JP2003143978A - 降霜感知自動散水装置 - Google Patents

降霜感知自動散水装置

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JP2003143978A JP2001341029A JP2001341029A JP2003143978A JP 2003143978 A JP2003143978 A JP 2003143978A JP 2001341029 A JP2001341029 A JP 2001341029A JP 2001341029 A JP2001341029 A JP 2001341029A JP 2003143978 A JP2003143978 A JP 2003143978A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 商用電源が引かれていない所で散水のみだけ
ではなく止水動作も所定温度で自動的に行い茶畑の降霜
予防の散水作業の軽減化を図った降霜感知自動散水装置
を提供する。 【解決手段】 所定温度になると、電磁弁B5が開き室
C14の水が排出されるため、ダイヤフラム9が上昇し
室A12と室B13が繋がり、バルブ入口10の水がバ
ルブ出口11に流れ、散水される。温度が上昇し、所定
温度になると電磁弁4が開くため室A12の水が室C1
4に供給されてダイヤフラムが下がり室A12と室B1
1は遮断され、散水が停止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、茶畑の茶葉を霜か
ら守るための降霜感知自動散水装置に関する。
【0002】
【従来の技術】茶畑の茶葉を霜から守るための方法とし
て防霜ファンやスプリンクラ方式が従来より用いられて
いる。後者のスプリンクラ方式は周囲が所定温度に低下
したとき霜が降りないように茶畑に水を散水するもので
ある。従来の降霜散水装置は、商用電源のない所で動作
させるためセンサにガス式を採用し、所定温度、例えば
2℃になったときに散水を自動的に行い、止水は手動で
行っている。
【0003】図6に従来の降霜感知散水装置の一例を示
す。バルブ内はダイヤフラム61により仕切られた上室
63と下室62の2つが形成されている。まず、注入レ
バー64aを操作してバルブ64を開きダイヤフラム式
バルブ67の入口の水をダイヤフラムの上室63に注入
することによりダイヤフラム61を下降させIN側とO
UT側の間を遮断してバルブを閉じる。そして、この状
態で注入レバー64aを操作してバルブ64を閉じるこ
とにより止水の状態を作る。
【0004】つぎにレバー65aの操作を行ってバルブ
65を開きダイヤフラムの上室63の水をガス式センサ
に接続しておく。このように設定することにより、例え
ば温度が2°C(固定)になったとき、ガス式センサ6
6がこれを検知してダイヤフラム上室63の水を外部に
排出する。ダイヤフラム61は上部に移動してIN側は
OUT側に接続されIN側の水は出口へと流れる。これ
により図示しないスプリンクラにより散水が行われる。
【0005】このように散水は自動であるが、止水はで
きないため、温度が上昇し霜がおりない状態、例えば温
度6℃ぐらいになったとき雨具を付けて(散水状態のた
め)止水の作業をすることとなる。注水レバー64aに
よりバルブ64を開いてダイヤフラム61の上室63に
注水した後、再度レバー64aを操作してバルブ64を
閉じる作業を多数のダイヤフラム式バルブについて行
う。1つのダイヤフラム式バルブで動かせるスプリンク
ラは所定数に決まっているため、例えば人によっては5
0ヵ所以上のレバー操作が必要となる。そして茶畑が多
数ヵ所にある場合には、車で移動しながら行うこととな
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで、商用電源がな
いところでも例えば2℃(設定自由)になった時点で散
水を開始し、6℃(設定自由)になった時点で自動的に
止水できる散水装置が要請される。本発明は、上記要請
に応えるもので、その目的は、商用電源が引かれていな
い所おいて、散水のみだけではなく止水動作も所定温度
で自動的に行うことができ、茶畑の降霜予防の散水作業
の軽減化を図ることができる降霜感知自動散水装置を提
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明による降霜感知自動散水装置は、流体の供給口
を有する第1の室,流体の出力口を有し、入力側が前記
第1の室と結合できる第2の室およびダイヤフラムによ
って前記第1と第2の室とは独立した第3の室を有し、
前記第3の室に流体を供給することにより前記ダイヤフ
ラムが前記第1と第2の室の結合を遮断し、前記第3の
室から流体を排出することにより前記第1と第2の室を
結合するように構成されたバルブと、前記第1の室に結
合された第1の管と、第1の電磁弁を介して前記第1の
管に接続された第2の管と、第2の電磁弁を介して前記
第2の管に接続され、一端側が開口部を有する第3の管
と、前記第2の管に分岐接続され、一方端が前記第3の
室に接続された第4の管と、周囲温度を検知する温度セ
ンサと、乾電池などの低電圧源で動作可能であり、前記
温度センサにより第1の所定温度を検知したとき、前記
第1の電磁弁が閉じた状態で前記第2の電磁弁を一定時
間開くことにより前記第1と第2の室を結合して流体を
第1の室から第2の室に流すようにし、前記第1の所定
温度より高く設定された第2の所定温度を検知したと
き、前記第2の電磁弁が閉じた状態で前記第1の電磁弁
を一定時間開けることにより所定時間で前記第1と第2
の室の遮断を完了するように制御する制御手段とを備え
て構成されている。また、本発明は、流体の供給口を有
する第1の室,流体の出力口を有し、入力側が前記第1
の室と結合できる第2の室,ダイヤフラムによって前記
第1と第2の室とは独立した第3の室,第1と第3の室
を接続する通路および前記第2と第3の室を接続する通
路を開閉する電磁ソレノイドを有するバルブと、周囲温
度を検知する温度センサと、乾電池などの低電圧源で動
作可能であり、前記温度センサにより第1の所定温度を
検知したとき、前記通路開のための正信号を前記電磁ソ
レノイドに送り前記第3と第2の室間の通路を接続して
第1と第3の室の圧力差を作ることにより、前記ダイヤ
フラムを押し上げて前記第1と第2の室を結合して第1
の室から第2の室に流体を流すようにし、前記第1の所
定温度より高く設定された第2の所定温度を検知したと
き、反転信号を前記電磁ソレノイドに送り前記第3と第
2の室の間の通路を閉じて前記第1と第3の室の圧力差
をなくすことにより弾性部材の力によって前記ダイヤフ
ラムを下降させて所定時間で前記第1と第2の室の結合
を遮断するように制御する制御手段とを備えて構成され
ている。本発明における前記第1の所定温度は2°Cで
あり、前記第2の所定温度は6°Cに設定される。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳しく説明する。図1は、本発明による降霜
感知自動散水装置の第1の実施の形態を示す図である。
バルブ入口(IN)10は図示しない水道管などの水供
給源に接続されている。バルブ出口(OUT)は図示し
ない所定数のスプリンクラに接続されている。ダイヤフ
ラム式バルブ21は、バルブ入口側の室A12とバルブ
出口側の室B13に分割されており、室B13は上部中
心部に開口部13aが配置され、室A12は開口部13
aの周囲に開口部12aが形成されている。ダイヤフラ
ム9はこれら開口部12a,13aの上に配置され、そ
の上側には室C14が形成されている。ダイヤフラム9
が実線で示すようになっている場合には、室A12と室
B13の開口部は繋がり、水はバルブ入口からバルブ出
口に流れる。
【0009】ダイヤフラムが2点鎖線9aの位置になる
と、室A12と室B13の開口部は遮蔽され水の流れは
停止する。室A12は管A15および管D18を通じて
室C14に接続されている。管A15と管D18の間に
はバルブA7が設置されている。管A15は分岐され電
磁弁A4を介して管B16にも接続されている。管B1
6は管E19を通じて室C14に接続されている。管B
16と管E19の間にはバルブB8が設置されている。
さらに管B16は分岐され電磁弁B5を介し排水口6を
有する管C17に接続されている。
【0010】ディジタル温度計1,電磁弁A4およびB
5を含めた制御回路部ならびに電源となる乾電池3は筐
体20内に収容されている。ディジタル温度計1は現在
の温度を検知して表示するとともに、コントローラ部2
の各ボタン2a〜2dにより散水温度(2°C),止水
温度(6°C)を設定することができる。電磁弁をオン
する電圧は、例えば電池を4本直列接続した電圧より大
きいため、DC昇圧回路を用いることにより電池駆動を
可能にしている。この実施の形態では、各室および電磁
弁を繋ぐものは管を使用しているが、ホースなどを用い
ることも可能である。
【0011】図2は、図1の装置に用いる回路の実施の
形態を示すブロック図である。ディジタル温度計1には
温度設定のためのボタンが設けられており、2aは散水
選択用ボタン,2bは止水選択用ボタン,2cは設定ボ
タン,2dは設定温度を決めるための調整ボタンであ
る。散水開始の温度設定は、まず散水ボタン2aを押
し、さらに設定ボタン2cを押すことにより散水時の温
度を選択可能とし、さらに調整ボタン2dにより具体的
な温度を設定することなる。止水の温度設定は、まず止
水ボタン2bを押し、さらに設定ボタン2cを押して止
水時の温度を選択可能とし、さらに調整ボタン2dによ
り具体的な温度を設定することなる。この実施の形態で
は2°Cを散水開始温度,6°Cを止水温度としてい
る。
【0012】ディジタル温度計内では上記のように設定
されると、周囲温度が止水温度になれば止水信号M1を
出力する。また、散水開始温度になれば散水信号M2を
出力する。電源電圧は乾電池を4個直列接続してDC6
Vを得ている。電池電圧は電池モニタ回路によってその
消耗状態が分かるようになっている。電池モニタ回路の
OPアンプの+入力端子には電池電圧の分割電圧が、−
入力端子には基準となる電圧(1.4V)がそれぞれ入
力される。電池が5V以上である場合にはOPアンプの
出力には「1」の正信号が出力される。コンデンサC
4,抵抗23およびNANDゲート3は発振回路が構成
され、NANDゲート4には「1」と発振信号が入力さ
れる。そのため、NANDゲート4の出力は発振出力と
なり、LEDは点滅表示となる。
【0013】電池が5Vより低下すると、OPアンプの
出力には「0」の負信号が出力されNANDゲート4に
は「0」と発振信号が入力される。そのため、NAND
ゲート4の出力は「1」の出力となり、LEDは点灯表
示となり、電池交換を促すこととなる。電圧ブースト回
路は電磁弁A,Bが動作する電圧12V以上に昇圧する
ための回路で、コンデンサC3,C5,C6およびC
7,抵抗25,26および27,NANDゲート5,
6,7および8ならびにダイオードD1,D2,D3,
D4,D5およびD6によりDC−DCコンバータが構
成される。DC−DCコンバータにより16Vまで昇圧
され、通常は6Vに保持される。
【0014】ディジタル温度計1のM1端子からは電磁
弁Aを50秒間オンする止水信号M1が出力される。ト
ランジスタTr1は「1」の止水信号が入力すると、
「0」の信号を出力しインバータIN1により反転させ
られる。NANDゲート1の2つの入力端子にはそれぞ
れ「1」の信号が入力し、NANDゲート1の出力は
「0」の出力となり、インバータIN3により反転させ
られてトランジスタTr2はターンオンする。これによ
りリレーRLAが駆動し、その接点rlaは閉じるた
め、電磁弁Aは動作する。インバータIN2により反転
させられた時点からコンデンサC1は抵抗R5を介して
放電を開始し、例えば50秒後にNANDゲート1の一
方の入力端子は「0」の信号となる。そのため、トラン
ジスタTr2はターンオフしリレーRLAはオフし、そ
の接点rlaは開き、電磁弁Aは閉じる。
【0015】一方、ディジタル温度計1のM2端子から
は電磁弁Aを3.8秒間オンする散水信号M2が出力さ
れる。トランジスタTr3は「1」の止水信号が入力す
ると、「0」の信号を出力しインバータIN11により
反転させられる。NANDゲート2の2つの入力端子に
はぞれぞれ「1」の信号が入力し、NANDゲート2の
出力は「0」の出力となり、インバータIN13により
反転させられてトランジスタTr4はターンオンする。
これによりリレーRLBが駆動し、その接点rlbは閉
じるため電磁弁Bは動作する。インバータIN12によ
り反転させられた時点からコンデンサC2は抵抗R15
を介して放電を開始し、3.8秒後にNANDゲート2
の一方の入力は「0」の信号となる。そのため、トラン
ジスタTr4はターンオフしリレーRLBはオフし、そ
の接点rlbは開き、電磁弁Bは閉じる。
【0016】図3は、図1の装置の動作を説明するため
の図である。このダイヤフラム式バルブが設置されてい
る茶畑の朝,夕,夜の周辺気温が図3(a)のように変
化したとする。夕方から夜にかけて気温が2°Cまで下
がると、電磁弁Bが3.8秒間だけ動作しダイヤフラム
の上室C14の水が抜かれ散水状態となる。そして、そ
の状態が気温が6℃まで保持される。気温が6℃に上昇
すると電磁弁Aが50秒間動作し、ダイヤフラムの上室
C14には水が入りバルブを閉とし、止水状態となる。
バルブ自体の構造により40秒間位で徐々に止水する様
になっている。これはウォーターハンマ現象を防ぐため
である。電磁弁A4とB5はDC12Vで動作するが、
オフのときは2Vでも動作するため、動作当初は16V
程度まで昇圧し、後は6Vで保持するようにして低い電
圧(少ない消費電力)で動作を可能にしている。
【0017】図4は、本発明による降霜感知自動散水装
置の第2の実施の形態を示す図である。この実施の形態
は電磁コイル式バルブを用いたものである。バルブ入口
(IN)55は図示しない水道管などの水供給源に接続
されている。バルブ出口(OUT)56は図示しない所
定数のスプリンクラに接続されている。電磁コイル式バ
ルブ57はバルブ入口側の室A52とバルブ出口側の室
B53に分割されており、室B53は上部中心部に開口
部53aが配置され、室A52は開口部53aの周囲に
開口部52aが形成されている。ダイヤフラム49はこ
れら開口部52a,53aの上に配置され、その上部に
は室C54が形成されている。ダイヤフラム49が上昇
した場合には、室A52と室B53の開口部は繋がり、
水はバルブ入口からバルブ出口に流れる。
【0018】室C54内にはコイルバネ50が設けられ
ており、コイルバネ50の反発力によりダイヤフラムが
図に示す位置に戻ると、室A52と室B53の開口部は
遮蔽され水の流れは停止する。室C54と室B53の間
はパイロット穴47により接続されており、パイロッチ
穴47開閉のための電磁コイル式バルブ57が設置され
ている。電磁コイル式バルブ57は、コイル58,永久
磁石46および可動鉄芯45により構成されており、可
動鉄芯45が下降した状態ではパイロット穴47は塞が
れている。パイロット穴47の近辺には予備パイロット
穴59があり、手動コック48により室C54と室B5
3の間を繋ぐことができる。
【0019】電磁コイル式バルブ57は次のように動作
する。 (開動作)コイルリード線44に赤側(+),黒側
(−)のパルス電圧を印加すると、可動鉄芯45がソレ
ノイド58により吸引され永久磁石46によって保持さ
れるためパイロット穴47が開き、室C54内の圧力が
室B53に抜ける。その結果、室C54内の圧力が室A
52より低くなり、ダイヤフラム49が上昇しバルブが
開く。
【0020】(閉動作)コイルリード線44に開動作と
は逆の赤側(−)、黒側(+)のパルス電圧を印加する
と、可動鉄芯45が下降しパイロット穴47を閉じる。
パイロット穴47が閉じると、室A52と室54が同圧
となり、コイルバネ50の反発力によりダイヤフラム4
9が下降しバルブが閉じる。ウォータハンマを防止する
ために室A52から室C54に入る穴51を小さくし、
弁閉時間を長くしてある。手動による弁の開閉は、可動
鉄芯45を閉状態にし、コイルを通電していない状態で
行なわれる。手動コック48を0.5〜1回転すること
によりバルブを開閉することができる。
【0021】ディジタル温度計41および制御回路部な
らびに電源となる乾電池33は筐体60内に収容されて
いる。ディジタル温度計41は現在の温度を検知して表
示するとともに、コントローラ部42の各ボタン42a
〜42dにより散水温度(2°C),止水温度(6°
C)を設定することができる。
【0022】図5は、図4の装置の動作を説明するため
の図である。この電磁コイル式のバルブが設置されてい
る茶畑の朝,夕,夜の周辺気温が図5(a)のように変
化したとする。夕方から夜にかけて気温が2°Cまで下
がると、制御回路31は0.5秒の6Vのパルスを発生
し、ソレノイド58に印加する。電磁コイル式バルブの
可動鉄芯45は上昇し、室C54と室B53は同圧とな
り、散水状態となる。この状態が気温が6℃まで保持さ
れる。気温が6℃に上昇すると、制御回路31は0.5
秒の6Vのパルス(反転パルス)を発生し、ソレノイド
58に印加され止水状態をとなる。ソレノイドそのもの
は6V仕様であるので、乾電池4個で動作する。
【0023】
【発明の効果】以上、説明したように本発明は、第1,
第2および第3の室を備えたバルブに対し2つの電磁弁
を設置し、周囲温度を検知し第1の所定温度に達したと
き第1の電磁弁が閉じた状態で第2の電磁弁を一定時間
開くことにより第1と第2の室を結合して流体を第1の
室から第2の室に流し、第1の所定温度より高く設定さ
れた第2の所定温度を検知したとき、第2の電磁弁が閉
じた状態で第1の電磁弁を一定時間開けることにより所
定時間で第1と第2の室の遮断を完了するように制御す
る制御手段を備えたものである。また、電磁コイル式バ
ルブを用いて上記と同様な条件でソレノイドに正,負の
パルスを印加することにより第1と第2の室の接続,遮
蔽の動作を行うものである。したがって、商用電源が引
かれていない所において散水のみだけではなく止水動作
も所定温度で自動的に行うことができ、茶畑の降霜予防
ための散水作業の軽減化を図ることができるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による降霜感知自動散水装置の第1の実
施の形態を示す図である。
【図2】図1の装置に用いる回路の実施の形態を示すブ
ロック図である。
【図3】動作を説明するための図である。
【図4】本発明による降霜感知自動散水装置の第2の実
施の形態を示す図である。
【図5】図4の装置の動作を説明するための図である。
【図6】従来の降霜感知散水装置の一例を示す図であ
る。
【符号の説明】
1,41 ディジタル温度計 2,42 コントローラ部 3,43 乾電池 4 電磁弁A 5 電磁弁B 6 排水口 7 バルブA 7a レバーA 8 バルブB 8a レバーB 9,49 ダイヤフラム 10 バルブ入口 11 バルブ出口 12,52 室A 13,53 室B 14,54 室C 15 管A 16 管B 17 管C 18 管D 19 管E 44 コイルリード線 45 可動鉄芯 46 永久磁石 47 パイロット穴 48 手動コック 50 コイルバネ 51 穴

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体の供給口を有する第1の室,流体の
    出力口を有し、入力側が前記第1の室と結合できる第2
    の室およびダイヤフラムによって前記第1と第2の室と
    は独立した第3の室を有し、前記第3の室に流体を供給
    することにより前記ダイヤフラムが前記第1と第2の室
    の結合を遮断し、前記第3の室から流体を排出すること
    により前記第1と第2の室を結合するように構成された
    バルブと、 前記第1の室に結合された第1の管と、 第1の電磁弁を介して前記第1の管に接続された第2の
    管と、 第2の電磁弁を介して前記第2の管に接続され、一端側
    が開口部を有する第3の管と、 前記第2の管に分岐接続され、一方端が前記第3の室に
    接続された第4の管と、 周囲温度を検知する温度センサと、 乾電池などの低電圧源で動作可能であり、前記温度セン
    サにより第1の所定温度を検知したとき、前記第1の電
    磁弁が閉じた状態で前記第2の電磁弁を一定時間開くこ
    とにより前記第1と第2の室を結合して流体を第1の室
    から第2の室に流すようにし、前記第1の所定温度より
    高く設定された第2の所定温度を検知したとき、前記第
    2の電磁弁が閉じた状態で前記第1の電磁弁を一定時間
    開けることにより所定時間で前記第1と第2の室の遮断
    を完了するように制御する制御手段と、 を備えたことを特徴とする降霜感知自動散水装置。
  2. 【請求項2】 流体の供給口を有する第1の室,流体の
    出力口を有し、入力側が前記第1の室と結合できる第2
    の室,ダイヤフラムによって前記第1と第2の室とは独
    立した第3の室,第1と第3の室を接続する通路および
    前記第2と第3の室を接続する通路を開閉する電磁ソレ
    ノイドを有するバルブと、 周囲温度を検知する温度センサと、 乾電池などの低電圧源で動作可能であり、前記温度セン
    サにより第1の所定温度を検知したとき、前記通路開の
    ための正信号を前記電磁ソレノイドに送り前記第3と第
    2の室間の通路を接続して第1と第3の室の圧力差を作
    ることにより、前記ダイヤフラムを押し上げて前記第1
    と第2の室を結合して第1の室から第2の室に流体を流
    すようにし、前記第1の所定温度より高く設定された第
    2の所定温度を検知したとき、反転信号を前記電磁ソレ
    ノイドに送り前記第3と第2の室の間の通路を閉じて前
    記第1と第3の室の圧力差をなくすことにより弾性部材
    の力によって前記ダイヤフラムを下降させて所定時間で
    前記第1と第2の室の結合を遮断するように制御する制
    御手段と、 を備えたことを特徴とする降霜感知自動散水装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の所定温度は2°Cであり、前
    記第2の所定温度は6°Cであることを特徴とする請求
    項1または2記載の降霜感知自動散水装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN103081765A (zh) * 2011-10-28 2013-05-08 镇江新区雨泰香茗园艺专业合作社 一种弥雾喷灌设备进行茶园春节防霜冻的方法

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