JP2003148165A - タービン設備 - Google Patents

タービン設備

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JP2003148165A
JP2003148165A JP2001347057A JP2001347057A JP2003148165A JP 2003148165 A JP2003148165 A JP 2003148165A JP 2001347057 A JP2001347057 A JP 2001347057A JP 2001347057 A JP2001347057 A JP 2001347057A JP 2003148165 A JP2003148165 A JP 2003148165A
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Japan
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turbine
air
compressor
extracted air
pressure
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JP2001347057A
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English (en)
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Jun Kawai
潤 河合
Kazuya Azuma
一也 東
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E20/00Combustion technologies with mitigation potential
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y02E20/00Combustion technologies with mitigation potential
    • Y02E20/16Combined cycle power plant [CCPP], or combined cycle gas turbine [CCGT]

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  • Control Of Turbines (AREA)
  • Engine Equipment That Uses Special Cycles (AREA)
  • Control Of Eletrric Generators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 冷却水に高圧給水を使用することで熱回収を
量り、効率低下を低く抑えつつ抽出空気を冷却すること
ができ、しかも、熱交換部で抽出空気に液体が混入して
も液体がタービン側へ流入する虞をなくし、更に、負荷
遮断やトリップ時におけるサージングや燃焼不安定をな
くす。 【解決手段】 高・中圧給水ポンプ15からの高圧給水
で熱回収を行って効率よく抽出空気の冷却を行い、万
一、冷却手段51にリークが生じても、体積部で抽出空
気の流速を低下させて抽出空気から給水を分離してター
ビン3側へは抽出空気だけが送られるようにし、負荷遮
断やトリップ時には、逆流阻止手段により体積部や配管
内に溜められた抽出空気を放出して抽出空気の圧縮機1
への逆流を阻止してサージングを起こす虞をなくし、空
気の過剰供給を抑制して、燃料が急激に絞られても、リ
ーン燃焼になって失火が生じたり燃焼が不安定になる虞
をなくす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は圧縮機及び燃焼器及
びタービンからなるガスタービンを備えると共に圧縮機
からの空気の一部を冷却してタービン側に供給する冷却
手段を備えたタービン設備に関する。
【0002】
【従来の技術】エネルギー資源の有効利用と経済性の観
点から、発電設備(発電プラント)では様々な高効率化
が図られている。ガスタービンと蒸気タービンを組み合
わせたタービン設備(複合発電プラント)もその一つで
ある。
【0003】複合発電プラントでは、ガスタービンから
の高温の排気ガスが排熱回収ボイラに送られ、排熱回収
ボイラ内で加熱ユニットを介して蒸気を発生させ、発生
した蒸気を蒸気タービンに送って蒸気タービンで仕事を
するようになっている。加熱ユニットは節炭器、缶発
器、ドラム、過熱器等を有しており、ボイラの熱回収率
を向上させるため、複数段(例えば、高圧、中圧、低
圧)の加熱ユニットが備えられている。そして、高圧、
中圧、低圧の加熱ユニットのそれぞれに過熱器やドラム
等が備えられている。
【0004】ガスタービン構造体の耐熱性の面から様々
な冷却システムが設けられている。例えば、圧縮機から
の圧縮空気の一部を抽出して熱交換器で冷却し、冷却し
た抽出空気がタービンロータ等の構造体の冷却媒体とし
て用いられるようにしている。この場合、熱交換器で用
いられる抽出空気の冷却媒体としてはプラント内の低圧
給水、軸冷水等が使用されていた。これは、冷却器の冷
却水圧を抽出空気圧よりも低くすることにより、万一、
冷却器がリークしても抽出空気に水が混入してタービン
に流入する可能性を完全に避けるためである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の複合発電プラン
トでは、圧縮機からの抽出空気をプラント内の低圧給
水、軸冷水等(抽気圧力よりも低い圧力)で冷却してい
たが、複合発電プラントの効率向上には高圧給水での抽
出空気を冷却し、熱回収するのが効率的であるが、前述
の如く、熱交換器のリークに対する対策が必要である。
【0006】本発明は上記状況に鑑みてなされたもの
で、圧縮機からの抽出空気よりも高圧力の流体により抽
出空気を冷却することができ、しかも、抽出空気の熱交
換器が万一リークしてもタービン側に給水が流入する虞
のないタービン設備を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明のタービン設備は、圧縮機及びタービンからな
るガスタービンと、圧縮機の圧縮空気の一部が抽出空気
として導入され抽出空気よりも高い圧力の液体(高圧給
水)との間で熱交換することで抽出空気を冷却してガス
タービンのタービン側に導入する冷却手段と、万一流出
した給水を分離するための体積部とを備えたことを特徴
とする。
【0008】そして、ガスタービンがトリップもしくは
負荷遮断した時に貯蔵した抽出空気が圧縮機側へ逆流す
るのを阻止してタービン側への空気の過剰供給を抑制す
る逆流阻止手段を備えたことを特徴とする。また、逆流
阻止手段は、圧縮機の出口部からタービンの入口部まで
の抽出空気の経路から抽出空気を放出する手段であるこ
とを特徴とする。また、逆流阻止手段は、圧縮機の出口
部から冷却手段までの抽出空気の経路に設けられ、圧縮
機側への抽出空気の逆流を阻止する逆止弁であることを
特徴とする。
【0009】また、上記目的を達成するための本発明の
タービン設備は、圧縮機及び燃焼器及びタービンからな
るガスタービンと、ガスタービンの排熱を回収して蒸気
を発生させる排熱回収ボイラと、排熱回収ボイラで発生
した蒸気をプロセス蒸気として使用もしくは動力源とす
る蒸気タービンと、圧縮機の圧縮空気の一部が抽出空気
として導入され抽出空気を排熱回収ボイラ側の給水との
間で熱交換することで抽出空気を冷却してガスタービン
のタービン側に導入する冷却手段と、抽出空気を溜める
体積部と、圧縮機側への抽出空気の逆流を阻止してター
ビン側への空気の過剰供給を抑制する逆流阻止手段とを
備えたことを特徴とする。
【0010】また、上記目的を達成するための本発明の
タービン設備は、圧縮機及び燃焼器及びタービンからな
るガスタービンと、高圧側蒸気を発生させる高圧側ユニ
ット及び低圧側蒸気を発生させる低圧側ユニットからな
りガスタービンの排熱を回収して高圧側蒸気及び低圧側
蒸気を発生させる排熱回収ボイラと、排熱回収ボイラで
発生した蒸気を動力源とする蒸気タービンと、圧縮機の
圧縮空気の一部が抽出空気として導入され抽出空気を排
熱回収ボイラ側の高圧側ユニットへの給水との間で熱交
換することで抽出空気を冷却してガスタービンのタービ
ン側に導入する冷却手段と、万一流出した給水を分離す
るための体積部と、圧縮機側への抽出空気の逆流を阻止
してタービン側への空気の過剰供給を抑制する逆流阻止
手段とを備えたことを特徴とする。
【0011】そして、体積部は、冷却手段の抽出空気が
流通する部位に形成された容積部であり、逆流阻止手段
は、圧縮機の出口部からタービンの入口部までの抽出空
気の経路から抽出空気を放出する手段であることを特徴
とする。また、抽出空気を放出する手段は、圧縮機の出
口部から冷却手段の入口部までの間で抽出空気を放出す
る手段であることを特徴とする。また、抽出空気を放出
する手段は、トリップ信号、所内単独運転信号もしくは
負荷遮断信号に応じて抽出空気を放出するように動作さ
れることを特徴とする。また、抽出空気を放出する手段
は、排熱回収ボイラもしくは大気中に抽出空気を放出す
ることを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】図1には本発明の一実施形態例に
係るタービン設備の全体を表す概略構成、図2には冷却
手段の構造説明、図3には逆流阻止手段の概略構成を示
してある。
【0013】図1に示すように、圧縮機1及び燃焼器2
及びタービン3を有するガスタービン4が備えられ、ガ
スタービン4と同軸上に蒸気タービン5が連結されてい
る。蒸気タービン5は、高圧タービン6と中圧タービン
7及び低圧タービン8とが一軸に連結されて構成されて
いる。ガスタービン4からの排気ガスGが排熱回収ボイ
ラ9に送られるようになっており、排熱回収ボイラ9に
は上流側(下側)から高圧側ユニットとしての高圧加熱
ユニット10、中圧加熱ユニット11及び低圧側ユニッ
トとしての低圧加熱ユニット12が備えられている。
【0014】排熱回収ボイラ9内では高圧加熱ユニット
10、中圧加熱ユニット11及び低圧加熱ユニット12
を介して蒸気を発生させ、発生した蒸気を蒸気タービン
5に送って蒸気タービン5で仕事をするようになってい
る。蒸気タービン5の排気蒸気は復水器16で凝縮され
る。図中の符号で13は発電機である。
【0015】高圧加熱ユニット10は、高圧過熱器2
1、高圧ドラム22及び高圧蒸発器23、高圧節炭器2
4を有している。高圧ドラム22の水は排熱回収ボイラ
9内に配された高圧蒸発器23で加熱循環され、高圧ド
ラム22内で高圧蒸気を発生する。高圧ドラム22で発
生した高圧蒸気は高圧過熱器21で過熱され、高圧蒸気
ライン25を通って蒸気タービン5の高圧タービン6側
に導入される。高圧ドラム22には、低圧節炭器44で
加熱された給水が高・中圧給水ポンプ15により圧送さ
れて給水路26及び高圧節炭器24を介して給水され
る。
【0016】中圧加熱ユニット11は、中圧過熱器3
1、中圧ドラム32及び中圧蒸発器33、中圧節炭器3
4を有している。中圧ドラム32の水は排熱回収ボイラ
9内に配された中圧蒸発器33で加熱循環され、中圧ド
ラム32内で中圧側蒸気である中圧蒸気を発生する。中
圧ドラム32で発生した中圧蒸気は中圧過熱器31を通
って再熱器28で過熱され、中圧蒸気ライン35から蒸
気タービン5の中圧タービン7に導入される。中圧ドラ
ム32には、低圧節炭器44で加熱された給水が高・中
圧給水ポンプ15により圧送されて給水路36及び中圧
節炭器34を介して給水される。一方、高圧タービン6
の排気蒸気は再熱器28に送られ、過熱されて中圧蒸気
ライン35から蒸気タービン5の中圧タービン7に導入
される。
【0017】低圧加熱ユニット12は、低圧過熱器4
1、低圧ドラム42及び低圧蒸発器43、低圧節炭器4
4を有している。低圧ドラム42の水は排熱回収ボイラ
9内に配された低圧蒸発器43で加熱循環され、低圧ド
ラム42内で低圧蒸気を発生する。低圧ドラム42で発
生した低圧蒸気は低圧過熱器41を通って低圧蒸気ライ
ン45から中圧タービンの排気とともに蒸気タービン5
の中圧タービン7及び低圧タービン8に導入される。低
圧ドラム42には、給水手段である復水器16及び復水
ポンプ17を介して蒸気を凝縮した水が低圧節炭器44
で加熱されて給水される。
【0018】一方、ガスタービン4の圧縮機1で圧縮さ
れた圧縮空気の一部が抽出空気として抽出空気路52か
ら冷却手段51に導入される一方、排熱回収ボイラ9側
の給水が給水導入路53から冷却手段51に導入され
る。冷却手段51では、抽出空気が冷却される。冷却手
段51で冷却された抽出空気はタービン3側の翼等の冷
却用として冷却空気路54からタービン3に導入され、
冷却手段51で熱交換された給水が戻り路55から高圧
ドラム22に送られる。給水導入路53から冷却手段5
1に導入される給水は、高・中圧給水ポンプ15により
高圧加熱ユニット10へ圧送される給水(抽出空気より
も高い圧力の流体)が分岐されて送られるようになって
いる。
【0019】従って、排熱回収ボイラ9でガスタービン
4の排熱が回収されて蒸気を発生させ、排熱回収ボイラ
9で発生した蒸気が蒸気タービン5に送られて蒸気ター
ビン5で仕事が行われるようになっている。また、抽出
空気が冷却手段51で高圧加熱ユニット10への高圧の
給水により熱交換されて冷却され、タービン3側の翼等
の構成部材が冷却される。このため、高圧側の給水で熱
回収を行って効率よく抽出空気の冷却を行うことがで
き、効率のよいタービン設備とすることが可能となる。
【0020】ところで、冷却手段51では、高・中圧給
水ポンプ15により高圧加熱ユニット10へ圧送される
給水が分岐して送られて抽出空気を冷却するようになっ
ている。このため、高圧側の給水で熱回収を行って抽出
空気の冷却を行うことができる。そこで、高圧節炭器2
4からの排ガスの温度は熱回収された分高くなり、中圧
加熱ユニット11及び低圧加熱ユニット12への熱量が
増加し、結果として蒸気タービン5の出力が増加してプ
ラント効率が向上する。一方で、給水の圧力が抽出空気
よりも高圧となっているため、冷却手段51のチューブ
等にリークが生じると、給水が抽出空気に混入してガス
タービン4側に送られる虞がある。このため、本実施形
態例では、抽出空気の流速を低下させるための体積部を
設け、冷却手段51のチューブ等にリークが生じて給水
が抽出空気に混入しても、体積部で混入した給水を捕捉
できるようにし、給水がガスタービン4側に送られない
ようにしている。
【0021】即ち、図2に示すように、抽出空気の流速
を低下させるための体積部として、冷却手段51の内部
に容積部56が設けられている。つまり、冷却手段51
には、多数のチューブが設けられた熱交換部57が備え
られ、熱交換部57の下部には給水導入路53に連結さ
れる(高・中圧給水ポンプ15から圧送される給水が送
られる)導入管58がつながっている。熱交換部57の
上部には戻り路55に連結される排出管59がつながっ
ている。
【0022】冷却手段51の容器の頂部には抽出空気路
52が連結される抽気導入口47が設けられ、抽気導入
口47から導入された抽出空気は熱交換部57のチュー
ブ間に送られる。熱交換部57を流通した抽出空気は熱
交換部57の外側に配された容積部56に送られ、熱交
換部57で冷却された抽出空気は冷却空気路54からガ
スタービンへ送られる。
【0023】このため、給水導入路53からの高圧の給
水が給水導入路53を介して熱交換部57の下部からチ
ューブ内に供給され、熱交換部57を流通する抽出空気
との間で熱交換が行われる。チューブ内に供給された高
圧の給水は熱回収されて排出管59を介して戻り路55
から高圧ドラム22に送られる。熱交換部57で冷却さ
れた抽出空気は容積部56に送られ、容積部56で流速
が低下されて冷却空気路54からタービン3側の冷却部
に送られる。
【0024】熱交換部57のチューブ等にリークが生じ
て給水が抽出空気に混入することが考えられるが、熱交
換部57で冷却された抽出空気は容積部56に送られる
ため、万一、チューブ等にリークが生じても、容積部5
6で流速が低下して抽出空気と給水とが分離されてリー
ク水は冷却手段51の底部に溜まり冷却空気路54へは
抽出空気だけが送られるようになっている。このため、
高圧の給水により抽出空気の冷却を行うようにした場合
でも、チューブ等にリークが生じても、給水がタービン
3側の冷却部に送られることがない。
【0025】尚、抽出空気を溜める体積部として、上述
した実施形態例では、冷却手段51に容積部56を設け
た例を挙げて説明したが、冷却空気路54の配管の長さ
及び太さを十分に確保でき冷却空気路54の内部で給水
を分離させる体積部を確保できれば、容積部56を省略
して熱交換部57だけを備えた冷却手段51とすること
も可能である。
【0026】一方で、冷却手段51には容積部56が設
けられているので、圧縮機1の吐出部にアキュムレータ
が設置された状態になっている。このため、負荷遮断や
トリップ時、燃料を遮断して所内単独に負荷運転を行う
運転時等に燃料を急激に絞って車室圧力を低下させた場
合、容積部56に溜められた抽出空気が圧縮機1に逆流
し、圧縮機1の圧力低下が遅れてサージングを起こす虞
がある。
【0027】このため、本実施形態例では、圧縮機1側
への抽出空気の逆流を阻止すると共にタービン3側への
空気の過剰供給(燃焼器2への予混合空気供給)を抑制
する逆流阻止手段が備えられている。本実施形態例で
は、逆流阻止手段は、圧縮機1の出口部からタービン3
の入口部の間の抽出空気の経路から抽出空気を放出する
手段となっている。この場合、圧縮機1の出口部から抽
出空気を直接放出する手段も抽出空気の経路に含むもの
とする。
【0028】尚、逆流阻止手段としては、抽出空気を放
出する手段に代えて、もしくは、抽出空気を放出する手
段に加えて、抽出空気路52に圧縮機1側への抽出空気
の逆流を阻止する逆止弁を設けることも可能である(図
3において符号20で示してある)。逆止弁を設けるこ
とで、抽出空気が圧縮機1に逆流することがなくなり、
圧縮機1の圧力低下が遅れてサージングを起こす虞がな
くなる。
【0029】負荷遮断やトリップ時に逆流阻止手段によ
り容積部56や配管内にに溜められた抽出空気を放出す
ることで、抽出空気の圧縮機1への逆流を阻止できるよ
うにしたので、圧縮機1の圧力低下が遅れてサージング
を起こす虞がなくなる。また、逆流阻止手段によりター
ビン3側への空気の過剰供給を抑制できるようにしたの
で、負荷遮断やトリップ時に燃料が急激に絞られても、
燃焼器2への予混合空気が過剰になることがなく、リー
ン燃焼になって失火が生じたり燃焼が不安定になる虞が
なくなる。
【0030】図3に基づいて逆流阻止手段を説明する。
【0031】図に示すように、圧縮機1の出口部からタ
ービン3の入口部の間の抽出空気の経路から抽出空気を
放出する手段として、4つの放出経路が設けられてい
る。第1放出経路61は、圧縮機1の出口部から抽出空
気を排熱回収ボイラ9に導く経路で、第1放出経路61
には第1開閉弁71が設けられている。第2放出経路6
2は、抽出空気路52の途中部から抽出空気を排熱回収
ボイラ9に導く経路で、第2放出経路62には第2開閉
弁72が設けられている。第3放出経路63は、冷却手
段51の容積部56から抽出空気を排熱回収ボイラ9に
導く経路で、第3放出経路63には第3開閉弁73が設
けられている。第4放出経路64は、冷却空気路54の
途中部から冷却された抽出空気を排熱回収ボイラ9に導
く経路で、第4放出経路64には第4開閉弁74が設け
られている。
【0032】第1開閉弁71乃至第4開閉弁74は制御
手段66の指令により開閉され、制御手段66は負荷遮
断信号、所内単独運転信号及びトリップ信号に応じて第
1開閉弁71乃至第4開閉弁74を開き側に動作させ
る。負荷遮断信号、所内単独運転信号及びトリップ信号
を得る信号としては、例えば、軸振動検出手段75、排
ガス温度検出手段76、ブレードパス温度検出手段7
7、軸受油圧検出手段78、冷却手段51の水位検出手
段79、排気圧力検出手段80等の情報が挙げられる。
また、それ以外にも、制御油圧の情報、蒸気タービン5
側の情報、排熱回収ボイラ9側の情報及び発電機13側
の情報が制御手段66に入力される。
【0033】そして、例えば、軸振動検出手段75によ
り大きな軸振動が検出された場合、排ガス温度検出手段
76により高温の排ガス温度が検出された場合、ブレー
ドパス温度検出手段77により高温のブレードパス温度
が検出された場合、軸受油圧検出手段78により軸受油
圧が低圧力になったことが検出された場合、水位検出手
段79により冷却手段51の水位が高くなった場合、排
気圧力検出手段80により高圧の排気ガス圧力が検出さ
れた場合等にトリップ信号が出力される。
【0034】制御手段66により、負荷遮断及びトリッ
プが検出されると、第1開閉弁71乃至第4開閉弁74
が開き側に動作され、抽出空気が排熱回収ボイラ9側に
放出される。これにより、負荷遮断、所内単独運転及び
トリップ時に、冷却手段51の容積部56や配管内に蓄
圧された抽出空気を排熱回収ボイラ9側に排出して抽出
空気の圧縮機1への逆流を阻止することができ、車室圧
力の低下遅れがなくなり、サージングを起こす虞がなく
なる。また、タービン3側への空気の過剰供給を抑制で
きるので、燃料が急激に絞られても、燃焼器2への予混
合空気が過剰になることがなく、リーン燃焼になって燃
焼が不安定になる虞がなくなる。
【0035】尚、上述した実施形態例では、抽出空気を
放出する手段として、4つの放出経路を例に挙げて説明
したが、少なくとも一つ以上で一つもしくは任意の複数
の組み合わせで構成することが可能である。例えば、一
つを備える場合には、第1放出経路61もしくは第2放
出経路62を設けてもよいが、第3放出経路63もしく
は第4放出経路64であってもよい。また、第1放出経
路61乃至第4放出経路64の放出先を排熱回収ボイラ
9側としたが、そのまま専用の煙突や消音手段を設ける
等して大気に開放する等、放出先は任意の部位に設定す
ることが可能である。
【0036】上述したタービン設備では、冷却手段51
には、高・中圧給水ポンプ15により高圧加熱ユニット
10へ圧送される給水が分岐して送られて抽出空気を冷
却するようになっている。このため、高圧側の給水で熱
回収を行って抽出空気の冷却を行うので、前述の如く、
プラント効率を高くすることができる。万一、冷却手段
51の熱交換部57のチューブ等にリークが生じても、
容積部56で抽出空気の流速が低下して抽出空気と給水
とが分離されて冷却空気路54へは抽出空気だけが送ら
れるようになっている。このため、高圧の給水により抽
出空気の冷却を行うようにした場合でも、チューブ等に
リークが生じても、給水がタービン3側の冷却部に送ら
れることがない。
【0037】また、負荷遮断やトリップ時には、第1放
出経路61乃至第4放出経路64からなる逆流阻止手段
により容積部56や配管内に溜められた抽出空気を放出
するようにしたので、抽出空気の圧縮機1への逆流を阻
止することができ、圧縮機1の圧力低下が遅れてサージ
ングを起こす虞がなくなる。また、第1放出経路61乃
至第4放出経路64からなる逆流阻止手段によりタービ
ン3側への空気の過剰供給を抑制できるようにしたの
で、負荷遮断やトリップ時に燃料が急激に絞られても、
燃焼器2への予混合空気が過剰になることがなく、リー
ン燃焼になって失火が生じたり燃焼が不安定になる虞が
なくなる。
【0038】上述したタービン設備では、高・中圧給水
ポンプ15により高圧加熱ユニット10へ圧送される給
水を分岐して冷却手段51に送る構成としたが、低圧加
熱ユニット12へ圧送される給水を分岐して、別途加圧
手段等で加圧して冷却手段51に送ることも可能であ
り、圧力が確保されるのであれば、そのまま低圧加熱ユ
ニット12へ圧送される給水を分岐して冷却手段51に
送るようにすることも可能である。また、抽出空気の圧
力よりも高い圧力の液体としては、排熱回収ボイラ9の
高圧加熱ユニット10へ圧送される給水の他に、設備の
構成によっては他の系の流体を適用することも可能であ
る。
【0039】
【発明の効果】本発明のタービン設備は、圧縮機及びタ
ービンからなるガスタービンと、圧縮機の圧縮空気の一
部が抽出空気として導入され抽出空気よりも高い圧力の
液体との間で熱交換することで抽出空気を冷却してガス
タービンのタービン側に導入する冷却手段と、抽出空気
を溜める体積部とを備え、高圧の給水で熱回収を行って
抽出空気の冷却を行い、万一、冷却手段にリークが生じ
ても、体積部で抽出空気の流速を低下させて抽出空気と
給水とを分離してタービン側へは抽出空気だけが送られ
るようにしたので、高圧の給水により抽出空気の冷却を
行うようにした場合に、チューブ等にリークが生じて
も、給水がタービン側の冷却部に送られることがない。
この結果、圧縮機からの抽出空気よりも高圧力の液体に
より抽出空気を冷却するのでプラント効率が向上するこ
とができ、しかも、抽出空気へ高圧力の液体が混入して
も高圧力の液体がタービン側へ流入する虞のないタービ
ン設備とすることが可能となる。
【0040】そして、圧縮機側への抽出空気の逆流を阻
止してタービン側への空気の過剰供給を抑制する逆流阻
止手段を備えたので、負荷遮断、所内単独運転やトリッ
プ時には、逆流阻止手段により体積部や配管内にに溜め
られた抽出空気を放出して抽出空気の圧縮機への逆流を
阻止することができ、圧縮機の圧力低下が遅れてサージ
ングを起こす虞がなくなる。また、逆流阻止手段により
タービン側への空気の過剰供給を抑制できるので、負荷
遮断、所内単独運転やトリップ時に燃料が急激に絞られ
ても、予混合空気が過剰になることがなく、リーン燃焼
になって失火が生じたり燃焼が不安定になる虞がなくな
る。
【0041】また、本発明のタービン設備は、圧縮機及
び燃焼器及びタービンからなるガスタービンと、ガスタ
ービンの排熱を回収して蒸気を発生させる排熱回収ボイ
ラと、排熱回収ボイラで発生した蒸気を動力源とする蒸
気タービンと、圧縮機の圧縮空気の一部が抽出空気とし
て導入され抽出空気を排熱回収ボイラ側への給水との間
で熱交換することで抽出空気を冷却してガスタービンの
タービン側に導入する冷却手段と、抽出空気を溜める体
積部と、圧縮機側への抽出空気の逆流を阻止してタービ
ン側への空気の過剰供給を抑制する逆流阻止手段とを備
え、排熱回収ボイラ側への給水で抽出空気の冷却を行
い、万一、冷却手段にリークが生じても、体積部で抽出
空気の流速を低下させて抽出空気と給水とを分離してタ
ービン側へは抽出空気だけが送られるようにし、負荷遮
断やトリップ時には、逆流阻止手段により体積部や配管
内にに溜められた抽出空気を放出して抽出空気の圧縮機
への逆流を阻止すると共にタービン側への空気の過剰供
給を抑制するようにしたので、高圧の給水により抽出空
気の冷却を行うようにした場合に、チューブ等にリーク
が生じても、給水がタービン側の冷却部に送られること
がなく、負荷遮断やトリップ時には、圧縮機の圧力低下
が遅れてサージングを起こす虞がなくなり、負荷遮断や
トリップ時に燃料が急激に絞られても、予混合空気が過
剰になることがない。この結果、排熱回収ボイラ側への
給水により抽出空気を冷却することができ、しかも、抽
出空気と給水が混入しても給水がタービン側へ流入する
虞がなく、更に、負荷遮断やトリップ時には、圧縮機の
圧力低下が遅れてサージングを起こす虞がなく、燃料が
急激に絞られても、リーン燃焼になって失火が生じたり
燃焼が不安定になる虞がなくなる。
【0042】また、本発明のタービン設備は、圧縮機及
び燃焼器及びタービンからなるガスタービンと、高圧側
蒸気を発生させる高圧側ユニット及び低圧側蒸気を発生
させる低圧側ユニットからなりガスタービンの排熱を回
収して高圧側蒸気及び低圧側蒸気を発生させる排熱回収
ボイラと、排熱回収ボイラで発生した蒸気を動力源とす
る蒸気タービンと、圧縮機の圧縮空気の一部が抽出空気
として導入され抽出空気を排熱回収ボイラ側の高圧側ユ
ニットへの給水との間で熱交換することで抽出空気を冷
却してガスタービンのタービン側に導入する冷却手段
と、抽出空気を溜める体積部と、圧縮機側への抽出空気
の逆流を阻止してタービン側への空気の過剰供給を抑制
する逆流阻止手段とを備え、高圧側ユニットへの給水で
熱回収を行って抽出空気の冷却を行い、万一、冷却手段
にリークが生じても、体積部で抽出空気の流速を低下さ
せて抽出空気と給水とを分離してタービン側へは抽出空
気だけが送られるようにし、負荷遮断、所内単独運転や
トリップ時には、逆流阻止手段により体積部や配管内に
に溜められた抽出空気を放出して抽出空気の圧縮機への
逆流を阻止すると共にタービン側への空気の過剰供給を
抑制するようにしたので、熱回収効率のよい高圧の給水
により抽出空気の冷却を行うようにした場合に、チュー
ブ等にリークが生じても、給水がタービン側の冷却部に
送られることがなく、負荷遮断、所内単独運転やトリッ
プ時には、圧縮機の圧力低下が遅れてサージングを起こ
す虞がなくなり、負荷遮断やトリップ時に燃料が急激に
絞られても、予混合空気が過剰になることがない。この
結果、高圧側ユニットへの給水により抽出空気を冷却す
ることができ、しかも、抽出空気と給水が混入しても高
圧力の流体がタービン側へ流入する虞がなく、更に、負
荷遮断、所内単独運転やトリップ時には、圧縮機の圧力
低下が遅れてサージングを起こす虞がなく、燃料が急激
に絞られても、リーン燃焼になって失火が生じたり燃焼
が不安定になる虞がなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態例に係るタービン設備の全
体を表す概略構成図。
【図2】冷却手段の構造説明図。
【図3】逆流阻止手段の概略構成図。
【符号の説明】
1 圧縮機 2 燃焼器 3 タービン 4 ガスタービン 5 蒸気タービン 9 排ガスボイラー 10 高圧加熱ユニット 11 中圧加熱ユニット 15 高・中圧給水ポンプ 16 復水器 17 復水ポンプ 21 高圧過熱器 22 高圧ドラム 23 高圧蒸発器 25 高圧蒸気ライン 26 給水路 47 抽気導入口 48 抽気排出口 51 冷却手段 52 抽出空気路 53 給水導入路 54 冷却空気路 55 戻り路 56 容積部 57 熱交換部 58 導入管 59 排出管 61 第1放出経路 62 第2放出経路 63 第3放出経路 64 第4放出経路 66 制御手段 71 第1開閉弁 72 第2開閉弁 73 第3開閉弁 74 第4開閉弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F01D 25/12 F01D 25/12 E F01K 23/10 F01K 23/10 C T F02C 7/16 F02C 7/16 Z H02P 9/04 H02P 9/04 P Fターム(参考) 3G071 AB01 CA03 FA02 FA06 GA06 HA05 JA03 3G081 BA02 BA11 BB00 BC07 BD00 DA21 5H590 AA02 AA08 AB20 CA01 CA08 CA26 HA16

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機及びタービンからなるガスタービ
    ンと、圧縮機の圧縮空気の一部が抽出空気として導入さ
    れ抽出空気よりも高い圧力の液体との間で熱交換するこ
    とで抽出空気を冷却してガスタービンのタービン側に導
    入する冷却手段と、抽出空気を溜める体積部とを備えた
    ことを特徴とするタービン設備。
  2. 【請求項2】 請求項1において、圧縮機側への抽出空
    気の逆流を阻止してタービン側への空気の過剰供給を抑
    制する逆流阻止手段を備えたことを特徴とするタービン
    設備。
  3. 【請求項3】 請求項2において、逆流阻止手段は、圧
    縮機の出口部からタービンの入口部までの抽出空気の経
    路から抽気空気を放出する手段であることを特徴とする
    タービン設備。
  4. 【請求項4】 請求項2において、逆流阻止手段は、圧
    縮機の出口部から冷却手段までの抽気空気の経路に設け
    られ、圧縮機側への抽出空気の逆流を阻止する逆止弁で
    あることを特徴とするタービン設備。
  5. 【請求項5】 圧縮機及び燃焼器及びタービンからなる
    ガスタービンと、ガスタービンの排熱を回収して蒸気を
    発生させる排熱回収ボイラと、排熱回収ボイラで発生し
    た蒸気をプロセス蒸気として使用もしくは動力源とする
    蒸気タービンと、圧縮機の圧縮空気の一部が抽出空気と
    して導入され抽出空気を排熱回収ボイラ側の給水との間
    で熱交換することで抽出空気を冷却してガスタービンの
    タービン側に導入する冷却手段と、抽出空気を溜める体
    積部と、圧縮機側への抽出空気の逆流を阻止してタービ
    ン側への空気の過剰供給を抑制する逆流阻止手段とを備
    えたことを特徴とするタービン設備。
  6. 【請求項6】 圧縮機及び燃焼器及びタービンからなる
    ガスタービンと、高圧側蒸気を発生させる高圧側ユニッ
    ト及び低圧側蒸気を発生させる低圧側ユニットからなり
    ガスタービンの排熱を回収して高圧側蒸気及び低圧側蒸
    気を発生させる排熱回収ボイラと、排熱回収ボイラで発
    生した蒸気を動力源とする蒸気タービンと、圧縮機の圧
    縮空気の一部が抽出空気として導入され抽出空気を排熱
    回収ボイラ側の高圧側ユニットへの給水との間で熱交換
    することで抽出空気を冷却してガスタービンのタービン
    側に導入する冷却手段と、抽出空気を溜める体積部と、
    圧縮機側への抽出空気の逆流を阻止してタービン側への
    空気の過剰供給を抑制する逆流阻止手段とを備えたこと
    を特徴とするタービン設備。
  7. 【請求項7】 請求項5もしくは請求項6において、体
    積部は、冷却手段の抽出空気が流通する部位に形成され
    た容積部であり、逆流阻止手段は、圧縮機の出口部から
    タービンの入口部までの抽出空気の経路から抽出空気を
    放出する手段であることを特徴とするタービン設備。
  8. 【請求項8】 請求項7において、抽出空気を放出する
    手段は、圧縮機の出口部から冷却手段の入口部までの間
    で抽出空気を放出する手段であることを特徴とするター
    ビン設備。
  9. 【請求項9】 請求項7もしくは請求項8において、抽
    出空気を放出する手段は、トリップ信号、所内単独運転
    信号もしくは負荷遮断信号に応じて抽出空気を放出する
    ように動作されることを特徴とするタービン設備。
  10. 【請求項10】 請求項7乃至請求項9のいずれか一項
    において、抽出空気を放出する手段は、排熱回収ボイラ
    もしくは大気中に抽出空気を放出することを特徴とする
    タービン設備。
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