JP2003144513A - 入浴槽投入材 - Google Patents

入浴槽投入材

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JP2003144513A
JP2003144513A JP2001352471A JP2001352471A JP2003144513A JP 2003144513 A JP2003144513 A JP 2003144513A JP 2001352471 A JP2001352471 A JP 2001352471A JP 2001352471 A JP2001352471 A JP 2001352471A JP 2003144513 A JP2003144513 A JP 2003144513A
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Japan
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bathtub
carrier
zeolite
bath
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JP2001352471A
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Koji Aoki
弘次 青木
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NIPPON SYSTEM PRODUCTS KK
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NIPPON SYSTEM PRODUCTS KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】入浴槽中の湯水中において沈降せずに浮遊ない
し湯水中に滞留させることができる水中浮遊性の入浴槽
投入材の提供。該入浴槽投入材は処理湯水と長時間接触
させることができ、その結果清浄化された湯水を常に生
成維持することができ、かつ、入浴の際には人体の皮膚
に心地よい刺激を与え、健康維持に大いに寄与する。 【解決手段】入浴槽中の湯水に投入して用いる水中浮遊
性入浴槽投入材であって、該投入材はゼオライトとそれ
を担持する担持体とより構成され、嵩比重が0.8〜
1.0のゼオライト複合物で構成される。同入浴槽投入
材の形状は、粒状、中空体状、フレーク状、ハニカム状
等であってよい。また、光触媒、吸着剤、脱色剤、殺菌
剤、抗菌剤、蛋白分解酵素を担持してよい。さらに、担
持体は、多孔質セラミック、多孔質ガラス、多孔質プラ
スチック、遠赤外線放射性材料であってよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ゼオライト複合
物、特に入浴槽の湯水中において浮遊する入浴槽投入材
及びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】昨今は
知的労働の増加や汚染環境下での労働の増加、さらには
高齢化時代を迎え、人々は健康の維持管理が難しくなっ
ている。そうした中で、毎日の入浴は最良の健康維持手
段であり、種々の入浴設備が提案されている。しかしな
がら、健康の維持に好適で、かつ衛生管理も容易な低価
格の入浴設備は提供されていない。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の問題
点を解決するもので、下記構成の入浴槽投入材である。 (1)入浴槽中の湯水に投入して用いる水中浮遊性入浴
槽投入材であって、該投入材はゼオライトとそれを担持
する担持体とより構成され、嵩比重が0.8〜1.0の
ゼオライト複合物であることを特徴とする入浴槽投入
材。 (2)入浴槽中の湯水に投入して用いる水中浮遊性入浴
槽投入材であって、該投入材はゼオライトとそれを担持
する担持体とより構成され、嵩比重が0.8〜1.0の
粒状のゼオライト複合物であることを特徴とする入浴槽
投入材。 (3)水中浮遊性入浴槽投入材が、中空体状のものであ
ることを特徴とする前項(1)記載の入浴槽投入材。 (4)水中浮遊性入浴槽投入材が、フレーク状のもので
あることを特徴とする前項(1)記載の入浴槽投入材。 (5)水中浮遊性入浴槽投入材が、ハニカム状のもので
あることを特徴とする前項(1)記載の入浴槽投入材。 (6)ゼオライト粉末又は担持体が、光触媒を担持して
なるものであることを特徴とする前項(1)〜(5)の
いずれか1項に記載の入浴槽投入材。
【0004】(7)ゼオライト粉末又は担持体が、吸着
剤であることを特徴とする前項(1)〜(6)のいずれ
か1項に記載の入浴槽投入材。 (8)ゼオライト粉末又は担持体が、脱色剤であること
を特徴とする前項(1)〜(7)のいずれか1項に記載
の入浴槽投入材。 (9)ゼオライト粉末又は担持体が、殺菌剤を担持して
なるものであることを特徴とする前項(1)〜(8)の
いずれか1項に記載の入浴槽投入材。 (10)ゼオライト粉末又は担持体が、抗菌剤を担持し
てなるものであることを特徴とする前項(1)〜(9)
のいずれか1項に記載の入浴槽投入材。 (11)ゼオライト粉末又は担持体が、蛋白分解酵素を
担持してなるものであることを特徴とする前項(1)〜
(10)のいずれか1項に記載の入浴槽投入材。
【0005】(12)担持体が、多孔質セラミックであ
ることを特徴とする前項(1)〜(11)のいずれか1
項に記載の入浴槽投入材。 (13)担持体が、多孔質ガラスであることを特徴とす
る前項(1)〜(11)のいずれか1項に記載の入浴槽
投入材。 (14)担持体が、多孔質プラスチックであることを特
徴とする前項(1)〜(11)のいずれか1項に記載の
入浴槽投入材。 (15)ゼオライト又は担持体が凝集剤を担持してなる
ものであることを特徴とする前項(1)〜(14)のい
ずれか1項に記載の入浴槽投入材。 (16)ゼオライト又は担持体が遠赤外線放射性材料で
あることを特徴とする前項(1)〜(15)のいずれか
1項に記載の入浴槽投入材。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明のゼオライト複合物よりな
る入浴槽投入剤は、水中において直ぐには沈降せずに浮
遊ないし水中に滞留するものであって、そのためゼオラ
イトを軽量の担持体に担持させ、製品の嵩比重を0.8
〜1.0程度としている。ゼオライトは、純度99重量
%以上の含水アルミノ珪酸塩であって、珪礬比、すなわ
ち(SiO2 とAl23 の重量組成の比)×1.7、
が3〜10の範囲のものであり、すなわち、ゼオライト
A、ゼオライトP(フィリップサイト)、ゼオライトX
(フォージャサイト)、ゼオライトY(フォージャサイ
ト)及びヒドロキシソーダライトに相当するゼオライト
である。陽イオン交換容量は400〜600cmol
(+)kg-1であって、いずれもそのゼオライトの構造
の理論値に相当するものである。
【0007】また、ゼオライトは、珪酸及びアルミニウ
ムを含む無機成分からなる非結晶性の珪酸アルミニウム
塩を含む組成物を、アルカリ処理により人工的に転換し
て得られ、その主成分はフィリップサイト、モルデナイ
ト、フォージャサイト、ゼオライトA、ヒドロキシソー
ダライトなどであり、他の成分を少量含むこともある。
また、ゼオライト以外の部分、すなわち非ゼオライト成
分として、有機物、鉄分、その他の不純物及びゼオライ
トに至るまでの中間生成物なども共存するものである。
そして、珪酸及びアルミニウムを含む物質に、0.1〜
0.5Nのアルカリ水溶液を加え、60〜80℃で加熱
処理した後、溶液部分を分離するが、このときの不溶残
渣をアルカリ処理することによって、ゼオライトを製造
することができる。
【0008】ゼオライト製造原料の珪酸及びアルミニウ
ムを含む物質としては、珪酸及びアルミニウムが珪酸ア
ルミニウム塩として含まれる物質であって、火山灰、軽
石、火山ガラスなどの降下火山噴出物、石炭の焼却灰で
ある石炭灰、可燃性廃棄物の焼却灰、汚泥の焼却灰、R
DFといわれるゴミ固形化燃料を熱源として燃焼させた
場合の焼却灰、などを例示することができる。
【0009】前記の、入浴槽投入剤である水中浮遊性ゼ
オライト複合物は、入浴槽の湯水に投入された際に、長
時間にわたって浮遊状態で湯水と接触させることがで
き、その結果湯水中の汚染物質をゼオライトに接触処理
させて効率的に除去することができる。また、そのまま
入浴すれば、人体の皮膚に接触して心地よい刺激が伝わ
り、健康の維持により貢献するものとなる。
【0010】担持体の具体例としては、例えば多数の単
独孔を有する火山噴出物や黒曜石や真珠岩を加熱膨張さ
せたパーライト、あるいは中空体状のガラス粒、さらに
はウレタンフォーム、発泡スチロール等の発泡樹脂等が
あげられる。また、担持体は、活性炭のごとき吸着剤、
脱色剤、銀ゼオライトのごとき抗菌剤、有機汚染物質の
蛋白質を分解する蛋白分解酵素等を担持してもよい。
【0011】本発明の好適な入浴槽投入剤の構成例とし
て挙げられるものは、担持体が活性炭であり、その表面
のゼオライトが蛋白分解酵素又は光触媒を担持してなる
水中浮遊性ゼオライト複合物であり、同ゼオライト複合
物を、入浴槽湯水に投入すると、ゼオライトが汚染物質
を吸着し、かつ遠赤外線等を放射して人体を中まで暖
め、さらに蛋白分解酵素又は光触媒が汚染物質を分解
し、そしてまた活性炭が汚染物質、臭気等を吸着して清
浄化された湯水を生成する。
【0012】
【発明の効果】上記のとおり、本発明の入浴槽投入剤を
使用すれば、入浴槽中の湯水中において沈降せずに浮遊
ないし湯水中に滞留させることができるため、処理湯水
と長時間接触させることができ、その結果清浄化された
湯水を常に生成維持することができる。また、入浴の際
には人体の皮膚に心地よい刺激を与え、健康維持に大い
に寄与する。

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入浴槽中の湯水に投入して用いる水中浮遊
    性入浴槽投入材であって、該投入材はゼオライトとそれ
    を担持する担持体とより構成され、嵩比重が0.8〜
    1.0のゼオライト複合物であることを特徴とする入浴
    槽投入材。
  2. 【請求項2】入浴槽中の湯水に投入して用いる水中浮遊
    性入浴槽投入材であって、該投入材はゼオライトとそれ
    を担持する担持体とより構成され、嵩比重が0.8〜
    1.0の粒状のゼオライト複合物であることを特徴とす
    る入浴槽投入材。
  3. 【請求項3】水中浮遊性入浴槽投入材が、中空体状のも
    のであることを特徴とする請求項1記載の入浴槽投入
    材。
  4. 【請求項4】水中浮遊性入浴槽投入材が、フレーク状の
    ものであることを特徴とする請求項1記載の入浴槽投入
    材。
  5. 【請求項5】水中浮遊性入浴槽投入材が、ハニカム状の
    ものであることを特徴とする請求項1記載の入浴槽投入
    材。
  6. 【請求項6】ゼオライト粉末又は担持体が、光触媒を担
    持してなるものであることを特徴とする請求項1〜5の
    いずれか1項に記載の入浴槽投入材。
  7. 【請求項7】ゼオライト粉末又は担持体が、吸着剤であ
    ることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載
    の入浴槽投入材。
  8. 【請求項8】ゼオライト粉末又は担持体が、脱色剤であ
    ることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載
    の入浴槽投入材。
  9. 【請求項9】ゼオライト粉末又は担持体が、殺菌剤を担
    持してなるものであることを特徴とする請求項1〜8の
    いずれか1項に記載の入浴槽投入材。
  10. 【請求項10】ゼオライト粉末又は担持体が、抗菌剤を
    担持してなるものであることを特徴とする請求項1〜9
    のいずれか1項に記載の入浴槽投入材。
  11. 【請求項11】ゼオライト粉末又は担持体が、蛋白分解
    酵素を担持してなるものであることを特徴とする請求項
    1〜10のいずれか1項に記載の入浴槽投入材。
  12. 【請求項12】担持体が、多孔質セラミックであること
    を特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載の入
    浴槽投入材。
  13. 【請求項13】担持体が、多孔質ガラスであることを特
    徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載の入浴槽
    投入材。
  14. 【請求項14】担持体が、多孔質プラスチックであるこ
    とを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載の
    入浴槽投入材。
  15. 【請求項15】ゼオライト又は担持体が凝集剤を担持し
    てなるものであることを特徴とする請求項1〜14のい
    ずれか1項に記載の入浴槽投入材。
  16. 【請求項16】ゼオライト又は担持体が遠赤外線放射性
    材料であることを特徴とする請求項1〜15のいずれか
    1項に記載の入浴槽投入材。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013108677A (ja) * 2011-11-21 2013-06-06 Mitsubishi Electric Corp 空気調和装置

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