JP2003141504A - 画像蓄積装置 - Google Patents
画像蓄積装置Info
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Abstract
する。 【解決手段】メモリーカードを挿入するかデジタルカメ
ラを接続してサムネイルを選択し、画像の鑑賞、印刷、
送信などの操作を行うと、メモリーカードから入力され
た圧縮データ表示が伸張されるとともに、これに応答し
て、入力された圧縮データ又は伸張データを間引き圧縮
したデータが自動蓄積される。操作内容が画像情報に関
連付けて記憶部に記憶され、後日の検索キーとなる。外
部から受信した画像情報も自動蓄積され、受信情報が画
像情報に関連付けて記憶される。
Description
に関し、特にデジタルカメラで撮影された画像の蓄積装
置に関する。
鑑賞されるのが一般的である。通常、これらのプリント
は、袋またはポケットアルバムに収納して保管される。
目的によっては、取捨選択してアルバムに整理される場
合もある。しかしながら、家庭におけるプリントの保管
場所は一定しないことが多く、一度鑑賞した後は時間の
経過と共に散逸してしまう場合が多いのが実情である。
特に、アルバム整理をせずに袋又はポケットアルバムに
収納したままにしたようなプリントは、後日の発見が困
難なことも多い。
プリントによる鑑賞だけでなく、電子モニターによる鑑
賞や通信による伝達など、静止画の活用形態が多様化し
た。特に、静止画像をパーソナルコンピュータに取りこ
めるようになった結果、静止画像を電子データベース化
することも可能になった。
た静止画像データを蓄積することを目的とした、いわゆ
る画像ファイリング装置や電子アルバム装置も提案され
ている。例えば、特開昭63−142963号公報、特
開平7−87432号公報、特開平7−282077号
公報、特開平7−182366号公報、特開平11−3
2285号公報、キャメディアVS100MO(オリン
パス光学工業株式会社の商品名)、デジタルフォトステ
ーション(キヤノン株式会社の商品名)PHOTOSTATION
PA-200(商品名)などが知られている。
像蓄積装置を提供しても、ユーザがこまめに蓄積を行わ
ない限り、撮影した静止画像データは散逸し、後日利用
しようとしても発見できない。
を生かし、ユーザの性格や行動様式にかかわらず撮影し
た静止画が家庭において散逸せずにいつでも利用可能と
なるような画像蓄積装置を提供することにある。
め、この発明は、画像情報の入力部と、画像情報を蓄積
する記憶部と、画像情報について画像蓄積以外の処理を
指示する操作部と、操作部の操作に応答して入力部から
の画像情報に基く画像情報を記憶部に蓄積する処理部と
を有することを特徴とする画像蓄積装置を提供する。画
像蓄積以外の処理とは、例えば画像を鑑賞するための指
示、画像を印刷するための指示、画像を送信するための
指示などである。また、画像情報の入力部には、例えば
デジタルカメラから取り外されたメモリーカードが挿入
されるか、または、デジタルカメラ自体が画像蓄積装置
に接続される。
像印刷、画像送信などを行うと、その対象となった画像
情報が必ず画像蓄積装置に自動的に蓄積される。このよ
うにして、ユーザが何らかの関心を持った画像は、ユー
ザが特に意識しなくても画像蓄積装置に蓄積されること
になる。換言すれば、ユーザの性格や行動様式にかかわ
らず、画像蓄積に結びつく操作に確実な動機付けが行わ
れるので、関心の持たれた画像はもれなく画像蓄積装置
の中に集結し、後日の利用の際にはその中を検索すれば
必ず発見できるようになる。
に表示されるサムネイルの一つを操作部により選択する
ことで選択されたサムネイルに対応する画像情報が画像
蓄積装置に入力され、入力された画像情報に対して操作
部の指示に従った処理が行われるとともに、入力された
画像情報に基く画像情報が記憶部に蓄積される。
力される画像情報は圧縮データであるとともに、処理部
は、操作部の指示に基いてこの圧縮データを伸張する。
伸張されたデータは表示または印刷に供される。一方、
記憶部には入力された圧縮データ、又は伸張データを間
引きした後これを圧縮したデータが蓄積される。
る指示内容が画像情報に関連付けて記憶部に記憶され
る。この指示内容の記憶は後日画像情報を検索する際の
検索キーとなる。この発明の具体的な特徴によれば、処
理部は、操作部による指示対象の画像情報が記憶部に既
に蓄積されているときは操作に伴う画像情報の記憶処理
を行わないが、操作の指示内容に関しては、指示対象の
画像情報が既に蓄積されている否かにかかわらず画像情
報に関連付けて記憶部に記憶される。これは蓄積後の画
像情報に対する操作の指示であっても、これを記憶して
おくことによって後日の検索キーとして役立つからであ
る。
信した画像情報に基く画像情報についても記憶部に蓄積
するとともに、受信内容を画像情報に関連付けて記憶部
に記憶し、後日の検索キーとする。この発明の詳細な特
徴は、以下に図面とともに説明する発明の実施の形態か
らさらに明らかとなる。
装置における第一の実施の形態を示す斜視図である。こ
の発明の画像蓄積装置はデジタルカメラで撮影された画
像を蓄積することを主な目的とするが、第一の実施の形
態では電話機一体型画像蓄積装置として構成されてい
る。図1における第一の実施の形態は、表示画面つきの
ファックス電話機とほぼ同様の形状をしており、本体1
に受話器2が接続されている。この受話器2はいわゆる
コードレスのものであってもよい。通常の電話と同じよ
うに、着信があったときは受話器2を取り外すことによ
って電話が接続状態となり通話が可能となる。5インチ
程度のカラー高精細液晶表画面3aを有する大画面表示
部3は、本体1に対して回転可能であって、本体1に沿
わせて倒すことも、図1の状態のように立てることもで
きる。大画面表示部3の上端中央には着脱可能なカメラ
部4が設置されている。カメラ部4は小型のデジタルカ
メラであるが、画像蓄積装置での蓄積の対象とする画像
を撮影するデジタルカメラに比べ画素数の小さなもので
あり、主に後述のテレビ電話を目的とするものである。
は、通常のファックス電話と同様、モジュラージャック
5によって接続される電話回線を介し、音声通話および
ファックス通信が可能である。さらに、この電話回線を
介して、パソコン通信や携帯電話で提供されているよう
な種々のサービスを受けることができる。たとえば、テ
ンキー6と大画面表示部3を使って電子メールのやりと
りを行ったり、音楽コンテンツの配信を受けてステレオ
のスピーカ7でこれを再生したりすることなどが可能で
ある。また、カメラ部4で撮影した顔の画像を送信した
り、カメラ部4、内蔵のマイク8、およびスピーカ7に
よりテレビ電話を楽しんだりすることもできる。なお、
テレビ電話における音声のやりとりは受話器2によって
も可能である。受話器2を置いたまま、マイク8とスピ
ーカ7で通話を行うときは、着信時または送信時に送受
信ボタン9を押す。ステレ−スピーカー7は電話の着信
音も発生する。
源ラインに接続されると共にACアダプター10aを有
する。本体1はバッテリーを内蔵しているので、充電済
み状態であればプラグ11を外して任意の場所に持ち運
びできる。着信待ち状態では、大画面表示部3の表示は
なされず、画像蓄積装置全体も最低限の電力消費状態に
おかれる。この状態から、受話器2を取り上げるか、ま
たは送受信ボタン9を押すか、またはテンキー6のいず
れかを押すか、またはスクロールダイヤル12、左シフ
トボタン13および右シフトボタン14のいずれかを操
作するかすると、画像蓄積装置は直ちに立上がって能動
状態になり、大画面表示部3の表示が始まる。いずれの
場合も、大画面表示部3には初期メニュー画面が表示さ
れる。
可能になっており、これを回転させることにより、上下
方向の画面スクロール、上下方向のメニュー選択、上下
方向のアイコン選択などを行う。またスクロールダイヤ
ル12を押し込むことにより選択の決定などが行われ
る。左シフトボタン13は、ワンプッッシュ毎に、所定
量の左方向への画面スクロール、左方向へのメニューシ
フト、左方向へのアイコンシフトなどを行う。また、右
シフトボタン14は、ワンプッッシュ毎に、所定量の右
方向への画面スクロール、右方向へのメニューシフト、
右方向へのアイコンシフトなどを行う。
状態から着信待ち状態に戻すためのものである。着信待
ち状態への復帰は、スクロールダイヤル12によるメニ
ューの操作からも可能である。また、挙げていた受話器
2を降ろすことによっても、画像蓄積装置は立上がり状
態から着信待ち状態に戻る。
わからなくなったときに押すことにより、音声によるナ
ビゲーションを受けることが出来る。以上、電話機とし
ての機能を中心に説明したが、図1における第一の実施
の形態は電話機一体型の画像蓄積装置であり、メモリー
カードを外部のデジタルカメラから取り出し、カードス
ロット17に挿入することにより、このデジタルカメラ
で撮影した画像データをメモリーカードから吸上げ、ハ
ードディスクを有する電話機一体型画像蓄積装置の本体
1内で蓄積する。吸上げた画像データは大画面表示部3
で表示したり、ファックスのプリント機能によって印刷
したり、電話機能により他の電話機一体型画像蓄積装
置、または画像サーバに送信したりすることが可能であ
る。
吸上げは、上記のようなメモリーカードの挿脱によら
ず、デジタルカメラとデジタル端子18との間をデジタ
ルコードで接続して、デジタルカメラから直接画像を吸
上げることも可能である。また、本体1が、特開200
0―341614に開示されているようなデジタルカメ
ラの充電兼データ吸上げステーションを兼ねている場合
は、本体1の上部にデジタルカメラの載置部を設け、こ
の載置部内にデジタルカメラのための充電端子とともに
デジタル端子18を配するようにする。このようにすれ
ば、デジタルカメラを載置部に置けば、デジタル端子1
8と充電端子が直接デジタルカメラの対応する端子にそ
れぞれ接触し、画像の吸上げおよび充電が可能となる。
おけるシステム全体の構成を示すブロック図であり、図
1で言及した部分については、同一番号を付す。なお、
送受話部20は図1の受話器2を含んでおり、操作部2
1は、図1のテンキー6、送受信ボタン9、スクロール
ダイヤル12、左シフトボタン13、右シフトボタン1
4、終了ボタン15、ヘルプボタン16などを含んでい
る。また、オーディオ処理部22はスピーカ7とマイク
8の信号を処理する。さらに、充電コード10に接続し
ている電源部23は、バッテリー24を有し、電話機一
体型画像像蓄積装置25全体に電力を供給する。
5において、カードスロット17内のメモリーカードに
おけるすべての画像データ、またはデジタル端子18を
介してアクセスされるデジタルカメラにおけるすべての
画像データからは、まずそれらの画像に付属しているサ
ムネイルデータが吸上げられ、制御/処理部内26内の
メモリに一時保管される。
部3に並べて表示されるが、操作部21によってこれら
サムネイルの一つを選択し、これを鑑賞する旨の操作を
すると、選択されたサムネイルに対応する画像データが
メモリーカードまたはデジタルカメラから吸上げられ
る。この状態の画像データ(以下、「オリジナル画像デ
ータ」と称する)は圧縮状態にあるが、制御/処理部2
6はこのオリジナル画像データを伸張し、これを大画面
表示部3全面に表示する。同時に制御/処理部26は伸
張されたオリジナルデータを大画面表示部3全面での表
示に充分な解像度まで画素を間引くとともにこれを圧縮
して蓄積用画像データを作成する。なお、オリジナル画
像データが同一画像に対して複数の解像度の画像データ
を用意しているようなファイル構造であれば、この動作
は省略できる。この場合は、複数の解像度デ用意されて
いる画像データのうち、大画面表示部3全面での表示に
充分な解像度のものを蓄積用画像データとする。
ドディスク28に記憶される。記憶部27はさらに、後
述する種々の操作の履歴を記憶する。一方、対応するオ
リジナル画像データは、通信部29より画像サーバ30
の通信部31に送信され、大容量記憶部32の画像部3
3に記憶される。このようにして、オリジナル画像デー
タを大画面表示部3に表示するための操作部21の操作
によりオリジナル画像データが吸上げられるとともに、
自動的に蓄積用画像データが作成されて記憶部27に記
憶され、さらにオリジナル画像データが画像サーバ30
に送信されて大容量記憶部32に記憶される。なお、画
像サーバ30の大容量記憶部32には、画像部33の他
に、後に説明する履歴部32がある。
に表示されるサムネイルの一つを選択し、これを印刷部
35で印刷する旨の操作をしたときも、上記と同様の動
作となる。つまり、制御/処理部26は選択されたサム
ネイルに対応するオリジナル画像データをメモリーカー
ドまたはデジタルカメラから吸上げるとともにこれを伸
張し、印刷部35に送って印刷を実行させる。同時に制
御/処理部26は伸張されたオリジナルデータを大画面
表示部3全面での表示に充分な解像度まで画素を間引く
とともにこれを圧縮して蓄積用画像データを作成する。
そして、この蓄積用画像データを記憶部27のハードデ
ィスク28に記憶する一方、対応するオリジナル画像デ
ータを通信部29より画像サーバ30の通信部31に送
信し、大容量記憶部32に記憶する。このようにして、
オリジナル画像データを印刷部35で印刷するための操
作部21の操作によりオリジナル画像データが吸上げら
れるとともに、自動的に蓄積用画像データが記憶部27
に記憶され、さらにオリジナル画像データが画像サーバ
30に送信されて大容量記憶部32に記憶される。
3に表示されるサムネイルの一つを選択し、これを画像
サーバ30における銀塩プリンターなどの高画質印刷部
36で印刷する旨の依頼の操作をしたときも、上記と同
様の動作となる。つまり、制御/処理部26は選択され
たサムネイルに対応するオリジナル画像データをメモリ
ーカードまたはデジタルカメラから吸上げるとともにこ
れを伸張し、印刷依頼対象の確認のために大画面表示部
3に送って表示させる。同時に制御/処理部26は伸張
されたオリジナルデータを大画面表示部3全面での表示
に充分な解像度まで画素を間引くとともにこれを圧縮し
て蓄積用画像データを作成する。そして、この蓄積用画
像データを記憶部27のハードディスク28に記憶する
一方、対応するオリジナル画像データを通信部29より
画像サーバ30の通信部31に送信し、大容量記憶部3
2に記憶する。そして、大容量記憶部32のオリジナル
データを伸張して高画質印刷部36による印刷が行なわ
れる。このようにして、オリジナル画像データを画像サ
ーバ30の高画質印刷部36で印刷してもらうための操
作部21の操作によりオリジナル画像データが吸上げら
れるとともに、自動的に蓄積用画像データが作成されて
記憶部27に記憶され、さらにオリジナル画像データが
画像サーバ30に送信されて大容量記憶部32に記憶さ
れる。
積装置37は、上記に説明してきた第一の電話機一体型
画像蓄積装置25と全く同様の構成のものである。従っ
て、煩雑を避けるため、通信部38以外の構成は図示を
省略している。上記の動作は、操作部21によって大画
面表示部3に表示されるサムネイルの一つを選択し、第
二の電話機一体型画像蓄積装置37に送る旨の操作をし
たときも、実行される。つまり、制御/処理部26は選
択されたサムネイルに対応するオリジナル画像データを
メモリーカードまたはデジタルカメラから吸上げるとと
もにこれを伸張し、大画面表示部3全面での表示に充分
な解像度まで画素を間引くとともに圧縮して蓄積用画像
データを作成する。そして、この蓄積用画像データを記
憶部27のハードディスク28に記憶するとともに、通
信部29から第二の電話機一体型画像蓄積装置37の通
信部38にも送信する。送信された蓄積用画像データ
は、第二の電話機一体型画像蓄積装置37における記憶
部のハードディスクに記憶される。その一方で、対応す
るオリジナル画像データを通信部29より画像サーバ3
0の通信部31に送信し、大容量記憶部32に記憶す
る。このようにして、所望の画像を他の電話機一体型画
像蓄積装置に送信するための操作部21の操作によりオ
リジナル画像データが吸上げられるとともに、自動的に
蓄積用画像データが作成されて記憶部27に記憶され、
さらにオリジナル画像データが画像サーバ30に送信さ
れて大容量記憶部32に記憶される。このように、電話
機一体型画像蓄積装置同士の画像送信はオリジナル画像
データではなく、蓄積用画像データが用いられる。
ル画像データをデジタルテレビによる鑑賞のために出力
するデジタル端子であり、大画面表示部3への出力と同
様のデジタル信号が出力される。上記の動作は、操作部
21によってテレビ出力端子39に接続されたデジタル
テレビに表示されるサムネイルの一つを選択する操作を
したときも、実行される。つまり、制御/処理部26は
選択されたサムネイルに対応するオリジナル画像データ
をメモリーカードまたはデジタルカメラから吸上げると
ともにこれを伸張し、テレビ出力端子39に出力する。
さらに、制御/処理部26は伸張されたオリジナル画像
データを大画面表示部3全面での表示に充分な解像度ま
で画素を間引くとともに圧縮して蓄積用画像データを作
成する。そして、この蓄積用画像データを記憶部27の
ハードディスク28に記憶するとともに、対応するオリ
ジナル画像データを通信部29より画像サーバ30の通
信部31に送信し、大容量記憶部32に記憶する。この
ようにして、所望の画像をテレビ出力端子39に接続さ
れたデジタルテレビで鑑賞するための操作部21の操作
により、オリジナル画像データが吸上げられるととも
に、自動的に蓄積用画像データが作成されて記憶部27
に記憶され、さらにオリジナル画像データが画像サーバ
30に送信されて大容量記憶部32に記憶される。
ば、画像の鑑賞、印刷、送信などのために操作部21を
操作することにより、いずれも自動的にオリジナル画像
データの吸上げがおこなわれるとともに、蓄積用画像デ
ータが電話機一体型画像蓄積装置25内部の記憶部27
におけるハードディスク28に記憶される。従って、特
に意識しなくても何らかの関心を持って操作した画像は
必ず記憶部27に蓄積され、以後画像が必要な場合は、
記憶部27の中だけを探せばよく、撮影した画像が散逸
することがない。このようにして画像データの蓄積とい
う観点からみて、怠慢によりデータベースの構築が破綻
することがない。
は、そのバックアップとして対応するオリジナル画像デ
ータが必ず画像サーバ30に記憶されるので、万一ユー
ザサイドにおいて電話機一体型画像蓄積装置25のハー
ドディスク27が破損しても、オリジナル画像データが
安全に保存される。
な操作をしたかの履歴はすべて画像サーバ30の大容量
記憶部32における履歴部34に自動的に記憶される。
従って、画像サーバにアクセスし、履歴部34の記憶を
検索のキーとして記憶部27に記憶されている画像を検
索することが可能となる。また、履歴部34の記憶につ
いては、関与する履歴であれば第二の電話機一体型画像
蓄積装置37にも共有される履歴なので、第二の電話機
一体型画像蓄積装置37から画像サーバ30の履歴部3
4にアクセスし、その記憶を検索のキーとして第二の電
話機一体型画像蓄積装置37における記憶部の中から、
第一の電話機一体型画像蓄積装置25によって送信され
た画像を検索することも可能となる。なお、一度履歴部
34にアクセスして得た履歴は、電話機一体型画像蓄積
装置25または37の記憶部27にも保存されるので、
更新の必要がない限り、いちいち画像サーバ30にアク
セスしなくても、これを検索のキーとして利用すること
ができる。
刷、送信などの操作に伴う蓄積用画像データおよびオリ
ジナル画像データの自動記憶は、他の操作によって同じ
画像に関する自動記憶が既に実行済みである場合は省略
される。例えば、先に画像の鑑賞を行った結果、蓄積用
画像データがおよびオリジナル画像データがそれぞれ記
憶部27と大容量記憶部32に既に自動記憶されている
場合において、引き続いて同じ画像を印刷部35で印刷
するよう指示したとしても、伸張されたオリジナルデー
タに基く印刷の実行が行なわれるだけで、蓄積用画像デ
ータおよびオリジナル画像データの自動記憶が繰り返さ
れることはない。但し、その画像印刷を指示したという
履歴だけは、通信部29から通信部31に送られ、大容
量記憶部32の履歴部34に記憶される。
憶部27には、ファイルサイズの小さい蓄積用画像デー
タを蓄積するとともに、バックアップとなる画像サーバ
30の方にオリジナル画像データを蓄積するようにして
いるが、これは、記憶部27のコストアップを招くこと
なしにその容量の限界を実質的になくす意味がある。さ
らに、画像サーバ30と電話機一体型画像蓄積装置25
との交信機会を少なくするとともに、電話機一体型画像
蓄積装置同士の画像通信データ量を少なくして交信コス
トを下げる意味もある。すなわち、電話機一体型記憶装
置25における画像利用で最も頻度の高いのは大画面表
示部3による鑑賞であるが、記憶部27の蓄積用画像デ
ータは大画面表示部3全面での表示に充分な解像度なの
で、鑑賞における画質としては問題がなく、画像サーバ
30にアクセスしてオリジナル画像データを求める必要
がない。また、電話機一体型記憶装置同士の画像通信に
おいても、受信相手に必要なのは相手側の大画面表示部
3全面での表示に充分な解像度なので、蓄積用画像デー
タを送信すれば足り、画像サーバ30にアクセスしてオ
リジナル画像データを求める必要がないので、通信コス
トが小さくて済む。
う場合や、テレビ出力端子39に接続されたデジタルテ
レビで画像を鑑賞する場合は、蓄積用画像データでは解
像度が不足するので、画像サーバ30にアクセスして大
容量記憶部32のオリジナル画像データを制御/処理部
26のバッファメモリにダウンロードし、これを印刷部
35またはテレビ出力端子に供給する。
27に記憶した画像の編集を行うことも可能である。編
集を行う際には、まず、編集対象の画像を記憶部27か
ら呼び出して大画面表示部3に表示する。同時に画像サ
ーバ30にアクセスし、大画面表示部3に表示されてい
る蓄積用画像データに対応する画像サーバ30側のオリ
ジナル画像データを指定する。そして、オリジナル画像
データを電話機一体型画像蓄積装置25にダウンロード
することなく、画像サーバ30との常時接続状態で、画
像サーバ30の機能によりその結果を大画面表示部3で
モニターしながら操作部21の操作によって編集を行
う。編集が完了した画像は、新たなオリジナル画像デー
タとして画像サーバ30に登録するとともに、対応する
新たな蓄積用画像データを作成して記憶部27のハード
ディスク28に記憶する。このように、見かけ上の編集
操作は電話機一体型画像蓄積装置25側において大画面
表示部3をリアルタイムでモニターしながら操作部21
で行うが、操作部21の編集操作に応答して実際にオリ
ジナル画像データに編集効果をかけているのは画像サー
バ30側のソフトウエアの機能である。
メインフローチャートである。ステップS1で電源スイ
ッチが入ると、ステップS2で電話機一体型画像蓄積装
置25がサーバセンターに登録済みかどうかのチェック
が行われる。電話機一体型画像蓄積装置25を新たに購
入して初めて電源スイッチを入れた場合、または、所定
の登録処理が未完の場合はステップS3に進んで画像サ
ーバ30への接続が自動的に行われる。接続が完了する
とステップS4で所定の登録/初期化処理が行われ、完
了するとステップS5で画像サーバ30との接続を切断
する。ここで、登録/初期化とは、電話機一体型画像蓄
積装置25を画像サーバ30に登録するとともに一連の
機能の初期化を行い、両者が画像の蓄積および検索にお
いて連携するために必要なものである。例えば、電話機
一体型画像蓄積装置25が登録/初期化済みであって
も、電話機一体型画像蓄積装置37の登録/初期化が済
んでいないと、電話機一体型画像蓄積装置25および3
7が画像サーバ30を介して画像データおよび履歴デー
タを共有する際に支障が出る。このため、ステップS2
からステップS5は、個々の電話機一体型画像蓄積装置
を初めて使用する際に、この登録/初期化がそれぞれ確
実に行なわれるようにする意味を持つ。
画像蓄積装置25が登録済みであることが判断される
と、ステップS6からステップS11において、各種の
割込みを可能にしてステップS12で待機状態に入る。
図4は、蓄積割込みがかかったときの動作を示すフロー
チャートである。蓄積割込みは、カードスロット17に
メモリーカードが挿入されたとき、又は、デジタル端子
18がデジタルカメラに接続されたとき、又は、第二の
電話機一体型画像蓄積装置37などの他の電話機一体型
画像蓄積装置から画像を受信したときにかかり、ステッ
プS21からスタートする。
デジタルカメラ内部にある画像データのサムネイルが制
御/処理部26に吸上げられ、大画面表示部3に並べて
表示される。また、第二の電話機一体型画像蓄積装置3
7などから蓄積用画像データを受信した場合における蓄
積割込みであれば、受信した蓄積用画像データのサムネ
イルが大画面表示部3に表示される。
像蓄積装置から蓄積用画像データを受信したことによる
蓄積割込みであるかどうかがチェックされ、画像受信に
よる割込みであったときは、ステップS24で直ちに受
信した蓄積用画像データを記憶部27に記憶する。ま
た、ステップS25で、その蓄積用画像データがいつ誰
から受信してものであるかなどの受信履歴が記憶部27
に記憶される。これらの処理が終わると、ステップS2
6で受信した蓄積用画像データを伸張し、今まで表示し
ていたサムネイルに換えて大画面表示部3で表示すると
ともに、ステップS27に進んで次の操作を待ち、待機
する。なお、複数の蓄積用画像データを受信していた場
合は、ステップS26において所定のルールに従いその
一つを選択して全画面表示する。
込みでなかったときは、カードスロット17にメモリー
カードが挿入されたか、又は、デジタル端子18がデジ
タルカメラに接続されたより蓄積割込みがかかったこと
を意味する。この場合は、直接ステップS27に飛び、
サムネイルの表示を維持したまま次の操作を待って待機
する。
を示すフローチャートである。鑑賞を目的としてサムネ
イルの一つを選択する旨の操作を操作部21で行うと鑑
賞割込みがかかり、フローはステップS31からスター
トする。ステップS32では、選択されたサムネイルに
該当する蓄積用画像データが記憶部27のハードディス
ク28に蓄積済みかどうかがチェックされる。蓄積済み
でなければ、選択されたサムネイルは、カードスロット
17に挿入されているメモリーカード、又はデジタル端
子18に接続されているデジタルカメラ内にある未蓄積
のオリジナル画像データに対応するものであることを意
味する。そこで、ステップS33でメモリーカードまた
はデジタルカメラから該当するオリジナル画像データを
制御/処理部26のバッファメモリに吸上げる。この状
態ではオリジナル画像データは圧縮されている。ステッ
プS34では、オリジナル画像データの伸張を行うとと
もに、ステップS35で間引き処理を行うことによって
蓄積用画像データを作成する。さらに、これをステップ
S36で圧縮するとともに、ステップS37で記憶部2
7のハードディスク28に記憶する。ステップS37で
は、併せて記憶された蓄積用画像データが電話機一体型
画像蓄積装置25において鑑賞された旨の履歴データも
記憶部27に記憶される。
上げたオリジナル画像データを圧縮されたままの状態で
通信部29から画像サーバ30の通信部31に送信し、
大容量記憶部32に記憶するための一連の処理をスター
トする。ステップS38の送信処理では、併せて、送信
された画像データが電話機一体型画像蓄積装置25にお
いて鑑賞された旨の履歴データも画像サーバ30に送信
され、履歴部34に記憶される。
プS35で作成された蓄積用画像データを大画面表示部
3で表示する。なお、上記において、ステップS38
は、画像サーバへの送信処理がスタートすることを意味
しており、以後送信処理自体は、ステップS39以降の
処理と並行して行われる。従って、ステップS38の処
理が完了してからステップS39に進むわけではなく、
ステップS38の処理がスタートすると直ちにステップ
39に移行し、大画面表示部3での表示が実行される。
たサムネイルに該当する蓄積用画像データが記憶部27
にのハードディスク28に蓄積済みのものであった場合
は、ステップS41で該当する蓄積用画像データを記憶
部27から制御/処理部26に読出す。その際、記憶部
27に、その蓄積用画像データを鑑賞のために読み出し
た履歴を記憶する。ステップS42では、読出した蓄積
用画像データを伸張し、ステップS38に進む。この場
合、ステップS38の送信処理では、記憶部27から読
出された蓄積用画像データが電話機一体型画像蓄積装置
25において鑑賞された旨の履歴データだけが画像サー
バ30に送信され、履歴部34に記憶される。以上の処
理の後、ステップS42で伸張した蓄積用画像データを
ステップS39において大画面表示部3で表示する。
フローチャートであり、図5のステップS38における
処理の詳細な内容をなすとともに、後述の「間欠発呼」
がセットされている場合において所定時間毎に実行され
る処理でもある。ステップS51でフローがスタートす
ると、ステップS52で電話機一体型画像蓄積装置25
が画像サーバ30に接続中であるかどうかがチェックさ
れる。接続中でなければ,ステップS53で画像サーバ
30に電話をかけるための発呼が行なわれる。
経過したかどうかがチェックされ、経過していなけれ
ば、ステップS55で電話が接続されたかどうかがチェ
ックされる。電話が接続されないときは、ステップS5
4に戻り、以後、所定時間が経過するまではステップS
54とステップS55を繰り返す。
テップS56で送信用データの送信が実行される。送信
用データは場合によっては、、メモリカードまたはデジ
タルカメラから吸上げて制御/処理部26に保持してい
たオリジナル画像データおよび操作の履歴データであ
り、場合によっては操作の履歴データのみである。ステ
ップS57では、送信用データの送信が完了したかどう
かを見る。送信が完了していないときはステップS56
に戻り、以後、送信が完了するまでステップS56とス
テップS57を繰り返す。送信が完了するとステップS
58に進み、送信用データを制御/処理部26から消去
する。また、ステップS59で「間欠発呼」をリセット
し、ステップS60で処理を終了する。なお、ステップ
S59は「間欠発呼」がセットされていた場合のみ作用
し、これがセットされていない場合は何の作用もなし
に、ステップS60に至る。
蓄積装置25が画像サーバ30に接続中であったとき
は、ステップS56に飛び、直ちに送信用データの送信
を開始する。また、ステップS54において電話の接続
が不成功に終わって所定時間が経過してしまったとき
は、ステップS61に進み、送信用データを制御/処理
部26に保持する。さらに、ステップS62で「間欠発
呼」をセットしてステップS60で処理を終了する。な
お、ステップS61において、既に該当する送信用デー
タの保持が指示されていた場合は、ステップS61では
何の作用も行わない。同様に、既に「間欠発呼」がセッ
トされていた場合は、ステップS62では何の作用も行
わない。このようなケースは、以前に接続に失敗した後
に再び接続に失敗してステップS54からステップS6
1に至ったときに生じる。
話機一体型画像蓄積装置25は所定時間毎に自動的にス
テップS51からのフローを実行する。従って、ステッ
プS55からステップS56以降のステップに進んで送
信用データの送信、同データの消去、および「間欠発
呼」のリセットが実行されない限り、ステップS51か
らステップS55およびステップS61からステップS
60の動作が所定時間毎に繰り返される。そして、この
間、ステップS61の作用により、未送信のオリジナル
画像データがあればこれを蓄積用画像データとともに電
話機一体型画像蓄積装置25内で保持する。この保持
は、まず制御/処理部26内のバッファメモリによって
行われ、所定時間毎に記憶部27でバックアップされ
る。なお、この場合において、ステップS58でオリジ
ナル画像データの消去が指示されたときは、制御/処理
部26内のバッファメモリおよび、記憶部27でのバッ
クアップがともに消去される。
理は、以下に説明する印刷割込み、および送信割込みの
フローにおいても適用される。図7は、印刷割込みがか
かったときの動作を示すフローチャートである。印刷の
指示を操作部21で行うと印刷割込みがかかり、フロー
はステップS71からスタートする。なお、印刷の指示
においては、オリジナル画像データに基いて画像サーバ
30の高画質印刷部36による外部印刷を依頼するの
か、または電話機一体型画像蓄積装置25の印刷部35
において内部印刷をするのか、さらには、内部印刷の場
合においてオリジナル画像データによる内部高画質印刷
をするのかまたは蓄積用画像データによる簡易画像印刷
をするのかについても、操作部21で予め設定してお
く。
いて何らかの画像を全画面表示して鑑賞中に印刷指示の
操作をしたのかどうかがチェックされる。鑑賞中でなけ
れば、大画面表示部3にサムネイルが表示されている状
態でその一つを選択し、印刷を指示したことを意味す
る。この場合は、ステップS73に進み、選択されたサ
ムネイルに該当する蓄積用画像データが記憶部27に蓄
積済みかどうかをチェックする。蓄積済みでなければ、
選択されたサムネイルは、カードスロット17に挿入さ
れているメモリーカード、又はデジタル端子18に接続
されているデジタルカメラ内にある未蓄積のオリジナル
画像データに対応するものなので、ステップS74でメ
モリーカードまたはデジタルカメラから該当するオリジ
ナル画像データを制御/処理部26のバッファメモリに
吸上げる。ステップS75では、オリジナル画像データ
の伸張を行う。ステップS76では、蓄積用画像データ
処理を行うが、その内容は図5におけるステップS35
の間引き処理、ステップS36の圧縮処理、およびステ
ップS37の記憶処理と同様である。
上げたオリジナル画像データ及びこの画像データに対し
て印刷を指示した旨の履歴データを画像サーバに送信す
る処理を行う。その内容は図6のとおりである。なお、
印刷の指示としては、外部印刷、内部高画質印刷、およ
び簡易画質印刷のいずれかが選択可能なので、上記履歴
データにはこのいずれを選択したかも併せて画像サーバ
に送信する。また、これらの履歴データは、ステップS
76の蓄積用画像データ処理において記憶部27にも記
憶される。
部高画質印刷が選択されていた場合、ステップS75で
伸張したオリジナル画像データに基き印刷部35で印刷
処理がスタートする。一方、簡易画質印刷が選択されて
いた場合は、蓄積用画像データに基き印刷部35で印刷
処理がスタートする。さらに外部印刷が選択されていた
場合は、画像サーバ30の高画質印刷部36で印刷処理
がスタートする。いずれの場合においても、印刷処理が
スタートするとフローはステップS79に進み、待機状
態となる。なお、上記において、一般にステップS77
は、画像サーバへの送信処理がスタートすることを意味
しており、以後送信処理自体は、ステップS78以降の
処理と並行して行われる。但し、上記のケースのように
ステップS73からステップS74を経由してステップ
S77に至った場合は、オリジナル画像データが画像サ
ーバ30に送信され、画像部33への記憶が完了してか
らステップS78に進む。
示部3において何らかの画像を全画面表示して鑑賞中に
印刷指示の操作をした場合は、既に鑑賞割込みに基く処
理が行われた後の印刷の指示であることが明白である。
すなわち、既に図5の処理が実行され、対応するオリジ
ナル画像データの画像サーバへの送信処理および蓄積用
画像データ処理の手配は済んでいる。従って、ステップ
S80に移行し、吸上げたオリジナル画像データがまだ
電話機一体型画像蓄積装置25内に保持されているかど
うかをチェックする。保持されていなければ、オリジナ
ル画像データの画像サーバ30への送信処理が完了し、
電話機一体型画像蓄積装置25内ではそれが消去されて
いることを意味する。そこで、ステップS81に進んで
内部高画質印刷が選択されているかどうかをチェックす
る。そして、内部高画質印刷の場合はステップS82で
画像サーバ30に発呼してこれに接続することにより、
オリジナル画像データを受信する処理を行う。そして、
受信したオリジナル画像データをステップS83で伸張
する。この場合、ステップS77では、受信したオリジ
ナル画像データについて印刷を指示した旨の履歴データ
のみが画像サーバ30に送信される。なお、履歴部34
に印刷指示の旨の履歴を記憶させることは、画像サーバ
30と交信しているステップS82の段階でも可能であ
り、その場合は、ステップS77での履歴データ送信処
理は省略できる。ステップS78では、ステップS82
で伸張されたオリジナル画像に基き、印刷部35で印刷
処理が行なわれる。
選択されていなかったときは外部印刷または簡易画質印
刷であるから、いずれもオリジナル画像データを画像サ
ーバ30から電話機一体型画像蓄積装置25に送信する
手続きは不要であり、直接ステップS77に進み、指示
に従って、高画質印刷部36または印刷部35において
印刷処理が行なわれる。
の操作をし、かつ、ステップS80に進んで吸上げデー
タが保持されていると判断された場合は、蓄積用画像デ
ータ処理は済んでいるが、電話の不通などでオリジナル
画像データの画像サーバへの送信処理が完了していなか
ったことを意味する。この場合は、内部高画質印刷が指
示されていたときは電話機一体型画像蓄積装置25内で
伸張されているオリジナル画像データを利用すればよい
ので、直接ステップS77に至る。そして、鑑賞の対象
となっている画像に基いて印刷を指示した旨の履歴デー
タの送信処理が図6に従って試みられる。この場合、ス
テップS55で画像サーバ30への接続が成功すれば、
ステップS56において、送信用データとして保持され
ていたオリジナル画像データおよび鑑賞履歴が印刷履歴
とともに一括して送信データとして送信されることにな
る。また、この場合において、外部印刷が指示されてい
たときは、画像サーバ30へのオリジナル画像データの
送信完了を待って、ステップS78の印刷処理が開始さ
れる。
画像データが記憶部27に蓄積済みであった場合も、ス
テップS80に進む。この場合、吸上げデータが制御/
処理部26に保持されているのはレアケースであり、ほ
とんどの場合、ステップS81でのチェックの結果が内
部高画質印刷であればステップS82およびステップS
83の処理を行うことが必要になるが、念のためステッ
プS80のチェックを行い、画像サーバ30からの無用
なオリジナル画像データの受信処理を避けてステップS
77における履歴データの送信のみに留めることを可能
にする。
を示すフローチャートである。第二の電話機一体型画像
蓄積装置37などへの送信の指示を操作部21で行うと
送信割込みがかかり、フローはステップS91からスタ
ートする。ステップS92では、大画面表示部3におい
て何らかの画像を全画面表示して鑑賞中に送信指示の操
作をしたのかどうかがチェックされる。鑑賞中でなけれ
ば、大画面表示部3にサムネイルが表示されている状態
でその一つを選択し、送信を指示したことを意味する。
この場合は、ステップS93に進み、選択されたサムネ
イルに該当する蓄積用画像データが記憶部27に蓄積済
みかどうかをチェックする。蓄積済みでなければ、選択
されたサムネイルは、カードスロット17に挿入されて
いるメモリーカード、又はデジタル端子18に接続され
ているデジタルカメラ内にある未蓄積のオリジナル画像
データに対応するものなので、ステップS94でメモリ
ーカードまたはデジタルカメラから該当するオリジナル
画像データを制御/処理部26のバッファメモリに吸上
げる。ステップS95では、オリジナル画像データの伸
張を行う。ステップS96では、蓄積用画像データ処理
を行うが、その内容は図5におけるステップS35の間
引き処理、ステップS36の圧縮処理、およびステップ
S37の記憶処理と同様である。
型画像蓄積装置37などに対する送信条件の設定処理を
行う。送信条件としては、蓄積用画像データを受信した
電話機一体型画像蓄積装置37による画像サーバ30の
対応するオリジナル画像データへのアクセス権、ダウン
ロード権、印刷権、編集権、転送権などがあり、これら
は送信の指示に先だって操作部21で設定されている。
ステップS97は、これらの指示が正しく電話機一体型
画像蓄積装置37および画像サーバ30に伝達されるた
めの送信条件データの作成処理を行う。
上げたオリジナル画像データ、およびこの画像データに
ついての送信指示に関する履歴データを画像サーバに送
信する処理を行う。その内容は図6のとおりである。な
お、上記履歴データには第二の電話機一体型画像蓄積装
置37などの送信先を特定するデータおよび送信条件デ
ータも含まれる。なお、上記履歴データは、ステップS
96の蓄積用画像データ処理において記憶部27にも記
憶される。
と、引き続きステップS99において、ステップS96
の蓄積用画像データ処理における間引き処理(図5のス
テップS35に相当)で作成した蓄積用画像データおよ
び送信条件データを送信先の第二の電話機一体型画像蓄
積装置37などへ送信する処理を開始し、ステップS1
00で待機する。この送信処理は送信先が異なるだけ
で、大略において図6の画像サーバへの送信処理と同様
である。
への移行は、ステップS98において画像サーバ30へ
の送信処理が完了した場合だけでなく、ステップS98
において画像サーバ30への接続がうまくいかず、ステ
ップS62で「間欠発呼」がセットされた場合において
も行なわれる。すなわち、「間欠発呼」がセットされ
て、次に画像サーバ30への発呼が行なわれるまでの待
ち時間を活用して、ステップS99の処理が実行される
場合もある。
示部3において何らかの画像を全画面表示して鑑賞中に
送信指示の操作をした場合は、既に鑑賞割込みに基く処
理が行われた後の送信の指示であることが明白である。
すなわち、既に図5の処理が実行され、対応するオリジ
ナル画像データの画像サーバへの送信処理および蓄積用
画像データ処理の手配は済んでいる。さらに、制御/処
理部26には図5のステップS36で圧縮された蓄積用
画像データが存在する。従って、直接ステップS97に
飛ぶ。そして、ステップ98では送信条件を含む送信に
関する履歴データのみが画像サーバ30送信される。履
歴データに関しては、新たな履歴を画像サーバ30に送
信する際、常に同一内容の履歴を記憶部27にも記憶さ
せる。これはこの発明においてすべての場合に共通の事
項である。ステップS98が完了すると、ステップS9
9で圧縮された蓄積用画像データを送信条件とともに第
二の電話機一体型画像蓄積装置37などに送信する。
とがステップS92で判明し、かつ、選択されたサムネ
イルに該当する蓄積用画像データが記憶部27に蓄積済
みであることがステップS93で判明したときは、ステ
ップS101でその蓄積用データを記憶部27から読出
してステップS97に進む。また、記憶部27には読出
した蓄積用データを送信する旨の指示をした履歴が送信
先のデータや送信条件とともに記憶される。さらに、ス
テップS98においては、同様の送信指示に関する履歴
データが画像サーバ30にも送信される。またステップ
S99では、ステップS101で読出された蓄積用画像
データが圧縮されたまま第二の電話機一体型画像蓄積装
置37などに送信条件とともに送信される。
信条件設定の詳細を示すフローチャートであり、送信に
先だつ操作部21での設定に基き、画像サーバ30およ
び送信先の電話機一体型画像蓄積装置に送信すべき使用
条件に関する送信用データを作成する。以下、電話機一
体型画像蓄積装置25から第二の電話機一体型画像蓄積
装置37に蓄積用画像データを転送する場合を例にとっ
て図9を説明する。
がスタートすると、ステップS107で、受信した蓄積
用画像データに基き電話機一体型画像蓄積装置37から
画像サーバ30の対応するオリジナル画像データにアク
セスが可能なように設定されているかどうかをチェック
する。設定されていれば、ステップS108でアクセス
権データを作成する。このデータは送信用データとして
画像サーバ30及び電話機一体型画像蓄積装置37に送
信されるとともに、画像サーバ30の履歴部34にも記
憶される。このアクセス権データなしに電話機一体型画
像蓄積装置37から画像サーバ30に電話しても、対応
するオリジナルデータへのアクセスは拒絶される。
に進み、受信した蓄積用画像データに基き電話機一体型
画像蓄積装置37から画像サーバ30の対応するオリジ
ナル画像データの印刷を依頼ことが可能なように設定さ
れているかどうかをチェックする。設定されていれば、
ステップS110で高画質印刷権データを作成し、ステ
ップS111に進む。作成された高画質印刷権データ
は、送信用データとして画像サーバ30及び電話機一体
型画像蓄積装置37に送信され、さらに、画像サーバ3
0の履歴部34にも記憶される。ステップS109で印
刷が可能である旨の設定がされていないことが判明すれ
ば、直接ステップS112に進む。なお、高画質印刷権
データが作成されなかった場合、電話機一体型画像蓄積
装置37は受信した蓄積用画像データに基き自身で簡易
画質印刷をすることしかできない。
像データに基き電話機一体型画像蓄積装置37から画像
サーバ30の対応するオリジナル画像データにアクセス
して画像サーバの機能によりこれを編集することが可能
なように設定されているかどうかをチェックする。設定
されていれば、ステップS112で高画質印刷権データ
を作成し、ステップS113に進む。作成された編集権
データは、送信用データとして画像サーバ30及び電話
機一体型画像蓄積装置37に送信され、さらに、画像サ
ーバ30の履歴部34にも記憶される。この編集権デー
タがある場合、電話機一体型画像蓄積装置37は編集後
の画像を新たなオリジナル画像データとして画像サーバ
30の画像部33に記憶することができる。一方、ステ
ップS111で編集が可能である旨の設定がされていな
いことが判明すれば、直接ステップS113に進む。な
お、編集権データが作成されなかった場合、電話機一体
型画像蓄積装置37からは、受信した蓄積用画像データ
に対応するオリジナル画像データを改変することはでき
ない。
像データに基き電話機一体型画像蓄積装置37から画像
サーバ30の対応するオリジナル画像データにアクセス
してこれをダウンロードすることが可能なように設定さ
れているかどうかをチェックする。設定されていれば、
ステップS114で高画質印刷権データを作成し、ステ
ップS115に進む。作成されたダウンロード権データ
は、送信用データとして画像サーバ30及び電話機一体
型画像蓄積装置37に送信され、さらに、画像サーバ3
0の履歴部34にも記憶される。このダウンロード権デ
ータがある場合、電話機一体型画像蓄積装置37はオリ
ジナル画像データそのものを入手することが可能とな
り、以後これを自由に利用できる。一方、ステップS1
13でダウンロードが可能である旨の設定がされていな
いことが判明すれば、直接ステップS115に進む。な
お、ダウンロード権データが作成されなかった場合、電
話機一体型画像蓄積装置37は、データとしてのオリジ
ナル画像データを入手することはできない。
像データを電話機一体型画像蓄積装置37からさらに他
の電話機一体型画像蓄積装置に転送する場合において、
電話機一体型画像蓄積装置37に対して設定されている
上記種々の権利とともに転送できるよう設定されている
かどうかをチェックする。なお、この設定は個々の権利
についてそれぞれ独立に設定できる。上記の権利の少な
くとも一つについてこの権利付転送が可能である旨設定
されていれば、ステップS116で個々の権利について
権利付転送権データを作成し、ステップS117でフロ
ーを終了する。なお、作成された権利付転送権データ
は、送信用データとして画像サーバ30及び電話機一体
型画像蓄積装置37に送信され、さらに、画像サーバ3
0の履歴部34にも記憶される。この権利付転送権デー
タを伴って転送が行なわれたときは、転送先の電話機一
体型画像蓄積装置においても、電話機一体型画像蓄積装
置37と同様にして画像サーバにアクセスし、設定され
た権利に基いてオリジナル画像データが利用できる。一
方、ステップS115でいずれの権利についても権利付
転送が可能である旨の設定がされていないことが判明す
れば、直接ステップS117に進み、フローを終了す
る。なお、権利付転送権データが作成されなかった場
合、電話機一体型画像蓄積装置25で設定された権利
は、電話機一体型画像蓄積装置37限りのものとなる。
人間の画像送信においても有用であるが、デジタル画像
を商品として有償で顧客に提供する場合において特に有
用であり、種々のビジネスモデルにおいて、様々な権利
の組合せを設定することによりデジタル画像の円滑な流
通を図ることができる。
作を示すフローチャートである。鑑賞中の画像に対し編
集を行う旨の指示を操作部21で行うと編集割込みがか
かり、ステップS121からフローがスタートする。編
集操作は画像サーバ30の機能を利用して行われるの
で、ステップS122で電話機一体型画像蓄積装置25
と画像サーバ30とを常時接続とするための処理が行な
われる。この処理の詳細は、図6のステップS51から
ステップS55に準じたものである。画像サーバへの接
続が行なわれるとステップS123で編集対象の画像が
電話機一体型画像蓄積装置25自身から画像サーバ30
に提供した自己画像かどうかがチェックされる。自己画
像でなければ他の電話機一体型画像蓄積装置から受信し
た蓄積用画像データに対応するオリジナル画像データを
編集しようとしていることになるので、ステップS12
4で編集権までの設定を受けているかどうかをチェック
し、編集権があればステップS125に進む。一方、ス
テップS123において、編集対象が自己画像であれば
当然に編集権があるので直接ステップS125に進む。
蓄積装置25と画像サーバ30との常時接続状態に基い
て、操作部21の操作と大画面表示部3におけるモニ
タ、および画像サーバ30の編集機能に基いて、画像サ
ーバ30のオリジナル画像データに編集効果がおよぼさ
れる。ステップS126では編集結果を保存する指示を
操作部21で行ったかどうかがチェックされる。保存指
示が行なわれればステップS127の保存処理に進む。
保存処理では編集結果が新たなオリジナル画像データと
して画像サーバ30の画像部33に記憶されるととも
に、電話機一体型画像蓄積装置25において大画面表示
部3に表示された対応する編集結果が対応する新たな蓄
積用画像データとして記憶部27に記憶される。保存処
理が終わるとステップS128に進む。なお、ステップ
S126の段階で保存指示をしていなかったときは直接
ステップS128に進む。
が操作部21で行なわれたかどうかがチェックされ、完
了であればステップS129に進む。一方、完了でなけ
ればステップS125に戻り、以後、編集処理が完了す
るまでは,ステップS125からステップS128が繰
り返される。
理が行なわれる。この処理では、編集履歴が画像サーバ
30の履歴部に記憶されるとともに、同様の履歴が電話
機一体型画像蓄積装置25の記憶部27にも記憶され
る。編集履歴記憶処理が完了するとステップS130に
進み、画像サーバ30との常時接続を断ってステップS
131で待機状態となる。なお、ステップS124で編
集権がないことが判明した場合は、直接ステップS13
0に飛んで直ちに画像サーバ30との常時接続を断つ。
32における画像部33のデータ構造を示す表であり、
「画像ID」、「ヘッダ部データ」、「オリジナル画像
データ」および「サムネイルデータ」からなる。「画像
ID」は画像サーバ30における内部管理のために画像
の受付け順に付与されるものである。因みに、図11
は、画像サーバ30の履歴部33における2001年1
0月15日から同年10月23日までの分の記録を抜き
出して例示している。
o.」は受付けた画像に対し自動的に付与され、最初の
四桁は、画像を提供した電話機一体型画像蓄積装置の登
録番号を示し、例えば「1234」は図2の電話機一体
型画像蓄積装置25の登録番号である。従って「ID
4」は、最初の四桁が「1234」であるから、電話機
一体型画像蓄積装置25から提供された画像データであ
ることを意味する。また、「ID1」のデータにおける
「1231」は図2の第二の電話機一体型画像蓄積装置
37における登録番号を意味する。さらに、「ID7」
における「1237」は、図示されない第三の電話機一
体型画像蓄積装置の登録番号である。
付を意味し、例えば、「ID1」における「01101
5」は「2001年10月15日」を示す。「ファイル
No.」のさらに次の二桁はその日付で受付けた何番目
の画像であるかを示し、例えば、「ID1」における
「01」は電話機一体型画像蓄積装置37より2001
年10月15日に受付けられた一番目の画像であること
を示す。
よってオリジナル画像データに付与された「ファイルN
o.」は、即座に画像サーバから電話機一体型画像蓄積
装置に返信され、対応する蓄積用画像データにも付与さ
れて記憶部27に記憶され、以後の取扱いや履歴の管理
における画像の特定に用いられるなお、図11では、上
記のように電話機一体型画像蓄積装置の登録番号、画像
の受付け日付、および画像の番号を一つに組合せて「フ
ァイルNo.」としたが、電話機一体型画像蓄積装置の
登録番号や画像の受付け日付は「ファイルNo.」とは
別のヘッダ部データとし、これら別データを組み合わせ
て画像データを特定するような管理も可能である。
あるオリジナル画像データを編集した結果の画像データ
も新たな「オリジナル画像データ」として記憶する。そ
して編集の対象となった元の画像の「ファイルNo.」
が「ヘッダ部データ」における「編集対象」の欄に情報
として入力される。「ID10」および「ID11」は
その例である。「ID10」は、電話機一体型画像蓄積
装置25が提供した画像データであるが、元は電話機一
体型画像蓄積装置37から提供された「ID1」の画像
データを編集し改変したものである。一方、「ID1
1」は、電話機一体型画像蓄積装置25が自ら提供した
「ID4」の画像データを編集したものである。なお、
「ID1」から「ID9」および「ID12」から「I
D21」は編集によって作成されたものではなく、真の
オリジナル画像なので「ヘッダ部データ」の「編集対
象」の欄には「オリジナル」を意味する「O」が入力さ
れている。
は、その他管理に必要なヘッダ部情報が入力されるとと
もに、「オリジナル画像データ」の欄には圧縮されたオ
リジナル画像データが、「サムネイルデータ」の欄には
サムネイル画像データが、それぞれ入力される。
32における履歴部34のデータ構造を示す表であり、
「履歴ID」、「操作日」、「ファイルNo.」、「区
分」、「操作者」、「関与者」、及び「条件」からな
る。因みに、図12は、画像サーバ30の履歴部34に
おける2001年10月16日から同年10月18日ま
でに操作した分の記録を抜き出して例示している。
D3」から「ID6」、「ID8」、「ID11」、
「ID12」、「ID17」および「ID18」は、そ
れぞれ図11の画像IDにおける「ID3」から「ID
11」の画像サーバ30への新規記憶に対応している。
従ってこれらの操作日は「ファイルNo.」における日
付と一致している。さらに、「区分」欄において、これ
らの画像データがどのような履歴を契機として記憶され
たかが示されている。例えば、「ID4」から「ID
6」は操作部21による鑑賞の操作を契機として画像サ
ーバ30に送信され、画像部33に記憶されたことを示
す。また、「ID11」は簡易画質印刷、「ID17」
は編集のために操作部21を操作したことを契機として
画像サーバに送られたものである。「操作者」の欄に
は、誰が操作を行ったことによるかの履歴が記録されて
おり、例えば「ID3」は電話機一体型画像蓄積装置2
5による操作が履歴として記録されている。
機として新規記憶されたものは「関与者」の欄に送信相
手が履歴として記録されており、この例の場合は、第三
の電話機一体型画像蓄積装置から電話機一体型画像蓄積
装置25への送信であることが示されている。また、
「条件」の欄には送信条件が記録されており、この例の
場合の「不可」は、画像サーバ30におけるオリジナル
画像データへのアクセス権が一切認められていないこと
を示す。
ない履歴IDは既に記憶済みの画像データに対してその
後行なわれた操作の履歴である。例えば「ID1」は、
2001年10月15日に既に画像部に記憶されている
「12301101501」というオリジナル画像デー
タについて、2001年10月16日に電話機一体型画
像蓄積装置37で鑑賞が行なわれたことを示す履歴であ
る。また、「ID2」は、同日、これに引き続いて同画
像データが電話機一体型画像蓄積装置25に送信された
ことを示す履歴である。この「ID2」では、送信に際
し、電話機一体型画像蓄積装置37から電話機一体型画
像蓄積装置25に対して高画質印刷権および編集権が与
えられている。
像蓄積装置25が関与する履歴、すなわち、「ID1」
および「ID3」以外の履歴は、電話機一体型画像蓄積
装置25自身の記憶部27にも記憶される。一方、図1
2における履歴の内、電話機一体型画像蓄積装置37が
関与する履歴、すなわち、「ID1」から「ID3」、
「ID9」、「ID10」および「ID17」の履歴
は、電話機一体型画像蓄積装置37の記憶部にも記憶さ
れている。「ID9」および「ID10」は電話機一体
型画像蓄積装置25における操作の履歴ではあるが、対
象が電話機一体型画像蓄積装置37から提供された画像
であるからである。また、「ID17」は電話機一体型
画像蓄積装置25から提供された画像を対象とする履歴
ではあるが、この画像は図11の「ID10」から明ら
かなように、元々電話機一体型画像蓄積装置37から提
供された画像を編集したものであるからである。
複数の電話機一体型画像蓄積装置は互いに遣り取りした
画像データだけでなく、それらの取扱履歴についても情
報を共有できる。これは、画像データベースおよび履歴
データが共有できることを意味する。そして、自身が関
与するデータである限り、電話機一体型画像蓄積装置同
士で直接遣り取りしたデータでなく他の電話機一体型画
像蓄積装置の操作によるのものであっても、画像サーバ
30の履歴部34にアクセスすることで、最新の取扱履
歴の情報を入手することができる。
一体型画像蓄積装置自身の記憶部に記憶される履歴は画
像の検索に有用である。図13は、検索割込みがかかっ
たときの動作を示すフローチャートである。記憶部27
の中から所望の蓄積用画像データを検索する旨の指示を
操作部21で行うと検索割込みがかかり、ステップS1
36からフローがスタートする。ステップS137で
は、と大画面表示部3を見ながら操作部21で検索条件
の設定処理を行う。
38で電話機一体型画像蓄積装置25が画像サーバ30
に接続中であるかどうかがチェックされる。接続中でな
ければ,ステップS139で画像サーバ30に電話をか
けるための発呼が行なわれる。ステップS140では、
発呼後、所定時間が経過したかどうかがチェックされ、
経過していなければ、ステップS141で電話が接続さ
れたかどうかがチェックされる。電話が接続されないと
きは、ステップS140に戻り、以後、所定時間が経過
するまではステップS140とステップS141を繰り
返す。
ステップS142で画像サーバ30の履歴部34から最
新履歴を受信し、記憶部27の履歴を更新する。なお、
このとき電話機一体型画像蓄積装置25が提供した画像
データに関連する画像データがあれば、少なくともその
ヘッダ部データもあわせて受信し、記憶部27に記憶す
る。そしてステップS143で画像サーバ30との接続
を断つ。
データのヘッダ部データおよび履歴データとステップS
137で設定した検索条件に基き、検索実行処理が行な
われ、結果が大画面表示部3に表示される。また、ステ
ップS145において検索結果を含む検索履歴の記憶処
理が行なわれる。具体的には、上記の新たな検索履歴が
電話機一体型画像蓄積装置25の記憶部27にも記憶さ
れとともに、画像サーバ30への発呼が行なわれの履歴
部に記憶されるとともに、同様の検索履歴が送信用デー
タとして図6に準じた処理に基き画像サーバ30に送信
されて、履歴部34の履歴を更新する。そしてステップ
S146で待機状態となり、検索結果に対する操作部2
1からの操作を待つ。
続が不成功に終わって所定時間が経過してしまったとき
は、ステップS147に進み、画像サーバ30からの最
新履歴データによる更新を諦めるとともに、現時点で記
憶部27に記憶されているG像データのヘッダ部データ
および履歴データを検索対象として採用する。そしてこ
れに基き、ステップS144で検索の実行を行う。
示す表であり、図13のステップS137で設定された
「検索条件」とステップS144で実行された「検索実
行結果」を含むとともに、個々の検索についての「検索
ID」、「検索日」および「検索者」の情報を持ってい
る。
月19日に電話機一体型画像蓄積装置25によって検索
された例である。そして、検索条件としては2001年
10月16日付の履歴データがあること、履歴は「印
刷」ではないこと、および電話機一体型画像蓄積装置2
5の操作による履歴であること、が設定されている。こ
のような検索条件により、図11における画像情報のヘ
ッダ部データおよび図12における履歴データを検索し
た結果、ファイルNo.「123401101601」
および「123401101603」の二つの画像デー
タが抽出されている。図12の履歴データにおいて20
01年10月16日付の履歴IDは「ID1」から「I
D8」までであるが、このうち電話機一体型画像蓄積装
置25の操作によるものは「ID4」から「ID7」
で、その対象の画像は三つに絞られる。さらに、その内
の「123401101602」は「印刷」の履歴があ
るので除外され、最終的は検索実行結果が確定してい
る。
び「ID3」は、電話機一体型画像蓄積装置25および
電話機一体型画像蓄積装置37のいずれから検索して
も、編集前後の関連する二つの画像が抽出されることを
示した例である。図14における検索IDの「ID4」
は、電話機一体型画像蓄積装置25が受信したか又は電
話機一体型画像蓄積装置25で編集した画像であって、
2001年8月1日から同年10月21日までに何らか
の履歴を持っている画像データを検索した例である。
電話機一体型画像蓄積装置25が第二または第三の電話
機一体型画像蓄積装置から受信した画像であって、印刷
権が付与されている画像データを検索した例である。従
って、送信条件において画像サーバ30におけるオリジ
ナル画像データへのアクセス権が一切認められていない
「123701101601」は除外されている。
電話機一体型画像蓄積装置25が簡易画質印刷を行った
画像を検索した例であって、2001年10月18日以
降の操作日を持つ履歴に限定されている結果、それより
前に操作した「123101101501」は除外され
ている。
1998年12月31日以前において電話機一体型画像
蓄積装置25から外部印刷をしたという記憶に基いて、
画像データを検索した例である。図14における検索I
Dの「ID8」は、電話機一体型画像蓄積装置37が鑑
賞しかつ送信した画像データを検索した例であり、鑑賞
のみしか行なわれていない「12310110160
1」は除外されている。
どに基いて、図11における画像データのヘッダ部デー
タおよび図12の履歴データに対し、適当な検索条件を
設定することによって、所望の画像データの抽出を援助
することが可能となる。さらに、検索を行ったこと自体
も履歴データとして後日利用可能である。例えば、図1
4における検索IDの「ID1」の検索を行った結果、
ファイルNo.「123401101601」および
「123401101603」の二つの画像データが抽
出され多という履歴は、図12における履歴IDの「I
D13」および「ID14」として記録されている。従
って、例えば、「何日から何日の間で電話機一体型画像
蓄積装置25で検索したもの」などという記憶に基いて
後日検索を行うことが可能であるとともに、図14の検
索履歴にける詳細な検索条件の設定を新たな検索におけ
る検索条件として設定することで、さらに細かな検索を
行うことも可能である。
の検索キーや分類を画像データに付与しなくても、過去
の操作履歴が自動的に検索キーとして蓄積されていくの
で、データ蓄積時の怠慢によってデータベースの検索機
能の前提が破綻することはない。
態におけるシステム全体の構成を示すブロック図であ
り、図2における第一の実施の形態と共通する部分には
共通の番号を付し、それらの説明は省略する。また、図
15の画像サーバ30は図2におけるものと全く同様の
構成であるので、通信部31を除き、内部の詳細は図示
を省略している。さらに、図15の蓄積入力部51は、
図2におけるカードスロット17およびデジタル端子1
8をまとめて図示したものであり、その内容は同一であ
る。
サーバ52を有し、通信部53によって画像サーバ3
0、電話機一体型画像蓄積装置37、及び電話機一体型
画像蓄積装置54と接続可能である。事業サーバ52
は、業務用の画像55を蓄積しているとともに、画像5
5の利用などに関するコマーシャルメッセージ56を記
憶している。一方、電話機一体型画像蓄積装置54のコ
マーシャルメッセージ記憶部57は事業サーバ52から
のコマーシャルメッセージ56を通信部29から受信し
て記憶し、制御/処理部58の制御により大画面表示部
3、および場合に応じてスピーカ7でも、コマーシャル
メッセージを再生する。
例えば週一回など、CM契約に従って定期的に電話機一
体型画像蓄積装置54などに接続し、CM記憶部57の
コマーシャルメッセージを更新する。また、後述する電
話機一体型画像蓄積装置54からの接続によってもCM
記憶部57のコマーシャルメッセージを更新する。さら
に、事業サーバ52は電話機一体型画像蓄積装置54と
接続した際、後述の支払い請求処理に基き、電話機一体
型画像蓄積装置54へのCM受信料の支払い処理を行
う。
CM割込みのフローチャートであり、コマーシャルメッ
セージの取扱いに関する制御/処理部58の機能を説明
するものである。図16のCM割込みは、次のような場
合にかかる。まず、操作部21により手動でCM割込み
操作をした場合である。この操作はユーザが望む限り任
意に行ってよいが、特に誰かに電話をかけて電話料金を
課金されている最中において相手に電話を保留にされた
場合などに有効である。後述のように、電話課金中にC
M割込みをかけてCMを再生した場合、その再生時間に
対応する電話料金に応じて事業サーバ52から電話機一
体型画像蓄積装置54にCM受信料が支払われる。これ
は、電話課金中に相手に保留にされたときの待ち時間を
事業サーバに買上げてもらうことを意味し、電話代が無
駄にならない。このようなビジネスモデルの構築によ
り、事業サーバ52は、コマーシャルメッセージ受信の
インセンティブを電話機一体型画像蓄積装置54に与え
ることになる。
中の無音状態、または相手から送信される保留中チャイ
ム音により電話の保留状態を自動検知してCM割込みを
かけるよう構成してもよい。CM割込みがかかると、フ
ローはステップS151からスタートし、ステップS1
52でCM記憶部に記憶されている多数のコマーシャル
メッセージをシャッフルしてその都度順序を決定し、そ
の一番目のものからCM再生を開始する。シャッフルを
行うのは、順序をランダムに変えることで意外性を演出
し、同じコマーシャルメッセージを何度も見てもらうた
めである。
金中にかかったかどうかをチェックする。電話課金中で
あればステップS154で通話先に応じた電話課金の時
間単価をチェックして記録する。一方ステップS154
で電話課金中でなければ、ステップS154はスキップ
する。
があったかどうかをチェックする。この終了指示は、相
手が電話口に出て保留が終わったときに通話者が操作部
21を手動で操作することによって行われる。また、電
話が無音状態でなくなるか、または相手から送信される
保留中チャイム音がなくなることを検出して自動的に終
了指示がなされるよう構成してもよい。
テップS156に進み、コマーシャルメッセージの変更
指示があったかどうかをチェックする。この変更指示
は、通話者の意志により操作部21を手動で操作するこ
とによって行われる。ステップS156で変更指示がな
ければ、通話者が同じCMを見続けたいという意思を持
っていることを意味するので、ステップS155に戻
り、以下、終了指示または変更指示がなされるまでステ
ップS155とステップS156を繰り返す。
テップS157に進み、そのコマーシャルメッセージの
再生が開始されてから所定時間以内に変更指示が行われ
たのかどうかをチェックする。この所定時間は例えば2
秒程度とする。所定時間以内に変更指示が行われたとい
うことは、初出のコマーシャルメッセージであっても通
話者に関心がないか、または既に再生したコマーシャル
メッセージであって通話者が二度と見たくないと思って
いるものであることを意味し、いずれにしても通話者は
以後そのコマーシャルメッセージの再生を望んでいな
い。従ってステップS158に進み、そのコマーシャル
メッセージに「廃止マーク」を付与した後、ステップS
159で次のコマーシャルメッセージの再生へ移行す
る。なお、「廃止マーク」が付与されたコマーシャルメ
ッセージは、以後、その電話機一体型画像蓄積装置54
に関する限り、ステップS152におけるコマーシャル
メッセージの順序決定の際に、再生対象から除外され
る。一方、ステップS157において変更指示が所定時
間内でなかったときは「廃止マーク」を付与せず、ステ
ップS159に進む。また繰り返し見てもらえる可能性
があるからである。
かどうかをチェックし、終了指示がなければステップS
155に戻り、以下、終了指示がなされるまでステップ
S155からステップS160を繰り返す。そして、終
了指示があればステップS161に移行し、CM割込み
の開始から終了指示までのCM時間をカウントし、記録
する。なお、ステップS156の変更指示を待ってステ
ップS155とステップS156を繰り返している状態
において、ステップS155で終了指示があれば、速や
かにステップS161に飛ぶ。
得られると、ステップS162に進み、廃止要求処理が
行われる。廃止要求処理では、ステップS158によっ
て廃止マークが付与されたコマーシャルメッセージがあ
るかどうかをチェックし、該当があれば速やかに事業サ
ーバ52に接続して廃止マークのあるコマーシャルメッ
セージを新しいコマーシャルメッセージへの更新を求め
る処理である。この処理は事業サーバ側52に必要なも
のなので、このための電話料金は事業サーバ52の着信
側払いで処理される。
ステップS163で支払請求処理が行われる。支払請求
処理では、ステップS154で記録した時間単価の情報
とステップS161で記録したCM時間から支払請求額
を算出する。そして、次回の事業サーバとの接続の機会
に、この支払い処理を事業サーバ52に請求する。コマ
ーシャルメッセージを見てもらうことの対価としては、
かけている電話の時間単価が高かろうと低かろうと関係
がないが、上記のようなビジネスモデルとすることによ
り、CM割込みへのインセンティブを心理的に高める。
支払請求処理の手配が終わるとフローはステップS16
4で待機状態となる。なお、CM割込みは任意にかける
ことができるので、電話が相手からかかってきたとき
や、電話中でないときでも可能であり、そのようなとき
はステップS154での時間単価の記録がない。この場
合は、時間単価をゼロとみなしてステップS163での
支払請求処理はおこなわないものとする。
いかなる理由にせよ、コマーシャルメッセージを見てく
れさえすれば目的が達成できるので、電話課金中以外で
もCM受信料を支払うようにしてCM割込みへのインセ
ンティブをつけるビジネスモデルも可能である。この場
合は、上記とは異なる実施の形態とし、ステップS15
4で時間単価の記録がなかった場合でも所定額の時間単
価が記録されているものとみなし、ステップS163で
支払請求処理を行うようにする。ただし、この「所定
額」は、CMを見ることで事業サーバに電話課金中の無
駄な保留時間を買上げてもらうという本来のインセンテ
ィブの意味が曖昧になるのを避けるため、電話料金の最
低時間単価よりも明らかに低くなるよう設定する。
ジの効果によって業務用の画像55の利用申し込みがあ
ったとき、これを有料で電話機一体型画像蓄積装置54
に提供する。このように、電話機一体型画像蓄積装置5
4の利用者は一般ユーザだけでなく、画像利用事業者で
あってもよい。また、業務用画像の流通に関しては、画
像サーバ30と事業サーバ52が連携し、画像サーバ3
0から事業サーバ52に画像を提供するビジネスモデル
も可能である。この場合、画像サーバ30は一般ユーザ
からの画像を保管するだけでなく、業務用画像作家の画
像を保管する役割を担ってもよい。そして、このときの
電話機一体型画像蓄積装置54の利用者は業務用画像作
家となる。なお、事業サーバ52のコマーシャルメッセ
ージ56は画像商品に関するものに限られるものではな
く、広く一般の商品に適用可能である。
態におけるシステム全体の構成を示すブロック図であ
り、図2における第一の実施の形態と共通する部分には
共通の番号を付し、それらの説明は省略する。また、図
2のカメラ部4、オーディオ部22、スピーカ7、マイ
ク8および電源部23は第三の実施の形態においても設
けられるが、図17では図示と説明を省略する。なお、
第二の電話機一体型画像蓄積装置103は、電話機一体
型画像蓄積装置101と全く同様の構成なので、煩雑を
避けるため、通信部38以外の構成は図示を省略する。
の実施の形態と同様の構成であるが、蓄積用画像データ
の記憶、送信、およびオリジナル画像データとの関連付
けなどにインターネットにおける電子メール用のメール
ソフトウエアを利用したことを特徴とするものである。
104のハードディスク105には、メールソフトウエ
ア106が格納されており、蓄積用画像データはこのメ
ールソフトウエア106におけるメールファイルの添付
ファイルとしてハードディスク105に記憶される。ハ
ードディスク105はさらに履歴ソフトウエア107を
格納しており、大画面表示部3に表示されたメールファ
イルを操作部21で操作した際の履歴などを記憶管理す
る。これらのメールソフトウエア106および履歴ソフ
トウエア107などの機能は、制御/処理部108で処
理される。
大容量のハードディスク110を有し、オリジナル画像
データなどを記憶管理する画像記憶ソフトウエア11
1、電話機一体型画像蓄積装置101の履歴ソフトウエ
ア107と共通形式の履歴ソフトウエア112、および
編集ソフトウエア113を格納している。画像サーバ1
02のハードディスク110は、さらに電話機一体型画
像蓄積装置101の履歴ソフトウエア107と共通形式
のメールソフトウエア114を有し、オリジナル画像デ
ータを画像記憶ソフトウエア111に格納したとき、こ
れに対応する蓄積用画像データを作成してメールに添付
し、電話機一体型画像蓄積装置101に送信する。この
ように、第三の実施の形態では、画像サーバ102が蓄
積用画像データの作成機能を有するが、その他の機能に
ついては、第一の実施の形態と基本的に同一である。
装置101において、ユーザが直接操作するのは画像蓄
積装置の基本ソフトウエア115であり、個々のメール
ファイルを除き、メールソフトウエア106や履歴ソフ
トウエア107の画面が大画面表示部3に現れることは
ない。従って、実際の操作において、ユーザはメールソ
フトウエア106や履歴ソフトウエア107をその都度
開いて操作する必要はなく、見かけ上は、画面に現れる
基本ソフトウエア107に基く操作を行うだけでよい。
これによって、基本ソフトウエアがその裏でメールソフ
トウエア106や履歴ソフトウエア107を自動的に動
作させる。
おいて大画面表示部3に表示される表示画面レイアウト
を示す。以下、メモリーカードをカードスロット17に
挿入することで蓄積割込みがかかった場合をモデルケー
スにして第三の実施の形態における表示画面レイアウト
の変化を説明する。
5による初期画面であり、画像蓄積機能を手動で起動し
た場合の他、モデルケースのように図4における蓄積割
込みにより、自動的にこの画面が表示される。図18
(A)において大画面表示部3は情報画面201と操作
画面202からなり、情報画面201にはサムネイル2
03が表示されている。サムネイル203の数が多いと
きは、スクロールボタン204を操作部21で選択操作
することで、画面を上下にスクロールできる。
蓄積割込みにより図18(A)の初期画面が表示されて
いるから、操作画面202のデータソース表示部205
はか「カード」と表示されている。操作画面202には
鑑賞ボタン206、印刷ボタン207、メールボタン2
08、編集ボタン209および検索ボタン210が表示
されており、これらのボタンを操作部21で選択操作す
ることにより、所望の動作の割込みがかかる。また、操
作部21によりサムネイルの一つを選び、削除ボタン2
11を操作することにより、データソース表示部205
に表示されているデータソースから対応する画像データ
が削除される。この場合、表示は「カード」であるか
ら、挿入されているメモリーカードから対応する画像デ
ータが削除される。以下、大画面表示部3に表示される
各種のボタンは操作部21によって選択操作されるの
で、逐一の言及は省略する。なお、このような操作部2
1による操作に代えて、グラフィカルユーザインターフ
ェース(GUI)により、直接大画面表示部3上のボタ
ンに指でタッチして操作できるよう構成してもよい。
サムネイルの一つを選び、鑑賞ボタン206を操作する
と、鑑賞割込みがかかり、図18(B)の画面となる。
図18(B)では、選択されたサムネイルに対応する画
像データがメモリーカードから吸上げられ、伸張間引き
など所要の処理を経て拡大画面212として情報画面2
01に表示される。あわせて、吸上げたオリジナル画像
データの画像サーバ102への送信、および蓄積用画像
データの電話機一体型画像蓄積装置101への蓄積が行
われる。
タン213により次画面への送り操作を行うと、図18
(A)の配列における次のサムネイルに対応する画像デ
ータがメモリーカードから吸上げられ、伸張間引きなど
所要の処理を経て拡大画面211として表示されるとと
もに、オリジナル画像データの送信および蓄積用画像デ
ータの蓄積が行われる。なお、サムネイルボタン214
を操作して一旦図18(A)の画面に戻り、任意のサム
ネイルを選択するとともに鑑賞ボタンを操作することに
よって、所望の拡大画面212が表示された図18
(B)に至ることができる。
ウトでは、鑑賞ボタン206の表示が消えている以外、
図18(A)と同様であり、これらのボタンの一つを操
作することによって鑑賞中の画像を印刷したり、メール
したり、編集したりすることが可能である。また、検索
ボタン211の操作で鑑賞画面から直接検索画面に飛ぶ
ことや、削除ボタン211の操作で拡大画面212に対
応する画像データを削除することもできる。
ルソフト114によって作成され、電話機一体型画像蓄
積装置101に送信されるメールファイルの表示レイア
ウトである。このメールファイルは、蓄積割込みにより
画像サーバ102に送信されたオリジナル画像データに
基いて大容量記憶部109で作成された蓄積用画像デー
タが添付されており、画像サーバ102へのオリジナル
画像データの返送に応答して直ちに作成され、電話機一
体型画像蓄積装置101に返信される。
7、宛名欄218および件名欄219、メッセージ欄2
20などからなり、宛名欄は空欄とされているととも
に、件名欄219には画像サーバ102によってオリジ
ナル画像データ対して付与されたファイルNo.が自動
入力されている。
ァイル216に添付されている蓄積用画像データに対応
するサムネイル221が表示されているとともに、簡易
印刷ボタン222、精細印刷ボタン223、編集ボタン
224、ダウンロードボタン225および転送ボタン2
26が表示されている。これらメッセージ欄220内の
表示は単なる画像ではなく、それぞれがリンクボタンと
なっている。すなわち、サムネイル221はメールファ
イルに添付されている蓄積用画像データのリンクボタン
にもなっており、このサムネイル221をクリックする
と蓄積用画像データが開いて拡大表示される。
おりである。まず、簡易印刷ボタン222をクリックす
るとメールファイルに添付されている蓄積用画像データ
に基いて簡易印刷がスタートする。精細印刷ボタン22
3をクリックした場合は、画像サーバ102に接続し、
画像記憶ソフト111中の対応するオリジナル画像デー
タに基いて高画質印刷部36での印刷がスタートする。
さらに、編集ボタン224をクリックしても画像サーバ
102に接続し、画像記憶ソフト111において対応す
るオリジナル画像データに対する編集ソフトが起動す
る。また、ダウンロードボタン225をクリックした場
合でも画像サーバ102に接続し、画像記憶ソフト11
1中の対応するオリジナル画像データのダウンロードが
始まる。一方、転送ボタン226をクリックした場合
は、電話機一体型画像蓄積装置101のメールソフト1
06がメールファイルをコピーして転送ファイルを作成
する。
ファイルは受信後直ちにメールソフト106によってハ
ードディスク105に格納される。従って、その後、手
動操作によって図18(A)の初期画面が立ちあがった
時には、データソース表示部205が「蓄積装置」とな
るとともに、メールソフト106に格納された最新のメ
ールファイルから順に、メールファイルのサムネイル2
21が図18(A)のレイアウトに従って表示される。
なお、ハードディスク105に格納済みの画像データに
ついて図18(A)の状態からサムネイルの一つを選択
して鑑賞ボタン206を操作したときは、メールファイ
ル形式での格納であるにもかかわらず、図19(A)の
メール形式のレイアウトではなく、図18(B)の形式
で拡大画面が表示される。従って、データソース表示部
205が「蓄積装置」となっていることを除き、表示形
式は同一である。
03から送信される蓄積用画像データも図19(A)と
同様のメールファイルと同様の形式であり、受信後直ち
にメールソフト106によってハードディスク105に
格納される。そして格納後の鑑賞は、上記と同様、図1
8(A)および図18(B)の表示形式で行われる。
信の場合でも、電話機一体型画像蓄積装置103からの
受信の場合でも、基本ソフトを操作している限り、表面
上は、生のままの図19(A)のレイアウトが表示され
ることはない。図19(B)は、図18(B)で鑑賞し
ている画像を、例えば、電話機一体型画像蓄積装置10
3にメールしようとして、メールボタン208を操作し
たときの表示画面のレイアウトである。このとき大画面
表示部3の情報画面201には、図18(B)で鑑賞中
であった画像データに対応するメールファイルをコピー
したものが新規メールとして図9(A)のメールレイア
ウトどおりに表示される。そして、情報画面201内を
操作する限りはメールソフト106が機能する。
38のメールアドレスを入力し、送信条件の設定を行
う。送信条件の設定は、許可したくない機能に対応する
ボタンをメッセージ欄220から削除することによって
行う。例えば、今回送信する画像について、印刷権まで
は認めるが、編集権、ダウンロード権および権利付転送
権は認めないとすると、編集ボタン224、ダウンロー
ドボタン225および転送ボタン226をメッセージ欄
220から削除する。これによって、単にメッセージ欄
におけるボタン表示が消えるだけでなく、これらのボタ
ンからのリンクも解除されるので、受信画像のオリジナ
ル画像データをダウンロードしようと思っても、操作は
不可能となる。
すると、操作画面202の確定ボタン227を操作す
る。確定ボタン227の操作がないと送信ボタン217
の操作ができない。これは、意図しない権利が設定され
たまま不用意に画像データを送信してしまわないためで
ある。送信ボタン217を操作すると、メールの送信を
開始するとともに、送信が終わるとメールモードを終了
し、一つ前の画面に戻る。この場合は、図18(B)に
戻る。なお、送信を行うことなく操作画面202の取消
ボタン228を操作してもメールモードを終了する。作
成中のメールを保存するかどうかの処理はメールソフト
ウエアに従う。
面201の部分、すなわち、図19(A)の部分がメー
ルソフト106により通信部29を介して電話機一体型
画像蓄積装置103に電子メールとして送信される。し
かしながら、電話機一体型画像蓄積装置103も基本ソ
フト115を有するので、受信した画像は、図18
(A)、図18(B)または図19(B)のようなレイ
アウトで表示され、図19(A)のレイアウトが生のま
まで表示されることはない。そして、この場合、受信し
た画像に対して設定される権利に制限があるので、電話
機一体型画像蓄積装置103においては、図19(B)
の表示レイアウトにおける編集ボタン224、ダウンロ
ードボタン225および転送ボタン226が表示されな
いとともに、図18(B)の表示レイアウトにおいても
編集ボタン209が表示されない。
っても、画像の添付およびそのリンクボタンの設定は汎
用メールソフトの形式に従って行われる表示および各種
のリンクの機能を利用することができる。この場合は受
信側に図19(A)の生のメールファイルが表示され
る。そして、権利が設定されている限り、メッセージ欄
220にリンクボタンが表示されるので、例えばダウン
ロードが認められているなら、図19(A)のダウンロ
ードボタン225をクリックしてオリジナル画像データ
を入手することができる。
がない場合であっても、画像の送信は一つのメールに一
つの画像を添付した形で行われるので、一つの画像ごと
に汎用メールソフトの形式に従ったメールの件名、送信
者、送信日、受信者、受信日が自動付与される。しがた
がってこれらのデータを元に、汎用メールソフトのメー
ル検索機能を利用して画像検索を行うことも可能であ
る。
いる画像を印刷するために印刷ボタン207を操作した
ときの表示画面のレイアウトである。情報画面201の
拡大画面231には図18(B)で鑑賞中であった拡大
画面212と同一の画像データが表示される。また、件
名欄232には画像サーバ102によって付与されたフ
ァイルNo.が自動入力されている。
選択を行うための三つのボタンが表示される。すなわ
ち、蓄積用画像データに基く印刷を選択する簡易印刷ボ
タン233、オリジナル画像データに基く電話機一体型
画像蓄積装置内部での印刷を選択する高画質印刷ボタン
233およびオリジナル画像データに基く画像サーバ1
02での印刷を選択する外部印刷ボタン233である。
但し、対象画像についてアクセス権が設定されていない
場合は簡易印刷しかできないので、これらの三つのボタ
ンは表示されず、簡易印刷のみの設定となる。また、ダ
ウンロード権が設定されていない場合、高画質印刷ボタ
ン234が、高画質印刷権が設定されていない場合は外
部印刷ボタン235が表示されない。
ボタン236、印刷用紙サイズ設定ボタン237および
さらに詳細な印刷条件を設定する画面を開くための詳細
設定ボタン238が設けられている。操作画面202に
おける諸設定が完了すると実行ボタン239を操作して
印刷を開始する。また、印刷を取消すときは取消ボタン
240を操作する。
いる画像を編集するために編集ボタン209を操作した
ときの表示画面のレイアウトである。情報画面201の
拡大画面241には図18(B)で鑑賞中であった拡大
画面212と同一の画像データが表示される。さらに、
電話機一体型画像蓄積装置101が画像サーバ102と
常時接続状態となり、大画面表示部3で行う編集機能の
遂行は画像サーバ102に委ねられる。
編集ソフトウエア113の機能に基く種々の編集ボタン
243〜248が表示される。また、より詳細な編集を
行うための操作画面を開くための詳細設定ボタン249
が設けられている。編集が完了し、確定ボタン250を
操作すると編集後の画像が新たなオリジナル画像データ
として画像記憶ソフト111により記憶され、画像サー
バ102との常時接続が断たれる。また、取消ボタン2
51を操作しても画像サーバ102との常時接続が断た
れる。この場合、編集中の画像は新たなオリジナル画像
データとしては保存されない。
て履歴データとして電話機一体型画像蓄積装置101の
履歴ソフト107に記憶される。また、画像サーバ10
2と連携して行った操作は、履歴ソフト112にも記憶
される。さらに、履歴ソフト107と履歴ソフト112
は定期的に情報交換を行い、相互の履歴を共有する。す
なわち、電話機一体型画像蓄積装置101の履歴はほぼ
リアルタイムで画像サーバ102にアップロードされ
る。一方、例えば電話機一体型画像蓄積装置103の操
作に由来して画像サーバ102が把握した電話機一体型
画像蓄積装置101の画像に関連する履歴、または画像
サーバ102自身の機能に基く電話機一体型画像蓄積装
置101の画像に関連する履歴についても、ほぼリアル
タイムに履歴ソフト112から履歴ソフト107にダウ
ンロードされる。
態におけるシステム全体の構成を示すブロック図であ
り、操作履歴の活用を含め、基本的には図2における第
一の実施の形態と同様である。但し、電話機一体型画像
蓄積装置301や第二の電話機一体型画像蓄積装置30
2において蓄積用画像データを用いず、すべてオリジナ
ル画像データの形で取扱うところが第一の実施の形態と
異なる。このことを表現するため、図21の図示におい
て図2と異なる形式を採用しているが、対応する構成が
異なるわけではない。
体型画像蓄積装置301は、図2の送受話部20、テレ
ビ出力端子39、デジタル端子18、カメラ部4、オー
ディオ部22、スピーカ7、マイク8、および電源部2
3に対応する構成を有するが、図21では図示と説明を
省略する。また、画像サーバ303も、図2における大
容量記憶部32や高画質印刷部36に対応する構成を有
するが、図21では、通信インターフェース304以外
の図示と説明は省略する。さらに、第二の電話機一体型
画像蓄積装置302は、電話機一体型画像蓄積装置30
1と全く共通の構成なので、通信インターフェース30
5以外の図示と説明を省略する。
鑑賞時の動作を説明すると、まずメモリーカード306
がカードスロットに挿入されるとカードスロット内のカ
ードドライブ307からメモリーカード内のサムネイル
データが多重化バス308に所定のタイミングで出力さ
れ、制御/処理部309に取りこまれる。なお、多重化
バス308では、アドレスバスとデータバスが多重化さ
れている。制御/処理部309で処理されたサムネイル
データは、所定のタイミングで多重化バス308に出力
され、表示用バッファ310に取りこまれて表示部31
1で表示される。
賞する旨の操作をすると対応するデータが操作部インタ
ーフェース313から多重化バス308に所定のタイミ
ングで出力され、制御/処理部309で取りこまれる。
これに応答して、制御/処理部309はカードドライブ
307に指示し、サムネイルに対応するオリジナル画像
データをメモリーカード306から多重化バス308に
所定のタイミングで出力させ、これを取り込む。そして
取り込んだオリジナル画像データを伸張して多重化バス
308に所定のタイミングで出力し、表示用バッファ3
10にこれを取り込ませて表示部311で表示させる。
リジナル画像データをメモリーカード306から多重化
バス308に所定のタイミングで再度出力させるととも
に、画像記憶部314に指示してこれを取り込ませ、記
憶させる。制御/処理部309は、さらに引き続いて同
じオリジナル画像データをメモリーカード306から多
重化バス308に所定のタイミングで再々度出力させる
とともに、通信用バッファ315に指示してこれを取り
込ませる。通信用バッファ315に取り込まれたオリジ
ナル画像データは制御/処理部309からの指示で通信
インターフェース316を介して画像サーバ303の通
信インターフェース304に送信される。
ータがメモリーカード306から三度連続して多重化バ
ス308に出力されているが、これを一度で行ってもよ
い。すなわち、制御/処理部309に取り込むためにオ
リジナル画像データがメモリーカードから多重化バス3
08に出力されたタイミングで、同時に画像記憶部31
3および通信用バッファ314に取り込むよう構成して
もよい。このことは、以下に述べる画像の印刷および画
像の送信においても同様である。
動作を説明すると、サムネイルが表示部311に表示さ
れている状態において、操作部312で、その一つを選
択して印刷する旨の操作をすると、対応するデータが操
作部インターフェース313から多重化バス308に所
定のタイミングで出力され、制御/処理部309で取り
こまれる。これに応答して制御/処理部309はカード
ドライブ307に指示し、サムネイルに対応するオリジ
ナル画像データをメモリーカード306から多重化バス
308に所定のタイミングで出力させ、これを取り込
む。そして取り込んだオリジナル画像データを伸張して
多重化バス308に所定のタイミングで出力し、印刷用
バッファ317にこれを取り込ませて印刷部318で印
刷させる。
リジナル画像データをメモリーカード306から多重化
バス308に所定のタイミングで再度出力させるととも
に、画像記憶部314に指示してこれを取り込ませ、記
憶させる。制御/処理部309は、さらに引き続いて同
じオリジナル画像データをメモリーカード306から多
重化バス308に所定のタイミングでまた出力させると
ともに、通信用バッファ315に指示してこれを取り込
ませる。通信用バッファ315に取り込まれたオリジナ
ル画像データは制御/処理部309からの指示で通信イ
ンターフェース316を介して画像サーバ303の通信
インターフェース304に送信される。
の動作を説明すると、サムネイルが表示部311に表示
されている状態において、操作部312で、その一つを
選択して電話機一体型画像蓄積装置305に送信する旨
の操作をすると、対応するデータが操作部インターフェ
ース313から多重化バス308に所定のタイミングで
出力され、制御/処理部309で取りこまれる。これに
応答して制御/処理部309はカードドライブ307に
指示し、サムネイルに対応するオリジナル画像データを
メモリーカード306から多重化バス308に所定のタ
イミングで出力させるとともに、画像記憶部314に指
示してこれを取り込ませ、記憶させる。
リジナル画像データをメモリーカード306から多重化
バス308に所定のタイミングで再度出力させるととも
に、通信用バッファ315に指示してこれを取り込ませ
る。通信用バッファ315に取り込まれたオリジナル画
像データは制御/処理部309からの指示で通信インタ
ーフェース316を介し、送信先の電話機一体型画像蓄
積装置305の通信インターフェース305、および画
像サーバ303の通信インターフェース304にそれぞ
れ送信される。
印刷の操作が表示部311によるオリジナル画像データ
の鑑賞中に行われ、画像記憶部314および通信用バッ
ファ315へのオリジナル画像データの取り込み、並び
に通信インターフェース316から画像サーバ303へ
のオリジナル画像データの送信が既に完了しているとき
は、これらの動作は省略される。また、操作部312に
よる送信の操作が同様の状況下で行われたときは、画像
記憶部314へのオリジナル画像データの取り込みが省
略されるとともに、画像の送信は電話機一体型画像蓄積
装置305に対してのみ行われ、画像サーバ303への
送信は省略される。このことは第一の実施の形態と同様
である。
形態を示す斜視図。
を示すブロック図。
ンフローチャート。
チャート。
チャート。
ト。
チャート。
チャート。
ーチャート。
データ構造を示す表。
データ構造を示す表。
ーチャート。
成を示すブロック図。
ーチャート。
成を示すブロック図。
賞画面の表示レイアウト。
よびメール作成画面の表示レイアウト。
集画面の表示レイアウト。
成を示すブロック図。
Claims (32)
- 【請求項1】画像情報の入力部と、画像情報を蓄積する
記憶部と、前記画像情報について画像蓄積以外の処理を
指示する操作部と、前記操作部の操作に応答して前記入
力部からの画像情報に基く画像情報を前記記憶部に蓄積
する処理部とを有することを特徴とする画像蓄積装置。 - 【請求項2】前記処理部は、前記操作部の操作に応答
し、前記入力部からの画像情報に対して前記操作部の指
示に従った処理を行うとともに、前記入力部からの画像
情報に基く画像情報を前記記憶部に蓄積することを特徴
とする請求項1記載の画像蓄積装置。 - 【請求項3】前記操作部は、前記画像情報について個別
の画像毎に前記指示を行い、前記処理部は、前記操作部
の操作に応答して個別の画像毎に前記入力部からの画像
情報に基く画像情報を前記記憶部に蓄積することを特徴
とする請求項1記載の画像蓄積装置。 - 【請求項4】表示部を有し、前記操作部の指示は前記表
示部に表示されるサムネイルの一つを選択する指示を含
むことを特徴とする請求項1記載の画像蓄積装置。 - 【請求項5】前記処理部は、前記操作部の操作に応答し
て選択されたサムネイルに対応する画像情報を前記入力
部から入力し、入力された画像情報に対して前記操作部
の指示に従った処理を行うとともに、入力された画像情
報に基く画像情報を前記記憶部に蓄積することを特徴と
する請求項4記載の画像蓄積装置。 - 【請求項6】前記操作部による画像蓄積以外の処理は、
画像鑑賞の指示であることを特徴とする請求項1から5
のいずれかに記載の画像蓄積装置。 - 【請求項7】前記操作部による画像蓄積以外の処理は、
画像印刷の指示であることを特徴とする請求項1から5
のいずれかに記載の画像蓄積装置。 - 【請求項8】前記操作部による画像蓄積以外の処理は、
画像送信の指示であることを特徴とする請求項1から5
のいずれかに記載の画像蓄積装置。 - 【請求項9】前記入力部からの画像情報は圧縮データで
あるとともに、前記処理部は、前記操作部の指示に基い
て前記圧縮データを伸張することを特徴とする請求項1
から5のいずれかに記載の画像蓄積装置。 - 【請求項10】前記記憶部には圧縮データが蓄積される
ことを特徴とする請求項9記載の画像蓄積装置。 - 【請求項11】前記操作部は前記伸張データに基く画像
情報の表示を指示することを特徴とする請求項10記載
の画像蓄積装置。 - 【請求項12】前記操作部は前記伸張データに基く画像
情報の印刷を指示することを特徴とする請求項10記載
の画像蓄積装置。 - 【請求項13】前記操作部は前記伸張データの間引き処
理を指示することを特徴とする請求項10記載の画像蓄
積装置。 - 【請求項14】前記操作部は前記間引き処理された伸張
データの表示を指示することを特徴とする請求項13記
載の画像蓄積装置。 - 【請求項15】前記処理部は前記伸張データを間引きし
た後これを圧縮して前記記憶部に蓄積することを特徴と
する請求項10記載の画像蓄積装置。 - 【請求項16】前記処理部は前記入力部からの圧縮デー
タを前記記憶部に蓄積することを特徴とする請求項10
記載の画像蓄積装置。 - 【請求項17】前記処理部は、前記操作部による指示内
容を前記画像情報に関連付けて前記記憶部に記憶させる
ことを特徴とする請求項1記載の画像蓄積装置。 - 【請求項18】前記操作部による指示内容の記憶をキー
として前記画像情報を検索する検索部を有することを特
徴とする請求項17記載の画像蓄積装置。 - 【請求項19】前記入力部は、デジタルカメラのメモリ
ーカード挿入部であることを特徴とする請求項1記載の
画像蓄積装置。 - 【請求項20】前記入力部は、デジタルカメラとの接続
部であることを特徴とする請求項1記載の画像蓄積装
置。 - 【請求項21】受信部を有し、前記処理部は前記受信部
からの画像情報に基く画像情報を前記記憶部に蓄積する
ことを特徴とする請求項1記載の画像蓄積装置。 - 【請求項22】前記処理部は、前記受信部による受信内
容を前記画像情報に関連付けて前記記憶部に記憶させる
ことを特徴とする請求項21記載の画像蓄積装置。 - 【請求項23】前記処理部は、前記操作部による指示対
象の画像情報が前記記憶部に既に蓄積されているとき
は、前記蓄積処理を行わないことを特徴とする請求項1
記載の画像蓄積装置。 - 【請求項24】前記処理部は、前記操作部による指示対
象の画像情報が前記記憶部に既に蓄積されている否かに
かかわらず、前記操作部による指示内容を前記画像情報
に関連付けて前記記憶部に記憶させることを特徴とする
請求項23記載の画像蓄積装置。 - 【請求項25】圧縮画像情報を入力する入力部と、圧縮
画像情報を蓄積する記憶部と、操作部と、表示部と、前
記操作部の操作に応答し、前記入力部からの圧縮画像情
報を伸張して前記表示部に表示するとともに前記入力部
からの圧縮画像情報に基く圧縮画像情報を前記記憶部に
蓄積する処理部とを有することを特徴とする画像蓄積装
置。 - 【請求項26】前記処理部は前記伸張データを間引きし
た後これを圧縮して前記記憶部に蓄積することを特徴と
する請求項25記載の画像蓄積装置。 - 【請求項27】前記処理部は前記入力部からの圧縮デー
タを前記記憶部に蓄積することを特徴とする請求項25
記載の画像蓄積装置。 - 【請求項28】画像情報の入力部と、画像情報を蓄積す
る記憶部と、前記画像情報についての処理を指示する操
作部と、前記操作部の操作に応答して前記入力部からの
画像情報に基く画像情報を前記記憶部に蓄積するととも
に前記操作部による指示内容を前記画像情報に関連付け
て前記記憶部に記憶させる処理部とを有することを特徴
とする画像蓄積装置。 - 【請求項29】前記処理部は、前記操作部による指示対
象の画像情報が前記記憶部に既に蓄積されているとき
は、前記蓄積処理を行わないことを特徴とする請求項2
8記載の画像蓄積装置。 - 【請求項30】前記処理部は、前記操作部による指示対
象の画像情報が前記記憶部に既に蓄積されている否かに
かかわらず、前記操作部による指示内容を前記画像情報
に関連付けて前記記憶部に記憶させることを特徴とする
請求項29記載の画像蓄積装置。 - 【請求項31】画像情報の入力部と、画像情報を蓄積す
る記憶部と、前記画像情報についての処理を指示する操
作部と、前記操作部による指示対象の画像情報が前記記
憶部に既に蓄積されているかどうかを判別する判別部
と、前記画像情報が前記記憶部に蓄積されているときは
蓄積された画像情報に基いて指示どおりの処理を行う一
方、蓄積されていないときは前記入力部から入力された
画像情報に基いて指示どおりの処理を行うとともに入力
された画像情報に基く画像情報を前記記憶部に蓄積する
処理部とを有することを特徴とする画像蓄積装置。 - 【請求項32】前記処理部は、前記判別部の判別にかか
わらず、前記操作部による指示内容を前記画像情報に関
連付けて前記記憶部に記憶させることを特徴とする請求
項31記載の画像蓄積装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001332129A JP4158371B2 (ja) | 2001-10-30 | 2001-10-30 | 画像蓄積装置 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003141504A true JP2003141504A (ja) | 2003-05-16 |
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ID=19147596
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2006025209A1 (ja) * | 2004-08-30 | 2008-05-08 | パイオニア株式会社 | 画像表示制御装置及び画像表示方法 |
JP2010288020A (ja) * | 2009-06-10 | 2010-12-24 | Nec Corp | 車載用動画データ処理装置、データ処理システム、および、プログラム |
JP2011041230A (ja) * | 2009-08-18 | 2011-02-24 | Canon Inc | 情報処理システム、情報処理装置及び情報生成装置 |
JP7027852B2 (ja) | 2017-12-05 | 2022-03-02 | 大日本印刷株式会社 | Idカード発行システム |
-
2001
- 2001-10-30 JP JP2001332129A patent/JP4158371B2/ja not_active Expired - Fee Related
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