JP2003152696A - メタデータ送信方法、メタデータ受信方法およびメタデータ送信装置、メタデータ受信装置ならびにメタデータ送信プログラム、メタデータ受信プログラム - Google Patents

メタデータ送信方法、メタデータ受信方法およびメタデータ送信装置、メタデータ受信装置ならびにメタデータ送信プログラム、メタデータ受信プログラム

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JP2003152696A
JP2003152696A JP2001342702A JP2001342702A JP2003152696A JP 2003152696 A JP2003152696 A JP 2003152696A JP 2001342702 A JP2001342702 A JP 2001342702A JP 2001342702 A JP2001342702 A JP 2001342702A JP 2003152696 A JP2003152696 A JP 2003152696A
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JP
Japan
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content key
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JP2001342702A
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Inventor
Tomonari Nishimoto
友成 西本
Keigo Majima
恵吾 真島
Arisa Fujii
亜里砂 藤井
Tatsuya Kurioka
辰弥 栗岡
Toshihiro Uehara
年博 上原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Broadcasting Corp
Original Assignee
Nippon Hoso Kyokai NHK
Japan Broadcasting Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 番組内インデックス等のメタデータのフォー
マットを送受信する双方で共通にすることができ、ま
た、メタデータのセキュリティレベルが高く、メタデー
タの保護が可能なメタデータ送信方法、メタデータ受信
方法およびメタデータ送信装置、メタデータ受信装置な
らびにメタデータ送信プログラム、メタデータ受信プロ
グラムを提供する 【解決手段】 コンテンツに関するメタデータを送信す
るメタデータ送信装置1と受信するメタデータ受信装置
とで構成し、メタデータ送信装置1は、メタデータを、
受信側で前記コンテンツと切り離して利用可能な、独自
フォーマット若しくは汎用フォーマットで生成し送信す
る。メタデータ受信装置は、このメタデータを受信し、
受信したメタデータを、複数のコンテンツ間に亘って利
用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタル放送にお
けるコンテンツに関するメタデータを取り扱うメタデー
タ送信方法、メタデータ受信方法およびメタデータ送信
装置、メタデータ受信装置ならびにメタデータ送信プロ
グラム、メタデータ受信プログラムに関する。
【0001】
【従来の技術】従来、BSデジタル放送では、放送番組
(コンテンツ)と併せて、このコンテンツに関するメタ
データの伝送が行われている。このメタデータの一例と
して、番組名、番組の概要、放送チャンネル、放送日時
等の番組送出情報があげられる。そして、これらのメタ
データが利用されて、BSデジタル放送の受信側に電子
番組ガイド(EPG)サービスが提供されている。
【0002】また、他のメタデータとして、番組内イン
デックスがある。この番組内インデックスは、番組内の
シーン毎に付された情報であり、当該シーンのイベント
名、このイベントの位置を示す相対時間(番組開始点か
らの経過時間)、継続時間等があり、さらに、複数のシ
ーンの視聴順序等を示すマイクロナビゲーション情報等
がある。
【0003】このマイクロナビゲーション情報等の番組
内インデックスを、受信側で自由に利用できれば、従来
の受け身的な番組の視聴に比べ、受信側で番組のストー
リー展開を変更したり、ショッキングなシーンを削除し
たりするなど、一層魅力的な番組の視聴が可能となる。
それゆえ、番組内インデックスはメタデータの中でもと
りわけ、作品性が高く、番組(コンテンツ)同様に保護
される必要性が高まっている。
【0004】ところで、現在のBSデジタル放送では、
メタデータがSI(ServiceInformati
on)として符号化され、MPEG−2のセクション形
式で多重化されて伝送されている。受信側では、PID
(Packet IDentifier)フィルタリン
グされ、必要なパケットが抽出されSIが取り出され、
このSIが受信側に備えられている受信装置のメモリに
記憶される。それゆえ、このメモリに記憶されるSI
(特に番組内インデックス)の不正利用を防止するため
に、送信側の放送局では、送信するSIに定義されてい
ない値、誤差を含んだ値を混入させ、このままでは、当
該SIを受信した受信側で利用できない状態(保護され
た状態)にしている。そして、当該SIを、受信側で有
効に活用可能にする情報であるインデックス有効化情報
(番組の信号中に埋め込まれている)を保護されている
SIに上書きさせることで、活用可能なSIが生成され
る。
【0005】すなわち、インデックス有効化情報は、番
組提供者(放送局等)の意図に従った順序で番組が復号
(デコード)された場合に有効に働く。そして、保護さ
れているSI、特に番組内インデックスが活用可能にな
り、受信側の視聴者は、例えば、マイクロナビゲーショ
ン情報に基づいたサービスを利用できる。
【0006】また、一般的にSIを受信側の受信装置で
記憶する際には、復号後のSI、つまり、メタデータの
受信装置内での再利用や他の機器での利用を考慮して、
受信装置に記憶させるとき、若しくは受信装置外にメタ
データを配信するときに、独自のフォーマットや汎用的
なXMLファイルに変換されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
BSデジタル放送の方式では、送信側の放送局からSI
としてメタデータを送出させているので、受信側の受信
装置では、独自のフォーマットのファイルを構築して保
存、配信する必要があり、受信装置側でメタデータを再
構築するため、送信側の放送局(送信装置)と受信側の
受信装置とは、同一のメタデータを持つことが出来ず、
送信側の放送局(送信装置)の放送事業者(番組の権利
者)の意図しない形でメタデータが流通される恐れがあ
る。さらに、受信側の受信装置でメタデータを再構築す
るので、メタデータの権利保護が難しいという問題があ
る。
【0008】つまり、従来のBSデジタル放送では、番
組内インデックス等のメタデータは、権利管理保護され
る一種のコンテンツとみなすことが出来るにも拘わら
ず、不正改竄されたり、不正利用されたりする可能性が
あり、このメタデータのセキュリティレベルが低いとい
う問題がある。
【0009】また、現在のところ、特願平11−939
16号「情報配信装置、受信装置および通信方法」、特
願平11−132115号「コンテンツ保護システム」
では、コンテンツを保護して配信する技術が開示されて
いるが、これらの技術を用いても、コンテンツに付加さ
れているメタデータを保護して配信することは出来な
い。さらに、メタデータの不正利用に関する保護技術は
存在しているが、メタデータの不正改竄に関する技術は
開示されていない。
【0010】本発明の目的は前記した従来の技術が有す
る課題を解消し、番組内インデックス等のメタデータの
フォーマットを送受信する双方で共通にすることがで
き、また、メタデータのセキュリティレベルが高く、メ
タデータの保護が可能なメタデータ送信方法、メタデー
タ受信方法およびメタデータ送信装置、メタデータ受信
装置ならびにメタデータ送信プログラム、メタデータ受
信プログラムを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記した目的を達成する
ために、以下の方法、装置、プログラムで構成した。ま
ず、請求項1記載のメタデータ送信方法は、コンテンツ
に関するメタデータを送信するメタデータ送信方法であ
って、前記メタデータを、前記コンテンツと切り離し
て、独自フォーマット若しくは汎用フォーマットで生成
するメタデータ生成ステップと、このメタデータ生成ス
テップで生成したメタデータを変調して送信するメタデ
ータ送信ステップと、を含むことを特徴とする。
【0012】この方法によれば、まず、メタデータ生成
ステップで、コンテンツと切り離して、受信側で利用可
能なメタデータが独自フォーマット若しくは汎用フォー
マットで生成される。つまり、コンテンツと切り離して
利用可能なメタデータとは、コンテンツと同様にオリジ
ナル性(作品性)の高いメタデータであり、本来付属す
べきコンテンツとは別のコンテンツに流用したり、単独
で利用できるメタデータである。すなわち、送信側でメ
タデータを、従来のSI形式はなく、独自フォーマッ
ト、汎用のフォーマットによって生成すれば、受信側で
当該メタデータを流用する際に変換する必要がなくな
る。そして、メタデータ送信ステップで、生成されたメ
タデータが変調されて送信される。
【0013】なお、独自フォーマットとは送信側で自由
に設定可能なフォーマットであり、例えば、バイナリ形
式のデータのことである。汎用フォーマットとは、情報
システムにおいて一般的に利用されているフォーマット
であり、例えば、XML(eXtensible Ma
rkup Language)ファイルフォーマットの
ことである。
【0014】また、請求項2記載のメタデータ送信方法
は、コンテンツおよびこのコンテンツに関するメタデー
タならびに当該コンテンツを利用する際の利用条件情報
を送信するメタデータ送信方法であって、前記メタデー
タを、受信側で利用可能な独自フォーマット若しくは汎
用フォーマットで生成するメタデータ生成ステップと、
このメタデータ生成ステップで生成したメタデータと、
前記コンテンツと、前記利用条件情報とを一体としたコ
ンテナデータにするコンテナ化ステップと、このコンテ
ナ化ステップでコンテナ化されたコンテナデータを前記
コンテンツ毎に設定されるコンテンツ鍵で暗号化し暗号
化コンテナデータとするコンテナデータ暗号化ステップ
と、前記コンテンツ鍵を、受信側に共通に備えられたワ
ーク鍵で暗号化し暗号化コンテンツ鍵とするコンテンツ
鍵暗号化ステップと、前記暗号化コンテナデータ、前記
暗号化コンテンツ鍵を多重化し多重化データとする多重
化ステップと、この多重化ステップで多重化された多重
化データを変調して送信する多重化データ送信ステップ
と、を含むことを特徴とする。
【0015】この方法によれば、まず、メタデータ生成
ステップで、受信側で利用可能なメタデータが独自フォ
ーマット若しくは汎用フォーマットで生成される。そし
て、コンテナ化ステップで、生成されたメタデータと、
このメタデータに係るコンテンツと、このコンテンツを
利用する際の利用条件情報とが一体すなわち一つのファ
イル(コンテナデータ)にされる。このコンテナデータ
が、コンテナデータ暗号化ステップでコンテンツ鍵によ
り暗号化され暗号化コンテナデータとされ、また、コン
テンツ鍵が、コンテンツ鍵暗号化ステップでワーク鍵に
より暗号化され暗号化コンテンツ鍵とされる。そしてさ
らに、多重化ステップで暗号化コンテナデータと暗号化
コンテンツ鍵とが多重化され多重化データとされ、この
多重化データが多重化データ送信ステップで送信され
る。
【0016】また、請求項3記載のメタデータ送信方法
は、請求項2に記載のメタデータ送信方法において、前
記利用条件情報には、コンテンツの利用を停止させる停
止制御情報が含まれていることを特徴とする。
【0017】この方法によれば、利用条件情報にコンテ
ンツの利用を停止させる停止制御情報が含まれており、
この停止制御情報により、コンテンツを送信した送信側
でコンテンツの利用が設定(制限)される。
【0018】また一方、請求項4記載のメタデータ受信
方法は、コンテンツに関するメタデータと当該コンテン
ツとを切り離して、独自フォーマット若しくは汎用フォ
ーマットとして送信側で生成されたメタデータを、復調
して受信するメタデータ受信方法であって、前記メタデ
ータを受信するメタデータ受信ステップと、このメタデ
ータ受信ステップで受信したメタデータを、複数のコン
テンツを再生する際に利用するメタデータ利用ステップ
と、を含むことを特徴とする。
【0019】この方法によれば、メタデータ受信ステッ
プで、独自フォーマット若しくは汎用フォーマットで生
成されている、コンテンツと切り離して利用可能なメタ
データが受信され、メタデータ利用ステップで、受信さ
れたメタデータが複数のコンテンツ間に亘って利用され
る。つまり、従来のメタデータが特定のコンテンツに従
属していたのに対し、このメタデータは複数のコンテン
ツを再生する際に利用される。すなわちメタデータは複
数のコンテンツで流用可能なものである。なお、コンテ
ンツを再生する際に利用するメタデータは、例えば、番
組内インデックスの1つであるマイクロナビゲーション
情報等であり、この情報に従って、コンテンツの一部分
をスキップして再生させたりすることができる。
【0020】また、請求項5記載のメタデータ受信方法
は、コンテンツおよびこのコンテンツに関するメタデー
タならびに当該コンテンツを利用する際の利用条件情報
を一体にしたコンテナデータを前記コンテンツ毎に設定
されるコンテンツ鍵で暗号化した暗号化コンテナデータ
と、前記コンテンツ鍵を送信側に共通に備えられたワー
ク鍵で暗号化した暗号化コンテンツ鍵と、が送信側で多
重化された多重化データを復調して受信するメタデータ
受信方法であって、前記多重化データを受信する多重化
データ受信ステップと、この多重化データ受信ステップ
で受信された多重化データを、前記暗号化コンテナデー
タ、前記暗号化コンテンツ鍵に分離する多重化データ分
離ステップと、前記暗号化コンテンツ鍵を前記ワーク鍵
で復号するコンテンツ鍵復号ステップと、このコンテン
ツ鍵復号ステップで復号されたコンテンツ鍵を管理する
コンテンツ鍵保管管理ステップと、前記コンテンツに付
されている当該コンテンツを識別するコンテンツ識別子
に基づいて、前記コンテンツ鍵保管管理ステップで保管
されたコンテンツ鍵を入手するコンテンツ鍵入手ステッ
プと、このコンテンツ鍵入手ステップで入手されたコン
テンツ鍵で、前記暗号化コンテナデータを復号するコン
テナデータ復号ステップと、このコンテナデータ復号ス
テップで復号されたコンテナデータを、前記コンテン
ツ、前記メタデータ、前記利用条件情報に分離するコン
テナデータ分離ステップと、このコンテナデータ分離ス
テップで分離されたコンテンツおよび利用条件情報を利
用し、当該利用条件情報によって設定された範囲で、当
該コンテンツを再生するコンテンツ再生ステップと、を
含むことを特徴とする。
【0021】この方法によれば、まず、多重化データ受
信ステップで受信された多重化データが、多重化データ
分離ステップで、暗号化コンテナデータ、暗号化コンテ
ンツ鍵に分離される。次に、コンテンツ鍵復号ステップ
でワーク鍵により、暗号化コンテンツ鍵が復号されコン
テンツ鍵が得られる。そして、復号されたコンテンツ鍵
はコンテンツ鍵保管管理ステップで管理される。その
後、コンテンツを視聴しようとした場合、まず、コンテ
ンツ識別子に基づいて、視聴しようとするコンテンツの
コンテンツ鍵がコンテンツ鍵入手ステップで入手され
る。そして、入手されたコンテンツ鍵で暗号化コンテナ
データが復号され、コンテナデータ分離ステップで、コ
ンテナデータが分離される。その後、視聴しようとする
コンテンツがコンテンツ再生ステップで、利用条件情報
によって設定された範囲で再生される。
【0022】さらに、請求項6記載のメタデータ送信装
置は、コンテンツに関するメタデータを送信するメタデ
ータ送信装置であって、前記メタデータを前記コンテン
ツと切り離して、独自フォーマット若しくは汎用フォー
マットで生成するメタデータ生成手段と、このメタデー
タ生成手段で生成されたメタデータを記憶するメタデー
タ記憶手段と、前記メタデータを変調して送信するメタ
データ送信手段と、を備えることを特徴とする。
【0023】かかる構成によれば、まず、メタデータ生
成手段で、受信側でコンテンツと切り離して利用可能な
メタデータが独自フォーマット若しくは汎用フォーマッ
トで生成される。つまり、コンテンツと切り離して利用
可能なメタデータとは、コンテンツと同様にオリジナル
性(作品性)の高いメタデータであり、本来付属すべき
コンテンツとは別のコンテンツに流用したり、単独でも
利用できるメタデータである。すなわち、送信側でメタ
データを、従来のSI形式はなく、独自フォーマット、
汎用のフォーマットによって生成すれば、受信側で当該
メタデータを流用する際に変換する必要がなくなる。そ
して、メタデータ記憶手段にメタデータが記憶され、メ
タデータ送信手段で、生成されたメタデータが変調され
て送信される。
【0024】また、請求項7記載のメタデータ送信装置
は、コンテンツおよびこのコンテンツに関するメタデー
タならびに当該コンテンツを利用する際の利用条件情報
を送信するメタデータ送信装置であって、前記コンテン
ツ毎に設定されるコンテンツ鍵と、受信側に共通に備え
られたワーク鍵とを記憶する記憶手段と、前記メタデー
タを、受信側で利用可能な独自フォーマット若しくは汎
用フォーマットで生成するメタデータ生成手段と、この
メタデータ生成手段で生成したメタデータと、前記コン
テンツと、前記利用条件情報とを一体としたコンテナデ
ータにするコンテナ化手段と、このコンテナ化手段でコ
ンテナ化されたコンテナデータを前記コンテンツ鍵で暗
号化し暗号化コンテナデータとするコンテナデータ暗号
化手段と、前記コンテンツ鍵を、前記ワーク鍵で暗号化
し暗号化コンテンツ鍵とするコンテンツ鍵暗号化手段
と、前記暗号化コンテナデータ、前記暗号化コンテンツ
鍵を多重化し多重化データとする多重化手段と、この多
重化手段で多重化された多重化データを変調して送信す
る多重化データ送信手段と、を備えることを特徴とす
る。
【0025】かかる構成によれば、まず、メタデータ生
成手段で、受信側でコンテンツと切り離して利用可能な
メタデータが独自フォーマット若しくは汎用フォーマッ
トで生成される。そして、コンテナ化手段で、生成され
たメタデータと、このメタデータに係るコンテンツと、
このコンテンツを利用する際の利用条件情報とが一体す
なわち一つのファイル(コンテナデータ)にされる。こ
のコンテナデータが、コンテナデータ暗号化手段でコン
テンツ鍵により暗号化され暗号化コンテナデータとさ
れ、また、コンテンツ鍵が、コンテンツ鍵暗号化手段
で、記憶手段に記憶されているワーク鍵により暗号化さ
れ暗号化コンテンツ鍵とされる。そしてさらに、多重化
手段で暗号化コンテナデータと暗号化コンテンツ鍵とが
多重化され多重化データとされ、この多重化データが多
重化データ送信手段で送信される。
【0026】また、請求項8記載のメタデータ送信装置
は、請求項7に記載のメタデータ送信装置において、前
記利用条件情報には、コンテンツの利用を停止させる停
止制御情報が含まれていることを特徴とする。
【0027】かかる構成によれば、利用条件情報にコン
テンツの利用を停止させる停止制御情報が含まれてお
り、この停止制御情報により、コンテンツを送信した送
信側でコンテンツの利用が設定(制限)される。
【0028】また一方、請求項9記載のメタデータ受信
装置は、コンテンツに関するメタデータと当該コンテン
ツとを切り離して、独自フォーマット若しくは汎用フォ
ーマットとして送信側で生成されたメタデータを、復調
して受信するメタデータ受信装置であって、前記メタデ
ータを受信するメタデータ受信手段と、このメタデータ
受信手段で受信したメタデータを、複数のコンテンツを
再生する際に利用するメタデータ利用手段と、を備える
ことを特徴とする。
【0029】かかる構成によれば、メタデータ受信手段
で、独自フォーマット若しくは汎用フォーマットで生成
されている、コンテンツと切り離して利用可能なメタデ
ータが受信され、メタデータ利用手段で、受信されたメ
タデータが複数のコンテンツ間に亘って利用される。つ
まり、従来のメタデータが特定のコンテンツに従属して
いたのに対し、このメタデータは複数のコンテンツを再
生する際に利用される。すなわち、このメタデータは複
数のコンテンツで流用可能なものである。
【0030】また、請求項10記載のメタデータ受信装
置は、コンテンツおよびこのコンテンツに関するメタデ
ータならびに当該コンテンツを利用する際の利用条件情
報を一体にしたコンテナデータを前記コンテンツ毎に設
定されるコンテンツ鍵で暗号化した暗号化コンテナデー
タと、前記コンテンツ鍵を送信側に共通に備えられたワ
ーク鍵で暗号化した暗号化コンテンツ鍵と、が送信側で
多重化された多重化データを復調して受信するメタデー
タ受信装置であって、前記ワーク鍵を記憶する記憶手段
と、前記多重化データを受信する多重化データ受信手段
と、この多重化データ受信手段で受信された多重化デー
タを、前記暗号化コンテナデータ、前記暗号化コンテン
ツ鍵に分離する多重化データ分離手段と、前記暗号化コ
ンテンツ鍵を前記ワーク鍵で復号するコンテンツ鍵復号
手段と、このコンテンツ鍵復号手段で復号されたコンテ
ンツ鍵を管理するコンテンツ鍵保管管理手段と、前記コ
ンテンツに付されている当該コンテンツを識別するコン
テンツ識別子に基づいて、前記コンテンツ鍵保管管理手
段で保管されたコンテンツ鍵を入手するコンテンツ鍵入
手手段と、このコンテンツ鍵入手手段で入手されたコン
テンツ鍵で、前記暗号化コンテナデータを復号するコン
テナデータ復号手段と、このコンテナデータ復号手段で
復号されたコンテナデータを、前記コンテンツ、前記メ
タデータ、前記利用条件情報に分離するコンテナデータ
分離手段と、このコンテナデータ分離手段で分離された
コンテンツおよび利用条件情報を利用し、当該利用条件
情報によって設定された範囲で、当該コンテンツを再生
するコンテンツ再生手段と、を備えることを特徴とす
る。
【0031】かかる構成によれば、まず、多重化データ
受信手段で受信された多重化データが、多重化データ分
離手段で、暗号化コンテナデータ、暗号化コンテンツ鍵
に分離される。次に、コンテンツ鍵復号手段で、記憶手
段に記憶されているワーク鍵により、暗号化コンテンツ
鍵が復号されコンテンツ鍵が得られる。そして、復号さ
れたコンテンツ鍵はコンテンツ鍵保管管理手段で管理さ
れる。その後、コンテンツを視聴しようとした場合、視
聴しようとするコンテンツのコンテンツ鍵がコンテンツ
識別子に基づいてコンテンツ鍵入手手段で入手される。
そして、入手されたコンテンツ鍵で暗号化コンテナデー
タが復号され、コンテナデータ分離手段で、コンテナデ
ータが分離される。その後、視聴しようとするコンテン
ツがコンテンツ再生手段で、利用条件情報によって設定
された範囲で再生される。
【0032】さらにまた、請求項11記載のメタデータ
送信プログラムは、送信装置を、以下に示す手段として
機能させるものである。この送信装置を機能させる手段
は、コンテンツに関するメタデータを、前記コンテンツ
と切り離して、独自フォーマット若しくは汎用フォーマ
ットで生成するメタデータ生成手段、このメタデータ生
成手段によって生成したメタデータを記憶するメタデー
タ記憶手段、前記メタデータを変調して送信するメタデ
ータ送信手段、である。
【0033】かかる構成によれば、メタデータ送信プロ
グラムにおいて、まず、メタデータ生成手段で、コンテ
ンツと切り離して、受信側で利用可能なメタデータが独
自フォーマット若しくは汎用フォーマットで生成され
る。そして、メタデータ送信手段で、生成されたメタデ
ータが変調されて送信される。
【0034】また、請求項12記載のメタデータ送信プ
ログラムは、コンテンツおよびこのコンテンツに関する
メタデータならびに当該コンテンツを利用する際の利用
条件情報を送信する送信装置を、以下に示す手段として
機能させるものである。この送信装置を機能させる手段
は、前記コンテンツと、前記メタデータと、前記利用条
件情報と、前記コンテンツ毎に設定されるコンテンツ鍵
と、受信側に共通に備えられたワーク鍵とを記憶する記
憶手段、前記メタデータを、受信側で利用可能な独自フ
ォーマット若しくは汎用フォーマットで生成するメタデ
ータ生成手段、このメタデータ生成手段で生成したメタ
データと、前記コンテンツと、前記利用条件情報とを一
体としたコンテナデータにするコンテナ化手段、このコ
ンテナ化手段でコンテナ化されたコンテナデータを前記
コンテンツ鍵で暗号化し暗号化コンテナデータとするコ
ンテナデータ暗号化手段、前記コンテンツ鍵を、前記ワ
ーク鍵で暗号化し暗号化コンテンツ鍵とするコンテンツ
鍵暗号化手段、前記暗号化コンテナデータ、前記暗号化
コンテンツ鍵を多重化し多重化データとする多重化手
段、この多重化手段で多重化された多重化データを変調
して送信する多重化データ送信手段、である。
【0035】かかる構成によれば、メタデータ送信プロ
グラムにおいて、まず、メタデータ生成手段で、受信側
でコンテンツと切り離して利用可能なメタデータが独自
フォーマット若しくは汎用フォーマットで生成される。
そして、コンテナ化手段で、生成されたメタデータと、
このメタデータに係るコンテンツと、このコンテンツを
利用する際の利用条件情報とが一体すなわち一つのファ
イル(コンテナデータ)にされる。このコンテナデータ
が、コンテナデータ暗号化手段でコンテンツ鍵により暗
号化され暗号化コンテナデータとされ、また、コンテン
ツ鍵が、コンテンツ鍵暗号化手段で、記憶手段に記憶さ
れているワーク鍵により暗号化され暗号化コンテンツ鍵
とされる。そしてさらに、多重化手段で暗号化コンテナ
データと暗号化コンテンツ鍵とが多重化され多重化デー
タとされ、この多重化データが多重化データ送信手段で
送信される。
【0036】また、請求項13記載のメタデータ送信プ
ログラムは、請求項12に記載のメタデータ送信プログ
ラムにおいて、前記利用条件情報には、コンテンツの利
用を停止させる停止制御情報が含まれていることを特徴
とする。
【0037】かかる構成によれば、利用条件情報にコン
テンツの利用を停止させる停止制御情報が含まれてお
り、この停止制御情報により、コンテンツを送信した送
信側でコンテンツの利用が設定(制限)される。
【0038】また一方、請求項14記載のメタデータ受
信プログラムは、コンテンツに関するメタデータと当該
コンテンツとを切り離して、独自フォーマット若しくは
汎用フォーマットとして送信側で生成されたメタデータ
を、復調して受信する受信装置を、以下に示す手段とし
て機能させるものである。この受信装置を機能させる手
段は、前記メタデータを受信するメタデータ受信手段、
このメタデータ受信手段で受信したメタデータを、複数
のコンテンツを再生する際に利用するメタデータ利用手
段、である。
【0039】かかる構成によれば、メタデータ受信プロ
グラムにおいて、メタデータ受信手段で、独自フォーマ
ット若しくは汎用フォーマットで生成されている、コン
テンツと切り離して利用可能なメタデータが受信され、
メタデータ利用手段で、受信されたメタデータが複数の
コンテンツを再生する際に利用される。
【0040】また、請求項15記載のメタデータ受信プ
ログラムは、コンテンツおよびこのコンテンツに関する
メタデータならびに当該コンテンツを利用する際の利用
条件情報を一体にしたコンテナデータを前記コンテンツ
毎に設定されるコンテンツ鍵で暗号化した暗号化コンテ
ナデータと、前記コンテンツ鍵を送信側に共通に備えら
れたワーク鍵で暗号化した暗号化コンテンツ鍵と、が送
信側で多重化された多重化データを復調して受信する受
信装置を、以下に示す手段として機能させるものであ
る。この受信装置を機能させる手段は、前記ワーク鍵を
記憶する記憶手段、前記多重化データを受信する多重化
データ受信手段、この多重化データ受信手段で受信され
た多重化データを、前記暗号化コンテナデータ、前記暗
号化コンテンツ鍵に分離する多重化データ分離手段、前
記暗号化コンテンツ鍵を前記ワーク鍵で復号するコンテ
ンツ鍵復号手段、このコンテンツ鍵復号手段で復号され
たコンテンツ鍵を管理するコンテンツ鍵保管管理手段、
前記コンテンツに付されている当該コンテンツを識別す
るコンテンツ識別子に基づいて、前記コンテンツ鍵保管
管理手段で保管されたコンテンツ鍵を入手するコンテン
ツ鍵入手手段、このコンテンツ鍵入手手段で入手された
コンテンツ鍵で、前記暗号化コンテナデータを復号する
コンテナデータ復号手段、このコンテナデータ復号手段
で復号されたコンテナデータを、前記コンテンツ、前記
メタデータ、前記利用条件情報に分離するコンテナデー
タ分離手段、このコンテナデータ分離手段で分離された
コンテンツおよび利用条件情報を利用し、当該利用条件
情報によって設定された範囲で、当該コンテンツを再生
するコンテンツ再生手段、である。
【0041】かかる構成によれば、メタデータ受信プロ
グラムにおいて、まず、多重化データ受信手段で受信さ
れた多重化データが、多重化データ分離手段で、暗号化
コンテナデータ、暗号化コンテンツ鍵に分離される。次
に、コンテンツ鍵復号手段で、記憶手段に記憶されてい
るワーク鍵により、暗号化コンテンツ鍵が復号されコン
テンツ鍵が得られる。そして、復号されたコンテンツ鍵
はコンテンツ鍵保管管理手段で管理される。その後、コ
ンテンツを視聴しようとした場合、視聴しようとするコ
ンテンツのコンテンツ鍵がコンテンツ識別子に基づいて
コンテンツ鍵入手手段で入手される。そして、入手され
たコンテンツ鍵で暗号化コンテナデータが復号され、コ
ンテナデータ分離手段で、コンテナデータが分離され
る。その後、視聴しようとするコンテンツがコンテンツ
再生手段で、利用条件情報によって設定された範囲で再
生される。
【0042】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて詳細に説明する。 (メタデータ送信装置の構成)図1にメタデータ送信装
置のブロック図を示す。この図1に示すように、メタデ
ータ送信装置1は、記憶部3と、符号化部5と、コンテ
ナ化部7と、コンテナ暗号化部9と、コンテンツ鍵生成
部11と、コンテンツ鍵管理部13と、コンテンツ鍵暗
号化部15と、ワーク鍵生成部17と、番組送出情報生
成部19と、番組送出情報符号化部21と、多重化部2
3と、送出部25とを備えて構成されている。
【0043】メタデータ送信装置1は、受信側で利用可
能な形式で記述されている、コンテンツに関するメタデ
ータを送信する装置であって、この実施の形態では、メ
タデータ、コンテンツ、利用条件ファイル等を暗号化
後、多重化して受信側に送信している。
【0044】記憶部3は、3個の大容量のハードディス
ク等の記憶装置(3a〜3c)によって構成されてお
り、それぞれの記憶装置は、コンテンツ記憶部3aと、
メタデータファイル記憶部3bと、利用条件ファイル3
cとである。コンテンツ記憶部3aには、高精細高品質
なコンテンツが記憶されている。このコンテンツには、
各コンテンツを識別するためのコンテンツIDが付与さ
れている。
【0045】メタデータ記憶部3bには、コンテンツ記
憶部3aに記憶されている各コンテンツに対応するメタ
データファイルが記憶されている。このメタデータファ
イルは、独自フォーマット若しくはXML(eXten
sible MarkupLanguage)形式等の
汎用フォーマットで構築されている。なお、独自フォー
マットとは送信側で自由に設定可能なフォーマットであ
り、例えば、バイナリ形式のデータのことである。ま
た、XMLは、HTMLの後継言語であって、情報シス
テムにおいて、一般的にデータ変換のために利用されて
いるコンピュータ言語の1つであり、タグとこのタグの
属性とをユーザが自由に設定できる言語である。
【0046】なお、このメタデータ記憶部3bに記憶さ
れているメタデータファイルは、メタデータ送信装置1
のユーザによって自在に書き換え可能である。このメタ
データファイルの書き換えの際に、図示を省略したメタ
データ生成部(請求項に記載したメタデータ生成手段)
が利用される。
【0047】利用条件ファイル3cには、コンテンツ記
憶部3aに記憶されているコンテンツの利用に関する条
件が記述されているファイルすなわち利用条件ファイル
が記憶されている。この利用条件ファイルに記述されて
いる条件には、当該コンテンツの複製可能回数、再生可
能回数、記憶寿命(記憶保持時間)、番組内インデック
スの使用可否、ノンリニア再生可否等がある。さらに、
受信側のコンテンツの利用を制限(停止)させる停止制
御情報がある。なお、この利用条件ファイルは、当該コ
ンテンツの権利者(コンテンツ制作者、放送事業者等)
により付加される。なお、これら3a〜3cは、別途1
台ずつのサーバーとして構成されていてもよい。
【0048】符号化部5は、コンテンツ記憶部3aに記
憶されているコンテンツを、MPEG−2符号化形式に
より圧縮し(符号化部5a)、メタデータファイル記憶
部3bに記憶されているメタデータファイルおよび利用
条件ファイル記憶部3cに記憶されている利用条件ファ
イルを、別々に、XML形式等の汎用フォーマットに符
号化するものである(符号化部5b、符号化部5c)。
【0049】コンテナ化部7は、符号化部5a〜5cで
符号化されたコンテンツ(符号化コンテンツ)、メタデ
ータファイル(符号化メタデータファイル)、利用条件
ファイル(符号化利用条件ファイル)をコンテナ化する
ものである。コンテナ化とは、符号化コンテンツ、符号
化メタデータファイル、符号化利用条件ファイルを1つ
のファイルとして取り扱える状態にすることである。な
お、コンテナ化する際には、コンテナ化するデータ(コ
ンテナデータ)のヘッダー部には、当該コンテンツのコ
ンテンツIDを挿入しておく。また、コンテナ化の方法
として、例えば、メタデータファイルおよび利用条件フ
ァイルをMPEG−2のセクション形式で多重化し、コ
ンテンツのMPEG−2ストリーム中に埋め込むなどの
方法がある。なお、このコンテナ化部7が請求項に記載
したコンテナ化手段に相当するものである。
【0050】コンテナ暗号化部9は、コンテンツ鍵生成
部11によって生成されたコンテンツ鍵(共通鍵)によ
り、コンテナ化部7でコンテナ化されたコンテナデータ
を共通鍵暗号化方式で暗号化するものである。ただし、
このコンテナ暗号化部9では、コンテナデータを暗号化
する際に、コンテナデータのヘッダー部は暗号化されな
いように構成されている。なお、このコンテナ暗号化部
9が請求項に記載したコンテナデータ暗号化手段に相当
するものである。
【0051】コンテンツ鍵生成部11は、コンテナデー
タを暗号化する際に利用されるコンテンツ鍵(以下、コ
ンテンツ鍵Kcという)を生成するものであって、この
コンテンツ鍵Kcは、各コンテンツに対応するように
(通常コンテンツ1個に対し、コンテンツ鍵Kc1個)
生成されている。
【0052】コンテンツ鍵管理部13は、コンテンツ鍵
生成部11によって生成されたコンテンツ鍵Kcを記憶
し、管理するものであって、コンテンツIDとコンテン
ツ鍵Kcとを対応させて記憶し、さらに、コンテンツ鍵
Kcにコンテンツ鍵Kcの生成時刻やコンテンツ鍵の使
用寿命等を対応付けて、コンテンツ鍵Kcを管理してい
る。
【0053】コンテンツ鍵暗号化部15は、コンテンツ
鍵管理部13で管理されているコンテンツ鍵Kcを、ワ
ーク鍵生成部17で生成されたワーク鍵(以下、ワーク
鍵Kwという)により、共通鍵暗号化方式で暗号化(暗
号化コンテンツ鍵)するものである。このコンテンツ鍵
暗号化部15が請求項に記載したコンテンツ鍵暗号化手
段に相当するものである。
【0054】ワーク鍵生成部17は、ワーク鍵Kwを生
成し、このワーク鍵Kwを保持するものである。また、
このワーク鍵Kwは、公開鍵暗号化方式で暗号化され、
後記するメタデータ受信装置に配信され、このメタデー
タ受信装置に備えられているセキュアエリア(セキュア
モジュール)に記憶されており、予め、メタデータ送信
装置1とメタデータ受信装置とに共通に保持されるもの
である。このワーク鍵生成部17が請求項に記載したワ
ーク鍵を記憶する記憶手段に相当するものである。
【0055】番組送出情報生成部19は、電子番組ガイ
ド等の番組送出情報を生成するものである。番組送出情
報符号化部21は、番組送出情報生成部19で生成され
た電子番組ガイド等の番組送出情報をMPEG−2のセ
クション形式で符号化(符号化番組送出情報)するもの
である。
【0056】多重化部23は、多重化器で構成されてお
り、コンテナ化され暗号化された暗号化コンテナデータ
と、符号化番組送出情報と、暗号化コンテンツ鍵とを多
重化し、MPEG−2トランスポートストリーム(多重
化データ)を生成するものである。なお、後記するメタ
データ受信装置側で、送出(送信、放送)された多重化
データをリアルタイムに視聴する場合には、コンテンツ
(暗号化コンテナデータ)とコンテンツ鍵Kc(暗号化
コンテンツ鍵)とを併せて送出してもよいが、コンテン
ツ(暗号化コンテナデータ)とコンテンツ鍵Kc(暗号
化コンテンツ鍵)とを別々に送出してもよい。例えば、
コンテンツ鍵Kc(暗号化コンテンツ鍵)だけを予め、
送出しておき、その後、コンテンツ(暗号化コンテナデ
ータ)を送出する。或いは、コンテンツ(暗号化コンテ
ナデータ)を送出しておき受信側で記憶させておき、そ
の後、コンテンツ鍵Kc(暗号化コンテンツ鍵)を送出
してもよい。なお、この多重化部23が請求項に記載し
た多重化手段に相当するものである。
【0057】送出部25は、多重化部23で多重化され
た、MPEG−2トランスポートストリーム(多重化デ
ータ)を変調し、電力増幅し、送出(放送)するもので
ある。なお、MPEG−2トランスポートストリーム
(多重化データ)をファイル化し、通信回線網を介して
配信してもよい。なお、この送出部25が請求項に記載
したメタデータ送信手段、多重化データ送信手段に相当
するものである。
【0058】(メタデータ受信装置の構成)次に、メタ
データ受信装置の構成を説明する。図2にメタデータ受
信装置のブロック図を示す。この図2に示すように、メ
タデータ受信装置27は、受信部29と、パケット抽出
部31と、記憶部33と、解析部35と、セキュア部3
7と、認証手続部39と、鍵交換部41と、コンテナ復
号部43と、コンテンツ抽出部45と、メタデータファ
イル抽出部47と、利用条件抽出部49と、コンテンツ
再生部51と、表示部53とを備えて構成されている。
【0059】メタデータ受信装置27は、送信側のメタ
データ送信装置1から送信されたメタデータ(この実施
の形態では多重化データ)を受信して、この受信したメ
タデータを送信側のメタデータ送信装置1と共通のファ
イル形式で自在に利用可能にすると共に、メタデータを
利用する際のセキュリティレベルを高レベルに維持し、
メタデータを保護可能なものである。
【0060】受信部29は、メタデータ送信装置1から
送信された、変調されている多重化データを受信後、復
調し、MPEG−2トランスポートストリーム(多重化
データ)を抽出するものである。なお、この受信部29
が請求項に記載したメタデータ受信手段、多重化データ
受信手段に相当するものである。
【0061】パケット抽出部31は、受信部29で抽出
されたMPEG−2トランスポートストリーム(多重化
データ)をPID(Packet IDentifie
r)ファイルタリングし、暗号化コンテナデータ、符号
化番組送出情報、暗号化コンテンツ鍵のそれぞれを抽出
するものである。なお、パケット抽出部31が請求項に
記載した多重化データ分離手段に相当するものである。
【0062】記憶部33は、大容量のハードディスク等
から構成され、パケット抽出部31で抽出された暗号化
コンテナデータを記憶するものである。解析部35は、
パケット抽出部31で抽出された符号化番組送出情報を
用いて(復号し)、番組送出情報(電子番組ガイド)を
生成するものである。
【0063】セキュア部37は、メタデータ受信装置2
7とは別体のICカード等の耐タンパーなハードウェア
によって構成されており、暗号化コンテンツ鍵を復号
し、記憶するものであり、コンテンツ鍵復号部37a
と、コンテンツ鍵制御部37bと、コンテンツ鍵記憶部
37cと、認証部37dとを備えている。
【0064】コンテンツ鍵復号部37aは、パケット抽
出部31で抽出された暗号化コンテンツ鍵Kcを、予め
送信側のメタデータ送信装置1と共有されるワーク鍵に
より復号するものである。なお、このコンテンツ鍵復号
部37aが請求項に記載したコンテンツ鍵復号手段に相
当するものである。
【0065】コンテンツ鍵制御部37bは、コンテンツ
鍵Kcの管理を司るもので、つまり、コンテンツ鍵復号
部37aによって復号されたコンテンツ鍵Kcをコンテ
ンツ鍵記憶部37cに記憶させたり、認証部37dから
コンテンツ鍵記憶部37cに記憶されているコンテンツ
鍵Kcの読み出し要求(交換要求)があった場合に送出
させたりするものである。
【0066】コンテンツ鍵記憶部37cは、コンテンツ
鍵復号部37aで復号されたコンテンツ鍵Kcを記憶す
るものである。なお、コンテンツ鍵制御部37bおよび
コンテンツ鍵記憶部37cが請求項に記載したコンテン
ツ鍵保管管理手段に相当するものである。
【0067】認証部37dは、コンテンツを利用する機
器(この実施の形態では、メタデータ受信装置27)を
認証するものである。また、このセキュア部37は、図
2において、メタデータ受信装置27内に一体的に図示
されているが、IEEE1394等のホームネットワー
ク(図示せず)を介して接続される別の機器であっても
よい。
【0068】認証手続部39は、メタデータ受信装置2
7でコンテンツを視聴する場合、セキュア部37の認証
部37dに視聴したいコンテンツIDを送出し、認証手
続きを行うものである。なお、この認証部37dによっ
て認証された場合のみコンテンツの視聴が可能となる。
【0069】鍵交換部41は、コンテンツIDに基づい
て、コンテンツ鍵Kcをコンテンツ鍵記憶部37cか
ら、コンテンツ鍵制御部37bおよび認証部37dを介
して入手するものである。なお、鍵交換部41が請求項
に記載したコンテンツ鍵入手手段に相当するものであ
る。
【0070】ここで、コンテンツ鍵Kcを安全に配信、
受信、管理する方法について補足しておく。認証手続部
39における認証手続き時に、コンテンツを利用する機
器(この実施の形態ではメタデータ受信装置27、以
下、コンテンツ利用機器という)は、コンテンツ利用機
器毎に予め付与されたコンテンツ利用機器ID(以下、
機器IDという)に基づいて、秘密鍵を生成しておき、
この機器IDをセキュア部37に送信する。セキュア部
37は、送信された機器IDに基づいて、公開鍵を生成
し、コンテンツ利用機器に送信したいコンテンツ鍵Kc
を公開鍵暗号化方式で暗号化し送信する。コンテンツ利
用機器は、秘密鍵で復号し、コンテンツ鍵Kcを入手す
る。
【0071】コンテナ復号部43は、鍵交換部41で得
られたコンテンツ鍵により、パケット抽出部31で抽出
された暗号化コンテナデータを復号しコンテナデータと
するものである。なお、このコンテナ復号部43で復号
させずに、暗号化コンテナデータのまま外部の装置に流
通(送信)させ、流通先(送信先)で、セキュア部37
と認証手続部39(外部の装置に備えられている)とに
よって、コンテンツIDを送出して、機器の認証手続き
を行い、コンテンツ鍵Kcの交換を行って、メタデータ
ファイルの抽出を行ってもよい。なお、コンテナ復号部
43が請求項に記載したコンテナデータ復号手段に相当
するものである。
【0072】コンテンツ抽出部45は、コンテナ復号部
43で復号されたコンテナデータからコンテンツを抽出
するものである。メタデータファイル抽出部47は、コ
ンテナ復号部43で復号されたコンテナデータからメタ
データファイルを抽出するものである。抽出されたメタ
データファイルはメタデータ送信装置1で送信されたメ
タデータファイルと同形式(同一)のメタデータファイ
ルであり、すなわち、送信側のメタデータ送信装置1と
受信側のメタデータ受信装置27とが同形式(同一)の
メタデータファイルを共有したことになる。このメタデ
ータファイルは、メタデータ送信装置1のところで述べ
たように、独自フォーマットか汎用フォーマット(XM
L形式)で生成されているので、メタデータ受信装置2
7において再変換する必要なく、メタデータファイルを
作成した権利者の意向に従って(権利者が作成したファ
イルのまま)メタデータ(メタデータファイル)を流通
させることができる。
【0073】利用条件抽出部49は、コンテナ復号部4
3で復号されたコンテナデータから利用条件ファイルを
抽出するものである。なお、コンテナ抽出部45および
メタデータファイル抽出部47ならびに利用条件抽出部
49が請求項に記載したコンテナデータ分離手段に相当
するものである。
【0074】コンテンツ再生部51は、利用条件抽出部
49で抽出された利用条件ファイルに記述されている利
用条件情報に基づいて、表示手段53にコンテンツの再
生を行うものである。コンテンツの権利者(放送事業
者)は、放送若しくは通信手段(送出部25に相当)に
よって、制御コマンドをメタデータ受信装置27に送信
し、セキュア部37を制御し、利用を停止させたいコン
テンツのコンテンツ鍵Kcを消去することで、コンテン
ツの配信後(多重化データ送出後)でもコンテンツの利
用を停止制御することができる。なお、このコンテンツ
再生部51が請求項に記載したメタデータ利用手段、コ
ンテンツ再生手段に相当するものである。表示部53
は、一般的なCRTや液晶等によって構成され、コンテ
ンツ再生部51から出力されたコンテンツを表示するも
のである。
【0075】(メタデータ送信装置およびメタデータ受
信装置の動作)次に、図3に示すシーケンスチャートを
参照して、メタデータ送信装置1およびメタデータ受信
装置27の動作を説明する。この図3に示すメタデータ
送信装置1およびメタデータ受信装置27の動作では、
予め、コンテンツ鍵Kcをメタデータ受信装置27に送
信しておき、その後、コンテンツを送信する場合であ
る。なお、コンテンツをリアルタイムに視聴する場合
は、コンテンツと併せてコンテンツ鍵Kcを送出しても
よい。また、記憶部33にコンテンツ(暗号化コンテナ
データ)を記憶させた後に視聴する場合は、まず、メタ
データ送信装置1からコンテンツのみを先に送信し、そ
の後、コンテンツ鍵Kcを送信して、メタデータ受信装
置27で当該コンテンツを視聴するようにしてもよい。
【0076】まず、送信側のメタデータ送信装置1のワ
ーク鍵生成部17によってワーク鍵Kwが生成され(S
1)、コンテンツ鍵暗号化部15でコンテンツ鍵Kcが
共通鍵暗号化方式で暗号化される(S2)。次に、コン
テンツ鍵暗号化部15で暗号化された暗号化コンテンツ
鍵Kcは、多重化部23でMPEG−2トランスポート
ストリームとして多重化され(S3)、メタデータ受信
装置27に送出される(S4)。
【0077】そして、受信側のメタデータ受信装置27
では、メタデータ送信装置1から送出されたMPEG−
2トランスポートストリームが受信部29で受信され
(S5)、復調後、パケット抽出部31にてPIDファ
イルタリングされ(S6)、セキュア部37にて、コン
テンツ鍵Kcが抽出され(S7)、このセキュア部37
のコンテンツ鍵記憶部37cに記憶される(S8)。
【0078】一方、メタデータ送信装置1では、コンテ
ンツ、メタデータファイル、利用条件ファイルが符号化
部5a〜5cで符号化され(S9)、コンテナ化部7お
よびコンテナ暗号化部9で、コンテナ化され、暗号化
(暗号化コンテナデータ)される(S10)。ここで、
符号化されるメタデータファイルには、番組内インデッ
クス等のコンテンツ同様に保護されるべき情報が含まれ
ている。
【0079】また、番組送出情報生成部19において番
組送出情報(電子番組ガイド)が生成され、番組送出情
報符号化部21で符号化される(符号化番組送出情
報)。そして、多重化部23で、暗号化コンテナデータ
と符号化番組送出情報とが多重化され(S11)、送出
部25から多重化データとして送出される(S12)。
【0080】すると、受信側のメタデータ受信装置27
では、受信部29で多重化データが受信され(S1
3)、この多重化データがパケット抽出部31でPID
フィルタリングされ、暗号化コンテナデータと符号化番
組送出情報とが抽出され(S14)、暗号化コンテナデ
ータが記憶部33に記憶される(S15)と共に、符号
化番組送出情報が解析部35で処理され、電子番組ガイ
ドが生成される(S16)。
【0081】次に、暗号化コンテナデータのヘッダー部
に記述されているコンテンツIDに基づいて、認証手続
部39で認証手続がなされ(S17)、鍵交換部41で
コンテンツ鍵Kcの交換がなされ(S18)、コンテナ
復号部43で鍵交換部41で入手されたコンテンツ鍵K
cにより暗号化コンテナデータが復号され(S19)、
コンテンツ抽出部45によってコンテンツが抽出され
(S20)、メタデータファイル抽出部47によってメ
タデータファイルが抽出され(S21)、利用条件抽出
部49によって利用条件ファイルが抽出される(S2
2)。そして、利用条件抽出部49によって抽出された
利用条件ファイルに基づいて、コンテンツ再生部51に
よって、抽出されたコンテンツが、表示部53で差精査
表示される(S23)。
【0082】この実施の形態では以下の効果を奏す。番
組内インデックス等の権利保護される必要があるメタデ
ータ(メタデータファイル)を独自フォーマットまたは
汎用フォーマット(XML形式)に従って生成し、メタ
データ送信装置1(送信側;放送局、放送事業者)から
送信し、このメタデータを受信したメタデータ受信装置
27(受信側;一般家庭、一般視聴者)で再構築するす
ることなく、送信側と受信側とで、全く同じ構造を備え
るメタデータファイルを所有することができる。このた
め、コンテンツおよびメタデータの権利者(著作権者)
の意図した形式でメタデータを流通させることができ
る。
【0083】つまり、図示を省略したメタデータ生成部
(メタデータ記憶部3bに付属)で、受信側のメタデー
タ受信装置27でコンテンツと切り離して利用可能なメ
タデータが独自フォーマット若しくは汎用フォーマット
で生成される。送信側でメタデータを、従来のSI形式
はなく、独自フォーマット、汎用のフォーマットによっ
て生成すれば、受信側のメタデータ受信装置27で当該
メタデータを流用する際に変換する必要がなくなって、
メタデータ受信装置27のユーザにより、当該メタデー
タが自在に流通される。
【0084】また、送信側のメタデータ送信装置1のコ
ンテナ化部7で、メタデータファイルと利用条件情報フ
ァイルとコンテンツとを併せてコンテナ化し、コンテナ
暗号化部9で暗号化し暗号化コンテナデータとしている
ため、メタデータファイルと利用条件情報ファイルとコ
ンテンツとを併せて権利保護することができる。それゆ
え、メタデータ受信装置27において、暗号化コンテナ
データを記憶部33に記憶する際に、すでに暗号化され
ているので、このメタデータ受信装置27で独自にメタ
データファイルと利用条件情報ファイルとコンテンツと
を保護する必要(暗号化するなど)なく、メタデータフ
ァイル、利用条件情報ファイル、コンテンツの権利の管
理、保護を行うことができる。また、メタデータファイ
ル、利用条件情報ファイル、コンテンツの流通の促進を
図ることができる。
【0085】さらに、利用条件情報にコンテンツの利用
を停止させる停止制御情報が含まれており、この停止制
御情報により、コンテンツを送信した送信側(メタデー
タ送信装置側1)でコンテンツの利用が設定(制限)で
きる。
【0086】またさらに、メタデータ受信装置27にお
いて、受信部29で受信された多重化データが、パケッ
ト抽出部31で、暗号化コンテナデータ、符号化番組送
出情報、暗号化コンテンツ鍵が抽出される。次に、コン
テンツ鍵復号部37aで、セキュア部37に記憶されて
いるワーク鍵により、暗号化コンテンツ鍵が復号されコ
ンテンツ鍵が得られる。そして、復号されたコンテンツ
鍵はコンテンツ鍵制御部37bおよびコンテンツ鍵記憶
部37cによって記憶され管理される。
【0087】その後、コンテンツを視聴しようとした場
合、まず、認証部37dおよび認証手続部39で、機器
ID(機器毎に付されているID)とコンテンツ識別子
(コンテンツID)に基づいて、機器認証(機器認証手
続き)を行い、鍵交換部41でコンテンツ鍵が入手され
る。そして、入手されたコンテンツ鍵で暗号化コンテナ
データが復号され、コンテナデータ復号部43で、コン
テナデータが復号される。その後、視聴しようとするコ
ンテンツがコンテンツ再生部51で、利用条件情報によ
って設定された範囲で再生される。このため、メタデー
タ受信装置27のユーザは、メタデータ送信装置1の放
送事業者(コンテンツおよびメタデータファイルの権利
者)の制限のもとに、自在にコンテンツおよびメタデー
タを利用することができる。
【0088】以上、一実施形態に基づいて本発明を説明
したが、本発明はこれに限定されるものではない。例え
ば、メタデータ送信装置1およびメタデータ受信装置2
7の各構成を一般的なコンピュータ言語で記述したプロ
グラム(メタデータ送信プログラム、メタデータ受信プ
ログラム)とみなすことも可能である。この場合、メタ
データ送信装置1およびメタデータ受信装置27と同様
の効果が得られる。さらに、これらのプログラムを記憶
媒体に記憶させて流通させることも可能である。また、
メタデータ送信装置1およびメタデータ受信装置27の
各構成の処理を各過程(ステップ)とみなしたメタデー
タ送信方法、メタデータ受信方法とみなすことも可能で
ある。この場合も、メタデータ送信装置1およびメタデ
ータ受信装置27と同様の効果が得られる。
【0089】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、メタデー
タ生成ステップで、受信側でコンテンツと切り離して利
用可能なメタデータが独自フォーマット若しくは汎用フ
ォーマットで生成される。そして、メタデータ送信ステ
ップで、生成されたメタデータが変調されて送信され
る。このため、メタデータのフォーマットが独自フォー
マット若しくは汎用フォーマットで生成されたものが送
信側と受信側とで共通に保持することができ、従来のS
I形式でメタデータを受信する場合に比較して、受信側
で、自在にメタデータを取り扱うことができる。
【0090】請求項2記載の発明によれば、メタデータ
生成ステップ、コンテナ化ステップ、コンテナデータ暗
号化ステップでコンテンツ鍵により暗号化され暗号化コ
ンテナデータとされ、また、コンテンツ鍵が、コンテン
ツ鍵暗号化ステップでワーク鍵により暗号化され暗号化
コンテンツ鍵とされる。そして、多重化ステップで暗号
化コンテナデータと暗号化コンテンツ鍵とが多重化され
多重化データとされ、この多重化データが多重化データ
送信ステップで送信される。このため、メタデータのセ
キュリティレベルを高レベルに維持し、メタデータの保
護を可能にすることができる。
【0091】請求項3記載の発明によれば、利用条件情
報にコンテンツの利用を停止させる停止制御情報が含ま
れており、この停止制御情報により、コンテンツを送信
した送信側でコンテンツの利用を設定(制限)すること
ができる。
【0092】請求項4記載の発明によれば、メタデータ
受信ステップで、メタデータが受信され、メタデータ利
用ステップで、受信されたメタデータが複数のコンテン
ツ間に亘って利用される。このため、メタデータのフォ
ーマットを送受信する双方で共通にすることができ、従
来のメタデータが特定のコンテンツに従属していたのに
対し、このメタデータは複数のコンテンツ間に亘る利用
すなわち複数のコンテンツで流用することができる。
【0093】請求項5記載の発明によれば、受信された
多重化データが、多重化データ分離ステップで、暗号化
コンテナデータ、暗号化コンテンツ鍵に分離される。次
に、コンテンツ鍵復号ステップでコンテンツ鍵が得られ
る。そして、コンテンツを視聴しようとした場合、コン
テンツ鍵入手ステップでコンテンツ鍵が入手される。そ
して、入手されたコンテンツ鍵で暗号化コンテナデータ
が復号され、コンテナデータ分離ステップで、コンテナ
データが分離される。その後、視聴しようとするコンテ
ンツがコンテンツ再生ステップで、利用条件情報によっ
て設定された範囲で再生される。このため、コンテンツ
およびメタデータのセキュリティレベルを高レベルに維
持しつつ、コンテンツおよびメタデータを受信側で、利
用条件情報によって設定された範囲内で利用することが
できる。
【0094】請求項6記載の発明によれば、まず、メタ
データ生成手段で、受信側でコンテンツと切り離して利
用可能なメタデータが独自フォーマット若しくは汎用フ
ォーマットで生成される。そして、メタデータ送信手段
で、生成されたメタデータが変調されて送信される。こ
のため、メタデータのフォーマットが独自フォーマット
若しくは汎用フォーマットで生成されたものが送信側と
受信側とで共通に保持することができ、従来のSI形式
でメタデータを受信する場合に比較して、受信側で、自
在にメタデータを取り扱うことができる。
【0095】請求項7記載の発明によれば、まず、メタ
データ生成手段、コンテナ化手段、コンテナデータ暗号
化手段でコンテンツ鍵により暗号化され暗号化コンテナ
データとされ、また、コンテンツ鍵が、コンテンツ鍵暗
号化手段で、ワーク鍵により暗号化され暗号化コンテン
ツ鍵とされる。そして、多重化手段で暗号化コンテナデ
ータと暗号化コンテンツ鍵とが多重化され多重化データ
とされ、この多重化データが多重化データ送信手段で送
信される。このため、メタデータのセキュリティレベル
を高レベルに維持し、メタデータの保護を可能にするこ
とができる。
【0096】請求項8記載の発明によれば、利用条件情
報にコンテンツの利用を停止させる停止制御情報が含ま
れており、この停止制御情報により、コンテンツを送信
した送信側でコンテンツの利用を設定(制限)すること
ができる。
【0097】請求項9記載の発明によれば、メタデータ
受信手段で、メタデータが受信され、メタデータ利用手
段で、受信されたメタデータが複数のコンテンツ間に亘
って利用される。このため、メタデータのフォーマット
を送受信する双方で共通にすることができ、従来のメタ
データが特定のコンテンツに従属していたのに対し、こ
のメタデータは複数のコンテンツ間に亘る利用すなわち
複数のコンテンツで流用することができる。
【0098】請求項10記載の発明によれば、多重化デ
ータが、多重化データ分離手段で、暗号化コンテナデー
タ、暗号化コンテンツ鍵に分離される。次に、コンテン
ツ鍵復号手段で、コンテンツ鍵が得られる。そして、コ
ンテンツを視聴しようとした場合、コンテンツ鍵入手手
段でコンテンツ鍵が入手される。そして、入手されたコ
ンテンツ鍵で暗号化コンテナデータが復号され、コンテ
ナデータ分離手段で、コンテナデータが分離される。そ
の後、視聴しようとするコンテンツがコンテンツ再生手
段で、利用条件情報によって設定された範囲で再生され
る。このため、コンテンツおよびメタデータのセキュリ
ティレベルを高レベルに維持しつつ、コンテンツおよび
メタデータを受信側で、利用条件情報によって設定され
た範囲内で利用することができる。
【0099】請求項11記載の発明によれば、メタデー
タ送信プログラムにおいて、まず、メタデータ生成手段
で、受信側でコンテンツと切り離して利用可能なメタデ
ータが独自フォーマット若しくは汎用フォーマットで生
成される。そして、メタデータ送信手段で、生成された
メタデータが変調されて送信される。このため、メタデ
ータのフォーマットが独自フォーマット若しくは汎用フ
ォーマットで生成されたものが送信側と受信側とで共通
に保持することができ、従来のSI形式でメタデータを
受信する場合に比較して、受信側で、自在にメタデータ
を取り扱うことができる。
【0100】請求項12記載の発明によれば、メタデー
タ送信プログラムにおいて、まず、メタデータ生成手
段、コンテナ化手段、コンテナデータ暗号化手段でコン
テンツ鍵により暗号化され暗号化コンテナデータとさ
れ、また、コンテンツ鍵が、コンテンツ鍵暗号化手段
で、ワーク鍵により暗号化され暗号化コンテンツ鍵とさ
れる。そして、多重化手段で暗号化コンテナデータと暗
号化コンテンツ鍵とが多重化され多重化データとされ、
この多重化データが多重化データ送信手段で送信され
る。このため、メタデータのセキュリティレベルを高レ
ベルに維持し、メタデータの保護を可能にすることがで
きる。
【0101】請求項13記載の発明によれば、利用条件
情報にコンテンツの利用を停止させる停止制御情報が含
まれており、この停止制御情報により、コンテンツを送
信した送信側でコンテンツの利用を設定(制限)するこ
とができる。
【0102】請求項14記載の発明によれば、メタデー
タ受信プログラムにおいて、メタデータ受信手段で、メ
タデータが受信され、メタデータ利用手段で、受信され
たメタデータが複数のコンテンツ間に亘って利用され
る。このため、メタデータのフォーマットを送受信する
双方で共通にすることができ、従来のメタデータが特定
のコンテンツに従属していたのに対し、このメタデータ
は複数のコンテンツ間に亘る利用すなわち複数のコンテ
ンツで流用することができる。
【0103】請求項15記載の発明によれば、メタデー
タ受信プログラムにおいて、多重化データが、多重化デ
ータ分離手段で、暗号化コンテナデータ、暗号化コンテ
ンツ鍵に分離される。次に、コンテンツ鍵復号手段で、
コンテンツ鍵が得られる。そして、コンテンツを視聴し
ようとした場合、コンテンツ鍵入手手段でコンテンツ鍵
が入手される。そして、入手されたコンテンツ鍵で暗号
化コンテナデータが復号され、コンテナデータ分離手段
で、コンテナデータが分離される。その後、視聴しよう
とするコンテンツがコンテンツ再生手段で、利用条件情
報によって設定された範囲で再生される。このため、コ
ンテンツおよびメタデータのセキュリティレベルを高レ
ベルに維持しつつ、コンテンツおよびメタデータを受信
側で、利用条件情報によって設定された範囲内で利用す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による一実施の形態であるメタデータ送
信装置のブロック図である。
【図2】本発明による一実施の形態であるメタデータ受
信装置のブロック図である。
【図3】メタデータ送信装置およびメタデータ受信装置
の動作を説明したシーケンスチャートである。
【符号の説明】
1 メタデータ送信装置 3 記憶部 3a コンテンツ記憶部 3b メタデータ記憶部 3c 利用条件ファイル記憶部 5、5a、5b、5c 符号化部 7 コンテナ部 9 コンテナ暗号化部 11 コンテンツ鍵生成部 13 コンテンツ鍵管理部 15 コンテンツ鍵暗号化部 17 ワーク鍵生成部 23 多重化部 25 送出部 27 メタデータ受信装置 29 受信部 31 パケット抽出部 33 記憶部 37 セキュア部 37a コンテンツ鍵復号部 37b コンテンツ鍵制御部 37c コンテンツ鍵記憶部 37d 認証部 39 認証手続部 41 鍵交換部 43 コンテナ復号部 45 コンテンツ抽出部 47 メタデータファイル抽出部 49 利用条件抽出部 51 コンテンツ再生部
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 7/08 H04N 7/167 Z 7/081 7/167 // H04H 1/00 (72)発明者 藤井 亜里砂 東京都世田谷区砧一丁目10番11号 日本放 送協会 放送技術研究所内 (72)発明者 栗岡 辰弥 東京都世田谷区砧一丁目10番11号 日本放 送協会 放送技術研究所内 (72)発明者 上原 年博 東京都世田谷区砧一丁目10番11号 日本放 送協会 放送技術研究所内 Fターム(参考) 5B017 AA01 AA07 BA07 CA16 5C063 AA01 AB03 AB07 AC01 AC05 AC10 CA23 CA36 DA03 DA07 DA13 DB10 5C064 BA01 BB02 BC06 BC17 BC18 BC22 BC23 BC25 BD02 BD08 BD09 CA14 CB01 CC01 5J104 AA12 BA04 PA05

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンテンツに関するメタデータを送信す
    るメタデータ送信方法であって、 前記メタデータを前記コンテンツと切り離して、独自フ
    ォーマット若しくは汎用のフォーマットで生成するメタ
    データ生成ステップと、 このメタデータ生成ステップで生成したメタデータを変
    調して送信するメタデータ送信ステップと、を含むこと
    を特徴とするメタデータ送信方法。
  2. 【請求項2】 コンテンツおよびこのコンテンツに関す
    るメタデータならびに当該コンテンツを利用する際の利
    用条件情報を送信するメタデータ送信方法であって、 前記メタデータを、受信側で利用可能な独自フォーマッ
    ト若しくは汎用フォーマットで生成するメタデータ生成
    ステップと、 このメタデータ生成ステップで生成したメタデータと、
    前記コンテンツと、前記利用条件情報とを一体としたコ
    ンテナデータにするコンテナ化ステップと、 このコンテナ化ステップでコンテナ化されたコンテナデ
    ータを前記コンテンツ毎に設定されるコンテンツ鍵で暗
    号化し暗号化コンテナデータとするコンテナデータ暗号
    化ステップと、 前記コンテンツ鍵を、受信側に共通に備えられたワーク
    鍵で暗号化し暗号化コンテンツ鍵とするコンテンツ鍵暗
    号化ステップと、 前記暗号化コンテナデータ、前記暗号化コンテンツ鍵を
    多重化し多重化データとする多重化ステップと、 この多重化ステップで多重化された多重化データを変調
    して送信する多重化データ送信ステップと、を含むこと
    を特徴とするメタデータ送信方法。
  3. 【請求項3】 前記利用条件情報には、コンテンツの利
    用を停止させる停止制御情報が含まれていることを特徴
    とする請求項2に記載のメタデータ送信方法。
  4. 【請求項4】 コンテンツに関するメタデータと当該コ
    ンテンツとを切り離して、独自フォーマット若しくは汎
    用フォーマットとして送信側で生成されたメタデータ
    を、復調して受信するメタデータ受信方法であって、 前記メタデータを受信するメタデータ受信ステップと、 このメタデータ受信ステップで受信したメタデータを、
    複数のコンテンツを再生する際に利用するメタデータ利
    用ステップと、を含むことを特徴とするメタデータ受信
    方法。
  5. 【請求項5】 コンテンツおよびこのコンテンツに関す
    るメタデータならびに当該コンテンツを利用する際の利
    用条件情報を一体にしたコンテナデータを前記コンテン
    ツ毎に設定されるコンテンツ鍵で暗号化した暗号化コン
    テナデータと、前記コンテンツ鍵を送信側に共通に備え
    られたワーク鍵で暗号化した暗号化コンテンツ鍵と、が
    送信側で多重化された多重化データを復調して受信する
    メタデータ受信方法であって、 前記多重化データを受信する多重化データ受信ステップ
    と、 この多重化データ受信ステップで受信された多重化デー
    タを、前記暗号化コンテナデータ、前記暗号化コンテン
    ツ鍵に分離する多重化データ分離ステップと、 前記暗号化コンテンツ鍵を前記ワーク鍵で復号するコン
    テンツ鍵復号ステップと、 このコンテンツ鍵復号ステップで復号されたコンテンツ
    鍵を管理するコンテンツ鍵保管管理ステップと、 前記コンテンツに付されている当該コンテンツを識別す
    るコンテンツ識別子に基づいて、前記コンテンツ鍵保管
    管理ステップで保管されたコンテンツ鍵を入手するコン
    テンツ鍵入手ステップと、 このコンテンツ鍵入手ステップで入手されたコンテンツ
    鍵で、前記暗号化コンテナデータを復号するコンテナデ
    ータ復号ステップと、 このコンテナデータ復号ステップで復号されたコンテナ
    データを、前記コンテンツ、前記メタデータ、前記利用
    条件情報に分離するコンテナデータ分離ステップと、 このコンテナデータ分離ステップで分離されたコンテン
    ツおよび利用条件情報を利用し、当該利用条件情報によ
    って設定された範囲で、当該コンテンツを再生するコン
    テンツ再生ステップと、を含むことを特徴とするメタデ
    ータ受信方法。
  6. 【請求項6】 コンテンツに関するメタデータを送信す
    るメタデータ送信装置であって、 前記メタデータを前記コンテンツと切り離して、独自フ
    ォーマット若しくは汎用フォーマットで生成するメタデ
    ータ生成手段と、 このメタデータ生成手段によって生成されたメタデータ
    を記憶するメタデータ記憶手段と、 前記メタデータを変調して送信するメタデータ送信手段
    と、を備えることを特徴とするメタデータ送信装置。
  7. 【請求項7】 コンテンツおよびこのコンテンツに関す
    るメタデータならびに当該コンテンツを利用する際の利
    用条件情報を送信するメタデータ送信装置であって、 前記コンテンツと、前記メタデータと、前記利用条件情
    報と、前記コンテンツ毎に設定されるコンテンツ鍵と、
    受信側に共通に備えられたワーク鍵とを記憶する記憶手
    段と、 前記メタデータを、受信側で利用可能な独自フォーマッ
    ト若しくは汎用フォーマットで生成するメタデータ生成
    手段と、 このメタデータ生成手段で生成したメタデータと、前記
    コンテンツと、前記利用条件情報とを一体としたコンテ
    ナデータにするコンテナ化手段と、 このコンテナ化手段でコンテナ化されたコンテナデータ
    を前記コンテンツ鍵で暗号化し暗号化コンテナデータと
    するコンテナデータ暗号化手段と、 前記コンテンツ鍵を、前記ワーク鍵で暗号化し暗号化コ
    ンテンツ鍵とするコンテンツ鍵暗号化手段と、 前記暗号化コンテナデータ、前記暗号化コンテンツ鍵を
    多重化し多重化データとする多重化手段と、 この多重化手段で多重化された多重化データを変調して
    送信する多重化データ送信手段と、を備えることを特徴
    とするメタデータ送信装置。
  8. 【請求項8】 前記利用条件情報には、コンテンツの利
    用を停止させる停止制御情報が含まれていることを特徴
    とする請求項7に記載のメタデータ送信装置。
  9. 【請求項9】 コンテンツに関するメタデータと当該コ
    ンテンツとを切り離して、独自フォーマット若しくは汎
    用フォーマットとして送信側で生成されたメタデータ
    を、復調して受信するメタデータ受信装置であって、 前記メタデータを受信するメタデータ受信手段と、 このメタデータ受信手段で受信したメタデータを、複数
    のコンテンツを再生する際に利用するメタデータ利用手
    段と、を備えることを特徴とするメタデータ受信装置。
  10. 【請求項10】 コンテンツおよびこのコンテンツに関
    するメタデータならびに当該コンテンツを利用する際の
    利用条件情報を一体にしたコンテナデータを前記コンテ
    ンツ毎に設定されるコンテンツ鍵で暗号化した暗号化コ
    ンテナデータと、前記コンテンツ鍵を送信側に共通に備
    えられたワーク鍵で暗号化した暗号化コンテンツ鍵と、
    が送信側で多重化された多重化データを復調して受信す
    るメタデータ受信装置であって、 前記ワーク鍵を記憶する記憶手段と、 前記多重化データを受信する多重化データ受信手段と、 この多重化データ受信手段で受信された多重化データ
    を、前記暗号化コンテナデータ、前記暗号化コンテンツ
    鍵に分離する多重化データ分離手段と、 前記暗号化コンテンツ鍵を前記ワーク鍵で復号するコン
    テンツ鍵復号手段と、 このコンテンツ鍵復号手段で復号されたコンテンツ鍵を
    管理するコンテンツ鍵保管管理手段と、 前記コンテンツに付されている当該コンテンツを識別す
    るコンテンツ識別子に基づいて、前記コンテンツ鍵保管
    管理手段で保管されたコンテンツ鍵を入手するコンテン
    ツ鍵入手手段と、 このコンテンツ鍵入手手段で入手されたコンテンツ鍵
    で、前記暗号化コンテナデータを復号するコンテナデー
    タ復号手段と、 このコンテナデータ復号手段で復号されたコンテナデー
    タを、前記コンテンツ、前記メタデータ、前記利用条件
    情報に分離するコンテナデータ分離手段と、 このコンテナデータ分離手段で分離されたコンテンツお
    よび利用条件情報を利用し、当該利用条件情報によって
    設定された範囲で、当該コンテンツを再生するコンテン
    ツ再生手段と、を備えることを特徴とするメタデータ受
    信装置。
  11. 【請求項11】 送信装置を、 コンテンツに関するメタデータを前記コンテンツと切り
    離して、独自フォーマット若しくは汎用フォーマットで
    生成するメタデータ生成手段、 このメタデータ生成手段によって生成されたメタデータ
    を記憶するメタデータ記憶手段、 前記メタデータを変調して送信するメタデータ送信手
    段、として機能させることを特徴とするメタデータ送信
    プログラム。
  12. 【請求項12】 コンテンツおよびこのコンテンツに関
    するメタデータならびに当該コンテンツを利用する際の
    利用条件情報を送信する送信装置を、 前記コンテンツと、前記メタデータと、前記利用条件情
    報と、前記コンテンツ毎に設定されるコンテンツ鍵と、
    受信側に共通に備えられたワーク鍵とを記憶する記憶手
    段、 前記メタデータを、受信側で利用可能な独自フォーマッ
    ト若しくは汎用フォーマットで生成するメタデータ生成
    手段、 このメタデータ生成手段で生成したメタデータと、前記
    コンテンツと、前記利用条件情報とを一体としたコンテ
    ナデータにするコンテナ化手段、 このコンテナ化手段でコンテナ化されたコンテナデータ
    を前記コンテンツ鍵で暗号化し暗号化コンテナデータと
    するコンテナデータ暗号化手段、 前記コンテンツ鍵を、前記ワーク鍵で暗号化し暗号化コ
    ンテンツ鍵とするコンテンツ鍵暗号化手段、 前記暗号化コンテナデータ、前記暗号化コンテンツ鍵を
    多重化し多重化データとする多重化手段、 この多重化手段で多重化された多重化データを変調して
    送信する多重化データ送信手段、として機能させること
    を特徴とするメタデータ送信プログラム。
  13. 【請求項13】 前記利用条件情報には、コンテンツの
    利用を停止させる停止制御情報が含まれていることを特
    徴とする請求項12に記載のメタデータ送信プログラ
    ム。
  14. 【請求項14】 コンテンツに関するメタデータと当該
    コンテンツとを切り離して、独自フォーマット若しくは
    汎用フォーマットとして送信側で生成されたメタデータ
    を、復調して受信する受信装置を、 前記メタデータを受信するメタデータ受信手段、 このメタデータ受信手段で受信したメタデータを、複数
    のコンテンツを再生する際に利用するメタデータ利用手
    段、として機能させることを特徴とするメタデータ受信
    プログラム。
  15. 【請求項15】 コンテンツおよびこのコンテンツに関
    するメタデータならびに当該コンテンツを利用する際の
    利用条件情報を一体にしたコンテナデータを前記コンテ
    ンツ毎に設定されるコンテンツ鍵で暗号化した暗号化コ
    ンテナデータと、前記コンテンツ鍵を送信側に共通に備
    えられたワーク鍵で暗号化した暗号化コンテンツ鍵と、
    が送信側で多重化された多重化データを復調して受信す
    る受信装置を、 前記ワーク鍵を記憶する記憶手段、 前記多重化データを受信する多重化データ受信手段、 この多重化データ受信手段で受信された多重化データ
    を、前記暗号化コンテナデータ、前記暗号化コンテンツ
    鍵に分離する多重化データ分離手段、 前記暗号化コンテンツ鍵を前記ワーク鍵で復号するコン
    テンツ鍵復号手段、 このコンテンツ鍵復号手段で復号されたコンテンツ鍵を
    管理するコンテンツ鍵保管管理手段、 前記コンテンツに付されている当該コンテンツを識別す
    るコンテンツ識別子に基づいて、前記コンテンツ鍵保管
    管理手段で保管されたコンテンツ鍵を入手するコンテン
    ツ鍵入手手段、 このコンテンツ鍵入手手段で入手されたコンテンツ鍵
    で、前記暗号化コンテナデータを復号するコンテナデー
    タ復号手段、 このコンテナデータ復号手段で復号されたコンテナデー
    タを、前記コンテンツ、前記メタデータ、前記利用条件
    情報に分離するコンテナデータ分離手段、 このコンテナデータ分離手段で分離されたコンテンツお
    よび利用条件情報を利用し、当該利用条件情報によって
    設定された範囲で、当該コンテンツを再生するコンテン
    ツ再生手段、として機能させることを特徴とするメタデ
    ータ受信プログラム。 【0001】
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