積フレーム量が割り当てられたフレーム送出期
間よりも大きい場合には、フレーム送出期間の終了時点
において送出期間の完了を通知すると共に、残りの蓄積
フレーム量等のトラヒックの状態の情報を局側装置32
0に通知する。ここで、局側装置320に通知するトラ
ヒックの状態の情報には、通知時の蓄積フレーム量の閾
値超過の有無、前回通知時から新たに到着したフレーム
量やその閾値超過の有無、通知時の蓄積フレームの待ち
時間の最大値やその閾値超過の有無などを用いることが
できる。
【0107】以降、本実施の形態の状態通知を伴う完了
通知を、拡張完了通知と呼ぶこととする。
【0108】拡張完了通知は、第1、第2の実施の形態
の完了通知の転送と同様に、各加入者側装置310〜3
12の拡張フレーム送出期間割当部383に転送され
る。拡張完了通知を受信した拡張フレーム送出期間割当
部383は、通知されたトラヒック状態に基づき次回に
割り当てるフレーム送出期間を決定する。
【0109】図4は、上記の機能を有する本実施の形態
の拡張フレーム送出期間割当部383の上りフレーム送
出制御のタイムフローである。
【0110】時点t0において、局側装置320から許
可通知400−1を受信した加入者側装置310は、割
り当てられたフレーム送出期間220において蓄積フレ
ーム210を送出し、時点t1において拡張完了通知6
10を局側装置320に送信する。拡張完了通知610
には、残りの蓄積フレーム210の量が2Tである旨が
示されている。
【0111】拡張完了通知610を受信した局側装置3
20の拡張フレーム送出期間割当部383は、残りの蓄
積フレーム量2Tを次回の許可通知400−2で通知す
るフレーム送出期間として割り当てる。
【0112】続いて時点t1において局側装置320か
ら許可通知401−1を受信した加入者側装置311
は、割り当てられたフレーム送出期間221において蓄
積フレーム211を送出し、全蓄積フレームの送出が完
了した時点t1’において解放通知421を局側装置3
20に送信する。この時点で、加入者側装置311の残
りの蓄積フレーム211の量は0である。
【0113】解放通知421を受信した局側装置320
の拡張フレーム送出期間割当部383は、残りの蓄積フ
レームの量が0であると判断し、次回の許可通知401
−2で通知するフレーム送出期間をTのまま変更しな
い。
【0114】続いて時点t1’において局側装置320
から許可通知402−1を受信した加入者側装置312
は、割り当てられたフレーム送出期間222において蓄
積フレーム212を送出し、全蓄積フレームの送出が完
了した時点t2’において、拡張完了通知612を局側
装置320に送信する。拡張完了通知612には、残り
の蓄積フレーム212の量が0である旨が示される。
【0115】拡張完了通知612を受信した局側装置3
20の拡張フレーム送出期間割当部383は、残りの蓄
積フレーム量が0なので、次回の許可通知402−2で
通知するフレーム送出期間をTのまま変更しない。
【0116】以上のように局側装置320は、第1の実
施の形態と同様にフレーム送出期間を動的に割り当て、
特に加入者側装置310から通知される蓄積フレーム量
に基づいてフレーム送出期間を割り当てることにより、
より適切なフレーム送出期間を割り当てることができ、
蓄積フレーム210の遅延特性を改善することができ
る。
【0117】また、加入者側装置312のように、フレ
ーム送出期間222と蓄積フレーム212を送出するた
めの時間とが一致する場合には、残りの蓄積フレーム量
が0である旨が通知されることにより、不要な送出期間
が割り当てられることがない。
【0118】以上説明したように本実施の形態では、完
了通知を送出した各加入者側装置310〜312に対し
て、完了通知とあわせて通知されるトラヒック状態に基
づき次回のフレーム送出期間を増加させることにより、
第1の実施の形態の効果に加えて、フレーム送出期間を
更に効率的に割り当ることができかつ遅延特性を改善で
きる。
【0119】次に、本発明の第4の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。本実施の形態では、上記
各実施の形態の拡張出力制御部373の完了通知、拡張
完了通知、解放通知の送出タイミングを改良している。
【0120】図5、6はEPONシステム300におけ
る局側装置320と加入者側装置310〜312との間
の上りフレーム送出制御に関するタイムフローであり、
図5では上記各実施の形態の送出タイミングを改良して
いない場合を示し、図6では本実施の形態の送出タイミ
ングを改良している場合を示す。図5、6では局側装置
320と加入者側装置310〜312間の往復の伝播遅
延をRTTとしている(上り/下りの片道の伝播遅延は
RTT/2である)。
【0121】図5の送出タイミングを改良していない場
合の動作では、まず加入者側装置310は、時点0にお
いて、割当情報(フレーム送出期間720)が示される
許可通知700を局側装置320から受信する。加入者
側装置310は、フレーム送出期間720の間、局側装
置320に対して蓄積するフレームを送出すると、時点
Tにおいて完了通知710を送出する。この完了通知7
10は、片道の伝播遅延RTT/2を経過後の時点T+
RTT/2において、局側装置320に到着する。
【0122】完了通知710を受信した局側装置320
は、時点T+RTT/2において、割当情報を示した許
可通知701を加入者側装置311に対して送出する。
許可通知701は、片道の伝播遅延RTT/2を経過後
の時点T+RTTにおいて、加入者側装置311に到着
する。
【0123】そして、加入者側装置311は、時点T+
RTT以降に蓄積フレームを局側装置320に対して送
出する。
【0124】ここで、時点Tにおいて加入者側装置31
0が局側装置320に完了通知710を送出してから、
時点T+RTTにおいて加入者側装置320が局側装置
320から許可通知701を受信するまでの未使用送出
期間731の間、すなわちRTTの間にはいずれの加入
者側装置310〜312に対してもフレーム送出期間は
割り当てられていない。そのため、ファイバ143の帯
域は未使用状態となり、効率の劣化が発生する。
【0125】このような現象を回避するために、図6に
示されるように本実施の形態の拡張出力制御部373
は、フレーム送出期間の終了時点よりも先に完了通知
(又は解放通知)を局側装置320に送出することを特
徴とする。
【0126】加入者側装置310の拡張出力制御部37
3は、許可通知700によってその加入者側装置310
に対して割り当てられたフレーム送出期間720が終了
する時点Tにおいて、局側装置320からの次の許可通
知701が次の加入者側装置311に到着できるよう
に、完了通知710を時点Tよりも前に送出する。
【0127】すなわち、加入者側装置310から、時点
Tよりも往復の伝播遅延RTTを前倒しした時点T−R
TTにおいて、局側装置320に対して完了通知710
を送出する。すると、その完了通知710は、片道の伝
播遅延RTT/2を経過後の時点T−RTT/2におい
て、局側装置320に到着する。
【0128】そして、完了通知710を受信した局側装
置320は、時点T−RTT/2において、許可通知7
01を加入者側装置311に対して送出する。この許可
通知701は、片道の伝播遅延RTT/2を経過後の時
点Tにおいて、加入者側装置311に到着する。
【0129】これにより、加入者側装置311は、時点
T以降に蓄積フレームを局側装置320に対して送出す
ることができる。
【0130】このようにして、各加入者側装置310〜
312が、フレーム送出期間の終了時点よりも伝播遅延
RTT分だけ先に完了通知710を局側装置320に送
出することにより、伝播遅延RTTのあいだファイバ1
43の帯域が未使用になることを回避でき、通信の効率
をより向上させることができる。
【0131】また、解放通知を送出する場合において
も、完了通知の場合の処理と同様にして、本来の解放通
知送出タイミングに対して伝播遅延RTT分だけ先に解
放通知を送出させることができる。
【0132】続いて、本実施の形態の拡張出力制御部3
73における、完了通知又は解放通知の送出タイミング
の決定方法について説明する。図7〜10はEPONシ
ステム300のデータ転送のタイムフローであり、バッ
ファ部172における蓄積フレーム量によって場合分け
している。
【0133】図7〜10では、時点0において許可通知
700を受信した時点での加入者側装置310の蓄積フ
レームを送出する期間をFとしており、図7は蓄積フレ
ーム送出期間Fが往復の伝播遅延RTT以下の場合(F
≦RTTの場合)、図8、図9は蓄積フレーム送出期間
Fが往復の伝播遅延RTTよりも大きく、フレーム送出
期間Tよりも小さい場合(RTT<F<T)、図10は
蓄積フレーム送出期間Fがフレーム送出期間T以上の場
合(T≦F)を示している。
【0134】図7のF≦RTTの場合には、拡張出力制
御部373は許可通知700を受信した時点0におい
て、解放通知820を局側装置320に対して送出す
る。この場合には、RTTである未使用期間をRTT−
Fに削減できる。
【0135】図8、図9のRTT<F<Tの場合には、
送出タイミングの決定方法としてMethod1とMe
thod2の2つの方法が考えられる。
【0136】図8のMethod1では、時点0におい
て送出時点を決定する。すなわち、拡張出力制御部37
3は時点0における蓄積フレーム801の送出が終了す
る時点Fから往復の伝播遅延RTTを前倒しした時点F
−RTTを送出時点として、時点F−RTTにおいて解
放通知820を局側装置320に対して送出する。この
場合には、未使用期間を0にできる。
【0137】これに対して、図9のMethod2で
は、時点0では送出時点を決定せずに、時点0から解放
通知820を送出するまでに到着するフレーム810の
送出を考慮している。Method2では、拡張出力制
御部373はMethod1と同様に時点F−RTTを
仮の送出時点として、時点0から時点F−RTTまでの
到着フレーム810(=α)を送出するために、時点F
+α−RTTにおいて解放通知820を局側装置320
に対して送出する。
【0138】また図9には示されていないが、Meth
od2の拡張方式としては、時点F+α−RTTを更に
仮の送出時点として、時点F−RTTから時点F−RT
T+αまでの到着フレーム810(=β)を送出するた
めに、時点F+α+β−RTTにおいて解放通知820
を送出する方法や、仮の送出時点の導出を複数回繰り返
して決定した時点において解放通知820を送出方法が
ある。
【0139】なお、図8、9のこのMethod1、2
では、到着フレームを考慮した送出時点(F+α−RT
T、F+α+β−RTT)がフレーム送出期間720の
終了時点Tの後になる場合には、時点Tにおいて完了通
知710を送出する。
【0140】図10のT≦Fの場合には、フレーム送出
期間Tを全て使用するため、拡張出力制御部373は時
点0において完了通知710の送出時点をT−RTTに
決定する。この場合、拡張出力制御部373は、蓄積フ
レーム802を送出後、時点T−RTTにおいて完了通
知710を局側装置320に対して送出する。
【0141】また本実施の形態の上記各実施例において
は、解放通知や完了通知を先行して送信する先行送信時
間を、局側装置320と各前記加入者側装置310〜3
12との間の往復の伝播遅延の時間とする場合を主に説
明してきたが、更に局側装置320における許可通知の
送出のために要する処理時間を考慮して、この処理時間
も先行送信時間に加えるものとしてもよい。また例え
ば、先行送信時間として、往復の伝播遅延の時間よりも
長く、往復の伝播遅延の時間に局側装置320の処理時
間を加算した時間よりも短い時間を、予め定めて用いる
こと等が同様に実施することができる。
【0142】以上説明したように本実施の形態では、各
加入者側装置310〜312の拡張出力制御部373
が、図7〜10の制御フレーム送出タイミングの決定方
法に従い完了通知や解放通知を局側装置320に対して
送出することにより、第1の実施の形態の効果に加え
て、帯域が未使用となる時間帯の発生を防止することが
できる。
【0143】なお、本実施の形態の図8や図10の場合
のように、時点0において完了通知又は解放通知の送出
時点を決定する場合には、決定直後の時点0において完
了通知、解放通知を送出する方式も実施することができ
る。このような方式の場合では、各々の通知には本来の
完了通知、解放通知が到着する時点(図8の場合に時点
F−RTT/2、図10の場合に時点T−RTT/2)
をあわせて示すものとする。そして、局側装置320の
拡張フレーム送出期間割当部383が、このような完了
通知や解放通知を受信し、その通知された時点において
次の加入者側装置310〜312に対して許可通知70
1を送出する。これにより、第4の実施の形態と同様の
効果を実現することができる。
【0144】なお、上記各実施の形態は、互いに自由に
組み合わせて実施することができる。例えば、第4の実
施の形態の送出タイミングの前倒し機能を、第1〜第3
の実施のいずれかの拡張出力制御部が備えることによ
り、帯域が未使用となる時間帯の発生を防止すると共に
それぞれの各実施の形態の効果を実現することができ
る。
【0145】また、上記各実施の形態の加入者側装置
は、クライアント装置と別個の装置する形態に限らず、
加入者側装置とクライアント装置とを一体の装置として
もよい。
【0146】なお、本実施の形態の通信システムは、加
入者側装置(通信端末)310、311、312の拡張
出力制御部373の機能や、局側装置(サーバ)320
の拡張フレーム送出期間割当部の機能や、その他の機能
をハードウェア的に実現することは勿論として、各機能
を備えるコンピュータプログラムであるフレーム送出制
御プログラム90、91を、コンピュータ処理装置のメ
モリにロードされることで実現することができる。この
フレーム送出制御プログラム90、91は、磁気ディス
ク、半導体メモリその他の記録媒体に格納される。そし
て、その記録媒体からコンピュータ処理装置にロードさ
れ、コンピュータ処理装置の動作を制御することによ
り、上述した各機能を実現する。
【0147】以上好ましい実施の形態及び実施例をあげ
て本発明を説明したが、本発明は必ずしも上記実施の形
態及び実施例に限定されるものではなく、その技術的思
想の範囲内において様々に変形して実施することができ
る。
【0148】
【発明の効果】以上説明したように本発明の通信システ
ム、通信端末、サーバ、及びフレーム送出制御プログラ
ムによれば、以下のような効果が達成される。
【0149】本発明によれば、サーバにより割り当てら
れたフレーム送出期間が、利用者側の通信端末に蓄積さ
れた通信するフレーム量を上回って割り当てられた場合
には、その超過するフレーム送出期間を解放することが
できる。この解放されたフレーム送出期間を、他の通信
端末に割り当てることができるため、効率的なデータ転
送を実現できる。
【0150】すなわち本発明では、サーバが利用者側の
各通信端末に対して、フレーム送出期間の割当情報を通
知する。通信端末は、蓄積されたフレーム量が割り当て
られたフレーム送出期間を上回る場合には、サーバに対
して過剰に割り当てられたフレーム送出期間の解放を要
求する。サーバは、解放要求を受信して、その解放され
たフレーム送出期間を次の通信端末に対して前倒しして
割り当て、次の通信端末にその割当情報を通知する。
【0151】これにより、ある通信端末に対して過剰に
割り当てられたフレーム送出期間を解放し、他の通信端
末に割り当てることができ、効率的なデータ転送を実現
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態による通信システ
ムの構成を示すブロック図である。
【図2】 本発明の第1の実施の形態における上りフレ
ーム送出制御のタイムフローを示す図である。
【図3】 本発明の第2の実施の形態における上りフレ
ーム送出制御のタイムフローを示す図である。
【図4】 本発明の第3の実施の形態における上りフレ
ーム送出制御のタイムフローを示す図である。
【図5】 本発明の第1〜3の実施の形態における上り
フレーム送出制御のタイムフローを示す図である。
【図6】 本発明の第4の実施の形態における上りフレ
ーム送出制御のタイムフローを示す図である。
【図7】 本発明の第4の実施の形態における制御フレ
ームの送出タイミングの決定方法を示す上りフレーム送
出制御のタイムフローを示す図である。
【図8】 本発明の第4の実施の形態における制御フレ
ームの送出タイミングの決定方法を示す上りフレーム送
出制御のタイムフローを示す図である。
【図9】 本発明の第4の実施の形態における制御フレ
ームの送出タイミングの決定方法を示す上りフレーム送
出制御のタイムフローを示す図である。
【図10】 本発明の第4の実施の形態における制御フ
レームの送出タイミングの決定方法を示す上りフレーム
送出制御のタイムフローを示す図である。
【図11】 従来のEPONシステムの構成を示すブロ
ック図である。
【図12】 従来のEPONシステムにおける上りフレ
ーム送出制御のタイムフローを示す図である。
【符号の説明】
100 従来のEPONシステム 300 本発明のEPONシステム 110、111、112、310、311、312 加
入者側装置(通信端末) 120、320 局側装置(サーバ) 130 パッシブ信号合流/分離器 140、141、142、143 ファイバ 150、151、152 クライアント装置 160 ローカルスイッチ 171、381 逆多重化部 172、182 バッファ部 173 出力制御部 373 拡張出力制御部 180 多重化部 183 フレーム送出期間割当部 383 拡張フレーム送出期間割当部 200、400−1、401−1、402−1、400
−2、700、701 許可通知 210、211、212、800、801、802 蓄
積フレーム 220、221、222、720、721 フレーム送
出期間 410、412、710 完了通知 421、820 解放通知 610、612 拡張完了通知 730、731 未使用送出期間 810 到着フレーム 90、91 フレーム送出制御プログラム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渋谷 真 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気株 式会社内 Fターム(参考) 5K028 CC02 EE05 KK01 KK03 KK12 KK32 SS23 SS24 5K033 AA01 CA01 DA01 DA15 DB02 DB22

Claims (51)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の通信端末が、各前記通信端末のそ
    れぞれに対し割り当てられたデータ送信期間内において
    サーバに対し順次データ転送を行なう通信システムにお
    いて、 前記サーバに対する通信データの送出が、前記通信端末
    に対して割り当てられた前記データ送信期間の途中で全
    て終了した場合に、前記サーバに対し、当該通信端末に
    対し割り当てられている前記データ送出期間の解放を要
    求する解放通知を前記サーバに送信することを特徴とす
    る通信システム。
  2. 【請求項2】 前記サーバが、 当該サーバに対し次にデータ転送を行なう前記通信端末
    に対して順次、当該通信端末に対し割り当てる前記デー
    タ送信期間を通知し、 前記通信端末から前記解放通知を受信した場合には、次
    にデータ転送を行なう前記通信端末に割り当てる前記デ
    ータ送信期間を、前記解放通知を送信した通信端末によ
    るデータ送信の終了時点を起点として割り当てることを
    特徴とする請求項1に記載の通信システム。
  3. 【請求項3】 前記サーバが、 前記通信端末から前記解放通知を受信した場合には、次
    にデータ転送を行なう前記通信端末に割り当てる前記デ
    ータ送信期間に、前記解放通知を送信した通信端末に対
    して割り当て済である前記データ送出期間の残りの期間
    を加算することを特徴とする請求項2に記載の通信シス
    テム。
  4. 【請求項4】 前記サーバが、 当該サーバに対し現在通信データを転送中の前記通信端
    末から、「0」が連続するビットパターンを受信した場
    合に、前記ビットパターンを当該通信端末からの前記解
    放通知と判定することを特徴とする請求項2又は請求項
    3に記載の通信システム。
  5. 【請求項5】 各前記通信端末が、 前記サーバに対する通信データの送出が、当該通信端末
    に対して割り当てられた前記データ送信期間の途中で全
    て終了しなかった場合に、前記データ送出期間の完了を
    通知する完了通知を、前記サーバに通知することを特徴
    とする請求項2から請求項4のいずれか1つに記載の通
    信システム。
  6. 【請求項6】 各前記通信端末が、 前記完了通知を、当該通信端末に蓄積されているトラヒ
    ックの情報と共に前記サーバに通知することを特徴とす
    る請求項5に記載の通信システム。
  7. 【請求項7】 各前記通信端末が前記サーバに通知する
    前記トラヒックの情報が、当該通信端末に蓄積されてい
    る通信データの量と、前記蓄積されている通信データの
    量が予め定められた閾値を超過しているか否かを示す情
    報との少なくとも一方を含むことを特徴とする請求項6
    に記載の通信システム。
  8. 【請求項8】 前記サーバが、 前記通信端末から前記完了通知を受信した場合に、当該
    通信端末に対して次回に割り当てる前記データ送出期間
    を、予め定められた長さ分増加させて割り当てることを
    特徴とする請求項5から請求項7のいずれか1つに記載
    の通信システム。
  9. 【請求項9】 前記サーバが、 前記通信端末から前記完了通知を受信した場合に、当該
    通信端末に対して次回に割り当てる前記データ送出期間
    を、前記完了通知と共に通知された前記トラヒックの情
    報に基づいて動的に増加させて割り当てることを特徴と
    する請求項6又は請求項7に記載の通信システム。
  10. 【請求項10】 前記サーバが、 前記完了通知の送信元の前記通信端末に対する次回に割
    り当てる前記データ送出期間を増加させた場合に、他の
    前記通信端末に対する次回に割り当てる前記データ送出
    期間を短縮させることにより、各前記通信端末に対する
    各回の前記データ送出期間の総和を一定値に保つことを
    特徴とする請求項8又は請求項9に記載の通信システ
    ム。
  11. 【請求項11】 前記通信端末が、 前記サーバに対して前記完了通知を、前記データ送出期
    間の終了時点よりも、予め定められた先行送信時間前に
    送信することを特徴とする請求項5から請求項10のい
    ずれか1つに記載の通信システム。
  12. 【請求項12】 前記通信端末が、 前記サーバに対して前記解放通知を、当該通信端末に蓄
    積される前記通信データの送信の完了時点よりも、予め
    定められた先行送信時間前に送信することを特徴とする
    請求項2から請求項11のいずれか1つに記載の通信シ
    ステム。
  13. 【請求項13】 前記先行送信時間を、各前記通信端末
    と前記サーバとの間の往復の伝播遅延と等しい時間とす
    ることを特徴とする請求項11又は請求項12に記載の
    通信システム。
  14. 【請求項14】 前記先行送信時間を、各前記通信端末
    と前記サーバとの間の往復の伝播遅延の時間よりも長
    く、前記伝播遅延の時間に前記サーバが前記データ送信
    期間を各前記通信端末に通知するために要する処理時間
    を加算した時間よりも短い時間とすることを特徴とする
    請求項11又は請求項12に記載の通信システム。
  15. 【請求項15】 前記通信端末が、 蓄積される前記通信データを送出するために要する時間
    が、前記先行送信時間より短い場合に、前記サーバから
    前記データ送出期間の受信時点において、前記解放通知
    を前記サーバに送信することを特徴とする請求項12か
    ら請求項14のいずれか1つに記載の通信システム。
  16. 【請求項16】 前記通信端末が、 蓄積される前記通信データを送出するために要する蓄積
    データ送出期間が、前記サーバから受信した前記データ
    送出期間より短く、かつ前記先行送信時間より長い場合
    に、 前記データ送出期間の受信時点から、前記蓄積データ送
    出期間より前記先行送信時間を減じた時間の経過した時
    点において、前記解放通知を前記サーバに送信すること
    を特徴とする請求項12から請求項15のいずれか1つ
    に記載の通信システム。
  17. 【請求項17】 前記通信端末が、 蓄積される前記通信データを送出するために要する蓄積
    データ送出期間が、前記サーバから受信した前記データ
    送出期間より短く、かつ前記先行送信時間より長い場合
    には、 前記データ送出期間の受信時点から、前記蓄積データ送
    出期間より前記先行送信時間を減じた時間の経過した時
    点を第1送信時点とし、 前記データ送出期間の受信時点から前記第1送信時点の
    間における到着データを送出するための期間を前記第1
    送信時点に加えた時点を第2送信時点とし、 前記第2送信時点が前記データ送出期間の終了時点前の
    時に、前記第2送信時点で前記解放通知を前記サーバに
    送信し、 前記第2送信時点が前記データ送出期間の終了時点以降
    の時に、前記終了時点で前記完了通知を前記サーバに送
    信することを特徴とする請求項12から請求項15のい
    ずれか1つに記載の通信システム。
  18. 【請求項18】 前記通信端末が、 蓄積される前記通信データを送出するために要する蓄積
    データ送出期間が、前記サーバから受信した前記データ
    送出期間より短く、かつ前記先行送信時間より長い場合
    に、 前記データ送出期間の受信時点から、前記蓄積データ送
    出期間より前記先行送信時間を減じた時間の経過した時
    点を第1送信時点とし、前記データ送出期間の受信時点
    から前記第1送信時点の間における到着データを送出す
    るための期間を前記第1送信時点に加えた時点を第2送
    信時点とする処理をn回繰り返すことにより、 前記第1送信時点から第(n−1)送信時点の間におけ
    る到着データを送出するための期間を前記第(n−1)
    送信時点に加えた時点である第n送信時点を求め、 前記第n送信時点が前記データ送出期間の終了時点前の
    時に、前記第n送信時点で前記解放通知を前記サーバに
    送信し、 前記第n送信時点が前記データ送出期間の終了時点以降
    の時に、前記終了時点で前記完了通知を前記サーバに送
    信することを特徴とする請求項12から請求項15のい
    ずれか1つに記載の通信システム。
  19. 【請求項19】 前記通信端末が、 前記データ送出期間の受信時点において、当該通信端末
    に蓄積される前記通信データを送出するために要する時
    間と受信した前記データ送出期間とを比較することによ
    り、前記サーバに対する通信データの送出が前記データ
    送信期間の途中で全て終了するか否かの判定と、かつ前
    記サーバが次の前記通信端末に対して前記データ送出期
    間を通知する送出時点の決定を行ない、前記判定に基づ
    く前記解放通知又は前記完了通知と共に前記送出時点を
    前記サーバに送信することを特徴とする請求項12から
    請求項14のいずれか1つに記載の通信システム。
  20. 【請求項20】 前記サーバが、各前記通信端末に対
    し、前記データ送出期間を当該データ送出期間の終了時
    点を指定することにより通知することを特徴とする請求
    項2から請求項19のいずれか1つに記載の通信システ
    ム。
  21. 【請求項21】 各前記通信端末が、前記サーバに前記
    通信データをイーサネット(登録商標)フレームにより
    送信することを特徴とする請求項1から請求項20のい
    ずれか1つに記載の通信システム。
  22. 【請求項22】 割り当てられたデータ送信期間内にお
    いてサーバに対しデータ転送を行なう通信端末におい
    て、 前記サーバに対する通信データの送出が、割り当てられ
    た前記データ送信期間の途中で全て終了した場合に、前
    記サーバに対し、割り当てられている前記データ送出期
    間の解放を要求する解放通知を前記サーバに送信する手
    段を備えることを特徴とする通信端末。
  23. 【請求項23】 前記サーバに対する前記通信データの
    送出が、割り当てられた前記データ送信期間の途中で全
    て終了しなかった場合に、前記データ送出期間の完了を
    通知する完了通知を、前記サーバに通知する手段を備え
    ることを特徴とする請求項22に記載の通信端末。
  24. 【請求項24】 前記完了通知を、蓄積されているトラ
    ヒックの情報と共に前記サーバに通知することを特徴と
    する請求項23に記載の通信端末。
  25. 【請求項25】 前記サーバに通知する前記トラヒック
    の情報に、蓄積されている通信データの量と、前記蓄積
    されている通信データの量が予め定められた閾値を超過
    しているか否かを示す情報との少なくとも一方を含める
    ことを特徴とする請求項24に記載の通信端末。
  26. 【請求項26】 前記サーバに対して前記完了通知を、
    前記データ送出期間の終了時点よりも、予め定められた
    先行送信時間前に送信する手段を備えることを特徴とす
    る請求項23から請求項25のいずれか1つに記載の通
    信端末。
  27. 【請求項27】 前記サーバに対して前記解放通知を、
    蓄積されている前記通信データの送信の完了時点より
    も、予め定められた先行送信時間前に送信する手段を備
    えることを特徴とする請求項23から請求項26のいず
    れか1つに記載の通信端末。
  28. 【請求項28】 前記先行送信時間を、前記サーバとの
    間の往復の伝播遅延と等しい時間とすることを特徴とす
    る請求項26又は請求項27に記載の通信端末。
  29. 【請求項29】 前記先行送信時間を、前記サーバとの
    間の往復の伝播遅延の時間よりも長く、前記伝播遅延の
    時間に前記サーバが前記データ送信期間を通知するため
    に要する処理時間を加算した時間よりも短い時間とする
    ことを特徴とする請求項26又は請求項27に記載の通
    信端末。
  30. 【請求項30】 蓄積されている前記通信データを送出
    するために要する時間が、前記先行送信時間より短い場
    合に、前記サーバから前記データ送出期間の受信時点に
    おいて、前記解放通知を前記サーバに送信する手段を備
    えることを特徴とする請求項26から請求項29のいず
    れか1つに記載の通信端末。
  31. 【請求項31】 蓄積されている前記通信データを送出
    するために要する蓄積データ送出期間が、前記サーバか
    ら受信した前記データ送出期間より短く、かつ前記先行
    送信時間より長い場合に、前記データ送出期間の受信時
    点から、前記蓄積データ送出期間より前記先行送信時間
    を減じた時間の経過した時点において、前記解放通知を
    前記サーバに送信する手段を備えることを特徴とする請
    求項26から請求項30のいずれか1つに記載の通信端
    末。
  32. 【請求項32】 前記データ送出期間の受信時点におい
    て、蓄積されている前記通信データを送出するために要
    する時間と受信した前記データ送出期間とを比較するこ
    とにより、前記サーバに対する通信データの送出が前記
    データ送信期間の途中で全て終了するか否かの判定と、
    かつ前記サーバが次の端末に対して前記データ送出期間
    を通知する送出時点の決定を行ない、前記判定に基づく
    前記解放通知又は前記完了通知と共に前記送出時点を前
    記サーバに送信する手段を備えることを特徴とする請求
    項26から請求項29のいずれか1つに記載の通信端
    末。
  33. 【請求項33】 複数の通信端末のそれぞれに対し割り
    当てたデータ送信期間内において、順次各通信端末から
    のデータ転送を受信するサーバにおいて、 次にデータ転送を行なう前記通信端末に対して順次、当
    該通信端末に対し割り当てる前記データ送信期間を通知
    する手段と、 前記通信端末から当該通信端末に対して割り当てられた
    前記データ送信期間の途中で前記通信データの送出が全
    て終了した旨を示す解放通知を受信した場合には、次に
    データ転送を行なう前記通信端末に割り当てる前記デー
    タ送信期間を、前記解放通知を送信した通信端末による
    データ送信の終了時点を起点として割り当てる手段を備
    えることを特徴とするサーバ。
  34. 【請求項34】 前記通信端末から前記解放通知を受信
    した場合には、次にデータ転送を行なう前記通信端末に
    割り当てる前記データ送信期間に、前記解放通知を送信
    した通信端末に対して割り当て済である前記データ送出
    期間の残りの期間を加算する手段を備えることを特徴と
    する請求項33に記載のサーバ。
  35. 【請求項35】 各前記通信端末から当該通信端末に対
    して割り当てられた前記データ送信期間の途中で前記通
    信データの送出が全て終了しなかった旨を示す完了通知
    を受信した場合には、当該通信端末に対して次回に割り
    当てる前記データ送出期間を、予め定められた長さ分増
    加させて割り当てる手段を備えることを特徴とする請求
    項33又は請求項34に記載のサーバ。
  36. 【請求項36】 前記通信端末から前記完了通知を当該
    通信端末に蓄積されているトラヒックの情報と共に受信
    した場合に、当該通信端末に対して次回に割り当てる前
    記データ送出期間を、前記完了通知と共に通知された前
    記トラヒックの情報に基づいて動的に増加させて割り当
    てる手段を備えることを特徴とする請求項35に記載の
    サーバ。
  37. 【請求項37】 前記完了通知の送信元の前記通信端末
    に対する次回に割り当てる前記データ送出期間を増加さ
    せた場合に、他の前記通信端末に対する次回に割り当て
    る前記データ送出期間を短縮させることにより、各前記
    通信端末に対する各回の前記データ送出期間の総和を一
    定値に保つ手段を備えることを特徴とする請求項35又
    は請求項36に記載のサーバ。
  38. 【請求項38】 コンピュータを制御することにより、
    割り当てられたデータ送信期間内においてサーバに対し
    データ転送を行なう通信端末のフレーム送出を制御する
    フレーム送出制御プログラムにおいて、 前記サーバに対する通信データの送出が、割り当てられ
    た前記データ送信期間の途中で全て終了した場合に、前
    記サーバに対し、割り当てられている前記データ送出期
    間の解放を要求する解放通知を前記サーバに送信する機
    能を備えることを特徴とするフレーム送出制御プログラ
    ム。
  39. 【請求項39】 前記サーバに対する前記通信データの
    送出が、割り当てられた前記データ送信期間の途中で全
    て終了しなかった場合に、前記データ送出期間の完了を
    通知する完了通知を、前記サーバに通知する機能を備え
    ることを特徴とする請求項38に記載のフレーム送出制
    御プログラム。
  40. 【請求項40】 前記完了通知を、蓄積されているトラ
    ヒックの情報と共に前記サーバに通知する機能を備える
    ことを特徴とする請求項39に記載のフレーム送出制御
    プログラム。
  41. 【請求項41】 前記サーバに対して前記完了通知を、
    前記データ送出期間の終了時点よりも、予め定められた
    先行送信時間前に送信する機能を備えることを特徴とす
    る請求項39又は請求項40に記載のフレーム送出制御
    プログラム。
  42. 【請求項42】 前記サーバに対して前記解放通知を、
    蓄積されている前記通信データの送信の完了時点より
    も、予め定められた先行送信時間前に送信する機能を備
    えることを特徴とする請求項39から請求項41のいず
    れか1つに記載のフレーム送出制御プログラム。
  43. 【請求項43】 前記先行送信時間を、前記サーバとの
    間の往復の伝播遅延と等しい時間とすることを特徴とす
    る請求項41又は請求項42に記載のフレーム送出制御
    プログラム。
  44. 【請求項44】 蓄積されている前記通信データを送出
    するために要する時間が、前記先行送信時間より短い場
    合に、前記サーバから前記データ送出期間の受信時点に
    おいて、前記解放通知を前記サーバに送信する機能を備
    えることを特徴とする請求項41から請求項43のいず
    れか1つに記載のフレーム送出制御プログラム。
  45. 【請求項45】 蓄積されている前記通信データを送出
    するために要する蓄積データ送出期間が、前記サーバか
    ら受信した前記データ送出期間より短く、かつ前記先行
    送信時間より長い場合に、前記データ送出期間の受信時
    点から、前記蓄積データ送出期間より前記先行送信時間
    を減じた時間の経過した時点において、前記解放通知を
    前記サーバに送信する機能を備えることを特徴とする請
    求項41から請求項44のいずれか1つに記載のフレー
    ム送出制御プログラム。
  46. 【請求項46】 前記データ送出期間の受信時点におい
    て、蓄積されている前記通信データを送出するために要
    する時間と受信した前記データ送出期間とを比較するこ
    とにより、前記サーバに対する通信データの送出が前記
    データ送信期間の途中で全て終了するか否かの判定と、
    かつ前記サーバが次の端末に対して前記データ送出期間
    を通知する送出時点の決定を行ない、前記判定に基づく
    前記解放通知又は前記完了通知と共に前記送出時点を前
    記サーバに送信する機能を備えることを特徴とする請求
    項41から請求項43のいずれか1つに記載のフレーム
    送出制御プログラム。
  47. 【請求項47】 複数の通信端末のそれぞれに対し割り
    当てたデータ送信期間内において順次各通信端末からの
    データ転送を受信するサーバを制御することにより、前
    記通信端末からのフレーム送出を制御するフレーム送出
    制御プログラムにおいて、 次にデータ転送を行なう前記通信端末に対して順次、当
    該通信端末に対し割り当てる前記データ送信期間を通知
    する機能と、 前記通信端末から当該通信端末に対して割り当てられた
    前記データ送信期間の途中で前記通信データの送出が全
    て終了した旨を示す解放通知を受信した場合には、次に
    データ転送を行なう前記通信端末に割り当てる前記デー
    タ送信期間を、前記解放通知を送信した通信端末による
    データ送信の終了時点を起点として割り当てる機能を備
    えることを特徴とするフレーム送出制御プログラム。
  48. 【請求項48】 前記通信端末から前記解放通知を受信
    した場合には、次にデータ転送を行なう前記通信端末に
    割り当てる前記データ送信期間に、前記解放通知を送信
    した通信端末に対して割り当て済である前記データ送出
    期間の残りの期間を加算する機能を備えることを特徴と
    する請求項47に記載のフレーム送出制御プログラム。
  49. 【請求項49】 各前記通信端末から当該通信端末に対
    して割り当てられた前記データ送信期間の途中で前記通
    信データの送出が全て終了しなかった旨を示す完了通知
    を受信した場合には、当該通信端末に対して次回に割り
    当てる前記データ送出期間を、予め定められた長さ分増
    加させて割り当てる機能を備えることを特徴とする請求
    項47又は請求項48に記載のフレーム送出制御プログ
    ラム。
  50. 【請求項50】 前記通信端末から前記完了通知を当該
    通信端末に蓄積されているトラヒックの情報と共に受信
    した場合に、当該通信端末に対して次回に割り当てる前
    記データ送出期間を、前記完了通知と共に通知された前
    記トラヒックの情報に基づいて動的に増加させて割り当
    てる機能を備えることを特徴とする請求項49に記載の
    フレーム送出制御プログラム。
  51. 【請求項51】 前記完了通知の送信元の前記通信端末
    に対する次回に割り当てる前記データ送出期間を増加さ
    せた場合に、他の前記通信端末に対する次回に割り当て
    る前記データ送出期間を短縮させることにより、各前記
    通信端末に対する各回の前記データ送出期間の総和を一
    定値に保つ機能を備えることを特徴とする請求項49又
    は請求項50に記載のフレーム送出制御プログラム。
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