JP2003144429A - コーンビームctの再構成において欠落データを近似するための方法及びシステム、x線ct装置 - Google Patents

コーンビームctの再構成において欠落データを近似するための方法及びシステム、x線ct装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】近似的な欠落データを使って画像再構成するこ
と。 【解決手段】コンピューター断層撮影用の方法およびシ
ステム。データはX線源の円軌道に沿って収集される。
円軌道データから欠落したデータは近似される。これ
は、X線源のライン軌道に沿って収集されると推定され
るデータを生成することによって成し遂げられて良い。
画像は円軌道データおよび近似データに基づいて再構成
される。サークルビューは通常のフェルドカンプ再構成
を用いてサークルデータから再構成されて良く、一方
で、収集されるラインデータはフェルドカンプ再構成へ
の修正として再構成されると良い。修正は、画像加算に
よって、すなわちサークルデータから再構成された画像
および近似されたラインデータから再構成された画像の
ピクセル値を加算することによって、なされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】1.発明の分野 本発明は、コーンビームコンピューター断層撮影(C
T)における再構成に関し、特に、コーンビームCTの
円軌道スキャンで欠落データの近似データを生成する方
法及びシステムに関する。
【0002】2.背景の議論 ボリュームCT又はコーンビームCTでは、X線スキャ
ナは、多列検出器アレイ及びX線ビームコリメーション
を備える。X線コリメーションは、検出器の利用エリア
全体へX線ビームが曝射されるようにX線ビームをコー
ンビーム状にコリメートする。これら2つの機能は、あ
る円軌道に沿ってX線管が超高速の回転(例えば0.5
秒/回転)をするように関連づけられ、これにより、短
時間に大量のデータを得るボリュームCTスキャナーを
提供することができる。ボリュームCTの最大のウイー
クポイントは、適切な再構成方法が存在しないことであ
る。ボリュームCTで用いられる最も一般的な再構成方
法は、フェルドカンプ再構成である(コーンビーム再構
成としても知られている)。しかしながら、スキャンジ
オメトリが大きなコーン角が含まれるような場合、フェ
ルドカンプ再構成された画像は重大なアーチファクトを
生じることになる。アーチファクトの理由は、円軌道デ
ータが3次元CTでは完全なデータでないことにある。
完全なデータセットとするために円軌道データを補足す
るのに必要なデータセットは、欠落データと呼ばれる。
【0003】特別な方法に基づくフェルドカンプ再構成
の改良は色々試みられたが、信頼性の高い解決策は実現
されなかった。それは、近似コーンビーム再構成法の発
明者によって検討されたが、スキャンデータが円軌道に
沿ってのみ収集される場合の正確な方法がフェルドカン
プ再構成に存在することが後に示された。問題は、再構
成アルゴリズムではなく、円軌道に沿って収集されたデ
ータが不完全であるという事実である。欠落データの問
題は、全ての3次元の視点から円軌道スキャンを考慮し
たGrangeatによって最初に認識されました。
【0004】Grangeatの定理は、(コーンビー
ムスキャナによって収集されたデータを)3次元ラドン
変換の(焦点からの距離に関する)第1の微分関数(f
irst derivative)へ処理されるコーン
ビームX線に関係する。3次元ラドン変換は複数の平面
で定義される。従って、彼は、3次元ラドン変換に必要
なそれらの平面に垂直な全てのベクトルの軌跡を考え
た。彼は、円スキャンによって得ることができない平面
に対応するラドン変換のためのベクトルのグループに与
えられるシャドーゾーン(Shadow Zone)を
造りだした。このグラフィカルな説明を使い、Gran
geatは、シャドーゾーンの境界上のベクトルに属す
る既知のデータを補間することによって、シャドーゾー
ン(欠落データ)でのベクトルに対応する近似データを
得る提案をした。Grangeatは、欠落データに近
似する方法を提案したが、平面をカウントし、近似を得
て、最終的にデータをすべて再構成する彼の方法は、非
常に複雑であり、また時間を費やすことになる。
【0005】欠落データの問題を解決する別の方法とし
ては、異なる軌道に沿ってボリュームスキャンを実行す
ることによって異なるスキャンジオメトリを用いるもの
がある。直交するラインスキャンとサークルスキャンで
は、完全なデータセットするために、ラインに沿って収
集されたデータが、円軌道に沿って収集されたデータの
欠落データを補足する。しかしながら、寝台の線形移動
を加算することは、ボリュームスキャナのスピードの利
点を失うことになり、また患者をスキャナの中に長時間
に放置し、患者への被曝量を多くしてしまう。
【0006】発明の要約 本発明は、以上の事情に鑑みてなされたものであり、近
似的な欠落データを使って画像再構成することを目的と
する。
【0007】また本発明の別の目的は、欠落データを近
似しそのデータに基づいて再構成することで、再構成画
像の画質を改善することである。
【0008】更に本発明はの別の目的は、円軌道データ
を完全にできるように仮想ラインデータを生成し、再構
成画像を改善することである。
【0009】本発明によれば、欠落データに近似するに
あたって、円軌道に沿って収集されるデータは、完全な
データとするためのライン軌道に沿って収集されると推
定されるデータによって補足され、完全なデータとな
る。ライン軌道に沿って収集されると推定されるデータ
は近似され、画像再構成で用いられる。
【0010】上述本発明の他の目的は、画像が投影デー
タを得るための円軌道に沿って静止対象物をスキャンす
ることによって再構成される本発明の方法で実現され
る。円軌道データは投影データから再構成され、ライン
データは円軌道データを用いて近似される。そして画像
は、これら円軌道データと近似された直線軌道データに
基づいて再構成される。
【0011】円軌道データは、重み付け、積分、微分、
共同傾き係数による割算によって処理される。ラインデ
ータは、処理された円軌道データに基づいて生成されて
も良い。
【0012】ラインデータは、端の平面群(エッジプレ
ーン)に基づいて生成されても良い。端の平面群は、特
定の焦点位置から検出器素子へX線パスを通過し、1つ
の点であるキャン円に触れる。端の平面群と関係するデ
ータは、スキャンサークルに沿って収集されたデータか
ら得ることができる。
【0013】ラインデータへの近似は、サークルデータ
に対応する円軌道データセットを完全なものとするライ
ンデータを生成すれば良い。
【0014】サークルデータは、フェルドカンプ再構成
法を用いて、再構成されても良く、また、画像は工藤と
斉藤のアルゴリズムに基づく方法を用いて再構成されて
良い。
【0015】本発明の方法は、画像データを得るための
円軌道に沿って静止対象物をスキャンすることと、その
画像データからサークルデータを再構成すること、サー
クルデータを用いてラインデータを近似すること、そし
て近似されたラインデータを用いてサークルデータを修
正することから構成されて良い。
【0016】また本発明は、対象物に対してコーンビー
ムX線を曝射するX線源とX線を検出するX線検出器と
を備えるコンピューター断層撮影装置に適用されて良
い。1つの実施形態として、第1の再構成プロセッサ
は、データ収集装置に接続され投影データからサークル
ビューを再構成する。欠落データ演算器は、データ収集
装置に接続され、サークルビューから欠落するデータを
計算する。ラインデータ処理装置は欠落データ演算器に
接続される。第2の再構成プロセッサはラインデータ処
理装置に接続され、画像加算プロセッサは第1と第2の
再構成プロセッサに接続される。
【0017】好ましい実施例の詳細 本発明は、円軌道スキャンが実行される場合に欠落する
データを近似するためのシステム及び方法である。図面
を説明すると、各図及び本発明のシステム図である図1
において、同一又は対応する部分は同様の符号を示して
いる。架台1は、X線ビームを発生するX線源3を収容
している。X線ビームは好ましくはコーンビームであ
る。X線検出器5は、撮影領域(FOV)として示され
た円に含まれる対象物を透過したX線源3からのX線を
検出する。X線源3および検出器5は、回転リング2に
取り付けられる。システムは、回転リング2に取り付け
られて良いX線フィルタ4も含む。対象物は、一般的に
は寝台6のスライド天板上に載せられる。
【0018】図2は、本発明によるシステムの斜視図で
ある。寝台6は、架台1の円筒状の撮影口へ移動する。
【0019】X線コントローラ8は、高電圧発生器7へ
トリガ信号を供給する。高電圧発生器7は、受信したト
リガ信号に基づいてX線源3へ高電圧を供給する。X線
はX線源3によって照射され、架台/寝台コントローラ
9は、対象物をスキャンするために架台1の回転リング
2の回転および寝台6の天板スライドを制御する。シス
テムコントローラ10は、全システムのコントロールセ
ンターを構成し、X線コントローラ8および架台/寝台
コントローラ9を制御する。X線源3は、好ましくは静
止している対象物上の回転経路に沿ってスキャンを実行
する。(以下に述べるように)大多列検出器と共に用い
ると、1回転で対象物の関心領域を撮影するのに十分で
ある。しかしながら、本発明は回転スキャンに限定され
ず、ヘリカルスキャンのような他のスキャンテクニック
に用いられても良い。
【0020】検出器5の出力信号は、データ収集ユニッ
ト11によって増幅され、投影データを生成するための
ディジタル信号に変換される。データ収集ユニット11
は、さらに処理ユニット12に画像データ15を出力す
る。処理ユニット12は、出力画像を生成するために再
構成技術を用いて、データを処理する。出力画像は、出
力装置14へ出力されても良い。出力装置14は、画像
表示端末、レーザープリンタ、その他の出力装置あるい
はこれらの組合せを構成すると良い。
【0021】図3において検出器5のより詳細な図面を
示す。検出器5は、検出素子21の複数の列20を有す
る。図3では8列が示されているが、列数は512と同
じ位多数であって良い。検出器列が一般的に用いられる
少数のものと比較して多数列の検出器5を用いると、対
象物の周りの1回転をすれば通常十分なデータが得られ
る。さらに、ある考察が考慮された方が良い。例えば、
多くの検出器列は非常に大量のデータを生成し、そして
それらは、同時或いは短時間に伝送され、処理され、記
憶されなければならない。処理装置と伝達装置は高速に
実行された方が良く、また記憶装置は大容量を有した方
が良い。本発明は、多数の検出素子列を有する検出器を
用いて、画像を再構成することに特に適している。
【0022】検出器は、平面又は曲面であれば良い。以
下は、平面検出器を備えたシステムを参照する。曲面検
出器を備えたシステムは、曲面検出器によって収集され
たデータセットを平面検出器によって収集されたものと
等価なデータに変換するための特別のソフトウェアある
いはハードェアを含んでも良い。これは、データ収集ユ
ニット11又は処理ユニット12によって一般的に行わ
れる。
【0023】処理ユニット12は、プログラムされた汎
用演算器から構成されても良く、画像処理のためにより
特別に設計されたプログラムされたマイクロプロセッサ
でも良い。前述の場合では、汎用演算器上で実行された
ソフトウェアが、画像再構成、データおよびメモリ管
理、そして他のデータ処理タスクを扱いる。図4は本発
明による処理ユニット12の一例のブロック図であり、
その動作について詳細に以下に述べる。フェルドカンプ
再構成プロセッサ40はフェルドカンプ再構成を実行
し、その一方で、各々のパイプラインにおいて、欠落デ
ータ演算器41は、欠落データ(仮想ラインデータ)を
演算しラインデータ形式で整える。ラインデータプロセ
ッサ42は、仮想ラインデータを処理し、再構成のため
にそれを準備する。ラインデータ再構成プロセッサ43
は、ラインデータ(修正)画像を生成する。最終的に、
画像加算プロセッサ44は、修正画像をそれに対応する
フェルドカンプ画像群と結合する。フェルドカンプ画像
と修正画像はピクセル値の単純加算によって加えられ
る。
【0024】スキャンパラメータ及び画像再構成のパラ
メータについては、後述する。通常通りに、直交ライン
スキャンおよび円スキャンが2ステップで実行される。
第1のステップで、X線管とエリア検出器は1つの平面
内を円軌道で移動し、そして第2のステップで、X線管
及びエリア検出器は上記円軌道を含む平面に直交なライ
ンに沿って移動される。ライン軌道は、典型的にはX線
源を静止した状態で寝台を移動することによって実現さ
れる。図5は、システムジオメトリおよびスキャン座標
系を示したものである。固定座標系は、両方のスキャン
を描くために決められる。図5(図6(a)および図6
(b))は実際のスケールではない。z次元は、x次元
及びy次元に対してより強調(拡張)されている。この
座標系のXーY平面は、円軌道を含む平面と一致してお
り、また座標系の原点は円運動の中心と一致する。
【0025】ミッドプレーンは、スキャン座標系のXー
Y平面(Z=0に対応する)である。回転軸51は、ミ
ッドプレーンに直交であり、焦点でそれと交差する。ス
キャンサークル52は、ミッドプレーンにおける焦点の
円軌道であり、ミッドプレーンは原点で中心に位置す
る。Dは、スキャンサークル52の半径であり、FOV
は、ミッドプレーン上で再構成される円エリアの直径で
ある。図5では、R=FOV/2である。再構成される
ボリュームあるいは再構成ROIは50として与えられ
る。これは、原点を中心におく半径R、高さWR=W
D(DーR)/Dの円柱であり、WDは検出器(列数×1
列の幅)ある。スキャンラインは、焦点の(仮想的な)
ライン軌道である。スキャンラインは、ミッドプレーン
に直交であり、原点からの距離Dで、点(0、ーD、
0)でミッドプレーンと交差する。スキャンライン上に
おける任意の点の座標は、Fがミッドプレーンからの距
離である場合、(0、ーD、F)である。ここで、F
MAXは、再構成ROIをカバーするのに必要な各方向に
おけるスキャンラインの長さ(全長は2FMAXである)
であり、FMAX=WDとなる。コーンビームX線は53で
ある。
【0026】他のパラメータは、検出器(あるいは移
動)座標系(XD、ZD)である。これは、円軌道および
線軌道の両方に沿ったエリア検出器と共に移動する座標
系である。この座標系の原点は検出器の中心である。検
出器上の任意の点は、(XD、ZD)のように座標により
示すことができる。検出素子は、(XDi、ZDj)で点の
格子(グリッド)を形成する。ここで、
【数10】 であり、ΔS、ΔCは、それぞれ水平方向、垂直方向の検
出器間隔であり、NS、NCは、それぞれ1列、1行に沿
った検出素子の数である。
【0027】図6(a)は、検出器座標系における平面
群のパラメータを示している。検出器座標系におけるラ
インの方程式は次のように書くことができる。
【0028】
【数11】 ここで、(XD、ZD)ライン上の任意の点である。2つ
のパラメータ、rとθは、このラインを特徴づけるため
に用いられる。検出器面上のライン(r,θ)およびス
キャンライン上の点Fは、平面(F,r,θ)を定義す
る。図6(a)は、円軌道60および線形の軌道61を
示す。
【0029】点A,B,Cは、それぞれx軸、y軸およ
びz軸を備えた平面の交差点であり、点Gはライン軌道
を備えた平面の交差点である。
【0030】ラインデータとサークルデータの再構成
は、工藤と斉藤方法を用いて実行されて良い。工藤と斉
藤方法による再構成は、2つのパートに分割することが
できる。第1に、サークルビュー群Pβ(XD、ZD)が
処理される。それは通常のフェルドカンプ再構成によっ
て行われる。第2に、ラインビュー群PF(XD、ZD
が処理される。それは、図7に示す次の6つのステップ
で述べることができる。第1に、重み付けられた投影デ
ータが生成され(ステップ70)、加重された投影デー
タは次の方程式に従って決定することができる。
【0031】
【数12】 ステップ71では、重み付けされた投影データの再投影
(積分)が行われ、次の方程式に従って決定することが
できる。
【0032】
【数13】 その後、再投影された加重投影データは、ステップ72
でラジアル(半径)方向へ微分され、次の方程式を用い
て微分することができる。
【0033】
【数14】 図8は、1つの焦点位置に属するデータセットのための
積分と微分を示している。
【0034】ステップ73では、2次元逆投影が実行さ
れ、次の方法で実施されて良い。
【0035】
【数15】 2次元逆投影で制限される積分範囲は、フェルドカンプ
再構成で既にカウントされたデータを再カウント(寄与
のオーバーカウンティング)を防止するよう次のように
定義される。
【0036】
【数16】 その結果は、長軸方向に微分される。(ステップ74)
【数17】 最終的に(ステップ75)、画像へのラインビューの寄
与は、ライン画像を生成するための多数の3次元逆投影
によって得られる。
【0037】
【数18】 スキャンにおいて、円軌道に沿って収集されたデータ
は、修正およびいくつかの初期処理が行われた後に、マ
トリックスPβ(XDi、ZDj)上にアレンジされる。デ
ータの各マトリックス又はサークルビューは円に沿った
1つの角度位置βに対応し、マトリックスの入力は、検
出器素子のグリッドに対応する。上述で検討したよう
に、画像を再構成するのに必要なデータから欠落するデ
ータが存在する。本発明によれば、欠落データは、近似
され、仮想ラインデータ形式にアレンジされる。データ
の各マトリックスすなわちマトリックスPF(XDi、Z
Dj)又はラインビューは、スキャンラインに沿った1つ
の焦点位置Fに相当し、マトリックスの入力は検出器素
子のグリッドに対応する。ラインデータ処理は、対象物
と交差する平面群上でラドン変換に関係する。
【0038】本発明に従った方法は、図9において一般
的に示すことができる。ステップ90において、対象物
はスキャンされ、ボリュームデータが収集される。図1
のシステムでは、対象物を静止した状態でX線源が架台
において回転され、このシステムの選択のスキャンであ
る円軌道スキャンが結果として行われる。そのデータ
は、データ収集ユニット11を用いて収集される。
【0039】上述で検討したようにデータは、マトリッ
クスPβ(XDi、ZDj)にアレンジされて良い。ここで
各マトリクス又はサークルビューは、円に沿った1つの
角度位置に対応する。
【0040】サークルビューは、ユニット12(ステッ
プ91)の処理により、フェルドカンプ再構成を用いて
再構成される。部分的な画像に結果としてなる。次に、
ステップ92において、円ビューから欠落しているデー
タが、再び処理ユニット12により近似される。このス
テップは、ステップ91の後に行う必要はないが、一度
データが収集されれば進むことができる。ラインビュー
は(以下に記述するように)ステップ93で処理され
る。画像は、ステップ94で画像加算(ピクセル値加
算)によって、サークルビューおよび近似されたライン
ビューを使って再構成される。より詳細に言うと、図4
において示すように、サークルビューはプロセッサ40
によって再構成され、欠落データは演算器41によって
演算される。プロセッサ42は、ライン画像を処理し、
プロセッサ43はラインデータを再構成する。その2つ
の再構成されたビューは、プロセッサ44によってピク
セル値加算によって加算される。
【0041】図10は、本発明に従った方法を示し、サ
ークルビューの処理およびラインデータの近似が並行に
導かれる。言いかえれば、ラインデータの近似はサーク
ルビュー処理を待つ必要がないし、サークルビュー処理
はラインデータの近似を待つ必要がない。ステップ10
0では、データは円軌道で収集される。このデータは、
フェルドカンプ画像106を生成するフェルドカンプ再
構成によってサークルビューを処理するためのステップ
101において用いられる。(平行パスにおける)サー
クルデータは、ライン又は修正画像105を生成するた
めに、欠落データ計算ステップ102、ラインデータ処
理ステップ103及びデータ再構成ステップ104で用
いられる。画像105、106は、ステップ107で、
ピクセル値加算によって加算される。
【0042】本発明に従った方法は、以下に示すように
より詳細に説明する。直交するラインとサークルジオメ
トリ(図6(a))は、欠落データと、ライン軌道に沿
って得られると予測されるデータとを、1対1で一致す
るよう形成することによって、欠落データ(パラメータ
化)をカウントするために用いられる。この一致に従っ
て、(原理において)欠落データは、ラインスキャンが
実行された場合に収集されるデータと同じように与えら
れるマトリクックスPF(XDi、ZDj)でアレンジされ
る。マトリックスPF(XDi、ZDj)の入力(i、j)は
同じマトリックスPF(XDi、ZDj)でアレンジされ、
そしてそれは収集される推定されるデータと同じような
解釈で与えられる。これは、次のことを意味する。すな
わちマトリックスPF(XDi、ZDj)の入力(i、j)
は、ミッドプレーンから距離Fのスキャンライン上のX
線焦点から発生されそして検出素子PF(XDi、ZDj
を通過される特定のレイの近似投影値を構成する。しか
しながら、近似値の実際の演算は、収集されると推定さ
れるデータが工藤と斉藤アルゴリズムに従っていくらか
の初期処理が行われた後、後の段階で実行されても良
い。
【0043】その処理中で得られた(マトリックスにア
レンジされている)多数は、近似で用いることができ
る。得られた多数は、スキャン対象物を通過した平面に
属するラドン変換値を取得したと解釈することができ
る。(上述した)工藤と斉藤アルゴリズムに従った再構
成を考えると、得られた多数の実際の値を生成するにあ
たって、マトリクスの個々の入力
【数19】 は、ある平面群のグループから寄与を得る。これらの平
面は、以下のように特徴づけることができる。(a)平
面はすべて、(ミッドプレーンからの距離Fの)スキャ
ンライン上の同じ点(又は焦点位置)及び座標(XDi
Dj)によって示される検出素子の中心を含む。言い換
えると、それらは全て、個々の焦点位置から検出素子へ
のラインを通過する。(b)それらの平面はスキャンサ
ークルと交差しない。本発明によれば、グループ中の各
平面上のラドン変換値は、‘エッジプレーン’すなわち
グループに属しスキャンサークルに接する2つの平面
を、補間することによって得られる。得られた数量は同
じ方法で次のように導き出すができる。
【0044】図6(b)は、座標rとθによって特性が
示された1つの‘エッジ’プレーン(平面)を示してい
る。そのエッジプレーンは、点A,B,CでX、Y、Z
と交差する。ラインODは、原点からラインABまで垂
線である。その平面は、ラインGCを含む平面群に属す
る。このラインを含む平面全てを考えれば、ある平面は
このラインに沿って回転され、2つの平面だけがスキャ
ンサークルに接触する。これらの平面がエッジプレーン
と呼ばれる。図6(b)において平面(r1,θ1)
は、スキャンサークル(点D1はサークル上に存在す
る)にちょうど接するまでラインGC周りを回転するこ
とによって、平面(r,θ)から得られたエッジプレー
ンである。エッジプレーン群がスキャンサークルに接す
るので、それらに関係するデータは、スキャンサークル
に沿って収集されたデータから得ることができる。平面
群全てからの寄与の演算は、2つのエッジプレーンから
得られる。
【0045】図6(c)は、ラインスキャンとサークル
スキャンの両方のスキャンにおける検出器に関連するエ
ッジプレーンを示している。60はある一例のサークル
スキャン65における検出器の位置を示し、61はライ
ンスキャン軌道64における検出器の位置であり、63
は参照としてz軸を示している。62はサークルスキャ
ンにおけるX線ビームを示しており、66はラインスキ
ャンにおけるX線ビームを示している。エッジプレーン
は67として示されている。
【0046】次に、工藤と斉藤の方法の枠組みにおいて
エッジプレーンを用いる計算のために必要なオペレーシ
ョンを記述する。図11を参照すると、データをスキャ
ンし収集した後(ステップ110)、円軌道データはビ
ュー毎に処理される(ステップ111)。これは、上述
したようにフェルドカンプ再構成のための処理とは切り
離しても良い。図12はより詳細にこのステップを示
す。ステップ120では、重み付けられえた投影データ
は、次の式を用いて生成される。
【0047】
【数20】 これらの値は、XD方向に沿って積分され(ステップ1
21)、
【数21】 その後、長さ方向に微分され(ステップ122)、
【数22】 共同傾き係数によって割算される(ステップ123)。
【0048】
【数23】 ここで、γは、ビューβに対応する焦点位置を含むプレ
ーン(平面)の傾き角度であり、座標ZDを有する検出
素子のラインに沿ったエリア検出器と交差する。
【0049】傾き角度は、(焦点の位置Sの)焦点軌道
と(図13に示される)エリア検出器ACOBの両方と
交差する平面SACに関して定義される。それは、検出
器システムの原点Oから焦点位置SまでのラインSO
と、原点Oから平面SACまでの垂線ODとの間の角度
となる。
【0050】その後、近似されたラインデータは生成さ
れる(ステップ112)。このオペレーションは、次の
ようにサークルデータの追加処理から得られたデータと
ともに、上述の実際のラインスキャンの処理で用いられ
た(図7に示す工藤と斉藤方法の)最初の4つのステッ
プで得られたデータに置き換わる。G(1) (F)(r,θ)
【数24】 で置き換える。ここで、θ1とθ2とは、(上述のように
工藤と斉藤処理における)tgθ1とtgθ2のための式
によって定義され、γは第1のエッジプレーンの共同
傾き角度であり、γ2は第2のエッジプレーンの共同傾
き角度である。またPβ1 (3)とPβ2 (3)は、2つのエ
ッジプレーン用のデータである。サークルビューアング
ルは、によって定義される。
【0051】
【数25】 上式において、θに依存する数量は角括弧前だけであ
り、これは次のように導く。
【0052】
【数26】 このように仮想ラインデータPF Bは、エッジプレーン用
の収集されたデータから決定される。その後、データは
長軸方向に微分され、3次元逆投影は実際のデータの代
わりに近似されたデータを用いて実行される(ステップ
113および114)。長軸方向の微分は、次のように
与えられ、修正のために用いられた画像を得るために、
処理済みの近似ラインデータを3次元逆投影する。
【0053】
【数27】 図9で示すように、ラインデータは、所望の画像を生成
するためにフェルドカンプ画像との画像加算に用いられ
る。
【0054】明らかなように本発明の種々の修正や変形
は、上述の開示に照らして可能である。例えば、本発明
の方法はソフトウェアで実行されても良い。コンピュー
タプログラム製品は、汎用演算器上の方法のステップを
実行するためのコード装置を含んでも良い。本発明は、
さらに、光ディスク又は磁気ディスクのような記録媒体
上のソフトウェア方法として具体化されても良い。添付
クレームの範囲で理解され、本発明は特にここに記述さ
れたよりも他に実行されても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明によるシステム図である。
【図2】図2は、本発明によるシステムの斜視図であ
る。
【図3】図3は、多列検出器の図である。
【図4】図4は、図1の処理ユニットのブロック図であ
る。
【図5】図5は、本発明において用いられるシステムジ
オメトリおよびスキャン座標系を示した図である。
【図6】図6(a)は、検出器座標系における平面群の
パラメータを示し、図6(b)は、検出器座標系におけ
る端の平面(エッジプレーン)のパラメータを示す図で
ある。
【図7】図7は、ラインビューの処理の図である。
【図8】図8は、1つの焦点位置に属するラインデータ
群のための積分と微分方向を示した図である。
【図9】図9は、本発明による方法の第1の実施例を示
す図である。
【図10】図10は、本発明による方法を更に詳細に示
した図である。
【図11】図11は、本発明による方法の図である。
【図12】図12は、図11の方法のサークルビュー処
理ステップにおける詳細な図である。
【図13】図13は、傾き角度を示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4C093 AA22 BA10 CA13 FE14 FE16 5B057 AA09 BA03 CA02 CA08 CA12 CA16 CB02 CB08 CB13 CB16 CD11 CD14 CE08 CF05 DA17 DB02 DB05 DB09 DC16 DC19 DC36

Claims (39)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 投影データを得るために円軌道に沿って
    対象物をスキャンする工程と、 前記投影データからサークルデータを再構成する工程
    と、 前記投影データに基づいて近似されたラインデータを生
    成する工程と、 前記サークルデータと前記近似ラインデータに基づいて
    画像を再構成する工程と備えた画像を再構成する方法。
  2. 【請求項2】 第1のデータを得るために前記投影デー
    タを重み付けする工程と、 前記第2のデータを得るために前記第1のデータを積分
    する工程と、 前記第3のデータを得るために前記第2のデータを微分
    する工程と、 前記第4のデータを得るために共同傾き係数によって前
    記第3のデータを割算する工程とを更に備えたことを特
    徴とする請求項1記載の画像を再構成する方法。
  3. 【請求項3】 前記サークルデータと前記第4のデータ
    に基づいて前記画像を再構成することを特徴とする請求
    項2記載の画像を再構成する方法。
  4. 【請求項4】 前記第4のデータに基づいて前記ライン
    データを生成することを特徴とする請求項2記載の画像
    を再構成する方法。
  5. 【請求項5】 前記投影データの中でエッジプレーン群
    のデータに基づいて前記ラインデータを生成することを
    特徴とする請求項2記載の画像を再構成する方法。
  6. 【請求項6】 前記近似ラインデータを生成する工程
    は、前記サークルデータに対応する円軌道データセット
    を完成するようにラインデータを生成することを含むこ
    とを特徴とする請求項1記載の画像を再構成する方法。
  7. 【請求項7】 前記スキャンする工程は、不完全な円軌
    道データセットを生成し、 前記近似ラインデータを生成する工程は、前記円軌道デ
    ータを完成するためのデータを生成することを含むこと
    を特徴とする請求項1記載の画像を再構成する方法。
  8. 【請求項8】 前記フェルドカンプ再構成方法を用いて
    前記サークルデータを再構成することを特徴とする請求
    項1記載の画像を再構成する方法。
  9. 【請求項9】 前記近似ラインデータは、PF(XD,Z
    D)として与えられ、 次の式を用いて、データPβ(XD,ZD)から、重み付
    けられた投影データを生成し、ここで、Dはスキャンサ
    ークルの半径であり、 【数1】 次のようにXD方向に積分し、長軸方向に微分し、共同
    傾き係数によって割算し、 【数2】 【数3】 【数4】 ここで、γは、ビューβに対応する焦点位置を含む平面
    の傾斜角度であることを特徴とする請求項1記載の画像
    を再構成する方法。
  10. 【請求項10】 次の方程式を用いて近似ラインデータ
    を生成し、ここで、θ1とθ2は、γは第1のエッジプ
    レーンの共同傾き角度であり、γ2は第2のエッジプレ
    ーンの共同傾き角度であり、Pβ1 (3)とPβ2 (3)は2
    つのエッジプレーン用のデータである、として定義さ
    れ、 【数5】 【数6】 請求項9記載の画像を再構成する方法。
  11. 【請求項11】 サークルビューアングルを次式によっ
    て定義し、 【数7】 ラインデータを次式のように生成する 【数8】 ことを特徴とする請求項10記載の画像を再構成する方
    法。
  12. 【請求項12】 【数9】 であり、 前記ラインデータを微分する工程と、 前記微分後に3次元逆投影を実行する工程と、を備える
    ことを特徴とする請求項11記載の画像を再構成する方
    法。
  13. 【請求項13】 前記投影データを得るために前記円軌
    道に沿って静止対象物をスキャンすることを特徴とする
    請求項1記載の画像を再構成する方法。
  14. 【請求項14】 エッジプレーンからの投影データに基
    づいて前記近似ラインデータを生成することを特徴とす
    る請求項1記載の画像を再構成する方法。
  15. 【請求項15】 それぞれが任意の点だけであるスキャ
    ンサークルに接する前記投影データの中で2つの平面に
    基づいて前記近似ラインデータを生成することを特徴と
    する請求項1記載の記載の画像を再構成する方法。
  16. 【請求項16】 画像データを得るために円軌道に沿っ
    て対象物をスキャンする工程と、 前記画像データからサークルデータを再構成する工程
    と、 近似ラインデータを作成するために前記画像データに基
    づいてラインデータを近似する工程と、 前記近似されたラインデータに基づいて前記サークルデ
    ータを補正する工程とを備えた画像を再構成する方法。
  17. 【請求項17】 前記画像データを得るために前記円軌
    道に沿って静止対象物をスキャンすることを特徴とする
    請求項16記載の記載の画像を再構成する方法。
  18. 【請求項18】 前記サークルデータを再構成する工程
    は、 前記イメージデータの重み付けされた投影データを生成
    する工程と、 前記加重投影データを積分する工程と、 半径方向に前記加重投影データを積分する工程とを備え
    ることを特徴とする請求項16記載の画像を再構成する
    方法。
  19. 【請求項19】 第1のデータを得るために前記画像デ
    ータを重み付けする工程と、 第2のデータを得るために前記第1のデータを積分する
    工程と、 第3のデータを得るために前記第2のデータを微分する
    工程と、 第4のデータを得るために共同傾き係数によって前記第
    3のデータを割算する工程を備えることを特徴とする請
    求項16記載の画像を再構成する方法。
  20. 【請求項20】 第5のデータを得るために前記第4の
    データを微分する工程と、 前記第5のデータを3次元逆投影する工程とを備えるこ
    とを特徴とする請求項19記載の画像を再構成する方
    法。
  21. 【請求項21】 前記サークルデータと前記第4のデー
    タに基づいて前記画像を再構成する工程を備えることを
    特徴とする請求項19記載の画像を再構成する方法。
  22. 【請求項22】 前記第4のデータに基づいて前記ライ
    ンデータを生成する工程を備えることを特徴とする請求
    項19記載の画像を再構成する方法。
  23. 【請求項23】 前記画像データの中のエッジプレーン
    に関するデータに基づいて前記ラインデータを生成する
    工程を備えることを特徴とする請求項19記載の記載の
    画像を再構成する方法。
  24. 【請求項24】 前記ラインデータを近似する工程は、
    円軌道データセットを完全にするような前記サークルデ
    ータに対応するラインデータを生成することを特徴とす
    る請求項16記載の画像を再構成する方法。
  25. 【請求項25】 前記スキャン工程は、不完全な円軌道
    データセットするものであって、前記ラインデータを近
    似する工程は、前記円軌道データセットを完全にするた
    めのデータを発生する工程を備えることを特徴とする請
    求項16記載の画像を再構成する方法。
  26. 【請求項26】 前記投影データを得るために前記円軌
    道に沿って静止対象物をスキャンすることを特徴とする
    請求項16記載の画像を再構成する方法。
  27. 【請求項27】 前記サークルデータの中のエッジプレ
    ーンに基づいて前記近似ラインデータを生成することを
    特徴とする請求項16記載の画像を再構成する方法。
  28. 【請求項28】 コーンビームX線源と、 対象物を透過した前記X線源から照射されたコーンビー
    ムX線を受取るために配置されたX線検出器と、 前記検出器に接続され、前記対象物の軸の周りを前記ビ
    ームの第1の円軌道に沿って投影データを得るデータ収
    集装置と、 前記データ収集装置に接続され、前記投影データからサ
    ークルビューを再構成する第1の再構成プロセッサと、 前記データ収集装置に接続され、前記サークルビューか
    ら欠落するデータを演算する欠落データ演算器と、 前記欠落データ演算器に接続されるラインデータプロセ
    ッサと、 前記ラインデータプロセッサに接続された第2の再構成
    プロセッサと、 前記第1及び第2の再構成プロセッサに接続された画像
    加算プロセッサとを備えたコンピュータ断層撮影装置。
  29. 【請求項29】 前記データ収集装置は、静止対象物の
    軸周りを前記ビームの第1の円軌道に沿って投影データ
    を得ることを特徴とする請求項28記載のコンピュータ
    断層撮影装置。
  30. 【請求項30】 前記第1の再構成プロセッサは、フェ
    ルドカンプ再構成プロセッサを備えることを特徴とする
    請求項28記載のコンピュータ断層撮影装置。
  31. 【請求項31】 前記ラインデータプロセッサは、デー
    タを重み付けする手段と、重み付けデータを積分する手
    段と、積分された重み付けデータを微分する手段と、共
    同傾き係数によって割算する手段とを備えることを特徴
    とする請求項28記載のコンピュータ断層撮影装置。
  32. 【請求項32】 前記欠落データ演算器は、前記投影デ
    ータの中のエッジプレーンからの投影データからの欠落
    に基づいて前記データを演算することを特徴とする請求
    項記載のコンピュータ断層撮影装置。
  33. 【請求項33】 コーン状のX線ビームを対象物に曝射
    する第1の手段と、 前記X線ビームを検出する第2の手段と、 投影データを収集する第3の手段と、 前記投影データからサーキュラーデータを再構成する第
    4の手段と、 前記投影データから近似されるラインデータを生成する
    第5の手段と、 前記サーキュラーデータ及び前記近似ラインデータに基
    づいて画像を再構成する第6の手段とを備えたコンピュ
    ータ断層撮影装置。
  34. 【請求項34】 前記第3の手段は、静止対象物の軸周
    りを前記ビームの円軌道に沿って投影データを得る手段
    を備えたことを特徴とする請求項33記載のコンピュー
    タ断層撮影装置。
  35. 【請求項35】 前記第4の手段は、フェルドカンプ再
    構成プロセッサを備えることを特徴とする請求項33記
    載のコンピュータ断層撮影装置。
  36. 【請求項36】 前記第5の手段は、データを重み付け
    する手段と、重み付けされたデータを積分する手段と、
    前記積分された加重データを微分する手段と、共同傾き
    係数によって割算する手段とを備えることを特徴とする
    請求項33記載のコンピュータ断層撮影装置。
  37. 【請求項37】 前記欠落データ演算器は、前記投影デ
    ータの中のエッジプレーンからの投影データからの欠落
    に基づいて前記データを演算することを特徴とする請求
    項記載のコンピュータ断層撮影装置。
  38. 【請求項38】 円軌道に沿って対象物をスキャンする
    ことによって得られた投影データからサークルデータを
    再構成する第1のコード装置と、 前記投影データに基づいて近似ラインデータを生成する
    第2のコード装置と、 前記サークルデータ及び前記近似ラインデータに基づい
    て前記対象物の画像を再構成する第3のコード装置とを
    備えたコンピュータプログラムプロダクト。
  39. 【請求項39】 円軌道に沿って対象物をスキャンする
    ことによって得られた投影データからサークルデータを
    再構成するステップと、前記投影データに基づいて近似
    されたラインデータを生成するステップと、前記サーク
    ルデータ及び前記近似ラインデータに基づいて前記対象
    物の画像を再構成するステップとを実行するプログラム
    が入ったソフトウェアを含む記憶媒体を備えたコンピュ
    ータプロダクト。
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