JP2003135416A - 磁気共鳴撮像装置および勾配磁場非線形成分計測方法 - Google Patents

磁気共鳴撮像装置および勾配磁場非線形成分計測方法

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JP2003135416A
JP2003135416A JP2001325810A JP2001325810A JP2003135416A JP 2003135416 A JP2003135416 A JP 2003135416A JP 2001325810 A JP2001325810 A JP 2001325810A JP 2001325810 A JP2001325810 A JP 2001325810A JP 2003135416 A JP2003135416 A JP 2003135416A
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gradient
gradient magnetic
magnetic resonance
intensity
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JP2001325810A
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Shoei Miyamoto
昭栄 宮本
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GE Medical Systems Global Technology Co LLC
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 勾配磁場の非線形成分を、精度良く短時間に
計測することを実現する。 【解決手段】 周波数エンコード軸方向のディフェーズ
勾配の強度を変化させて2枚の生データを取得し(ステ
ップS220およびステップS230)、これらを画像
再構成して生成した画像情報から位相角度を算出し(ス
テップS250)、各画素ごとにその差分を取る(ステ
ップS260)こととしているので、周波数エンコード
軸方向の勾配磁場の非線形成分を各画素ごとに位相角度
を用いて検出し、非線形成分の周波数エンコード軸上の
位置および強度を高い精度でもって短時間で計測するこ
とを実現させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、均一な静磁場領
域に勾配磁場を形成し、この勾配磁場を用いて被検体を
選択的に励起して、この励起された磁気共鳴信号の位置
情報を勾配磁場を用いて得る磁気共鳴撮像装置および勾
配磁場非線形成分計測方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、磁気共鳴撮像装置のパルスシーケ
ンス(pulse sequence)の高速化、画像
の精細化に伴い、より高い精度の静磁場均一度、勾配磁
場の線形性が求められている。特に、勾配磁場の非線形
成分は、画像の歪み等を引き起こし、磁気共鳴撮像装置
の画質に影響を及ぼす。勾配磁場の非線形成分は、勾配
磁場を形成する勾配磁場コイル(coil)の設計を改
善することにより軽減されるが、そこには物理的な限界
が存在する。
【0003】そこで、勾配磁場の非線形成分を計測し
て、この情報に基づいて画像を補正することが行われ
る。この方法によれば、例えば格子状ファントム(ph
antom:疑似被検体)の磁気共鳴画像を取得する
と、この格子状模様は勾配磁場に非線形成分が存在する
ために歪みを生じる。この歪み、すなわち形状変化の計
測結果から、勾配磁場の非線形成分を知ることができ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術によれば、勾配磁場の非線形成分を精度良く知る
ことができなかった。すなわち、歪みが生じた格子状フ
ァントムの磁気共鳴画像は、磁気共鳴撮像方法の原理に
起因するぼけを有しているので、格子状模様の境界が不
鮮明であり、形状変化を精度良く計測することができな
かった。
【0005】特に、精度良く勾配磁場の非線形成分を計
測することができないので、この非線形成分に基づいて
行われる画像の歪み補正も満足の行くものでなかった。
これらのことから、精度良く勾配磁場の非線形成分を計
測することををいかに実現するかが極めて重要となる。
【0006】この発明は、上述した従来技術による課題
を解決するためになされたものであり、勾配磁場の非線
形成分を精度良く計測することができる、磁気共鳴撮像
装置および勾配磁場非線形成分計測方法を提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
目的を達成するために、第1の観点の発明に係る磁気共
鳴撮像装置は、静磁場を形成する静磁場形成手段と、勾
配磁場を形成する勾配磁場形成手段と、前記静磁場内の
被検体に高周波磁場を送信する送信手段と、前記被検体
からの磁気共鳴信号を受信する受信手段と、前記勾配磁
場形成手段、前記送信手段および前記受信手段を、周波
数エンコード軸方向にディフェーズ勾配磁場と読み出し
勾配磁場を有するパルスシーケンスを用いて制御する制
御手段と、前記磁気共鳴信号からフーリエ変換を行い画
像情報を生成および処理する画像処理手段と、を備える
磁気共鳴撮像装置であって、前記パルスシーケンスは、
前記ディフェーズ勾配磁場の強度を変更させる変更手段
を有し、前記画像処理手段は、前記変更手段により得ら
れる複数の前記画像情報から位相情報を算出する算出手
段と、複数の前記位相情報の同一位置の差分を取ること
により前記勾配磁場の非線形成分を抽出する抽出手段
と、を備えることを特徴とする。
【0008】この第1の観点による発明によれば、パル
スシーケンスは、ディフェーズ勾配磁場の強度を変更さ
せる変更手段を有し、画像処理手段は、変更手段により
得られる複数の画像情報から位相情報を算出する算出手
段と、複数の位相情報の同一位置の差分を取ることによ
り勾配磁場の非線形成分を抽出する抽出手段と、を備え
ることとしているので、勾配磁場の非線形成分を精度良
く計測し、勾配磁場の非線形成分による画像の歪みを補
正することができる。
【0009】また、第2の観点の発明に係る磁気共鳴撮
像装置によれば、前記変更手段は、前記ディフェーズ勾
配磁場の強度を、前記磁気共鳴信号の最大点が読み出し
勾配磁場の時間中心と一致するときの強度と、前記磁気
共鳴信号の最大点が読み出し勾配磁場の時間中心から離
れて位置するときの強度と、に変更することを特徴とす
る。
【0010】この第2の観点の発明によれば、変更手段
は、ディフェーズ勾配磁場の強度を、磁気共鳴信号の最
大点が読み出し勾配磁場の時間中心と一致するときの強
度と、磁気共鳴信号の最大点が読み出し勾配磁場の時間
中心から離れて位置するときの強度と、に変更すること
としているので、画像情報から算出される位相情報とし
て、磁気共鳴信号の最大点と読み出し勾配の時間中心と
の時間差に比例した位相勾配を有する位相情報と、前記
位相勾配を含まない位相情報と、を得ることができる。
【0011】また、第3の観点の発明に係る磁気共鳴撮
像装置によれば、前記変更手段は、前記読み出し勾配磁
場の強度および出力時間が、前記変更の前と後で同一で
あることを特徴とする。
【0012】この第3の観点の発明によれば、変更手段
は、読み出し勾配磁場の強度および出力時間が、変更の
前と後で同一であることとしているので、静磁場不均一
およびハードウェアに起因する位相情報を同一とするこ
とができる。
【0013】また、第4の観点の発明に係る磁気共鳴撮
像装置よれば、前記変更手段は、前記ディフェーズ勾配
磁場の強度の変化分が、前記位相情報の変化量が2πラ
ジアン以内とする強度であることを特徴とする。
【0014】この第4の観点の発明によれば、変更手段
は、ディフェーズ勾配磁場の強度の変化分が、位相情報
の変化量が2πラジアン以内とする強度であることとし
ているので、画像情報内の位相情報が折り返しを生じ
て、異なる勾配磁場強度の画素位置が同一位相を有する
ことを防ぐことができる。
【0015】また、第5の観点の発明に係る磁気共鳴撮
像装置よれば、前記算出手段は、フーリエ変換された前
記画像情報における各画素の信号強度が有する位相角度
を位相情報とすることを特徴とする。
【0016】この第5の観点の発明によれば、算出手段
は、フーリエ変換された前記画像情報における各画素の
信号強度が有する位相角度を位相情報とすることとして
いるので、勾配磁場の非線形成分を含んだ位相情報を得
ることができる。
【0017】また、第6の観点の発明に係る磁気共鳴撮
像装置よれば、前記抽出手段は、複数の前記画像情報に
ついての同一画素位置の位相情報の差分から前記勾配磁
場の前記画素位置の非線形成分を抽出することを特徴と
する。
【0018】この第6の観点の発明によれば、抽出手段
は、複数の画像情報についての同一画素位置の位相情報
の差分から勾配磁場の画素位置の非線形成分を抽出する
こととしているので、勾配磁場の非線形成分の位置する
場所を特定することができる。
【0019】また、第7の観点の発明に係る磁気共鳴撮
像装置よれば、前記パルスシーケンスは、スピンエコー
法を用いることを特徴とする。この第7の観点の発明に
よれば、パルスシーケンスは、スピンエコー法を用いる
こととしているので、位相情報として静磁場不均一の効
果を少なくでき、精度良く勾配磁場の非線形成分を抽出
することができる。
【0020】また、第8の観点の発明に係る勾配磁場非
線形成分計測方法によれば、静磁場を形成し、勾配磁場
を形成し、前記静磁場内の被検体に高周波磁場を送信
し、前記被検体からの磁気共鳴信号を受信し、前記勾配
磁場の形成、前記高周波磁場の送信および前記磁気共鳴
信号の受信を、周波数エンコード軸方向にディフェーズ
勾配磁場と読み出し勾配磁場を有するパルスシーケンス
を用いて制御し、前記磁気共鳴信号のフーリエ変換を行
い画像情報を生成および処理することを特徴とする勾配
磁場非線形成分計測方法であって、前記パルスシーケン
スは、前記ディフェーズ勾配磁場の強度を変更し、前記
画像情報の生成および処理は、前記変更により得られた
複数の前記画像情報から位相情報を算出し、複数の前記
位相情報の同一位置の差分を取ることにより前記勾配磁
場の非線形成分を抽出することを特徴とする。
【0021】この第8の観点の発明によれば、パルスシ
ーケンスは、ディフェーズ勾配磁場の強度を変更し、こ
の画像情報の生成および処理は、変更により得られた複
数の画像情報から位相情報を算出し、複数の位相情報の
同一位置の差分を取ることにより勾配磁場の非線形成分
を抽出することとしているので、勾配磁場の非線形成分
を精度良く測定し、勾配磁場の非線形成分による画像の
歪みを補正することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照して、この
発明にかかる磁気共鳴撮像装置および勾配磁場非線形成
分計測方法の好適な実施の形態について説明する。な
お、これにより本発明が限定されるものではない。
【0023】まず、本実施の形態に係る磁気共鳴撮像装
置の全体構成について説明する。図1に磁気共鳴撮像装
置のブロック(block)図を示す。同図に示すよう
に、本装置はマグネットシステム(magnet sy
stem)100を有する。マグネットシステム100
は主磁場コイル部102、勾配コイル部106およびR
F(radio frequency)コイル部108
を有する。これら各コイル部は概ね円筒状の形状を有
し、互いに同軸的に配置されている。また、マグネット
システム100の概ね円柱状の内部空間(ボア:bor
e)の中心部に、撮像の被検体1が配置される。
【0024】被検体1は、内部に水を主成分とする液体
を含んだ球形の非磁性体が好ましい。測定する勾配磁場
の非線形領域が広いほど、大きな直径のものが必要とな
る。また、多方向の非線形領域を測定するため、方向性
の無い球形が望まれる。
【0025】主磁場コイル部102はマグネットシステ
ム100の内部空間に静磁場を形成する。静磁場の方向
は概ね同軸的に配置された円筒状コイルの軸方向に平行
である。すなわちいわゆる水平磁場を形成する。主磁場
コイル部102は例えば超伝導コイルを用いて構成され
る。なお、超伝導コイルに限らず常伝導コイル等を用い
て構成してもよい。
【0026】勾配コイル部106は、互いに垂直な3軸
すなわちスライス(slice)軸、位相エンコード
(encode)軸および周波数エンコード軸の方向に
おいて、それぞれ静磁場強度に勾配を持たせるための3
つの勾配磁場を生じる。
【0027】静磁場空間における互いに垂直な座標軸を
x,y,zとしたとき、いずれの軸もスライス軸とする
ことができる。その場合、残り2軸のうちの一方を位相
エンコード軸とし、他方を周波数エンコード軸とする。
また、スライス軸、位相エンコード軸および周波数エン
コード軸は、相互間の垂直性を保ったままx,y,z軸
に関して任意の傾きを持たせることも可能である。本装
置では同軸的に配置された円筒状コイルの軸方向をz軸
方向とする。
【0028】スライス軸方向の勾配磁場をスライス勾配
磁場ともいう。位相エンコード軸方向の勾配磁場を位相
エンコード勾配磁場ともいう。周波数エンコード軸方向
の勾配磁場は、被検体1に励起された磁気共鳴信号の位
相を相互にばらけさせるディフェーズ(dephas
e)勾配磁場と、このばらけた磁気共鳴信号の位相を再
度同じものとするリフォーカス(refocus)のた
めの読み出し勾配磁場とを有する。このような勾配磁場
の発生を可能にするために、勾配コイル部106は図示
しない3系統の勾配コイルを有する。以下、勾配磁場を
単に勾配ともいう。
【0029】RFコイル部108は静磁場空間に被検体
1の体内のスピン(spin)を励起するための高周波
磁場を形成する。以下、高周波磁場を形成することをR
F励起信号の送信ともいう。また、RF励起信号をRF
パルスともいう。RFコイル部108は、また、励起さ
れたスピンが生じる電磁波すなわち磁気共鳴信号を受信
する。
【0030】RFコイル部108は図示しない送信用の
コイルおよび受信用のコイルを有する。送信用のコイル
および受信用のコイルは、同じコイルを兼用するかある
いはそれぞれ専用のコイルを用いる。
【0031】勾配コイル部106には勾配駆動部130
が接続されている。勾配駆動部130は勾配コイル部1
06に駆動信号を与えて勾配磁場を発生させる。勾配駆
動部130は、勾配コイル部106における3系統の勾
配コイルに対応して、図示しない3系統の駆動回路を有
する。
【0032】RFコイル部108にはRF駆動部140
が接続されている。RF駆動部140はRFコイル部1
08に駆動信号を与えてRFパルスを送信し、被検体1
の体内のスピンを励起する。
【0033】RFコイル部108にはデータ収集部15
0が接続されている。データ収集部150は、RFコイ
ル部108が受信した受信信号をサンプリング(sam
pling)によって取り込み、それをディジタルデー
タ(digital data)として収集する。
【0034】勾配駆動部130、RF駆動部140およ
びデータ収集部150には制御部160が接続されてい
る。制御部160は、勾配駆動部130ないしデータ収
集部150をそれぞれ制御して撮像を遂行する。
【0035】制御部160は、例えばコンピュータ(c
omputer)等を用いて構成される。制御部160
は図示しないメモリ(memory)を有する。メモリ
は制御部160用の制御プログラム(program)
であるパルスシーケンスおよび各種のデータを記憶して
いる。制御部160の機能は、コンピュータがメモリに
記憶されたプログラムを実行することにより実現され
る。
【0036】データ収集部150の出力側はデータ処理
部170に接続されている。データ収集部150が収集
したデータがデータ処理部170に入力される。データ
処理部170は、例えばコンピュータ等を用いて構成さ
れる。データ処理部170は図示しないメモリを有す
る。メモリはデータ処理部170用のプログラムおよび
各種のデータを記憶している。
【0037】データ処理部170は制御部160に接続
されている。データ処理部170は制御部160の上位
にあってそれを統括する。本装置の機能は、データ処理
部170がメモリに記憶されたプログラムを実行するこ
とによりを実現される。
【0038】データ処理部170は、データ収集部15
0が収集した磁気共鳴信号である生データをメモリに記
憶する。この生データは2次元フーリエ(Fourie
r)変換により画像再構成が行われ、画像情報が生成さ
れる。そして、この画像情報はメモリに記憶される。
【0039】データ処理部170には表示部180およ
び操作部190が接続されている。表示部180は、グ
ラフィックディスプレー(graphic displ
ay)等で構成される。操作部190はポインティング
デバイス(pointingdevice)を備えたキ
ーボード(keyboard)等で構成される。
【0040】表示部180は、データ処理部170から
出力される再構成画像および各種の情報を表示する。操
作部190は、使用者によって操作され、各種の指令や
情報等をデータ処理部170に入力する。使用者は表示
部180および操作部190を通じてインタラクティブ
(interactive)に本装置を操作する。
【0041】次に、本発明の動作について図2のフロー
チャートを用いて説明する。図2は、データ処理部の動
作を示すフローチャートである。まず、被検体1をマグ
ネットシステム100のボア内中心部に設置する(ステ
ップS210)。ここで、ボア中心部と、被検体1の中
心が一致することが好ましい。
【0042】その後、スピンエコー法を用いてスキャン
を行う(ステップS220)。このスピンエコー法を用
いたスキャンについて図3のパルスシーケンスを用いて
説明する。図3は、制御部130に内蔵される制御プロ
グラムであるパルスシーケンスを図示したものである。
パルスシーケンスは、時間軸tに沿って左から右に進行
しつつ、勾配駆動部130ないしデータ収集部150を
順次起動し、磁気共鳴信号を得るものである。
【0043】まず、スライス勾配を勾配駆動部130か
ら出力しつつ(図3(2))90度パルス300をRF
駆動部140から送信し(図3(1))、被検体1のス
ライス軸と直交する断面の磁化ベクトルを90度回転し
て選択的に励起する。そして、周波数エンコード軸方向
の勾配駆動部130によりディフェーズ勾配310を加
え(図3(3))、励起された磁気共鳴信号のディフェ
ーズを行う。この際、ディフェーズ勾配310の面積
は、読み出し勾配320の面積の半分とする。
【0044】つづいて、スライス勾配を勾配駆動部13
0から出力しつつ(図3(2))180度パルス301
をRF駆動部140から送信し(図3(1))、選択的
に励起された磁化ベクトルを180度回転して位相反転
を行う。そして、位相エンコード軸方向の勾配駆動部1
30により位相エンコード勾配330を加えて位相エン
コードを行い(図3(4))、さらに周波数エンコード
軸方向に勾配駆動部130により読み出し勾配320を
加え(図3(4))、データ収集部150により受信エ
コー360を受信する(図3(5))。その後、位相エ
ンコード軸方向の位相エンコード勾配330(図3
(4))の強度を、例えば256段階に順次切り替え
て、同様の操作を行い、2次元的な1枚の生データを取
得する。
【0045】また、図2のステップ210につづいて、
ディフェーズ勾配の強度を変更して次のスキャンを行う
(ステップS220)。このスキャンでは、図3に示し
たパルスシーケンスのディフェーズ勾配310の代わり
に、ディフェーズ勾配311(図3(3):破線部)を
用いてスキャンを行う。ディフェーズ勾配311を用い
た際に受信される受信エコー370は、ディフェーズ勾
配311がディフェーズ勾配310より小さく設定され
ているので、受信エコー360より手前に出現する(図
3(6))。その他は、ステップS220と全く同様な
ので説明を省略する。
【0046】また、図2のステップS220につづい
て、データ処理部170は、ステップS210およびス
テップS220で取得した生データにフーリエ変換を施
し画像再構成を行う(ステップS240)。ステップS
240により、各生データは、実数成分と虚数成分の2
つの2次元画像情報を生成し、この2つの2次元画像情
報の同一位置の各画素値を、ガウス平面(gaussi
an plane)上の各々直交する実数成分および虚
数成分として、二乗和の平方根を求めたものが被検体1
の絶対値画像として表示される。一方、2つの2次元画
像情報の同一位置の各画素値を、ガウス平面上の各々直
交する実数成分および虚数成分として位相角度を求め
(ステップS250)、この位相情報を2次元的に配
列、表示したものがフェイズマップ(phase ma
p)である。
【0047】図4は、フェイズマップの周波数エンコー
ド軸方向の位相情報を抽出し、1次元的に表示した例で
ある。縦軸は、位相角度を−π〜πラジアンの範囲で現
し、横軸は、一例として256画素の画素位置をー12
7〜128の整数で現した。図4(1)は、受信エコー
360をフーリエ変換して求めた位相情報の例で、被検
体の断層画像が位置する被検体領域と、被検体が全く存
在せずノイズ成分だけのノイズ領域とからなる。ノイズ
成分の位相角度は全く確定せず、図のように−π〜πラ
ジアンの範囲で自由な値を持つ。被検体領域の位相角度
は、磁場不均一、勾配磁場の非線形成分、およびRF送
信と受信の際の位相誤差を含んだものとなる。受信エコ
ー360は、受信エコーの中心と読み出し勾配の時間中
心が一致しているので、画素位置に比例して変化する位
相成分を持たない。
【0048】また、図4(2)は、受信エコー370を
フーリエ変換して求めた位相情報の例である。受信エコ
ー370は、受信エコーの中心が読み出し勾配の時間中
心の手前に位置しているので、図4(2)の位相角度
は、画素位置に対して、その時間差Δtに比例した位相
角度の傾きを有している。なお、位相角度に寄与する磁
場不均一およびRF送信と受信の際の位相誤差といった
成分は、読み出し勾配320を全く同一の強度および時
間としているので同一である。一方、勾配磁場の非線形
成分の位相角度への寄与は、ディフェーズ勾配311を
小さなものとしているので減少する。
【0049】ここで、ディフェーズ勾配311の強度が
ディフェーズ勾配310よりΔG(gauss/cm)
小さくなったとし、周波数エンコード勾配320の強度
をGR(gauss/cm)とすると、 Δt(msec)=(ΔG/GR)T の時間だけ受信エコー370は、受信エコー360より
速く出現する。ここでT(msec)は、ディフェーズ
勾配310および311の出力時間である。なお、勾配
磁場の立ち上がり時間、立ち下がり時間は無視した。ま
た、ディフェーズ勾配として半円形、その他の形状のも
のが用いられる場合もあるが、全く同様の議論であるの
で、以下の議論では、勾配磁場は矩形であるする。
【0050】そして、この時、図4(2)の位相角度の
傾きα(radian/cm)は、ラーモア(larm
or)の式から、 α=2πγGRΔt=2πγΔGT ――――――(1) となる。ここで、γ(cycle/gauss・mse
c)は、磁気回転比である。また、位相角度の変化範囲
を2π以内とするため、図4(2)の被検体領域の長さ
をL(cm)とすると、 2π>αL が成立する必要があり、この式からΔtおよびΔGの上
限値が限定される。
【0051】さらに、ここで勾配磁場の線形成分、非線
形成分および位相角度について数式を用いて説明する。
勾配磁場B(x)(gauss)は、線形成分の勾配を
G(gauss/cm)、非線形成分をN(x)(ga
uss)とすると、 B(x)=Gx+N(x)―――――――――(2) となり(図5)、これがパルスシーケンス上で勾配Gの
勾配磁場を指定した際に実際に出力される勾配磁場B
(x)である。(2)式では、簡単のためにx軸方向の
みを考慮したが、y軸およびz軸方向も全く同様である
のでここでの説明を省略する。図5では、ボアの中心近
傍において良い線形性が成り立っているが、中心近傍か
ら外れると非線形成分N(x)の効果が大きくなり線形
性からの誤差が大きくなる。
【0052】図3のディフェーズ勾配310の強度を
G、出力時間をTとした場合に、90度パルス300お
よび180度パルス301間で加えられる実際の位相角
度Φ(x)は、ラーモアの式より、 Φ(x)=2πγB(x)T ―――――――――(3) となる。(3)式に(2)式を代入すると、 Φ(x)=2πγ(GxT+N(x)T) ―――――(4) となる。ここで、(4)式中のGxTの項は、ディフェ
ーズ勾配310を用いた場合には、180度パルス以降
の周波数エンコード軸上で読み出し勾配320によりリ
フォーカス(refocus)され、読み出し勾配32
0の時間中心においてxに依存せず零となる。その結果
として、読み出し勾配320の時間中心と磁気共鳴信号
の最大点とは一致する。
【0053】また、図2のステップS250につづい
て、ディフェーズ勾配を変更する前と後の位相情報の差
分を求める(ステップS260)。図4(3)にこの差
分により得られる位相情報の例を示した。被検体領域の
位相角度からは、磁場不均一およびRF送信と受信の際
の位相誤差といった成分は消え去り、受信エコーの中心
位置と読み出し勾配の時間中心の不一致に起因する線形
位相勾配と、勾配磁場の非線形成分に起因する線形位相
勾配からのずれが残る。なお、画素位置が0の近傍で
は、勾配磁場の非線形成分は全く零とみなせるので、こ
の位相情報から線形位相勾配を除去して非線形成分のみ
(図4(3)中の実線部分と点線部分の差)を抽出する
こともできる。
【0054】また、式で表現すると、ディフェーズ勾配
310と311の強度の差ΔGは、ΔG=kGと表すこ
とができて(k:比例常数)、ディフェーズ勾配を変更
する前と後の位相角度の差分ΔΦ(x)は、(4)式よ
り、 ΔΦ(x)=2πγ(ΔGxT+ΔN(x)T) ―――(5) となる。ここでΔN(x)は、非線形成分の差分であ
る。勾配磁場B(x)の強度が勾配コイル部106に流
される電流値により制御され、またビオサバール(Bi
otSavart)の法則から、勾配磁場B(x)の強
度がこの電流値に比例することを考慮すると、 ΔN(x)=kN(x) ―――――――――(6) となる。従って、(6)式を(5)式に代入すると、 ΔΦ(x)=2πγ(ΔGxT+kN(x)T) ―――(7) となる。式(7)中の第1項は、線形位相勾配成分で式
(1)と同一であり図4(3)中に示した位相勾配αを
現している。また、第2項は図4(3)中の非線形成分
を現しており、kおよびTがxとは独立な常数であるこ
とから、非線形成分N(x)が位相角度Φの差分を取る
ことにより抽出されることがわかる。
【0055】なお、式(7)では、90度パルス300
および180度パルス301間で加えられるディフェー
ズ勾配310および311の効果のみを考慮した。18
0度パルス301以降に加えられる読み出し勾配320
は、ディフェーズ勾配310を変更する前と後で全く同
一のものとしているので、変化分だけを考える際には、
考慮する必要がない。
【0056】上述してきたように、本実施の形態では、
周波数エンコード軸方向のディフェーズ勾配310の強
度を変化させて2枚の生データを取得し、これらを画像
再構成して生成した画像情報から位相角度を算出し、各
画素ごとにその差分を取ることとしているので、周波数
エンコード軸方向の勾配磁場の非線形成分を各画素ごと
に位相角度を用いて検出し、非線形成分の周波数エンコ
ード軸上の位置および強度を高い精度でもって短時間で
計測することができる。
【0057】なお、前記生データのノイズ成分は、前記
スキャンを繰り返し行い、多数の生データの平均化を行
うことにより、減少させることができる。従って、生デ
ータに基づいて算出される位相角度も、繰り返しスキャ
ンを行うことにより精度を向上することができる。
【0058】また、本実施の形態では、ディフェーズ勾
配311の強度は、ディフェーズ勾配310の強度より
小さいものとしたが、大きいものとして行うこともでき
る。この際の位相角度の勾配αは、ディフェーズ勾配3
11の強度がディフェーズ勾配310の強度より小さい
ものとした場合とは、逆符号を有する。
【0059】また、ディフェーズ勾配311の強度を複
数回変更して前記スキャンを行い、複数の非線形成分情
報を取得することもできる。この場合には、複数の非線
形成分情報の平均を求めることにより、非線形成分情報
の精度を向上することができる。さらに、ディフェーズ
勾配311の代わりに、磁気共鳴信号の最大点が読み出
し勾配磁場の時間中心から離れて位置する強度のディフ
ェーズ勾配を用いることもできる。
【0060】また、本実施の形態では、周波数エンコー
ド軸は、磁気共鳴撮像装置のx、y、z軸およびそれら
を組み合わせた方向に設定することができるので、すべ
ての方向の勾配磁場の非線形成分を求めることができ
る。
【0061】また、本実施の形態では、スピンエコー法
を用いたパルスシーケンスの例を示したが、その他のパ
ルスシーケンス、例えばファーストスピンエコー(Fa
stSpin Echo)法とか、グラジエントエコー
(Gradient Echo)法とかを用いて行うこ
とができる。
【0062】ファーストスピンエコー法を用いた場合に
は、被検体1を励起した後で複数の180度パルスを用
いて複数の受信エコーを得るため、受信エコーごとにデ
ィフェーズ勾配量を変化させることにより、1回の撮像
で、2枚あるいはそれ以上の生データを取得し、勾配磁
場の非線形成分を求めることができる。また、グラジエ
ントエコー法を用いた場合には、180度パルスを用い
ないため、1回の撮像を短時間で終了することができる
が、フェイズマップの位相角度に磁場不均一の効果が大
きく影響するので勾配磁場の非線形成分の位相角度の精
度は低下する。
【0063】また、本実施の形態では、主磁場として水
平磁場を用いた例を示したが、主磁場として垂直磁場を
用いた磁気共鳴撮像装置にも同様に適用することができ
る。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
周波数エンコード軸方向のディフェーズ勾配の強度を変
化させて複数の磁気共鳴信号を取得し、これらを画像再
構成して生成した画像情報から位相角度を算出し、各画
素ごとにその差分を取ることとしているので、周波数エ
ンコード軸方向の勾配磁場の非線形成分を各画素ごとに
位相角度を用いて検出し、非線形成分の周波数エンコー
ド軸上の位置および強度を高い精度でもって短時間で計
測することができ、ひいては勾配磁場の非線形成分によ
る画像の歪みを高精度で補正できるという効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】磁気共鳴装置の全体構成を示すブロック図であ
る。
【図2】実施の形態のデータ処理部の動作を示すフロー
チャートである。
【図3】実施の形態のパルスシーケンスを示す模式図で
ある。
【図4】実施の形態の周波数エンコード軸方向の位相情
報を示す図である。
【図5】勾配磁場の非線形性を示す図である。
【符号の説明】
1 被検体 100 マグネットシステム 102 主磁場コイル部 106 勾配コイル部 108 RFコイル部 130 制御部 130 勾配駆動部 140 RF駆動部 150 データ収集部 160 制御部 170 データ処理部 180 表示部 190 操作部 300 90度パルス 301 180度パルス 310、311 ディフェーズ勾配 320 読み出し勾配 330 位相エンコード勾配 360、370 受信エコー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮本 昭栄 東京都日野市旭が丘四丁目7番地の127 ジーイー横河メディカルシステム株式会社 内 Fターム(参考) 4C096 AA20 AB33 AD02 AD06 AD09 AD12 AD14 AD23 BA04 CB08 DC04

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 静磁場を形成する静磁場形成手段と、 勾配磁場を形成する勾配磁場形成手段と、 前記静磁場内の被検体に高周波磁場を送信する送信手段
    と、 前記被検体からの磁気共鳴信号を受信する受信手段と、 前記勾配磁場形成手段、前記送信手段および前記受信手
    段を、周波数エンコード軸方向にディフェーズ勾配磁場
    と読み出し勾配磁場を有するパルスシーケンスを用いて
    制御する制御手段と、 前記磁気共鳴信号からフーリエ変換を行い画像情報を生
    成および処理する画像処理手段と、を備える磁気共鳴撮
    像装置であって、 前記パルスシーケンスは、 前記ディフェーズ勾配磁場の強度を変更させる変更手段
    を有し、 前記画像処理手段は、 前記変更手段により得られる複数の前記画像情報から位
    相情報を算出する算出手段と、 複数の前記位相情報の同一位置の差分を取ることにより
    前記勾配磁場の非線形成分を抽出する抽出手段と、を備
    えることを特徴とする磁気共鳴撮像装置。
  2. 【請求項2】 前記変更手段は、前記ディフェーズ勾配
    磁場の強度を、前記磁気共鳴信号の最大点が読み出し勾
    配磁場の時間中心と一致するときの強度と、前記磁気共
    鳴信号の最大点が読み出し勾配磁場の時間中心から離れ
    て位置するときの強度と、に変更することを特徴とする
    請求項1に記載の磁気共鳴撮像装置。
  3. 【請求項3】 前記変更手段は、前記読み出し勾配磁場
    の強度および出力時間が、前記変更の前と後で同一であ
    ることを特徴とする請求項1あるいは2のいずれか1つ
    に記載の磁気共鳴撮像装置。
  4. 【請求項4】 前記変更手段は、前記ディフェーズ勾配
    磁場の強度の変化分が、前記位相情報の変化量が2πラ
    ジアン以内とする強度であることを特徴とする請求項1
    あるいは3のいずれか1つに記載の磁気共鳴撮像装置。
  5. 【請求項5】 前記算出手段は、フーリエ変換された前
    記画像情報における各画素の信号強度が有する位相角度
    を位相情報とすることを特徴とする請求項1ないし4の
    いずれか1つに記載の磁気共鳴撮像装置。
  6. 【請求項6】 前記抽出手段は、複数の前記画像情報に
    ついての同一画素位置の位相情報の差分から前記勾配磁
    場の前記画素位置の非線形成分を抽出することを特徴と
    する請求項1ないし5のいずれか1つに記載の磁気共鳴
    撮像装置。
  7. 【請求項7】 前記パルスシーケンスは、スピンエコー
    法を用いることを特徴とする請求項1ないし6のいずれ
    か1つに記載の磁気共鳴撮像装置。
  8. 【請求項8】 静磁場を形成し、 勾配磁場を形成し、 前記静磁場内の被検体に高周波磁場を送信し、 前記被検体からの磁気共鳴信号を受信し、 前記勾配磁場の形成、前記高周波磁場の送信および前記
    磁気共鳴信号の受信を、周波数エンコード軸方向にディ
    フェーズ勾配磁場と読み出し勾配磁場を有するパルスシ
    ーケンスを用いて制御し、 前記磁気共鳴信号のフーリエ変換を行い画像情報を生成
    および処理することを特徴とする勾配磁場非線形成分計
    測方法であって、 前記パルスシーケンスは、 前記ディフェーズ勾配磁場の強度を変更し、 前記画像情報の生成および処理は、 前記変更により得られた複数の前記画像情報から位相情
    報を算出し、 複数の前記位相情報の同一位置の差分を取ることにより
    前記勾配磁場の非線形成分を抽出することを特徴とする
    勾配磁場非線形成分計測方法。
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