JP2003143116A - 誤り率推定装置 - Google Patents

誤り率推定装置

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JP2003143116A
JP2003143116A JP2001341921A JP2001341921A JP2003143116A JP 2003143116 A JP2003143116 A JP 2003143116A JP 2001341921 A JP2001341921 A JP 2001341921A JP 2001341921 A JP2001341921 A JP 2001341921A JP 2003143116 A JP2003143116 A JP 2003143116A
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JP2001341921A
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English (en)
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Takaya Hoshina
孝也 星名
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Hitachi Kokusai Electric Inc
Original Assignee
Hitachi Kokusai Electric Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】情報の伝送において、簡単な構成で精度よく誤
り率の推定値を算出することができる誤り率推定装置を
提供する。 【解決手段】受信すべきコンテンツを表す情報系列及び
第1誤り検出符号を用いて情報系列の仮誤り率を算出す
る仮誤り率算出部140と、受信したパイロット信号の
誤り率に基づいて、仮誤り率を補正する第1補正量を算
出する第1補正量算出部180と、補正量を用いて仮誤
り率を補正し、情報系列の誤り率の推定値を算出する推
定値算出部190とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、受信した情報の誤
り率の推定値を算出する誤り率推定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】無線伝送等の情報伝送において、電波伝
搬環境の影響により、送信時に信号が劣化する。そのた
め、情報は、誤り訂正のため符号化されて送受信される
場合が一般的である。また、適切な送信形態を実現する
ために、送信電力制御のファクターとして伝送品質すな
わち送信した信号の誤り率が必要となる。
【0003】一般的には、誤り率の測定は、受信した符
号化情報と、この符号化情報を一旦複合化した後再度符
号化した情報とを比較して行っていた。また、特開20
01−217726号公報には、再度符号化を行うこと
なく誤り率を測定する技術が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】構成の簡易化と、誤り
率測定の高精度化を、従来より高次元で両立する技術の
開発が望まれている。
【0005】そこで、本発明は、上記の課題を解決する
ことのできる誤り率推定装置を提供することを目的とす
る。この目的は特許請求の範囲における独立項に記載の
特徴の組み合わせにより達成される。また従属項は本発
明の更なる有利な具体例を規定する。
【0006】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明の第1の形
態によると、受信すべきコンテンツを表す情報系列と、
情報系列の誤りを検出するための第1誤り検出符号と、
既知の信号であるパイロット信号とを受信し、情報系列
の誤り率を推定する、誤り率推定装置であって、情報系
列及び第1誤り検出符号を用いて、情報系列の仮誤り率
を算出する仮誤り率算出部と、受信したパイロット信号
の誤り率を算出し、パイロット信号の誤り率に基づい
て、仮誤り率を補正する第1補正量を算出する第1補正
量算出部と、第1補正量を用いて仮誤り率を補正し、情
報系列の誤り率の推定値を算出する推定値算出部とを備
えることを特徴とする誤り率推定装置を提供する。
【0007】誤り率検出装置は、情報系列及び第1誤り
検出符号を、更に、情報系列及び第1誤り検出符号の誤
りを検出するための第2誤り検出符号と共に受信し、第
2誤り検出符号を用いて、情報系列及び第1誤り検出符
号の誤りを補正する復号部と、復号部が補正した後の情
報系列及び第1誤り検出符号と、補正前の情報系列及び
第1誤り検出符号を比較し、仮誤り率を補正する第2補
正量を算出する第2補正量算出部を更に備え、推定値算
出部は、更に、第2補正量を用いて第2誤り率を算出す
る構成としてもよい。また、推定値算出部は、情報系列
及び第1誤り検出符号を送信する送信出力と、パイロッ
ト信号の送信出力の比である出力比に従って第1補正量
の重み付けを行って、誤り率の推定値を算出してもよ
い。
【0008】なお、上記の発明の概要は、本発明の必要
な特徴の全てを列挙したものではなくこれらの特徴群の
サブコンビネーションも又発明となりうる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態を通じて
本発明を説明するが、以下の実施形態はクレームにかか
る発明を限定するものではなく、また実施形態の中で説
明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段
に必須であるとは限らない。
【0010】図1は、本発明の第1の実施形態である誤
り率推定装置100の構成を示す。本例において、誤り
率推定装置は、データチャネル復調部110、伝送レー
ト整合部120、ターボ復号部130、仮誤り率算出部
140、硬判定部150、第2補正量算出部160、制
御チャネル復調部170、第1補正量算出部180、及
び推定値算出部190を備える。ターボ復号部130
は、本発明に係る復号部の一例である。
【0011】誤り率推定装置100は、例えばCDMA
(Code Division Multiple A
ccess)方式の移動通信で用いられる。誤り率推定
装置100が受信するデータは、データチャネルで送信
される情報系列と、制御チャネルで送信される情報系列
が含まれる。前者の情報系列には、受信すべきコンテン
ツを表す情報系列と、前記情報系列の誤りを検出するた
めの第1誤り検出符号と、コンテンツを表す情報系列及
び第1誤り検出符号の誤りを検出するための第2誤り検
出符号が含まれる。CDMA方式の移動通信に用いられ
る場合、第1誤り検出符号は、情報系列を一定の長さに
分割することで生成されるブロック毎に付与されるCR
C(Cyclic Redundancy Chec
k)等の誤り検出符号である。第2誤り検出符号は、本
形態においてはターボ符号である。後者の信号には、送
信電力制御信号の他、同期検出等に用いられる既知の信
号であるパイロット信号が含まれる。
【0012】データチャネル復調部110は、データチ
ャネルで送信された情報系列の検波及び復調を行う。そ
して、検波及び復調した情報系列を、伝送レート整合部
120に出力する。
【0013】伝送レート整合部120は、データチャネ
ルで送信されてきた情報系列の、送信路での伝送レート
と誤り率推定装置100内の伝送レートの整合をとるた
めの処理を行う。例えば、伝送レート整合部120は、
受信した情報系列にダミービットを挿入したり、受信し
た情報系列に含まれるパリティ系列等の冗長系列を削除
する。そして、伝送レート整合部120は、伝送レート
を整合した後の情報系列を、ターボ復号部130及び硬
判定部150に出力する。
【0014】ターボ復号部130は、伝送レート整合部
120から受信した情報系列に含まれるターボ符号を用
いて当該情報系列の誤りを補正すなわち復号し、復号後
の情報系列を外部、仮誤り率算出部140、及び第2補
正量算出部160に出力する。
【0015】仮誤り率算出部140は、情報系列の誤り
を、第1誤り検出符号を用いて復号する。そして、復号
したビット数に基づいて、情報系列の仮誤り率を算出
し、算出した仮誤り率を推定値算出部200に出力す
る。ここで、第1誤り検出符号がブロック単位で付され
たCRCである場合、仮誤り率算出部140は、例えば
誤りが検出されたブロック数と、全体のブロック数の比
から誤り率を算出する。
【0016】ここで、仮誤り率算出部140は、母数と
なるデータ量を一致させてから、仮誤り率を算出する。
例えば、仮誤り率算出部140は、図2に例示するよう
に、高速レートすなわちデータ送信速度が速い場合、例
えば10ミリセカンド単位である1フレーム当たりのデ
ータ量は多く、低速レートすなわちデータ送信速度が遅
い場合、1フレーム当たりのデータ量は少ない。このた
め、高速レートの場合は1フレームを母数すなわち測定
単位とし、低速レートの場合は、例えば3フレームを測
定単位とする。
【0017】硬判定部150は、伝送レート整合部15
0から受信した復号前の情報系列から、ターボ符号以外
の情報系列を選択し、選択した情報系列を、多値データ
から2値データへ判定・変換する。そして、変換後の2
値データで表される情報系列を第2補正量算出部160
に出力する。
【0018】第2補正量算出部160は、ターボ復号部
130から受信した復号後の情報系列と、硬判定部15
0から受信した復号前の情報系列とを比較し、異なるビ
ット数をカウントする。そして、ビット数のカウント値
を誤り率を補正するデータである第2補正量として出力
する。ここで、第2補正量算出部は、ビット数のカウン
ト値と、母数のビット数の比に基づく値、例えば割合
を、第2補正量として出力してもよい。なお、第2補正
量算出部160は、仮誤り率算出部140と同じ論理に
従って、母数となるデータ量を一致させてから、第2補
正量を算出する。
【0019】制御チャネル復調部170は、制御チャネ
ルで送信された情報系列の検波及び復調を行う。そし
て、検波及び復調した情報系列を、第1補正量算出部1
80に出力する。
【0020】第1補正量算出部180は、制御チャネル
で送信された情報系列に含まれるパイロット信号を、本
来の信号と比較し、その誤り率を算出する。そして、算
出した誤り率を第1補正量として、推定値算出部190
に出力する。なお、第1補正量算出部180は、仮誤り
率算出部140と同じ論理に従って、母数となるデータ
量を一致させてから、第1補正量を算出する。
【0021】推定値算出部190は、仮誤り率算出部1
40から受信した仮誤り率を、第2補正量算出部160
から受信した第2補正量及び第1補正量算出部180か
ら受信した第1補正量を用いて補正し、補正結果を誤り
率の推定値として外部に出力する。ここで、推定値算出
部190は、例えば、仮誤り率に、第1補正量及び第2
補正量を加えることで、誤り率の推定値を算出する。ま
た、推定値算出部190は、第2補正量から第1補正量
を引いた値を、仮誤り率に加えることで誤り率の推定値
を算出してもよい。また、推定値算出部190は、デー
タチャネルの送信出力と、制御チャネルの送信出力との
比に従って第1補正量及び第2補正量の重み付けを行っ
た後に、上記した処理を行うことで補正を行ってもよ
い。
【0022】すなわち、誤り率推定装置100は、既知
の信号であるパイロット信号の誤り率を用いて仮誤り率
を補正する。従って、誤り率推定装置100によれば、
簡単な構成で、精度よく誤り率の推定値を算出できる。
ここで、データチャネルと制御チャネルの送信出力比を
加味することで、さらに精度よく誤り率の推定値を算出
できる。また、誤り率推定装置100は、仮誤り率を算
出する際に用いた符号データの誤り率を、第2補正量に
より加味するため、更に精度よく誤り率の推定値を算出
できる。
【0023】図3は、本発明の第2の実施形態である誤
り率推定装置102の構成を示す。誤り率算出部102
は、硬判定部150及び第2補正量算出部160を備え
ない点を除き、誤り率推定装置100と同じ構成であ
る。すなわち、誤り率推定装置102において、推定値
算出部190は、仮誤り率算出部140が算出した仮誤
り率を、第1補正量算出部180が算出した第1補正量
を用いて補正する。
【0024】従って、誤り率推定装置102において
も、既知の信号であるパイロット信号の誤り率を用いて
仮誤り率を補正するため、簡単な構成で、精度よく誤り
率の推定値を算出できる。
【0025】図4は、本発明の第3の実施形態である誤
り率推定装置104の構成を示す。誤り率算出装置10
4は、制御チャネル復調部170及び第1補正量算出部
180を備えない点を除き、誤り率推定装置100と同
じ構成である。すなわち、誤り率算出装置104におい
て、推定値算出部190は、仮誤り率算出部140が算
出した仮誤り率を、第2補正量算出部160が算出した
第2補正量を用いて補正する。
【0026】従って、誤り率算出装置104において
も、仮誤り率を算出する際に用いた符号データの誤り率
を、第2補正量により加味するため、精度よく誤り率の
推定値を算出できる。
【0027】以上、本発明を実施の形態を用いて説明し
たが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲
には限定されない。上記実施形態に、多様な変更または
改良を加えることができる。そのような変更または改良
を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ること
が、特許請求の範囲の記載から明らかである。
【0028】
【発明の効果】上記説明から明らかなように、本発明に
よれば、情報の伝送において、簡単な構成で精度よく誤
り率の推定値を算出することができる誤り率推定装置を
提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態である誤り率推定装置
100の構成を示す。
【図2】誤り率推定装置100において、誤り率を算出
する際のデータ量の母数を説明する図である。
【図3】本発明の第2の実施形態である誤り率推定装置
102の構成を示す。
【図4】本発明の第3の実施形態である誤り率推定装置
104の構成を示す。
【符号の説明】
100、102、104 誤り率推定装置 130 ターボ復号部 140 仮誤り率算出部 160 第2補正量算出部 180 第1補正量算出部 190 推定値算出部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信すべきコンテンツを表す情報系列
    と、前記情報系列の誤りを検出するための第1誤り検出
    符号と、既知の信号であるパイロット信号とを受信し、
    前記情報系列の誤り率を推定する、誤り率推定装置であ
    って、 前記情報系列及び前記第1誤り検出符号を用いて、前記
    情報系列の仮誤り率を算出する仮誤り率算出部と、 受信した前記パイロット信号の誤り率を算出し、前記パ
    イロット信号の誤り率に基づいて、前記仮誤り率を補正
    する第1補正量を算出する第1補正量算出部と、 前記第1補正量を用いて前記仮誤り率を補正し、前記情
    報系列の誤り率の推定値を算出する推定値算出部とを備
    えることを特徴とする誤り率推定装置。
  2. 【請求項2】 前記誤り率検出装置は、前記情報系列及
    び前記第1誤り検出符号を、更に、前記情報系列及び前
    記第1誤り検出符号の誤りを検出するための第2誤り検
    出符号と共に受信し、 前記第2誤り検出符号を用いて、前記情報系列及び第1
    誤り検出符号の誤りを補正する復号部と、 前記復号部が補正した後の前記情報系列及び第1誤り検
    出符号と、補正前の前記情報系列及び第1誤り検出符号
    を比較し、前記仮誤り率を補正する第2補正量を算出す
    る第2補正量算出部を更に備え、 前記推定値算出部は、更に、前記第2補正量を用いて前
    記第2誤り率を算出することを特徴とする請求項1に記
    載の誤り率推定装置。
  3. 【請求項3】 前記推定値算出部は、前記情報系列及び
    前記第1誤り検出符号を送信する送信出力と、前記パイ
    ロット信号の送信出力の比である出力比に従って前記第
    1補正量の重み付けを行って、前記誤り率の推定値を算
    出することを特徴とする請求項1に記載の誤り率推定装
    置。
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