JP2003149053A - 配管等の温度変動計測方法及び温度変動計測装置 - Google Patents

配管等の温度変動計測方法及び温度変動計測装置

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JP2003149053A
JP2003149053A JP2001348564A JP2001348564A JP2003149053A JP 2003149053 A JP2003149053 A JP 2003149053A JP 2001348564 A JP2001348564 A JP 2001348564A JP 2001348564 A JP2001348564 A JP 2001348564A JP 2003149053 A JP2003149053 A JP 2003149053A
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temperature fluctuation
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格 室屋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】配管等の内部温度変動を外側から容易に計測で
き、かつ、従来よりも広い温度変動領域において計測が
可能な温度変動計測方法及び温度変動計測装置を提供す
る。 【解決手段】配管15等の内部の温度変動14を配管1
5等の外側から計測する方法において、配管15等の外
表面上における計測点13の熱伝達率を増大させて計測
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原子力プラントや
火力プラントにおける配管等の内部温度変動を、配管等
の外側から計測する方法及び装置に関し、特に、計測可
能な温度変動領域を広げることのできる温度変動計測方
法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】原子力プラントや火力プラントの配管等
においては、その内部の流体による内部温度変動で、熱
的な疲労損傷が発生する場合がある。特に、配管内に温
度の高い液層と温度の低い液層が存在し、即ち熱成層化
しており、その液面が変動するような箇所においては、
熱疲労損傷を受けやすい。図6は、かかる箇所の一例を
示した図である。図の(a)は、その側面図を、図の
(b)は、(a)のA方向から見た配管の断面図を表し
ている。
【0003】図に示すように、原子力プラント等におけ
る主冷却材管61には、そこから分岐した枝管62が設
けられている箇所があり、枝管62の先が閉塞している
場合には、図に示すような熱成層化が配管内で起こる場
合がある。そして、図の(b)に示すように、境界面の
位置が変動する場合には、図のB部において、最も熱疲
労損傷が発生しやすい。
【0004】かかる熱疲労損傷を評価するためには、配
管の内部における温度変動の状況を計測する必要がある
が、従来は、以下のような方法で計測が行われていた。
図7は、従来の配管内部の温度計測方法の一例を示した
図である。図に示す方法は、温度計測位置で配管71及
び保温材72に穴74を開け、その穴74に温度センサ
73を挿入して直接内部温度を計測する方法である。
【0005】図8は、別の従来例を示した図である。図
の(a)及び(b)は、それぞれ配管の縦断面及び横断
面を表している。図に示す方法は、配管83の内部の流
体温度変動82を配管83の外側から計測する方法であ
り、保温材84の下の配管83の外表面、即ち図の温度
計測点81に熱電対などの温度センサが取り付けられて
計測が行われる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た配管に穴を開ける従来方法では、直接内部温度を測定
するため精度が良いという利点があるものの、配管の穴
開け加工に手間を要し、計測点の変更が容易に行えない
という問題があった。
【0007】また、図8に示した保温材の下の配管外表
面から計測する従来方法では、十分に配管内部の温度変
動を捉えられないという問題があった。通常、配管の内
部温度変動を外側から間接的に計測する場合には、内部
の温度変動挙動を全て計測できるわけではなく、温度変
動幅とその変動周期によっては計測が不可能である場合
が存在する。ここで、温度変動幅とは、変動する温度の
最高値と最低値の差(℃)のことであり、変動周期と
は、温度変動の1周期の時間(sec)のことである。
【0008】図9は、外表面から計測が可能な内部温度
変動と計測が不可能な内部温度変動を説明するための図
である。図のaは、外表面に設置される計測器の計測可
能な最小温度変動幅(例えば1℃)に対応する配管内部
の流体温度変動幅と変動周期の関係を表したグラフであ
る。即ち、aの右上の領域(図のb部)に位置する温度
変動は、外表面から計測が可能であり、一方、aの左下
の領域(図のc部)に位置する温度変動は、外表面から
計測が不可能であることを示している。従って、図に示
す場合においては、例えば、図のd点(変動幅80℃、
変動周期50秒)の温度変動は、外表面から計測するこ
とができない。なお、図9に示すように、温度変動幅と
変動周期の組合せて表された温度変動の集合を、以下、
温度変動領域と呼ぶことにする。
【0009】図9のaで示したグラフの位置は、計測器
の能力や計測する配管の形状等で変わってくるが、保温
材の下の配管外表面から計測する従来方法の場合には、
計測不可能な温度変動領域(図9のc部)が大きく、特
に、配管の肉厚が大きい場合にはその傾向が顕著であ
る。従って、かかる従来方法では、内部の温度変動挙動
を十分に把握できず、精度の高い疲労損傷評価を行うこ
とができなかった。
【0010】そこで、本発明の目的は、配管等の内部温
度変動を外側から容易に計測でき、かつ、従来よりも広
い温度変動領域において計測が可能な温度変動計測方法
及び温度変動計測装置を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の一つの側面は、配管等の内部の温度変動
を配管等の外側から計測する方法において、配管等の外
表面上における計測点の熱伝達率を増大させて計測する
ことである。従って、本発明によれば、従来よりも計測
が可能な温度変動領域が広がり、計測結果を熱疲労損傷
評価に利用する場合には、その精度を高めることができ
る。また、配管等に穴を開ける必要がなく、計測点の移
動も比較的容易にできる。
【0012】上記の目的を達成するために、本発明の別
の側面は、配管等の内部における温度変動を、前記配管
等の外側から計測する温度変動計測方法であって、前記
温度変動を計測するための温度センサを前記配管等の外
表面上の計測点に設け、当該計測点における熱伝達率
を、当該計測を行っていない状態よりも増大させた状態
で、前記温度センサにより前記温度変動を計測すること
を特徴とする。
【0013】更に、上記の発明において、その好ましい
態様は、前記計測を行っていない状態が、前記計測点周
辺が保温材で覆われている状態であり、前記熱伝達率を
増大させた状態が、前記計測点周辺の保温材を取り除い
た状態であることを特徴とする。
【0014】更に、上記の発明において、別の態様は、
前記計測を行っていない状態が、前記計測点が空冷され
ていない状態であり、前記熱伝達率を増大させた状態
が、前記計測点が空冷された状態であることを特徴とす
る。
【0015】また、上記の発明において、別の態様は、
前記計測を行っていない状態が、前記計測点が水冷され
ていない状態であり、前記熱伝達率を増大させた状態
が、前記計測点が水冷された状態であることを特徴とす
る。
【0016】上記の目的を達成するために、本発明の別
の側面は、配管等の内部における温度変動を、前記配管
等の外側から計測する温度変動計測装置であって、前記
配管等の外表面上の計測点に設けられた温度計測手段
と、当該計測点における熱伝達率を、当該計測を行って
いない状態よりも増大させる熱伝達率増大手段とを有す
ることを特徴とする。
【0017】更に、上記の発明において、その好ましい
態様は、前記計測を行っていない状態が、前記計測点周
辺が保温材で覆われている状態であり、前記熱伝達率増
大手段が、前記計測点周辺の保温材を取り除くことによ
って形成される保温除去部を有していることを特徴とす
る。
【0018】更に、上記の発明において、別の態様は、
前記計測を行っていない状態が、前記計測点が空冷され
ていない状態であり、前記熱伝達率増大手段が、前記計
測点を空冷する手段を有していることを特徴とする。
【0019】また、上記の発明において、別の態様は、
前記計測を行っていない状態が、前記計測点が水冷され
ていない状態であり、前記熱伝達率増大手段が、前記計
測点を水冷する手段を有していることを特徴とする。
【0020】本発明の更なる目的及び、特徴は、以下に
説明する発明の実施の形態から明らかになる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態例を説明する。しかしながら、かかる実施の形
態例が、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
なお、図において、同一又は類似のものには同一の参照
番号又は参照記号を付して説明する。
【0022】図1は、本発明を適用した温度変動計測方
法及び装置に係る第一の実施の形態例を説明するための
図である。図の(a)及び(b)は、それぞれ、計測対
象としている配管15の温度計測点13における縦断面
図と横断面図を表している。第一の実施の形態例に係る
温度変動計測装置10は、図に示すように、温度センサ
11と保温除去部12を有している。温度センサ11
は、図8に基づいて説明した従来例と同様に、配管15
内の流体温度変動14を計測するために配管15の外表
面における温度計測点13に取り付けられる熱電対など
の温度センサである。また、保温除去部12は、温度計
測点13の周辺の保温材16を取り除いた部分である。
【0023】かかる温度変動計測装置10を用いた第一
の実施の形態例に係る温度変動計測方法は、保温材16
によって保温が施された配管15の内部温度変動を配管
15の外表面から計測する際に、温度計測点13の周辺
の保温材16を取り除き、温度計測点13における熱伝
達率を増加させた状態で計測しようとするものである。
【0024】図2は、配管の外表面における熱伝達率と
外表面から計測可能な前記温度変動領域の関係を例示し
た図である。図のx、yは、図9のaと同様の意味のグ
ラフであり、それぞれ、外表面の熱伝達率が小さい場合
(1W/m2K)と大きい場合(100W/m2K)を表
している。図から明らかなように、yよりも右上の熱伝
達率が大きい場合の計測可能な温度変動領域は、xより
も右上の熱伝達率が小さい場合の計測可能な温度変動領
域よりも広く、図のzに示す範囲が増加している。この
ように、配管内の温度変動を外表面から計測する場合の
計測可能な温度変動領域が、外表面の熱伝達率の増加に
伴って広がることが解析によって明らかにされている。
【0025】従って、本実施の形態例では、温度計測点
13の保温材16が取り除かれ、図8に示した従来例よ
りも外表面の熱伝達率が大きいため、従来例よりも計測
可能な温度変動領域が広くなる。よって、これまで捉え
られなかった配管15の内部温度変動も計測できるよう
になり、計測結果を疲労損傷評価に用いる場合には、よ
り精度の高い評価が行えるようになる。
【0026】図3は、従来方式による計測結果と本実施
の形態例による計測結果を例示した概略図である。図の
(a)及び(b)は、それぞれ従来方式及び本実施の形
態例の計測結果を表している。図から明らかなように、
本実施の形態例による計測では、変動幅が小さく変動周
期が短い変動までも計測されており、計測される温度変
動領域が広がっていることがわかる。
【0027】また、本実施の形態例に係る計測方法及び
装置では、配管15自体に穴を開ける必要がなく、計測
の準備及び移動が比較的容易に行えるという利点があ
る。但し、保温材16を外して計測するため、計測時間
が長時間に及ぶと、内部の温度変動に影響を与える結果
となる。従って、計測を短時間とするか、計測時間が長
時間に及ぶ場合には、保温材16を外さない場合の計測
結果と比較して計測結果を使用する必要がある。
【0028】図4は、本発明を適用した温度変動計測方
法及び装置に係る第二の実施の形態例を説明するための
図である。図の(a)及び(b)は、それぞれ、計測対
象としている配管47の温度計測点45における縦断面
図と横断面図を表している。
【0029】第二の実施の形態例に係る温度変動計測装
置40は、第一の実施の形態例に係る装置に、更に、温
度計測点45を空冷する機能が追加されたものであり、
図に示すように、温度センサ41、フード42、及びフ
ァン43を有している。温度センサ41は、第一の実施
の形態例と同様に、保温材48が取り除かれた配管47
の外表面に設けられる熱電対などの温度センサであり、
温度計測点45において配管47内部の流体温度変動4
6を計測する。また、フード42は、前記保温材48が
取り除かれた配管47の外表面を囲うように設けられた
フードであり、ファン43から供給される冷却風44が
温度計測点45近傍を流れるようにするものである。フ
ァン43は、通常の送風機であり、冷却風44をフード
42に供給する。
【0030】かかる温度変動計測装置40を用いた第二
の実施の形態例に係る温度変動計測方法は、配管47の
内部温度変動を配管47の外表面から計測する際に、温
度計測点45の周辺を空冷し、温度計測点45における
熱伝達率を、第一の実施の形態例よりもさらに増加させ
た状態で計測しようとするものである。
【0031】以上、第二の実施の形態例に係る計測方法
及び装置を用いることにより、温度計測点45における
熱伝達率を第一の実施の形態例よりもさらに増加させる
ことができ、従って、計測可能な温度変動領域をさらに
広くできるという効果がある。なお、本実施の形態例に
おいては、計測対象の配管47に保温が施されていた
が、保温の施されていない配管に対しても同様の方法で
計測が可能である。また、本実施の形態例においては、
フード42が設けられているが、フード42を設けず
に、ファン43から直接冷却風44を温度計測点45に
吹付けるようにしてもよい。
【0032】図5は、本発明を適用した温度変動計測方
法及び装置に係る第三の実施の形態例を説明するための
図である。図の(a)及び(b)は、それぞれ、計測対
象としている配管57の温度計測点55における縦断面
図と横断面図を表している。
【0033】第三の実施の形態例に係る温度変動計測装
置50は、第一の実施の形態例に係る装置に、更に、温
度計測点55を水冷する機能が追加されたものであり、
図に示すように、温度センサ51、ジャケット52、及
びポンプ53を有している。温度センサ51は、第一の
実施の形態例と同様に、保温材58が取り除かれた配管
57の外表面に設けられる熱電対などの温度センサであ
り、温度計測点55において配管57内部の流体温度変
動56を計測する。また、ジャケット52は、前記保温
材58が取り除かれた配管57の外表面を囲うように設
けられた水冷ジャケットであり、ポンプ53から供給さ
れる冷却水54が温度計測点55近傍を流れるようにす
るものである。ポンプ53は、通常のポンプであり、冷
却水54をジャケット52に供給する。
【0034】かかる温度変動計測装置50を用いた第三
の実施の形態例に係る温度変動計測方法は、配管57の
内部温度変動を配管57の外表面から計測する際に、温
度計測点55の周辺を水冷し、温度計測点55における
熱伝達率を、第一の実施の形態例よりもさらに増加させ
た状態で計測しようとするものである。
【0035】以上、第三の実施の形態例に係る計測方法
及び装置を用いることにより、温度計測点55における
熱伝達率を第一の実施の形態例よりもさらに増加させる
ことができ、従って、計測可能な温度変動領域をさらに
広くできるという効果がある。なお、本実施の形態例に
おいては、計測対象の配管57に保温が施されていた
が、保温の施されていない配管に対しても同様の方法で
計測が可能である。
【0036】なお、以上説明した実施の形態例では、計
測対象が配管であったが、内部の温度が変動する燃焼
炉、反応槽、熱交換器などの装置に対する計測において
も、本発明による温度変動計測方法及び温度変動計測装
置を適用することができる。
【0037】本発明の保護範囲は、上記の実施の形態に
限定されず、特許請求の範囲に記載された発明とその均
等物に及ぶものである。
【0038】
【発明の効果】以上、本発明によれば、従来よりも計測
が可能な温度変動領域が広がり、計測結果を熱疲労損傷
評価に利用する場合には、その精度を高めることができ
る。また、配管等に穴を開ける必要がなく、計測の準備
及び計測点の移動が比較的容易にできるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した温度変動計測方法及び装置に
係る第一の実施の形態例を説明するための図である。
【図2】配管の外表面における熱伝達率と外表面から計
測可能な温度変動領域の関係を例示した図である。
【図3】従来方式による計測結果と本実施の形態例によ
る計測結果を例示した概略図である。
【図4】本発明を適用した温度変動計測方法及び装置に
係る第二の実施の形態例を説明するための図である。
【図5】本発明を適用した温度変動計測方法及び装置に
係る第三の実施の形態例を説明するための図である。
【図6】熱疲労損傷を受けやすい箇所の一例を示した図
である。
【図7】従来の配管内部の温度計測方法の一例を示した
図である。
【図8】従来の別の方法を例示した図である。
【図9】外表面から計測が可能な内部温度変動と計測が
不可能な内部温度変動を説明するための図である。
【符号の説明】
10 温度変動計測装置 11 温度センサ 12 保温除去部 13 温度計測点 14 流体温度変動 15 配管 16 保温材 40 温度変動計測装置 41 温度センサ 42 フード 43 ファン 44 冷却風 45 温度計測点 46 流体温度変動 47 配管 48 保温材 50 温度変動計測装置 51 温度センサ 52 ジャケット 53 ポンプ 54 冷却水 55 温度計測点 56 流体温度変動 57 配管 58 保温材 61 主冷却材管 62 枝管 71 配管 72 保温材 73 温度センサ 74 穴 81 温度計測点 82 流体温度変動 83 配管 84 保温材

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】配管等の内部における温度変動を、前記配
    管等の外側から計測する温度変動計測方法であって、 前記温度変動を計測するための温度センサを前記配管等
    の外表面上の計測点に設け、 当該計測点における熱伝達率を、当該計測を行っていな
    い状態よりも増大させた状態で、前記温度センサにより
    前記温度変動を計測することを特徴とする温度変動計測
    方法。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記計測を行っていない状態が、前記計測点周辺が保温
    材で覆われている状態であり、 前記熱伝達率を増大させた状態が、前記計測点周辺の保
    温材を取り除いた状態であることを特徴とする温度変動
    計測方法。
  3. 【請求項3】請求項1において、 前記計測を行っていない状態が、前記計測点が空冷され
    ていない状態であり、 前記熱伝達率を増大させた状態が、前記計測点が空冷さ
    れた状態であることを特徴とする温度変動計測方法。
  4. 【請求項4】請求項1において、 前記計測を行っていない状態が、前記計測点が水冷され
    ていない状態であり、 前記熱伝達率を増大させた状態が、前記計測点が水冷さ
    れた状態であることを特徴とする温度変動計測方法。
  5. 【請求項5】配管等の内部における温度変動を、前記配
    管等の外側から計測する温度変動計測装置であって、 前記配管等の外表面上の計測点に設けられた温度計測手
    段と、 当該計測点における熱伝達率を、当該計測を行っていな
    い状態よりも増大させる熱伝達率増大手段とを有するこ
    とを特徴とする温度変動計測装置。
  6. 【請求項6】請求項5において、 前記計測を行っていない状態が、前記計測点周辺が保温
    材で覆われている状態であり、 前記熱伝達率増大手段が、前記計測点周辺の保温材を取
    り除くことによって形成される保温除去部を有している
    ことを特徴とする温度変動計測装置。
  7. 【請求項7】請求項5において、 前記計測を行っていない状態が、前記計測点が空冷され
    ていない状態であり、 前記熱伝達率増大手段が、前記計測点を空冷する手段を
    有していることを特徴とする温度変動計測装置。
  8. 【請求項8】請求項5において、 前記計測を行っていない状態が、前記計測点が水冷され
    ていない状態であり、 前記熱伝達率増大手段が、前記計測点を水冷する手段を
    有していることを特徴とする温度変動計測装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012058262A (ja) * 2007-02-20 2012-03-22 Takasago Thermal Eng Co Ltd 内部に流体が流れる被計測物の曲面の表面温度計測用温度計の施工方法、その表面温度の計測方法、及びこれらの方法に使用する穴あけ治具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012058262A (ja) * 2007-02-20 2012-03-22 Takasago Thermal Eng Co Ltd 内部に流体が流れる被計測物の曲面の表面温度計測用温度計の施工方法、その表面温度の計測方法、及びこれらの方法に使用する穴あけ治具

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