JP2003135828A - パチンコ玉分別機構及びこれを備えるパチンコ玉研磨装置並びにパチンコ玉の分別方法 - Google Patents

パチンコ玉分別機構及びこれを備えるパチンコ玉研磨装置並びにパチンコ玉の分別方法

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JP2003135828A
JP2003135828A JP2001342694A JP2001342694A JP2003135828A JP 2003135828 A JP2003135828 A JP 2003135828A JP 2001342694 A JP2001342694 A JP 2001342694A JP 2001342694 A JP2001342694 A JP 2001342694A JP 2003135828 A JP2003135828 A JP 2003135828A
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pachinko ball
pachinko
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Shinji Sawada
信次 澤田
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Heiwa Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のパチンコ玉の中に混在する汚れたパチ
ンコ玉とそれ以外のパチンコ玉とを可及的に分別するた
めの分別機構を提供する。 【解決手段】 回転円盤(25)のすり鉢状に傾斜する
載置面(26a)上に複数のパチンコ玉を投入し、投入
した複数パチンコ玉の中に混在する、当該載置面(26
a)から受ける摩擦抵抗により当該回転円盤(25)と
一体回転する傾向にあるパチンコ玉を、遠心力により当
該回転円盤(25)の円周領域に移動可能に構成し、さ
らに、当該傾向にあるパチンコ玉以外のパチンコ玉を前
記載置面(26a)の傾斜により底部領域に移動可能に
構成する。摩擦抵抗の大小により受ける遠心力の大きさ
に差が生じるので、この差を利用してパチンコ玉を可及
的に分別することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複数のパチンコ
玉の中から、その表面の摩擦係数が比較的高いパチンコ
玉と、比較的低いパチンコ玉とを可及的に分別(選別)
するためのパチンコ玉分別機構及び、そのような機構を
備えるパチンコ玉研磨装置並びにパチンコ玉分別方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】これまでに知られているパチンコ玉研磨
機構には、たとえば研磨布にパチンコ玉を擦りつけた
り、一般にペレットと呼ばれる米粒大の研磨材等ととも
に攪拌したりすることによりパチンコ玉を研磨するもの
がある。これらの研磨機構は、それぞれに特色があり、
パチンコ玉表面に付着する汚れの種類や程度等に合わせ
て選択使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の研磨機構には、次のような問題点があった。す
なわち、上述した布研磨にしろペレット研磨にしろ、そ
れぞれ研磨布やペレット自体の汚れや磨耗等により、ま
た、研磨布による擦りに斑があったり、混在するペレッ
トの攪拌が十分に行われなかったために、研磨効率が悪
くなってしまうことがあり得る。特にこのような汚れや
磨耗は、研磨布やペレットの性質上ある程度まで不可避
的なものである。しかし、いかに不可避的であるといっ
てもこれを放置すると研磨機構から排出されたパチンコ
玉に汚れが残り、搬送先であるパチンコ玉遊技機等に汚
れをも搬送してしまう事態を招きかねない。このような
事態を防ぐには、研磨布やペレットを頻繁に入れ替える
ことが考えられるが、これには、パチンコ遊技場におい
ては稼動中のパチンコ玉研磨装置を停止することができ
ないという時間的制約や、閉店後に行うのでは従業員等
に対する負担が大きいという労力的制約がある。
【0004】本発明は、このような事態を改善するため
になされたものであって、複数のパチンコ玉の中に混在
する汚れたパチンコ玉とそれ以外のパチンコ玉とを可及
的に分別するための分別機構と、そのような機構を有す
るパチンコ玉研磨装置若しくは分別方法を提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために発明者は、汚れたパチンコ玉とそれ以外のパチン
コ玉とは、一般的にその表面の摩擦係数が異なることに
着目した。すなわち、パチンコ玉表面に付着する汚れ
は、一般に、機械油や手垢であって、さらにこれらに各
種の塵埃が混入している場合もある。このような汚れが
付着したパチンコ玉は、付着していないパチンコ玉に比
べ、それらが載置された載置面から受ける摩擦抵抗が大
きい。表面が汚れることにより、パチンコ玉が滑りずら
くなるのである。本発明は、この性質を利用してパチン
コ玉の分別を行うように構成してある。その詳しい構成
については、項を改めて説明する。なお、何れかの請求
項における発明の説明において行う用語の定義等は、そ
の性質上可能な範囲において他の請求項における発明に
も適用されるものとする。
【0006】(請求項1に記載した発明の特徴)請求項
1に記載した発明に係るパチンコ玉の分別機構(以下
「請求項1の分別機構」という)は、すり鉢状に傾斜す
る載置面を、上面に有する回転円盤と、当該回転円盤を
回転させるための回転機構と、当該載置面上にパチンコ
玉を投入するための投入機構と、を含む機構である。さ
らに、当該投入機構が投入した複数のパチンコ玉の中に
混在する、当該載置面から受ける摩擦抵抗により当該回
転円盤と一体回転する傾向にあるパチンコ玉を、遠心力
により当該回転円盤の円周領域に移動可能に構成してあ
り、当該傾向にあるパチンコ玉以外のパチンコ玉を前記
載置面の傾斜により底部領域に移動可能に構成してあ
る。「回転円盤と一体回転する傾向」とは、必ずしも完
全に一体回転する状態を意味するものではなく、摩擦抵
抗を受けることによりその場でスリップすることなく又
は僅かにスリップしながらも一体回転しようとする状態
を意味する。回転円盤を構成する素材としては、たとえ
ば、金属や合成樹脂等があるが、載置面の摩擦係数を調
整するために、そこに、たとえばゴム材を設けることも
できる。載置面は、ほぼ平面であってもよいし、多少の
凹凸を備えていてもよい。
【0007】(請求項1に記載した発明の作用効果)請
求項1の研磨構造によれば、回転円盤の載置面上に投入
された複数のパチンコ玉には、少なくとも3種類の力が
作用する。第1の力は載置面の傾斜による底部領域方向
へ作用する力(重力の平行分力)であり、第2の力は載
置面から受ける摩擦力であり、そして第3の力は回転円
盤の回転により生じる遠心力である。遠心力は平行分力
と相反する方向に作用する。ここで、回転円盤と一体回
転する傾向にあるパチンコ玉(比較的汚れているパチン
コ玉、以下、説明の便宜のために適宜「汚れパチンコ
玉」と略称する)は、回転円盤の回転による遠心力の作
用を強く受けることになる。この結果、遠心力が平行分
力を上回ることになり、これにより汚れパチンコ玉は載
置面の傾斜に逆らいながら回転円盤の円周方向に移動さ
せられる。
【0008】他方、一体回転する傾向にないパチンコ
玉、すなわち、汚れていないか若しくは汚れていても汚
れが比較的少ないパチンコ玉(以下、汚れパチンコ玉と
区別するために、単に「パチンコ玉」という)は、慣性
によりその場に留まろうとする傾向にある。すなわち、
パチンコ玉は、その載置面から受ける摩擦抵抗が比較的
小さいため回転円盤と一体回転せずに(載置面に対して
スリップして)、その場を動こうとしない。載置面に対
してスリップするパチンコ玉は、回転円盤の回転により
生じる遠心力の作用を受けずらいので、今度は平行分力
が遠心力を上回ることになり、これにより底部領域に移
動させられる。また、既に底部領域に存在するパチンコ
玉も同様にその場を動こうとしない。このようにして、
汚れパチンコ玉とそれ以外のパチンコ玉とを、それぞれ
載置面上の円周領域と底部領域とに移動させることによ
り、分別を行うことができる。
【0009】(請求項2に記載した発明の特徴)請求項
2に記載した発明に係るパチンコ玉の分別機構(以下
「請求項2の分別機構」という)は、請求項1の分別機
構の構成に限定が加わり、前記載置面を含む前記回転円
盤の一部又は全部を、ゴム材により構成してある。
【0010】(請求項2に記載した発明の作用効果)請
求項2の分別機構によれば、請求項1の分別機構の作用
効果に加え、少なくとも載置面をゴム材により構成する
ことにより、載置面の摩擦係数を調整することができ
る。すなわち、摩擦係数の大きいゴム材を採用すると、
その分だけ回転盤と一体回転する傾向のパチンコ玉の幅
を広くすることができる。換言すると、比較的摩擦係数
が大きいゴム材を採用することにより、汚れ度合いが比
較的少ないパチンコ玉であっても回転円盤と一体回転す
る傾向を持たせることができる。逆に、比較的摩擦係数
が小さいゴム材を採用することにより、汚れ度合いの激
しいパチンコ玉だけに一体回転の傾向を持たせることに
なる。このように、摩擦係数の選択により、どの程度に
汚れたパチンコ玉を分別するかを決定することができ
る。
【0011】(請求項3に記載した発明の特徴)請求項
3に記載した発明に係るパチンコ玉の分別機構(以下
「請求項3の分別機構」という)は、請求項1又は2の
分別機構の構成に限定が加わり、前記回転機構を、前記
回転円盤の回転速度を可変可能に構成してある。
【0012】(請求項3に記載した発明の作用効果)請
求項3の分別機構によれば、請求項1又は2の分別機構
の作用効果に加え、回転円盤の回転速度の変化により分
別しようとするパチンコ玉に作用する遠心力の大きさを
制御することができる。つまり、回転速度を速くすれば
それだけ遠心力も大きくなるので、比較的汚れが少ない
パチンコ玉を分別対象に加えることになる一方、回転速
度を遅くすると遠心力も小さくなるので、比較的汚れの
激しいパチンコ玉だけを分別することになる。このよう
に、回転速度の変化により、パチンコ玉の分別対象を広
げたり狭めたりすることができる。
【0013】(請求項4に記載した発明の特徴)請求項
4に記載した発明に係るパチンコ玉の分別機構(以下
「請求項4の分別機構」という)は、請求項1乃至3の
何れかの分別機構の構成に限定が加わり、前記回転円盤
を包囲するとともに、排出口を有する環状側壁を設けて
あり、当該傾向にあるパチンコ玉を、遠心力により当該
排出口から排出可能(排出口以外からは排出不能)に構
成してある。排出口は、遠心力によりパチンコ玉を排出
可能であれば、どのような形態であってもよい。
【0014】(請求項4に記載した発明の作用効果)請
求項4の分別機構によれば、請求項1乃至3の何れかの
分別機構の作用効果に加え、排出口を設けたことにより
汚れパチンコ玉の回収や回収したパチンコ玉を別の個所
への搬送等を簡単に行うことができる。つまり、回転円
盤の外周方向に移動させられた汚れパチンコ玉は、環状
側壁によりその方向におけるそれ以上の移動を阻止さ
れ、その後、環状側壁に沿った方向に強制移動させら
れ、やがて排出口から環状側壁の外部へ排出される。遠
心力のみでパチンコ玉を排出することができるので、特
別な排出機構を設ける必要がなく、分別装置のシンプル
化に貢献する。
【0015】(請求項5に記載した発明の特徴)請求項
5に記載した発明に係るパチンコ玉の分別機構(以下
「請求項5の分別機構」という)は、請求項1乃至4の
何れかの分別機構の構成に限定が加わり、前記回転円盤
の底部領域には、厚み方向に貫通するパチンコ玉落下用
の落下孔を少なくとも1個形成してあり、前記投入機構
を、前記底部領域以外の領域上に前記複数のパチンコ玉
を投入可能に構成してあり、当該底部領域に移動したパ
チンコ玉を当該落下孔から落下可能に構成してある。底
部領域以外の領域上に前記複数のパチンコ玉を投入可能
に構成したのは、底部領域上に投入すると、投入したパ
チンコ玉が分別前に落下してしまうことを避けるためで
ある。
【0016】(請求項5に記載した発明の作用効果)請
求項5の分別機構によれば、請求項1乃至4の何れかの
分別機構の作用効果に加え、落下孔からパチンコ玉、す
なわち、汚れていないか又は汚れていても僅かなパチン
コ玉を回転円盤上から回収することができる。このた
め、回収したパチンコ玉を直接パチンコ遊技機等に供給
したり、他の機械器具等に搬送したりしても、汚れをも
搬送することにならない。このように、汚れパチンコ玉
は排出口から、また、パチンコ玉は落下孔から、それぞ
れ外部へ排出されるので、後続する他のパチンコ玉(汚
れパチンコ玉)を連続して載置面上に載置することがで
きる。つまり、パチンコ玉の連続分別が可能となる。
【0017】(請求項6に記載した発明の特徴)請求項
6に記載した発明に係るパチンコ玉の分別機構(以下
「請求項6の分別機構」という)は、請求項1乃至5の
何れかの分別機構の構成に限定が加わり、前記投入機構
を、前記環状側壁に形成した投入口を介して複数のパチ
ンコ玉を同時又は逐次に導入可能に構成してある。
【0018】(請求項6に記載した発明の作用効果)請
求項6の分別機構によれば、請求項1乃至5の何れかの
分別機構の作用効果に加え、環状側壁に形成した投入口
からパチンコ玉を導入するように構成したので、投入口
を通過したパチンコ玉(汚れパチンコ玉)は主として載
置面の円周領域に導入されることになる。円周領域に導
入された汚れパチンコ玉は、そのほとんどがそのまま円
周領域を環状側壁の内面に沿って移動するが、汚れパチ
ンコ玉以外のパチンコ玉には前述したようにスリップの
ためさほど遠心力の作用を受けないので傾斜により底部
領域に向かって移動する。つまり、複数のパチンコ玉の
中に混在する汚れパチンコ玉は移動せずに、それ以外の
パチンコ玉だけが底部領域方向に移動することになる。
この結果、汚れパチンコ玉が底部領域の落下孔にたどり
着く確率が低くなり、これにより、分別精度をよくする
ことができる。
【0019】(請求項7に記載した発明の特徴)請求項
7に記載した発明に係る分別機構(以下「請求項7の分
別機構」という)は、上面に載置面を有する回転円盤
と、当該載置面の中央領域上にパチンコ玉を投入するた
めの投入機構と、を含む機構である。請求項7の分別機
構は、当該投入機構が投入した複数のパチンコ玉の中に
混在する、当該載置面から受ける摩擦抵抗により当該回
転円盤と一体回転する傾向にあるパチンコ玉を、遠心力
により当該回転円盤の円周領域に移動可能に構成してあ
る。
【0020】(請求項7に記載した発明の作用効果)請
求項7の分別機構によれば、回転円盤の載置面の中央領
域上に投入された複数のパチンコ玉には、少なくとも2
種類の力が作用する。載置面から受ける摩擦力と回転円
盤の回転により生じる遠心力である。ここで、回転円盤
と一体回転する傾向にある汚れパチンコ玉は、その回転
による遠心力を受けて回転円盤の円周方向に移動させら
れる。その一方、一体回転する傾向にないパチンコ玉
は、回転円盤が回転するにもかかわらず、その載置面か
ら受ける摩擦抵抗が比較的小さいのでこれと一体回転せ
ずに(載置面に対してスリップして)その場(中央領
域)に留まろうとする傾向にある。このようにして、汚
れパチンコ玉とそれ以外のパチンコ玉とが、それぞれ載
置面上の円周領域と中央領域とに移動させられることに
より、分別が行われる。
【0021】(請求項8に記載した発明の特徴)請求項
8に記載した発明に係るパチンコ玉研磨装置(以下「請
求項8の研磨装置」という)は、請求項1乃至7の何れ
かのパチンコ玉の分別機構を備える装置である。具体的
には、当該パチンコ玉研磨装置が研磨したパチンコ玉を
前記投入口に導入可能に、かつ、当該排出口から排出し
たパチンコ玉を当該パチンコ玉研磨装置に再投入可能
に、構成してある。分別機構は、パチンコ玉研磨装置の
外部に付加させてもよいし、内臓させてもよい。パチン
コ玉研磨装置の研磨方式や研磨原理、或いは形態や大き
さ等に何ら制限はない。
【0022】(請求項8に記載した発明の作用効果)請
求項8の研磨装置によれば、仮に研磨装置の研磨効率が
何らかの理由により悪くなったため排出されたパチンコ
玉に予定以上の汚れが残っている場合であっても、汚れ
パチンコ玉を再び研磨装置に再投入することができる。
これにより、パチンコ玉の搬送先に汚れを搬送する恐れ
を極めて少なくすることができる。
【0023】(請求項9に記載した発明の特徴)請求項
9に記載した発明に係るパチンコ玉分別方法(以下「請
求項9の分別方法」という)は、すり鉢状に傾斜する回
転円盤の載置面上に複数のパチンコ玉を投入し、当該投
入した複数のパチンコ玉の中に混在する、当該載置面か
ら受ける摩擦抵抗により当該回転円盤と一体回転する傾
向にあるパチンコ玉を、遠心力により当該回転円盤の円
周領域に移動させ、かつ、当該傾向にあるパチンコ玉以
外のパチンコ玉を前記載置面の傾斜により底部領域に移
動させることにより表面摩擦係数の比較的大きなパチン
コ玉と、それ以外のパチンコ玉とを分別する。
【0024】(請求項9に記載した発明の作用効果)請
求項9の分別方法によれば、回転円盤の載置面上に投入
された複数のパチンコ玉には、少なくとも3種類の力が
作用する。第1の力は載置面の傾斜による底部領域方向
へ作用する力であり、第2の力は載置面から受ける摩擦
力であり、そして第3の力は回転円盤の回転により生じ
る遠心力である。ここで、回転円盤と一体回転する傾向
にある汚れパチンコ玉は、その回転による遠心力を受け
て載置面の傾斜に逆らいながら回転円盤の円周方向に移
動させられる。
【0025】他方、一体回転する傾向にないパチンコ玉
は、回転円盤が回転するにもかかわらず、その載置面か
ら受ける摩擦抵抗が比較的小さいのでこの回転円盤と一
体回転せずに(載置面に対してスリップして)その場に
留まろうとする傾向にある。載置面に対してスリップす
るパチンコ玉は、回転円盤の回転により生じる遠心力の
作用を受けずらいので、載置面の傾斜により底部領域に
移動させられる。また、既に底部領域に存在するパチン
コ玉は、スリップのために遠心力の作用を受けないか、
受けたとしても載置面の傾斜に逆らって移動させられる
ほどの力ではないためその場に留まろうとする。このよ
うにして、汚れパチンコ玉とそれ以外のパチンコ玉と
が、それぞれ載置面上の円周領域と底部領域とに移動さ
せられることにより、分別が行われる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、各図を参照しながら、本発
明の実施の形態(以下、適宜「本実施形態」という)に
ついて説明する。図1は、パチンコ玉分別機構(以下、
単に「分別機構」という)を備えるパチンコ玉研磨装置
(以下、単に「研磨装置」という)の側面図である。図
2は、図1に示す研磨装置の正面図である。図3は、分
別機構の斜視図である。図4は、図3に示す分別機構の
平面図である。図5は、図4に示す分別機構のA−A断
面図である。図6は、分別機構の変形例を示す平面図で
ある。図7は、図6に示す分別機構のB−B断面図であ
る。
【0027】(研磨装置の概略構造)図1及び2を参照
しながら、研磨装置の概略構成について説明する。研磨
装置1は、床面に設置するベース部3と、このベース部
から起立する揚送塔5と、から概ね構成してある。揚送
塔5には、その正面にドア部7をヒンジ結合して開閉す
るようにしてある。揚送塔5の内部には、研磨ガイド1
1と、研磨材として用いる研磨布13とを設置し、搬送
ベルト15が通過できるように構成してある。また、揚
送塔5の頂部には、研磨したパチンコ玉を排出するため
の排出部9を設けてある。排出部9は、後述する分別機
構21の投入シュート45に接続してあり、また排出シ
ュート47は研磨装置1の投入路4に接続してある。さ
らに、供給シュート49は、図外の補給シュートに接続
してある。
【0028】(分別機構の構造)図3乃至6を参照しな
がら、分別機構21の構造について説明する。分別機構
21は、箱状の基台23と、この基台23の上面部23
a,23aから起立する環状側壁部31と、この環状側
壁部31に包囲された回転円盤25と、から概ね構成し
てある。基台23は、これをスチール等の金属により構
成してあり、その内部に駆動部27を配してある。環状
側壁部31は、アルミニウム等の金属製であり、図4に
示すように、上から見たときに回転円盤25を包囲する
ほぼ環状に形成してある。環状側壁部31の回転円盤2
5に対する高さは、パチンコ玉2個分の直径とほぼ等し
い寸法に設定してある。このように設定したのは、回転
円盤25を回転させたときに、その遠心力によりパチン
コ玉が環状側壁部31外へ飛び出さないようにするため
である。
【0029】環状側壁部31には、投入口37と、排出
口41とを設けてある。投入口37は、汚れパチンコ玉
とそれ以外のパチンコ玉とが混在する複数のパチンコ玉
(以下、説明の都合上「パチンコ玉群」という)を同時
に又は逐次に投入するためのものであって、環状側壁部
31から側方に延びる案内壁33と投入壁35との間に
形成してある。案内壁33と投入壁35と、両者に挟ま
れた投入底部45aとにより、投入シュート45を構成
してあり、この投入シュート45と投入口37とによ
り、本実施形態における投入機構を構成してある。な
お、投入底部45aは、回転円盤25に向かって傾斜し
ており、その上面と回転円盤25の上面とがほぼ同一面
となるように設定してある。ほぼ同一面となるように設
定したのは、そのように構成しないと両者間に段差が生
じて、これがパチンコ玉群の飛び跳ね等の原因となる恐
れがあるので、そのようにならないようにするためであ
る。さらに案内壁33には投入口37を狭めるように突
き出す顎部33aを形成してあり、この顎部33aの内
周面33bを環状側壁部31の内周面31aとほぼ同じ
曲率に形成してある。この内周面33bは、回転円盤2
5に投入したパチンコ玉群が、その回転により生じる遠
心力により投入口37から飛び出さないようにするため
のものである。
【0030】他方、投入壁35には投入顎部35aを形
成してあり、この投入顎部35aの投入シュート45側
には投入テーパー面35bを形成してある。この投入テ
ーパー面35bは、投入口37を通過するパチンコ玉群
を回転円盤25の接線方向とほぼ平行方向に投入可能に
するためのものであって、このような方向に投入するこ
とによりパチンコ玉群を回転円盤25の円周領域に、し
かも、回転方向と順方向に投入することができる。順方
向への投入は、回転円盤25との接触の際の衝撃を少な
くして、パチンコ玉群の飛び跳ね等を防ぐためである。
【0031】環状側壁部31には、さらに排出口41
を、投入壁35と排出壁39との間に形成してある。排
出壁39は、図4に示すように、回転円盤25の接線方
向に延ばしてあり、これにより、排出口41から遠心力
により排出されるパチンコ玉を極力排出壁39に衝突さ
せないようにしてある。投入壁35と排出壁39と、両
者に挟まれた排出底部47aとにより、本実施形態の排
出シュート47を構成してある。また、この排出底部4
7aは、回転円盤25から遠ざかる方向に下り傾斜させ
てあり、その上面と回転円盤25の上面とをほぼ同一面
に設定してある。このように設定したのは、上記した投
入シュート45の場合と同様に段差を生じさせないよう
にするためである。
【0032】(回転円盤の構造)回転円盤25は、これ
をアルミニウムにより構成してあり、また、その上面を
すり鉢状に傾斜させてある。アルミニウム以外の素材の
採用を妨げるものではなく、適度な強度があること、加
工が比較的簡単であること等を考慮した上で適宜選択す
ることができる。回転円盤25の上面には、その摩擦係
数を大きくするとともに、投入されるパチンコ玉群から
受ける衝撃緩和のために、薄いゴムシート(ゴム材)2
6を貼り付けてある。ゴムシート26上面を、本実施形
態において「載置面26a」とよぶ。回転円盤25全体
をゴム材により構成する場合には、このゴムシート26
を設ける必要はない。載置面26aは、回転円盤25の
上面と同様にすり鉢状に傾斜させてあり、その円周部分
に円周領域を、また、その中央部分に底部領域をそれぞ
れ有している。回転円盤25の底部領域には、図4に示
す落下孔25a,...を厚み方向に貫通させてある。
各落下孔25aは、パチンコ玉を落下させ得る形状に形
成してあり、少なくとも1個あればよいが本実施形態で
は、回転円盤25の強度保持や落下効率等を考慮した上
で4個とした。載置面26aの傾斜角度は、載置面26
aの摩擦係数や回転円盤25の回転速度等により相対的
に決定されるべきものであるが、本実施形態における実
験では、2度〜5度の範囲に設定したところ好結果を得
ることができた。
【0033】本実施形態における回転円盤25は、回転
軸27aを介して、駆動部27により時計方向に回転す
るように構成してある。駆動部27は、モータや減速ギ
ア等(図示を省略)により構成してあり、制御部29の
制御に服するようになっている。制御部29は、回転円
盤25の回転速度を自由に調節できるように構成してあ
り、また、必要に応じて逆方向(本実施形態において反
時計方向)に回転させられるようにもなっている。回転
円盤25は、図5に示すように、基台上面部23a上に
設けたベアリング27b,...により、その周辺部を
下方から支持されるように構成してあり、これにより、
回転ぶれを防ぎ安定した分別ができるようにしてある。
なお、回転円盤25の回転速度は、載置面26aの傾斜
角度や摩擦係数、さらに、パチンコ玉に付着する汚れの
程度や種類等に合わせて適切な数値に設定する。実際に
は、投入したパチンコ玉群が分別される様子を見ながら
制御部29を介して回転円盤25の回転速度を調整する
とよい。本実施形態における実験によれば、毎分70〜
120回転、特に毎分90〜100回転の範囲に設定し
たところ好ましい結果を得ることができた。
【0034】回転円盤25の下方領域には、落下孔25
a,...から落下したパチンコ玉を受け止めて基台2
3外へ供給するための供給シュート49を設けてある。
供給シュート49は、回転円盤25から離れる方向に下
り傾斜させてあり、また、回転軸27aを回転に支障の
ない状態で貫通させてある。詳細な構造は省略するが、
この供給シュート49を基台23に対して簡単に取り付
け取り外しできるように構成することが好ましい。取り
外すことにより、内部の清掃等の保守を行いやすくする
ためである。
【0035】(本実施形態の作用効果)図1及び3乃至
5を参照しながら、本実施形態の作用効果について説明
する。まず、投入路4から研磨装置1に投入された汚れ
パチンコ玉は、その研磨作用により研磨されて揚送塔5
内で揚送され、排出部9から排出される。この排出され
たパチンコ玉群の中には、何らかの理由により研磨が十
分でなかった汚れパチンコ玉が混在している。パチンコ
玉群は、投入シュート45を介して回転円盤25の円周
領域上に投入される。ここで、パチンコ玉群は、載置面
26aの傾斜による底部領域方向へ作用する力と、載置
面26aから受ける摩擦力と、回転による遠心力と、い
う少なくとも3種類の力の作用を受ける。
【0036】ここで、表面が汚れているために比較的摩
擦係数の高い汚れパチンコ玉は、載置面26aから受け
る摩擦抵抗により回転円盤25と一体回転する傾向にあ
る。この傾向により、回転円盤25の回転による遠心力
を受けて載置面26aの傾斜に逆らいながら回転円盤2
5の円周方向、すなわち、円周領域方向に移動させられ
る。他方、既に円周領域上にある汚れパチンコ玉は、パ
チンコ玉を転がらせるための力に遠心力が打ち勝つた
め、底部領域方向に移動させられことなく円周領域上に
留まる。このようにして円周領域上に位置する汚れパチ
ンコ玉は、回転円盤25の回転により環状側壁部31の
内壁面31aに沿って移動し、やがて、排出口41から
遠心力により排出シュート47上に排出される。排出さ
れた汚れパチンコ玉は、研磨装置1に再投入され、再び
研磨されることになる。
【0037】他方、一体回転する傾向にないパチンコ玉
は、回転円盤が回転するにもかかわらず、その載置面2
6aから受ける摩擦抵抗が比較的小さいのでこれと一体
回転せずに(載置面に対してスリップして)その場に留
まろうとする傾向にある。載置面に対してスリップする
パチンコ玉は、回転円盤25の回転により生じる遠心力
の作用を受けずらいので、載置面26aの傾斜により底
部領域に移動させられる。底部領域に移動させられたパ
チンコ玉は、落下孔25a,...から落下し、そこに
位置する供給シュート49を伝って図外の補給樋やパチ
ンコ遊技機等に供給される。以上のとおり、パチンコ玉
の汚れの程度(摩擦係数の大小)により受ける遠心力の
大きさに差が生じる。平行分力の大きさは、汚れの有無
にかかわらず実質的に同じであるから、この遠心力が平
行分力を上回るとき(汚れが激しいとき)には回転円盤
25の円周方向へ、また、その逆のときには同じく底部
領域へパチンコ玉が移動する。この移動方向に違いによ
りパチンコ玉の分別が実現する。
【0038】実際には、パチンコ玉(汚れパチンコ玉)
同士の衝突や、その表面に付着する汚れの種類、程度、
斑等の不確定要因により、上記した通りの移動が実現し
ない場合もあり得るが、上記構成により汚れパチンコ玉
とそれ以外のパチンコ玉を可及的に分別することが可能
となる。また、分別精度を最良の状態に保つためには、
試しに所定数のパチンコ玉群を実際に投入し、投入した
パチンコ玉群が分別される様子を見ながら制御部29を
介して回転円盤25の回転速度を調整するとよい。
【0039】(本実施形態の変形例)図6及び7に基づ
いて、本実施形態の変形例について説明する。本変形例
が本実施形態と異なるのは、第1に、回転円盤の載置面
がほぼ平面である点である。したがって、底部領域とい
う概念がなく、落下孔も形成していない。第2に、パチ
ンコ玉群の投入を、回転円盤の中央領域上に行うように
構成した点である。次項以下において、本変形例につい
て説明するが、本実施形態の該当部材等と重複する部材
等については、重複を避けるためにその説明を省略す
る。
【0040】すなわち、本変形例における回転円盤25
´の上面は、ほぼ平面状に形成してあり、そこにはゴム
シート26´を設けてある。したがって、ゴムシート2
6´上面の載置面26´aの上面も、ほぼ平面状を呈し
ている。また、この載置面26´a状には、ゴム製で山
形のゴム製分配突起25´dを設けてある。載置面26
´aの上方領域には、支持アーム55a,55aにより
支持させた投入シュート55(投入機構)を配してあ
る。投入シュート55は、分別しようとするパチンコ玉
群を載置面26´aの中央領域に投入するようになって
いる。
【0041】以上の構成により、投入シュート55によ
り投入されたパチンコ玉群は、載置面26´aの中央領
域に落下する。ここで、回転円盤25´と一体回転する
傾向にある汚れパチンコ玉だけが遠心力の作用により外
周領域に移動させられ、やがて排出口41´から外部へ
排出される。他方、汚れがない又は汚れが少ないパチン
コ玉は、載置面26´a対してスリップしてその場(中
央領域)に留まる傾向にある。これにより、汚れパチン
コ玉は外部に、それ以外のパチンコ玉は内部にそれぞれ
分別される。載置面26´a上に留まったパチンコ玉
は、これらを磁石等の回収手段を用いて回収するように
すると回収の手間が省けて便利である。
【発明の効果】本発明によれば、複数のパチンコ玉の中
に混在する汚れたパチンコ玉とそれ以外のパチンコ玉と
を可及的に分別することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】分別機構を備えるパチンコ玉研磨装置の側面図
である。
【図2】図2は、図1に示す研磨装置の正面図である。
【図3】分別機構の斜視図である。
【図4】図3に示す分別機構の平面図である。
【図5】図4に示す分別機構のA−A断面図である。
【図6】分別機構の変形例を示す平面図である。
【図7】図6に示す分別機構のB−B断面図である。
【符号の説明】
1 研磨装置 3 ベース部 4 投入路 5 揚送塔 7 ドア部 9 排出部 11 研磨ガイド 13 搬送ベルト 21 分別機構 23 基台 23a 上面部 25 回転円盤 25a 落下孔 25´d 分配突起 26 ゴムシート 26a,26´a 載置面 27 駆動部 27a 回転軸 27b ベアリング 29 制御部 31 環状側壁部 31a 内壁面 33 案内壁 33a 顎部 33b 内壁面 35 投入壁 35a 顎部 35b 投入テーパー面 37 投入口 39 排出壁 41 排出口 41´ 排出口 45 投入シュート 47 排出シュート 49 供給シュート 51 分別機構 55 投入シュート 55a 支持アーム

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 すり鉢状に傾斜する載置面を、上面に有
    する回転円盤と、 当該回転円盤を回転させるための回転機構と、 当該載置面上にパチンコ玉を投入するための投入機構
    と、を含み、 当該投入機構が投入した複数のパチンコ玉の中に混在す
    る、当該載置面から受ける摩擦抵抗により当該回転円盤
    と一体回転する傾向にあるパチンコ玉を、遠心力により
    当該回転円盤の円周領域に移動可能に構成してあり、 当該傾向にあるパチンコ玉以外のパチンコ玉を前記載置
    面の傾斜により底部領域に移動可能に構成してあること
    を特徴とするパチンコ玉の分別機構。
  2. 【請求項2】 前記載置面を含む前記回転円盤の一部又
    は全部を、ゴム材により構成してあることを特徴とする
    請求項1に記載したパチンコ玉の分別機構。
  3. 【請求項3】 前記回転機構を、前記回転円盤の回転速
    度を可変可能に構成してあることを特徴とする請求項1
    又は2に記載したパチンコ玉の分別機構。
  4. 【請求項4】 前記回転円盤を包囲するとともに、排出
    口を有する環状側壁を設けてあり、 当該傾向にあるパチンコ玉を、遠心力により当該排出口
    から排出可能に構成してあることを特徴とする請求項1
    乃至3の何れかに記載したパチンコ玉の分別機構。
  5. 【請求項5】 前記回転円盤の底部領域には、厚み方向
    に貫通するパチンコ玉落下用の落下孔を少なくとも1個
    形成してあり、 前記投入機構を、前記底部領域以外の領域上に前記複数
    のパチンコ玉を投入可能に構成してあり、 当該底部領域に移動したパチンコ玉を当該落下孔から落
    下可能に構成してあることを特徴とする請求項1乃至4
    の何れかに記載したパチンコ玉の分別機構。
  6. 【請求項6】 前記投入機構を、前記環状側壁に形成し
    た投入口を介して複数のパチンコ玉を同時又は逐次に導
    入可能に構成してあることを特徴とする請求項1乃至5
    の何れかに記載したパチンコ玉の分別機構。
  7. 【請求項7】 上面に載置面を有する回転円盤と、 当該載置面の中央領域上にパチンコ玉を投入するための
    投入機構と、を含み、 当該投入機構が投入した複数のパチンコ玉の中に混在す
    る、当該載置面から受ける摩擦抵抗により当該回転円盤
    と一体回転する傾向にあるパチンコ玉を、遠心力により
    当該回転円盤の円周領域に移動可能に構成してあること
    を特徴とするパチンコ玉の分別機構。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至7の何れかのパチンコ玉の
    分別機構を備えるパチンコ玉研磨装置であって、 当該パチンコ玉研磨装置が研磨したパチンコ玉を前記投
    入口に導入可能に、かつ、当該排出口から排出したパチ
    ンコ玉を当該パチンコ玉研磨装置に再投入可能に、構成
    してあることを特徴とするパチンコ玉研磨装置。
  9. 【請求項9】 すり鉢状に傾斜する回転円盤の載置面上
    に複数のパチンコ玉を投入し、 当該投入した複数のパチンコ玉の中に混在する、当該載
    置面から受ける摩擦抵抗により当該回転円盤と一体回転
    する傾向にあるパチンコ玉を、遠心力により当該回転円
    盤の円周領域に移動させ、かつ、 当該傾向にあるパチンコ玉以外のパチンコ玉を前記載置
    面の傾斜により底部領域に移動させることにより分別す
    ることを特徴とする表面摩擦係数の比較的大きなパチン
    コ玉と、それ以外のパチンコ玉とを分別するためのパチ
    ンコ玉分別方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012165882A (ja) * 2011-02-15 2012-09-06 Kyoraku Sangyo Kk 遊技機

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