JP2003133263A - ダイスピッカー - Google Patents

ダイスピッカー

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JP2003133263A
JP2003133263A JP2001330569A JP2001330569A JP2003133263A JP 2003133263 A JP2003133263 A JP 2003133263A JP 2001330569 A JP2001330569 A JP 2001330569A JP 2001330569 A JP2001330569 A JP 2001330569A JP 2003133263 A JP2003133263 A JP 2003133263A
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JP
Japan
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semiconductor chip
pin
push
dicing tape
semiconductor
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP2001330569A
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English (en)
Inventor
Kyogo Suzuki
恭吾 鈴木
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Maxell Holdings Ltd
Original Assignee
Hitachi Maxell Ltd
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Publication date
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Priority to JP2001330569A priority Critical patent/JP2003133263A/ja
Publication of JP2003133263A publication Critical patent/JP2003133263A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】傾斜した半導体チップを水平に補正して突き上
げることが可能なダイスッピッカーを提供する。 【解決手段】本発明に係るダイスピッカーの部品移載部
は、ダイシングテープ2の上面に、半導体チップ3を載
置し、チップソータ4およびピン1を備えている。ピン
1は、ダイシングテープ2を介して半導体チップ3を突
上げるように設けられている。ピン1は円錐形状に成形
され、2本設けられて構成されている。ダイシングテー
プ2は、接着剤層を介してその上面に複数の半導体チッ
プ3が配列されて固着されている。半導体チップ3は、
円形の半導体ウエハより切り出され矩形状に配列されて
いる。4はチップソータであって、半導体チップを吸着
若しくは保持することによりダイシングテープ2から取
り出すことが可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、半導体チップをダ
イシングテープより取り出すダイスピッカーに係り、特
に、ピンによる半導体チップの突き上げ動作に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体ウエハより半導体チップを取り出
す従来のダイスピッカーの構成につき説明する。図10
は、従来のダイスピッカーにおける部品移載部の構成お
よびその動作フローを示す。従来のダイスピッカーは、
図10(a)に示すように、ダイシングテープ2の上面
に半導体チップ3を載置し、さらにチップソータ4及び
ピン1を備えている。ピン1は、ダイシングテープ2を
介して半導体チップ3を突上げるように設けられてい
る。ピン1は、円錐形状に成形されている。
【0003】ダイシングテープ2は、接着剤層を介して
その上面に複数の半導体チップ3が配列されて固着され
ている。このうち半導体チップ31は、ダイシングテー
プ2上面に配列された複数の半導体チップ3の配列の端
に位置するものである。また、半導体チップ32は半導
体チップ31に隣接する半導体チップである。ここで、
半導体チップ31において配列の端側の端部を31aと
し、反対側の端部を端部31bとする。同様に半導体チ
ップ32において半導体チップ31に隣接する端部を3
2aとし、反対側を32bとする。4はチップソータで
あって、半導体チップ3を吸着等によりダイシングテー
プ2から取り出すことが可能である。
【0004】次に図10(a)、(b)、(c)、
(d)、(e)を用いて従来のダイスピッカーの動作を
説明する。まず図10(a)に示すように、ピン1及び
チップソータ4の間に半導体チップ31が配置される。
これは、半導体チップ31がピン1に対向するようにダ
イシングテープ2の位置を図示しない駆動機構によって
制御することにより行われる。
【0005】ピン1は、図10(b)に示すように、ダ
イシングテープ2を介してこの半導体チップ31を上方
向に突上げる。すると、半導体チップ31は端部から徐
々にダイシングテープ2から剥離し、半導体チップ31
の中心部分のみがダイシングテープ2に接着している状
態になる。
【0006】このとき、半導体チップ31の下方に位置
するダイシングテープ2が上方に持ち上がるにつれて、
半導体チップ32の下方に位置するダイシングテープ2
も半導体チップ31側が高くなるように傾斜する。即
ち、半導体チップ32の端部32aの方が端部32bよ
りも高くなる。
【0007】チップソータ4は図10(c)に示すよう
に、降下して半導体チップ31を吸着によりダイシング
テープ2から取り出し、図示しないトレイに搬送する。
この間、ピン1は降下している。このとき、ピン1が降
下してもダイシングテープ2の撓みは完全に元には戻ら
ないため、半導体チップ32は傾斜した状態のままとな
る(図10(c)点線部分)。
【0008】続いて、半導体チップ32が図10(d)
に示すように、ピン1及びチップソータ4の間に配置さ
れる。ピン1は、ダイシングテープ2を介して半導体チ
ップ32を上方向に突上げる。すると、半導体チップ3
2は傾斜したまま(図10(d)点線部分)端部から徐
々にダイシングテープ2から剥離する。そして、図10
(e)に示すように、チップソータ4が降下して吸着に
よりこの傾斜した半導体チップ32をダイシングテープ
2から取り出す。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このような構成を有す
る従来のダイスピッカーは、半導体チップが傾斜したま
まチップソータにより取り出されるので、この半導体チ
ップが確実にチップソータに保持されず取り出される際
に落下する、若しくはトレイに収納される際に半導体チ
ップが所定のポケットに収まらない等の問題があった。
特に、薄型または小片のチップは軽いため、自重により
傾斜が戻ることは無くこのような問題が多く見られてい
た。
【0010】本発明は上記の点を考慮してなされたもの
で、その目的とするところは、傾斜した半導体チップを
水平に修正することが可能なダイスピッカーを提供する
ことにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明にかかるダイスピッカーは、半導体ウエハ
より切り出した複数の半導体チップより、隣接する半導
体チップを順々に取り出すものであって、前記複数の半
導体チップを上面に載置するダイシングテープと、前記
ダイシングテープの下面より前記半導体チップを突き上
げる突き上げ動作を行なう複数のピンと、前記ピンによ
って突き上げられた半導体チップを取り出す取り出し手
段とを備え、前記複数のピンは、少なくとも、前記取り
出し手段による取り出しが完了した隣接する第1の半導
体チップ側に設けられた第1のピンと、当該第1のピン
よりも前記第1の半導体チップから離れた位置に設けら
れた第2のピンとを有し、前記第1のピンよりも先に前
記第2のピンの突き上げ動作を開始することを特徴とす
る。このような構成により、半導体チップの傾斜を修正
して突き上げることが可能である。
【0012】また、本発明に係る他のダイスピッカー
は、前記第1のピンは、前記第2のピンの突き上げ動作
が開始した後に突き上げ動作を行い、突き上げ動作が完
了した第2のピンの先端と同じ高さに至るまで突き上げ
ることとしたものである。このような構成により、半導
体チップの傾斜を修正して略水平に突き上げることがで
きる。
【0013】さらに、本発明に係る他のダイスピッカー
は、前記第2のピンよりも前記第1の半導体チップから
離れた位置に設けられた第3のピンを備え、前記第2の
ピンよりも先に前記第3のピンの突き上げ動作を開始す
ることとしても良い。このような構成により、3以上の
ピンを有するダイスピッカーにおいて半導体チップの傾
斜を修正することができる。
【0014】さらに、本発明に係る他のダイスピッカー
は、前記第1のピンは、その先端部に前記第1の半導体
から離れる方向に高くなるような傾斜面を有し、前記第
1のピンの突き上げ動作時は、前記第1の傾斜面により
前記半導体チップを突き上げることとしても良い。この
ような構成により、半導体チップの傾斜を修正すること
ができる。
【0015】上述の取り出し手段は、前記半導体チップ
を吸着することによって取り出すこととしても良い。こ
のような構成により、修正された半導体チップを確実に
移載することができる。
【0016】他方、本発明にかかる半導体チップの取り
出し方法は、半導体ウエハより切り出され、ダイシング
テープ上面に載置された複数の半導体チップより、隣接
する半導体チップを順々に取り出すものであって、前記
ダイシングテープの下面より前記半導体チップを突き上
げる突き上げステップと、前記ピンによって突き上げら
れた半導体チップを取り出す取り出しステップとを実行
し、前記突き上げステップは、取り出しが完了した隣接
する第1の半導体チップ側に設けられた第1のピンより
も先に、当該第1のピンよりも前記第1の半導体チップ
から離れた位置に設けられた第2のピンの突き上げ動作
を開始するものである。このような方法により、傾斜が
修正された半導体チップを取り出し手段によって確実に
保持し移載することができる。
【0017】また、他の半導体チップの取り出し方法
は、前記第1のピンは、前記第2のピンの突き上げ動作
が開始した後に突き上げ動作を行い、突き上げ動作が完
了した第2のピンの先端と同じ高さに至るまで突き上げ
るものである。このような構成により半導体チップの傾
斜を確実に修正することができる。
【0018】さらに、本発明にかかる他の半導体チップ
の取り出し方法は、前記第2のピンよりも前記第1の半
導体チップから離れた位置に設けられた第3のピンの突
き上げ動作を、前記第2のピンよりも先に開始するもの
としても良い。このような構成により半導体チップの傾
斜を確実に修正することができる。
【0019】さらに、他の半導体チップの取り出し方法
は、前記第2のピンに突き上げ動作は、ダイシングテー
プの下面から、半導体チップの端面をこの端面に対向す
る端面よりも高さ方向に上位置になるように突き上げる
動作であって、前記第1のピンの突き上げ動作は、当該
半導体チップの端面に対向する端面をダイシングテープ
の下面から当該半導体チップの端面と高さ方向に等位置
になるように突き上げる動作である。このような構成に
より、傾斜した半導体チップを確実に略水平に修正する
ことができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
乃至図8に基づいて説明する。 発明の実施の形態1.まず、本実施の形態1に係るダイ
スピッカーの全体的な構成について説明する。図1に示
すように、ダイスピッカー10は、半導体チップ毎に切
り出された半導体ウエハを部品移載部に供給する供給部
101と、半導体ウエハから半導体チップを取り出しト
レイに収納する部品移載部102と、トレイ等を備えた
部品収納部103とから成る。本実施の形態1における
ダイスピッカーは、部品移載部102において構造的特
徴を有する。
【0021】図2(a)に示すように、部品移載部10
2は、ダイシングテープ2の上面に半導体チップ3を載
置し、さらにチップソータ4およびピン1を備えてい
る。ピン1は、ダイシングテープ2を介して半導体チッ
プ3を突上げるように設けられている。ピン1はSUS
等により円錐形状に成形され、2本設けられている。こ
のうち、1aは半導体チップ3の配列の端側のピンであ
り、1bはもう一方のピンである。
【0022】ダイシングテープ2は、図3に示すよう
に、接着剤層を介してその上面に略円形状の半導体ウエ
ハが固着され、さらにこの半導体ウエハ中心部より切り
出された複数の半導体チップ3が矩形状に配列されてい
る。接着剤層について、以下に詳述する。
【0023】接着剤層は、例えば紫外線硬化接着剤であ
って粘着剤および重合成化合物から成るものであり、紫
外線を接着剤層に照射すると重合性化合物が反応して三
次元網状構造が速やかに形成され、接着剤層全体が急激
に反応・硬化し、その粘着性が低下するものである。粘
着剤は、例えばアクリル酸アルキルエステルまたはメタ
クリル酸アルキルエステルを主体とするモノマーの共重
合体から成るアクリル系粘着剤が用いられる。重合性化
合物は、例えば特開昭60−196956号公報および
特開昭60−223139号公報に開示されているよう
な分子内に光重合性炭素−炭素二重結合を少なくとも2
個以上有する低分子量の化合物が広く用いられ、具体的
には、トリメチロールプロパントリアクリレート、テト
ラメチロールメタンテトラアクリレート、ペンタエリス
リトールトリアクリレート、ペンタエリスリトールテト
ラアクリレート、ジペンタエリスリトールモノヒドロキ
シペンタアクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサ
アクリレートあるいは1,4−ブチレングリコールジア
クリレート、1,6−ヘキサンジオールジアクリレー
ト、ポリエチレングリコールジアクリレート、市販のオ
リゴエステルアクリレート等が用いられる。さらに、上
記のアクリレート系化合物の他に、ウレタンアクリレー
ト系オリゴマーを用いることもでき、その具体例として
は、ポリエステル型またはポリエーテル型等のポリオー
ル化合物と、2,4−トリレンジイソシアネート、2,
6−トリレンジイソシアネート、1,3−キシリレンジ
イソシアネート、1,4−キシリレンジイソシアネー
ト、ジフェニルメタン−4,4−ジイソシアネート等の
多価イソシアネート化合物を反応させて得られる末端イ
ソシアネートウレタンプレポリマーに、ヒドロキシル基
を有する2−ヒドロキシエチルアクリレートまたは2−
ヒドロキシエチルメタクリレート、2−ヒドロキシプロ
ピルアクリレート、2−ヒドロキシプロピルメタクリレ
ート、ポリエチレングリコールアクリレート、ポリエチ
レングリコールメタクリレート等のアクリレート若しく
はメタクリレートを反応させて得られる。紫外線硬化接
着剤中の粘着剤と重合性化合物との配合比は、粘着剤1
00重量部に対して重合性化合物は50〜200重量部
の量で用いられることが望ましい。
【0024】なお、接着剤層は熱硬化接着剤、感圧硬化
接着剤等であっても良い。接着剤層は、シリンジ内に接
着剤を充填し、ディスペンサーと呼ばれる装置による気
圧で接着剤をダイシングテープ上に吐出するディスペン
シング方式、若しくはスタンピング方式、スクリーン印
刷方式等によりダイシングテープ上に塗布されて成る。
接着剤層は、特開昭63−289822号公報、特開平
01−19735号公報等に開示されたフィルム状の接
着剤を用いても良い。接着剤層の厚さは、10〜100
μmが好ましい。接着剤層は、予め半導体ウエハのダイ
シング後に紫外線が照射されて粘着性が低下した状態と
なっている。
【0025】半導体チップ3は、例えば2.5mm、
2.0mm、又は150μm四方の半導体チップであ
る。半導体チップ31はダイシングテープ2上面に配列
された複数の半導体チップの配列の端に位置するもので
ある。また、半導体チップ32は半導体チップ31に隣
接する半導体チップである。ここで、半導体チップ31
において配列の端側の端部を31aとし、反対側の端部
を端部31bとする。同様に半導体チップ32において
半導体チップ31の端部を32aとし、反対側を32b
とする。4はチップソータであって、半導体チップを吸
着若しくは保持することによりダイシングテープ2から
取り出すことが可能である。チップソータ4は、取り出
し手段に該当する。
【0026】次に図2(a)、(b)、(c)、
(d)、(e)、(f)を用いて作用効果について説明
する。まず図2(a)に示すように、ピン1及びチップ
ソータ4の間に半導体チップ31が配置される。これは
半導体チップ31がピン1に対向するように、図示しな
い駆動機構によりダイシングテープ2の位置を制御する
ことにより行われる。尚、ダイシングテープ2の位置を
固定し、ピン1を移動させるようにしても良い。
【0027】ピン1bは、ダイシングテープ2を介して
端部31bを上方向に突上げる。このとき、半導体チッ
プ31の下方に位置するダイシングテープ2が上方に持
ち上がるにつれて、半導体チップ32の下方に位置する
ダイシングテープ2も半導体チップ31側が高くなるよ
うに傾斜する。即ち、半導体チップ32の端部32aの
方が端部32bよりも高くなる。そして、ピン1aが、
ピン1bと高さ方向に同位置になるまでダイシングテー
プ2を介して端部31aを上方向に突き上げる。する
と、端部31aと端部31bとが高さ方向に同位置にな
るので、半導体チップ31が水平になる。チップソータ
4は、降下して吸着により半導体チップ31をダイシン
グテープ2から取り出し部品収納部の図示しないトレイ
に移載する(図2(b)参照)。
【0028】図2(c)に示すように、ピン1及びチッ
プソータ4の間に半導体チップ32が配置される。この
とき半導体チップ32は、ダイシングテープ2の撓みが
残っているため、端部32aが端部32bよりも上位置
となり僅かに傾斜している(図2(c)点線部分)。
【0029】ピン1bは、図2(d)に示すように、端
部32aよりも端部32bが上位置になるようにダイシ
ングテープ2を介して半導体チップ32を上方向に突上
げる。
【0030】このとき、半導体チップ32に隣接する半
導体チップ3が半導体チップ32と同様にして僅かに傾
斜する。
【0031】そして、ピン1aが、図2(e)に示すよ
うに、ピン1bと高さ方向に同位置になるまでダイシン
グテープ2を介して端部32aを上方向に突き上げる。
すると、端部32aと端部32bとが高さ方向に同位置
になるので、半導体チップ32が水平になる。
【0032】チップソータ4は、図2(f)に示すよう
に、降下して吸着により半導体チップ32をダイシング
テープ2から取り出し部品収納部の図示しないトレイに
移載する。
【0033】以降同様の工程を繰り返し半導体チップ3
2に隣接する半導体チップ3をダイシングテープ2から
取り出していく。
【0034】以上のような本実施の形態1におけるダイ
スピッカーによれば、2本のピン1により半導体チップ
32の端部32bを端部32aよりも上位置になるよう
に突き上げ、その後に端部32aを端部32bと高さ方
向に同位置になるように突き上げることで、半導体チッ
プ32が傾斜しても確実に略水平に修正して突き上げる
ことが可能である。また、チップソータ4は、半導体チ
ップ32を確実に保持して取り出すことができる。
【0035】発明の実施の形態2.本実施の形態2にお
けるダイスピッカーは、実施の形態1におけるものと同
様であり、ピン1の構成において特徴を有する。すなわ
ち、図4(a)は、本実施の形態2におけるダイスピッ
カーの構成を示す。ピン1はピン1bに隣接するピン1
cを備えて構成されている。
【0036】次に図4(a)、(b)、(c)、
(d)、(e)、(f)、(g)を用いて作用効果につ
いて説明する。まず図4(a)に示すように、ピン1及
びチップソータ4の間に半導体チップ31が配置され
る。
【0037】ピン1cは、ダイシングテープ2を介して
端部31bを上方向に突上げる。このとき、半導体チッ
プ31の下方に位置するダイシングテープ2が上方に持
ち上がるにつれて、半導体チップ32の下方に位置する
ダイシングテープ2も半導体チップ31側が高くなるよ
うに傾斜する。即ち、半導体チップ32の端部32aの
方が端部32bよりも高くなる。ピン1bが、ピン1c
と高さ方向に同位置になるまでダイシングテープ2を介
して半導体チップ31の中央部を上方向に突き上げる。
そして、ピン1aがピン1bと高さ方向に同位置になる
までダイシングテープ2を介して端部31aを上方向に
突き上げる。すると、端部31aと端部31bとが高さ
方向に同位置になるので、半導体チップ31が水平にな
る。チップソータ4は、降下して吸着により半導体チッ
プ31をダイシングテープ2から取り出し部品収納部の
図示しないトレイに移載する(図4(b)参照)。
【0038】図4(c)に示すように、ピン1及びチッ
プソータ4の間に半導体チップ32が配置される。この
とき半導体チップ32は、ダイシングテープ2の撓みが
残っているため、端部32aが端部32bよりも上位置
となり僅かに傾斜している。
【0039】ピン1cは、図4(d)に示すように、端
部32bが端部32aよりも上位置になるようにダイシ
ングテープ2を介して端部32bを上方向に突上げる。
すると、端部32bがダイシングテープ2から剥離し端
部32aよりも上位置になる。
【0040】このとき、半導体チップ32に隣接する半
導体チップ3が半導体チップ32と同様にして僅かに傾
斜する。
【0041】ピン1bが図4(e)に示すように、ピン
1cと高さ方向に同位置になるまでダイシングテープ2
を介して半導体チップ32の中央部を上方向に突き上げ
る。すると、端部32aがダイシングテープ2から剥離
する。
【0042】そして、ピン1aが、図4(f)に示すよ
うに、ピン1bと高さ方向に同位置になるまでダイシン
グテープ2を介して端部32aを上方向に突き上げる。
すると、端部32aと端部32bとが高さ方向に同位置
になるので、半導体チップ32が水平になる。
【0043】チップソータ4は、図4(g)に示すよう
に、降下して吸着により半導体チップ32をダイシング
テープ2から取り出し部品収納部の図示しないトレイに
移載する。
【0044】以降同様の工程を繰り返し半導体チップ3
2に隣接する半導体チップ3をダイシングテープ2から
取り出していく。
【0045】以上のような本実施の形態2におけるダイ
スピッカーによれば、半導体チップ32が傾斜しても確
実に略水平に修正して突き上げることができ、また端部
32aおよび端部32bともにダイシングテープ2から
剥離するので、チップソータ4によって半導体チップ3
をダイシングテープ2から容易に保持して取り出すこと
が可能である。
【0046】発明の実施の形態3.本実施の形態3にお
けるダイスピッカーは、実施の形態1におけるものと同
様であり、ピン1が帯状部材5によって置き換えられて
構成されるものである。すなわち、図5(a)は、本実
施の形態2におけるダイスピッカーの構成を示す。帯状
部材5は、端部に斜辺を有するものであって、この斜辺
が交錯するように2枚の帯状部材5a、5bが重ねられ
て構成されている。帯状部材5は、その幅が半導体チッ
プ3の一辺と等しいか若しくは、それより僅かに短い程
度とし、その厚さが半導体チップ3の一辺の3分の1乃
至2分の1程度であることが望ましい。また、図6に示
すように、帯状部材5の斜辺と水平方向とがなす角度α
は、10°〜40°程度に設定されている。また、帯状
部材5は、2枚の帯状部材5a、5bを重ねた構成に限
られず、帯状部材5の頂点側の側面に対向する側面に沿
って針状の部材を備えたものであっても良い。
【0047】次に図5(a)、(b)、(c)、
(d)、(e)、(f)を用いて作用効果について説明
する。まず図5(a)に示すように、チップソータ4及
び帯状部材5の間に半導体チップ31が配置される。帯
状部材5bは、ダイシングテープ2を介してその斜辺に
半導体チップ31を載せて上方向に押上げる。このと
き、半導体チップ31の下方に位置するダイシングテー
プ2が上方に持ち上がるにつれて、半導体チップ32の
下方に位置するダイシングテープ2も半導体チップ31
側が高くなるように傾斜する。即ち、半導体チップ32
の端部32aの方が端部32bよりも高くなる。そし
て、帯状部材5aが、ダイシングテープ2を介してその
斜辺に半導体チップ31を載せて帯状部材5bと高さ方
向に同位置になるまで上方向に押上げる。すると、端部
31aと端部31bとが高さ方向に同位置になるので、
半導体チップ31が水平になる。チップソータ4は、降
下して吸着により半導体チップ31をダイシングテープ
2から取り出し部品収納部の図示しないトレイに移載す
る(図5(b)参照)。
【0048】図5(c)に示すように、チップソータ4
および帯状部材5の間に半導体チップ32が配置され
る。このとき半導体チップ32は、ダイシングテープ2
の撓みが残っているため、端部32aが端部32bより
も上位置となり僅かに傾斜している。
【0049】帯状部材5bは、図5(d)に示すよう
に、端部32bが端部32aよりも上位置になるように
ダイシングテープ2を介してその斜辺に半導体チップ3
2を載せて上方向に押上げる。すると、端部32bが端
部32aよりも上位置になる。
【0050】このとき、半導体チップ32に隣接する半
導体チップ3が半導体チップ32と同様にして僅かに傾
斜する。
【0051】そして、帯状部材5aが、図5(e)に示
すように、帯状部材5bと高さ方向に同位置になるまで
ダイシングテープ2を介してその斜辺に半導体チップ3
2を載せて上方向に押上げる。すると、端部32aと端
部32bとが高さ方向に同位置になるので、半導体チッ
プ32が水平になる。また、半導体チップ32の中心部
下方のダイシングテープ2は、帯状部材5aに押上げら
れないので僅かに下方向に撓みが発生し(図5(e)点
線部分)、半導体チップ32の中心部がダイシングテー
プ2から剥離するのでチップソータ4により半導体チッ
プ32が取り出し易くなる。
【0052】チップソータ4は、図5(f)に示すよう
に、降下して吸着により半導体チップ32をダイシング
テープ2から取り出し部品収納部の図示しないトレイに
移載する。
【0053】以降同様の工程を繰り返し、半導体チップ
32に隣接する半導体チップ3をダイシングテープ2か
ら取り出していく。
【0054】発明の実施の形態4.本実施の形態4にお
けるダイスピッカーは、実施の形態1におけるものと同
様であり、ピン1が回転体6によって置き換えられて構
成されるものである。すなわち、図7(a)は、本実施
の形態4におけるダイスピッカーの構成を示す。回転体
6は、図8に示すように、円板部材の円周上の一箇所に
突起6a、6b、6cを有する。このうち突起6cは、
突起6a、6bよりも長く突き出ている。また、突起6
a、6bはほぼ同じ長さで突き出ており、突起6cと突
起6aとはほぼ直交している。ただし、回転体6を回転
させ半導体チップ31、32と接触した際に、半導体チ
ップ31、32の端部31b、32bが端部31a、3
2aよりも先に高く突き上げられるような構造を突起6
cが有していれば良い。
【0055】次に図7(a)、(b)、(c)、
(d)、(e)、(f)、(g)を用いてこのダイスピ
ッカーの動作について説明する。まず図7(a)に示す
ように、チップソータ4及び回転体6の間に半導体チッ
プ31が配置される。回転体6の回転とともに、突起6
cは、ダイシングテープ2を介して端部31bを上方向
に突上げる。このとき、半導体チップ31の下方に位置
するダイシングテープ2が上方に持ち上がるにつれて、
半導体チップ32の下方に位置するダイシングテープ2
も半導体チップ31側が高くなるように傾斜する。即
ち、半導体チップ32の端部32aの方が端部32bよ
りも高くなる。回転体6の回転とともに突起6cが下降
していき、突起6aは、端部31bから端部31aに移
動しながら、ダイシングテープ2を介して半導体チップ
31を上方向に突き上げる。そしてさらに、回転体6の
回転とともに突起6bがダイシングテープ2を介して端
部31bを上方向に突き上げる。すると、突起6aと突
起6bとが高さ方向に同位置になるので、半導体チップ
31が水平になる。チップソータ4は、降下して吸着に
より半導体チップ31をダイシングテープ2から取り出
し部品収納部の図示しないトレイに移載する(図7
(b)参照)。
【0056】図7(c)に示すように、回転体6及びチ
ップソータ4の間に半導体チップ32が配置される。こ
のとき半導体チップ32は、ダイシングテープ2の撓み
が残っているため、端部32aが端部32bよりも上位
置となり僅かに傾斜している。
【0057】回転体6の回転とともに、突起6cは、図
7(d)に示すように、端部32bが端部32aよりも
上位置になるようにダイシングテープ2を介して端部3
2bを上方向に突上げる。すると、端部32bがダイシ
ングテープ2から剥離し端部32aよりも上位置にな
る。
【0058】このとき、半導体チップ32に隣接する半
導体チップ3が半導体チップ32と同様にして僅かに傾
斜する。
【0059】回転体6の回転とともに、突起6cは下降
していき、突起6aが図7(e)に示すように、端部3
1bから端部31aに移動しながら、ダイシングテープ
2を介して半導体チップ31を上方向に突き上げる。す
ると、端部32aがダイシングテープ2から剥離する。
【0060】そして回転体6の回転とともに、突起6b
が、図7(f)に示すように、突起6aと高さ方向に同
位置になるまでダイシングテープ2を介して端部32b
を上方向に突き上げる。すると、端部32aと端部32
bとが高さ方向に同位置になるので、半導体チップ32
が水平になる。
【0061】チップソータ4は、図7(g)に示すよう
に、降下して吸着により半導体チップ32をダイシング
テープ2から取り出し部品収納部の図示しないトレイに
移載する。
【0062】以降同様の工程を繰り返し半導体チップ3
2に隣接する半導体チップ3をダイシングテープ2から
取り出していく。
【0063】上述の実施の形態1〜4におけるダイスピ
ッカーは、例えば半導体チップ3の四隅および中央部に
対向する位置に、ピン1を4本、または5本以上備え、
若しくは帯状部材5を4枚以上、回転体6を2枚以上備
えるとしても良い。これにより紙面に対する奥行き方向
等のあらゆる半導体チップ3の傾斜にも対応することが
できる。また、ピン1は、頂点が鋭角の二等辺三角形で
ある三角柱に置き換えたものとしても良い。
【0064】さらに、図9に示すように、回転体6の円
周上の4箇所に、等間隔に突起6a、6b、6cを備え
ても良い。そうすれば、回転体6を1回転させる間に4
個の半導体チップ3を取り出すことが可能となる。回転
体6の円周上の3箇所以下又は5箇所以上に等間隔に突
起6a、6b、6cを備えることも可能である。
【0065】図8の構成を有する複数の回転体6を、突
起6a、6b、6cの位置を同じ位相だけ順々にずらし
て重ねるようにすることで、図9のような構成となるよ
うにしても良い。これらの回転体6を回転させると端の
回転体6から順々に遅れて突起6cが突き出てくるよう
な構成とすることも可能である。
【0066】
【発明の効果】以上述べたように、本発明のダイスピッ
カーは、傾斜した半導体チップを水平に補正して突き上
げることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】発明の実施の形態1におけるダイスピッカーを
示す概略構成図である。
【図2】発明の実施の形態1におけるダイスピッカーの
部品移載部102を示す構成図である。
【図3】発明の実施の形態1におけるダイスピッカーの
半導体ウエハを示す構成図である。
【図4】発明の実施の形態2におけるダイスピッカーの
部品移載部102を示す構成図である。
【図5】発明の実施の形態3におけるダイスピッカーの
部品移載部102を示す構成図である。
【図6】発明の実施の形態3におけるダイスピッカーの
帯状部材5を示す構成図である。
【図7】発明の実施の形態4におけるダイスピッカーの
部品移載部102を示す構成図である。
【図8】発明の実施の形態4におけるダイスピッカーの
回転体6を示す構成図である。
【図9】発明の実施の形態4におけるダイスピッカーの
回転体6を示す構成図である。
【図10】従来のダイスピッカーの部品移載部102を
示す概略構成図である。
【符号の説明】 1、1a、1b、1c ピン 2 ダイシングテープ
3 半導体チップ 4 チップソータ 5、5a、5b 帯状部材 6 回
転体 6a、6b、6c 突起 10 ダイスピッカー 31、32 半導体チップ 31a、31b、32a、
32b 端部 101 供給部 102 部品移載部 103 部品収
納部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体ウエハより切り出した複数の半導体
    チップより、隣接する半導体チップを順々に取り出すダ
    イスピッカーであって、 前記複数の半導体チップを上面に載置するダイシングテ
    ープと、 前記ダイシングテープの下面より前記半導体チップを突
    き上げる突き上げ動作を行なう複数のピンと、 前記ピンによって突き上げられた半導体チップを取り出
    す取り出し手段とを備え、 前記複数のピンは、少なくとも、前記取り出し手段によ
    る取り出しが完了した隣接する第1の半導体チップ側に
    設けられた第1のピンと、当該第1のピンよりも前記第
    1の半導体チップから離れた位置に設けられた第2のピ
    ンとを有し、 前記第1のピンよりも先に前記第2のピンの突き上げ動
    作を開始するダイスピッカー。
  2. 【請求項2】前記第1のピンは、前記第2のピンの突き
    上げ動作が開始した後に突き上げ動作を行い、突き上げ
    動作が完了した第2のピンの先端と同じ高さに至るまで
    突き上げることを特徴とする請求項1記載のダイスピッ
    カー。
  3. 【請求項3】さらに、前記第2のピンよりも前記第1の
    半導体チップから離れた位置に設けられた第3のピンを
    備え、 前記第2のピンよりも先に前記第3のピンの突き上げ動
    作を開始することを特徴とする請求項1記載のダイスピ
    ッカー。
  4. 【請求項4】前記第1のピンは、その先端部に前記第1
    の半導体から離れる方向に高くなるような傾斜面を有
    し、 前記第1のピンの突き上げ動作時は、前記第1の傾斜面
    により前記半導体チップを突き上げることを特徴とする
    請求項1記載のダイスピッカー。
  5. 【請求項5】前記取り出し手段は、前記半導体チップを
    吸着することによって取り出すことを特徴とする請求項
    1記載のダイスピッカー。
  6. 【請求項6】半導体ウエハより切り出され、ダイシング
    テープ上面に載置された複数の半導体チップより、隣接
    する半導体チップを順々に取り出す半導体チップの取り
    出し方法であって、 前記ダイシングテープの下面より前記半導体チップを突
    き上げる突き上げステップと、 前記ピンによって突き上げられた半導体チップを取り出
    す取り出しステップとを実行し、 前記突き上げステップは、 取り出しが完了した隣接する第1の半導体チップ側に設
    けられた第1のピンよりも先に、当該第1のピンよりも
    前記第1の半導体チップから離れた位置に設けられた第
    2のピンの突き上げ動作を開始することを特徴とする半
    導体チップの取り出し方法。
  7. 【請求項7】前記第1のピンは、前記第2のピンの突き
    上げ動作が開始した後に突き上げ動作を行い、突き上げ
    動作が完了した第2のピンの先端と同じ高さに至るまで
    突き上げることを特徴とする請求項6記載の半導体チッ
    プの取り出し方法。
  8. 【請求項8】前記第2のピンよりも前記第1の半導体チ
    ップから離れた位置に設けられた第3のピンの突き上げ
    動作を、前記第2のピンよりも先に開始することを特徴
    とする請求項6記載の半導体チップの取り出し方法。
  9. 【請求項9】前記第2のピンの突き上げ動作は、ダイシ
    ングテープの下面から、半導体チップの端面をこの端面
    に対向する端面よりも高さ方向に上位置になるように突
    き上げる動作であって、 前記第1のピンの突き上げ動作は、当該半導体チップの
    端面に対向する端面をダイシングテープの下面から当該
    半導体チップの端面と高さ方向に等位置になるように突
    き上げる動作であることを特徴とする請求項6記載の半
    導体チップの取り出し方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8142611B2 (en) 2007-03-16 2012-03-27 Kabushiki Kaisha Toshiba Semiconductor-chip exfoliating device and semiconductor-device manufacturing method
JPWO2013077297A1 (ja) * 2011-11-24 2015-04-27 オリンパス株式会社 細胞分取装置および細胞分取方法
CN111261539A (zh) * 2018-11-30 2020-06-09 马鞍山杰生半导体有限公司 Led芯片分拣装置及方法

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