JP2003151000A - 画像検出装置およびそれを用いた現金自動取扱装置 - Google Patents

画像検出装置およびそれを用いた現金自動取扱装置

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JP2003151000A JP2001348814A JP2001348814A JP2003151000A JP 2003151000 A JP2003151000 A JP 2003151000A JP 2001348814 A JP2001348814 A JP 2001348814A JP 2001348814 A JP2001348814 A JP 2001348814A JP 2003151000 A JP2003151000 A JP 2003151000A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 紙幣に紫外光を効率よく照射できる反射板に
より、紙幣から放出される蛍光を高感度で検出する画像
検出装置と現金取扱装置を提供する。 【解決手段】 蛍光画像検出装置1の反射板11は紫外光
発光素子15からの照射光16を略直角に反射し、紙幣21に
照射する反射部12a、12b、12cからなる。反射部12b
には紙幣21から放射される蛍光18を受光素子4に取込む
開口部9を設ける。反射部12aと反射部12cは発光素子1
5から見て略重なるように配置すれば、照射光16は全て
反射して紙幣に照射するので照射効率が向上する。ま
た、「角度22<角度23」に選定すれば、反射部12a、12
cのそれぞれ照射範囲5b、5bを受光素子4の真下に集
中でき照射光量が増加する。照射範囲5bは照射範囲5a
より広くなるので、反射部の位置誤差に対して照射光量
の変動をなくせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像検出装置に係
り、特に、紙弊等の物体に紫外光などを反射板を介して
照射し、物体から放出または反射される蛍光などの放射
光を、反射板の開口部を通して受光して、紙幣等の真贋
などを判定するのに好適な画像検出装置および現金自動
取扱装置に関する。
【0002】
【従来の技術】このような画像検出装置として、特開2
001−50899号公報に、第1の反射器が断面楕円
形を有する円筒部分で形成され、その中央部に開口部を
有しており、第1の照明装置からの照明が第1の反射器
で反射して物品の開口部真下の部分に直線状の照明を構
成する構成が開示されている。
【0003】また、特開2000−338042号公報
および特開9−305821号公報に、開口部のある反
射板の構成が開示されている。また、蛍光画像検出の応
用装置としては、現金自動取扱装置や自動販売機などに
利用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
従来例では、光源より照射した光が反射板の開口部では
反射されないため、物体へ照射する光量が減少するこ
と、また、照射光量の増加および反射板の取付け誤差に
よる光量変動について考慮がなされていなかった。
【0005】本発明の目的は、画像検出装置において、
反射板の開口部での反射ロスをなくした高い照射効率
と、集光による照射光量の増加や、反射板の取付け誤差
による光量変動の低減などにより画像検出精度を向上さ
せ、これを用いることにより、紙弊鑑別精度の向上した
高信頼な現金自動取扱装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、発光手段からの照射光を反射面を介して
物体に照射し、前記照射された光によって前記物体から
放射される放射光を、前記反射面の開口部を通して受光
する画像検出装置であって、前記反射面は、前記照射光
の光軸に対して角度を有して設置され、かつ、前記開口
部付近で折れ曲がり、前記発光手段から遠い方の反射面
が前記照射光の光軸となす角度を、前記発光手段に近い
方の反射面が前記照射光の光軸となす角度より大きくし
て配置したことを特徴とするものである。
【0007】本発明によれば、発光手段に近い方の反射
面と発光手段から遠い方の反射面とが、照射光の入射す
る側に折れ曲がっているので、それぞれの反射面で反射
した照射光は、物体上に重なるように集光して照射され
るため、照射光量が増加して画像検出精度が向上する。
【0008】また、前記反射面は、前記照射光の光軸に
対して角度を有して設置され、かつ、前記発光手段に近
い方の第1の反射面と、前記開口部を有する第2の反射
面と、前記発光手段から遠い方の第3の反射面とを有
し、前記第2の反射面は、前記発光手段から見えないよ
うに前記光軸に対して少なくとも平行に設置され、か
つ、前記第1の反射面が前記照射光の光軸となす角度よ
り、前記第3の反射面が前記照射光の光軸となす角度を
大きくし、前記第1の反射面および前記第3の反射面
が、前記発光手段から連続して見えるように配置したこ
とを特徴とするものである。
【0009】上記構成によれば、開口部を有する反射面
を発光手段から見えないように設置し、発光手段に近い
方の反射面と遠い方の反射面とが、前記発光手段から連
続して見えるように配置することにより、開口部の反射
ロスがなくなり、照射光の全量が反射されるので、照射
光量が増加し、反射板の取付け誤差による光量変動が低
減し、高精度な画像検出が実現できる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。本例は、画像検出装置の一例として、現金自動取
扱装置などに用いられ、紙幣に印刷された蛍光画像に紫
外光を照射し、蛍光画像から放射される蛍光を検出して
紙幣の真贋を判定するものである。
【0011】そのために、例えば図1において、照射光
17を反射する反射部12a、12b、12cのうち、
発光素子15に近い方の反射部12aと遠い方の反射部
12cとを、照射光の光軸に対する角度を変えて反射面
側に折り曲げることにより、紙弊21への集光量を増大
させ、発光素子15からは開口部9が見えないように、
反射部12aおよび12cが連続して見えるように構成
したものである。これにより、照射光の全量を反射させ
て紙弊を照射できる。
【0012】本発明の一実施形態を、図面を参照して説
明する。図1に蛍光画像検出装置1の断面を示し、図2
に反射板11の構成を示す。蛍光画像検出装置1は支持
部材3を備え、支持部材3には、光検出回路2、ホトダ
イオードなどの受光素子4と、紫外光カットフィルタ
6、反射板11、発光回路14、紫外光LEDなどの発
光素子15、可視光カットフィルタ13などが取付けら
れている。
【0013】また、蛍光画像検出装置1は、基板に受光
素子4などが取付けられ紙幣21からの蛍光を検出する
光検出回路2と、受光したい蛍光だけを通過させる紫外
光カットフィルタ6や、反射部12bの開口部9の位置
に合わせて支持部材3に設けられ紙幣21からの蛍光1
8を受光素子4に導くためのスリット7と、紙幣21か
らの蛍光18を受光素子4に導くための開口部9が設け
られた反射部12bと、発光素子15からの照射光16
を紙幣21に反射させるための反射部12a、12b、
12cからなる反射板11を有している。
【0014】さらに、蛍光画像検出装置1は、基板に発
光素子15などが取付けられて紙幣21に光を照射する
ための発光回路14と、反射板12で反射した照射光1
7や、照射光17により紙幣21から放射された蛍光1
8と、紙幣21を案内し搬送するための光などが通過で
きる上ガイド19、下ガイド20を備えている。
【0015】また、反射板11は、反射部12a、12
b、12cを、反射部12aが水平方向(本例では照射
光光軸に平行な方向をいう)となす角度22(または反
射部12aが反射部12bとなす角度22)と、反射部
12cが水平方向となす角度23(反射部12cが反射
部12bとなす角度23)に形成する折れ曲げ部8、1
0などで構成される。
【0016】なお、反射部12aと反射部12cは、発
光素子15の照射光16から見て、ほぼ重なるように、
つまり、反射部12aと反射部12cとが連続して見え
るように、支持部材3に取付けられる。
【0017】また、発光素子15は一定間隔ごとに複数
設けられる。図2に示すように、反射部12bの開口部
9の位置は、発光素子15の中心と一致し、長手方向
(図1の紙面垂直方向)に一定間隔に設けられている。
同様に、受光素子の中心は開口部9の中心と一致し、長
手方向(図1の紙面垂直方向)に一定間隔に複数設けら
れている。
【0018】図2に示すように、反射板11は、反射部
12aと反射部12bと反射部12cからなる。反射部
12bには紙幣21からの蛍光18を受光素子4に導く
ための開口部9が複数設けてある。符号の8、10は、
反射板11の折り曲げ部を示す。
【0019】なお、反射板11は上記に示すように、反
射部12a、12b、12cを一枚の平面状の反射板を
折り曲げて形成できる。また、反射板11は3枚の平面
状の反射部12a、12b、12cをそれぞれ支持部材
3に固定し形成することもできる。また、反射板11は
支持部材3に直接アルミ蒸着等で形成することもでき
る。また、図2では、反射部12bの開口部9を複数の
独立した開口部としたが、これらをお互いに繋げた一つ
の開口部とすることもできる。
【0020】このように、本実施形態によれば、反射部
12aと反射部12cは、発光素子15の照射光16か
ら見てほぼ重なるように、つまり連続して見えるように
設けたので、発光素子15から反射板11に向かって出
た光は全て反射されて紙幣21に照射できる。そのた
め、照射効率が向上し安定した蛍光を検知できる効果が
ある。
【0021】また、角度22と角度23を、「角度22
<角度23」になるように選定すれば、反射部12aの
照射範囲5aと、反射部12cの照射範囲5bを、受光
素子4の中心と開口部9の中心を通る線が紙幣21と交
わる近傍に集中して照射できる。そのため、紙幣21の
照射光量を増加でき、蛍光検知の感度を向上できる効果
がある。
【0022】また、「角度22<角度23」の場合と、
「反射部12aの面積<反射部12cの面積」の場合、
反射部12cの紙幣21への照射範囲5bは、反射部1
2aの照射範囲5aより広くなるので、加工誤差で反射
部12aと反射部12cの位置または角度22、23が
変動した場合に、反射部12aと反射部12cで照射さ
れて重なった部分の面積変動をなくすことができる。そ
のため、紙幣21の光量変動がなくなり、安定した蛍光
を検知できる効果がある。
【0023】次に、図3に蛍光画像検出装置の他の一実
施形態を示す。図3は図2の反射板11の形状を円弧状
に変えた以外は同様な構成である。図3の反射板11
は、紙幣21からの蛍光18を受光素子4に導く開口部
26を有する反射部28bと、発光素子15からの照射
光16を紙幣21に反射させるための円弧状の反射部2
8a、平面状の反射部28b、円弧状の反射部28cな
どからなる。
【0024】また、反射部28aと反射部28cは、発
光素子15から見てほぼ重なり連続して見えるように設
けられる。発光素子15からの照射光16は、円弧状の
反射部28b、28cで反射し、紙幣21に照射範囲5
a、5bの集中した光を照射できる。なお、符号25、
27は反射板11の折り曲げ部を示す。
【0025】本実施形態によれば、反射部28aと反射
部28cとを、発光素子15の照射光16から見てほぼ
重なるように設けたので、発光素子15から反射板11
に向かって出た光は全て反射され紙幣21に照射でき
る。そのため、照射効率が向上し安定した蛍光を検知で
きる効果がある。
【0026】また、反射部28aと反射部28cの円弧
の延長線が交わるように配置すれば、反射部28aの照
射範囲5aと反射部28cの照射範囲5bを、受光素子
4の中心と開口部26の中心を通る線が紙幣21と交わ
る近傍に集中して照射できる。そのため、紙幣21の照
射光量を増加でき、蛍光検知の感度を向上できる効果が
ある。
【0027】また、反射部28aと反射部28cの円弧
の延長が交わるように配置した場合と、「反射部12a
の面積<反射部12cの面積」とした場合、反射部28
cの紙幣21への照射範囲5bは、反射部28aの照射
範囲5aより広くなるので、加工誤差で反射部の姿勢が
変動した場合に、照射範囲5aと照射範囲5bで重なっ
た部分の照射面積変動をなくすことができる。そのた
め、紙幣21の光量変動がなくなり安定した蛍光を検知
できる効果がある。
【0028】次に、図4に、蛍光画像検出装置の他の一
実施形態を示す。図4は、図3の円弧状の反射板11
を、複数個の平面状の反射板で形成したものである。図
4の反射板11は、紙幣21からの蛍光18を受光素子
4に導くための開口部37が設けられた反射部36c
と、照射光16を紙幣21に反射させるための平面状の
反射部36a、36b、36c、36d、36e、36
fからなる。
【0029】また、平面状の反射部36aと反射部36
bは、図3に示した円弧状のように配置される。同様
に、平面状の反射部36d、36e、36fは、図3に
符号28cで示した円弧のように円弧状に配置される。
また、反射部36bと36dは、発光素子15から見て
ほぼ重なるように、つまり連続して見えるように、設け
られる。
【0030】このように、発光素子15からの照射光1
6は、円弧状に配置された反射部36a、36b、36
d、36e、36fで反射し、紙幣21に照射範囲5
a、5bの集中した光を照射することができる。なお、
図5に図4の反射板11の平面図を示す。符号30、3
1、32、33、34は、反射板11の折り曲げ部を示
す。
【0031】このように本実施形態によれば、反射部3
6bと反射部36dは、発光素子15の照射光16から
見てほぼ重なるように設けることにより、発光素子15
から反射板11に向かって出た光は全て反射されて紙幣
21に照射できる。そのため、照射効率が向上し安定し
た蛍光を検知できる効果がある。
【0032】また、反射部36aと36bを形成する円
弧と、反射部36d、36e、36fを形成する円弧の
延長線が交わるように、円弧と円弧を配置すれば、反射
部36a、36bの照射範囲5aと、反射部36d、3
6e、36fの照射範囲5bを、受光素子4の中心と開
口部37の中心を通る線が紙幣21と交わる近傍に集中
して照射できる。そのため、紙幣21の照射光量を増加
でき、蛍光検知の感度を向上できる効果がある。
【0033】また、反射部36a、36bを形成する円
弧と、反射部36d、36e、36fを形成する円弧の
延長が交わるように配置した場合と、「反射部36a、
36bの面積<反射部36d、36e、36fの面積」
の場合、反射部36d、36eの紙幣21への照射範囲
5bは、反射部36a、36bの照射範囲5aより広く
なる。
【0034】その結果、加工誤差で反射部の姿勢が変動
したような場合に、照射範囲5aと照射範囲5bの重な
った部分の照射面積変動をなくすことができる。そのた
め、紙幣21の光量変動がなくなり安定した蛍光を検知
できる効果がある。
【0035】次に、図6に蛍光画像検出装置の他の一実
施形態を示す。図6は図1の反射板11の形状を変えた
以外は同様な構成である。図6の反射板11は、紙幣2
1からの蛍光18を受光素子4に導くための開口部39
が設けられた反射部43bと、発光素子15からの照射
光16を紙幣21に反射させるための平面状の反射部4
3a、43b、43cからなる。
【0036】また、反射部43aが水平となす角度を4
4、反射部43cが水平となす角度を42とする。発光
素子15からの照射光16は、反射部43a、43b、
43cで反射し、紙幣21に照射範囲5a、5bの集中
した光を照射できる。
【0037】また、発光素子15は一定間隔ごとに複数
設けられる。図7に示す開口部39の位置は、発光素子
15の中心と一致し、長手方向に一定間隔に設けられて
いる。同様に、受光素子4の中心は開口部39の中心と
一致し、長手方向に一定間隔に複数設けられている。な
お、図7の符号40、41は反射板11の折り曲げ部を
示す。
【0038】本実施形態によれば、開口部39のある反
射部39で照射光16を反射するように、反射部39を
水平方向に対して角度(45度が好ましい)を付けて配
置すれば、発光素子15は一定間隔ごとに複数設けられ
ているので、図7に示す反射部43bで反射した反射光
が、隣接の開口部39の真下に照射され、紙幣21の照
射光量を増加でき蛍光検知の感度を向上できる効果があ
る。
【0039】また、角度44、42の角度を選定し、
「角度44<角度42」にすれば、反射部43aの照射
範囲5aと反射部43cの照射範囲5bを、受光素子4
の中心と開口部39の中心を通る線が紙幣21と交わる
近傍に集中して照射できる。そのため、紙幣21の照射
光量を増加でき蛍光検知の感度を向上できる効果があ
る。
【0040】また、「角度44<角度42」の場合と、
「反射部43aの面積<反射部43cの面積」の場合、
反射部43cの紙幣21への照射範囲5bは、反射部4
3aの照射範囲5aより広くなるので、加工誤差で反射
部43aと反射部43cの位置や、角度44、43が変
動した場合に、反射部43aと反射部43cで照射され
て重なった部分の面積変動をなくすことができる。その
ため、紙幣21の光量変動がなくなり、安定した蛍光を
検知できる効果がある。
【0041】次に、図8に蛍光画像検出装置の他の一実
施形態を示す。図8は、複数個の平面状の反射板を円弧
状に配置して反射板11を形成した以外は、図6のもの
と同じ構成である。
【0042】図8に示した反射板11は、紙幣21から
の蛍光18を受光素子4に導くための開口部49が設け
られた反射部56cと、発光素子15からの照射光16
を紙幣21に反射させるための平面状の反射部56a、
56b、56c、56d、56e、56fからなる。
【0043】また、平面状の反射部56a、56bは、
図3に符号28aで示す円弧と同様に円弧状に配置され
る。同様に、平面状の反射部56d、56e、56f
は、図3に符号28cで示す円弧2と同様に円弧状に配
置される。発光素子15からの照射光16は、円弧状に
配置された反射部56a、56b、56c、56d、5
6e、56fで反射し、紙幣21に照射範囲5a、5b
の集中した光を照射することができる。
【0044】また、発光素子15は一定間隔ごとに複数
設けられる。図9に示した反射部56cの開口部49の
位置は、発光素子15の中心と一致し、長手方向に一定
間隔に設けられている。同様に、受光素子4の中心は開
口部49の中心と一致し、長手方向に一定間隔に複数設
けられている。なお、図9の符号50、51、52、5
3、54は反射板11の折り曲げ部を示す。
【0045】本実施形態によれば、開口部49のある反
射部56cで照射光16を反射するように、反射部56
cを水平方向に対して角度(45°が好ましい)を付け
て配置すれば、発光素子15は一定間隔ごとに複数設け
られているので、図9に示す反射部56cの開口部49
以外で反射した反射光が、隣接の開口部49の真下に照
射され、紙幣21の照射光量を増加でき蛍光検知の感度
を向上できる効果がある。
【0046】また、反射部56a、56bを形成する円
弧と、反射部56d、56e、56fを形成する円弧の
延長線が交わるように配置すれば、反射部56a、56
bの照射範囲5aと、反射部56d、56e、56fの
照射範囲5bを、受光素子4の中心と開口部49の中心
を通る線が紙幣21と交わる近傍に集中して照射でき
る。そのため、紙幣21の照射光量を増加でき蛍光検知
の感度を向上できる効果がある。
【0047】また、反射部56a、56bを形成する円
弧と、反射部56d、56e、56fを形成する円弧の
延長が交わるように配置した場合と、「反射部56a、
56bの面積<反射部56d、56e、56fの面積」
の場合、反射部56d、56e、56fの紙幣21への
照射範囲5bは、反射部56a、56bの照射範囲5a
より広くなるので、加工誤差で反射部の姿勢が変動した
場合に、照射範囲5aと、照射範囲5bの重なった部分
の照射面積変動をなくすことができるため、紙幣21の
光量変動がなくなり、安定した蛍光を検知できる効果が
ある。
【0048】次に、本発明における反射板の形状による
照射光量の実験結果について、図10〜図14を用いて
説明する。図10の形状Aは、光源が高さ方向(y座標
を示す)7mm、紙幣の搬送方向(x座標を示す)−
4.65mmの位置にある。
【0049】反射板に設けられた貫通口の中央は、高さ
方向(y座標を示す)7mm、搬送方向(x座標を示
す)0mmの位置にある。反射板が水平方向となす角度
(以下、角度と呼ぶ)は、−45度である。そして、y
座標0mmにある紙幣面の光量を示す。
【0050】このように、貫通口の真下は、光源の光は
照射されないことがわかる。しかしながら、隣接する光
源からの反射光による照射および貫通口の真下の近傍に
照射された光などにより、紙幣面からの反射光を検知す
ることができる。
【0051】図11の形状Bは、光源が高さ方向7m
m、搬送方向−4.65mmの位置にある。反射板に設
けられた貫通口の中央は、高さ方向7mm、搬送方向0
mmの位置にある。反射板の3面が水平方向となす角度
は、それぞれ−34.3度、−45度、−57.6度、そ
して、y座標0mmにある紙幣面の光量を示す。
【0052】このように、反射板の反射面を3面にして
角度を変えることにより、貫通口の真下に光源の光を集
めることができる。照射範囲はおおよそ−1.5mm〜
1.5mmである。
【0053】図12の形状Cは、光源が高さ方向7m
m、搬送方向−4.65mmの位置にある。反射板に設
けられた貫通口の中央は、高さ7mm、搬送方向0mm
の位置にある。反射板の5面が水平方向となす角度は、
それぞれ−32.5度、−36.9度、−45度、−5
4.8度、−61.6度である。そして、y座標0mmに
ある紙弊面の光量を示す。
【0054】このように、反射板の反射面を5面にし
て、反射板の角度を円弧状に変えることにより、貫通口
の真下に光源の光を集めることができる。照射範囲はお
およそ−0.8mm〜0.8mmである。
【0055】図13の形状Dは、光源が高さ方向7m
m、搬送方向−4.65mmの位置にある。反射板に設
けられた貫通口の中央は、高さ方向7.6mm、搬送方
向0mmの位置にある。反射板の3面が水平方向となす
角度は、それぞれ−34.3度、0度、−54.7度で
ある。そして、y座標0mmにある紙弊面の光量を示
す。
【0056】このように、貫通口のある反射板を水平に
し、反射板の角度を変えることにより、貫通口の真下に
光源の光を集めることができる。また、照射範囲は、角
度−34.3度の反射板で、おおよそ−1.5mm〜
1.5mm、角度−54.7度の反射板で、おおよそ−
3mm〜3mmである。角度−54.7度の反射板の照
射範囲が広いので、反射板の取付け姿勢が変化しても、
照射光の重なり部分の面積は変化しないことがわかる。
【0057】図14の形状Eは、光源が高さ方向7m
m、搬送方向−4.65mmの位置にある。反射板に設
けられた貫通口の中心は、高さ方向7.6mm、搬送方
向0mmの位置にある。反射板の5面が水平方向となす
角度は、それぞれ−34.3度、0度、−47度、−5
5度、−65度である。そして、y座標0mmにある紙
弊面の光量を示す。
【0058】このように、貫通口のある反射板を水平に
し、反射板の角度を円弧状に変えることにより、貫通口
の真下に光源の光を集めることができる。また、照射範
囲は、角度−34.3度の反射板で、おおよそ−1.5
mm〜1.5mm、角度−47度、−55度、−65度
の反射板で、おおよそ−1.5mm〜1.5mmであ
る。
【0059】また、表1に反射形状Aから形状Eについ
て、光が重なった部分の光量および反射板の取付け位置
の誤差感度の評価結果を示す。
【0060】
【表1】
【0061】次に、本発明の蛍光画像検出装置1を用い
た現金自動取扱装置の一実施形態を図15に示す。図1
5の現金自動取扱装置90は、現金預け入れ時に供給さ
れた紙幣96aを収納するための紙幣の分離と、現金払
い出し時に利用者が指定した金額を払い出すための紙幣
供給受取機構91と、紙幣搬送路92a、92bとを備
えている。
【0062】そして、紙幣が真券であるか偽券であるか
の鑑別手段のほかに、紙幣が1枚か2枚以上かを判別す
る本発明の蛍光画像検出装置1を設けた紙幣鑑別部97
と、紙幣の収納時と払い出し時に一時的に紙幣を蓄積し
ておく一時スタッカ93と、機械処理ができない紙幣を
収納するための紙幣回収箱94と、金種別に紙幣96b
を収納し払い出すための金種収納箱95a、95b、9
5cなどから構成される。
【0063】次いで、図15に示した現金自動取扱装置
90の動作について説明する。現金預け入れ時は、紙幣
供給受取機構91に供給された紙幣96aは1枚づつ分
離され搬送路92aに供給される。紙幣鑑別部97にお
いて蛍光画像検出装置1の紙幣からの蛍光情報等によ
り、紙幣が真券であるか偽券であるかを鑑別し、また、
紙幣が1枚か2枚以上かを判別する。
【0064】紙幣が真券であり1枚の場合は一時スタッ
カ93に蓄積され、取引金額を表示する。一方、供給し
た紙幣に問題がある場合は、供給した全ての紙幣は紙幣
供給受取機構91に戻される。取引が成立した場合は再
び紙幣鑑別部97を通り紙幣が1枚か2枚以上かをチェ
ックして、それぞれの金種収納箱95に収納する。
【0065】現金払い出し時には、金種収納箱95の紙
幣96bを1枚づつ分離し搬送路92bに供給する。紙
幣鑑別部97において紙幣が1枚か2枚以上かを判別す
る。紙幣が1枚の場合は紙幣供給受取機構91に払い出
される。2枚以上の場合は一時スタッカに蓄積され、そ
の後、紙幣回収箱94に収納される。なお、紙幣鑑別部
97は、往復どちらの方向から紙幣が搬送されても鑑別
可能なように構成されている。
【0066】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、蛍光画像検出装置の紫外線発光素子からの光を略直
角に反射して紙幣に照射するための反射部を、いくつか
の反射面を組み合わせて構成し、そのうち一つの反射面
には、紙幣から放射される蛍光を受光素子に取り込む開
口部を設け、この開口部を有する反射面を挟んで両側に
配置した反射面を、発光素子の光から見てほぼ重なるよ
うに、あるいは連続して見えるように配置すれば、発光
素子から反射板に向かって出た光は全て反射され紙幣に
照射できる。そのため、照射効率が向上し安定した蛍光
を検知できる効果がある。
【0067】また、開口部を有する反射面bの両側の反
射面のうち、発光素子に近い方の反射面aが照射光の光
軸となす角度aを、発光素子に遠い方の反射面cが照射
光の光軸となす角度bより小さくすれば、これら両側の
反射面のそれぞれの照射範囲を受光素子の真下に集中し
て照射できる。そのため、紙幣の照射光量を増加でき蛍
光検知の感度を向上できる効果がある。
【0068】また、上記の「角度a<角度b」とすれ
ば、または、「角度a<角度b」でかつ「反射部aの面
積<反射部cの面積」とすれば、反射部cの紙幣への照
射範囲bは反射部aの照射範囲aより広くなるので、加
工誤差で反射部aと反射部cの位置または角度a、bが
変動した場合に、反射部aと反射部cで照射されて重な
った部分の面積変動をなくすことができる。そのため、
紙幣の光量変動がなくなり、安定した蛍光を検知できる
効果がある。
【0069】また、反射部aと反射部cを円弧状にする
ことによっても、反射部aの照射範囲と反射部cの照射
範囲を受光素子の真下に集中して照射できる。そのた
め、紙幣の照射光量を増加でき蛍光検知の感度を向上で
きる効果がある。
【0070】また、反射部a、bを、複数の平面状の反
射部を繋ぎ合せて円弧状にすれば、反射部aの照射範囲
と反射部cの照射範囲を受光素子の真下に集中して照射
できるため、紙幣の照射光量を増加でき蛍光検知の感度
を向上できる効果がある。
【0071】また、現金自動取扱装置に本実施形態の蛍
光画像検出装置を設置することにより紙弊鑑別精度が向
上し、小型の紙幣鑑別部と紙幣搬送路を往復搬送路で構
成したことにより設置面積の小さい小型の現金自動取扱
装置が得られた。また、搬送路を短くできるため預け入
れおよび払い出しの時間を短縮できる効果がある。
【0072】また、これまでの説明では、現金自動取扱
装置に使用する蛍光画像検出装置について述べたが、各
種自動販売機の蛍光画像検出装置にも応用できる。ま
た、対象物に光を照射し、その反射光から画像を読取る
スキャナ、複写機の画像読取り装置等に適用可能であ
る。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
反射板の開口部での反射ロスをなくすことによる照射効
率の向上と、集光による照射光量の増加と、反射板の取
付け誤差による光量変動が殆どないので、画像検出精度
が大きく向上する。そのため、例えば、現金自動取扱装
置に本発明の蛍光画像検出装置を設けることにより、紙
弊鑑別精度の向上した高信頼な現金自動取扱装置を実現
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の蛍光画像検出装置の一実施形態を示
す。
【図2】図1の蛍光画像検出装置の反射板の構成を示
す。
【図3】本発明の蛍光画像検出装置の他の一実施形態を
示す。
【図4】本発明の蛍光画像検出装置の他の一実施形態を
示す。
【図5】図4の蛍光画像検出装置の反射板の構成を示
す。
【図6】本発明の蛍光画像検出装置の他の一実施形態を
示す。
【図7】図6の蛍光画像検出装置の反射板の構成を示
す。
【図8】本発明の蛍光画像検出装置の他の一実施形態を
示す。
【図9】図8の蛍光画像検出装置の反射板の構成を示
す。
【図10】本発明の反射形状Aの照射光量の実験結果を
示す図である。
【図11】本発明の反射形状Bの照射光量の実験結果を
示す図である。
【図12】本発明の反射形状Cの照射光量の実験結果を
示す図である。
【図13】本発明の反射形状Dの照射光量の実験結果を
示す図である。
【図14】本発明の反射形状Eの照射光量の実験結果を
示す図である。
【図15】本発明を適用した現金自動取扱装置の一実施
形態を示す。
【符号の説明】
1 蛍光画像検出装置 2 光検出回路 3 部材 4 受光素子 5a、5b 照射範囲 6 紫外光カットフィルタ 7 スリット 8 折り曲げ部 9 開口部 10 折り曲げ部 11 反射板 12a、12b、12c 反射部 13 可視光カットフィルタ 14 発光回路 15 発光素子 16、17 照射光 18 蛍光 19 上ガイド 20 下ガイド 21 紙幣 22、23 角度
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉田 忍 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内 (72)発明者 杉山 健治 愛知県尾張旭市晴丘町池上1番地 株式会 社日立製作所情報機器事業部内 (72)発明者 水野 英治 愛知県尾張旭市晴丘町池上1番地 株式会 社日立製作所情報機器事業部内 Fターム(参考) 2G043 AA04 BA17 CA07 EA01 GA03 GB01 GB03 HA02 HA03 JA02 KA03 LA01 3E041 AA02 AA03 BA11 BB03 BB04 BC05 EA02 EA03

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発光手段からの照射光を反射面を介して
    物体に照射し、前記照射された光によって前記物体から
    放射される放射光を、前記反射面の開口部を通して受光
    する画像検出装置であって、前記反射面は、前記照射光
    の光軸に対して角度を有して設置され、かつ、前記開口
    部付近で折れ曲がり、前記発光手段から遠い方の反射面
    が前記照射光の光軸となす角度を、前記発光手段に近い
    方の反射面が前記照射光の光軸となす角度より大きくし
    て配置したことを特徴とする画像検出装置。
  2. 【請求項2】 発光手段からの照射光を反射面を介して
    物体に照射し、前記照射された光によって前記物体から
    放射される放射光を、前記反射面の開口部を通して受光
    する画像検出装置であって、前記反射面は、前記照射光
    の光軸に対して角度を有して設置され、かつ、前記発光
    手段に近い方の第1の反射面と、前記開口部を有する第
    2の反射面と、前記発光手段から遠い方の第3の反射面
    とを有し、前記第2の反射面は、前記発光手段から見え
    ないように前記光軸に対して少なくとも平行に設置さ
    れ、かつ、前記第1の反射面が前記照射光の光軸となす
    角度より、前記第3の反射面が前記照射光の光軸となす
    角度を大きくし、前記第1の反射面および前記第3の反
    射面が、前記発光手段から連続して見えるように配置し
    たことを特徴とする画像検出装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の画像形成装置
    において、前記開口部は、一定間隔で長手方向に配置さ
    れた発光手段に対応して配置されていることを特徴とす
    る画像検出装置。
  4. 【請求項4】 請求項1または2に記載の画像検出装置
    において、前記発光手段から遠い方の反射面が、前記発
    光手段に近い方の反射面より、面積が大きいことを特徴
    とする画像検出装置。
  5. 【請求項5】 請求項1または2に記載の画像形成装置
    において、前記発光手段に近い方の反射面と前記発光手
    段から遠い方の反射面とは、それぞれ平面形状の反射面
    であることを特徴とする画像検出装置。
  6. 【請求項6】 請求項1または2に記載の画像形成装置
    において、前記発光手段に近い方の反射面と前記発光手
    段から遠い方の反射面とは、それぞれ円弧形状の反射面
    であることを特徴とする画像検出装置。
  7. 【請求項7】 請求項1または2に記載の画像形成装置
    において、前記発光手段に近い方の反射面と前記発光手
    段から遠い方の反射面とは、それぞれ複数の平面形状の
    反射面を円弧状に並べて形成したことを特徴とする画像
    検出装置。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7のうちいずれか1項に記載
    の画像検出装置を備えたことを特徴とする現金自動取扱
    装置。
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