JP2003152039A - 配線パターン、半導体装置のテスト用パターンおよび半導体装置の製造方法 - Google Patents

配線パターン、半導体装置のテスト用パターンおよび半導体装置の製造方法

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JP2003152039A
JP2003152039A JP2001349334A JP2001349334A JP2003152039A JP 2003152039 A JP2003152039 A JP 2003152039A JP 2001349334 A JP2001349334 A JP 2001349334A JP 2001349334 A JP2001349334 A JP 2001349334A JP 2003152039 A JP2003152039 A JP 2003152039A
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pattern
wiring
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semiconductor device
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Application number
JP2001349334A
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English (en)
Inventor
Kenichi Tsukamoto
研一 塚本
Tetsuji Obara
哲治 小原
Nobuaki Hirano
信明 平野
Hiroshi Tate
宏 舘
Seiichiro Azuma
誠一郎 東
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Hitachi Solutions Technology Ltd
Original Assignee
Hitachi ULSI Systems Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 EM評価用の配線パターン形状を工夫するこ
とにより、適切なEM評価を行う。 【解決手段】 EM評価パターンに通電することにより
エレクトロマイグレーション(EM)特性を評価する際
のEM評価パターンTMを、電子が入り込む側である引
き出し部101側の端部から一定の距離(γ)離れた位
置から前記端部に向かってその幅が徐々に大きくなるよ
う、例えば、前記端部の幅(β)と前記端部から一定の
距離(γ)離れた位置の幅(α)との関係が、(β−
α)/γ≦0.1となるよう形成する。その結果、EM
評価パターンの熱暴走を防止し、適正なEM評価を行う
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、配線パターン、半
導体装置のテスト用パターンおよび半導体装置の製造方
法に関し、特に、半導体装置のテストに適用して有効な
技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体集積回路装置の微細化に伴い、そ
の製造工程や形成された半導体素子や配線を評価するウ
エハレベルのテスト(検査、評価)には、高精度な技術
が要求されるとともに、その重要性が増してきている。
【0003】このテストには、例えば、MISFET
(Metal Insulator Semiconductor Field Effect Trans
istor)等の半導体素子を接続するための配線のエレク
トロマイグレーション(EM)による配線寿命のテスト
(EM評価)がある。エレクトロマイグレーションと
は、導体を流れる電子と金属イオンとの運動量交換によ
り、金属原子が移動する現象をさす。この金属原子の移
動が進むと、空孔(ボイド)が発生し、断線にいたる。
【0004】このEM評価は、評価対象となる配線と同
様の配線を、いわゆるTEG(TestElement Group)領
域に形成しておき、この配線に電流を印加し、高温下に
置くことにより加速的に試験を行っていた。
【0005】しかしながら、このような試験では、試験
時間が数百時間から数千時間と長期にわたるため、追っ
て詳細に説明するように、電流の印加量を大きくし、加
速試験を行っている。この場合、印加電流によりジュー
ル熱が発生し、配線温度が上昇するが、後述するブラッ
ク(B1ack)の式等を利用し、EM評価を行うこと
ができる。
【0006】このようなEM評価については、例えば、
A Use Of WLR Technique To Characterize Voiding In
0.25 And 0.18μm Technologies For Integrated CiC
Ruits .,Proc of IEEE IRPS(1999)4b-5にその記載があ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなEM評価を試みた結果、電流量によっては、配線の
発熱による溶断が、エレクトロマイグレーション(E
M)による断線より先に起きる場合があり、本来のEM
評価が適切に行えないといった問題が生じた。また、加
速的に試験を行うために、実使用の際に流れる電流量よ
り大きい電流量を流しており、実使用での溶断は起こり
難いため、溶断に至るまでの時間を測定する必要はな
い。
【0008】このような溶断現象(本来の目的の現象で
はないため「故障モード」という)について、本発明者
らが鋭意検討した結果、このような故障モードが起こる
箇所が、電子(エレクトロン)の入り口、即ち、カソー
ド側であることが判明した。
【0009】本発明の目的は、EM評価用の配線パター
ン形状、特にカソード側の形状を工夫することにより、
適切なEM評価を行うことにある。
【0010】また、本発明の他の目的は、半導体装置の
特性を適切に評価することにある。
【0011】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0012】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
次のとおりである。
【0013】本発明の配線パターンは、第1の方向に延
在し、電子が入り込む側の第1端部と前記第1端部と逆
側の第2端部とを有する配線パターンであって、前記第
1端部から一定の距離(γ)離れた位置から前記第1端
部に向かってその幅が徐々に大きくなり、前記第1端部
の前記第1方向と直交する第2方向の幅(β)と前記一
定の距離(γ)離れた位置の前記第2方向の幅(α)と
の関係が、(β−α)/γ≦0.1となることを特徴と
する配線パターンである。この配線パターンを半導体装
置のテスト用パターンとしてもよい。
【0014】本発明の半導体装置の製造方法は、(a)
第1の方向に延在し、電子が入り込む側の第1端部と前
記第1端部と逆側の第2端部とを有する配線パターンで
あって、前記第1端部から一定の距離(γ)離れた位置
から前記第1端部に向かってその幅が徐々に大きくな
り、前記第1端部の前記第1方向と直交する第2方向の
幅(β)と前記一定の距離(γ)離れた位置の前記第2
方向の幅(α)との関係が、(β−α)/γ≦0.1と
なることを特徴とする配線パターンを有する半導体装置
を準備する工程と、(b)前記配線パターンの前記第2
端部から前記第1端部へ電流を流すことにより、前記半
導体装置をテストする工程と、を有するものである。こ
の(b)工程は、例えば、前記配線パターンの前記第2
端部から前記第1端部へ電流を流し、前記配線パターン
が断線するまでの時間を測定する工程である。
【0015】また、本発明の半導体装置の製造方法は、
(a)略円形の半導体ウエハ表面に略矩形状に区画され
たチップ領域とTEG領域とを有する半導体ウエハを準
備する工程と、(b)前記チップ領域に、幅(α)の第
1配線を形成し、前記TEG領域に、第1の方向に延在
し、電子が入り込む側の第1端部と前記第1端部と逆側
の第2端部とを有する配線パターンであって、前記第1
端部から一定の距離(γ)離れた位置から前記第1端部
に向かってその幅が徐々に大きくなり、前記第1端部の
前記第1方向と直交する第2方向の幅(β)と前記一定
の距離(γ)離れた位置の前記第2方向の幅(α)との
関係が、(β−α)/γ≦0.1となる第2配線を形成
する工程と、(c)前記第2配線の前記第2端部から前
記第1端部へ電流を流し、前記第2配線が断線するまで
の時間を測定する工程と、を有するものである。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明す
るための全図において同一機能を有するものは同一の符
号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
【0017】(実施の形態1)まず、本実施の形態のE
M評価パターンについて説明する。
【0018】図1(a)および(b)は、本実施の形態
のEM評価パターン(配線パターン)およびその近傍の
要部平面図である。図1(a)に示すように、検査対象
となるEM評価パターンTMの両端には、引き出し部1
01、102が配置されており、引き出し部101、1
02は、それぞれ導電性部103、104を介してパッ
ド部PD1〜PD4に接続されている。パッド部PD
1、PD2は、引き出し部101に、パッド部PD3、
PD4は、引き出し部102に接続されている。
【0019】このパッド部PD1〜PD4にプローブ針
を当て、EM評価パターンTM(引き出し部101と1
02間)に電流を流すことにより、EM評価が行われ
る。図1(a)においては、4箇所のパッド部を検査に
利用する、いわゆる4端針検査のパターンを示す。パッ
ド部PD1とPD4に電流を印加し、パッド部PD2と
パッド部PD3に電圧を印加することによりプローブ針
とパッド部との接触抵抗を相殺することができ、測定精
度を向上させることができる。ここで、パッド部PD1
は、カソード側(電子(e)が入り込む側)である。i
は、電流の流れる方向を示す。
【0020】このようにEM評価パターンに電流を印加
することにより、パターン中においてエレクトロマイグ
レーションを起こさせ、断線に至るまでの時間(EM寿
命)を測定する。なお、EM寿命の測定とは、断線によ
り抵抗値が無限大となるまでの時間の他、所定の抵抗値
に達するまでの時間や所定の抵抗変化率に達するまでの
時間をさす場合もある。
【0021】ここで、図1(a)の領域a部近傍の拡大
図である図1(b)に示すように、本実施の形態のEM
評価パターンTMにおいては、EM評価パターンTMの
101側の端部(カソード側)のパターン幅が徐々に太
くなっている。
【0022】即ち、この端部から一定の距離(γ)離れ
た位置からこの端部に向かってその幅が徐々に大きくな
り、この端部における幅をβとし、一定の距離(γ)離
れた位置の幅をαとした場合、β>αとなっている。こ
のように、EM評価パターンTMのカソード側の端部に
おいては、緩やかなスロープを描くように、そのパター
ン幅が増加している。この増加の割合は、(β−α)/
γ≦0.1の範囲となるよう設定されている。なお、パ
ターン中にスリット等、導電性を有さない部分が有る場
合は、その幅を差し引いて計算する。
【0023】このように、本実施の形態のEM評価パタ
ーンにおいては、カソード側のパターン幅を徐々に太く
なるよう形成したので、パターンの発熱による溶断が置
きにくく、EM寿命を的確に把握することができる。な
お、ジュール熱(P)は、P=I2R、I:パターンに
流れる電流、R:パターン抵抗で表すことができる。
【0024】例えば、図3(b)に示すパターン幅が一
定幅(α)であるEM評価パターンTM’に電流を印加
した場合の、電流印加時間[a.u.]に対するパター
ン抵抗(配線抵抗)の変化率を図2のグラフ(b)に示
す。グラフ(b)に示すように、電流印加時間[a.
u.]が大きくなるに従い、パターン抵抗の変化率が急
激に上昇している(矢印2)。
【0025】また、EM評価パターンの各部位の温度分
布を示す図3(c)に示すように、パターン幅が一定の
場合、グラフ(b)に示すように、電子の入り口である
カソード端部においては、パターン温度が急激に上昇て
しまう。このように、幅の広い引き出し部101とEM
評価パターンTM’との間に、急激な温度変化が生じる
と、EM評価パターンTM’や引き出し部を構成する金
属原子の動きやすさに差が生じる。さらに、かかる部分
にカソード側から電子が入ってくると動きやすい原子と
動きにくい原子との間で引っ張り荷重が生じ、この間に
原子レベルの隙間(vacancy)が生じやすくなる。この
ような隙間が大きくなると実質的なEM評価パターンT
M’の幅が小さくなり、パターン抵抗が上昇する。その
結果、電流密度が大きくなり、さらに、かかる部分の温
度が上昇するという悪循環に陥り熱暴走状態となり、溶
断に至る。
【0026】これに対し、図1(b)や図3(a)に示
したように、カソード端部において、EM評価パターン
幅を太くした場合には、図3(c)のグラフ(a)に示
すように、EM評価パターンTMの温度は、そのカソー
ド端部から他の端部にかけて徐々に上昇する。その結
果、図2のグラフ(a)に示すように、パターン抵抗の
変化率が徐々に上昇(矢印3)し、エレクトロマイグレ
ーション(EM)による断線を起こさせることができる
(EM寿命を測定することができる)。
【0027】図4に、試験温度と寿命(MTTF)の逆
数との関係を示す。グラフ(a)に示すように、試験温
度が上昇するに従って、寿命の逆数は大きくなる。即
ち、寿命は短くなる。これらの関係は、グラフ(a)に
示すように、比例関係にあるが、前述した熱暴走が起こ
るとグラフ(a)の途中から急激に寿命が短くなる(グ
ラフ(b))。ここで、図1(b)や図3(a)に示し
たように、EM評価パターンTMの101側の端部(カ
ソード側)のパターン幅を徐々に太くすると、グラフ
(c)に示すように、熱暴走によるグラフの立ち上がり
をより高温領域に移動させることができる。特に、前述
したように、EM評価パターンの各部の幅の関係が、
(β−α)/γ≦0.1の範囲内にあれば、試験を行う
のにあたって実用的な温度領域(例えば、アルミニウム
配線の場合は、300℃〜400℃という比較的高めの
温度領域)以降に、熱暴走によるグラフの立ち上がりを
移動させることができ、適切なEM寿命を測定すること
ができる。
【0028】次いで、前記EM評価パターンTMを有す
る半導体集積回路装置(半導体装置)の製造方法につい
て説明する。
【0029】図5に示すように、例えば、前記EM評価
パターンTMは、略円形状の半導体ウエハW上に形成さ
れ、これにプローブ針PNを当接し電流等を印加するこ
とにより評価を行う。このような、テスト用のパターン
は、実デバイスを構成する半導体素子や配線等が形成さ
れるチップ領域とは異なる特定の領域(以下、「TEG
領域」という)に形成されることが多い。
【0030】チップ領域に形成される半導体素子や配線
等の構造は様々であるが、ここでは、半導体基板の主表
面にMISFETおよびこれに接続される配線を有する
半導体装置をその一例として説明する。
【0031】図6〜図8および図10は、本実施の形態
の半導体装置の製造方法を示す基板の要部断面図であ
り、図9は、本実施の形態の半導体装置の製造方法を示
す基板の要部平面図である。なお、各図中の右部は、チ
ップ領域を、左部は、TEG領域を示す。
【0032】まず、図6および図7を参照しながらチッ
プ領域にMISFETを形成する工程について説明す
る。まず、半導体基板(以下、単に基板という)1をエ
ッチングして溝を形成した後、この溝の内部に酸化シリ
コン膜7を埋め込むことにより素子分離2を形成する。
次に、基板1にp型不純物(例えば、ホウ素(B))お
よびn型不純物(例えば、リン(P))をイオン打ち込
みした後、熱処理でこれらの不純物を拡散させることに
よって、基板1にp型ウエル3およびn型ウエル4を形
成する。
【0033】次に、フッ酸系の洗浄液を用いて基板1
(p型ウエル3およびn型ウエル4)の表面をウェット
洗浄した後、熱酸化によりp型ウエル3およびn型ウエ
ル4のそれぞれの表面に清浄なゲート酸化膜8を形成す
る。
【0034】次に、ゲート酸化膜8の上部に低抵抗多結
晶シリコン膜9をCVD(ChemicalVapor Deposition)
法で堆積し、さらにその上部にCVD法で窒化シリコン
膜10を堆積する。
【0035】次に、フォトレジスト膜(図示せず、以下
単に「レジスト膜」という)をマスクにして窒化シリコ
ン膜10および多結晶シリコン膜9をドライエッチング
することにより、ゲート電極Gを形成する。このゲート
電極Gの上部には、窒化シリコン膜10からなるキャッ
プ絶縁膜が形成される。
【0036】次に、p型ウエル3上のゲート電極Gの両
側にリン(P)イオンをイオン打ち込みすることによっ
てn-型半導体領域11を形成する。次いで、n型ウエ
ル4上のゲート電極Gの両側にフッ化ホウ素(BF)イ
オンをイオン打ち込みすることによってp-型半導体領
域12を形成する。
【0037】次に、図7に示すように、基板1上にCV
D法で窒化シリコン膜を堆積した後、異方的にエッチン
グすることによって、ゲート電極の側壁にサイドウォー
ルスペーサ13を形成する。
【0038】次に、p型ウエル3上のゲート電極Gの両
側にヒ素(As)イオンをイオン打ち込みすることによ
ってn+型半導体領域14(ソース、ドレイン)を形成
する。次いで、n型ウエル4上のゲート電極Gの両側に
フッ化ホウ素(BF)イオンを、イオン打ち込みするこ
とによってp+型半導体領域15(ソース、ドレイン)
を形成する。
【0039】ここまでの工程で、LDD(Lightly Doped
Drain)構造のソース、ドレイン(n-型半導体領域11
およびn+型半導体領域14、p-型半導体領域12およ
びp+型半導体領域15)を備えたnチャネル型MIS
FETQnおよびpチャネル型MISFETQpが形成
される。
【0040】次に、図8に示すように、基板1の上部
に、酸化シリコン膜16を堆積し、その表面をCMP法
により研磨し、酸化シリコン膜16の上部のレジスト膜
(図示せず)をマスクにしたドライエッチングを行うこ
とによって、nチャネル型MISFETQnのn+型半
導体領域14の上部にコンタクトホール22を形成し、
pチャネル型MISFETQpのp+型半導体領域15
の上部にコンタクトホール23を形成する。
【0041】次いで、コンタクトホール22、23内を
含む酸化シリコン膜16の上部にCVD法で薄いTiN
膜(図示せず)を堆積し、さらに、CVD法で、W膜を
堆積した後、酸化シリコン膜16の上部のW膜およびT
iN膜をCMP法で研磨し、これらの膜をコンタクトホ
ール22、23の内部にのみに残すことによってプラグ
27を形成する。
【0042】次に、酸化シリコン膜16およびプラグ2
7の上部にCVD法でW膜を堆積した後、レジスト膜
(図示せず)をマスクにしてこのW膜をドライエッチン
グすることによって第1層配線M1を形成し、また、T
EG領域に、EM評価パターンTM1を形成する。図9
に、EM評価パターンTM1形成後のTEG領域の平面
図を示す。ここで、図9に示すように、本実施の形態の
EM評価パターンTM1においては、EM評価パターン
TM1の少なくとも一方の端部(図9においては右端S
R)のパターン幅が徐々に太くなっている。
【0043】即ち、この端部(SR)から一定の距離
(γ)離れた位置からこの端部に向かってその幅が徐々
に大きくなり、この端部における幅をβとし、一定の距
離(γ)離れた位置の幅をαとした場合、β>αとなっ
ている。この端部は、EM評価時には、カソード側とな
る。このように、EM評価パターンTM1のカソード側
の端部においては、緩やかなスロープを描くように、そ
のパターン幅が増加している。この増加の割合は、(β
−α)/γ≦0.1の範囲となるよう設定されている。
【0044】このように、本実施の形態のEM評価パタ
ーンTM1においては、カソード側のパターン幅を徐々
に太くなるよう形成したので、EM評価パターンTM1
の発熱による溶断が置きにくく、EM寿命を的確に把握
することができる。
【0045】この後、図10に示すように、第1層配線
M1およびEM評価パターンTM1上に酸化シリコン膜
40等の絶縁膜を形成し、この絶縁膜中にプラグP2を
形成する。このプラグP2は、プラグP1と同様に形成
する。さらに、このプラグP2上に、第2層配線M2を
第1層配線M1と同様に形成する。
【0046】次いで、同様に、酸化シリコン膜45、プ
ラグP3および第3層配線M3(最上層配線)を形成す
る。次いで、最上層配線の(M3)の上部に、酸化シリ
コン膜と窒化シリコン膜との積層膜からなるパッシベー
ション膜PVを形成する。
【0047】このパッシベーション膜PVを選択的に除
去し、第3層配線M3の一部であるパッド部PD1、P
D4を露出させる。
【0048】このパッド部PD1およびPD4に、電流
を印加することによりEM寿命を測定する。この際、E
M評価パターンTM1の徐々に太くなっている方の端部
と電気的に接続されるパッド部PD1がカソード側とな
るよう電流を印加する。
【0049】この測定結果を、例えば製造プロセスにフ
ィードバックし、プロセスの最適化を行うことができ、
また、製品の良・不良を判定することができる。
【0050】このように、本実施の形態においては、図
9に示すようにEM評価パターンTM1の一方の端部
(カソード側)のパターン幅を徐々に太くしたので、パ
ターンの発熱による溶断が置きにくく、EM寿命を的確
に把握することができる。
【0051】なお、この後、半導体ウエハ上のチップ領
域を矩形状にダイシングした後、例えば、リードフレー
ム上にダイボンディングした後、パッド部とインナーリ
ードとをワイヤボンディングする。次いで、各チップの
周辺を樹脂封止し、樹脂から突出したアウターリードを
整形することにより半導体装置が完成する。これらの図
示は、省略する。
【0052】なお、本実施の形態においては、EM評価
パターンの端部を徐々に太くしたが、大電流が流れる配
線であって、急激に配線幅が狭くなるような配線におい
て、そのカソード側のパターン幅を前述したように徐々
に太くするこによって、パターンの溶断を防止すること
ができる。
【0053】(実施の形態2)次に、EM寿命の測定フ
ローの一例について説明する。
【0054】まず、EM評価用配線パターンの長さ、配
線の断面積を求め、さらに、室温での配線抵抗を求め
る。次いで配線の抵抗の温度係数(TCR)を用いて評
価する際の温度(例えば、300℃)になった時の配線
抵抗を計算上で求め、この抵抗値になるまで印可する電
流を上昇させる。この抵抗値になった時点で、電流が一
定に印加されるように切り換える。この抵抗値は、測定
温度になったことを示している。
【0055】なお、図11に、EM寿命(MTTF)を
測定する際に用いらブラックの式を示す。印加電流によ
りジュール熱が発生し、配線温度(EM評価パターン温
度)が大きくなる。これを、ブラックの式の配線温度T
にフィードバックをかけ、印加電流を小さくして、寿命
(MTTF)が設定時間近くになるような温度条件を決
めることにより、評価時間の短縮を図ることができる。
【0056】ここで、配線温度の推移を把握する方法に
ついて以下に説明する。
【0057】この配線温度は、配線の抵抗および配線の
抵抗の温度係数(TCR)を求めることにより把握する
ことができる。
【0058】この配線の温度係数を、実デバイス、例え
ば、実施の形態1で説明した第1層配線M1に対応した
配線幅を有する、TCR測定パターンを用いて測定す
る。図12に、TEG領域上に形成されたTCR測定パ
ターン206およびTCR測定部の一例を示す。
【0059】図12に示すように、TCR測定パターン
206は、ポリシリコンヒータ204上に形成されてい
る。このTCR測定パターン206は、例えば、実施の
形態1で説明した配線M1と同一の工程で、同じ配線幅
のパターンとして形成することができる。
【0060】このポリシリコンヒータ204の両端には
電流印加部208、209が接続されている。これらを
介してポリシリコンヒータ204に電流を流すことによ
りポリシリコンヒータ204の温度を上昇させる。この
温度は、温度センサ207によって検知することができ
る。温度センサ207は、例えば、ダイオードよりな
り、ダイオードのVf(順方向電流)の温度特性を利用
したヒータである。このような、ダイオードの他、電極
に金属を用いたSBDダイオードや、バイポーラトラン
ジスタ等の拡散層に作り込まれる半導体素子の温度特性
(例えば、Vbe等)を利用するセンサであってもよ
い。このような温度センサを構成するダイオード等の素
子は、半導体素子を形成する工程、例えば、実施の形態
1のMISFETを形成する工程の中で形成することが
できる。
【0061】また、この他配線層を用いた温度センサを
用いても良い。これは、図13(b)に示すように、配
線幅が広い(Wb)配線302の場合、大きな固まりの
中に無数の結晶粒が存在している。これらの結晶粒界
は、グレインダンバリーと呼ばれ、抵抗値が低いため、
電流が通りやすい。これに対して、図13(a)に示す
ように、配線幅が狭い(Wa)配線301の場合は、結
晶粒が配線幅にまたがって存在し、結晶粒界を通らない
電流パスが生じる。従って、これらの配線を、ポリシリ
コンヒータ204上に形成し、広い配線302で温度を
モニターしながら、狭い配線301でTCRを測定す
る。なお、図中のda、dbは、それぞれ配線301、
302の結晶粒の平均粒径を示す。図12中の205
は、温度センサ207の引き出し配線である。
【0062】次いで、例えば、図12に示す室温でTC
R測定パターン206の抵抗を測定した後、ポリシリコ
ンヒータ204に通電を開始し、その際の温度を温度セ
ンサに207よって検知し、この温度におけるTCR測
定パターンの抵抗を測定する。これらの抵抗値から、当
該配線の抵抗の温度係数を求めることができる。また、
このポリシリコンヒータ204は、例えば、実施の形態
1のMISFETのゲート電極を構成する多結晶シリコ
ン膜9と同一の工程で形成することができる。
【0063】このように、EM評価対象の配線と同様の
配線幅を有するTCR測定パターン206をTEG領域
に形成し、あらかじめ抵抗の温度係数を測定した後、こ
の係数を用いて前述したようにEM評価を行えば、的確
な評価を行うことができる。
【0064】例えば、配線材料を構成する金属、例え
ば、アルミニウムや銅の抵抗の温度係数により配線温度
の推移を把握することも可能であるが、配線幅の縮小化
等により、この換算温度と実温度とに差が生じている。
【0065】従って、本来TCRが4.2mである配線
に対して、一律に3.7mとしてEM特性を評価した場
合、上昇温度(ΔT)は、ΔT=ΔR/(TCR×T)
[ΔT:上昇温度、ΔR=23.52Ω]で求められる
ことから、それぞれのTCRを入力するとTCRが4.
2mの場合は、ΔT=280.0℃、TCRが、3.7
mの場合は、317.8℃となる。従って、実際は、3
7.8(=317.8−280.8)℃高い温度で評価
してしまうことになる。例えば、300℃で評価したつ
もりが、実際には337.8℃で評価したこととなる。
図14のグラフ(a)に、TCRを低く設定した場合の
エレクトロマイグレーション試験時間に対する配線温度
の温度変化を示す。また、グラフ(b)は、本来のTC
Rに基づいた場合の試験時間に対する配線温度の温度変
化を示す。
【0066】さらに、前記温度を前述のブラックの式に
代入し、寿命(MTTF)を求めると、TCR=4.2
mの場合は、MTTFEM=0.845[hr.]とな
り、また、TCR=3.7mの場合は、MTTFEM
0.457[hr.]となる。その結果、実際の寿命よ
り54.1%も低く寿命を評価してしまったこととな
る。
【0067】これに対して、本実施の形態においては、
図15に示すように、EM評価に先立ちTEG領域に形
成された配線(TCR測定パターン)を用いてTCRを
確認した後、このTCRを用いてEM評価パターンに通
電し、EM寿命の測定(アイソサーマル評価)を行った
ので、適切なEM評価を短期間で行うことができる。従
って、早いタイミングでプロセス条件や材料の最適化を
行うことができ、製品開発期間(TAT)の短縮化や製
品の低コスト化を図ることができる。
【0068】また、EM評価パターンに実施の形態1で
示したパターンを用いれば(図1(b)参照)、配線パ
ターンの熱暴走を防止することができ、適切なEM評価
を行うことができる。
【0069】なお、本実施の形態で使用されるEM評価
パターンは、実施の形態1で説明したパターンに限られ
ないが、配線幅が微細な場合は、実施の形態1と実施の
形態2を組み合わせることによってより適切なEM評価
を行うことができる。
【0070】以上、本発明者によってなされた発明を実
施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実
施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱し
ない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0071】特に、実施の形態1および実施の形態2に
おいては、第1層配線M1のEM特性を評価する場合に
ついて説明したが、かかる配線より上層の配線について
も同様に評価することができる。
【0072】また、実施の形態1においては、MISF
ETを有する半導体装置を例に説明したが、このような
MISFETを有するメモリ等の他、EEPROMやバ
イポーラ等、他の半導体素子の製造方法にも広く適用可
能である。
【0073】
【発明の効果】本願によって開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
以下の通りである。
【0074】第1の方向に延在し、電子が入り込む側の
第1端部と第1端部と逆側の第2端部とを有する配線パ
ターンを、第1端部から一定の距離離れた位置から第1
端部に向かってその幅が徐々に大きくなるよう形成した
ので、かかる配線パターンに通電することによりEM特
性を評価する際、配線の熱暴走を防止し、適正なEM評
価を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)および(b)は、本実施の形態のEM評
価パターンおよびその近傍の要部平面図である。
【図2】電流印加時間[a.u.]に対するパターン抵
抗(配線抵抗)の変化率を示す図である。
【図3】(a)は、パターン幅がその端部において徐々
に大きくなるEM評価パターンTMを示す図であり、
(b)は、パターン幅が一定幅(α)であるEM評価パ
ターンTM’を示す図であり、(c)は、これらのEM
評価パターンの各部位の温度分布を示す図である。
【図4】試験温度と寿命(MTTF)の逆数との関係を
示す図である。
【図5】本発明の実施の形態1である半導体装置の評価
方法を示す図である。
【図6】本発明の実施の形態1である半導体装置の製造
方法を示す基板の要部断面図である。
【図7】本発明の実施の形態1である半導体装置の製造
方法を示す基板の要部断面図である。
【図8】本発明の実施の形態1である半導体装置の製造
方法を示す基板の要部断面図である。
【図9】本発明の実施の形態1である半導体装置の製造
方法を示す基板の要部平面図である。
【図10】本発明の実施の形態1である半導体装置の製
造方法を示す基板の要部断面図である。
【図11】ブラックの式を示す図である。
【図12】本発明の実施の形態2であるTCR測定パタ
ーンおよびTCR測定部を示す図である。
【図13】(a)および(b)は、配線幅が広い配線と
狭い配線の結晶粒の様子を示す図である。
【図14】エレクトロマイグレーション試験時間に対す
る配線温度の温度変化を示す図である。
【図15】EM評価フローを示す図である。
【符号の説明】
1 基板(半導体基板) 2 素子分離 3 p型ウエル 4 n型ウエル 7 酸化シリコン膜 8 ゲート酸化膜 9 多結晶シリコン膜 10 窒化シリコン膜 11 n-型半導体領域 12 p-型半導体領域 13 サイドウォールスペーサ 14 n+型半導体領域 15 p+型半導体領域 16 酸化シリコン膜 22 コンタクトホール 23 コンタクトホール 27 プラグ 40 酸化シリコン膜 45 酸化シリコン膜 101 引き出し部 102 引き出し部 103 導電性部 204 ポリシリコンヒータ 205 引き出し配線 206 TCR測定パターン 207 温度センサ 208 電流印加部 301 狭い配線 302 広い配線 G ゲート電極 M1 第1層配線 M2 第2層配線 M3 第3層配線 P1 プラグ P2 プラグ P3 プラグ PD1〜PD4 パッド部 PN プローブ針 PV パッシベーション膜 Qn nチャネル型MISFET Qp pチャネル型MISFET SR EM評価パターンの右端 TM EM評価パターン TM’ EM評価パターン TM1 EM評価パターン W 半導体ウエハ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小原 哲治 東京都小平市上水本町5丁目22番1号 株 式会社日立超エル・エス・アイ・システム ズ内 (72)発明者 平野 信明 東京都小平市上水本町5丁目22番1号 株 式会社日立超エル・エス・アイ・システム ズ内 (72)発明者 舘 宏 東京都小平市上水本町5丁目22番1号 株 式会社日立超エル・エス・アイ・システム ズ内 (72)発明者 東 誠一郎 東京都小平市上水本町5丁目22番1号 株 式会社日立超エル・エス・アイ・システム ズ内 Fターム(参考) 4M106 AA01 AD09 AD30 CA16

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の方向に延在し、電子が入り込む側
    の第1端部と前記第1端部と逆側の第2端部とを有する
    配線パターンであって、 前記第1端部から一定の距離(γ)離れた位置から前記
    第1端部に向かってその幅が徐々に大きくなり、前記第
    1端部の前記第1方向と直交する第2方向の幅(β)と
    前記一定の距離(γ)離れた位置の前記第2方向の幅
    (α)との関係が、(β−α)/γ≦0.1となること
    を特徴とする配線パターン。
  2. 【請求項2】 半導体基板の上部に形成され、第1の方
    向に延在し、電子が入り込む側の第1端部と前記第1端
    部と逆側の第2端部とを有する配線パターンであって、 前記第1端部から一定の距離(γ)離れた位置から前記
    第1端部に向かってその幅が徐々に大きくなり、前記第
    1端部の前記第1方向と直交する第2方向の幅(β)と
    前記一定の距離(γ)離れた位置の前記第2方向の幅
    (α)との関係が、(β−α)/γ≦0.1となること
    を特徴とする半導体装置のテスト用パターン。
  3. 【請求項3】 (a)第1の方向に延在し、電子が入り
    込む側の第1端部と前記第1端部と逆側の第2端部とを
    有する配線パターンであって、 前記第1端部から一定の距離(γ)離れた位置から前記
    第1端部に向かってその幅が徐々に大きくなり、前記第
    1端部の前記第1方向と直交する第2方向の幅(β)と
    前記一定の距離(γ)離れた位置の前記第2方向の幅
    (α)との関係が、(β−α)/γ≦0.1となること
    を特徴とする配線パターンを有する半導体装置を準備す
    る工程と、 (b)前記配線パターンの前記第2端部から前記第1端
    部へ電流を流すことにより、前記半導体装置をテストす
    る工程と、 を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 (a)第1の方向に延在し、電子が入り
    込む側の第1端部と前記第1端部と逆側の第2端部とを
    有する配線パターンであって、 前記第1端部から一定の距離(γ)離れた位置から前記
    第1端部に向かってその幅が徐々に大きくなり、前記第
    1端部の前記第1方向と直交する第2方向の幅(β)と
    前記一定の距離(γ)離れた位置の前記第2方向の幅
    (α)との関係が、(β−α)/γ≦0.1となること
    を特徴とする配線パターンを有する半導体装置を準備す
    る工程と、 (b)前記配線パターンの前記第2端部から前記第1端
    部へ電流を流し、前記配線パターンが断線するまでの時
    間を測定する工程と、 を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 (a)略円形の半導体ウエハ表面に略矩
    形状に区画されたチップ領域とTEG領域とを有する半
    導体ウエハを準備する工程と、 (b)前記チップ領域に、幅(α)の第1配線を形成
    し、 前記TEG領域に、第1の方向に延在し、電子が入り込
    む側の第1端部と前記第1端部と逆側の第2端部とを有
    する配線パターンであって、 前記第1端部から一定の距離(γ)離れた位置から前記
    第1端部に向かってその幅が徐々に大きくなり、前記第
    1端部の前記第1方向と直交する第2方向の幅(β)と
    前記一定の距離(γ)離れた位置の前記第2方向の幅
    (α)との関係が、(β−α)/γ≦0.1となる第2
    配線を形成する工程と、 (c)前記第2配線の前記第2端部から前記第1端部へ
    電流を流し、前記第2配線が断線するまでの時間を測定
    する工程と、を有することを特徴とする半導体装置の製
    造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008124199A (ja) * 2006-11-10 2008-05-29 Toyota Central R&D Labs Inc 信頼性試験装置および信頼性試験方法
JP2012043924A (ja) * 2010-08-18 2012-03-01 Sharp Corp Ledの信頼性評価方法および評価用チップ

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