JP2003135684A - 節電機能付き遊技機 - Google Patents

節電機能付き遊技機

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JP2003135684A
JP2003135684A JP2001336221A JP2001336221A JP2003135684A JP 2003135684 A JP2003135684 A JP 2003135684A JP 2001336221 A JP2001336221 A JP 2001336221A JP 2001336221 A JP2001336221 A JP 2001336221A JP 2003135684 A JP2003135684 A JP 2003135684A
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power
gaming machine
game
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JP2001336221A
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Tomoaki Eguchi
智明 江口
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Heiwa Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、遊技者が実際に遊技機で遊技を行
っていない場合にのみ、遊技機の電飾等への通電を停止
あるいは抑制することのできる節電機能付き遊技機を提
供する。 【解決手段】 本発明の節電機能付き遊技機2は、フラ
グ記憶手段6に遊技機の稼働状態がオン、オフにより記
憶し、遊技機節電中判定手段7により前記フラグ記憶手
段6に記憶されたフラグの状態から遊技機が稼働中であ
るかを判定し、稼働中でなければ所定の時間が経過後に
節電信号を出力し、節電フラグ設定手段8は前記節電中
判定手段に7より節電中と判断された場合に、節電フラ
グをオンの状態に設定し、ランプ点灯制御手段9は前記
節電中判定手段7での判定結果に基づいて、遊技機に設
けられたランプ等への通電、停止、あるいは抑制を指示
すると、遊技機が稼働中でない場合は、所定時間経過後
に節電モードとして当該遊技機に設けられたランプへの
通電を停止あるいは抑制し、その節電分に相当する遊技
玉を遊技者に払い出すようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技施設内に設け
られた複数の遊技機の電飾等にかかる電力を、遊技者が
遊技機を使用していない間は、節電モードに切り替え
て、消費電力を節減する節電機能付き遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、遊技施設に設置されたパチン
コ機等の遊技機は、遊技者の遊技意欲を高めるために、
多くの電飾が設けられている。このような遊技機の電飾
は、に遊技機に多くの電飾が常に点灯していると、遊技
施設は電力の大量消費となり、高額な電力使用量が必要
であった。このような観点から、電力の浪費を防止する
ことができるパチンコ遊技機及びその制御方法(特開2
000−271323号公報)や、遊技者がいないとき
にはパチンコ遊技機の電気装置への通電を呈しまたは抑
制して電力の浪費を防止するパチンコ遊技制御装置(特
開平10−174741号公報)、あるいは、遊技者が
いないときは電気装置の消費電力を低減させて電力の浪
費を防止するパチンコ島制御装置(特開平10−216
326号公報)が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たような消費電力の浪費を防止する節電方法は、遊技機
の前に遊技者が存在しているかどうかを、例えば、遊技
機前の椅子に着席していない場合、あるいは、遊技機の
正面に遊技者がいない場合を、センサーを設けて判定
し、遊技機のディスチャージランプへの通電を停止ある
いは抑制していたため、遊技機の前に遊技者が遊技を行
わないで座っているのみの場合においては、遊技機のデ
ィスチャージランプへの通電の停止や抑制制御が行われ
ていなかった。
【0004】本発明は、上記従来の事情に鑑みてなさ
れ、遊技者が実際に遊技機で遊技を行っていない場合に
のみ、遊技機の電飾等への通電を停止あるいは抑制する
ことのできる節電機能付き遊技機を提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本願請求項1に係る発明
は、節電機能付き遊技機に係り、遊技施設に配置され、
少なくともランプ、ハンドル、および玉貸機を備えた遊
技機において、前記遊技機の稼働中であるか否かを判定
し、稼働中でなければ所定の時間が経過後に節電信号を
出力する遊技機節電中判定手段と、前記遊技機節電中判
定手段での判定結果に基づいて、遊技機に設けられた前
記ランプ等への通電の停止あるいは通電の抑制を行うラ
ンプ点灯制御手段とを有することを特徴とする。また、
本願請求項2に係る発明は、前記請求項1記載の節電機
能付き遊技機に係り、前記節電機能付き遊技機は、ラン
プへの通電を停止あるいは抑制した間の消費電力量ある
いは所定の料率による電気料金を累積計算して記憶する
節電コスト記憶手段と、前記節電コスト記憶手段に記憶
された内容が所定の値を越える場合または越えない場合
に、該遊技機の入賞あるいは大当たりの際にサービス玉
として、通常の払出し玉数に加算して払出しをするサー
ビス玉払出手段を設けたことを特徴とする。
【0006】さらに、本願請求項3に係る発明は、前記
請求項1または前記請求項2記載の節電機能付き遊技機
に係り、前記遊技機節電中判定手段は、前記遊技機に設
けられたハンドルが操作中を示すハンドル操作信号、前
記遊技機の「大当たり入賞中」に発せられる大当たり中
信号、所定の入賞口に遊技玉が入り、該遊技機に遊技玉
が補給されている場合に発せられる賞球払出信号、所定
の入賞口に遊技玉が入って複数の図柄を合わために回転
している場合に発せられる図柄回転信号、確率変動中の
場合に発せられる確率変動中信号、遊技玉が貸し出され
ている場合に発せられる玉貸信号の少なくとも一又は二
以上の信号により、稼働中であるか節電中であるかが判
定されることを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。図1は、本発明に係る節
電機能付き遊技機2により構成される遊技システム1を
示すブロック構成図である。図1中、2は、遊技施設内
に設けられた遊技機、3は、前記遊技機2の稼働状態を
管理するホールコンピュータ、4は、遊技機2とホール
コンピュータ3との間で信号の授受を行うための通信線
である。
【0008】遊技機2は、本実施の形態では、入賞時等
に点灯するランプ2a、遊技者が予め購入したプリペイ
ドカードを挿入するプリペイドカード挿入口(玉貸機)
2bが設けられ、前面下方には遊技者が実際に遊技玉を
発射するための発射ハンドル2cが設けられている。ま
た、この遊技機2には、ディスチャージランプ等の通電
を停止あるいは抑制する所定のプログラムを実行するマ
イクロプロセッサ5と、節電モードを設定するための各
種フラグが記憶されたフラグ記憶手段6と、遊技機2が
節電中であるか否かを判定する遊技機節電中判定手段7
と、前記フラグ記憶手段6のフラグに節電中のフラグを
設定する節電フラグ設定手段8と、前記遊技機2が節電
中であった場合や、稼働中であった場合に、ランプを点
灯、点滅、あるいは消灯等を行うランプ点灯制御手段9
と、遊技機2の遊技状態を前記ホールコンピュータ3に
送信するI/O10が設けられている。
【0009】このような遊技機2には、例えば、本実施
の形態では、遊技機2の正面上方にトップライト、ラン
プ飾り、ランプ風車等の消費電力量の大きなものから、
遊技盤に設けられたバックライト、また、遊技機2には
各遊技機2毎に設けられた呼び出しランプが、点灯ある
いは点滅している。
【0010】マイクロプロセッサ5は、本実施の形態で
は、遊技機2を節電モードに設定するための所定のプロ
グラム等が記憶されたROM5dを有するマイクロプロ
セッサ5cであり、プログラムの内容に基づいて、節電
のための判定や設定を行うものである。
【0011】フラグ記憶手段6は、前記遊技機2から発
せられる状態信号に基づいて、該遊技機2がどのような
状態かが、例えば、「ON」、「OFF」で記憶されて
いる。このような状態は、本実施の形態では、遊技機に
設けられたハンドルが操作中であればハンドル操作信号
が発せられてハンドル操作信号が「ON」となり、「大
当たり入賞中」であれば、大当たり中信号が発せられる
ため大当たりフラグが「ON」に、所定の入賞口に遊技
玉が入り、該遊技機に遊技玉が補給されている場合には
賞球払出信号が発せられているため賞球フラグが「O
N」に、所定の入賞口に遊技玉が入って複数の図柄を合
わために回転している場合には、図柄回転信号が発せら
れているため図柄回転中フラグが「ON」に、また何れ
の入賞もなかった場合には図柄停止中フラグが「ON」
に、確率変動中信号が発せられていれば確率変動中フラ
グが「ON」に、遊技玉が貸し出されている玉貸信号が
発せられている場合には玉貸フラグが「ON」となって
いる。また、フラグ記憶手段6には、当該遊技機2が節
電中やスタンバイ中であれば節電中フラグが「ON」と
して記憶されている。
【0012】遊技機節電中判定手段7は、前記遊技機2
から発せられる状態信号に基づいて、該遊戯機器2が節
電中か否かを判定するものである。この判定は、例え
ば、前記玉貸信号、図柄回転中信号、ハンドル操作信
号、賞球払出信号、大当たり中信号、エラー中信号のう
ち、少なくとも何れかの信号が発せられていた場合に
は、該遊技機2は稼働中であると判断する。
【0013】図2は、このような遊技機2から発せられ
る状態信号を示したタイムチャートである。図2に示す
ように、前記遊技機2において、遊技が開始(t0)さ
れると、上述したように玉貸信号、図柄回転中信号、ハ
ンドル操作信号、賞球払出信号等の状態信号のうち何れ
かが「ON」状態となる。このように状態信号の何れか
が「ON」で合った場合には、状態信号のすべてが「O
FF」になるまで(t1)該遊技機2は稼働中であると
判断される。状態信号のすべてが「OFF」になると
(t1)、休止中(アイドル)信号が「ON」となる
が、遅延回路により、所定時間の間「ON」状態とはし
ない。そして、所定時間が過ぎて休止中信号が得られる
と、つぎに遊技が開始されるまで節電モード信号が出力
される。
【0014】このような状態信号を実際に判定するに
は、図3に示すような論理回路によって判定される。図
3は、節電中判定手段7が実行する際の論理回路図であ
り、上記した複数の状態信号線が論理ゲートA(ORゲ
ート)7aに入力され、それらのうち何れかの信号が送
信されてくると、論理ゲートA(ORゲート)7aで
は、遊技機2は稼働中であると判定し、稼働中信号が論
理ゲートB(NOTゲート)7bに送信される。これを
受けた論理ゲートB(NOTゲート)7bは、前記稼働
中信号を反転させる。
【0015】すなわち、前記状態信号のうち何れか1つ
でも信号が送られてきた場合には、遊技機が稼働中であ
るものと判定し、それを反転すると、休止中(稼働中で
はない)として得る。この休止中の信号を、遅延回路7
cに分岐し、タイムラグを設け、所定時間遅延して論理
ゲートC(NOT)7dに送信する。このとき、遅延回
路7cは、例えば信号(「ON」信号)が入力される
と、所定時間経過後にその信号が終了する(「ON」信
号が「OFF」信号となる)。前記論理ゲートB(NO
Tゲート)7bからの信号(例えば稼働していない「休
止中」信号と、遅延回路7cにより遅延した信号を反転
し(「OFF」信号を「ON」信号とする)、これらの
信号を論理ゲートD(AND)7dに送ると、両者の信
号が1「休止中」であった場合に、節電モード信号が
「ON」状態となり、出力される。
【0016】節電フラグ設定手段8は、前記稼働中判定
手段7により、当該遊技機2が稼働中でない(節電中)
であると判定された場合に、前記フラグ記憶手段6に設
けられた節電モードフラグの領域を「ON」に設定する
ものである。
【0017】ランプ点灯制御手段9は、前記節電中判定
手段7により、該遊技機2の節電モードフラグが「O
N」であった場合には、前記遊技機2に設けられたトッ
プライト、ランプ飾り、ランプ風車等の消費電力量の大
きなものといった遊技盤に設けられたバックライトへの
通電を停止する。この通電の停止は、遊技者による遊技
が終了した直後ではなく、前記節電中判定手段7によ
り、例えば、30秒間程度経過した後に節電中となる。
【0018】また、該遊技機2の節電モードフラグが
「OFF」であった場合には、前記遊技機2は稼働中で
あるため、遊技機2に設けられたトップライト、ランプ
飾り、ランプ風車等への通電を行う。この場合に、節電
モードから通常の稼働モードに切り替わった場合には、
遊技機2の遊技盤に設けられた液晶画面からなる所謂
「やくもの」表示部に「WELCOME!」や「いらっ
しゃいませ!」等の文字や画像を表示して、遊技者に遊
技の開始を知らせるようにしてもよい。また、節電中の
時間に応じて、表示内容を変えることにより、遊技者
に、何が表示されるかといった楽しみが得られるように
してもよい。
【0019】I/O10は、前記遊技機2における稼働
状態を、例えば、始動口入賞信号、図柄回転信号、大当
たり中信号、確率変動中信号、節電中信号等を状態信号
として前記ホールコンピュータ3に送信する。これを受
信したホールコンピュータ3は、該当する遊技機2のラ
ンプへの通電を停止あるいは抑制する。
【0020】つぎに、上記した構成を有する遊技機2が
稼動していない状態について説明する。図4は、本発明
の節電機能付き遊技機1による節電中の様子を示したフ
ローチャートである。上述した遊技機2は、例えば、そ
の遊技機2が配置されている遊技施設の開店時間に合わ
せて、電源が投入される(ステップS1)。その後、所
定時間の間、遊技が開始されなかった場合には、遊技機
2の前記節電中判定手段7により、玉貸信号、ハンドル
操作中の信号、図柄回転中といった状態信号(稼動中を
示す信号)が発生せず、節電中であることを示す節電中
信号が発せられてこれを検出する(ステップS2)。そ
して、遊技機2の状態を前記I/O10、通信線4を介
してホールコンピュータ3に送信する(ステップS
3)。
【0021】また、遊技機2は、状態信号が節電中信号
であったか否かの判定を行い(ステップS4)、節電中
でなかった場合には、次の処理を行い、節電中であった
場合にはステップS13の処理を行う。 <節電中解除の処理>前記フラグ記憶手段6に記憶され
た各種フラグのうち、節電中フラグが「ON」であるか
否かの判定を行う(ステップS5)。節電中フラグが
「ON」でなかった場合には、ステップS9の処理を行
い、節電中フラグが「ON」の場合には、節電中フラグ
に「OFF」を設定し(ステップS6)、節電中信号
に”L”(デジタル信号の例えば”0”)を設定する
(ステップS7)。また、遊技機2の遊技盤(図示外)
に設けられた「やくもの」等を表示する表示画面等に
「いらっしゃいませ!」、「WELCOME!」等の遊
技が開始できる旨のメッセージを表示する(ステップS
8)。
【0022】そして、遊技機2に設けられたトップライ
ト、ランプ飾り、ランプ風車等を点灯し(ステップS
9)、これに伴う音声あるいは効果音の出力を行い(ス
テップS10)、「やくもの」等を表示する表示画面に
遊技画面を表示し(ステップS11)、バックライトを
点灯する(ステップS12)。
【0023】一方、節電中信号が節電中であった場合に
は、以下の処理を行う。 <節電の処理>前記フラグ記憶手段6に記憶された各種
フラグのうち、節電中フラグが「ON」であるか否かの
判定を行う(ステップS13)。節電中フラグが「O
N」であった場合には、ステップS19の処理を行い、
「ON」でなかった場合には、つぎの処理を行う。節電
中フラグに「ON」を設定し(ステップS14)、節電
中信号に”H”(デジタル信号の例えば”1”)を設定
し(ステップS15)、遊技機2に設けられたトップラ
イト、ランプ飾り、ランプ風車等への通電を停止して消
灯し(ステップS16)、これに伴う音声あるいは効果
音の出力を停止し(ステップS17)、「やくもの」等
を表示する表示画面に「アイドル中」といった節電中で
ある旨のメッセージの表示を行い、また、バックライト
をオフにする(ステップS18)。
【0024】そして、遊技機2は、どのような状態であ
るかを検出する信号の待ち状態となる(ステップS1
9)。また、遊技機2を節電モードとしたり、節電モー
ドの解除は、何れかの信号が発せられ、上記ステップS
2からの処理を繰り返して実行する。
【0025】つぎに、上記構成の節電機能付き遊技機に
より、そのコストダウン分を遊技者にサービス玉として
払い出す様子について説明する。図5は、このような遊
技施設のコストの一部を遊技者にサービス玉として提供
する節電機能付き遊技機14のブロック構成図である。
遊技中ではない遊技機2の通電を停止して節電できた遊
技施設のコストの一部を遊技者にサービス玉として提供
するには、上記した節電機能付き遊技機2に、節電コス
トを記憶する節電コスト記憶手段14と、節電によるコ
ストダウンに基づいた遊技玉の払出しを決めるサービス
玉払出手段15が設けられている。
【0026】節電コスト記憶手段15は、該遊技機14
が節電モードにより節電された電力量を記憶するもので
あり、例えば、トップライトの消灯により節電できる消
費電力量が何ワット(W)で、その電力料金が何円であ
るかが記憶され、これにランプ飾りが消灯されるとその
節電された消費電力量と電力料金が累積計算され、さら
にランプ風車が消灯されるとその節電された消費電力量
と電力料金が累積計算される。すなわち、遊技機14に
設けられた複数のランプ等のそれぞれが消灯されると、
該当するランプの消費電力量と、上記遊技機節電中判定
手段7により節電中であると判断された時間から、節電
分の電力料金を得ることができる。この場合、電力料金
は、各ランプ毎に単位使用量あたりの電力料単価をテー
ブルとして予め記憶するようにしてもよい。
【0027】サービス玉払出手段16は、例えば、該遊
技機14での遊技において、入賞した場合に、通常払い
出される賞球に加えて、節電によりコストダウンされた
電力料金分から何個の遊技玉がサービス玉として供給で
きるかを算出するものである。サービス玉数の算出は、
サービスとして払い出す玉数を予め1回何個かを決め、
例えば、遊技玉1個が4円であった場合、入賞1回に5
個サービスしたとすると、サービス玉にかかる費用は2
0円分となる。また例えば、遊技玉1個が4円であった
場合、大当たり1回に20個サービスしたとすると、8
00円分となる。この場合に、例えば、前記節電コスト
記憶手段15に記憶された該遊技機14での節電分の累
積された電力料金と入賞や大当たりのサービス分の玉費
用を比較する。そして、累積された電力料金の方が多け
ればサービス分を払い出す。
【0028】つぎに、この節電機能付き遊技機14によ
る第1のサービス方法(通常入賞の場合)について、図
6のフローチャートを参照して説明する。遊技機14
は、例えば、上記同様に遊技機14が配置されている遊
技施設の開店時間に合わせて、電源が投入される(ステ
ップS20)。そして、前記節電コスト記憶手段15の
累積された電力料金をクリアする(ステップS21)。
遊技機14の状態信号が節電中信号であったか否かの判
定を行い(ステップS22)、節電中でなかった場合に
は、該遊技機14が入賞であるか否かの判定を行い(ス
テップS23)、入賞でなければステップS29の処理
を行う。遊技機14が入賞の場合は、前記サービス玉払
出手段16により、節電コスト記憶手段15に記憶され
た節電分の電力料金とサービス玉にかかる費用(例えば
20円)を比較し(ステップS24)、節電分の電力料
金の方が多いか等しければ、通常の入賞時の払出し玉数
に、サービス分の払出し玉数を加算し(ステップS2
5)、節電分の電力料金からサービス玉にかかる費用を
減算する(ステップS26)。また、節電分の電力料金
の方が少なければ、通常の入賞時の払出し玉数のみを払
い出す(ステップS27)。
【0029】一方、該遊技機14が節電中であった場合
には、節電コスト記憶手段15に節電分の電力料あるい
は節電分の電力料金を加算する(ステップS28)。そ
して、遊技機14は、上記同様、どのような状態である
かを検出する信号の待ち状態となり(ステップS2
9)、遊技機14を節電モードとしたり、節電モードの
解除は、何れかの信号が発せられ、上記ステップS22
からの処理を繰り返して実行する。
【0030】また、この節電機能付き遊技機14による
第2のサービス方法(大当たりの場合)について、図7
のフローチャートを参照して説明する。遊技機14は、
上記同様に遊技機14の電源が投入される(ステップS
30)。そして、前記節電コスト記憶手段15の累積さ
れた電力料金をクリアする(ステップS31)。遊技機
14の状態信号が節電中信号であったか否かの判定を行
い(ステップS32)、節電中でなかった場合には、該
遊技機14が「大当たり」が発生したか否かの判定を行
い(ステップS33)、「大当たり」でなければステッ
プS40の処理を行う。
【0031】「大当たり」の際に「大当たり入賞口」に
入賞したか否かの判定を行い(ステップS34)、入賞
していない場合は、ステップS40の処理を行う。つぎ
に節電コスト記憶手段15に累積された節電分の電力料
金の残高があるか否かの判定を行う(ステップS3
5)。残高があった場合には、前記サービス玉払出手段
16により、節電コスト記憶手段15に記憶された節電
分の電力料金とサービス玉にかかる費用(例えば800
円)を通常の入賞時の払出し玉数に加算し(ステップS
36)、節電分の電力料金からサービス玉にかかる費用
を減算する(ステップS37)。また、節電分の電力料
金の残高がなければ、通常の大当たり時の払出し玉数の
みを払い出す(ステップS38)。また上記ステップS
32の処理において、該遊技機14が節電中であった場
合には、節電コスト記憶手段15に節電分の電力料ある
いは節電分の電力料金を加算する(ステップS39)。
そして、遊技機14は、上記同様、どのような状態であ
るかを検出する信号の待ち状態となり(ステップS4
0)、この場合さらに大当たり入賞中であるか否かの判
定を行い(ステップS41)、大当たりであれば、ステ
ップS34の処理に戻り、大当たりが終了するまで繰り
返す。大当たり入賞中でなかった場合には、遊技機14
を節電モードにすることや節電モードの解除は、何れか
の信号が発せられ、上記ステップS32からの処理を繰
り返すことで行う。
【0032】このように、遊技施設において、稼働中以
外の遊技機を節電モードとすることで、遊技施設は電力
の浪費を防止できるとともに、その節約分を遊技者に還
元することができるようになる。
【0033】なお、上記実施の形態では、稼働中の遊技
機を節電モードとする場合に節電コスト記憶手段に電力
量や電力料金を記憶して説明したが、これら電力量や電
力料金以外に、予め設定された遊技玉単価に基づいて、
サービス可能な玉数を累積記憶するようにしてもよく、
また、入賞何回分、大当たり何回分と振り分けて、記憶
するようにしてもよく、遊技者へのサービスが行えれば
節電コスト記憶手段に記憶される内容は特に限定しな
い。また、上記実施の形態では、累積した節電分の電力
料金から払い出したサービス玉の価格を差し引くものと
して説明したが、単に累積した節電分の電力料金以外
に、例えば、先日分の累計からサービス玉数を算出する
ようにしてもよく、また、サービス比率を決め遊技者の
来店回数に基づいて払い出す玉数や遊技玉の玉単価を変
えるようにしてもよい。なお、上記実施の形態では、節
電コスト記憶手段に記憶する節電分の電力量(電力料
金)は、電源投入時にクリアするものとして説明した
が、例えば、1週間単位で累積してもよく累積方法は特
に限定しない。また、節電コスト記憶手段に記憶する節
電分の電力量(電力料金)をホールコンピュータで管理
し、遊技者への還元率が低ければ、週に1度、あるいは
月に1度等の割合でサービス日を設定するようにしても
よい。なお、上記実施の形態では、節電した電力料金を
各遊技機において遊技者に還元するものとして説明した
が、各遊技機の節電分の電力料金をホールコンピュータ
で累積加算し、例えば、入賞や大当たりの際に通常の入
賞玉数にサービス玉を加えて遊技者に還元してもよく、
節電による電力料金に相当する遊技玉を遊技者に還元で
きればその還元方法は特に限定しない。
【0034】
【発明の効果】本発明の節電機能付き遊技機によると、
稼働していない遊技機のランプ等への通電を停止あるい
は通電を抑制するようにしたため、遊技施設において消
費電力の浪費を防止することができる。また、本発明の
節電機能付き遊技機によると、遊技機を節電モードに切
り替える際に、所定のタイムラグを設けてランプ等への
通電を停止するようにしたため、該遊技機での遊技が終
了した直後にランプ等が消えてしまうことが防止でき
る。さらに、本発明の節電機能付き遊技機によると、節
電により軽減された電力料金分を、遊技者に還元するよ
うにしたため、従来より多くの遊技玉を払い出すことが
でき、これにより遊技施設の集客効果が得られる。ま
た、節電時間の長い遊技機は、節電コスト記憶手段にサ
ービス分の累積電力量等が多く累積しているため、その
ような遊技機で、例えば大当たりが発生した場合にはさ
らに多くの遊技玉を獲得できることから、遊技者が新台
のみに集中することなく、遊技施設内の遊技機がまんべ
んなく使用されるといった利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る節電機能付き
遊技機のブロック構成図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係る節電機能付き
遊技機から発せられる状態信号を示したタイムチャート
である。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係る節電機能付き
遊技機の節電中判定手段が実行する際の論理回路図であ
る。
【図4】本発明の第1の実施の形態に係る節電機能付き
遊技機の節電中の様子を示したフローチャートである。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係る節電機能付き
遊技機のブロック構成図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態に係る節電機能付き
遊技機による第1のサービス方法を示したフローチャー
トである。
【図7】本発明の第2の実施の形態に係る節電機能付き
遊技機による第2のサービス方法を示したフローチャー
トである。
【符号の説明】
1・・遊技システム 2、14・・節電機能付き遊技機 2a・・ランプ 2b・・玉貸機 2c・・ハンドル 3・・ホールコンピュータ 4・・通信線 5・・マイクロプロセッサ 6・・フラグ記憶手段 7・・遊技機節電中判定手段 8・・節電フラグ設定手段 9・・ランプ点灯制御手段 15・・節電コストメモリ 16・・サービス玉払出手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技施設に配置され、少なくともラン
    プ、ハンドル、および玉貸機を備えた遊技機において、 前記遊技機の稼働中であるか否かを判定し、稼働中でな
    ければ所定の時間が経過後に節電信号を出力する遊技機
    節電中判定手段と、 前記遊技機節電中判定手段での判定結果に基づいて、遊
    技機に設けられた前記ランプ等への通電の停止あるいは
    通電の抑制を行うランプ点灯制御手段とを有することを
    特徴とする節電機能付き遊技機。
  2. 【請求項2】 前記節電機能付き遊技機は、ランプへの
    通電を停止あるいは抑制した間の消費電力量あるいは所
    定の料率による電気料金を累積計算して記憶する節電コ
    スト記憶手段と、前記節電コスト記憶手段に記憶された
    内容が所定の値を越える場合または越えない場合に、該
    遊技機の入賞あるいは大当たりの際にサービス玉とし
    て、通常の払出し玉数に加算して払出しをするサービス
    玉払出手段を設けたことを特徴とする前記請求項1記載
    の節電機能付き遊技機。
  3. 【請求項3】 前記遊技機節電中判定手段は、前記遊技
    機に設けられたハンドルが操作中を示すハンドル操作信
    号、前記遊技機の「大当たり入賞中」に発せられる大当
    たり中信号、所定の入賞口に遊技玉が入り、該遊技機に
    遊技玉が補給されている場合に発せられる賞球払出信
    号、所定の入賞口に遊技玉が入って複数の図柄を合わた
    めに回転している場合に発せられる図柄回転信号、確率
    変動中の場合に発せられる確率変動中信号、遊技玉が貸
    し出されている場合に発せられる玉貸信号の少なくとも
    一又は二以上の信号により、稼働中であるか節電中であ
    るかが判定されることを特徴とする前記請求項1または
    前記請求項2記載の節電機能付き遊技機。
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