JP2003143394A - リモートカラープルーフシステム - Google Patents

リモートカラープルーフシステム

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JP2003143394A JP2001333404A JP2001333404A JP2003143394A JP 2003143394 A JP2003143394 A JP 2003143394A JP 2001333404 A JP2001333404 A JP 2001333404A JP 2001333404 A JP2001333404 A JP 2001333404A JP 2003143394 A JP2003143394 A JP 2003143394A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 色校正などの校正工程に要するコストを低減
したリモートカラープルーフシステムを提供する。 【解決手段】 電子原稿作成システム1から校正対象の
カラー画像データを編集指示システム2に伝送する。編
集指示システム2では、カラー画像データを表示装置な
どに表示し、編集者が修正箇所及び修正方法の指示など
を赤入れする。赤入れレイヤー生成部25は、編集者か
らの赤入れの指示に基づいて、カラー画像データとは別
の赤入れレイヤーを生成する。そして、赤入れレイヤー
の情報のみを、修正を行う例えば電子原稿作成システム
1へ返送する。このとき、赤入れレイヤーの情報は、編
集者による赤入れの指示がわかればよいこと及び単色で
よいことから、格段にデータ量を削減可能であり、通信
コストを低減することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般商用印刷、イ
ンハウスパブリッシング、オンデマンドパブリッシング
などで行われるカラープルーフ(色校正)に関するもの
であり、LAN、公衆回線、専用回線などによってネッ
トワーク接続された複数のシステムからなるリモートカ
ラープルーフシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】印刷・広告・出版業界等では最終印刷物
をする前に、平台校正機、色校正専用の高価なDDCP
(Direct Digital Color Pro
of)による小部数の校正刷りを作成し、予め、広告な
どの発注主に対して了承をとるという工程が存在する。
これまで、このような校正刷りを印刷会社等で作成し
て、宅配便や携行などの物理的な輸送手段によって発注
主に届け、色校正が行われてきた。また、色校正は、一
回で終わることは少なく、発注主が修正個所と修正内容
を記入して、印刷会社等で、修正後の再度の色校正刷り
を発注主に提示するというように、色校正の工程が繰り
返し行われる。
【0003】最近では、プリプレスのフルデジタル化
と、汎用プリンタの色再現精度の著しい向上により、色
校正専用の高価な平台校正機やDDCPを用いずとも、
色校正が可能となってきている。例えば、日経デザイ
ン,2001年1月号,20−23頁,「富士ゼロック
ス、印刷入稿のオンライン化を実現するリモートプルー
フの有効性を実証」によれば、電子写真方式のプリンタ
と専用のCMS(Color Management
System)を用いることにより、ネットワーク伝送
を利用したリモートカラープルーフが可能であることが
分かる。また、前記の文献には、発注主が修正個所と修
正内容を記入(赤入れ)して、印刷会社等に送り返すこ
とが必要であり、リモートカラープルーフにより印刷さ
れた色校正刷りに赤入れを行い、スキャナにより電子化
して、修正指示を発注主から受注主へ、再びネットワー
ク伝送を利用して送り返すことが記載されている。
【0004】リモートカラープルーフは、時間と輸送コ
ストの低減効果が高い。具体的には、物理的輸送に伴う
時間とコストが、ネットワーク伝送に置き換わり、色校
正刷りを印刷するためにかかったコストがプリンタ出力
に置き換わることにより、時間と輸送コストが低減され
る。このようなネットワーク伝送において、さらなるコ
ストの低減のためには、例えば伝送コストが伝送データ
に対する従量制の場合、伝送データ量をより小さくする
ことが重要である。
【0005】リモートカラープルーフに用いられる画像
データは、実際に刷版を作成するために用いられる30
0〜400dpi程度の解像度を用いることが多い。こ
の程度の解像度で、A3サイズの画像データであると、
画像フォーマットにもよるが、100MB(メガバイ
ト)程度になる。圧縮を行っても、画質劣化がそれほど
問題にならないレベルにとどめると1/10程度が限界
である。すなわち、A3サイズで10MB程度の画像デ
ータ量となる。雑誌などの場合、複数ページの送稿を行
うことが多く、画像データ量は、数百MBとなることが
ある。また、圧縮方式は、1/10程度以上の効率で圧
縮する場合には非可逆圧縮となる。しかし、画質の劣化
を気にする場合には、圧縮効率の悪い可逆圧縮あるいは
非圧縮での電子送稿を行う場合もあり、この場合には、
画像データ量はGB(ギガバイト)のオーダーに達する
こともある。
【0006】従って、最も安価なインターネット等で
は、伝送速度が遅く、また伝送途中に切れてしまうな
ど、信頼性が低いことなどから役に立たず、専用のネッ
トワークを用いることが行われている。印刷業界などで
利用されている専用のネットワークは、従量制であるも
のが多く、送受信する画像データの大きさが伝送料金を
左右する。また、画像データ量が小さいほど、伝送時間
も短くなるため、なお一層の効率化が図られる。
【0007】しかしながら、色校正を行うための画像デ
ータ(以降、電子原稿と呼ぶ)は、もともと、最終印刷
物の品質をチェックするためのものであるから、むやみ
に解像度を落としたり、圧縮率を高率にするなどの画質
を劣化させることは好ましくない。赤入れを行った色校
正を戻す、いわゆる赤入れ戻しを行う場合も、ネットワ
ーク伝送により行われなければ、リモートカラープルー
フの意義は半減することは言うまでもなく、上述の文献
に記載されているとおりである。従来は、この赤入れ戻
しの際にも電子原稿と同じ解像度で伝送していたため、
伝送時間が長く、コストがかかっていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した事
情に鑑みてなされたもので、色校正などの校正工程に要
するコストを低減したリモートカラープルーフシステム
を提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明では、編集者が赤
入れを行う際に、インタフェースを介して行い、赤入れ
の情報をカラー画像データとは別の赤入れレイヤーに蓄
積し、赤入れレイヤーの情報のみを修正システムへ伝送
する。通常、作成システムと修正システムではオリジナ
ルカラー画像データは共有されており、修正システムへ
は編集指示システムからの赤入れの指示が伝わればよ
い。従って、従来のようにオリジナルカラー画像データ
と同一または略同一のカラー画像データについては修正
システムへ送らず、赤入れの情報のみを伝送することに
よって、少なくとも編集指示システムから修正システム
への伝送に要するコストを低減することが可能である。
例えば赤入れレイヤーを画像として伝送する場合でも、
非常に低い解像度で伝送すればよく、通信時間を短縮し
てコストを低減させることができる。
【0010】赤入れの情報を受け取った修正システムで
は、保存されているオリジナルカラー画像データと同一
あるいは略同一のカラー画像に赤入れの情報の解像度を
合わせて合成することによって、編集指示システムにお
ける指示内容を的確に把握することができる。赤入れの
情報を合成する際には、例えば赤で上書き合成すれば、
従来から行われている赤入れ後のプルーフと同等の結果
を得ることができ、従来の作業形態を崩さずに本発明の
リモートカラープルーフシステムを導入することが可能
である。
【0011】また本発明は、編集者が校正刷りに対して
赤入れし、その赤入れした校正刷りを読取手段で読み取
り、読み取った画像を赤入れ画像として修正システムへ
伝送することができる。このとき、赤入れ画像を低い解
像度で修正システムに伝送する。上述のように、校正刷
りのための画像データについては大幅にデータ量を減ら
すことはできないものの、赤入れ戻しの際の画像データ
は、基本的には編集の指示が伝わればよいので、低い解
像度で伝送しても支障はない。従って、赤入れした後の
校正刷りの画像データを、低解像度で修正システムに伝
送することによって、伝送に要するコストを低減し、よ
り効率のよいリモートカラープルーフシステムを提供す
ることができる。
【0012】このように赤入れした校正刷りを読取手段
で読み取って伝送する場合、ユーザインタフェースから
の赤入れ戻しの指示のみによって読取と伝送を行うよう
に構成することができる。これによって、編集者の手間
を軽減し、利用しやすいシステムを構築することができ
る。戻し先が複数存在する場合には、あらかじめ戻し先
を登録しておき、赤入れ戻しの指示を行う際に戻し先を
選択するように構成すればよい。
【0013】また、赤入れした校正刷りを読み取って画
像を伝送する場合、例えば校正刷りを印刷したときのカ
ラー画像データを特定してそのカラー画像データとの差
分を抽出したり、あるいは赤入れに用いた色部分を抽出
して赤入れ画像とすることができる。あるいは、赤入れ
した部分のみを読取手段で読み取る段階で選択的に読み
取って、赤入れ画像として転送することもできる。
【0014】なお、赤入れ後の赤入れレイヤーの情報や
読取手段で読み取った低解像度の画像データなどの赤入
れ戻しの情報は、修正システムに直接伝送せずに、一
旦、サーバに対して伝送した後、修正システムがサーバ
から取り出すように構成してもよい。その場合、赤入れ
戻しの情報がサーバに格納されたことを、サーバが修正
システムに通知するように構成することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は、本発明のリモートカラー
プルーフシステムの第1の実施の形態を示すブロック図
である。図中、1は電子原稿作成システム、2は編集指
示システム、3は通信回線、11はユーザインタフェー
ス、12は画像データ記憶部、13は通信部、14は画
像ID取得部、15は解像度変換部、21は通信部、2
2は画像ID取得部、23は画像データ記憶部、24は
ユーザインタフェース、25は赤入れレイヤー生成部で
ある。図1に示す例では、作成システム及び修正システ
ムとなる電子原稿作成システム1と、電子原稿作成シス
テム1から送られてくるカラー画像データに対して赤入
れを行って電子原稿作成システム1に返送する編集指示
システム2が、通信回線3で結ばれて構成されている。
通信回線3は、LAN、専用回線、公衆回線など、有線
あるいは無線の単一あるいは複合的な種々の通信手段に
よって構成することができる。例えば専用のネットワー
クを利用することができる。なお、この例では電子原稿
作成システム1が作成システム及び修正システムを兼ね
ているが、もちろん、別々のシステムであってもよい。
また、作成システム、編集指示システム2、修正システ
ムとも、1ないし複数が通信回線3で接続されていても
よい。
【0016】電子原稿作成システム1では、電子原稿を
作成して、編集指示システム2に対して通信回線3を介
してカラー画像データを伝送し、当該カラー画像データ
に対する赤入れを依頼する。また、後述するように編集
指示システム2で生成される赤入れレイヤーの情報を受
け取り、修正作業者に対してオリジナルカラー画像とと
もに赤入れレイヤーの情報を提示する。修正作業者によ
る修正後のカラー画像データについても、同様に編集指
示システム2に伝送して再び赤入れレイヤーの情報を受
け取ることができる。
【0017】電子原稿作成システム1は、ユーザインタ
フェース11、画像データ記憶部12、通信部13、画
像ID取得部14、解像度変換部15などを含んで構成
されている。ユーザインタフェース11は、カラー画像
データの作成や修正、編集指示システム2への伝送の指
示、編集指示システム2から受け取った赤入れレイヤー
の情報の提示など、作業者への情報の提示と作業者から
の指示入力を受け取る。
【0018】画像データ記憶部12は、作成されたオリ
ジナルのカラー画像データが少なくとも格納されてい
る。カラー画像データを格納する際には、当該カラー画
像データを特定するための画像IDを対応づけて管理し
ている。もちろん、その他、編集指示システム2から受
け取った赤入れレイヤーの情報など、各種の情報を記憶
することができる。
【0019】通信部13は、外部との情報の授受を行う
ものであり、特に、編集指示システム2に対してカラー
画像データを伝送し、また、編集指示システム2から赤
入れレイヤーの情報を受け取る。なお、編集指示システ
ム2に対して伝送するカラー画像データは、オリジナル
のカラー画像データのコピーのほか、編集指示システム
2において表示装置上で赤入れを行うことを前提として
オリジナルのカラー画像データより解像度を落としたカ
ラー画像データを伝送してもよい。また、編集指示シス
テム2に対してカラー画像データを伝送する際には、当
該カラー画像データを特定するための画像IDを付加し
て伝送することができる。
【0020】画像ID取得部14は、編集指示システム
2から受け取った赤入れレイヤーの情報に付加されてい
る画像IDを取得し、画像データ記憶部12に記憶され
ているカラー画像データのうち、いずれのカラー画像デ
ータに対する赤入れレイヤーの情報であるかを特定して
対応づけておく。
【0021】解像度変換部15は、編集指示システム2
から受け取った赤入れレイヤーの情報とともに対応する
カラー画像データをユーザインタフェース11を介して
作業者に提示する際に、赤入れレイヤーの情報の解像度
が、対応するカラー画像データの解像度に一致するよう
に、赤入れレイヤーの情報に対して解像度変換を行う。
【0022】編集指示システム2では、電子原稿作成シ
ステム1から送られてくるカラー画像データを受け取
り、編集者が赤入れを行って修正箇所及び修正方法の指
示を行い、その赤入れの情報のみを電子原稿作成システ
ム1に返送する。なおこの例では、編集者は表示された
カラー画像データに対して、例えばポインティングデバ
イスやキーボードなどの入力手段を用いて電子的に赤入
れを行う。
【0023】編集指示システム2は、通信部21、画像
ID取得部22、画像データ記憶部23、ユーザインタ
フェース24、赤入れレイヤー生成部25等を含んで構
成されている。通信部21は、外部との情報の授受を行
うものであり、特に、電子原稿作成システム1から伝送
されてくる赤入れの対象のカラー画像データを受け取
り、また、電子原稿作成システム1に対して赤入れレイ
ヤーの情報を伝送する。なお、電子原稿作成システム1
に対して赤入れレイヤーの情報を伝送する際には、もと
のカラー画像データは含まないが、いずれのカラー画像
データに対しての赤入れの情報かを示すため、赤入れの
対象となるカラー画像データを受け取ったときに画像I
D取得部22で取得した画像IDを付加して伝送するこ
とができる。また、赤入れレイヤーの情報は、オリジナ
ルのカラー画像データに比べて低い解像度の画像として
伝送することができる。
【0024】画像ID取得部22は、電子原稿作成シス
テム1から受け取ったカラー画像データに付加されてい
る画像IDを取得し、受け取ったカラー画像データに対
応づけて例えば画像データ記憶部23に記憶させてお
く。この画像IDは、上述のように赤入れレイヤーの情
報に付加されて、通信部21から電子原稿作成システム
1へ伝送される。
【0025】画像データ記憶部23は、電子原稿作成シ
ステム1から受け取ったカラー画像データや、赤入れレ
イヤー生成部25で生成した赤入れレイヤーの情報など
を記憶している。これらの情報は、画像IDに対応づけ
て記憶しておく。
【0026】ユーザインタフェース24は、編集者に対
する電子原稿作成システム1から受け取ったカラー画像
データの提示や、そのカラー画像データに対して行われ
る赤入れの指示などを受け取る。例えば、編集者は表示
手段に表示されたカラー画像データに対して、ポインテ
ィングデバイスやキーボードなどの入力手段を用いて電
子的に赤入れを行う。赤入れの指示はカラー画像データ
に重ねて表示手段に表示されるが、赤入れの指示自体は
赤入れレイヤー生成部25に渡す。
【0027】赤入れレイヤ生成部25は、ユーザインタ
フェース24から編集者が行った赤入れの指示を受け取
り、カラー画像データとは別の赤入れレイヤーに対して
赤入れの指示を描画する。上述のように、ユーザインタ
フェース24において、この赤入れレイヤーとカラー画
像データを合成して編集者に提示することによって、編
集者は表示されているカラー画像データを見ながら赤入
れの指示を行うことができるとともに、内部では赤入れ
の指示をカラー画像データとは分離して取得することが
できる。このようにして赤入れの指示をカラー画像デー
タとは別に取得することができるため、赤入れの指示の
みを赤入れレイヤーの情報として通信部21を介して電
子原稿作成システム1へ伝送することができる。また、
この赤入れレイヤーはカラー画像データに比べて非常に
低い解像度でよく、電子原稿作成システム1に対して低
コストで伝送することが可能である。
【0028】図2は、本発明のリモートカラープルーフ
システムの第1の実施の形態における動作の一例の説明
図である。電子原稿作成システム1では、あらかじめオ
リジナルのカラー画像データが作成され、あるいは前回
の赤入れの指示に従って修正されたオリジナルのカラー
画像データが、画像データ記憶部12に記憶されてい
る。
【0029】編集指示システム2に対してカラー画像デ
ータへの赤入れを依頼する際には、S31において、画
像データ記憶部12に記憶されているオリジナルのカラ
ー画像データのコピー、あるいはそのオリジナルのカラ
ー画像データを適宜解像度変換したカラー画像データ
を、通信部13から通信回線3を介して編集指示システ
ム2へ伝送する。このとき、伝送するカラー画像データ
には、オリジナルのカラー画像データを特定することが
できる画像IDを付加しておく。画像IDを付加するた
めの画像フォーマットは、独自のフォーマットでもよい
し、PostScript(登録商標)、PDF、TI
FFなど、一般的な画像フォーマットにおけるコメント
欄を独自に利用しても良いし、適切なヘッダ情報、属性
情報などを利用してもよい。
【0030】編集指示システム2では、S32におい
て、電子原稿作成システム1から通信回線3を介して送
られてきたカラー画像データを通信部21で受信する。
受信したカラー画像データは画像ID取得部22に送ら
れ、S33において、画像IDが取得される。この画像
IDは、赤入れレイヤーの情報を返送するまで、受信し
たカラー画像データに対応づけて保存される。
【0031】そしてS34において、ユーザインタフェ
ース24を介してカラー画像データが編集者に提示さ
れ、編集者によって赤入れが行われて、修正箇所及び修
正方法などが指示される。編集者からの指示は赤入れレ
イヤー生成部25に渡され、指示内容に従った赤入れの
情報がカラー画像データとは別の赤入れレイヤーとして
生成される。なお、編集者による赤入れの作業は、例え
ばカラー画像データを表示装置に表示させ、その画面上
をライトペンなどでなぞったり、デジタイザやマウスな
どにより指示することによって、種々の情報を入力する
ことができる。もちろん、他の指示方法を適用すること
も可能である。
【0032】赤入れ編集作業が終了すると、S35にお
いて、赤入れレイヤーの情報を通信部21から通信回線
3を介して電子原稿作成システム1へ返送する。このと
き、赤入れ時に使用したカラー画像データは伝送せず、
その代わりに当該赤入れを行ったカラー画像データを受
け取ったときに取得した画像IDを、赤入れレイヤーの
情報に付加して返送する。赤入れレイヤーの解像度は、
72〜200dpi程度でよく、さらに白(透明)の部
分が多いので圧縮を行うことにより、伝送するデータ量
は相当に小さくすることができる。また、赤入れレイヤ
ーの画像は、単色の画像データとして取り扱うことがで
きるので、さらにデータ量を低減することができる。こ
のように少ないデータによって赤入れの指示を伝送する
ことによって、伝送に要するコストを低減することがで
き、ひいてはリモートカラープルーフシステム全体の利
用コストを低減することができる。
【0033】なお、圧縮の方式や圧縮の有無、解像度な
どは、赤入れレイヤーの情報を伝送する際の一般的な画
像フォーマット中に記録しておくことができる。このと
き用いる画像フォーマットは、例えばカラー画像データ
の伝送時に説明した各種の画像フォーマットを適用する
ことが可能である。また、赤入れレイヤーの情報はデー
タ量が小さいので、例えば、電子メールなどに添付する
形で送り返すことも可能である。
【0034】S36において、電子原稿作成システム1
は、通信回線3を介して通信部13で編集指示システム
2から送られてきた赤入れレイヤーの情報を受信する。
受信した赤入れレイヤーの情報は画像ID取得部14に
送られ、S37において、受信した赤入れレイヤーの情
報から画像IDを取得する。これによって、編集指示シ
ステム2から送られてきた赤入れレイヤーの情報が、オ
リジナルのカラー画像データのうちのいずれに対するも
のであるかを特定することができる。
【0035】修正作業者が編集者からの赤入れ指示を参
照する場合には、S38において、受け取った赤入れレ
イヤーの情報中から解像度などの情報を取得し、対応す
るオリジナルのカラー画像データと解像度が一致するよ
うに、解像度変換部15において赤入れレイヤーの情報
に対して解像度変換を施す。もちろん、圧縮されている
場合には、復元処理なども行う。さらに、赤入れレイヤ
ーの情報が単色の画像データとして送られてきている場
合、表示色への色変換なども行うとよい。そしてS39
において、変換処理が施された赤入れレイヤーの情報
と、対応するオリジナルのカラー画像データとを合成し
てユーザインタフェース11を介して修正作業者に対し
て提示する。これをもとに、電子原稿作成システム1に
おける修正作業者が修正作業を行う。そして、必要に応
じて再びS31へ戻って赤入れの依頼を行うことにな
る。なお、修正作業者への画像の提示は、表示装置によ
る表示でも、印刷装置による印刷出力でもかまわない。
【0036】このようにして編集者からの赤入れ指示は
電子原稿作成システム1の修正作業者に伝わる。赤入れ
の指示は、基本的には編集の指示が伝わればよいのであ
るが、従来より赤入れの指示は実際も赤色によって行わ
れており、修正作業者にとっても赤入れの指示はカラー
であることが好ましい。例えばオリジナルのカラー画像
データと合成する際に、修正作業者の好みの色(例えば
赤色)に変換して合成することができる。また、このシ
ステムでは、修正作業者はオリジナルのカラー画像デー
タに重ねて赤入れの指示を参照することができる。基本
的には編集の指示が伝わればよいという観点では、この
オリジナルのカラー画像データについても赤入れ指示の
箇所がわかればよいのであるから白黒などでも編集者の
意図を修正作業者に伝えることは可能である。しかしオ
リジナルのカラー画像データに赤入れの指示を重ねてカ
ラーで提示することによって、修正作業者は編集者の赤
入れの意図をより的確に把握することが可能となる。
【0037】なお、上述の例では、編集指示システム2
から電子原稿作成システム1に対して赤入れの指示の情
報を送る際には、赤入れレイヤーの情報のみを伝送する
ものとして説明した。変形例として、データ量は大きく
なるが赤入れレイヤーの情報とともにカラー画像データ
を伝送してもよい。このとき、両者の解像度は異なって
いてもよく、解像度が異なっている場合には電子原稿作
成システム1において解像度変換を行って両者の解像度
を一致させればよい。このように赤入れレイヤーの情報
とともにカラー画像データも伝送する場合、カラー画像
データの色信号(通常はCMYK)を保存したまま返送
できるため電子原稿作成システム1においても良好な色
再現が可能である。従って編集者が、赤入れの指示だけ
でなく、背景色などの色を直接調整して、より細かな指
示のイメージを伝達することが可能である。
【0038】図3は、本発明のリモートカラープルーフ
システムの第2の実施の形態を示すブロック図である。
図中、図1と同様の部分には同じ符号を付して重複する
説明を省略する。4はサーバである。この第2の実施の
形態では、電子原稿作成システム1(作成システム及び
修正システム)と編集指示システム2との間の情報の転
送を、サーバ4を介して行う構成を示している。
【0039】サーバ4は、電子原稿作成システム1から
編集指示システム2に伝送すべきカラー画像データや、
編集指示システム2から電子原稿作成システム1へ返送
すべき赤入れレイヤーの情報などを受け取って蓄積し、
宛先となる編集指示システム2あるいは電子原稿作成シ
ステム1からの要求に応じて蓄積している情報を伝送す
る。
【0040】電子原稿作成システム1は、編集指示シス
テム2へ伝送すべきカラー画像データをサーバ4に対し
て伝送し、また、サーバ4に蓄積されている編集指示シ
ステム2からの赤入れレイヤーの情報をサーバ4から取
り出す。また編集指示システム2は、サーバ4からカラ
ー画像データを取り出し、赤入れレイヤーの情報をサー
バ4に対して伝送する。
【0041】この第2の実施の形態における動作につい
て、上述の第1の実施の形態と異なる各システム相互間
の通信について簡単に説明しておく。電子原稿作成シス
テム1が編集指示システム2に対してカラー画像データ
を伝送する場合には、電子原稿作成システム1は、編集
指示システム2を宛先としてカラー画像データをサーバ
4へ伝送する。サーバ4は、電子原稿作成システム1か
ら伝送されてきたカラー画像データを受け取って保存す
るとともに、編集指示システム2に対して電子原稿作成
システム1から情報を受け取って保存している旨(及び
情報の受け取りを促す旨)を通知する。
【0042】通知を受けた編集指示システム2では、サ
ーバ4に対して情報の伝送を指示し、電子原稿作成シス
テム1からのカラー画像データを受け取る。受け取った
カラー画像データに対して、上述の第1の実施の形態と
同様にして編集者が赤入れを行い、赤入れレイヤーを生
成する。赤入れが終了したら、編集指示システム2は、
電子原稿作成システム1を宛先として赤入れレイヤーの
情報をサーバ4へ伝送する。
【0043】編集指示システム2から赤入れレイヤーの
情報を受け取ったサーバ4は、宛先である電子原稿作成
システム1に対して編集指示システム2から情報を受け
取って保存している旨(及び情報の受け取りを促す旨)
を通知する。この通知を受けて電子原稿作成システム1
はサーバ4へアクセスし、編集指示システム2からの赤
入れレイヤーの情報を受け取ればよい。
【0044】このようにして、サーバ4を介して校正作
業を行ってゆくことができる。このとき、少なくとも編
集指示システム2から電子原稿作成システム1への赤入
れレイヤーの情報は、カラー画像データに比べて格段に
データ量が少ないので、低コストで通信を行うことがで
き、全体としてのコストダウンを実現することができ
る。
【0045】なお、上述の説明では電子原稿作成システ
ム1と編集指示システム2相互間の通信を、サーバ4を
介して行うものとしたが、これに限らず、電子原稿作成
システム1から編集指示システム2へのカラー画像デー
タの伝送のみ、あるいは編集指示システム2から電子原
稿作成システム1への赤入れレイヤーの情報の伝送のみ
について、サーバ4を経由するように構成してもよい。
また、上述の説明では、サーバ4は情報を受け取ったと
きに宛先に対して通知するものとしたが、この通知は行
わなくてもよい。あるいは、情報はサーバ4へ転送する
が、通知は電子原稿作成システム1と編集指示システム
2の間で直接行うようにしてもよい。
【0046】図4は、本発明のリモートカラープルーフ
システムの第3の実施の形態を示すブロック図である。
図中、図1と同様の部分には同じ符号を付して重複する
説明を省略する。5は校正刷り、26は印刷部、27は
ユーザインタフェース、28は読取部である。この第3
の実施の形態では、編集者は印刷部26で印刷された校
正刷り5をもとに、従来と同様に校正刷り5上に赤入れ
を行い、赤入れ後の校正刷り5を読取部28で読み取っ
て伝送する構成を示している。
【0047】編集指示システム2は、通信部21、画像
データ記憶部23とともに、印刷部26、ユーザインタ
フェース27,読取部28等を含んで構成されている。
印刷部26は、電子原稿作成システム1から送られてき
たカラー画像データを印刷し、校正刷り5を作製する。
ユーザインタフェース27は、編集者による各種の指示
を受け付ける。その指示の一つとして、赤入れ戻しの指
示を受け付けることができる。赤入れ戻しの指示が行わ
れた場合、読取部28による画像の読取と、読み取った
画像の通信部21からの伝送を行うことができる。な
お、あらかじめ設定されている戻し先が複数存在する場
合には、複数の戻し先のうちから選択することが可能で
ある。もちろん、このユーザインタフェース27から戻
し先を明示的に指示することも可能である。読取部28
は、原稿、特に赤入れ後の校正刷り5の画像を読み取
り、電子データに変換する。
【0048】なお、電子原稿作成システム1の構成につ
いては上述の第1の実施の形態などと同様の構成でよい
が、この第3の実施の形態では画像ID取得部14は不
要である。
【0049】図5は、本発明のリモートカラープルーフ
システムの第3の実施の形態における動作の一例の説明
図である。電子原稿作成システム1では、あらかじめオ
リジナルのカラー画像データが作成され、あるいは前回
の赤入れの指示に従って修正されたオリジナルのカラー
画像データが用意されているものとする。
【0050】編集指示システム2に対してカラー画像デ
ータへの赤入れを依頼する際には、S41において、画
像データ記憶部12に記憶されているオリジナルのカラ
ー画像データのコピー、あるいはそのオリジナルのカラ
ー画像データを適宜解像度変換したカラー画像データ
を、通信回線3を介して編集指示システム2へ伝送す
る。
【0051】編集指示システム2では、S42におい
て、電子原稿作成システム1から通信回線3を介して送
られてきたカラー画像データを通信部21で受信する。
受信したカラー画像データは、必要に応じて画像データ
記憶部23に格納されるとともに、印刷部26に送られ
て印刷出力されて校正刷り5が作製される。S43にお
いて、編集者は、印刷出力された校正刷り5に対して、
直接、赤入れを行う。赤入れが終了すると、S44にお
いて、編集者は赤入れ後の校正刷り5を読取部28にセ
ットし、ユーザインタフェース27から赤入れ戻しの指
示を行う。このとき、必要に応じて戻し先(赤入れ指示
の送信先)の入力や選択などを行う。
【0052】編集者による赤入れ戻しの指示によって、
S45において読取部28は赤入れされた校正刷り5の
画像を読み取って電子化し、オリジナルのカラー画像デ
ータの解像度よりも低い解像度の画像として通信部21
から通信回線3を介して電子原稿作成システム1に伝送
する。電子原稿作成システム1においては、編集者が指
示した赤入れの情報がわかればよく、カラー画像データ
の内容か完全に再生できる必要はない。従って、読取部
28で読み取った赤入れ後の校正刷り5の画像は、低解
像度で伝送することができる。これによって、赤入れの
情報を低コストで電子原稿作成システム1へ伝送するこ
とができる。なお、赤入れ後の校正刷り5の画像の解像
度は、あらかじめ決めておくほか、ユーザインタフェー
ス27において編集者が指定したり、あるいは何段階か
のレベルから選択するように構成してもよい。また、伝
送の際にさらに圧縮し、所定のフォーマットで伝送する
ことができる。
【0053】S46において、電子原稿作成システム1
は、通信回線3を介して編集指示システム2から送られ
てきた赤入れ後の校正刷り5の画像を受信する。修正作
業者は、受信した画像を適宜表示させたりあるいは印刷
出力することによって、編集者からの赤入れ指示を参照
することができる。そして、編集者からの赤入れ指示に
従ってオリジナルのカラー画像データに対する修正作業
を行うことになる。その後、必要に応じて再びS41へ
戻って赤入れの依頼を行えばよい。
【0054】このようにして編集者からの赤入れ指示を
校正刷りの画像とともに返送することによって、低解像
度であっても的確に赤入れ指示を修正作業者に伝達する
ことができる。上述のように、赤入れの指示は基本的に
は編集の指示が伝わればよいのであるが、カラー画像と
して赤入れ後の校正刷りの画像を返送することによっ
て、修正作業者はより的確に編集者の赤入れの意図を把
握することができるようになり、効率よく作業を進める
ことができる。
【0055】上述の説明では、読取部28において赤入
れ後の校正刷り5の画像をそのまま読み取っているの
で、読み取った画像には校正刷り5に含まれているカラ
ー画像データの画像も含まれている。例えば読取部28
によって読み取る際に赤入れの指示のみを読み取ること
ができる場合には、赤入れの指示部分のみを電子原稿作
成システム1に伝送することが可能である。例えば、編
集者が赤入れを行う際に特定の筆記具を用いている場
合、その特定の筆記具の特性に応じた色(波長)部分の
みを読み取ることが可能である。もちろん、カラー画像
データにおいて同じ色を用いている部分も読み取られる
が、例えば圧縮する場合には画像全体を読み取る場合に
比べてデータ量を大幅に削減することができる。また、
2値など、少ない色値の画像として扱うことができるの
で、さらにデータ量を減少させることが可能である。特
殊な筆記具を用いた場合、印刷色以外の光学特性を有す
るマーキングが可能なこともある。その場合には、赤入
れの指示部分のみを読取部28で読み取って、赤入れの
指示のみを電子原稿作成システム1へ伝送することがで
きる。このように赤入れの指示部分のみを伝送すること
によって、さらにコストを低減することが可能である。
【0056】さらに、赤入れの指示部分のみを伝送する
方法として、読取部28では通常の画像として読み取っ
た後、処理によって赤入れの指示部分を抽出する方法も
ある。例えば上述のように編集者が特定の筆記具を用い
ている場合、読み取った画像中から特定の色成分のみを
分離処理することによって、読取部28で特定色のみを
読み取った場合と同様に処理することが可能である。ま
た、校正刷り5の元となったカラー画像データを特定す
ることによって、赤入れの指示部分を抽出することもで
きる。この方法の一例について、以下に変形例として説
明する。
【0057】図6は、本発明のリモートカラープルーフ
システムの第3の実施の形態における変形例を示すブロ
ック図である。図中、図1、図4と同様の部分には同じ
符号を付して重複する説明を省略する。29は画像ID
抽出部である。画像ID抽出部29は、読取部28で赤
入れ後の校正刷り5の画像を読み取ったときに、読み取
った画像から画像IDを抽出する。
【0058】この第3の実施の形態の変形例における編
集指示システム2の動作の一例について説明する。上述
の第1の実施の形態と同様に、電子原稿作成システム1
からカラー画像データを伝送する際に、画像IDを付加
して伝送する。カラー画像データを受け取った編集指示
システム2では、画像ID取得部14によってカラー画
像データに付加されている画像IDが取得される。そし
て、カラー画像データを印刷部26で印刷する際に、画
像IDについても印刷する。校正刷り5は、通常、画像
よりも大きめの用紙に印刷されるため、周囲に余白が残
っている。例えばこの余白部分に画像IDを印刷してお
くことが可能である。画像IDは、例えば文字、数字、
記号などの編集者が読み取れる状態に印刷するほか、バ
ーコードなど、電子的に読取可能な印刷でもよい。さら
には、画像中あるいは余白部分に、編集者には判別でき
ないような潜像画像として印刷してもよく、画像ID抽
出部29で判読可能なあらゆる方式によって校正刷り5
に画像IDを印刷しておくことができる。
【0059】画像IDが付加されて印刷された校正刷り
5に対して編集者が赤入れを行った後、編集者は、赤入
れ指示を記入した校正刷り5を読取部28にセットし、
ユーザインタフェース27から赤入れ戻しを指示する。
これによって赤入れ後の校正刷り5の画像が読取部28
によって読み取られる。読み取った画像は画像ID抽出
部29に送られ、画像中から画像IDが抽出される。
【0060】画像ID抽出部29で抽出した画像ID
は、読取部28で読み取った赤入れ後の校正刷り5の画
像とともに電子原稿作成システム1へ伝送することがで
きる。これによって、電子原稿作成システム1では、受
け取った赤入れ情報を電子的に整理することが可能とな
る。
【0061】また、画像ID抽出部29で画像IDを抽
出することによって、読取部28で読み取った画像が、
いずれのカラー画像データを元にしたものであるかを特
定することができる。画像IDによって特定されたカラ
ー画像データと、読取部28で読み取った画像との差分
を抽出することによって、編集者による赤入れ指示部分
のみを抽出することが可能である。抽出された赤入れ指
示部分の画像のみを電子原稿作成システム1に伝送する
ように構成することによって、低解像度、高圧縮率で伝
送することが可能であり、伝送するデータ量を格段に減
少させることができる。通常、赤入れは1色のみを用い
て行われるので、赤入れ指示部分のみの画像は単色画像
として扱うことができ、さらにデータ量を低減すること
が可能である。これによって、校正過程における通信コ
ストを低減することが可能である。
【0062】なお、赤入れ指示部分のみの画像を伝送す
る際には、画像IDを付加して電子原稿作成システム1
へ伝送する。これを受け取った電子原稿作成システム1
では、上述の第1の実施の形態と同様、赤入れ指示部分
の画像の解像度をオリジナルのカラー画像データと解像
度を一致させた後、合成して修正作業者に提示すればよ
い。
【0063】図7は、本発明のリモートカラープルーフ
システムの第4の実施の形態を示すブロック図である。
図中、図2,図4と同様の部分には同じ符号を付して重
複する説明を省略する。この第4の実施の形態では、上
述の第2の実施の形態と同様に、上述の第3の実施の形
態で示したシステムにおいてサーバ4を介して通信を行
うように構成したものである。すなわち、電子原稿作成
システム1は校正を依頼する場合にはカラー画像データ
をサーバ4に伝送し、編集指示システム2は、サーバ4
から校正対象のカラー画像データを取得する。このと
き、サーバ4からカラー画像データを受信したときに、
自動的に印刷部26から校正刷り5を印刷出力するよう
に構成してもよい。そして、校正刷り5に赤入れした
後、読取部28にセットしてユーザインタフェース27
から赤入れ戻しが指示されると、赤入れ後の校正刷り5
の画像を読み取り、電子原稿作成システム1を宛先とし
てサーバ4に対して伝送する。電子原稿作成システム1
は、サーバ4から赤入れ後の画像を取得することにな
る。
【0064】なお、サーバ4は、上述の第2の実施の形
態と同様に、電子原稿作成システム1あるいは編集指示
システム2から情報を受け取ると、その情報の宛先に対
して通知するように校正することができる。もちろん、
そのほかの第2の実施の形態における変形についても、
この第4の実施の形態に対して適用可能である。また、
図6に示した第3の実施の形態の変形例など、第2の実
施の形態における各種の変形例についても同様に、この
第4の実施の形態のようにサーバ4を用いる構成を適用
することができる。
【0065】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、色校正などの校正工程を電子的に行う際に、
編集者が修正箇所及び修正方法を指示した赤入れの指示
について、その赤入れ指示情報のみを返送したり、ある
いは赤入れ後の校正刷りを低解像度で返送することによ
って、伝送時のデータ量を低減することができる。従っ
て、伝送に要する時間及びコストを低減することがで
き、ひいてはリモートカラープルーフシステム全体にお
いて効率を向上し、コストを低減することが可能となる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のリモートカラープルーフシステムの
第1の実施の形態を示すブロック図である。
【図2】 本発明のリモートカラープルーフシステムの
第1の実施の形態における動作の一例の説明図である。
【図3】 本発明のリモートカラープルーフシステムの
第2の実施の形態を示すブロック図である。
【図4】 本発明のリモートカラープルーフシステムの
第3の実施の形態を示すブロック図である。
【図5】 本発明のリモートカラープルーフシステムの
第3の実施の形態における動作の一例の説明図である。
【図6】 本発明のリモートカラープルーフシステムの
第3の実施の形態における変形例を示すブロック図であ
る。
【図7】 本発明のリモートカラープルーフシステムの
第4の実施の形態を示すブロック図である。
【符号の説明】
1…電子原稿作成システム、2…編集指示システム、3
…通信回線、4…サーバ、5…校正刷り、11…ユーザ
インタフェース、12…画像データ記憶部、13…通信
部、14…画像ID取得部、15…解像度変換部、21
…通信部、22…画像ID取得部、23…画像データ記
憶部、24…ユーザインタフェース、25…赤入れレイ
ヤー生成部、26…印刷部、27…ユーザインタフェー
ス、28…読取部、29…画像ID抽出部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加藤 統久 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社内 (72)発明者 清須 徹哉 東京都港区赤坂二丁目17番22号 富士ゼロ ックス株式会社内 (72)発明者 蔵元 博文 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社内 (72)発明者 東方 良介 神奈川県足柄上郡中井町境430 グリーン テクなかい 富士ゼロックス株式会社内 (72)発明者 日比 吉晴 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社内 Fターム(参考) 5B057 AA11 CA01 CA08 CA12 CA16 CB01 CB08 CB12 CB16 CC01 CD05 CH08 5C076 AA22 BA06

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作成システムからオリジナルカラー画像
    データと同一または略同一のカラー画像データを編集指
    示システムに伝送して編集者による修正箇所及び修正方
    法の指示を受け、当該指示に従って修正システムにおい
    て実際の修正作業を行うリモートカラープルーフシステ
    ムにおいて、前記編集指示システムは、伝送されてきた
    前記カラー画像データを表示するとともに該カラー画像
    データに対して前記編集者による修正箇所及び修正方法
    の指示を受け付けるインタフェースと、前記編集者によ
    って行われた修正箇所及び修正方法の指示を前記カラー
    画像データとは別の赤入れレイヤーに蓄積する赤入れレ
    イヤー生成手段と、伝送されてきた前記カラー画像デー
    タを受け取るとともに前記赤入れレイヤー生成手段によ
    って生成された赤入れレイヤーの情報のみを修正システ
    ムに伝送する通信手段を有することを特徴とするリモー
    トカラープルーフシステム。
  2. 【請求項2】 前記オリジナルカラー画像データと略同
    一のカラー画像データは、前記オリジナルカラー画像デ
    ータと解像度が異なることを特徴とする請求項1に記載
    のリモートカラープルーフシステム。
  3. 【請求項3】 前記カラー画像データには当該カラー画
    像データ又は前記オリジナルカラー画像データを特定す
    る特定タグが付加されており、前記編集指示システム
    は、前記通信手段で受け取った前記カラー画像データか
    ら前記特定タグを取得する特定タグ取得手段をさらに有
    しており、前記通信手段は、前記赤入れレイヤーを伝送
    する際に前記特定タグ取得手段で取得した対応する前記
    特定タグを付して伝送することを特徴とする請求項1又
    は請求項2に記載のリモートカラープルーフシステム。
  4. 【請求項4】 前記赤入れレイヤー生成手段は、前記カ
    ラー画像データと異なった解像度の画像として前記赤入
    れレイヤーを生成し、前記修正システムは、前記オリジ
    ナルカラー画像データと同一または略同一なカラー画像
    データとともに前記赤入れレイヤーを可視化する場合に
    前記赤入れレイヤーと前記カラー画像データとの解像度
    を整合させる解像度変換手段を有することを特徴とする
    請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のリモー
    トカラープルーフシステム。
  5. 【請求項5】 作成システムで作成したオリジナルカラ
    ー画像データに対して編集指示システムにおいて編集者
    による修正箇所及び修正方法の指示を受け、当該指示に
    従って修正システムにおいて実際の修正作業を行うリモ
    ートカラープルーフシステムにおいて、前記編集指示シ
    ステムは、編集者が修正箇所及び修正方法の指示を書き
    込んだ校正刷りを読み取る読取手段と、前記読取手段で
    読み取った赤入れ画像を少なくとも前記オリジナルカラ
    ー画像データの解像度よりも低い解像度で修正システム
    に伝送する通信手段を有することを特徴とするリモート
    カラープルーフシステム。
  6. 【請求項6】 さらに前記編集指示システムは、編集者
    が赤入れ戻しを指示するユーザインタフェースを具備
    し、前記ユーザインタフェースからの赤入れ戻しの指示
    のみによって前記読取手段による読取と前記通信手段に
    よる修正システムへの伝送を行うことを特徴とする請求
    項5に記載のリモートカラープルーフシステム。
  7. 【請求項7】 さらに前記編集指示システムは、編集者
    が赤入れ戻しの指示及び戻し先アドレスの指示を行うユ
    ーザインタフェースを具備し、前記ユーザインタフェー
    スからの赤入れ戻しの指示のみによって前記読取手段に
    よる読取と前記通信手段による指示された戻し先アドレ
    スに対応する修正システムへの伝送を行うことを特徴と
    する請求項5に記載のリモートカラープルーフシステ
    ム。
  8. 【請求項8】 作成システムからオリジナルカラー画像
    データと同一または略同一のカラー画像データを編集指
    示システムに直接あるいはサーバを介して伝送して編集
    者による修正箇所及び修正方法の指示を受け、当該指示
    に従って修正システムにおいて実際の修正作業を行うリ
    モートカラープルーフシステムにおいて、前記編集指示
    システムは、伝送されてきた前記カラー画像データを表
    示するとともに該カラー画像データに対して前記編集者
    による修正箇所及び修正方法の指示を受け付けるインタ
    フェースと、前記編集者によって行われた修正箇所及び
    修正方法の指示を前記カラー画像データとは別の赤入れ
    レイヤーに蓄積する赤入れレイヤー生成手段と、前記カ
    ラー画像データを受け取るとともに前記赤入れレイヤー
    生成手段によって生成された赤入れレイヤーの情報のみ
    をサーバに伝送する通信手段を有し、前記サーバは、編
    集指示システムから前記赤入れレイヤーの情報を受け取
    ると修正システムに対して前記赤入れレイヤーの情報を
    保存した旨を通知し、前記修正システムからの要求に応
    じて前記赤入れレイヤーの情報を転送することを特徴と
    するリモートカラープルーフシステム。
  9. 【請求項9】 前記オリジナルカラー画像データと略同
    一のカラー画像データは、前記オリジナルカラー画像デ
    ータと解像度が異なることを特徴とする請求項8に記載
    のリモートカラープルーフシステム。
  10. 【請求項10】 前記カラー画像データには当該カラー
    画像データ又は前記オリジナルカラー画像データを特定
    する特定タグが付加されており、前記編集指示システム
    は、前記通信手段で受け取った前記カラー画像データか
    ら前記特定タグを取得する特定タグ取得手段をさらに有
    しており、前記通信手段は、前記赤入れレイヤーを伝送
    する際に前記特定タグ取得手段で取得した対応する前記
    特定タグを付して伝送することを特徴とする請求項8又
    は請求項9に記載のリモートカラープルーフシステム。
  11. 【請求項11】 前記赤入れレイヤー生成手段は、前記
    カラー画像データと異なった解像度の画像として前記赤
    入れレイヤーを生成し、前記修正システムは、前記オリ
    ジナルカラー画像データと同一または略同一なカラー画
    像データとともに前記赤入れレイヤーを可視化する場合
    に前記赤入れレイヤーと前記カラー画像データとの解像
    度を整合させる解像度変換手段を有することを特徴とす
    る請求項8ないし請求項10のいずれか1項に記載のリ
    モートカラープルーフシステム。
  12. 【請求項12】 作成システムで作成したオリジナルカ
    ラー画像データに対して編集指示システムにおいて編集
    者による修正箇所及び修正方法の指示を受け、当該指示
    に従って修正システムにおいて実際の修正作業を行うリ
    モートカラープルーフシステムにおいて、前記編集指示
    システムは、編集者が修正箇所及び修正方法の指示を書
    き込んだ校正刷りを読み取る読取手段と、前記読取手段
    で読み取った赤入れ画像を少なくとも前記オリジナルカ
    ラー画像データの解像度よりも低い解像度でサーバに伝
    送する通信手段を有し、前記サーバは、編集指示システ
    ムから前記赤入れ画像を受け取ると修正システムに対し
    て前記赤入れ画像を保存した旨を通知し、前記修正シス
    テムからの要求に応じて前記赤入れ画像を転送すること
    を特徴とするリモートカラープルーフシステム。
  13. 【請求項13】 さらに前記編集指示システムは、編集
    者が赤入れ戻しを指示するユーザインタフェースを具備
    し、前記ユーザインタフェースからの赤入れ戻しの指示
    のみによって前記読取手段による読取と前記通信手段に
    よる前記サーバへの伝送を行うことを特徴とする請求項
    12に記載のリモートカラープルーフシステム。
  14. 【請求項14】 作成システムで作成したオリジナルカ
    ラー画像データに対して編集指示システムにおいて編集
    者による修正箇所及び修正方法の指示を受け、当該指示
    に従って修正システムにおいて実際の修正作業を行うリ
    モートカラープルーフシステムにおいて、前記編集指示
    システムは、編集者が修正箇所及び修正方法の指示を書
    き込んだ前記校正刷りを読み取る読取手段と、読み取っ
    た画像中から前記校正刷りに書き込まれた指示部分を赤
    入れ画像として抽出する抽出手段と、前記赤入れ画像を
    少なくとも前記オリジナルカラー画像データの解像度よ
    りも低い解像度で修正システムに伝送する通信手段を有
    することを特徴とするリモートカラープルーフシステ
    ム。
  15. 【請求項15】 作成システムで作成したオリジナルカ
    ラー画像データに対して編集指示システムにおいて編集
    者による修正箇所及び修正方法の指示を受け、当該指示
    に従って修正システムにおいて実際の修正作業を行うリ
    モートカラープルーフシステムにおいて、前記編集指示
    システムは、編集者が修正箇所及び修正方法の指示を書
    き込んだ前記校正刷りを読み取る読取手段と、読み取っ
    た画像中から前記校正刷りに書き込まれた指示を赤入れ
    画像として抽出する抽出手段と、前記赤入れ画像を少な
    くとも前記オリジナルカラー画像データの解像度よりも
    低い解像度でサーバに伝送する通信手段を有し、前記サ
    ーバは、編集指示システムから前記赤入れ画像を受け取
    ると修正システムに対して前記赤入れ画像を保存した旨
    を通知し、前記修正システムからの要求に応じて前記赤
    入れ画像を転送することを特徴とするリモートカラープ
    ルーフシステム。
  16. 【請求項16】 前記校正刷りには、当該校正刷りの元
    となった前記カラー画像データ又は前記オリジナルカラ
    ー画像データを特定するタグ情報が含まれており、前記
    抽出手段は、前記読取手段で読み取った画像中から前記
    タグ情報を取得して前記カラー画像データを特定すると
    ともに、前記読取手段で読み取った画像と特定された前
    記カラー画像データとの差分画像を前記校正刷りに書き
    込まれた指示を含む赤入れ画像として抽出することを特
    徴とする請求項14または請求項15に記載のリモート
    カラープルーフシステム。
  17. 【請求項17】 前記タグ情報は、パーコードであるこ
    とを特徴とする請求項16に記載のリモートカラープル
    ーフシステム。
  18. 【請求項18】 前記タグ情報は、画像中に埋め込まれ
    た潜像画像であることを特徴とする請求項16に記載の
    リモートカラープルーフシステム。
  19. 【請求項19】 前記抽出手段は、前記読取手段で読み
    取った画像中から前記編集者が修正箇所及び修正方法の
    指示を書き込んだ際に用いた色の部分を抽出して赤入れ
    画像とすることを特徴とする請求項14又は請求項15
    に記載のリモートカラープルーフシステム。
  20. 【請求項20】 作成システムで作成したオリジナルカ
    ラー画像データに対して編集指示システムにおいて編集
    者による修正箇所及び修正方法の指示を受け、当該指示
    に従って修正システムにおいて実際の修正作業を行うリ
    モートカラープルーフシステムにおいて、前記編集指示
    システムは、編集者が修正箇所及び修正方法の指示を書
    き込んだ前記校正刷りを読取対象とし編集者が書き込ん
    だ指示部分のみを赤入れ画像として読み取る読取手段
    と、前記赤入れ画像を少なくとも前記オリジナルカラー
    画像データの解像度よりも低い解像度で修正システムに
    伝送する通信手段を有することを特徴とするリモートカ
    ラープルーフシステム。
  21. 【請求項21】 作成システムで作成したオリジナルカ
    ラー画像データに対して編集指示システムにおいて編集
    者による修正箇所及び修正方法の指示を受け、当該指示
    に従って修正システムにおいて実際の修正作業を行うリ
    モートカラープルーフシステムにおいて、前記編集指示
    システムは、編集者が修正箇所及び修正方法の指示を書
    き込んだ前記校正刷りを読取対象とし編集者が書き込ん
    だ指示部分のみを赤入れ画像として読み取る読取手段
    と、前記赤入れ画像を少なくとも前記オリジナルカラー
    画像データの解像度よりも低い解像度でサーバに伝送す
    る通信手段を有し、前記サーバは、編集指示システムか
    ら前記赤入れ画像を受け取ると修正システムに対して前
    記赤入れ画像を保存した旨を通知し、前記修正システム
    からの要求に応じて前記赤入れ画像を転送することを特
    徴とするリモートカラープルーフシステム。
  22. 【請求項22】 前記読取手段は、前記編集者が修正箇
    所及び修正方法の指示を書き込んだ際に用いた筆記具の
    特性に応じた波長のみを読み取って赤入れ画像とするこ
    とを特徴とする請求項20又は請求項21に記載のリモ
    ートカラープルーフシステム。
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