JP2003148112A - タービンプラント - Google Patents

タービンプラント

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JP2003148112A
JP2003148112A JP2001344322A JP2001344322A JP2003148112A JP 2003148112 A JP2003148112 A JP 2003148112A JP 2001344322 A JP2001344322 A JP 2001344322A JP 2001344322 A JP2001344322 A JP 2001344322A JP 2003148112 A JP2003148112 A JP 2003148112A
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carbon dioxide
power generation
turbine
steam
generation system
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JP2001344322A
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Masashi Tsutsui
政司 筒井
Katsuya Yamashita
勝也 山下
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Toshiba Corp
Toshiba Industrial Technology Corp
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Toshiba Corp
Toshiba Industrial Technology Corp
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E20/00Combustion technologies with mitigation potential
    • Y02E20/16Combined cycle power plant [CCPP], or combined cycle gas turbine [CCGT]

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Abstract

(57)【要約】 【課題】起動運転時、動力発生系および熱回収系のそれ
ぞれの構成機器の損傷を防止して安定運転を行わせるタ
ービンプラントを提供する。 【解決手段】本発明に係るタービンプラントは、燃料に
炭化系水素を用い、酸化剤に酸素を用い、燃焼させて水
蒸気と二酸化炭素との二流体ガスを生成し、この二流体
ガスを作動流体として用い、膨張仕事をさせて動力を発
生させる動力発生系30と、この動力発生系30から発
生する二流体ガスのうち、熱を回収し、前記二流体ガス
を前記動力発生系30に供給する熱回収系31と、前記
動力発生系30の二流体ガスのうち、水から分離する二
酸化炭素を処理する二酸化炭素処理系32と、この二酸
化炭素処理系32とで処理する二酸化炭素を前記動力発
生系50の圧縮機35に供給する二酸化炭素供給系57
とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タービンプラント
に係り、特に作動流体に水蒸気と二酸化炭素との二流体
ガスを用いるタービンプラントに関する。
【0002】
【従来の技術】最近のタービンプラント、例えば発電プ
ラントでは、地球温暖化対策として、大気中に二酸化炭
素を排出しない発電プラントが模索されており、その一
つに燃料に炭化系水素を用い、酸化剤に酸素を用い、炭
化系水素を燃焼させ水蒸気と二酸化炭素との二流体混合
ガスを作動流体とする研究が進められている。
【0003】水蒸気・二酸化炭素(以下、二流体ガスと
記す)の二流体を作動流体とするタービンプラントに
は、例えば特開平4−339109号公報、文献「クロ
ーズド型高効率型ガスタービンシステムの検討」(幸田
栄一、高橋徹、上松一雄、椙下秀明、山下勝也、古閑昭
紀著、日本機械学会第7回動力・エネルギー技術シンポ
ジウム2000講演論文集(2000年)22〜27ペ
ージ)、文献「CO回収対応クローズド型ガスタービ
ンの開発」(二宮徹、阿部俊夫著、第15回ガスタービ
ン秋季講演論文集)(2000年)115〜120ペー
ジ)等数多く公表されている。
【0004】図5は、フィジビリスタディとして既に公
表されているタービンプラントの一例である。
【0005】このタービンプラントは、動力発生系1に
熱回収系2および二酸化炭素処理系3を組み合わせて構
成されている。
【0006】動力発生系1は、例えばタービン軸4に軸
結合させた高圧タービン5、圧縮機6、燃焼器7を備え
る中圧タービン8、低圧タービン9、発電機10、復水
器11、復水ポンプ12、給水ポンプ13を備え、燃焼
器7に燃料として炭化系水素CHnOHを、酸化剤とし
て酸素ガスOを供給し、二流体ガスを生成し、その二
流体ガスを中圧タービン8で膨張仕事をさせ、膨張仕事
を終えたタービン排気(二流体ガス)を熱回収系2で回
収させるようになっている。
【0007】また、動力発生系1は、熱回収系2で熱を
回収させた中圧タービン8からのタービン排気(二流体
ガス)の一部を、圧縮機6で圧縮して高圧化させ、その
二流体ガスに高圧タービン5の高圧水蒸気供給系14か
ら供給される高圧水蒸気に合流させ、合流高圧二流体ガ
スを合流高圧二流体ガス系15および熱回収系2を介し
て燃焼器7に供給している。
【0008】また、動力発生系1は、高圧タービン5の
高圧水蒸気系14から供給される高圧水蒸気の一部を翼
内冷却供給系16を介してタービン翼、例えばタービン
ノズル、タービン動翼に供給し、ここで翼内部を冷却
後、翼内冷却回収系17を介して燃焼器7に供給する一
方、高圧水蒸気の残りを翼外冷却供給系18を介して中
圧タービン8に供給している。
【0009】また、動力発生系1は、熱回収系2で熱を
回収させた中圧タービン8からのタービン排気(二流体
ガス)の残りを低圧タービン9で膨張仕事をさせ、その
際に発生する動力(回転トルク)で発電機10を駆動
し、膨張仕事を終えたタービン排気(二流体ガス)を復
水器11に供給し、ここで凝縮する際に生成される復水
を復水ポンプ12を介して給水ポンプ13に供給し、昇
圧して高圧の給水として熱回収系2に供給する一方、凝
縮中に水蒸気から分離する二酸化炭素を二酸化炭素供給
系19を介して二酸化炭素処理系3に供給するようにな
っている。なお、復水ポンプ12は、水を系外ブローさ
せる水排出系24を備えている。
【0010】一方、熱回収系2は、再生器20、第1熱
交換器21、第2熱交換器22を備え、再生器20で中
圧タービン8からのタービン排気(二流体ガス)を熱源
に利用し、動力発生系1の合流高圧二流体ガス系15か
らの合流二流体ガスを加熱させて動力発生系31の燃焼
器7に供給するようになっている。
【0011】また、熱回収系2は、再生器20からのタ
ービン排気(二流体ガス)を熱源に利用し、動力発生系
1の給水ポンプ13から供給される給水を第2熱交換器
22および第1熱交換器21の順に加熱させ、加熱後の
水蒸気を水蒸気供給系23を介して高圧タービン5に供
給している。
【0012】他方、二酸化炭素処理系3は、二酸化炭素
用圧縮機25と二酸化炭素分離器26とを備え、動力発
生系1の復水器11から二酸化炭素供給系19を介して
二酸化炭素用圧縮機25に供給される二酸化炭素ガスを
圧縮して高圧化し、その高圧二酸化炭素ガスを二酸化炭
素分離器26で水と二酸化炭素とに分離させるようにな
っている。
【0013】このように、二流体ガスを作動流体とする
タービンプラントは、地球温暖化対策として、大気に二
酸化炭素を排出しない発電プラントとして開発が進めら
れている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】二流体ガスを作動流体
とするタービンプラントは、開発中であり、起動運転手
段が未確定の模索の段階であるが、検討結果、幾つかの
問題点が含まれている。
【0015】(1)圧縮機6の吸い込む二流体ガスは、
水蒸気の分圧が高くなると、液滴または液の発生につな
がる。二流体ガスから液滴等が発生すると、圧縮機6の
翼は、エロージョンを誘起し、翼損傷の事故を招く。
【0016】(2)燃焼器7の着火時、第1熱交換器2
1および第2熱交換器22は冷態になっている。このた
め、二流体ガスがその胴体内を通過するとき、冷却さ
れ、その際、水蒸気が凝縮して水になる。胴体内の凝縮
水の貯溜は、熱交換率に悪影響を与える要因になる。
【0017】(3)循環型(貫流型)の第1および第2
熱交換器21,22は、燃焼器7の着火前、伝熱管を冷
却させるために、満水の水を循環させる必要があるが、
第2熱交換器22と高圧タービン5とが水蒸気供給系2
3で結ばれているため、水を循環させると、高圧タービ
ン5を、いわゆる過冷却させ事故を誘発するおそれが出
る。
【0018】(4)起動時、高圧タービン5は、第1熱
交換器21から水蒸気が供給されていない。このため、
高圧タービン5は空転のまま運転することになるが、空
転運転に伴う摩擦熱が発生し、高圧タービン5の構造部
品を過加熱させて事故発生の要因になる。
【0019】(5)燃焼器7の着火時、第1熱交換器2
1および第2熱交換器22は冷態になっている。このた
め、高圧タービン5から中圧タービン8の翼内、翼外に
冷却用の水蒸気を送ることができず高温化の妨げになっ
ている。
【0020】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、起動運転時、動力発生系および熱回収系のそ
れぞれの構成機器の損傷を防止して安定運転を行わせる
タービンプラントを提供することを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明に係るタービンプ
ラントは、上述の目的を達成するために、請求項1に記
載したように、燃料に炭化系水素を用い、酸化剤に酸素
を用い、燃焼させて水蒸気と二酸化炭素との二流体ガス
を生成し、この二流体ガスを作動流体として用い、膨張
仕事をさせて動力を発生させる動力発生系と、この動力
発生系から発生する二流体ガスのうち、熱を回収し、前
記二流体ガスを前記動力発生系に供給する熱回収系と、
前記動力発生系の二流体ガスのうち、水から分離する二
酸化炭素を処理する二酸化炭素処理系と、二酸化炭素を
前記動力発生系の圧縮機に供給する二酸化炭素供給系と
を備えているねものである。
【0022】また、本発明に係るタービンプラントは、
上述の目的を達成するために、請求項2に記載したよう
に、二酸化炭素処理系は、動力発生系の復水器から供給
される二酸化炭素を圧縮して高圧化する二酸化炭素用圧
縮機と、高圧二酸化炭素を水と二酸化炭素に分離させる
二酸化炭素分離器と、分離される二酸化炭素を貯蔵する
二酸化炭素貯蔵器と、貯蔵後の二酸化炭素を高圧化して
前記動力発生系の圧縮機に供給する二酸化炭素供給用圧
縮機とを備えているものである。
【0023】また、本発明に係るタービンプラントは、
上述の目的を達成するために、請求項3に記載したよう
に、燃料に炭素系水素を用い、酸化剤に酸素を用い、燃
焼させて水蒸気と二酸化炭素との二流体ガスを生成し、
この二流体ガスを作動流体として用い、膨張仕事をさせ
て動力を発生させる動力発生系と、この動力発生系から
発生する二流体ガスのうち、熱を回収し、前記二流体ガ
スを前記動力発生系に供給する熱回収系と、前記動力発
生系の二流体ガスのうち、水から分離する二酸化炭素を
処理する二酸化炭素処理系と、前記熱回収系から生成さ
れるドレンを前記動力発生系の復水器に回収させるドレ
ン回収系とを備えているものである。
【0024】また、本発明に係るタービンプラントは、
上述の目的を達成するために、請求項4に記載したよう
に、燃料に炭素系水素を用い、酸化剤に酸素を用い、燃
焼させて水蒸気と二酸化炭素との二流体ガスを生成し、
この二流体ガスを作動流体として用い、膨張仕事をさせ
て動力を発生させる動力発生系と、この動力発生系から
発生する二流体ガスのうち、熱を回収し、前記二流体ガ
スを前記動力発生系に供給する熱回収系と、前記動力発
生系の二流体ガスのうち、水から分離する二酸化炭素を
処理する二酸化炭素処理系と、前記熱回収系の熱交換器
から前記動力発生系の高圧タービンに水蒸気を供給する
水蒸気供給系から分岐する水蒸気供給系バイパス系と、
この水蒸気供給系バイパス系から供給される水蒸気のう
ち、水と水蒸気とに分離させる気水分離器と、この気水
分離器から分離される水蒸気を前記高圧タービンの出口
側の高圧水蒸気系に供給する分離水蒸気供給系と、前記
気水分離器から分離される水を前記熱回収系の前記熱交
換器に供給する分離水供給系とを備えているものであ
る。
【0025】また、本発明に係るタービンプラントは、
上述の目的を達成するために、請求項5に記載したよう
に、燃料に炭素系水素を用い、酸化剤に酸素を用い、燃
焼させて水蒸気と二酸化炭素との二流体ガスを生成し、
この二流体ガスを作動流体として用い、膨張仕事をさせ
て動力を発生させる動力発生系と、この動力発生系から
発生する二流体ガスのうち、熱を回収し、前記二流体ガ
スを前記動力発生系に供給する熱回収系と、前記動力発
生系の二流体ガスのうち、水から分離する二酸化炭素を
処理する二酸化炭素処理系と、前記熱回収系の熱交換器
から前記動力発生系の高圧タービンに水蒸気を供給する
水蒸気供給系に接続する補助水蒸気供給系に設ける補助
水蒸気ボイラとを備えているものである。
【0026】また、本発明に係るタービンプラントは、
上述の目的を達成するために、請求項6に記載したよう
に、動力発生系は、熱回収系の熱交換器からの水蒸気に
膨張仕事をさせて燃焼器に供給する高圧タービンと、前
記熱回収系の熱交換器からの二流体ガスを高圧化して前
記燃焼器に供給する圧縮機と、前記燃焼器からの二流体
ガスを作動流体として膨張仕事をさせる中圧タービン
と、この中圧タービンからのタービン排気を前記熱回収
系を介して再び膨張仕事をさせ、発電機を駆動する低圧
タービンとを備えているものである。
【0027】また、本発明に係るタービンプラントは、
上述の目的を達成するために、請求項7に記載したよう
に、高圧タービンは、膨張仕事を終えたタービン排気を
冷却蒸気として中圧タービンのタービン翼内に供給する
翼内冷却供給系と、前記タービン排気を冷却蒸気として
中圧タービンのタービン翼外に供給する翼外冷却供給系
とを備えているものである。
【0028】また、本発明に係るタービンプラントは、
上述の目的を達成するために、請求項8に記載したよう
に、熱回収系は、動力発生系の中圧タービンからのター
ビン排気を熱源とし、前記動力発生系の高圧タービンお
よび圧縮機からの合流高圧二流体ガスを加熱させて前記
動力発生系の燃焼器に供給する再生器と、前記動力発生
系の復水器から供給される水を加熱する第2熱交換器
と、この第2熱交換器からの水蒸気を再び加熱して前記
動力発生系の高圧タービンに供給する第1熱交換器とを
備えているものである。
【0029】また、本発明に係るタービンプラントは、
上述の目的を達成するために、請求項9に記載したよう
に、熱回収系は、再生器、第1熱交換器および第2熱交
換器を直列に接続させるものである。
【0030】また、本発明に係るタービンプラントは、
上述の目的を達成するために、請求項10に記載したよ
うに、ドレン回収系は、熱回収系の再生器、第1熱交換
器および第2熱交換器のそれぞれから生成されるドレン
を抜き出すドレン抜き系を備えるとともに、各ドレン抜
き系のドレンを一つにまとめて動力発生系の復水器に回
収させるものである。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るタービンプラ
ントの実施形態を図面および図面に付した符号を引用し
て説明する。
【0032】図1は、本発明に係るタービンプラントの
概略系統図である。
【0033】本実施形態に係るタービンプラントは、動
力発生系30に熱回収系31および二酸化炭素処理系3
2を組み合わせて構成されている。
【0034】動力発生系30は、例えばタービン軸33
に軸結合させた高圧タービン34、圧縮機35、燃焼器
36を備える中圧タービン37、低圧タービン38、発
電機39を備えるとともに、復水器40、復水ポンプ4
1、水排出系42、給水ポンプ43を備え、燃焼器36
に燃料として炭化系水素CHnOHを、酸化剤として酸
素ガスOを供給し、二流体ガスを生成し、その二流体
ガスを中圧タービン37で膨張仕事をさせ、膨張仕事を
終えたタービン排気(二流体ガス)を熱回収系31で回
収させるようになっている。
【0035】また、動力発生系30は、熱回収系31で
熱を回収させた中圧タービン37からのタービン排気
(二流体ガス)の一部を、二流体ガス回収系31aを介
して圧縮機35に供給し、ここで圧縮し、高圧化させ、
その二流体ガスに高圧タービン34の高圧水蒸気供給系
44aから供給される高圧水蒸気を合流させ、合流高圧
二流化ガスを合流高圧二流化ガス系45および熱回収系
31を介して燃焼器36に供給している。
【0036】また、動力発生系30は、高圧タービン3
4の高圧水蒸気系44aから供給される高圧水蒸気の一
部を翼内冷却供給系46を介してタービン翼、例えばタ
ービンノズルやタービン動翼に供給し、ここで翼内部を
冷却後、翼内冷却回収系47を介して燃焼器36に供給
する一方、高圧水蒸気の残りを翼外冷却供給系48を介
して中圧タービン37に供給している。
【0037】また、動力発生系30は、熱回収系31で
熱回収させた中圧タービン37からのタービン排気(二
流体ガス)の残りを連絡管31bを介して低圧タービン
38に供給し、ここで膨張仕事をさせ、その際に発生す
る動力(回転トルク)で発電機39を駆動し、膨張仕事
を終えたタービン排気(二流体ガス)を復水器40に供
給し、ここで凝縮する際に生成される復水を復水ポンプ
41を介して給水ポンプ43に供給し、昇圧して高圧の
給水として熱回収系31に供給する一方、凝縮中に水蒸
気から分離する二酸化炭素を二酸化炭素配管49を介し
て二酸化炭素処理系32に供給するようになっている。
なお、復水ポンプ41は、給水ポンプ43に復水を供給
する際、例えば起動運転時、復水の一部を水排出系42
を介して系外ブローさせている。
【0038】一方、熱回収系31は、再生器50、第1
熱交換器51、第2熱交換器52を互いに直列接続させ
て備える一方、再生器50で中圧タービン37からのタ
ービン排気(二流体ガス)を熱源に利用し、動力発生系
30の合流高圧二流化ガス系45からの合流二流化ガス
を加熱させて動力発生系30の燃焼器36に供給するよ
うになっている。
【0039】また、熱回収系31は、再生器50からの
タービン排気(二流体ガス)を熱源に利用し、動力発生
系30の給水ポンプ43から供給される給水を第2熱交
換器52および第1熱交換器51の順に加熱させ、加熱
後の水蒸気を水蒸気供給系44bを介して高圧タービン
34に供給している。
【0040】他方、二酸化炭素処理系32は、二酸化炭
素用圧縮機53、二酸化炭素分離器54、二酸化炭素貯
蔵容器55、二酸化炭素供給用圧縮機56、二酸化炭素
供給系統57を備え、動力発生系30の復水器40から
二酸化炭素配管49を介して二酸化炭素用圧縮機53に
供給される二酸化炭素ガスを圧縮して高圧化し、その高
圧二酸化炭素ガスを二酸化炭素分離器54で水と二酸化
炭素とに分離させ、分離させた二酸化炭素を一旦、二酸
化炭素貯蔵容器55に貯蔵させた後、二酸化炭素供給用
圧縮機56および二酸化炭素供給系57を介して圧縮機
35に供給し、ここで圧縮して高圧化させ、高圧タービ
ン34の高圧水蒸気供給系44aから供給される高圧水
蒸気を合流させ、合流高圧二流化ガスを合流高圧二流化
ガス系45および熱回収系31の再生器50を介して燃
焼器36に供給するようになっている。
【0041】このように、本実施形態は、二流体ガスを
作動流体とする動力発生系30、熱回収系31、二酸化
炭素処理系32を備え、二流体ガスで動力を発生させて
化石燃料枯渇防止に寄与させるとともに、二酸化炭素処
理系32に二酸化炭素貯蔵器55、二酸化炭素供給用圧
縮機56、二酸化炭素供給系57を備え、二酸化炭素貯
蔵器55に貯蔵させている二酸化炭素を二酸化炭素供給
用圧縮機56で圧縮して高圧化し、二酸化炭素供給系5
7を介して動力発生系30の圧縮機35に供給するの
で、圧縮機35内で二流化ガスに含まれている水蒸気の
分圧を下げて水蒸気凝縮に基づく液滴等を発生させるこ
とがない。
【0042】したがって、本実施形態では、圧縮機35
等の内部に水蒸気凝縮に基づく液滴等を発生させないの
で、液滴等の圧縮機翼の衝突に基づく損傷を確実に防止
することができる。
【0043】また、本実施形態は、動力発生系30の復
水器40で二流体ガスから分離する二酸化炭素を二酸化
炭素処理系32を介して動力発生系30の圧縮機35に
回収させて再利用を図っているので、無駄のないエネル
ギの有効活用を図ることができる。
【0044】図2は、本発明に係るタービンプラントの
第2実施形態を示す概略系統図である。なお、第1実施
形態の構成部分と同一構成部分には同一符号を付す。
【0045】本実施形態に係るタービンプラントは、熱
回収系31の再生器50、第1熱交換器51および第2
熱交換器52のそれぞれから生成されるドレンを抜き出
すドレン抜き系58a,58b,58cと、抜き出した
ドレンを一つにまとめて復水器40に回収させるドレン
回収系63を備えたものである。
【0046】このように、本実施形態は、熱回収系31
の再生器50、第1熱交換器51および第2熱交換器5
2のそれぞれから生成されるドレンを抜き出して復水器
40に回収させるドレン抜き系58a,58b,58c
およドレン回収系63を備えているので、再生器50、
第1熱交換器51および第2熱交換器52のそれぞれの
熱交換器中に生成されるドレンの溜りを防止することが
でき、熱交換率を高く維持させることができる。
【0047】図3は、本発明に係るタービンプラントの
第3実施形態を示す概略系統図である。なお、第1実施
形態の構成部品と同一構成部品には同一符号を付す。
【0048】本実施形態に係るタービンプラントは、熱
回収系31の第1熱交換器51と動力発生系30の高圧
タービン34とを結ぶ水蒸気供給系44bから分岐する
水蒸気供給バイパス系59に、気水分離器60を備える
とともに、気水分離器60で分離させる水を動力発生系
30の給水ポンプ43の入口側に供給する分離水供給系
61と、気水分離器60で分離させる水蒸気を高圧ター
ビン34の高圧水蒸気供給系44aに供給する分離水蒸
気供給系62とを備えたものである。
【0049】このように、本実施形態は、第1熱交換器
51と高圧タービン34とを結ぶ水蒸気供給系44bか
ら分岐する水蒸気供給バイパス系59に、気水分離器6
0を備えるとともに、気水分離器60で分離させる水を
給水ポンプ43の入口側に供給する分離水供給系61
と、気水分離器60で分離させる水蒸気を高圧水蒸気供
給系44aに供給する分離水蒸気供給系62とを備え、
気水分離器60で分離させる水と水蒸気との再利用を図
っているので、エネルギの有効活用を図ることができ
る。
【0050】図4は、本発明に係るタービンプラントの
第4実施形態を示す概略系統図である。なお、第1実施
形態の構成部分と同一構成部分には同一符号を付す。
【0051】本実施形態に係るタービンプラントは、熱
回収系31の第1熱交換器51と動力発生系30の高圧
タービン34とを結ぶ水蒸気供給系44bから分岐し、
別置きの補助水蒸気を発生させる補助水蒸気ボイラ64
に接続する補助水蒸気供給系65を備えたものである。
【0052】このような構成を備えるタービンプラント
において、中圧タービン37の運転開始前、補助水蒸気
ボイラ64から発生する補助水蒸気は、補助水蒸気供給
系統65を介して高圧タービン34に供給され、高圧タ
ービン34内に水蒸気を形成して高圧タービン34をウ
ォーミングする。さらに、高圧タービン34から高圧水
蒸気供給系44aに供給される補助水蒸気は、その一部
が翼内冷却供給系46を介して中圧タービン37のター
ビン翼内に供給され、ここでタービン翼内をウォーミン
グする一方、その残りが翼外冷却供給系48を介して中
圧タービン37のタービン翼外に供給され、タービン翼
表面等をウォーミングする。
【0053】また、燃焼器36の着火後、補助水蒸気
は、その一部が翼内冷却供給系46を介して中圧タービ
ン37のタービン翼内に供給され、タービン翼内を冷却
する一方、その残りが翼外冷却供給系48を介して中圧
タービン37のタービン翼外にも供給され、タービン翼
等の表面を冷却する。
【0054】このように、本実施形態は、高圧タービン
34の入口側の水蒸気供給系44bに補助水蒸気供給系
統65を備える補助水蒸気ボイラ64を設け、補助水蒸
気ボイラ64から発生する補助水蒸気で起動前、高圧タ
ービン34、中圧タービン37の内部およびそのタービ
ン翼の内外をウォーミングさせ、起動後、中圧タービン
37のタービン翼等の内外を冷却させるので、起動前、
高圧タービン34や中圧タービン37の空転運転中に発
生する摩擦熱に伴う過加熱を防止することができ、起動
後、中圧タービン37のタービン翼の冷却によりタービ
ン翼の熱応力の発生を防止することができ、動力発生系
30を安定状態で運転させることができる。
【0055】
【発明の効果】以上の説明のとおり、本発明に係るター
ビンプラントは、二流体ガスを作動流体とする動力発生
系の運転に際し、生成される水と二酸化炭素とを分離さ
せる手段を備え、液滴等の少ない二酸化炭素を再びエネ
ルギとして再利用するので、エネルギの有効活用の下、
動力発生系に液滴等の少ない安定運転を行わせることが
できる。
【0056】また、本発明に係るタービンプラントは、
補助水蒸気発生手段を備え、補助水蒸気発生手段から発
生する水蒸気を、起動前、動力発生系のウォーミングと
して用い、起動後、動力発生系の冷却として用いるの
で、動力発生系に過度な熱応力を発生させずに安定運転
を行わせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るタービンプラントの第1実施形態
を示す概略系統図。
【図2】本発明に係るタービンプラントの第2実施形態
を示す概略系統図。
【図3】本発明に係るタービンプラントの第3実施形態
を示す概略系統図。
【図4】本発明に係るタービンプラントの第4実施形態
を示す概略系統図。
【図5】従来のタービンプラントを示す概略系統図。
【符号の説明】
1 動力発生系 2 熱回収系 3 二酸化炭素処理系 4 タービン軸 5 高圧タービン 6 圧縮機 7 燃焼器 8 中圧タービン 9 低圧タービン 10 発電機 11 復水器 12 復水ポンプ 13 給水ポンプ 14 高圧水蒸気供給系 15 合流高圧二流化ガス系 16 翼内冷却供給系 17 翼内冷却回収系 18 翼外冷却供給系 19 二酸化炭素供給系 20 再生器 21 第1熱交換器 22 第2熱交換器 23 水蒸気供給系 24 水排出系 25 二酸化炭素用圧縮機 26 二酸化炭素分離器 30 動力発生系 31 熱回収系 31a 二流体ガス回収系 31b 連絡管 32 二酸化炭素処理系 33 タービン軸 34 高圧タービン 35 圧縮機 36 燃焼器 37 中圧タービン 38 低圧タービン 39 発電機 40 復水器 41 復水ポンプ 42 水排出系 43 給水ポンプ 44a 高圧水蒸気供給系 44b 水蒸気供給系 45 合流高圧二流化ガス系 46 翼内冷却供給系 47 翼内冷却回収系 48 翼外冷却供給系 49 二酸化炭素配管 50 再生器 51 第1熱交換器 52 第2熱交換器 53 二酸化炭素用圧縮機 54 二酸化炭素分離器 55 二酸化炭素貯蔵器 56 二酸化炭素供給用圧縮機 57 二酸化炭素供給系 58a,58b,58c ドレン抜き系 59 水蒸気供給バイパス系 60 気水分離器 61 分離水供給系 62 分離水蒸気供給系 63 ドレン回収系 64 補助水蒸気ボイラ 65 補助水蒸気供給系
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F02C 3/20 F02C 3/20 7/18 7/18 A (72)発明者 山下 勝也 神奈川県横浜市鶴見区末広町二丁目4番地 株式会社東芝京浜事業所内 Fターム(参考) 3G081 BA11 DA21

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料に炭化系水素を用い、酸化剤に酸素
    を用い、燃焼させて水蒸気と二酸化炭素との二流体ガス
    を生成し、この二流体ガスを作動流体として用い、膨張
    仕事をさせて動力を発生させる動力発生系と、この動力
    発生系から発生する二流体ガスのうち、熱を回収し、前
    記二流体ガスを前記動力発生系に供給する熱回収系と、
    前記動力発生系の二流体ガスのうち、水から分離する二
    酸化炭素を処理する二酸化炭素処理系と、二酸化炭素を
    前記動力発生系の圧縮機に供給する二酸化炭素供給系と
    を備えていることを特徴とするタービンプラント。
  2. 【請求項2】 二酸化炭素処理系は、動力発生系の復水
    器から供給される二酸化炭素を圧縮して高圧化する二酸
    化炭素用圧縮機と、高圧二酸化炭素を水と二酸化炭素に
    分離させる二酸化炭素分離器と、分離される二酸化炭素
    を貯蔵する二酸化炭素貯蔵器と、貯蔵後の二酸化炭素を
    高圧化して前記動力発生系の圧縮機に供給する二酸化炭
    素供給用圧縮機とを備えていることを特徴とする請求項
    1記載のタービンプラント。
  3. 【請求項3】 燃料に炭素系水素を用い、酸化剤に酸素
    を用い、燃焼させて水蒸気と二酸化炭素との二流体ガス
    を生成し、この二流体ガスを作動流体として用い、膨張
    仕事をさせて動力を発生させる動力発生系と、この動力
    発生系から発生する二流体ガスのうち、熱を回収し、前
    記二流体ガスを前記動力発生系に供給する熱回収系と、
    前記動力発生系の二流体ガスのうち、水から分離する二
    酸化炭素を処理する二酸化炭素処理系と、前記熱回収系
    から生成されるドレンを前記動力発生系の復水器に回収
    させるドレン回収系とを備えていることを特徴とするタ
    ービンプラント。
  4. 【請求項4】 燃料に炭素系水素を用い、酸化剤に酸素
    を用い、燃焼させて水蒸気と二酸化炭素との二流体ガス
    を生成し、この二流体ガスを作動流体として用い、膨張
    仕事をさせて動力を発生させる動力発生系と、この動力
    発生系から発生する二流体ガスのうち、熱を回収し、前
    記二流体ガスを前記動力発生系に供給する熱回収系と、
    前記動力発生系の二流体ガスのうち、水から分離する二
    酸化炭素を処理する二酸化炭素処理系と、前記熱回収系
    の熱交換器から前記動力発生系の高圧タービンに水蒸気
    を供給する水蒸気供給系から分岐する水蒸気供給系バイ
    パス系と、この水蒸気供給系バイパス系から供給される
    水蒸気のうち、水と水蒸気とに分離させる気水分離器
    と、この気水分離器から分離される水蒸気を前記高圧タ
    ービンの出口側の高圧水蒸気系に供給する分離水蒸気供
    給系と、前記気水分離器から分離される水を前記熱回収
    系の前記熱交換器に供給する分離水供給系とを備えてい
    ることを特徴とするタービンプラント。
  5. 【請求項5】 燃料に炭素系水素を用い、酸化剤に酸素
    を用い、燃焼させて水蒸気と二酸化炭素との二流体ガス
    を生成し、この二流体ガスを作動流体として用い、膨張
    仕事をさせて動力を発生させる動力発生系と、この動力
    発生系から発生する二流体ガスのうち、熱を回収し、前
    記二流体ガスを前記動力発生系に供給する熱回収系と、
    前記動力発生系の二流体ガスのうち、水から分離する二
    酸化炭素を処理する二酸化炭素処理系と、前記熱回収系
    の熱交換器から前記動力発生系の高圧タービンに水蒸気
    を供給する水蒸気供給系に接続する補助水蒸気供給系に
    設ける補助水蒸気ボイラとを備えていることを特徴とす
    るタービンプラント。
  6. 【請求項6】 動力発生系は、熱回収系の熱交換器から
    の水蒸気に膨張仕事をさせて燃焼器に供給する高圧ター
    ビンと、前記熱回収系の熱交換器からの二流体ガスを高
    圧化して前記燃焼器に供給する圧縮機と、前記燃焼器か
    らの二流体ガスを作動流体として膨張仕事をさせる中圧
    タービンと、この中圧タービンからのタービン排気を前
    記熱回収系を介して再び膨張仕事をさせ、発電機を駆動
    する低圧タービンとを備えていることを特徴とする請求
    項1,3,4または5記載のタービンプラント。
  7. 【請求項7】 高圧タービンは、膨張仕事を終えたター
    ビン排気を冷却蒸気として中圧タービンのタービン翼内
    に供給する翼内冷却供給系と、前記タービン排気を冷却
    蒸気として中圧タービンのタービン翼外に供給する翼外
    冷却供給系とを備えていることを特徴とする請求項6記
    載のタービンプラント。
  8. 【請求項8】 熱回収系は、動力発生系の中圧タービン
    からのタービン排気を熱源とし、前記動力発生系の高圧
    タービンおよび圧縮機からの合流高圧二流体ガスを加熱
    させて前記動力発生系の燃焼器に供給する再生器と、前
    記動力発生系の復水器から供給される水を加熱する第2
    熱交換器と、この第2熱交換器からの水蒸気を再び加熱
    して前記動力発生系の高圧タービンに供給する第1熱交
    換器とを備えていることを特徴とする請求項1,3,4
    または5記載のタービンプラント。
  9. 【請求項9】 熱回収系は、再生器、第1熱交換器およ
    び第2熱交換器を直列に接続させることを特徴とする請
    求項1,3,4,5または6記載のタービンプラント。
  10. 【請求項10】 ドレン回収系は、熱回収系の再生器、
    第1熱交換器および第2熱交換器のそれぞれから生成さ
    れるドレンを抜き出すドレン抜き系を備えるとともに、
    各ドレン抜き系のドレンを一つにまとめて動力発生系の
    復水器に回収させることを特徴とする請求項3記載のタ
    ービンプラント。
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