JP2003146254A - 車の旋回補助翼 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【課題】 自動車の旋回時に働く遠心力を軽減させるた
めに主動翼の揚力と補助動翼の作用による装置よりも高
効率にかつ安定した力を得て自動車の旋回時に働く遠心
力を軽減させること 【解決手段】 自動車の旋回時、風向計と風力計により
計測された風力、風向きとハンドルの角度をあらかじめ
設定しておいたシステムをとうして動翼を動かし、揚力
を発生させ旋回時の車に働く遠心力を軽減させる。

Description

【発明の詳細な説明】 【発明の属する技術分野】

【０００１】 本発明は、自動車の旋回時に発生する遠
心力を軽減するべく車体に設けられた空力構造に関する
ものである。

【従来の技術】

【０００２】 特開平８−０５８６３６には遠心力軽減
装置が記載されている。従来の技術はこのように主動翼
の揚力と補助動翼の作用により遠心力を軽減させてい
た。

【発明が解決しようとする課題】

【０００３】 本発明は、上記遠心力軽減装置よりも高
効率に、かつ安定した力を得て自動車の旋回時に発生す
る遠心力を軽減、もしくは打ち消す目的で発明されたも
のである。

【課題を解決するための手段】

【０００４】 自動車の旋回時、風向計と風力計により
計測された風力、風向きとハンドルの角度などを、あら
かじめ設定しておいたシステムをとうして動翼を動か
し、揚力を発生させ、それにより車体に働く遠心力を軽
減させる。

【発明の実施の形態】

【０００５】 風向計、風力計、動翼、を車体に取り付
け、ハンドルと共にそれらを連動させる。

【実施例】

【０００６】 本発明の実施例を図面を参照しながら説
明する。図１、車体の１風力計、２風向計が常に風を受
け、動翼を使用しない場合は、図４、動翼の７動台によ
り常に風向と平行に動翼を動かし動翼の風の抵抗を最小
減にすることができ、これを待機位置とする。動翼を使
用する場合には、ハンドルの角度、風向、風力を予め設
定しておいたシステムをとうし、図４、１２関節に動力
を伝え動翼の９支柱を図５のように働かせ、図５、３制
風板が４翼に対応しスライドして旋回方向とは逆側へ図
３のように動翼を動かし、４翼がたるみをもち、前方か
らの風により、なめらかな曲線になり、スムーズに風を
うけ、効率良く揚力を得ることができ、旋回方向側に揚
力が働くようにして、遠心力を軽減、もしくは打ち消
す。又、動翼は左右に動かせるため左右に揚力を発生さ
せることができ、待機位置は動翼使用中も常に作動して
いて、風向を常に動翼の正面とし安定した揚力を得るこ
とができる、尚、システムについては発明内に含まれて
いないので限定しない、例としてはワイヤーやモーター
などを使用したものがあげられえる。

【発明の効果】

【０００７】 風力計、風向計、ハンドルから動翼に機
動角度が伝えられ使用時は動翼が待機位置から機動し、
たるみをもった翼が風の作用によりなめらかな曲線とな
り翼に揚力を発生させ、車体に働く遠心力を軽減、ある
いは打ち消しし、従来の技術よりも効率良く安定した効
果を得ることができ、その結果、より安定した走行がで
きる。又、待機位置では翼による風の抵抗を最小限に抑
えることが出来、制風板は風をもらしにくくする効果が
ある。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本発明が適用された自動車の平面図

【図２】 本発明が適用された自動車の側面図

【図３】 本発明が適用された自動車の発明使用時の平
面図

【図４】 動翼の側面図

【図５】 発明使用時の動翼の平面図

【図６】 発明使用時の固定台と動台の平面図

【符号の説明】

１風向計 ２風力計 ３制風板 ４翼 ５タイヤ ６車体 ７動台 ８固定台 ９支柱 １０支柱 １１支柱 １２関節 １３関節

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 風の作用により変形可能な柔軟性のあ
   る、裏表の使える翼。
2. 【請求項２】 動翼と風向計、風力計、ハンドルとの連
   動。
3. 【請求項３】 制風板と支柱とがスライドして調節可能
   な、動翼の動きに対応できる制風板。
4. 【請求項４】 ヨーイングを防止するたに動翼による揚
   力のバランスの中心を重心に出来るだけ近くすること。