JP2003141031A - アルバム生成プログラム及び方法 - Google Patents

アルバム生成プログラム及び方法

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JP2003141031A
JP2003141031A JP2001339353A JP2001339353A JP2003141031A JP 2003141031 A JP2003141031 A JP 2003141031A JP 2001339353 A JP2001339353 A JP 2001339353A JP 2001339353 A JP2001339353 A JP 2001339353A JP 2003141031 A JP2003141031 A JP 2003141031A
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Japan
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image data
mail
construction
album
code
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JP2001339353A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Sugie
啓 杉江
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ICK SOLUTIONS CORP
Itochu Kenzai Corp
Original Assignee
ICK SOLUTIONS CORP
Itochu Kenzai Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大量の画像データを自動的に仕分して、迅速
かつ容易にアルバムを作成することを目的とする。 【解決手段】 受信した電子メールに添付された画像デ
ータを仕分して電子的なアルバムを生成するプログラム
であって、画像データが添付された電子メールを受信す
る受信手段(S21)と、電子メールから、予め設定さ
れたコードを解析して前記画像データを格納する場所を
決定する手段(S26)と、電子メールから画像データ
を抽出して、格納場所へ抽出した画像データを格納する
手段(S29)とを計算機に機能させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多数の画像データ
を自動的に仕分して、アルバムを自動的に作成するシス
テム及びプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】デジタルカメラ等の普及に伴って、画像
データをコンピュータ上で管理し、所望の画像をグルー
プ化するなどで電子的なアルバムを作成する画像管理ソ
フトウェアが知られている。
【0003】これは、撮影または読み込んだ画像データ
をコンピュータ上で縮小表示(サムネイル)し、多数の
縮小画像を所望のウインドウに表示させるもので、操作
者は、これら縮小画像を見ながら所望の画像をピックア
ップして、ドラッグアンドドロップ等の操作により、予
め設定したディレクトリまたはフォルダに格納すること
などで画像データの管理を行っている。
【0004】また、住宅の建築においては、「住宅の品
質確保の促進などに関する法律」(平成12年4月施
行)により、基本構造部分について10年間の瑕疵担保
責任が義務づけられ、また、住宅性能表示制度も行われ
ており、基礎や躯体などの完成後には点検の難しい部位
などについて、工程毎に施工状況を写真やデジタルカメ
ラの画像などで保存しておき、品質の保証に利用するも
のがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記前
者の従来例の画像管理ソフトウェアでは、サムネイルの
生成こそコンピュータにより自動的に行われるが、画像
データの選択、仕分は人間の手作業で行わざるを得ず、
画像データが大量になると労力が過大になるという問題
がある。
【0006】また、上記後者の従来例に示したように、
建築工程を画像データで保存して品質保証等に利用する
場合では、1棟の住宅建築工事に関わる撮影者が多数存
在し、さらに、この住宅の施工を統括する元請工務店
は、常時多数の物件を手がけているため、各撮影者が施
工状況を撮影して元請工務店へ送った場合、元請工務店
には多数の物件について、各撮影者から工程毎の画像デ
ータが大量に送られてくることになる。このため、画像
データをまとめる元請工務店では、各住宅の施工工程毎
に画像データが送られて来るので、画像データの数は膨
大なものとなり、これらの膨大な数の画像データを仕分
し、各物件毎にアルバム化する作業が必要になり、多大
な労力を必要とするという問題がある。
【0007】そこで本発明は、上記問題点に鑑みてなさ
れたもので、大量の画像データを自動的に仕分して、迅
速かつ容易にアルバムを作成することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、受信した
電子メールに添付された画像データを仕分して電子的な
アルバムを生成するプログラムであって、画像データが
添付された電子メールを受信する受信手段と、前記電子
メールから、予め設定されたコード(構造化コード)ま
たは文章(文字列)を解析して前記画像データを格納す
る場所を決定する格納場所解析手段と、前記電子メール
から画像データを抽出して、前記格納場所へ抽出した画
像データを格納する格納手段とを計算機に機能させる。
【0009】また、第2の発明は、受信した電子メール
に添付された画像データを仕分して電子的なアルバムを
生成するプログラムであって、予め設定したコード(構
造化コード)または文章を付した電子メールを生成する
電子メール生成手段と、この電子メールを画像の撮影先
に送信する送信手段と、画像データが添付されて返信さ
れた電子メールを受信する受信手段と、前記電子メール
から、予め設定されたコードまたは文章を解析して前記
画像データを格納する場所を決定する格納場所解析手段
と、前記電子メールから画像データを抽出して、前記格
納場所へ抽出した画像データを格納する格納手段とを計
算機に機能させる。
【0010】前記コードは、撮影した画像データの属性
を示すことを特徴とする請求項1または請求項2に記載
のプログラム。
【0011】また、第3の発明は、前記第1または第2
の発明において、前記格納手段は、格納した画像データ
を予め設定したWebページで電子的なアルバムとして
公開する公開手段を含み、この公開手段は、格納した画
像データの格納場所に基づいて、前記Webページのリ
ンクを生成または更新する。
【0012】また、第4の発明は、前記第1または第2
の発明において、前記コードは、撮影した画像データの
属性を示す。
【0013】なお、前記コードは、例えば、階層的な構
造を備えた格納場所における階層を特定し、あるいは、
格納場所がキーに基づいて格納場所を特定するデータベ
ースの場合では、前記コードは、画像データのキーを示
す。
【0014】また、第5の発明は、受信した電子メール
に添付された画像データを仕分して電子的なアルバムを
生成するアルバム生成方法であって、画像データが添付
された電子メールを受信する処理と、前記電子メールか
ら、予め設定されたコード(構造化コード)または文章
を解析して前記画像データを格納する場所を決定する処
理と、前記電子メールから画像データを抽出して、前記
格納場所へ抽出した画像データを格納する処理とを含
む。
【0015】また、第6の発明は、受信した電子メール
に添付された画像データを仕分して電子的なアルバムを
生成するアルバム生成方法であって、予め設定したコー
ド(構造化コード)または文章を付した電子メールを生
成する処理と、この電子メールを画像の撮影先に送信す
る処理と、画像データが添付されて返信された電子メー
ルを受信する処理と、前記電子メールから、予め設定さ
れたコードまたは文章を解析して前記画像データを格納
する場所を決定する処理と、前記電子メールから画像デ
ータを抽出して、前記格納場所へ抽出した画像データを
格納する処理とを含む。
【0016】また、第7の発明は、前記第5または第6
の発明において、前記画像データを格納する処理が、前
記格納した画像データを予め設定したWebページで電
子的なアルバムとして公開する公開処理を含み、この公
開処理は、格納した画像データの格納場所に基づいて、
前記Webページのリンクを生成または更新する。
【0017】
【発明の効果】したがって、本発明によれば、撮影の依
頼を電子メールで行うとともに、画像データを仕分する
ためのコードまたは文章(文字列)を、この電子メール
に埋め込んでおき、撮影が終了すると、撮影依頼の電子
メールに画像データを添付して返信する。そして、受信
した電子メールの中からコードまたは文章を解析して、
添付された画像データの格納先を迅速に決定して格納す
ることができるため、複数の撮影者から膨大な数の画像
データが送られてきた場合であっても、ほぼリアルタイ
ムに所定の格納先へ格納でき、さらに、格納した画像デ
ータは即座にWebページ上で電子アルバムとして公開
することが可能となり、電子メールと予め設定したコー
ドまたは文章を用いることによって、従来、手作業で行
わざるを得なかった画像データ20の作業を迅速かつ自
動的に行って、電子的なアルバムとして即座に公開する
ことが可能となる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を添付
図面に基づいて説明する。
【0019】図1は、一戸建住宅の施工状況を画像デー
タで管理する一例を示す概念図である。
【0020】<ハードウェアの概要>インターネット1
0に接続されたアルバム管理サイト1は、Web(Worl
d Wide Web)サーバ2と、SMTPなどの送信プロト
コルとPOP3(またはAPOP)等の受信プロトコル
を実装したメールサーバ3と、後述する画像管理アプリ
ケーション41を実行するアプリケーションサーバ4
と、各施工撮影者のメールアドレスと各物件毎の画像デ
ータ及び各物件毎の情報並びにアルバム管理サイト1の
ユーザー情報などを蓄積するデータベース50を主体に
構成される。
【0021】画像管理アプリケーション41は、電子メ
ールの送受信機能(メールクライアント)を有するとと
もに、受信した電子メールに添付された画像データを各
物件の工事毎に画像データを仕分し、管理するととも
に、Webサーバ2を介して画像データを電子的なアル
バムとして公開するものである。なお、これらのサーバ
は複数のハードウェア(コンピュータ)に分散して稼働
させてもよいし、単一のハードウェア上で稼働するもの
でもよい。
【0022】一方、インターネット10に接続されて、
アルバム管理サイト1のサービスを受けるクライアント
としては、画像データ20を電子メール30に添付して
送信するとともに、電子メールを受信する送受信ソフト
ウェア(メールクライアント)を備えたコンピュータ5
等から構成される。
【0023】このコンピュータ5は、デジタルカメラ9
と接続可能であって、デジタルカメラ9で撮影した画像
データ20を読み込んで、記憶装置上にファイルとして
格納し、この画像データ20を電子メール30に添付し
てアルバム管理サイト1のメールサーバ3へ送信し、ま
た、メールサーバ3等からの電子メール30を受信して
表示装置上で表示可能に構成される。
【0024】また、コンピュータ5はHTML(Hyper
Text Markup Language)ファイル等を解釈可能なブ
ラウザ(閲覧ソフトウェア)を備え、Webサーバ2を
介して画像管理アプリケーション41が提供する画像デ
ータを閲覧可能に構成される。
【0025】なお、画像データを添付した電子メール3
0を送信する手段及びWebサーバ2からの情報を取得
する手段としては上記コンピュータ5とデジタルカメラ
9に限定されるものではなく、例えば、図1において、
インターネットに接続可能な携帯電話(移動体通信手
段)6と、メールクライアントを備えたPDA(Person
al Data Assistant)7等のモバイル機器の組み合わ
せでもよく、あるいは、デジタルカメラとメールクライ
アントを備えたカメラ付携帯電話8や、電子メールの送
受信機能を備えたデジタルカメラ19等で構成すること
ができる。なお、PDA7やカメラ付携帯電話8に、ブ
ラウザを備えればWebサーバ2との通信が可能となる
のでより好ましい。
【0026】<ソフトウェアの概要>次に、アルバム管
理サイト1の概要を説明する。
【0027】アルバム管理サイト1では、画像管理アプ
リケーション41が予め登録された施工撮影者のメール
アドレスに、施工中の物件の予め設定した撮影箇所及び
返信用の構造化コード(後述)を記載した電子メール3
0を、メールサーバ3を介して送信する。
【0028】施工撮影者等は受信した電子メール30に
従って、施工中の物件をデジタルカメラ9等で撮影し、
この画像データ20をアルバム管理サイト1からの電子
メール30に添付して返信する。
【0029】施工撮影者からの電子メール30を受信し
たメールサーバ3は、画像管理アプリケーション41へ
電子メール30を通知する。
【0030】画像データ20を添付した返信を受信した
画像管理アプリケーション41は、電子メール30に記
載された構造化コードを解析して、画像データ20の格
納場所を決定し、電子メール30から抽出した画像デー
タ20をデータベース50や記憶手段等に格納する。
【0031】そして、画像管理アプリケーション41
は、画像データ20を保存した後、この画像データ20
を電子的なアルバムとして公開するWebサーバ2のW
ebページを更新または生成し、上記画像データ20の
格納場所とのリンクを生成または更新し、施工状況の画
像データ20を電子アルバムとして公開する。
【0032】<アルバム管理サイトの利用例>上記のよ
うなアルバム管理サイト1の利用形態の一例を、図2に
示す。
【0033】図2において、元請工務店5Aは、物件デ
ータの作成、更新を行うとともに、工程管理データを作
成、更新する。
【0034】そして、元請工務店5Aは、実際の工事を
依頼する撮影者の名称やメールアドレスを登録し、各物
件の工事毎に施工撮影者を割り当てる。また、画像管理
アプリケーション41で生成された電子アルバムを閲覧
して、工事の進捗状況を監視する。
【0035】施工撮影者5Bは、アルバム管理サイト1
からの電子メール30に基づいて、施工状況を撮影し、
撮影した画像データ20を電子メール30に添付して返
信する。この施工撮影者5Bも、画像管理アプリケーシ
ョン41で生成された電子アルバムを閲覧して、自分が
行う工事の前工程などについて確認する事ができる。
【0036】工事監理者5Cは、元請工務店や施工撮影
者から依頼を受けて、建築現場の指揮、管理を行うもの
で、電子アルバムを閲覧することで、各工事の進捗状況
をインターネット10を介して確認する事ができる。
【0037】また、検査員5Dは、所定の検査機関に属
し、建築物件の検査を行う者であり、インターネット1
0を介して電子アルバムを閲覧することで、各物件の施
工状況及び工程の進捗状況を把握することができる。
【0038】そして、施主5Eは、物件の建築を元請工
務店などへ依頼した者であり、インターネット10を介
して電子アルバムを閲覧することで、自己の物件の施工
状況及び工程の進捗状況を把握することができる。
【0039】<電子メールの生成及び送信>次に、アル
バム管理サイト1の詳細について説明する。
【0040】図3は、主に元請工務店5Aが利用する物
件登録及び撮影者割り当て並びにメール送信を行う管理
画面のイメージである。
【0041】図2に示した元請工務店5Aはコンピュー
タを用いて、アルバム管理サイト1のWebサーバ2と
接続し、所定のID及びパスワードで認証を行った後、
図3に示す管理画面から入力を行い、画像データ20の
撮影を依頼する者(撮影者)を物件毎に設定する。
【0042】図3の管理画面では、物件・工事・撮影者
をそれぞれ入力または更新し、物件毎の各工事について
撮影者を関連付ける。この撮影者は、本実施形態のよう
に建築物件へ適用する場合では、施工撮影者が行うもの
とする。
【0043】この入力の結果は、Webサーバ2から画
像管理アプリケーション41へ送信され、画像管理アプ
リケーション41は、データベース50の新規レコード
の作成や更新が行われる。
【0044】まず、図3の管理画面においては、建築を
行う物件(一戸建て住宅)の名称101、施主名10
2、住所103、施工の開始日104の各入力欄へ入力
してから物件登録ボタン120をクリックすることによ
り、画像管理アプリケーション41は新規の物件をデー
タベース50に登録する。
【0045】一方、既に登録済みの物件を呼び出すに
は、図中中程の物件名プルダウンメニュー110から所
望の物件名を選択する。なお、不要になった物件名につ
いては、物件名プルダウンメニュー110から所望の物
件名を選択した後、削除ボタン121をクリック(また
はENTER)すればよい。
【0046】次に、選択または登録した物件の各工事に
ついて撮影者を割り当てるには、工事名プルダウンメニ
ュー105を操作して、所望の工事名を選択する。
【0047】工事名を選択した後、撮影者名プルダウン
メニュー106を操作して、所望の撮影者を表示させた
後、割り当てボタン123をクリックすれば、選択した
撮影者が工事名プルダウンメニュー105で選択した工
事に関する撮影(画像データ20の返信)を請け負うこ
とが設定される。
【0048】なお、撮影者の名称及び電子メールアドレ
スは、図3の下方に示した各登録画面において、予め登
録されたものであり、データベース50上には、撮影者
(撮影者)の名称及び電子メールアドレスが自動的に格
納される。
【0049】撮影者名を選択した後に、図中下方の読み
込みボタン124をクリックすると、撮影者名プルダウ
ンメニュー106の下のアドレス欄107には、選択し
た撮影者の電子メールアドレスが表示される。この電子
メールアドレスを修正する場合には、アドレス欄107
に文字列を入力した後、下方の更新ボタン125をクリ
ックすることで、選択した撮影者の電子メールアドレス
は更新されて、データベース50に格納される。
【0050】上記入力を各工事毎に撮影者名を選択して
割り当てボタン123をクリックすることで、各工事毎
に施工を行う撮影者が設定される。なお、一つの工事
(工程)には、複数の撮影者を割り当てることができ、
選択した工事名に対して順次撮影者名プルダウンメニュ
ー106から撮影者を選択し、割り当てボタン123を
クリックすることで、一つの工事に対して複数の撮影者
を設定することができる。
【0051】次に、各工事に割り当てられたすべての撮
影者名を参照するには、割り当て一覧ボタン122をク
リックすることで、図3の右側には、サブウィンドウ7
0内に、工事名、撮影者名、電子メールアドレスが表示
され、さらに、各工事名に対応して、電子メールを送付
する撮影者(撮影を依頼する者)を選択する選択欄13
1が表示される。
【0052】物件の工事について撮影者を設定すると画
像管理アプリケーションは、所定のタイミングで、後述
するような構造化コードと、具体的な撮影箇所と撮影ガ
イドを添付した電子メール30が、選択した撮影者へ送
信される。なお、撮影を依頼する電子メール30の送信
タイミングは、例えば、前工程の画像データ20が返信
された時点等、予め設定されたものであり、基礎工事の
画像データ20が送られてくると、次の躯体工事に関連
付けられた撮影者に電子メール30を自動的に送信し、
同様に、躯体工事の画像データ20が返信された時点
で、次の屋根工事の撮影者へ電子メール30を自動的に
送信する。
【0053】また、電子メール30の送信(配信)処理
は、上記のような自動的な処理の他、撮影者が電子メー
ル30誤って削除した場合などに備えて、図3の管理画
面から手動にて送信することもできる。
【0054】例えば、手動にて図中基礎工事を施工する
山田工務店に施工状況の撮影指示を送る際には、サブウ
ィンドウ70の左側の選択欄131をクリックして、黒
丸印の選択マークを表示させた後、サブウィンドウ70
上方の送信ボタン133をクリックすることで、後述す
るように、画像管理アプリケーション41で用いる構造
化コードと、具体的な撮影箇所と撮影ガイドを添付した
電子メールが、選択した撮影者へ送信される。
【0055】次に、各工事に対する撮影箇所及び撮影ガ
イドの関連付けは、上述の「住宅の品質確保の促進など
に関する法律」等に準じて各工事毎に予め設定されたも
のであり、これら撮影箇所及びガイドが、工事に関連付
けられた撮影者への電子メール30に添付される。
【0056】<送信データの構造>これらの元請工務店
毎及び物件毎のデータは、データベース50上では図4
のように格納される。
【0057】図4において、元請工務店データ90’
は、アルバム管理サイト1の利用者であり、複数の元請
工務店が名称と元請コード90A(例えば、4桁のコー
ド)に関連付けられてデータベース50に格納されてい
る。
【0058】物件データ110’は、上記元請工務店デ
ータ90’に関連付けられており、通常、一つの元請工
務店データ90’に対して複数の物件データ110’が
関連付けられている。この物件データ110’は、名称
と物件コード110A(4桁のコード)が関連付けられ
てデータベース50に格納されている。
【0059】次に、工事データ105’は、一つの物件
に対して予め設定されている複数の工程の名称と、工事
コード105A(2桁のコード)が関連付けられてデー
タベース50に格納されており、一般的な木造住宅であ
れば、例えば、基礎工事、躯体工事、屋根工事、外壁工
事、外装工事、サッシ工事などの工事名称に、それぞ
れ、01、02………06等のコードが付されている。
【0060】次に、撮影箇所データ130は、一つの工
事データ105’についてそれぞれ設定されたものであ
り、通常、一つの工事について複数の撮影箇所データ1
30が予め設定されており、撮影箇所の名称と撮影箇所
コード130Aから構成される。
【0061】この撮影箇所データ130は、上述の「住
宅の品質確保の促進などに関する法律」等に準じて、住
宅の品質を保証する上で必要な施工状況について予め設
定されたものであって、施主に引き渡した後では確認で
きない部分などについて、撮影を行うように設定された
もので、撮影箇所データ130は、撮影箇所の名称と撮
影箇所コード130A(2桁のコード)で構成される。
【0062】例えば、躯体工事に対して撮影を要求する
部位は、「土台継ぎ手」、「アンカーボルト」、「筋交
い」、「木材の品質」、「防蟻、防腐処理」などであ
り、これらの撮影箇所名について、コード130Aが0
1、02………08等のように予め設定されている。
【0063】さらに、一つの撮影箇所について、具体的
な撮影場所と、撮影に関する注意点からなる撮影ガイド
131が設定されており、この撮影ガイド131は撮影
箇所データ130に対応するテキストデータ131Aと
してデータベース50に格納され、後述する電子メール
に記載または添付される。
【0064】この撮影ガイド131は、例えば、撮影箇
所データ130として土台継ぎ手を選択した場合、次の
ようなテキストで構成される。
【0065】〔撮影場所〕:継ぎ手部と土台の拡大 〔撮影注意点〕:継ぎ手が明瞭に解るように撮影 この、撮影ガイド130は、テキストデータ131Aと
してデータベース50に格納されている。
【0066】なお、図4において、アンカーボルトや筋
交いなどの他の撮影箇所データ130についても、上記
と同様に具体的な撮影場所と、撮影に関する注意点から
なる撮影ガイド131がテキストデータ131Aとして
予め設定されている。
【0067】次に、上記工事データ105’には撮影箇
所データ130の他に、図5で示すように施工を行う撮
影者データ140が関連付けられており、一つの工事デ
ータ105’に対して複数の撮影者データ140が関連
付け可能となっている。
【0068】さらに、各撮影者データ140には、電子
メールアドレス150が関連付けられており、アドレス
データ150Aとしてデータベース50に格納されてい
る。
【0069】<撮影依頼電子メールの配信処理>次に、
工事の撮影者に対して撮影を依頼する電子メールの配信
処理について、図6のフローチャートを参照しながら以
下に説明する。なお、この処理は画像管理アプリケーシ
ョン41が実行するものである。
【0070】電子メールの配信処理は、図3に示す管理
画面で設定された物件及び工事に対応する撮影者へ、上
述のように所定のタイミングで自動的に行われるもので
ある。
【0071】図6は、送信タイミングとなった物件の、
ある工事について電子メールを配信する処理の一例を示
す。
【0072】まず、図6のステップS1では、撮影を行
う物件の工事についてデータベース50を検索し、元請
工務店の名称及び元請コード90Aと、物件名称及び物
件コード110Aと、選択した工事に対応する名称及び
工事コード105Aを読み込むとともに、ステップS2
では、上記図3で選択した撮影者の名称及び電子メール
アドレス150を読み込む。
【0073】そして、ステップS3では、上記ステップ
S1で読み込んだ工事コード105Aに基づいて撮影箇
所データ130を読み込むため、場所コード130Aと
して予め設定した初期値を設定する。なお、ここでは、
場所コード130Aの初期値として「01」を設定す
る。
【0074】ステップS4では、撮影箇所毎に画像デー
タを仕分するために、構造化コードを生成する。
【0075】この構造化コード200は、図4で示すよ
うに、上記元請コード90Aと物件コード110Aに工
事コード105Aと場所コード130Aを結合して生成
するものであり、例えば、元請コード=0001、物件
コード110=0001、工事コード=04、場所コー
ド=01の場合、構造化コード=0001_0001_
0401となる。なお、元請コード90Aと物件コード
110Aの間及び工物件コード110Aと工事コード1
05Aの間に「_」を挿入したが、このような記号は任
意に設定すればよい。
【0076】次に、ステップS5では、現在の場所コー
ド130Aに対応する撮影ガイド131(テキストデー
タ131A)をデータベース50から読み込む。
【0077】ステップS6では、新たな電子メールを作
成し、上記ステップS4で作成した構造化コード200
を電子メールの「件名」に挿入するとともに、撮影者名
及び物件名を本文の先頭に挿入し、さらに、工事名と撮
影ガイドのテキストデータ131Aと予め設定したメッ
セージを挿入する。そして、本文に送信者名(例えば、
元請工務店名)を挿入する。
【0078】上記ステップS4〜ステップS7の処理に
より、図7に示すように、タイトルを構造化コード20
0とし、撮影者140に物件名110’の工事名10
5’について、撮影箇所データで指定される場所を撮影
ガイド131で指定された要件でデジタルカメラなどに
より撮影した画像データの返信を依頼する電子メール3
0が作成される。
【0079】次に、画像管理アプリケーション41は、
ステップS7でこの電子メールをメールサーバ3へ送信
し、メールサーバ3は指定されたメールアドレス150
に転送する。
【0080】こうして、選択した工事のうち一つの撮影
箇所について電子メールを送信すると、ステップS8で
場所コードをインクリメント(例えば、1を加算)し
て、次の場所コードに対応する撮影ガイド131を検索
する。
【0081】ステップS9では、該当する工事コード1
05Aについて、次の撮影箇所の有無を判定し、撮影箇
所があればステップS4へ戻って、次の撮影箇所につい
て電子メールを送信し、工事コードに対応した撮影箇所
について、それぞれ電子メールを送信してから処理を終
了する。
【0082】上記配信処理により、選択した物件の工事
について、所定の要件(上記法律など)を満たすのに必
要な撮影箇所と撮影の要点を記載した電子メールが、撮
影箇所毎に生成されて自動的に送信される。
【0083】図8に示す電子メールを複数受信した撮影
者は、各撮影箇所毎にデジタルカメラなどで撮影を行
い、撮影した画像を電子メールに添付してアルバム管理
サイト1に返信する。
【0084】撮影に当たって、撮影者は、電子メール
(または電子メールの印刷物)を見ながら、場所と注意
事項に沿って作業を行えばよいので、その都度資料を見
たり、元請工務店に問い合わせるということがなくなっ
て、撮影を効率よく行うことができるのである。
【0085】こうして撮影した画像データ20は、図8
で示すように、返信メール31の添付ファイルとし、送
信元のアドレス151(=メールサーバ3)に送信され
る。
【0086】<返信メールの受信処理>画像管理アプリ
ケーション41は、バックグラウンドで常時メールサー
バ3の受信メールを読み込んで、撮影者からの返信メー
ル31を受信し、構造化コード200に基づいて添付さ
れた画像データ20の格納先を決定し、Webサイトで
公開可能な形態で記憶手段へ格納する。
【0087】画像管理アプリケーション41が実行する
受信処理について図9のフローチャートを参照しながら
詳述する。
【0088】まず、ステップS21では、メールサーバ
3に到着している返信メール31を読み込み、次に、ス
テップS22では、読み込んだ返信メール31に添付フ
ァイルがあるか否かを判定し、添付ファイルがない場合
には処理不要と判定して処理を終了する一方、添付ファ
イルがある場合にはステップS23に進む。
【0089】ステップS23では、返信メール31の所
定の位置から文字列を走査して、元請コード90Aを検
索する。例えば、図9に示した返信メール31の件名欄
を走査し、件名欄が「Re: 0001#0001#0401」となってい
る場合、「Re: 」以降から4文字を抽出し、「0001」
を4桁の元請コード90Aとし、テキストデータからコ
ードに変換する。
【0090】同様に、ステップS24では、引き続き返
信メール31の件名欄を走査し、最初の「#」から4文
字を抽出して、「0001」物件コード110Aに変換し、
さらに、ステップS25では、次の「#」以降から2文
字を抽出し、「04」を工事コード105Aとして変換
し、ステップS26では続く2文字を抽出して、「01」
を撮影箇所コード130Aとして変換する。
【0091】これら元請コード90A、物件コード11
0A、工事コード105A及び撮影箇所コード130A
から、ステップS27では、添付された画像データ20
の格納先を決定する。
【0092】そして、ステップS28、S29では、返
信メール31の添付ファイルから画像データ20を抽出
して、ステップS27で決定した格納先へ画像データ2
0を格納する。
【0093】例えば、データベース50へ画像データ2
0を格納する場合では、図10で示すように、元請コー
ド90A、物件コード110A、工事コード105A及
び撮影箇所コード130Aをキーフィールドとし、これ
らのキーフィールドとともに一つのレコードを構成する
ように画像データ20を保存したファイルパス20’を
埋め込んでいけばよい。
【0094】あるいは、ファイルとして保存する場合で
は、図11に示すように、アプリケーションサーバ4の
記憶手段40に、元請コード90Aまたは元請工務店名
に対応したディレクトリ210の下位に、物件コード1
10Aまたは物件名に対応したディレクトリ211を設
け、このディレクトリ211に工事コード105Aまた
は工事名と撮影箇所コード130Aまたは撮影場所名を
含むファイル名212を設けて、上記のようにデコード
した画像データ20を格納する。
【0095】上記の受信処理により、各元請工務店の複
数の物件から各工事の状況を示す画像データ20が返信
メール31で送られて来ると、アルバム管理サイト1か
ら撮影依頼時の電子メールに組み込んだ構造化コード2
00を解析して、画像データ20の格納先を自動的に決
定でき、データベース50のレコードまたは記憶手段4
0のディレクトリへ自動的に仕分して格納することが可
能となって、人手を要することなく、迅速に大量の画像
データ20の仕分を行って、電子的なアルバムを容易に
生成することができるのである。
【0096】<電子アルバムの生成・閲覧>上記のよう
に自動的に仕分された画像データ20は、図12で示す
ように、Webページ60上に電子アルバムとして公開
される。
【0097】画像管理アプリケーション41は、画像デ
ータ20を格納すると、Webサーバ2上のWebペー
ジ60を作成または更新して、新規に格納した画像デー
タ20(画像ファイル)のリンクL01〜L04を作成
または更新することにより、自動的に電子アルバムの生
成または編集を行う。
【0098】図12では、上記図11と同様に、アプリ
ケーションサーバ4の記憶手段40に画像データ20を
ファイル01として保存した場合を示し、Webページ
60には、ファイル01のファイルパスを示すリンクL
01が作成され、電子的アルバムとして公開される。な
お、Webページ60のレイアウトは、予め設定したも
のである。
【0099】こうして、作成された電子アルバムの一例
を、図13に示す。
【0100】このWebページ60の上部には、物件名
110’と工事名105’がHTMLのリンクによって
表示され、その下には3行×5列の画像ファイルのリン
クL01〜L15及び各画像ファイルに対応した撮影箇
所130のリンクが設けられている。
【0101】また、各画像ファイルには、施主に開示す
るか否かを決定するチェックボックス132が設けら
れ、このチェックボックス132をチェックすることに
より、不要な画像等が施主に提供されることはない。
【0102】このWebページ60は、例えば、物件毎
(図中物件名プルダウンメニュー110’)、工事毎
(図中工事名プルダウンメニュー105’)に分けて整
理され、図14に示すような、選択画面より物件名と工
事名を選択して、所望のアルバムを閲覧することができ
る。
【0103】以上のように、撮影の依頼を電子メールで
行い、画像データ20を仕分するための構造化コード2
00を、この電子メールに埋め込んでおき、撮影が終了
すると、撮影依頼の電子メールに画像データ20を添付
して返信することにより、アルバム管理サイト1の画像
管理アプリケーション41は、電子メールの中から構造
化コード200を抽出して添付された画像ファイル20
の格納先を迅速に決定して格納することができるため、
複数の撮影者から膨大な数の画像データ20が送られて
きた場合であっても、ほぼリアルタイムに所定の格納先
へ格納でき、さらに、格納した画像データ20は即座に
Webページ60上で電子アルバムとして公開すること
が可能となる。
【0104】このように、電子メールと構造化コード2
00を用いることによって、従来、手作業で行わざるを
得なかった画像データ20の仕分作業を迅速に行って、
電子的なアルバムとして即座に公開することが可能とな
る。
【0105】特に、上記のように建築工事へ適用した場
合では、多数の工程で複数の撮影者が関わるが、構造化
コード200を付した電子メールに撮影したデータ20
を添付して返信するだけで、自動的に仕分けが行われ、
施工状況の記録を迅速に生成でき、また、元請工務店や
検査員、施主などは、インターネットに接続可能な携帯
電話6などを利用することで、現在の進捗状況と工事の
内容について場所や時間を問わずに確認できるという大
きなメリットが生じるのである。
【0106】図15〜図17は第2の実施形態を示し、
前記第1実施形態の構造化コード200を文章(文字
列)に置き換えたものであり、その他の構成は前記第1
実施形態と同様である。
【0107】図15は、工事の施工撮影者に対して撮影
を依頼する電子メールの配信処理を示し、前記第1実施
形態の図6のフローチャートと同一の処理については同
一の符号を付した。
【0108】電子メールの配信処理は、前記第1実施形
態の図6と同様に、撮影を行う物件、工事、撮影者の関
係が上記図3で設定され、上記と同様に、所定のタイミ
ングになると実行されるものである。
【0109】画像管理アプリケーション41は、ステッ
プS1’で、該当する物件の工事についてデータベース
50を検索し、元請工務店の名称、物件名、選択した工
事名を読み込むとともに、ステップS2では撮影者の名
称及び電子メールアドレス150を読み込む。
【0110】次に、ステップS3’では、撮影箇所毎に
画像データを仕分するために、上記ステップS1’で選
択した工事名に対応する予め設定された撮影箇所名のう
ち最初の撮影箇所を、データベース50から読み込む。
【0111】次に、ステップS5では、現在の撮影箇所
に対応する撮影ガイド131(テキストデータ131
A)をデータベース50から読み込む。
【0112】ステップS6’では、新たな電子メールを
作成し、上記ステップS1’〜S3で読み込んだ元請工
務店名、物件名、工事名、撮影箇所名を、後に画像の仕
分けを行うための文章として、上記生成した電子メール
の所定の位置に挿入する。
【0113】ここで、画像を仕分けするための各名称を
挿入する際には、予め設定した項目名の後に各名称を挿
入し、例えば、図17で示すように、電子メール30の
本文の先頭から、 〔元請工務店名〕ICKT 〔物件名〕A邸 〔工事名〕基礎工事 〔撮影箇所〕土台継ぎ手1 のように、所定の記号=〔〕の中に、予め設定した項目
名(元請工務店名、物件名、工事名、撮影箇所)を挿入
しておき、これらの〔〕の後に、各名称を挿入する。
【0114】なお、このとき、電子メール20の件名欄
に、物件名と工事名に所定の文章(又は文字列)を挿入
すればよく、例えば、物件Aの基礎工事撮影依頼、など
である。
【0115】生成した電子メールに、撮影する画像に関
する所定の文章を挿入すると、前記第1実施形態と同様
に、ステップS7で、読み込んだ撮影ガイドを挿入する
とともに、送信者と返信アドレス等を挿入してから電子
メールを送信する。
【0116】そして、ステップS8’では、次の撮影箇
所を読み込み、ステップS9’では、工事名に対応づけ
られた全ての撮影箇所について電子メール20を送った
か否かを判定し、送っていれば処理を終了し、そうでな
い場合には、ステップS5に戻って、次の撮影箇所の電
子メール20を生成し、送信する。
【0117】上記配信処理により、選択した物件の工事
について、所定の要件(上記法律など)を満たすのに必
要な撮影箇所と撮影の要点を記載した電子メールが、撮
影箇所毎に生成されて自動的に送信される。
【0118】この電子メールを複数受信した撮影者は、
各撮影箇所毎にデジタルカメラなどで撮影を行い、撮影
した画像を電子メール30に添付してアルバム管理サイ
ト1に返信する。
【0119】画像管理アプリケーション41は、バック
グラウンドで常時メールサーバ3の受信メールを読み込
んで、撮影者からの返信メール31を受信し、返信メー
ル31の文章(文字列)を解析して添付された画像デー
タ20の格納先を決定し、Webサイトで公開可能な形
態で記憶手段へ格納する。
【0120】画像管理アプリケーション41が実行する
受信処理について、図16のフローチャートを参照しな
がら詳述する。
【0121】まず、ステップS21では、前記第1実施
形態と同様にメールサーバ3に到着している返信メール
31を読み込み、次に、ステップS22では、読み込ん
だ返信メール31に添付ファイルがあるか否かを判定
し、添付ファイルがない場合には処理不要と判定して処
理を終了する一方、添付ファイルがある場合にはステッ
プS23’に進む。
【0122】ステップS23’では、返信メール31の
本文を所定の位置から文字列を走査して、元請工務店名
を検索する。
【0123】ここでは、図17に示した返信メール31
の本文を先頭から解析し、〔元請工務店名〕の後に出現
する文字列「ICKT」を元請工務店名として切り出
す。
【0124】同様に、ステップS24’では、文字列の
解析を継続し、〔物件名〕の後に出現する文字列「A
邸」を、物件名として切り出す。
【0125】ステップS25’では、さらに文字列の解
析を継続し、〔工事名〕の後に出現する文字列「基礎工
事」を、工事名として切り出す。
【0126】ステップS26’では、さらに文字列の解
析を継続し、〔撮影箇所名〕の後に出現する文字列「土
台継ぎ手1」を、撮影箇所名として切り出す。
【0127】以下、ステップS27以降は、これら切り
出した元請工務店名、物件名、工事名、撮影箇所から、
添付された画像データ20の格納先(ディレクトリの名
称など)を決定する。
【0128】そして、ステップS28、S29では、返
信メール31の添付ファイルから画像データ20を抽出
して、ステップS27で決定した格納先へ画像データ2
0を格納する。
【0129】こうして、電子メール30に画像を仕分け
るための文章(文字列)を直接挿入した場合であって
も、画像データ20の格納場所を迅速に把握でき、画像
データによるアルバムの生成を自動的に行うことができ
るのである。
【0130】なお、上記実施形態においては、建築工事
に適用した一例を示したが、土木工事や進捗状況を明示
する作業などに適用することができる。
【0131】また、物件が完成した後には、生成したW
ebページをCD−RやDVD−R、RW、RAM等に
記録して施主へ提供することにより、基礎や躯体などの
完成後には点検の難しい部位などについての施工状況を
明示でき、瑕疵担保や住宅の性能保証を正確に行うこと
が可能となる。
【0132】また、上記実施形態においては、構造化コ
ード200を電子メールの件名欄に挿入した例を示した
が、これに限定されるものではなく、本文中であっても
よく、受信処理の際に構造化コード200が識別可能な
場所に挿入すればよい。
【0133】今回開示した実施の形態は、全ての点で例
示であって制限的なものではないと考えられるべきであ
る。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の
範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び
内容の範囲での全ての変更が含まれることが意図され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すアルバム管理サイト
の概略図。
【図2】同じく、アルバム管理サイトの利用形態の一例
を示す概略図。
【図3】同じく、管理画面を示す画面イメージ。
【図4】データベースのレコード構成と、コード体系の
一例を示す概念図。
【図5】同じく、データベース50のレコード構成と、
コード体系の一例を示す概念図。
【図6】画像管理アプリケーションで実行される配信処
理のフローチャート。
【図7】送信する電子メールの一例を示す画面イメー
ジ。
【図8】返信された電子メールの一例を示す画面イメー
ジ。
【図9】画像管理アプリケーションで実行される受信処
理のフローチャート。
【図10】データベースに格納されるコードと画像デー
タのレコードを示す概略図。
【図11】ファイルとして画像データを保存する場合の
ディレクトリマップ。
【図12】格納された画像ファイルとWebページの関
係を示す概略図。
【図13】生成された電子アルバムの一例を示す画面イ
メージ。
【図14】同じく電子アルバムの閲覧入力画面の画面イ
メージ。
【図15】第2の実施形態を示し、画像管理アプリケー
ションで実行される配信処理のフローチャート。
【図16】同じく、画像管理アプリケーションで実行さ
れる受信処理のフローチャート。
【図17】同じく、電子メールの一例を示す画面イメー
ジ。
【符号の説明】
1 アルバム管理サイト 2 Webサーバ 3 メールサーバ 4 アプリケーションサーバ 5 コンピュータ 9 デジタルカメラ 20 画像データ 30 電子メール 31 返信メール 41 画像管理アプリケーション 50 データベース

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】受信した電子メールに添付された画像デー
    タを仕分して電子的なアルバムを生成するプログラムで
    あって、 画像データが添付された電子メールを受信する受信手段
    と、 前記電子メールから、予め設定されたコードまたは文章
    を解析して前記画像データを格納する場所を決定する格
    納場所解析手段と、 前記電子メールから画像データを抽出して、前記格納場
    所へ抽出した画像データを格納する格納手段とを計算機
    に機能させることを特徴とするプログラム。
  2. 【請求項2】受信した電子メールに添付された画像デー
    タを仕分して電子的なアルバムを生成するプログラムで
    あって、 予め設定したコードまたは文章を付した電子メールを生
    成する電子メール生成手段と、 この電子メールを画像の撮影先に送信する送信手段と、 画像データが添付されて返信された電子メールを受信す
    る受信手段と、 前記電子メールから、予め設定されたコードまたは文章
    を解析して前記画像データを格納する場所を決定する格
    納場所解析手段と、 前記電子メールから画像データを抽出して、前記格納場
    所へ抽出した画像データを格納する格納手段とを計算機
    に機能させることを特徴とするプログラム。
  3. 【請求項3】前記格納手段は、格納した画像データを予
    め設定したWebページで電子的なアルバムとして公開
    する公開手段を含み、この公開手段は、格納した画像デ
    ータの格納場所に基づいて、前記Webページのリンク
    を生成または更新することを特徴とする請求項1または
    請求項2に記載のプログラム。
  4. 【請求項4】前記コードは、撮影した画像データの属性
    を示すことを特徴とする請求項1または請求項2に記載
    のプログラム。
  5. 【請求項5】受信した電子メールに添付された画像デー
    タを仕分して電子的なアルバムを生成するアルバム生成
    方法であって、 画像データが添付された電子メールを受信する処理と、 前記電子メールから、予め設定されたコードまたは文章
    を解析して前記画像データを格納する場所を決定する処
    理と、 前記電子メールから画像データを抽出して、前記格納場
    所へ抽出した画像データを格納する処理とを含むことを
    特徴とするアルバム生成方法。
  6. 【請求項6】受信した電子メールに添付された画像デー
    タを仕分して電子的なアルバムを生成するアルバム生成
    方法であって、 予め設定したコードまたは文章を付した電子メールを生
    成する処理と、 この電子メールを画像の撮影先に送信する処理と、 画像データが添付されて返信された電子メールを受信す
    る処理と、 前記電子メールから、予め設定されたコードまたは文章
    を解析して前記画像データを格納する場所を決定する処
    理と、 前記電子メールから画像データを抽出して、前記格納場
    所へ抽出した画像データを格納する処理とを含むことを
    特徴とするアルバム生成方法。
  7. 【請求項7】前記画像データを格納する処理が、前記格
    納した画像データを予め設定したWebページで電子的
    なアルバムとして公開する公開処理を含み、この公開処
    理は、格納した画像データの格納場所に基づいて、前記
    Webページのリンクを生成または更新することを特徴
    とする請求項5または請求項6に記載のアルバム生成方
    法。
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