JP2003146465A - 給紙装置 - Google Patents

給紙装置

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JP2003146465A
JP2003146465A JP2001345286A JP2001345286A JP2003146465A JP 2003146465 A JP2003146465 A JP 2003146465A JP 2001345286 A JP2001345286 A JP 2001345286A JP 2001345286 A JP2001345286 A JP 2001345286A JP 2003146465 A JP2003146465 A JP 2003146465A
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sheet
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sheet feeding
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Withdrawn
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JP2001345286A
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English (en)
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Akito Akaishi
明人 赤石
Akichika Furusawa
彰近 古澤
Takao Yorifuji
隆雄 依藤
Ryoji Hirakata
良二 平方
Masabumi Hirano
正文 平野
Kouichi Toshiyuki
宏一 利行
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Casio Computer Co Ltd
Casio Electronics Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Casio Electronics Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 種々の剛性度合いの用紙に対応可能な爪分離
方式により高速搬送の給紙を行う給紙装置を提供するこ
とである。 【解決手段】 本発明の給紙装置は、給紙コロ28と分
離爪39との協働により給紙カセット21に積載された
用紙の最上紙を順次繰り出し、該繰り出された用紙Pの
下面が当接され該用紙Pを上方へ案内する凹面状のター
ンガイド部材と、用紙Pが繰り出され前記ターンガイド
部材に向かう際に用紙の上面を規制案内する上部ガイド
部材33a,33bと、前記ターンガイド部材に案内さ
れる用紙を更に搬送する搬送ローラとを備える。そし
て、前記給紙される用紙Pの剛性度合いに応じて前記上
部ガイド部材33a,33bを選択的に用い、用紙上面
規制案内姿勢を変化させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプリンタ等の画像形
成装置に関し、特に画像形成装置に使用される給紙装置
に関する。
【0002】
【従来技術】図18はプリンタ装置(画像形成装置)の
給紙部の構造を示す断面図である。同図において、給紙
カセット1内に収められた用紙Pは給紙コロ2により押
し出される。このとき、用紙Pは分離爪3に掛かってお
り、給紙コロ2の押し出し力と分離爪3の矯正力により
用紙Pにはループ状の撓みが形成される(以下、単にル
ープを形成する、という)。
【0003】ここで、このループを形成する際、用紙P
には復元力が発生する。そして、給紙リブ4によりこの
ループを潰すことで、用紙Pの復元力は分離爪3の矯正
力を上回り、爪抜けが発生して用紙Pが給紙カセット1
から搬出される。用紙の搬送方向は、用紙ガイド板5に
より設定され、搬送ロール6により本体上部へ搬送され
る。
【0004】尚、従来画像形成装置において高速搬送
(例えば、12ppm以上)の給紙における給紙方式は
ローラ等による捌き方式が一般的であり、爪による捌き
の場合、主に中低速機に用いるのが一般的である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
給紙装置では以下で説明する問題がある。図19(a)
は給紙装置に薄紙をセットした例である。同図(a)に
おいて、給紙カセット1にセットされた薄紙(用紙P)
は給紙コロ2によって、分離爪3から外れようとする。
このとき、給紙コロ2による押出し力と分離爪3による
用紙矯正力により、用紙Pは前述のようにループを形成
する。このループ形成により、用紙Pが元に戻ろうとす
る力が発生し、これが分離爪3の矯正力より大きくなる
と、分離爪3から外れる。
【0006】そして、セットされた用紙Pが坪量の少な
い薄紙であると、所謂紙のコシが弱いので、用紙Pは大
きくループすることにより分離爪3からの抜出し力を発
生させる。しかし、ループが高くなると(例えば、20
mm位の高さになると)、給紙リブ4にガイドとしてで
はなく、詰まる形で当接してしまい、給紙ジャムが発生
する。
【0007】また、図19(b)は、厚紙をセットした
場合の例である。坪量の大きい厚紙の場合、用紙Pのコ
シが強いため、小さいループにて分離爪3の矯正力によ
り強い力が発生し、爪抜けが起こる。そして、用紙ルー
プは低く、給紙リブ4には届かず、給紙リブ4が爪抜け
ガイド機能を果たさない。このため、爪抜けにバラツキ
が生じる。
【0008】一方、高温高湿環境では用紙が水分を吸い
用紙のコシが弱まり、用紙の重量が増して形成されるル
ープが大きくなる。そのため、更に上記ジャムも発生し
やすくなる。さらに、従来、高速画像形成装置の給紙装
置は、前述のようにローラ等による捌き方式にて給紙す
るのが一般的であり、爪捌き(分離)方式はあまり採用
されない。高速給紙搬送では爪の場合、紙の弾性を利用
して分離することは難しいとされ、例えば爪の部分で折
れ曲がってしまう紙折れや、重送の問題が発生する。
【0009】また、図20に示すように、従来の画像形
成装置において給紙カセット1より給紙された用紙Pは
用紙ガイド板5(モールド品または板金部品)に沿って
搬送される。このとき、用紙ガイド板5において反転す
る経路が大きければ用紙Pが用紙ガイド板5に直角に突
き当たることはない。しかし、今日機械を少しでもコン
パクトにするため、反転経路も短く設計され、用紙Pが
用紙ガイド板5にほぼ垂直に突き当たる。
【0010】このため、例えば用紙Pが数十万枚通紙さ
れると、用紙ガイド板5のリブが紙のエッジによって削
れ、同図に示す凹凸形状のバリ部となる。そして、この
バリ部に用紙Pが衝突し、ジャムの原因となる。特に、
給紙速度が速ければ速いほど、この問題は大きい。
【0011】尚、この場合、用紙ガイド板5の表面にコ
ーティングを行う方法もあるが(例えば、フッ素コーテ
ィング等を施す方法もあるが)、コストが嵩む。また、
板金部品(モールド品よりも硬い材質)の用紙ガイド板
5では、給紙速度が速くなると用紙がリブに突き当たる
衝撃が激しくなり、特に高湿時において用紙先端部に紙
折れが生じ、搬送不良が発生する。また、板金部品を平
板(リブをなくした形状)にすると、用紙搬送時の抵抗
が増し、用紙Pを連続通紙すると、紙が帯電して画像に
影響する。
【0012】本発明の第1の課題は、種々の剛性度合い
の用紙に対応可能な爪分離方式により給紙を行う給紙装
置を提供することである。また、本発明の第2の課題
は、耐磨耗性を有するターンガイド部材を提供すること
である。
【0013】また、本発明の第3の課題は、高速な用紙
送りにおいても用紙分離が可能な分離爪を提供すること
である。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の給紙装置は、給
紙コロと分離爪との協働により給紙カセットに積載され
た用紙の最上紙を順次繰り出し、該繰り出された用紙の
下面が当接され該用紙を上方へ案内する凹面状のターン
ガイド部材と、用紙が繰り出され前記ターンガイド部材
に向かう際に用紙の上面を規制案内する上部ガイド部材
と、前記ターンガイド部材に案内される用紙を更に搬送
する搬送ローラとを備える。そして、前記給紙される用
紙の剛性度合いに応じて前記上部ガイド部材による用紙
上面規制案内姿勢を変化させるべく、前記上部ガイド部
材を構成する。
【0015】この際、前記上部ガイド部材は手動操作可
能に構成されていてもよい。また、前記上部ガイド部材
は自動操作可能に構成されていてもよい。また、前記用
紙の剛性度合いは、例えば用紙の厚さを指標とする用紙
種類、環境度合い等である。
【0016】また、本発明の給紙装置は、給紙カセット
内に積載された用紙種類を検知する用紙種検知手段を更
に備え、該用紙種検知手段の検知に基づいて、前記上部
ガイド部材を自動制御してもよい。また、本発明の給紙
装置は、用紙が給紙される際の環境を検知する環境検知
手段を更に備え、該環境検知手段の検知に基づいて、前
記上部ガイド部材を自動制御してもよい。
【0017】尚、上記した環境とは例えば湿度であり、
環境検知手段とは例えば湿度センサである。このよう
に、用紙の剛性度合いに応じて、上部ガイド部材による
用紙上面規制案内姿勢を変化させることにより、種々の
剛性度合いの用紙に対応可能な爪分離方式により給紙を
行う給紙装置が提供できる。
【0018】また、前記ターンガイド部材が凹面部と該
凹面部に配設された補助コロを備えていてもよい。この
際、該給紙コロは用紙が該ターンガイド部材に当たると
きの衝撃を緩和する。また、前記ターンガイド部材が退
避可能で、前記ターンガイド部材を給紙タイミングに応
じて移動制御するターンガイド部材制御手段を備えてい
てもよい。この際、該ターンガイド部材制御手段は用紙
が該ターンガイド部材に当たるときには、該ターンガイ
ド部材を寝かせておく。すなわち、該ターンガイド部材
を用紙の進行方向とのなす角が小さくなる方向に傾けて
おく。そして、用紙が後段の搬送ローラに届くまでに、
該ターンガイド部材を起こす。
【0019】このように、用紙がターンガイド部材に当
たる際の衝撃を緩和することで、耐磨耗性を有するター
ンガイド部材を提供できる。また、用紙を分離するため
に掛かる爪(分離爪)において、隅部、稜線をR0.3
〜0.6mmでつなぐように構成する。
【0020】このように、分離爪の形状を変えること
で、用紙端部がスムーズに抜け、高速な用紙送りにおい
ても用紙分離が可能となる分離爪が提供できる。
【0021】
【発明の実施形態】以下、本発明の実施の形態を図面を
参照しながら説明する。 <第1の実施形態>図1は、所謂タンデム方式のカラー
プリンタ装置の例である。このプリンタ装置は、不図示
のケーブルによってパーソナルコンピュータ等のホスト
機器に接続されている。
【0022】同図のプリンタ装置11の内部構成は、画
像形成部12、両面印刷用搬送ユニット13、及び給紙
部14で構成されている。ここで、画像形成部12は、
4個の画像形成ユニット15〜18を並設した構成であ
り、同図の紙面右側から左側に向かってマゼンダ
(M)、シアン(C)、イエロー(Y)、ブラック
(K)の順に配設されている。この中で、マゼンダ
(M)、シアン(C)、イエロー(Y)の画像形成ユニ
ット15〜17は、減法混色によりカラー印刷を行う構
成であり、ブラック(K)の画像形成ユニット18は、
モノクロ印刷に使用する。
【0023】ここで、上記各画像形成ユニット15〜1
8は、それぞれドラムセットC1とトナーセットC2で
構成され、現像容器に収納された現像剤を除いて同じ構
成である。そこで、例えばイエロー(Y)用の画像形成
ユニット17を例にして、構成を説明する。
【0024】ドラムセットC1には、感光体ドラム9、
帯電器10a、クリーナ10eなどが収納され、またド
ラムセットC1の上方には印字ヘッド10bが配置され
ている。また、トナーセットC2には、現像ロール10
cやトナーが収納されている。
【0025】感光体ドラム9は、その周面が例えば有機
光導電性材料で構成され、感光体ドラム9の周面近傍に
は、帯電器10a、印字ヘッド10b、現像ロール10
c、転写器10d、クリーナ10eが順次配設されてい
る。感光体ドラム9は、矢印方向に回動し、先ず帯電器
10aからの電荷付与により、感光体ドラム9の周面を
一様に帯電する。そして、印字ヘッド10bからの印字
情報に基づく光書き込みにより、感光体ドラム9の周面
に静電潜像を形成し、現像ロール10cによる現像処理
によりトナー像を形成する。このとき、感光体ドラム9
の周面に形成されるトナー像は、トナーセットC2に収
納したイエロー(Y)色のトナーによる。
【0026】このようにして、感光体ドラム9の周面に
形成されるトナー像は、感光体ドラム9の矢印方向の回
動に伴って転写器10dの位置に達し、感光体ドラム9
の真下を矢印方向に移動する用紙に転写される。一方、
用紙の搬送は、前述の給紙部14を構成する給紙カセッ
ト21、待機ロール22、搬送ベルト23、駆動ロール
24などで構成され、給紙コロ28の回動により、給紙
カセット21から搬出された用紙は、待機ローラ対22
まで送られ、更にトナー像に一致するタイミングで搬送
ベルト23上に送られ、各転写器10dに達する。そし
て、各転写器10dにおいてトナー像が転写され、トナ
ー像が転写された用紙は搬送ベルト23の移動に従っ
て、搬送ベルト23上を矢印方向に移動し、定着ユニッ
ト25において熱定着処理が施される。
【0027】また、用紙の上面には、上記イエロー
(Y)のトナー像のみならず、マゼンダ(M)、及びシ
アン(C)のトナー像も転写され、前述の減法混色に従
った色の印刷が行われる。尚、上述の用紙は給紙カセッ
ト21から搬出される用紙のみならず、MPFトレー2
6から供給される用紙も含まれ、この場合には、用紙は
給紙コロ26aによって搬入され、前述の経路に沿って
印刷処理が行われる。
【0028】また、上記定着ユニット25は、熱ロール
25a(以下では定着ロールと呼ぶ)、プレスロール2
5b、及びオイル塗布ロール25cで構成され、用紙が
上述の定着ロール25aとプレスロール25bの間を挟
持搬送される間、用紙に転写された例えば複数色のトナ
ー像を溶融して用紙に定着する。また、オイル塗布ロー
ル25cは、定着ロール25a周面に離型性オイルを塗
布すると共に定着ロール25aに残るトナーを除去する
機能を有する。
【0029】尚、定着ユニット25によってトナー像が
定着された用紙は切換フラップ27を介して上方、又は
紙面左方向に搬送される。例えば、上方に案内された用
紙は、排紙ロール29a、29bを介して排紙部へ案内
される。一方、両面印刷用搬送ユニット13は、装置本
体に対して着脱自在に構成され、本例のプリンタ装置1
1によって両面印刷を行う際、装着するユニットであ
り、内部に複数の逆搬送ローラ対30a〜30eが配設
されている。両面印刷の場合には、上記切換フラップ2
7によって一旦上方に用紙が送られ、例えば用紙の後端
が搬送ロール29aに達したとき、用紙の搬送を停止
し、更に用紙を逆方向に搬送する。この制御によって、
用紙は点線で示す位置に設定された切換フラップ27の
左側を通り、両面印刷用搬送ユニット13の用紙搬送路
に搬入され、逆搬送ローラ対30a〜30eによって用
紙が逆方向に送られ、待機ローラ対22に達し、前述し
たように、トナー像と一致するタイミングで転写部に送
られ、トナー像が用紙の裏面に転写される。
【0030】図2は本実施形態における給紙構造を示す
図であり、同図(a)は上記構成のプリンタ装置11の
給紙部を拡大した図であり、同図(b)はその断面図で
ある。本実施形態においては、給紙フレーム31とリブ
33(33a、33b)は別部品である。
【0031】同図において、丸軸にリブ小33bとリブ
大33aを向きを合わせて取り付けた回転式給紙リブ3
4を給紙フレームに設置する。この回転式給紙リブ34
は通紙中には回転せず、その位置は固定している。そし
て、給紙カセット21内にセットされている用紙の種類
に応じて、リブ小33bとリブ大33aから適切なリブ
を選択する。この選択は回転式給紙リブ34を回転させ
ることによって行う。
【0032】このリブの設定を手動で行う場合、給紙カ
セット21に設置されている用紙表示装置35にギヤ3
7aを取り付け、回転式給紙リブ34にもギヤ37bを
取り付ける。この2つのギヤ37a、37bをラック3
8と組み合わせることで、用紙表示装置35を「薄紙」
表示から「厚紙」表示へ回転させたとき、回転式給紙リ
ブ34もこれに連動して回転し、リブ小33bからリブ
大33aに変更できる。また、リブ大33aからリブ小
33bへの変更も同様に行うことができる。
【0033】また、図2では、手動でリブ形態を変化さ
せるようにしているが、駆動機構(例えば、ギヤ37
a、37bを回転させる機構、ソレノイド等を設け、用
紙種(腰の強さ)に応じて給紙カセット21内に収納さ
れている用紙の種類を検知し、その検知結果に応じて駆
動機構を自動的に制御させることもできる。
【0034】次に、上記リブの設定を用紙の種類に基づ
いてどのように行うかを図3に示す。図3(a)は給紙
カセット21内に厚紙をセットしたときのリブの状態で
ある。この状態は、前述の図2に示す回転式給紙リブ3
4を回転させ、リブ大33aを下の位置に固定させた状
態である。厚紙はループ形成の際の高さが低く、リブ大
33aに詰まるような形で当たることはなく、ループの
頂点がリブ大33aに当たるようにリブ位置を設定す
る。このように構成することによって、ループが潰れて
用紙の復元力が増大し、分離爪39から安定して外すこ
とができ、給紙ジャムを防止できる。
【0035】図3(b)は給紙カセット21内に、薄紙
をセットしたときのリブの状態である。この状態は前述
の図2の回転式給紙リブ34を回転させ、リブ小33b
を下の位置に固定する。薄紙は給紙時のループが高いこ
と、及び用紙のコシが弱く、リブに当てるとジャムする
可能性がある。そこで薄紙用のリブ小33bは用紙ルー
プから逃げる形を取り、用紙Pに当てるのは最小限に留
めている。
【0036】このように、厚紙、薄紙によりリブを使い
分けることによって、ジャムの発生を防止できる。ま
た、リブ小33bには、薄紙をジャムしないように小さ
く当てるので、通紙しやすいように、表面粗さの小さい
材質のリブとし、リブ大33aは厚紙が大きく当たるの
で、通紙の際、リブが磨耗しないように硬度の硬い材質
とし、2種類のリブを持つことによって、更にジャムを
防止し、通紙によるリブの磨耗も少なくすることができ
る。
【0037】また、給紙カセット21にセットされた用
紙Pは矢印方向に回転する給紙コロ28と分離爪39に
よって捌かれ、前述の搬送ロールを経てプリンタ本体へ
と給紙される。このとき、分離爪39より用紙Pが捌か
れ抜けていく方向を図4に示す。同図において、用紙P
が給紙コロ28により矢印a方向に送り出されるとき、
用紙Pの先端両角は分離爪39により撓みながら捌かれ
矢印b方向に抜けていく。
【0038】この用紙Pが抜けていく分離爪39の構成
を図5に示す。尚、図5(a)は従来の分離爪の形状を
示す図であり、用紙の撓む過程で用紙端部が爪内曲げ隅
部(イ)や爪捌き部稜線(ハ)、爪稜線/内曲げ交点
(ニ)のエッジにより用紙が引っかかりジャムとなるこ
とがある。
【0039】一方、同図(b)は本実施形態の分離爪3
9の形状を示す図である。同図(b)において、上記従
来例の爪形状の問題を改善するため、爪内曲げ隅部
(ト)、爪捌き部稜線(チ)、爪稜線/内曲げ交点
(ホ)にR0.3〜0.6mmのテーパを形成すること
により、用紙を矢印(ヘ)方向にスムーズに送り出すよ
うに構成する。
【0040】また、上記のように、爪内曲げ隅部
(ト)、爪捌き部稜線(チ)、爪稜線/内曲げ交点
(ホ)をR0.3〜0.6mmでつなぐことに加え、爪
稜線部テーパ(リ)、爪稜線/内曲げ交点(ホ)の部分
まで設けることで厚手の用紙のように弾性のあるもので
も爪からの抜けを良くし、安定した捌きが可能である。
【0041】また、図6(a)に示すように、用紙ガイ
ド板40に搬送補助コロ47を用紙Pが突き当たる辺り
に設け、リブの削れを防止する。尚、同図(b)は、同
図(a)の断面構成を示す図である。また、図7(a)
に示すように、搬送補助コロ48を複数個設けるように
してもよい。この場合、搬送補助コロ47は用紙ガイド
板40のリブ間に設け、用紙Pがリブに突き当たらない
ようにする。この構成により、用紙ガイド板40のリブ
削れは防止できる。尚、同図(b)は、同図(a)の断
面構成を示す図である。
【0042】さらに、上記のように搬送補助コロ47、
48を設ける構成の他、図8、図9に示すように構成し
てもよい。具体的には、図8(a)に示すように、先ず
給紙カセット21より給紙された用紙Pを予め斜めに寝
かせた状態にセットされた用紙ガイド板43に這わせ、
搬送ローラ50に達する前にソレノイド51により用紙
ガイド板43を移動する(図8(b)に示す矢印c方向
に用紙ガイド板43を移動する)。すなわち、ソレノイ
ド51を駆動し、ソレノイドレバ52を介して用紙ガイ
ド板43を矢印c方向に引き起こし、用紙の搬送をガイ
ドする。
【0043】このように構成することにより、図9
(a)に示すように用紙ガイド板43は引き起こされ、
用紙が搬送される。したがって、従来用紙Pが用紙ガイ
ド板43に直角に当たっていた構成が、本実施形態では
斜めにガイドされながら用紙が上方に移動し、リブに直
接当たることがなく、耐磨耗性が向上し、リブ削れも解
消できる。尚、同図(b)は、同図(a)の状態におけ
るソレノイド51、ソレノイドレバ52の状態を示す図
である。
【0044】尚、以上の説明では、リブについて2種類
とも別パーツとしたが、1種類(例えば、リブ小)は給
紙フレームと一体型とし、他の1種類(例えば、リブ
大)は半回転型とした機構とし、厚紙時は半回転させて
リブ大を設定する機構としてもよい。
【0045】また、環境を検知するセンサなどを設け、
そのセンサにより環境を検知し、検知結果に基づいて上
記駆動機構を制御することも可能である。以下、このよ
うな変形例について説明する。図10に環境に応じてリ
ブの高さを自動的に設定する機構を示す。
【0046】図10の変形例において、給紙フレーム6
1とは別部品とした給紙リブ62を給紙フレーム61に
設置する。給紙リブ62には、ソレノイド63を設置す
る。ソレノイド63は、プリンタ本体に設置されている
温湿度センサより信号を受けて稼動する。また、ソレノ
イド63には、動作伝達用のバー64を取り付け、給紙
リブ62と連動するようにする。
【0047】図10(a)に示すように、先ず常湿環境
においては通常のリブ高さにおいて、前記の用紙ループ
が給紙リブ62によって潰され、爪抜けが可能である。
また、図10(b)に示すように、高湿環境では、温湿
度センサの信号によって、ソレノイド63が降下(稼
動)する。これに連動して、給紙リブ62が上に上が
る。
【0048】例えば、薄紙は高湿環境下では水分を吸い
コシがなくなり、常湿時よりループ形成が不安定になる
か高くなる。このとき、給紙リブ62は常湿時より上部
に上がっているので、給紙リブ62に当てるのは最小限
にでき、給紙ジャムを防止できる。
【0049】尚、上記した変形例においては、リブの高
さの設定方法として、温湿度センサとソレノイドによる
自動設定で行ったが、リブの高さ設定を温湿度センサに
よる検知信号に基づき、レバー等による手動設定により
行ってもよい。また、環境状態と用紙種を組み合わせる
ことによって、より細かい段階的な設定を行うこともで
きる。すなわち、給紙される用紙に適した給紙リブ形態
とすることもできる。 <第2の実施形態>次に、本発明の第2の実施形態につ
いて説明する。本例はオプション給紙装置を配設する構
成である。
【0050】従来、給紙に関連して、オプション給紙装
置としてCPF装置(カセット・ペーパー・フィーダ
ー)が使用される。これはユーザが種々の紙サイズを使
用する際に便利であり、また大容量給紙装置において、
大量の紙をセットできることが特徴である。しかし、多
種多様の紙を使用したいユーザにとってはCPF装置を
積み重ねるため、装置全体の高さが高くなり操作性や用
紙等のセット性が悪くなる。
【0051】また、図11に示すように、CPF装置6
1a〜61dと大容量給紙装置62を合体させた場合、
CPF装置側の大容量給紙挿入口は一番上のCPF装置
61aの挿入口しか使用しないことになり、他のCPF
装置61b〜61dには不要部品を組み付けているとい
う問題が発生する。通常、大容量給紙装置62の給紙部
は上側に設けられ、CPF装置のA部より給紙され、本
体装置に搬送される。しかし、その他の給紙口(B部)
は使用されることがなく不要部品となっている。
【0052】また、多種多様の紙を使用したいユーザに
はCPF装置を多段にしなければならず、装置の高さが
高くなり操作性が悪い。本実施形態においては、図1
2、図13に示すように、大容量給紙装置62内の給紙
部63は図13の矢印Cで示す上下方向に稼動が可能で
あり、給紙部63がセットされている大容量カセットの
み図13の矢印D方向にスライドして給紙を行う。
【0053】このように構成することにより、各CPF
装置61a〜61dの給紙口より給紙が行え、且つ用紙
の種類も増やすことが可能となり多種多様の用紙をセッ
トできる構成となる。また、上記説明では、大容量給紙
装置62内に大容量カセット64a〜64dを設け、ユ
ーザの選択給紙形態が多く可能な構成としたが、図14
に示すように各CPF装置61a〜61dに直接APF
装置65a〜65dを装着し、各給紙口より装置本体に
搬送させるように構成してもよい。 <第3の実施形態>次に、本発明の第3の実施形態につ
いて説明する。本例はベルトクリーニング機構を有する
構成である。
【0054】図1に示すように、プリンタ装置11の搬
送ベルト23には、搬送ベルト23に付着した廃トナー
や紙粉を除去するためにベルトクリーナ67が設けられ
ている。上記廃トナー等はベルト外周に押圧されたブレ
ード68により掻き取られ、搬送スクリュー69により
ベルトクリーナ67の一端に搬送され、着脱自在のクリ
ーニングボトル70に回収される。
【0055】従来、クリーニングボトル70とベルトク
リーナ67との着脱機構において、以下の2つの問題が
ある。先ず従来、廃トナー排出口のシャッタを閉じる機
構は存在するが、廃トナーが回収されたクリーニングボ
トル70を外すとき、廃トナーがこぼれるという問題が
ある。
【0056】また従来、廃トナーを回収するクリーニン
グボトル70の廃トナー受入れ口をシール、又はキャッ
プ等で閉じる機構であり、廃トナーこぼれにより、周囲
が汚れ、又操作する人が汚れ、再着脱し難いという問題
がある。図15に本実施形態のプリンタ装置のベルトク
リーニング機構を示す。同図において、廃トナーケース
71と廃トナーボトル70で構成する廃トナー回収機構
において、廃トナーケース71の排出口72と廃トナー
ボトル70の受け口75にシャッター74、77をそれ
ぞれ設ける。
【0057】廃トナーケース71内には廃トナーを排出
口72に搬送する廃トナー搬送部材77が位置する。排
出口72には廃トナー排出口シャッター74があり、シ
ャッター74は部材73によって排出口72を常に閉じ
る方向に押されている。廃トナーボトル70内には、廃
トナー受け口75に廃トナーボトル70のシャッター7
8があり、シャッター78は部材79で受け口75を閉
じる方向に常に押されている。廃トナーケース71と廃
トナーボトル70はそれぞれのシャッター74、78に
より常に閉じられている。このため、図15(a)に示
すように、それぞれ分離していても、廃トナーは内部か
らこぼれない。
【0058】一方、廃トナーケース71と廃トナーボト
ル70が図15(b)に示すように接したとき、どちら
のシャッターも外部から力が加わらないので、シャッタ
ー74、77は動かずトナーがこぼれない。図15
(c)に示す廃トナーケース71と廃トナーボトル70
の取り付け時には互いにシャッターを押して、廃トナー
は廃トナー排出口72から廃トナーボトル70に流れて
いく。廃トナーボトル70を取り外すときには、廃トナ
ーケース71のトナー排出口72がシャッター74で閉
じられているため、廃トナーが廃トナーボトル70の外
にこぼれない。
【0059】このように、廃トナーボトル70にシャッ
ター75を設けることにより、廃トナー受け口72に触
れずに閉じることができる。また、廃トナーケース71
と廃トナーボトル70の両方にシャッター74、78を
それぞれ設けることにより、廃トナー着脱時の廃トナー
こぼれを防げる。
【0060】また、廃トナーボトル70内にシャッター
77を設けることにより、廃トナーの着脱が容易にで
き、再着脱も可能になり、廃トナーボトル70の再利用
が可能となる。尚、シャッターを閉じる部材は、バネ材
としたが、弾性部材であればよい。
【0061】また、廃トナーボトルに廃トナー取り出し
口を設けて廃トナーを廃棄して、廃トナーボトルの再利
用ができ、廃トナーのみを容易に回収できる。また、廃
トナーボトル内にポリ袋などの袋状のものを内臓してお
き、廃トナー回収時には、この袋を取り出すことで、廃
トナーの取り出し処理を容易にできる。 <第4の実施形態>次に、本発明の第4の実施形態につ
いて説明する。本例はプロセスユニットの検知機構を有
する構成である。
【0062】図16に従来の新旧検知機構を示す。同図
において、DS(ドラムセット)の未使用品か使用品か
を検知するスイッチ(検知板80)は、ケースより突出
している。したがって、消耗品を本体にセットする際、
本体側の検知板とぶつかり、破損する問題がある。
【0063】また、外観上、未使用品と使用品とでは、
検知板の位置が異なるのみで、その区別がつきにくく、
オペレータは未使用品を使用品と誤って装着する場合も
ある。図17は、本実施形態の検知機構を示す図であ
る。同図(a)に示すように、未使用の消耗品がセット
されていない状態では、検知板81、バネ86、スライ
ダー87を配置し、検知板81がケースから突き出ない
ように構成する。
【0064】一方、図17(b)に示すように、未使用
の消耗品がセットされた際、搬送ギヤ85が回転し、検
知板81が押し出される。そして、検知板82と接触
し、検出スイッチはオン状態となり、消耗品は未使用で
あると検出される。検出後、検知板81は搬送ギヤ85
と同軸に配置されたネジから外れる(すなわち、おネジ
の搬送軸83と、めネジの搬送軸受け84が互いに外れ
る)。そして、検知板81はバネ86により押出され収
納される。また、検知板81用の開口部はスライダー8
7により遮蔽される。
【0065】また、使用品がセットされた際、同様に搬
送ギヤ85が回転するが、軸は空転し、検出スイッチは
オフ状態が継続され、消耗品は使用品であると検出され
る。一方、検知板81用の開口部を遮蔽したスライダは
例えば赤色に着色されている。
【0066】このように、本実施形態では、検知板81
がケースから突き出ないように構成した。このことによ
り、消耗品をセットする際、本体側の検知板と衝突し、
検出スイッチが破損することを防止できる。また、検知
板81用の開口部を遮蔽したスライダは着色されてお
り、外観から消耗品が使用品か未使用品かを容易に識別
できる。
【0067】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれ
ば、給紙フレームと一体であった給紙リブを別パーツと
し、更に大型のリブと小型のリブの2種類のリブを備え
た回転式の給紙リブとすることにより、薄紙では給紙リ
ブ詰まりによる給紙ジャムを防げる。また、厚紙では爪
抜けによる給紙ジャムを防げる。
【0068】また、爪の隅部、稜線をテーパでつなぐこ
とで、用紙端部がスムーズに抜け、高速な用紙送りにお
いても用紙分離が可能となる。また、用紙ガイド板が凹
面部と該凹面部に配設された補助コロを備える構成とす
る構成、及び用紙ガイド板が退避可能であり、該用紙ガ
イド板を給紙タイミングに応じて移動制御することで、
用紙ガイド板の耐磨耗性が向上し、用紙ジャムも防止で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態のプリンタ装置の側断面図である。
【図2】本実施形態の給紙部を示す図であり、(a)は
その拡大図、(b)はその断面図である。
【図3】カセット内に、用紙をセットしたときのリブの
状態を示す図であり、(a)は厚紙をセットしたとき、
(b)は薄紙をセットしたときの状態を示す図である。
【図4】爪より用紙が捌かれ抜けていく方向を示す図で
ある。
【図5】爪の構成を示す図であり、(a)は従来の爪構
成を、(b)は本実施形態の爪構成を示す図である。
【図6】本実施形態の用紙ガイドバンの構成を示す図
(補助コロ:その1)であり、(a)はガイドバン近傍
の側断面図、(b)はガイドバンの断面構成を示す図で
ある。
【図7】本実施形態の用紙ガイドバンの構成を示す図
(補助コロ:その2)であり、(a)はガイドバン近傍
の側断面図、(b)はガイドバンの断面構成を示す図で
ある。
【図8】本実施形態の用紙ガイドバンの構成を示す図
(退避:その1)であり、(a)はガイドバン近傍の側
断面図、(b)はソレノイドの状態を示す図である。
【図9】本実施形態の用紙ガイドバンの構成を示す図
(退避:その2)であり、(a)はガイドバン近傍の側
断面図、(b)はソレノイドの状態を示す図である。
【図10】本実施形態の給紙部の変形例を示す図であ
り、(a)は常湿環境時を、(b)は高湿環境時を示す
図である。
【図11】従来例のオプション給紙装置の側断面図であ
る。
【図12】本実施形態のオプション給紙装置の側断面図
である。
【図13】本実施形態のオプション給紙装置の側断面図
である。
【図14】本実施形態のオプション給紙装置の側断面図
である。
【図15】本実施形態のベルトクリーニング機構を示す
図である。
【図16】プロセスユニットの新旧検知機構を示す図で
ある。
【図17】本実施形態のプロセスユニットの新旧検知機
構を示す図であり、(a)は未使用の消耗品がセットさ
れていない状態、(b)は未使用の消耗品がセットされ
た状態を示す図である。
【図18】従来例の給紙部を示す図である。
【図19】従来例のカセット内に、用紙をセットしたと
きのリブの状態を示す図であり、(a)は薄紙をセット
したとき、(b)は厚紙をセットしたときの状態を示す
図である。
【図20】従来例の用紙ガイドバンの構成を示す図であ
る。
【符号の説明】
9 感光体ドラム 10a 帯電器 10b 印字ヘッド 10c 現像ロール 10d 転写器 10e クリーナ 11 プリンタ装置 12 画像形成部 13 両面印刷用搬送ユニット 14 給紙部 15〜18 画像形成ユニット 21 給紙カセット 22 待機ロール 23 搬送ベルト 24 駆動ロール 25 定着ユニット 25a 熱ロール 25b プレスロール 25c オイル塗布ロール 26 MPFトレー 26a 給紙コロ 27 切換フラップ 29a、29b 搬送ロール 30a〜30e 逆搬送ローラ対 33a リブ大 33b リブ小 34 回転式給紙リブ 37 ギヤ 39 分離爪 40 用紙ガイド板 47、48 搬送補助コロ 51 ソレノイド 52 ソレノイドレバー 61 給紙フレーム 61a〜61d CPF装置 62 給紙リブ 63 ソレノイド 64 動作伝達用のバー 62 大容量給紙装置 67 ベルトクリーナ 68 ブレード 69 搬送スクリュー 70 クリーニングボトル 71 廃トナーケース 72 廃トナー排出口 73,76 シャッター部材 74,77 シャッター 75 廃トナー受け口 81,82 検知板 83 搬送軸 84 搬送軸受け 85 搬送ギヤ 86 バネ 87 スライダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 古澤 彰近 東京都東大和市桜が丘2丁目229 番地 カシオ計算機株式会社東京事業所内 (72)発明者 依藤 隆雄 東京都東大和市桜が丘2丁目229 番地 カシオ計算機株式会社東京事業所内 (72)発明者 平方 良二 東京都東大和市桜が丘2丁目229 番地 カシオ計算機株式会社東京事業所内 (72)発明者 平野 正文 東京都東大和市桜が丘2丁目229 番地 カシオ計算機株式会社東京事業所内 (72)発明者 利行 宏一 東京都東大和市桜が丘2丁目229 番地 カシオ計算機株式会社東京事業所内 Fターム(参考) 3F101 FA01 FA02 FA03 FB01 FB02 FE01 FE02 LA01 LA07 LB01 3F343 FA02 FB01 FC01 FC03 GA01 GB01 GC01 GD02 GE02 HB03 HC04 HE07 JA01 JD03 JD11 JD21 JD31 JD32 KA02 KA04 KA13 KB05 KB06 LA03 LB04 LB08 LC02 LC03 LC05 LD11 LD12 LD25 MA03 MA05 MA47 MB04 MB14 MC03 MC05 MC06

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給紙コロと分離爪との協働により給紙カ
    セットに積載された用紙の最上紙を順次繰り出し、該繰
    り出された用紙の下面が当接され該用紙を上方へ案内す
    る凹面状のターンガイド部材と、用紙が繰り出され前記
    ターンガイド部材に向かう際に用紙の上面を規制案内す
    る上部ガイド部材と、前記ターンガイド部材に案内され
    る用紙を更に搬送する搬送ローラとを備えた給紙装置に
    おいて、 前記給紙される用紙の剛性度合いに応じて前記上部ガイ
    ド部材による用紙上面規制案内姿勢を変化させるべく、
    前記上部ガイド部材を構成したことを特徴とする給紙装
    置。
  2. 【請求項2】 前記上部ガイド部材は手動操作可能に構
    成されていることを特徴とする請求項1記載の給紙装
    置。
  3. 【請求項3】 前記上部ガイド部材は自動操作可能に構
    成されていることを特徴とする請求項1記載の給紙装
    置。
  4. 【請求項4】 前記用紙の剛性度合いが用紙の厚さを指
    標とする用紙種類であることを特徴とする請求項1、
    2、又は3記載の給紙装置。
  5. 【請求項5】 前記用紙の剛性度合いが環境度合いであ
    ることを特徴とする請求項1、2、又は3記載の給紙装
    置。
  6. 【請求項6】 給紙カセット内に積載された用紙種類を
    検知する用紙種検知手段を更に備え、 該用紙種検知手段の検知に基づいて、前記上部ガイド部
    材を自動制御することを特徴とする請求項1、2、又は
    3記載の給紙装置。
  7. 【請求項7】 用紙が給紙される際の環境を検知する環
    境検知手段を更に備え、 該環境検知手段の検知に基づいて、前記上部ガイド部材
    を自動制御することを特徴とする請求項1、又は3記載
    の給紙装置。
  8. 【請求項8】 前記ターンガイド部材が凹面部と該凹面
    部に配設された補助コロを備えることを特徴とする請求
    項1、2、又は3記載の給紙装置。
  9. 【請求項9】 前記ターンガイド部材が退避可能で、前
    記ターンガイド部材を給紙タイミングに応じて移動制御
    するターンガイド部材制御手段を備えることを特徴とす
    る請求項1、2、又は3記載の給紙装置。
JP2001345286A 2001-11-09 2001-11-09 給紙装置 Withdrawn JP2003146465A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8002271B2 (en) 2005-05-31 2011-08-23 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming apparatus with curl correction using guide ribs

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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