JP2003135281A - 料理保温盆 - Google Patents

料理保温盆

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JP2003135281A JP2001341821A JP2001341821A JP2003135281A JP 2003135281 A JP2003135281 A JP 2003135281A JP 2001341821 A JP2001341821 A JP 2001341821A JP 2001341821 A JP2001341821 A JP 2001341821A JP 2003135281 A JP2003135281 A JP 2003135281A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レストラン、料亭、ホテルの食堂、家庭等、
料理を提供する場所で、あらかじめ調理されている料理
を冷めないように保温するために使用するに適したコン
パクトで手軽な保温専用盆を提供する。 【解決手段】 この料理保温盆は、通電により発熱する
電熱ヒータを備えた加熱部と、該加熱部と別体に形成さ
れ該加熱部に被着される着脱自在な盆本体からなり、前
記加熱部には加熱温度を検知して当該加熱温度が設定温
度範囲にあるように前記電熱ヒータへの通電を入・切す
るセンサ付きスイッチが設けられている。加熱部の下側
には断熱材と化粧底板とが設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レストラン、料
亭、ホテルの食堂、家庭等、料理を提供する場所で使用
される料理保温盆に関するものである。
【0002】
【従来の技術】料理に、温かい料理と冷たい料理があ
り、温かい料理は温かいうちに、冷たい料理は冷たいう
ちに食するのが旨いとされている。このうち、冷たい料
理は、料理の皿に氷を入れる等の手段により簡単に冷却
することができるが、温かい料理の場合は、適温に保温
することが難しい。
【0003】従来、テーブル上で食品を加熱する装置と
しては、卓上ガスコンロや電熱式の調理器(ホットプレ
ート)等が知られているが、これらはいずれも食材を高
温に加熱する調理器であって、あらかじめ調理された料
理を適温に保温する保温専用の装置ではない。このた
め、従来の食品加熱装置は、いずれも寸法(特に高さ)
が大きく、調理済みの料理を食卓で手軽に保温する目的
での使用には適していない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】レストランや料亭の食
卓において料理を適温に保つ装置として、例えば特許第
2746541号公報に記載のものが知られている。こ
の装置は、熱伝導率の高い材料で作られたプレートの下
側に、電熱側絶縁基板と放熱側絶縁基板とを対向させて
設け、これらの間に直流電源に接続されたモジュール部
を挟持させた装置で、通電方向に応じて一方を加熱する
とともに他方を冷却するものである。この装置を用いる
と、冷却と加熱を共に行うことができるが、複雑な電気
回路と多くの部品を必要とするので、コストが高く、し
かも料理を載せるプレートが装置全体に組み付けられて
いるので、料理を載せたまま運ぶには適していない。ま
た、プレートの洗浄も困難であるので、料理の保温に手
軽に使用するには難点があると思われる。
【0005】料理用保温器としては、上記のほかにも、
例えば登録実用新案第3060625号公報に記載のよ
うなものが知られている。このものは、電熱式のホット
プレートを真空セル部材で形成された容器内に設けたも
ので、ホットプレートの上に料理が入った器を載せて加
熱するようになっている。しかしながら、この装置も、
ホットプレートと該ホットプレートを内蔵する蓋付きの
容器からなるため、装置的に大掛かりで、例えば家庭等
で手軽に利用するには適していない。そこで本発明は、
料亭、レストラン、家庭等でより手軽に使用し、温かい
料理を適温に保温することのできるコンパクトな構造の
料理保温器を提供することを課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は次のような構成を採用した。すなわち、本
発明に係る料理保温器としての料理保温盆は、通電によ
り発熱する電熱ヒータを備えた加熱部と、該加熱部と別
体に形成され該加熱部に被着される着脱自在な盆本体か
らなり、前記加熱部には加熱温度を検知して当該加熱温
度が設定温度範囲にあるように前記電熱ヒータへの通電
を入・切するセンサ付きスイッチが設けられていること
を特徴としている。加熱部の下側には、断熱材を設けて
おくのが好ましい。
【0007】この料理保温盆は、電熱ヒータを備えた加
熱部と料理を載せる盆本体とが別体に設けられており、
盆本体を加熱部に被せて使用する。加熱部による加熱温
度は、調理されている温かい料理を保温するだけである
から、加熱温度は100℃よりも低く、通常は60℃程
度である。したがって、通常の使用状態であれば、火傷
等の危険は少ない。なお、盆本体が加熱部と別体である
から、盆本体に料理を載せて運ぶこともできる。この盆
本体を、テーブル上に載置した加熱部に載せるだけで料
理を適温に保温することができるので便利である。ま
た、加熱部と盆本体とが別体であるから、一つの加熱部
に対し種々のデザインを有する複数の盆本体を用意して
おき、季節に合ったデザインのものを選んで使用した
り、そのつど好みのものを選択して使用できるようにす
ることができる。さらに、盆本体は比較的簡単な形状と
することができるので、洗浄や取扱も容易である。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ本発明の
実施の形態例について具体的に説明する。この料理保温
盆1は、加熱部2と盆本体3とで構成される。加熱部2
は、図1,22に示すように、セラミックやアスベスト
等の板状絶縁体4の中に電熱ヒータ5を設けたもので、
厚さは数mm程度の薄いものとすることができる。電熱
ヒータ5は、例えば芯線にニクロム線を巻き付けた公知
のものである。また、この加熱部の電気回路には、加熱
温度を検出するセンサの検出温度に基づいて通電をオン
・オフするセンサ付きのスイッチとしてサーモスタット
10が設けられている。このサーモスタットで維持する
温度範囲は、あらかじめ設定されており、例えば食品が
55〜65℃に保温される温度(これ以外でもよい)で
ある。図中の11は通電中であることを示すパイロット
ランプ、12は過電流を防止するヒューズである。
【0009】なお、加熱部の電熱ヒータ5を内蔵する絶
縁体4の下側には断熱材8の層が設けられていて、加熱
部を載置したテーブル面を加熱しないようになってい
る。図示例では、この断熱材の下側にさらに化粧底板9
が設けられている。加熱部2は、上記のとおり電熱ヒー
タ5を内蔵する絶縁体4と断熱材8と化粧板9とで形成
されているだけなので、高さを1cm程度にすることが
でき、全体的にコンパクトに形成することができる。
【0010】盆本体3は、耐熱性と高熱伝導性を有する
プラスチック、ガラス、金属等で作られるもので、上面
側が料理入れた食器を載せる載置面となっており、その
下側外周部には前記加熱部2の高さよりも若干(0.5
〜1mm程度)高さの低い垂下縁部20が設けられてい
る。この垂下縁部20は、盆本体3の脚となる部分であ
るが、当該盆本体3を加熱部2に被せたときに該加熱部
を隠す役目を果たす。この垂下縁部20の一部には、電
源コード13を引き出すための切り欠き部20aが設け
られ、ここから上記パイロットランプ11を見ることが
できるようになっている。盆本体3の形状は、図3
(a)に示すような角形、同図(b)に示すような扇
形、同図(c)に示すような半円形や円形、その他種々
の形状とすることができる。なお、加熱部2の形状も、
図示例のような四角形以外の形状とすることが可能であ
る。
【0011】この料理保温盆1は、加熱部2を食卓上に
載せ、電源コード13のプラグ14を電源用コンセント
に接続して使用する。保温用の加熱温度はあらかじめサ
ーモスタット10で設定されているので、電源を入れさ
えすれば所定の保温用温度に維持される。この加熱部2
の上に盆本体3を被せるように載置し、その上に料理を
入れた食器を載せる。場合によっては、料理を直接載せ
てもよい。この場合、盆本体3を料理を載せて運ぶ通常
の盆として利用することができる。
【0012】盆本体3を加熱部2に被せた状態では、盆
本体3の裏面が加熱部2の上面に密着し、盆本体3の垂
下縁部20はテーブル面から僅かに浮き上がった状態と
なる。この状態では、加熱部2は垂下縁部20で隠され
るので、美観的にすぐれている。また、加熱部2の熱が
盆本体3に効率よく伝達されるので、この熱が料理を入
れた食器に伝わることにより、温かい料理が冷めなくて
すむのである。加熱部2の下部には断熱材8が設けられ
ているとともに、盆本体3がテーブル面から僅かに浮き
上がっているので、加熱部2の熱が下側に逃げない。こ
のため、保温効率がよく、しかもテーブル面を熱で損傷
するおそれがない。
【0013】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明にかかる
料理保温盆は、温かい料理を保温するためにのみ使用さ
れる専用器であり、コンパクト(全体の高さを1cm程
度に形成することも可能である)であるから、食卓上に
置いても目障りにならず、手軽に料理を保温することが
できる便利なものである。しかも、構造的に簡単である
から、故障しにくく、耐用年数も永い。この料理保温盆
の加熱温度は調理用の温度よりも低くてすむので、高級
な使用の盆を使うこともできる。また、この料理保温盆
は、料理を載せる盆本体と加熱部とが別体として形成さ
れているので、盆本体の清掃や洗浄が容易で、傷付いた
ときの交換も容易である。さらに、一つの加熱部に対
し、種々のデザインや色彩を有する盆本体を交換的に使
用できるので、飽きがきにくいという利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の料理保温盆の構造を表す断面図であ
る。
【図2】加熱部の斜視図である。
【図3】盆本体の平面図である。
【図4】使用状態を表す斜視図である。
【符号の説明】
1 料理保温盆 2 加熱部 3 盆本体 5 電熱ヒータ 8 断熱材 10 サーモスタット

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通電により発熱する電熱ヒータを備えた
    加熱部と、該加熱部と別体に形成され該加熱部に被着さ
    れる着脱自在な盆本体からなり、前記加熱部には加熱温
    度を検知して当該加熱温度が設定温度範囲にあるように
    前記電熱ヒータへの通電を入・切するセンサ付きスイッ
    チが設けられていることを特徴とする料理保温盆。
  2. 【請求項2】 加熱部の下側に断熱材の層が設けられて
    いる請求項1に記載の料理保温盆。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103300656A (zh) * 2013-07-01 2013-09-18 庞吏童 一种分体式保温加热双层空心陶瓷餐盘
JP2017224404A (ja) * 2016-06-13 2017-12-21 株式会社オルセン ヒータープレート
JP7077253B2 (ja) 2019-03-01 2022-05-30 石塚硝子株式会社 食器載置用プレート

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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