JP2003150054A - 物流用ラベル、物流ラベル印刷システム及びこれを用いた物流方法 - Google Patents

物流用ラベル、物流ラベル印刷システム及びこれを用いた物流方法

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JP2003150054A
JP2003150054A JP2001346561A JP2001346561A JP2003150054A JP 2003150054 A JP2003150054 A JP 2003150054A JP 2001346561 A JP2001346561 A JP 2001346561A JP 2001346561 A JP2001346561 A JP 2001346561A JP 2003150054 A JP2003150054 A JP 2003150054A
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Akihiro Goto
晶宏 後藤
Kazuyuki Yokoyama
和幸 横山
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Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】物流用のラベルを印刷するシステムを簡素化で
きるとともに、ラベル自体の費用やその管理手間を低減
可能にし、しかも配送ミスの防止と作業時間の短縮可能
な技術を提供する。 【解決手段】本発明の物流用ラベル1Aは、ラベル基材
10を有し、このラベル基材10の表面に、配送対象物
2についての配送情報3A、3Bと、配送対象物に関す
る付加情報4とが印刷されている。付加情報3A、3B
は、所定のカラー情報を含んで構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、種々の物流システ
ムに用いる物流ラベル、物流ラベル印刷システム及びこ
れを用いた物流方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に宅配や物流の分野においては、配
送される物品(以下、配送物又は配送対象物)に関する
種々の情報を管理する必要があり、このため所定のラベ
ルを物品に貼付して配送の管理を行うようにしている。
【0003】従来、この種のラベルには、例えば、送り
主や送り先を示す文字・バーコードが記録されるが、そ
の他配送物に関する情報については、例えば、品名等を
文字で記載する程度にとどまっている。
【0004】配送物の配送サービス内容(たとえば「特
急空輸」とか「翌日配達」とか「普通便」といった内
容)については、あらかじめ色分けなどをして印刷され
ている複数種の伝複写伝票ラベル票を用意して、顧客か
ら指定された配送サービス内容に従って、伝票を使い分
けている場合が多い。この場合、配送物の日時指定・受
け取り方法指示については、伝票内に記入したり、別の
ラベルを配送物に貼り付けている。また、配送物の取り
扱い指示についても、配送物に別ラベルを貼り付けるの
が一般的である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年、この
種の配送システムにおいては、利用者が選択しうるサー
ビス項目の増加に伴って物品に関する情報の項目も増え
つつあり、そのため、従来のラベルでは表現能力が足り
ず、目視による誤認識が発生して配送ミスが生ずるとい
う問題がある。
【0006】特に、小規模の配送センターや、配送物の
トラックの積み降ろしといった場面では、自動仕分けを
行うシステムを導入することが難しく、作業者の目視確
認に頼らなくてならない。また、配送ミスが生じた場
合、配送ミスによって行方不明となったの荷物を探すた
めには、多くの費用がかかり、またそのことによる信用
の低下による損害は、例え配送ミスが生じる確立が低く
ても、膨大となり得る。
【0007】このため、従来のシステムにおいては、物
流用のラベルの他に、種々の情報(例えば、利用者が選
択しうるサービス項目や取り扱いに関する情報等)を記
載した別のラベルを貼付することも行われている。
【0008】しかし、このように一つの物品に複数のラ
ベルを付すには作業が複雑になるとともに、ラベルを印
刷するシステムも複数必要になり、更にはラベル自体の
費用やその管理手間が増大するという問題がある。
【0009】本発明は、このような従来の技術の課題を
解決するためになされたもので、物流用のラベルの貼付
作業を簡単にするとともに、ラベルを印刷するシステム
も簡素化でき、しかもラベル自体の費用やその管理手間
を低減可能な技術を提供することにある。
【0010】さらに、本発明の他の目的は、配送ルート
における目視認識が容易にして配送ミスの防止と作業時
間の短縮化を達成しうる技術を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
になされた本発明は、所定のラベル基材の表面に、当該
配送対象物についての配送情報と、当該配送対象物に関
する付加情報とが付され、前記付加情報が、所定のカラ
ー情報を含む物流用ラベルである。
【0012】本発明の場合、前記カラー情報は、当該配
送対象物の内容に関する情報、当該配送対象物の配送サ
ービス内容に関する情報、当該配送対象物の取扱い指示
に関する情報のいずれかを含むように構成できる。
【0013】前記配送サービス内容に関する情報とは、
当該配送対象物の配送日時、配送手段の指定、配送の優
先順位等に関する情報であり、より詳細には、「特急空
輸」、「翌日配達」、「普通便」等のサービスの指定、
日付指定、曜日指定、時間指定、時間帯指定等の配送日
時の情報などの他に、受け取り場所指定、着払い、代金
引換、受け取り確認要などの情報も含むものである。
【0014】一方、本発明は、所定の物流用ラベルに所
定の情報を印刷する物流用ラベル印刷システムであっ
て、当該配送対象物に関するデータを入力する入力部
と、入力された前記データに基づいて当該配送対象物に
関する配送情報及び付加情報を作成する情報処理部と、
作成された前記配送情報と付加情報を所定のラベル基材
の表面に印刷するカラープリンタとを有する物流用ラベ
ル印刷システムである。
【0015】さらに、本発明は、所定の物流用ラベルを
用いた物流方法であって、所定のラベル基材の表面に、
当該配送対象物についての配送情報を付すステップと、
前記ラベル基材の表面に、当該配送対象物に関する、所
定のカラー情報を含む付加情報を付すステップと、前記
配送情報及び付加情報が付された物流用ラベルを当該配
送対象物に貼付するステップとを有する物流方法であ
る。
【0016】本発明の場合、前記カラー情報は、所定の
テーブルから選択された、当該配送対象物の内容、当該
配送対象物の配送サービス内容、当該配送対象物の取扱
い指示のいずれかに関する情報を含むように構成するこ
ともできる。
【0017】また、前記配送サービス内容に関する情報
は、顧客から指定された当該配送対象物の配送日時、配
送手段、配送の優先順位のいずれかに関する情報を含む
ように構成することもできる。 さらにまた、前記配送
対象物の取扱い指示に関する情報は、当該配送対象物の
属性に基づいて特定された取扱い指示に関する情報を含
むように構成することもできる。
【0018】本発明にあっては、配送情報の他に種々の
付加情報(例えば、配送対象物の内容、配送日時、取扱
い指示等)が付された物流用ラベルを用いることから、
配送対象物に複数のラベルを付す必要がなく作業が簡単
になるとともに、ラベルを印刷するシステムも簡素化で
き、また、ラベル自体の費用やその管理の手間が低減さ
せることが可能になる。
【0019】さらに、本発明においては、配送対象物に
付される付加情報がカラー情報を含むものであるため、
配送ルートにおける目視認識が容易にでき、これにより
人為的な配送ミスの防止と作業時間の短縮化を図ること
が可能になる。
【0020】このように、本発明によれば、迅速かつ配
送ミスのない物流システムを安価に構築することが可能
になる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態を図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明に
係る物流用ラベルの第1の実施の形態の構成を示す平面
図である。
【0022】図1に示すように、本実施の形態の物流用
ラベル1Aは、配送対象物(図4参照)2に貼付するた
めの例えば樹脂フィルムからなる四角形状のラベル基材
10を有し、このラベル基材10の表面に、以下に説明
する配送情報3A、3Bと付加情報4とが印刷されてい
る。
【0023】本実施の形態の場合は、ラベル基材10の
表面が例えば3つの領域に分割され、各領域に、所定の
情報が印刷されている。
【0024】まず、ラベル基材10の第1の領域11に
は、配送情報3Aとして、荷受け人、電話番号、住所等
が印刷されている。なお、これらの配送情報2は、黒色
で印刷されている。
【0025】また、ラベル基材10の中央部の第2の領
域12には、配送情報3Bとして、例えば、トラッキン
グ(荷物の追跡)用のID(識別)コードに関する情報
を表示するバーコードが黒色で印刷されている。なお、
バーコードは、トラッキング用のIDコードのほかに、
届け先のZIPコード(郵便番号)、送り主・届け先な
どのすべての配送情報を含んだ2次元シンボル(2Dバ
ーコード)が印刷されも良い。
【0026】さらに、ラベル基材10の第3の領域13
には、配送対象物2に関する付加情報4として、当該配
送対象物2の内容を表示する情報が印刷されている。
【0027】図1に示すように、本実施の形態の場合
は、例えば、配送対象物2に20個の靴が収容されてい
ることを表示するシンボルがカラー印刷されている。
【0028】本実施の形態の場合、この付加情報4のシ
ンボルは、多色のカラー画像で印刷されている。
【0029】図2は、本発明に係る物流用ラベルの第2
の実施の形態の構成を示す平面図である。
【0030】図2に示すように、本実施の形態の物流用
ラベル1Bは、上記実施の形態と同様に、樹脂フィルム
からなる四角形状のラベル基材10を有し、このラベル
基材10の表面に、以下に説明する配送情報3A、3B
と付加情報5A、5Bとが印刷されている。
【0031】本実施の形態の場合も、ラベル基材10の
表面が例えば3つの領域に分割され、上記実施の形態と
同様、ラベル基材10の第1の領域11に、配送情報3
Aとして、荷受け人、電話番号、住所等が黒色で印刷さ
れるとともに、配送情報3Bとして、ラベル基材10の
中央部の第2の領域12に、所定のバーコードが黒色で
印刷されている。
【0032】一方、本実施の形態の場合、ラベル基材1
0の第3の領域13には、配送対象物2に関する付加情
報5Aとして、配送サービス内容を示す情報の一つであ
る配送対象物2の配送日時に関する情報が印刷されてい
る。
【0033】本実施の形態の場合は、付加情報5Aとし
て、例えば、配送対象物2の配送日(1日)、曜日(土
曜日)を表す表示が、黒色以外の1色のカラーで印刷さ
れている。
【0034】さらに、この第3の領域13には、付加情
報5Bとして、配送時間(午前9時)を表す時計型のシ
ンボルが、多色のカラー画像で印刷されている。
【0035】なお、第3の領域13には、ここで例示し
た配送対象物の配送日時の他に、時間帯指定等の配送日
時、「特急空輸」、「翌日配達」、「普通便」等の配送
手段の指定、受け取り場所指定、着払い、代金引換、受
け取り確認要などの指定等の情報が、付加情報5A、5
Bとして、多色のカラー画像で印刷されてもよい。図3
は、本発明に係る物流用ラベルの第3の実施の形態の構
成を示す平面図である。
【0036】図3に示すように、本実施の形態の物流用
ラベル1Cは、上記実施の形態と同様に、樹脂フィルム
からなる四角形状のラベル基材10を有し、このラベル
基材10の表面に、以下に説明する配送情報3A、3B
と付加情報6A、6Bとが印刷されている。
【0037】本実施の形態の場合も、ラベル基材10の
第1の領域11に、配送情報3Aとして、荷受け人、電
話番号、住所等が黒色で印刷されるとともに、配送情報
3Bとして、ラベル基材10の中央部の第2の領域12
に、所定のバーコードが黒色で印刷されている。
【0038】一方、本実施の形態の場合、ラベル基材1
0の第3の領域13には、配送対象物2に関する付加情
報6Aとして、当該配送対象物2が「割れ物」である旨
の表示が、取扱い指示に関する情報として、印刷されて
いる。「割れ物」以外にも、当該配送対象物2が生鮮食
品、冷凍食品であれば、例えば、「生もの」、「要冷
凍」を示す表示が、第3の領域13に印刷される。
【0039】本実施の形態の場合は、例えば、配送対象
物2が取扱い注意を要する物品である旨の表示が、黒色
以外の1色のカラーで印刷されている。
【0040】さらに、この第3の領域13には、付加情
報6Bとして、所定の重量以上の物品である旨の表示
が、多色のカラー画像で印刷されている。 図4は、本
発明に係る物流用ラベル印刷システムの全体を示す概略
構成図である。
【0041】図4に示すように、本実施の形態の物流用
ラベル印刷システム20は、入力部21と、入力部21
に接続されるとともに、ネットワークを介してサーバ3
0に接続可能な情報処理部22と、情報処理部22に接
続されたカラープリンタ23とを備えている。
【0042】入力部21は、例えば、荷受け人、電話番
号、住所等の配送情報を入力するためのキーボード等の
入力手段21aと、入力された情報等を表示するための
表示手段21bを有している。
【0043】情報処理部22は、図示しないROM、R
AM等と情報のやり取りを行うCPU22aを有し、入
力部21において入力されたデータとROMに記憶され
た所定のテーブル22b、22cとに基づいて所定の処
理を行うように構成されている。
【0044】カラープリンタ23は、上述したラベル基
材10の表面に、モノカラー及びポリカラーの印刷を行
う機能を有している。
【0045】図5〜図7は、本発明に係る物流方法の実
施の形態の要部を示すフローチャートである。
【0046】図5は、上記図1に示すラベル1Aを用い
る場合の例を示すものである。
【0047】図5に示すように、ステップS1では、ま
ず、依頼者の指示に従い例えばオペレータのキーボード
等の操作によって配送情報3A、3Bを入力する。
【0048】ここでは、例えば、荷受け人や、荷受け人
の電話番号、住所等を入力する。
【0049】次いで、ステップS2では、当該配送対象
物2に関する、所定のカラー情報を含む付加情報4を特
定する。
【0050】ここでは、依頼者の指示に従い例えばオペ
レータの操作によって、情報処理部22の内容物に関す
るテーブル22bに基づいて所定のシンボルを入力部2
1の表示手段21bにて表示させ、その表示されたシン
ボルから適当なシンボルを選択して入力手段21aによ
って入力するとともに、この選択された内容物の個数を
同様に入力して特定する。
【0051】さらに、ステップS3では、上述の操作に
よって特定された配送情報3A、3Bをカラープリンタ
23によってラベル基材10の表面に印刷する。
【0052】この場合、ラベル基材10の第1の領域1
1に、荷受け人の電話番号、住所等の配送情報3Aを、
例えば黒色で印刷する。
【0053】また、ラベル基材10の中央部の第2の領
域12に、配送情報3Bとして、例えば、トラッキング
(荷物の追跡)用のID(識別)コードに関する情報を
表示するバーコードを黒色で印刷する。
【0054】次に、ステップS4では、上述の操作によ
って特定された付加情報4をカラープリンタ23によっ
てラベル基材10の表面に印刷する。
【0055】本実施の形態においては、ラベル基材10
の表面に、当該配送対象物2の内容を表示する付加情報
4を印刷する。
【0056】すなわち、図1に示すように、例えば、靴
が収容されていることを表示するシンボルをラベル基材
10の第3の領域13にカラーで印刷するとともに、そ
の個数(×20)を黒色で印刷する。
【0057】さらに、ステップS5では、上記配送情報
3A、3B及び付加情報4が付されたラベル1Aを、当
該配送対象物2に貼付する。
【0058】その後、ラベル1Aが貼付された配送対象
物2を、通常の配送ルートに乗せて所定の配送を行う。
【0059】図6は、上記図2に示すラベル1Bを用い
る場合の例を示すものである。
【0060】図6に示すように、ステップS1では、上
述の例と同様に、まず、依頼者の指示に従い例えばオペ
レータのキーボード等の操作によって配送情報3A、3
Bを入力する。
【0061】次いで、ステップS2では、当該配送対象
物2に関する、所定のカラー情報を含む付加情報5A、
5Bを特定する。
【0062】ここでは、依頼者の指示に従い例えばオペ
レータの操作によって、配送対象物2の配送日及び曜
日、また、特に時間を指定する場合には配送時間を入力
手段21aによってそれぞれ入力する。
【0063】さらに、ステップS3では、上記配送情報
3A、3Bをカラープリンタ23によってラベル基材1
0の表面に印刷する。
【0064】この場合、ラベル基材10の第1の領域1
1に、荷受け人等の配送情報3Aを例えば黒色で印刷す
るとともに、ラベル基材10の第2の領域12に所定の
バーコード(配送情報3B)を黒色で印刷する。
【0065】次に、ステップS4では、上述の操作によ
って特定された付加情報5A、5Bをカラープリンタ2
3によってラベル基材10の表面に印刷する。
【0066】ここでは、ラベル基材10の第3の領域1
3に、当該配送対象物2の配送日時を表示する付加情報
5A、5Bを印刷する。
【0067】すなわち、図2に示すように、例えば、配
送対象物2の配送日(1日)、曜日(土曜日)を表す表
示(付加情報5A)をラベル基材10の第3の領域13
に黒色以外の1色のカラーで印刷するとともに、配送時
間(午前9時)を表す時計型のシンボル(付加情報5
B)を多色のカラー画像で印刷する。
【0068】さらに、ステップS5では、上記配送情報
3A、3B及び付加情報5A、5Bが付されたラベル1
Bを、当該配送対象物2に貼付する。
【0069】その後、ラベル1Bが貼付された配送対象
物2を、通常の配送ルートに乗せて所定の配送を行う。
【0070】図7は、上記図3に示すラベルを用いる場
合の例を示すものである。
【0071】図7に示すように、ステップS1では、上
述の例と同様に、まず、依頼者の指示に従い例えばオペ
レータのキーボード等の操作によって配送情報3A、3
Bを入力する。
【0072】次いで、ステップS2では、当該配送対象
物2に関する、所定のカラー情報を含む付加情報6Aを
特定する。
【0073】ここでは、依頼者の指示に従い例えばオペ
レータの操作によって、情報処理部22の取扱い指示に
関するテーブル22cに基づいて所定のシンボルを入力
部21の表示手段21bにて表示させ、その表示された
シンボルから取扱い注意を要する物品である旨シンボル
を選択して入力手段21aによって入力する。
【0074】さらに、ステップS3では、配送対象物2
の重量を測定し、配送対象物2の重量が所定の重量以上
であると判断した場合には、この情報を記憶する(付加
情報6B)。
【0075】さらに、ステップS4では、上記配送情報
3A、3Bをカラープリンタ23によってラベル基材1
0の表面に印刷する。
【0076】この場合、ラベル基材10の第1の領域1
1に、荷受け人等の配送情報3Aを例えば黒色で印刷す
るとともに、ラベル基材10の第2の領域12に所定の
バーコード(配送情報3B)を黒色で印刷する。
【0077】次に、ステップS5では、上述の操作によ
って特定された付加情報6A、6Bをカラープリンタ2
3によってラベル基材10の表面に印刷する。
【0078】ここでは、図3に示すように、例えば、配
送対象物2が取扱い注意を要する物品である旨の表示
(付加情報6A)をラベル基材10の第3の領域13に
黒色以外の1色のカラーで印刷するとともに、配送対象
物2の重量が所定の重量以上であると判断した場合には
その旨のシンボル(付加情報6B)を多色のカラー画像
で印刷する。
【0079】さらに、ステップS6では、上記配送情報
3A、3B及び付加情報6A、6Bが付されたラベル1
Cを、当該配送対象物2に貼付する。
【0080】その後、ラベル1Cが貼付された配送対象
物2を、通常の配送ルートに乗せて所定の配送を行う。
【0081】以上述べたように上記実施の形態にあって
は、配送情報3A、3Bの他に、配送対象物2の内容、
配送対象物2に係る配送サービスの内容(配送日時
等)、配送対象物2の取扱い指示等の種々の付加情報
4、5A、5B、6A、6Bが付された物流用ラベル1
A〜1Cを用いることから、配送対象物2に複数のラベ
ルを付す必要がなく作業が簡単になるとともに、ラベル
を印刷するシステムも簡素化でき、また、ラベル自体の
費用やその管理手間が低減させることが可能になる。し
かも、一つのラベルに取り扱い指示用等の付加情報4、
5A、5B、6A、6Bを印刷することから、専用ラベ
ルの人為的なミスによる貼り忘れが生ずることもない。
【0082】特に、上述の実施の形態においては、依頼
者の要求に応じてオンデマンドで付加情報4、5A、5
B、6A、6Bを印刷するようにしていることから、数
種類のラベルの在庫管理をする必要がなくなるととも
に、ラベルのフォーマットが変更された場合であって
も、ラベルを無駄にすることがない。
【0083】さらに、本実施の形態においては、配送対
象物2に貼付される物流用ラベル1A〜1Cの付加情報
4、5A、5B、6A、6Bがカラー情報を含むもので
あるため、配送ルートにおける目視認識が容易にでき、
これにより配送ミスの防止と作業時間の短縮化を図るこ
とが可能になる。
【0084】このように、本実施の形態によれば、迅速
かつ配送ミスのない物流システムを安価に構築すること
が可能になる。
【0085】なお、本発明は上述の実施の形態に限られ
ることなく、種々の変更を行うことができる。
【0086】例えば、上述の実施の形態においては、情
報処理部22のROMに記憶された所定のテーブル22
b、22cに基づいて付加情報の選択を行うようにした
が、本発明はこれに限られず、イーサネット(登録商
標)やインターネット経由で取得した情報に基づいて付
加情報の選択を行うように構成することも可能である。
【0087】また、上述の実施の形態において開示した
付加情報は任意に組み合わせて印刷することも可能であ
り、更には上記実施の形態の情報に加えて他の配送及び
付加情報を印刷することも可能である。また、専用ラベ
ルの人為的なミスによる貼り忘れが生ずることもない。
【0088】さらにまた、物流用ラベルに付される配送
情報及び付加情報のレイアウトは、適宜変更しうるもの
である。
【0089】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、配送
情報の他に種々の付加情報が付された物流用ラベルを用
いることから、配送対象物に複数のラベルを付す必要が
なく作業が簡単になるとともに、ラベルを印刷するシス
テムも簡素化でき、また、ラベル自体の費用やその管理
手間が低減させることができる。
【0090】さらに、本発明によれば、配送対象物に付
される付加情報がカラー情報を含むものであるため、配
送ルートにおける目視認識が容易にでき、これにより配
送ミスの防止と作業時間の短縮化を図ることができる。
【0091】このように、本発明によれば、迅速かつ配
送ミスのない物流システムを安価に構築することが可能
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る物流用ラベルの第1の実施の形態
の構成を示す平面図である。
【図2】本発明に係る物流用ラベルの第2の実施の形態
の構成を示す平面図である。
【図3】本発明に係る物流用ラベルの第3の実施の形態
の構成を示す平面図である。
【図4】本発明に係る物流用ラベル印刷システムの全体
を示す概略構成図である。
【図5】本発明に係る物流方法の実施の形態の要部を示
すフローチャートである。
【図6】本発明に係る物流方法の他の実施の形態の要部
を示すフローチャートである。
【図7】本発明に係る物流方法の他の実施の形態の要部
を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1A、1B、1C 物流用ラベル 2 配送対象物 3A、3B 配送情報 4、5A、5B、6A、6B 付加情報

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定のラベル基材の表面に、当該配送対象
    物についての配送情報と、当該配送対象物に関する付加
    情報とが付され、前記付加情報が、所定のカラー情報を
    含む物流用ラベル。
  2. 【請求項2】請求項1記載の発明において、前記カラー
    情報は、当該配送対象物の内容に関する情報、当該配送
    対象物の配送サービス内容に関する情報、当該配送対象
    物の取扱い指示に関する情報のいずれかを含む物流用ラ
    ベル。
  3. 【請求項3】請求項2記載の発明において、前記配送サ
    ービス内容に関する情報は、当該配送対象物の配送日
    時、配送手段の指定、配送の優先順位のいずれかに関す
    る情報を含む物流用ラベル。
  4. 【請求項4】所定の物流用ラベルに所定の情報を印刷す
    る物流用ラベル印刷システムであって、 当該配送対象物に関するデータを入力する入力部と、 入力された前記データに基づいて当該配送対象物に関す
    る配送情報及び付加情報を作成する情報処理部と、 作成された前記配送情報と付加情報を所定のラベル基材
    の表面に印刷するカラープリンタとを有する物流用ラベ
    ル印刷システム。
  5. 【請求項5】所定の物流用ラベルを用いた物流方法であ
    って、 所定のラベル基材の表面に、当該配送対象物についての
    配送情報を付すステップと、 前記ラベル基材の表面に、当該配送対象物に関する、所
    定のカラー情報を含む付加情報を付すステップと、 前記配送情報及び付加情報が付された物流用ラベルを当
    該配送対象物に貼付するステップとを有する物流方法。
  6. 【請求項6】請求項5記載の発明において、前記カラー
    情報は、所定のテーブルから選択された、当該配送対象
    物の内容、当該配送対象物の配送サービス内容、当該配
    送対象物の取扱い指示のいずれかに関する情報を含む物
    流方法。
  7. 【請求項7】請求項6記載の発明において、前記配送サ
    ービス内容に関する情報は、顧客から指定された当該配
    送対象物の配送日時、配送手段、配送の優先順位のいず
    れかに関する情報を含む物流方法。
  8. 【請求項8】請求項6記載の発明において、前記配送対
    象物の取扱い指示に関する情報は、当該配送対象物の属
    性に基づいて特定された取扱い指示に関する情報を含む
    物流方法。
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