JP2003141071A - 情報提供システム - Google Patents

情報提供システム

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JP2003141071A
JP2003141071A JP2001340229A JP2001340229A JP2003141071A JP 2003141071 A JP2003141071 A JP 2003141071A JP 2001340229 A JP2001340229 A JP 2001340229A JP 2001340229 A JP2001340229 A JP 2001340229A JP 2003141071 A JP2003141071 A JP 2003141071A
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JP
Japan
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data
scratch
area
user
server
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JP2001340229A
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Hiroaki Sekiyama
博昭 関山
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Toyota Motor Corp
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Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 娯楽性のある情報提供システムを得る。 【解決手段】 ユーザが端末の操作領域100内でスク
ラッチすると、全体の画像データのうち、スクラッチ領
域に対応する部分のデータがサーバから送信され端末に
表示される。クイズの場合、スクラッチの回数が多いほ
ど賞金を減らすことができる。ユーザは、スクラッチカ
ードと同様に画像を徐々に見る楽しみを得ることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は情報提供システム、
特にユーザからの連続的な要求に応じて必要なデータを
ユーザに順次提供するシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、インターネットを介して有料
あるいは無料で画像データや音楽データなどをユーザに
配信するシステムが知られている。例えば、ユーザがパ
ーソナルコンピュータやPDA(携帯情報端末)や携帯
電話などから見たい画像メニューや聞きたい音楽メニュ
ーを選択してサーバに要求すると、サーバ側で要求され
た画像データあるいは音楽データをデータベースから読
み出してユーザ端末に送信する。近年では通信速度の大
きい、いわゆるブロードバンドの普及とともに、比較的
データ容量の大きな画像データや音楽データも短時間で
ユーザに提供できるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ユーザ
がある画像データを欲している場合でも、一度にユーザ
端末に表示するのではなく、必要な分だけ徐々に表示し
たいと欲する場合もあり得る。例えば、特定の店で商品
を購入した場合にサービスとしてスクラッチカードが添
付されるときがあり、このスクラッチカードではユーザ
はコインなどを用いて好きな部分を好きなだけスクラッ
チすることで下に隠された画像を見ることができ、単に
どのような画像が隠されているのかを知るだけでなく、
隠された画像が徐々に明らかになっていく過程そのもの
を楽しむことができる。従来の電子的なデータ提供で
は、このようなユーザの要求に応えることができず、娯
楽性に欠ける問題があった。
【0004】本発明は、上記従来技術の有する課題に鑑
みなされたものであり、娯楽性を一層高めつつユーザに
情報を提供することができるシステムを提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、ユーザ端末からの要求に応じて前記ユー
ザ端末に情報を提供するシステムであって、データを記
憶する記憶手段と、一定の領域内においてユーザが任意
に指定した領域を検出する検出手段と、前記データのう
ち検出された指定領域に対応するデータ部分を前記ユー
ザ端末に供給する制御手段とを有することを特徴とす
る。
【0006】ここで、前記指定領域は、前記ユーザによ
るスクラッチ領域とすることが好適である。
【0007】また、前記記憶手段は、前記データを複数
記憶し、前記制御手段は、前記複数のデータのうち最初
の指定領域に対応したデータを選択し、選択されたデー
タのうち検出された指定領域に対応するデータ部分を前
記ユーザ端末に供給することが好適である。最初の指定
領域は、例えばスクラッチの開始位置が挙げられる。
【0008】また、本システムにおいて、さらに、検出
された指定領域の長さあるいは指定時間を算出する手段
と、前記長さあるいは指定時間を用いて前記データ部分
を変換する手段とを有し、前記制御手段は、変換された
データ部分を前記ユーザ端末に供給することも好適であ
る。指定時間とは、指定行為の開始時間から終了時間ま
でを意味する。
【0009】このように、本発明の情報提供システムで
は、ユーザに提供すべきデータを一括して提供するので
はなく、ユーザが領域を指定すると、その指定領域に対
応するデータ部分のみをユーザ端末に送信する。これに
より、ユーザは所望のデータ部分のみを知ることがで
き、全体のデータを徐々に知る楽しみを得ることができ
る。
【0010】領域を指定する方法としては、スクラッチ
カードのように一定領域の任意の部分をスクラッチする
方法がある。電子的なスクラッチは、一定の領域をポイ
ンティングデバイスでなぞる、あるいはドラッグするこ
とにより達成される。物理的なスクラッチと異なり、同
一部分を繰り返しスクラッチすることも可能である。ス
クラッチカードの場合、銀箔の裏には単一のデータ(マ
ークや数字など)が隠されているが、電子的な情報提供
システムでは、複数種類のデータを「隠す」ことができ
る。この場合、ユーザの最初の指定領域と複数種類のデ
ータを対応させることで、ユーザが最初にどこの領域を
指定したかによりユーザに提供すべきデータを動的に変
化させることができる。
【0011】また、ユーザが領域を指定した場合、指定
領域の長さあるいは指定時間は、そのユーザ固有のパラ
メータとなる。このパラメータを用いてデータ部分を変
換することによっても、ユーザに提供すべきデータを動
的に変化させることができる。
【0012】データとしては、例えばパスワード等の秘
密情報が用いられる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の実施
形態について説明する。
【0014】<第1実施形態>図1には、本実施形態の
システム構成図が示されている。ユーザ端末としてPD
A10が用いられる。PDA10は操作ボタンや操作及
び表示パネル、スピーカ、CPU、メモリ及び通信部を
有し、画像データを外部のサーバに対して要求する場
合、操作パネルに表示された一定の領域内で操作ペンを
操作し、スクラッチする。ここで、「スクラッチ」と
は、一定領域を指定する行為をいい、操作ペンの場合に
は領域内のある点とある点を直線あるいは曲線で結ぶこ
とにより一定領域を指定することができる。もちろん、
操作ペンの太さを適宜調整して領域の太さを調整するこ
ともできる。操作ペンで閉曲線、例えば円や楕円を描い
た場合、閉曲線で示される領域の他、その閉曲線内部に
存在する領域を指定領域と定義することもできる。スク
ラッチ手段手段は任意であり、操作ペンの代わりにマウ
スその他のポインティングデバイス(ユーザの指自体を
含む)を用いることができる。スクラッチされた領域の
位置データ及びデータ要求コマンドは、通信部を介して
基地局12に送信され、基地局12からWebサーバ1
4やインターネット16を介して他の情報サーバ18に
供給される。
【0015】情報サーバ18は、PDA10からのデー
タ要求コマンド及びスクラッチされた領域の位置データ
を入力し、スクラッチ行為に応じて予め記憶手段(デー
タベース)に記憶されているデータを読み出してPDA
10に送信する。すなわち、PDA10に対してデータ
を一度に送信するのではなく、ユーザがスクラッチする
と、スクラッチされた領域に対応するデータ部分のみを
PDA10に送信する。したがって、PDA10の表示
パネルには、スクラッチされた領域に対応する画像部分
のみが表示されることになる。
【0016】図2には、サーバ18の構成ブロック図が
示されており、図3には、サーバ18の処理フローチャ
ートが示されている。サーバ18は、インターネット1
6等を介してPDA10と通信を行うインターフェース
I/F、CPU、プログラムを記憶するシステムRO
M、RAM及び画像データを記憶する画像メモリを有し
て構成される。CPUは、PDA10から送信されたコ
マンドに基づき画像データの要求があったと判断する。
スクラッチがあったか否かを判定し(S101)、スク
ラッチそのものを要求コマンドとすることも好適であ
る。そして、スクラッチがあった場合、スクラッチ領域
の位置データに基づきスクラッチ領域を特定する(S1
02)。そして、画面メモリに記憶されている画像デー
タのうち、スクラッチ領域に対応する画像部分を読み出
して(S103)、I/FからPDA10に当該画像部
分を送信する(S104)。以上の処理は繰り返し実行
される。したがって、図4に示されるように、ユーザが
操作ペンを用いて複数回(図では3回)、一定領域10
0内の異なる部位をスクラッチした場合には、それぞれ
のスクラッチ行為及びスクラッチ領域に応じて該当する
画像部分がPDA10に送信され表示される。具体的に
は、画面メモリのアドレスは一定領域100の位置デー
タに対応しており、スクラッチ領域の位置データに対応
するアドレスに記憶されている画像データが読み出さ送
信される。画像メモリに例えばハートマークの画像が記
憶されている場合、第1のスクラッチでハートマークの
該当部分が表示され、第2のスクラッチでハートマーク
の他の部分が表示され、第3のスクラットでハートマー
クのさらに他の部分が表示されることになる。
【0017】図5には、本実施形態のデータ送受信タイ
ミングチャートが示されている。まず、ユーザ端末であ
るPDAから画像提供サービスに入るためにログオンす
る。ログオンは、具体的にはユーザのIDやパスワード
をサーバ18に送信し、サーバ18側に予め記憶されて
いるユーザ毎のIDとパスワードと入力されたID及び
パスワードを照合することで行われる。そして、ユーザ
を認証できた場合にはその旨のコマンドをサーバ18か
ら端末に送信し、画像提供サービスが開始される。
【0018】その後、ユーザがPDA10の操作パネル
に表示された一定領域100内の任意の領域をスクラッ
チすると(第1スクラッチ)、スクラッチ領域の位置デ
ータが端末からサーバ18に送信される。サーバ18で
は、この第1スクラッチに応じて第1のデータ、すなわ
ち第1スクラッチ領域に対応する部分データを送信す
る。次に、ユーザが第1のスクラッチ領域と異なる任意
の領域をスクラッチすると(第2スクラッチ)、スクラ
ッチ領域の位置データが端末からサーバ18に送信され
る。サーバ18では、この第2スクラッチに応じて第2
のデータ、すなわち第2スクラッチ領域に対応する部分
データを送信する。さらに、ユーザが第1、第2のスク
ラッチ領域と異なる任意の領域をスクラッチすると(第
3スクラッチ)、スクラッチ領域の位置データが端末か
らサーバ18に送信され、サーバ18では、この第3ス
クラッチに応じて第3のデータ、すなわち第3スクラッ
チ領域に対応する部分データを送信する。
【0019】なお、第1スクラッチと第2スクラッチ、
あるいは第2スクラッチと第3スクラッチの間に他のコ
マンドあるいはデータを端末からサーバ18に送信する
こともできる。例えば、ユーザがサーバ18から送信さ
れた画像の内容を当てるクイズの場合、第1スクラッチ
で全体画像のスクラッチ領域に対応する部分の画像が表
示され、この時点で全体画像を推測できた場合には、ユ
ーザは第2スクラッチを行う前にサーバ18に対して推
測した全体画像の内容(ユーザの答え)をサーバ18に
送信することもできる。第1スクラッチではわからず、
第2スクラッチで全体画像を推測できた場合には、第3
スクラッチの前に答えのデータを端末からサーバ18に
送信する。
【0020】この場合、サーバ18から端末に供給する
データとしても、単に全体画像の部分データだけでな
く、他のデータを併せて送信することもできる。
【0021】図6には、このようなデータの一例が示さ
れている。図5における第1データとして、部分データ
の他にクイズの賞金データ(1000円分)を送信して
もよく、あるいは情報提供サービスを有料(従量制で課
金)で行う場合のアクセス時間データ(1分)を送信し
てもよい。クイズの場合、ユーザがスクラッチする回数
が多いほどユーザに与えられる賞金を少なくすることが
好適であり、図示の如く第2スクラッチに対応する第2
データの賞金データは500円、第3スクラッチに対応
する第3データの賞金データは300円と徐々に減額す
ることができる。
【0022】このように、本実施形態では、あたかもス
クラッチカードのようにユーザは自己が所望する部分の
データのみを表示させる、言い換えればサーバ18から
提供される情報量を自己でコントロールできるので、多
様な楽しみ方が可能となる。
【0023】なお、本実施形態では、画像データの場合
を示したが、音楽データでも同様に適用することができ
る。音楽データの場合、一定領域100を音楽データ全
体とみなし、スクラッチ領域に対応するパートの音楽デ
ータのみをPDA10に送信し出力することで、曲の頭
出し、曲の中間出し、曲の終わり出し等を自在に行うこ
とができる。最初に画像データを提供し、その後音楽デ
ータを提供することも可能であろう。例えば、第1ステ
ップとしてサーバ18はユーザ端末に対して歌手の画像
データを送信するものとし、スクラッチ毎に歌手の画像
の部分データを順次ユーザ端末に送信する。そして、ユ
ーザがその歌手の名前を当てることができた場合、第2
ステップとしてサーバ18はその歌手の音楽データを送
信するものとし、スクラッチ毎にその歌手の音楽データ
の部分データを順次ユーザ端末に送信する等である。ス
クラッチカードの場合、一度スクラッチしてしまえばそ
のカードは不要となるが、本実施形態ではスクラッチす
る度に異なるデータをユーザに提供することが可能であ
る。
【0024】<第2実施形態>上述した第1実施形態で
は、サーバ18から端末に提供するデータ(全体デー
タ)は固定的であるが、全体データを動的に変化させる
ことも可能である。すなわち、サーバ18の画像メモリ
に複数種類の画像データを記憶しておき、ある態様のス
クラッチではある画像データを提供し、別の態様のスク
ラッチでは別の画像データを提供する。スクラッチの態
様としては、第1スクラッチの開始位置やスクラッチ形
状(開曲線状か閉曲線状か等)を用いることができる。
以下、第1スクラッチの開始位置に応じて画像データを
変化させる場合について説明する。
【0025】図7には、操作ペンを用いてPDA10の
操作パネルの一定領域100をスクラッチする2つの態
様が示されている。第1の態様は一定領域100の位置
P1から第1スクラッチを開始するものであり、第2の
態様は位置P2から第1スクラッチを開始する場合であ
る。スクラッチの開始位置はスクラッチ領域の位置デー
タに含まれており、サーバ18は開始位置に基づいて端
末に提供する画像データを選択する。
【0026】図8には、サーバ18の画像メモリの内容
が模式的に示されている。画像メモリには、スクラッチ
の開始位置に対応付けて複数種類の画像データが記憶さ
れており、例えば位置P1に対応付けてハートマークが
記憶され、位置P2に対応付けてダイヤマークが記憶さ
れ、位置P3に対応付けてスペードマークが記憶され
る。したがって、ユーザがまず位置P2からスクラッチ
を開始した場合、全体画像としてダイヤマークが選択さ
れ、スクラッチ領域に応じてこのダイヤマークの部分デ
ータがスクラッチ毎に送信されることになる。なお、ス
クラッチの開始位置の区別としては、図9(a)に示さ
れるように一定領域100を左右に3区分する、あるい
は(b)のように上下に3区分する、あるいは(c)の
ように上下左右に6区分するなども可能である。
【0027】このように、本実施形態では、単一の画像
データを端末に送信するのではなく、提供する画像の種
類(質)を変化させることで、より多様な情報提供が可
能となる。
【0028】<第3実施形態>図10には、本実施形態
におけるサーバ18の処理フローチャートが示されてい
る。本実施形態では、サーバ18からユーザ端末にパス
ワード等の秘密情報を提供する場合について説明する。
サーバ18のメモリには、予めユーザ毎に割り当てられ
たデフォルトのパスワード(例えばTOYOTA)が記
憶されているものとする。
【0029】まず、サーバ18のCPUは、スクラッチ
があったか否かを判定する(S201)。スクラッチが
あった場合、次にスクラッチした領域の長さあるいはス
クラッチ時間を算出する(S202)。スクラッチ領域
の長さは、スクラッチ領域の位置データから算出するこ
とができ、スクラッチ時間はスクラッチ開始時間と終了
時間をPDA10内のクロックで計測してサーバ18に
送信すればよい。もちろん、サーバ18でスクラッチ時
間を計測することも可能である。
【0030】スクラッチ領域の長さあるいはスクラッチ
時間を算出した後、CPUはユーザ端末に提供すべきデ
フォルトのパスワードのうち、スクラッチ領域に対応す
るパスワード部分のデータをこれらの長さあるいは時間
で変換する(S203)。例えば、デフォルトのパスワ
ード「TOYOTA」のうち、スクラッチ領域に対応す
るデータが「TO」である場合、このYのデータを長さ
あるいは時間で変換する。長さで変換する場合、「T
O」をバイナリデータに変換し、バイナリデータで表現
された長さデータと乗算してバイナリデータを生成し、
このバイナリデータをテキストデータに変換してパスワ
ードの部分とする。
【0031】時間で変換する場合も同様であり、バイナ
リデータで表現された時間データと乗算してバイナリデ
ータを生成し、このバイナリデータをテキストデータの
変換してパスワードの部分とする。これにより、「T
O」は例えば「xxu」などと変換されサーバ18に記
憶されるとともにPDA10に送信される(S20
4)。ユーザがさらにスクラッチし、このスクラッチに
対応する部分が「YO」である場合、同様にしてスクラ
ッチの長さあるいは時間により変換され、例えば「yy
e」などと変換されサーバ18に記憶されるとともにP
DA10に送信される。ユーザがさらにスクラッチし、
このスクラッチ部分に対応する部分が「TA」である場
合、同様にして長さあるいは時間で変換されて「oo
q」となり、サーバ18に記憶されるとともにPDA1
0に送信される。
【0032】結局、デフォルトのパスワードがユーザ固
有のスクラッチ操作により変換されて「xxuyyeo
oq」となり、ユーザに順次提供されることとなる。ユ
ーザは、次に情報提供サービスにログオンする場合、こ
のパスワードを用いてサーバ18にアクセスし、サーバ
18はメモリに記憶されたパスワードと照合してユーザ
を認証できる。一般に、パスワードはセキュリティ確保
のため頻繁に変更する必要があるが、面倒なため全く変
更していない、あるいは簡単な規則を用いて変更してい
るにすぎない場合も少なくない。本実施形態では、スク
ラッチ動作により任意にデフォルトのパスワードを変更
してユーザに提供することができるため、ユーザはパス
ワードを徐々に知ることができる楽しみの他、セキュリ
ティを確保することもできる。
【0033】なお、ユーザ自身の固有のスクラッチ操作
によりパスワードが生成されるため、ユーザが自己のパ
スワードであるとの感触をもつことも期待される。固有
のスクラッチ操作を一種の署名と考えると、自己の署名
によりパスワードを生成していると云うこともできよ
う。
【0034】以上、本発明の実施形態について説明した
が、本発明はこれに限定されるものではなく種々の変更
が可能である。
【0035】例えば、本実施形態ではインターネット1
6を介してサーバ18からPDA10にデータを提供す
る場合について説明したが、通信ネットワークは必ずし
も必須ではなく、いわゆるスタンドアロンでも同様に適
用することができる。例えば、パーソナルコンピュータ
のハードディスクあるいはCD−ROM、DVD等にデ
ータを記憶しておき、ユーザのマウスによるスクラッチ
に応じて記憶されたデータを順次表示装置に表示するこ
ともできる。
【0036】また、本実施形態では、領域指定の方法と
して「スクラッチ」を例示したが、任意に領域を指定で
きるあらゆる操作が本発明の対象となる。例えば、画像
修正ソフト等で用いられる電子的なスプレー照射操作、
あるいは電子的な消しゴムで一定領域を消去する操作も
領域指定の一つである。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ユーザに情報を提供する際に、より娯楽性を高めること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施形態の構成ブロック図である。
【図2】 実施形態のサーバ構成図である。
【図3】 第1実施形態の処理フローチャートである。
【図4】 第1実施形態のスクラッチ説明図である。
【図5】 第1実施形態のタイミングチャートである。
【図6】 サーバから送信されるデータ説明図である。
【図7】 第2実施形態のスクラッチ説明図である。
【図8】 スクラッチ開始位置と画像(全体画像)との
関係を示す説明図である。
【図9】 スクラッチ開始位置の区分説明図である。
【図10】 第3実施形態の処理フローチャートであ
る。
【符号の説明】
10 PDA、12 基地局、14 Webサーバ、1
6 インターネット、18 サーバ。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユーザ端末からの要求に応じて前記ユー
    ザ端末に情報を提供するシステムであって、 データを記憶する記憶手段と、 一定の領域内においてユーザが任意に指定した領域を検
    出する検出手段と、 前記データのうち検出された指定領域に対応するデータ
    部分を前記ユーザ端末に供給する制御手段と、 を有することを特徴とする情報提供システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のシステムにおいて、 前記指定領域は、前記ユーザによるスクラッチ領域であ
    ることを特徴とする情報提供システム。
  3. 【請求項3】 請求項1、2のいずれかに記載のシステ
    ムにおいて、 前記記憶手段は、前記データを複数記憶し、 前記制御手段は、前記複数のデータのうち最初の指定領
    域に対応したデータを選択し、選択されたデータのうち
    検出された指定領域に対応するデータ部分を前記ユーザ
    端末に供給することを特徴とする情報提供システム。
  4. 【請求項4】 請求項1、2のいずれかに記載のシステ
    ムにおいて、さらに、 検出された指定領域の長さあるいは指定時間を算出する
    手段と、 前記長さあるいは指定時間を用いて前記データ部分を変
    換する手段と、 を有し、前記制御手段は、変換されたデータ部分を前記
    ユーザ端末に供給することを特徴とする情報提供システ
    ム。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のシステムにおいて、 前記データはパスワードであることを特徴とする情報提
    供システム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007179445A (ja) * 2005-12-28 2007-07-12 Canon Software Inc 入力確認支援装置、入力確認支援方法、入力確認支援プログラム
JP2013061792A (ja) * 2011-09-13 2013-04-04 Yahoo Japan Corp サーバ装置、画像配信方法及び画像表示プログラム
JP7470774B2 (ja) 2022-08-04 2024-04-18 PayPay株式会社 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム

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