JP2003134851A - ピエゾアクチュエータ駆動回路 - Google Patents

ピエゾアクチュエータ駆動回路

Info

Publication number
JP2003134851A
JP2003134851A JP2001323407A JP2001323407A JP2003134851A JP 2003134851 A JP2003134851 A JP 2003134851A JP 2001323407 A JP2001323407 A JP 2001323407A JP 2001323407 A JP2001323407 A JP 2001323407A JP 2003134851 A JP2003134851 A JP 2003134851A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
discharging
piezo actuator
charging
coil
circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2001323407A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiro Fukagawa
康弘 深川
Yasuyuki Sakakibara
康行 榊原
Hideo Naruse
英生 成瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Soken Inc
Original Assignee
Denso Corp
Nippon Soken Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp, Nippon Soken Inc filed Critical Denso Corp
Priority to JP2001323407A priority Critical patent/JP2003134851A/ja
Publication of JP2003134851A publication Critical patent/JP2003134851A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fuel-Injection Apparatus (AREA)
  • General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】構成の簡素化を図りつつ、ピエゾアクチュエー
タの充電速度と放電速度とを別個に設定すること。 【解決手段】ピエゾアクチュエータ駆動回路は、ピエゾ
アクチュエータ駆動用の電気エネルギを蓄積するコンデ
ンサ23と、該コンデンサ23に直列に接続された充放
電用コイル30とを備え、ピエゾアクチュエータ11〜
14の充放電時には、充放電用コイル30を通じてコン
デンサ23との間で充電及び放電が行われる。充放電用
コイル30は、インダクタンスの異なる2系統のコイル
構成となっており、ピエゾアクチュエータ11〜14の
充電時と放電時とでインダクタンスが変更される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ピエゾアクチュエ
ータ駆動回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ピエゾアクチュエータは、多数の圧電素
子を積層した積層体(ピエゾスタック)が圧電効果によ
り伸縮するアクチュエータであり、例えば、ディーゼル
エンジンのコモンレール式燃料噴射装置において燃料噴
射用インジェクタ内に配設される。このインジェクタで
は、ピエゾアクチュエータの伸縮動作により開弁と閉弁
とが切り替えられる。また、ピエゾアクチュエータは容
量性の負荷であり、その充電と放電とで伸長状態と縮小
状態とが切り替えられる。
【0003】ピエゾアクチュエータ駆動回路として特開
平10−308542号公報の技術が知られており、同
公報には、ピエゾアクチュエータの電荷を回収して次回
の充電に供するようにした充放電方法が開示されてい
る。また、同公報の装置では、ピエゾアクチュエータの
充電電流及び放電電流を同じインダクタを介して案内す
ることを特徴的事項としており、それによりインダクタ
を最小個数とし、ひいてはピエゾアクチュエータを効率
良く充放電するものとしていた。その概要として、ピエ
ゾアクチュエータ充電時には充電スイッチを連続してオ
ン/オフし、その際、コイル(インダクタとして機能す
る素子)に蓄積した電磁エネルギによりピエゾアクチュ
エータを充電する。また、ピエゾアクチュエータ放電時
には放電スイッチを連続してオン/オフし、その際、ピ
エゾアクチュエータに保持されたエネルギをコイル(充
電時と同じ素子)の電磁エネルギに変換しバッファコン
デンサに回収するようにしている。
【0004】しかしながら、上記公報の手法では、ピエ
ゾアクチュエータの充放電のために充電スイッチや放電
スイッチをスイッチング作動可能に構成する必要があ
り、スイッチ制御用の回路が複雑化する。また、スイッ
チングロスがあるため、エネルギの回収効率は必ずしも
良くないと考えられる。そこで本願出願人らは、上記公
報の問題を解消し、回収効率の良いピエゾアクチュエー
タ駆動回路を提供すべく特開2001−157472号
公報の技術を提案した。
【0005】図8は、特開2001−157472号公
報に記載したピエゾアクチュエータ駆動回路を示す。図
8において、直流電源101には蓄電制御スイッチ10
2及びエネルギ供給用コイル103を介してコンデンサ
104が接続されており、このコンデンサ104にはピ
エゾアクチュエータ駆動用の電気エネルギが蓄積され
る。コンデンサ104には、充放電切替スイッチ105
が接続されている。また、コンデンサ104の正極側端
子には、充電スイッチ106及び充放電用コイル107
を介して複数のピエゾアクチュエータ108が接続され
ている(但し、図にはピエゾアクチュエータを1つだけ
示す)。ピエゾアクチュエータ108には選択用スイッ
チ109が接続されている。なお、符号110は、ピエ
ゾアクチュエータ108の残存電荷を放出するための残
存電荷放出用スイッチである。
【0006】上記構成において、直流電源101からコ
ンデンサ104へのエネルギ供給時には、蓄電制御スイ
ッチ102及び充放電切替スイッチ105がオン(閉
成)され、直流電源101の電気エネルギがエネルギ供
給用コイル103を通じてコンデンサ104に蓄積され
る。コンデンサ104の充電完了後、スイッチ102,
105は何れもオフされる。
【0007】その後、ピエゾアクチュエータ充電時に選
択用スイッチ109及び充電スイッチ106がオンされ
ると、コンデンサ104の蓄積エネルギによりピエゾア
クチュエータ108が充電され、そのピエゾアクチュエ
ータ108が伸長する。次に、選択用スイッチ109及
び充電スイッチ106がオフ、充放電切替スイッチ10
5がオンされると、ピエゾアクチュエータ108の電荷
が放出され、そのピエゾアクチュエータ108が縮小す
る。ピエゾアクチュエータ充電時には、コンデンサ10
4の電荷が充放電用コイル107を通じてピエゾアクチ
ュエータ108に取り込まれ、ピエゾアクチュエータ放
電時には、ピエゾアクチュエータ108から放出される
電荷が同一の充放電用コイル107を通じてコンデンサ
104に回収される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記図8のピエゾアク
チュエータ駆動回路では、ピエゾアクチュエータ108
の充放電時にLC共振回路が形成されて充電又は放電が
行われるが、充電時と放電時とではLC共振回路の共振
時定数が同一となり、充電動作の速さと放電動作の速さ
とが同一となる。従って、例えば、インジェクタの開弁
特性又は閉弁特性に応じてピエゾアクチュエータの充電
速度又は放電速度の何れかを大きくしたい場合や、イン
ジェクタの噴射間隔に応じて同じく充電速度又は放電速
度の何れかを大きくしたい場合、こうした要望に応える
ことができない。構成の簡素化やコスト低減を図るべく
充放電用コイル107を共用化する場合、上記の不都合
が生じる。
【0009】本発明は、上記問題に着目してなされたも
のであって、その目的とするところは、構成の簡素化を
図りつつ、ピエゾアクチュエータの充電速度と放電速度
とを別個に設定することができるピエゾアクチュエータ
駆動回路を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のピエゾア
クチュエータ駆動回路では、ピエゾアクチュエータ駆動
用の電気エネルギを蓄積するコンデンサと、該コンデン
サに直列に接続されたインダクタとを備え、ピエゾアク
チュエータの充放電時には、前記インダクタを通じて前
記コンデンサとの間で充電及び放電が行われる。また特
に、ピエゾアクチュエータの充電時と放電時とで、前記
インダクタのインダクタンスが変更される。具体的に
は、請求項2に記載したように、前記インダクタは、イ
ンダクタンスの異なる2系統のコイル構成よりなる。
【0011】本構成によれば、ピエゾアクチュエータの
充放電時にLC共振回路が形成される際、インダクタン
スの変更に伴い共振時定数が変更される。従って、ピエ
ゾアクチュエータの充電動作の速さや放電動作の速さの
変更が可能となる。この場合、同じインダクタを通じて
ピエゾアクチュエータの充電及び放電が行われるため、
構成の簡素化も併せて実現できる。その結果、構成の簡
素化を図りつつ、ピエゾアクチュエータの充電速度と放
電速度とを別個に設定するという本発明の目的が達せら
れる。
【0012】インダクタの構成としてより具体的には、
請求項3に記載したように、前記インダクタを構成する
コイルには巻線の両端部に各々端子が設けられると共に
巻線の中間部に別の端子が設けられ、ピエゾアクチュエ
ータの充電回路と放電回路のうち、一方は前記巻線の両
端部の端子間を通じて形成され、他方は前記巻線の端部
の端子と中間の端子間を通じて形成されると良い。
【0013】或いは、請求項4に記載したように、前記
インダクタは、各々分割された2個のコイルよりなり、
ピエゾアクチュエータの充電回路と放電回路のうち、一
方は2個のコイルを通じて形成され、他方は1個のコイ
ルのみを通じて形成されると良い。
【0014】更に、請求項5に記載したように、ピエゾ
アクチュエータの充電時と放電時とで共に用いる第1コ
イルと、ピエゾアクチュエータの充電時と放電時の何れ
かの時だけ用いる第2コイルとを有し、これら第1コイ
ルと第2コイルとを直列接続して前記インダクタを構成
すると良い。上記請求項3〜5の何れの場合にも、ピエ
ゾアクチュエータの充電時と放電時とで動作速度が容易
に変更できる。
【0015】また、請求項6に記載の発明では、ピエゾ
アクチュエータと前記インダクタとを通り且つ前記コン
デンサを迂回する残存電荷放出回路に残存電荷放出用ス
イッチを設け、ピエゾアクチュエータの放電直後に前記
残存電荷放出用スイッチを一時的に閉成する。この場
合、ピエゾアクチュエータ放電時に、ピエゾアクチュエ
ータの電荷がコンデンサに全て回収されずピエゾアクチ
ュエータに残存しても、その直後に残存電荷放出用スイ
ッチを一時的に閉成することによりピエゾアクチュエー
タの残存電荷が前記インダクタを介して瞬時にコンデン
サに回収される。従って、エネルギの回収効率を更に高
めることができる。またこの場合、残存電荷放出回路に
おける前記インダクタのインダクタンスを、ピエゾアク
チュエータ充電時又は放電時のインダクタンスに一致さ
せるか、或いはそれら充放電時の何れとも別に設定する
構成とした。従って、残存電荷放出時において電荷放出
の速度を任意に設定することが可能となる。
【0016】また、請求項7に記載の発明では、残存電
荷放出回路における前記インダクタのインダクタンス
を、ピエゾアクチュエータ放電時に形成される放電回路
と同じインダクタンスとしたので、放電回路での放電動
作と同じ速度でピエゾアクチュエータの残存電荷を放出
することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)図1に、第
1の実施の形態におけるピエゾアクチュエータ駆動回路
の構成を示す。本ピエゾアクチュエータ駆動回路は4つ
のピエゾアクチュエータ11,12,13,14を駆動
するものであり、例えば4気筒ディーゼルエンジンのコ
モンレール式燃料噴射装置に用いたものを示している。
ピエゾアクチュエータ11〜14は気筒毎のインジェク
タに設けられており、ピエゾアクチュエータ11〜14
の伸長動作に伴いインジェクタが開弁して燃料噴射が行
われ、ピエゾアクチュエータ11〜14の縮小動作に伴
いインジェクタが閉弁して燃料噴射が停止されるように
なっている。
【0018】本ピエゾアクチュエータ駆動回路におい
て、直流電源20はバッテリやDC−DCコンバータ
(昇圧回路)等からなり、数十〜数百Vの大きさの高電
圧を生成し出力する。直流電源20には、蓄電制御スイ
ッチ21とエネルギ供給用コイル22とを介してコンデ
ンサ23が接続されており、蓄電制御スイッチ21がオ
ンの時、直流電源20の高電圧がコンデンサ23に対し
て印加される。コンデンサ23への印加電圧は正圧であ
る。
【0019】エネルギ供給用コイル22は電流制限素子
として機能し、直流電源20からコンデンサ23への電
流がコイル22により制限され、蓄電制御スイッチ21
等の劣化が防止される。また、コンデンサ23は、ピエ
ゾアクチュエータ11〜14の駆動用電気エネルギを蓄
積するものであり、静電容量の温度依存性の殆どないも
の、例えばフィルムコンデンサを用いるのが望ましい。
ここで、使用温度域でのコンデンサ容量をC1、容量性
負荷であるピエゾアクチュエータ11〜14の各静電容
量をC2とした場合、C1≦C2となるように設定した
コンデンサ23を使用する。
【0020】コンデンサ23には負電圧防止用ダイオー
ド24が並列に接続されている。また、コンデンサ23
には、充電経路ダイオード25及び充放電切替スイッチ
26からなる並列回路が接続されている。なお、負電圧
防止用ダイオード24はコンデンサ23に対して逆バイ
アス方向に接続され、充電経路ダイオード25はコンデ
ンサ23に対して順バイアス方向に接続されている。蓄
電制御スイッチ21とエネルギ供給用コイル22との間
の接続点はダイオード27を介して接地されている。
【0021】また、コンデンサ23は、充電スイッチ2
8と充放電用コイル30とを介して各ピエゾアクチュエ
ータ11〜14の正極側端子に接続されている。充電ス
イッチ28には放電経路ダイオード29が並列に接続さ
れている。一方、ピエゾアクチュエータ11〜14の負
極側端子には、各々に選択用スイッチ51,52,5
3,54が接続されると共に、それら選択用スイッチ5
1〜54に並列に放電経路ダイオード61,62,6
3,64が接続されている。
【0022】充放電用コイル30はインダクタとして機
能する素子であり、インダクタンスの異なる2系統のコ
イル構成となっている。すなわち、端子a及び端子b間
で巻線が巻かれ、インダクタンスLabが形成されてい
る。また、端子ab間の途中より中間タップで線が引き
出されて端子cが設けられ、端子bc間にインダクタン
スLbcが形成されている。この場合、Lab>Lbcであ
る。図では、端子aは充電スイッチ28に接続され、端
子bはピエゾアクチュエータ11〜14の正極側端子に
接続されている。端子cは放電経路ダイオード29のア
ノード側端子と残存電荷放出用スイッチ31に接続され
ている。
【0023】上述した各種スイッチは何れも、図示しな
いマクロコンピュータ等の制御部によりオン/オフ制御
される。因みに、これら各種スイッチをバイポーラトラ
ンジスタ或いはFET等で構成し、ベース電流、ゲート
電圧を制御して電流制限をかける構成とすることも可能
である。また、同制御部によりコンデンサ23の充電電
圧が逐次モニタされるようになっている。
【0024】ここで、ピエゾアクチュエータ11〜14
の充電・放電動作、並びに残存電荷の放出動作を図2を
用いて説明する。なお図2(a)〜(c)では、ピエゾ
アクチュエータ11についての動作を示す。また便宜
上、図1で説明した充放電回路部について各々で必要部
分のみを抽出して示す。
【0025】ピエゾアクチュエータ11を充電する際、
図2(a)に示すように、選択用スイッチ51、充電ス
イッチ28をオンする。すると、充電経路ダイオード2
5、コンデンサ23、充電スイッチ28、充放電用コイ
ル30の端子ab間、ピエゾアクチュエータ11及び選
択用スイッチ51により「充電回路」が形成される。こ
れにより、コンデンサ23の蓄積エネルギによりピエゾ
アクチュエータ11が充電され、ピエゾアクチュエータ
11が伸長する。
【0026】また、次にピエゾアクチュエータ11を放
電させる際、図2(b)に示すように、充放電切替スイ
ッチ26をオンする。すると、放電経路ダイオード6
1、ピエゾアクチュエータ11、充放電用コイル30の
端子bc間、放電経路ダイオード29、コンデンサ23
及び充放電切替スイッチ26により「放電回路」が形成
される。これにより、伸長状態のピエゾアクチュエータ
11から電荷が放出され、ピエゾアクチュエータ11が
縮小する。
【0027】更に、図2(c)に示すように、残存電荷
放出用スイッチ31をオンすると、放電経路ダイオード
61、ピエゾアクチュエータ11、充放電用コイル30
の端子bc間及び残存電荷放出用スイッチ31により
「残存電荷放出回路」が形成される。これにより、ピエ
ゾアクチュエータ11に残存する電荷が放出される。
【0028】かかる場合、前述した通り充放電用コイル
30は、端子ab間のインダクタンスLabが端子bc間
のインダクタンスLbcよりも大きい。そのため、ピエゾ
アクチュエータ11の充電時には放電時よりもLC共振
の共振時定数が長くなる。従って、ピエゾアクチュエー
タ11の充電時と放電時とを比べると、充電時は充電動
作が遅くなり、放電時(残存電荷放出時を含む)は放電
動作が速くなる。
【0029】次に、本ピエゾアクチュエータ駆動回路の
作動を図3のタイムチャートを用いて説明する。図3で
は、ピエゾアクチュエータ11が伸長及び縮小する場合
を例にその動作を示している。
【0030】ピエゾアクチュエータ11を伸長させる
前、コンデンサ23が予め蓄電される。すなわち、図の
タイミングt1〜t2の期間では充放電切替スイッチ2
6がオンされ、そのオン期間内において蓄電制御スイッ
チ21が繰り返しスイッチングされる。このとき、直流
電源20、蓄電制御スイッチ21、エネルギ供給用コイ
ル22、コンデンサ23及び充放電切替スイッチ26よ
りなる降圧チョッパ回路が閉成され、コンデンサ23の
電圧が上昇していく。コンデンサ23の電圧が所定値V
1に達すると蓄電制御スイッチ21のスイッチング動作
が停止される(スイッチオフの状態に復帰する)。これ
により、ピエゾアクチュエータ駆動のための所定量の電
荷がコンデンサ23に蓄電される。
【0031】その後、タイミングt3では、インジェク
タの噴射開始要求に伴いピエゾアクチュエータ11の伸
長が開始される。このとき、ピエゾアクチュエータ11
に対応する選択用スイッチ51がオンされ、それと同時
に或いはその直後に充電スイッチ28がオンされる。こ
れにより、図2(a)で説明した通り「充電回路」が閉
成され、コンデンサ23の蓄積エネルギがピエゾアクチ
ュエータ11に放出される。この充電回路はLC共振回
路であり、C1≦C2であるため、共振作用によりコン
デンサ34の全てのエネルギがピエゾアクチュエータ1
1に移り始める。
【0032】タイミングt4でコンデンサ23の電荷量
が0になると、負電圧防止用ダイオード24の負電圧防
止作用及び充電経路ダイオード25の逆方向電流防止作
用によりコンデンサ23からの電荷流出が停止する。し
かして、コンデンサ23に蓄積されていた電気エネルギ
「C1・V1^2/2」の全てがピエゾアクチュエータ1
1に移動し、それに伴いピエゾアクチュエータ11が伸
長する。そして、上記の如く電荷の移動が停止するた
め、ピエゾアクチュエータ11は伸長状態を保持する。
タイミングt5では、充電スイッチ28、選択用スイッ
チ51がオフされる。
【0033】その後、タイミングt6では、インジェク
タの噴射終了要求に伴いピエゾアクチュエータ11の縮
小が開始される。このとき、充放電切替スイッチ26が
再びオンされる。これにより、図2(b)で説明した通
り「放電回路」が閉成される。この放電回路もまたLC
共振回路となるため、共振作用によりピエゾアクチュエ
ータ11が放電され、ピエゾアクチュエータ11の電荷
がコンデンサ23に回収される。そして、一定時間の
後、電荷の移動が停止する(タイミングt7)。この場
合、放電回路の電流は放電経路ダイオード61,29に
より規定される電荷回収方向にのみ流れが許容される。
これにより、ピエゾアクチュエータ11が不意に再充電
されて伸長するといった不都合が回避される。
【0034】ここで、ピエゾアクチュエータ11の充電
時(t3〜t4の期間)と放電時(t6〜t7の期間)
とを比べると、充電回路と放電回路とのLC共振の共振
時定数の違いから、充電時の方が電圧変化の速度が遅く
なっている。
【0035】タイミングt7後には、C1≦C2である
ためにピエゾアクチュエータ11に電荷が残存する。そ
こで、タイミングt8で残存電荷放出用スイッチ31を
オンする。これにより、図2(c)で説明した通り「残
存電荷放出回路」が形成され、ピエゾアクチュエータ1
1における残存電荷の電気エネルギが充放電用コイル3
0の電磁エネルギに変換される。次いで、タイミングt
9で残存電荷放出用スイッチ31をオフすると、充放電
用コイル30に蓄積された電磁エネルギが瞬間的にコン
デンサ23に回収される。従って、ごく僅かな充放電用
コイル30等における損失分を除けば、ピエゾアクチュ
エータ11に供給された電気エネルギが効率良く全てコ
ンデンサ23に回収される。
【0036】その後、タイミングt10〜t11の期間
では、再び降圧チョッパ回路が閉成され、コンデンサ充
電量の不足分(所定値V1に達しない分)が充電され
る。すなわち、充放電切替スイッチ26がオンされると
共に、そのオン期間内において蓄電制御スイッチ21が
繰り返しスイッチングされる。これにより、コンデンサ
23の充電量が所定値V1に戻る。このとき、蓄電制御
スイッチ21のスイッチングは、コンデンサ23の充電
量の不足分のみの充電で足り、コンデンサ23の充電が
速やかに完了する。
【0037】タイミングt12では、次のピエゾアクチ
ュエータ12の伸長に移行する。このとき、コンデンサ
23の充電が完了しており、前述したタイミングt3以
降と同様に、ピエゾアクチュエータ12の充電と放電
(伸長と縮小)が順次行われる。
【0038】以上詳述した本実施の形態によれば、以下
に示す効果が得られる。ピエゾアクチュエータ11〜1
4の充電時と放電時とで、充放電用コイル30のインダ
クタンスが変更されるので、ピエゾアクチュエータ11
〜14の充電速度と放電速度とを別個に設定することが
できる。またこの場合、同じ充放電用コイル30を通じ
てピエゾアクチュエータ11〜14の充電及び放電が行
われるため、構成の簡素化並びに低コスト化が実現でき
る。
【0039】コンデンサ23、充放電用コイル30及び
ピエゾアクチュエータ11〜14からなるLC共振回路
を、充電スイッチ28の切り替え状態に応じて充電回路
又は放電回路の何れかに切り替えるようにした。この場
合、充電回路及び放電回路をLC共振回路により構成す
ることからピエゾアクチュエータ11〜14の充電、放
電を効率良く行うことができる。また、エネルギの再利
用が可能となり、ひいては消費電力の節約が実現でき
る。
【0040】ピエゾアクチュエータ11〜14の放電直
後に残存電荷放出用スイッチ31を一時的に閉成するよ
うにしたので、ピエゾアクチュエータ11〜14の残存
電荷が充放電用コイル30を介してコンデンサ23に回
収される。従って、エネルギの回収効率を更に高めるこ
とができる。またこの場合、残存電荷放出回路における
充放電用コイル30のインダクタンスを前記放電回路と
同じインダクタンスとしたので、放電回路での放電動作
と同じ速度でピエゾアクチュエータ11〜14の残存電
荷を放出することができる。
【0041】(第2の実施の形態)次に、本発明におけ
る第2の実施の形態について、上述した第1の実施の形
態との相違点を中心に説明する。図4に、第2の実施の
形態におけるピエゾアクチュエータ駆動回路の構成を示
す。なお、図中、図1と同じ構成には同じ部材番号を付
し、その説明を省略する。
【0042】上記図1のピエゾアクチュエータ駆動回路
では、放電動作が充電動作よりも速くなるよう構成した
が、図4のピエゾアクチュエータ駆動回路では、これと
は逆に、充電動作が放電動作よりも速くなるよう構成す
る。図4では、前記図1の充放電用コイル30に代えて
充放電用コイル40を設けている。
【0043】充放電用コイル40は、前述の充放電用コ
イル30と同様、インダクタンスの異なる2系統のコイ
ル構成となっている。すなわち、端子a及び端子b間で
巻線が巻かれ、インダクタンスLabが形成されている。
また、端子ab間の途中より中間タップで線が引き出さ
れて端子cが設けられ、端子bc間にインダクタンスL
bcが形成されている。この場合、Lab>Lbcである。図
では、端子aは放電経路ダイオード29のアノード側端
子と残存電荷放出用スイッチ31に接続され、端子bは
ピエゾアクチュエータ11〜14の正極側端子に接続さ
れている。端子cは充電スイッチ28に接続されてい
る。
【0044】ピエゾアクチュエータ11〜14の充電・
放電動作、並びに残存電荷の放出動作を図5を用いて説
明する。なお図5(a)〜(c)では、ピエゾアクチュ
エータ11についての動作を示す。
【0045】ピエゾアクチュエータ11を充電する際、
図5(a)に示すように、選択用スイッチ51、充電ス
イッチ28をオンする。すると、充電経路ダイオード2
5、コンデンサ23、充電スイッチ28、充放電用コイ
ル40の端子bc間、ピエゾアクチュエータ11及び選
択用スイッチ51により「充電回路」が形成される。こ
れにより、コンデンサ23の蓄積エネルギによりピエゾ
アクチュエータ11が充電され、ピエゾアクチュエータ
11が伸長する。
【0046】また、次にピエゾアクチュエータ11を放
電させる際、図5(b)に示すように、充放電切替スイ
ッチ26をオンする。すると、放電経路ダイオード6
1、ピエゾアクチュエータ11、充放電用コイル40の
端子ab間、放電経路ダイオード29、コンデンサ23
及び充放電切替スイッチ26により「放電回路」が形成
される。これにより、伸長状態のピエゾアクチュエータ
11から電荷が放出され、ピエゾアクチュエータ11が
縮小する。
【0047】更に、図5(c)に示すように、残存電荷
放出用スイッチ31をオンすると、放電経路ダイオード
61、ピエゾアクチュエータ11、充放電用コイル40
の端子ab間及び残存電荷放出用スイッチ31により
「残存電荷放出回路」が形成される。これにより、ピエ
ゾアクチュエータ11に残存する電荷が放出される。
【0048】かかる場合、前述した通り充放電用コイル
40は、端子ab間のインダクタンスLabが端子bc間
のインダクタンスLbcよりも大きい。そのため、ピエゾ
アクチュエータ11の放電時には充電時よりもLC共振
の共振時定数が長くなる。従って、ピエゾアクチュエー
タ11の充電時と放電時とを比べると、充電時は充電動
作が速くなり、放電時(残存電荷放出時を含む)は放電
動作が遅くなる。
【0049】以上第2の実施の形態によれば、上述した
第1の実施の形態と同様に、構成の簡素化を図りつつ、
ピエゾアクチュエータ11〜14の充電速度と放電速度
とを別個に設定することができる。
【0050】なお本発明は、上記以外に次の形態にて具
体化できる。上記各実施の形態では、一つの充放電用コ
イル30,40を用いて2系統のコイル構成としたが、
これを変更し、2つのコイルを用いる構成とする。その
構成を図6に示す。図6のピエゾアクチュエータ駆動回
路では、充電スイッチ28とピエゾアクチュエータ11
〜14との間に2個のコイル41,42を直列に配置
し、コイル41,42の中間点に放電経路ダイオード2
9のアノード側端子と残存電荷放出用スイッチ31とを
接続している。本構成では、ピエゾアクチュエータ11
〜14の充電時には放電時よりもLC共振の共振時定数
が長くなる。従って、ピエゾアクチュエータ11〜14
の充電時は充電動作が遅くなり、放電時(残存電荷放出
時を含む)は放電動作が速くなる。
【0051】この場合、一つのコイルが共用されるた
め、充電用コイルと放電用コイルとを各々別個に設ける
構成に比べ、構成の簡素化が可能となる。なお、コイル
42は、ピエゾアクチュエータ11〜14の充電時と放
電時とで共に用いる「第1コイル」に相当し、コイル4
1は、ピエゾアクチュエータ11〜14の充電時にのみ
用いる「第2コイル」に相当する。勿論、直列接続され
る2つのコイルを、ピエゾアクチュエータ11〜14の
充放電時で共用するコイル(第1コイル)と、ピエゾア
クチュエータ11〜14の放電時にのみ用いるコイル
(第2コイル)との組み合わせにて実現することも可能
である。
【0052】上記実施の形態では、ピエゾアクチュエー
タ放電時と残存電荷放出時とでLC共振の共振時定数
(動作速度)を同一としたが、これを変更し、ピエゾア
クチュエータ充電時と残存電荷放出時とでLC共振の共
振時定数(動作速度)を同一としても良い。具体的に
は、図7に示すように構成する。ここで、図7(a)は
前記図1の構成を一部変更したもの、図7(b)は前記
図4の構成を一部変更したものである。
【0053】すなわち、図7(a)では、残存電荷放出
用スイッチ31が充放電用コイル30の端子aに接続さ
れており、残存電荷放出用スイッチ31のオン時には充
放電用コイル30の端子ab間を通じてピエゾアクチュ
エータの残存電荷が放出される。また、図7(b)で
は、残存電荷放出用スイッチ31が充放電用コイル30
の端子cに接続されており、残存電荷放出用スイッチ3
1のオン時には充放電用コイル30の端子bc間を通じ
てピエゾアクチュエータの残存電荷が放出される。上記
何れの場合にも、ピエゾアクチュエータ充電時と残存電
荷放出時とでLC共振の共振時定数(動作速度)が一致
する。図示は省略するが、勿論前記図6の構成について
も同様に変更することが可能である。
【0054】また、上記の如く残存電荷放出時における
LC共振の共振時定数(動作速度)をピエゾアクチュエ
ータ放電時又は放電時の何れかに一致させる他に、それ
ら充放電時の何れとも別に設定する構成としても良い。
この場合、充放電用コイルを、インダクタンスの異なる
3系統のコイル構成とし、ピエゾアクチュエータの充電
時、放電時、残存電荷放出時でインダクタンスを相違さ
せる構成とする。より具体的には、充放電用コイルの中
間部に2つの端子を各々設けること、3個のコイルを用
い各コイルの接続点を通じて各回路を形成すること等に
より大小異なる3つのインダクタンスを取りうる構成と
する。本構成により、残存電荷放出時において電荷放出
の速度を任意に設定することが可能となり、回路構成の
より一層の多様化が実現できる。
【0055】上記各実施の形態では、コモンレール式燃
料噴射装置に適用したものを開示したが、本発明は、ピ
エゾアクチュエータを用いる他の用途にも適用すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態におけるピエゾアクチュエー
タ駆動回路を示す回路図。
【図2】充電回路、放電回路、残存電荷放出回路を示す
回路図。
【図3】ピエゾアクチュエータ駆動回路の作動を示すタ
イムチャート。
【図4】第2の実施の形態におけるピエゾアクチュエー
タ駆動回路を示す回路図。
【図5】充電回路、放電回路、残存電荷放出回路を示す
回路図。
【図6】別の実施の形態におけるピエゾアクチュエータ
駆動回路を示す回路図。
【図7】別の実施の形態におけるピエゾアクチュエータ
駆動回路を示す回路図。
【図8】従来のピエゾアクチュエータ駆動回路を示す回
路図。
【符号の説明】
11〜14…ピエゾアクチュエータ、21…蓄電制御ス
イッチ、23…コンデンサ、30…充放電用コイル、3
1…残存電荷放出用スイッチ、40…充放電用コイル、
41,42…コイル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 榊原 康行 愛知県西尾市下羽角町岩谷14番地 株式会 社日本自動車部品総合研究所内 (72)発明者 成瀬 英生 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 Fターム(参考) 3G066 AA07 AB02 BA06 BA19 BA51 CC05U CC06U CE27 DA01 DA04 DA08

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ピエゾアクチュエータ駆動用の電気エネル
    ギを蓄積するコンデンサと、該コンデンサに直列に接続
    されたインダクタとを備え、ピエゾアクチュエータの充
    放電時には、前記インダクタを通じて前記コンデンサと
    の間で充電及び放電を行うようにしたピエゾアクチュエ
    ータ駆動回路において、 ピエゾアクチュエータの充電時と放電時とで、前記イン
    ダクタのインダクタンスを変更する構成としたことを特
    徴とするピエゾアクチュエータ駆動回路。
  2. 【請求項2】前記インダクタは、インダクタンスの異な
    る2系統のコイル構成よりなる請求項1記載のピエゾア
    クチュエータ駆動回路。
  3. 【請求項3】前記インダクタを構成するコイルには巻線
    の両端部に各々端子が設けられると共に巻線の中間部に
    別の端子が設けられ、ピエゾアクチュエータの充電回路
    と放電回路のうち、一方は前記巻線の両端部の端子間を
    通じて形成され、他方は前記巻線の端部の端子と中間の
    端子間を通じて形成される請求項2記載のピエゾアクチ
    ュエータ駆動回路。
  4. 【請求項4】前記インダクタは、各々分割された2個の
    コイルよりなり、ピエゾアクチュエータの充電回路と放
    電回路のうち、一方は2個のコイルを通じて形成され、
    他方は1個のコイルのみを通じて形成される請求項2記
    載のピエゾアクチュエータ駆動回路。
  5. 【請求項5】ピエゾアクチュエータの充電時と放電時と
    で共に用いる第1コイルと、ピエゾアクチュエータの充
    電時と放電時の何れかの時だけ用いる第2コイルとを有
    し、これら第1コイルと第2コイルとを直列接続して前
    記インダクタを構成する請求項1記載のピエゾアクチュ
    エータ駆動回路。
  6. 【請求項6】ピエゾアクチュエータと前記インダクタと
    を通り且つ前記コンデンサを迂回する残存電荷放出回路
    に残存電荷放出用スイッチを設け、ピエゾアクチュエー
    タの放電直後に前記残存電荷放出用スイッチを一時的に
    閉成するピエゾアクチュエータ駆動回路であって、残存
    電荷放出回路における前記インダクタのインダクタンス
    を、ピエゾアクチュエータ充電時又は放電時のインダク
    タンスに一致させるか、或いはそれら充放電時の何れと
    も別に設定する構成とした請求項1乃至5の何れかに記
    載のピエゾアクチュエータ駆動回路。
  7. 【請求項7】ピエゾアクチュエータと前記インダクタと
    を通り且つ前記コンデンサを迂回する残存電荷放出回路
    に残存電荷放出用スイッチを設け、ピエゾアクチュエー
    タの放電直後に前記残存電荷放出用スイッチを一時的に
    閉成するピエゾアクチュエータ駆動回路であって、残存
    電荷放出回路における前記インダクタのインダクタンス
    を、ピエゾアクチュエータ放電時に形成される放電回路
    と同じインダクタンスとした請求項1乃至5の何れかに
    記載のピエゾアクチュエータ駆動回路。
JP2001323407A 2001-10-22 2001-10-22 ピエゾアクチュエータ駆動回路 Withdrawn JP2003134851A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001323407A JP2003134851A (ja) 2001-10-22 2001-10-22 ピエゾアクチュエータ駆動回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001323407A JP2003134851A (ja) 2001-10-22 2001-10-22 ピエゾアクチュエータ駆動回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003134851A true JP2003134851A (ja) 2003-05-09

Family

ID=19140299

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001323407A Withdrawn JP2003134851A (ja) 2001-10-22 2001-10-22 ピエゾアクチュエータ駆動回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003134851A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2006082807A1 (ja) * 2005-02-07 2008-06-26 国立大学法人埼玉大学 等価容量型アクチュエータの駆動装置
JP2008522805A (ja) * 2004-12-14 2008-07-03 ルノー・エス・アー・エス 超音波型圧電アクチュエータ用の電気式駆動装置
JP2011135444A (ja) * 2009-12-25 2011-07-07 Asahi Kasei Electronics Co Ltd 駆動用ドライバ、駆動用アンプおよび情報機器
KR20180020151A (ko) * 2015-06-25 2018-02-27 일리노이즈 툴 워크스 인코포레이티드 압전 구동기 유형 밸브

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008522805A (ja) * 2004-12-14 2008-07-03 ルノー・エス・アー・エス 超音波型圧電アクチュエータ用の電気式駆動装置
JP4942663B2 (ja) * 2004-12-14 2012-05-30 ルノー・エス・アー・エス 超音波型圧電アクチュエータ用の電気式駆動装置
JPWO2006082807A1 (ja) * 2005-02-07 2008-06-26 国立大学法人埼玉大学 等価容量型アクチュエータの駆動装置
JP4742277B2 (ja) * 2005-02-07 2011-08-10 国立大学法人埼玉大学 等価容量型アクチュエータの駆動装置
JP2011135444A (ja) * 2009-12-25 2011-07-07 Asahi Kasei Electronics Co Ltd 駆動用ドライバ、駆動用アンプおよび情報機器
KR20180020151A (ko) * 2015-06-25 2018-02-27 일리노이즈 툴 워크스 인코포레이티드 압전 구동기 유형 밸브
JP2018526586A (ja) * 2015-06-25 2018-09-13 イリノイ トゥール ワークス インコーポレイティド ピエゾアクチュエータ型バルブ
KR102456760B1 (ko) 2015-06-25 2022-10-19 일리노이즈 툴 워크스 인코포레이티드 압전 구동기 유형 밸브

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN110036559B (zh) 带有电感元件的高功率电荷泵
US6081061A (en) Method and device for charging and discharging a piezoelectric element
US5543679A (en) Piezolectric-element drive apparatus
EP1289106A1 (en) DC-DC converter
US20040135554A1 (en) High efficiency passive piezo energy harvesting apparatus
JP5541225B2 (ja) 電磁弁駆動装置
EP2001112A1 (en) Bidirectional power supply device
JP2008514020A (ja) 少なくとも1つの容量性負荷を充電および放電するための回路装置および方法
CA2263304A1 (en) Process and device for driving a capacitive actuator
US7455051B2 (en) Control device for piezo actuators of fuel injection valves
US6661155B2 (en) Method and device for controlling at least one capacitive actuator
JP4787407B2 (ja) 少なくとも1つの容量性アクチュエータを制御するための方法及び装置
JP2003134851A (ja) ピエゾアクチュエータ駆動回路
JP2005039990A (ja) ピエゾアクチュエータ駆動回路
US8847648B2 (en) Voltage pulse train generator, application to the control of an ultrasound piezoelectric injector
JP4337192B2 (ja) ピエゾアクチュエータ駆動回路
JP2003134850A (ja) ピエゾアクチュエータ駆動回路
EP1522700B1 (en) Voltage booster circuit for powering a piezoelectric actuator of an injector
JP2003333832A (ja) 等価直列抵抗補正回路およびピエゾアクチュエータ駆動回路
US6967429B2 (en) Power output stage for capacitive loads
JPH02103970A (ja) 圧電素子の駆動回路
JP3222324B2 (ja) アクチュエータ用ソレノイド駆動装置
JPH084637A (ja) 内燃機関の点火装置
JP5227157B2 (ja) 共振型dc−dcコンバータ
JP4407468B2 (ja) ピエゾアクチュエータの駆動装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050104