JP2003141264A - 臍帯血管理システム - Google Patents

臍帯血管理システム

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JP2003141264A
JP2003141264A JP2001342366A JP2001342366A JP2003141264A JP 2003141264 A JP2003141264 A JP 2003141264A JP 2001342366 A JP2001342366 A JP 2001342366A JP 2001342366 A JP2001342366 A JP 2001342366A JP 2003141264 A JP2003141264 A JP 2003141264A
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Masao Tanaka
将夫 田中
Tomoaki Tanabe
智章 田邉
Yoshimoto Shishido
良元 宍戸
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Abstract

(57)【要約】 【課題】臍帯血の採取依頼および保管、ないし臍帯血の
採取元である本人への提供を含む臍帯血管理に関する各
種情報を処理する組織的な体系を確立することにより、
臍帯血を利用した再生医療技術の発展および促進に寄与
する。 【解決手段】保管情報記憶手段20により、予め登録さ
れたユーザーに関する情報と、該登録ユーザー名義の依
頼により出生時に採取され保管に付された登録ユーザー
自身の臍帯血に関する情報とが対応付けられて保存され
る。保管情報記憶手段20に蓄積されるユーザーに関す
る情報および臍帯血に関する情報は、保管情報特定手段
121により、登録ユーザー名義の請求に基づき、保管
に付されている登録ユーザー自身の臍帯血を提供するに
際し、該臍帯血に関する情報が特定されて出力される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、臍帯血の採取依頼
および保管、ないし臍帯血の採取元である本人への提供
を含む臍帯血管理に関する各種情報を処理する臍帯血管
理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、医学界において、骨髄移植、ヒト
ゲノム(DNA)の研究と共に、臍帯血の研究が進み、
治療、治癒、回復力、および免疫性、遺伝性、再生等の
研究実験により、大変大きな効果があることが実証さ
れ、実用段階に入っている。
【0003】臍帯血とは、母体の胎盤と臍帯(へその
緒)に含まれる血液のことであり、この臍帯血の中に
は、赤血球、白血球、血小板等を造り出す造血幹細胞が
豊富に含まれている。この造血幹細胞を、白血病や再生
不良性貧血等の血液の難病に苦しむ患者に移植すると、
体内で血球を作りだし、病気に対する治療効果が期待で
きるので、その有効利用が望まれている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来
は、臍帯や胎盤は出産後には利用されずに捨てられてい
るのが実情であった。ただ、骨髄バンクと同様に、不特
定多数の人を対象として臍帯血を提供することを目的と
した臍帯血バンクもあるのだが、これは規模が小さく、
骨髄移植に代わる白血病治療等、限られた個別治療に対
応している程度であった。また、従来の臍帯血バンク
は、あくまで不特定多数の人に対する他人の臍帯血の提
供を目的とする公的な機関に限られていた。
【0005】したがって、従来の公的バンクでは、その
規模が小さいと共に利用も少ないものであり、近年その
重要度が増している臍帯血を利用した再生医療技術の発
展および促進に寄与するには自ずと限界があるのに対し
て、将来における臍帯血の利用のための組織的なシステ
ム体系の確立が希求されていた。また、従来の公的バン
クでは、他人への提供が前提であるため、どうしてもそ
の利用に際して生体の相違に基づく拒否反応(GVHD)を
招く虞もあった。
【0006】ところで、新生児の両親は、出産の喜びと
共に、子供の将来の健康と安全を願ってやまないもので
ある。その子供にとって、本人の臍帯血が安全に長期間
保管に付されて、先々白血病や再生不良性貧血等の血液
の癌を初めとする再生医療に利用できるとなれば、本人
は100%適合するため拒否反応(GVHD)の虞もなく、
非常に有効に活用することが可能となる。
【0007】本発明は、以上のような従来における問題
点に着目してなされたものであり、臍帯血の採取依頼お
よび保管、ないし臍帯血の採取元である本人への提供を
含む臍帯血管理に関する各種情報を処理する組織的な体
系を確立することにより、臍帯血を利用したその提供者
本人の万一の場合の治療に万全を期すと共に、臍帯血を
利用した再生医療技術の発展および促進に寄与すること
ができる臍帯血管理システムを提供することを目的とし
ている。
【0008】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に
存する。 [1]臍帯血の採取依頼および保管、ないし臍帯血の採
取元である本人への提供を含む臍帯血管理に関する各種
情報を処理する臍帯血管理システム(10)であって、
予め登録されたユーザーに関する情報と、該登録ユーザ
ー名義の依頼により出生時に採取され保管に付された登
録ユーザー自身の臍帯血に関する情報とを対応付けて保
存する保管情報記憶手段(20)と、前記登録ユーザー
名義の請求に基づき、前記保管に付されている登録ユー
ザー自身の臍帯血を提供するに際し、該臍帯血に関する
情報を特定して出力する保管情報特定手段(121)と
を有することを特徴とする臍帯血管理システム(1
0)。
【0009】[2]臍帯血の採取依頼および保管、ない
し臍帯血の採取元である本人への提供を含む臍帯血管理
に関する各種情報を処理する管理サーバー(11)と、
前記本人またはその代理人が利用可能なユーザー端末
(30)とが通信ネットワークを通じて送受信可能に接
続されて成る臍帯血管理システム(10)であって、前
記管理サーバー(11)は、[1]記載の前記保管情報
記憶手段(20)および前記保管情報特定手段(12
1)の他、前記ユーザー端末(30)からの操作に基づ
き、新規なユーザーの登録を受け付ける登録受付手段
(111)を有することを特徴とする臍帯血管理システ
ム(10)。
【0010】[3]前記管理サーバー(11)は、前記
登録受付手段(111)により新規なユーザーの登録を
受け付けた際に、該ユーザーに対して登録を受け付けた
旨の確認通知を送信する登録受付確認手段(112)を
有することを特徴とする[2]記載の臍帯血管理システ
ム(10)。
【0011】[4]前記登録受付手段(111)により
受け付けられたユーザーの登録は、所定条件が成立する
までは仮登録の状態で保留され、所定条件の成立に基づ
き本登録に移行することを特徴とする[2]または
[3]記載の臍帯血管理システム(10)。
【0012】[5]前記管理サーバー(11)は、前記
本登録への移行後にその登録ユーザーに対して、本人で
ある旨を識別するための識別子を発行する識別子発行手
段(113)を有することを特徴とする[4]記載の臍
帯血管理システム(10)。
【0013】[6]前記管理サーバー(11)は、登録
ユーザーからの依頼により新たに採取された臍帯血の検
査の依頼を指示する検査依頼手段(123)を有するこ
とを特徴とする[2],[3],[4]または[5]記
載の臍帯血管理システム(10)。
【0014】[7]前記管理サーバー(11)は、前記
ユーザー端末(30)からの操作に基づき、本人である
ユーザーに関する情報および臍帯血に関する情報を前記
ユーザー端末(30)の画面上に出力する情報照会手段
(114)を有することを特徴とする[2],[3],
[4],[5]または[6]記載の臍帯血管理システム
(10)。
【0015】[8]前記管理サーバー(11)は、前記
ユーザー端末(30)からの操作に基づき、本人である
ユーザーに関する情報の内容を変更するユーザー情報変
更手段(115)を有することを特徴とする[2],
[3],[4],[5],[6]または[7]記載の臍
帯血管理システム(10)。
【0016】[9]前記管理サーバー(11)は、該管
理サーバー(11)からの操作に基づき、個々の登録ユ
ーザーの臍帯血に関する情報の内容を変更する臍帯血情
報変更手段(124)を有することを特徴とする
[2],[3],[4],[5],[6],[7]また
は[8]記載の臍帯血管理システム(10)。
【0017】[10]前記管理サーバー(11)は、前
記ユーザー端末(30)からの操作に基づき、本人であ
るユーザー登録を抹消する登録抹消手段(116)を有
することを特徴とする[2],[3],[4],
[5],[6],[7],[8]または[9]記載の臍
帯血管理システム(10)。
【0018】[11]前記管理サーバー(11)は、該
管理サーバー(11)からの操作に基づき、個々の登録
ユーザーにおけるユーザーに関する情報および臍帯血に
関する情報のうち、特定の情報を検索して管理サーバー
(11)の画面上に出力する情報検索手段(122)を
有することを特徴とする[2],[3],[4],
[5],[6],[7],[8],[9]または[1
0]記載の臍帯血管理システム(10)。
【0019】[12]前記管理サーバー(11)は、前
記ユーザー端末(30)からの操作に基づき、本人自身
の臍帯血の利用の申し込みを受け付ける利用受付手段
(125)を有することを特徴とする[2],[3],
[4],[5],[6],[7],[8],[9],
[10]または[11]記載の臍帯血管理システム(1
0)。
【0020】[13]前記管理サーバー(11)は、前
記利用受付手段(125)により、本人自身の臍帯血の
利用の申し込みを受け付けた際に、該登録ユーザーに対
して利用の申し込みを受けた旨の確認通知を送信する利
用受付確認手段(126)を有することを特徴とする
[12]記載の臍帯血管理システム(10)。
【0021】[14]前記管理サーバー(11)は、前
記利用受付手段(125)の処理に基づき、本人の臍帯
血の運送の依頼を指示する運送依頼手段(127)を有
することを特徴とする[12]または[13]記載の臍
帯血管理システム(10)。
【0022】[15]前記臍帯血に関する情報には、臍
帯血の保管場所が属性データとして含まれることを特徴
とする[1],[2],[3],[4],[5],
[6],[7],[8],[9],[10],[1
1],[12],[13]または[14]記載の臍帯血
管理システム(10)。
【0023】[16]前記臍帯血に関する情報には、臍
帯血に関する検査結果が属性データとして含まれること
を特徴とする[1],[2],[3],[4],
[5],[6],[7],[8],[9],[10],
[11],[12],[13],[14]または[1
5]記載の臍帯血管理システム(10)。
【0024】[17]前記臍帯血に関する情報には、臍
帯血の利用の履歴が属性データとして含まれることを特
徴とする[1],[2],[3],[4],[5],
[6],[7],[8],[9],[10],[1
1],[12],[13],[14],[15]または
[16]記載の臍帯血管理システム(10)。
【0025】[18][1],[2],[3],
[4],[5],[6],[7],[8],[9],
[10],[11],[12],[13],[14],
[15],[16]または[17]記載の前記臍帯血管
理システム(10)としてコンピュータを機能させるこ
とを特徴とする臍帯血管理プログラム。
【0026】前記本発明は次のように作用する。本発明
に係る臍帯血管理システム(10)によれば、臍帯血の
採取依頼および保管、ないし臍帯血の採取元である本人
への提供を含む臍帯血管理に関する各種情報が処理され
る。かかる情報処理の一環として、保管情報記憶手段
(20)により、予め登録されたユーザーに関する情報
と、該登録ユーザー名義の依頼により出生時に採取され
保管に付された登録ユーザー自身の臍帯血に関する情報
とが対応付けられて保存される。
【0027】保管情報記憶手段(20)に蓄積されるユ
ーザーに関する情報および臍帯血に関する情報は、保管
情報特定手段(121)により、前記登録ユーザー名義
の請求に基づき、前記保管に付されている登録ユーザー
自身の臍帯血を提供するに際し、該臍帯血に関する情報
が特定されて出力される。それにより、保管に付された
複数ある臍帯血のうち、それぞれの登録ユーザー本人の
臍帯血を容易に特定することが可能となり、その利用に
際して効率良く迅速に提供することが可能となる。
【0028】このような臍帯血管理システム(10)
は、臍帯血管理に関する各種情報を処理する管理サーバ
ー(11)と、ユーザー本人またはその代理人が利用可
能なユーザー端末(30)とが通信ネットワークを通じ
て送受信可能に接続されて実現される。ここで前記保管
情報記憶手段(20)および前記保管情報特定手段(1
21)は、管理サーバー(11)によってそれぞれの機
能が実現されるが、さらに、管理サーバー(11)の登
録受付手段(111)により、ユーザー端末(30)か
らの操作に基づき、新規なユーザーの登録を受け付ける
ようにすると良い。
【0029】それにより、ユーザーの登録手続きを簡素
化することができ、しかもユーザーが特定の場所まで出
向かなくても、ユーザー端末(30)上から気軽に手続
きすることができる。なお、ユーザー端末(30)はユ
ーザー名義で操作されるが、通常は新生児である登録に
代わって、登録ユーザーの親権者が代理人として操作主
体となる。もちろん、登録ユーザー本人が成人して判断
能力を持った時には、登録ユーザー本人も自分自身のユ
ーザー名義で操作を行うことができるようにすると良
い。
【0030】また、管理サーバー(11)の登録受付確
認手段(112)により、前記登録受付手段(111)
により新規なユーザーの登録を受け付けた際に、該ユー
ザーに対して登録を受け付けた旨の確認通知を送信する
ようにすると良い。それにより、ユーザーは自分の登録
手続きが無事に受け付けられたか否かを容易に確認する
ことができる。確認通知を電子メールの送信により行え
ば、迅速に手続き受け付けの可否を確認することができ
る。
【0031】ここで登録受付手段(111)により受け
付けられたユーザーの登録は、所定条件が成立するまで
は仮登録の状態で保留され、所定条件の成立に基づき本
登録に移行するように設定すれば、不確定な登録を排す
ることができる。ここで所定の条件の成立とは、例えば
産後7日間経過までに本人(新生児)が死亡しないこと
等と適宜定めればよい。
【0032】また、管理サーバー(11)の識別子発行
手段(113)により、前記本登録への移行後にその登
録ユーザーに対して、本人である旨を識別するための識
別子を発行するように設定すれば、登録後の諸手続きの
際に容易に本人であるか否かを識別することが可能とな
る。例えば、本登録ごとに識別子として暗証番号等を自
動で割り当て、この暗証番号等を少なくとも記録したカ
ードを発行するようにすれば良い。
【0033】また、管理サーバー(11)の検査依頼手
段(123)により、新たに採取された臍帯血の検査の
依頼を検査会社等に指示することができる。ここでの指
示に基づく検査の結果は、管理サイド側へ送信あるいは
送付され、前記保管情報記憶手段(20)に臍帯血情報
の属性データとして保存されることになる。
【0034】また、管理サーバー(11)の情報照会手
段(114)により、ユーザー端末(30)からの操作
に基づき、本人である登録ユーザーに関する情報および
臍帯血に関する情報を、ユーザー端末(30)の画面上
に出力するように設定すれば、登録ユーザーは自分の情
報を随時確認することができる。ここで、ユーザー端末
(30)からの操作の際に、本人であるか否かを確認す
るために、前記識別子としての暗証番号の入力等を要求
するように設定すれば、他人に自分の情報を覗かれるこ
とを防ぐことができる。
【0035】また、管理サーバー(11)のユーザー情
報変更手段(115)により、ユーザー端末(30)か
らの操作に基づき、本人であるユーザーに関する情報の
内容を変更可能に設定すると良い。それにより、登録ユ
ーザーは、登録時に必要事項として入力した住所や電話
番号等にその後変更が生じた場合でも、容易にこれらの
内容を変更訂正することができる。ここでも、変更操作
時に前記暗証番号の入力を要求するように設定すると良
い。
【0036】また、管理サーバー(11)の臍帯血情報
変更手段(124)により、管理サーバー(11)から
の操作に基づき、個々の登録ユーザーの臍帯血に関する
情報の内容を変更することができる。それにより、その
後の検査によって当初の臍帯血自体に関する情報や、臍
帯血の保管場所、それに臍帯血の利用履歴等が変更され
た場合には、これらを新たな情報に容易に随時更新する
ことができる。
【0037】また、管理サーバー(11)の登録抹消手
段(116)により、ユーザー端末(30)からの操作
に基づき、本人であるユーザー登録を抹消できるように
設定すると良い。かかる登録抹消手段(116)によ
り、登録ユーザーは、その登録が何らかの理由で不要と
なった場合に、容易にその登録自体の抹消手続きを行う
ことができる。ここでも、登録の抹消操作時に、前記暗
証番号の入力を要求するように設定すると良い。なお、
登録抹消後は前記識別子による各種手続き時の認証は無
効となるように処分される。
【0038】また、管理サーバー(11)の情報検索手
段(122)により、管理サーバー(11)からの操作
に基づき、個々の登録ユーザーにおけるユーザーに関す
る情報および臍帯血に関する情報のうち、特定の情報を
検索して管理サーバー(11)の画面上に出力すること
ができる。例えば、管理者サイドが所望する特定の情報
をキーワードや各々の記録事項のAND条件等に基づき
検索して、管理サーバー(11)の画面上に出力するこ
とができる。
【0039】前記情報照会手段(114)が、ユーザー
端末(30)から本人の操作に基づき、本人に関する情
報のみを本人自身が参照できるのに対して、情報検索手
段(122)は、管理サーバー(11)からの操作に基
づき、登録ユーザーの総ての情報を検索できる点で、前
記情報照会手段(114)とは大きく相違する。なお、
情報検索手段(122)は、前述した保管情報特定手段
(121)に包含される機能であると言える。
【0040】また、管理サーバー(11)の利用受付手
段(125)により、ユーザー端末(30)からの操作
に基づき、本人自身の臍帯血の利用の申し込みが受け付
けられるように設定すると良い。かかる利用受付手段
(125)により、登録ユーザーにおける臍帯血の実際
の利用に関する申し込み手続きを簡素化することがで
き、しかも登録ユーザーが特定の場所まで出向かなくて
も、ユーザー端末(30)上から気軽に手続きすること
ができる。
【0041】ここでユーザー端末(30)からの利用の
申し込みは、登録ユーザー本人に代わって、登録ユーザ
ーの親権者(父・母)が代理人となって操作を行うこと
ができるし、ユーザー本人が成人して判断能力を持った
時には、ユーザー本人も自分自身のユーザー名義で操作
を行うことができる。
【0042】また、管理サーバー(11)の利用受付確
認手段(126)により、前記利用受付手段(125)
によって、本人自身の臍帯血の利用の申し込みを受け付
けた際に、該登録ユーザーに対して利用の申し込みを受
けた旨の確認通知を送信するように設定すると良い。そ
れにより、登録ユーザーは申し込み手続きが無事に受け
付けられたか否かを容易に確認することができる。確認
通知を電子メールの送信により行えば、迅速に手続き受
け付けの可否を確認することができる。
【0043】また、管理サーバー(11)の運送依頼手
段(127)により、前記利用受付手段(125)の処
理に基づき、本人の臍帯血の運送の依頼を運送会社等に
指示するように設定しても良い。それにより、保管元に
ある臍帯血を、登録ユーザー本人が治療を必要とする病
院まで迅速に運送することが可能となる。
【0044】さらにまた、前記臍帯血に関する情報に
は、具体的には例えば、臍帯血の保管場所、臍帯血に関
する検査結果、臍帯血の利用の履歴等を、それぞれ属性
データとして含ませると良い。それにより、これらの有
効な属性データを随時参照することが可能となる。
【0045】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明を代表
する一の実施の形態を説明する。本実施の形態に係る臍
帯血管理システム10は、臍帯血の採取依頼および保
管、ないし臍帯血の採取元である本人への提供を含む臍
帯血管理に関する各種情報を処理するものである。図1
は、臍帯血管理システム10の全体構成を概略的に示し
ている。
【0046】図1に示すように、臍帯血管理に関する各
種管理の業務全般は管理センタ1が行い、管理センタ1
には、電話回線や経路制御装置を介してインターネット
Aに接続された管理サーバー11が設置されている。一
般や会員(登録ユーザー)のユーザー端末30も、それ
ぞれ公衆電話回線等を介してインターネットAに接続さ
れる。
【0047】管理サーバー11や各ユーザー端末30
は、それぞれ固有のIP(Internet Protcol)アドレスに
よって互いに区別されると共に、IPアドレスを用いて
互いに送受信することができるように設定されている。
また、インターネットA上には、管理センタ1が運営管
理するウェブサイトBが設置されている。なお、インタ
ーネットAに接続された任意の端末を、ユーザー端末3
0とすることができる。
【0048】ウェブサイトBは、会員となる登録ユーザ
ー以外も閲覧可能な一般向けのものであり、臍帯血の採
取依頼および保管、ないし臍帯血の採取元である本人へ
の提供等を業務として行う管理センタ1の宣伝やPR、
各種情報提供、それに各種問い合わせ、資料請求の申し
込み、契約申し込みや利用申し込み等の窓口機能を有す
るように運営管理される。
【0049】もちろん、このウェブサイトBに付随する
サービスとして、登録ユーザー向けに、電子メールを利
用した専用の情報発信(双方向含む)を行ったり、登録
ユーザー同士による情報交換のためのフォーラムや掲示
板を設置しても良い。なお、管理センタ1に対する各種
問い合わせや資料請求、それに登録等の申し込みは、イ
ンターネットA以外でも、ファクスや電話それに実際の
受付窓口でも行えることは言うまでもない。
【0050】管理サーバー11は汎用コンピュータから
成り、図示省略したがCPUやRAM,ROM等の必要
な構成と共に、カラーあるいは白黒でのグラフィック表
示が可能なCRTやLCD等の画面と、キーボードやマ
ウス等の入力部を有する。また、外部記憶装置として、
保管情報記憶手段を成すデータベース20を備えてい
る。
【0051】管理サーバー11は、ユーザー登録やユー
ザー情報の管理に関する機能として、登録受付手段11
1、登録受付確認手段112、識別子発行手段113、
情報照会手段114、ユーザー情報変更手段115、登
録抹消手段116等の各機能を実現可能なものである。
【0052】登録受付手段111は、前記ウェブサイト
Bにアクセスしたユーザー端末30からの操作に基づ
き、新規なユーザーの登録を受け付ける手段である。登
録受付手段111の機能に基づき、新規ユーザーは、ウ
ェブサイトB内にあるリンクを辿って登録フォームのあ
るページを開き、親権者氏名(父・母)、住所、電話番
号、緊急連絡先、出産予定施設、出産予定日、それにメ
ールアドレス等の必要項目を入力して送信操作すること
により、画面上で登録を行うことができる。
【0053】ユーザー端末はユーザー名義で操作される
が、実際には新生児であるユーザー本人に代わって、ユ
ーザーの親権者(父・母)が代理人となって操作を行う
ことになる。ユーザー本人が成人して判断能力を持った
時には、ユーザー本人も自分自身のユーザー名義で操作
を行うことができる。
【0054】登録受付確認手段112は、前記登録受付
手段111により新規なユーザーの登録を受け付けた際
に、該ユーザーに対して登録を受け付けた旨の確認通知
を送信する手段である。ここで登録受付確認手段112
は、必要事項が総て記載されていることを条件として、
登録が無事に受け付けられた旨を明記した電子メール
を、インターネットA経由で自動的に送信するように設
定すると良い。
【0055】ここで登録受付手段112により受け付け
られたユーザーの登録は、所定条件が成立するまでは仮
登録の状態で保留され、所定条件の成立に基づき本登録
に移行するように設定されている。ここで所定の条件の
成立とは、例えば産後7日間経過までに本人(新生児)
が死亡しないこと等と適宜定めればよい。
【0056】識別子発行手段113は、前記本登録への
移行後にその登録ユーザーに対して、本人である旨を識
別するための識別子を発行する手段である。具体的に
は、本登録ごとに識別子として暗証番号を自動的に割り
当て、この暗証番号を少なくとも記録したユーザーカー
ドを発行するように設定する。なお、本登録によりユー
ザーに関する情報(以下、ユーザー情報)やユーザー自
身の臍帯血に関する情報(以下、臍帯血情報)が、それ
ぞれ対応付けられて後述するデーターベース20に保管
される。
【0057】情報照会手段114は、前記ウェブサイト
Bにアクセスしたユーザー端末30からの操作に基づ
き、本人に関するユーザー情報および臍帯血情報をユー
ザー端末30の画面上に出力する手段である。ここで、
ユーザー端末30からの操作の際に、本人であるか否か
を確認するために、前記ユーザーカードに記録された暗
証番号の入力を要求するように設定すると良い。
【0058】ユーザー情報変更手段115は、前記ウェ
ブサイトBにアクセスしたユーザー端末30からの操作
に基づき、本人に関するユーザー情報の内容を変更可能
とする手段である。かかるユーザー情報変更手段115
により、登録ユーザーは、登録時に必要事項として入力
した住所や電話番号等にその後変更が生じた場合でも、
容易にこれらの内容を変更訂正することができる。ここ
でも、変更操作時に前記ユーザーカードに記録された暗
証番号の入力を要求するように設定すると良い。
【0059】登録抹消手段116は、前記ウェブサイト
Bにアクセスしたユーザー端末30からの操作に基づ
き、本人であるユーザー登録を抹消可能とする手段であ
る。かかる登録抹消手段116により、登録ユーザー
は、その登録が何らかの理由で不要となった場合に、容
易にその登録自体の抹消手続きを行うことができる。こ
こでも、登録の抹消操作時に、前記ユーザーカードに記
録された暗証番号の入力を要求するように設定すると良
い。なお、登録抹消後は前記ユーザーカードは無効とな
るように処分される。
【0060】また、管理サーバー11は、臍帯血の保管
に関する機能として、保管情報特定手段121、情報検
索手段122、検査依頼手段123、臍帯血情報変更手
段124、利用受付手段125、利用受付確認手段12
6、運送依頼手段127等の各種機能も実現可能なもの
である。
【0061】このうち保管情報特定手段121は、前記
登録ユーザー名義の請求に基づき、既に保管に付されて
いる登録ユーザー自身の臍帯血を提供するに際し、該臍
帯血に関する情報を特定して出力するための手段であ
る。すなわち、保管情報特定手段121によって、デー
ターベース20に蓄積されている多数の登録ユーザーの
情報の中から、前記請求に係る登録ユーザーに関する臍
帯血情報を容易に特定することができる。かかる保管情
報特定手段121は、次述する情報検索手段122を包
含するものである。
【0062】情報検索手段122は、管理サーバー11
からの操作に基づき、個々の登録ユーザーに関するユー
ザー情報および臍帯血情報のうち、所望する特定の情報
をキーワードや各々の記録事項のAND条件等に基づき
検索して、管理サーバー11の画面上に出力する手段で
ある。例えば、登録ユーザーの氏名や会員番号等から容
易に検索できるように設定されている。
【0063】検査依頼手段123は、管理サーバー11
からの操作に基づき、登録ユーザーからの依頼あるいは
管理センタ1の判断により、新たに採取された臍帯血の
検査の依頼を検査会社等に指示する手段である。ここで
検査としては、各種スクリーニング検査であり、具体的
には例えば、不規則抗体検査、梅毒血清学的検査、HB
ウィルス関連検査、ALT(GPT)検査、HIV抗体
検査、HTLV−I抗体検査等が挙げられる。なお、検
査の結果は、管理センタ1側へ送信あるいは送付され、
データーベース20に臍帯血情報の属性データとして記
憶されることになる。
【0064】臍帯血情報変更手段124は、管理サーバ
ー11からの操作に基づき、個々の登録ユーザーに関す
る臍帯血情報の内容を変更する手段である。例えば、そ
の後の検査によって当初の臍帯血自体に関する情報や、
臍帯血の保管場所、それに臍帯血の利用履歴が変更され
た場合には、臍帯血情報変更手段124によって新たな
情報に随時更新することができるように設定されてい
る。
【0065】利用受付手段125は、前記ウェブサイト
Bにアクセスしたユーザー端末30からの操作に基づ
き、本人自身の臍帯血の利用の申し込みを受け付ける手
段である。かかる利用受付手段125の機能に基づき、
登録ユーザーは、ウェブサイトB内にあるリンクを辿っ
て利用申請フォームのあるページを開き、利用の申し込
みを送信することができる。
【0066】ここでユーザー端末30からの利用の申し
込みは、登録ユーザー本人に代わって、登録ユーザーの
親権者(父・母)が代理人となって操作を行うことがで
きるし、ユーザー本人が成人して判断能力を持った時に
は、ユーザー本人も自分自身のユーザー名義で操作を行
うことができる。
【0067】利用受付確認手段126は、前記利用受付
手段125により本人自身の臍帯血の利用の申し込みを
受け付けた際に、その登録ユーザーに対して申し込みを
受け付けた旨の確認通知を送信する手段である。ここで
利用受付確認手段126は、必要事項が総て記載されて
いることを条件として、利用の申し込みが無事に受け付
けられた旨を明記した電子メールを、インターネットA
経由で自動的に送信するように設定すると良い。
【0068】運送依頼手段127は、前記利用受付手段
125の処理に基づき、本人の臍帯血の運送の依頼を運
送会社等に指示する手段である。ここで運送依頼手段1
27は、運送会社等に対して、臍帯血の届け先である病
院の所在地や連絡先、希望到着日付、使用予定日付、出
庫予定日付等の必要事項が記載されている電子メール
を、インターネットA経由で自動的に送信するように設
定すると良い。
【0069】さらにまた、管理サーバー11は、前述し
た各種手段の他にも、会員入出金の管理を実行したり、
取引先入出金の管理を実行する入出金管理手段や、提携
病院や検査機関それに運搬会社等の提携先情報の管理を
実行する提携先管理手段等の各種機能を備えている。
【0070】また、管理サーバー11に接続されたデー
ターベース20は、予め登録されたユーザーに関する情
報を記憶するユーザー情報記憶部21と、保管に付され
た登録ユーザー自身の臍帯血に関する情報を記憶する臍
帯血情報記憶部22の他、提携先情報記憶部23や入出
金情報記憶部24を有している。
【0071】このうち特に、ユーザー情報記憶部21に
蓄積されるユーザー情報と、臍帯血情報記憶部22に蓄
積される臍帯血情報とは、互いに対応付けられて保存さ
れており、ユーザー情報記憶部21および臍帯血情報記
憶部22が保管情報記憶手段を成している。
【0072】ユーザー情報記憶部21には、ユーザー情
報として、ユーザー登録時に記入された親権者氏名(父
・母)、住所、電話番号、緊急連絡先、出産予定施設、
出産予定日、それにメールアドレス等がそれぞれ属性デ
ータとして少なくとも保存される。
【0073】臍帯血情報記憶部22には、臍帯血情報と
して、その採取元である登録ユーザーの氏名、臍帯血の
保管入庫日時や保管場所、各種検査結果、それに利用の
履歴等がそれぞれ属性データとして少なくとも保存され
る。
【0074】提携先情報記憶部23には、保管業務に係
る入会金や会費に関する登録ユーザー入出金管理情報
や、病院、運送会社、検査会社、それに銀行等の取引先
に関する取引先入出金管理情報等が保存される。また、
入出金情報記憶部24には、病院、運送会社、検査会
社、それに銀行等の提携先に関する諸々の提携先管理情
報等が保存される。
【0075】ユーザー端末30は、例えば一般のパーソ
ナルコンピュータから成り、図示省略したが、それぞれ
CPUやRAM,ROM等の必要な構成と共に、カラー
あるいは白黒でのグラフィック表示が可能なCRTやL
CD等の画面と、キーボードやマウス等の入力部を有す
る。
【0076】ユーザー端末30にはWWWブラウザが搭
載されており、所定の操作に基づき、インターネットA
を介して前記ウェブサイトBや管理サーバー11等にア
クセスでき、転送されてきたHTMLファイルがWWW
ブラウザに読み込まれて、画面上に表示されるようにな
っている。なお、ユーザー端末30は、パーソナルコン
ピュータに限られるものではなく、他の情報通信機器を
利用することもできる。
【0077】また、前記臍帯血管理システム10とし
て、コンピュータである管理サーバー11やユーザー端
末30コンピュータを機能させる臍帯血管理プログラム
は、管理サーバー11またはデーターベース20に記録
されたものに限らず、CD−ROM、光磁気ディスクあ
るいはフロッピー(登録商標)ディスク等の磁気的、ま
たは光学的に記憶可能な可搬型記録媒体に記録されてい
ても良いものである。
【0078】次に本臍帯血管理システム10の作用を説
明する。図2および図3は、管理センタ1における臍帯
血に関連する各種手続きを模式的に示している。このよ
うに本臍帯血管理システム10は、臍帯血管理に関する
各種情報を処理する管理サーバー11と、ユーザー本人
またはその代理人が利用可能なユーザー端末30とが、
インターネットAを通じて送受信可能に接続されて実現
される。
【0079】図4は、管理センタ1における臍帯血に関
連する手続き全体を大まかに経時的に示している。ここ
で臍帯血とは、胎盤および胎盤に含まれている血液をい
うが、臍帯血そのものに限られることなく、臍帯血より
分離された造血幹細胞や白血球分画を指す場合もあるも
のとする。
【0080】先ず、図4のステップS10において、新
規のユーザーが管理センタ1に対して臍帯血利用に関す
る登録を行うためには、ユーザー端末30からインター
ネットA上にあるウェブサイトBに接続し、そこで登録
フォームのあるページを開き、親権者氏名(父・母)、
住所、電話番号、緊急連絡先、それにメールアドレス等
の必要項目を入力して送信操作する。ここでの手続き
は、管理サーバー11の登録受付手段111により制御
され、ユーザー自身が特定の場所まで出向かなくても、
ユーザー端末30上から容易に行うことができる。
【0081】必要事項の入力に誤りがなければ、図4の
ステップS11において、仮のユーザー登録が管理サー
バー11で自動的に承認されることになり、管理サーバ
ー11の登録受付確認手段112により、ユーザーに対
して登録を受け付けた旨の確認通知が送信される。
【0082】すなわち、登録受付確認手段112の制御
により、必要事項が総て記載されていることを条件に、
登録が無事に受け付けられた旨を明記した電子メール
が、インターネットA経由で自動的にユーザー端末30
に送信される。それにより、ユーザーは自分の登録手続
きが無事に受け付けられたか否かを容易かつ迅速に確認
することができる。
【0083】登録手続き時において、ユーザー端末30
はユーザー名義で操作されるが、実際には新生児である
ユーザー本人に代わって、ユーザーの親権者(父・母)
が代理人となって操作を行うことになる。ユーザー本人
が成人して判断能力を持った時には、ユーザー本人も自
分自身のユーザー名義で各種操作を行うことができるよ
うになる。
【0084】ただし、ユーザー登録が無事に受け付けら
れても、図5に示すように、所定条件が成立するまでは
仮登録の状態で保留され(ステップS11−1)、所定
条件の成立に基づき本登録に移行する。それにより、不
確定な状態における登録を排することができる。
【0085】ここで所定の条件の成立とは、例えば産後
7日間経過までに本人(新生児)が死亡しないこと等と
適宜定められている。なお、産後7日間経過までに本人
(新生児)が死亡した場合(ステップS11−1でYe
s)には、後述する登録抹消(退会)手続きに移行する
(ステップS300)。
【0086】本登録に移行した時点で、図4のステップ
S12に示すユーザー登録が実行される。このとき、管
理サーバー11の識別子発行手段113により、登録ユ
ーザーに対して、本人である旨を識別するための識別子
となる暗証番号が自動的に割り当てられる。
【0087】そして、この暗証番号等が記録されたユー
ザーカードが、登録ユーザーの元へ発行される。また、
本登録により、新たに追加された情報を含むユーザー情
報および臍帯血情報が、後述するデーターベース20に
それぞれ対応付けられて保管されることになる。
【0088】前記登録の申し込み後、本登録の前には、
ユーザーが出産される病院41で、本人の出生時に生母
から本人自身の臍帯血が担当医師によって採取される。
胎盤および臍帯から臍帯血を採取する方法には、具体的
には例えば、出産後であってまだ胎盤が子宮内に存在し
ている時に採取する娩出前採取や、胎盤が子宮外に娩出
された後に採取する娩出後採取等がある。
【0089】ここで採取された臍帯血は、図4のステッ
プS13に示す検査に付される。すなわち、登録ユーザ
ーからの依頼あるいは管理センタ1の判断により、新た
に採取された臍帯血の検査の依頼が、管理サーバー11
の検査依頼手段123によって提携先の検査会社42に
指示される。
【0090】検査会社42で実施される検査は、例え
ば、不規則抗体検査、梅毒血清学的検査、HBウィルス
関連検査、ALT(GPT)検査、HIV抗体検査、H
TLV−I抗体検査等が挙げられる。このような検査
は、臍帯血の保管前に限られるものではなく、保管中に
おいても定期的に行うように管理しても良い。なお、検
査の結果は、管理センタ1側へ速やかに送信あるいは送
付され、データーベース20に臍帯血情報の属性データ
として保存される。
【0091】検査で異常が発見されなかった臍帯血は、
図4のステップS14において、検査会社42から速や
かに管理センタ1に付設された専用の研究施設に運ばれ
た後、臍帯血から分離採取された幹細胞が最新鋭の設備
を備えた保管室にて、安全かつ衛生的に液体窒素(−1
96℃)により瞬間冷凍され、そのまま冷凍保管され
る。なお、以下に便宜上、幹細胞であっても臍帯血とい
う言葉で統一する。
【0092】臍帯血が冷凍保管されている期間中に、図
5に示すように、登録ユーザー本人が死亡した場合(ス
テップS12−1でYes)、後述する登録抹消(退
会)手続きに移行する(ステップS300)。また、登
録ユーザーの住所や電話番号、親権者の死亡等、本人に
関するユーザー情報の内容に変更が生じた場合(ステッ
プS12−2でYes)、図6に示す変更手続きに移行
する(ステップS100)。
【0093】図6に示す変更手続きでは、登録ユーザー
本人に関するユーザー情報の内容に何らかの変更が生じ
た場合(ステップS101)、登録ユーザーは、前記ウ
ェブサイトBにアクセスしたユーザー端末30からの操
作に基づき、本人に関するユーザー情報の内容を適宜変
更することができる(ステップS102)。
【0094】かかる変更手続きは、管理サーバー11の
ユーザー情報変更手段115により制御されるが、これ
により登録ユーザーは、登録時に必要事項として入力し
た住所や電話番号等がその後変更された場合でも、容易
にこれらの内容を変更訂正することができる。なお、ユ
ーザー端末30からの変更操作時には、前記ユーザーカ
ードに記録された暗証番号の入力が要求されるので、不
正な情報書き換えを防止することができる。
【0095】また、管理サーバー11の臍帯血情報変更
手段124によれば、ユーザー端末30ではなく管理サ
ーバー11からの操作に基づき、個々の登録ユーザーに
関する臍帯血情報の内容を変更することができる。それ
により、その後の検査によって当初登録された臍帯血の
検査結果や、臍帯血の保管場所、それに臍帯血の利用履
歴等が変更された場合には、これらを新たな情報に容易
に随時更新することができる。
【0096】臍帯血が冷凍保管されている期間中には、
管理サーバー11の情報照会手段114により、登録ユ
ーザーはユーザー端末30からの操作に基づき、自分の
ユーザー情報や臍帯血情報をユーザー端末30の画面上
に出力することができる。それにより、登録ユーザーは
自分の情報を随時確認することができる。かかる照会操
作時にも、本人であるか否かを確認するためにユーザー
カードに記録された暗証番号を入力することが必要であ
るので、他人にプライバシーを覗かれる虞はないない。
【0097】個々の登録ユーザーに関するユーザー情報
は、管理サーバー11に接続されたデーターベース20
のユーザー情報記憶部21に記憶され、また各ユーザー
情報に対応付けられた臍帯血情報は、同じくデーターベ
ース20の臍帯血情報記憶部22に記憶されて、それぞ
れ累積されまた必要に応じて変更更新される。
【0098】データーベース20に蓄積されるユーザー
情報および臍帯血情報は、管理サーバー11の保管情報
特定手段121により、個々の登録ユーザー名義の請求
に基づき、保管に付されている登録ユーザー自身の臍帯
血を提供するに際し、個々の登録ユーザー毎に特定され
て出力される。それにより、保管に付された多数の臍帯
血のうち、それぞれの登録ユーザー本人の臍帯血を容易
に特定することが可能となり、その利用に際して効率良
く迅速に提供することが可能となる。
【0099】かかる保管情報特定手段121の機能は、
具体的には情報検索手段122によって具現化される。
すなわち、情報検索手段122により、管理サーバー1
1からの操作に基づき、個々の登録ユーザーに関するユ
ーザー情報および臍帯血情報のうち、所望する特定の情
報を各記録事項のAND条件等に基づき検索して、管理
サーバー11の画面上に出力することができる。例え
ば、登録ユーザーの氏名や会員番号等のキーワードを入
力するだけで、該登録ユーザー本人に関するユーザー情
報および臍帯血情報を容易かつ迅速に検索することがで
きる。
【0100】前記情報照会手段114は、ユーザー端末
30から登録ユーザー本人の操作に基づき、本人に関す
る情報のみを本人自身が参照できるのに対して、情報検
索手段122は、管理サーバー11からの操作に基づ
き、各登録ユーザー総てに関する情報を検索できる点で
前記情報照会手段114とは大きく異なる。
【0101】図4のステップS15において、登録ユー
ザーが管理センタ1に対して臍帯血利用の申請を行うた
めには、ユーザー端末30からインターネットA上にあ
るウェブサイトBに接続し、そこで利用申請フォームの
あるページを開き、登録ユーザー本人の氏名や住所、電
話番号、それにメールアドレス等の必要項目を入力した
利用の申し込みを送信する。ここでの手続きは、管理サ
ーバー11の利用受付手段125により制御され、ユー
ザー自身が特定の場所まで出向かなくても、ユーザー端
末30上から容易に利用依頼を申請することができる。
【0102】利用申請に係る必要事項の入力に誤りがな
ければ、管理サーバー11の利用受付手段125によ
り、その登録ユーザーに対して利用の申し込みを受けた
旨の確認通知が送信される。すなわち、確認通知や利用
条件等が明記された電子メールが、インターネットA経
由で自動的にユーザー端末30に送信される。それによ
り、登録ユーザーは申し込み手続きが無事に受け付けら
れたか否かを容易に確認することができる。
【0103】このように臍帯血の利用の申請があった時
には、その登録ユーザーに係る情報が前記保管情報特定
手段121ないし情報検索手段122によってデーター
ベース20から検索され、これらの情報に基づき、実際
の利用に際しての諸々の前提条件を総て満たしているか
否かが判断される。ここで前提条件を満たせば、図4の
ステップS16において、運送会社43に対して臍帯血
の運送が依頼される。
【0104】すなわち、管理サーバー11の運送依頼手
段127により、前記利用受付手段125の処理に基づ
き、臍帯血の運送の依頼が運送会社43に指示される。
ここで運送依頼手段127は、運送会社43に対して、
臍帯血の届け先である病院の所在地や連絡先、希望到着
日付、使用予定日付、出庫予定日付等の必要事項が記載
されている電子メールを、インターネットA経由で自動
的に送信する。
【0105】それにより、管理センタ1側に今まで保管
されていた臍帯血を、各種疾病の治療等を理由とする本
人からの要求に基づき、本人に病院41を通して提供す
べく配車等の運送手続きを迅速に行うことができる。こ
こでの病院41は、臍帯血を利用しての治療設備の整っ
た病院であり、登録ユーザー本人が出産された病院41
とは限らない。
【0106】臍帯血中の幹細胞が血液の難病に大変効果
があるということは既に周知の事実であり、中でも、各
種白血病、多発性骨髄腫、再生不良性貧血、重度複合免
疫不全症、赤血球貧血症等の治療に実際に使用されて大
きな効果をあげてきている。図4のステップS16,S
17において、病院41に到着した臍帯血は、解凍され
て登録ユーザー本人の治療に利用される。
【0107】ところで、臍帯血の保管期間は、登録から
当初は例えば20年等と所定期間が定められており、図
5において、臍帯血の利用の申請もなく(ステップS1
8でNo)、保管されたままの状態で所定期間が経過す
ると、登録ユーザーはその登録を更新することで(ステ
ップS200)、登録に基づく本人自身の臍帯血の保管
期間を延長申請することができる。
【0108】詳しくは図7に示すように、登録日から2
0年の所定期間が経過すると、第1回目の登録更新が必
要となり(ステップS201でYes)、その諸手続き
を完了すると、次回以降の更新手続きは例えば10年に
変更される(ステップS202)。また、登録手続きの
当事者を、今までの登録ユーザーの代理人である親権者
から登録ユーザー本人に切り替えることもできるように
すると良い。
【0109】そして、2回目以降の更新時には、10年
が経過する際にその満了前の所定期間内に、管理センタ
1から登録ユーザーに対して登録更新に関する案内等が
通知され(ステップS203)、これに基づき登録ユー
ザーが実際に更新手続きを完了すると、さらに次の更新
時までの10年間、登録と共に本人自身の臍帯血の保管
が延長される(ステップS204でYes)。
【0110】一方、更新しない場合(ステップS204
でNo)の他、図5において、産後7日間経過までに本
人(新生児)が死亡した場合(ステップS11−1でY
es)、登録ユーザー本人が死亡した場合(ステップS
12−1でYes)、また臍帯血が利用に付された場合
(ステップS18)には、何れも登録抹消(退会)の手
続きに移行する(ステップS300)。
【0111】このように何らかの理由で登録が不要とな
った場合、登録ユーザーまたはその代理人は、前記ウェ
ブサイトBにアクセスしたユーザー端末30からの操作
に基づき、本人であるユーザー登録を抹消(退会)する
ことができる。登録抹消に係る手続きは、管理サーバー
11の登録抹消手段116によって実現され、かかる手
続き時にもユーザー端末30ではユーザーカードに記録
された暗証番号を入力することが必要となる。なお、登
録抹消後は前記ユーザーカードは無効となるように処分
される。
【0112】以上、本発明の実施の形態を図面によって
説明してきたが、具体的な構成はこれらの実施の形態に
限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲
における変更や追加があっても本発明に含まれる。な
お、ユーザー本人が成人し判断能力を持った時には、血
液バンクや骨髄バンク、各種臓器バンクの如く不特定多
数の登録ユーザー(他人)に一定条件下で提供できるよ
うにしても良い。
【0113】また、管理サーバー11を運営する管理セ
ンタ1の臍帯血に関連する事業は、前述した臍帯血の採
取依頼および保管、ないし臍帯血の採取元である本人へ
の提供だけに限られるものではなく、臍帯血の分析や培
養やこれに基づく再生医療技術の研究、その他、これら
に関連した付帯事業も含まれる。
【0114】
【発明の効果】本発明に係る臍帯血管理システムによれ
ば、保管情報記憶手段に蓄積されるユーザーに関する情
報および臍帯血に関する情報は、保管情報特定手段によ
り、登録ユーザー名義の請求に基づき、保管に付されて
いる登録ユーザー自身の臍帯血を提供するに際し、該臍
帯血に関する情報が特定されて出力されるから、保管に
付された複数ある臍帯血のうち、それぞれの登録ユーザ
ー本人の臍帯血を容易に特定することが可能となり、そ
の利用に際して効率良く迅速に臍帯血を提供することが
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る臍帯血管理システ
ムを示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施の形態に係る臍帯血管理システ
ムにおけるユーザー登録および出産時の手続きを模式的
に示す説明図である。
【図3】本発明の一実施の形態に係る臍帯血管理システ
ムにおいて保管に付されていた臍帯血を利用する際に手
続きを模式的に示す説明図である。
【図4】本発明の一実施の形態に係る臍帯血管理システ
ムにおける臍帯血に関連する手続き全体を大まかに経時
的に示すフローチャートである。
【図5】本発明の一実施の形態に係る臍帯血管理システ
ムにおけるユーザー登録ないし臍帯血の利用に関する手
続きを示すフローチャートである。
【図6】本発明の一実施の形態に係る臍帯血管理システ
ムにおけるユーザー情報等の変更に関する手続きを示す
フローチャートである。
【図7】本発明の一実施の形態に係る臍帯血管理システ
ムにおけるユーザー登録の更新に関する手続きを示すフ
ローチャートである。
【符号の説明】
A…インターネット B…ウェブサイト 1…管理センタ 10…臍帯血管理システム 11…管理サーバー 20…データーベース 21…ユーザー情報記憶部 22…臍帯血情報記憶部 23…提携先情報記憶部 24…入出金情報記憶部 30…ユーザー端末 41…病院 42…検査会社 43…運送会社 111…登録受付手段 112…登録受付確認手段 113…識別子発行手段 114…情報照会手段 115…ユーザー情報変更手段 116…登録抹消手段 121…保管情報特定手段 122…情報検索手段 123…検査依頼手段 124…臍帯血情報変更手段 125…利用受付手段 126…利用受付確認手段 127…運送依頼手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 将夫 東京都世田谷区中町5−24−19 (72)発明者 田邉 智章 神奈川県大和市中央林間1−1−11−1001 (72)発明者 宍戸 良元 東京都世田谷区上祖師谷2−18−11

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】臍帯血の採取依頼および保管、ないし臍帯
    血の採取元である本人への提供を含む臍帯血管理に関す
    る各種情報を処理する臍帯血管理システムであって、 予め登録されたユーザーに関する情報と、該登録ユーザ
    ー名義の依頼により出生時に採取され保管に付された登
    録ユーザー自身の臍帯血に関する情報とを対応付けて保
    存する保管情報記憶手段と、 前記登録ユーザー名義の請求に基づき、前記保管に付さ
    れている登録ユーザー自身の臍帯血を提供するに際し、
    該臍帯血に関する情報を特定して出力する保管情報特定
    手段とを有することを特徴とする臍帯血管理システム。
  2. 【請求項2】臍帯血の採取依頼および保管、ないし臍帯
    血の採取元である本人への提供を含む臍帯血管理に関す
    る各種情報を処理する管理サーバーと、前記本人または
    その代理人が利用可能なユーザー端末とが通信ネットワ
    ークを通じて送受信可能に接続されて成る臍帯血管理シ
    ステムであって、 前記管理サーバーは、請求項1記載の前記保管情報記憶
    手段および前記保管情報特定手段の他、 前記ユーザー端末からの操作に基づき、新規なユーザー
    の登録を受け付ける登録受付手段を有することを特徴と
    する臍帯血管理システム。
  3. 【請求項3】前記管理サーバーは、前記登録受付手段に
    より新規なユーザーの登録を受け付けた際に、該ユーザ
    ーに対して登録を受け付けた旨の確認通知を送信する登
    録受付確認手段を有することを特徴とする請求項2記載
    の臍帯血管理システム。
  4. 【請求項4】前記登録受付手段により受け付けられたユ
    ーザーの登録は、所定条件が成立するまでは仮登録の状
    態で保留され、所定条件の成立に基づき本登録に移行す
    ることを特徴とする請求項2または3記載の臍帯血管理
    システム。
  5. 【請求項5】前記管理サーバーは、前記本登録への移行
    後にその登録ユーザーに対して、本人である旨を識別す
    るための識別子を発行する識別子発行手段を有すること
    を特徴とする請求項4記載の臍帯血管理システム。
  6. 【請求項6】前記管理サーバーは、登録ユーザーからの
    依頼により新たに採取された臍帯血の検査の依頼を指示
    する検査依頼手段を有することを特徴とする請求項2,
    3,4または5記載の臍帯血管理システム。
  7. 【請求項7】前記管理サーバーは、前記ユーザー端末か
    らの操作に基づき、本人であるユーザーに関する情報お
    よび臍帯血に関する情報を前記ユーザー端末の画面上に
    出力する情報照会手段を有することを特徴とする請求項
    2,3,4,5または6記載の臍帯血管理システム。
  8. 【請求項8】前記管理サーバーは、前記ユーザー端末か
    らの操作に基づき、本人であるユーザーに関する情報の
    内容を変更するユーザー情報変更手段を有することを特
    徴とする請求項2,3,4,5,6または7記載の臍帯
    血管理システム。
  9. 【請求項9】前記管理サーバーは、該管理サーバーから
    の操作に基づき、個々の登録ユーザーの臍帯血に関する
    情報の内容を変更する臍帯血情報変更手段を有すること
    を特徴とする請求項2,3,4,5,6,7または8記
    載の臍帯血管理システム。
  10. 【請求項10】前記管理サーバーは、前記ユーザー端末
    からの操作に基づき、本人であるユーザー登録を抹消す
    る登録抹消手段を有することを特徴とする請求項2,
    3,4,5,6,7,8または9記載の臍帯血管理シス
    テム。
  11. 【請求項11】前記管理サーバーは、該管理サーバーか
    らの操作に基づき、個々の登録ユーザーにおけるユーザ
    ーに関する情報および臍帯血に関する情報のうち、特定
    の情報を検索して管理サーバーの画面上に出力する情報
    検索手段を有することを特徴とする請求項2,3,4,
    5,6,7,8,9または10記載の臍帯血管理システ
    ム。
  12. 【請求項12】前記管理サーバーは、前記ユーザー端末
    からの操作に基づき、本人自身の臍帯血の利用の申し込
    みを受け付ける利用受付手段を有することを特徴とする
    請求項2,3,4,5,6,7,8,9,10または1
    1記載の臍帯血管理システム。
  13. 【請求項13】前記管理サーバーは、前記利用受付手段
    により、本人自身の臍帯血の利用の申し込みを受け付け
    た際に、該登録ユーザーに対して利用の申し込みを受け
    た旨の確認通知を送信する利用受付確認手段を有するこ
    とを特徴とする請求項12記載の臍帯血管理システム。
  14. 【請求項14】前記管理サーバーは、前記利用受付手段
    の処理に基づき、本人の臍帯血の運送の依頼を指示する
    運送依頼手段を有することを特徴とする請求項12また
    は13記載の臍帯血管理システム。
  15. 【請求項15】前記臍帯血に関する情報には、臍帯血の
    保管場所が属性データとして含まれることを特徴とする
    請求項1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,1
    1,12,13または14記載の臍帯血管理システム。
  16. 【請求項16】前記臍帯血に関する情報には、臍帯血に
    関する検査結果が属性データとして含まれることを特徴
    とする請求項1,2,3,4,5,6,7,8,9,1
    0,11,12,13,14または15記載の臍帯血管
    理システム。
  17. 【請求項17】前記臍帯血に関する情報には、臍帯血の
    利用の履歴が属性データとして含まれることを特徴とす
    る請求項1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,
    11,12,13,14,15または16記載の臍帯血
    管理システム。
  18. 【請求項18】請求項1,2,3,4,5,6,7,
    8,9,10,11,12,13,14,15,16ま
    たは17記載の前記臍帯血管理システムとしてコンピュ
    ータを機能させることを特徴とする臍帯血管理プログラ
    ム。
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