JP2003132435A - Rfidを利用したホテル来客サービスシステム、rfidを利用したホテル来客サービス方法及びrfidを利用したホテル来客サービスプログラム - Google Patents

Rfidを利用したホテル来客サービスシステム、rfidを利用したホテル来客サービス方法及びrfidを利用したホテル来客サービスプログラム

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JP2003132435A
JP2003132435A JP2001327915A JP2001327915A JP2003132435A JP 2003132435 A JP2003132435 A JP 2003132435A JP 2001327915 A JP2001327915 A JP 2001327915A JP 2001327915 A JP2001327915 A JP 2001327915A JP 2003132435 A JP2003132435 A JP 2003132435A
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JP
Japan
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room
rfid
hotel
wireless tag
key
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JP2001327915A
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Hiroshi Okuno
浩史 奥野
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ホテル内においてルームキーを携帯するだけ
で、部屋の鍵の開錠や施錠時のオートロックによる締め
出し防止、目的地までの行先案内、そして、キャッシュ
レスでの購入や飲食を行なうことができる、RFIDを
利用したホテル来客サービスシステム及びRFIDを利
用したホテル来客サービス方法を提供する。 【解決手段】 ホテルのルームキーに、あらかじめルー
ムナンバー、暗証番号、顧客番号又は支払金額等の情報
を記憶したRFID無線タグが添付されており、部屋及
び部屋のドアにRFID無線タグの有無を検出するため
に設置されたRFIDリーダーで、RFID無線タグに
記憶されている情報を読み取ることで、部屋の鍵を開錠
又は施錠する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、RFID(Rad
io Frequency Identificati
on)を利用したホテル、企業、病院、遊技場、公共施
設等において、ホテル内においてルームキーを携帯する
だけで、部屋の鍵の開錠や施錠時のオートロックによる
締め出し防止、目的地までの行先案内、そして、キャッ
シュレスでの購入や飲食を行なうことができるRFID
を利用したホテル来客サービスシステム、RFIDを利
用したホテル来客サービス方法及びRFIDを利用した
ホテル来客サービスプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】ホテルのルームキーについては、従来よ
り、鍵方式やカードキー方式が広く採用されている。ま
たドア開錠のための認識システムとしては暗証番号入力
や、音声認識、網膜認識なども存在する。ドアの施錠に
ついては、ルームキーにより宿泊客が自分で施錠する方
法と、オートロックシステムにより施錠する方法があ
る。
【0003】本発明に関連する公知技術として、特開平
9−270011号公報がある。これはマンションなど
において、住人一人一人がRFIDタグを携帯し、来客
者については内部から住人の操作によりRFIDタグを
発行することで、マンション内においては、RFIDシ
ステムと、カメラやセンサーなど人の存在を認識する認
識装置を組合せ、人が存在し、RFIDタグ情報を読み
取れた場合に自動ドアの開放を行なったり、通路におい
ては人が存在するのにRFIDタグ情報が読み取れなか
った場合に、侵入者として住人や警備員等に通報するシ
ステムを提案している。
【0004】また、ホテルの施設の場所を表示する方法
としては、宿泊客が通る通路に、矢印を組み合わせた看
板などで表示したり、各施設の位置を表示した施設見取
り図や、特にエレベータ内においては、各施設が何階に
あるのかのみを表示した案内板などがあり、宿泊客はそ
の案内板を見ながらホテル内を移動していく。
【0005】国際特許出願W099−26569号公報
(再公表特許公報に掲載)においては、通路や施設の入
り口や施設設備などに、情報を記憶し送信機能を有した
識別タグを設置し、利用者は送信されたデータを受信す
る携行器を携帯し、識別タグが送信したデータを携行器
によって受信し、現在の位置情報や目前の施設の施設
名、設備の状態などを音声や表示や振動によって利用者
に知らせることを提案している。
【0006】また、ホテル内で商品を購入したり、飲食
店で飲食した場合など、本来支払う宿泊料以外の支払が
発生した場合については、宿泊客はその都度現金やカー
ドで支払を行なうか、明細書にルームナンバーを指定し
てサインを行いチェックアウト時に清算する方法があ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たようなホテルのルームキーにより部屋の鍵を開錠する
場合は、鍵を鍵穴に挿入したり、カードキーの場合はカ
ードリーダーにカードを読み取らせるなど、宿泊客は何
らかの操作を行なう必要がある。また、部屋の鍵を施錠
する場合も、オートロックシステムを有していないホテ
ルに於いては、宿泊客が携帯しているルームキーで施錠
する必要があった。このため両手に荷物を持っていた場
合、荷物を降ろすか、両手に荷物を持ったまま不自由な
姿勢で鍵の開錠、施錠の操作を行なう必要があった。ま
た、鍵を荷物やポケットの中に入れてしまった場合など
改めて鍵を探して取り出してから開錠、施錠の操作を行
なう必要があった。
【0008】特開平9−270011号公報で提案され
ているように、RFIDシステムとカメラやセンサーな
ど人の存在を認識する認識装置を組み合わせることで、
部屋のドアの開錠を行なうことは可能である。しかし、
ホテルなどにおいては日々多数の人の出入りがあるた
め、それら全員にRFIDタグを発行、回収するのは合
理的ではない。またドアの開錠はできるが、施錠に関し
ては従来と同じ操作が必要となる。
【0009】また、鍵の施錠については、宿泊客がルー
ムキーで鍵を閉める場合、その都度、鍵を手に持って閉
める操作をする必要があり、またオートロックによる施
錠の場合は、上記のような操作を行なう必要は無いが、
誤ってルームキーを部屋に置き忘れて外出した場合で
も、オートロックされてしまうため部屋から閉め出され
てしまう場合があった。
【0010】さらに、ホテルにおいて宿泊客がホテル内
の施設等に行く場合、あらかじめホテルの見取り図など
で施設の位置を調べてから行く必要がある。または行き
たい施設の階に着けば矢印表示などの誘導表示に従って
目的の施設に行くことが可能である。しかし、宿泊して
いる部屋からの移動を考えると、行きたい施設が何階に
あるのかを宿泊客はあらかじめ知っておく必要がある。
また、そのような場合においても宿泊客の国籍、人種に
関わり無く、表示は常に同じ表示であるため、表示され
ている文字が読めない宿泊客にとってはホテルの従業員
に直接聞く以外に方法が無かった。
【0011】国際特許出願W099−26569号公報
で提案されているように、発信機能を備えた情報タグを
ホテルのあらゆる場所に設置し、宿泊客が携帯する携行
器で情報タグからのデータを受信することによって現在
位置の情報を得ることは可能であるが、宿泊客が行きた
い場所までの誘導を行なうことはできない。
【0012】また、宿泊客がホテル内の売店で商品を購
入したり、レストラン等で飲食を行なった場合など、本
来支払う宿泊料以外の支払が発生した場合、現金やキャ
ッシュカードにて支払を行なうことになる。その場合宿
泊客はホテル内を移動する際、常に財布を所持しておく
必要がある。またレストランなどにおいては、ルームナ
ンバーを指定してサインを行なうことでチェックアウト
時に一括して支払ことも可能であるが、サインを行なっ
た人物が本人であるかの確認が不十分な場合がある。ま
た、自動販売機で商品を購入する場合は財布を携帯して
購入する必要がある。
【0013】本発明は、上記のような従来技術の課題を
解決するためになされたものであって、ルームキーに情
報を読み書きできるRFID無線タグを添付し、ホテル
内のドアや部屋、通路、各施設の清算システム、自動販
売機などにRFIDリーダーを設置することで、ホテル
内においてルームキーを携帯するだけで、部屋の鍵の開
錠や施錠時のオートロックによる締め出し防止、目的地
までの行先案内、そして、キャッシュレスでの購入や飲
食を行なうことができる、RFIDを利用したホテル来
客サービスシステム、RFIDを利用したホテル来客サ
ービス方法及びRFIDを利用したホテル来客サービス
プログラムを提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、ルームナンバー等の情報を
記憶し、読み書き可能なRFID無線タグが添付されて
いるルームキーと、前記RFID無線タグに情報を入出
力するためにホテル内の各所に設置されたRFIDリー
ダーと、ホテル内の各部屋及び各施設に関する情報を記
憶したデータベースと、前記各RFIDリーダー及び前
記データベースとネットワークで接続され、ホテル内の
各部屋及び各施設の管理を行うサーバーとを備えること
を特長とするRFIDを利用したホテル来客サービスシ
ステムである。
【0015】また、請求項2記載の発明は、前記ルーム
ナンバー等の情報が、ルームナンバー、暗証番号、顧客
番号、支払金額、行先情報等を含むことを特徴とするR
FIDを利用したホテル来客サービスシステムである。
【0016】また、請求項3記載の発明は、部屋又は/
及び部屋のドアに設置されたRFIDリーダーが、前記
RFID無線タグに記憶されているルームナンバーを読
み取り、前記データベースに登録されたルームナンバー
と照合して、前記部屋の鍵を開錠又は施錠することを特
徴とするRFIDを利用したホテル来客サービスシステ
ムである。ここで、部屋の鍵とは部屋のメインドアの鍵
のことをいい、部屋のドアとは部屋のメインドアのこと
をいうものとする。
【0017】また、請求項4記載の発明は、部屋のドア
が閉まった場合、前記ルームキーが前記部屋に無い状態
では、すぐに部屋の鍵が施錠され、部屋に前記ルームキ
ーがある状態では、注意を促すメッセージを所定時間出
力した後に、前記部屋の鍵を施錠することを特徴とする
RFIDを利用したホテル来客サービスシステムであ
る。
【0018】請求項1乃至4記載の発明によれば、ホテ
ルのルームキーに、あらかじめ情報を記憶したRFID
無線タグが添付されており、部屋及び部屋のドアにRF
ID無線タグの有無を検出するために設置されたRFI
Dリーダーで、RFID無線タグに記憶されている情報
を読み取ることにより、部屋にルームキーが無い状態で
ドアが閉まった場合には、すぐに部屋の鍵が施錠され、
部屋にルームキーがある状態で鍵が閉まった場合には、
注意を促すメッセージを所定時間出力した後に、部屋の
鍵を施錠するため、各部屋のドアに設置したRFIDリ
ーダーが、RFID無線タグの情報を受信した場合、自
動的にドアの開錠、施錠を行うことができる。
【0019】また、ドアに近づくだけでドアの開錠が可
能となり、従来のように、「鍵を開ける」といった操作
が必要なくなり、従って、両手に荷物を持っている場合
でも、ルームキーを荷物やポケットに入れていた場合で
も、RFIDリーダーの受信範囲内であれば、来客は何
の操作も必要なくドアを開錠することができる。
【0020】さらに、ドアが閉まったときの部屋の中に
おけるRFID無線タグの検出の結果、部屋の中にRF
ID無線タグが無ければすぐに施錠するが、部屋の中に
該当するルームナンバー情報を書き込んだRFID無線
タグが存在する場合、すぐには施錠しないことで、ルー
ムキー不携帯での施錠による締め出しを防止することが
できる。またその場合、ルームキー不携帯メッセージを
出力することで、来客にルームキー不携帯の注意を促す
ことができる。また、その場合でも、所定時間が経過し
た場合は自動的に施錠することで、他者がその部屋へ侵
入することを防ぐことができる。
【0021】また、請求項5記載の発明は、前記RFI
D無線タグにホテル内での1つ以上の行きたい場所を行
先情報としてあらかじめ登録しておき、ホテル内の各場
所に設置されたRFIDリーダーを内蔵した表示システ
ムが、前記RFID無線タグの行先情報を読み取り、行
先情報に応じて適切な案内表示をすることを特徴とする
RFIDを利用したホテル来客サービスシステムであ
る。
【0022】また、請求項6記載の発明は、1つ以上の
行先情報の中で次ぎに行きたい行先を示す優先行先情報
を設定することで、前記表示システムが、設定した優先
行先情報を優先して行先を案内表示することを特徴とす
るRFIDを利用したホテル来客サービスシステムであ
る。
【0023】また、請求項7記載の発明は、来客が使用
する顧客言語情報をRFID無線タグに記憶させること
で、前記1つ以上の行先情報を前記顧客言語で案内表示
することを特徴とするRFIDを利用したホテル来客サ
ービスシステムである。
【0024】請求項5乃至7記載の発明によれば、RF
ID無線タグにホテル内での1つ以上の行きたい場所、
又は1つ以上の行先情報の中で次に行きたい行先を示す
優先行先情報をあらかじめ登録しておくことで、ホテル
内の各所に設置されたRFIDリーダーを内蔵した表示
システムが、ルームキーを携帯した来客が近づいただけ
で、RFID無線タグの行先情報を読み取り、表示シス
テムにその施設までの適切な誘導表示を行うことができ
る。
【0025】また、来客の使用する顧客言語をRFID
無線タグに記憶させることで、RFIDリーダーがルー
ムキーを携帯した来客が近づいてきただけで、RFID
無線タグの顧客言語情報を読み取り、設定された言語情
報で誘導表示を行うことができる。
【0026】また、請求項8記載の発明は、来客がホテ
ル内の施設を利用して飲食や商品購入やその他の料金支
払を要する利用をした場合に、該施設の売り上げ清算シ
ステムに設置されたRFIDリーダーが、支払うべき金
額を前記来客が所持するルームキーに添付されたRFI
D無線タグに書き込むことを特徴とするRFIDを利用
したホテル来客サービスシステムである。
【0027】本発明によれば、来客がホテル内の施設を
利用した際に、施設の売り上げ清算システムに設置され
たRFIDリーダーが、支払うべき金額を前記RFID
無線タグに書き込んでいるため、来客はルームキーを携
帯するだけで、売店での商品の購入や、レストランでの
飲食などを行い、チェックアウト時に一括で支払うこと
ができるため、来客はホテル内で財布を持ち歩かなくて
もよい。またその際、いちいちルームキーを手渡す必要
は無く、携帯するだけで非接触、非挿入で支払金額の書
き込みが可能である。
【0028】また、請求項9記載の発明は、来客がホテ
ル内の自動販売機を利用して商品を購入した場合に、前
記自動販売機に設置されたRFIDリーダーが、支払う
べき金額を前記来客が所持するルームキーに添付された
RFID無線タグに書き込むことを特徴とするRFID
を利用したホテル来客サービスシステムである。
【0029】本発明によれば、来客がホテル内の自動販
売機を利用した際に、自動販売機に設置されたRFID
リーダーが、支払うべき金額をRFID無線タグに書き
込んでいるため、来客はホテル内の自動販売機を使用す
る際にも、ルームキーに添付したRFID無線タグの支
払金額情報格納部に自動販売機での購入金額を書き込む
ことで、ルームキーにて購入し、チェックアウト時に一
括で支払うことができ、ホテル内では財布を所持する必
要が無い。またその際にも、いちいちルームキーを自動
販売機に挿入する必要が無く、携帯するだけで非接触、
非挿入で支払金額の書き込みが可能である。また、請求
項10記載の発明は、前記RFID無線タグに暗証番号
が登録されていることを特徴とするホテル来客サービス
システムである。
【0030】本発明によれば、本来の来客以外の者によ
る不正使用を防ぐためRFID無線タグに暗証番号が登
録されているため、使用者本人以外の他人が、不正に入
手したルームキーにて売店やレストランなどでの飲食、
あるいは自動販売機での購入などの不正使用を防ぐこと
ができる。
【0031】また、請求項11記載の発明は、請求項3
のRFIDを利用したホテル来客サービスシステムに対
応するRFIDを利用したホテル来客サービス方法であ
る。また、請求項12記載の発明は、請求項4のRFI
Dを利用したホテル来客サービスシステムに対応するR
FIDを利用したホテル来客サービス方法である。
【0032】また、請求項13記載の発明は、請求項5
のRFIDを利用したホテル来客サービスシステムに対
応するRFIDを利用したホテル来客サービス方法であ
る。また、請求項14記載の発明は、請求項8のRFI
Dを利用したホテル来客サービスシステムに対応するR
FIDを利用したホテル来客サービス方法である。
【0033】また、請求項15記載の発明は、請求項9
のRFIDを利用したホテル来客サービスシステムに対
応するRFIDを利用したホテル来客サービス方法であ
る。また、請求項16記載の発明は、ルームナンバー等
の情報を記憶し、無線電波に応答して、読み書き可能な
RFID無線タグが添付されているルームキーである。
本発明のRFIDを利用したホテル来客サービスシステ
ムに用いるルームキーである。
【0034】また、請求項17記載の発明は、コンピュ
ータに本発明によるRFIDを利用したホテル来客サー
ビス方法を実行させるためのプログラムである。また、
請求項18記載の発明は、上記プログラムを記録した記
録媒体の発明である。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら本
発明の各実施形態を詳細に説明する。 (第1の実施の形態)図1は、本発明の第1の実施形態
に係わるホテル宿泊先サービスシステムの基本的なシス
テム構成を示す図である。本実施形態は、RFID無線
タグが添付されているルームキーにより、各部屋の開
錠、施錠を行うものである。
【0036】図1に示すように、本実施形態のホテル来
客サービスシステムは、ホテル内の各種データを記憶し
ているデータベース1と、ネットワークで接続されたホ
テル内の各施設からのデータを受信後データベースとの
照合を行なったり、各部屋の開錠、施錠などを始めとす
る、ホテル内のシステムを管理しているサーバー2と、
ホテルの各部屋のドア11及び各部屋13に備えられて
いるRFIDリーダー5,5a,5bと、各部屋のドア
11に設置されているスピーカ12と、RFID無線タ
グ15が添付されているルームキー14とから構成され
る。また、フロント3に、暗証番号等各種データを入力
するデータ入力端末4とRFIDリーダー5cが設置さ
れている。
【0037】RFID無線タグ15は、電気絶縁性の基
板上に、半導体集積回路チップ17が搭載され、アンテ
ナ16が導線パターンとして形成されている。半導体集
積回路チップ17にはフラッシュメモリーやCPUなど
が搭載され、予め設定されたプログラムに従って動作さ
せることができる。RFID無線タグ15はRFIDリ
ーダー5からの所定の電波を受信すると、その電波エネ
ルギーにより起動し、RFID無線タグ15内に記憶さ
れたデータをRFIDリーダー5に送信したり、RFI
Dリーダー5からのデータを受信したりすることが可能
になる。従ってRFID無線タグ15は内部にバッテリ
などを装備していなくても、RFIDリーダー5からの
電波を受信すれば動作することができる。
【0038】このように、RFIDシステムは、RFI
Dリーダー5が無線電波を使用して非接触でデータ交信
することができる自動認識技術に基づいている。RFI
Dリーダー5はRFID無線タグ15に向け電波を送信
し、RFID無線タグ15がその電波エネルギーにより
起動後、RFIDリーダー5に返信してきたデータを受
信すると、サーバー2にアクセスし、データベース1の
データとの照合などを行なう。またRFID無線タグ1
5内のデータを更新するには、RFIDリーダー5から
RFID無線タグ15に更新データを送信することによ
り行う。
【0039】図2は、ルームキー14に添付したRFI
D無線タグ15の内部に格納されるデータの例を示した
図である。図2のように、RFID無線タグ15には、
ルームナンバー情報、暗証番号情報、顧客番号情報、顧
客言語情報、売店支払金額情報、レストラン支払金額情
報、ラウンジ支払金額情報、・・・、自動販売機支払金
額情報、支払金額情報(総額)、行先情報1、行先情報
2、・・・、優先行先情報等が格納されている。
【0040】図3aは、ルームキー14を携帯した宿泊
客18が宿泊する部屋のドア11に近づいてきた様子を
示した図である。図3bは、ルームキー14を携帯した
宿泊客18が宿泊する部屋のドア11を開錠する様子を
示した図である。
【0041】ルームキー14のルームナンバー情報、顧
客番号情報、顧客言語情報等は、フロント3において、
データ入力端末4から入力される。なお、ルームナンバ
ー情報は1度入力しておけば良い。宿泊客18は予めル
ームナンバー情報等を記憶してあるルームキー14をフ
ロントで手渡され、図3aのように、そのルームキー1
4を携帯して部屋に近づくと、各部屋のドア11に設置
されたRFIDリーダー5が、指定周波数にて宿泊客1
8の携帯するルームキー14に添付されたRFID無線
タグ15に電波を送信する。ルームキー14に添付され
たRFID無線タグ15は電波を受信し、RFID無線
タグ15内のデータをRFIDリーダー5に向け返信す
る。RFID無線タグ15からの返信データを受信した
RFIDリーダー5は、受信したデータをサーバー2に
転送する。データベース1には、どのRFIDリーダー
5がどこに設置されているのか、という情報も格納され
ているため、データを受信したサーバー2は転送された
データと、どのRFIDリーダー5から転送されたかと
いう情報を元に、データベース1のデータとの照合を行
なう。照合の結果、RFID無線タグ15より受信した
ルームナンバー情報が、該当する部屋に設置されている
RFIDリーダー5によって受信されたと判断された場
合、ルームナンバー情報が一致したと判定する。照合の
結果、ルームナンバー情報が一致した場合、図3bのよ
うに、宿泊客は何も操作することなく部屋に近づくだけ
で、サーバー2が指定の部屋のドア11を開錠する。照
合の結果、一致しなかった場合はサーバー2は指定の部
屋のドア11を開錠しない。
【0042】また、RFIDリーダー5自身に各々ルー
ムナンバー情報を持たせることで、RFIDリーダー5
は、RFID無線タグ15から受信したルームナンバー
情報と、RFIDリーダー5自身のルームナンバー情報
をサーバー2に転送し、サーバー2は転送されたデータ
とデータベース1のデータとの照合を行う、というシス
テムを構築することもできる。
【0043】また、RFIDリーダー5自身に各々ルー
ムナンバー情報と照合機能を持たせることで、RFID
無線タグ15から受信したルームナンバー情報との照合
を行い、照合の結果、ルームナンバー情報が一致した場
合、サーバー2に対し、該当する部屋のドア11の開錠
命令を発信し、開錠命令を受信したサーバー2は指定の
部屋のドア11を開錠する。ルームナンバー情報が一致
しなかった場合は、RFIDリーダー5はサーバー2に
何も送信しないことで開錠を行わない、というシステム
にすることもできる。
【0044】図4は、宿泊客18がRFID無線タグ1
5を添付したルームキー14を携帯して外出する際にド
アを施錠する様子を示した図ある。図4のような場合、
部屋(ルームナンバー=777)のドア11が閉まった
場合、RFIDリーダー5はドア11が閉まったという
情報をサーバー2に転送する。データを受け取ったサー
バー2はドア11が閉まった部屋内に設置してあるRF
IDリーダー5aと、その部屋のクローゼットなどに設
置しあるRFIDリーダー5bなど、ドア11が閉まっ
た部屋に設置してある全てのRFIDリーダー5a,5
bに対し、RFID無線タグ15ヘの電波送信の命令を
発する。部屋内にRFID無線タグ15が無い場合、R
FIDリーダー5a,5bはRFID無線タグ15から
の返信データを受信しないため、サーバー2に対してデ
ータの転送処理を行なわない。サーバー2は電波送信命
令を発したRFIDリーダー5a、5bからのデータ転
送が無い場合、部屋内にはRFID無線タグ15を添付
したルームキー14が存在しないと判断し、すぐに部屋
のドア11の鍵を施錠する。
【0045】図5は、宿泊客18がRFID無線タグ1
5を添付したルームキー14を携帯せず、部屋内に置い
たままで外出する際にドア11を施錠する様子を示した
図ある。図5のような場合、部屋のドア11が閉まった
場合、RFIDリーダー5はドア11が閉まったという
情報をサーバー2に転送する。データを受け取ったサー
バー2はドア11が閉まった部屋13内に設置してある
RFIDリーダー5aと、その部屋13のクローゼット
などに設置しあるRFIDリーダー5bなど、ドア11
が閉まった部屋13に設置してある全てのRFIDリー
ダー5a,5bに対し、RFID無線タグ15ヘの電波
送信の命令を発する。部屋内にRFID無線タグ15が
存在する場合、RFIDリーダー5a,5bはRFID
無線タグ15からの返信データを受信するため、サーバ
ー2に対してデータの転送処理を行なう。サーバー2は
電波送信命令を発したRFIDリーダー5a,5bから
のデータ転送があった場合、転送されたデータとデータ
ベース1のデータとの照合を行なう。照合の結果、電波
送信命令を発したRFIDリーダー5a,5bが設置し
てある部屋のルームナンバー情報と転送されたルームナ
ンバー情報が一致した場合、サーバー2は部屋内にこの
部屋13のルームキー14が存在すると判断し、部屋の
ドア11を施錠しない。そして、サーバー2は部屋のド
ア11に設置されているスピーカ12を通して、宿泊客
18に対し、ルームキー14が部屋13の中にある旨の
メッセージを出力する。データベース1との照合の結
果、電波送信命令を発したRFIDリーダー5a,5b
が設置してある部屋のルームナンバー情報と転送された
ルームナンバー情報が一致しなかった場合、サーバー2
は部屋内にはRFID無線タグ15を添付したこの部屋
13のルームキー14が存在しないと判断し、すぐに部
屋のドア11の鍵(以下、簡単のため、部屋13の鍵と
もいう)を施錠する。
【0046】図6は、ルームナンバー情報を書き込んだ
RFID無線タグ15を添付したルームキー14を携帯
した宿泊客18が、指定の部屋に近づいたときに鍵を開
錠する場合の手順を示すフローチャートである。ステッ
プS1で部屋のドア11に設定してあるRFIDリーダ
ー5により、ルームキー14に添付したRFID無線タ
グ15に向け電波を送信する。ステップS2でRFID
無線タグ15が受信したか否かを判別する。RFID無
線タグ15はRFIDリーダー5からの電波を受信する
と、RFID無線タグ15内のデータをRFIDリーダ
ー5に向け返信しステップS3へと進む。受信しなかっ
た場合はステップS5に進み、部屋13の鍵を開錠しな
い。受信した場合は、受信したルームナンバー情報とデ
ータベース2のルームナンバー情報との照合を行ない、
照合の結果、ルームナンバー情報が一致した場合、ステ
ップS4に進み指定の部屋13の鍵を開錠する。照合の
結果、一致しなかった場合はステップS5に進み、部屋
13の鍵を開錠しない。
【0047】図7は、指定の部屋13の鍵を施錠する場
合の手順を示すフローチャートである。ステップS11
で部屋のドア11が閉まったことをサーバー2が検知し
た場合、ステップS12で部屋13内に設置されたRF
IDリーダー5a,5bは、ルームキー14に添付した
RFID無線タグ15に向け電波を送信する。ステップ
S13でRFID無線タグ15が受信したか否かを判別
する。RFID無線タグ15はRFIDリーダー5a,
5bからの電波を受信すると、RFID無線タグ15内
のデータをRFIDリーダー5a,5bに向け返信しス
テップS14へと進む。受信しなかった場合はステップ
S19に進み、すぐにドアの鍵を施錠する。電波を受信
しステップS14に進んだ場合は、受信したルームナン
バー情報とデータベース2のルームナンバー情報との照
合を行ない、照合の結果、ルームナンバーが一致した場
合、ステップS15でスピーカ12からルームキーを部
屋に置いたまま外出しようとしている旨のメッセージを
出力する。照合の結果、一致しなかった場合はステップ
S19に進み、すぐにドアの鍵を施錠する。ステップS
15でメッセージを発した場合、ステップS16でドア
が閉まってからの時間を計測し、所定時間が経過したか
否かの判別を行なう。所定時間が経過した場合はステッ
プS19で指定の部屋の鍵を施錠する。所定時間が経過
するまでにステップS17でRFIDリーダー5がドア
が開いたことを検知した場合は、ステップS18でスピ
ーカからのメッセージの出力を停止し、ステップS11
へ戻る。
【0048】以上のように本実施形態によれば、目的の
部屋に近づくだけで部屋の鍵を開錠することができるの
で、両手に荷物を持っている場合などでも、荷物を下ろ
す必要がないため、宿泊客に余計な手間をかけさせるこ
とが無い。
【0049】他方、宿泊客18はルームキー14を携帯
して外出した場合は部屋の鍵はオートロックによりすぐ
施錠される。また、誤って部屋にルームキー14を置き
忘れて外出した場合でも、スピーカ12からのメッセー
ジによりルームキー14の不携帯を知ることができ、ま
たすぐにはオートロックされないので、すぐ部屋にルー
ムキー14を取りに戻ることができる。こうすること
で、ルームキー14を部屋に置き忘れた場合でもオート
ロックによる閉め出しを防止することができる。またド
ア11が閉まってからの時間経過をサーバー2が管理
し、所定時間経過するとサーバー2が部屋のドア11の
鍵を施錠することで、防犯面での安全を図ることができ
る。
【0050】(第2の実施の形態)図8は、本発明の第
2の実施形態に係わるホテル来客サービスシステムの基
本的なシステム構成を示す図である。本実施形態は、宿
泊客18が大浴場やレストランなど、ホテル内の施設に
行く場合に、迷わないように誘導するものである。
【0051】図8に示すように、本実施形態のホテル来
客サービスシテムは、データベース1と、サーバー2
と、通路などに設置されRFIDリーダー5dと入力装
置9とを備えた表示システム8と、データ入力端末4
と、ルームキー14とから構成されている。なお、図8
において、表示システム8以外の構成要素は図1に示し
たものと同様であり、図1と同一の構成要素は同一の符
号を付して示す。
【0052】図9aは、ホテルの通路などに設置されて
いる表示システム8において、ホテル内の各施設の行き
先情報を設定する例を示す図である。宿泊客18はホテ
ル内の各所に設置されている表示システム8において、
表示画面を見ながら入力装置9により目的の行先を選択
することができる。この場合入力装置9は表示システム
8と一体となったタッチパネルのようなものでもよい。
宿泊客18が行先を選択した場合、表示システム8に設
置されたRFIDリーダー5dが宿泊客のルームキー1
4に添付したRFID無線タグ15に向け電波を送信
し、RFID無線タグ15は電波を受信し、RFID無
線タグ15内のデータをRFIDリーダー5dに向け返
信する。RFIDリーダー5dはRFID無線タグ15
からの返信データを受信すると、受信したデータをサー
バー2に設置されている書込み可能な記憶媒体に転送
し、サーバー2は表示システム8において宿泊客が選択
した行先データを、サーバー2の記憶媒体に記憶されて
いるデータの行先情報エリアに書き込む。RFIDリー
ダー5dにより転送された行先データをサーバー2に設
置されている記憶媒体に書き込む。そして、サーバー2
は転送してきた表示システム8に対し、記憶媒体に書き
込んだデータと、そのデータをルームキー14に添付し
たRFID無線タグ15に書き込むための命令を発信す
る。データと命令を受け取った表示システム8は、RF
IDリーダー5dにより無線タグ15に電波を送信しR
FID無線タグ15内の行先情報を更新する。
【0053】図9bは、宿泊客の部屋に設置されたRF
IDリーダー5d付きの端末から、ホテル内の各施設の
行き先情報を設定する例を示す図である。図9bの場合
システムの構成は図9aと同じであり、設置場所のみが
異なる。図9cは、図9a、9bにおいてルームキー1
4に添付したRFID無線タグに行先情報を記憶した場
合、ホテル内の各所に設置してある表示システム8に近
づいたときの例を示す図である。
【0054】宿泊客18がホテルの各所に設置された表
示システム8に近づくと、表示システム8に設置された
RFIDリーダー5dはルームキー14に添付したRF
ID無線タグ15に向け電波を送信し、RFID無線タ
グ15はタグ内のデータをRFIDリーダー5dに向け
返信する。RFIDリーダー5はRFID無線タグ15
からの返信データを受信すると、受信したデータをサー
バー2に転送し、サーバー2はデータを転送してきたR
FIDリーダー5dの設置してある表示システム8の位
置と、転送してきたデータの行先情報をもとに、データ
ベース2により適切な情報を選び出し、選び出した情報
を表示システム8に転送し、表示システム8は転送され
た情報の表示を行なう。
【0055】図10aは、宿泊客18が大浴場やレスト
ランなどホテル内の複数の施設に行く場合に、複数の行
先情報を設定する例を示す図である。図10aの場合図
9aと同様の方法でRFIDリーダー5dにより、ルー
ムキー14に添付したRFID無線タグ15に複数の行
先データが書き込まれる。
【0056】図10bは、宿泊客の部屋に設置されたR
FIDリーダー5d付きの端末から、ホテル内の複数の
施設の行き先情報を設定する例を示す図ある。図10b
の場合も図9bと同様の方法でRFIDリーダー5dに
より、ルームキー14に添付したRFID無線タグ15
に複数の行先データが書き込まれる。図10cは、図9
a、図9bにおいてルームキー14に添付したRFID
無線タグに複数の行先情報を記憶した場合、ホテル内の
各所に設置してある表示システム8に近づいたときの例
を示す図である。
【0057】宿泊客18がホテルの各所に設置された表
示システム8に近づくと、表示システム8に設置された
RFIDリーダー5dはルームキー14に添付したRF
ID無線タグ15に向け電波を送信し、RFID無線タ
グ15はタグ内のデータをRFIDリーダー5dに向け
返信する。RFIDリーダー5dはRFID無線タグ1
5からの返信データを受信すると、受信したデータをサ
ーバー2に転送し、サーバー2はデータを転送してきた
RFIDリーダー5dの設置してある表示システム8の
位置と、転送してきたデータを基に、データベース1よ
り適切な情報を選び出し、選び出した情報を表示システ
ム8に転送し、表示システム8は転送された情報の表示
を行なう。
【0058】図11aは、図9a、9bにおいて複数の
行先情報と、それら行先情報の中で次に行きたい施設の
情報、すなわち優先行先情報を記憶させた場合に、ホテ
ル内の各所に設置してある表示システム8に近づいたと
きの例を示す図である。優先行先情報を設定したルーム
キー14を携帯した宿泊客18が、ホテルの各所に設置
された表示システム8に近づくと、表示システム8に設
置されたRFIDリーダー5dはルームキー14に添付
したRFID無線タグ15に向け電波を送信し、RFI
D無線タグ15はタグ内のデータをRFIDリーダー5
dに向け返信する。RFIDリーダー5dはRFID無
線タグ15からの返信データを受信すると、受信したデ
ータをサーバー2に転送し、サーバー2は受信したデー
タに優先行先情報が設定されているかのチェックを行な
い、優先行先情報が設定されている場合、サーバー2は
データを転送してきたRFIDリーダー5dの設置して
ある表示システム8の位置と、優先行先情報を基に、デ
ータベース1より適切な情報を選び出し、選び出した情
報を表示システム8に転送し、表示システム8は転送さ
れた情報の表示を行なう。なお、複数の優先行先情報に
優先順位を付して設定しても良い。この場合、表示シス
テム8には優先順位の高い順に行先情報が表示される。
【0059】図11bは、優先行先情報を変更する場合
の例を示す図である。優先行先情報を設定したルームキ
ー14を携帯した宿泊客18は、ホテルの各所に設置し
てある表示システム8の入力装置9を操作することによ
り、RFIDリーダー5dはルームキー14に添付した
RFID無線タグ15に電波を送信し、RFID無線タ
グ15はタグ内のデータをRFIDリーダー5dに向け
返信する。表示システム8は受信したデータのうち設定
されているすべての行先情報の表示を行なうことによ
り、宿泊客18はルームキー14に添付したRFID線
タグ15に記憶されている行先情報を調べることができ
る。宿泊客18はかかる行先情報を参照して表示システ
ム8の入力装置9の操作により優先行先情報を更新する
ことで、表示システム8に設置してあるRFIDリーダ
ー5dがルームキー14に添付したRFID無線タグ1
5に電波を送信することでタグ内の優先行先情報の更新
を行う。
【0060】図12は、ルームキー14に添付したRF
ID無線タグ15に、言語情報を設定した場合に、宿泊
客18がホテル内の各所に設置してある表示システム8
に近づいたときの例を示す図ある。ルームキー14のル
ームナンバー情報、顧客番号情報、顧客言語情報等は、
フロント3において、データ入力端末4から入力され
る。言語情報を設定したRFID無線タグ15を添付し
たルームキー14を携帯した宿泊客18が、ホテルの各
所に設置された表示システム8に近づくと、表示システ
ム8に設置されたRFIDリーダー5dはルームキー1
4に添付したRFID無線タグ15に向け電波を送信
し、RFID無線タグ15はタグ内のデータをRFID
リーダー5dに向け返信する。RFIDリーダー5dは
RFID無線タグ15からの返信データを受信すると、
受信したデータをサーバー2に転送し、サーバー2はデ
ータを転送してきたRFIDリーダー5dの設置してあ
る表示システム8の位置と、転送してきたデータの行先
情報、優先行先情報、言語情報、をチェックし、データ
ベース1から設定された言語による適切な情報を選び出
し、選び出した情報を表示システム8に転送し、表示シ
ステム8は転送された情報の表示を行なう。
【0061】図13は、ルームキー14を携帯した宿泊
客18に対する行先案内の手順を示すフローチャートで
ある。ステップS21で宿泊客18が使用する言語情報
をルームキー14に添付したRFID無線タグ15に設
定する。その後ステップS22で行先情報を設定する。
ステップS23で設定した行先情報が複数箇所か一箇所
かのチェックを行ない、一箇所の場合はステップS25
で設定された行先情報をRFID無線タグ15に書き込
む。複数の行先が設定された場合、ステップS24で優
先行先情報が設定されているか否かのチェックを行な
い、優先行先情報が設定されていない場合は、ステップ
S26でRFID無線タグ15に全ての行先情報を書き
込む。優先行先情報が設定されている場合は、ステップ
S27で全ての行先情報と優先行先情報をRFID無線
タグ15に書き込む。以上の手順で、行先情報を書き込
まれたRFID無線タグ15を添付したルームキー14
を携帯した宿泊客18が、ホテルの各所に設置されてい
る表示システム8に近づくとステップS28で表示シス
テムに設置されたRFIDリーダー5dにより、ルーム
キー14に添付したRFID無線タグ15に向け電波を
送信し、ステップS29でRFID無線タグ15が受信
したか否かを判別する。RFID無線タグ15はRFI
Dリーダー5dからの電波を受信すると、RFID無線
タグ15内のデータをRFIDリーダー5dに向け返信
しステップS30へと進む。受信しなかった場合はステ
ップS38に進み終了する。RFID無線タグ15が電
波を受信しRFIDリーダー5dに返信した場合ステッ
プS30で受信したデータの行先情報を解析する。ステ
ップS31で解析した行先情報が一箇所の場合、ステッ
プS33で受信した行先情報に適した誘導案内の検索を
行ないステップS36に進む。ステップS31で行先情
報が複数箇所設定されている場合はステップS32に進
み、優先行先情報が設定されているかのチェックを行な
う。優先行先情報が設定されていない場合はステップS
34に進み、全ての行先情報に適した誘導案内の検索を
行ないステップS36に進む。優先行先情報が設定され
ている場合はステップS35に進み、優先行先情報に適
した誘導案内の検索を行ないステップS36に進む。ス
テップS36で受信した言語情報をチェックし、検索し
た誘導案内の中で指定の言語情報での案内表示を選び出
し、ステップS37で選び出した言語情報での案内表示
を表示システム8で行なう。
【0062】図14は、優先行先情報を変更するときの
手順を示すフローチャートである。図13のステップS
37において行先情報を複数設定した場合、或は、行先
情報を複数設定し優先行先情報を設定した場合に誘導案
内が表示されている状態で、図14のステップS41で
表示システム8に設定されている入力装置9にて優先行
先情報変更の処理を選択する。入力装置9による選択を
行なうとステップS42でルームキー14に添付したR
FID無線タグ15に書き込まれている全ての行先情報
を表示システム8に表示する。その後、ステップS43
で宿泊客18は入力装置9により優先行先情報を選択
し、ステップS44で設定された優先行先情報をRFI
D無線タグ15に書き込む。
【0063】以上のように本実施形態によれば、宿泊客
18は予め行きたい施設をルームキー14に記憶させて
おくことで、ルームキー14を携帯しておけば、ホテル
内の各所に設置された表示システム8に近づくだけで、
目的の場所へ行くための最適な誘導案内を受けることが
できる。また火災等の非常時においては、表示システム
8はRFID無線タグ15からの返信を受けると、非常
口など安全な場所への誘導を行なうこともできる。その
場合、ルームキー14を携帯していなくても、スリッパ
や浴衣など、宿泊客が身に付けているものにもRFID
無線タグ15を取り付けておくことで、誘導することが
可能となる。
【0064】宿泊客18は予め行きたいすべての施設を
ルームキー14に記憶させておくことで、ルームキー1
4を携帯しておけば、ホテル内の各所に設置された表示
システム8に近づくだけで、目的の場所へ行くための最
適な誘導案内を受けることができる。
【0065】入力装置9を操作し、それらの行先情報か
ら次に行きたい施設の情報、すなわち優先行先情報を設
定することで、表示システム8に設置してあるRFID
リーダー5dがルームキー14に添付したRFID無線
タグ15内の優先行先情報の更新を行なうことができ、
次回より表示システム8に表示される行先案内表示を変
更することができる。
【0066】宿泊客18は、フロントでルームキー14
を受け取る際に、ルームキー14に添付してあるRFI
D無線タグ15に、顧客言語情報を設定してから受け取
ることで、ホテル内の各施設への誘導を、設定した言語
にて受けることができる。こうすることで、外国人宿泊
客に対しても、ホテル内への各施設への誘導を行うこと
ができる。フロントでの顧客言語情報の設定はデータ入
力端末4から行われる。
【0067】(第3の実施の形態)図15は、本発明の
第3の実施形態に係わるホテル来客サービスシステムの
基本的な構成を示す図である。本実施形態は、宿泊客1
8がレストランや売店など宿泊費以外の支払が発生した
場合に、キャッシュレスでの飲食や購買をできるように
するものである。
【0068】本実施形態は、図15に示すように、デー
タベース1と、サーバー2と、暗証番号を入力するため
の暗証番号入力装置7とRFIDリーダー5eを備えた
売上清算システム(レジ)6と、データ入力端末4と、
ルームキー14とから構成される。なお、図15におい
て、売上清算システム6以外の構成要素は図1と同様で
あり、図1と同一の構成要素は同一の符号を付して示
す。
【0069】図16は、宿泊客18がレストランや売店
などで宿泊費以外の支払が発生した場合における、キャ
ッシュレスでの飲食の例について示した図である。宿泊
客18はチェックイン時において、ルームキー14に添
付したRFID無線タグ15に暗証番号を設定してお
く。その後、暗証番号を設定したRFID無線タグ15
を添付したルームキー14を携帯した宿泊客18が、レ
ストラン等での飲食や、売店等で商品を購入した場合、
レジ等の売上清算システム6にて、支払金額の明示を受
けると、レジ6に設置されたRFIDリーダー5eが、
宿泊客18の携帯しているルームキー14に添付してい
るRFID無線タグ15に向け電波を送信し、RFID
無線タグ15はタグ内のデータをRFIDリーダー5に
向け返信する。RFIDリーダー5eはRFID無線タ
グ15からの返信データを受信すると、受信したデータ
をサーバー2に転送し、サーバー2は転送されたデータ
を一時保持する。その後、宿泊客18はレジ6に付帯し
てある暗証番号入力装置7により、チェックイン時に設
定した暗証番号の入力を行なう。暗証番号の入力を行な
うとレジ6は入力した暗証番号をサーバー2へ転送す
る。サーバー2は、先に転送されたRFID無線15タ
グに記憶されたデータの中の暗証番号データと、次に送
られた入力された暗証番号データの照合を行ない、暗証
番号が一致した場合、持ち主本人による使用と判断し、
RFID無線タグ15の指定領域への支払金額の書き込
み命令と、書き込みデータをレジ6に転送し、レジ6に
設置されたRFIDリーダー5eにより、ルームキー1
4に添付したRFID無線タグ15に電波を送信するこ
とでデータの書き込みを行なう。その際データベース2
には支払い金額の明細を保存しておくこともできる。
【0070】図17は、暗証番号を書き込んだRFID
無線タグ15を添付したルームキー14を携帯した宿泊
客18が、レストラン等での支払を行う手順を示すフロ
ーチャートである。ステップS51で宿泊客18はフロ
ントでルームキー14を受け取る際に、暗証番号を設定
し、ルームキー14に添付したRFID無線タグ15に
暗証番号を書き込んでおく。その後、ステップS52に
てレストラン等で支払が発生した場合、ステップS53
で清算システム6に設置されたRFIDリーダー5eに
より、RFID無線タグ15に向け電波を送信し、ステ
ップS54でRFID無線タグ15が受信したか否かを
判別する。RFID無線タグ15はRFIDリーダー5
eからの電波を受信すると、RFID無線タグ15内の
データをRFIDリーダー5eに向け返信しステップS
55へと進む。受信しなかった場合はステップS58に
進み、通常どおり現金やクレジットカードでの支払を行
なう。ステップS54で電波を受信した場合はステップ
S55で宿泊客は清算システム6に設置された暗証番号
入力装置7を用いて、ステップS51で設定した暗証番
号を入力する。暗証番号を入力するとステップS56で
RFID無線タグ15より受信した暗証番号と入力した
暗証番号の照合を行ない、一致した場合はステップS5
7へ進む。一致しなかった場合は、ステップS58へ進
み、現金やクレジットカードでの支払を行なう。一致し
た場合、ステップS57で受信されたデータにおいて、
当該施設での支払金額がすでに書き込まれているかのチ
ェックを行ない、既に書き込まれている場合はステップ
S59にて今回の支払金額を前回の金額に加算してRF
ID無線タグ15に書き込む処理を行なう。ステップS
57で当該施設での支払金額が書き込まれていない場合
は、ステップS60で今回の支払金額をRFID無線タ
グ15に書き込む処理を行なう。清算はチェックオフ時
等にフロント3にて宿泊客18のルームキーに書き込ま
れた内容をRFIDリーダー5cを用いて読み出して行
う。
【0071】以上のように本実施形態によれば、宿泊客
18がレストランや売店などの宿泊費以外の支払いが発
生した場合に、キャッシュレスでの飲食や購入ができる
ようになる。
【0072】(第4の実施の形態)図18は、本発明の
第4の実施形態に係わるホテル来客サービスシステムの
基本的な構成を示す図である。本実施形態は、RFID
無線タグ15を添付したルームキー14を携帯した宿泊
客18が、自動販売機10で商品を購入できるようにす
るものである。
【0073】本実施形態は、図18に示すように、デー
タベース1と、サーバー2と、RFIDリーダー5fと
暗証番号入力装置7を備えている自動販売機10と、デ
ータ入力端末4と、ルームキー14とから構成される。
なお、図18において自動販売機10以外の構成要素は
図1と同様であり、図1と同一の構成要素は同一の符号
を付して示す。
【0074】図19は、RFID無線タグ15を添付し
たルームキー14を携帯した宿泊客18が、自動販売機
10で商品19を購入する場合の例を示す図ある。宿泊
客18はチェックイン時において、ルームキー14に添
付したRFID無線タグ15に暗証番号を設定してお
く。その後、暗証番号を設定したRFID無線タグ15
を添付したルームキー14を携帯した宿泊客18が、自
動販売機10にて商品19の購入を行なう場合、自動販
売機10に設置してある暗証番号入力装置7により暗証
番号の入力を行なうと、自動販売機10は入力された暗
証番号をサーバー2に転送する。サーバー2は暗証番号
の転送を受けると自動販売機10に対し電波の送信命令
を発し、命令を受信した自動販売機10は設置してある
RFIDリーダー5fにより、ルームキー14に添付し
たRFID無線タグ15に向け電波を送信し、RFID
無線タグ15はタグ内のデータをRFIDリーダー5f
に向け返信する。RFIDリーダー5fはRFID無線
タグ15からの返信データを受信すると、受信したデー
タをサーバー2に転送し、サーバー2は転送されたデー
タの暗証番号と、先に転送されている入力された暗証番
号との照合を行なう。照合の結果、暗証番号が一致した
場合、サーバー2は自動販売機10を購入スタンバイ状
態にする。その後、宿泊客18が商品19を購入した場
合、自動販売機10はサーバー2に購入金額を転送し、
サーバー2はRFID無線タグ15の指定領域への支払
金額の書き込み命令と、書き込みデータを自動販売機1
0に転送し、自動販売機10に設置されたRFIDリー
ダー5fにより、ルームキーに14添付したRFID無
線タグ15に電波を送信することでデータの書き込みを
行なう。その際データベース1には支払い金額の明細を
保存しておくこともできる。
【0075】図20は、暗証番号を書き込んだRFID
無線タグ15を添付したルームキー14を携帯した宿泊
客18が、自動販売機10で商品19を購入する手順を
示すフローチャートである。ステップS61では図17
のステップS51と同様にルームキーに添付したRFI
D無線タグ15に暗証番号を書き込んでおく。その後、
宿泊客18がルームキー14を携帯して自動販売機10
のところまで行ったとき、ステップS62で自動販売機
10に設置された暗証番号入力装置7にて暗証番号の入
力を行なう。暗証番号入力後、ステップS63で自動販
売機10設置されたRFIDリーダー5fにより、ルー
ムキー14に添付したRFID無線タグ15に向け電波
を送信し、ステップS64でRFID無線タグ15が受
信したか否かを判別する。RFID無線タグ15はRF
IDリーダー5fからの電波を受信すると、RFID無
線タグ15内のデータをRFIDリーダー5fに向け返
信しステップS65へと進む。受信しなかった場合はス
テップS73に進み、この場合は何も処理を行なわな
い。ステップS65へと進んだ場合、入力した暗証番号
と受信したRFID無線タグ15内の暗証番号の照合を
行ない、一致した場合はステップS66へ進む。一致し
なかった場合はステップS73へ進み、この場合も何も
処理を行なわない。暗証番号が一致した場合ステップS
66で自動販売機10を購入可能状態(スタンバイ)に
する。ステップS67にて自動販売機10で商品を購入
した場合ステップS69へ進み、自動販売機10での支
払金額が書き込まれているか否かのチェックを行ない、
書き込まれている場合は、ステップS70で今回購入し
た商品19の金額を、前回までの支払金額に加算してR
FID無線タグ15に書き込み、自動販売機10の支払
金金額が書き込まれていない場合、ステップS71で今
回購入した商品19の金額をRFID無線タグ15に書
き込む。ステップS70、ステップS71でRFID無
線タグ15に支払金額を書き込んだ後ステップS72で
自動販売機10のスタンバイを解除する。ステップS6
7で商品の購入を行なわなかった場合、ステップS68
で購入中止ボタンを押すことでステップS72に進み、
自動販売機10のスタンバイを解除する。清算はチェッ
クオフ時等にフロント3にて宿泊客18のルームキーに
書き込まれた内容をRFIDリーダー5cを用いて読み
出して行う。
【0076】以上のように、本実施形態によれば、RF
ID無線タグ15を添付したルームキー14を携帯した
宿泊客18が、自動販売機10で商品を購入できる。以
上、本発明の各実施形態を説明したが、本発明は、上記
の各実施形態に限定されず、本発明の精神と範囲を逸脱
しない範囲内で、種々の変形及び変更を加えることが可
能である。例えば、ホテルの宿泊客だけでなく一般の来
客にもサービスを提供可能である。また、ホテルだけで
なく、ホテルに隣接する、あるいは当該ホテルと協力関
係にある施設をも利用できるようにしてもよい。また、
メインドアの鍵だけでなく、ベランダのドアや窓や貴重
品入れにもオートロックを利用しても良い。RFIDタ
グ電波の周波数を複数用いて顧客により異なるサービス
を提供しても良い。また、宿泊客が部屋の内側から施錠
したい場合には、オートロックを解除するか手動ロック
を用いれば良い。また、宿泊客が誤ってルームキーを落
としてしまった場合においても、その場所を特定できる
ようしてもよいことは言うまでもない。また、本発明に
係るルームキーは必ずしもカード状である必要はなく、
記憶機能、無線受信機能を有し、携帯できるものであれ
ば様々な形状で良い。
【0077】さらに、本発明はコンピュータに実行させ
るプログラムとしても実現できる。プログラムはサーバ
ー2のROM(図示せず)に格納して使用する例を説明
したが、このプログラムは、コンピュータで読み取り可
能な記録媒体に格納されていてもよい。この記録媒体と
して、図1に示されるサーバー2のROMそのものがプ
ログラムメディアであってもよいし、またCD−ROM
ドライブ等のプログラム読み出し部が設けられ、そこに
記憶媒体を挿入することで読み取り可能なCD−ROM
等のプログラムメディアであってもよい。いずれの場合
においても、格納されているプログラムはサーバー2が
アクセスして実行させる構成であってもよいし、プログ
ラム読み出し部、読み出されたプログラムは、サーバー
2等のプログラム記録エリアにダウンロードされて、そ
のプログラムが実行される方式であってもよい。このダ
ウンロード用のプログラムは予めサーバー2に格納され
ているものとする。ここで上記プログラムメディアは、
サーバー2本体と分離可能に構成される記録媒体であ
り、磁気テープやカセットテープ等のテープ系、フロッ
ピィディスクやハードディスク等の磁気ディスクやCD
−ROM/ROM/MO/MD/DVD等の光ディスク
のディスク系、ICカード(メモリカードを含む)/光
カード等のカード系、あるいはマスクROM、EPRO
M、フラッシュROM等による半導体メモリを含めた固
定的にプログラムを担持する媒体であってよい。
【0078】さらに、通信ネットワークプログラムから
プログラムをダウンロードするように、流動的にプログ
ラムを担持する媒体であってよい。なお、このように通
信ネットワークからプログラムをダウンロードする場合
には、そのダウンロード用プログラムは予めサーバー2
に格納しておくか、あるいは別な記録媒体からインスト
ールされるものであってもよい。なを、記録媒体に格納
されている内容としてはプログラムに限定されず、デー
タであってもよい。この場合であっても上記各実施形態
と同様の作用、効果を奏する。
【0079】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、宿泊客は
RFID無線タグを添付したルームキーを携帯するだけ
で、鍵の挿入などの操作を行なうことなく部屋の鍵の開
錠ができる。また、ドアが閉まった時に部屋の内部のル
ームキーの有無をチェックすることができる。こうする
ことで、ルームキーを持って外出したときは部屋の鍵を
すぐに施錠し、該当する部屋のルームキーが部屋の中に
ある場合は、再度入室できるようにすぐには部屋の鍵を
施錠しないようにすることができる。ルームキーが部屋
の中にある状態でドアが閉まった場合には、スピーカか
らメッセージを出力することで、宿泊客に注意を促すこ
とができる。さらに該当するルームキーが部屋の中にあ
る状態でドアが閉まると、ドアが閉まってからの時間を
管理し、所定時間経過すると部屋の中にルームキーがあ
っても部屋の鍵を施錠することで、部屋への侵入者を防
ぐことができる。
【0080】また、宿泊客がホテル内のどこにいても、
各所に設置された表示システムにより目的の場所、又は
複数の施設までの適切な誘導を受けることができる。外
国人宿泊客でも、顧客言語情報を記憶したRFID無線
タグを添付したルームキーを所持することにより、目的
の施設までの適切な誘導表示を受けることができる。
【0081】さらに、ホテル内の各施設で支払が発生し
た場合でも、ルームキーに添付したRFID無線タグに
支払い金額を書き込み、支払をチェックアウト時に一括
で行なうことができる。こうすることで、宿泊客はホテ
ルの各施設へ行くのに、ルームキーだけを携帯すればよ
く、財布を所持する必要がない。また、ルームキーを携
帯すれば自動販売機での購入ができ、支払をチェックア
ウト時に一括で行なうことができる。
【0082】このためホテル内で、宿泊客はルームキー
を携帯すればレストランでの飲食や、売店や自動販売機
での商品の購入を行なうことができるため財布を持ち歩
く必要が無く、チェックアウト時まで財布を金庫に保管
しておくか、フロントに預けておけば盗難や窃盗、紛失
などの心配をする必要が無くなる。
【0083】それに加え、チェックイン時に宿泊客が暗
証番号を書き込み、各施設で支払い金額をルームキーに
添付したRFID無線タグに書き込むときには暗証番号
を入力し、入力された暗証番号とRFID無線タグに書
き込まれた暗証番号の照合を行なうことで、他人による
ルームキーの不正使用を防ぐこともできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係わるホテル宿泊先
サービスシステムの基本的なシステム構成を示す図であ
る。
【図2】ルームキー14に添付したRFID無線タグ1
5の内部に格納されるデータの例を示した図である。
【図3】図3aは、ルームキー14を携帯した宿泊客1
8が宿泊する部屋のドア11に近づいてきた様子を示し
た図である。図3bは、ルームキー14を携帯した宿泊
客18が宿泊する部屋のドア11を開錠する様子を示し
た図である。
【図4】宿泊客18がRFID無線タグ15を添付した
ルームキー14を携帯して外出する際にドアを施錠する
様子を示した図ある。
【図5】宿泊客18がRFID無線タグ15を添付した
ルームキー14を携帯せず、部屋内に置いたままで外出
する際にドア11を施錠する様子を示した図ある。
【図6】ルームナンバー情報を書き込んだRFID無線
タグ15を添付したルームキー14を携帯した宿泊客1
8が、指定の部屋に近づいたときに鍵を開錠する場合の
手順を示すフローチャトである。
【図7】指定の部屋の鍵を施錠する場合の手順を示すフ
ローチャートである。
【図8】本発明の第2の実施形態に係わるホテル来客サ
ービスシステムの基本的なシステム構成を示す図であ
る。
【図9】図9aは、ホテルの通路などに設置されている
RFIDリーダー5d付きの表示システム8において、
ホテル内の各施設の行き先情報を設定する例を示す図で
ある。図9bは、宿泊客の部屋に設置されたRFIDリ
ーダー5d付きの端末から、ホテル内の各施設の行き先
情報を設定する例を示す図である。図9cは、図9a、
図9bにおいてルームキー14に添付したRFID無線
タグに行先情報を記憶した場合、ホテル内の各所に設置
してある表示システム8に近づいたときの例を示す図で
ある。
【図10】図10aは、宿泊客18が大浴場やレストラ
ンなどホテル内の複数の施設に行く場合に、RFIDリ
ーダー5d付きの表示システム8において、複数の行先
情報を設定する例を示す図である。図10bは、宿泊客
の部屋に設置されたRFIDリーダー5d付きの端末か
ら、ホテル内の複数の施設の行先情報を設定する例を示
す図ある。図10cは、図9a、図9bにおいてルーム
キー14に添付したRFID無線タグに複数の行先情報
を記憶した場合、ホテル内の各所に設置してある表示シ
ステム8に近づいたときの例を示す図である。
【図11】図11aは、図9a、図9bにおいて複数の
行先情報と、それら行先情報の中で次に行きたい施設の
情報、すなわち優先行先情報を記憶させた場合に、ホテ
ル内の各所に設置してある表示システム8に近づいたと
きの例を示す図である。図11bは、優先行先情報を変
更する場合の例を示す図である。
【図12】ルームキー14に添付したRFID無線タグ
15に、言語情報を設定した場合に、宿泊客18がホテ
ル内の各所に設置してある表示システム8に近づいたと
きの例を示す図ある。
【図13】ルームキー14を携帯した宿泊客18に対す
る行先案内の手順を示すフローチャートである。
【図14】優先行先情報を変更するときの手順を示すフ
ローチャートである。
【図15】本発明の第3の実施形態に係わるホテル来客
サービスシステムの基本的な構成を示す図である。
【図16】宿泊客18がレストランや売店などで宿泊費
以外の支払が発生した場合における、キャッシュレスで
の飲食等の例について示した図である。
【図17】暗証番号を書き込んだRFID無線タグ15
を添付したルームキー14を携帯した宿泊客18が、レ
ストラン等での支払を行う手順を示すフローチャートで
ある。
【図18】本発明の第4の実施形態に係わるホテル来客
サービスシステムの基本的な構成を示す図である。
【図19】RFID無線タグ15を添付したルームキー
14を携帯した宿泊客18が、自動販売機10で商品を
購入する場合の例を示す図ある。
【図20】暗証番号を書き込んだRFID無線タグ15
を添付したルームキー14を携帯した宿泊客18が、自
動販売機10で商品を購入する手順を示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
1 データベース 2 サーバー 3 フロント 4 データ入力端末 5,5a〜5f RFIDリーダー 6 売上清算システム(レジ) 7 暗証番号入力装置 8 表示システム 9 入力装置 10 自動販売機 11 部屋のドア 12 スピーカ 13 ホテルの各部屋 14 ルームキー 15 RFID無線タグ 16 アンテナ 17 半導体集積回路チップ 18 宿泊客 19 商品
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06K 17/00 G06K 17/00 L 19/00 19/00 H 19/07 Q Fターム(参考) 2E250 AA06 AA12 BB08 BB12 BB48 BB61 BB65 CC15 CC19 CC21 CC28 DD06 FF23 FF27 FF28 FF36 3E042 AA02 CC01 CD04 CE07 CE09 DA01 EA01 5B035 AA00 AA13 BB09 BC00 CA23 5B058 CA15 KA02 KA04 KA06 KA31 YA20

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ルームナンバー等の情報を記憶し、読み
    書き可能なRFID無線タグが添付されているルームキ
    ーと、前記RFID無線タグに情報を入出力するために
    ホテル内の各所に設置されたRFIDリーダーと、ホテ
    ル内の各部屋及び各施設に関する情報を記憶したデータ
    ベースと、前記各RFIDリーダー及び前記データベー
    スとネットワークで接続され、ホテル内の各部屋及び各
    施設の管理を行うサーバーとを備えることを特長とする
    RFIDを利用したホテル来客サービスシステム。
  2. 【請求項2】 前記ルームナンバー等の情報が、ルーム
    ナンバー、暗証番号、顧客番号、支払金額、行先情報等
    を含むことを特徴とする請求項1記載のRFIDを利用
    したホテル来客サービスシステム。
  3. 【請求項3】 部屋又は/及び部屋のドアに設置された
    RFIDリーダーが、前記RFID無線タグに記憶され
    ているルームナンバーを読み取り、前記データベースに
    登録されたルームナンバーと照合して、前記部屋の鍵を
    開錠又は施錠することを特徴とする請求項1又は2記載
    のRFIDを利用したホテル来客サービスシステム。
  4. 【請求項4】 部屋のドアが閉まった場合、前記ルーム
    キーが前記部屋に無い状態では、すぐに部屋の鍵が施錠
    され、部屋に前記ルームキーがある状態では、注意を促
    すメッセージを所定時間出力した後に、前記部屋の鍵を
    施錠することを特徴とする請求項1乃至3記載のRFI
    Dを利用したホテル来客サービスシステム。
  5. 【請求項5】 前記RFID無線タグにホテル内での1
    つ以上の行きたい場所を行先情報としてあらかじめ登録
    しておき、ホテル内の各場所に設置されたRFIDリー
    ダーを内蔵した表示システムが、前記RFID無線タグ
    の行先情報を読み取り、行先情報に応じて適切な案内表
    示をすることを特徴とする請求項1又は2記載のRFI
    Dを利用したホテル来客サービスシステム。
  6. 【請求項6】 1つ以上の行先情報の中で次ぎに行きた
    い行先を示す優先行先情報を設定することで、前記表示
    システムが、設定した優先行先情報を優先して行先を案
    内表示することを特徴とする請求項1,2又は5記載の
    RFIDを利用したホテル来客サービスシステム。
  7. 【請求項7】 来客が使用する顧客言語情報をRFID
    無線タグに記憶させることで、前記1つ以上の行先情報
    を前記顧客言語で案内表示することを特徴とする請求項
    1,2,5又は6記載のRFIDを利用したホテル来客
    サービスシステム。
  8. 【請求項8】 来客がホテル内の施設を利用して飲食や
    商品購入やその他の料金支払を要する利用をした場合
    に、該施設の売り上げ清算システムに設置されたRFI
    Dリーダーが、支払うべき金額を前記来客が所持するル
    ームキーに添付されたRFID無線タグに書き込むこと
    を特徴とする請求項1又は2記載のRFIDを利用した
    ホテル来客サービスシステム。
  9. 【請求項9】 来客がホテル内の自動販売機を利用して
    商品を購入した場合に、前記自動販売機に設置されたR
    FIDリーダーが、支払うべき金額を前記来客が所持す
    るルームキーに添付されたRFID無線タグに書き込む
    ことを特徴とする請求項1又は2記載のRFIDを利用
    したホテル来客サービスシステム。
  10. 【請求項10】 前記RFID無線タグに暗証番号が登
    録されていることを特徴とする請求項1,2,8又は9
    記載のホテル来客サービスシステム。
  11. 【請求項11】 ルームナンバー等の情報を記憶し、読
    み書き可能なRFID無線タグが添付されているルーム
    キーと、前記RFID無線タグに情報を入出力するため
    にホテル内の各所に設置されたRFIDリーダーと、ホ
    テル内の各部屋及び各施設に関する情報を記憶したデー
    タベースと、前記各RFIDリーダー及び前記データベ
    ースとネットワークで接続され、ホテル内の各部屋及び
    各施設の管理を行うサーバーとを備えたRFIDを利用
    したホテル来客サービスシステムを用いて行うRFID
    を利用したホテル来客サービス方法であって、 部屋又は/及び部屋のドアに設置されたRFIDリーダ
    ーが、前記RFID無線タグに記憶されているルームナ
    ンバーを読み取り、前記データベースに登録されたルー
    ムナンバーと照合して、前記部屋の鍵を開錠又は施錠す
    ることを特徴とするRFIDを利用したホテル来客サー
    ビス方法。
  12. 【請求項12】 前記部屋のドアが閉まった場合、前記
    ルームキーが前記部屋に無い状態では、すぐに部屋の鍵
    が施錠され、部屋に前記ルームキーがある状態では、注
    意を促すメッセージを所定時間出力した後に、前記部屋
    の鍵を施錠することを特徴とする請求項11記載のRF
    IDを利用したホテル来客サービス方法。
  13. 【請求項13】 前記RFID無線タグにホテル内での
    1つ以上の行きたい場所を行先情報としてあらかじめ登
    録しておき、ホテル内の各場所に設置されたRFIDリ
    ーダーを内蔵した表示システムが、前記RFID無線タ
    グの行先情報を読み取り、行先情報に応じて適切な案内
    表示をすることを特徴とする請求項11又は12記載の
    RFIDを利用したホテル来客サービス方法。
  14. 【請求項14】 来客がホテル内の施設を利用して飲食
    や商品購入やその他の料金支払を要する利用をした場合
    に、該施設の売り上げ清算システムに設置されたRFI
    Dリーダーが、支払うべき金額を前記来客が所持するル
    ームキーに添付されたRFID無線タグに書き込むこと
    を特徴とする請求項11乃至13記載のRFIDを利用
    したホテル来客サービス方法。
  15. 【請求項15】 来客がホテル内の自動販売機を利用し
    て商品を購入した場合に、前記自動販売機に設置された
    RFIDリーダーが、支払うべき金額を前記来客が所持
    するルームキーに添付されたRFID無線タグに書き込
    むことを特徴とする請求項11乃至14記載のRFID
    を利用したホテル来客サービス方法。
  16. 【請求項16】 ルームナンバー等の情報を記憶し、無
    線電波に応答して、読み書き可能なRFID無線タグが
    添付されているルームキー。
  17. 【請求項17】 コンピュータに、請求項11乃至15
    記載のRFIDを利用したホテル来客サービス方法を実
    行させるためのプログラム。
  18. 【請求項18】 請求項17記載のプログラムを記録す
    ることを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒
    体。
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