JP2003137372A - エアゾール容器用ディップチューブの錘 - Google Patents

エアゾール容器用ディップチューブの錘

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JP2003137372A
JP2003137372A JP2001341705A JP2001341705A JP2003137372A JP 2003137372 A JP2003137372 A JP 2003137372A JP 2001341705 A JP2001341705 A JP 2001341705A JP 2001341705 A JP2001341705 A JP 2001341705A JP 2003137372 A JP2003137372 A JP 2003137372A
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JP
Japan
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weight
dip tube
tube
aerosol container
tip
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Application number
JP2001341705A
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Inventor
Yasuo Oshima
保夫 大島
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Mitani Valve Co Ltd
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Mitani Valve Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エアゾール容器用ディップチューブの錘につ
き、相対的に大きな形状の錘ホルダに対して小形状のチ
ューブ接続部をエアゾール容器内面に接近させ得るよう
にする。 【解決手段】 エアゾール容器の頭頂部に設けられる噴
射バルブのハウジング3に、ディップチューブ8が接続
されている。このディップチューブ8の先端部が接続す
る筒状のチューブ接続部20が、錘本体26を保持する
錘ホルダ25に、この錘ホルダよりも先方へ突出するよ
うに設けられた。これにより、ディップチューブ8が、
錘ホルダの25上部に接続するのに較べて容器面に実質
上接近して、錘本体26よりも先方位置を占める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エアゾール容器の
頭頂部に設けられる噴射バルブのハウジングに接続され
たディップチューブの先端部に設けられるエアゾール容
器用ディップチューブの錘に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の錘は、エアゾール容器の種々の
姿勢での使用に際してディップチューブの浸漬を確実に
するために、カップ状の錘ホルダに、別体のガラス玉等
を収納して重量を増加させている。その際、特開平11
−278526号公報等により周知のように、球状錘を
底面が開口した錘ホルダに保持させ、錘ホルダの上部に
ディップチューブの先端部を接続するのが通常である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】したがって、錘により
容器内面に錘ホルダの底面開口部が当接した際に、チュ
ーブ先端は容器内面からボール形状に対応して離間し、
残量が少なくなって液面レベルが低下した場合に、流入
しにくくなる問題がある。
【0004】本発明は、このような点に鑑みて、相対的
に大きな形状の錘ホルダに対して小形状のチューブ接続
部をエアゾール容器内面に接近させ得るエアゾール容器
用ディップチューブの錘を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、この目的を達
成するために、請求項1により、エアゾール容器の頭頂
部に設けられる噴射バルブのハウジングに接続されたデ
ィップチューブの先端部に設けられるエアゾール容器用
ディップチューブの錘において、ディップチューブの先
端部が接続する筒状のチューブ接続部が、錘本体を保持
する錘ホルダに、この錘ホルダよりも先方へ突出するよ
うに設けられたことを特徴とする。
【0006】筒状のチューブ接続部、即ちこれに接続す
るディップチューブが、カップ状の錘ホルダの上部に接
続するのに較べて容器面に実質上接近することができ、
また錘ホルダの構造によっては錘本体よりも先方位置を
占めることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】図1乃及び図2を基に本発明の第
1の実施の形態によるエアゾール容器用ディップチュー
ブの錘を説明する。エアゾール容器の頭頂部に装着され
るマウンティングカップ1のステム挿通口1cを備えた
ボス部1aに、ステム式の噴射バルブを構成するハウジ
ング3が保持されている。ステム挿通口1cから突出す
るステム10の周壁に形成されたステム孔12は、その
周囲の環状着座溝15に先端部を侵入させてその先端面
を弾性圧接状態で着座させるゴム製の環状ステムガスケ
ット5でシールされる。ステム10が押し下げ操作され
ると、ステムガスケット5の内周部分が連動して着座溝
15内で下方へ撓むことにより非着座状態となって開放
され、ハウジング3に導入された内容物が吐出可能とな
り、押し下げ操作が解除されるとばね6で通常位置に復
帰させられる。
【0008】このようにハウジング3に内容物を導入さ
せるために、その底部に横向きに形成された入口部17
には、ブッシュ18を介してディップチューブ8のチュ
ーブ基端部8aが接続されている。そのチューブ先端部
8bには、ガラス球である錘本体26を保持する錘ホル
ダ25及びこの錘ホルダが着脱自在に側部に取付けら
れ、かつ錘ホルダ25よりも先方へ突出する筒状のチュ
ーブ接続部20を備えた錘9が接続されている。チュー
ブ先端部8bは、チューブ接続部20の基端部にブッシ
ュ21を介して接続される。
【0009】球状の錘ホルダ25の底部開口部25aに
は、その頂部27に錘本体26を当接させた状態で保持
する環状の凸状係止部25bが形成されている。錘ホル
ダ25の側部には半管状の取付け部28が形成され、錘
ホルダ25よりも小さな外径のチューブ接続部20の周
面の環状凹部20aに着脱自在に係合するようになって
いる。チューブ接続部20の縦方向の流入路29の先端
は流入口22となり、その途中の仕切り面23の円周位
置に、例えば90°間隔のフィルタ用孔23aが形成さ
れている。その内径はディップチューブ8からステム出
口10aに至る流路における最小断面形状を有するステ
ム孔12の内径よりも小さく設定されている。また、流
入口22の位置は、錘ホルダ25に上側から保持されて
いる錘本体26の先端位置26aよりも先方に設定され
ている。
【0010】このように構成されたエアゾール容器用デ
ィップチューブ8の錘9の動作は次の通りである。錘9
は、その重みによりエアゾール容器の姿勢に応じて底
面、周面或いは上面に当接する。噴射ヘッドが装着され
たステム10が押下げ操作されると、内容物は流入口2
2からフィルタ用孔23a及びディップチューブ8を経
由してハウジング3内に流入し、ステム10の出口10
aから吐出されて噴射口から噴射される。
【0011】その際、流入口22が錘9の先端位置を占
めることができ、液面レベルが低下しても確実に内容物
をディップチューブ8に導入することができ、またステ
ム孔12を目詰まりさせる可能性のある内容物中に含ま
れる異物が、孔23aで侵入を防止される。エアゾール
容器が反転された場合でも小形状のチューブ接続部20
が、複雑な構造の噴射バルブ周辺の液面に達し易くな
る。
【0012】取付け部28を共通にして別の形状もしく
は重量の錘を用意しておくことにより、別の錘と交換可
能になる。
【0013】図3は第2の実施の形態を示すもので、前
述の錘ホルダ25が筒状のチューブ接続部30の側部に
一体に形成されている。このチューブ接続部30の先端
部には、図4に示すブッシュ40が装着されている。こ
のブッシュは、チューブ接続部30の先端を着座させる
環状の着座面41aを有する基部41に、ディップチュ
ーブ8が嵌入される円筒部42を突設して形成されてい
る。その途中には、チューブ接続部30の環状の係合溝
31に係合する環状の突出部43が形成されている。円
筒部42の内周面には、縦方向に放射状に凹部44が複
数個形成され、ディップチューブ8の外周面間にフィル
タ用孔36cを形成するようになっている。この孔の形
状、即ち方形状の対角線の長さはステム孔12の内径よ
りも小さく設定されている。
【0014】基部41には、その切欠41b及びチュー
ブ接続部30の先端部の切欠35により、容器からの流
入口37が両側に形成されている。この流入口からは突
出部43の両側の切欠43aを経由してブッシュ40の
外周にその上端部に連通する流入路37aが形成されて
いる。また、ディップチューブ8は、基部41の凹部4
4間にフィルタ用孔36cに連通する隙間36aを残す
ように、円筒部42に先端部が嵌入される。
【0015】これにより、ステム10が押下げ操作され
ると、内容物が流入口37から流入路37a及びフィル
タ用孔36cを経由して隙間36aからディップチュー
ブ8の先端部に流入する。ステム孔12を目詰まりさせ
る可能性のある異物は、フィルタ用孔36cで除去され
る。残量がチューブ接続部30の基端を上廻る場合、こ
の基端からディップチューブ8の外周面を経由して直接
フィルタ用孔36cに流入する。
【0016】図5及び図6は第3の実施の形態を示すも
ので、上面開口部56を有する半球状の錘ホルダ55の
側部下端には、筒状のチューブ接続部50が錘ホルダ5
5の先端よりも先方へ突出するように形成されている。
錘ホルダ55の内周面には、図6に示すように、上面開
口部56から底面中心に向けて円弧状突起57が複数条
形成されている。この円弧状突起は180°の範囲より
も僅かに広く上方へ延びることにより、上方から装着さ
れた錘本体26を上向きに保持する。チューブ接続部5
0の先端には、前述のブッシュ40が装着され、同様に
内容物が流入口37からフィルタ用孔36cに流入し、
隙間36aからディップチューブ8の先端部に流入す
る。残量が十分な場合、チューブ接続部50の基端部か
らディップチューブ8の外周面を経由して直接フィルタ
用孔36cに流入する。
【0017】図7は別の第4の実施の形態を示す。前述
のように上向きに複数条の円弧状突起57で錘本体26
を保持する錘ホルダ65の底面中心部に、筒状のチュー
ブ接続部60が形成され、前述のブッシュ40が装着さ
れている。同様に内容物が流入口37からフィルタ用孔
36cに流入し、残量が十分な場合、錘ホルダ65の上
面開口部56からディップチューブ8の外周面を経由し
て直接フィルタ用孔36cに流入する。幅狭のチューブ
接続部60が、錘ホルダ65の側部に代えて直下方向に
形成されることにより、反転時に噴射バルブの隙間にも
侵入し易くなる。
【0018】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、チューブ接続
部が、錘ホルダに対して相対的に先方へ位置することに
より容器面に接近して構成され、残量が少なくなっても
吐出させ易くなる。その際、請求項2によればチューブ
接続部の流入口が少なくとも錘ホルダよりも先方位置を
占め、また請求項3によれば下向きに保持された錘本体
をよりも先方位置を占めることができる。
【0019】請求項4によれば、フィルタ用孔により、
ステム等の途中の小径領域で内容物中に含まれる異物で
目詰まりを生じて吐出が不能になるのが回避され、また
複数個によりフィルタ用孔自体の目詰まりに起因する吐
出不能が回避される。その際、請求項5によれば、ブッ
シュの内周面に凹部を形成することにより、仕切り壁面
に小孔を形成するのに対して射出成形時のバリ発生を回
避して、高信頼度のフィルタが容易に形成可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態による錘付きのディップチ
ューブが付属したエアゾール容器の断面図である。
【図2】同錘の平面図である。
【図3】第2の実施の形態による錘の断面図である。
【図4】図3による錘に装着されるブッシュの斜視図で
ある。
【図5】第3の実施の形態による錘の断面図である。
【図6】図5による錘の平面図である。
【図7】第4の実施の形態による錘の断面図である。
【符号の説明】
8 ディップチューブ 8b チューブ先端部 9 錘 12 ステム孔 18、40 ブッシュ 20、30、50、60 チューブ接続部 22、37 流入口 23a、36c フィルタ用孔 25、55、65 錘ホルダ 26 錘本体 41 基部 41a 着座面 42 円筒部 44 凹部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エアゾール容器の頭頂部に設けられる噴
    射バルブのハウジングに接続されたディップチューブの
    先端部に設けられるエアゾール容器用ディップチューブ
    の錘において、 ディップチューブの先端部が接続する筒状のチューブ接
    続部が、錘本体を保持する錘ホルダに、この錘ホルダよ
    りも先方へ突出するように設けられたことを特徴とする
    エアゾール容器用ディップチューブの錘。
  2. 【請求項2】 エアゾール容器からのチューブ接続部の
    流入口が、錘ホルダの先端位置よりも先方に設定されて
    いることを特徴とする請求項1記載のエアゾール容器用
    ディップチューブの錘。
  3. 【請求項3】 エアゾール容器からのチューブ接続部の
    流入口が、錘ホルダにより上方から保持された錘本体の
    先端位置よりも先方に設定されていることを特徴とする
    請求項1記載のエアゾール容器用ディップチューブの
    錘。
  4. 【請求項4】 エアゾール容器からのチューブ接続部の
    流入口及びディップチューブの先端部間に、前記ディッ
    プチューブから噴射バルブのステム出口に至る流路の横
    断面よりも小さいフィルタ用孔が複数個形成されている
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか記載
    のエアゾール容器用ディップチューブの錘。
  5. 【請求項5】 チューブ接続部の先端部に、この先端部
    を着座させる環状の着座面を有する基部と、ディップチ
    ューブを嵌入させるように、前記基部に突設された円筒
    部とを備えたブッシュが嵌入され、 前記チューブ接続部の前記先端部及び前記基部間には、
    エアゾール容器から前記円筒部の外周面に沿って前記円
    筒部の先端に連通する流入口が形成され、また前記円筒
    部の内周面に、前記ディップチューブの外周面間にフィ
    ルタ用孔を形成するように、放射状に複数個の凹部が形
    成され、さらに前記ディップチューブの前記先端部は前
    記フィルタ用孔に連通する隙間を前記基部間に残すよう
    に前記円筒部に嵌入され、 前記凹部で形成される前記フィルタ用孔が、前記ディッ
    プチューブから噴射バルブのステム出口に至る流路の横
    断面よりも小さいことを特徴とする請求項1記載のエア
    ゾール容器用ディップチューブの錘。
JP2001341705A 2001-11-07 2001-11-07 エアゾール容器用ディップチューブの錘 Pending JP2003137372A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102020123749B4 (de) 2020-03-31 2023-11-09 Motedo Co., Ltd. AEROSOL-SPRÜHDOSE mit gewichtsbeschwertem flexiblem Tauchrohr und starrem Stützrohr

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102020123749B4 (de) 2020-03-31 2023-11-09 Motedo Co., Ltd. AEROSOL-SPRÜHDOSE mit gewichtsbeschwertem flexiblem Tauchrohr und starrem Stützrohr

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