JP2003140610A - 有機エレクトロルミネッセンスパネル及び有機エレクトロルミネッセンスパネルの駆動方法 - Google Patents

有機エレクトロルミネッセンスパネル及び有機エレクトロルミネッセンスパネルの駆動方法

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JP2003140610A
JP2003140610A JP2001333828A JP2001333828A JP2003140610A JP 2003140610 A JP2003140610 A JP 2003140610A JP 2001333828 A JP2001333828 A JP 2001333828A JP 2001333828 A JP2001333828 A JP 2001333828A JP 2003140610 A JP2003140610 A JP 2003140610A
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electrode
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organic
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JP2001333828A
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Shinko Oda
真弘 小田
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Canon Electronics Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡易な回路構成で、電力損失を抑え低消費電
力化が可能な有機エレクトロルミネッセンスパネル、及
び有機エレクトロルミネッセンスパネルの駆動方法を提
供すること。 【解決手段】 任意の一走査電極の選択終了から次の走
査電極の選択開始までの期間である切替期間に、前記任
意の一走査電極と前記次の走査電極とを接地電位に保持
し且つ前記次の走査電極の選択時において選択されると
ころのデータ電極に前記有機エレクトロルミネッセンス
素子の発光閾値以下である充電電圧を加える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フルカラー表示装
置等に適用可能な、複数の有機エレクトロルミネッセン
ス(EL)素子を用いた有機ELパネル、及びその駆動
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】有機ELパネルは、代表的な構造として
薄膜である有機発光層、電子輸送層、及び正孔輸送層を
一対の電極により挟まれた構造を有する有機EL素子を
複数用いた自発光型表示パネルであり、低電圧での駆動
が可能なこと、高輝度、高効率であるといった特徴など
から、次世代の表示パネルとして期待され、近年その研
究開発が盛んに行われている。
【0003】有機EL素子は電圧電流特性が発光ダイオ
ードと同様な特性を持ち、また発光輝度が電流と比例関
係にあるため、有機ELパネルの駆動方法としては定電
流による駆動方法が一般的である。
【0004】駆動においてはパッシブ駆動とアクティブ
駆動の両方が可能である。有機ELパネルにおけるパッ
シブ駆動では、従来のマトリクス型パネルと同様に走査
側回路により多数並行する走査行のうち1本のみを順次
選択し、これに同期してデータ側回路から発光させるべ
きデータ列に定電流出力を印加し所望の素子を発光させ
るものである。さらに選択走査電極のシフトを高速で繰
り返し行う事で有機ELパネル上に所望の画像を形成す
るものである。データ側を行、走査側を列としても同様
な駆動が可能である。
【0005】一方、通常有機EL素子は前述の様に薄膜
の発光層を電極で挟んだ構成である為、前記電極間には
接合容量が存在し、有機EL素子は等価的に発光ダイオ
ードとコンデンサの並列回路で近似することができる。
図7に有機EL素子の等価回路を示す。7は等価発光ダ
イオード、8は等価コンデンサである。有機EL素子に
は前記の等価コンデンサ8がある為、有機EL素子へ定
電流出力を印加した直後は全ての電流が等価コンデンサ
8へ流れてしまい等価発光ダイオード7への電流は流れ
ず、等価発光ダイオード7は全く発光しない。等価コン
デンサ8が充電されるに従い、等価発光ダイオード7の
両端電圧が上昇し始めるが、有機EL素子の両端電圧が
発光閾値を越えるまでは等価発光ダイオード7は依然発
光しない。発光閾値を越え始めた瞬間より等価発光ダイ
オード7は徐々に発光を開始するものである。
【0006】この様に有機EL素子を定電流駆動する
と、接合容量による発光遅延がおき、充分な輝度が得ら
れないといった問題がある。
【0007】一方で発光停止直後、前記の接合容量には
残留電荷があり、この残留電荷が残ったまま次の走査を
行うと残留電荷がパネル内で移動し、他の有機EL素子
を誤発光させてしまうクロストークを引き起こし、画像
品質を低下させてしまう問題がある。
【0008】以上の様な問題から、有機ELパネルの駆
動方法では発光開始直後には有機EL素子の接合容量を
すばやく充電する充電手段、発光停止直後には接合容量
の残留電荷をすばやく除去する放電手段が必要になり、
多数の方法が提案されている。
【0009】具体的な例としては特開平09−2320
74号公報に開示された技術があげられる。この例では
次の走査電極への切替り時に全ての走査電極とデータ電
極を同電位にする事でリセット、すなわち放電させ、次
の走査を開始した際に走査電極の電圧源から発光されな
い他の発光素子の接合容量を通じ発光素子の接合容量を
充電する方法が提案されている。
【0010】図8、図9、図10は従来例における第
1、第2、第3ステップにおける説明図を示す。この技
術は特開平09−232074号公報で述べられている
ものと同様のものであり、次の走査電極への切替り時に
全ての走査電極とデータ電極を同電位にする事で、次の
走査を開始した際に走査電極の電圧源から発光されない
他の発光素子の接合容量を通じ発光素子の接合容量を充
電する方法である。この例では走査電極B2を選択中に
有機EL素子E12、E22、E32を発光させ、次に走査電
極をB2からB3に切り替えた際に、有機EL素子E23
33、E43を発光させる状態図を示したものである。走
査電極数、データ電極数が各々4本の例であるが、走査
電極数、データ電極数とも4本以外の場合でも同様な事
が言える。
【0011】これらの図において、1は走査側回路、2
はデータ側回路、3は発光制御回路、41〜44は定電
流源、51〜54はデータ側選択スイッチ、61〜64
は走査側選択スイッチを示す。E11〜E44は有機EL素
子、A1〜A4はデータ電極、B1〜B4は走査電極、V1
は定電圧源を示す。発光データが発光制御回路3に入力
されると、走査側回路1では走査電極を1本づつ順次選
択動作を開始する。これに同期してデータ側回路2では
発光データに基づき選択される各データ電極に定電流を
出力しパッシブ駆動を行うものである。
【0012】図8は従来例における第1ステップを示
し、E12、E22、E32の3つの有機EL素子を発光させ
ている状態を示す。データ側回路ではスイッチ51〜5
3が定電流源41〜43に接続され、スイッチ54はG
NDに接続されている。走査側回路では走査電極B2
選択しており、すなわちスイッチ62がGND、他のス
イッチ61、63、64は定電圧源V1にプルアップし
ている。この状態においては、有機EL素子E12
22、E32が順バイアス電圧が印加され発光し、その他
の13個の有機EL素子は発光しない。
【0013】有機EL素子E41、E43、E44では定電圧
源V1により逆バイアスが印加され、各々の接合容量が
逆充電されている。定電圧源V1は有機EL素子の誤発
光を防止するため、非選択走査電極をプルアップする電
圧であり、有機EL素子を発光させた際のアノード電圧
とほぼ等しい電圧とする。定電流源41〜43の電圧出
力と走査側回路の定電圧源V1に電位差があると有機E
L素子E11、E13、E1 4、E21、E23、E24、E31、E
33、E34の接合容量が充電される。しかし本従来例では
定電流源41〜43の電圧出力と走査側回路の定電圧源
1の電位差はゼロとみなし有機EL素子E11、E13
14、E21、E23、E24、E31、E33、E34の接合容量
は充電されないものとして説明するものとする。
【0014】定電流源41〜44では接続される負荷に
より出力される電圧は変動するが、ここで述べる従来例
では例えば、走査側回路における定電圧源V1は15
V、定電流源41〜44出力もほぼ15Vが出力されて
いる状態と仮定するものとした。
【0015】図9では従来例における第2ステップを示
し、スイッチ61〜64をGNDにする事で全ての走査
電極をGNDに、スイッチ51〜55をGNDにする事
で全てのデータ電極をGNDにし、順バイアスに充電さ
れた有機EL素子E12、E22、E32及び逆バイアスに充
電された有機EL素子E41、E43、E44の接合容量に充
電されていた電荷を其々放電している状態を示す。
【0016】図10では従来例における第3ステップを
示し、次の走査電極B3を選択した状態を示している。
スイッチ63をGNDに、それ以外のスイッチ61、6
2、64を定電圧源V1に接続した状態を示す。またデ
ータ側回路ではスイッチ51がGNDに、有機EL素子
23、E33、E43を発光させる為にスイッチ52〜54
を定電流源42〜44に接続されている。
【0017】図9から図10へ切り替わった瞬間、発光
されない他の発光素子の接合容量を通じて走査電極の逆
バイアス電圧から発光素子の接合容量へ充電電流が流れ
る。具体的には例えば走査電極B4においてはスイッチ
64が定電圧源V1に接続された瞬間、有機EL素子E
24の接合容量を経由し有機EL素子E23に、有機EL素
子E34の接合容量を経由し有機EL素子E33に、有機E
L素子E44の接合容量を経由し有機EL素子E43に其々
リーク電流が流れる。同様に他の走査電極B1、B2から
も電圧源V1から、ほかの発光しない有機EL素子の接
合容量を経由し発光素子の接合容量を充電している。
【0018】この様に一旦全ての走査電極とデータ電極
を同一電位にさせ、非選択の走査電極を定電圧源V1
プルアップさせると有機ELパネル内のリーク電流は選
択走査電極に集まる形になり、非選択走査電極の電圧源
1から発光対象の有機EL素子の接合容量を急速に充
電させることが可能である。そして、これに同期して定
電流源42〜44がスイッチ52〜54により接続され
るため、定電流源出力が其々有機EL素子E23、E33
43に印加される。有機EL素子E23、E33、E43にお
ける接合容量は、前記のリーク電流により既に充電が完
了しているため、前記定電流源の出力は前記の接合容量
には流れず、有機EL素子をスムーズに発光開始させる
事が可能である。尚、スイッチ64が定電圧源V1に接
続された瞬間、走査電極B4、有機EL素子E14の接合
容量を経由しデータ電極A1にリーク電流が流れる。同
様のリーク電流が走査電極B1、B2より其々流れるが、
このデータ電極A1へのリーク電流は有機EL素子
23、E33、E43の接合容量へは流出せず充電には寄与
しないリーク電流である。
【0019】このように特開平09−232074号公
報の技術では発光停止直後に全ての走査電極とデータ電
極を同一電位にしリセットさせる事で、一旦有機ELパ
ネル内の有機EL素子の電荷を全て放電させ、発光開始
直後には非選択の走査電極の電圧源から、ほかの発光し
ない有機EL素子の接合容量を経由して発光対象の有機
EL素子の接合容量を充電し、高速に有機EL素子を発
光開始することが可能である。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】しかしこの方法は走査
電極を切りかえるごとに全ての電荷を一旦放電させるた
め電力損失が大きいという問題があった。
【0021】一方、特許3102411号公報では、パ
ルス発生器を備え、データ側回路から定電流出力と同期
し、有機EL素子の電圧を急峻に上昇せしめるパルス発
生器による充電回路が紹介されている。この方法であれ
ば発光対象の有機EL素子のみへ充電電流を流している
ため、発光対象の有機EL素子数によらずに大きな充電
電流を必要とする特開平09−232074号公報の技
術に比べ、消費電力は有利である。しかしながら、パル
ス発生器による充電回路が別途必要になる為、データ側
回路が複雑になりドライバの低価格化が困難であった。
【0022】有機ELパネルは自発光素子であり、大き
なコントラストを得られることから、近年携帯電話、デ
ジタルカメラといった様なバッテリー駆動における表示
パネルとしての用途も期待されており、こうした用途で
はバッテリーの長寿命化と共に、表示パネルの低消費電
力化の要求は益々強くなりつつある。
【0023】本発明はかかる課題を顧みてなされたもの
であり、電力損失を抑え、特別な充電回路を持たせずシ
ンプルな構成で、しかも低価格な有機ELパネル、及び
その駆動方法を提供することを目的とするものである。
【0024】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の第1の発明は、マトリクス状に配置された複数の走査
電極と複数のデータ電極とに接続された複数の有機エレ
クトロルミネッセンス素子と、前記複数の走査電極と複
数のデータ電極とに接続され前記走査電極を順次選択し
ながらその都度所望のデータ電極を選択することで前記
複数の有機エレクトロルミネッセンス素子の発光を制御
する制御手段と、を少なくとも備えたパッシブ駆動型の
有機エレクトロルミネッセンスパネルであって、前記制
御手段は、任意の一走査電極の選択終了から次の走査電
極の選択開始までの期間である切替期間に、前記任意の
一走査電極と前記次の走査電極とを接地電位に保持し且
つ前記次の走査電極の選択時において選択されるところ
のデータ電極に前記有機エレクトロルミネッセンス素子
の発光閾値以下である充電電圧を加える機能を有するこ
とを特徴とする。
【0025】本発明は、上記第1の発明において、「前
記制御手段は、走査側回路とデータ側回路と発光制御回
路とを含み、前記走査側回路は、夫々の走査電極を接地
電位に接続可能な走査側選択スイッチを有し、前記デー
タ側回路は、前記充電電圧を与える充電電圧源と、夫々
のデータ電極を前記充電電圧源に接続可能なデータ側選
択スイッチとを有し、前記発光制御回路は、前記切替期
間に、前記任意の一走査電極と前記次の走査電極とを接
地電位に接続し且つ前記次の走査電極の選択時において
選択されるところのデータ電極を前記充電電圧源に接続
するように、前記走査側選択スイッチと前記データ側選
択スイッチとを制御する機能を有すること」、「前記走
査側回路において、さらに前記充電電圧と同じ電圧を与
える対応電圧源を有し、前記走査側選択スイッチは夫々
の走査電極を前記対応電圧源にも切り替えて接続可能で
あること、前記発光制御回路は、前記切替期間に、前記
任意の一走査電極と前記次の走査電極とを除いた他の走
査電極を前記対応電圧源に接続するように前記走査側選
択スイッチを制御する機能をも有すること」、をその好
ましい態様として含むものである。
【0026】上記課題を解決するための第2の発明は、
マトリクス状に配置された複数の走査電極と複数のデー
タ電極とに接続された複数の有機エレクトロルミネッセ
ンス素子と、前記複数の走査電極と複数のデータ電極と
に接続され前記走査電極を順次選択しながらその都度所
望のデータ電極を選択することで前記複数の有機エレク
トロルミネッセンス素子の発光を制御する制御手段と、
を少なくとも備えたパッシブ駆動型の有機エレクトロル
ミネッセンスパネルであって、前記制御手段は、任意の
一走査電極の選択終了から次の走査電極の選択開始まで
の期間である切替期間に、全ての走査電極を接地電位に
保持し且つ前記次の走査電極の選択時において選択され
るところのデータ電極に前記有機エレクトロルミネッセ
ンス素子の発光閾値以下である充電電圧を加える機能を
有することを特徴とする。
【0027】本発明は、上記第2の発明において、前記
制御手段は、走査側回路とデータ側回路と発光制御回路
とを含み、前記走査側回路は、夫々の走査電極を接地電
位に接続可能な走査側選択スイッチを有し、前記データ
側回路は、前記充電電圧を与える充電電圧源と、夫々の
データ電極を前記充電電圧源に接続可能なデータ側選択
スイッチとを有し、前記発光制御回路は、前記切替期間
に、全ての走査電極を接地電位に接続し且つ前記次の走
査電極の選択時において選択されるところのデータ電極
を前記充電電圧源に接続するように、前記走査側選択ス
イッチと前記データ側選択スイッチとを制御する機能を
有すること、をその好ましい態様として含むものであ
る。
【0028】上記課題を解決するための第3の発明は、
マトリクス状に配置された複数の走査電極と複数のデー
タ電極とに接続された複数の有機エレクトロルミネッセ
ンス素子を少なくとも備えた有機エレクトロルミネッセ
ンスパネルの駆動の際に、前記走査電極を順次選択しな
がらその都度所望のデータ電極を選択することで前記複
数の有機エレクトロルミネッセンス素子の発光を制御す
るパッシブ駆動型の有機エレクトロルミネッセンスパネ
ルの駆動方法であって、任意の一走査電極の選択を終了
し次の走査電極の選択に移るまでの期間である切替期間
に、前記任意の一走査電極と前記次の走査電極とを接地
電位に接続保持し且つ前記次の走査電極の選択時におい
て選択されるところのデータ電極に前記有機エレクトロ
ルミネッセンス素子の発光閾値以下である充電電圧を加
える事を特徴とする。
【0029】本発明は、上記第3の発明において、前記
切替期間において、前記任意の一走査電極と前記次の走
査電極とを除いた他の走査電極は、前記充電電圧と同電
位に保持する事、をその好ましい態様として含むもので
ある。
【0030】上記課題を解決するための第4の発明は、
マトリクス状に配置された複数の走査電極と複数のデー
タ電極とに接続された複数の有機エレクトロルミネッセ
ンス素子を少なくとも備えた有機エレクトロルミネッセ
ンスパネルの駆動の際に、前記走査電極を順次選択しな
がらその都度所望のデータ電極を選択することで前記複
数の有機エレクトロルミネッセンス素子の発光を制御す
るパッシブ駆動型の有機エレクトロルミネッセンスパネ
ルの駆動方法であって、任意の一走査電極の選択を終了
し次の走査電極の選択に移るまでの間の期間である切替
期間に、全ての走査電極を接地電位に接続保持し且つ前
記次の走査電極の選択時において選択されるところのデ
ータ電極に前記有機エレクトロルミネッセンス素子の発
光閾値以下である充電電圧を加える事を特徴とする。
【0031】
【発明の実施の形態】〔第1の実施形態〕図1、図2、
図3に本発明の第1の実施形態における、第1ステッ
プ、第2ステップ、第3ステップの説明図を示す。ここ
では冗長を避けるためなるべく本実施形態の特徴部分に
限って説明するものとする。符号については、図1、図
2、図3において図8、図9、図10と同じ符号は同じ
部材をあらわしている。
【0032】図1、図2、図3は走査電極B2を選択中
に有機EL素子E12、E22、E32を発光させ、走査電極
をB2からB3に切り替えた際に有機EL素子E23
33、E 43を発光させる状態を示したものである。本発
明において回路構成上の特徴部分は、データ側スイッチ
51〜54、走査側スイッチ61〜64の構成である。
【0033】スイッチ51〜54は従来例では定電流源
とGNDとのみを切り替えるスイッチとして機能してい
たが、本実施形態では定電流源、GND、定電圧源V2
の3つの状態を切り替え可能なスイッチとして機能する
構成を有する。なお、定電圧源V2は有機EL素子の発
光閾値以下の電圧である。
【0034】また、スイッチ61〜64は従来例ではV
1とGNDとのみを切り替えるスイッチとして機能して
いたが、本実施形態ではV1、V2、GNDの3つの状態
を切り替え可能なスイッチとして機能する構成を有す
る。走査側回路、データ側回路におけるV2は同電位の
定電圧源である。
【0035】図1における状態はE12、E22、E32の3
つの有機EL素子を発光させている状態を示し、従来例
で説明した図4における状態と何ら変わりはない。デー
タ側回路ではスイッチ51〜53は定電流源41〜43
に接続され、スイッチ54はGNDに接続されている。
走査側回路では走査電極B2が選択されているため、ス
イッチ62がGND、他のスイッチ61、63、64は
定電圧源V1にプルアップ接続されている。
【0036】ここで定電圧源V2は有機EL素子の発光
閾値以下の電圧、例えば10Vと仮定、走査側回路にお
ける定電圧源V1は15V、定電流源41〜44出力も
ほぼ15Vが出力されている状態と仮定すると、この状
態においては、有機EL素子E12,E22、E32が15V
で順バイアス電圧が印加され発光し、その他の13個の
有機EL素子は発光しない。また有機EL素子E41、E
43、E44ではその接合容量が15Vで逆バイアスに充電
されている。説明の便宜のため、第1の実施形態では従
来例における場合と同様に定電流源41〜43の電圧出
力と走査側回路の定電圧源V1の電位差はゼロとみな
し、有機EL素子E11、E13、E14、E21、E23
24、E31、E33、E34の接合容量は充電されないもの
とする。なお、以下の説明においては直感的把握を容易
にするため、定電流源とV1とV2との電圧をそれぞれ
上記のように15V、15V、10Vという具体的な数
値に仮定して適宜説明するが、本発明はこれらの電圧値
に制限されるものではない。
【0037】図2では発光停止直後の状態を示してお
り、走査側回路は図1での走査電極と次の走査電極とを
GNDに接続し、データ側回路では次の走査で選択され
るデータ電極を定電圧源V2に接続し、これにより次の
走査で選択される画素に発光閾値以下の電圧V2で充電
している状態を示す。
【0038】走査側回路はスイッチ62、63がGND
に接続され、残りのスイッチ61、64はV2に接続さ
れ、データ側回路はスイッチ52〜54が定電圧源V2
に、残りのスイッチ51はGNDに接続されている。有
機EL素子E22、E32、E42、E23、E33、E43の接合
容量がV2の10Vで充電され、E11、E14が10Vで
逆バイアス充電されている。残りの有機EL素子は、走
査側回路、データ側回路とも同電位で保持されるため接
合容量は充電されていない。
【0039】仮に従来技術のようにスイッチ61、64
がV2ではなくV1に接続された状態においては、有機E
L素子E21、E31、E41、E24、E34、E44の接合容量
がV 1−V2の電位差で逆充電されてしまい、この状態に
おいては次の図3における有機EL素子E22、E32、E
42からの放電電流が、発光対象の有機EL素子E23、E
33、E43以外にもリークしてしまうため、有機EL素子
23、E33、E43の充電電流が不十分となる可能性があ
る。本実施形態の図2のようにスイッチ61、64をV
2としておけば、有機EL素子E22、E32、E42からの
放電電流が効率的に有機EL素子E23、E33、E43へと
流れ込むことになる。
【0040】図1で有機EL素子E12、E22、E32は1
5Vで順方向に充電されていたため、図2ではE12は1
5V分の電荷を放電し、E22、E32は順方向電圧が15
Vであったため10Vになるまで放電する。また図1で
有機EL素子E41、E43、E 44は15Vで逆方向に充電
されていたため、図2ではE41、E44が15V分の電荷
を放電、E43では逆充電−15Vから順方向10Vに再
充電される。
【0041】続いて図3では走査電極B3のみが選択さ
れるため走査電極B1、B2、B4のスイッチ61、6
2、64は定電圧源V1に切り替えられ、これと同期し
スイッチ52〜54が定電流源42〜44に接続され
る。
【0042】スイッチ62がGNDからV1に切り替え
られるとB2電極は急激にGNDからV1に上昇し、有機
EL素子E22、E32、E42におけるアノード電圧は瞬間
走査側回路の定電圧源V1と、図2での充電電圧V2を加
算したV1+V2に昇圧される。V1が15V、V2が10
Vであれば、前記のアノード電圧は瞬間25Vに上昇す
る。
【0043】有機EL素子E23、E33、E43ではアノー
ド電圧が10Vで充電されており、また有機EL素子E
21、E31、E41、E24、E34、E44ではスイッチ61、
64の切り替えによりアノード電圧がV1の15Vにな
る。この電位差により有機EL素子E22、E32、E42
電荷は主に有機EL素子E23、E33、E43の接合容量へ
急速に移動し充電する。これと同期し定電流源42〜4
4から電流が流れ始める。前記の有機EL素子E23、E
33、E43における接合容量は既に充電が完了しているの
で、すみやかに発光を開始することが可能である。
【0044】従来例においては一旦すべての有機EL素
子の接合容量をクリアした後、走査側回路の定電圧源V
1により発光しないすべての有機EL素子の接合容量を
経由し充電しているのに対し、本発明によれば、全ての
有機EL素子の充電電荷を放電することなく、任意の一
走査電極の選択後、該任意の一走査電極と次の走査電極
に接続された有機EL素子の接合容量を一旦定電圧源V
2に充電しておくことで、有機EL素子の接合容量に既
に充電されている電荷を活かしてその充電電荷を次の走
査電極での発光対象の有機EL素子へ放電させることも
できる為、消費電力を抑えることが可能である。さらに
本実施形態では発光終了後、発光していた有機EL素子
の接合容量は発光閾値以下の電圧V2か、GNDのいず
れかまで速やかに放電するため、クロストークの問題も
発生しない。
【0045】〔第2の実施形態〕図4、図5、図6に本
発明の第2の実施形態における、第1ステップ、第2ス
テップ、第3ステップの説明図を示す。ここでは第1の
実施形態の説明と同様に冗長を避けるためなるべく本実
施形態の特徴部分に限って説明するものとする。符号に
ついては、図4、図5、図6において図1、図2、図3
と同じ符号は同じ部材をあらわしている。
【0046】図4、図5、図6は第1の実施形態と同様
に走査電極B2を選択中に有機EL素子E12、E22、E
32を発光させ、走査電極をB2からB3に切り替えた際に
23、E33、E43を充電発光させる状態を示したもので
ある。第2の実施形態では走査側スイッチ61〜64が
第1の実施形態とは異なり、第2の実施形態においては
スイッチ61〜64がGND、定電圧源V1の2つを切
り替え可能なスイッチとしている。これは従来例と同様
な構造である。その他の条件ではV1、V2なども第1の
実施形態と同じとする。
【0047】図4はB2が選択され、E12、E22、E32
が発光している状態を示している。そして図5に示すB
2からB3への切り替え時には、第1の実施形態では直前
と次の走査線のみをGNDにしていたが、第2の実施形
態においてはすべての走査電極をGNDにしている。す
なわちスイッチ61〜64がGNDになっている。デー
タ側電極では次の走査において選択されるデータ電極の
み定電圧源V2にしている。よって第2の実施形態では
スイッチ51がGNDに、52〜54が定電圧源V2に
接続されている。この結果、有機EL素子E21〜E24
31〜E34、E 41〜E44の12個の接合容量が定電圧源
2、10Vで順方向に充電される。
【0048】有機EL素子E12は図4の状態では点灯し
ていたため、ここでは15V分の電荷を放電する。有機
EL素子E22、E32は図4の状態では定電流源42、4
3に接続されていたため、第1の実施形態と同様に15
Vから10Vへ放電するため電位差5V分の放電電流が
流れ、充電電流は流れない。有機EL素子E41、E43
44では逆方向の充電−15Vから順方向の10Vに再
充電されている。
【0049】この後、図6の状態に移行すると、第1の
実施形態と同じ様に、有機EL素子E21、E22、E24
31、E32、E34、E41、E42、E44のアノード電圧は
1+V2に昇圧され、この結果、有機EL素子E21、E
22、E24、E31、E32、E3 4、E41、E42、E44の接合
容量の充電電荷が、アノード電圧がV2に保持されてい
た有機EL素子E23、E33、E43の接合容量へ高速に移
動し充電を行う。第1の実施形態と同じ様にこれと同期
しスイッチ52〜54が定電流源42〜44に接続され
るため、定電流出力が有機EL素子E23、E33、E43
流れ出し、充電の完了している有機EL素子E23
33、E43はすみやかに発光を開始するものであり、第
1の実施形態と同様の効果が得られる。
【0050】第2の実施形態では発光対象の有機EL素
子の接合容量に流れ込むリーク電流が大きく、電圧立上
がりが高速である。また、第2の実施形態においてはス
イッチ61〜64はGND、V1の2つの状態を切替制
御するだけであるので、構成が簡単で安価である。
【0051】
【発明の効果】本発明における効果は、電力損失を抑え
低消費電力の有機ELパネル、及び有機ELパネルの駆
動方法を提供する事ができ、さらには、特別な充電回路
を持たせず発光遅延の無い、高輝度高効率で、シンプル
な構成で低価格な有機ELパネル、及び有機ELパネル
の駆動方法を提供できる事である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の有機ELパネル及びその駆動方法の一
実施形態における第1ステップの説明図である。
【図2】本発明の有機ELパネル及びその駆動方法の一
実施形態における第2ステップの説明図である。
【図3】本発明の有機ELパネル及びその駆動方法の一
実施形態における第3ステップの説明図である。
【図4】本発明の有機ELパネル及びその駆動方法の他
の実施形態における第1ステップの説明図である。
【図5】本発明の有機ELパネル及びその駆動方法の他
の実施形態における第2ステップの説明図である。
【図6】本発明の有機ELパネル及びその駆動方法の他
の実施形態における第3ステップの説明図である。
【図7】有機EL素子の等価回路を示す回路図である。
【図8】従来例の有機ELパネル及びその駆動方法の第
1ステップの説明図である。
【図9】従来例の有機ELパネル及びその駆動方法の第
2ステップの説明図である。
【図10】従来例の有機ELパネル及びその駆動方法の
第3ステップの説明図である。
【符号の説明】
1 走査側回路 2 データ側回路 3 発光制御回路 41〜44 定電流源 51〜54 データ側選択スイッチ 61〜64 走査側選択スイッチ 7 等価発光ダイオード 8 等価コンデンサ A1〜A4 データ電極 B1〜B4 走査電極 E11〜E44 有機EL素子 V1,V2 定電圧源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09G 3/20 G09G 3/20 623Y H05B 33/14 H05B 33/14 A

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マトリクス状に配置された複数の走査電
    極と複数のデータ電極とに接続された複数の有機エレク
    トロルミネッセンス素子と、前記複数の走査電極と複数
    のデータ電極とに接続され前記走査電極を順次選択しな
    がらその都度所望のデータ電極を選択することで前記複
    数の有機エレクトロルミネッセンス素子の発光を制御す
    る制御手段と、を少なくとも備えたパッシブ駆動型の有
    機エレクトロルミネッセンスパネルであって、 前記制御手段は、任意の一走査電極の選択終了から次の
    走査電極の選択開始までの期間である切替期間に、前記
    任意の一走査電極と前記次の走査電極とを接地電位に保
    持し且つ前記次の走査電極の選択時において選択される
    ところのデータ電極に前記有機エレクトロルミネッセン
    ス素子の発光閾値以下である充電電圧を加える機能を有
    することを特徴とする有機エレクトロルミネッセンスパ
    ネル。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、走査側回路とデータ側
    回路と発光制御回路とを含み、 前記走査側回路は、夫々の走査電極を接地電位に接続可
    能な走査側選択スイッチを有し、 前記データ側回路は、前記充電電圧を与える充電電圧源
    と、夫々のデータ電極を前記充電電圧源に接続可能なデ
    ータ側選択スイッチとを有し、 前記発光制御回路は、前記切替期間に、前記任意の一走
    査電極と前記次の走査電極とを接地電位に接続し且つ前
    記次の走査電極の選択時において選択されるところのデ
    ータ電極を前記充電電圧源に接続するように、前記走査
    側選択スイッチと前記データ側選択スイッチとを制御す
    る機能を有することを特徴とする請求項1に記載の有機
    エレクトロルミネッセンスパネル。
  3. 【請求項3】 前記走査側回路において、さらに前記充
    電電圧と同じ電圧を与える対応電圧源を有し、前記走査
    側選択スイッチは夫々の走査電極を前記対応電圧源にも
    切り替えて接続可能であること、 前記発光制御回路は、前記切替期間に、前記任意の一走
    査電極と前記次の走査電極とを除いた他の走査電極を前
    記対応電圧源に接続するように前記走査側選択スイッチ
    を制御する機能をも有することを特徴とする請求項2に
    記載の有機エレクトロルミネッセンスパネル。
  4. 【請求項4】 マトリクス状に配置された複数の走査電
    極と複数のデータ電極とに接続された複数の有機エレク
    トロルミネッセンス素子と、前記複数の走査電極と複数
    のデータ電極とに接続され前記走査電極を順次選択しな
    がらその都度所望のデータ電極を選択することで前記複
    数の有機エレクトロルミネッセンス素子の発光を制御す
    る制御手段と、を少なくとも備えたパッシブ駆動型の有
    機エレクトロルミネッセンスパネルであって、 前記制御手段は、任意の一走査電極の選択終了から次の
    走査電極の選択開始までの期間である切替期間に、全て
    の走査電極を接地電位に保持し且つ前記次の走査電極の
    選択時において選択されるところのデータ電極に前記有
    機エレクトロルミネッセンス素子の発光閾値以下である
    充電電圧を加える機能を有することを特徴とする有機エ
    レクトロルミネッセンスパネル。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、走査側回路とデータ側
    回路と発光制御回路とを含み、 前記走査側回路は、夫々の走査電極を接地電位に接続可
    能な走査側選択スイッチを有し、 前記データ側回路は、前記充電電圧を与える充電電圧源
    と、夫々のデータ電極を前記充電電圧源に接続可能なデ
    ータ側選択スイッチとを有し、 前記発光制御回路は、前記切替期間に、全ての走査電極
    を接地電位に接続し且つ前記次の走査電極の選択時にお
    いて選択されるところのデータ電極を前記充電電圧源に
    接続するように、前記走査側選択スイッチと前記データ
    側選択スイッチとを制御する機能を有することを特徴と
    する請求項4に記載の有機エレクトロルミネッセンスパ
    ネル。
  6. 【請求項6】 マトリクス状に配置された複数の走査電
    極と複数のデータ電極とに接続された複数の有機エレク
    トロルミネッセンス素子を少なくとも備えた有機エレク
    トロルミネッセンスパネルの駆動の際に、前記走査電極
    を順次選択しながらその都度所望のデータ電極を選択す
    ることで前記複数の有機エレクトロルミネッセンス素子
    の発光を制御するパッシブ駆動型の有機エレクトロルミ
    ネッセンスパネルの駆動方法であって、 任意の一走査電極の選択を終了し次の走査電極の選択に
    移るまでの期間である切替期間に、前記任意の一走査電
    極と前記次の走査電極とを接地電位に接続保持し且つ前
    記次の走査電極の選択時において選択されるところのデ
    ータ電極に前記有機エレクトロルミネッセンス素子の発
    光閾値以下である充電電圧を加える事を特徴とする有機
    エレクトロルミネッセンスパネルの駆動方法。
  7. 【請求項7】 前記切替期間において、前記任意の一走
    査電極と前記次の走査電極とを除いた他の走査電極は、
    前記充電電圧と同電位に保持する事を特徴とする請求項
    6に記載の有機エレクトロルミネッセンスパネルの駆動
    方法。
  8. 【請求項8】 マトリクス状に配置された複数の走査電
    極と複数のデータ電極とに接続された複数の有機エレク
    トロルミネッセンス素子を少なくとも備えた有機エレク
    トロルミネッセンスパネルの駆動の際に、前記走査電極
    を順次選択しながらその都度所望のデータ電極を選択す
    ることで前記複数の有機エレクトロルミネッセンス素子
    の発光を制御するパッシブ駆動型の有機エレクトロルミ
    ネッセンスパネルの駆動方法であって、 任意の一走査電極の選択を終了し次の走査電極の選択に
    移るまでの間の期間である切替期間に、全ての走査電極
    を接地電位に接続保持し且つ前記次の走査電極の選択時
    において選択されるところのデータ電極に前記有機エレ
    クトロルミネッセンス素子の発光閾値以下である充電電
    圧を加える事を特徴とする有機エレクトロルミネッセン
    スパネルの駆動方法。
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