JP2003144339A - トング - Google Patents

トング

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JP2003144339A
JP2003144339A JP2001383780A JP2001383780A JP2003144339A JP 2003144339 A JP2003144339 A JP 2003144339A JP 2001383780 A JP2001383780 A JP 2001383780A JP 2001383780 A JP2001383780 A JP 2001383780A JP 2003144339 A JP2003144339 A JP 2003144339A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 容器に収容されたかち割り氷や固形砂糖のよ
うな把持対象物を把持して取り出すトングにおいて、特
にバネ圧を変えることができ、樹脂により一体成形する
のに適したトングの開発。 【解決手段】 先端部に相対向して設けられ、把持対象
物を把持する一対の把持部2と、該把持部2を先端側に
備え、相対向して上方に延び、把持部2による把持・把
持解除操作を行う操作部3と、該両操作部3を上端部に
おいて一体的に連結し、かつ上方に向け弯曲すると共に
弾性を有する弾性弯曲部4と、からなるトングであっ
て、.弾性弯曲部4の下方の両操作部3間に、操作部
3を操作して把持部2により把持対象物を把持して後に
把持解除したとき、把持部2を元の位置に弾性復帰させ
る復帰習性を有する弾性体5を一体的に設けた。.弾
性体5の弾発力を変向可能にした。.トング1を合成
樹脂により一体成形した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、容器に収容された
かち割り氷や固形砂糖のような把持対象物を把持して取
り出すトングに関し、特にバネ圧を変えることができ、
樹脂により一体成形するのに適したトングに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、容器に収容されたかち割り氷や固
形砂糖のような把持対象物を把持して取り出すトングと
して、先端部に相対向して設けられ、把持対象物を把持
する一対の把持部と、該把持部を先端側に備え、相対向
して上方に延び、把持部による把持・把持解除操作を行
う操作部と、該両操作部を上端部において一体的に連結
し、かつ上方に向け弯曲すると共に弾性を有する弾性弯
曲部と、からなるものが周知である。
【0003】上記従来のトングは、金属製のものが多
く、製造コストが高くなり、使い捨てできるものではな
かった。また近年、合成樹脂により一体成形されたトン
グも出現していて、製造コストが安くなり、使い捨てを
可能にしている利点があるが、使用時における把持部の
腰が弱く、把持対象物を適切に把持して取り出すことが
できない場合がある、といった問題点があった。
【0004】従来のトング(特に合成樹脂製)により把
持対象物が適切に把持できない最大の原因は、両把持部
が把持対象物を把持するときに、把持対象物の大きさや
形状によって、対向する把持部に掛かる力が真っ直ぐに
作用せず、横方向にずれてしまって両側の把持部が食い
違うように作用し、両把持部から把持対象物が外れてし
まうからである。このことは、金属製のトングにおいて
も起こり得ることである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来の
トングにおいては、金属製のものは製造コストが高く、
使い捨てにはできない。また、合成樹脂による一体成形
されたトングでは、製造コストが安く、使い捨てを可能
にしているが、使用時において把持対象物を適切に把持
して取り出すことができない場合があり、解決すべき課
題となっている。
【0006】本発明は、上記の事情にかんがみなされた
もので、合成樹脂により一体成形されたトングでありな
がら、操作部に十分なバネ圧が確保され、しかも両把持
部により把持対象物を把持するとき、把持対象物の大き
さや形状に左右されずに対向する把持部に真っ直ぐな力
が作用して、把持対象物を確実に把持することができ、
使い捨てが可能であり、金属製のものにも適用できるト
ングを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、以下の構成を有することを特徴としてい
る。
【0008】A.先端部に相対向して設けられ、把持対
象物を把持する一対の把持部と、該把持部を先端側に備
え、相対向して上方に延び、把持部による把持・把持解
除操作を行う操作部と、該両操作部を上端部において一
体的に連結し、かつ上方に向け弯曲すると共に弾性を有
する弾性弯曲部と、からなるトングであって、上記弾性
弯曲部の下方の両操作部間に、操作部を操作して把持部
により把持対象物を把持して後把持解除したときに、把
持部を元の位置に弾性復帰させる復帰習性を有する弾性
体を一体的に設けた。
【0009】B.上記弾性体の弾発力を変えられるよう
にした。 C.上記トングを合成樹脂により一体成形した。
【0010】
【作用】上記の構成によって本発明のトングは、以下の
ような作用を行う。
【0011】a.弾性弯曲部の下方の両操作部間に、操
作部を操作して把持部により把持対象物を把持して後把
持解除したときに、把持部を元の位置に弾性復帰させる
復帰習性を有する弾性体を一体的に設けることで、例え
ば、トングにより容器内の氷を挟んで取り出すとき、弾
性体によって相対向する把持部の移動範囲が狭くなり、
かつ両把持部に真っ直ぐな力が作用して氷を確実に把持
して取り出せる。また、弾性体を設けることによって、
トングの厚みを薄くしても氷を把持して取り出せる。
【0012】b.弾性体の弾発力を変えられるようにす
ることで、トングのバネ圧を強くしたり弱くしたりし
て、把持対象物の種類や大きさ等に応じて選択して適切
に使用する。 c.トングを合成樹脂により一体成形することで、合成
樹脂製でありながら、弾性体の作用で両把持部に真っ直
ぐな力が働き、氷を確実に把持して取り出せる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面を参照して具体的に説明する。
【0014】図1及び図2において、符号1で示すトン
グは、合成樹脂により一体(型)成形されたものであ
る。このトング1は、従来のものと同様に、先端部に相
対向して設けられ、把持対象物を把持する一対の把持部
2と、該把持部2を先端側に一体的に備え、相対向して
上方に延び、把持部2による把持・把持解除操作を行う
操作部3と、該両操作部3を上端部において一体的に連
結し、かつ上方に向け弯曲すると共に弾性を有する弾性
弯曲部4と、からなり、前記弾性弯曲部4の下方の両操
作部3間に、本発明に係るΩ形状をした弾性体5を一体
的に設けている。
【0015】前記弾性体5は、操作部3を操作して把持
部2により把持対象物を把持して後把持解除したとき
に、把持部2を元の位置に弾性復帰させる復帰習性を有
している。また、この弾性体5は、その厚さを変えるこ
とにより、弾発力が変えられるようになっている。弾性
体5の厚さは、トング1を型成形するときに、弾性体5
の部分の型の厚さを変えた何種類かのトングを成形し、
また、全体の大きさを変えたものを何種類か用意するこ
とにより、把持対象物の種類、形状、大きさ等に応じて
適切なものを選択して用いることができる。
【0016】本発明のトング1は、図3ないし図6にも
示すように、ギザギサ状の把持部2の先端部に内側に向
け弯曲し、把持部2よりわずかに突出した先端把持部2
aを設け、また、把持部2の外側に外側リブ2bを形成
している。操作部3には内側リブ3aが形成され、弾性
弯曲部4の内側に形成された内側リブ4aと連続させて
いる。そして、弾性体5は操作部3の内側リブ3aとΩ
形状の足部が一体的に形成されている。なお、本発明の
弾性体5を設けたトング1は、合成樹脂の一体成形に限
らず、金属により製造することも可能である。
【0017】次に、上記のように構成されたトング1の
動作について説明する。
【0018】トング1は、容器に収容されたかち割り
氷、サイコロ状に成形された氷、サイコロ状に成形され
た固形砂糖のような把持対象物を、容器内で把持して容
器から取り出し、他の容器に放出したりするのに使用さ
れる。トング1は、予め把持対象物の状態に適したもの
を用意しておく。使用者はトング1の操作部3を外側か
ら持って、把持対象物を先端把持部2a及び把持部2に
より両側から挟み付けるようにして把持する。このと
き、先端把持部2aや把持部2は、弾性弯曲部4及び弾
性体5の弾発力に抗して操作部3と共に把持方向に移動
するが、弾性体5により操作部3及び把持部2は移動範
囲が狭くなっており、かつ両把持部2には真っ直ぐな方
向の力が作用して、氷を確実に把持して取り出すことが
できる。
【0019】また、トング1に弾性体5を設けることに
よって、トング1全体の肉厚を薄く(この実施例では5
mm)しても十分に氷を把持して取り出すことができ
る。さらに、弾性体5の弾発力を変えることによって、
トング1のバネ圧を強くしたり弱くしたりして、把持対
象物の種類や大きさ等に応じて選択して用いることによ
り、適切な使用状態が得られる。本発明では、トング1
を合成樹脂により一体成形することで、合成樹脂製であ
りながら、弾性体5の作用で両把持部2により氷を確実
に把持して取り出すことができる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明のトングによ
れば、上記請求項1〜3の構成を有することにより、以
下の作用効果を奏することができる。
【0021】.弾性弯曲部の下方の両操作部間に、操
作部を操作して把持部により把持対象物を把持して後把
持解除したときに、把持部を元の位置に弾性復帰させる
復帰習性を有する弾性体を一体的に設けたので、トング
により容器内の把持対象物を把持して取り出すとき、弾
性体によって相対向する把持部の移動範囲が狭くなり、
かつ両把持部に真っ直ぐな力が作用して把持対象物を確
実に把持して取り出すことができる。また、弾性体を設
けることによって、トング全体の厚みを薄くしても把持
対象物を把持して取り出すことができる。
【0022】.弾性体の弾発力を変えられるようにし
たので、トングのバネ圧を強くしたり弱くしたりして、
把持対象物の種類や大きさ等に応じて選択して適切に使
用することができる。 .トングを合成樹脂により一体成形したので、合成樹
脂製でありながら、弾性体の作用で両把持部に真っ直ぐ
な力が働き、把持対象物を確実に把持して取り出すこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるトングの全体斜視図である。
【図2】同平面図である。
【図3】図2の上面図である。
【図4】図2の底面図である。
【図5】図2の側面図である。
【図6】図2のA−A線断面図である。
【符号の説明】
1 トング 2 把持部 2a 先端把持部 2b 外側リブ 3 操作部 3a 内側リブ 4 弾性弯曲部 4a 内側リブ 5 弾性体(厚さが調節可能)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端部に相対向して設けられ、把持対象
    物を把持する一対の把持部と、該把持部を先端側に備
    え、相対向して上方に延び、把持部による把持・把持解
    除操作を行う操作部と、該両操作部を上端部において一
    体的に連結し、かつ上方に向け弯曲すると共に弾性を有
    する弾性弯曲部と、からなるトングであって、 上記弾性弯曲部の下方の両操作部間に、操作部を操作し
    て把持部により把持対象物を把持して後把持解除したと
    きに、把持部を元の位置に弾性復帰させる復帰習性を有
    する弾性体を一体的に設けたことを特徴とするトング。
  2. 【請求項2】 上記弾性体の弾発力を変えられるように
    したことを特徴とする請求項1記載のトング。
  3. 【請求項3】 上記トングを合成樹脂により一体成形し
    たことを特徴とする請求項1又は2記載のトング。
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