JP2003143445A - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置

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JP2003143445A
JP2003143445A JP2001332696A JP2001332696A JP2003143445A JP 2003143445 A JP2003143445 A JP 2003143445A JP 2001332696 A JP2001332696 A JP 2001332696A JP 2001332696 A JP2001332696 A JP 2001332696A JP 2003143445 A JP2003143445 A JP 2003143445A
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Yoshiyuki Hirai
良幸 平井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 例えばビューファインダと液晶パネルといっ
た、二つの画像表示装置を持つ撮像装置において、その
画像表示を切り替える操作性の改善を、安価な構成で実
現できる撮像装置を提供する。 【解決手段】 引き出し、収納自在に構成された第1の
画像表示装置2と、開閉自在で且つ反転可能に構成され
た第2の画像表示装置5と、撮像装置本体1に設けた検
出部材6とを備え、この検出部材6を共通の部材とし
て、前記第1の画像表示装置2に備えた作動素子71
により前記第1の画像表示装置2の引き出し、及び収納
の状態を検出する第1の検出手段Aと、前記第2の画像
表示装置5に設けた作動素子72とにより第2の画像表
示装置5の開閉状態を検出する第2の検出手段Bとを、
構成して成ることを特徴とする撮像装置を提供すること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、第1の画像表示装
置と第2の画像表示装置の表示の切り替えを安価な構成
で行うことができる撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】第1と第2の二つの画像表示装置を持つ
従来の撮像装置についてのパターン1とパターン2の二
つのパターンを、図24乃至30、及び、表3と表4を
用いて説明する。
【0003】まず、第1のパターンを図24,図25に
示す。
【0004】図24,25は撮像装置を後方斜め側から
見た斜視図であり、図26はその部分断面図である。
【0005】図24,25,26において、201は撮
像装置本体、202は第1の画像表示装置(以下、ビュ
ーファインダという)、203はビューファインダ20
2の視度を調節する接眼レンズ群、204はビューファ
インダ202の画像表示用液晶パネル(以下,ファイン
ダ用液晶パネルという)、205はビューファインダ2
02に固定、または、ビューファインダ202と連動し
て動く突起部、206はビューファインダ202の動き
を検出するための検出スイッチで、突起部205によっ
て反応する。
【0006】さらに、207は第2の画像表示装置(以
下、大型表示装置という)で、撮像装置本体201に対
して開閉、及び反転自在に構成されている。
【0007】208は大型表示装置207の画像表示用
液晶パネル、209は大型表示装置207に配設された
突起部、210は大型表示装置207の動きを検出する
ための検出スイッチで、突起部209によって反応す
る。
【0008】211はファインダ用液晶パネル204を
後方から照射するバックライトユニット、212は使用
者の目の位置である。
【0009】また、ビューファインダ202をB方向に
引き出したとき、突起部205は、この動きに連動して
仮想線の位置まで動く。
【0010】ここで、ビューファインダ202をスライ
ドさせる理由としては、次の点が考えられる。
【0011】1)ファインダ用液晶パネル204に表示
される画像を適度な大きさで見せるためには、接眼レン
ズ群203とファインダ用液晶パネル204の画像表示
面との間に、光学上決められた距離(光路長)だけ確保
する必要がある。
【0012】従って、機器の構成上ファインダ用液晶パ
ネル204の画像表示面と接眼レンズ群203との距離
を前記した光学上決められた距離を保つために、ビュー
ファインダ202を引き出す動作が必要となる。
【0013】2)または、ファインダ用液晶パネル20
4の画像表示面と接眼レンズ群203の距離(光路長)
が予め確保されている場合には、ビューファインダ20
2に対してファインダ用液晶パネル204が固定されて
いる。
【0014】このとき、使用者が接眼部をのぞく際に、
使用者の顔が撮像装置本体201に近づきすぎて、撮像
装置の操作性が悪くなるのを防ぐため、使用者と本体と
の適度な空間を確保するためにビューファインダ202
が引き出される。
【0015】ビューファインダ202が本体から引き出
された位置にあるかどうかを、突起部205が検出スイ
ッチ206に作用することで検出する。
【0016】さらに、大型表示装置207が撮像装置本
体201に対して開かれた状態にあるかどうかは、図2
4のように突起部209が検出スイッチ210に作用す
ることで検出する。
【0017】また、大型表示装置207には、撮像装置
本体201から開かれた状態(図27)から、撮像装置
との接合部を中心に反転する機能も備えている。
【0018】図28は大型表示装置207を反転したと
きの図で、図29は大型表示装置207を反転したまま
閉じた状態である。
【0019】このとき、大型表示装置207が反転した
ことを検知する反転検出スイッチも配設されているのが
一般的である。
【0020】なぜなら、もし反転検出スイッチがない
と、図27の状態に大型表示装置207に表示されてい
る表示画像(303)が反転した際に、被写体から見た
画像の天地が逆に表示されてしまうからである。
【0021】ここで、反転検出スイッチ周りの構造(図
30)について説明すると、反転検出スイッチは一般的
に図24の大型表示装置207と撮像装置本体201を
つなぐ部分220の内部に配置されている。
【0022】ここで言う反転動作とは、このつなぐ部分
220の部分を中心にして、大型表示装置207を、矢
印C方向に回転させる動作を言う。
【0023】次につなぐ部分220周りの構造を図30
に示す。
【0024】図30(a)より512は矢印D方向にス
ライド自在なスイッチレバー、513はスイッチレバー
512にかかりスイッチレバー512を下方にスライド
するように付勢されたバネ、514は反転検出スイッ
チ、515は支点511を中心として大型表示装置20
7の回転動作に連動して動く突起部、516はスイッチ
レバー512に固定され、かつ、突起部515の回転に
よる軌跡上にあって突起部515に押されて矢印Dの上
方にスライドする爪部、517はスイッチレバー512
に固定され、かつ、スイッチレバー512の動作に連動
して反転検出スイッチ514を押す第2の爪部である。
【0025】図30(a)は大型表示装置207が図2
4の状態の絵で、まだ反転はされていない。
【0026】次に、図30(b)は大型表示装置207
が支点511を中心に矢印C方向に回転したときの絵
で、突起部515が爪部516にかかり始める。
【0027】さらに大型表示装置207が回転し、図2
4の状態のときより180度回転した(反転した)位置
では、図30(c)のように、突起部515で押された
爪部516は、スイッチレバー512を矢印E方向にス
ライドさせ、それに連動して第2の爪部517が反転検
出スイッチ514を押すことで、大型表示装置207が
反転したことを検出する。
【0028】さらに、図28のような反転状態におい
て、表示画像304が図27の表示画像303に対して
左右が逆に映し出されるものもある。
【0029】これは、被写体が鏡を見るように画面を見
られるようにという配慮からである。
【0030】ここで、ビューファインダ202と大型表
示装置207おのおのについて、どの状態のときに画像
表示がONになるかOFFになるかを表3に示した。
【0031】
【表3】
【0032】表3中、「大型表示装置の状態」の欄が
「閉」のとき、大型表示装置207は撮像装置本体20
1に対して閉じた状態にある。
【0033】次に「開」とは、大型表示装置207が開
かれた状態(図24,25)で、「開+反転」は大型表
示装置207が開かれ、且つ、反転している状態、「閉
+反転」は大型表示装置207が反転され、且つ、撮像
装置本体201に対して閉じたときの状態である。
【0034】また、「ビューファインダの状態」の欄が
「収納」の場合、ビューファインダ202が撮像装置本
体201に対して収納された状態(図24)であり、ま
た、「引き出し」は、ビューファインダ202が引き出
された状態(図25)のことを言う。
【0035】さらに、第2のパターンとしては、図2
4,25におけるビューファインダ202の動作検出ス
イッチのない場合で、突起部205,検出スイッチ20
6がない。
【0036】このときのビューファインダ202と大型
表示装置207の状態における、画像表示のON、OF
F関係を表4に示す。
【0037】
【表4】
【0038】表4中のビューファインダ202と大型表
示装置207のそれぞれの状態における説明は、表3の
説明と同一である。
【0039】この場合には、ビューファインダ202の
動作を検出する手段が存在しないため、ON、OFFの
状態は、大型表示装置207の状態のみに左右される。
【0040】よって、「ビューファインダの状態」欄の
「収納」「引き出し」それぞれのON、OFFは同じに
なる。
【0041】以上のように、従来のビューファインダ2
02と大型表示装置207の画像表示には、ビューファ
インダ202側の検出スイッチ206の有無により2通
りのパターンがある。
【0042】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来例には下
記のような問題がある。
【0043】これを列記する。
【0044】1.大型表示装置側にのみ検出手段がある
機種の場合、ビューファインダの動作に連動した画像表
示ができない。
【0045】このときには、大型表示装置の画像制御が
優先されるため、大型表示装置が開かれている際に、ビ
ューファインダで画像を確認したいと思ったときには、
いちいち大型表示装置を閉じる必要があり操作性が悪
い。
【0046】これは、大型表示装置は、屋外の明るいと
ころでの視認性の悪い場合があり、そのためにビューフ
ァインダでの確認が必要になるときがあるからである。
【0047】2.また、上記1の改善のためには、ビュ
ーファインダの引き出し、収納の状態を検出するスイッ
チを別途設ける必要があり、コストアップの要因とな
る。
【0048】3.さらに上記2の場合、最低2個の検出
スイッチを配置するスペースを確保する必要があるた
め、機器の小型化のためのスペース効率が悪くなる。
【0049】以上の点に着目して成されたものであっ
て、本発明の目的は二つの画像表示装置を備える撮像装
置において、その画像表示を切り替える操作性の改善
を、安価な構成で実現できる撮像装置を提供することで
ある。
【0050】
【課題を解決するための手段】このため、本発明におい
ては、下記の各項(1)乃至(6)に示すいずれかの撮
像装置を提供することにより、前記目的を達成しようと
するものである。
【0051】(1)引き出し、収納自在に構成された第
1の画像表示装置と、開閉自在で且つ反転可能に構成さ
れた第2の画像表示装置と、撮像装置本体に設けた検出
部材とを備え、この検出部材を共通の部材として、前記
第1の画像表示装置に備えた作動素子とにより前記第1
の画像表示装置の引き出し、及び収納の状態を検出する
第1の検出手段と、前記第2の画像表示装置に設けた作
動素子とにより第2の画像表示装置の開閉状態を検出す
る第2の検出手段とを、構成して成ることを特徴とする
撮像装置。
【0052】(2)前記検出部材は、ホール素子を利用
したホールスイッチであって、第1の画像表示装置が収
納状態から引き出された際に、前記ホールスイッチに磁
界を与えることができる、この第1の画像表示装置の所
望の位置に構成された作動素子である磁石と、第2の画
像表示装置が閉じている際に前記ホールスイッチに磁界
を与えることができる、この第2の画像表示装置の所望
の位置に構成された作動素子である磁石とを備え、前記
ホールスイッチと前記それぞれの磁石とにより第1の検
出手段と第2の検出手段とを構成することを特徴とする
(1)に記載の撮像装置。
【0053】(3)前記検出部材は、ホール素子を利用
したホールスイッチであって、第1の画像表示装置が収
納状態から引き出された際に、前記ホールスイッチに磁
界を与えることができる、この第1の画像表示装置の所
望の位置に構成された作動素子である磁石と、第2の画
像表示装置が閉じている際に前記ホールスイッチに磁界
を与えることができる、この第2の画像表示装置の所望
の位置に構成された作動素子である磁石とを備え、且
つ、この磁石は、第2の画像表示装置を反転して閉じた
際には、前記ホールスイッチに逆の磁界を与えることが
できる所望の位置に構成され、前記ホールスイッチと前
記それぞれの磁石とにより第1の検出手段と第2の検出
手段とを構成することを特徴とする(1)に記載の撮像
装置。
【0054】(4)前記検出部材は、発光素子と受光素
子とを備えるフォトインタラプタスイッチであって、第
1の画像表示装置が収納状態から引き出された際に、前
記フォトインタラプタスイッチの発光素子と受光素子の
間の光を遮ることができる第1の画像表示装置と一体的
に形成された作動素子である突起部と、第2の画像表示
装置が閉じている際に、前記フォトインタラプタスイッ
チの発光素子と受光素子の間の光を遮ることができる第
2の画像表示装置と一体的に形成された作動素子である
突起部とを備え、前記フォトインタラプタスイッチと前
記それぞれの突起部とにより第1の検出手段と第2の検
出手段とを構成することを特徴とする(1)に記載の撮
像装置。
【0055】(5)前記検出部材は、金属接片を利用し
た機械的な構造の検出スイッチであって、第1の画像表
示装置の収納、引き出し動作により前記検出スイッチの
金属接片の接触状態を変化させる第1の画像表示装置と
一体的に形成された作動素子である操作片と、第2の画
像表示装置の開閉動作により前記検出スイッチの金属接
片の接触状態を変化させる第2の画像表示装置と一体的
に形成された作動素子である操作片を備え、前記検出ス
イッチと前記それぞれの操作片とにより第1の検出手段
と第2の検出手段とを構成することを特徴とする(1)
に記載の撮像装置。
【0056】(6)引き出し、収納自在に構成された第
1の画像表示装置は、撮像装置本体に収められたビュー
ファインダであり、該ビューファインダの画像表示用液
晶パネルに画像を表示することができる構成とし、開閉
自在で且つ反転可能に構成された第2の画像表示装置
は、撮像装置本体の外部に位置する画像表示用液晶パネ
ルに画像を表示することができる大型表示装置であると
する(1)に記載の撮像装置。
【0057】
【発明の実施の形態】図1において、本発明の基本的構
成を説明する。
【0058】1は撮像装置本体、2は撮像装置本体1内
で引き出し、収納自在に構成された第1の画像表示装置
(以下、ビューファインダという)であって、ビューフ
ァインダ2の視度を調整する接眼レンズ群3とビューフ
ァインダ2の画像表示用液晶パネル(以下、ファインダ
用液晶パネルという)4を備える。
【0059】5は前記撮像装置本体1に開閉自在で且つ
反転可能に設けられる第2の画像表示装置(以下、大型
表示装置という)を示す。
【0060】6は撮像装置本体1に設けられる検出部材
であって、前記ビューファインダ2に設けられる一方の
作動素子71との位置関係で作動する第1の検出手段A
を構成すると共に、さらにこの検出部材6は大型表示装
置5に設けられる他方の作動素子72との位置関係で作
動する第2の検出手段Bを構成している。
【0061】換言すれば、検出部材6は、第1の検出手
段Aと、第2の検出手段Bとを兼用できるように配設さ
れている。
【0062】次に、各実施例の構成について説明する。
【0063】(第1の実施例)図1乃至11、及び表1
に基づいて、本発明による第1の実施例を説明する。
【0064】図1は撮像装置の部分断面図であり、図
2,図3,図8a,図9は撮像装置を後方斜めから見た
図である。
【0065】なお、図中1〜5は前記構成と同一である
ので、その説明を省く。
【0066】6aはホール素子を利用したホールスイッ
チ(以下、ホールスイッチという)であって、前記検出
部材6の一具体例を示す。
【0067】71aはビューファインダ2に固定、また
は、ビューファインダ2と連動して動く磁石であって前
記作動素子71の一具体例を示し、ビューファインダ2
の引き出し、収納操作で前記ホールスイッチ6aと接離
し、このホールスイッチ6aをON、OFFさせること
ができる。
【0068】72aは大型表示装置5に内蔵された磁石
で前記作動素子72の一具体例を示し、大型表示装置5
の正常位置の開閉操作では、前記ホールスイッチ6aと
接離することによりON、OFFすることができるが、
大型表示装置5を上下反転させた反転位置での開閉操作
では、ホールスイッチ6aと常に離開した位置関係を呈
し、常にOFFの状態を呈する構成である。
【0069】すなわち、図1に示すように、大型表示装
置5の片側で前記ホールスイッチ6aと最も近接した位
置に磁石72aを取り付けておき、反転位置ではホール
スイッチ6aに作用しない構成である。
【0070】8は大型表示装置5の外付構成の画像表示
用液晶パネル(以下、外付液晶パネルという)、9は外
付液晶パネル8を後方から照射するバックライトユニッ
ト、11はファインダ用液晶パネル4を後方から照射す
るバックライトユニット、12は使用者の目の位置であ
る。
【0071】また、ビューファインダ2をA方向に引き
出したとき、磁石71aは、この動きに連動して動き、
仮想線の位置まで動く。
【0072】さらに、ホールスイッチ6aは撮像装置本
体1の内部にあって、磁石72a,または、仮想線の位
置にある磁石71aから磁界を受ける位置に固定されて
いる。
【0073】ここで、実線の位置にある磁石71aがホ
ールスイッチ6aに与える磁界の大きさは無視できるほ
どに小さい。
【0074】このように、ホールスイッチ6aは、ビュ
ーファインダ2に設けられた一方の作動素子71である
磁石71aと第1の検出手段Aを構成する。
【0075】さらに、ホールスイッチ6aは、大型表示
装置5に内蔵されたもう一方の作動素子72である磁石
2aと第2の検出手段Bを構成する。
【0076】図4から図7にホール素子と磁界、出力電
圧の関係、及びホール素子を利用したホールスイッチ6
aの動作原理を示す。
【0077】図4において、401はホール素子、40
2は磁界(磁束密度B)、403はホール電圧、404
は制御電流である。
【0078】ホール素子401は、ホール効果を利用し
た磁電変換素子であり、適当な半導体で作られた厚さd
の受感部に端子a,b,x,yを取り付け、入力される
制御電流(IC)404を端子a,bに流し、外部から
磁束密度Bの磁界402を受感部面に垂直に作用させる
と、出力端子x,y間に電位差VHのホール電圧403
が出力する。
【0079】この大きさは次の式で表せる。
【0080】 VH= RH・IC・B/d (RH:ホール係数) このようにホール素子401では、制御電流(IC)4
04および外部の磁界402により生ずる磁束密度Bの
積に比例したホール電圧403の電位差VHが得られ
る。
【0081】この関係をグラフで表したのが図5であ
り、縦軸のVHはホール電圧403の電位差、横軸のB
は磁束密度である。
【0082】ここで、ホール電圧403はホール素子4
01にかかる磁界402の方向によって、+、−に変化
しうる。
【0083】このようなホール素子401をスイッチと
して利用したときの簡単な回路図を図6に示す。
【0084】図6で401はホール素子、404は制御
電流、407はオペアンプ、408はコンパレータ、4
09はスイッチングポイントである。
【0085】ここで、コンパレータ408への入力と出
力の関係を図7に示す。
【0086】図7のように、入力ポイントCを境に出力
が切り替わり、このポイントがスイッチングポイント4
09で制御され、端子410から出力される。
【0087】このスイッチでは、ホール素子401にか
かる磁界の方向によらず、+側の電圧が出力される。
【0088】図2,図3,図8a,図9、及び大型表示
装置5が反転した場合(図8b,8c)のそれぞれのと
きの各画像表示装置の状態を表1に示す。
【0089】
【表1】
【0090】図2のとき(図1のビューファインダ2の
実線の状態)、ホールスイッチ6aは磁石72aから磁
界402を受けるのでホールスイッチ6aの出力はON
となり、大型表示装置5の画像は消え、ビューファイン
ダ2内の表示装置であるファインダ用液晶パネル4に画
像が表示される。
【0091】続いて図3のとき(図1のビューファイン
ダ2の仮想線の状態)ホールスイッチ6aは磁石7
2a,磁石71aから磁界402を受け、ホールスイッチ
6aの出力はONとなり、大型表示装置5の画像は消
え、ビューファインダ2内の表示装置であるファインダ
用液晶パネル4に画像が表示される。
【0092】つぎに、図8aでは、ビューファインダ2
が図1に示す実線の位置で大型表示装置5が撮像装置本
体1に対して開かれた状態であり、ホールスイッチ6a
の出力はOFFとなり、大型表示装置5の外付液晶パネ
ル8に画像が表示され、ビューファインダ2内のファイ
ンダ用液晶パネル4の画像が消える。
【0093】さらに、図9では、ビューファインダ2が
図1に示す仮想線の位置に引き出された状態であり、こ
のとき、ホールスイッチ6aは磁石71aから磁界を受
けホールスイッチ6aの出力はONとなり、大型表示装
置5の画像は消え、ビューファインダ2内の表示装置で
あるファインダ用液晶パネル4に画像が表示される。
【0094】また、大型表示装置5が反転した場合(図
8b,8c)には、常に大型表示装置5には画像が表示
され、ビューファインダ2の表示はビューファインダ2
の引き出し、収納状態に左右される。
【0095】撮像装置本体1の内部の信号の流れを図1
0のブロック図で説明すると、まず操作部(101)よ
りシスコン(102)の電源を入れる。
【0096】撮像部(105)からの信号は、シスコン
(102)に制御されたカメラ信号処理部(106)、
蓄積部(107)を経由し、記録部(110)、表示信
号処理部(108)に伝送される。
【0097】さらに、シスコン(102)は表示装置検
出部(104)と反転検出部(103)の出力信号を読
みとり、表示切換部(109)を制御して、映像表示を
ビューファインダ2、もしくは大型表示装置5に切り替
える。
【0098】以上の信号の流れを図11に示すフローチ
ャートで説明する。
【0099】スタート(S10)して始めに電源を入れ
(S18)続いて、ホールスイッチ6aがONになって
いるかどうかを検出する(S11)。
【0100】ホールスイッチ6aがONの場合には、ビ
ューファインダ2の表示をONにし(S12)、ONに
なっていない場合には、ビューファインダ2の表示をO
FFにし(S15)、大型表示装置の表示をONにする
(16)。
【0101】さらに、ビューファインダ2の表示がON
となっている場合に大型表示装置5の反転検出スイッチ
514がONになっているかどうかを検出し(S1
3)、ONになっていなければ大型表示装置5の表示を
OFFにする(S14)。
【0102】このとき、大型表示装置5の反転検出スイ
ッチ514がONになっていれば、大型表示装置5の表
示をONにする(S16)。
【0103】以上のように、ビューファインダ2の引き
出し、収納の動作の第1の検出手段Aと、大型表示装置
5の開閉動作の第2の検出手段Bとを兼用できるように
配設されたホールスイッチ(検出部材)6aを備えるこ
とで、大型表示装置5が開いている状態でもビューファ
インダ2を引き出すだけでビューファインダ2側の表示
に切り替えられるため撮像装置の操作性が向上する。
【0104】また、撮像装置内部のホールスイッチ(検
出部材)6a一つを兼用することができるので、部品点
数の削減が可能となるためコストダウンが可能となり、
かつ、スペース効率が良くなって機器の小型化が可能と
なる。
【0105】(第2の実施例)図12乃至21、及び表
2に基づいて、本発明による第2の実施例を説明する。
【0106】図12(a),13(a),14(a),
15(a),16(a),17(a),18(a),1
9(a)は本実施例において、使用状態が種々に変化し
た型を表す撮像装置の要部の部分断面図であり、図12
(b),13(b),14(b),15(b),16
(b),17(b),18(b),19(b)は図12
から図19の(a)のそれぞれに対応した、ホールスイ
ッチ(検出部材)6bと磁石、磁界、ホール電圧とその
値を示した図である。
【0107】ここで示されている値は説明のため簡略化
した数値を示したものであり、実際にはシステムの設定
によって変動する。
【0108】尚、図中1〜5及び8〜11は前記第1の
実施例の構成と同一であるので、その説明は省く。
【0109】6bはホール素子を利用したホールスイッ
チ(以下、ホールスイッチという)であって,前記検出
部材6の一具体例を示す。
【0110】71bはビューファインダ2に固定、また
は、ビューファインダ2と連動して動く磁石であって,
一方の作動素子71の他の一具体例を示し、ビューファ
インダ2の引き出し、収納操作で前記ホールスイッチ6
bと接離し、このホールスイッチ6bをON、OFFさ
せることができる。
【0111】72bは大型表示装置5に内蔵された磁石
で,もう一方の作動素子72の他の一具体例を示し、磁
石71bより1.5倍の磁力を持つものとする。
【0112】そして、この大型表示装置5に内蔵された
磁石72bは大型表示装置5の正常位置の開閉操作で、
前記ホールスイッチ6bと接離することによりON、O
FFすることができることに加えて、大型表示装置5を
反転して閉じた状態においてもホールスイッチ6bに磁
界の磁気の方向(極性)が反転して作用するように構成
されている。
【0113】すなわち、磁石72bと磁石71bはそれぞ
れ図12(a),図16(a)のような極性を示しなが
ら固定されていて、例えば、ホールスイッチ6bへの磁
界の働きが、ビューファインダに固定されている磁石7
1bはいつもS極として働き、大型表示装置5に固定さ
れている磁石72bは、正常位置で閉じた時はN極とし
て働き、反転して閉じた時は図15(a),図19
(a)に示すように、逆の磁極であるS極として働くよ
うに構成されている。
【0114】また、ビューファインダ2をA1方向に引
き出したとき、磁石71bは、この動きに連動して動
き、図12に示す仮想線の位置まで動く。
【0115】さらに、ホールスイッチ6bは撮像装置本
体1の内部にあって、磁石72b,または、仮想線の位
置にある磁石71bから磁界を受ける位置に固定されて
いる。
【0116】ここで、実線の位置にある磁石71bがホ
ールスイッチ6bに与える磁界の大きさは無視できるほ
どに小さい。
【0117】このように、ホールスイッチ6bはビュー
ファインダ2に設けられた一方の作動素子71である磁
石71bと第1の検出手段Aを構成する。
【0118】さらに、ホールスイッチ6bは大型表示装
置5に内蔵されたもう一方の作動素子72である磁石72
bと第2の検出手段Bを構成する。
【0119】以上の図と、表2を用いてそれぞれの動作
を説明する。
【0120】
【表2】
【0121】まず図12(a)のとき、ホールスイッチ
6bは磁石72bからN極の磁界402を受ける。
【0122】ここで図12(b)より、矢印方向の磁界
402がホールスイッチ6bにかかり、発生するホール
電圧(VH)403は+1.0となる。
【0123】このとき、表2よりビューファインダ2に
画像が表示され、大型表示装置5には画像が表示されて
いない。
【0124】次に図13(a)のとき、ホールスイッチ
6bには磁界402がかかっておらず、図13(b)の
ようにホール電圧(VH)403は0となる。
【0125】このとき、表2よりビューファインダ2に
は画像が表示されておらず、大型表示装置5に画像が表
示される(図20a)。
【0126】つづいて図14(a)のとき、ホールスイ
ッチ6bには磁界402がかかっておらず、図14
(b)のようにホール電圧(VH)403は0となって
いる。
【0127】このとき、表2よりビューファインダ2に
は画像が表示されておらず、大型表示装置5に画像が表
示される。
【0128】ただし、大型表示装置5が反転しているた
め、この反転動作を検出することで、図20bのような
表示となる。
【0129】つづいて図15(a)のとき、ホールスイ
ッチ6bは磁石72bからS極の磁界402を受ける。
【0130】ここで図15(b)より、矢印方向の磁界
402がホールスイッチ6bにかかり、発生するホール
電圧(VH)403は−1.0となる。
【0131】このとき、表2よりビューファインダ2に
は画像が表示されておらず、大型表示装置5に画像が表
示される(図20c)。
【0132】また図16(a)のとき、ホールスイッチ
6bは磁石72bからN極、磁石71bからS極の磁界4
02を受ける。
【0133】ここで図16(b)より、矢印方向の磁界
402がホールスイッチ6aにかかり、発生するホール
電圧(VH)403は+1.5となる。
【0134】このとき、表2よりビューファインダ2に
画像が表示され、大型表示装置5には画像が表示されて
いない。
【0135】次に図17(a)のとき、ホールスイッチ
6bには磁石71bからS極の磁界402がかかってお
り、図17(b)のようにホール電圧(VH)403は
+0.5となる。
【0136】このとき、表2よりビューファインダ2に
画像が表示され、大型表示装置5には画像が表示されて
いない。
【0137】つづいて図18(a)のとき、ホールスイ
ッチ6bには磁石71bからS極の磁界402がかかっ
ており、図18(b)のようにホール電圧(VH)40
3は+0.5となっている。
【0138】ところが大型表示装置5が反転しているた
め、この反転動作を検出することで、図20bのような
表示となり、このとき、表2よりビューファインダ2に
も、大型表示装置5にも画像が表示される。
【0139】つづいて図19(a)のとき、ホールスイ
ッチ6bは磁石72bからS極、磁石71bからもS極の
磁界402を受ける。
【0140】ここで図19(b)より、同極の磁石がそ
れぞれの磁界402をうち消しあって、0.5だけ強い
磁石72bの方向の磁界402がホールスイッチ6bに
かかり、そのときのホール電圧(VH)403は−0.
5となる。
【0141】このとき、表2よりビューファインダ2に
は画像が表示されておらず、大型表示装置5に画像が表
示される(図20c)。
【0142】撮像装置本体1の内部の信号の流れのブロ
ック図については第1の実施例の図10と同じなので割
愛する。
【0143】以上の信号の流れをフローチャート(図2
1)で説明すると、スタート(S110)して始めに電
源を入れ(S118)続いて、ホール電圧403が0以
下になっているかどうかを検出する(S111)。
【0144】ホール電圧403が0以下でない場合に
は、ビューファインダ2の表示をONにし(S11
2)、0以下になっている場合には、ビューファインダ
2の表示をOFFにして(S115)、大型表示装置の
表示をONにする(S116)。
【0145】さらに、ビューファインダ2の表示がON
となっている場合に、大型表示装置5の反転検出スイッ
チ514がONになっているかどうかを検出し(S11
3)、ONになっていなければ大型表示装置5の表示を
OFFにする(S114)。
【0146】このとき、大型表示装置5の反転検出スイ
ッチ514がONになっていれば、大型表示装置5の表
示をONにする(S116)。
【0147】本実施例では大型表示装置5が反転して閉
じた状態も検出することができるため、大型表示装置5
の画像表示についてきめの細かい制御ができるという付
加価値もある。
【0148】例えば、図20cのように表示画像Zは、
図20bの表示画像Yに対して左右反転した画像となっ
ている。
【0149】これは、図20aの表示画像Xと同一の正
画像であり、さらに、図20cの状態は被写体ではなく
撮影者自身が画像を確認する場合にとる形態であるた
め、正画像であることは有効である。
【0150】以上のように、ビューファインダ2の引き
出し、収納の動作の第1の検出手段Aと、大型表示装置
5の開閉動作の第2の検出手段Bとを兼用できるような
ホールスイッチ(検出部材)6bを配設することで、大
型表示装置5が開いている状態でもビューファインダ2
を引き出すだけでビューファインダ2側の表示に切り替
えられるため撮像装置の操作性が向上する。
【0151】また、撮像装置内部のホールスイッチ(検
出部材)6b一つを兼用することができるので、部品点
数の削減が可能となるためコストダウンが可能となり、
かつ、スペース効率が良くなって機器の小型化が可能と
なる。
【0152】これまで、本発明による実施例を、ホール
スイッチ6bを用いて説明してきたが、図22,図23
に示すように他の検出スイッチを用いても同様の効果を
得ることができる。
【0153】図22、23について説明する。
【0154】図22はスイッチレバーを物理的な構造手
段で押すことでオン、オフを検出する検出スイッチ(検
出部材)を搭載した撮像装置の部分断面図である。
【0155】すなわち、図22(a)には大型表示装置
5に形成された作動素子72としての突起部(操作片)
2cが示されこの突起部72cが,検出部材6としての
金属接片の接触で作動する検出スイッチ61cのレバー
2cを矢印G方向に軸63cを支点として押すことで検
出スイッチ61cがオンする。
【0156】また、図22(b)は大型表示装置5が開
かれている場合で、今度はビューファインダ2を矢印F
方向に引き出したとき、ビューファインダ2に形成され
た作動素子71としての突起部(操作片)71cが実線の
位置に移動し、前記スイッチレバー62cを押す。
【0157】このように、検出部材6である検出スイッ
チ61cとスイッチレバー62cはビューファインダ2に
設けられた一方の作動素子71である突起部(操作片)
1cと第1の検出手段Aを構成する。
【0158】さらに、検出部材6である検出スイッチ6
1cとスイッチレバー62cは大型表示装置5に内蔵され
たもう一方の作動素子72である突起部(操作片)72
と第2の検出手段Bを構成する。
【0159】次に図23は検出部材6としてフォトイン
タラプタスイッチを使用する場合の撮像装置の側方図で
ある。
【0160】図23(b)において、フォトインタラプ
タスイッチ61dは発光部62dからの光を受光部63
で受け取る構造となっており、両者の間に光を遮る遮蔽
物がはいると受光部63dに光が到達せず、それによっ
てフォトインタラプタスイッチ61dのオン、オフを読
みとる。
【0161】すなわち、ビューファインダ2を矢印H方
向に引き出したときには、ビューファインダ2に形成さ
れた作動素子71としての突起部71dが遮蔽物となって
実線の位置に移動し、発光部62dと受光部63dの間に
入り込むことで検出が可能となる。
【0162】また、図23(a)において、撮像装置本
体1の外装部の大型表示装置5を閉じると、大型表示装
置5に形成されたもう一方の作動素子72としての突起
部72dが遮蔽物となって撮像装置本体1上に設けられ
た穴64dに挿入され、発光部62dと受光部63dの間
を遮蔽することで検出が可能となる。
【0163】このように、検出部材6であるフォトイン
タラプタスイッチ61dはビューファインダ2に設けら
れた一方の作動素子71である突起部71dと第1の検出
手段Aを構成する。
【0164】さらに、検出部材6であるフォトインタラ
プタスイッチ61dは大型表示装置5に内蔵されたもう
一方の作動素子72である突起部72dと第2の検出手段
Bを構成する。
【0165】このように、上述したホールスイッチ6b
以外の検出部材6を用いる構成においても、同様の効果
を得ることができる。
【0166】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ビューファインダの引き出し、収納の動作の第1の検出
手段と、大型表示装置の開閉動作の第2の検出手段とを
兼用できるような検出部材を配設することで、大型表示
装置が開いている状態でもビューファインダを引き出す
だけでビューファインダ側の表示に切り替えられるため
撮像装置の操作性が向上する。
【0167】また、撮像装置内部の検出部材一つを兼用
することができるので、部品点数の削減が可能となるた
めコストダウンが可能となり、かつ、スペース効率が良
くなって機器の小型化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例を説明した撮像装置の
部分断面図
【図2】 本発明の第1の実施例を説明した大型表示装
置を閉じてビューファインダを収納した状態の撮像装置
の後方斜視図
【図3】 本発明の第1の実施例を説明した大型表示装
置を閉じてビューファインダを引き出した状態の撮像装
置の後方斜視図
【図4】 ホール素子の作動原理図
【図5】 ホール素子の入出力関係図
【図6】 ホールスイッチの回路図
【図7】 ホールスイッチの入出力関係図
【図8a】 本発明の第1の実施例を説明した大型表示
装置を開いてビューファインダを収納した状態の撮像装
置の後方斜視図
【図8b】 本発明の第1の実施例の大型表示装置を開
いて反転した状態の図
【図8c】 本発明の第1の実施例の大型表示装置を反
転したまま閉じた状態の図
【図9】 本発明の第1の実施例を説明した大型表示装
置を開いてビューファインダを引き出した状態の撮像装
置の後方斜視図
【図10】 本発明の第1の実施例を説明したブロック
【図11】 本発明の第1の実施例を説明したフローチ
ャート図
【図12】 (a)は本発明の第2の実施例を示す使用
状態が種々に変化した型を表す撮像装置の要部の部分断
面図、(b)は(a)のそれぞれに対応したホール素子
と磁石、及び、ホール電圧の関係を表した図
【図13】 (a)は本発明の第2の実施例を示す使用
状態が種々に変化した型を表す撮像装置の要部の部分断
面図、(b)は(a)のそれぞれに対応したホール素子
と磁石、及び、ホール電圧の関係を表した図
【図14】 (a)は本発明の第2の実施例を示す使用
状態が種々に変化した型を表す撮像装置の要部の部分断
面図、(b)は(a)のそれぞれに対応したホール素子
と磁石、及び、ホール電圧の関係を表した図
【図15】 (a)は本発明の第2の実施例を示す使用
状態が種々に変化した型を表す撮像装置の要部の部分断
面図、(b)は(a)のそれぞれに対応したホール素子
と磁石、及び、ホール電圧の関係を表した図
【図16】 (a)は本発明の第2の実施例を示す使用
状態が種々に変化した型を表す撮像装置の要部の部分断
面図、(b)は(a)のそれぞれに対応したホール素子
と磁石、及び、ホール電圧の関係を表した図
【図17】 (a)は本発明の第2の実施例を示す使用
状態が種々に変化した型を表す撮像装置の要部の部分断
面図、(b)は(a)のそれぞれに対応したホール素子
と磁石、及び、ホール電圧の関係を表した図
【図18】 (a)は本発明の第2の実施例を示す使用
状態が種々に変化した型を表す撮像装置の要部の部分断
面図、(b)は(a)のそれぞれに対応したホール素子
と磁石、及び、ホール電圧の関係を表した図
【図19】 (a)は本発明の第2の実施例を示す使用
状態が種々に変化した型を表す撮像装置の要部の部分断
面図、(b)は(a)のそれぞれに対応したホール素子
と磁石、及び、ホール電圧の関係を表した図
【図20a】 本発明の第2の実施例の大型表示装置を
開いた状態の図
【図20b】 本発明の第2の実施例の大型表示装置を
開いて反転した状態の図
【図20c】 本発明の第2の実施例の大型表示装置を
反転したまま閉じた状態の図
【図21】 本発明の第2の実施例を説明したフローチ
ャート図
【図22】 本発明による他の実施例を表した部分断面
【図23】 本発明による他の実施例を表した(a)後
方斜視図と(b)部分断面図
【図24】 従来例を説明したビューファインダを収納
した状態の撮像装置の後方斜視図
【図25】 従来例を説明したビューファインダを引き
出した状態の撮像装置の後方斜視図
【図26】 従来例を説明した撮像装置の部分断面図
【図27】 大型表示装置を開いた状態の図
【図28】 大型表示装置を開いて反転した状態の図
【図29】 大型表示装置を反転したまま閉じた状態の
【図30】 大型表示装置の反転検出部を表した構造図
【符号の説明】
a,b,x,y 端子 A 第1の検出手段 B 第2の検出手段 C 入力ポイント X,Y,Z 表示画像 1 撮像装置本体 2 ビューファインダ 3 接眼レンズ群 4 ビューファインダの画像表示用液晶パネル 5 大型表示装置 6 検出部材 6a,6b ホールスイッチ(検出部材) 61c 検出スイッチ(検出部材) 62c スイッチレバー 63c 支点 61d フォトインタラプタスイッチ(検出部材) 62d 発光部 63d 受光部 64d 穴 71a 磁石(作動素子) 72a 磁石(作動素子) 71b 磁石(作動素子) 72b 磁石(作動素子) 71c 突起部(作動素子) 72c 突起部(作動素子) 71d 突起部(作動素子) 72d 突起部(作動素子) 8 大型表示装置の画像表示用液晶パネル 9 バックライトユニット 11 バックライトユニット 12 使用者の目の位置 101 操作部 102 シスコン 103 反転検出部 104 表示装置検出部 105 撮像部 106 カメラ信号処理部 107 蓄積部 108 表示信号処理部 109 表示切換部 110 記録部 201 撮像装置本体 202 ビューファインダ 203 接眼レンズ群 204 ビューファインダの画像表示用液晶パネル 205 突起部 206 検出スイッチ 207 大型表示装置 208 大型表示装置の画像表示用液晶パネル 209 突起部 210 検出スイッチ 211 バックライトユニット 212 使用者の目の位置 220 つなぐ部分 303,304,305 表示画像 401 ホール素子 402 磁界 403 ホール電圧 404 制御電流 407 オペアンプ 408 コンパレータ 409 スイッチングポイント 410 端子 511 支点 512 スイッチレバー 513 バネ 514 反転検出スイッチ 515 突起部 516 爪部 517 第2の爪部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09F 9/00 366 G09F 9/00 366G Fターム(参考) 2H018 AA32 BE00 BE01 BE04 2H100 AA31 AA32 AA33 BB06 BB09 CC07 2H101 BB01 BB02 5C022 AC01 AC03 AC06 AC31 AC77 AC78 5G435 AA17 AA18 BB12 EE16 EE17 EE20 LL14

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 引き出し、収納自在に構成された第1の
    画像表示装置と、開閉自在で且つ反転可能に構成された
    第2の画像表示装置と、撮像装置本体に設けた検出部材
    とを備え、この検出部材を共通の部材として、前記第1
    の画像表示装置に備えた作動素子とにより前記第1の画
    像表示装置の引き出し、及び収納の状態を検出する第1
    の検出手段と、前記第2の画像表示装置に設けた作動素
    子とにより第2の画像表示装置の開閉状態を検出する第
    2の検出手段とを、構成して成ることを特徴とする撮像
    装置。
  2. 【請求項2】 前記検出部材は、ホール素子を利用した
    ホールスイッチであって、第1の画像表示装置が収納状
    態から引き出された際に、前記ホールスイッチに磁界を
    与えることができる、この第1の画像表示装置の所望の
    位置に構成された作動素子である磁石と、第2の画像表
    示装置が閉じている際に前記ホールスイッチに磁界を与
    えることができる、この第2の画像表示装置の所望の位
    置に構成された作動素子である磁石とを備え、前記ホー
    ルスイッチと前記それぞれの磁石とにより第1の検出手
    段と第2の検出手段とを構成することを特徴とする請求
    項1に記載の撮像装置。
  3. 【請求項3】 前記検出部材は、ホール素子を利用した
    ホールスイッチであって、第1の画像表示装置が収納状
    態から引き出された際に、前記ホールスイッチに磁界を
    与えることができる、この第1の画像表示装置の所望の
    位置に構成された作動素子である磁石と、第2の画像表
    示装置が閉じている際に前記ホールスイッチに磁界を与
    えることができる、この第2の画像表示装置の所望の位
    置に構成された作動素子である磁石とを備え、且つ、こ
    の磁石は、第2の画像表示装置を反転して閉じた際に
    は、前記ホールスイッチに逆の磁界を与えることができ
    る所望の位置に構成され、前記ホールスイッチと前記そ
    れぞれの磁石とにより第1の検出手段と第2の検出手段
    とを構成することを特徴とする請求項1に記載の撮像装
    置。
  4. 【請求項4】 前記検出部材は、発光素子と受光素子と
    を備えるフォトインタラプタスイッチであって、第1の
    画像表示装置が収納状態から引き出された際に、前記フ
    ォトインタラプタスイッチの発光素子と受光素子の間の
    光を遮ることができる第1の画像表示装置と一体的に形
    成された作動素子である突起部と、第2の画像表示装置
    が閉じている際に、前記フォトインタラプタスイッチの
    発光素子と受光素子の間の光を遮ることができる第2の
    画像表示装置と一体的に形成された作動素子である突起
    部とを備え、前記フォトインタラプタスイッチと前記そ
    れぞれの突起部とにより第1の検出手段と第2の検出手
    段とを構成することを特徴とする請求項1に記載の撮像
    装置。
  5. 【請求項5】 前記検出部材は、金属接片を利用した機
    械的な構造の検出スイッチであって、第1の画像表示装
    置の収納、引き出し動作により前記検出スイッチの金属
    接片の接触状態を変化させる第1の画像表示装置と一体
    的に形成された作動素子である操作片と、第2の画像表
    示装置の開閉動作により前記検出スイッチの金属接片の
    接触状態を変化させる第2の画像表示装置と一体的に形
    成された作動素子である操作片を備え、前記検出スイッ
    チと前記それぞれの操作片とにより第1の検出手段と第
    2の検出手段とを構成することを特徴とする請求項1に
    記載の撮像装置。
  6. 【請求項6】 引き出し、収納自在に構成された第1の
    画像表示装置は、撮像装置本体に収められたビューファ
    インダであり、該ビューファインダの画像表示用液晶パ
    ネルに画像を表示することができる構成とし、開閉自在
    で且つ反転可能に構成された第2の画像表示装置は、撮
    像装置本体の外部に位置する画像表示用液晶パネルに画
    像を表示することができる大型表示装置であるとする請
    求項1に記載の撮像装置。
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Cited By (8)

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