JP2003143607A - 動画像編集装置、動画像編集方法、動画像復号化装置及び動画像復号化方法 - Google Patents

動画像編集装置、動画像編集方法、動画像復号化装置及び動画像復号化方法

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JP2003143607A
JP2003143607A JP2001334294A JP2001334294A JP2003143607A JP 2003143607 A JP2003143607 A JP 2003143607A JP 2001334294 A JP2001334294 A JP 2001334294A JP 2001334294 A JP2001334294 A JP 2001334294A JP 2003143607 A JP2003143607 A JP 2003143607A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 GOP単位を持つ符号列の編集を行う従来方
法では、通常のGOP構成では符号列の編集が困難であ
り、クローズドGOP構成では、符号化効率が低下し、
また、Pピクチャの周期が不連続になるという問題があ
る。 【解決手段】 画像タイプ検出器35は、入力符号列
A、Bのヘッダから画像タイプ(I,P,B)を検出
し、検出情報を切替え制御器36に供給する。切替え制
御器36は、入力符号列A、Bの画像タイプと、外部か
ら入力される編集情報とに基づいて、スイッチ37を切
替え制御する。スイッチ37は、切替え制御器36から
与えられる制御情報に基づき、符号列バッファ33又は
符号列バッファ34から切替えタイミングに合わせて出
力されるピクチャを選択する。スイッチ37により選択
されたピクチャは、フラグ挿入器38に供給され、ここ
で編集点を示す符号が挿入又は書き換えられる。これに
より、GOP単位の符号列編集ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は動画像編集装置、動
画像編集方法、動画像復号化装置及び動画像復号化方法
に係り、特にピクチャ内独立、片方向予測、双方向予測
の3種類の符号化手法を用いて動画像を符号化して得た
符号列の編集を行う動画像編集装置及び動画像編集方法
と、符号化された動画像の復号化を行う動画像復号化装
置及び動画像復号化方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、動画像の高能率圧縮符号化方
式としてMPEG(Moving Picture Experts Group)方
式が知られている。このMPEG方式では、画像間予測
の方法により3種類のピクチャタイプを持つ。Iピクチ
ャと呼ばれるピクチャ内独立符号化ピクチャと、Pピク
チャと呼ばれる片方向予測符号化(フレーム間又はフィ
ールド間順方向予測符号化)ピクチャと、Bピクチャと
呼ばれる双方向予測符号化ピクチャである。Iピクチャ
はランダムアクセスやチャンネル切替えに対応するもの
で、そこから復号が可能となる。ここで、ピクチャは動
画像の1フレームないし1フィールドを指す。
【0003】符号列はピクチャが複数束ねられ、符号列
群すなわちGOP(Group Of Picture)が形成される。
このGOPにおいては、Iピクチャがひとつは必ず入る
形となる。通常のGOPの構成は、Bピクチャから始ま
りPピクチャで終わる。このピクチャ構成を図7(a)
に示す。符号列においてP(I)ピクチャとBピクチャ
の順番が入れ替わるため、このような構成となる。
【0004】一方、最初のBピクチャは前のGOPのP
ピクチャからも予測されるため、画像間予測が途切れず
符号列をGOP単位で入れ替えることができない。そこ
で、最初のBピクチャを無くし、前GOPのPピクチャ
の直後をIピクチャとする方法がある。これはクローズ
ド(Closed)GOPと呼ばれるもので、各GOP
は前後GOPと関係なくなるため、GOP単位で符号列
の編集が可能になる。このGOP構成を図7(b)に示
す。この場合、最初の部分が周期的な処理でなくなるの
で、処理がやや面倒になる。また、符号量が少ないBピ
クチャが削除されるので平均符号量が増加する。
【0005】一方、本発明者が先に特開平11−164
307号公報にて開示したように、主たる符号列とは別
に副符号列として、ピクチャ内独立符号化された符号列
を多重化する動画像符号化装置及び動画像復号化装置が
ある。この動画像符号化装置では、入力される動画像に
対して、画像内独立符号化または画像間予測符号化をフ
レーム又はフィールド単位で切り替えて行い、得られた
主符号列を出力する主符号化手段と、前記主符号化手段
において画像間予測符号化が行われるフレーム又はフィ
ールドのうち所定フレーム又はフィールドを、画像内独
立符号化し、得られた副符号列を出力する副符号化手段
と、前記所定フレーム又はフィールドの主符号列の隣接
部に前記所定フレームまたはフィールドの副符号列を挿
入し、多重化された符号列を得る符号列多重化手段とよ
り構成したことを特徴とする。
【0006】また、上記の動画像復号化装置は、入力さ
れる符号列のタイプ(主符号列/副符号列)を符号列の
ヘッダーより検出し、符号列のタイプ情報を出力するタ
イプ検出手段と、前記符号列のタイプ情報に基づき、連
続した画像の復号化が行われていない場合は、入力され
るいずれの符号列も復号化処理に導き、連続した画像の
復号化が行われている場合は、副符号列を放棄して主符
号列のみを復号化処理に導く符号列制御手段と、前記符
号列制御手段から与えられる符号列に対して、画像内復
号化又は画像間予測復号化を行い、得られた再生画像を
出力する復号化手段とを有する構成である。
【0007】この本発明者の先の提案になる動画像符号
化装置及び動画像復号化装置によれば、通常の復号化で
はピクチャ内独立符号化された符号列は用いずに復号化
し、ランダムアクセスやチャンネル切替え時にのみ、ピ
クチャ内独立符号化された符号列から復号化することが
可能になる。
【0008】また、ピクチャ内独立符号化した局部復号
画像とピクチャ間予測画像の両方を用いて画質を高める
手法がある。例えば、本発明者が先に特開平5−130
591号公報にて開示した動画像符号化装置では、ピク
チャ内独立符号化の再生画像とピクチャ間予測画像を適
応的に加算し、予測信号を形成するものである。
【0009】図8は従来の動画像符号化装置の一例のブ
ロック図を示す。同図において、画像入力端子1より入
来する動画像信号は、すべてがフレーム遅延器2に供給
される一方、Iピクチャとして符号化する信号のみがス
イッチ19を介してDCT20に供給される。フレーム
遅延器2は、PピクチャをBピクチャに先行して符号化
するために、Bピクチャのみをフレーム時間遅延させ
る。順番が入れ替えられた各画像は、減算器3に与えら
れる。
【0010】フレーム遅延器2からの画像信号は、減算
器3において後述する加算器9からの予測信号と減算さ
れて予測残差とされてDCT4に入力される。DCT4
は予測残差に対して離散コサイン変換(DCT:Discre
te Cosine Transform)の変換処理を行い、得られた係
数を量子化器5に供給する。量子化器5は所定のステッ
プ幅で入力係数を量子化し、固定長の符号となった係数
を可変長符号化器6と逆量子化器10に供給する。可変
長符号化器6は、固定長の予測残差を可変長符号で圧縮
して、得られた符号を多重化器13に供給する。
【0011】一方、逆量子化器10及び逆DCT11で
はDCT4及び量子化器5の逆処理が行われ、予測残差
を再生する。得られた再生予測残差は加算器12で、加
算器9からの予測信号と加算されて再生画像とされ、画
像間予測器7に入力される。画像間予測器7はこの再生
画像を参照画像として用いて画像間予測信号を形成し、
乗算器8に供給する。乗算器8は、後述の特定画像設定
器18よりの制御情報に従って再生画像に0から1の値
を乗じて、加算器9に供給する。
【0012】Iピクチャの符号化は、上記Pピクチャと
して符号化される画像の内、周期的に設定した一部の画
像について行う。Iピクチャの符号化は、予測残差に対
する上記の処理と同様で、DCT20、量子化器21及
び可変長符号化器22からなる回路部で符号化される
が、この処理はI(P)ピクチャに対するDCT4、量
子化器5及び可変長符号化器6からなる回路部の処理と
同様である。得られた符号は可変長符号化器22から多
重化器13に入力される。
【0013】一方、逆量子化器15及び逆DCT16で
はDCT20及び量子化器21の逆処理が行われ、画像
を再生する。得られた再生画像(Iピクチャ局部復号画
像)は、乗算器17に与えられる。乗算器17は、後述
する特定画像設定器18からの制御情報に従って局部復
号画像に0から1の値を乗じて、加算器9に供給する。
【0014】加算器9は、乗算器8からの画像間予測画
像と、乗算器17からのIピクチャ局部復号画像とを加
算して最終的な予測画像を得る。乗算器8の乗算係数と
乗算器17の乗算係数とは、それらの和が1となるもの
で、画像の相関により制御されてもよい。Iピクチャの
無い非特定ピクチャでは乗算器8で1、乗算器17で0
が乗算され、通常のPピクチャの処理となる。Bピクチ
ャは予測の参照画像とならないので、この加算処理は関
係ない。
【0015】特定画像設定器18は所定周期毎のPピク
チャを特定ピクチャとして設定し、その制御情報をスイ
ッチ19、乗算器8、17、多重化器13に与える。多
重化器13は、特定ピクチャの情報と各ピクチャの符号
列を多重化し、符号列出力端子14より出力する。
【0016】従来のGOP(画像群)の符号列構成は、
通常のGOPの場合は図9(a)に示すように、クロー
ズド(Closed)GOPの場合は図9(b)に示すように
なる。図9で区切りは各ピクチャの符号列を示し、I、
B、Pはピクチャタイプ、数字は再生表示ピクチャ番号
である。符号列は、BピクチャとP(I)ピクチャの順
番が逆転しているのが判る。その結果GOPの最後はP
ピクチャにならず、その前のBピクチャとなる。
【0017】通常のGOP構成の動画像符号列は、GO
P単位で編集を行うと最初のBピクチャが復号化できな
くなる。これはその前のPピクチャが前のGOPに属
し、GOP単位の編集によりPピクチャが他の画像に変
化してしまうので、正しい参照画像が得られなくなるた
めである。この場合、復号化装置でBピクチャの画像を
復号化しないようにするため、編集が行われていること
を示すフラグ(Bloken Link)を立てる必要がある。
【0018】一方、クローズド(Closed)GOP構成の
動画像符号列は、最初のBピクチャがないので、GOP
単位で編集を行っても復号化に影響しない。これは画像
間予測がGOPで閉じているためで、編集が行われてい
ることを示すフラグ(BlokenLink)を立てる必要はな
い。
【0019】図8に示した従来の動画像符号化装置に対
応する従来の動画像復号化装置は、予測信号の形成にお
いて、図8の局部復号部分と同様に独立フレーム復号画
像と画像間予測画像が適応的に加算する構成である。
【0020】一方、通常のGOP構成の動画像符号列
で、GOP単位で編集が行われ、ブロークンリンク(Bl
oken Link)フラグが立っている場合、復号化では、編
集点以降でIピクチャより前のBピクチャは復号化せ
ず、前の画像などで置き換える。クローズド(Closed)
GOP構成の動画像符号列では、GOP単位での符号列
編集の影響は受けないが、Pピクチャの周期が不連続と
なるので、それに応じた復号化処理が必要になる。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】従来の動画像編集方法
では、Iピクチャの周期で束ねられた符号列群、すなわ
ちGOP(Group Of Picture)単位を持つ符号列の編集
を行うが、通常のGOP構成では符号列の編集が困難で
あり、最初のBピクチャがないクローズド(Closed)G
OP構成では、符号化効率が低下し、また、Pピクチャ
の周期が不連続になるという問題がある。
【0022】また、Pピクチャにおいて副符号列として
Iピクチャも持つ従来の手法は、ランダムアクセスなど
には有効であるが、重複するIピクチャ分だけ符号量が
増加し、符号列編集に対応したGOP構造になっていな
い。
【0023】更に、同一フレームのIピクチャ局部復号
画像と画像間予測信号から予測信号を形成する従来の手
法は、符号化効率は良いが、両方の符号列がないと復号
化ができないので、符号列の編集はできない。
【0024】本発明は以上の点に鑑みなされたもので、
所定PピクチャではIピクチャも持ち、両者の再生画像
を加算したものを再生画像とすることで、編集可能であ
りながら再生画像の画質を改善できる動画像編集装置、
動画像編集方法、動画像復号化装置及び動画像復号化方
法を提供することを目的とする。
【0025】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の動画像編集装置は、ピクチャ内独立、片方
向予測、双方向予測の3種類の符号化手法で動画像の各
ピクチャを符号化して得た符号列を編集する動画像編集
装置において、片方向予測で符号化されるピクチャの一
部を特定ピクチャとし、特定ピクチャでは片方向予測符
号化と共にピクチャ内独立でも符号化した入来符号列か
ら第1及び第2の符号列の各ピクチャを検出する画像タ
イプ検出手段と、第1及び第2の符号列の一方を選択す
る選択手段と、画像タイプ検出手段により検出された第
1及び第2の符号列の各ピクチャと、編集タイミングの
情報とに基づいて、ピクチャ単位で第1の符号列のピク
チャ又は第2の符号列のピクチャを選択手段により選択
させて、特定ピクチャのピクチャ内独立符号化された符
号列で始まり、特定ピクチャの直前のピクチャの双方向
予測符号化された符号列で終了する符号列を一つの符号
列群とし、この符号列群単位で符号列の入れ替えを行わ
れた編集後の符号列を出力する切替え制御手段とを有す
る構成としたものである。
【0026】また、上記の目的を達成するため、本発明
の動画像編集方法は、ピクチャ内独立、片方向予測、双
方向予測の3種類の符号化手法で動画像の各ピクチャを
符号化して得た符号列を編集する動画像編集方法におい
て、片方向予測で符号化されるピクチャの一部を特定ピ
クチャとし、特定ピクチャでは片方向予測符号化と共に
ピクチャ内独立でも符号化した入来符号列から第1及び
第2の符号列の各ピクチャを検出する第1のステップ
と、第1及び第2の符号列の一方を選択する第2のステ
ップと、第1及び第2の符号列の各ピクチャと、編集タ
イミングの情報とに基づいて、ピクチャ単位で第1の符
号列のピクチャ又は第2の符号列のピクチャを選択手段
により選択させて、特定ピクチャのピクチャ内独立符号
化された符号列で始まり、特定ピクチャの直前のピクチ
ャの双方向予測符号化された符号列で終了する符号列を
一つの符号列群とし、この符号列群単位で符号列の入れ
替えを行われた編集後の符号列を出力する第3のステッ
プとを含むことを特徴とする。
【0027】本発明の動画像編集装置及び方法では、特
定ピクチャでは片方向予測符号化と共にピクチャ内独立
でも符号化した符号列があり、特定ピクチャのピクチャ
内独立符号化された符号列で始まり、特定ピクチャの直
前のピクチャの双方向予測符号化された符号列で終了す
る符号列を一つの符号列群とし、この符号列群単位で連
続された第1及び第2の符号列に対して編集を行うに際
し、上記の符号列群の単位で符号列の入れ替えるように
したため、特定ピクチャに含まれるピクチャ内独立符号
化ピクチャと片方向予測符号化ピクチャとの間で区切る
ことができる。
【0028】また、上記の目的を達成するため、本発明
の第1の動画像復号化装置は、ピクチャ内独立、片方向
予測、双方向予測の3種類の符号化手法で動画像の各ピ
クチャを符号化して得た符号列であり、片方向予測で符
号化されるピクチャの一部を特定ピクチャとし、特定ピ
クチャでは片方向予測符号化と共にピクチャ内独立でも
符号化した符号列を入力として受け、その入力符号列か
ら特定ピクチャのピクチャ内独立符号化ピクチャと、片
方向予測符号化ピクチャ及び双方向予測符号化ピクチャ
とに分離する多重化分離手段と、多重化分離手段により
分離された、片方向予測符号化ピクチャの符号列を復号
化して復号画像を得る第1の復号化手段と、特定ピクチ
ャにおいて、ピクチャ内独立符号化ピクチャを復号化
し、ピクチャ内独立符号化ピクチャの復号画像を得る第
2の復号化手段と、特定ピクチャにおいて、第1の復号
化手段により得られた片方向予測符号化ピクチャの復号
画像と、第2の復号化手段により得られたピクチャ内独
立符号化ピクチャの復号画像とを加算して、第1の復号
化手段で用いる他ピクチャの画像間予測処理の参照画像
とする画像間予測手段とを有する構成としたものであ
る。
【0029】また、上記の目的を達成するため、本発明
の第1の動画像復号化方法は、ピクチャ内独立、片方向
予測、双方向予測の3種類の符号化手法で動画像の各ピ
クチャを符号化して得た符号列であり、片方向予測で符
号化されるピクチャの一部を特定ピクチャとし、特定ピ
クチャでは片方向予測符号化と共にピクチャ内独立でも
符号化した符号列から特定ピクチャのピクチャ内独立符
号化ピクチャと、片方向予測符号化ピクチャ及び双方向
予測符号化ピクチャとに分離する第1のステップと、第
1のステップで分離された、片方向予測符号化ピクチャ
の符号列を復号化して復号画像を得る第2のステップ
と、特定ピクチャにおいて、ピクチャ内独立符号化ピク
チャを復号化し、ピクチャ内独立符号化ピクチャの復号
画像を得る第3のステップと、特定ピクチャにおいて、
第2のステップで得られた片方向予測符号化ピクチャの
復号画像と、第3のステップで得られたピクチャ内独立
符号化ピクチャの復号画像とを加算して、第2のステッ
プで用いる他ピクチャの画像間予測処理の参照画像とす
る第4のステップとを含むことを特徴とする。
【0030】本発明の第1の動画像復号化装置及び方法
では、復号化する符号列は、特定ピクチャでは片方向符
号化ピクチャとピクチャ内独立符号化ピクチャを持ち、
2種類のピクチャが重複することになるが、両者の局部
復号画像を加算することで、再生画像のS/Nが改善さ
れて画質が向上する。
【0031】また、上記の目的を達成するため、本発明
の第2の動画像復号化装置は、ピクチャ内独立、片方向
予測、双方向予測の3種類の符号化手法で動画像の各ピ
クチャを符号化して得た符号列であり、片方向予測で符
号化されるピクチャの一部を特定ピクチャとし、特定ピ
クチャでは片方向予測符号化と共にピクチャ内独立でも
符号化した符号列から特定ピクチャのピクチャ内独立符
号化ピクチャと、片方向予測符号化ピクチャ及び双方向
予測符号化ピクチャとに分離する多重化分離手段と、多
重化分離手段により分離された、片方向予測符号化ピク
チャの符号列を復号化して復号画像を得る第1の復号化
手段と、特定ピクチャにおいて、ピクチャ内独立符号化
ピクチャを復号化し、ピクチャ内独立符号化ピクチャの
復号画像を得る第2の復号化手段と、特定ピクチャより
時間的に前のピクチャの復号化では、第1の復号化手段
により得られた片方向予測符号化ピクチャの復号画像を
参照画像とし、特定ピクチャより時間的に後のピクチャ
の復号化では、第2の復号化手段により得られたピクチ
ャ内独立符号化ピクチャの復号画像を参照画像とする画
像間予測手段とを有する構成としたものである。
【0032】また、上記の目的を達成するため、本発明
の第2の動画像復号化方法は、ピクチャ内独立、片方向
予測、双方向予測の3種類の符号化手法で動画像の各ピ
クチャを符号化して得た符号列であり、片方向予測で符
号化されるピクチャの一部を特定ピクチャとし、特定ピ
クチャでは片方向予測符号化と共にピクチャ内独立でも
符号化した符号列から特定ピクチャのピクチャ内独立符
号化ピクチャと、片方向予測符号化ピクチャ及び双方向
予測符号化ピクチャとに分離する第1のステップと、第
1のステップで分離された、片方向予測符号化ピクチャ
及び双方向予測符号化ピクチャの符号列を復号化して復
号画像を得る第2のステップと、特定ピクチャにおい
て、ピクチャ内独立符号化ピクチャを復号化し、ピクチ
ャ内独立符号化ピクチャの復号画像を得る第3のステッ
プと、特定ピクチャより時間的に前のピクチャの復号化
では、第2のステップで得られた片方向予測符号化ピク
チャの復号画像を参照画像とし、特定ピクチャより時間
的に後のピクチャの復号化では、第3のステップで得ら
れたピクチャ内独立符号化ピクチャの復号画像を参照画
像とする第4のステップとを含むことを特徴とする。
【0033】上記の本発明の第2の動画像復号化装置及
び方法では、編集された符号列を復号化するに当たり、
特定ピクチャの片方向予測符号化ピクチャとピクチャ内
独立符号化ピクチャとは形式的に同一ピクチャとなって
いるが、片方向予測符号化ピクチャは時間的に前の符号
列群のものであり、ピクチャ内独立符号化ピクチャは時
間的に後の符号列群のものであるので、特定ピクチャよ
り時間的に前のピクチャの復号化では、片方向予測符号
化ピクチャの復号画像を参照画像とし、特定ピクチャよ
り時間的に後のピクチャの復号化では、ピクチャ内独立
符号化ピクチャの復号画像を参照画像とすることによ
り、視覚特性を考慮した場合、編集点での劣化の目立ち
にくい復号化ができる。
【0034】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面と共に説明する。図1は本発明になる動画像編集
装置の一実施の形態のブロック図を示す。この動画像編
集装置は、3つの入力端子(編集情報入力端子30、符
号列A入力端子31、符号列B入力端子32)と、2つ
の符号列バッファ33及び34と、画像タイプ検出器3
5と、切替え制御器36と、スイッチ37と、フラグ挿
入器38と、符号列出力端子39とより構成されてお
り、入力端子31、32には所定の符号列が入力されて
編集動作を行う。従って、本実施の形態の動作を説明す
る前に、上記の所定の符号列を発生する符号化装置につ
いてまず、説明する。
【0035】図2は上記の所定の符号列を発生する動画
像符号化装置の一例のブロック図を示す。同図中、図8
と同一構成部分には同一符号を付してある。また、本明
細書中、「ピクチャ」とは、一つのフレームないしフィ
ールドを指すものとする。
【0036】図2において、画像入力端子1より入来す
る動画像信号は、すべてがフレーム遅延器2に与えら
れ、Iピクチャとして符号化するもののみがスイッチ1
9を介してDCT20に与えられる。フレーム遅延器2
は、PピクチャをBピクチャに先行して符号化するため
に、Bピクチャのみを遅延させる。順番が入れ替えられ
た各画像は、減算器3に与えられる。
【0037】フレーム遅延器2により遅延された入力画
像信号は、減算器3において画像間予測器27から与え
られる予測信号と減算され、予測残差とされてDCT4
に入力される。DCT4は予測残差に対してDCT(Di
screte Cosine Transform)の変換処理を行い、得られ
た係数を量子化器5に与える。量子化器5は与えられた
係数を所定のステップ幅で量子化し、固定長の符号とな
った係数を可変長符号化器6と逆量子化器10に供給す
る。可変長符号化器6は、量子化器5からの固定長の予
測残差を可変長符号で圧縮し、得られたPピクチャ又は
Bピクチャの可変長符号は多重化器13に供給される。
【0038】一方、逆量子化器10及び逆DCT11で
はDCT4及び量子化器5の逆処理が行われ、予測残差
を再生する。得られた再生予測残差は加算器12におい
て画像間予測器27からの予測信号と加算されて局部復
号画像となり、乗算器25に供給される。乗算器25
は、特定画像設定器18からの制御情報に従って局部復
号画像に0から1の値を乗じて、加算器26に供給す
る。
【0039】Iピクチャの符号化は、Pピクチャとして
符号化される画像の内、周期的に設定した一部の画像に
ついて行う。このIピクチャの符号化は、予測残差に対
する上記の処理と同様にして行われる。すなわち、Iピ
クチャは、DCT20及び量子化器21を通して可変長
符号化器22に入力されて可変長符号化されるが、この
処理はP(B)ピクチャに対するDCT4、量子化器5
及び可変長符号化器6の処理と同様である。可変長符号
化器22により得られたIピクチャの可変長符号は多重
化器13に入力される。
【0040】一方、逆量子化器15及び逆DCT16で
はDCT20及び量子化器21の逆処理が行われ、局部
復号画像を再生する。得られた局部復号画像は、乗算器
17に与えられる。乗算器17は、特定画像設定器18
からの制御情報に従って局部復号画像に0から1の値を
乗じて、加算器26に供給する。
【0041】加算器26は乗算器25、17からの2種
類の局部復号画像を加算して画像間予測処理のための参
照画像を得る。画像間予測器27は、この参照画像を用
いて画像間予測信号を形成する。この画像間予測信号は
減算器3及び加算器12にそれぞれ供給される。
【0042】特定画像設定器18は所定周期毎のPピク
チャを特定ピクチャとして設定し、その制御情報をスイ
ッチ19、乗算器17、25、多重化器13に与える。
多重化器13は、特定ピクチャの情報と各ピクチャの符
号列を多重化し、符号列出力端子14より出力する。ス
イッチ19は上記の特定ピクチャのときにのみオンとさ
れ、それ以外の非特定ピクチャのときにはオフとされ
る。
【0043】次に、加算器26における2種類の局部復
号画像の加算処理について説明する。まず、非特定ピク
チャでは、Iピクチャはないので、乗算器25は1を乗
じ、乗算器17は0を乗じる。すなわち一般的なPピク
チャの符号化と変わらない。なお、Bピクチャは参照画
像とならないので、加算処理はそもそも関係しない。
【0044】一方、特定ピクチャでは、Pピクチャの局
部復号画像とIピクチャの局部復号画像の加算を行うた
めに、乗算器25と乗算器17は共に係数0.5を入力
局部復号画像に乗じる。互いの画像に含まれる雑音成分
が白色雑音の場合は、加算により3dBのS/Nが改善
できるが、Pピクチャの局部復号画像のノイズ成分とI
ピクチャの局部復号画像のノイズ成分は、それぞれ処理
方法が異なるものの、高い周波数成分で量子化が粗くな
っているなど共通点もあるので、雑音成分にも相関があ
り、3dBの改善は得られない。しかし、同一ではない
ので、ある程度の改善は見込まれる。仮に半分の1.5
dBであるとすると、符号量でこれに見合う改善を行う
ためには30%程度符号量を増加させる必要がある。
【0045】一般に、量子化器5、21の各量子化ステ
ップ幅を各々設定することで、IピクチャはPピクチャ
より再生画像の品質を高めに設定する。これは、GOP
のすべての画像の参照画像の基となるIピクチャの品質
を高めにすることが、GOP全体の画質向上に寄与する
ためである。一方、Pピクチャの再生画像とIピクチャ
の再生画像でS/Nが異なると、加算はあまり有効でな
くなる。そこで、Iピクチャの符号量をある程度減らす
と、PピクチャとS/Nが同等になり、最大の効果が得
られる。
【0046】本発明で編集又は復号する符号列は、通常
のGOP構成に対しPピクチャが追加されているので、
その分符号量が多くなるが、Iピクチャの符号量を減ら
してS/Nを下げても、IピクチャとPピクチャの加算
で参照画像のS/Nが保持できれば、再生画像、符号量
共に通常のGOPと同等となる。
【0047】ここで、発生符号量を通常GOP及びクロ
ーズド(Closed)GOPと比較してみる。Iピクチャの
平均符号量を1000kbit、Pピクチャの平均符号
量を300kbit、Bピクチャの平均符号量を100
kbitとする。毎秒30フレームの画像で、P(I)
ピクチャの周期を3フレームとする通常GOPの場合、
GOPの長さを15フレームとすると、1秒中の各ピク
チャ平均数から平均転送レートは6.4Mbpsとな
る。
【0048】一方、クローズド(Closed)GOPの場合
は、GOPの大きさが通常GOPとは異なり、GOPの
長さが13フレームで平均転送レートが6.92Mbp
s、GOPの長さが16フレームで平均転送レートが
6.56Mbpsとなり、いずれも通常GOPに比べて
平均転送レートが増加する。また、GOPの長さが13
フレームではアクセス性がやや向上するが、16フレー
ムの場合は低下する。両者から15フレーム相当の符号
量を得ると6.68Mbpsとなり、通常のGOPに対
して4.4%の符号量増加となる。
【0049】本実施の形態デ入力される符号列は、Iピ
クチャの平均符号量を通常のGOPやクローズドGOP
と同じとすると平均転送レートは7.0Mbpsとなる
が、30%落として700kbitとすると平均転送レ
ートが6.4Mbpsとなり、通常GOPの場合と同じ
になる。これは通常GOPのIピクチャの符号量を、I
ピクチャとPピクチャに割り振った形となる。
【0050】次に、動画像符号列について説明する。図
2に示した符号化装置で符号化された符号列の形成にお
いて、特定ピクチャのPピクチャ符号列をGOP(画像
群)の最後にし、IピクチャをGOPの最初にする。従
って、特定ピクチャにおいては、Pピクチャ、Iピクチ
ャの順で符号列が配置され、一つのGOPで見るとIピ
クチャで始まり、Pピクチャで終わる。この本実施の形
態のGOP構成を図7(c)に示す。
【0051】一方、符号列ではBピクチャとP(I)ピ
クチャは逆転するので、最後はPピクチャにならず、そ
の前のBピクチャとなる。すなわち、形成されるGOP
(画像群)の符号列は、図9(c)に示すように、特定
ピクチャのピクチャ内独立符号化されたIピクチャ符号
列I1で始まり、次の特定ピクチャの直前にある双方向
予測符号化されたBピクチャ符号列B15で終了する。
【0052】このGOP構成は、特定フレームの重複は
無視して1GOPだけを比較するとクローズド(Close
d)GOPと同様であり、特定フレームでIピクチャま
たはPピクチャの一方を削除すると、削除された方によ
りGOPの構成は変化するが、ピクチャの並びは通常G
OPの並びと同様になる。すなわち、本実施の形態のG
OPは、クローズド(Closed)GOPと通常GOPの両
方の特性を兼ね備えることができる。
【0053】図1に戻って説明するに、図2の構成の動
画像符号化装置により生成された符号列Aは、入力端子
31を介して符号列バッファ33に供給されて一時蓄積
される一方、画像タイプ検出器35に供給される。ま
た、これと同時に、図2の構成の動画像符号化装置によ
り生成された別の符号列Bは、入力端子32を介して符
号列バッファ34に供給されて一時蓄積される一方、画
像タイプ検出器35に供給される。なお、入力符号列A
及びBは、例えば異なる記録媒体から互いに独立に再生
されて入力されてもよいし、配信された符号列でもよ
い。
【0054】画像タイプ検出器35は、入力符号列A、
Bのヘッダから画像タイプ(I、P、B)をそれぞれ検
出し、それらの検出情報を切替え制御器36に供給す
る。切替え制御器36は、両方の入力符号列A、Bの画
像タイプと、編集情報入力端子30を介して外部から入
力される編集タイミングの情報(編集情報)とに基づい
て、スイッチ37を切替え制御する。
【0055】スイッチ37は、切替え制御器36から与
えられる制御情報に基づき、符号列バッファ33又は符
号列バッファ34から切替えタイミングに合わせて出力
されるピクチャを選択する。スイッチ37により選択さ
れたピクチャは、フラグ挿入器38に供給され、ここで
編集点を示す符号が挿入又は書き換えられる。すなわ
ち、フラグ挿入器38は、ブロークンリンク(Bloken L
ink)のフラグを立て、最終的な編集された符号列を符
号列出力端子39へ出力する。
【0056】この実施の形態では、クローズド(Close
d)GOPの場合と同様にGOP単位で符号列の編集が
可能になる。その様子の一例を図3に示す。すなわち、
入力端子31に入力される図3(a)に示す符号列Aの
あるGOPとGOPの間に、入力端子32に入力される
同図(c)に示す符号列Bの1GOPが、スイッチ37
の切替えにより挿入されて、同図(b)に示すような編
集された符号列が得られ、出力端子39へ出力される。
【0057】ここで、この実施の形態で編集する符号列
の各GOPは、前述したようにGOPの最初のピクチャ
と最後のピクチャが、図7(c)に示すようにIピクチ
ャとPピクチャの重複ピクチャとなっている。従って、
従来の編集装置と処理が異なる。まず、画像の長さにつ
いて、GOPの最後のPピクチャは、GOPの長さ(時
間)には組み入れないで、編集時間の計算を行う。従っ
て、本実施の形態のGOP構成の符号列が16フレーム
であっても、15フレームと見なす。
【0058】次に、特定ピクチャの再生制御で、GOP
単位で編集を行った場合、編集点となる特定ピクチャ
は、前のGOPのPピクチャ、後のGOPのIピクチャ
いずれもが復号化再生可能である。一方、編集が行われ
ているので画像内容は異なる。符号列が重複する点を積
極的に利用する方法としては、再生時にどちらの画像を
出力するか、制御情報を入れておけば、同じ符号列で編
集点を1ピクチャ前後させることができる。
【0059】また、従来クローズド(Closed)GOPで
は復号化装置で処理変更がないので、編集が行われてい
ることを示すフラグ(Bloken Link)を立てる必要はな
かったが、本手法においては復号化処理を切り替える必
要があるので、ブロークンリンク(Bloken Link)のフ
ラグを立てる必要がある。このため、前述したように、
フラグ挿入器38でブロークンリンク(Bloken Link)
のフラグを立てている。
【0060】次に、本発明になる動画像復号化装置の各
実施の形態について説明する。図4は本発明になる動画
像復号化装置の第1の実施の形態のブロック図を示す。
この動画像復号化装置は、図2に示した動画像符号化装
置の一例に対応する復号化装置の構成を示しており、こ
れは編集が行われてない画像連続性が保たれた符号列を
復号する通常再生の場合である。
【0061】図4において、符号入力端子41より入来
する符号列は、多重化分離器42によりピクチャのヘッ
ダに基づきIピクチャの符号列とそれ以外の符号列に分
離される。PピクチャやBピクチャの符号列は、可変長
復号化器43に供給され、Iピクチャの符号列は可変長
復号化器44に供給される。
【0062】P(B)ピクチャの符号列は、可変長復号
化器43で予測残差の可変長符号が固定長の符号に戻さ
れ、逆量子化器45に供給される。逆量子化器45は、
入力された固定長符号を、量子化パラメータに従って逆
量子化して予測残差の再生DCT係数値を得、これを逆
DCT46に供給する。
【0063】逆DCT46は8×8個の係数を復号予測
残差信号に変換し、加算器47に供給する。加算器47
は上記の復号予測残差信号に、画像間予測器55から与
えられる予測信号を加算して復号画像信号を得る。この
様にして得られたP(B)ピクチャの復号画像信号は、
乗算器52に供給される。
【0064】一方、多重化分離器42で分離されたIピ
クチャの符号列は、可変長復号化器44で復号化され、
逆量子化器48で逆量子化され、逆DCT49で復号化
されて再生画像信号とされた後、乗算器51に入力され
る。可変長復号化器44、逆量子化器48、逆DCT4
9の動作は、可変長復号化器43、逆量子化器45、逆
DCT46と同様であるが、パラメータはIピクチャ用
のものとなる。
【0065】また、多重分離器42は入力された符号列
中のピクチャヘッダからピクチャのIDを検出して、そ
の結果情報を特定画像制御器50に供給する。特定画像
制御器50は、特定ピクチャを検出し、その制御情報を
乗算器51及び52にそれぞれ供給する。乗算器51
は、上記の制御情報に従って逆DCT49からのIピク
チャの復号画像信号に0から1の値を乗じて、加算器5
3に与える。他方、乗算器52は、上記の制御情報に従
って加算器47からのP(B)ピクチャの復号画像信号
に0から1の値を乗じて、加算器53に与える。
【0066】加算器53は、乗算器51及び52から取
り出された2種類の復号画像信号を加算して再生画像信
号を得る。加算器53による加算は特定ピクチャのみで
行われ、このとき乗算器51、乗算器52共に係数0.
5が乗算される。それ以外では、乗算器52で係数1と
復号画像信号との乗算が、乗算器51で係数0と復号画
像信号との乗算がそれぞれ行われるため、加算器53か
らは加算器47からのP(B)ピクチャの復号画像信号
がそのまま出力される。
【0067】特定ピクチャでは再生画像信号は加算器5
3での加算により、乗算器51、52から取り出された
各復号画像信号よりS/Nが改善されたものとなる。こ
のような復号化の様子を図5(a)に示す。すなわち、
図5(a)において、IピクチャとPピクチャの加算が
行われている部分が、上記の特定ピクチャでの加算器5
3での加算による復号化を模式的に示している。
【0068】加算器53から出力された再生画像信号
は、Bピクチャではスイッチ56を介して再生画像出力
端子57よりそのまま出力される。一方、加算器53か
ら出力された再生画像信号は、P(I)ピクチャでは画
像メモリ54にいったん蓄えられ、画像間予測処理のた
めの参照画像とされると共に遅延させられた後、画像間
予測器55に供給され、ここでこの参照画像を用いて予
測信号とされて加算器47に入力される。スイッチ56
は遅延されたBピクチャと、画像メモリ54で遅延され
たP(I)ピクチャを選択して出力端子57へ出力す
る。
【0069】次に、本発明になる動画像復号化装置の第
2の実施の形態について説明する。図6は本発明になる
動画像復号化装置の第2の実施の形態のブロック図を示
す。同図中、図4と同一構成部分には同一符号を付し、
その説明を省略する。図6の第2の実施の形態の復号化
装置は、図1の動画像編集装置により符号列編集が行わ
れ、画像連続性が保たれない場合の復号化を行う装置で
ある。
【0070】図6において、加算器47から出力される
Bピクチャの復号画像信号は、スイッチ61を介して再
生画像出力端子57よりそのまま出力される。一方、加
算器47から出力されるPピクチャの復号画像信号は、
画像メモリ58に一旦保持される。また、逆DCT49
から出力されるIピクチャの復号画像信号は、画像メモ
リ59に一旦保持される。
【0071】ここで、GOPは編集が行われているの
で、特定ピクチャのPピクチャとIピクチャは形式的に
同一ピクチャとなっているが、Pピクチャは前GOPの
ものであり、Iピクチャは後のGOPのものである。そ
こで、スイッチ60は、画像メモリ58及び59からの
2種類の復号画像信号から次のように参照画像として適
切な方を選択する。
【0072】特定ピクチャの復号化の次には、前GOP
のBピクチャの復号化が行われるが、それには画像メモ
リ58に保持されているPピクチャの復号画像を選択す
る。続けて、次のGOPのPピクチャ及びBピクチャの
復号化では、画像メモリ59に保持されているIピクチ
ャの復号画像を選択する。この場合の復号化の様子を図
5(b)に示す。図で矢印は画像間予測の関係である。
【0073】図6に示した復号化装置の復号化では、画
像間予測の参照画像が符号化装置の参照画像と若干異な
ることになるが、いずれも同一画像に対する復号画像で
あり、量子化雑音成分以外の元の画像は共通である。参
照画像の変化は、編集点直前は2ピクチャのみ、編集点
後は1GOPに影響する。しかし、編集点後は予測残差
成分が順次加算されるので、参照画像変化の影響は次第
に少なくなる。一方、視覚特性を考慮すると、編集でシ
ーンが変わった場合、劣化にはかなり気付き難く、特に
変化直後は0.1秒程度の間検知能力が大きく低下する
といわれている。従って、劣化の視覚的影響は極めて小
さい。
【0074】再生画像出力は、スイッチ61で選択され
る。スイッチ61の動作は特定ピクチャ以外は図4のス
イッチ56と同様である。特定フレームではIピクチャ
とPピクチャのいずれを出力することも可能であるの
で、どちらを選択するかあらかじめ決められていてもよ
いが、符号列編集装置にて符号列に制御情報が入れられ
ている場合は、それに従って制御する。
【0075】図6はGOP編集が行われた符号列の復号
化装置であるが、実際の復号化装置では、通常の復号と
GOP編集が行われた符号列の復号の両方を行う必要が
ある。従って、図4の第1の実施の形態の復号化装置
と、図6の第2の実施の形態の復号化装置とは一体化さ
れ、制御情報により処理方法をそれぞれの形態に切り替
えて復号することになる。
【0076】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の動画像編
集装置及び方法によれば、特定ピクチャでは片方向予測
符号化と共にピクチャ内独立でも符号化した符号列があ
り、特定ピクチャのピクチャ内独立符号化された符号列
で始まり、特定ピクチャの直前のピクチャの双方向予測
符号化された符号列で終了する符号列を一つの符号列群
とし、この符号列群単位で連続された第1及び第2の符
号列に対して編集を行うに際し、上記の符号列群の単位
で符号列の入れ替えることにより、特定ピクチャに含ま
れるピクチャ内独立符号化ピクチャと片方向予測符号化
ピクチャとの間で区切るようにしたため、符号列の群
(GOP)単位で符号列が編集された場合の不連続点で
は、復号化装置においてGOP終端は片方向予測符号化
ピクチャを、GOP始端はピクチャ内独立符号化ピクチ
ャを参照画像として他ピクチャの画像間予測を行うよう
にしたため、通常GOPと同等の符号化効率で片方向予
測符号化ピクチャの周期性を保ちながら、クローズド
(Closed)GOP同様に、GOP単位の符号列編集がで
きる符号列を生成することができる。
【0077】また、本発明の動画像復号化装置及び方法
によれば、復号化する符号列は、特定ピクチャでは片方
向符号化ピクチャとピクチャ内独立符号化ピクチャを持
ち、2種類のピクチャが重複することになるが、両者の
局部復号画像を加算することで、再生画像のS/Nが改
善されて画質が向上する。また、その再生画像を画像間
予測の参照画像とすることで、画像間予測効率も改善す
ることができ、これにより、上記の特定ピクチャではそ
の分総符号量を減らすこともできる。
【0078】また、本発明の動画像復号化装置及び方法
によれば、編集された符号列中の特定ピクチャより時間
的に前のピクチャの復号化では、片方向予測符号化ピク
チャの復号画像を参照画像とし、特定ピクチャより時間
的に後のピクチャの復号化では、ピクチャ内独立符号化
ピクチャの復号画像を参照画像とすることにより、視覚
特性を考慮した場合、編集点での劣化の目立ちにくい復
号化ができるため、再生画像の画質の劣化の視覚的影響
が極めて小さい、画質の良好な動画像の復号ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の動画像編集装置の一実施の形態のブロ
ック図である。
【図2】本発明で復号又は編集する符号列を生成する動
画像符号化装置の一例のブロック図である。
【図3】動画符号列の編集の様子の一例を示す図であ
る。
【図4】本発明の動画像復号化装置の第1の実施の形態
のブロック図である。
【図5】本発明の復号化の各例をピクチャ単位で示す図
である。
【図6】本発明の動画像復号化装置の第2の実施の形態
のブロック図である。
【図7】GOP構成の各例を示す図である。
【図8】従来の動画像符号化装置の一例のブロック図で
ある。
【図9】GOP(画像群)の符号列構成の各例を示す図
である。
【符号の説明】
30 編集情報入力端子 31、32 符号列入力端子 33、34 符号列バッファ 35 画像タイプ検出器 36 切替え制御器 37、56、60、61 スイッチ 38 フラグ挿入器 41 符号入力端子 42 多重化分離器 43、44 可変長復号化器 45、48 逆量子化器 46、49 逆DCT 47、53 加算器 51、52 乗算器 54、58、59 画像メモリ 55 画像間予測器 57 復号画像出力端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C053 FA14 GA11 GB06 GB08 GB17 GB21 GB22 GB26 GB29 GB32 5C059 KK01 KK36 MA23 MC11 ME01 PP05 PP06 PP07 TA25 TA31 TB03 TC03 UA05 5J064 AA01 BA09 BB05 BC01 BC08 BC09 BC16 BD03

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ピクチャ内独立、片方向予測、双方向予
    測の3種類の符号化手法で動画像の各ピクチャを符号化
    して得た符号列を編集する動画像編集装置において、 前記片方向予測で符号化されるピクチャの一部を特定ピ
    クチャとし、前記特定ピクチャでは前記片方向予測符号
    化と共に前記ピクチャ内独立でも符号化した入来符号列
    から第1及び第2の符号列の各ピクチャを検出する画像
    タイプ検出手段と、 前記第1及び第2の符号列の一方を選択する選択手段
    と、 前記画像タイプ検出手段により検出された前記第1及び
    第2の符号列の各ピクチャと、編集タイミングの情報と
    に基づいて、前記ピクチャ単位で前記第1の符号列のピ
    クチャ又は前記第2の符号列のピクチャを前記選択手段
    により選択させて、前記特定ピクチャのピクチャ内独立
    符号化された符号列で始まり、前記特定ピクチャの直前
    のピクチャの双方向予測符号化された符号列で終了する
    符号列を一つの符号列群とし、この符号列群単位で符号
    列の入れ替えを行われた編集後の符号列を出力する切替
    え制御手段とを有することを特徴とする動画像編集装
    置。
  2. 【請求項2】 ピクチャ内独立、片方向予測、双方向予
    測の3種類の符号化手法で動画像の各ピクチャを符号化
    して得た符号列を編集する動画像編集方法において、 前記片方向予測で符号化されるピクチャの一部を特定ピ
    クチャとし、前記特定ピクチャでは前記片方向予測符号
    化と共に前記ピクチャ内独立でも符号化した入来符号列
    から第1及び第2の符号列の各ピクチャを検出する第1
    のステップと、 前記第1及び第2の符号列の一方を選択する第2のステ
    ップと、 前記第1及び第2の符号列の各ピクチャと、編集タイミ
    ングの情報とに基づいて、前記ピクチャ単位で前記第1
    の符号列のピクチャ又は前記第2の符号列のピクチャを
    前記選択手段により選択させて、前記特定ピクチャのピ
    クチャ内独立符号化された符号列で始まり、前記特定ピ
    クチャの直前のピクチャの双方向予測符号化された符号
    列で終了する符号列を一つの符号列群とし、この符号列
    群単位で符号列の入れ替えを行われた編集後の符号列を
    出力する第3のステップとを含むことを特徴とする動画
    像編集方法。
  3. 【請求項3】 ピクチャ内独立、片方向予測、双方向予
    測の3種類の符号化手法で動画像の各ピクチャを符号化
    して得た符号列であり、前記片方向予測で符号化される
    ピクチャの一部を特定ピクチャとし、前記特定ピクチャ
    では前記片方向予測符号化と共に前記ピクチャ内独立で
    も符号化した符号列を入力として受け、その入力符号列
    から前記特定ピクチャのピクチャ内独立符号化ピクチャ
    と、片方向予測符号化ピクチャ及び双方向予測符号化ピ
    クチャとに分離する多重化分離手段と、 前記多重化分離手段により分離された、前記片方向予測
    符号化ピクチャの符号列を復号化して復号画像を得る第
    1の復号化手段と、 前記特定ピクチャにおいて、前記ピクチャ内独立符号化
    ピクチャを復号化し、ピクチャ内独立符号化ピクチャの
    復号画像を得る第2の復号化手段と、 前記特定ピクチャにおいて、前記第1の復号化手段によ
    り得られた前記片方向予測符号化ピクチャの復号画像
    と、前記第2の復号化手段により得られた前記ピクチャ
    内独立符号化ピクチャの復号画像とを加算して、前記第
    1の復号化手段で用いる他ピクチャの画像間予測処理の
    前記参照画像とする画像間予測手段とを有することを特
    徴とする動画像復号化装置。
  4. 【請求項4】 ピクチャ内独立、片方向予測、双方向予
    測の3種類の符号化手法で動画像の各ピクチャを符号化
    して得た符号列であり、前記片方向予測で符号化される
    ピクチャの一部を特定ピクチャとし、前記特定ピクチャ
    では前記片方向予測符号化と共に前記ピクチャ内独立で
    も符号化した符号列から前記特定ピクチャのピクチャ内
    独立符号化ピクチャと、片方向予測符号化ピクチャ及び
    双方向予測符号化ピクチャとに分離する第1のステップ
    と、 前記第1のステップで分離された、前記片方向予測符号
    化ピクチャの符号列を復号化して復号画像を得る第2の
    ステップと、 前記特定ピクチャにおいて、前記ピクチャ内独立符号化
    ピクチャを復号化し、ピクチャ内独立符号化ピクチャの
    復号画像を得る第3のステップと、 前記特定ピクチャにおいて、前記第2のステップで得ら
    れた前記片方向予測符号化ピクチャの復号画像と、前記
    第3のステップで得られた前記ピクチャ内独立符号化ピ
    クチャの復号画像とを加算して、前記第2のステップで
    用いる他ピクチャの画像間予測処理の前記参照画像とす
    る第4のステップとを含むことを特徴とする動画像復号
    化方法。
  5. 【請求項5】 ピクチャ内独立、片方向予測、双方向予
    測の3種類の符号化手法で動画像の各ピクチャを符号化
    して得た符号列であり、前記片方向予測で符号化される
    ピクチャの一部を特定ピクチャとし、前記特定ピクチャ
    では前記片方向予測符号化と共に前記ピクチャ内独立で
    も符号化した符号列から前記特定ピクチャのピクチャ内
    独立符号化ピクチャと、片方向予測符号化ピクチャ及び
    双方向予測符号化ピクチャとに分離する多重化分離手段
    と、 前記多重化分離手段により分離された、前記片方向予測
    符号化ピクチャの符号列を復号化して復号画像を得る第
    1の復号化手段と、 前記特定ピクチャにおいて、前記ピクチャ内独立符号化
    ピクチャを復号化し、ピクチャ内独立符号化ピクチャの
    復号画像を得る第2の復号化手段と、 前記特定ピクチャより時間的に前のピクチャの復号化で
    は、前記第1の復号化手段により得られた前記片方向予
    測符号化ピクチャの復号画像を前記参照画像とし、前記
    特定ピクチャより時間的に後のピクチャの復号化では、
    前記第2の復号化手段により得られた前記ピクチャ内独
    立符号化ピクチャの復号画像を前記参照画像とする画像
    間予測手段とを有することを特徴とする動画像復号化装
    置。
  6. 【請求項6】 ピクチャ内独立、片方向予測、双方向予
    測の3種類の符号化手法で動画像の各ピクチャを符号化
    して得た符号列であり、前記片方向予測で符号化される
    ピクチャの一部を特定ピクチャとし、前記特定ピクチャ
    では前記片方向予測符号化と共に前記ピクチャ内独立で
    も符号化した符号列から前記特定ピクチャのピクチャ内
    独立符号化ピクチャと、片方向予測符号化ピクチャ及び
    双方向予測符号化ピクチャとに分離する第1のステップ
    と、 前記第1のステップで分離された、前記片方向予測符号
    化ピクチャ及び前記双方向予測符号化ピクチャの符号列
    を復号化して復号画像を得る第2のステップと、 前記特定ピクチャにおいて、前記ピクチャ内独立符号化
    ピクチャを復号化し、ピクチャ内独立符号化ピクチャの
    復号画像を得る第3のステップと、 前記特定ピクチャより時間的に前のピクチャの復号化で
    は、前記第2のステップで得られた前記片方向予測符号
    化ピクチャの復号画像を前記参照画像とし、前記特定ピ
    クチャより時間的に後のピクチャの復号化では、前記第
    3のステップで得られた前記ピクチャ内独立符号化ピク
    チャの復号画像を前記参照画像とする第4のステップと
    を含むことを特徴とする動画像復号化方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8194751B2 (en) 2003-02-19 2012-06-05 Panasonic Corporation Moving picture coding method and moving picture decoding method

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