JP2003150413A - データファイル管理装置及びデータファイル管理方法 - Google Patents

データファイル管理装置及びデータファイル管理方法

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JP2003150413A
JP2003150413A JP2001345329A JP2001345329A JP2003150413A JP 2003150413 A JP2003150413 A JP 2003150413A JP 2001345329 A JP2001345329 A JP 2001345329A JP 2001345329 A JP2001345329 A JP 2001345329A JP 2003150413 A JP2003150413 A JP 2003150413A
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JP2001345329A
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Masaki Yamada
雅基 山田
Nobuhisa Toshitani
暢久 利谷
Masayuki Hoshi
雅之 星
Katsumi Ogawa
克美 小川
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ファイルの容量に応じて効率良くファイルを
保存する。 【解決手段】 ファイル制御部41は、ハードディスク
のキャッシュ領域でファイルを受け取るようにし、ファ
イルサイズ比較部42によってファイルの容量が基準値
未満とする結果を得て、保存開始条件を満たしていると
判断した場合に、第1の保存形式とされるファイルを詰
めて磁気テープ上の1個のパーティションに保存するよ
うにし、ファイル情報テーブルを更新し、そして、ハー
ドディスクにまだ残されているファイルが、ユーザによ
って倉庫ディレクトリに移されていないと判断した場合
には、そのままハードディスクに残しておき、倉庫ディ
レクトリに移されていると判断した場合には、ファイル
をハードディスクからの消去候補に入れて、倉庫ディレ
クトリに割り当てられた記録容量の上限に達した際に古
い順番で消去するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データファイル管
理装置及びデータファイル管理方法に関し、詳しくは、
容量が小さいデータファイルの磁気テープへの保存に好
適なデータファイル管理装置及びデータファイル管理方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、例えばパーソナルコンピュータ装
置等を用いて、動画等のビデオファイルを記録するユー
ザが増加している。但し、ビデオファイルの記録を行う
場合、記録/再生のリアルタイム性を実現でき、記録容
量が大きい記録媒体が求められる。そこで、例えば高速
アクセスが可能な磁気ディスクを記録媒体としたハード
ディスクドライブ装置と、記録容量が大きい磁気テープ
を記録媒体としたテープドライブ装置とを個々に用いて
記録が行われている。
【0003】ビデオファイルは、一般的に大容量であ
り、先頭部分から順番にアクセスされるという特徴があ
るため、先頭部分がハードディスクドライブ装置によっ
てハードディスクに記録され、残りの部分がテープドラ
イブ装置によって磁気テープに記録される。これによ
り、ビデオファイルの先頭部分への高速アクセスが可能
となり、磁気テープと比べて小さいハードディスクの記
録容量を節約することが可能となる。
【0004】ここで、テープドライブ装置は、マルチパ
ーティション機能により磁気テープを、パーティション
(Partition)という所定容量の記録領域に分割し、フ
ァイルの読み書き(リード・ライト)をパーティション
単位で行うようになされている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のテー
プドライブ装置は、ビデオファイルを磁気テープに記録
する際には、動画に関するメタデータやサムネイル画像
データ等の容量が小さい情報ファイルも同時に記録して
いる。また、テープドライブ装置は、文字や文書等の容
量が小さいテキストファイル等を記録することもある。
【0006】しかしながら、テープドライブ装置は、パ
ーティション単位で磁気テープにファイルを記録してい
るため、上述の情報ファイルやテキストファイルをビデ
オファイルと同じ処理で磁気テープに記録すると、パー
ティションを少なくとも1つ使用することになる。すな
わち、磁気テープには、容量が1つのパーティション分
に満たない情報ファイルやテキストファイルであって
も、最大でパーティションの数と同数しか記録できない
ことになり、磁気テープの使用効率が悪くなるといった
問題がある。
【0007】また、本出願人は、特開2000−265
626において、ハードディスクドライブ部とテープド
ライブ部とを組み合わせた大容量のデータストレージ装
置を提案しているが、容量が小さいファイルの効率の良
い磁気テープへの記録に対応したものではない。
【0008】そこで、本発明は、上述の実情に鑑みて提
案されたものであり、ファイルの容量に応じて効率良く
ファイルを記録することができるデータファイル管理装
置及びデータファイル管理方法を提供することを目的と
している。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係るデータファ
イル管理装置は、上述の問題点を解決するために、テー
プカートリッジ内の磁気テープを所定容量の複数の記録
領域に分割し、この記録領域を単位としてデータファイ
ルの読み出し及び/又は書き込みを行う磁気テープドラ
イブ手段と、複数のテープカートリッジを収納し、収納
された複数のテープカートリッジの中から所定のテープ
カートリッジを選択して磁気テープドライブ手段へ搬送
するテープカートリッジ交換手段と、磁気テープドライ
ブ手段においてデータファイルの読み出し及び/又は書
き込みが行われる場合のキャッシュ領域を少なくとも有
するハードディスクを内蔵したハードディスクドライブ
手段と、ハードディスクのキャッシュ領域に書き込まれ
たデータファイルの容量と予め設定されている基準値と
を比較する比較手段と、比較手段によって容量が基準値
未満とされた複数の小容量データファイルを所定の条件
を満たすまでキャッシュ領域に順次格納して、複数の記
録領域のうちの1の記録領域に、合計した容量がその記
録領域の所定容量に収まる最大の数の小容量データファ
イルを連続して保存するように制御するデータファイル
制御部を少なくとも有する制御手段とを備える。
【0010】このデータファイル管理装置によれば、ハ
ードディスクのキャッシュ領域に格納されている容量が
基準値未満とされる複数のデータファイルを、磁気テー
プ上の複数の記録領域のうちの1の記録領域に、合計し
た容量がその記録領域の所定容量に収まる最大の数で連
続して保存することにより、効率良く磁気テープへの保
存を行うことができる。
【0011】また、本発明に係るデータファイル管理装
置は、テープカートリッジ内の磁気テープを所定容量の
複数の記録領域に分割し、この記録領域を単位としてデ
ータファイルの読み出し及び/又は書き込みを行う磁気
テープドライブ手段と、複数のテープカートリッジを収
納し、収納された複数のテープカートリッジの中から所
定のテープカートリッジを選択して磁気テープドライブ
手段へ搬送するテープカートリッジ交換手段と、磁気テ
ープドライブ手段においてデータファイルの読み出し及
び/又は書き込みが行われる場合のキャッシュ領域を少
なくとも有するハードディスクを内蔵したハードディス
クドライブ手段と、データファイルをハードディスクの
キャッシュ領域を介して磁気テープに書き込むように
し、キャッシュ領域に格納されたデータファイルを管理
するためのディレクトリにおいて、所定のディレクトリ
に移されたデータファイルを古い順番でキャッシュ領域
から消去するように制御するデータファイル制御部を少
なくとも有する制御手段とを備える。
【0012】このデータファイル管理装置によれば、ハ
ードディスクのキャッシュ領域に格納されているデータ
ファイルが所定のディレクトリに移された場合に、古い
順番で消去することにより、ハードディスク上のデータ
ファイルの管理を容易にすることができる。
【0013】本発明に係るデータファイル管理方法は、
上述の問題点を解決するために、テープカートリッジ内
の磁気テープを所定容量の複数の記録領域に分割し、こ
の記録領域を単位としてデータファイルの読み出し及び
/又は書き込みを行う磁気テープドライブ手段と、複数
のテープカートリッジを収納し、収納された複数のテー
プカートリッジの中から所定のテープカートリッジを選
択して磁気テープドライブ手段へ搬送するテープカート
リッジ交換手段と、磁気テープドライブ手段においてデ
ータファイルの読み出し及び/又は書き込みが行われる
場合のキャッシュ領域を少なくとも有するハードディス
クを内蔵したハードディスクドライブ手段とを備えるデ
ータファイル管理装置のデータファイル管理方法におい
て、ハードディスクのキャッシュ領域に書き込まれたデ
ータファイルの容量と予め設定されている基準値とを比
較する比較工程と、比較工程にて容量が基準値未満とさ
れた複数の小容量データファイルを所定の条件を満たす
までキャッシュ領域に順次格納して、複数の記録領域の
うちの1の記録領域に、合計した容量がその記録領域の
所定容量に収まる最大の数の小容量データファイルを連
続して保存するように制御する制御工程とを有する。
【0014】このデータファイル管理方法によれば、ハ
ードディスクのキャッシュ領域に格納されている容量が
基準値未満とされる複数のデータファイルを、磁気テー
プ上の複数の記録領域のうちの1の記録領域に、合計し
た容量がその記録領域の所定容量に収まる最大の数で連
続して保存することにより、効率良く磁気テープへの保
存を行うことができる。
【0015】また、本発明に係るデータファイル管理方
法は、テープカートリッジ内の磁気テープを所定容量の
複数の記録領域に分割し、この記録領域を単位としてデ
ータファイルの読み出し及び/又は書き込みを行う磁気
テープドライブ手段と、複数のテープカートリッジを収
納し、収納された複数のテープカートリッジの中から所
定のテープカートリッジを選択して磁気テープドライブ
手段へ搬送するテープカートリッジ交換手段と、磁気テ
ープドライブ手段においてデータファイルの読み出し及
び/又は書き込みが行われる場合のキャッシュ領域を少
なくとも有するハードディスクを内蔵したハードディス
クドライブ手段とを備えるデータファイル管理装置のデ
ータファイル管理方法において、データファイルをハー
ドディスクのキャッシュ領域を介して磁気テープに書き
込むようにし、キャッシュ領域に格納されたデータファ
イルを管理するためのディレクトリにおいて、所定のデ
ィレクトリに移されたデータファイルを古い順番でキャ
ッシュ領域から消去するように制御する。
【0016】このデータファイル管理方法によれば、ハ
ードディスクのキャッシュ領域に格納されているデータ
ファイルが所定のディレクトリに移された場合に、古い
順番で消去することにより、ハードディスク上のデータ
ファイルの管理を容易にすることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明のデータファイル管
理装置及びデータファイル管理方法の実施の形態につい
て、図面を参照して詳細に説明する。
【0018】まず、本発明のデータファイル管理装置が
適用される一例としてのサーバ装置1を利用したシステ
ム全体を図1に示す。このシステムは、サーバ装置1、
複数の記録クライアント装置2〜2、複数の再生ク
ライアント装置3〜3がEthernet(登録商
標)ネットワーク4によって接続されて構成されたもの
である。なお、複数の記録クライアント装置2〜2
及び複数の再生クライアント装置3〜3について、
個々に区別する必要がない場合には、単に記録クライア
ント装置2及び再生クライアント装置3と記すことにす
る。
【0019】記録クライアント装置2は、例えばデジタ
ルビデオカメラや、テレビジョン信号を受信することが
できるコンピュータ端末等であって、映像、音声等を例
えばMPEG(Moving Picture Experts Group)形式等
により圧縮してデジタル化し、デジタルファイル(以
下、単にファイルと記す)としてEthernetネッ
トワーク4を介してサーバ装置1へ供給する。
【0020】サーバ装置1は、Ethernetネット
ワーク4を介して記録クライアント装置2から供給され
たファイルを記録し、再生クライアント装置3からの要
求に応じてファイルを再生クライアント装置3に供給す
る。また、サーバ装置1は、図2を用いてハードウェア
構成について後述するが、HDD(Hard Disc Drive)
部とテープライブラリ部とを備え、ハードディスクとテ
ープカートリッジという複数の異なるストレージを組み
合わせた階層型ストレージ管理システム(HSM:Hier
archical Storage System)である。なお、サーバ装置
1は、複数のHDD部を備えていてもよい。
【0021】再生クライアント装置3は、一般的なコン
ピュータ端末等であって、Ethernetネットワー
ク4を介してサーバ装置1に対してファイルを供給する
よう要求し、そのファイルを伸張してアナログ化し、映
像をディスプレイに表示したり、音声をスピーカに出力
したりする。
【0022】Ethernetネットワーク4は、IE
EE(Institute of Electrical and Electronics Engi
neers)802.3規格に準拠したLAN(Local Area
Network)である。なお、IEEE802.11規格に
準拠した無線LANネットワークや電話線を用いたHo
mePNA(Home Phoneline Networking Alliance)規
格に準拠した有線ネットワーク等が用いられてもよい。
【0023】次に、サーバ装置1のハードウェア構成に
ついて、図2を用いて説明する。サーバ装置1は、制御
部11、HDD部12、テープライブラリ部13を少な
くとも備えている。ここで、制御部11は、CPU(Ce
ntral Processing Unit)14、メモリ15、Ethe
rnetインターフェース16、ATA(AT Attachmen
t)インターフェース17、SCSI(Small Computer
System Interface)インターフェース18、シリアルイ
ンターフェース19がマザーボードに搭載されてなるも
のである。テープライブラリ部13は、テープドライブ
部20、テープチェンジャ部21からなるものである。
【0024】続いて、上述の各部について説明する。C
PU14は、サーバ装置1の各種制御を行う。メモリ1
5は、CPU14が動作する上での作業領域である。E
thernetインターフェース16は、制御部11と
Ethernetネットワーク4との入/出力手段であ
る。ATAインターフェース17は、制御部11とHD
D部12との入/出力手段である。SCSIインターフ
ェース18は、制御部11とテープライブラリ部13内
のテープドライブ部20との入/出力手段である。シリ
アルインターフェース19は、例えばRS−232Cで
あり、制御部11とテープライブラリ部13内のテープ
チェンジャ部21との入/出力手段である。
【0025】HDD部12は、例えば数十GB(ギガバ
イト)の記録容量を有するハードディスク(図示せず)
を内蔵している。このハードディスクには、Ether
netネットワーク4を介して記録クライアント装置2
から順次供給されるファイルのデータをテープドライブ
部20に装着されているテープカートリッジ(図示せ
ず)内の磁気テープに書き込む場合や、磁気テープに書
き込まれているファイルのデータを読み出す場合に用い
られるキャッシュ領域、図5を用いて後述するファイル
システムを管理する際に用いられるファイルシステム管
理領域等の複数の領域が形成されている。また、場合に
よっては、記録クライアント2から供給されたファイル
が、ハードディスクにのみ、又は磁気テープにのみに格
納されている状態も生じる。
【0026】テープドライブ部20は、例えばAIT
(Advanced Intelligent Tape)2テープストリーマド
ライブであって、テープチェンジャ部21によって装着
された1本のテープカートリッジ内の磁気テープを記録
媒体として、ファイルの読み出し/書き込みを行うこと
ができるようになされている。具体的には、テープドラ
イブ部20は、HDD部12内のハードディスクに形成
されたキャッシュ領域に格納されたファイルのデータ
を、磁気テープに書き込み、また磁気テープに書き込ま
れているデータをハードディスクのキャッシュ領域に出
力するようにする。
【0027】テープチェンジャ部21は、複数本数、例
えば20本のテープカートリッジを収納することができ
るラック部(図示せず)と、読み出し/書き込みを行う
ための特定のテープカートリッジを選択してテープドラ
イブ部20に搬送するロボティクス部(図示せず)とを
少なくとも備えている。
【0028】なお、サーバ装置1において、この20本
のテープカートリッジ内の磁気テープは、それぞれ独立
した記録媒体ではなく、1本の磁気テープとして扱われ
るようになされている。つまり、サーバ装置1は、HD
D部12内のハードディスクと、テープチェンジャ部2
1のラック部に収納される20本の磁気テープとに相当
する記録容量を有する記録媒体を備えた装置とみなすこ
とができる。
【0029】次に、1本のテープカートリッジ内の磁気
テープのレイアウトについて、図3を用いて説明する。
通常、磁気テープに対しては、シーケンシャルアクセス
であるため、以前に書き込まれたデータに部分的に上書
き(オーバライト)を行うことができない。しかしなが
ら、テープドライブ部20は、マルチパーティション機
能を有するAIT2テープストリーマドライブであるた
め、図3に示すように、20本のテープカートリッジに
対応する磁気テープ#1〜#20それぞれを、パーティ
ション(Partition)という所定容量の記録領域に分割
し、パーティション単位でデータの読み書き(リード・
ライト)を行うため、上書きを行うことができるように
なされている。なお、各磁気テープは、例えば255個
のパーティションに分割され、管理される。テープドラ
イブ部20は、予めこのマルチパーティションのための
プリフォーマット動作をする必要がなく、初めて書き込
みを行う際に、必要なだけパーティションを追加するた
めのフォーマットをしながら書き込みを行う。
【0030】ここで、サーバ装置1は、20本のテープ
カートリッジ内の磁気テープを1本の磁気テープとして
扱うようになされているため、磁気テープ#1〜#20
から順番に、それぞれパーティション#0、#1、#
2、・・・、#5099(255個×20本)とパーテ
ィションナンバーを付して管理している。なお、各パー
ティションは、複数のデータブロックに分割されてい
る。
【0031】また、1本の磁気テープの記録容量は、複
数のパーティションに分割されていない状態では、約5
0GBであるため、20本の磁気テープの記録容量は、
約1TB(テラバイト)となる。しかしながら、複数の
パーティションに分割された状態では、パーティション
間に生じるオーバヘッド(ギャップ)等の容量が生じる
ため、1本の磁気テープの有効記録容量は、50GBを
下回ることになる。ここで、1個のパーティションの記
録容量を、例えば約160MB(メガバイト)とする。
【0032】なお、磁気テープ#1〜#20、パーティ
ション#0〜5099について、個々に区別する必要が
ない場合には、単に磁気テープ、パーティションと記す
ことにする。
【0033】続いて、少なくとも1つのファイルが磁気
テープへ保存される(書き込まれる)際の保存形式につ
いて、図4を用いて説明する。図4(a)には、容量が
小さい複数のファイルが詰められて(連続して)1個の
パーティションに保存される第1の保存形式を示してい
る。このとき、1つのファイルがパーティションをまた
がないようにする。すなわち、1個のパーティションに
保存されるファイルの数は、合計した容量が1個のパー
ティションの記録容量に収まる最大数である。
【0034】また、図4(b)には、容量が大きい1つ
のファイルが連続した複数のパーティションにまたがっ
て保存される保存形式を示している。このとき、例えば
最後のパーティション内に生じた空き部分は、そのまま
余らせておく。なお、ファイルの容量によっては、複数
のパーティションにまたがるのではなく、1個のパーテ
ィションに保存されることもある。
【0035】なお、上述の容量が小さいファイルとは、
予め設定されている基準値未満の容量を有するファイル
のことであり、以下スモールファイルと記すことにす
る。また、容量が大きいファイルとは、基準値以上の容
量を有するファイルのことであり、以下ビッグファイル
と記すことにする。ここで、基準値としては、例えば1
0MBと設定する。
【0036】次に、サーバ装置1を制御する制御プログ
ラムのソフトウェア構成について、図5を用いて説明す
る。サーバ装置1は、基本プログラム(以下、Operatin
g System:OSと記す)として、いわゆるLinuxを
用いている。
【0037】この制御プログラムのソフトウェア構成
は、Linuxに、後述するFS(File System)イン
ターフェース35、HDDドライバ36、テープドライ
バ37、テープチェンジャドライバ38、統合ファイル
システムマネージメント39のソフトウェアブロックを
追加したものである。
【0038】すなわち、この制御プログラムは、Lin
uxの機能のうちで最も基本的な部分であるカーネル空
間31に、いわゆるNFS(Network File System)3
3、VFS(Virtual File System)34、FSインタ
ーフェース35、HDDドライバ36、テープドライバ
37、テープチェンジャドライバ38を有し、ユーザ空
間32に、統合ファイルシステムマネージメント39を
有している。ここで、ファイルシステムとは、一般的
に、ハードディスク内のファイルを管理し、読み出しや
書き込み等を制御するOSの一部である。
【0039】NFS33は、Ethernetネットワ
ーク4に接続されているサーバ装置1内のハードディス
クを、再生クライアント装置3があたかも自身のハード
ディスクのように扱うためのソフトウェアブロックであ
る。
【0040】VFS34は、図示を省略した他の複数の
ファイルシステムをサポートするための仮想的なファイ
ルシステムである。
【0041】FSインターフェース35は、VFS34
とHDDドライバ36及び統合ファイルシステムマネー
ジメント39とをインターフェースするソフトウェアブ
ロックである。
【0042】HDDドライバ36、テープドライバ3
7、テープチェンジャドライバ38は、それぞれHDD
部12、テープドライブ部20、テープチェンジャ部2
1を動かすためのソフトウェアブロック群である。
【0043】統合ファイルシステムマネージメント39
は、OSとして用いたLinux上でサーバ装置1内の
ファイルを統合的に管理するシステムであり、それを実
現するためにHDDドライバ36、テープドライバ3
7、テープチェンジャドライバ38を制御して、HDD
部12、テープドライブ部20、テープチェンジャ部2
1の動作を支配するアプリケーションソフトウェアブロ
ックである。
【0044】この統合ファイルシステムマネージメント
39の機能について、図6に示す機能ブロックを用いて
さらに詳しく説明する。統合ファイルシステムマネージ
メント39は、機能ブロックとして少なくともファイル
制御部41、ファイルサイズ比較部42、ファイル種類
判定部43を有するとみなすことができる。
【0045】ファイル制御部41は、Ethernet
ネットワーク4を介して記録クライアント装置2から供
給されたファイルをHDD部12内のハードディスクに
新規に書き込ませた後、ファイルサイズ比較部42によ
って容量が基準値未満とされた複数のスモールファイル
を、図4(a)に示した第1の保存形式で磁気テープに
保存させ、容量が基準値以上とされた1つのビッグファ
イルを、図4(b)に示した第2の保存形式で保存させ
るようにする。
【0046】また、ファイル制御部41は、第2の保存
形式で保存させたビッグファイルのうちで、ファイル種
類判定部43によってリアルタイム属性を持つと判定さ
れたビッグファイルにおいては、ファイルの先頭部分を
ハードディスクに残して、それ以外の部分を消去するよ
うにし、リアルタイム属性を持たないと判定されたビッ
グファイルについては、消去しないようにする。また、
ファイル制御部41は、第1の保存形式で保存させたス
モールファイルについても、消去しないようにする。こ
こで、リアルタイム属性をもつビッグファイルは、例え
ばビデオファイルであって、先頭部分からシーケンシャ
ルにアクセスされるものである。従って、リアルタイム
属性をもつビッグファイルに限っては、先頭部分をハー
ドディスクに残しておけば、高速アクセスが可能とな
る。
【0047】なお、ハードディスクに格納されているフ
ァイルを管理するディレクトリにおいて、特別なディレ
クトリ(以下、倉庫ディレクトリと記す)に移されたフ
ァイルが存在する場合は、ファイル制御部41は、スモ
ールファイル及びビッグファイルに関わらずハードディ
スクからの消去候補に入れるようにする。すなわち、倉
庫ディレクトリに移されたファイルは、その倉庫ディレ
クトリに割り当てられた記録容量の上限に達した際に古
い順番で消去される。
【0048】ファイルサイズ比較部42は、HDD部1
2内のハードディスクに書き込まれたファイルの容量と
基準値とを比較する。
【0049】ファイル種類判定部43は、HDD部12
内のハードディスクに新規に書き込まれたビッグファイ
ルの拡張子及び/又はヘッダ部に基づいて、そのビッグ
ファイルがリアルタイム属性を有するか否か、すなわち
動画や高音質な音楽等のファイルであるか否かを判定す
る。なお、ファイル種類判定部43は、OSとして用い
ているLinuxが提供するファイルコマンドがファイ
ルのヘッダ部の内容を解析することにより、そのビッグ
ファイルがリアルタイム属性を有するか否かを判定する
こともできる。さらに、特に、MPEG2形式のビデオ
ファイルについては、シーケンスヘッダの直後にシーケ
ンス拡張部がくればMPEG2のビットストリームとな
ることから、ファイル種類判定部43は、ビッグファイ
ルの先頭部分を解析してMPEG2形式のビデオファイ
ルであるか否かを判定することもできる。
【0050】次に、サーバ装置1がファイルを磁気テー
プに新規に保存する処理について、図7を用いて説明す
る。
【0051】ステップS1において、ファイル制御部4
1は、HDD部12内のハードディスクのキャッシュ領
域でファイルを受け取るようにする。
【0052】ステップS2において、ファイルサイズ比
較部42は、ファイルの容量と基準値とを比較する。フ
ァイルの容量が基準値以上である場合、すなわちハード
ディスクで受け取ったファイルがビッグファイルである
場合にステップS3へ進み、ファイルの容量が基準値未
満である場合、すなわちハードディスクで受け取ったフ
ァイルがスモールファイルである場合にステップS7へ
進む。
【0053】ステップS3において、ファイル制御部4
1は、1つのビッグファイルを図4(b)に示した第2
の保存形式のように、磁気テープ上の連続した複数のパ
ーティションにまたがって保存するようにする。
【0054】ステップS4において、ファイル制御部4
1は、図10を用いて後述するファイル情報テーブルを
更新する。
【0055】ステップS5において、ファイル制御部4
1は、ハードディスクにまだ残されているビッグファイ
ルが、ユーザによって倉庫ディレクトリに移されている
か否かを判断する。ビッグファイルが倉庫ディレクトリ
に移されていない場合ステップS6へ進み、ビッグファ
イルが倉庫ディレクトリに移されている場合ステップS
12へ進む。
【0056】ステップS6において、ファイル種類判定
部43は、ハードディスクにまだ残されているビッグフ
ァイルがリアルタイム属性を持っているか否かを判定す
る。ビッグファイルがリアルタイム属性を持っている場
合ステップS11へ進み、ビッグファイルがリアルタイ
ム属性を持っていない場合には、磁気テープへの保存処
理を終了する。
【0057】一方、ハードディスクで受け取ったファイ
ルがスモールファイルである場合に、ステップS7にお
いて、ファイル制御部41は、保存開始条件を満たして
いるか否かを判断する。ここで、保存開始条件とは、例
えば未保存のスモールファイルがハードディスクに一定
容量以上格納されることである。なお、それとは別に、
ハードディスクに格納されているスモールファイルが未
保存のまま一定時間以上経過したとき、又は予め設定さ
れた定期的に磁気テープへ保存する時刻に達したとき
(例えば毎朝6時に保存開始)等を保存開始条件として
もよい。ファイル制御部41は、この保存条件が満たさ
れるまで待って、満たされた場合にステップS8へ進
む。
【0058】ステップS8において、ファイル制御部4
1は、ハードディスクに上述の保存開始条件が満たされ
るまで格納された複数のスモールファイルを、図4
(a)に示した第1の保存形式のように、詰めて磁気テ
ープ上の1個のパーティションに保存するようにする。
【0059】ステップS9において、ファイル制御部4
1は、図10を用いて後述するファイル情報テーブルを
更新する。
【0060】ステップS10において、ファイル制御部
41は、ハードディスクにまだ残されているスモールフ
ァイルが、ユーザによって倉庫ディレクトリに移されて
いるか否かを判断する。スモールファイルが倉庫ディレ
クトリに移されている場合ステップS12へ進み、スモ
ールファイルが倉庫ディレクトリに移されていない場合
には、磁気テープへの保存処理を終了する。
【0061】ステップS11において、ファイル制御部
41は、一定時間が経過する等の所定条件が満たされる
と、ハードディスクに格納されているリアルタイム属性
を有するビッグファイルの先頭部分をハードディスクに
残して、それ以外の部分を消去するようにする。
【0062】ステップS12において、ファイル制御部
41は、倉庫ディレクトリに移されているファイルをハ
ードディスクからの消去候補に入れて、倉庫ディレクト
リに割り当てられた記録容量の上限に達した際に古い順
番で消去するようにする。
【0063】続いて、HDD部12内のハードディスク
に格納されているファイルの移動時におけるサーバ装置
1の処理について、図8を用いて説明する。
【0064】ステップS21において、ファイル制御部
41は、ユーザによって移動されるファイルの移動元が
倉庫ディレクトリであるか否かを判断し、倉庫ディレク
トリでない場合ステップS22へ進み、倉庫ディレクト
リである場合ステップS24へ進む。
【0065】ステップS22において、ファイル制御部
41は、ユーザによって移動されたファイルの移動先が
倉庫ディレクトリであるか否かを判断し、倉庫ディレク
トリである場合ステップS23へ進み、倉庫ディレクト
リでない場合には、移動時の処理を終了する。
【0066】ステップS23において、ファイル制御部
41は、倉庫ディレクトリに移されたファイルをハード
ディスクからの消去候補に入れて、倉庫ディレクトリに
割り当てられた記録容量の上限に達した際に古い順番で
消去するようにする。
【0067】一方、ユーザによって移動されるファイル
の移動元が倉庫ディレクトリである場合に、ステップS
24において、ファイル制御部41は、ユーザによって
移動されたファイルの移動先が倉庫ディレクトリである
か否かを判断し、倉庫ディレクトリでない場合ステップ
S25へ進み、倉庫ディレクトリである場合には、既に
ファイルをハードディスクからの消去候補に入れている
ため移動時の処理を終了する。
【0068】ステップS25において、ファイル制御部
41は、ファイルが倉庫ディレクトリから外されたた
め、ハードディスクからの消去候補から外す。
【0069】次に、上述の図7に示したような、複数の
スモールファイルが第1の保存形式で新規に磁気テープ
に保存された場合の磁気テープ上のパーティションを図
9に示し、そのときにファイル制御部41によって更新
されたファイル情報テーブルを図10に示す。
【0070】図9に示すように、磁気テープ#1上のパ
ーティション#100には、ファイル#1〜#5が詰め
られて保存されており、パーティション#101には、
ファイル#6〜#10が詰められて保存されている。す
なわち、HDD部12内のハードディスクに格納されて
いたファイル#1〜#5は、一度にパーティション#1
00に書き込まれ、同様にハードディスクに格納されて
いたファイル#6〜#10は、一度にパーティション#
101に書き込まれたものである。
【0071】図10に示すように、ファイル情報テーブ
ル51は、ファイル番号、磁気テープ番号、パーティシ
ョン番号、データブロックアドレス、データブロック数
及び無効フラグからなるものである。これらの項目は、
ファイルが磁気テープに保存された後、ファイル制御部
41によって更新されるものである。ここで、データブ
ロックアドレスとは、対象となるファイルのパーティシ
ョン上の先頭位置を示している。また、データブロック
数とは、対象となるファイルが使用するパーティション
内のデータブロックの数を示している。また、無効フラ
グとは、パーティション上のファイルが消去されたか否
かを示している。なお、ファイル情報テーブル51は、
HDD部12内のハードディスク上に形成されているフ
ァイルシステム管理領域に記録されており、磁気テープ
に保存されているファイルの位置や容量を管理する際に
参照される。
【0072】続いて、図9に示した複数のスモールファ
イルのうちで、いくつかのスモールファイルが消去され
た場合の磁気テープ#1上のパーティション#100、
#101を図11に示し、そのときにファイル制御部4
1によって更新されたファイル情報テーブル51を図1
2に示す。
【0073】図11には、上述の図9に示した磁気テー
プ#1において、ファイル#2、#4、#8が消去され
た場合の磁気テープ#1上のパーティション#100、
#101を示している。すなわち、この磁気テープ#1
上のパーティション#100には、ファイル#1、#
3、#5が保存されており、パーティション#101に
は、ファイル#6、#7、#9、#10が保存されてい
る。なお、図11において、消去されたファイル#2、
#4、#8が格納されていた場所を白抜きにしている。
【0074】ファイル#2、#4、#8が消去されたた
め、図12に示すようにファイル情報テーブル51の無
効フラグの項目には、ファイル#2、#4、#8に対し
て1が付されて無効フラグが立っている。
【0075】また、磁気テープ上からスモールファイル
の消去が行われた際に、ファイル制御部41は、図13
に示すパーティション情報テーブル52を更新してい
る。パーティション情報テーブル52は、ファイル番
号、パーティション番号、空きデータブロック総数、後
ろ空きデータブロック数からなるものである。なお、パ
ーティション情報テーブル52は、HDD部12内のハ
ードディスク上に形成されているファイルシステム管理
領域に記録されている。
【0076】ここで、空きデータブロック総数とは、パ
ーティション内の例えばスモールファイルがいくつか消
去されて、図11のパーティション#100のように歯
抜け状態となった場合に、消去された各スモールファイ
ルのデータブロック数を加算した総和を示している。す
なわち、空きデータブロック総数が0のパーティション
は、例えば第2の保存形式でビッグファイルが保存され
ている、又は何のファイルも保存されていない、つまり
歯抜けがないことを示している。
【0077】また、後ろ空きデータブロック数とは、パ
ーティション内のファイルが保存されていない後方の空
き部分のデータブロックの数を示している。すなわち、
後ろ空きデータブロック数が0であるパーティション
は、後方に空き部分がなく、後ろ空きデータブロック数
が2592であるパーティションは、パーティション全
てが空いていることを示している。
【0078】磁気テープ上の各パーティション内に保存
されているスモールファイルのうちで、消去されたスモ
ールファイル、すなわち無効ファイルが増えていくにつ
れて、パーティション内の歯抜けが大きくなっていく。
ファイル制御部41は、パーティション情報テーブル5
2を参照して、空きデータブロック総数が一定以上とな
ったパーティション内に保存されているスモールファイ
ルを詰めて別のパーティションに移動するようにし、元
のパーティションを解放するように制御する。このと
き、ファイル制御部41は、パーティション情報テーブ
ル52の後ろ空きデータブロック数を2592と書き換
える。なお、この解放されたパーティションは、以後、
図4(a)に示した第1の保存形式にも、図4(b)に
示した第2の保存形式にも用いられることが可能であ
る。
【0079】ここで、例えば、上述の図11に示した磁
気テープ#1上のパーティション#100に消去されず
に保存されているファイル#1、3、5が移動した別の
パーティション#120を図14に示し、そのときにフ
ァイル制御部41によって更新されたファイル情報テー
ブル51を図15に示す。
【0080】図14に示すように、磁気テープ#1上の
パーティション#120には、ファイル#1〜#3が詰
められて保存されており、後方に大きな空き部分が生じ
ている。
【0081】パーティション#100上のファイル#
1、#3、#5だけが移動したため、図15に示すよう
にファイル情報テーブル51の磁気テープ番号、パーテ
ィション番号、データブロックアドレス、データブロッ
ク数の項目には、ファイル#2、#4に対してNAが付
され、無効フラグには1が付されて無効フラグが立って
いる。
【0082】また、磁気テープへのスモールファイルの
新規の保存ではなく、スモールファイルの上書きが行わ
れた場合、ファイル制御部41は、図示は省略したが、
消去の場合と同様にファイル情報テーブルの無効フラグ
の項目に、古いスモールファイルのファイル番号に対し
て無効フラグを立てて、そのままにしておき、上書きさ
れた新たなスモールファイルを別のパーティションに保
存する。但し、そのとき、図示は省略したが、パーティ
ション情報テーブルの空きデータブロック総数の項目
に、データブロック数を加算し、そのスモールファイル
がパーティション内の最後のスモールファイルである場
合には、後ろ空きデータブロック数の項目に、データブ
ロック数を加算する。
【0083】以上、詳細に説明したように、本実施の形
態におけるサーバ装置1は、容量が基準値未満となるス
モールファイルを磁気テープに保存する際に、合計した
容量が1個のパーティションの記録容量に収まる最大数
のスモールファイルを1個のパーティションに保存する
(第1の保存形式)ようにするため、多くのスモールフ
ァイルを磁気テープに保存することができ、効率が良
い。
【0084】また、サーバ装置1は、磁気テープに保存
されたスモールファイルをいくつか消去することによ
り、パーティション内の無効ファイルが増加すると、残
されているスモールファイルを詰めて別のパーティショ
ンに移動するため、磁気テープの使用効率を上げること
ができる。
【0085】また、サーバ装置1は、スモールファイル
を磁気テープに保存した後でもハードディスクから消去
しないようにし、容量が基準値以上となるビッグファイ
ルのうちで先頭部分からシーケンシャルにアクセスされ
るビデオファイル等を磁気テープに保存した後でも先頭
部分をハードディスクから消去しないようにするため、
いずれのファイルにおいても高速にアクセスを行うこと
ができる。
【0086】また、サーバ装置1は、記録媒体として、
ハードディスクの他に磁気テープを備えているため、フ
ァイルを長期間保存する際の高い信頼性を確保すること
ができる。
【0087】以上のことから、サーバ装置1は、スモー
ルファイルとビッグファイルとを共存させて磁気テープ
へ効率良く保存することができる。このとき、サーバ装
置1は、ユーザにファイルの容量の大小や種類を意識さ
せることがない。
【0088】さらに、サーバ装置1は、ユーザによって
倉庫ディレクトリに移されたファイルを、その倉庫ディ
レクトリに割り当てられた記録容量の上限に達した際に
古い順番で消去するため、ハードディスク上のデータフ
ァイルの管理を容易にし、さらにハードディスクの空き
を作ることができる。なお、このとき、ハードディスク
から消去されたファイルは、磁気テープに保存されてい
るため、ファイルそのものが失われることはない。
【0089】なお、本発明は上述した実施の形態のみに
限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範
囲において種々の変更が可能であることはもちろんであ
る。
【0090】例えば、本実施の形態では、サーバ装置1
に備えられたテープドライブ部20は、いわゆるAIT
2テープストリーマドライブであるが、マルチパーティ
ション機能を有するテープストリーマドライブであれば
よい。
【0091】また、サーバ装置1は、制御部11とテー
プドライブ部20とを接続するためのインターフェース
としてSCSIを用いたが、ATAを用いることも可能
である。さらに、サーバ装置1は、制御部11とテープ
チェンジャ部21とを接続するためのインターフェース
として例えばRS−232Cのシリアルインターフェー
スを用いたが、SCSIを用いることも可能である。
【0092】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
るデータファイル管理装置は、テープカートリッジ内の
磁気テープを所定容量の複数の記録領域に分割し、この
記録領域を単位としてデータファイルの読み出し及び/
又は書き込みを行う磁気テープドライブ手段と、複数の
テープカートリッジを収納し、収納された複数のテープ
カートリッジの中から所定のテープカートリッジを選択
して磁気テープドライブ手段へ搬送するテープカートリ
ッジ交換手段と、磁気テープドライブ手段においてデー
タファイルの読み出し及び/又は書き込みが行われる場
合のキャッシュ領域を少なくとも有するハードディスク
を内蔵したハードディスクドライブ手段と、ハードディ
スクのキャッシュ領域に書き込まれたデータファイルの
容量と予め設定されている基準値とを比較する比較手段
と、比較手段によって容量が基準値未満とされた複数の
小容量データファイルを所定の条件を満たすまでキャッ
シュ領域に順次格納して、複数の記録領域のうちの1の
記録領域に、合計した容量がその記録領域の所定容量に
収まる最大の数の小容量データファイルを連続して保存
するように制御するデータファイル制御部を少なくとも
有する制御手段とを備えることにより、1つの記録領域
に複数の小容量データファイルを保存することができる
ため、効率が良い。
【0093】また、本発明に係るデータファイル管理方
法は、テープカートリッジ内の磁気テープを所定容量の
複数の記録領域に分割し、この記録領域を単位としてデ
ータファイルの読み出し及び/又は書き込みを行う磁気
テープドライブ手段と、複数のテープカートリッジを収
納し、収納された複数のテープカートリッジの中から所
定のテープカートリッジを選択して磁気テープドライブ
手段へ搬送するテープカートリッジ交換手段と、磁気テ
ープドライブ手段においてデータファイルの読み出し及
び/又は書き込みが行われる場合のキャッシュ領域を少
なくとも有するハードディスクを内蔵したハードディス
クドライブ手段とを備えるデータファイル管理装置のデ
ータファイル管理方法において、ハードディスクのキャ
ッシュ領域に書き込まれたデータファイルの容量と予め
設定されている基準値とを比較する比較工程と、比較工
程にて容量が基準値未満とされた複数の小容量データフ
ァイルを所定の条件を満たすまでキャッシュ領域に順次
格納して、複数の記録領域のうちの1の記録領域に、合
計した容量がその記録領域の所定容量に収まる最大の数
の小容量データファイルを連続して保存するように制御
する制御工程とを有することにより、1つの記録領域に
複数の小容量データファイルを保存することができるた
め、効率が良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるサーバ装置を含む
システム全体を示す外観図である。
【図2】サーバ装置のハードウェア構成を説明するブロ
ック図である。
【図3】サーバ装置が記録媒体の1つとして用いる磁気
テープのレイアウトを説明する図である。
【図4】サーバ装置が記録媒体の1つとして用いる磁気
テープへのファイルの保存形式を説明する図である。
【図5】サーバ装置を制御する制御プログラムのソフト
ウェア構成を説明するブロック図である。
【図6】サーバ装置を制御する制御プログラムのうちの
統合ファイルシステムマネージメントの機能ブロックを
説明する図である。
【図7】サーバ装置がファイルを磁気テープへ新規に保
存するときの処理を説明するフローチャートである。
【図8】HDD部内のハードディスクに格納されている
ファイルの移動時におけるサーバ装置の処理を説明する
フローチャートである。
【図9】複数のスモールファイルが第1の保存形式で新
規に磁気テープに保存された場合の磁気テープ上のパー
ティションを説明する図である。
【図10】HDD部内のハードディスクに記録されてい
るファイル情報テーブルの第1の例を説明する図であ
る。
【図11】いくつかのスモールファイルが消去された場
合の磁気テープ上のパーティションを説明する図であ
る。
【図12】HDD部内のハードディスクに記録されてい
るファイル情報テーブルの第2の例を説明する図であ
る。
【図13】HDD部内のハードディスクに記録されてい
るパーティション情報テーブルを説明する図である。
【図14】消去されずに残ったスモールファイルが移動
した別の磁気テープ上のパーティションを説明する図で
ある。
【図15】HDD部内のハードディスクに記録されてい
るファイル情報テーブルの第3の例を説明する図であ
る。
【符号の説明】
1 サーバ装置、2 記録クライアント装置、3 再生
クライアント装置、4Ethernetネットワーク、
11 制御部、12 HDD部、13 テープライブラ
リ部、14 CPU、15 メモリ、16 Ether
netインターフェース、17 ATAインターフェー
ス、18 SCSIインターフェース、19 シリアル
インターフェース、20 テープドライブ部、21 テ
ープチェンジャ部、31 カーネル空間、32 ユーザ
空間、33 NFS、34 VFS、35 FSインタ
ーフェース、36 HDDドライバ、37 テープドラ
イバ、38 テープチェンジャドライバ、39 統合フ
ァイルシステムマネージメント、41 ファイル制御
部、42 ファイルサイズ比較部、43 ファイル種類
判定部、51 ファイル情報テーブル、52 パーティ
ション情報テーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 12/08 557 G06F 12/08 557 5C053 559 559D 5D110 G11B 27/00 G11B 27/00 B H04N 5/76 H04N 5/76 Z 5/765 5/78 B 5/78 5/91 L 5/781 5/781 510Z 5/7826 5/782 Z (72)発明者 星 雅之 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 小川 克美 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 5B005 JJ11 LL15 MM11 MM22 NN12 5B065 BA07 CA12 CC08 CE12 CH01 5B082 AA13 CA01 CA04 FA12 JA05 5C018 HA08 5C052 DD04 5C053 FA22 FA23 FA28 FA29 GB06 JA21 LA15 5D110 AA04 AA13 AA29 BB13 DA01 DA12 DB03 DB08 DC16 DE01 DE08

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テープカートリッジ内の磁気テープを所
    定容量の複数の記録領域に分割し、この記録領域を単位
    としてデータファイルの読み出し及び/又は書き込みを
    行う磁気テープドライブ手段と、 複数のテープカートリッジを収納し、収納された複数の
    テープカートリッジの中から所定のテープカートリッジ
    を選択して上記磁気テープドライブ手段へ搬送するテー
    プカートリッジ交換手段と、 上記磁気テープドライブ手段において上記データファイ
    ルの読み出し及び/又は書き込みが行われる場合のキャ
    ッシュ領域を少なくとも有するハードディスクを内蔵し
    たハードディスクドライブ手段と、 上記ハードディスクのキャッシュ領域に書き込まれたデ
    ータファイルの容量と予め設定されている基準値とを比
    較する比較手段と、 上記比較手段によって容量が基準値未満とされた複数の
    小容量データファイルを所定の条件を満たすまで上記キ
    ャッシュ領域に順次格納して、上記複数の記録領域のう
    ちの1の記録領域に、合計した容量がその記録領域の所
    定容量に収まる最大の数の小容量データファイルを連続
    して保存するように制御するデータファイル制御部を少
    なくとも有する制御手段とを備えることを特徴とするデ
    ータファイル管理装置。
  2. 【請求項2】 上記データファイル制御部は、第1の保
    存形式として、上記複数の小容量データファイルを上記
    1の記録領域に連続して保存することを許し、第2の保
    存形式として、容量が基準値以上とされる大容量データ
    ファイルを上記1の記録領域又は複数の連続した記録領
    域に保存することを許すことを特徴とする請求項1記載
    のデータファイル管理装置。
  3. 【請求項3】 上記データファイル制御部は、上記1の
    記録領域に連続して保存された複数の小容量データファ
    イルを、上記キャッシュ領域から消去せずに残すように
    制御することを特徴とする請求項1記載のデータファイ
    ル管理装置。
  4. 【請求項4】 上記データファイル制御部は、上記1の
    記録領域に連続して保存された複数の小容量データファ
    イルのうちで所定の小容量データファイルが上書きされ
    た場合、上記1の記録領域上のその小容量データファイ
    ルを無効にし、上書きされた小容量データファイルを新
    たに上記1の記録領域とは別の記録領域に保存するよう
    に制御することを特徴とする請求項1記載のデータファ
    イル管理装置。
  5. 【請求項5】 上記データファイル制御部は、上記1の
    記録領域において、無効とした複数の小容量データファ
    イルの総容量が一定以上となった場合に、上記1の記録
    領域に残されている小容量データファイルを上記1の記
    録領域とは別の記録領域に連続して移動するように制御
    することを特徴とする請求項4記載のデータファイル管
    理装置。
  6. 【請求項6】 上記データファイル制御部は、上記1の
    記録領域に残されている小容量データファイルが上記1
    の記録領域とは別の記録領域に連続して移動された後、
    上記1の記録領域を解放することを特徴とする請求項5
    記載のデータファイル管理装置。
  7. 【請求項7】 上記複数の小容量データファイルが保存
    されている上記1の記録領域は、解放された後では上記
    複数の小容量データファイルが保存される形式に拘束さ
    れないことを特徴とする請求項6記載のデータファイル
    管理装置。
  8. 【請求項8】 上記データファイル制御部は、上記比較
    手段によって容量が基準値以上とされた大容量データフ
    ァイルを上記キャッシュ領域に格納し、上記1の記録領
    域又は連続した複数の記録領域に1つの大容量データフ
    ァイルを保存するように制御することを特徴とする請求
    項1記載のデータファイル管理装置。
  9. 【請求項9】 上記キャッシュ領域に格納された大容量
    データファイルの拡張子及びヘッダ部分の少なくとも一
    方に基づいて、その大容量データファイルがリアルタイ
    ム属性を有するか否かを判定する判定手段を備え、 上記データファイル制御部は、上記判定手段によって判
    定されたリアルタイム属性をもたない大容量データファ
    イルを、上記キャッシュ領域から消去せずに残すように
    制御することを特徴とする請求項8記載のデータファイ
    ル管理装置。
  10. 【請求項10】 上記1つの大容量データファイルが保
    存されている上記1の記録領域又は連続した複数の記録
    領域は、解放された後では上記1つの大容量データファ
    イルが保存される形式に拘束されないことを特徴とする
    請求項8記載のデータファイル管理装置。
  11. 【請求項11】 テープカートリッジ内の磁気テープを
    所定容量の複数の記録領域に分割し、この記録領域を単
    位としてデータファイルの読み出し及び/又は書き込み
    を行う磁気テープドライブ手段と、 複数のテープカートリッジを収納し、収納された複数の
    テープカートリッジの中から所定のテープカートリッジ
    を選択して上記磁気テープドライブ手段へ搬送するテー
    プカートリッジ交換手段と、 上記磁気テープドライブ手段において上記データファイ
    ルの読み出し及び/又は書き込みが行われる場合のキャ
    ッシュ領域を少なくとも有するハードディスクを内蔵し
    たハードディスクドライブ手段と、 上記データファイルを上記ハードディスクのキャッシュ
    領域を介して上記磁気テープに書き込むようにし、上記
    キャッシュ領域に格納されたデータファイルを管理する
    ためのディレクトリにおいて、所定のディレクトリに移
    されたデータファイルを古い順番で上記キャッシュ領域
    から消去するように制御するデータファイル制御部を少
    なくとも有する制御手段とを備えることを特徴とするデ
    ータファイル管理装置。
  12. 【請求項12】 テープカートリッジ内の磁気テープを
    所定容量の複数の記録領域に分割し、この記録領域を単
    位としてデータファイルの読み出し及び/又は書き込み
    を行う磁気テープドライブ手段と、複数のテープカート
    リッジを収納し、収納された複数のテープカートリッジ
    の中から所定のテープカートリッジを選択して上記磁気
    テープドライブ手段へ搬送するテープカートリッジ交換
    手段と、上記磁気テープドライブ手段において上記デー
    タファイルの読み出し及び/又は書き込みが行われる場
    合のキャッシュ領域を少なくとも有するハードディスク
    を内蔵したハードディスクドライブ手段とを備えるデー
    タファイル管理装置のデータファイル管理方法におい
    て、 上記ハードディスクのキャッシュ領域に書き込まれたデ
    ータファイルの容量と予め設定されている基準値とを比
    較する比較工程と、 上記比較工程にて容量が基準値未満とされた複数の小容
    量データファイルを所定の条件を満たすまで上記キャッ
    シュ領域に順次格納して、上記複数の記録領域のうちの
    1の記録領域に、合計した容量がその記録領域の所定容
    量に収まる最大の数の小容量データファイルを連続して
    保存するように制御する制御工程とを有することを特徴
    とするデータファイル管理方法。
  13. 【請求項13】 上記制御工程では、第1の保存形式と
    して、上記複数の小容量データファイルを上記1の記録
    領域に連続して保存することを許し、第2の保存形式と
    して、容量が基準値以上とされる大容量データファイル
    を上記1の記録領域又は複数の連続した記録領域に保存
    することを許すことを特徴とする請求項12記載のデー
    タファイル管理方法。
  14. 【請求項14】 上記制御工程では、上記1の記録領域
    に連続して保存された複数の小容量データファイルを、
    上記キャッシュ領域から消去せずに残すように制御する
    ことを特徴とする請求項12記載のデータファイル管理
    方法。
  15. 【請求項15】 上記制御工程では、上記1の記録領域
    に連続して保存された複数の小容量データファイルのう
    ちで所定の小容量データファイルが上書きされた場合、
    上記1の記録領域上のその小容量データファイルを無効
    にし、上書きされた小容量データファイルを新たに上記
    1の記録領域とは別の記録領域に保存するように制御す
    ることを特徴とする請求項12記載のデータファイル管
    理方法。
  16. 【請求項16】 上記制御工程では、上記1の記録領域
    において、無効とした複数の小容量データファイルの総
    容量が一定以上となった場合に、上記1の記録領域に残
    されている小容量データファイルを上記1の記録領域と
    は別の記録領域に連続して移動するように制御すること
    を特徴とする請求項15記載のデータファイル管理方
    法。
  17. 【請求項17】 上記制御工程では、上記1の記録領域
    に残されている小容量データファイルが上記1の記録領
    域とは別の記録領域に連続して移動された後、上記1の
    記録領域を解放することを特徴とする請求項16記載の
    データファイル管理方法。
  18. 【請求項18】 上記複数の小容量データファイルが保
    存されている上記1の記録領域は、解放された後では上
    記複数の小容量データファイルが保存される形式に拘束
    されないことを特徴とする請求項17記載のデータファ
    イル管理方法。
  19. 【請求項19】 上記制御工程では、上記比較工程にて
    容量が基準値以上とされた大容量データファイルを上記
    キャッシュ領域に格納し、上記1の記録領域又は連続し
    た複数の記録領域に1つの大容量データファイルを保存
    するように制御することを特徴とする請求項12記載の
    データファイル管理方法。
  20. 【請求項20】 上記キャッシュ領域に格納された大容
    量データファイルの拡張子及びヘッダ部分の少なくとも
    一方に基づいて、その大容量データファイルがリアルタ
    イム属性を有するか否かを判定する判定工程を有し、 上記制御工程では、上記判定工程にて判定されたリアル
    タイム属性をもたない大容量データファイルを、上記キ
    ャッシュ領域から消去せずに残すように制御することを
    特徴とする請求項19記載のデータファイル管理方法。
  21. 【請求項21】 上記1つの大容量データファイルが保
    存されている上記1の記録領域又は連続した複数の記録
    領域は、解放された後では上記1つの大容量データファ
    イルが保存される形式に拘束されないことを特徴とする
    請求項19記載のデータファイル管理方法。
  22. 【請求項22】 テープカートリッジ内の磁気テープを
    所定容量の複数の記録領域に分割し、この記録領域を単
    位としてデータファイルの読み出し及び/又は書き込み
    を行う磁気テープドライブ手段と、複数のテープカート
    リッジを収納し、収納された複数のテープカートリッジ
    の中から所定のテープカートリッジを選択して上記磁気
    テープドライブ手段へ搬送するテープカートリッジ交換
    手段と、上記磁気テープドライブ手段において上記デー
    タファイルの読み出し及び/又は書き込みが行われる場
    合のキャッシュ領域を少なくとも有するハードディスク
    を内蔵したハードディスクドライブ手段とを備えるデー
    タファイル管理装置のデータファイル管理方法におい
    て、 上記データファイルを上記ハードディスクのキャッシュ
    領域を介して上記磁気テープに書き込むようにし、上記
    キャッシュ領域に格納されたデータファイルを管理する
    ためのディレクトリにおいて、所定のディレクトリに移
    されたデータファイルを古い順番で上記キャッシュ領域
    から消去するように制御することを特徴とするデータフ
    ァイル管理方法。
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