JP2003141211A - 環境負荷情報装置 - Google Patents

環境負荷情報装置

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JP2003141211A
JP2003141211A JP2001341092A JP2001341092A JP2003141211A JP 2003141211 A JP2003141211 A JP 2003141211A JP 2001341092 A JP2001341092 A JP 2001341092A JP 2001341092 A JP2001341092 A JP 2001341092A JP 2003141211 A JP2003141211 A JP 2003141211A
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Hiroyuki Mori
浩之 森
Kazumoto Satake
一基 佐竹
Masaki Kanno
正喜 管野
Ritsuko Inoue
律子 井上
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Abstract

(57)【要約】 【課 題】 本発明は、LCA評価の土台となる環境
負荷情報を集中して蓄積することにより、簡易に環境負
荷情報を登録および利用することができる環境負荷情報
装置を提供する。 【解決手段】 環境負荷情報の利用者の端末と接続され
ている装置であって、(a)環境負荷情報を蓄積する手
段と、(b)前記利用者の端末から送信されてくる検索
条件を入力する手段と、(c)前記検索条件に合致する
環境負荷情報を前記(a)の手段に蓄積されている環境
負荷情報の中から検索する手段と、(d)検索結果とし
て得られる環境負荷情報を前記利用者の端末に送信する
手段とを有することを特徴とする環境負荷情報装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、工業製品のライフ
サイクルに渡る環境負荷を定量的に計算するための土台
となる部品個々の素材使用量やエネルギー使用量などの
データを、好ましくはインターネット等のネットワーク
回線を利用して入力、蓄積し、また検索、利用するため
の装置およびシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】環境問題への意識の高まりとともに、工
業製品のライフサイクルに渡る環境負荷を計算し評価す
る、いわゆるLCA(Life Cycle Assessment)評価が
普及し始めてきた。このLCA評価を行うための装置、
システムまたは方法としては、既にいくつかの特許出願
がなされている(特開平11-353384、特開平10-57936、
特開平10-228309等)。これらLCA評価の仕組みは、
ソフトウェア的には、計算の基礎となる情報と、その情
報を加工する計算プログラムと、利用者がその都度情報
を入力するユーザーインターフェースプログラムから主
として構成される。また、前記LCA評価は、ハードウ
ェア的には、前記ソフトウェアを格納する外部記憶装置
とプログラムを実行する処理部、外部からの入力を受け
付ける入力部/表示部から成る。
【0003】前記LCA評価において、例を用いて実際
の計算の仕組みを詳しく説明する。まず、個々の工程に
おける物質やエネルギーの入出力を記述したデータを予
め作成しておく。個々の工程には様々なものがあるが、
例えば電源用トランスとかプラスチック部品などの部品
製造工程や、これらの部品の輸送工程、組立工程等が挙
げられる。また、エネルギーの製造や消費に関する工程
として、電力消費の工程、都市ガス燃焼の工程等も挙げ
られる。ここでは、これらを総称して、インベントリデ
ータと呼ぶ。図1にインベントリデータの例を示す。イ
ンベントリデータは、一般に他のインベントリデータを
入力の際に引用して作成されることが多い。そのため、
相互のつながりをもっている。
【0004】図2はインベントリデータどうしの繋がり
を示す図である。この例では、電源トランスのインベン
トリデータは、銅線、フェライト、エポキシ樹脂という
素材製造のインベントリデータ、および電力消費のイン
ベントリデータを引用している。次に、対象とする製品
を製造するために必要な入出力を記述したインベントリ
データを作る。図2ではこの例として製品Aを製造する
とした場合を示した。製品Aのインベントリデータは、
上述のようにして作製された部品(電源トランスと筐
体)のインベントリデータ、および電力消費のインベン
トリデータを引用している。さらに、生産工程における
排出物などの出力データが付加される場合もある。最後
に、それぞれのインベントリデータの環境負荷を積上げ
て製品A全体の環境負荷を計算する。図2の例では環境
負荷をCO排出量とし、製品Aを1台製造につき、4
30gのCO排出がある、と計算されている。このよ
うに、製品の製造に伴う環境負荷を計算するためには、
製品の構成部品や製造エネルギーなどのインベントリデ
ータを事前に用意する必要がある。特に、構成部品のイ
ンベントリデータは、その部品の製造業者に提供しても
らう必要がある。
【0005】しかしながら、実際には次のような問題点
がある。組立品製造業者にとっては、自社の製品を構成
するすべての部品のインベントリデータを入手するのは
容易ではない。特に構造が複雑な製品となると、構成部
品の種類は数百点から千点以上にもなることが多い。そ
のため、全部品のインベントリデータを入手するのは多
大な労力を要する。部品製造業者にとって、自社製品の
インベントリデータを収集、整理、入力するのは手間と
時間がかかるものである。また、そのインベントリデー
タを組立品製造業者などの他者へ提供しても、その労力
に見合うメリットがなかった。つまり、企業利益上、積
極的にデータを採取して他者へ提供するインセンティブ
がない。しかし、環境保護の観点から今後ますます上記
データの提供が必要とされる。そして、従来、部品製造
業者に対して複数の組立品製造業者からデータ提供の要
請が重なることがあったが、相手の会社ごとに提出すべ
きデータの項目が微妙に異なり、個別に対応せざるを得
ず、無駄が多かった。そのため、インベントリデータを
登録および利用するシステムの簡素化が望まれていた。
【0006】ここで、特開平11-353384において、環境
負荷情報の蓄積部を情報収集場所に分散配置して、情報
の登録、更新を容易にする提案がある。しかしながら、
部品種が数百種以上にわたる複雑な工業製品において、
すべての情報収集場所に環境負荷情報の蓄積部を置くの
は、費用の面でも運用の面でも現実的ではない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、LCA評価
の土台となる環境負荷情報を集中して蓄積することによ
り、簡易に環境負荷情報を登録および利用することがで
きる環境負荷情報装置およびシステムを提供する。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記目的
を達成すべく鋭意検討した結果、インターネットに代表
されるネットワーク回線を利用するシステムにより、L
CA評価の土台となるインベントリデータなどの環境負
荷情報を集中して蓄積することができ、かかるシステム
を用いれば、環境負荷情報の提供者にとっては、個別の
情報提供の要求に応じる必要がなく労力が省け、また、
環境負荷情報の利用者にとっても、取引先へ個々にイン
ベントリデータの提供を要求する必要がなく労力が省け
るという知見を得た。つまり、かかるシステムによれ
ば、インベントリデータなどの環境負荷情報の登録およ
び利用の両方が、簡易に行えるようになる。
【0009】すなわち、本発明は、(1) 環境負荷情
報の利用者の端末と接続されている装置であって、
(a)環境負荷情報を蓄積する手段と、(b)前記利用
者の端末から送信されてくる検索条件を入力する手段
と、(c)前記検索条件に合致する環境負荷情報を前記
(a)の手段に蓄積されている環境負荷情報の中から検
索する手段と、(d)検索結果として得られる環境負荷
情報を前記利用者の端末に送信する手段とを有すること
を特徴とする環境負荷情報装置、(2) ネットワーク
回線を介して、環境負荷情報の利用者の端末と接続され
ていることを特徴とする前記(1)に記載の環境負荷情
報装置、に関する。
【0010】また、本発明は、(3) 検索結果として
得られる環境負荷情報に、輸送に伴う物質消費量または
/およびエネルギー消費量が含まれていることを特徴と
する前記(1)に記載の環境負荷情報装置、(4) 環
境負荷情報の利用者の端末から送信されてくる検索条件
が、輸送元または/および輸送先を含むことを特徴とす
る前記(3)に記載の環境負荷情報装置、(5) 環境
負荷情報の利用者の端末から送信されてくる検索条件
が、前記利用者が入手したい環境負荷情報の基準となる
単位を含み、検索結果として得られる環境負荷情報を前
記単位に変換する手段をさらに有することを特徴とする
前記(1)に記載の環境負荷情報装置、に関する。
【0011】また、本発明は、(6) 環境負荷情報の
利用者の端末と接続されている装置であって、(a)環
境負荷情報を蓄積する手段と、(b)前記利用者の端末
から送信されてくる検索条件を入力する手段と、(c)
前記検索条件に合致する環境負荷情報を前記(a)の手
段に蓄積されている環境負荷情報の中から検索する手段
と、(d)検索結果として得られる複数の環境負荷情報
から代表値を算出する手段と、(e)前記(d)の手段
により算出される代表値を前記利用者の端末に送信する
手段とを有することを特徴とする環境負荷情報装置、
(7) 代表値が、平均値、荷重平均値、中央値、最大
値、最小値または標準偏差であることを特徴とする前記
(6)に記載の環境負荷情報装置、(8) ネットワー
ク回線を介して、環境負荷情報の利用者の端末と接続さ
れていることを特徴とする前記(6)に記載の環境負荷
情報装置、に関する。
【0012】また、本発明は、(9) 検索結果として
得られる環境負荷情報に、輸送に伴う物質消費量または
/およびエネルギー消費量が含まれていることを特徴と
する前記(6)に記載の環境負荷情報装置、(10)
環境負荷情報の利用者の端末から送信されてくる検索条
件が、輸送元または/および輸送先を含むことを特徴と
する前記(9)に記載の環境負荷情報装置、(11)
環境負荷情報の利用者の端末から送信されてくる検索条
件が、前記利用者が入手したい環境負荷情報の基準とな
る単位を含み、検索結果として得られる環境負荷情報を
前記単位に変換する変換手段をさらに有することを特徴
とする前記(6)に記載の環境負荷情報装置、に関す
る。
【0013】また、本発明は、(12) (a)環境負
荷情報を蓄積する機能と、(b)環境負荷情報の利用者
の端末から送信されてくる検索条件を入力する機能と、
(c)前記検索条件に合致する環境負荷情報を前記
(a)機能に蓄積されている環境負荷情報の中から検索
する機能と、(d)検索結果として得られる環境負荷情
報を前記利用者の端末に送信する機能とをコンピュータ
に実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ
読み取り可能な記録媒体、(13) 環境負荷情報の情
報提供者の端末と環境負荷情報の利用者の端末とに接続
されている装置であって、(a)前記情報提供者が前記
情報提供者の端末で入力した環境負荷情報を受信する手
段と、(b)前記受信される環境負荷情報を蓄積する手
段と、(c)前記利用者の端末から送信されてくる検索
条件を入力する手段と、(d)前記検索条件に合致する
環境負荷情報を前記(b)の手段に蓄積されている環境
負荷情報の中から検索する手段と、(e)検索結果とし
て得られる環境負荷情報を前記利用者の端末に送信する
手段とを有することを特徴とする環境負荷情報装置、に
関する。
【0014】また、本発明は、(14) 環境負荷情報
の利用者の端末に送信される環境負荷情報に、環境負荷
情報の提供者を特定する事項が含まれていないことを特
徴とする前記(13に記載の環境負荷情報装置、(1
5) 環境負荷情報の情報提供者の端末と環境負荷情報
の利用者の端末とに接続されている装置であって、
(a)前記情報提供者が前記情報提供者の端末で入力し
た環境負荷情報を受信する手段と、(b)環境負荷情報
を蓄積する手段と、(c)前記利用者の端末から送信さ
れてくる検索条件を入力する手段と、(d)前記検索条
件に合致する環境負荷情報を前記(b)の手段に蓄積さ
れている環境負荷情報の中から検索する手段と、(e)
検索結果として得られる複数の環境負荷情報から代表値
を算出する手段と、(f)前記(e)の手段により算出
される代表値を前記利用者の端末に送信する手段とを有
することを特徴とする環境負荷情報装置、に関する。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明にかかる環境負荷情報装置
は、環境負荷情報の利用者(以下、単に情報利用者とい
う。)の端末と接続されている装置であって、(a)環
境負荷情報を蓄積する手段と、(b)前記利用者の端末
から送信されてくる検索条件を入力する手段と、(c)
前記検索条件に合致する環境負荷情報を前記(a)の手
段に蓄積されている環境負荷情報の中から検索する手段
と、(d)検索結果として得られる環境負荷情報を前記
利用者の端末に送信する手段とを有することを特長とす
る。
【0016】本発明が扱う環境負荷情報は、その対象物
は特に限定されない。前記環境負荷情報は、具体的に
は、工業部品、材料、半製品、製品などの環境負荷情報
であることが好ましい。また、前記環境負荷情報の形式
も特に限定されず、例えば図1または2で示されるよう
なインベントリデータであってよい。
【0017】本発明にかかる環境負荷情報装置は、さら
に、環境負荷情報の情報提供者(以下、単に情報提供者
という。)の端末に接続されており、前記情報提供者が
前記情報提供者の端末で入力した環境負荷情報を受信す
る手段を有することが好ましい。かかる環境負荷情報の
受信は、別途承認を必要としてもよい。すなわち、本発
明にかかる環境負荷情報装置においては、受信した環境
負荷情報が承認されなければ、蓄積手段に前記情報を蓄
積しないこととしてもよい。
【0018】本発明にかかる環境負荷情報装置は、上記
情報提供者および情報利用者とネットワーク回線を介し
て接続されていることが好ましい。ネットワーク回線と
しては、無線により構成されるものであっても、有線に
より構成されるものであってもよい。例えば、インター
ネットや、LANで構成されているネットワーク回線、
専用線で接続されているネットワーク回線などが挙げら
れる。
【0019】本発明にかかる環境負荷情報装置が、情報
利用者の端末に送信する検索結果としての環境負荷情報
に、情報提供者を特定する事項が含まれていないことが
好ましい。こうすることにより、情報提供者にとって
は、情報利用者側に個別のデータが渡ることがないの
で、競合他社と比較される心配がないという利点があ
る。また、その結果、環境負荷情報が提供されやすくな
るので、情報利用者にとっても都合がよい。
【0020】本発明にかかる環境負荷情報装置において
は、検索結果として得られる環境負荷情報に、輸送に伴
う物質消費量または/およびエネルギー消費量が加味さ
れていることが好ましい。具体的には、輸送に伴う前記
消費量が、他の項目とは独立に検索結果に含まれている
ことが好ましい。本発明にかかる環境負荷情報装置が、
上記機能を有する場合は、情報利用者の端末から送信さ
れてくる検索条件に、輸送元または/および輸送先を含
むことが好ましい。ここで、輸送元とは本発明で扱う環
境負荷情報の対象物を輸送する際の出発地域であり、輸
送元とは本発明で扱う環境負荷情報の対象物を輸送する
際の到着地域である。例えば、本発明で扱う環境負荷情
報が部品に関わるものである場合、輸送元とは部品製造
地域、輸送先とは使用地域のことである。
【0021】上記のように、輸送元または/および輸送
先の条件を指定することにより、輸送の影響を自動的に
考慮できるので、輸送距離や輸送手段、燃費などの輸送
の影響を計算するための基礎データを独自に集める必要
がないという利点がある。同様に、輸送元または/およ
び輸送先の指定条件を変えて検索することにより、製造
地域の差による影響を比較することができるという利点
もある。
【0022】本発明にかかる環境負荷情報装置は、検索
結果として得られる複数の環境負荷情報から代表値を算
出する手段を有していることも好ましい。このように、
特定部品のデータではなく、指定した部品種に属する複
数の部品から計算された代表値を入手できるようにする
と、データ測定の条件の差に起因する、ばらつきの影響
を少なくできるという利点がある。
【0023】本発明にかかる環境負荷情報装置は、情報
利用者の端末から送信されてくる検索条件に、前記利用
者が入手したい環境負荷情報の基準となる単位を含み、
検索結果として得られる環境負荷情報を前記単位に変換
する手段をさらに有していることも好ましい。このよう
に、データの単位を指定することにより、使いやすい形
でデータを入手することができるという利点がある。
【0024】本発明にかかる環境負荷情報装置を用いた
システムの好ましい態様を以下に述べる。ここで、シス
テムとは、複数の装置により構成される装置全体を表す
ものである。図3に具体的なシステム構成図を示す。本
態様においては、本発明にかかる環境負荷情報装置がサ
ーバーとなり、例えば部品製造業者のような情報提供
者、および例えば組立事業者のような情報利用者がクラ
イアントとなる。前記サーバーが前記クライアントとは
独立したサイトにあり、かつ、前記サーバーとクライア
ントがインターネットなどのネット回線で接続されてい
ることが好ましい。なお、図3には示していないが、情
報提供者および情報利用者は、通常、複数存在する。
【0025】上記システムの概略を示す。まず、サーバ
ーである本発明にかかる環境負荷情報装置を管理するサ
イト運営者は、本発明にかかる環境負荷情報装置の使用
を提供する。本発明にかかる環境負荷情報装置は、環境
負荷情報を蓄積、検索および利用するためのプログラム
を実行する。より具体的には、かかるプログラムは、
(a)情報提供者が情報提供者の端末で入力した環境負
荷情報を受信する受信機能と、(b)前記受信される環
境負荷情報を蓄積する蓄積機能と、(c)情報利用者の
端末から送信されてくる検索条件を入力する機能と、
(d)前記検索条件に合致する環境負荷情報を前記
(a)の手段に蓄積されている環境負荷情報の中から検
索する検索機能と、(e)検索結果として得られる環境
負荷情報を情報利用者の端末に送信する送信機能とをコ
ンピュータに実行させることができる。
【0026】部品製造業者などの情報提供者は、自社の
パソコンをインターネットに接続し、サーバーへアクセ
スすることにより、前記プログラムの受信機能を呼び出
す。次に前記プログラムの受信機能上で自社の製造部品
の環境負荷情報としてのインベントリデータを入力す
る。入力されたデータは保存ボタンを押すことにより、
前記プログラムの蓄積機能上に蓄積される。
【0027】組立品製造業者などの情報利用者は、同様
にサーバーへアクセスし、前記プログラムの検索条件入
力機能を呼び出す。前記プログラムの検索条件入力機能
上にて情報を入手したい部品の種類を指定することによ
り、所望の部品種の素材構成や製造エネルギーの代表値
を表示させることができる。代表値としては一般的なも
のとしては、平均値であるが、これに限定されるもので
はなく、荷重平均値、中央値、最大値、最小値、標準偏
差等を用いてもよい。また、前記プログラムは、前記利
用者の端末から送信されてくる検索条件に応じて、利用
者が入手したい環境負荷情報の基準となる単位に、検索
結果として得られる環境負荷情報を変換する変換手段を
さらに有することがより好ましい。このようにデータの
単位を柔軟に指定できる仕組みになっていると、例え
ば、1kgあたりの素材構成に変換して結果を得ること
もできるし、1個あたりの素材構成の結果を得ることも
できる。最後に、前記プログラムの送信機能により表示
された結果を手元のパソコンにダウンロードし、自社の
製品の環境負荷計算に利用する。
【0028】上記システムを、図面を参照しながら詳細
に説明する。本発明にかかる環境負荷情報装置は、コン
ピュータであって、そのCPUがハードディスクなどの
記録媒体に記憶されている上記プログラムに基づいて後
述する処理を実行する。情報提供者の端末および情報利
用者の端末は、それぞれ、コンピュータであって、その
CPUが内蔵する記憶媒体に記憶されているWWW(Wor
ld Wide Web)ブラウザを実行する。
【0029】情報提供者の端末で実行されるWWWブラ
ウザが、ユーザの指示に基づいて本発明にかかる環境負
荷情報装置にアクセスすると、本発明にかかる環境負荷
情報装置で実行される上記プログラムは、ハードディス
クが記憶しているHTML(Hyper Text Markup Languag
e)ファイル(ホームページを表示させるデータ)をイン
ターネットを介して、情報提供者の端末に送信する。
【0030】情報提供者の端末で実行されるWWWブラ
ウザは、本発明にかかる環境負荷情報装置からのHTM
Lファイルを受信して、HTMLファイルに対応する画
像、すなわち、ログイン画面をモニタに表示させる。前
記ログイン画面には、図4に示すように、ログイン用の
ユーザーIDとパスワードを入力する欄が設けられてい
る。
【0031】情報提供者がログイン画面の前記入力欄に
所定の情報が入力すると、情報提供者の端末のWWWブ
ラウザは、その情報をインターネットを介して本発明に
かかる環境負荷情報装置に送信する。このとき、本発明
にかかる環境負荷情報装置が既に記憶しているユーザー
情報と照らし合わせ、情報提供者の認証を行ってもよ
い。
【0032】ついで、本発明にかかる環境負荷情報装置
は、送信されてきた情報提供者のログイン情報に基づ
き、図5に示すようなメインメニューのHTMLファイ
ルを、インターネットを介して情報提供者の端末に送信
する。情報提供者の端末のWWWブラウザは、メインメ
ニューのHTMLファイルに対応する画像をモニタに表
示させる。情報提供者は、新たにインベントリデータを
登録する場合は「新規入力」のボタンを押す。他者が登
録したインベントリデータを引用する場合は、検索一
覧」のボタンを押す。後者の場合は、後述するデータ検
索の動作と同じである。したがって、新たにインベント
リデータを登録する場合を以下に詳述する。
【0033】情報提供者が、図5のメインメニューにお
いて、「新規入力」のボタンを押すと、情報提供者の端
末のWWWブラウザは、その情報を本発明にかかる環境
負荷情報装置に送信する。ついで、本発明にかかる環境
負荷情報装置は、その情報に基づき図6〜8に示すよう
なHTMLファイルを、インターネットを介して情報提
供者の端末に送信する。情報提供者の端末のWWWブラ
ウザは、前記HTMLファイルに対応する画像をモニタ
に表示させる。
【0034】図6〜8に示す画面の上部にサブメニュー
の項目が表示されている。本例では、基本情報、分類、
使用材料・エネルギ、廃棄物/排出物の4つがサブメニ
ューになる。なお、本態様においては、部品の環境負荷
情報の登録に関する。情報提供者は、まず図6に示す基
本情報メニューにおいて、部品の型名、慣用名、データ
基準年、承認者、備考の項目を入力する。なお、入力者
名とメーカー名は、ログイン用のIDとパスワードに対
応して、事前に登録しておいたユーザー情報を元に自動
的に表示されることが好ましい。
【0035】次ぎに、情報提供者は、図7に示す「分
類」メニューにおいて、情報提供者は部品の分類(主分
類と副分類)、単位の変換係数、分類キー、製造場所を
入力する。部品の分類体系は予め定義されているので、
主分類を選択すると、副分類の選択肢は自動的に表示さ
れる。さらに、単位変換係数欄の単位、分類キー1およ
び分類キー2の選択肢は、副分類欄で部品種を指定する
と自動的に決定されるようになっている。図7の例では
部品種として基板が選択されたので、面積と重量の変換
係数をcm/kgで入力するよう指定されている。
【0036】次ぎに、情報提供者は、図8に示す使用材
料・エネルギメニューにおいて、当該部品を製造するた
めに必要な素材やエネルギーの情報を入力する。前記情
報を新規入力するときは、「新規入力」ボタン(図示せ
ず)を押すと、入力子画面(図8中の子画面)が表示さ
れる。入力子画面において、主分類、副分類、名称、数
量、単位を入力していく。各素材のデータは主分類、副
分類、というようにグループ分けされているので、これ
らを手掛かりに絞り込んでいき、適切な素材を見つけや
すくしている。また、選択できる素材は予め登録されて
おり、入力者はその中から適切なものを選択する。素材
の種類はある数に限定されているので、該当する素材が
ない場合には、たとえば「プラスチック一般」等の名称
のついたものを選ぶ。このように素材の数が限定されて
いる理由は、特殊な素材に関しては、公開されたインベ
ントリデータがそもそも存在しないので、最終的な環境
負荷の計算には反映できないため、必要以上に詳細なデ
ータを入力する手間をかけさせない意味がある。
【0037】エネルギーの候補についても、同様に公的
資料を元に予め作成されている。具体例としては、商用
電力、重油、LPG、都市ガス等の選択肢がある。商用
電力については、国別に用意されている。入力子画面の
保存を押せば、素材やエネルギーの情報が主画面の表中
に記載される。なお、入力した行を削除したい場合は、
子画面を開き、削除ボタンを押すことにより、行ごと削
除される。また、入力する行を追加したい場合は、図8
に示されている新規行追加のボタンを押せば、1行ごと
に追加される。
【0038】次ぎに、情報提供者は、廃棄物/排出物メ
ニューにおいて、当該部品を製造する際の廃棄物/排出
物に関する情報を入力する。廃棄物/排出物メニューの
画面構成は図8と同様であり、入力方法も上記と同様な
方法で行えばよい。ここで、廃棄物とは、自社内の工場
から廃棄処理されるものを指し、リサイクル処理される
固体廃棄物および液体廃棄物、廃棄処理される固体廃棄
物および液体廃棄物の4つに分類されている。排出物に
関しては、最終的に自然界に放出される物質のことで、
大気圏排出物、水圏排出物、土壌排出物に分類されてい
る。
【0039】このようにひととおりの項目を入力したの
ち、情報提供者が保存ボタンを押すと、情報提供者の端
末のWWWブラウザは、その情報を本発明にかかる環境
負荷情報装置に送信する。ついで、本発明にかかる環境
負荷情報装置は、入力された環境負荷情報をサーバーに
仮登録する。そして、本発明にかかる環境負荷情報装置
は、事前に登録されている電子メールアドレスを含む承
認者情報に基づいて、承認者に承認行為を促す電子メー
ルを発信する。なお、承認者は情報提供者であるが、以
上のような入力処理を行った者と同一であってもよい
し、異なっていてもよい。
【0040】承認者は電子メールを受け取ると、インタ
ーネットを介して本発明にかかる環境負荷情報装置に接
続する。ついで、本発明にかかる環境負荷情報装置は、
その接続により、「インベントリ承認」および「承認確
認」のボタンを表示するHTMLファイルを、インター
ネットを介して承認者である情報提供者の端末に送信す
る。情報提供者の端末のWWWブラウザは、前記HTM
Lファイルに対応する画像をモニタに表示させる。
【0041】承認者である情報提供者が、「インベント
リ承認」のボタンを押すと、情報提供者の端末のWWW
ブラウザは、その情報を本発明にかかる環境負荷情報装
置に送信する。ついで、本発明にかかる環境負荷情報装
置は、その情報に基づき承認すべき環境負荷情報のHT
MLファイルを、インターネットを介して承認者である
情報提供者の端末に送信する。情報提供者の端末のWW
Wブラウザは、前記HTMLファイルに対応する画像を
モニタに表示させる。
【0042】承認者である情報提供者は、表示された承
認すべき環境負荷情報を確認した上で、承認確認ボタン
を押す。すると、情報提供者の端末のWWWブラウザ
は、その情報を本発明にかかる環境負荷情報装置に送信
する。ついで、本発明にかかる環境負荷情報装置は、そ
の情報に基づき、承認すべき環境負荷情報を、正式に登
録する。以上の処理を部品製造業者など情報提供者が行
うことにより、データベースが構築されていく。
【0043】次ぎに、上記のように蓄積されたインベン
トリデータを利用する方法を以下に詳述する。図5に示
す画面が表示されるまでの処理工程は、上記と全く同様
である。図5に示す画面において、情報利用者は「検索
一覧」のボタンを押す。すると、情報提供者の端末のW
WWブラウザは、その情報を本発明にかかる環境負荷情
報装置に送信する。ついで、本発明にかかる環境負荷情
報装置は、その情報に基づき図9に示すようなHTML
ファイルを、インターネットを介して情報利用者の端末
に送信する。情報利用者の端末のWWWブラウザは、前
記HTMLファイルに対応する画像をモニタに表示させ
る。
【0044】図9に示す検索用画面ではまず、主分類お
よび副分類により部品種を指定する。部品種が指定され
ると、単位、分類キー1、分類キー2の選択肢が決定さ
れるので、この3項目についても選択肢から適切なもの
を選択する。細かい絞り込みをする必要のない場合は、
分類キー2の入力例のように、「指定なし」を選択して
もよい。さらに輸送条件を考慮するか否かがラジオボタ
ンで選べるようになっているので、希望するほうを選択
する。輸送条件を考慮する場合は、さらに地域を指定す
るか、もしくは平均値で計算するかを選択する。
【0045】このような条件を指定した後に、検索ボタ
ンをおすと、情報利用者の端末のWWWブラウザは、検
索条件の情報を本発明にかかる環境負荷情報装置に送信
する。本発明にかかる環境負荷情報装置は、(a)前記
情報利用者の端末から送信されてくる検索条件を入力
し、(b)前記検索条件に合致する環境負荷情報を上述
のようにして蓄積された環境負荷情報の中から検索し、
(c)検索結果として得られる環境負荷情報を前記情報
利用者の端末にインターネットを介して送信する。検索
結果として得られる環境負荷情報は図10に示すような
HTMLファイル形式になっており、情報提供者の端末
のWWWブラウザは、前記HTMLファイルに対応する
画像をモニタに表示させる。
【0046】図10に示す画面では、情報提供者である
会社名は具体的には表示されず、情報提供者の数とデー
タの個数のみ表示される仕組みになっている。図10に
示す例では、4社の計24個のインベントリデータが計
算に使われたことを示している。このように、各社の個
別のデータが利用者に渡ることがないので、部品事業者
などの情報提供者としては、データの内容に関して他社
との競争になることがないので、安心してデータを提供
することができる。なお、このデータ検索結果はダウン
ロードボタンを押すことにより、情報利用者の端末へダ
ウンロードすることできる。
【0047】本発明は、(a)環境負荷情報を蓄積する
機能と、(b)情報利用者の端末から送信されてくる検
索条件を入力する機能と、(c)前記検索条件に合致す
る環境負荷情報を前記(a)機能に蓄積されている環境
負荷情報の中から検索する機能と、(d)検索結果とし
て得られる環境負荷情報を前記利用者の端末に送信する
機能とをコンピュータに実行させるためのプログラムを
記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も提供す
る。
【0048】前記プログラムは、本発明にかかる環境負
荷情報装置に内蔵されている記録媒体としてのハードデ
ィスクや半導体メモリに予めインストールした状態でユ
ーザーに提供することができる。
【0049】また、前記プログラムは、フロッピー(登
録商標)ディスク、CD-ROM(CompactDisc-Read Only Mem
ory)、MO(Magneto Optical)ディスク、DVD(Digital V
ersatile Disc)、磁気ディスク、半導体メモリなどの記
録媒体に、一時的あるいは永続的に格納し、パッケージ
ソフトウエアとして提供することができる。
【0050】さらに、前記プログラムは、ダウンロード
サイトから、無線で衛星などを介して、本発明にかかる
環境負荷情報装置に転送したり、ローカルエリアネット
ワーク、インターネットといったネットワークを介し
て、有線または無線でパーソナルコンピュータに転送
し、本発明にかかる環境負荷情報装置において、内蔵す
るハードディスクなどに格納させることができる。
【0051】本明細書にかかる記録媒体とは、これら全
ての媒体を含む広義の概念を意味するものである。ま
た、本明細書において、記録媒体により提供されるプロ
グラムを記述する上記機能は、記載された順序に従って
時系列的に処理が行われてもよいし、必ずしも時系列的
に処理されなくとも、並列的あるいは個別に処理が実行
されるものであってもよい。
【0052】
【発明の効果】上記の方法により次のような効果があ
る。まず、部品製造業者などの情報提供者にとっては、
上述したように簡易に環境負荷情報を登録することがで
きるほか、環境負荷情報を登録することで環境意識の高
い企業であることを広くアピールできる。また、検索結
果に情報提供者を特定する事項が含まれていない場合
は、情報利用者側に情報提供者に関する個別のデータが
渡ることがないので、競合他社と比較される心配がな
い。近年、環境保護問題が注目されている状況におい
て、環境意識の高い企業であることを広くアピールでき
るということは大きなメリットであり、一方で競合他社
と比較されるというデメリットがない。そのため、本発
明によれば、積極的にデータを採取して他者へ提供する
インセンティブが発生し、LCA評価の更なる普及につ
ながり、ひいては地球環境の向上に寄与することができ
る。
【0053】一方、組立品製造業者などの情報利用者に
とっては、上述したように簡易に環境負荷情報を利用す
ることができ、環境負荷情報の入手のリードタイムが短
縮できる。また、部品種の絞り込み条件が柔軟に変えら
れるので、求める条件の範囲での平均的データを容易に
入手することができる。すなわち、大まかなカテゴリで
構わない利用者はその条件のデータを入手でき、一方、
細かなカテゴリに限定したい利用者はその条件のデータ
を入手できる。さらに、独立したサイト運営者の提供す
るデータを用いて計算するため、計算結果の社会的信憑
性が高まる。これらの結果、自社製品のLCA評価を迅
速に実行することができ、環境に配慮した製品づくりを
している点を強調でき、自社製品の付加価値を増すこと
ができる。その上、地球環境の向上に寄与することもで
きる。
【0054】なお、サイト運営者にとっても、環境負荷
情報を組立品製造業者に提供することにより、対価を得
ることができるメリットがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 インベントリデータの例を示す図である。
【図2】 インベントリデータ間のツリー構造を示す図
である。
【図3】 本発明にかかる環境負荷情報装置を用いた好
適なシステム構成図である。
【図4】 ログイン画面におけるログインメニューを示
す図である。
【図5】 メインメニューを示す図である。
【図6】 インベントリデータ入力における基本情報の
入力画面を示す図である。
【図7】 インベントリデータ入力における分類メニュ
ーの入力画面を示す図である。
【図8】 インベントリデータ入力における使用材料、
エネルギメニューの入力画面を示す図である。
【図9】 インベントリデータ検索画面を示す図であ
る。
【図10】 インベントリデータ検索の検索結果画面を
示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 管野 正喜 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 井上 律子 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 5B075 KK07 ND20 PP03 PP13 PP23 PQ02 PQ42 UU40

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 環境負荷情報の利用者の端末と接続され
    ている装置であって、(a)環境負荷情報を蓄積する手
    段と、(b)前記利用者の端末から送信されてくる検索
    条件を入力する手段と、(c)前記検索条件に合致する
    環境負荷情報を前記(a)の手段に蓄積されている環境
    負荷情報の中から検索する手段と、(d)検索結果とし
    て得られる環境負荷情報を前記利用者の端末に送信する
    手段とを有することを特徴とする環境負荷情報装置。
  2. 【請求項2】 ネットワーク回線を介して、環境負荷情
    報の利用者の端末と接続されていることを特徴とする請
    求項1に記載の環境負荷情報装置。
  3. 【請求項3】 検索結果として得られる環境負荷情報
    に、輸送に伴う物質消費量または/およびエネルギー消
    費量が含まれていることを特徴とする請求項1に記載の
    環境負荷情報装置。
  4. 【請求項4】 環境負荷情報の利用者の端末から送信さ
    れてくる検索条件が、輸送元または/および輸送先を含
    むことを特徴とする請求項3に記載の環境負荷情報装
    置。
  5. 【請求項5】 環境負荷情報の利用者の端末から送信さ
    れてくる検索条件が、前記利用者が入手したい環境負荷
    情報の基準となる単位を含み、検索結果として得られる
    環境負荷情報を前記単位に変換する手段をさらに有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の環境負荷情報装置。
  6. 【請求項6】 環境負荷情報の利用者の端末と接続され
    ている装置であって、(a)環境負荷情報を蓄積する手
    段と、(b)前記利用者の端末から送信されてくる検索
    条件を入力する手段と、(c)前記検索条件に合致する
    環境負荷情報を前記(a)の手段に蓄積されている環境
    負荷情報の中から検索する手段と、(d)検索結果とし
    て得られる複数の環境負荷情報から代表値を算出する手
    段と、(e)前記(d)の手段により算出される代表値
    を前記利用者の端末に送信する手段とを有することを特
    徴とする環境負荷情報装置。
  7. 【請求項7】 代表値が、平均値、荷重平均値、中央
    値、最大値、最小値または標準偏差であることを特徴と
    する請求項6に記載の環境負荷情報装置。
  8. 【請求項8】 ネットワーク回線を介して、環境負荷情
    報の利用者の端末と接続されていることを特徴とする請
    求項6に記載の環境負荷情報装置。
  9. 【請求項9】 検索結果として得られる環境負荷情報
    に、輸送に伴う物質消費量または/およびエネルギー消
    費量が含まれていることを特徴とする請求項6に記載の
    環境負荷情報装置。
  10. 【請求項10】 環境負荷情報の利用者の端末から送信
    されてくる検索条件が、輸送元または/および輸送先を
    含むことを特徴とする請求項9に記載の環境負荷情報装
    置。
  11. 【請求項11】 環境負荷情報の利用者の端末から送信
    されてくる検索条件が、前記利用者が入手したい環境負
    荷情報の基準となる単位を含み、検索結果として得られ
    る環境負荷情報を前記単位に変換する変換手段をさらに
    有することを特徴とする請求項6に記載の環境負荷情報
    装置。
  12. 【請求項12】 (a)環境負荷情報を蓄積する機能
    と、(b)環境負荷情報の利用者の端末から送信されて
    くる検索条件を入力する機能と、(c)前記検索条件に
    合致する環境負荷情報を前記(a)機能に蓄積されてい
    る環境負荷情報の中から検索する機能と、(d)検索結
    果として得られる環境負荷情報を前記利用者の端末に送
    信する機能とをコンピュータに実行させるためのプログ
    ラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  13. 【請求項13】 環境負荷情報の情報提供者の端末と環
    境負荷情報の利用者の端末とに接続されている装置であ
    って、(a)前記情報提供者が前記情報提供者の端末で
    入力した環境負荷情報を受信する手段と、(b)前記受
    信される環境負荷情報を蓄積する手段と、(c)前記利
    用者の端末から送信されてくる検索条件を入力する手段
    と、(d)前記検索条件に合致する環境負荷情報を前記
    (b)の手段に蓄積されている環境負荷情報の中から検
    索する手段と、(e)検索結果として得られる環境負荷
    情報を前記利用者の端末に送信する手段とを有すること
    を特徴とする環境負荷情報装置。
  14. 【請求項14】 環境負荷情報の利用者の端末に送信さ
    れる環境負荷情報に、環境負荷情報の提供者を特定する
    事項が含まれていないことを特徴とする請求項13に記
    載の環境負荷情報装置。
JP2001341092A 2001-11-06 2001-11-06 環境負荷情報装置 Pending JP2003141211A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008130039A (ja) * 2006-11-24 2008-06-05 Hitachi Ltd 環境負荷算出方法、環境負荷算出プログラム、及び、単位変換方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008130039A (ja) * 2006-11-24 2008-06-05 Hitachi Ltd 環境負荷算出方法、環境負荷算出プログラム、及び、単位変換方法

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