JP2003142006A - プラズマディスプレイパネルおよびその製造方法 - Google Patents

プラズマディスプレイパネルおよびその製造方法

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JP2003142006A
JP2003142006A JP2001336336A JP2001336336A JP2003142006A JP 2003142006 A JP2003142006 A JP 2003142006A JP 2001336336 A JP2001336336 A JP 2001336336A JP 2001336336 A JP2001336336 A JP 2001336336A JP 2003142006 A JP2003142006 A JP 2003142006A
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Hiroshi Watanabe
拓 渡邉
Junichi Hibino
純一 日比野
Hiroyuki Yonehara
浩幸 米原
Morio Fujitani
守男 藤谷
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プラズマディスプレイパネルにおいて、表示
電極間における非放電領域の誘電体層の構成を改良し、
高密度な電極配列にしても、その非放電領域において異
常放電が発生し難いようにすることを目的とする。 【解決手段】 基板間に放電空間が形成されるように一
対の基板を対向配置し、かつ一方の基板上に面放電を行
う第1、第2の電極からなる表示電極を複数配列して形
成するとともにその表示電極を覆うように誘電体層を形
成したプラズマディスプレイパネルにおいて、誘電体層
14を表示電極部分を覆うように形成される第1の誘電
体層14aと表示電極間に形成される第2の誘電体層1
4bとから構成し、かつ前記第1の誘電体層14aの比
誘電率を第2の誘電体層14bの比誘電率より大きくし
たものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラズマディスプ
レイパネルおよびその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のプラズマディスプレイパネルは、
図5に示すような構成のものが一般的である。図5にお
いて、ガラス基板からなる前面基板1上には、面放電を
行う走査電極2a、維持電極2bからなる表示電極を複
数配列して形成するとともに、その表示電極を覆うよう
に鉛ガラスなどからなる誘電体層3を形成している。ま
た、その誘電体層3の表面はMgO蒸着膜などからなる
保護層4で覆われている。
【0003】ガラス基板からなる背面基板5上には、前
記表示電極とほぼ直交するように帯状のデータ電極6が
複数配列して形成するとともに、そのデータ電極6の表
面を覆うように鉛ガラスなどからなる絶縁体層7を形成
し、その絶縁体層7上にはデータ電極6間に配置される
ように隔壁8が形成され、この隔壁8間の側面および絶
縁体層7の表面に蛍光体層9が設けられている。
【0004】これらの前面基板1と背面基板5とは、表
示電極とデータ電極6とがほぼ直交するように、微小な
放電空間を挟んで対向配置されるとともに、周囲が封止
され、そして前記放電空間には、ヘリウム、ネオン、ア
ルゴン、キセノンのうちの一種または混合ガスが放電ガ
スとして封入されている。また、放電空間は、隔壁8に
よって複数の区画に仕切ることにより、表示電極とデー
タ電極6との交差部に複数の放電セルが設けられ、その
各放電セルには、赤色、緑色および青色となるように蛍
光体層9が一色ずつ順次配置されている。
【0005】次に、このプラズマディスプレイパネルの
駆動方法について図6を用いて説明する。図6におい
て、まず維持電極に初期化パルスを印加し、パネルの放
電セル内の壁電荷を初期化する。次に、1ライン目の走
査電極a1に走査パルスを、データ電極の表示を行う放
電セルに対応するラインに書き込みパルスを同時に印加
して書き込み放電を行い、誘電体層表面に壁電荷を蓄積
する。
【0006】次に2番目の走査電極a2に走査パルス
を、データ電極の表示を行う放電セルに対応するライン
に書き込みパルスを同時に印加して書き込み放電を行
い、誘電体層表面に壁電荷を蓄積する。この動作を順次
表示を行う全放電セルについて行い、1画面分の潜像を
書き込む。
【0007】次に、維持放電を行うために、データ電極
を接地し、走査電極と維持電極に交互に維持パルスを印
加することによって、誘電体層表面に壁電荷が蓄積され
たセルでは誘電体表面の電位が放電開始電圧を上回るこ
とによって放電が発生し、維持パルスが印加されている
期間(維持期間)、書き込みパルスによって選択された
放電セルの主放電が維持される。
【0008】その後、幅の狭い消去パルスを印加するこ
とによって、不完全な放電が発生し壁電荷が消滅し、維
持放電を停止させる消去が行われる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
プラズマディスプレイパネルでは、メモリ機能を持たせ
るために表示電極を含む前面基板1の全面に誘電体層3
を形成し、その誘電体層3を介して隣接する電極間にコ
ンデンサを形成している。
【0010】一方、高密度で高解像度な、所謂高精細表
示を得る場合には、複数の表示電極の各電極対間を接近
させる構成になるため、隣接する2組の表示電極間の非
放電領域にもコンデンサが形成される。このコンデンサ
には放電に伴って生じた電荷が蓄積されるので、非放電
領域のコンデンサに所定量の電荷が蓄積されると、近く
の面放電領域に放電を発生させたとき、この放電が種火
となって隣接する非放電領域にも誤って放電(異常放
電)が生じてしまい、表示品質が劣化するという問題が
あった。
【0011】本発明はこのような課題に鑑みなされたも
ので、表示電極間における非放電領域の誘電体層の構成
を改良し、高密度な電極配列にしても、その非放電領域
において異常放電が発生し難いようにすることを目的と
するものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、誘電体層を表示電極部分を覆うように形成
される第1の誘電体層と表示電極間に形成される第2の
誘電体層とから構成し、かつ前記第1の誘電体層の比誘
電率を第2の誘電体層の比誘電率より大きくしたもので
ある。
【0013】
【発明の実施の形態】すなわち、本発明の請求項1に記
載の発明は、基板間に放電空間が形成されるように一対
の基板を対向配置し、かつ一方の基板上に面放電を行う
第1、第2の電極からなる表示電極を複数配列して形成
するとともにその表示電極を覆うように誘電体層を形成
したプラズマディスプレイパネルにおいて、前記誘電体
層を表示電極部分を覆うように形成される第1の誘電体
層と表示電極間に形成される第2の誘電体層とから構成
し、かつ前記第1の誘電体層の比誘電率を第2の誘電体
層の比誘電率より大きくしたことを特徴とするものであ
る。
【0014】また、本発明では、第1の誘電体層は、基
板側の面積が表面側の面積と同じか、もしくは大きい構
成としている。さらに、本発明では、第1の誘電体層と
第2の誘電体層を比誘電率が異なる材料により構成する
か、第1の誘電体層の比誘電率が第2の誘電体層の比誘
電率より大きくなるように誘電体層の誘電率に分布を持
たせるように構成している。また、誘電体層は比誘電率
の最小値が隣接する表示電極間のほぼ中央になるように
分布を持たせている。
【0015】さらに、本発明の請求項6に記載の発明
は、基板間に放電空間が形成されるように一対の基板を
対向配置し、かつ一方の基板上に面放電を行う第1、第
2の電極からなる表示電極を複数配列して形成するとと
もにその表示電極を覆うように誘電体層を形成したプラ
ズマディスプレイパネルの製造方法において、前記表示
電極を形成した基板上に感光成分を含む誘電体材料を形
成した後、露光・現像を行うことにより表示電極を覆う
ように所定のパターンの第1の誘電体層を形成する工程
と、前記第1の誘電体層間にこの第1の誘電体層の比誘
電率より比誘電率が小さい誘電体材料を埋め込んで第2
の誘電体層を形成する工程とを有することを特徴とする
ものである。
【0016】また、本発明の請求項7に記載の発明は、
基板間に放電空間が形成されるように一対の基板を対向
配置し、かつ一方の基板上に面放電を行う第1、第2の
電極からなる表示電極を複数配列して形成するとともに
その表示電極を覆うように誘電体層を形成したプラズマ
ディスプレイパネルの製造方法において、前記表示電極
を形成した基板上に感光成分を含む誘電体材料を形成し
た後、露光・現像を行うことにより表示電極間を覆うよ
うに所定のパターンの第2の誘電体層を形成する工程
と、前記第2の誘電体層間にこの第2の誘電体層の比誘
電率より比誘電率が大きい誘電体材料を埋め込んで表示
電極を覆う第1の誘電体層を形成する工程とを有するこ
とを特徴とするものである。
【0017】さらに、本発明の製造方法では、感光性成
分を含む誘電体材料として、予め誘電体材料を支持フィ
ルム上に形成した誘電体シートを用いて誘電体層を形成
するものである。
【0018】以下、本発明の一実施の形態によるプラズ
マディスプレイパネルについて図1〜図4を用いて説明
する。
【0019】図1は本発明の一実施の形態によるAC面
放電型のプラズマディスプレイパネルの要部構造を示す
図であり、背面基板側については図5に示すプラズマデ
ィスプレイパネルと同一であり、省略して示している。
【0020】図1に示すように、基板間に放電空間が形
成されるように背面基板に対向配置されるガラス基板な
どの透明な前面基板11上には、第1の電極である走査
電極12と第2の電極である維持電極13とで対をな
し、面放電を行うストライプ状の表示電極が複数列形成
されている。この走査電極12および維持電極13は、
それぞれ透明電極12a、13aおよびこの透明電極1
2a、13aに電気的に接続された銀等の金属母線12
b、13bとから構成されている。
【0021】また、前面基板11上には、前記表示電極
を覆うように第1の誘電体層14aと第2の誘電体層1
4bとからなる誘電体層14を形成している。なお、図
示していないが、この誘電体層14上にはMgO膜から
なる保護層が形成されている。
【0022】前記第1の誘電体層14aは、面放電領域
である表示電極部分を覆うように形成され、第2の誘電
体層14bは、非放電領域である第1の誘電体層14a
と表示電極間に形成されており、第1の誘電体層14a
の比誘電率は第2の誘電体層14bの比誘電率より大き
く構成している。第1の誘電体層14aは、例えば比誘
電率εが11〜13程度のPbO−B23−Si23
の低融点ガラスが用いられる。また、第2の誘電体層1
4bは、例えば比誘電率が6〜7程度の低融点ガラスを
用いる。なお、この部分は非発光領域であるから、例え
ばZnO系ガラスなどの透明な材料、もしくはチタン酸
バリウム(BaTiO3)、または酸化タンタル(Ta2
5)等の不透明の材料でもよい。
【0023】この本発明によるプラズマディスプレイパ
ネルにおいては、表示電極上のコンデンサ容量は、隣接
する表示電極間のコンデンサ容量よりも大きくなり、こ
のように表示電極上と表示電極間のコンデンサ容量を変
えることにより、面放電領域と非面放電領域での壁電荷
の蓄積量が変わり、面放電領域での面放電の発生が容易
となり、しかも各表示電極間の間隔を表示電極を構成す
る2本の透明電極12a、13a間の間隔と同一にして
接近させても、各表示電極間の非放電領域での異常放電
の発生を抑制することが可能である。従って、本発明の
構成によれば、プラズマディスプレイパネルの表示品質
の向上、および高密度、高解像度の表示を容易に実現す
ることができる。
【0024】また、図1に示すように、第1の誘電体層
14aの形状を基板側の面積が表面側の面積よりも大き
くなるように形状を制御すると、面放電に寄与する部分
のみに壁電荷を積極的に蓄えることができ、より効果的
である。
【0025】次に、この誘電体層を形成する方法につい
て説明する。一般に誘電体層は、低融点ガラスを含有す
る誘電体ペーストを印刷、ダイコートなどの方法で塗
布、乾燥、焼成して形成するか、予め誘電体材料を支持
フィルム上に形成した誘電体シートをラミネートして焼
成することにより形成するが、本発明のような誘電体層
の構成を形成するには、誘電体ペースト中もしくは誘電
体シート中に感光性を有した材料を添加した誘電体材料
を使用すれば容易に形成することができる。感光性材料
には露光部が硬化するネガタイプと未露光部が硬化する
ポジタイプがあり、図2にポジ型の誘電体材料を用いた
場合の工程を、図3にはネガ型の誘電体材料を用いた場
合の工程を示す。
【0026】図2、3において、まず、前面基板11上
に透明電極12a、13aとAgやCr/Cu/Cr電
極などの金属母線12b、13bからなる表示電極を形
成する(図2(a)、図3(a))。
【0027】その上に、誘電体15を形成する(図2
(b)、図3(b))。誘電体ペーストを印刷、ダイコ
ート等で形成する方法と誘電体シートをラミネートする
方法があるが、誘電体シートを用いる方が膜厚分布が小
さく、また乾燥膜の表面粗さも小さいため本発明のよう
なフォト工程を用いる場合は扱いやすい。
【0028】感光性の誘電体15を形成した後、フォト
マスク16を通して露光を行い、その後現像して不要な
部分を除去するフォト工程(図2(c)、図3(c))
によって所定パターンの低誘電率の第2の誘電体層14
bを形成する(図2(d)、図3(d))。ネガ型、ポ
ジ型の場合でも本実施の形態のように、まず低誘電率の
第2の誘電体層14bを形成する。これは、露光量を調
整し、低誘電率側の第2の誘電体層14bを図1に示す
ような逆台形に形成するためである。そして、次に高誘
電率の第1の誘電体層14aをスクリーン印刷等で埋め
込み、焼成して形成する(図2(e)、図3(e))。
【0029】なお、本発明においては、このように第2
の誘電体層14bを形成した後、第1の誘電体層14a
を形成する方法以外に、まず表示電極を形成した基板上
に感光成分を含む誘電体材料を形成した後、露光・現像
を行うことにより表示電極を覆うように所定のパターン
の第1の誘電体層14aを形成した後、前記第1の誘電
体層間にこの第1の誘電体層の比誘電率より比誘電率が
小さい誘電体材料を埋め込んで第2の誘電体層14bを
形成してもよい。
【0030】図4に本発明の他の実施の形態によるAC
面放電型のプラズマディスプレイパネルの主要部分を示
しており、本実施の形態においては、第1の誘電体層1
7aの比誘電率が第2の誘電体層17bの比誘電率より
大きくなるように、誘電率に分布を持たせた誘電体層1
7を形成して構成したもので、誘電体層17は比誘電率
の最小値が隣接する表示電極間のほぼ中央になるように
分布を持たせている。
【0031】すなわち、第1、第2の誘電体層17a、
17bを同一組成系で構成し、比誘電率をB23やPb
O量を変えることで調整するか、または第2の誘電体層
17bの材料に比誘電率の低い材料、例えば、ZnO系
ガラスもしくは、チタン酸バリウム(BaTiO3)、
または酸化タンタル(Ta25)等を混合した材料を用
いる。これによって、第2の誘電体層17bの比誘電率
分布は材料の濃度拡散により第1の誘電体層17aに近
くなるほど、第1の誘電体層17aの比誘電率に近くな
り、表示電極上のコンデンサ容量は、隣接する表示電極
間のコンデンサ容量よりも大きくなる。
【0032】本実施の形態においても、上記実施の形態
と同様な効果が期待できる。また、形成方法について
も、上記実施の形態と同様にして形成することができ
る。
【0033】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明に
よれば、面放電領域と非放電領域のコンデンサ容量を変
え、非放電領域のコンデンサ容量を面放電領域のそれよ
りも小さくした構成とすることにより、面放電領域以外
での異常放電が発生し難くなり、表示品質が向上し、ま
たこれによって各表示電極間の間隔を表示電極間の間隔
と略同等に狭くすることが可能となるので、高密度、高
解像度化を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態によるプラズマディスプ
レイパネルの要部を示す断面図
【図2】同パネルの製造方法における工程の一例を示す
断面図
【図3】同パネルの製造方法における工程の他の例を示
す断面図
【図4】本発明の他の実施の形態によるプラズマディス
プレイパネルの要部を示す断面図
【図5】プラズマディスプレイパネルの一例を示す斜視
【図6】プラズマディスプレイパネルの駆動方法を説明
するための信号波形図
【符号の説明】
11 前面基板 12 走査電極 13 維持電極 14、17 誘電体層 14a、17a 第1の誘電体層 14b、17b 第2の誘電体層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 米原 浩幸 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 藤谷 守男 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 4G059 AA08 AB01 AB06 AB07 AB09 AB11 AC12 AC30 CA03 CB10 EA01 5C027 AA06 AA10 5C040 FA01 GB03 GD03 GD07 JA02 JA09 JA12 JA15 KA08 KA10 KA16 KB19 MA20 MA24

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板間に放電空間が形成されるように一
    対の基板を対向配置し、かつ一方の基板上に面放電を行
    う第1、第2の電極からなる表示電極を複数配列して形
    成するとともにその表示電極を覆うように誘電体層を形
    成したプラズマディスプレイパネルにおいて、前記誘電
    体層を表示電極部分を覆うように形成される第1の誘電
    体層と表示電極間に形成される第2の誘電体層とから構
    成し、かつ前記第1の誘電体層の比誘電率を第2の誘電
    体層の比誘電率より大きくしたことを特徴とするプラズ
    マディスプレイパネル。
  2. 【請求項2】 第1の誘電体層は、基板側の面積が表面
    側の面積と同じか、もしくは大きいことを特徴とする請
    求項1記載のプラズマディスプレイパネル。
  3. 【請求項3】 第1の誘電体層と第2の誘電体層を比誘
    電率が異なる材料により構成した請求項1記載のプラズ
    マディスプレイパネル。
  4. 【請求項4】 第1の誘電体層の比誘電率が第2の誘電
    体層の比誘電率より大きくなるように誘電体層の誘電率
    に分布を持たせたことを特徴とする請求項1記載のプラ
    ズマディスプレイパネル。
  5. 【請求項5】 誘電体層は比誘電率の最小値が隣接する
    表示電極間のほぼ中央になるように分布を持たせたもの
    である請求項4記載のプラズマディスプレイパネル。
  6. 【請求項6】 基板間に放電空間が形成されるように一
    対の基板を対向配置し、かつ一方の基板上に面放電を行
    う第1、第2の電極からなる表示電極を複数配列して形
    成するとともにその表示電極を覆うように誘電体層を形
    成したプラズマディスプレイパネルの製造方法におい
    て、前記表示電極を形成した基板上に感光成分を含む誘
    電体材料を形成した後、露光・現像を行うことにより表
    示電極を覆うように所定のパターンの第1の誘電体層を
    形成する工程と、前記第1の誘電体層間にこの第1の誘
    電体層の比誘電率より比誘電率が小さい誘電体材料を埋
    め込んで第2の誘電体層を形成する工程とを有すること
    を特徴とするプラズマディスプレイパネルの製造方法。
  7. 【請求項7】 基板間に放電空間が形成されるように一
    対の基板を対向配置し、かつ一方の基板上に面放電を行
    う第1、第2の電極からなる表示電極を複数配列して形
    成するとともにその表示電極を覆うように誘電体層を形
    成したプラズマディスプレイパネルの製造方法におい
    て、前記表示電極を形成した基板上に感光成分を含む誘
    電体材料を形成した後、露光・現像を行うことにより表
    示電極間を覆うように所定のパターンの第2の誘電体層
    を形成する工程と、前記第2の誘電体層間にこの第2の
    誘電体層の比誘電率より比誘電率が大きい誘電体材料を
    埋め込んで表示電極を覆う第1の誘電体層を形成する工
    程とを有することを特徴とするプラズマディスプレイパ
    ネルの製造方法。
  8. 【請求項8】 感光性成分を含む誘電体材料として、予
    め誘電体材料を支持フィルム上に形成した誘電体シート
    を用いたことを特徴とする請求項6または7記載のプラ
    ズマディスプレイパネルの製造方法。
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