JP2003135151A - 整髪用ブラシ - Google Patents

整髪用ブラシ

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JP2003135151A JP2001333181A JP2001333181A JP2003135151A JP 2003135151 A JP2003135151 A JP 2003135151A JP 2001333181 A JP2001333181 A JP 2001333181A JP 2001333181 A JP2001333181 A JP 2001333181A JP 2003135151 A JP2003135151 A JP 2003135151A
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敬三 水口
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 イオン発生器と送風装置を備えた整髪ブラシ
において、長い髪が吸込口からケース内へ吸い込まれる
のを防止しながら、イオンやオゾンを髪や頭皮へ効果的
に送給できるようにする。 【解決手段】 本体ケース1の内部に、イオン発生器3
と送風装置4とを設け、本体ケース1の前壁1aにブラ
シユニット2と吹出口20を設ける。本体ケース1の背
壁1bに吸込口28を設けて、髪を梳るときに吸込口2
8に髪が被いかぶさるのを防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、イオンを発生す
るイオン発生器と、送風装置とを備えている整髪用ブラ
シに関する。
【0002】
【従来の技術】この種の整髪ブラシは、実開平3−74
819号公報に公知である。そこでは、中空の本体ケー
スの内部にオゾン発生器と送風装置とを配置して、オゾ
ン発生器で生成したオゾンを、送風装置から送給される
加圧風に載せてブリッスル側から吹き出すようになって
おり、ブラッシングしている髪および頭皮をオゾンに晒
して殺菌し、あるいは脱臭できる。送風装置は、軸流式
のファンとファンを回転駆動するモータとからなり、そ
の吸込口が本体ケースの上端面に開口してある。オゾン
発生器に換えて、イオン発生器をケース内部に内蔵した
整髪ブラシが公知(特開昭60−160904号公報)
であるが、このブラシの場合には、イオン発生器を備え
ているのみで送風装置は備えていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】オゾン発生器と送風装
置とを備えた上記の整髪ブラシにおいては、中空の本体
ケースの上端面に送風装置の吸込口が開口してあるの
で、ブラシで髪を梳き流す際に、ブラシが髪の内部に沈
み込み吸込口を塞ぐおそれがある。また、髪が長い場合
には、吸い込まれた髪がファンに巻き込まれる事故を起
こしかねない。整髪ブラシは、主ケースと、主ケースに
対して着脱されるブラシユニットとで中空ケース状に構
成してあるが、ブラシユニットを主ケースから取り外す
と、オゾン発生器が露出してしまうので、いたずらを受
けやすい不利もある。ケースの内部上方に設けた軸流式
のファンで下向きに加圧空気を送給し、この送給方向と
直交する向きに開口する吹出口から加圧空気を吹き出す
ので、空気やオゾンがケース内に滞留しやすく、ファン
の送風効率が低いなど、実際の製品とするには多くの課
題がある。
【0004】この発明の目的は、本体ケースの内部にイ
オン発生器と送風装置とを備えていて、イオン発生器で
生成したイオンを髪や頭皮へ効果的に送給できる整髪用
ブラシを提供することにある。この発明の目的は、長い
髪を梳る場合にも、髪が送風装置によって吸い込まれる
のを確実に防止でき、従って、長い髪の場合にも安全に
ブラッシングを行える整髪ブラシを提供することにあ
る。この発明の目的は、吸込口、送風装置、吹出口など
の配置や構造を最適化して、送風装置による送風効率を
向上でき、従ってイオンを髪や頭皮へ効果的に送給でき
る整髪用ブラシを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の整髪用ブラシ
は、本体ケース1と、イオンを発生するイオン発生器3
と、送風装置4とを備えている。イオン発生器3のイオ
ン出口51と対向する本体ケース1の前壁1aに、ブラ
シユニット2と、送風装置4から送出される加圧風を吹
き出す吹出口20とを設ける。本体ケース1の背壁1b
に、送風装置4の吸込口28を開口する。
【0006】具体的には、本体ケース1のケース内空間
のほぼ中央部にイオン発生装置3を配置する。イオン発
生装置3の上部に隣接して送風装置4を配置する。
【0007】送風装置4は、遠心式のファン35と、フ
ァン35を回転駆動するモーター34とで構成する。
【0008】イオン発生器3は、本体ケース1の吸込口
28と吹出口20との間の送風経路の途中に配置する。
イオン発生器3と本体ケース1の背壁1aとの間に、フ
ァン35から送出された空気流の空気溜り領域Eを設け
る。
【0009】本体ケース1の背壁1bは外突状の3次元
湾曲壁で形成する。ファン35のファンブレード35b
の回転外郭面を、本体ケース1の背壁1bの湾曲面に沿
わせて湾曲させる。
【0010】ファン35の回転直径Dを、モーター34
の直径寸法dより大きく設定する。ファン35の一部が
モーター34の外面に被さるようにファン35を構成す
る。
【0011】本体ケース1は、前ケース11と後ケース
12とを含んで構成する。後ケース12の内面に送風装
置4を、前ケース11の内面にイオン発生装置3をそれ
ぞれ組み付ける。
【0012】前ケース11の内面にイオン通路23を形
成する。イオン通路23を区画する筒壁24を利用して
イオン発生器3を前ケース11に固定する。
【0013】本体ケース1のグリップ14の内面空間に
内ケース13を装填し、この内ケース13の内部に電池
6および回路基板42を含む電装品ユニット5を配置す
る。
【0014】本体ケース1は、グリップ14とリング状
の枠部15とを一体に備えている中間ケース10と、枠
部15の前後に組み付けられる前ケース11および後ケ
ース12とで構成する。
【0015】本体ケース1の前面に一群のブリッスル5
2を備えたブラシユニット2を取り外し可能に装着す
る。ブラシユニット2の周縁接合部を中間ケース10の
枠部15で受け止め支持する。
【0016】前ケース11と後ケース12とは、両ケー
ス11・12のいずれか一方の内面に設けたねじボス3
1と、このねじボス31にねじ込まれるビス64とで締
結固定する。グリップ14の内面に装填される内ケース
13の上端を、前記ねじボス31に係合して固定する。
【0017】
【発明の作用効果】この発明では、イオン発生器3と送
風装置4とを備えている整髪ブラシにおいて、本体ケー
ス1の前壁1aにブラシユニット2と吹出口20とを設
け、本体ケース1の背壁1bに送風装置4の吸込口28
を開口するようにした。つまり整髪ブラシで髪を梳る際
に外表面となるケース背面側に、送風装置4の吸込口2
8を開口するので、長い髪を梳る場合に髪が送風装置4
によって吸い込まれるのを確実に防止しながら、イオン
発生器3で生成したイオンを送風装置4から送られる空
気流に乗せて髪に吹き出し送給できる。
【0018】本体ケース1のケース内空間のほぼ中央部
にイオン発生装置3を配置し、イオン発生装置3の上部
に隣接して送風装置4を配置した整髪ブラシによれば、
本体ケース1の内部空間を有効に利用しながら、嵩張り
やすいイオン発生器3と送風装置4とをコンパクトにま
とめて配置でき、その分だけ本体ケース1の前後厚みを
小さくして、整髪ブラシを小型化できる。また、送風装
置4をイオン発生器3の上側に隣接配置するのに伴っ
て、送風装置4の吸込口28の位置が必然的にイオン発
生器3から遠ざかるので、例えば、吸込口28から細い
棒状体を差し込んでイオン発生器3がいたずらされるな
ど、不測の事故を確実に防止できる。
【0019】遠心式のファン35と、モーター34とで
構成した送風装置4によれば、ファン35で生起された
空気流を本体ケース1の背壁1bで流動案内して、収束
された状態の空気流をイオン発生器3の背面側へ送給で
きる。従って、軸流式のファンを用いる場合に比べて、
空気流が本体ケース1の内部で広く分散するのを防止
し、空気流の貫通力を向上でき、送風時の通気抵抗を抑
止して送風効率を向上できる。また、軸流式のファンを
用いる場合に比べて、ファン35と、モーター34とが
占める空間量を小さくすることができるので、その分だ
け整髪ブラシをコンパクト化できる。
【0020】吸込口28と吹出口20との間の送風経路
の途中にイオン発生器3を配置し、イオン発生器3と本
体ケース1の背壁1aとの間に空気溜り領域Eを設けた
整髪ブラシによれば、ファン35で生起した空気流を抵
抗無く空気溜り領域Eへ吹き出すことができるので、フ
ァン35とイオン発生器3との間の通気抵抗を最小限化
できるうえ、イオン発生器3の背部に充満空間が大きな
空気溜り領域Eを設けるので、本体ケース1内における
空気流の分流や変向に伴う通気抵抗の発生を抑止して、
送風効率を向上できる。
【0021】本体ケース1の背壁1bを外突状の3次元
湾曲壁で形成し、ファン35のファンブレード35bの
回転外郭面を、先の湾曲壁に沿わせて湾曲させるように
した整髪ブラシによれば、ファン35を背壁に接近配置
して、整髪ブラシを小型化できるうえ、ファン35で生
起した空気流を3次元湾曲壁で滑らかに流動案内できる
ので、送風効率を向上できる。背壁1bをファン35用
の導風壁に利用して、送風装置4の構造の簡素化を実現
できる。
【0022】ファン35の回転直径Dをモーター34の
直径寸法dより大きく設定すると、ファン35の一部、
例えばファンベース35aがモーター34の外面に被さ
る構造を採用して、本体ケース1内における内部部品の
集約度合いを向上できる。
【0023】前ケース11と後ケース12とを含んで本
体ケース1を構成し、後ケース12の内面に送風装置4
を組み、前ケース11の内面にイオン発生装置3を組み
付けると、本体ケース1内に集約配置されるイオン発生
器3と送風装置4とを、個別に分けて組み付けることが
できるので、これらの部材の組み立てに要する手間を省
くことができるうえ、前後ケース11・12を組み付け
るだけでイオン発生器3と送風装置4とを適正な位置関
係の許で隣接配置できる。
【0024】前ケース11の内面に設けた筒壁24でイ
オン通路23を形成し、筒壁24を利用してイオン発生
器3を前ケース11に固定すると、イオン発生器3専用
の取り付け構造を前ケース11に設ける必要がないの
で、前ケース11の構造を簡素化できる。また、イオン
発生器3を筒壁24の突出寸法分だけ吹出口20から遠
ざけることができるので、吹出口20の側からいたずら
を受けにくくなる点で有利である。
【0025】グリップ14の内面空間に装填される内ケ
ース13内部に、電池6および回路基板42を含む電装
品ユニット5を配置すると、電池6や電装品ユニット5
を内ケース13とグリップ14の周壁とで二重に保護で
きるので、落下衝撃を受けるような場合に電装品ユニッ
ト5を確実に保護できるうえ、電池6に液漏れが生じて
しまった場合に、漏れ出した電解液がケース外へしみ出
るのをよく防止できる。
【0026】グリップ14およびリング状の枠部15を
備えた中間ケース10と、枠部15の前後に組み付けら
れる前ケース11および後ケース12とで構成した本体
ケース1によれば、前ケース11と後ケース12を枠部
15に接合し、両ケース11・12を数個のビス64で
締結するだけで、中間ケース10と前ケース11と後ケ
ース12との組み立てを終了できるうえ、3者が互いに
補強作用を発揮して、本体ケース1の構造強度と、耐衝
撃性とを向上できる。
【0027】本体ケース1に対してブラシユニット2を
取り外し可能に装着したうえで、ブラシユニット2の周
縁接合部を中間ケース10の枠部15で受け止め支持す
ると、ブラシユニット2に作用する落下衝撃の殆どを枠
部15で受け止めて、イオン発生器3が装着された前ケ
ース11に衝撃が加わるのを防止して、イオン発生器3
の故障をよく防止できる。
【0028】前ケース11と後ケース12とを締結する
ためのねじボス31を利用して、内ケース13の上端を
係合固定すると、内ケース13を止め付けるために専用
のビスやピンを設ける必要がないので、その分だけ部品
点数を減らして、整髪ブラシの製造に要するコストを削
減できる。
【0029】
【実施例】図1ないし図11はこの発明に係る整髪ブラ
シの実施例を示す。図2および図3において、整髪ブラ
シは、本体ケース1と、本体ケース1の前面上部に着脱
可能に装着されるブラシユニット2と、本体ケース1の
内部に組み込まれるイオン発生器3、送風装置4、電装
品ユニット5、および二次電池(電池)6などで構成し
てある。本体ケース1の前面には、電源をオン・オフ操
作するスイッチノブ7と、ブラシユニット2のロック状
態を解除するための解除ボタン8とが設けてある。
【0030】図4および図7において、本体ケース1
は、中間ケース10と、中間ケース10の枠部15の前
後に組み付けられる前ケース11、および後ケース12
と、中間ケース10のグリップ14の内部に装填される
内ケース13などで構成する。中間ケース10は、細筒
状のグリップ14の上端に、楕円リング状の枠部15を
一体に成形した透明或いは半透明のプラスチック成形品
からなる。上すぼまりテーパー状に形成されるグリップ
14の内面には、グリップ14と相似する断面形状の内
ケース13が、下開口側から差し込み装填してあり、両
者の間には導電性を有する装飾シート16が挟み込んで
ある(図5参照)。装飾シート16は、プラスチックフ
ィルムの片面にアルミニウム等の金属を蒸着して形成し
てあり、導電性を有する。枠部15の内面にも、プラス
チックフィルムの片面にアルミニウム等の金属を蒸着し
て形成した楕円リング状の装飾シート17が配置してあ
る。これによって、グリップ14や枠部15を透かして
装飾された装飾シート16・17をみることができるの
で、深みのある色合いを表現することができる。また、
同一機種で表面装飾の異なる整髪用ブラシを得るに際
し、中間ケース10を共用化するできるので、色違いや
絵柄、図柄の異なる装飾シート16・17さえ用意して
おけば、そのうちの任意の装飾シート16・17を選ん
でこれを中間ケース10の内面に配するだけで多種多様
の表面装飾をもつ整髪用ブラシを簡易にかつ低コストで
得ることができる。さらに、特に透明の中間ケース10
を採用した場合、塗料が混入していない分リサイクルの
面で有利であり環境にもやさしい。また、装飾シート1
6・17を多孔質或いは繊維質(フェルト)のシート材
に装飾を施したものを採用すれば、電池の液漏れの際は
同液を吸収し本体ケース1表面側への流出を防ぎ、髪に
付着した水滴の本体ケース1内への侵入の際はこの水滴
を吸収し本体ケース1内への侵入を可及的に防止でき
る。グリップ14の前面上部に、先のスイッチノブ7
と、解除ボタン8とが組み付けられている。内ケース1
3は、蓋合わせ状に接合される前内ケース13aと、後
内ケース13bとからなり、後内ケース13bの上部に
は、係合穴18が通設してある(図1参照)。
【0031】図6において、前ケース11は、小判形の
プラスチック成形品からなり、その板壁の前面上部に長
円状の膨出壁を設け、膨出壁の下部に加圧風を吹き出す
吹出口20を開口し、膨出壁の上側1箇所、および下側
左右の合計3箇所に、ブラシユニット2を掛け止め係合
するためのポケット21が突設してある。板壁の上下に
はビス座22を設け、下側のビス座22の下方にピン穴
を通設している。吹出口20に臨む板壁の裏面には、イ
オン通路23を区画する断面円形の筒壁24を一体成形
で突設し、その周囲2箇所にイオン発生器3を固定する
ためのねじボス25を設けている。筒壁24の下部周面
の2箇所には、新規空気を導入するためのスリット24
aが形成してあり、両スリット24aの間の周壁に限っ
て、他の周壁より外方へ張出してある。吹出口20は、
いたずら防止用の格子で縦横に区分してある。なお、前
ケース11の板壁が本体ケース1の前壁1aとなる。
【0032】後ケース12は、本体ケース1の背壁1b
を構成する外突状の3次元湾曲壁と、中間ケース10の
枠部15に嵌り込む小判形の周壁27とを一体に形成し
たプラスチック成形品からなる。先の3次元湾曲壁の上
部に送風装置4用の吸込口28を開口し、吸込口28を
囲む3次元湾曲壁の内面に、3個のねじボス29を突設
し、上下2箇所に前ケース11を締結するためのねじボ
ス31を突設している(図8参照)。図8に示すよう
に、周壁27の下部は、後段トランス との接当干渉を
避けるために切り欠いてある。吸込口28は上下方向へ
長いスリット群で形成する。後ケース12の内面上部に
設けた3個のねじボス29に、送風装置4のモーター3
4を固定する。
【0033】図9において、送風装置4は、モーターホ
ルダー33に固定されるモーター34と、モーター34
の出力軸34aに固定される遠心式のファン35とから
なり、モーターホルダー33の3個の脚片をビス36で
ねじボス29に締結することにより、後ケース12と一
体化してある。ファン35は、モーターホルダー33に
被さるドーム状のファンベース35aと、ファンベース
35aの外周面に沿って渦巻状に突設した一群のファン
ブレード35bとを一体に成形したプラスチック成形品
からなる。
【0034】ファン35の送風効率を上げ、さらに本体
ケース1内における内部部品の集約度合いを向上するた
めに、ファンブレード35bを背壁1bに近接する状態
で配置し、その回転外郭面を背壁1bの湾曲面に沿わ
せ、さらにモーター34およびファン35を斜めに傾斜
した状態で後ケース1bに固定している。図4に示すよ
うに、ファン35の回転直径Dをモーター34の直径寸
法dより大きく設定し、ファンベース35aがモーター
ホルダー33に被さる構造とすることも、本体ケース1
内における内部部品の集約度合いを向上することに役立
っている。ファン35と対向する背壁1bは、ファン3
5で生起された加圧空気を案内する導風壁を兼ねてい
る。
【0035】図10においてイオン発生器3を含むイオ
ン生成手段は、直流電源(電池6)からの電圧・電流を
パルス化する高周波パルス発生回路38と、パルス化さ
れた電圧・電流を100Vまで昇圧する前段トランス3
9と、昇圧後の電圧・電流を低周波パルス電流に変換す
る低周波パルス発生回路40と、このパルス電圧・電流
を4kVの高電圧に昇圧する後段トランス41と、イオ
ン発生器3などで構成してある。高周波パルス発生回路
38、前段トランス39、低周波パルス発生回路40
は、それぞれ回路基板42に実装されて、電装品ユニッ
ト6を構成している。回路基板42には、スイッチノブ
7でオンオフ操作されるスライドスイッチが設けてあ
る。イオン発生器3は、後段トランス41と共に前ケー
ス11の内面に固定してある。
【0036】図11において、イオン発生器3は、電極
ホルダー43と、電極ホルダー43の一側中央部に固定
される中央電極44、および中央電極44の周りを囲む
対向電極45と、中央電極44と対向電極45との間の
空間を絶縁遮断する誘電筒46とで構成する。中央電極
44は、放電抵抗が小さなタングステンで針状に形成し
てある。対向電極45は、銅または鉄製の薄板を素材に
して形成したリング状のプレス金具からなる。電極ホル
ダー43は、耐オゾン性と耐熱性を有し、しかも絶縁性
に優れたプラスチック、例えばポリフェニレンサルファ
イドを素材とする車輪状のプラスチック成形品からな
り、その中央のボス部47に先の中央電極44が固定さ
れ、ボス部47の外面に対向電極45が固定してある。
【0037】誘電筒46は雲母、ガラス、セラミックス
などの高度の絶縁特性を備えた素材で円筒状に形成して
あり、ボス部47の前端の凹部に内嵌固定される。中央
電極44と対向電極45との間で不整放電が生じるのを
防いで、効果的にマイナスイオンを生成するために、誘
電筒46は中央電極44の突端より前方へ大きく突出し
てある。この誘電筒46の突端開口がイオン出口51と
なる。
【0038】電極ホルダー43の周囲のリング部48を
前ケース11の筒壁24に外嵌し、その周面2箇所に設
けた締結座49をビス50でねじボス25に止め付ける
ことにより、イオン発生器3を前ケース11と一体化で
きる。この取り付け状態において、中央電極44と対向
電極45と誘電筒46との三者は、筒壁24と同心状に
なっており、誘電筒46の開口端、即ちイオン出口51
は吹出口20と正対している。ボス部47とリング部4
8とは放射状の腕を介して繋がっており、各腕の間がフ
ァン35によって生起された圧縮空気(風)のイオン通
路23への空気通口(入口)23aとなっている。
【0039】上記のように構成したイオン発生器3によ
れば、後段トランス41で昇圧した高電圧のうち、ダイ
オードを通過したマイナス電流のみを中央電極44に印
加することにより、同中央電極44から対向電極(アー
ス電極)45に向けて電子を放出し、空気中の酸素、微
少水滴、塵等をマイナスに帯電させてマイナスイオン化
できる。このとき副産物としてオゾンも同時に生成され
るが、オゾンの生成を極端に少なくするため、図10に
おけるダイオードと中央電極44との間に抵抗を設けて
電流値を下げてもよい。イオン化に伴って、イオン通路
23内においてイオン化されていない酸素、微少水滴、
塵の量が徐々に減少し、やがてイオン化されていない酸
素、微少水滴、塵が極端に減少し、生成できるマイナス
イオンの量が少ないままの飽和状態に陥ってしまうおそ
れがある。こうした事態を避けるために、筒壁24にス
リット24aを設け、筒壁24の周囲空気がスリット2
4aを介してイオン通路内23へ流入できるようにし、
マイナスイオンの量が少ないままの飽和状態で安定する
のを確実に防止している。マイナスイオンによって、毛
髪の内部深くまで水分を浸透させ、その水分率を高めて
毛髪の状態を好適化できる。
【0040】図2においてブラシユニット2は、一群の
ブリッスル52が設けてあるブラシ台53と、ブラシ台
53の周縁に前面側から装着されるブラシ枠54などで
構成してあり、ブラシ台53のほぼ中央に、吹出口20
と対向する主放出口55が開口され、主放出口55の上
下に補助放出口56が開口してある。ブリッスル52
は、これらの放出口55・56の周りを取り囲むように
設けてある。ブラシ台53の内面には、前ケース11の
ポケット21と係合する3個の爪片57が突設してある
(図6参照)。
【0041】ブラシユニット2の全体を前ケース11の
前面に接合した後、下向きに押し下げ操作することによ
り先の爪片57がポケット21と係合して、ブラシユニ
ット2を本体ケース1と一体化できる。この接合状態を
維持するために、中間ケース10のグリップ14と内ケ
ース13との間に解除ボタン8と、解除ボタン8をロッ
ク付勢するばね59を設けている。解除ボタン8の片面
には、三日月形の操作部60とピン61とが設けてあ
り、図1に示すように、このピン61がブラシユニット
2の下端内面に設けたロック凹部62と係合することに
より、ブラシユニット2が上方移動するのを阻止でき
る。操作部60をばね59の不勢力に抗して押込むと、
ピン61とロック凹部62の係合が解除されるので、ブ
ラシユニット2を本体ケース1から取り外して、水洗い
清掃できる。ブラシユニット2を本体ケース1に装着し
た状態においては、その接合周縁部、即ちブラシ枠54
の大部分が中間ケース10の枠部15で受け止められて
いる。従って、ブラシユニット2に落下衝撃が作用して
も、衝撃の殆どは枠部15で受け止められ、前ケース1
1に組み付けたイオン発生器3に伝わることはない。
【0042】上記の各部品や各ユニットは、以下の手順
で組み立てる。まず、後内ケース13bに電装品ユニッ
ト2を組み付け、前内ケース13aを蓋合わせ状に接合
する。中間ケース10のグリップ14の内面に装飾シー
ト16を装填し、その内面に内ケース13を差し込み、
グリップ14と内ケース13との間に解除ボタン8とば
ね59を組む。次に、枠部15の内面に沿って装飾シー
ト17を配置し、後ケース12を枠部15内に後側から
差し込んで組み付ける。このとき、ケース下側のねじボ
ス31を後内ケース13bの係合穴18に挿通すること
により、内ケース13を分離不能に抜止め固定する。こ
の後、前ケース11を枠部15に嵌め込んで前後ケース
11・12を接合したうえで、前ケース11の側からビ
ス64をねじボス31にねじ込み、両ケース11・12
で枠部15を挟持固定する。このように本体ケース1を
組み立てた状態では、送風装置4と、イオン発生器3
と、後段トランス41が上下に隣接し、イオン発生器3
と背壁1bとの間に、ファン35から送出された空気流
を充満させるための空気溜り領域Eが形成されている。
最後に、ブラシユニット2を先の要領で本体ケース1に
組み、スイッチノブ7をグリップ14に組み付けて整髪
ブラシを完成する。
【0043】整髪ブラシを使用する際には、スイッチノ
ブ7をオン操作して、モーター34とイオン発生器3を
稼動する。モーター34の起動によってファン35が回
転駆動され、吸込口28から吸い込んだ空気を加圧して
送り出す。このとき、ファン35の周囲の過半上部は、
後ケース12の周壁27と吸込口28の周縁壁(背壁1
b)とで覆われているため、加圧された空気流は概ね下
向きに送出され、イオン発生器3と背壁1bとの間の開
放されたケース内空間に充満する。そのため、空気流は
電極ホルダー43を通過し、イオン通路23と吹出口2
0を介して本体ケース1の外へ送出され、さらにブラシ
ユニット2の主放出口55および補助放出口56から放
出される。イオン通路23の内部には、イオン発生器3
によって生成されたイオン(マイナスイオン)が浮遊し
ている。従って、生成されたイオンの全てはイオン通路
23を通過する空気流に運ばれて、空気流と共に主放出
口55および補助放出口56から放出され、髪や頭皮に
付着する。
【0044】多くの場合は、グリップ14を握って髪を
梳くが、グリップ14の内面に配置した導電性の装飾シ
ート16を、低周波パルス発生回路40を構成する電気
回路のグランド側に接続しておくと、装飾シート16と
手とが、絶縁プラスチックであるグリップ14を介して
誘電体を構成する。そのため、人体側がプラス極として
作用し、ブラシユニット2から放出されたマイナスイオ
ンを髪に対して確実に付着させることができる。枠部1
5は、落下時における側面衝撃を吸収できるので、前ケ
ース11に直接衝撃が加わるのを防止でき、前ケース1
1に取り付けられたイオン発生器3への衝撃を可及的に
緩和できる。
【0045】上記の実施例以外に、本体ケース1は前ケ
ースと後ケースとを蓋合わせ状に接合して構成すること
ができる。イオン発生器3は、マイカ、セラミック等か
らなる板状の絶縁体(誘電体)の表と裏とに放電電極と
誘導電極を配置した沿面放電型の構造や、2個の針状電
極を対向配置した電極構造などに変更でき、イオンの発
生が可能であればその構造は何ら限定しない。また、本
実施例ではマイナスイオンのみを生成するよう回路を構
成しているが、プラスイオンとマイナスイオンを同時に
生成させるものの、マイナスイオンの方を優勢に発生さ
せる特公平4−16920号に示されるような回路構成
とすることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】整髪ブラシ要部の縦断側面図である。
【図2】整髪ブラシの正面図である。
【図3】整髪ブラシの側面図である。
【図4】整髪ブラシの構成部材の分解側面図である。
【図5】図2におけるA−A線断面図ある。
【図6】イオン発生器と前ケースとの関係を示す分解斜
視図である。
【図7】整髪ブラシの縦断側面図である。
【図8】図3におけるB−B線断面図である。
【図9】図7におけるC−C線断面図である。
【図10】イオン発生手段を示す説明図である。
【図11】図7におけるD−D線断面図である。
【符号の説明】
1 本体ケース 1a 前壁 1b 背壁 2 ブラシユニット 3 イオン発生器 4 送風装置 20 吹出口 28 吸込口 35 ファン 51 イオン出口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山口 修治 福岡県田川郡方城町大字伊方4680番地 九 州日立マクセル株式会社内 Fターム(参考) 3B202 AA11 BB06 BB07 CA02 CA06 DB01 EA01 EB09 EE07 EF10 GA00

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体ケース1と、イオンを発生するイオ
    ン発生器3と、送風装置4とを備えている整髪用ブラシ
    であって、 イオン発生器3のイオン出口51と対向する本体ケース
    1の前壁1aに、ブラシユニット2と、送風装置4から
    送出される加圧風を吹き出す吹出口20とが設けられて
    おり、 本体ケース1の背壁1bに、送風装置4の吸込口28が
    開口してある整髪用ブラシ。
  2. 【請求項2】 本体ケース1のケース内空間のほぼ中央
    部にイオン発生装置3が配置されており、 イオン発生装置3の上部に隣接して送風装置4が配置し
    てある請求項1記載の整髪用ブラシ。
  3. 【請求項3】 送風装置4が、遠心式のファン35と、
    ファン35を回転駆動するモーター34とで構成されて
    いる請求項1または2記載の整髪用ブラシ。
  4. 【請求項4】 イオン発生器3が、本体ケース1の吸込
    口28と吹出口20との間の送風経路の途中に配置され
    ており、 イオン発生器3と本体ケース1の背壁1aとの間に、フ
    ァン35から送出された空気流の空気溜り領域Eが設け
    てある請求項1、2または3記載の整髪用ブラシ。
  5. 【請求項5】 本体ケース1の背壁1bが外突状の3次
    元湾曲壁で形成されており、 ファン35のファンブレード35bの回転外郭面が、本
    体ケース1の背壁1bの湾曲面に沿わせて湾曲してある
    請求項3、または4記載の整髪用ブラシ。
  6. 【請求項6】 ファン35の回転直径Dが、モーター3
    4の直径寸法dより大きく設定されており、 ファン35の一部がモーター34の外面に被さるように
    構成してある請求項3、4または5記載の整髪用ブラ
    シ。
  7. 【請求項7】 本体ケース1が、前ケース11と後ケー
    ス12とを含んで構成されており、 後ケース12の内面に送風装置4が、前ケース11の内
    面にイオン発生装置3が、それぞれ組み付けてある、請
    求項1から6のいずれかに記載の整髪用ブラシ。
  8. 【請求項8】 前ケース11の内面にイオン通路23が
    形成されており、イオン通路23を区画する筒壁24を
    利用してイオン発生器3が前ケース11に固定してある
    請求項7記載の整髪用ブラシ。
  9. 【請求項9】 本体ケース1のグリップ14の内面空間
    に内ケース13が装填されており、 内ケース13の内部に電池6および回路基板42を含む
    電装品ユニット5が配置してある請求項7または8に記
    載の整髪用ブラシ。
  10. 【請求項10】 本体ケース1が、グリップ14とリン
    グ状の枠部15とを一体に備えている中間ケース10
    と、枠部15の前後に組み付けられる前ケース11およ
    び後ケース12とで構成してある請求項7、8または9
    に記載の整髪用ブラシ。
  11. 【請求項11】 本体ケース1の前面に一群のブリッス
    ル52を備えたブラシユニット2が取り外し可能に装着
    されており、 ブラシユニット2の周縁接合部が中間ケース10の枠部
    15で受け止め支持してある請求項10記載の整髪ブラ
    シ。
  12. 【請求項12】 前ケース11と後ケース12とが、両
    ケース11・12のいずれか一方の内面に設けたねじボ
    ス31と、このねじボス31にねじ込まれるビス64と
    で締結固定されており、 グリップ14の内面に装填される内ケース13の上端
    が、前記ねじボス31に係合して固定してある請求項7
    から11のいずれかひとつに記載の整髪用ブラシ。
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