JP2003136359A - 振動切削方法および振動切削装置 - Google Patents
振動切削方法および振動切削装置Info
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Abstract
け上ゼロにする。さらに工具刃先の摩耗や被削材の変形
や変質を抑制し、加工精度を向上する。 【解決手段】 本発明の振動切削方法は、被削材2に対
して工具1を相対的に振動させながら切削を行うもので
あって、工具1の刃先方向6に工具1の切れ刃3を被削
材2に対して相対的に往復移動させ往復の両方向で切削
を行うとともに、該切削後に少なくとも刃先方向6にお
ける切れ刃3の振動速度がゼロとなる点16,17で切
れ刃3を被削材2(切削点)から離す。本発明の振動切
削装置は、工具1を刃先方向6と切削方向7に振動させ
る第1と第2アクチュエータと、第1と第2アクチュエ
ータの動作を制御して上記の軌跡に従った振動切削を行
うための制御部とを備える。
Description
して相対的に振動させながら切削を行う振動切削方法お
よび振動切削装置に関する。
減する手法として、工具に対し刃先方向(工具の切れ刃
に沿った方向)に直線振動を与える振動切削加工法が実
用化されている。この直線振動切削加工法では、工具の
刃先を引きながらあるいは押しながら切削を行うことに
より切削抵抗を低減している。
直線振動切削加工法では、工具の刃先が常に被削材と接
しているため、摩擦による発熱が大きくなる。そのた
め、刃先の摩耗や被削材の変質を招くこととなる。ま
た、一方向の単振動を行うため、刃先振動の上死点と下
死点では振動速度がゼロになり、引きながら切削を行う
効果がなくなる。このため、切削抵抗を減少し得る程度
に限界がある。
工法として、本願の発明者が特願2001−09797
9号に開示した手法がある。該出願に記載した振動切削
加工法では、刃先方向を含む面内で楕円振動切削を行っ
ている。
るので、工具の刃先を被削材から離して冷却する時間が
存在し、また切削点に切削油が供給されることから工具
の温度上昇を低減することができる。また、常に引きな
がら切削を行うことができるので、切削抵抗も低減する
ことができる。
じ方向に切削を行うので、刃先方向の切削力を相殺する
ことができない。そのため、刃先方向分力の平均値を見
かけ上ゼロにすることができず、結果として刃先方向の
切削抵抗が現れるという問題が生じる。
れたものである。本発明の目的は、工具刃先の摩耗や被
削材の変質を抑制することができ、切削抵抗を低減する
ことができ、かつ刃先方向分力を見かけ上ゼロにするこ
とにより刃先方向の切削抵抗が現れることをも回避でき
る振動切削方法および振動切削装置を提供することにあ
る。
法は、被削材に対して工具を相対的に振動させながら切
削を行うものであって、工具の刃先方向に工具の切れ刃
を被削材に対して相対的に往復移動させ往復の両方向で
切削を行うとともに、少なくとも該切削後に刃先方向に
おける切れ刃の振動速度がゼロとなる点で切れ刃を切削
点から離すことを特徴とする。ここで、本願明細書にお
いて「切削」には、金属に代表される被削材を切り削る
場合のみならず、金属以外の対象物を切断等する場合も
含むものと定義する。また、刃先方向とは、工具の切れ
刃に沿った方向をいい(切れ刃に沿った方向の振動成分
を含んでいればよい)、切削方向とは、被削材を切断あ
るいは除去するために工具あるいは被削材を送る方向で
あり、振動成分を含む瞬間的な方向ではなく時間的に平
均した方向をいう。
る振動速度がゼロとなる点で切れ刃を切削点から離すこ
とにより、間欠切削を行うことができ、摩擦による発熱
を低減することができる。また、工具の刃先方向に工具
の切れ刃を被削材に対し相対的に往復移動させ往復の両
方向で切削を行うことにより、常に引きながらあるいは
押しながら切削を行うことができる。さらに、切れ刃を
往復移動させ往復の両方向で切削を行うので、引きなが
ら切る場合と押しながら切る場合とで刃先方向の切削力
を相殺することができる。それにより、刃先方向分力を
見かけ上ゼロにすることができる。
プライアンス値が静荷重に対するコンプライアンス値よ
りも低い値となる周波数で工具を被削材に対して相対的
に振動させることが好ましい。それにより、切削時にお
ける被削材および工具等の機械系の変形量を低減するこ
とができ、切削抵抗の影響を事実上低減することができ
る。
も移動させることにより、刃先方向における切れ刃の振
動速度がゼロとなる点で切れ刃を切削点から離すととも
に被削材における上記切削後の仕上げ面からも離すよう
にしてもよい。この場合には切削後に切れ刃を仕上げ面
からも離すことができ、切れ刃の欠損を効果的に抑制す
ることができる。
して工具を相対的に振動させながら切削を行うものであ
って、工具を被削材に対して相対的に刃先方向に振動さ
せる第1アクチュエータと、工具を被削材に対して相対
的に切削方向に振動させる第2アクチュエータと、工具
の切れ刃を被削材に対して相対的に刃先方向に往復移動
させ往復の両方向で切削を行うとともに、少なくとも切
削後に刃先方向における切れ刃の振動速度がゼロとなる
点で切れ刃を切削点から離すように第1と第2アクチュ
エータの動作を制御するための制御部とを備える。
と第2アクチュエータおよび制御部を備えることによ
り、切れ刃を被削材に対し相対的に刃先方向に往復移動
させ往復の両方向で切削を行い、かつ切削後に切れ刃の
刃先方向における振動速度がゼロとなる点で切れ刃を切
削点から離すことができる。つまり、上述した本発明の
振動切削方法を実施することができる。
明の実施の形態について説明する。図1は本発明の振動
切削方法の原理を説明するための模式図である。
刃3を有する刃部を、振動子4によって所望の軌跡に従
って振動させながら被削材の切削を行う。より詳しく
は、刃部に刃先方向6の振動と切削(切断)方向7の振
動とを重畳して与え、振動切削工具1の刃先方向6に切
れ刃3を往復移動させ往復の両方向で切削を行うととも
に、切削後に振動切削工具1の刃先方向6における振動
速度がゼロとなるポイントで切れ刃3を切削点から離す
ようにする。
トで切れ刃3を切削点から離すことにより、切削中は常
に引きながらまたは押しながら切ることができる。さら
にこのように間欠切削を行うことにより、切削点に切削
油を供給し、その冷却効果と潤滑効果によって切削力を
低減するとともに摩擦による温度上昇を低減することが
でき、工具刃先の摩耗や被削材2の変質を抑制すること
ができる。
刃3を往復移動させ往復の両方向で切削を行うことによ
り、常に引きながらあるいは押しながら切削を行うこと
ができる。それにより、切削抵抗を低減することができ
る。
方向で切削を行うので、引きながら切る場合と押しなが
ら切る場合とで刃先方向6の切削力を相殺することがで
きる。それにより、刃先方向分力を見かけ上ゼロにする
ことができ、刃先方向6の切削抵抗が現れることをも回
避することができる。
を振動させているが、振動切削工具1の刃部を被削材2
に対し相対的に所望の軌跡に従って振動させることがで
きるものでれば、被削材2側を振動させてもよい。
刃(工具刃先)3の具体的な振動軌跡の例について説明
する。
に従って駆動しながら切削を行う。すなわち、図1にお
ける左方向に切削した後に刃部を被削材2(切削点)か
ら離すように上方に移動させ、刃先方向6にける振動速
度がゼロとなる第1点16で切れ刃3を被削材2から離
れた状態とし、その後再び刃部を被削材2に向けて下方
に移動させながら図1における右方向に切削を行い、該
切削後に刃部を再び被削材2(切削点)から離すように
上方に移動させ、刃先方向6にける振動速度がゼロとな
る第2点17で切れ刃3を被削材2から離れた状態とす
る。このような軌跡に従って切れ刃3を駆動しながら切
削を行うことにより、上述の効果が得られる。
先)3の軌跡の他の例を示す。図2(a)に示すよう
に、放物線状の軌跡に沿って切れ刃3を往復移動させて
もよい。この場合、図2(a)において刃先方向6であ
る左右方向に切れ刃3を交互に移動させながら切削を行
い、切削後に刃先方向6および切削方向7における振動
速度がゼロとなる第1と第2点(上死点と下死点)1
6,17で切れ刃3を被削材2(切削点)から離す。
に複雑な形状の軌跡に沿って切れ刃3を往復移動させて
もよい。いずれの場合にも、振動切削工具1の刃先方向
6に切れ刃3を往復移動させ往復の両方向で切削を行う
とともに、切削後に振動切削工具1の刃先方向6におけ
る振動速度がゼロとなる第1と第2点16、17で切れ
刃3を被削材2(切削点)から離すことができる。
7の振動周波数を刃先方向6の振動周波数の2倍にし、
初期位相差をそれぞれ0,π/2にすることで得られ
る。また、図2(b)に示す軌跡は、切削方向7の振動
周波数を刃先方向6の振動周波数の2/3倍とし位相差
をゼロにすることで得られ、図2(c)に示す軌跡は、
切削方向7の振動周波数を刃先方向6の振動周波数の4
倍とし位相差をゼロにすることで得られる。
明の振動切削方法を実施可能な振動切削装置の構成例に
ついて説明する。なお、以下の例では、工具の刃先を放
物線状の軌跡に従って振動させる場合について説明す
る。
ターやメスなどの振動切削工具1と、アクチュエータと
して機能するたわみ振動励振用圧電素子10および縦振
動励振用圧電素子11と、制御部12とを備える。
と、支持点9を介して工具本体を支持する支持具8と、
工具本体に取付けられたたわみ振動励振用圧電素子10
および縦振動励振用圧電素子11とを有する。
圧電素子で構成され、たわみが最大となるたわみ振動の
腹の位置付近に設置される。また、縦振動励振用圧電素
子11も、1組の圧電素子で構成され、縦ひずみが最大
となる縦振動の節の位置付近に設置される。
極を挿入するためであり、他方の電極は振動子自体とす
る。また振動子の固定は、振動を妨げることがないよう
に両方向の振動がともに節となる位置で局所的に行う。
なお、本実施の形態では、縦振動の2次の共振モードと
たわみ振動の5次の共振モードとを使用している。
の直径を調整すれば縦振動の共振周波数にはほとんど影
響せずにたわみ振動の周波数のみを変化させることがで
きるので、比較的簡単に両周波数を一致させることがで
きる。
10および縦振動励振用圧電素子11に接続され、これ
らの動作制御を行う。たとえば、制御部12から縦振動
励振用圧電素子11に数Hz〜数十kHz程度の周波数
の正弦波電圧を印加し、たわみ振動励振用圧電素子10
にその2倍の周波数の余弦波電圧を印加する。ただし、
印加電圧と振動変位の間の位相差は、共振周波数付近で
急激に変化するため、実際には2方向の変位の間の位相
差が所望の値となるように両電圧間の位相差を補正す
る。
ようなたわみ振動と縦振動を同時に与えることができ、
これらを重畳することで切れ刃3を放物線状の軌跡に沿
って駆動することができる。このように切れ刃3を駆動
しながら紙、食品、プラスティック、人体の各部等の対
象物を切断する。
削装置は、旋削加工や彫刻を行う振動切削工具1と、ア
クチュエータとして機能するねじり振動励振用圧電素子
13および縦振動励振用圧電素子11と、制御部12と
を備える。
する。そして、この円弧の半径は、刃先振動を振動切削
工具1の軸方向から見たときの円弧(ねじり振動成分)
の半径以上である方が良い。なお、刃先および振動軌跡
は必ずしも円弧形状でなくてもよい。刃先が円弧形状で
ない曲線の場合には、振動切削工具1の刃先曲率は常に
振動の曲率以上である方がよい。これは刃先の逃げ面を
振動によって仕上げ面に押し付けないようにするためで
ある。
圧電素子で構成され、ねじりによるひずみが最大となる
ねじり振動の節の位置付近に設置される。また、縦振動
励振用圧電素子11も、1組の圧電素子で構成され、縦
ひずみが最大となる縦振動の節の位置付近に設置され
る。
3に数Hz〜数十kHz程度の周波数の正弦波電圧を印
加し、縦振動励振用圧電素子11にその2倍の周波数の
余弦波電圧を印加する。
ようなねじり振動と縦振動を同時に与えることができ、
これらを重畳することで切れ刃3を放物線状の軌跡(正
確には円筒面内の軌跡)に沿って駆動することができ
る。このように切れ刃3を駆動しながら金属材料等の対
象物の旋削加工や彫刻を行う。
削装置は、対象物の切断を行う振動切削工具1と、アク
チュエータとして機能する左右振動励振用圧電素子14
および上下振動励振用圧電素子15と、制御部12とを
備える。
動励振用圧電素子15を、振動切削工具1の両端コーナ
部にそれぞれ直交する位置関係となるように設置する。
そして、左右振動励振用圧電素子14に数Hz〜数十k
Hz程度の周波数の正弦波電圧を印加し、上下振動励振
用圧電素子15にその2倍の周波数の余弦波電圧を印加
する。
軌跡に沿って切れ刃3を駆動することができ、対象物を
切断することができる。
として圧電素子を用いたが、工具に2種類の振動を与え
ることができるものであれば圧電素子以外の任意のアク
チュエータを採用可能である。また、各圧電素子に印加
する電圧の周波数や位相差を適切に調節することで、放
物線以外の軌跡に沿って切れ刃3を駆動することができ
る。
削工具に本発明は適用可能である。たとえばダイヤモン
ド工具等を用いた超精密微細加工にも、本発明は適用可
能である。
に与える振動周波数について図6を用いて説明する。図
6は、工作機械主軸側の動コンプライアンス(変位/加
振力の伝達関数)の測定例を示す図である。
m/N、約500Hzの共振時には約1μm/Nの変形
を生じるが、3kHz以上の高周波領域ではほとんど変
形を生じないことがわかる。
ら切削を行うことにより、被削材や工具、加工機械の変
形量を低減しながら切削することができる。つまり、被
削材と前記工具間の相対的な動コンプライアンス値が静
荷重に対するコンプライアンス値よりも低い値となる周
波数(高周波)で工具を被削材に対して相対的に振動さ
せながら切削を行うことにより、被削材や工具、加工機
械の変形量を低く抑えながら切削を行うことができる。
その結果、加工精度や仕上げ面性状を向上することがで
きる。
いて図7〜図9を用いて説明する。図7と図8は、本拡
張例における刃先振動軌跡を示す図である。
の切れ刃を中心に回転させ、切れ刃が切り屑からはなれ
る際に仕上げ面からも離れるようにしてもよい。このよ
うに切れ刃を切り屑および仕上げ面から離すようにする
ことにより、切れ刃の欠損を抑制することができる。
を駆動するには、たとえば上述の振動装置自体を刃先方
向を中心に若干回転すればよい。
示す。この図に示す振動切削工具1に上述の各圧電素子
を取付けて上述の各電圧を印加することにより、図7お
よび図9に示す刃先振動軌跡にしたがって振動切削工具
1を駆動することができ、被削材2を切削することがで
きる。
型の振動切削と、楕円型の振動切削のような他のタイプ
の振動切削とを組み合わせるようにしてもよい。この場
合には、両手法の利点を併せ持つ振動切削を行うことが
できる。なお、図9に示す振動切削に、本例の手法を適
用することも可能である。
を駆動するには、たとえば工具に切削方向振動用、刃先
方向振動用および背分力方向振動用の圧電素子を取付
け、切削方向振動用圧電素子に余弦波電圧を印加し、刃
先方向振動用圧電素子に切削方向の1/2周波数の余弦
波電圧を印加し、背分力方向振動用圧電素子に切削方向
と同じ周波数の正弦波電圧を印加すればよい。
説明を行なったが、本発明は上記の実施の形態に限定さ
れるものではない。本発明の範囲は特許請求の範囲によ
って示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内
での全ての変更が含まれる。
による温度上昇を低減することができ、常に引きながら
あるいは押しながら切削を行うことで切削抵抗を低減す
ることができ、かつ刃先方向分力の平均値を見かけ上ゼ
ロにすることができるので、工具刃先の摩耗や被削材の
変質、加工精度を劣化させる各部の変形を抑制すること
ができ、かつ刃先方向の切削抵抗が現れることをも回避
することができる。
の模式図である。
例を示す図である。
具の側面図であり、(b)は本発明の他の例における振
動切削装置の概略構成図である。
線断面図であり、(b)は本発明のさらに他の例におけ
る振動切削装置の概略構成図である。
/加振力の伝達関数)の測定例を示す図である。
る刃先振動軌跡を示す図である。
刃先振動軌跡を示す図である。
例を示す斜視図である。
子、5 振動軌跡、6刃先方向、7 切削方向、8 支
持具、9 支持点、10 たわみ振動励振用圧電素子、
11 縦振動励振用圧電素子、12 制御部、13 ね
じり振動励振用圧電素子、14 左右振動励振用圧電素
子、15 上下振動励振用圧電素子、16 第1点、1
7 第2点。
Claims (4)
- 【請求項1】 被削材に対して工具を相対的に振動させ
ながら切削を行う振動切削方法であって、 前記工具の刃先方向に前記工具の切れ刃を前記被削材に
対し往復移動させ往復の両方向で切削を行うとともに、
少なくとも該切削後に前記刃先方向における前記切れ刃
の振動速度がゼロとなる点で前記切れ刃を切削点から離
すことを特徴とする、振動切削方法。 - 【請求項2】 前記被削材と前記工具間の相対的な動コ
ンプライアンス値が静荷重に対するコンプライアンス値
よりも低い値となる周波数で前記工具を前記被削材に対
して相対的に振動させる、請求項1に記載の振動切削方
法。 - 【請求項3】 前記切削後に前記切れ刃を背分力方向に
も移動させることにより、前記刃先方向における前記切
れ刃の振動速度がゼロとなる点で前記切れ刃を切削点か
ら離すとともに前記被削材における前記切削後の仕上げ
面からも離すようにする、請求項1または請求項2に記
載の振動切削方法。 - 【請求項4】 被削材に対して工具を相対的に振動させ
ながら切削を行う振動切削装置であって、 前記工具を前記被削材に対して相対的に刃先方向に振動
させる第1アクチュエータと、 前記工具を前記被削材に対して相対的に切削方向に振動
させる第2アクチュエータと、 前記工具の切れ刃を前記被削材に対して相対的に前記刃
先方向に往復移動させ往復の両方向で切削を行うととも
に、少なくとも該切削後に前記刃先方向における前記切
れ刃の振動速度がゼロとなる点で前記切れ刃を切削点か
ら離すように前記第1と第2アクチュエータの動作を制
御するための制御部と、を備えた振動切削装置。
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JP2001338085A JP4088061B2 (ja) | 2001-11-02 | 2001-11-02 | 振動切削方法および振動切削装置 |
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