JP2003141168A - 特許情報検索システム、特許情報検索方法、これらの機能を実現するためのプログラム、及び記録媒体 - Google Patents

特許情報検索システム、特許情報検索方法、これらの機能を実現するためのプログラム、及び記録媒体

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JP2003141168A
JP2003141168A JP2001339119A JP2001339119A JP2003141168A JP 2003141168 A JP2003141168 A JP 2003141168A JP 2001339119 A JP2001339119 A JP 2001339119A JP 2001339119 A JP2001339119 A JP 2001339119A JP 2003141168 A JP2003141168 A JP 2003141168A
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Hiroshi Arai
博 荒井
Sakae Fujima
栄 藤間
Tetsuya Murakami
哲也 村上
Shunei Kin
俊英 金
Kiyouko Tsutsui
響子 筒井
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 WWWにより外国語ベースで提供されている
特許情報検索サービスを、母国語表記等を付加して使い
易くしたユーザインタフェイスを用いて独自のWebサ
ービスとして提供する。 【解決手段】 Webサーバ11は、クライアント装置
20とネットワーク1を介して接続されるとともに、ネ
ットワーク2を介してホストDB30に接続される。W
ebサーバ11は、母国語表記等を付加して使い易くし
たユーザインタフェイスをクライアント装置20に提供
する。Webサーバ11は、前記ユーザインタフェイス
から入力された検索条件を受け付け(S1)、受け付け
た検索条件に基づきホストDB30に格納された外国語
ベースの特許情報を検索し(S2)、その検索結果の一
覧をクライアント装置20に表示し(S3、S5)、表
示した検索結果の一覧からユーザにより選択された特許
情報を、該特許情報の項目名それぞれを母国語に変換し
て提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特許情報検索シス
テム、特許情報検索方法、これらの機能を実現するため
のプログラム、及び記録媒体、より詳細には、WWWに
より外国語ベースで提供される既存の特許情報検索サー
ビスを利用した特許情報検索システム、特許情報検索方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネット等をはじめとする
通信ネットワークの発達に伴い、例えば、特許、実用新
案、意匠、商標等の知的財産権に関する公開公報等の特
許情報をユーザに対して有料、あるいは無料でネットワ
ークを介して提供するサービスが、日本をはじめ、米
国、欧州等の各国における特許庁や、民間企業等により
実施されており、ユーザは自宅や会社のパーソナルコン
ピュータ等を用いて所望する特許情報を簡単に入手する
ことができるようになった。しかしながら、例えば、米
国内に置かれているWebサーバにインターネット等を
介してアクセスして、特許情報を検索する場合、上記W
ebサーバから提供されるサービスが英語ベースである
ために、検索画面のガイダンス等が英語表記で提供され
ることになり、英語を母国語としない日本人等にとって
は、検索作業の効率が悪いという問題があった。また、
従来のシステムでは、検索条件の入力画面と、検索結果
の出力画面とがその都度切り替わるために、検索を繰り
返し行う場合に、その度に検索条件を入力して検索する
必要があり、ユーザにとっては煩雑な作業になってい
た。
【0003】図11は、従来の特許情報検索システムに
おける処理フローの一例を説明するための図で、図中、
20は特許情報の検索を行うユーザが使用するクライア
ント装置、30は各国の特許情報を格納しているホスト
データベース(以下、ホストDBという)、1,2はネ
ットワーク、3はファイアウォール(以下、F/Wとい
う)である。本例におけるホストDB30は、Web上
で特許情報検索サービスを提供する機能を有するものと
する。ネットワーク1は企業間、あるいは企業内に構築
されたイントラネット、ネットワーク2はインターネッ
トで、ネットワーク1とネットワーク2とは、F/W3
を介して接続されている。まず、ユーザは、クライアン
ト装置20に組み込まれたWWWブラウザを用いてホス
トDB30にネットワーク1,2を介してアクセスする
(S31)。ホストDB30は、Web上でクライアン
ト装置20に対して、例えば、英語等の外国語ベースに
よる特許情報検索サービスを提供する(S32)。ユー
ザは、ホストDB30から提供されるWebページにお
ける英語等の外国語表記のガイダンスに従って、検索条
件を入力して所望の特許情報を検索し、検索結果を画面
上で閲覧し、必要に応じて所望する公開公報等をクライ
アント装置20にダウンロードする。ここで、特許情報
は、特許、実用新案、意匠、商標等の知的財産権全般に
関する情報のことをいい、特許情報に関する公開公報と
は、特許、実用新案、意匠、商標等の知的財産権に関す
る、例えば、登録、公開、公告、公表、再公表等がなさ
れた公報全般のことをいうものとする。
【0004】図12は、従来の特許情報検索システムに
おける検索画面の一実施形態を示す図で、図中、24は
検索指示画面、25は検索結果(一覧)画面である。従
来、ユーザは、ホストDB30から提供されるサービス
を利用する際に、検索指示画面24に検索条件を入力し
て検索を行う(S41)。検索が行われた後、次の検索
結果画面25に遷移し、その検索結果画面25上で、検
索結果の件数をはじめとする検索結果一覧を表示させ
る。ユーザは、再度検索を行う場合、その都度検索指示
画面24に戻り(S42)、S41の処理から繰り返
す。このように、従来システムでは、検索条件や検索結
果等が保存されないため、ユーザは再検索等を行う場
合、上記S41、S42の処理を繰り返して行うことに
なる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述のごと
き実情に鑑みてなされたものであり、WWWにより外国
語ベースで提供される既存の特許情報検索サービスを、
母国語表記等を付加して使い易くしたユーザインタフェ
イスを用いて独自のWebサービスとして提供するこ
と、検索条件を入力するための入力画面と検索結果を出
力するための出力画面とを同一画面上に表示できるよう
にすること、を目的としてなされたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、複数
国の特許情報が格納されているホストデータベースと、
該ホストデータベースとネットワークを介して接続され
たサーバ装置とを有する特許情報検索システムにおい
て、前記サーバ装置は、特許情報の検索を行うユーザが
使用するクライアント装置とネットワークを介して接続
され、該クライアント装置から1又は複数の検索条件の
入力を受け付ける入力受付手段と、該受け付けた検索条
件に基づいて前記ホストデータベースに格納されている
特許情報を検索する検索手段と、該検索した検索結果の
うち少なくとも該当する特許情報の件数を前記検索条件
の入力画面と同一画面上に表示させる第1の表示手段
と、前記検索手段により検索された検索結果の一覧を前
記クライアント装置に表示させ、該表示された検索結果
の一覧の中からユーザにより選択された特許情報を前記
クライアント装置に表示させる第2の表示手段と、該第
2の表示手段により表示された検索結果及び/又は特許
情報を保持するとともに、前記入力受付手段により入力
された検索条件をユーザ毎に保持しておく保持手段とを
有することを特徴としたものである。
【0007】請求項2の発明は、請求項1に記載の特許
情報検索システムにおいて、前記保持手段は、前記検索
条件と、前記検索結果のうち少なくとも該当する特許情
報の件数とを検索履歴として保持し、前記第1の表示手
段は、前記保持手段により保持した検索履歴を前記検索
条件の入力画面と同一画面上に表示させることを特徴と
したものである。
【0008】請求項3の発明は、請求項1または2に記
載の特許情報検索システムにおいて、前記サーバ装置
は、前記検索条件として検索項目を複数設定する場合
に、該設定した複数の検索項目を任意の複合演算子(A
ND、OR、NOT)により指定できるようにしたこと
を特徴としたものである。
【0009】請求項4の発明は、請求項3に記載の特許
情報検索システムにおいて、前記検索項目の項目数は、
各国の特許情報に関する公開公報に記載された項目数に
応じて任意に設定できることを特徴としたものである。
【0010】請求項5の発明は、請求項1ないし4のい
ずれか1に記載の特許情報検索システムにおいて、前記
サーバ装置は、前記入力受付手段により検索条件の入力
を受け付けた後に、該受け付けた検索条件に応じた検索
式を自動的に生成することを特徴としたものである。
【0011】請求項6の発明は、請求項1ないし5のい
ずれか1に記載の特許情報検索システムにおいて、前記
検索手段は、前記ホストデータベースが有する米国特許
情報(USP)、欧州特許情報(EP)、PCTに基づ
く国際出願特許情報(WO)、日本特許情報(JP)の
うちのいずれか1又は複数の特許情報を個別あるいは同
時に検索できるようにしたことを特徴としたものであ
る。
【0012】請求項7の発明は、請求項1ないし6のい
ずれか1に記載の特許情報検索システムにおいて、前記
検索手段は、前記検索項目として、各国の特許情報に関
する公開公報それぞれに記載されている項目のうちの一
部又は全てを任意に組み合わせて検索できるようにした
ことを特徴としたものである。
【0013】請求項8の発明は、請求項1ないし7のい
ずれか1に記載の特許情報検索システムにおいて、前記
検索手段は、前記ホストデータベースに格納された特許
情報の中から、前記検索条件として指定された検索項目
における任意の検索文字列と少なくとも完全一致、又は
部分一致する文字列を有する特許情報を検索し、検索し
た結果、前記検索文字列と完全一致、又は部分一致する
文字列を有する特許情報を前記ホストデータベースから
抽出することを特徴としたものである。
【0014】請求項9の発明は、請求項1ないし8のい
ずれか1に記載の特許情報検索システムにおいて、前記
第2の表示手段は、前記検索手段により検索された特許
情報を前記クライアント装置に表示させる際に、該特許
情報を予め設定された画面表示モードに基づいて前記ク
ライアント装置の画面上における所定位置に表示させる
ことを特徴としたものである。
【0015】請求項10の発明は、請求項9に記載の特
許情報検索システムにおいて、前記画面表示モードは、
特許情報を項目毎に分割して表示する分割表示モード、
特許情報の項目を一括して表示する一括表示モード、特
許情報をページイメージとして表示するイメージモード
のいずれか1又は複数を少なくとも有することを特徴と
したものである。
【0016】請求項11の発明は、請求項9または10
に記載の特許情報検索システムにおいて、前記サーバ装
置は、前記検索手段により検索された特許情報を前記ク
ライアント装置に表示させる際に、該特許情報に関する
ファミリー特許情報を検索し、該検索したファミリー特
許情報の一覧を、予め設定された画面表示モードに基づ
いて前記クライアント装置の画面上における所定位置に
前記特許情報とともに表示させることを特徴としたもの
である。
【0017】請求項12の発明は、請求項1ないし11
のいずれか1に記載の特許情報検索システムにおいて、
前記サーバ装置は、前記第2の表示手段により表示され
た検索結果の一覧に含まれる特許情報に対し付加情報を
設定することを特徴としたものである。
【0018】請求項13の発明は、請求項1ないし12
のいずれか1に記載の特許情報検索システムにおいて、
前記サーバ装置は、前記第2の表示手段により前記クラ
イアント装置の画面上に表示された特許情報がテキスト
データの場合に、該特許情報における任意の項目をユー
ザにより選択し、該ユーザにより選択された項目を前記
ホストデータベースから前記クライアント装置にダウン
ロードできるようにしたことを特徴としたものである。
【0019】請求項14の発明は、請求項13に記載の
特許情報検索システムにおいて、前記特許情報の項目
は、書誌的事項、要約、背景、図面の説明、詳細説明、
請求項のうちのいずれか1又は複数を少なくとも含むこ
とを特徴としたものである。
【0020】請求項15の発明は、請求項1ないし14
のいずれか1に記載の特許情報検索システムにおいて、
前記サーバ装置は、前記第2の表示手段により前記クラ
イアント装置の画面上に表示された特許情報がイメージ
データの場合に、該特許情報を構成するページイメージ
を連続して印刷できるようにしたことを特徴としたもの
である。
【0021】請求項16の発明は、請求項1ないし15
のいずれか1に記載の特許情報検索システムにおいて、
前記サーバ装置は、前記第2の表示手段により前記クラ
イアント装置の画面上に表示された検索結果の一覧の中
からユーザにより1又は複数の特許情報を選択し、該ユ
ーザにより選択された特許情報を前記ホストデータベー
スから前記クライアント装置にダウンロードすることを
特徴としたものである。
【0022】請求項17の発明は、請求項1ないし16
のいずれか1に記載の特許情報検索システムにおいて、
前記サーバ装置は、前記検索条件を入力するための入力
画面に表示される項目名、前記検索結果の一覧を出力す
るための出力画面に表示される項目名、前記特許情報を
出力するための出力画面に表示される項目名、該出力画
面に表示される特許情報の項目名のうち、いずれか複数
の項目名を母国語により表記し、併せて外国語を併記し
たユーザインタフェイスを前記クライアント装置に提供
することを特徴としたものである。
【0023】請求項18の発明は、請求項17に記載の
特許情報検索システムにおいて、前記ユーザインタフェ
イスは、母国語表記によるガイダンスを表示できるよう
にしたことを特徴としたものである。
【0024】請求項19の発明は、請求項17または1
8に記載の特許情報検索システムにおいて、前記サーバ
装置は、前記特許情報の項目のうち、少なくとも要約に
関する内容を、母国語により表示できるようにしたこと
を特徴としたものである。
【0025】請求項20の発明は、請求項1ないし19
のいずれか1に記載の特許情報検索システムにおいて、
該システムとしての機能を複数のサーバ装置により分散
させて実行することを特徴としたものである。
【0026】請求項21の発明は、複数国の特許情報が
格納されているホストデータベースとネットワークを介
して接続されたサーバ装置により特許情報の検索を行う
ための特許情報検索方法において、特許情報の検索を行
うユーザが使用するクライアント装置から1又は複数の
検索条件の入力を受け付ける入力受付ステップと、該受
け付けた検索条件に基づいて前記ホストデータベースに
格納されている特許情報を検索する検索ステップと、該
検索した検索結果のうち少なくとも該当する特許情報の
件数を前記検索条件の入力画面と同一画面上に表示させ
る第1の表示ステップと、前記検索ステップにて検索さ
れた検索結果の一覧を前記クライアント装置に表示さ
せ、該表示された検索結果の一覧の中からユーザにより
選択された特許情報を前記クライアント装置に表示させ
る第2の表示ステップと、該表示された検索結果及び/
又は特許情報を保持するとともに、前記入力受付ステッ
プにて入力された検索条件をユーザ毎に保持しておく保
持ステップとを有することを特徴としたものである。
【0027】請求項22の発明は、請求項21に記載の
特許情報検索方法において、前記保持ステップにて前記
検索条件と、前記検索結果のうち少なくとも該当する特
許情報の件数とを検索履歴として保持し、該保持した検
索履歴を前記検索条件の入力画面と同一画面上に表示さ
せることを特徴としたものである。
【0028】請求項23の発明は、請求項21または2
2に記載の特許情報検索方法において、前記検索条件と
して検索項目を複数設定する場合に、該設定した複数の
検索項目を任意の複合演算子(AND、OR、NOT)
により指定できるようにしたことを特徴としたものであ
る。
【0029】請求項24の発明は、請求項23に記載の
特許情報検索方法において、前記検索項目の項目数は、
各国の特許情報に関する公開公報に記載された項目数に
応じて任意に設定できることを特徴としたものである。
【0030】請求項25の発明は、請求項21ないし2
4のいずれか1に記載の特許情報検索方法において、前
記入力受付ステップにて検索条件の入力を受け付けた後
に、該受け付けた検索条件に応じた検索式を自動的に生
成することを特徴としたものである。
【0031】請求項26の発明は、請求項21ないし2
5のいずれか1に記載の特許情報検索方法において、前
記ホストデータベースが有する米国特許情報(US
P)、欧州特許情報(EP)、PCTに基づく国際出願
特許情報(WO)、日本特許情報(JP)のうちのいず
れか1又は複数の特許情報を個別あるいは同時に検索で
きるようにしたことを特徴としたものである。
【0032】請求項27の発明は、請求項21ないし2
6のいずれか1に記載の特許情報検索方法において、前
記検索条件を入力するための入力画面に表示される項目
名、前記検索結果の一覧を出力するための出力画面に表
示される項目名、前記特許情報を出力するための出力画
面に表示される項目名、該出力画面に表示される特許情
報の項目名のうち、いずれか複数の項目名を母国語によ
り表記し、併せて外国語を併記したユーザインタフェイ
スを前記クライアント装置に提供することを特徴とした
ものである。
【0033】請求項28の発明は、請求項27に記載の
特許情報検索方法において、前記ユーザインタフェイス
は、母国語表記によるガイダンスを表示できるようにし
たことを特徴としたものである。
【0034】請求項29の発明は、請求項1ないし20
のいずれか1に記載の特許情報検索システムとしての機
能をコンピュータに実行させるためのプログラムであ
る。
【0035】請求項30の発明は、請求項29に記載の
プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録
媒体である。
【0036】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施形態であ
る特許情報検索システムの構成例を示す図で、図中、1
0はホストDB30に格納されている各国の特許情報を
提供するためのサーバ群で、該サーバ群10は、複数の
サーバからなり、Webサーバ11、AP(Appli
cation)サーバ12、LDAP(Lightwe
ight Directory Access Pro
tocol)サーバ13、DB(Data Base)
サーバ14、キャッシュサーバ15等から構成されてい
る。ここで、本実施形態は、特許情報検索システムとし
ての機能を上記のごとく複数のサーバ装置に分散させて
実行する形態を示しているが、当該システムの機能を1
つのサーバ装置により実行する形態や、サーバ装置とク
ライアント装置とに分散させて実行する形態をとること
も可能である。20は特許情報の検索を行うユーザが使
用するクライアント装置で、本実施形態では、例えば企
業における国内拠点、海外拠点の両方に設置された形態
を示しており、これらは同様の装置構成を有するものと
する。このクライアント装置20の設置場所は、これに
限定されるものではなく、必要に応じて適宜設置すれば
よい。ここで、本発明における特許情報は、特許、実用
新案、意匠、商標等の知的財産権全般に関する情報のこ
とをいい、特許情報に関する公開公報とは、特許、実用
新案、意匠、商標等の知的財産権に関する、例えば、登
録、公開、公告、公表、再公表等がなされた公報全般の
ことをいうものとする。
【0037】本特許情報検索システムにおけるサーバ群
10は、クライアント装置20とネットワーク1を介し
て接続され、さらにネットワーク1からF/W3を介し
てネットワーク2に接続され、該ネットワーク2を介し
てホストDB30にアクセスすることができる。ここ
で、本実施形態におけるホストDB30は、既存の特許
情報検索サービスを提供する民間企業、又は関係機関が
有するサーバ、DB群のことをいい、ホストDB30
は、特許情報検索サービスを提供するための特許情報提
供サーバ群31を含んでいる。この特許情報提供サーバ
群31から提供される特許情報検索サービスは、インタ
ーネット上で米国特許情報(USP)、欧州特許情報
(EP)、PCTに基づく国際出願特許情報(WO)等
の特許情報を一括して検索するサービスや、また、併せ
て必要な公開公報を、例えばPDF等の電子ファイル形
式でダウンロードするサービスを提供するものである。
本発明の特許情報検索システムは、上記特許情報提供サ
ーバ群31から提供される既存の特許情報検索サービス
のうち、ホストDB30に格納された複数国の特許情報
(外国語ベース)を、母国語表記等のカスタマイズを行
って使い易くしたユーザインタフェイスを用いて独自の
Webサービスによりユーザに提供するものである。本
特許情報検索システムは、例えば、日本人ユーザであれ
ば、日本語表記にカスタマイズして提供するといったよ
うに、ユーザの母国語に応じてカスタマイズしたユーザ
インタフェイスにより外国語ベースの特許情報を提供す
ることを可能とする。
【0038】これまでインターネット上で上記のごとく
の情報検索サービスを利用する場合、ユーザは、WWW
ブラウザを用いて情報検索サービスを提供する提供者側
にて用意されたWebページを利用する。この情報検索
サービスは、各種の情報を格納し、その情報に対する検
索機能を有するDBと、WWWブラウザからの要求を受
け付け、受け付けた要求に基づきDBに検索を依頼する
ユーザインタフェイス機能を有するWebサーバとによ
り実現される。インターネットを利用する場合、使用で
きるプロトコルが限られてしまうため、上記DBとWe
bサーバとは同一の場所に存在し、緊密に連携して運用
されるケースが多く、上記のごとくユーザインタフェイ
スをカスタマイズして提供する形態をとるためには、W
ebサーバを独自に設ける必要がある。本発明は、イン
ターネットでは一般的な、例えば、HTTP(Hype
r Text Transfer Protocol)
等を用いて直接DBに検索を依頼することが可能なイン
タフェイスにより実現される。このインタフェイスは、
上記情報検索サービスの提供者側から提供されるもので
ある。上述の図1において、上記Webサーバをサーバ
群10の中に設けて上記インタフェイスを利用すること
により、外部のDBを直接利用することが可能となる。
また、サーバ群10の中にWebサーバを設置すること
で、他国語対応等のカスタマイズを容易に行うことが可
能となる。
【0039】また、図1において、クライアント装置2
0とサーバ群10を接続するネットワーク1の形態とし
て、企業等においては、例えば、専用回線を使用する場
合、LAN(Local Area Network)
や、WAN(Wide Area Network)、
MAN(Metropolitan Area Net
work)等により構成される。他の形態としては、有
線、無線に限らず専用回線、電話回線等で接続されたイ
ンターネットや、インターネット技術を利用したイント
ラネットの形態としてもよい。また、このネットワーク
には、専用回線の使用、伝送データの暗号化、各クライ
アント装置を使用するユーザの認証等、様々な方法によ
るセキュリティの強化が必要となる。また、海外に置か
れているサーバと接続するためのネットワーク2の形態
として、例えばインターネットを利用し、インターネッ
トとイントラネットとの境界上に設置されるF/W3に
より、イントラネットのセキュリティを確保することが
できる。この際、インターネットへの安定した接続と速
度が重要となることは言うまでもない。
【0040】上記サーバ群10が有するWebサーバ1
1、APサーバ12、LDAPサーバ13、DBサーバ
14、キャッシュサーバ15の各機能について説明す
る。Webサーバ11は、クライアント装置20に組み
込まれたWWWブラウザからの入力を受け付ける機能
と、APサーバ12に対して負荷を分散させる機能とを
有し、外国語ベースの公報データの項目名に母国語ベー
スの公報データの項目名を付加して独自の検索GUIに
より提供可能とする。APサーバ12は、本特許情報検
索システムにおけるメイン処理を行う機能を有する。L
DAPサーバ13は、ユーザのアカウントを管理する機
能を有する。ここで、LDAPとは、インターネットや
イントラネット等のTCP/IPを用いたネットワーク
において、ディレクトリサービスを提供するディレクト
リDBにアクセスするためのプロトコルである。このデ
ィレクトリサービスとは、ネットワークを利用するユー
ザのメールアドレスや、環境に関する情報を管理するサ
ービスのことで、ユーザ名からこれらの情報を検索する
ことができる。
【0041】また、DBサーバ14は、ユーザ情報や、
ユーザから入力された検索条件、検索結果等を保存して
管理する機能や、システム停止時のデータ保証等の機能
を有し、キャッシュサーバ15は、ダウンロードした公
開公報データ等を保存して管理する機能と、本特許情報
検索システムにおけるサブ処理を行う機能とを有し、次
回以降のアクセス時における高速表示を可能とする。こ
こでキャッシュ対象とするのは、例えば、テキスト情報
(XML形式)や、イメージ情報(PDF形式、GIF
形式)である。このように、複数のサーバによりデータ
を管理することにより、システムの拡張性、保守性、負
荷分散等の面で効率的にシステムの管理を行うことが可
能となる。
【0042】図2は、本発明におけるサーバ群10の内
部構成例を示す図で、サーバ群10は、入力受付手段1
0a、検索手段10b、第1の表示手段10c、第2の
表示手段10d、保持手段10eとを有しており、本実
施形態は、これらの手段を複数のサーバ装置に分散させ
て実行するものとする。入力受付手段10aは、クライ
アント装置20から1又は複数の検索条件の入力を受け
付ける。また、検索手段10bは、受け付けた検索条件
に基づいてホストDB30に格納されている特許情報を
検索する。本特許情報検索システムは、検索条件として
検索項目を複数設定する場合に、設定した複数の検索項
目を任意の複合演算子(AND、OR、NOT)により
指定することができる。この際、入力受付手段10aに
より検索条件の入力を受け付けた後に、受け付けた検索
条件に応じた検索式を自動的に生成することができる。
また、検索項目の項目数は、各国の特許情報に関する公
開公報に記載された項目数に応じて任意に設定すること
が可能である。
【0043】図3は、本発明が適用される特許情報検索
システムにおける処理フローの一例を説明するための図
である。まず、ユーザは、クライアント装置20に組み
込まれたWWWブラウザ等を用いてサーバ群におけるW
ebサーバ11にネットワーク1を介してアクセスし、
Webサーバ11から提供される検索画面に検索条件を
入力して検索を行う(S1)。次に、Webサーバ11
は、ネットワーク2を介してホストDB30にアクセス
し、ホストDB30に格納された特許情報を検索する
(S2)。さらに、Webサーバ11は、検索条件に応
じた検索結果の一覧をクライアント装置20に対して表
示し、また、その検索結果の一覧の中からユーザにより
選択された特許情報を、該特許情報の項目名それぞれ
を、例えば、日本語に変換して提供する(S3、S
5)。さらに、必要に応じてユーザにより選択された特
許情報をホストDB30からダウンロードして提供する
ことも可能である。この際、ダウンロードした特許情報
は、キャッシュサーバ15に保持されるため、再利用す
ることが可能となる(S4)。
【0044】本発明によると、ユーザは、Webサーバ
11等により独自にカスタマイズされたユーザインタフ
ェイスを提供可能なWebサービスを利用することがで
きるため、例えば、日本人であれば日本語といったよう
に母国語表記によるガイダンスに基づき容易に検索条件
を入力して、ホストDB30に格納された特許情報を検
索し、その検索結果を母国語表記が付加された画面上で
閲覧することができる。また、上記Webサービスを、
独自に用意することにより容易にユーザインタフェイス
をカスタマイズすることが可能となる。さらに、ユーザ
は、必要に応じて所望する公開公報等をクライアント装
置20にダウンロードして取得することができる。この
際、ダウンロードした公開公報等はキャッシュサーバ1
5に保存されるため、2回目以降のアクセスの際に表示
時間を短縮することが可能となる。
【0045】図2に示した検索手段10bにより検索可
能なDBは、ホストDB30が有する米国特許情報(U
SP)、欧州特許情報(EP)、PCTに基づく国際出
願特許情報(WO)、日本特許情報(JP)であり、こ
れらのうちのいずれか1つ、または複数を個別あるいは
同時に検索することができる。また、検索手段10b
は、検索項目として、各国の公開公報それぞれに記載さ
れている項目のうちの一部又は全てを任意に組み合わせ
て検索可能とする。ここで、検索、出力対象とする項目
は、各国の公開公報に記載されている書誌的事項、要
約、背景、図面の説明、詳細説明、請求項等である。こ
こで書誌的事項とは、例えば、発行国、出願人名、特許
分類、公開番号、公開日、出願番号、出願日、公報種
別、優先権主張国等のことをいう。さらに、検索手段1
0bは、ホストDB30に格納された特許情報の中か
ら、検索条件として指定された検索項目における任意の
検索文字列と少なくとも完全一致、又は部分一致する文
字列を有する特許情報を検索し、検索した結果、検索文
字列と完全一致、又は部分一致する文字列を有する特許
情報をホストDB30から抽出する。ここで、検索条件
は、フリーキーワード以外にも、Fタームコード、国際
特許分類(IPC)等により検索することも可能であ
る。
【0046】また、検索手段10bは、米国特許(US
P)を検索する際に、日本における公報調査ではよく利
用される国際特許分類(IPC)を、USPの検索では
精度の高い米国特許分類(USC)に関連付けたIPC
−USC対応テーブルを用いることにより、IPC―U
SC間で相互にリンクして検索する機能も有している。
【0047】本発明におけるサーバ群10は、検索条件
を入力するための入力画面に表示される項目名、検索結
果の一覧を出力するための出力画面に表示される項目
名、特許情報を出力するための出力画面に表示される項
目名、出力画面に表示される特許情報の項目名のうち、
いずれか複数の項目名を母国語により表記し、併せて外
国語を併記したユーザインタフェイスをクライアント装
置20に対して提供することができる。これにより、例
えば、英語を母国語としない日本人等であっても、効率
的に特許情報を検索することができるようになる。ここ
で、上記項目名を表記する言語は、日本語に限定され
ず、特許情報を検索する企業等のユーザに応じて適切な
言語を設定することが可能である。また、上記ユーザイ
ンタフェイスは、母国語表記によるガイダンスを表示す
ることも可能である。さらに、特許情報の項目のうち、
少なくとも要約(Abstract)に関する内容を、
母国語により表示することができ、例えば、日本特許庁
が発行する「米国特許和文抄録」を利用することにより
日本語により表示することも可能となる。
【0048】図4は、本発明の特許情報検索システムに
おける検索画面の一実施形態を示す図で、図中、21は
検索指示画面、22は検索結果画面、23は検索結果一
覧画面である。ユーザは、本特許情報検索システムを利
用する際に、検索指示画面21に検索条件を入力して検
索を行う(S11)。検索が行われた後、検索結果のう
ち該当する特許情報の件数を表示する検索結果画面22
を、S11における検索指示画面21と同一画面上に表
示させる(S12)。これにより再検索を行う場合、同
一画面上から検索することが可能となる。この際、検索
条件、検索結果は保存されているため、再利用すること
が可能である。さらに、複数の検索結果を検索結果一覧
として検索結果一覧画面23に表示させることができる
(S13)。
【0049】図2に示した第1の表示手段10cは、検
索した検索結果のうち少なくとも該当する特許情報の件
数を検索条件の入力画面と同一画面上に表示させること
ができる。また、第2の表示手段10dは、検索手段1
0bにより検索された検索結果の一覧をクライアント装
置20に表示させる。さらに、第2の表示手段10d
は、表示された検索結果の一覧の中からユーザにより選
択された特許情報をクライアント装置20に表示させ
る。また、保持手段10eは、第2の表示手段10dに
より表示された検索結果や、特許情報を保持するととも
に、入力受付手段10aにより入力された検索条件を保
持する。上記特許情報は、キャッシュサーバ15に保存
され、次回以降のアクセスの際に表示時間を短縮するこ
とができる。また、検索条件や、検索結果は、DBサー
バ14に保存され、これらのデータを再利用することが
できる。この検索結果については、ユーザからの指示に
応じて保存される。
【0050】図2に示した保持手段10eは、検索時に
入力された検索条件と、その検索条件に応じた検索結果
のうち少なくとも該当する特許情報の件数とを検索履歴
として保持することができ、第1の表示手段10cは、
保持手段10eにより保持した検索履歴を検索条件の入
力画面と同一画面上に表示させることができる。これに
より、検索条件の再利用が可能となり、さらなる絞り込
み検索を同一画面上で容易に行うことができる。また、
検索条件をユーザ毎に管理することができるため、ユー
ザは前回までの検索履歴を容易に把握することができる
ようになる。
【0051】また、サーバ群10は、検索手段10bに
より検索された特許情報をクライアント装置20に表示
させる際に、特許情報を予め設定された画面表示モード
に基づいてクライアント装置20の画面上における所定
位置に表示させる。ここで、画面表示モードは、例え
ば、特許情報を項目毎に分割して表示する分割表示モー
ド、特許情報の項目を一括して表示する一括表示モー
ド、特許情報をページイメージとして表示するイメージ
モードのいずれかを選択して表示させることができる。
【0052】また、サーバ群10は、検索手段10bに
より検索された特許情報をクライアント装置20に表示
させる際に、その特許情報に関するファミリー特許情報
(パテントファミリー)を検索し、検索したファミリー
特許情報の一覧を、上記のごとくのいずれかの画面表示
モードに基づいてクライアント装置20の画面上におけ
る所定位置にその特許情報とともに表示させることがで
きる。これにより、ユーザは、特許情報と、その特許情
報に関するパテントファミリーの一覧を同一画面上で閲
覧することが可能となる。
【0053】さらに、サーバ群10は、第2の表示手段
10dにより表示された検索結果の一覧に含まれる特許
情報に対し付加情報を設定することができる。これは、
後述するごとくのブックマーク機能、未読/既読状態の
表示機能、メモ表示機能等を付加情報として設定するこ
とができ、これにより特許調査の効率化を図ることが可
能となる。
【0054】ここで、サーバ群10は、第2の表示手段
10dによりクライアント装置20の画面上に表示され
た特許情報がテキストデータの場合に、その特許情報に
おける任意の項目、例えば、書誌的事項、要約、背景、
図面の説明、詳細説明、請求項のうちのいずれかをユー
ザにより選択し、ユーザにより選択された項目をホスト
DB30からクライアント装置20にダウンロードする
ことができる。この際、ダウンロードするファイルは、
例えば、CSV形式等を指定することが可能である。ま
た、サーバ群10は、第2の表示手段10dによりクラ
イアント装置20の画面上に表示された特許情報がイメ
ージデータの場合に、その特許情報を構成するページイ
メージを連続して印刷することができる。これは、サー
バ群10からクライアント装置20の印刷機能を制御す
ることにより実現される。これまでのシステムでは、上
記のごとくのイメージデータを専用のソフトウェア等を
組み込まないと連続して印刷することが出来なかった
が、本特許情報検索システムの独自機能としてイメージ
データの連続印刷が可能となりユーザの利便性向上を図
ることができる。ここで、上記イメージデータと同様に
テキストデータの連続印刷も可能なことは言うまでもな
い。また、サーバ群10は、第2の表示手段10dによ
りクライアント装置20の画面上に表示された検索結果
の一覧の中からユーザにより選択された特許情報をホス
トDB30からクライアント装置20にダウンロードす
ることができる。
【0055】図5は、本発明の特許情報検索システムに
より提供される検索画面の一例を示す図で、図中、40
は検索画面で、該検索画面40は、検索年入力欄41、
検索対象選択欄42、USC−IPC相互検索ボタン4
3、検索項目44、検索式生成ボタン45、検索ボタン
46、一覧表示ボタン47、検索式48、検索結果49
とを有している。さらに、上記検索項目44は、項目入
力欄44a、検索語句入力欄44bを有し、上記検索結
果49は、検索履歴49a、検索件数49bを有してい
る。本例では、検索年入力欄41に1995年〜200
1年が入力され、検索対象選択欄42にUS,EP,W
O,JPが選択されている。検索条件を指定するための
検索項目44の項目入力欄44a及び検索語句入力欄4
4bには、複数の検索条件を入力することができる。本
例では、「出願人」→「ricoh」、「特許発行日」
→「1994年12月31日〜1996年1月1日」が
入力されている。項目入力欄44aには、図5に示すプ
ルダウンメニューに表示されている、例えば、出願人、
発明者、特許発行日、公開日、登録日、優先権番号、優
先権主張国、代理人、主任審査官、審査官補、引用/文
献(特許)等の検索項目の中から選択して指定すること
ができる。ここで、指定できる検索項目の項目数は、上
限なしに設定することが可能である。これらの検索項目
を入力して任意の複合演算子(AND、OR、NOT)
を用いて検索条件を指定して検索式生成ボタン45を押
し下げると、検索に用いる検索式を自動生成する。検索
式48には、その検索式が表示され(図示せず)、表示
された検索式は、ユーザにより適宜拡張することが可能
である。
【0056】上記のごとくの検索条件を入力して指定し
た後に、検索ボタン46を押し下げると、検索項目44
と同一画面上に検索結果49を表示させる。この検索結
果49には、検索項目44に入力された検索条件を表示
した検索履歴49aと、その検索条件に応じた特許情報
の件数を示す検索件数49b(本例では、5278件)
とが表示される。さらに、一覧表示ボタン47を押し下
げると、検索結果49に表示された検索結果を一覧表示
させることが可能である。このように、検索条件の入力
画面と同一画面上に検索結果を表示させることで、ユー
ザは、検索の都度画面を切り替える必要がなく、前回ま
での検索結果を再利用して再検索等を行うことができ、
検索効率を向上させることができる。
【0057】図6は、本発明の特許情報検索システムに
より提供される検索結果の一覧画面の一例を示す図で、
図中、50は検索結果の一覧画面で、該一覧画面50
は、チェックボックス51a、本のアイコン51b、ブ
ックマーク52、メモ53、特許番号54、公開公報の
名称55、出願人56、公報日57、IPC分類番号5
8、USC分類番号59とを有している。本例では、図
5に示した検索件数49bに表示された「5278」件
分の特許情報を、例えば50件ずつ一覧表示した状態を
示している。図6に示すブックマーク52は、チェック
ボックス51aで選択した公報のブックマークの有無
と、ブックマーク色として赤/橙/黄/黄緑/緑/青/
紫を一覧画面50におけるマーク色選択欄から選択する
ことが可能である。この際、一覧画面50におけるブッ
クマーク52の点線部分を押し下げると、指定した色に
変更することができる。一覧画面50におけるNo.
3、No.4の公報はブックマーク52が指定された状
態を示している。また、一覧画面50における本のアイ
コン51bは、公報の未読/既読状態を示している。本
を閉じた状態のアイコンは、その公報が未読状態で、本
を開いた状態のアイコンは、その公報が既読状態である
ことを示す。本例では、No.4の公報に本を開いた状
態のアイコンが表示されており、既読状態であることが
わかる。この未読/既読状態の指定は、アイコンをクリ
ックすることで切り替えることが可能である。また、公
報の詳細を閲覧した場合、自動的に既読状態になる。
【0058】さらに、メモ53は、その公報に対するメ
モ情報の有無を表示する。一覧画面50におけるメモ5
3の点線部分をクリックすると、メモ表示ダイアログ
(図示せず)が表示される。このメモダイアログのテキ
ストボックスにメモの内容を入力後、書き込みを行うと
一覧画面50におけるメモ53にメモマークのアイコン
が表示される。本例では、No.4の公報にメモマーク
のアイコンが表示されており、メモ53が指定された状
態を示している。
【0059】図7は、本発明の特許情報検索システムに
より提供される公報の出力画面の一例を示す図で、図
中、60はEP公報の出力画面で、該出力画面60は、
画面表示モードの選択欄61、ファミリー公報一覧6
2、代表図表示欄63、公報表示欄64,65,66と
を有している。本例は、EP公報をテキストデータで分
割表示モードにより表示された状態を示している。この
ように、公報の詳細は、画面表示モードの選択欄61で
選択されたモードに基づいて表示され、分割表示モード
の場合、公報における、例えば、書誌的事項、要約、請
求項等を分割して表示する。本例では、公報表示欄64
に書誌的事項、公報表示欄65に要約、公報表示欄66
に請求項を分割して表示した状態を示している。また、
ファミリー公報一覧62は、本例に示す公開公報(公報
番号「EP1121992」)に関するパテントファミ
リーの一覧を検索して表示する。このファミリー公報一
覧62には、世界約50ヶ国の対応公報を検索して表示
することが可能である。
【0060】図8は、本発明の特許情報検索システムに
より提供される公報の出力画面の他の例を示す図で、図
中、70はUSP公報の出力画面で、該出力画面70
は、画面表示モードの選択欄71、ファミリー公報一覧
72、公報の項目表示欄73、図面表示欄74、公報表
示欄75とを有している。本例は、USP公報をテキス
トデータで一括表示モードにより表示された状態を示し
ている。このように、公報の詳細は、画面表示モードの
選択欄61で選択されたモードに基づいて表示され、一
括表示モードの場合、公報を一括して表示する。本例で
は、公報表示欄75に公報の詳細を表示した状態を示し
ている。公報の項目表示欄73は、書誌的事項、要約、
背景/要約、図面の説明、詳細説明、請求項等の項目が
表示され、この中から選択した項目を頭出しして公報表
示欄75に表示させることができる。また、ファミリー
公報一覧72は、本例に示す公開公報(公報番号「US
6271730」)に関するパテントファミリーの一覧
を検索して表示する。このファミリー公報一覧72に
は、世界約50ヶ国の対応公報を検索して表示すること
が可能である。
【0061】図9は、本発明の特許情報検索システムに
より提供される公報の出力画面の他の例を示す図で、図
中、80はUSP公報の出力画面で、該出力画面80
は、画面表示モードの選択欄81、ファミリー公報一覧
82、公報のページ表示欄83、公報のイメージ表示欄
84とを有している。本例は、USP公報をイメージデ
ータでイメージ表示モードにより表示された状態を示し
ている。このように、公報の詳細は、画面表示モードの
選択欄81で選択されたモードに基づいて表示され、イ
メージ表示モードの場合、公報をページイメージで一括
して表示する。本例では、公報のイメージ表示欄84に
PDF形式によるページイメージを表示した状態を示し
ている。公報のページ表示欄83は、公報のページが表
示され、この中から選択したページをイメージ表示欄8
4に表示させることができる。また、ファミリー公報一
覧82は、本例に示す公開公報(公報番号「US627
1730」)に関するパテントファミリーの一覧を検索
して表示する。このファミリー公報一覧82には、世界
約50ヶ国の対応公報を検索して表示することが可能で
ある。
【0062】図10は、本発明が適用される特許情報検
索方法の一例を説明するためのフローチャートである。
まず、ユーザは、クライアント装置20から1又は複数
の検索条件を入力し(ステップS21)、サーバ群10
は、その入力した検索条件に基づいてホストDB30に
格納されている特許情報を検索する(ステップS2
2)。ここで、ユーザが検索条件を入力するユーザイン
タフェイスは、サーバ群10により母国語表記等独自に
使い易くカスタマイズされてクライアント装置20に提
供される。次に、該当する特許情報があるかどうか判断
し(ステップS23)、該当する特許情報があった場合
(YESの場合)、検索した検索結果のうち少なくとも
該当する特許情報の件数を検索条件の入力画面と同一画
面上に表示させる(ステップS24)。該当する特許情
報がなかった場合(NOの場合)、ステップS21に戻
り検索条件の入力からやり直す。ステップS24にて該
当する特許情報の件数を表示させた後、ユーザからの指
示に基づいて検索結果の一覧をクライアント装置20に
表示させる(ステップS25)。次に、表示された検索
結果の一覧の中からユーザにより選択された特許情報を
クライアント装置20に表示させる(ステップS2
6)。この際、特許情報に記載された項目名それぞれ
は、母国語に変換されて表示される。さらに、クライア
ント装置20に表示された検索結果、特許情報を保持す
るとともに、ステップS21で入力された検索条件をユ
ーザ毎に保持しておく(ステップS27)。
【0063】以上、本発明の特許情報検索システムにお
ける各機能を中心に各実施形態を説明してきたが、本発
明は、方法としても説明したように特許情報検索方法と
しての形態をとることも可能である。また、この各機能
を有する特許情報検索システムと同様に、コンピュータ
に特許情報検索システムとして機能させるためのプログ
ラムとしての形態も可能である。
【0064】本発明による特許情報検索の機能を実現す
るためのプログラムやデータを記憶した記録媒体の実施
形態を説明する。記録媒体としては、具体的には、CD
−ROM、光磁気ディスク、DVD−ROM、フロッピ
ー(登録商標)ディスク、フラッシュメモリ、メモリカ
ード、やメモリスティック及びその他各種ROMやRA
M等が想定でき、これら記録媒体に上述した本発明の各
実施形態のシステムの機能をコンピュータに実行させ、
特許情報検索の機能を実現するためのプログラムを記録
して流通させることにより、当該機能の実現を容易にす
る。そしてコンピュータ等の情報処理装置に上記のごと
くの記録媒体を装着して情報処理装置によりプログラム
を読み出すか、若しくは情報処理装置が備えている記憶
媒体に当該プログラムを記憶させておき、必要に応じて
読み出すことにより、本発明に関わる特許情報検索の機
能を実行することができる。
【0065】
【発明の効果】本発明によると、WWWにより外国語ベ
ースで提供される既存の特許情報検索サービスを、母国
語表記等を付加して使い易くしたユーザインタフェイス
を用いて独自のWebサービスとして提供することによ
り特許調査の効率化を図ることができる。また、検索条
件を入力するための入力画面と検索結果を出力するため
の出力画面とを同一画面上に表示できるため、検索条件
や検索結果等の再利用が可能となり特許情報の効率的な
検索を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態である特許情報検索シス
テムの構成例を示す図である。
【図2】 本発明におけるサーバ群の内部構成例を示す
図である。
【図3】 本発明が適用される特許情報検索システムに
おける処理フローの一例を説明するための図である。
【図4】 本発明の特許情報検索システムにおける検索
画面の一実施形態を示す図である。
【図5】 本発明の特許情報検索システムにより提供さ
れる検索画面の一例を示す図である。
【図6】 本発明の特許情報検索システムにより提供さ
れる検索結果の一覧画面の一例を示す図である。
【図7】 本発明の特許情報検索システムにより提供さ
れる公報の出力画面の一例を示す図である。
【図8】 本発明の特許情報検索システムにより提供さ
れる公報の出力画面の他の例を示す図である。
【図9】 本発明の特許情報検索システムにより提供さ
れる公報の出力画面の他の例を示す図である。
【図10】 本発明が適用される特許情報検索方法の一
例を説明するためのフローチャートである。
【図11】 従来の特許情報検索システムにおける処理
フローの一例を説明するための図である。
【図12】 従来の特許情報検索システムにおける検索
画面の一実施形態を示す図である。
【符号の説明】
1,2…ネットワーク、3…F/W、10…サーバ群、
10a…入力受付手段、10b…検索手段、10c…第
1の表示手段、10d…第2の表示手段、10e…保持
手段、11…Webサーバ、12…APサーバ、13…
LDAPサーバ、14…DBサーバ、15…キャッシュ
サーバ、20…クライアント装置、21,24…検索指
示画面、22…検索結果画面、23,25…検索結果一
覧画面、20…クライアント装置、30…ホストDB、
31…特許情報提供サーバ群、40…検索画面、41…
検索年入力欄、42…検索対象選択欄、43…USC−
IPC相互検索ボタン、44…検索項目、45…検索式
生成ボタン、46…検索ボタン、47…一覧表示ボタ
ン、48…検索式、49…検索結果、50…検索結果の
一覧画面、51a…チェックボックス、51b…本のア
イコン、52…ブックマーク、53…メモ、54…特許
番号、55…公開公報の名称、56…出願人、57…公
報日、58…IPC分類番号、59…USC分類番号、
60…EP公報の出力画面、61,71,81…画面表
示モードの選択欄、62,72,82…ファミリー公報
一覧、63…代表図表示欄、64,65,66…公報表
示欄、70,80…USP公報の出力画面、73…公報
の項目表示欄、74…図面表示欄、75…公報表示欄、
83…公報のページ表示欄、84…公報のイメージ表示
欄。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村上 哲也 秋田県秋田市大町3−5−1 (72)発明者 金 俊英 秋田県秋田市大町3−5−1 (72)発明者 筒井 響子 秋田県秋田市大町3−5−1 Fターム(参考) 5B075 ND20 PQ34 PQ46

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数国の特許情報が格納されているホス
    トデータベースと、該ホストデータベースとネットワー
    クを介して接続されたサーバ装置とを有する特許情報検
    索システムにおいて、前記サーバ装置は、特許情報の検
    索を行うユーザが使用するクライアント装置とネットワ
    ークを介して接続され、該クライアント装置から1又は
    複数の検索条件の入力を受け付ける入力受付手段と、該
    受け付けた検索条件に基づいて前記ホストデータベース
    に格納されている特許情報を検索する検索手段と、該検
    索した検索結果のうち少なくとも該当する特許情報の件
    数を前記検索条件の入力画面と同一画面上に表示させる
    第1の表示手段と、前記検索手段により検索された検索
    結果の一覧を前記クライアント装置に表示させ、該表示
    された検索結果の一覧の中からユーザにより選択された
    特許情報を前記クライアント装置に表示させる第2の表
    示手段と、該第2の表示手段により表示された検索結果
    及び/又は特許情報を保持するとともに、前記入力受付
    手段により入力された検索条件をユーザ毎に保持してお
    く保持手段とを有することを特徴とする特許情報検索シ
    ステム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の特許情報検索システム
    において、前記保持手段は、前記検索条件と、前記検索
    結果のうち少なくとも該当する特許情報の件数とを検索
    履歴として保持し、前記第1の表示手段は、前記保持手
    段により保持した検索履歴を前記検索条件の入力画面と
    同一画面上に表示させることを特徴とする特許情報検索
    システム。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の特許情報検索
    システムにおいて、前記サーバ装置は、前記検索条件と
    して検索項目を複数設定する場合に、該設定した複数の
    検索項目を任意の複合演算子(AND、OR、NOT)
    により指定できるようにしたことを特徴とする特許情報
    検索システム。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の特許情報検索システム
    において、前記検索項目の項目数は、各国の特許情報に
    関する公開公報に記載された項目数に応じて任意に設定
    できることを特徴とする特許情報検索システム。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれか1に記載の
    特許情報検索システムにおいて、前記サーバ装置は、前
    記入力受付手段により検索条件の入力を受け付けた後
    に、該受け付けた検索条件に応じた検索式を自動的に生
    成することを特徴とする特許情報検索システム。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれか1に記載の
    特許情報検索システムにおいて、前記検索手段は、前記
    ホストデータベースが有する米国特許情報(USP)、
    欧州特許情報(EP)、PCTに基づく国際出願特許情
    報(WO)、日本特許情報(JP)のうちのいずれか1
    又は複数の特許情報を個別あるいは同時に検索できるよ
    うにしたことを特徴とする特許情報検索システム。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし6のいずれか1に記載の
    特許情報検索システムにおいて、前記検索手段は、前記
    検索項目として、各国の特許情報に関する公開公報それ
    ぞれに記載されている項目のうちの一部又は全てを任意
    に組み合わせて検索できるようにしたことを特徴とする
    特許情報検索システム。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし7のいずれか1に記載の
    特許情報検索システムにおいて、前記検索手段は、前記
    ホストデータベースに格納された特許情報の中から、前
    記検索条件として指定された検索項目における任意の検
    索文字列と少なくとも完全一致、又は部分一致する文字
    列を有する特許情報を検索し、検索した結果、前記検索
    文字列と完全一致、又は部分一致する文字列を有する特
    許情報を前記ホストデータベースから抽出することを特
    徴とする特許情報検索システム。
  9. 【請求項9】 請求項1ないし8のいずれか1に記載の
    特許情報検索システムにおいて、前記第2の表示手段
    は、前記検索手段により検索された特許情報を前記クラ
    イアント装置に表示させる際に、該特許情報を予め設定
    された画面表示モードに基づいて前記クライアント装置
    の画面上における所定位置に表示させることを特徴とす
    る特許情報検索システム。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の特許情報検索システ
    ムにおいて、前記画面表示モードは、特許情報を項目毎
    に分割して表示する分割表示モード、特許情報の項目を
    一括して表示する一括表示モード、特許情報をページイ
    メージとして表示するイメージモードのいずれか1又は
    複数を少なくとも有することを特徴とする特許情報検索
    システム。
  11. 【請求項11】 請求項9または10に記載の特許情報
    検索システムにおいて、前記サーバ装置は、前記検索手
    段により検索された特許情報を前記クライアント装置に
    表示させる際に、該特許情報に関するファミリー特許情
    報を検索し、該検索したファミリー特許情報の一覧を、
    予め設定された画面表示モードに基づいて前記クライア
    ント装置の画面上における所定位置に前記特許情報とと
    もに表示させることを特徴とする特許情報検索システ
    ム。
  12. 【請求項12】 請求項1ないし11のいずれか1に記
    載の特許情報検索システムにおいて、前記サーバ装置
    は、前記第2の表示手段により表示された検索結果の一
    覧に含まれる特許情報に対し付加情報を設定することを
    特徴とする特許情報検索システム。
  13. 【請求項13】 請求項1ないし12のいずれか1に記
    載の特許情報検索システムにおいて、前記サーバ装置
    は、前記第2の表示手段により前記クライアント装置の
    画面上に表示された特許情報がテキストデータの場合
    に、該特許情報における任意の項目をユーザにより選択
    し、該ユーザにより選択された項目を前記ホストデータ
    ベースから前記クライアント装置にダウンロードできる
    ようにしたことを特徴とする特許情報検索システム。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載の特許情報検索シス
    テムにおいて、前記特許情報の項目は、書誌的事項、要
    約、背景、図面の説明、詳細説明、請求項のうちのいず
    れか1又は複数を少なくとも含むことを特徴とする特許
    情報検索システム。
  15. 【請求項15】 請求項1ないし14のいずれか1に記
    載の特許情報検索システムにおいて、前記サーバ装置
    は、前記第2の表示手段により前記クライアント装置の
    画面上に表示された特許情報がイメージデータの場合
    に、該特許情報を構成するページイメージを連続して印
    刷できるようにしたことを特徴とする特許情報検索シス
    テム。
  16. 【請求項16】 請求項1ないし15のいずれか1に記
    載の特許情報検索システムにおいて、前記サーバ装置
    は、前記第2の表示手段により前記クライアント装置の
    画面上に表示された検索結果の一覧の中からユーザによ
    り1又は複数の特許情報を選択し、該ユーザにより選択
    された特許情報を前記ホストデータベースから前記クラ
    イアント装置にダウンロードすることを特徴とする特許
    情報検索システム。
  17. 【請求項17】 請求項1ないし16のいずれか1に記
    載の特許情報検索システムにおいて、前記サーバ装置
    は、前記検索条件を入力するための入力画面に表示され
    る項目名、前記検索結果の一覧を出力するための出力画
    面に表示される項目名、前記特許情報を出力するための
    出力画面に表示される項目名、該出力画面に表示される
    特許情報の項目名のうち、いずれか複数の項目名を母国
    語により表記し、併せて外国語を併記したユーザインタ
    フェイスを前記クライアント装置に提供することを特徴
    とする特許情報検索システム。
  18. 【請求項18】 請求項17に記載の特許情報検索シス
    テムにおいて、前記ユーザインタフェイスは、母国語表
    記によるガイダンスを表示できるようにしたことを特徴
    とする特許情報検索システム。
  19. 【請求項19】 請求項17または18に記載の特許情
    報検索システムにおいて、前記サーバ装置は、前記特許
    情報の項目のうち、少なくとも要約に関する内容を、母
    国語により表示できるようにしたことを特徴とする特許
    情報検索システム。
  20. 【請求項20】 請求項1ないし19のいずれか1に記
    載の特許情報検索システムにおいて、該システムとして
    の機能を複数のサーバ装置により分散させて実行するこ
    とを特徴とする特許情報検索システム。
  21. 【請求項21】 複数国の特許情報が格納されているホ
    ストデータベースとネットワークを介して接続されたサ
    ーバ装置により特許情報の検索を行うための特許情報検
    索方法において、特許情報の検索を行うユーザが使用す
    るクライアント装置から1又は複数の検索条件の入力を
    受け付ける入力受付ステップと、該受け付けた検索条件
    に基づいて前記ホストデータベースに格納されている特
    許情報を検索する検索ステップと、該検索した検索結果
    のうち少なくとも該当する特許情報の件数を前記検索条
    件の入力画面と同一画面上に表示させる第1の表示ステ
    ップと、前記検索ステップにて検索された検索結果の一
    覧を前記クライアント装置に表示させ、該表示された検
    索結果の一覧の中からユーザにより選択された特許情報
    を前記クライアント装置に表示させる第2の表示ステッ
    プと、該表示された検索結果及び/又は特許情報を保持
    するとともに、前記入力受付ステップにて入力された検
    索条件をユーザ毎に保持しておく保持ステップとを有す
    ることを特徴とする特許情報検索方法。
  22. 【請求項22】 請求項21に記載の特許情報検索方法
    において、前記保持ステップにて前記検索条件と、前記
    検索結果のうち少なくとも該当する特許情報の件数とを
    検索履歴として保持し、該保持した検索履歴を前記検索
    条件の入力画面と同一画面上に表示させることを特徴と
    する特許情報検索方法。
  23. 【請求項23】 請求項21または22に記載の特許情
    報検索方法において、前記検索条件として検索項目を複
    数設定する場合に、該設定した複数の検索項目を任意の
    複合演算子(AND、OR、NOT)により指定できる
    ようにしたことを特徴とする特許情報検索方法。
  24. 【請求項24】 請求項23に記載の特許情報検索方法
    において、前記検索項目の項目数は、各国の特許情報に
    関する公開公報に記載された項目数に応じて任意に設定
    できることを特徴とする特許情報検索方法。
  25. 【請求項25】 請求項21ないし24のいずれか1に
    記載の特許情報検索方法において、前記入力受付ステッ
    プにて検索条件の入力を受け付けた後に、該受け付けた
    検索条件に応じた検索式を自動的に生成することを特徴
    とする特許情報検索方法。
  26. 【請求項26】 請求項21ないし25のいずれか1に
    記載の特許情報検索方法において、前記ホストデータベ
    ースが有する米国特許情報(USP)、欧州特許情報
    (EP)、PCTに基づく国際出願特許情報(WO)、
    日本特許情報(JP)のうちのいずれか1又は複数の特
    許情報を個別あるいは同時に検索できるようにしたこと
    を特徴とする特許情報検索方法。
  27. 【請求項27】 請求項21ないし26のいずれか1に
    記載の特許情報検索方法において、前記検索条件を入力
    するための入力画面に表示される項目名、前記検索結果
    の一覧を出力するための出力画面に表示される項目名、
    前記特許情報を出力するための出力画面に表示される項
    目名、該出力画面に表示される特許情報の項目名のう
    ち、いずれか複数の項目名を母国語により表記し、併せ
    て外国語を併記したユーザインタフェイスを前記クライ
    アント装置に提供することを特徴とする特許情報検索方
    法。
  28. 【請求項28】 請求項27に記載の特許情報検索方法
    において、前記ユーザインタフェイスは、母国語表記に
    よるガイダンスを表示できるようにしたことを特徴とす
    る特許情報検索方法。
  29. 【請求項29】 請求項1ないし20のいずれか1に記
    載の特許情報検索システムとしての機能をコンピュータ
    に実行させるためのプログラム。
  30. 【請求項30】 請求項29に記載のプログラムを記録
    したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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