JP2003133056A - 低次元光波発生光源及びそれを用いた情報記録・再生用光学ヘッド - Google Patents
低次元光波発生光源及びそれを用いた情報記録・再生用光学ヘッドInfo
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Abstract
源及びそれを用いた情報記録・再生用光学ヘッドを提供
する。 【解決手段】 第1の負誘電体1と、第2の負誘電体3
と、前記第1の負誘電体1と第2の負誘電体3間に設け
られる発光媒質2とを備え、前記負誘電体1,3間に電
圧を印加して前記発光媒質2の端面より低次元光波5を
発生させる。
Description
光・電子集積回路、近接場光学顕微鏡に有用な低次元光
波の発生光源及びそれを用いた情報記録・再生用光学ヘ
ッドに関する。
ル3成分が全て実数の3次元光波であるのに対し、波数
ベクトルの内、少なくとも1成分が虚数を示す光波を言
う。波数ベクトル3成分のうち実数が2、虚数が1のも
のを2次元光波、実数が1、虚数が2のものを1次元光
波と定義する。また、2次元および1次元光波をまとめ
て低次元光波とよぶ。
指して、光デバイスの開発・実用化、更に、光集積デバ
イスの研究開発が盛んである。しかしながら、使用する
光は3次元光波であり、その光の回折限界のため、光ビ
ームの太さは、光の半波長程度に制限される。このため
光集積素子の小型化には限度がある。
いるので、光・電子集積素子の小型化、高集積化を進め
るためには光の回折限界を打ち破る必要がある。そこ
で、本願発明者等は、虚数成分を有する低次元光波の提
案を行っている。
68巻、第6号,pp673−678(1999)が挙
げられ、これによれば、低次元光波を用いることで、光
ビーム径に波長による回折限界の制限がなくなり、光素
子の小型化が可能になる。また、光の真空波長より十分
小さい孔に光を当て、孔から漏れるニアフィールド光を
利用した近接場光学顕微鏡のプローブへの応用が可能で
ある。
して応用する発明が、特許第2716081号、特開平
7−120636号公報に既に提案されている。
元光波の利用面は知られているが、光源に関する報告は
ない。
ドにはレーザ光が用いられているが、飛躍的な高密度化
には限界がある。このため、近接場光等を利用した方式
が研究されているが、光強度の問題や構成が複雑である
ために実現していない。シンプルな構造で極微小な光ス
ポットを実現する光学ヘッドが望まれている。
の発生に有用な低次元光波発生光源及びそれを用いた情
報記録・再生用光学ヘッドを提供することを目的とす
る。
成するために、 〔1〕低次元光波発生光源であって、第1の負誘電体
と、第2の負誘電体と、前記第1の負誘電体と第2の負
誘電体間に設けられる発光媒質とを備え、前記第1の負
誘電体と第2の負誘電体間に電圧を印加して前記発光媒
質の端面より低次元光波を発生させることを特徴とす
る。
源において、前記発光媒質の厚さを光の真空波長より極
小さく形成することを特徴とする。
源において、前記負誘電体及び発光媒質をシリンドリカ
ルに形成することを特徴とする。
源において、前記負誘電体及び発光媒質を平板上に積層
して形成することを特徴とする。
の負誘電体と、第2の負誘電体と、前記第1の負誘電体
と第2の負誘電体間に設けられる発光媒質とを備え、こ
の発光媒質に入射される励起光の作用によって、前記励
起光より低次元光波を前記発光媒質の端面から出射する
ことを特徴とする。
源において、前記発光媒質の厚さを光の真空波長より極
小さく形成することを特徴とする。
て、第1の負誘電体と、第2の負誘電体と、前記第1の
負誘電体と第2の負誘電体間に設けられる発光媒質と、
前記第1の負誘電体と第2の負誘電体間に電圧を印加し
て前記発光媒質の端面より低次元光波を発生させる低次
元光波発生光源とを備え、この低次元光波発生光源を用
いて光ディスクへの情報記録・再生を行うことを特徴と
する。
光学ヘッドにおいて、前記低次元光波発生光源の光強度
を電気的に直接変調する変調手段を具備することを特徴
とする。
て詳細に説明する。
光伝送路の誘電体部を発光媒質に置き換えて、電圧印加
または光照射により低次元光波を発生させる。発光媒質
の厚さを真空光波長より充分に小さくすることで低次元
光波が発生する。
生光源の基本構造を示す図、図2は本発明の実施例を示
す2次元光波発生光源の基本構造を示す図である。
負誘電体、2は発光媒質〔誘電体クラッド:EL(エレ
クトロルミネッセンス)又はPL(フォトルミネッセン
ス)媒質〕、3は外殻となる第2の負誘電体、4は電圧
源、5は1次元光波(低次元光波)である。なお、その
発光媒質2の厚さhはh≪λ0 である。ここで、λ0は
光の真空波長である。また、負誘電体とは、誘電率が負
の値をとる物質であり、典型的には金属や半導体を含み
電極の働きをするものである。
心の芯1と外殻3は負誘電体で同軸形状をなし、中心の
芯1と外殻3の間に発光媒質2を配置し、発光媒質2を
励起させ1次元光波5を発生させる。
有することと、その発光媒質2の厚さhが光の真空波長
λ0 より十分薄いことである。
2は誘電体クラッド、13は第2の負誘電体、14は発
光媒質コア(EL又はPL媒質)、15は電圧源、16
は2次元光波(低次元光波)である。なお、誘電体クラ
ッド12および発光媒質コア14の厚さhはh≪λ0 で
ある。
より十分薄い誘電体クラッド12および発光媒質コア1
4を、第1,第2の負誘電体11と13で挟んだ平板状
の構成であり、第1,第2の負誘電体11と13間に電
圧を印加して、発光媒質コア14を励起させ、2次元光
波16を発生させる。
た低次元光波発生光源の基本構造を示す図である。
電極)、22は第1の電極(金)、23は有機EL媒質
(厚さ100nm程度)であり、TPD(N,N′−d
iphenyl−N,N′−bis−(3−methy
lphenyl)−1,1′−diphenyl−4,
4′−diamine)層23AとAlq3 〔tris
−(8−hydroxyquinolinolato)
aluminum〕層23Bとからなる。24は第2の
電極(銀)、25は励起光としてのHe−Cdレーザ光
(波長325nm)、26は出射光としてのTM偏光
(波長540nm)である。
L(通常の有機EL素子と同様に、有機EL媒質23を
第1の電極22と第2の電極24でサンドイッチ構造と
し、第1の電極22と第2の電極24に直流電圧を印加
して発光させる。片側の透明電極21をITOとし、こ
の透明電極21を通して発光が確認される)を試作し、
ここでは有機EL媒質23を薄膜にして、通常の発光を
確認した。次いで、両側の第1の電極22,第2の電極
24を金属(AuとAg)とした端面出力型(端面発光
型)ELを試作した。
5nmのレーザ光(He−Cdレーザ)25で励起し
て、端面からの出力光の発光スペクトル、偏光を解析し
て、3次元光波がなくなっていることを実証し、低次元
光波(2次元光波)であることを確認した。
2次元光波の発生機構について説明する。
型有機EL素子を作製する。
した励起子の一重項状態からの蛍光が陽極のITO膜透
明電極を通って観測される。このとき、ITO膜透明電
極の代わりに透過率の低いAu電極を用いれば、電極面
からの出力が抑制されて電極間の端面からの出力のみが
観測される。その端面出力型有機EL素子を図4に示
す。
電極、33はTPD層、34はAlq3 層、35はAg
電極であり、Au電極32とAg電極35間に電圧源3
6を接続し、電圧を印加する。
層にTPD、電子輸送性発光層にAlq3 を用いたとき
のエネルギーダイアグラムを図5に示す。この図におい
て、41はTPD層、42はAlq3 層である。
3 を合わせた有機層の膜厚が光の真空波より十分厚けれ
ば、発生した光(3次元光波)は誘電体を金属電極で挟
んだ導波路を通り抜けて出力する。
について図6を参照しながら説明する。
板51上にAu電極52を形成する。つまり、Auを蒸
着し、パターニングする。その場合、蒸着速度は0.4
nm/s、厚さは15nm〜30nmとする。
PD層53を蒸着する。蒸着速度は0.2〜0.3nm
/s、厚さは45nm〜100nmとする。
lq3 層54を蒸着する。蒸着速度は0.2〜0.3n
m/s、厚さは45nm〜100nmとする。
Ag電極55を形成する。つまり、Agを蒸着し、パタ
ーニングする。その場合、蒸着速度は0.5nm/s、
厚さは30nmとする。
く成膜する。陰極のAgを蒸着する場合のマスクパター
ン56は、図7に示すように、端面からの出力であるの
で、中央部分の電極は必要がなく、電極は基板の端にく
るように作製した。
圧を印加し、室温、大気圧下で出力光を赤外線CCDカ
メラ(端面に対向して配置)で観察した。その結果を図
8に示す。この端面出力型有機EL素子の有機層膜厚さ
は90nmとし、電圧を上げていくと、約4V程で発光
した。図8(b)では、電圧10Vの印加後の発光を示
している。なお、図8(a)は電圧印加前の状態を示し
ている。
ついて説明する。
りAlq3 の蛍光を観測することで、2次元光波の励起
及び伝搬を観測した。
ッセンス)スペクトルを測定した。その実験装置を図9
に、そのスペクトルを図10に示した。
極、63は有機EL層、64はAg電極、65は励起光
としてのHe−Cdレーザ光(波長325nm)、66
は出力光、67は対物レンズ、68は分光器である。
m)、縦軸は出力光強度(任意単位)である。
起させ、その光を伝搬させた端面からの出力光を観測し
た。図11はその装置の構成図である。
電極、73は有機EL層、74はAg電極、75は励起
光としてのHe−Cdレーザ光(波長325nm)、7
6は出力光、77は対物レンズ、78は分光器である。
機EL素子の出力光の測定結果を示す図であり、横軸は
波長(nm)、縦軸は出力光強度(任意単位)である。
特性)について説明する。
力光の偏光特性を測定した。
電極、83は有機EL層、84はAg電極、85は励起
光としてのHe−Cdレーザ光(波長325nm)、8
6は出力光、87は対物レンズ、88は偏光板、89は
光検出器である。
きの出力強度を示している。
は出力光強度(任意単位)である。
についてのみ、その偏光特性を測定した。この図から出
力光はTM偏光(電場の振動方向が基板に垂直)である
ことがわかる。
ペクトルと、図12に示した端面出力光スペクトルを合
わせて表したものを図15に示した。この図において、
aは端面出力光スペクトル、bはAlq3 のPLスペク
トルを示している。
がAlq3 のPLスペクトルbに比べて急峻になってい
ることがわかる。端面出力光スペクトルaはピーク波長
が511nmで半値幅が79nm、Alq3 のPLスペ
クトルbはピーク波長が516nmで半値幅が106n
mであり、Alq3 のPLスペクトルbに比べて端面出
力光スペクトルaは、ピーク波長が短波長側に5nmシ
フトし、半値幅では27nm小さくなっている。また、
ピークより長波長側で抑制されていることが図15から
明らかである。
の端面出力型素子は有機層をAuとAgの負誘電体で挟
んだ導波路(非対称負誘電体ギャップ)と考えることが
できる。この導波路のモード計算によると、波長505
nm以上の光は3次元光波がカットオフになるため、2
次元光波のevenモード(TM波)のみが伝搬する。
また、波長505nm以下の光に対しては3次元光波
(TE波,TM波)と2次元光波(TM波)の両方が伝
搬する。その様子を図16に示す。この図において、横
軸は波長(nm)、縦軸は出力光強度(任意単位)であ
る。
いて見ると、この偏光を測定した波長539nmの光
は、導波路中で3次元光波がカットオフとなり、2次元
光波のみ伝搬するので、TM波の2次元光波のみが励起
されて導波路を伝搬して端面まで到達し、自由空間中に
出る時にTM偏光の3次元光波に変換されて、出力光と
して観測されたと言える。
(1次元)光波発生光源を用いた情報記録・再生用光学
ヘッドの模式図であり、図17(a)はその断面図、図
17(b)はその上面図である。
(記録媒体)、101は図1に示される低次元(1次
元)光波発生光源、102は中心の芯となる第1の負誘
電体、103は発光媒質〔誘電体クラッド:EL(エレ
クトロルミネッセンス)又はPL(フォトルミネッセン
ス)媒質〕、104は外殻となる第2の負誘電体、10
5は電圧源、106は電圧信号の変調器、107は低次
元(1次元)光波である。なお、その発光媒質103の
厚さhはh≪λ0 である。ここで、λ0 は光の真空波長
である。また、負誘電体とは、誘電率が負の値をとる物
質であり、典型的には金属や半導体を含み電極の働きを
するものである。
心の芯102と外殻104は負誘電体で同軸形状をな
し、中心の芯102と外殻104の間に発光媒質103
を配置し、発光媒質103を励起させ低次元(1次元)
光波107を発生させる。
3を有することと、発光媒質103の厚さhが光の真空
波長λ0 より十分短いことである。
04間に電圧を印加することで端面より得られるナノサ
イズ径の低次元(1次元)光波107を光ディスク10
0に照射する。つまり、光ディスク100に1次元光波
発生光源101から照射される低次元(1次元)光波1
07をあてて、情報記録・再生を行わせることができ
る。その場合、変調器106によって電圧源105から
の電圧信号を変調することにより、低次元(1次元)光
波107の光強度を電気的に直接変調することができ
る。
スポットを実現する情報記録・再生用光学ヘッドを提供
することができる。特に、ナノサイズのビームスポット
により高密度な情報記録・再生を可能とする。
元(2次元)光波発生光源を用いた情報記録・再生用光
学ヘッドの模式図であり、図18(a)はその断面図、
図18(b)はその上面図である。
11は第1の負誘電体、112は発光媒質(誘電体クラ
ッド)、113は第2の負誘電体、114は発光媒質コ
ア(EL又はPL媒質)、115は電圧源、116は電
圧信号の変調器、117は2次元光波(低次元光波)で
ある。なお、誘電体クラッド112および発光媒質コア
114の厚さhはh≪λ0 である。
分薄い発光媒質112および114を、第1,第2の負
誘電体111と113で挟んだ平板状の構成であり、第
1,第2の負誘電体111と113間に電圧を印加し
て、発光媒質コア114を励起させ、2次元光波117
を発生させる。
元)光波発生光源で、低次元(2次元)光波117を発
生させ、光ディスク110にその低次元(2次元)光波
117をあてて、情報記録・再生を行わせることができ
る。その場合も、変調器116によって電圧源115か
らの電圧信号を変調することにより、低次元(2次元)
光波117の光強度を電気的に直接変調することができ
る。
負誘電体と第2の負誘電体と、それらの間に発光媒質を
備え、第1の負誘電体と第2の負誘電体間に電圧を印加
して発生する低次元(2次元)光波を利用した情報記録
・再生用光学ヘッドを得ることができる。
ないため、より小型化が可能となる。また、低次元(2
次元)光波の光強度の直接変調が可能となる。
状、アレイ状に複数個配置するようにしてもよい。
のではなく、本発明の趣旨に基づいて種々の変形が可能
であり、これらを本発明の範囲から排除するものではな
い。
よれば、以下のような効果を奏することができる。
膜を、金属等の負誘電体で挟んだ構成で、負誘電体に電
圧を印加したり、光励起を行うことにより、導波路中に
低次元光波が発生する。平面状の構成では2次元光波
が、同軸形状の構成では1次元光波が発生する。発光物
質はEL媒質やPL媒質等がある。
有機EL媒質のTPD(45nm)とAlq3 (45n
m)で合計90nmの薄膜を形成し、更にその上に銀電
極を形成した素子を作製、その発光スペクトルや偏光を
観察し、低次元光波であることを確認した。
考えられ、比較的簡単な構造で小型化も可能である。ナ
ノ粒子の制御、加工から光デバイスへの応用が期待され
る。
トを実現する情報記録・再生用光学ヘッドを得ることが
できる。特に、ナノサイズのビームスポットにより高密
度な情報記録・再生を可能とする。
ため、より小型化が可能となる。つまり、集束レンズ、
光ガイド、近接場発生用微小孔等が不要である。
次元光波の光強度の直接変調が可能となる。
本構造を示す図である。
本構造を示す図である。
波光源の基本構造を示す図である。
の構成図である。
性発光層にAlq3 を用いたときのエネルギーダイアグ
ラムを示す図である。
工程断面図である。
のAgを蒸着する場合のマスクパターンを示す図であ
る。
光の測定結果を示す図である。
を測定する実験装置の構成図である。
ルの測定結果を示す図である。
置の構成図である。
の出力光の測定結果を示す図である。
面出力光の偏光特性を測定する実験装置の構成図であ
る。
面出力光の偏光特性の測定結果を示す図である。
と、図12に示した端面出力光スペクトルを合わせて表
した図である。
伝送路の2次元光波と3次元光波の領域を示す図であ
る。
光波発生光源を用いた情報記録・再生用光学ヘッドの模
式図である。
元)光波発生光源を用いた情報記録・再生用光学ヘッド
の模式図である。
L媒質) 3,104 外殻となる第2の負誘電体 4,15,36,105,115 電圧源 5,107 1次元光波(低次元光波) 11,111 第1の負誘電体 12,112 誘電体クラッド 13,113 第2の負誘電体 14,114 発光媒質コア(EL又はPL媒質) 16,117 2次元光波(低次元光波) 21 ITO電極(透明電極) 22 第1の電極(金) 23 有機EL媒質 23A,33,41,53 TPD層 23B,34,42,54 Alq3 層 24 第2の電極(銀) 25,65,75,85 He−Cdレーザ光(励起
光) 26 TM偏光(出射光) 31,51,61,71,81 基板 32,52,62,72,82 Au電極 35,55,64,74,84 Ag電極 56 マスクパターン 63,73,83 有機EL層 66,76,86 出力光 67,77,87 対物レンズ 68,78 分光器 88 偏光板 89 光検出器 100,110 光ディスク 101 低次元(1次元)光波発生光源 106,116 電圧信号の変調器
Claims (8)
- 【請求項1】(a)第1の負誘電体と、(b)第2の負
誘電体と、(c)前記第1の負誘電体と第2の負誘電体
間に設けられる発光媒質とを備え、(d)前記第1の負
誘電体と第2の負誘電体間に電圧を印加して前記発光媒
質の端面より低次元光波を発生させることを特徴とする
低次元光波発生光源。 - 【請求項2】 請求項1記載の低次元光波発生光源にお
いて、前記発光媒質の厚さを光の真空波長より極小さく
形成することを特徴とする低次元光波発生光源。 - 【請求項3】 請求項1記載の低次元光波発生光源にお
いて、前記負誘電体及び発光媒質をシリンドリカルに形
成することを特徴とする低次元光波発生光源。 - 【請求項4】 請求項1記載の低次元光波発生光源にお
いて、前記負誘電体及び発光媒質を平板上に積層して形
成することを特徴とする低次元光波発生光源。 - 【請求項5】(a)第1の負誘電体と、(b)第2の負
誘電体と、(c)前記第1の負誘電体と第2の負誘電体
間に設けられる発光媒質とを備え、(d)該発光媒質に
入射される励起光の作用によって、前記励起光より低次
元光波を前記発光媒質の端面から出射することを特徴と
する低次元光波発生光源。 - 【請求項6】 請求項5記載の低次元光波発生光源にお
いて、前記発光媒質の厚さを光の真空波長より極小さく
形成することを特徴とする低次元光波発生光源。 - 【請求項7】(a)第1の負誘電体と、(b)第2の負
誘電体と、(c)前記第1の負誘電体と第2の負誘電体
間に設けられる発光媒質と、(d)前記第1の負誘電体
と第2の負誘電体間に電圧を印加して前記発光媒質の端
面より低次元光波を発生させる低次元光波発生光源とを
備え、(e)該低次元光波発生光源を用いて光ディスク
への情報記録・再生を行うことを特徴とする情報記録・
再生用光学ヘッド。 - 【請求項8】 請求項7記載の情報記録・再生用光学ヘ
ッドにおいて、前記低次元光波発生光源の光強度を電気
的に直接変調する変調手段を具備することを特徴とする
情報記録・再生用光学ヘッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002231617A JP2003133056A (ja) | 2001-08-15 | 2002-08-08 | 低次元光波発生光源及びそれを用いた情報記録・再生用光学ヘッド |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001246597 | 2001-08-15 | ||
JP2001-246597 | 2001-08-15 | ||
JP2002231617A JP2003133056A (ja) | 2001-08-15 | 2002-08-08 | 低次元光波発生光源及びそれを用いた情報記録・再生用光学ヘッド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003133056A true JP2003133056A (ja) | 2003-05-09 |
Family
ID=26620551
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002231617A Pending JP2003133056A (ja) | 2001-08-15 | 2002-08-08 | 低次元光波発生光源及びそれを用いた情報記録・再生用光学ヘッド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003133056A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104244487A (zh) * | 2013-06-24 | 2014-12-24 | 上海科斗电子科技有限公司 | 电致发光片及其电致发光显示器和生产工艺 |
CN109545994A (zh) * | 2018-11-23 | 2019-03-29 | 京东方科技集团股份有限公司 | 电致发光器件及其制作方法、显示装置 |
-
2002
- 2002-08-08 JP JP2002231617A patent/JP2003133056A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104244487A (zh) * | 2013-06-24 | 2014-12-24 | 上海科斗电子科技有限公司 | 电致发光片及其电致发光显示器和生产工艺 |
CN104244487B (zh) * | 2013-06-24 | 2020-09-15 | 杭州经世科技有限公司 | 电致发光片及其电致发光显示器和生产工艺 |
CN109545994A (zh) * | 2018-11-23 | 2019-03-29 | 京东方科技集团股份有限公司 | 电致发光器件及其制作方法、显示装置 |
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