JP2003136211A - 塗布方法 - Google Patents

塗布方法

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JP2003136211A
JP2003136211A JP2001329195A JP2001329195A JP2003136211A JP 2003136211 A JP2003136211 A JP 2003136211A JP 2001329195 A JP2001329195 A JP 2001329195A JP 2001329195 A JP2001329195 A JP 2001329195A JP 2003136211 A JP2003136211 A JP 2003136211A
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mold
die
treatment agent
casting
casting cycle
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JP2001329195A
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Shinzo Inubushi
眞造 犬伏
Mitsutaka Emoto
充孝 江本
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NIPPON ACHISON KK
Ube Techno Eng Co Ltd
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NIPPON ACHISON KK
Ube Techno Eng Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】鋳造品1個当りの生産時間が短く、コストが安
価な塗布方法を提供する。 【解決手段】1回の鋳造サイクルが完了して鋳造品を鋳
型2から取り出したのちつぎの鋳造サイクルに移行する
までの間に鋳型2の鋳型壁表面3a,4aに処理剤を塗
布することを基本とする塗布方法であり、処理剤とし
て、水を含まない離型・潤滑剤を用い、かつ、繰り返し
行われる鋳造サイクルにおいて、所定の鋳造サイクルの
間にあっては、鋳型壁表面3a,4aを所望の温度にす
る工程を経たのちに、鋳型壁表面3a,4aの全体に処
理剤を塗布する工程を行い、他の鋳造サイクルの間にあ
っては、鋳型壁表面3a,4aを所望の温度にする工程
を経たのちに、鋳型壁表面3a,4aの一部に処理剤を
塗布する工程を行うか、もしくは、鋳型壁表面3a,4
aを所望の温度にする工程のみを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アルミニウムやマ
グネシウム等の高圧鋳造法等で用いられる金型への塗布
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、アルミニウムやマグネシウム
等の高圧鋳造法(一般に、ダイキャストと呼ばれてい
る)では、鋳型を閉じ、つぎに、鋳型内のキャビティに
溶融もしくは半凝固の金属を注入し、上記金属が硬化し
たのちに、鋳型を開いて鋳型から鋳造品を取り出し、運
び去るという鋳造サイクルを繰り返している。また、こ
のような鋳造サイクルが完了したのち、つぎの鋳造サイ
クルに移行するまでの間に(すなわち、各鋳造サイクル
1回ごとに)、鋳型の鋳型壁表面を冷却もしくは加熱し
てつぎの鋳造サイクルに適した温度にし、かつ、鋳型の
鋳型壁表面の全体に離型・潤滑剤等の処理剤をスプレー
することを行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
方法では、スプレーの動作は毎回同じであり、各鋳造サ
イクル1回ごとに、鋳型の鋳型壁表面の全体に処理剤を
スプレーしているため、スプレーに長時間を要し、鋳造
品1個当りの生産時間が長くなるという問題がある。ま
た、処理剤の消費量が多く、鋳造品1個当りのコストが
高価になるという問題もある。
【0004】本発明は、このような事情に鑑みなされた
もので、鋳造品1個当りの生産時間が短く、コストが安
価な塗布方法の提供をその目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の塗布方法は、1回の鋳造サイクルが完了し
て鋳造品を金型から取り出したのちつぎの鋳造サイクル
に移行するまでの間に金型の型面に処理剤を塗布するこ
とを基本とする塗布方法であって、上記処理剤として、
水を含まない離型・潤滑剤を用い、かつ、繰り返し行わ
れる鋳造サイクルにおいて、所定の鋳造サイクルの間に
あっては、上記金型の型面を所望の温度にする工程を経
たのちに、上記金型の型面の全体に処理剤を塗布する工
程を行うようにし、他の鋳造サイクルの間にあっては、
上記金型の型面を所望の温度にする工程を経たのちに、
上記金型の型面の一部に処理剤を塗布する工程を行う
か、もしくは、上記金型の型面を所望の温度にする工程
のみを行うようにしたという構成をとる。
【0006】すなわち、本発明の塗布方法は、1回の鋳
造サイクルが完了して鋳造品を金型から取り出したのち
つぎの鋳造サイクルに移行するまでの間に金型の型面に
処理剤を塗布することを基本とする塗布方法である。そ
して、上記処理剤として、水を含まない離型・潤滑剤を
用いており、かつ、繰り返し行われる鋳造サイクルにお
いて、所定の鋳造サイクルの間にあっては、上記金型の
型面を所望の温度にする工程を経たのちに、上記金型の
型面の全体に処理剤を塗布する工程を行うようにしてい
る。また、他の鋳造サイクルの間にあっては、上記金型
の型面を所望の温度にする工程を経たのちに、上記金型
の型面の一部に処理剤を塗布する工程を行うか、もしく
は、上記金型の型面を所望の温度にする工程のみを行う
ようにしている。このように、本発明の塗布方法では、
上記処理剤として、水を含まない離型・潤滑剤を用いて
おり、しかも、上記金型の型面に処理剤を塗布する工程
を行う場合には、常に、上記金型の型面を所望の温度に
する工程を経るようにしているため、上記処理剤の塗布
により、上記金型の型面に、離型・潤滑性に優れた離型
・潤滑剤の皮膜を形成することができる。したがって、
上記金型の型面の全体に処理剤を一度塗布すると、つぎ
の1回もしくは数回は、上記金型の型面の一部に処理剤
を塗布するだけでも、もしくは、上記金型の型面に処理
剤を全く塗布しなくても、または、これら両方を組み合
わせるようにしても、上記金型の型面に、離型・潤滑性
に優れた離型・潤滑剤の皮膜を残存させておくことがで
きる。これにより、本発明の塗布方法を用いた場合に
も、品質の優れた鋳造品等が得られる。
【0007】上記のように、本発明の塗布方法では、繰
り返し行われる鋳造サイクルの間にあっては、常に上記
金型の型面を所望の温度にする工程を行うものの、上記
金型の型面に処理剤を塗布する工程では、常に上記金型
の型面の全体に処理剤を塗布するのではなく、上記金型
の型面の全体に処理剤を塗布する態様以外にも、上記金
型の型面の一部にだけ処理剤を塗布する態様と、上記金
型の型面に処理剤を全く塗布しない態様と、これら両方
を組み合わせた態様のうちの少なくとも一つを行うよう
にしている。したがって、従来の方法のように、各鋳造
サイクル1回ごとに、鋳型の鋳型壁表面の全体に処理剤
をスプレーしていたものに比べて、スプレーに要する時
間を短縮することができ、鋳造品1個当りの生産時間が
短縮される。また、処理剤の消費量を削減することがで
き、鋳造品1個当りのコストが安価になる。
【0008】つぎに、本発明を詳しくさらに説明する。
【0009】本発明に用いる金型としては、ダイキャス
ト用の鋳型等、各種のものが挙げられる。
【0010】本発明における塗布の形態としては、スプ
レー,刷毛塗り等、各種のものが含まれる。
【0011】本発明では、上記金型の型面を所望の温度
にする工程と、上記金型の型面に処理剤を塗布する工程
とを別々に行い、かつ、上記金型の型面に処理剤を塗布
する工程を行う場合には、常に、上記金型の型面を所望
の温度にする工程を経るようにしている。したがって、
上記両工程をそれぞれ、別々に最も有利な条件で行うこ
とができるため、上記金型の型面を所望の温度にする工
程で、上記金型の型面を、つぎの鋳造サイクルに適した
温度にしておくことにより、上記金型の型面に処理剤を
塗布する工程では、上記金型の型面に、離型・潤滑性等
に優れた処理剤の皮膜を均一な厚みで形成することが可
能になる。
【0012】なお、本発明において、「上記金型の型面
を所望の温度にする工程を経たのちに、上記金型の型面
の一部に処理剤を塗布する工程を行うか、もしくは、上
記金型の型面を所望の温度にする工程のみを行う」と
は、「上記金型の型面を所望の温度にする工程を経たの
ちに、上記金型の型面の一部にだけ処理剤を塗布する態
様と、上記金型の型面に処理剤を全く塗布しない態様
と、これら両方を組み合わせた態様のうちの少なくとも
一つを行う」ことを意味している。
【0013】本発明では、金型の型面に塗布する処理剤
として、水を含まない離型・潤滑剤を用いている。この
ような、水を含まない離型・潤滑剤を用いることは、金
型の型面に形成した皮膜も、水を含まないという利点を
もたらす。例えば、上記皮膜が水を含んでいると、この
水に起因する水蒸気で鋳造品に鋳巣が形成されることに
なり、それが鋳造品の品質をかなり損なう危険がある。
この危険は、水を含まない離型・潤滑剤を使うことによ
り、殆どなくなり、品質の優れた鋳造品が得られる結果
となる。なお、本発明において、「水を含まない」と
は、「可能な限り純粋な形で使用される構成成分には、
水はいずれの時点でも添加されていない」ことを意味し
ている。しかし、例えば、周囲の空気から水分が僅かに
取り込まれる結果として、極めて少量の水は存在してい
てもよい。本発明では、水含量が0.5重量%未満とな
るように貯蔵されるのが好ましい。
【0014】本発明では、上記水を含まない離型・潤滑
剤として、例えば、少なくとも20〜98重量%の潤滑
および離型物質と、残部が補助材料とからなるものが用
いられる。そして、好適には、少なくとも98重量%の
潤滑および離型物質および2重量%以下の補助材料を含
んでいるもの、もしくは少なくとも25重量%の潤滑お
よび離型物質および75重量%以下の溶剤系の溶媒を含
んでいるものが用いられる。上記潤滑および離型物質
は、水を含まない離型・潤滑剤が、「水を含まない」と
いう上記の定義にしたがって水を含んでいない限り、原
則的には、いかなる潤滑および離型物質でもよい。例え
ば、シリコーン油のような合成オイル等が挙げられる。
また、上記補助材料としては、例えば、防食剤,殺細菌
剤,乳化剤,溶剤,溶剤系の溶媒等が挙げられる。
【0015】
【発明の実施の形態】つぎに、本発明の実施の形態を図
面にもとづいて詳しく説明する。
【0016】図1は本発明の塗布方法の一実施の形態に
用いるスプレー装置を示している。1はスプレー装置で
あり、例えば、アルミニウムダイカスト法による鋳造品
生産工程の一部として、鋳型(金型)2の鋳型壁表面
(型面)3a,4aに処理剤をスプレーするスプレー工
程で使用されている。
【0017】上記鋳型2は、左右一対の型材3,4から
なり、一方の型材(図1では、左側の型材)3は、左右
方向に(図1の矢印F参照)に動きうる可動クランプ板
5の右側面に取り付けられており、他方の型材(図1で
は、右側の型材)4は固定クランプ板6の左側面に取り
付けられている。このような鋳型2は、上記両型材3,
4を閉じて密閉鋳型キャビティ(図示せず)を作ること
ができ、かつ、得られた鋳造品(図示せず)を取り出す
ために再び開くことができる。例えば、アルミニウムダ
イカスト法では、鋳型2を閉じ、つぎに、密閉鋳型キャ
ビティに第1供給管路8から供給される溶融金属(図示
せず)を注入して密閉鋳型キャビティを溶融金属で満た
し、そののち、溶融金属が完全に硬化すると、鋳型2を
開いて鋳型2から鋳造品を取り出し、運び去る。このよ
うな鋳造サイクルを経たのち、つぎの鋳造サイクルに移
行するまでの間に、上記スプレー装置1により鋳型2の
両型材3,4の鋳型壁表面3a,4aに処理剤をスプレ
ーすることを行う。
【0018】上記スプレー装置1は、噴霧ノズル10,
11および送風ノズル12を有する噴霧工具13と、6
軸の工業用ロボット14とを備えており、この工業用ロ
ボット14で、噴霧工具13を所定の経路Bに沿って所
定の速度で移動させることができるようにしている。そ
して、この移動の間に、開いた鋳型2の両型材3,4の
間に噴霧工具13を進入させたのちに鋳型2から引き戻
すことを行い、また、上記経路Bに沿うどの点からで
も、かつ、所望のどの方向にも、上記鋳型壁表面3a,
4aに対し上記噴霧ノズル10,11もしくは送風ノズ
ル12から加熱流体,冷却流体,処理剤もしくは圧縮空
気を噴射できるようにしている。なお、工業用ロボット
14の設計および機能は、本質的に自明であり、ここで
は詳しく説明しない。
【0019】15は加熱・冷却ユニットであり、第2供
給管路15aを介して上記一方の型材3の内部に形成し
た流体通路3bに加熱流体もしくは冷却流体(好ましく
は、加熱液体もしくは冷却液体)を供給している。そし
て、上記加熱・冷却ユニット15から供給される加熱流
体もしくは冷却流体により、溶融金属が鋳型2の密閉鋳
型キャビティの中で硬化している間でも、上記一方の型
材3に熱を供給し(すなわち、上記一方の型材3を加熱
し)、もしくは一方の型材3から熱を奪う(すなわち、
上記一方の型材3を冷却する)ことができるようにして
いる。
【0020】また、上記噴霧工具13の噴霧ノズル10
から、冷却流体(好ましくは、冷却水で、特に好ましく
は、脱塩水)を鋳型2の鋳型壁表面3a,4aに噴霧
し、この鋳型壁表面3a,4aから蒸発させることによ
っても、鋳型2を外部から冷却できるようにしている。
例えば、脱塩水を使用する場合には、つぎにスプレーす
る処理剤の皮膜の品質を損なうおそれがある鋳型壁表面
3a,4a上の水垢を避けることができるという利点が
ある。また、上記冷却を加速するために、熱い鋳型壁表
面3a,4aから自然に蒸発できる以上の冷却水を噴霧
ノズル10から噴霧することがよく行われている。この
場合には、鋳型2から滴下する過剰な水を収集トレー1
6に集め、この過剰な水の中にある粗い粒子をフィルタ
ユニット17で取り除き、つぎに、収集トレー16に集
めた水を管路18から浄化装置19へ送り、ここで遠心
分離,沈降,沈殿等によって油膜,懸濁物質等を取り除
いたのち、浄化した水を管路20からタンク21へ送
り、スプレー装置1で再利用できるようにしている。ま
た、外部供給管路22を介してタンク21に新鮮な冷却
水を供給しており、タンク21から連結管路23を介し
てスプレー装置1へ常に充分な冷却水を供給できるよう
にしている。
【0021】上記噴霧ノズル10を動作させるために、
噴霧すべき冷却水だけでなく、吹き付ける圧縮空気も必
要である。この圧縮空気は、圧縮空気管路24からスプ
レー装置1へ供給されたのち、工業用ロボット14のロ
ボットアーム14aに沿って伸びる圧縮空気用供給管路
等(図示せず)を介して上記噴霧ノズル10に供給され
ている。
【0022】25は伝熱装置であり、鋳型壁表面3a,
4aの全面、もしくは鋳型壁表面3a,4aのうち特別
に加熱もしくは冷却が必要な所定領域2aと接触させる
ことにより、上記鋳型壁表面3a,4aの全面もしくは
所定領域2aを加熱もしくは冷却できるようにしてい
る。この実施の形態では、上記伝熱装置25により、鋳
型壁表面3,4の所定領域2aを加熱もしくは冷却でき
るようにしている。このため、上記伝熱装置25は、キ
ャリア本体26と、このキャリア本体26に沿って案内
されこのキャリア本体26と良い熱的接触をする1個の
伝熱体27(この実施の形態では、1個であるが、複数
個でもよい)とを備えている。この伝熱体27の表面2
7aは、上記鋳型壁表面3a,4aの所定領域2aに適
合する形状に設計されている。このような伝熱装置25
は、例えば、追加の工業用ロボット(図示せず)によ
り、開いた鋳型2の両型材3,4の間へ動かし、鋳型壁
表面3a,4aの所定領域2aに接触させることができ
るようにしている。なお、上記キャリア本体26,伝熱
体27等は、銅、銅合金、アルミニウム、アルミニウム
合金等のような熱良導体で作ることが好ましい。
【0023】上記伝熱装置25もしくは鋳型2への損傷
を避け、同時に伝熱体27と上記所定領域2aとの間の
良好な伝熱接触を保証するために、ばね28により伝熱
体27をキャリア本体26上で緩衝できるようにしてい
る。また、伝熱体27に熱を供給しまたは伝熱体27か
ら熱を取り除くために、キャリア本体26に流体通路2
6aを設け、この流体通路26aを加熱・冷却ユニット
15に供給管路(図示せず)を介して接続したり、キャ
リア本体26を加熱・冷却浴29に浸したりすることが
できる。この実施の形態では、両方が行われている。
【0024】上記加熱・冷却ユニット15の作動、開い
た鋳型2への噴霧工具13の移動、噴霧ノズル10から
の冷却水の噴射、伝熱装置25と鋳型壁表面3a,4a
との間の接触持続時間等は、制御ユニット30(図2参
照)の制御の下で行われている。
【0025】例えば、鋳型2の温度は、鋳型2の温度分
布を代表する点に設置した1個もしくは複数個の温度セ
ンサ31(図1参照)によって絶えず監視し、この温度
センサ31で検出した鋳型温度信号TF(図2参照)
を制御ユニット30に伝えている。
【0026】一方、鋳型壁表面3a,4aの温度分布
は、対応するディジタルの空間分解温度信号TFを制
御ユニット30に伝える熱画像記憶装置32によっても
測定することができる。この熱画像記憶装置32は、永
久的に設置することができ、また、旋回装置またはロボ
ットアームにより、熱画像を記録するために最も好都合
な位置へ運ぶことができる。また、別の方法として、鋳
型壁表面3a,4aの熱分布を直接測定するのではな
く、鋳造品を鋳型2から取り出した直後に、この鋳造品
の熱画像から間接的に測定する方法もある。
【0027】例えば、季節の変化等が鋳型壁表面3a,
4aの温度にも影響することがあるため、生産工場の地
域の温度変動を考慮に入れることが好ましい。そこで、
制御ユニット30は、調熱(加熱もしくは冷却)過程を
制御するために、周囲温度センサ33(図1参照)から
の温度信号TUも入力信号として受け入れるようにして
いる。
【0028】その上、作業手順についてのデータAも調
熱過程の制御に関しての関心事になり得る。例えば、生
産サイクルの中断は、鋳型2が完全に冷え切ることにつ
ながることがあり、それは、生産を再開するときに、最
初に鋳型2を加熱しなければならず、かつ、あとで生産
が最大限に活発になると冷却しなければならないことを
意味している。生産の経過についてのこのような情報
は、例えば、テープレコーダの図記号で示す適当なデー
タ記憶ユニット34(図2参照)により、制御ユニット
30に利用できるようにしている。
【0029】制御ユニット30の温度調節器30aが、
上記の信号TF,TF,TUおよびAから、並び
に、もし望むなら追加のセンサ信号から、噴霧工具13
を動かす工業用ロボット14のための出力信号(特に、
噴霧工具13の運動の経路B,位置および速度のための
出力信号)、タンク21から冷却水を供給するためのポ
ンプ,弁および圧縮空気管路24から圧縮空気を供給す
るためのポンプ,弁のような、噴霧ノズル10に役立つ
装置のための作動信号、加熱・冷却ユニット15のため
の作動信号および伝熱装置25のための作動信号を決定
する。
【0030】上記鋳型2の鋳型壁表面3a,4aを調熱
したのち、噴霧工具13の噴霧ノズル11により鋳型壁
表面3a,4aに処理剤を塗布することができる。この
実施の形態では、上記処理剤として、水を含まない離型
・潤滑剤を用いており、つぎの鋳造サイクルに好都合な
温度、すなわち、0〜500℃の範囲の温度であっても
鋳型壁表面3a,4aを濡らし、かつ、鋳型壁表面3
a,4a上に潤滑および離型特性のある薄膜(例えば、
厚み0.1μm程度の膜)を作ることができるようにし
ている。水を含まない離型・潤滑剤として、少なくとも
98重量%の潤滑および離型物質および2重量%以下の
補助材料を含んでいる薬剤が用いられている。
【0031】この処理剤は、2個の運搬容器37,38
の中に直ぐに使える濃度で用意されており、上記両運搬
容器37,38に直接接続されるスプレー装置1から直
接、すなわち、水またはその他の溶剤による事前希釈な
しに噴霧ノズル11に供給されている。この処理剤は、
上記両運搬容器37,38から圧縮空気作動取り出し装
置39によって取り出される。この直接の(すなわち、
事前希釈しない)取り出しは、第1に希釈システムを取
得し維持するコストを節約できるとともに、第2に希釈
に関連して細菌または菌類により冒されることから殆ど
完全に排除できるという利点をもたらす。上記両運搬容
器37,38を備えることは、一つの運搬容器37を完
全に空にしてから、この希釈システムを制御ユニット3
0の制御の下で自動的にもしくは手動で、生産作業を中
断することなく、他の運搬容器38からの取り出しに切
り換えることができるという付加的利点をももたらす。
その代わりに、空の運搬容器37を、処理剤で満たした
新しい運搬容器37に、作業を中断せずに交換する必要
がある。
【0032】スプレー工程は、制御ユニット30の制御
の下に行われる。図2によれば、噴霧工具13の経路
B,速度および位置、すなわち、工業用ロボット14の
動作、並びに噴霧ノズル11によって単位時間当りに排
出する処理剤の量を制御ユニット30の塗被調節器30
bによって制御する。また、噴霧工具13の経路Bのあ
らゆる点で、この噴霧工具13の速度および位置に対し
て適当な量の処理剤を鋳型壁表面3a,4aにスプレー
することを確実にするために、すなわち、鋳型壁表面3
a,4aの全体もしくは一部に処理剤の均質で均一な皮
膜を形成することを保証するために、対応する処理量信
号Vを制御ユニット30に伝えている。このため、液量
を測る流量測定装置または質量流量を計る流量センサ等
の排出量センサ35(図1参照)を噴霧工具13の各噴
霧ノズル11に設ける。そして、上記排出量センサ35
の検出信号を基にして、制御ユニット30およびその塗
被調節器30bが皮膜の厚みの自動制御を達成すること
が可能になる。
【0033】この実施の形態では、鋳造品1個当りの生
産時間が100秒で、そのうち、鋳型壁表面3a,4a
を全体的にスプレーするのに40秒を要するとして、1
回目の生産では、鋳型壁表面3a,4aを全体的に40
秒間スプレーし、2回目の生産では、鋳型壁表面3a,
4aを部分的に10秒間スプレーし、3回目の生産で
は、鋳型壁表面3a,4aを部分的に20秒間スプレー
し、4回目の生産では、また鋳型壁表面3a,4aを全
体的に40秒間スプレーすることを繰り返すようにして
いる。この方法では、鋳造品3個の生産時間は100秒
+70秒+80秒=250秒となり、従来の方法(10
0秒×3=300秒)に比べ、16.7%の生産性向上
が可能になる。
【0034】上記噴霧工具13は、圧縮空気を排出する
ための送風ノズル12をも有している。この圧縮空気
は、例えば、完成した鋳造品を取り出したのちであって
調熱の前に、鋳型2から金属または処理剤の残渣を除去
するために、また、鋳型2を処理剤で塗布する前に、鋳
型2を吹き付け乾燥するために使うことができる。この
空気吹き付け掃除もしくは乾燥は、制御ユニット30の
制御の下で行うようにしている。
【0035】また、上記制御ユニット30で他の制御作
業、例えば、鋳型2の両型材3,4の開閉を制御する作
業、鋳造品が完成するとこれを直ぐに鋳型2から取り出
す作業、および、図2において文字Zで示すように、起
こるかも知れない類似の制御作業を肩替わりできるよう
にしてもよい。
【0036】このようなスプレー装置1の運転はプログ
ラム制御様式で進められている。また、制御ユニット3
0のデータ入出力ターミナル36に接続し、この種の制
御プログラムを書き込み、呼び出せるようにしている。
【0037】図3は上記噴霧ノズル11の詳細構造を示
している。この噴霧ノズル11は、水を含まない離型・
潤滑剤を高温濡れ特性で噴霧しうるように設計されてい
る。この水を含まない離型・潤滑剤(すなわち、少なく
とも98重量%の潤滑および離型物質および2重量%以
下の補助材料を含み、例えば、常温〜400℃の温度で
鋳型壁表面3a,4aを濡らしてその上に均一な皮膜を
作ることができる薬剤)は、20℃で大体50〜2,5
00mPa・sの範囲の粘度(ブルックフィールド粘度
計で20rpmで測定して)を有している。
【0038】上記噴霧ノズル11は、回転軸線Rの周り
に(すなわち、周方向に)回転するロータ軸51を備え
たロータ50と、上記ロータ軸51の一端部(図面で
は、左端部)に一体的に固定された霧化円盤52とを備
えている。上記ロータ50は、噴霧ノズル11のベース
本体53の軸通路53aに回転軸線Rの周りに回転自由
に保持されており、軸受組立体54で回転可能に支受さ
れている。また、ロータ軸51の他端部(図面では、右
端部)に駆動ユニット55が設けられており、これがロ
ータ50を約10,000rpmから約40,000r
pmのオーダの速度で駆動している。図において、Sは
ロータ軸51と霧化円盤52とを連結固定するボルト
(図示せず)用のねじを概略的に示している。なお、ロ
ータ軸51と霧化円盤52とは単一部品で一体に構成さ
れていてもよい。
【0039】この実施の形態では、駆動ユニット55
は、圧縮空気供給管路56から圧縮空気が供給される圧
縮空気タービン57によって構成されている。これら圧
縮空気供給管路56および圧縮空気タービン57はハウ
ジング58に設置されており、このハウジング58は、
保守,点検が容易なように、ベース本体53に取り外し
可能に取り付けられている。
【0040】上記ベース本体53に、一端部がベース本
体53の周側面に開口する処理剤用供給管路60を設
け、この処理剤用供給管路60の他端部を上記ベース本
体53の前端53bに開口している。また、上記処理剤
用供給管路60の一端部から供給される処理剤を霧化円
盤52に(より詳しくは、霧化円盤52がロータ軸51
に結合されている部分の近くの領域に)向けて噴出する
ノズル本体61を上記処理剤用供給管路60の前端のオ
リフィス60aに挿入している。そして、ノズル本体6
1から霧化円盤52に向けて噴出した処理剤を、この霧
化円盤52の回転の結果として回転軸線Rに対し直交す
る方向(ロータ軸51の半径方向)に外方に振り飛ば
し、それにより微細に霧化している。この霧化効果は、
ロータ軸51の半径方向に伸びる衝突リブ(図示せず)
によって強化することができる。
【0041】ヘッド部59は、ベース部53の円筒形部
53c上に回転軸線Rの方向に移動自由に支受されてい
る。例えば、上記ヘッド部59と円筒形部53cとをね
じ結合により連結する構造にすることができる。もしく
は、上記ヘッド部59を、例えば、プログラム制御でき
る制御ユニット30の制御の下で、回転軸線Rの方向に
サーボ駆動によって移動させうる構造にすることもでき
る。また、上記ベース部53の前端53b近くでリング
形通路62に開口する圧縮空気供給管路63がヘッド部
59に形成されており、上記リング形通路62の端62
aで、このリング形通路62がロータ50の回転軸線R
の方に先細りに形成されているとともに、そこでリング
形出口スロット62bに終わるようにしている。この実
施の形態では、リング形通路62は、半径方向の外方側
をヘッド部59で限定され、半径方向の内方側を円筒形
部53cで限定されている。このようなリング形通路6
2は、圧縮空気供給管路63から供給される圧縮空気と
リング形出口スロット62bにある圧縮空気の圧力とを
均等化する役目をしている。
【0042】上記リング形出口スロット62bから排出
する圧縮空気は、ロータ50の半径方向に外方に振り飛
ばされた、霧化した処理剤を偏向する。これは、回転軸
線Rの延長によって形成される主噴霧方向Hに開く噴霧
円錐(噴霧ジェット)66を作る結果となる。また、上
記ヘッド部59の位置を回転軸線Rの方向に移動させる
ことによって、リング形出口スロット62bの幅、した
がって、このリング形出口スロット62bから排出する
圧縮空気の量を変えることができる。例えば、図3の上
側に、非常に広いリング形出口スロット62bを示して
いるが、この場合には、そこから大量の圧縮空気を排出
し、一方、図3の下側に、非常に狭いリング形出口スロ
ット62bを示しているが、この場合には、そこから非
常に小量の圧縮空気しか排出しない。しかし、リング形
出口スロット62bから排出する圧縮空気の量が多けれ
ば多いほど、この圧縮空気が、霧化した処理剤に加える
巻き込み効果が大きく、噴霧円錐66の開先角が小さく
なる。同様に、ヘッド部59が図3の上側に示す位置に
あるときには、噴霧円錐66が非常に狭くなるが、ヘッ
ド部59が図3の下側に示す位置にあるときには、噴霧
円錐66′が非常に広くなる。
【0043】複数の処理剤用供給管路60を設ける場合
には、それを通して、全く同一の処理剤を供給し、もし
くは、異なる処理剤を供給して噴霧ノズル11から排出
することもできる。
【0044】例えば、孔,リブ,隙間等のような凹んだ
鋳型壁表面3a,4aの領域を塗布するためには、噴霧
円錐66を、図3に矢印H′で示すように、回転軸線R
の延長によって形成される主噴霧方向Hから横にそらす
のが有利なことがある。このため、例えば、空気をそら
すための追加の供給管路67をベース部53のヘッド部
59上に配置し、もしくはそれに組み込むように設計し
てもよい。
【0045】また、ヘッド部59の周囲に分布した複数
の圧縮空気供給管路63を設けることもでき、この場合
には、上記各圧縮空気供給管路63の圧縮空気処理量を
互いに独立に制御することができるようになる。また、
上記各圧縮空気供給管路63をベース部53の排出側に
直接開口するか、もしくは、この実施の形態に類似し
て、リング形通路62の中に開口することができる。こ
の場合には、このリング形通路62の長さを圧縮空気の
圧力が円周方向に均等化できないように短くする等、圧
縮空気がリング形出口スロット62bに達するときまで
に完全に均等化できないようにする必要がある。
【0046】このように、上記実施の形態では、1回目
の生産では、鋳型壁表面3a,4aを全体的に40秒間
スプレーするものの、2回目の生産では、部分的に10
秒間スプレーし、3回目の生産では、部分的に20秒間
スプレーするだけであり、スプレーに要する時間を短縮
することができ、鋳造品1個当りの生産時間が短縮され
る。また、処理剤の消費量を削減することができ、鋳造
品1個当りのコストが安価になる。
【0047】なお、上記実施の形態では、鋳型2を加熱
もしくは冷却する手段として、加熱・冷却ユニット1
5,噴霧工具13の噴霧ノズル10等を設けているが、
これらをすべて設ける必要はなく、適宜選択することが
できる。また、上記実施の形態では、駆動ユニット55
は圧縮空気タービン57で構成されているが、これに代
えて、電気モータもしくはその他の回転駆動装置を用い
てもよい。また、上記実施の形態では、噴霧ノズル1
0,11および送風ノズル12は、両吹き用のもの(左
右にノズル口が開口しており、一度に左右に噴霧するこ
とができるもの)を用いているが、片吹き用のもの(左
右のいずれか一方にのみノズル口が開口しており、左右
に噴霧するためには、180度ひっくり返す必要があ
る)を用いてもよい。
【0048】
【発明の効果】以上のように、本発明の塗布方法によれ
ば、繰り返し行われる鋳造サイクルの間にあっては、常
に上記金型の型面を所望の温度にする工程を行うもの
の、上記金型の型面に処理剤を塗布する工程では、常に
上記金型の型面の全体に処理剤を塗布するのではなく、
上記金型の型面の全体に処理剤を塗布する態様以外に
も、上記金型の型面の一部にだけ処理剤を塗布する態様
と、上記金型の型面に処理剤を全く塗布しない態様と、
これら両方を組み合わせた態様のうちの少なくとも一つ
を行うようにしている。したがって、従来の方法のよう
に、各鋳造サイクル1回ごとに、鋳型の鋳型壁表面の全
体に処理剤をスプレーしていたものに比べて、スプレー
に要する時間を短縮することができ、鋳造品1個当りの
生産時間が短縮される。また、処理剤の消費量を削減す
ることができ、鋳造品1個当りのコストが安価になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の塗布方法の一実施の形態に用いるスプ
レー装置の説明図である。
【図2】制御ユニットの説明図である。
【図3】噴霧ノズルの詳細構造を示す断面図である。
【符号の説明】
2 鋳型 3a,4a 鋳型壁表面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 江本 充孝 山口県宇部市大字小串字沖の山1980番地 宇部テクノエンジ株式会社内 Fターム(参考) 4E092 CA03 DA10 GA02

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1回の鋳造サイクルが完了して鋳造品を
    金型から取り出したのちつぎの鋳造サイクルに移行する
    までの間に金型の型面に処理剤を塗布することを基本と
    する塗布方法であって、上記処理剤として、水を含まな
    い離型・潤滑剤を用い、かつ、繰り返し行われる鋳造サ
    イクルにおいて、所定の鋳造サイクルの間にあっては、
    上記金型の型面を所望の温度にする工程を経たのちに、
    上記金型の型面の全体に処理剤を塗布する工程を行うよ
    うにし、他の鋳造サイクルの間にあっては、上記金型の
    型面を所望の温度にする工程を経たのちに、上記金型の
    型面の一部に処理剤を塗布する工程を行うか、もしく
    は、上記金型の型面を所望の温度にする工程のみを行う
    ようにしたことを特徴とする塗布方法。
  2. 【請求項2】 上記水を含まない離型・潤滑剤が、少な
    くとも20〜98重量%の潤滑および離型物質と、残部
    が補助材料とからなる請求項1記載の塗布方法。
JP2001329195A 2001-10-26 2001-10-26 塗布方法 Pending JP2003136211A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004058434A1 (ja) * 2002-12-24 2004-07-15 Hitachi Metals, Ltd. 真空ダイカスト鋳造品及びその製造方法
JP2007532318A (ja) * 2004-04-14 2007-11-15 バラルディ、ルブリフィカンティ、エス、アー、エル テクノロジー工程において温度調整を最適化する方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2004058434A1 (ja) * 2002-12-24 2004-07-15 Hitachi Metals, Ltd. 真空ダイカスト鋳造品及びその製造方法
JP2007532318A (ja) * 2004-04-14 2007-11-15 バラルディ、ルブリフィカンティ、エス、アー、エル テクノロジー工程において温度調整を最適化する方法

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