JP2003133015A - 同軸コネクタ - Google Patents

同軸コネクタ

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JP2003133015A
JP2003133015A JP2001326303A JP2001326303A JP2003133015A JP 2003133015 A JP2003133015 A JP 2003133015A JP 2001326303 A JP2001326303 A JP 2001326303A JP 2001326303 A JP2001326303 A JP 2001326303A JP 2003133015 A JP2003133015 A JP 2003133015A
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pin
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Kenji Hagiwara
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 機械を用いた組立が容易であり、しかも伝送
特性に優れた同軸コネクタを提供する。 【解決手段】 ピンコンタクト10と、円筒部21を有
する外部コンタクト20と、円筒部21内に挿入される
ほぼ円柱状インシュレータ30とを備え、インシュレー
タ30にピンコンタクト10を挿入するコンタクト挿入
孔31が設けられている同軸コネクタにおいて、インシ
ュレータ30の一端部の外周面を切り欠いてインシュレ
ータ30の中心軸に対してほぼ平行な平面32a,32
bを形成することによって、この平面32a,32bと
外部コンタクト20の内周面との間に空気層Aを形成し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は同軸コネクタに関
する。
【0002】
【従来の技術】図10は従来のピン側コネクタの分解斜
視図である。
【0003】このピン側コネクタはピンコンタクト(中
心コンタクト)510と外部コンタクト520とインシ
ュレータ530とを備える。
【0004】インシュレータ530は、ほぼ円柱状であ
り、外部コンタクト520の円筒部521内に挿入され
る。
【0005】インシュレータ530の中心部にはピンコ
ンタクト510を挿入するコンタクト挿入孔531が形
成されている。
【0006】インシュレータ530の外周面には中心軸
L方向へ連なるガイド溝535、係止壁536及び係止
溝537が周方向へほぼ180°の間隔をおいて形成さ
れている。
【0007】インシュレータ530の外周面にはガイド
溝535、係止壁536及び係止溝537に対して周方
向へほぼ90°の間隔をおいて1つのガイド溝534が
形成されている。
【0008】外部コンタクト520の円筒部521に
は、係止溝537と係合してインシュレータ530を係
止させるための一対の係止爪522が周方向へ180°
の間隔をおいて内方へ切り起こされている。
【0009】また、円筒部521には、ガイド溝534
と係合してインシュレータ530を円筒部521内へガ
イドするためのガイド爪523が内方へ切り起こされて
いる。
【0010】円筒部521の一端には、同軸ケーブル5
40の外部導体541を圧着接続するための外部導体圧
着バレル524と、同軸ケーブル540のケーブル被覆
542を圧着接続するための被覆バレル525とが形成
されている。
【0011】ピンコンタクト510は、ソケットコンタ
クト560(図13参照)と接続する接触子511と、
同軸ケーブル540の中心導体543を圧着又は半田付
け接続するための結線バレル512とを有する。
【0012】図11はピン側コネクタの組付状態を示す
斜視図、図12は図11のXII−XII線に沿う断面図であ
る。なお、図12において、同軸ケーブル540の図示
は省略されている。
【0013】このコネクタの組立を図10〜12に基い
て説明する。なお、同軸ケーブル540とピンコンタク
ト510及び外部コンタクト520とは既に接続されて
いるものとする。
【0014】まず、インシュレータ530のガイド溝5
35,534をそれぞれ外部コンタクト520の係止爪
522及びガイド爪523に一致させる。
【0015】この状態で、インシュレータ530を外部
コンタクト530の他端開口520aから矢印(図1
0)で示すように挿入し、係止壁536を係止爪522
に突き当てる(仮挿入)。
【0016】次に、係止爪522の弾性力に抗してイン
シュレータ530を更に挿入し、係止爪522を係止壁
536を乗り越えさせて係止溝537内に収容する(本
挿入)。この結果、係止爪522が係止壁536に対し
てインシュレータ530の中心軸L方向へ係合可能にな
り、インシュレータ530が外部コンタクト520から
抜け落ちないようになる(図12参照)。
【0017】次に、ピンコンタクト510を矢印(図1
0)で示す方向からインシュレータ530のコンタクト
挿入孔531に挿入し、ピン側コネクタの組立が完了す
る(図11参照)。
【0018】図13はソケット側コネクタの斜視図であ
る。
【0019】ソケット側コネクタはソケットコンタクト
560と外部コンタクト570とインシュレータ580
とを備える。
【0020】ピンコンタクト510と接触可能なソケッ
トコンタクト560は円柱状のインシュレータ580の
中心部に形成されたコンタクト挿入孔581に挿入され
ている。
【0021】ソケットコンタクト560には同軸ケーブ
ル590の中心導体(図示せず)が圧着又は半田付けさ
れている。
【0022】同軸ケーブル590の外部導体591とケ
ーブル被覆592とは外部コンタクトの一端に圧着接続
されている。
【0023】外部コンタクト570の円筒部571の径
はピン側コネクタの円筒部521の径より僅かに小さ
く、円筒部571を円筒部521に嵌合可能である。
【0024】図14はピン側コネクタとソケット側コネ
クタとの嵌合状態を示す断面図、図15(a)は図14
のXVa−XVa線に沿う断面図、図15(b)は図14の
XVb−XVb線に沿う断面図である。なお、図14におい
て、同軸ケーブル540,590の図示は省略されてい
る。
【0025】伝送路の特性インピーダンスZ(Ω)は中
心導体のインダクタンスをL[H]、中心導体と外部導
体と間の静電容量をC[F]としたとき、(1)式で表
すことができる。
【0026】
【数1】
【0027】伝送路の特性インピーダンスZを、コネク
タと接続する機器の基準インピーダンス(通常50Ω)
に一致させる(インピーダンス整合)必要がある。イン
ピーダンスが整合していない場合、信号の反射が発生
し、ライン上の信号波形の歪や伝送損失が引き起こさ
れ、伝送性能が劣化する。
【0028】したがって、コネクタは全長に亘って特性
インピーダンスZを50Ωとすることが理想であるが、
寸法上の制約や機械的性能を確保するためにばね形状に
なっているため、部分的にインピーダンスが不整合の区
間が発生する。
【0029】この問題に対し、高インピーダンスの区間
の直後に低インピーダンスの区間を設け、所定の周波数
範囲内で信号の反射を抑える構成が知られている。
【0030】ところで、図15(a)及び図15(b)
に示すように、ボックス型のソケットコンタクト560
と外部コンタクト570との対向面積は板状のピンコン
タクト510と外部コンタクト520との対向面積より
大きく、ソケットコンタクト560と外部コンタクト5
70との距離はピンコンタクト510と外部コンタクト
520との距離より小さい。
【0031】中心コンタクトと外部コンタクトとの対向
面積が大きいほど、中心コンタクトと外部コンタクトと
の距離が小さいほど、また中心コンタクトと外部コンタ
クトとの間のインシュレータの誘電率が高いほど、静電
容量Cは大きくなる。
【0032】したがって、ソケットコンタクト560部
分の静電容量Cはピンコンタクト510部分の静電容量
Cより大きくなり、ソケットコンタクト560部分の特
性インピーダンスZを基準インピーダンスより低くし
て、ソケットコンタクト560部分を低インピーダンス
区間とすることができる。
【0033】一方、ピンコンタクト510部分では特性
インピーダンスを基準インピーダンスより高い高インピ
ーダンス区間とすることができる。
【0034】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ピンコンタク
ト510と外部コンタクト520との間には誘電率が高
いインシュレータ530が充填されているため、ピンコ
ンタクト510部分の特性インピーダンスを信号の反射
を抑えるために必要とするインピーダンスまで高めるこ
とは難しい。
【0035】そのため、このピン側コネクタでは信号の
反射を有効に抑えることができず、良好な伝送特性を得
ることは難しい。
【0036】また、ピン側コネクタを機械を用いて組み
立てるときには、円筒状のインシュレータ530の前後
方向(インシュレータ挿入方向)を機械に認識させるこ
とは難しい。
【0037】更に、インシュレータ530を外部コンタ
クト520に挿入するためにはインシュレータ530を
摘み上げる必要があるが、円筒状のインシュレータを機
械で確実に摘み上げることは難しい。
【0038】これに対し、特開平9−270282号公
報には、柱状の絶縁筒体に第1開口部及び第2開口部を
設け、反射損失を改善して、良好なインピーダンス等の
電気特性を得るコネクタが開示されている。
【0039】しかし、このコネクタでは、依然としてコ
ネクタを機械を用いて組み立てるときの困難さを解消さ
せることができないという問題がある。
【0040】この発明はこのような事情に鑑みてなされ
たもので、その課題は機械を用いた組立が容易であり、
しかも伝送特性に優れた同軸コネクタを提供することで
ある。
【0041】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
請求項1記載の発明は、中心コンタクトと、円筒部を有
する外部コンタクトと、前記円筒部内に挿入されるほぼ
柱状インシュレータとを備え、前記インシュレータに前
記中心コンタクトを挿入するコンタクト挿入孔が設けら
れている同軸コネクタにおいて、前記インシュレータの
一端部の外周面を切り欠いてこのインシュレータに前記
円筒部の中心軸に対してほぼ平行な平面を形成すること
によって、この平面と前記外部コンタクトの内周面との
間に空隙を形成したことを特徴とする。
【0042】インシュレータの一端部に外部コンタクト
の円筒部の中心軸に対してほぼ平行な平面が形成されて
いるため、インシュレータの前後を、平面を基準として
容易に判断できるとともに、平面間をチャック等で挟ん
でインシュレータを確実に摘み上げることができる。
【0043】請求項2記載の発明は、請求項1記載の同
軸コネクタにおいて、前記平面は前記インシュレータの
中心軸に対して対称な位置にそれぞれ形成され、それら
の平面が互いに平行であることを特徴とする。
【0044】チャック等でインシュレータを容易に摘み
上げることができる。
【0045】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載の同軸コネクタにおいて、前記円筒部にその中心軸へ
向けて突出するようにストッパを設け、前記平面の形成
に伴って形成された前記インシュレータの中心軸に対し
てほぼ直角な平面を、前記ストッパに前記軸方向に係合
可能にしたことを特徴とする。
【0046】インシュレータを外部コンタクトの円筒部
に押し込み、円筒部の中心軸に対してほぼ直角な平面と
ストッパとを係合させる。
【0047】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。
【0048】図1はこの発明の第1実施形態に係るピン
側コネクタの分解斜視図である。
【0049】このピン側コネクタはピンコンタクト(中
心コンタクト)10と外部コンタクト20とインシュレ
ータ30とを備える。
【0050】インシュレータ30はほぼ円柱状であり、
外部コンタクト20の円筒部21内に挿入される。
【0051】インシュレータ30の中心部にはピンコン
タクト10を挿入するコンタクト挿入孔31が形成され
ている。
【0052】インシュレータ30の一端部の外周面を切
り欠くことによってインシュレータ30の中心軸Lに対
してほぼ平行な平面32a,32bが形成されている。
【0053】平面32a,32bはインシュレータ30
の中心軸Lに対して対称な位置にそれぞれ形成されてい
る。
【0054】また、インシュレータ30には平面32
a,32bの形成に伴ってインシュレータ30の中心軸
Lに対してほぼ直角な平面33a,33b(図1では一
方の平面33aだけが見える)が形成されている。
【0055】インシュレータ30の外周面には、ガイド
溝34,35(図1では2つあるガイド溝35の一方だ
けが見える)が周方向へ90°の間隔をおいてインシュ
レータ30の中心軸Lと平行に形成されている。ガイド
溝35と平面33a,33bとの間には係止壁36が形
成されている。
【0056】外部コンタクト20の円筒部21には、係
止溝35と係合可能であるとともに、平面33a,33
bと当接可能な一対の係止爪(ストッパ)22が周方向
へほぼ180°の間隔をおいて内方へ切り起こされてい
る。
【0057】また、円筒部21には、ガイド溝34と係
合してインシュレータ30を円筒部21内へガイドする
ためのガイド爪23が内方へ切り起こされている。
【0058】円筒部21の一端には、同軸ケーブル40
の外部導体41を圧着接続するための外部導体圧着バレ
ル24と、同軸ケーブル40のケーブル被覆42を圧着
接続するための被覆バレル25とが形成されている。
【0059】ピンコンタクト10は、ソケットコンタク
ト60(図4参照)と接触する接触子11と、同軸ケー
ブル40の中心導体43を圧着又は半田付け接続するた
めの結線バレル12とを有する。
【0060】図2はピン側コネクタの組立状態を示す斜
視図、図3は図2のIIIa−IIIa線に沿う断面図であ
る。
【0061】このコネクタの組立を図1〜3に基いて説
明する。なお、同軸ケーブル40とピンコンタクト10
及び外部コンタクト20とは既に接続されているものと
する。
【0062】まず、インシュレータ30のガイド溝3
5,34をそれぞれ外部コンタクトの係止爪22及びガ
イド爪23に一致させる。
【0063】この状態で、インシュレータ30を外部コ
ンタクト20の他端開口20aから図1の矢印aで示す
ように挿入し、係止壁36を係止爪22に突き当てる
(仮挿入)。
【0064】次に、インシュレータ30を、係止爪22
が係止壁36を乗り越えるまで、係止爪22の弾性力に
抗して挿入する(本挿入)。その結果、係止爪22が平面
33a,33bに対して中心軸L方向へ係合可能になる
(図5参照)。
【0065】次に、ピンコンタクト10を図1の矢印b
で示す方向からインシュレータ30のコンタクト挿入孔
31に挿入する。
【0066】以上は人手によるピン側コネクタの組立を
説明したが、以下にピン側コネクタの機械による組立を
説明する。
【0067】まず、縦置きにしたインシュレータ30を
上方から撮像し、図示しない画像認識装置によってイン
シュレータ30の前後を判断する。このとき、画像認識
装置はインシュレータ30の外周面の形状の違いによっ
てインシュレータ30の前後を判断する。
【0068】次に、インシュレータ30の外周面が切り
欠かれたインシュレータ30を選別する。
【0069】また、画像認識装置によってインシュレー
タ30の位置を確認しながらインシュレータ30をチャ
ッキングできる位置に移動させる。画像認識装置はイン
シュレータ30の位置を平面32a,32bに基いて判
断する。
【0070】次に、図示しないサイドチャック等によっ
て平面32a,32bをチャッキングし、インシュレー
タ30を摘み上げ、外部コンタクト20へ仮挿入する。
2つの平面32a,32bがインシュレータ30の中心
軸Lに対してほぼ平行に形成されているため、容易にチ
ャッキングできる。
【0071】その後、インシュレータ30を外部コンタ
クト20へ本挿入する。
【0072】上記のようにしてコネクタを組み立てたと
き、平面32a,32bと外部コンタクト20の内周面
との間に誘電率の低い空気層(空隙)Aが形成される。
【0073】図4はソケット側コネクタの斜視図であ
る。
【0074】ソケット側コネクタはソケットコンタクト
60と外部コンタクト70とインシュレータ80とを備
える。
【0075】インシュレータ80は、ほぼ円柱状であ
り、外部コンタクト70の円筒部71内に収容される。
【0076】インシュレータ80のほぼ中心部に形成さ
れたコンタクト挿入孔81にはピンコンタクト10と接
触可能なソケットコンタクト60が設けられている。
【0077】ソケットコンタクト60は、ボックス部6
1(図5参照)と、このボックス部61の一端に設けら
れた結線部62(図5参照)とを備え、ボックス部61
と結線部62とが1枚の金属薄板を折曲げ加工すること
によって形成されている。結線部62には同軸ケーブル
90の中心導体(図示せず)が圧着又は半田付けされて
いる。
【0078】円筒部71の一端には外部導体圧着バレル
74及び被覆バレル75が形成され、外部導体圧着バレ
ル74には同軸ケーブル90の外部導体91が圧着接続
され、被覆バレル75には同軸ケーブル90のケーブル
被覆92が圧着接続されている。
【0079】外部コンタクト70の円筒部71の径はピ
ン側コネクタの円筒部21の径より僅かに小さく、円筒
部71は円筒部21に嵌合可能である。
【0080】図5はピン側コネクタとソケット側コネク
タとの嵌合状態を示す断面図、図6(a)は図5のVIa
−VIa線に沿う断面図、図6(b)は図5のVIb−VIb
線に沿う断面図である。なお、図5において、同軸ケー
ブル40,90の図示は省略されている。
【0081】ピン側コネクタとソケット側コネクタとを
嵌合させたとき、ボックス部61内に挿入されたピンコ
ンタクト10は、ソケットコンタクト60と接触し(図
6(b)参照)、同軸ケーブル40と同軸ケーブル90
とが導通する。
【0082】図6(a)及び図6(b)に示すように、
ソケットコンタクト60と外部コンタクト70との対向
面積はピンコンタクト10と外部コンタクト20との対
向面積より大きく、ソケットコンタクト60と外部コン
タクト70との距離はピンコンタクト10と外部コンタ
クト20との距離より小さい。
【0083】そのため、ソケットコンタクト60部分を
特性インピーダンスが基準インピーダンスより低い低イ
ンピーダンス区間に、ピンコンタクト10部分を特性イ
ンピーダンスが基準インピーダンスより高い高インピー
ダンス区間にできる。
【0084】また、空気層Aの大きさは平面32a,3
2b間の寸法wによって決まり、平面32a,32b間
の寸法wを小さくする程、特性インピーダンスが高くな
る。
【0085】そのため、平面32a,32b間の寸法w
を調整することによって、ピンコンタクト部分をソケッ
トコネクタ側の低インピーダンスを補償できる高インピ
ーダンス区間とすることができる。
【0086】上記第1実施形態によれば、インシュレー
タ30を機械を用いて外部コンタクト20に挿入でき、
ピン側コネクタを容易に組み立てることができる。イン
シュレータ30を本挿入したとき、係止爪22が平面3
3a,33bと中心軸L方向へ対向するため、インシュ
レータ30が外部コンタクト20の円筒部21から抜け
落ちることを防止できる。また、ピンコンタクト部分を
ソケットコネクタ側の低インピーダンスを補償できる高
インピーダンス区間とすることができるため、良好な伝
送特性を得ることができる。
【0087】図7はこの発明の第2実施形態に係るピン
側コネクタの分解斜視図である。
【0088】このピン側コネクタはピンコンタクト(中
心コンタクト)110と外部コンタクト120とインシ
ュレータ130とを備える。
【0089】インシュレータ130はほぼ円柱状の円柱
部130aと半円柱部130bとを有し、外部コンタク
ト120の円筒部121内に収容される。
【0090】インシュレータ130の中心部にはピンコ
ンタクト110を挿入するコンタクト挿入孔131が形
成されている。
【0091】円柱部130aの一端部の外周面を切り欠
くことによってインシュレータ130の中心軸Lに対し
てほぼ平行な平面132a,132bが形成されてい
る。
【0092】平面132a,132bはインシュレータ
130の中心軸Lに対して対称な位置にそれぞれ形成さ
れている。
【0093】また、円柱部130aには平面132a,
132bの形成に伴ってインシュレータ130の中心軸
Lに対してほぼ直角な2つの平面133(図7では一方
の平面だけが見える)が形成されている。
【0094】インシュレータ130の外周面には円柱部
130aと半円柱部130bとに亘ってガイド溝134
がインシュレータ130の中心軸Lと平行に形成されて
いる。
【0095】また、半円柱部130bには2つのガイド
溝135(図7では一方の係止溝135だけが見える)
がインシュレータ130の中心軸Lと平行に形成されて
いる。ガイド溝135と平面133との間には係止壁1
36が形成されている。
【0096】外部コンタクト120の円筒部121には
ガイド溝135と係合可能であるとともに、平面133
と当接可能な一対の係止爪122が内方へ切り起こされ
ている。
【0097】また、円筒部121にはガイド溝34と係
合してインシュレータ130を外部コンタクト120内
へガイドするためのガイド爪123(図9参照)が内方
へ切り起こされている。
【0098】円筒部121の一端には円筒部121をプ
リント基板100(図9参照)に固定するための2つの
基板実装用グランドコンタクト124が形成されてい
る。
【0099】基板実装用グランドコンタクト124は円
筒部121の一端に形成された半円筒部121aからそ
れぞれ半径方向外方へ延びる矩形状の平板である。
【0100】インシュレータ130を外部コンタクト1
20へ挿入したとき、基板実装用グランドコンタクト1
24と半円柱部130bの平面130cとはほぼ同一平
面上に位置する。
【0101】ピンコンタクト110は、ソケットコンタ
クト160(図8参照)と接続する接触子111と、プ
リント基板100の配線パターン(図示せず)に接続さ
れる半田付け部112とを有する。
【0102】コネクタの組立は例えば以下のように行わ
れる。
【0103】まず、インシュレータ130のガイド溝1
35,134をそれぞれ外部コンタクト120の係止爪
122及びガイド爪123に一致させる。
【0104】この状態で、インシュレータ130を外部
コンタクト120の他端開口120aから図7の矢印c
で示すように挿入し、係止壁136を係止爪122に突
き当てる(仮挿入)。
【0105】次に、インシュレータ130を、係止爪1
22が係止壁136を乗り越えるまで、係止爪122の
弾性力に抗して挿入する(本挿入)。このとき、ガイド溝
134の係止面134aにガイド爪123が当接すると
ともに、係止爪122が平面133と対向する。
【0106】最後に、ピンコンタクト110を矢印dで
示す方向からインシュレータ130のコンタクト挿入孔
131に挿入する。
【0107】その後、ピンコンタクト110と基板実装
用グランドコンタクト124とをプリント基板100に
半田付けする。
【0108】なお、2つの平面132a,132bがイ
ンシュレータ130の中心軸Lに対してほぼ平行に形成
されているため、サイドチャック等によって平面132
a,132bを容易にチャッキングしてインシュレータ
130を摘み上げることができる。
【0109】図8はソケット側コネクタの斜視図、図9
はピン側コネクタとソケット側コネクタとの嵌合状態を
示す断面図である。なお、図9ではコネクタを図7の状
態から180°回転させている。
【0110】ソケット側コネクタはソケットコンタクト
160と外部コンタクト170とインシュレータ180
とを備える。
【0111】インシュレータ180は、ほぼ円柱状であ
り、外部コンタクト170の円筒部171内に係合され
る。
【0112】インシュレータ180の中心部に形成され
たコンタクト挿入孔181にはピンコンタクト110と
接触可能なソケットコンタクト160が設けられてい
る。
【0113】ソケットコンタクト160は、ボックス部
161と、このボックス部161の一端に設けられた電
線結線部162と、ボックス部161の他端から挿入さ
れたピンコンタクト110に接触するばね部163とを
備え、ボックス部161と電線結線部162とばね部と
が1枚の金属薄板を折曲げ加工することによって形成さ
れている。電線結線部162には同軸ケーブル90の中
心導体93が圧着又は半田付けされている。
【0114】円筒部171の一端には外部導体圧着バレ
ル174及び被覆バレル175が形成され、外部導体圧
着バレル174には同軸ケーブル90の外部導体91が
圧着接続され、被覆バレル175には同軸ケーブル90
のケーブル被覆92が圧着接続されている。
【0115】円筒部171の径はピン側コネクタの円筒
部121の径より僅かに小さく、円筒部171は円筒部
121に嵌合可能である。
【0116】ピン側コネクタとソケット側コネクタとを
嵌合させたとき、ソケットコンタクト160のボックス
部161内に挿入されたピンコンタクト110は、ばね
部163のばね力によってソケットコンタクト160に
押し付けられ、同軸ケーブル90とプリント基板100
とが導通する。
【0117】このとき、ソケットコンタクト160と外
部コンタクト170との対向面積はピンコンタクト11
0と外部コンタクト120との対向面積より大きく、ソ
ケットコンタクト160と外部コンタクト170との距
離はピンコンタクト110と外部コンタクト120との
間隙より小さくなっている。
【0118】そのため、ソケットコンタクト160部分
を特性インピーダンスが基準インピーダンスより低い低
インピーダンス区間に、ピンコンタクト110部分を特
性インピーダンスが基準インピーダンスより高い高イン
ピーダンス区間にできる。
【0119】上記第2実施形態によれば、第1実施形態
と同様の効果を奏する。
【0120】
【発明の効果】以上に説明したように請求項1に記載の
発明の同軸コネクタによれば、インシュレータを正しく
外部コンタクトに挿入することができ、機械を用いたコ
ネクタの組立が容易になる。また、平面間の寸法を調整
することによって中心コンタクト側の特性インピーダン
スを高めてソケットコネクタ側の低インピーダンスを補
償でき、良好な伝送特性を得ることができる。
【0121】請求項2に記載の発明の同軸コネクタによ
れば、インシュレータを容易に摘み上げることができ
る。
【0122】請求項3に記載の発明の同軸コネクタによ
れば、ストッパによってインシュレータが外部コンタク
トの円筒部から抜け落ちることを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はこの発明の第1実施形態に係るピン側コ
ネクタの分解斜視図である。
【図2】図2はピン側コネクタの組立状態を示す斜視図
である。
【図3】図3は図2のIIIa−IIIa線に沿う断面図であ
る。
【図4】図4はソケット側コネクタの斜視図である。
【図5】図5はピン側コネクタとソケット側コネクタと
の嵌合状態を示す断面図である。
【図6】図6(a)は図5のVIa−VIa線に沿う断面
図、図6(b)は図5のVIb−VIb線に沿う断面図であ
る。
【図7】図7はこの発明の第2実施形態に係るピン側コ
ネクタの分解斜視図である。
【図8】図8はソケット側コネクタの斜視図である。
【図9】図9はピン側コネクタとソケット側コネクタと
の嵌合状態を示す断面図である。
【図10】図10は従来のピン側コネクタの分解斜視図
である。
【図11】図11はピン側コネクタの組付状態を示す斜
視図である。
【図12】図12は図11のXII−XII線に沿う断面図で
ある。
【図13】図13はソケット側コネクタの斜視図であ
る。
【図14】図14はピン側コネクタとソケット側コネク
タとの嵌合状態を示す断面図である。
【図15】図15(a)は図14のXVa−XVa線に沿う
断面図、図15(b)は図14のXVb−XVb線に沿う断
面図である。
【符号の説明】
10,110 ピンコンタクト(中心コンタクト) 20,120 外部コンタクト 21,121 円筒部 22,122 係止爪(ストッパ) 30,130 インシュレータ 31,131 コンタクト挿入孔 32a,32b,33a,33b132a,132b,
133 平面 A 空気層(空隙)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中心コンタクトと、円筒部を有する外部
    コンタクトと、前記円筒部内に挿入されるほぼ円柱状イ
    ンシュレータとを備え、前記インシュレータに前記中心
    コンタクトを挿入するコンタクト挿入孔が設けられてい
    る同軸コネクタにおいて、 前記インシュレータの一端部の外周面を切り欠いて前記
    インシュレータの中心軸に対してほぼ平行な平面を形成
    することによって、この平面と前記外部コンタクトの内
    周面との間に空隙を形成したことを特徴とする同軸コネ
    クタ。
  2. 【請求項2】 前記平面は前記インシュレータの中心軸
    に対して対称な位置にそれぞれ形成され、それらの平面
    が互いに平行であることを特徴とする請求項1記載の同
    軸コネクタ。
  3. 【請求項3】 前記円筒部にその中心軸へ向けて突出す
    るようにストッパを設け、前記平面の形成に伴って形成
    された前記インシュレータの中心軸に対してほぼ直角な
    平面を、前記ストッパに前記軸方向に係合可能にしたこ
    とを特徴とする請求項1又は2記載の同軸コネクタ。
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