JP2003132115A - データカードを用いた動物の情報管理システム、及びこのシステムに使用するデータカード - Google Patents

データカードを用いた動物の情報管理システム、及びこのシステムに使用するデータカード

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 データカードの固有番号を家畜独自の画像デ
ータと組み合わせることにより、家畜を管理センタで一
元的に管理できるシステムを提供する。 【解決手段】 固有番号を含むバーコードとこの一部が
拡大された拡大番号とを印刷したデータカードと、家畜
独自の特徴を共に撮影した画像データを管理センタのデ
ータベースに蓄積して管理する家畜の個体管理と、家畜
の異動時にデータカードのバーコードと家畜の位置と日
時とをデータベースに入力して管理する家畜の異動履歴
管理、及び、家畜の登録団体が複数存在して各団体毎に
独自の登録番号で管理している場合に、データカードの
個体番号に各団体独自の登録番号を含ませると共に、各
団体を識別するコードを含ませることにより、家畜に唯
一無二の固有番号を与える家畜の個体の一元的管理のう
ち、少なくとも1つの管理を行なえるようにしたデータ
カードを用いた動物の情報管理システムである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はデータカードを用い
た動物の情報管理システム、及びこのシステムに使用す
るデータカードに関し、特に、家畜の各個体の所在確認
や移動を含む異動履歴の確認が可能なデータカードを用
いた動物の情報管理システム、及びこのシステムに使用
するデータカードに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、日本国内においても国内で飼育さ
れている動物、特に、家畜を登録してその個体識別を全
国規模で実施しようとする傾向にある。
【0003】一方、家畜登録、例えば、牛の登録といえ
ば、従来、国内においては、牛の鼻紋を登録する「和牛
登録協会」や、乳牛のホルスタイン種の体の白黒の斑紋
を登録する「ホルスタイン登録協会」が知られており、
この他にも「あか牛登録協会」や、「ジャージ牛登録協
会」等の登録団体がある。
【0004】更に、海外では、例えば、欧州では、家畜
の登録に際しては、ホルスタイン種においては、日本同
様の斑紋を始め、入墨や耳刻を利用してきたが、最近で
は、耳標による乳牛の登録が実用化されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、日本での牛
に対する登録書による家畜登録は確実ではあったが、現
場にその登録証がないと確認ができない上に、牛の種類
に応じて各協会毎に牛の登録が独自に行なわれているた
めに、日本全体の牛の全体の分布等を確認することがで
きなかった。また、農家から農家に牛が移動させられた
ような状況や、牛の死亡等の異動状況も多々あるにも係
わらず、牛の異動履歴については農家が正しく異動履歴
を申請しないことがあるために、正確な状況がつかめな
いという問題があった。なお、以後使用する用語「異
動」は、家畜の死亡等の「異動」と家畜の場所の「移
動」の両方の意味を含むものとする。
【0006】このように、従来の動物登録システム、特
に牛の登録システムは、牛の種類毎に登録団体が分かれ
ているために、牛全体の個体確認や異動履歴に対して信
頼性に乏しいという問題点があった。
【0007】そこで、本発明の第1の目的は、家畜の個
体識別を行なうための固有番号が何らかの形で印刷さ
れ、1頭の家畜に1枚割り当てて使用するデータカード
を、家畜独自の個体識別用の画像データと組み合わせる
ことにより、データカードの固有番号と画像データによ
って家畜を管理センタで一元的に管理することができる
データカードを用いた動物の情報管理システムを提供す
ることにある。
【0008】また、本発明の第2の目的は、家畜の移動
に際してはこのデータカードを必ず家畜と一緒に移動す
ると共に、移動情報を管理センタのデータベースに入力
して家畜の異動履歴を管理することができるデータカー
ドを用いた動物の情報管理システムを提供することにあ
る。
【0009】更に、本発明の第3の目的は、家畜の種類
別に登録団体が分かれている場合でも、正確かつ迅速、
しかも、低コストで家畜の異動履歴を含めた個体確認を
行なうことができるデータカードを用いた動物の情報管
理システムを提供することにある。
【0010】更にまた、本発明の第4の目的は前記第1
から第3の目的を達成することが可能なデータカードを
提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成する本発
明の特徴は、以下に第1から第20の発明として示され
る。
【0012】第1の発明の特徴は、少なくとも家畜の個
体識別が可能な固有番号が何らかの形で印刷されたデー
タカードを、1頭の家畜に1枚割り当てて、管理センタ
が家畜を情報管理するシステムであって、データカード
には、固有番号を含むバーコードと、固有番号の一部が
拡大された拡大番号とを印刷しておき、データカードと
家畜の目視できる個体特有の特徴とを一緒に写真に撮影
した画像データを管理センタのデータベースに入力して
蓄積することにより、家畜の個体を識別して管理する第
1の管理と、家畜の移動を含む異動に際しては、このデ
ータカードのバーコードと移動時の家畜の位置と時刻と
を管理センタのデータベースに入力して蓄積することに
より、家畜の異動履歴を管理する第2の管理、及び、家
畜を登録管理する登録団体が複数存在し、各団体毎に独
自の個体番号が家畜に付与されている場合に、バーコー
ドに各登録団体によって付与された登録番号を含ませる
と共に、各登録団体を識別するコードを固有番号に含ま
せることにより、家畜に唯一無二の固有番号を与えて家
畜の個体を一元的に管理する第3の管理のうち、少なく
とも1つの管理を行なえるようにしたことにある。
【0013】第2の発明の特徴は、第1の発明の第1の
管理において、農家が画像データを管理センタに送ると
共に、データカードを家畜と共に保管し、管理センタで
は、データカードの固有番号に家畜の画像データを関連
付けてデータベースに入力して蓄積することにある。
【0014】第3の発明の特徴は、第1の発明の第2の
管理において、家畜の搬出に際しては、搬出農家がその
家畜の搬出時の位置と時刻とを、データカードの固有番
号と共に管理センタに送ると共に、データカードを家畜
と共に移動させ、家畜の搬入に際しては、搬入農家がそ
の家畜の搬入時の位置と時刻とを、データカードの固有
番号と共に管理センタに送ると共に、データカードを家
畜と共に保管することにある。
【0015】第4の発明の特徴は、第1の発明におい
て、拡大番号と同じ番号が印刷され、家畜に取り付ける
ための個体識別具がデータカードと共に農家に送付され
ることにある。
【0016】第5の発明の特徴は、第1の発明の管理セ
ンタにおいて、データカードに記載されたバーコードを
そのデータベースに格納する際に、バーコードをイメー
ジデータとして管理センタの端末装置に表示させ、この
表示を直接、バーコードリーダで読み取ってデジタルデ
ータに変換してから行うことにある。
【0017】第6の発明の特徴は、第1の発明の管理セ
ンタにおいて、データカードに記載されたバーコードを
そのデータベースに格納する際に、このバーコードの表
示イメージをソフトウエアで読み取ってデジタルデータ
に変換してから行うことにある。
【0018】第7の発明の特徴は、第1又は2の発明に
おいて、画像データが同一家畜に対して複数種類ノデー
タが管理センタに送られた場合は、管理センタでは、画
像データに含まれるデータカードの固有番号を基準とし
て、同一の固有番号に対して複数の画像データを記憶す
ることにある。
【0019】第8の発明の特徴は、第7の発明におい
て、同一の固有番号に対して複数の画像データを記憶す
る場合に、データベースに登録する同一家畜のファイル
名を、同一の主要ファイル名に枝番号を加えることによ
って異ならせ、主要ファイル名によってこのファイル名
が示す家畜が同一の家畜であることを示すようにしたこ
とにある。
【0020】第9の発明の特徴は、第3の発明におい
て、搬出農家から搬入農家までの家畜の搬送に際して
は、搬送業者が搬出農家、搬出時の位置と時刻、及び搬
入農家、搬入時の位置と時刻とをデータカードの固有番
号と共に管理センタに送ることにある。
【0021】第10の発明の特徴は、第2,3,7,
8,9の何れかの発明において、農家から家畜の画像デ
ータ又はデータカードの情報を管理センタに送る場合に
は、これらのデータをイメージデータとして端末装置に
取り込み、これを画像データとして通信回線を通じて管
理センタに送ることにある。
【0022】第11の発明の特徴は、第3又は9の発明
において、管理センタは、入力されたデータに、搬入又
は搬出時の位置と時刻がない場合に、データの発信元を
搬出、搬入の位置として記録し、受信時刻を搬出、搬入
の時刻として記録することにある。
【0023】第12の発明の特徴は、第1の発明におい
て、データベースに格納された家畜の登録データを、画
像データとして通信回線を通じて第3者が端末装置に出
力できることにある。
【0024】第13の発明の特徴は、第1から第12の
システムで使用されるデータカードであって、少なくと
も家畜の個体識別が可能な固有番号を含むバーコード
と、固有番号の一部が拡大された拡大番号とが印刷さ
れ、少なくともバーコードはデータカードの一端に寄せ
て印刷されていると共に、バーコードには拡大番号が固
有番号のどの部分から選択されたかの情報が含まれてい
ることにある。
【0025】第14の発明の特徴は、第13の発明にお
いて、バーコードが二次元バーコードであることにあ
る。
【0026】第15の発明の特徴は、第13の発明にお
いて、バーコードが2種類印刷され、その一方が固有番
号を含む1次元バーコードであり、他方が少なくとも固
有番号、拡大番号の所在、及び、各登録団体を識別する
コード情報を含む二次元バーコードであることにある。
【0027】第16の発明の特徴は、第14又は15の
発明において、データカード上に手書き領域が設けられ
ていると共に、この手書き領域に書き込まれた手書き情
報をデータベースに取り込む際のスキャン領域を明らか
にするために、この手書き領域のデータカード上の座標
を二次元バーコードの中に含ませたことにある。
【0028】第17の発明の特徴は、第13から16の
発明の何れかにおいて、データカードの一部に、この動
物の疾病状況、飼料給与内容や繁殖成績などの飼養状況
を書き込んで記録する欄が設けられていることにある。
【0029】第18の発明の特徴は、第13又は17の
発明において、カードの一部にICメモリが組み込まれ
ており、このICメモリに様々なデータが書き込めるよ
うになっていることにある。
【0030】第19の発明の特徴は、第18の発明にお
いて、ICメモリに接続する送受信回路とアンテナが組
み込まれており、ICメモリにはID番号が記憶されて
いて、外部機器とデータのやりとりが行なえるようにな
っていることにある。
【0031】第20の発明の特徴は、第1から19の発
明において、データカードが名刺サイズとなっているこ
とである。
【0032】以上のように構成された本発明によれば、
家畜の個体識別を行なうための固有番号が何らかの形で
印刷され、1頭の家畜に1枚割り当てて使用するデータ
カードを、家畜独自の個体識別用の画像データと組み合
わせることにより、データカードの固有番号と画像デー
タによって家畜を管理センタで一元的に管理できること
ができる。
【0033】また、家畜の移動に際してはこのデータカ
ードを必ず家畜と一緒に移動させると共に、移動情報を
管理センタのデータベースに入力するので、家畜の異動
履歴を管理することができる。
【0034】更に、家畜の種類別に登録団体が分かれて
いる場合でも、その登録団体で使用されている登録番号
を固有番号の中に含ませることにより、既存の登録団体
のシステムを変更することなく、正確かつ迅速、しか
も、低コストで家畜の異動履歴を含めた個体の管理を行
なうことができる。
【0035】更にまた、前述のような管理を家畜1頭に
つき1枚割り当てられるデータカードを付加するだけで
実現することが可能である。そして、このカード上に印
刷される家畜固有の番号がカードの一端に寄せて印刷さ
れているために、このカードを家畜固有の特徴の近傍に
おいて撮影することにより、家畜の固有番号と画像デー
タを容易に組み合わせてデータベースに蓄積することが
可能になる。
【0036】
【発明の実施の形態】以下添付図面を用いて本発明の実
施形態を具体的な実施例に基づいて詳細に説明する。は
じめに、家畜として牛、標識具として耳標を用いたデー
タカードを用いた動物の情報管理システムについて説明
する。
【0037】図1(a),(b),(c)は、本発明の
データカードを用いた動物の情報管理システムに使用す
るデータカード1の例を示すものである。本発明で使用
するデータカード1には、家畜の固有番号2と、この固
有番号2を示すバーコード3又は二次元バーコード4、
及び固有番号2の一部が拡大された拡大番号5が少なく
とも印刷されている。このデータカード1は、大きさに
制約はないが、携帯や保管に際して便利なように、ほぼ
名刺サイズ大や、クレジットカードサイズ大にすること
ができる。
【0038】なお、図に示す固有番号2は実際に使用す
る際の桁数を備えたものではなく、あくまでも、この位
置に固有番号2が印刷されるという位置のみを示すため
のものである。バーコード3又は二次元バーコード4の
何れかは、後述する鼻紋撮影時に便利なように、データ
カード1の端部、例えば、右隅に印刷しておく。また、
(b)に示すように、拡大番号5の近傍に手書きの文字
を記入するための空欄6が設けられることもある。
【0039】この空欄6は、データカード1のユーザ
(農家)の都合等で様々な使い方ができる。例えば、実
際の農場において、家畜が前述の固有番号や拡大番号の
他に、農家独自の他の番号で管理されている場合、その
番号を記載するというような使い方ができる。更に、デ
ータカード1の余白には、図示のように、家畜の「名
称」、「雌雄の別」、「生年月日」、或いは「父母の名
前」等を農家側で記入できる記入欄7が設けることがで
きる。更にまた、家畜の疾病履歴や、飼育飼料の種別や
移動状況等を書き込んでおけるような欄を表面、或い
は、裏面に設けることも可能である。
【0040】このようなデータカード1は、家畜が出生
した場合、家畜が国外から搬入された場合、或いは本発
明のシステムを導入した際の固有番号を持たない家畜に
対して、家畜の管理センタ、或いは、各家畜の登録団体
から、各農家又は家畜飼養者等に対して、1頭に対して
1枚が配布される。また、データカード1に印刷された
バーコード3又は二次元バーコード4には、データカー
ド上に印刷された拡大番号5が、固有番号2のどの桁か
ら取り出されたかを示すデータを含ませることができ
る。
【0041】図2(a),(b),(c)は、家畜が牛
の場合に、本発明のデータカードを用いた動物の情報管
理システムに使用するデータカード1と共に使用され
る、牛の耳に装着する耳標8の例を示すものである。図
2(a),(b),(c)に示す耳標8は、図1
(a),(b),(c)で説明したデータカード1にそ
れぞれ対応しており、各データカード1に記載されてい
る固有番号2と同じ固有番号2と、拡大番号5と同じ拡
大番号5、或いはこれらに加えてバーコード3が印刷さ
れている。この耳標8は牛の耳に取り付け、この耳標8
に対応するデータカード1は、この牛を所有する農家が
保持するようにする。
【0042】図3(a)は、図1で説明したデータカー
ド1を用いて牛9の鼻紋10をデジタルカメラ11で撮
影する様子を示す図である。撮影に際しては、鼻紋撮影
用フレーム12を使用する。この鼻紋撮影用フレーム1
2には鼻紋撮影孔13が開けられており、撮影時にはこ
の鼻紋撮影孔13を牛9の鼻紋10に合わせ、データカ
ード1に印刷されたバーコード3又は二次元バーコード
4を、この鼻紋撮影孔13の近傍に位置させた状態で鼻
紋10の撮影を行なう。ここでフレーム12にはパネル
が使われているが、鼻とカメラの位置関係が固定されて
いれば、どのような形でも良い。
【0043】図3(b)は(a)で説明したデジタルカ
メラ11によって撮影された画像の一例を示す図であ
る。図3(b)は図1の(b)に示したデータカード1
と同じタイプのデータカード1を用いて牛9の鼻紋10
を撮影した場合の画像の一例を示すものである。デジタ
ルカメラ11によって撮影された画像には、牛9の鼻紋
10と、固有番号2、二次元バーコード4、拡大番号
5、及び手書きの数字(この例では農家独自の管理番号
が記されている)が記載された空欄6が記録されてい
る。
【0044】なお、家畜が乳牛の場合には、鼻紋10の
代わりに斑紋をデジタルカメラ11を用いてデータカー
ド1のバーコード又は二次元バーコードと共に撮影し、
これを画像データとして管理センタ20に送ることがで
きる。
【0045】図4(a)は図3に示したデジタルカメラ
11で撮影した画像を画像データとして農家のコンピュ
ータ12から管理センタ20に送信する様子を示すもの
である。農家のコンピュータ12から管理センタ20へ
は、通信回線13を通じて画像データが送られる。管理
センタ20には、通信回線13に接続するコンピュータ
21、入力された画像データを表示する表示器22、表
示器22に表示された画像の中のバーコードを読み取る
バーコードリーダ23、データ入力用のキーボード2
4、及び、データを記憶して管理するデータベース25
がある。バーコードリーダ23とキーボード24から入
力されるデータはコンピュータ21に入力される。
【0046】なお、デジタルカメラ11に通信機器との
接続機能が備えられており、携帯電話を接続することに
よって、撮影した画像を農家のコンピュータ12を使用
せずに送信できる場合は、撮影画像を管理センタ20の
コンピュータ21にそのまま送信することが可能であ
る。更に、近年ではデジタルカメラ11に通信装置が内
蔵されている場合があり、このような通信装置を内蔵し
たデジタルカメラ11では、デジタルカメラ11自身か
ら直接、撮影画像を管理センタ20のコンピュータ21
に送信することが可能である。
【0047】図4(b)は、農家のコンピュータ12か
ら管理センタ20に送信された後に、管理センタ20の
表示器22に表示される画面26の一例を示すものであ
る。図3(b)で説明したデジタルカメラ11で撮影さ
れた画像データは、牛の画像データとして取り込まれて
表示器22の画面26に表示された牛の画像欄27に表
示される。また、牛の画像欄27に表示された画像の中
の二次元バーコード4は、コンピュータ21に内蔵され
たソフトウエア、あるいは、バーコードリーダ23によ
る画像のスキャンによって読み取られ、牛の固有番号2
がコンピュータ21によって解読される。解読された牛
の固有番号2は、画面26内の固有番号の欄28に表示
される。また、図示はしないが、この固有番号を使用し
て、この画面26に示される内容の独自のファイル名が
作られる。
【0048】図3(b)に示した例では、二次元バーコ
ード4の上側にある空欄6に、手書きの文字が記載され
ている。この手書きの文字は、二次元バーコードの切り
出しシンボル4Sを目安にして読み込み、文字認識によ
ってデータとしてデータベースに記録しておくことも可
能である。
【0049】なお、農家のコンピュータ12からの画像
データからだけでは、この例のように牛の画像データと
固有番号2のみが画面に表示できる。一方、この固有番
号2に対応する牛の他のデータは、他のデータベースに
記録して管理される方が一般的である。この場合は、画
面26の中からそのデータベースにリンクできるように
しておき、この画面の検索者がこの牛の他のデータも知
りたい場合に、この画面26から他のデータベースを参
照できるようにすることができる。なお、キーーボード
24からの入力等により、この画面26の中に画像デー
タと固有番号に加えて、この牛の出生日、出生場所、異
動履歴等の情報を追加して表示させることも勿論可能で
ある。
【0050】また、同じ牛に対して複数種類の画像デー
タが管理センタ20に送られた場合は、管理センタ20
では、画像データに含まれるデータカードの固有番号を
基準として、同一の固有番号に対して複数の画像データ
を記憶するようにすることができる。そして、同一の固
有番号に対して複数の画像データを記憶する場合に、デ
ータベース25に登録する同一家畜のファイル名を、同
一の主要ファイル名に枝番号を加えることによって異な
らせ、主要ファイル名によってこのファイル名が示す家
畜が同一の家畜であることを示すようにすれば良い。
【0051】図5は、本発明のデータカードを用いた動
物の情報管理システムにおける管理センタのデータベー
ス25の家畜関連者との連携状態を示すものである。図
4で説明したように、各家畜(牛)に対してその特徴を
示すデータは、農家、農協、共済組合、乳検組合等の家
畜関連者が、コンピュータネットワーク300を通じて
閲覧することができる。また、データにアクセスできる
範囲をそれぞれ設定できるようにすることができること
は言うまでもない。更に、このデータをOCR等でテキ
スト形式に変換して保存する方法もあるが、イメージデ
ータでそのまま保存し、必要時に表示して見る方法もあ
る。
【0052】なお、図5のデータベース25を地域サー
バの中に設け、これら複数の地域サーバを統轄する管理
センタを全国規模で設けることも可能である。
【0053】図6は、本発明のデータカードを用いた動
物の情報管理システムにおける家畜の異動とデータベー
スへの連絡を説明する図である。本発明のデータカード
を用いた動物の情報管理システムでは、例えば、農家A
において牛9が出生、導入、死亡、売却出荷した場合に
は、必ず、データカード1を使用して、管理センタのデ
ータベース25に連絡するようにする。また、農家Aか
ら牛9が家畜市場に出荷された場合は、牛9に伴ってデ
ータカード1も家畜市場に送られてくるので、出荷市場
はこの通過家畜に対するデータをデータカード1を使用
して管理センタのデータベース25に連絡するようにす
る。更に、家畜市場からこの牛9を購入した農家Bは、
この牛9のデータカード1を保持することになるので、
このデータカード1を利用して管理センタのデータベー
ス25に連絡するようにする。
【0054】このように、牛9の異動毎にデータカード
1を利用して管理センタのデータベース25に連絡を入
れるように義務付けておけば、牛9の異動履歴が管理セ
ンタのデータベースに全て保管されることになる。
【0055】図7は、本発明のデータカードを用いた動
物の情報管理システムにおける、家畜の移動に伴うデー
タカード1を用いた連絡と、データベース25における
情報管理の例を説明するものである。ここでは、牛9が
搬送業者Pによって農家Aの農場Aから農家Bの農場B
に搬送される場合の例を考える。この場合も、データカ
ード1は牛9と共に移動する。
【0056】農家Aが牛9を搬出する場合は、農家Aが
データカード1を使用して牛9の農場Aからの搬出を管
理センタのデータベース25に通知する。データベース
25には、連絡された日付、連絡者、異動の生じた場
所、異動(移動)状況、およびデータが同一かどうかを
判定する項目があり、農家Aがデータカード1を使用し
てデータベース25に連絡を行なうと、データベース2
5には、連絡日付の2000年3月3日、連絡者が農家
A、異動の生じた場所が農場A、および異動(移動)状
況が搬出であることが記録される。
【0057】牛9が搬送業者Pの手に渡ると、搬送業者
Pは牛9と共に搬送するデータカード1を使用して、搬
出日付等のデータを管理センタのデータベース25に連
絡する。搬送業者Pがデータカード1を使用してデータ
ベース25に連絡を行なうと、データベース25には、
連絡日付の2000年3月3日、連絡者の搬送業者P、
異動の生じた場所が農場A、および異動(移動)状況が
積込であることが記録される。そして、データベース2
5側では、農家Aからのデータカード1のデータ内容
と、搬送業者Pからのデータカード1のデータ内容が一
致しているか否かが判定されてその判定結果が同一デー
タであることも記録される。
【0058】搬送業者Pが牛9を農家Bの農場Bに搬送
すると、搬送業者Pは牛9とデータカード1とを農家B
に渡す前に、データカード1を使用して搬送が終了して
牛9の積降しが完了したことを管理センタのデータベー
ス25に連絡する。搬送業者Pがデータカード1を使用
してデータベース25に連絡を行なうと、データベース
25には、連絡日付の2000年3月4日、連絡者が搬
送業者P、異動の生じた場所が農場B、および異動(移
動)状況が積降しであることが記録される。
【0059】この後、牛9がデータカード1と共に農家
Bに引き渡されると、農家Bは牛9の搬入をデータカー
ド1を使用して管理センタのデータベース25に連絡す
る。そして、データベース25側では、農家Bからのデ
ータカード1のデータ内容と、搬送業者Pからのデータ
カード1のデータ内容が一致しているか否かが判定され
てその判定結果が同一データであることも記録される。
【0060】このようにして、牛の異動が生じる度に、
データカード1を用いた牛の異動履歴がデータベース2
5に入力されてデータが更新されるので、データベース
に格納されたデータの信頼性が高いものとなる。そし
て、こうする事により、データへの真偽がチェック可能
となり、また、万が一、データが部分的に欠如している
場合でも、これを補うことができる。
【0061】図8は、本発明のデータカードを用いた動
物の情報管理システムにおける家畜の異動を連絡する方
法の例を説明するものである。図7で説明した農家Aや
農家B、或いは搬送業者Pが、データカード1を使用し
て牛9の異動データを管理センタのデータベース25に
連絡する方法には以下のような方法が考えられる。 (a)データカード1の情報をファクシミリ(Fax)
で送る方法、(b)データカード1の情報をコピーして
郵送する、または持ち込む方法、(c)データカード1
の情報を手入力、或いはバーコード入力でコンピュータ
に取り込み、インターネットを利用して送る方法、ある
いは、(d)データカード1の情報を音声、メール、画
像、キー入力等の手段により、携帯電話やモバイル機器
を利用して送る方法。
【0062】このように、家畜の異動を管理センタに連
絡する場合、管理センタは、入力されたデータに搬入、
又は搬出の位置と時刻の記載がない場合に、このデータ
の発信元を搬出または搬入位置として記録し、データの
受信日を積込または積降しの日付として記録することが
できる。
【0063】図9は、データカード1の情報をファクシ
ミリで送る場合の連絡用紙の一例を示すデータ連絡台紙
30を示すものである。データ連絡台紙30には、牧場
名が記された連絡者の記載欄31、連絡者やその牧場名
に対応する二次元バーコード32、複数のデータカード
貼付欄33、及びメモ欄34がある。また、データカー
ド貼付欄33の上側には、家畜の異動状況を記入する異
動状況記入欄37が設けられている。このデータ連絡台
紙30の上端部には、図10に示すような透明なカバー
シート35が開閉自在に取り付けられている。このカバ
ーシート35は、データカード貼付欄33に貼り付ける
データカード1を上から挟んでカバーすることにより、
データ連絡台紙30がスムーズにファクリミリ等に読み
取られるようにするためのものである。カバーシート3
5は2枚重ねになっていても良い。また、図示はしない
が、カバーシート35を設ける代わりに、台紙30上に
透明なポケットを複数個設けておいても良い。
【0064】また、データカード貼付欄33が複数設け
られているのは、一度に複数の家畜の移動を管理センタ
に連絡できるようにするためである。また、データカー
ド貼付欄33には、この欄にデータカード1を貼り付け
て移動させないようにするために、粘着力の弱い粘着テ
ープのような保持部材36を取り付けておくと良い。
【0065】図11、図12、及び図13は、データカ
ード1の情報をファクシミリで送る場合の連絡用紙の、
別の実施例を示すものである。図11は、農家用データ
連絡台紙30Aを示すものであり、図9で説明したデー
タ連絡台紙30と同様に、牧場名が記された連絡者の記
載欄31、連絡者やその牧場名に対応する二次元バーコ
ード32、複数のデータカード貼付欄33、及びメモ欄
34がある。また、この例では、データカード貼付欄3
3の上側に設けられた異動状況記入欄37の記載方法
が、図9に示した異動状況記入欄37と異なる。
【0066】図12は、輸送会社用データ連絡台紙40
を示すものであり、輸送会社名が記された連絡者の記載
欄41、連絡者名に対応する二次元バーコード42、複
数のデータカード貼付欄43、及び異動状況記入欄44
がある。家畜を搬送する輸送会社は、この輸送会社用デ
ータ連絡台紙40を使用して、家畜の牧場からの搬出時
(積込時)と、他の牧場への搬入時(積み降ろし時)に
管理センタに連絡を行なう。
【0067】図13は、家畜の異動を農家に代わってそ
の地域の農協が代理をする場合の代理用データ連絡台紙
30Bを示すものであり、図11で説明した農家用デー
タ連絡台紙30Aと同様に、代理農協名が記された連絡
者の記載欄31、連絡者や代理者に対応する二次元バー
コード32、複数のデータカード貼付欄33、メモ欄3
4、及び異動状況記入欄37がある。また、この代理用
データ連絡台紙30Bには、農協が代理した農家のコー
ドを記載する農家コード記入欄38が設けられている。
【0068】図11から図13で説明したデータ連絡用
紙30A,40,30Bにおいても、図10で説明した
ような透明なカバーシート35や、透明なポケットが取
り付けられていても良い。
【0069】ここで、ある家畜に対してその登録団体が
複数、例えば4団体存在し、各団体毎に独自の登録番号
を付した登録証を発行している場合の、本発明のデータ
カード1の固有番号の例について図11を用いて説明す
る。
【0070】図14(a)はある家畜に対してその登録
団体が4つあり、各団体の同じ登録番号に対するデータ
カードの固有番号の例を説明するものである。このよう
な場合は、本発明では、各登録団体に対して異なる団体
コードを割り当てる。例えば、登録団体Aには団体コー
ド10を、登録団体Bには団体コード11を、登録団体
Cには団体コード12を、登録団体Cには団体コード1
3を割り当てる。そして、データカード1の固有番号
は、この団体コードを含んだ番号とする。例えば、この
団体コードを固有番号の先頭に付すようにして固有番号
を作るようにした場合は、各登録団体に同じ登録番号の
「105」の家畜が存在した場合でも、データカードの
固有番号は、それぞれ「100,000,105」、
「110,000,105」、「120,000,10
5」、「130,000,105」のように全て異なっ
た番号となり、固有番号上の重複が避けられる。なお、
団体コードを固有番号のどの桁にするかは、統一性がと
れていれば、特に限定されるものではない。また、団体
コードを目視できる数字には含ませず、二次元バーコー
ドのみに含ませることも可能である。
【0071】図14(b)は(a)の登録団体Bのデー
タカード1の一例を示すものである。なお、実際には、
固有番号にはチェックデジット等の桁や、拡大番号の取
り出し位置を示す桁等が含まれる。図14(c)は、各
登録団体の団体コード、データカードに印刷された拡大
番号の位置を示す数字、及び、各団体における登録証の
番号の全てを含んだ固有番号の別の例を示すものであ
る。
【0072】このように、本発明の固有番号は、ある家
畜に対して独自の登録番号を発行する登録団体が複数あ
る場合でも、固有番号にこの登録番号を含ませた上で、
重複のない唯一無二の番号とすることができる。従っ
て、本発明の固有番号は、便宜上の唯一無二の番号であ
るので、各登録団体に対して改めて改番やデータの差し
替え等を要求せずに済む。つまり、データカードの固有
番号がバッファとなって各登録団体の独自性が失われる
ことがないのである。
【0073】図15は本発明のデータカード1の利用方
法を牛について説明するものである。本発明のデータカ
ード1は、牛の種類が、和牛、ホルスタイン雄、乳牛、
等のように分かれていてもこれを異なる固有番号で区別
することができ、このデータカード1の情報を管理セン
タのデータベース25で一括管理することができる。ま
た、データカード1の固有番号に含ませた団体コードに
より、このデータベース25内で基金、個体識別事業、
その他のデータベースに振り分けてデータを記憶させて
おくことにより、畜産関係者、或いは第3者が家畜の異
動情報、家畜の現状情報、価格、病気、売買数量等につ
いて団体コードの入力によりデータベース25を構成す
る団体別のデータベースにアクセスすることができる。
【0074】また、家畜が病気になり、その病気が外部
から目視できるものである場合は、その目視可能な病気
箇所をデータカードの固有番号を含むバーコードと共に
撮影することで、疾病のデータベースを簡単に作ること
もできる。
【0075】例えば、図16に示すように、北海道の牧
場で生まれ、斑紋が画像データとしてデータベース25
に登録された或る牛9が、その後、日本を縦断するよう
に売買されて九州に移動した場合でも、九州の農家がデ
ータベース25にアクセスしてその画像情報を取り出
し、斑紋を比較することにより、この牛9が本当に北海
道で生まれて日本を縦断するように移動してきた牛であ
ることを確認することができる。
【0076】更に、図17に示すように、データベース
25を有する管理センタのコンピュータに、データベー
ス25に記録された情報に関連付けて色々な機能を付加
しておけば、牛の固有番号をコンピュータに入力し、画
面を選択することにより、この固有番号の牛が異動した
日や、各地における飼育期間等を、画像データとして各
人が所有するコンピュータ画面で確認することができ
る。
【0077】図18は、本発明のデータカードを用いた
動物の情報管理システムにおいて使用する、豚用のデー
タカード14の一例を示す図である。豚の場合は、牛と
異なってその飼育や移動が集団で行なわれるために、豚
用のデータカード14は幾つかの個別データカード14
Aの集合体となっている。各個別データカード14Aは
データカード14から外して個別に他の台帳に貼付でき
るように、一般に裏面に粘着剤が塗布されたシールタイ
プとなっている。
【0078】この例のデータカード14には、個別デー
タカード14Aが60枚貼付されている。そして、各個
別データカード14Aには固有番号2が記載されている
と共に、拡大番号5と二次元バーコード4が前述の牛用
のデータカード1と同様に印刷されている。また、個別
データカード14Aに記載された拡大番号5に対応する
拡大番号が印刷された豚の個体識別具(図示せず)が各
農家に配布される。個体識別具は通常は耳標である。
【0079】母豚は通常一度に10頭程度の子豚を出産
する。そして、各母豚に母豚台帳があり、子豚が生まれ
ると、生まれた数の個別データカード14Aがデータカ
ード14から取り外されてこの母豚の母豚台帳に貼付さ
れる。例えば、農家の管理番号が「246」である母豚
に10匹の子豚が生まれた場合は、図18のデータカー
ド14から拡大番号5が「101」から「110」の個
別データカード14Aが取り外され、母豚「246」の
母豚台帳に貼付される。
【0080】図19は、図18のデータカード14から
拡大番号5が「101」から「110」の10枚の個別
データカード14Aが取り外され、母豚「246」の母
豚台帳に貼付された後のデータカード14の状態を示す
ものである。データカード14からは拡大番号5が「1
01」から「110」の10枚の個別データカード14
Aが取り外され、取り外された個別データカード14A
の下の欄に、これらの個別データカード14Aが母豚
「246」の母豚台帳に貼付されたことを示すために、
母豚の管理番号「246」が、範囲を示す矢印と共に手
書きで書き込まれる。
【0081】図20は、図18で説明した個別データカ
ード14Aを用いた豚の出荷表15の例を示す図であ
る。豚の出荷表15には、最上部のヘッダ部分15Aに
出荷年月日、出荷農家名を記載する欄と、出荷農家名が
データ化されて印刷された二次元バーコード4がある。
ヘッダ部分15Aの下の左側には母豚の番号を記入する
欄15Bがあり、各母豚の番号欄15Bの右側には、最
大10枚の個別データカード14Aを貼付することがで
きる個別データカード貼付欄15Cがある。これらの個
別データカード14Aは母豚台帳から、母豚台帳に貼ら
れていた通りに貼り代えられる。
【0082】図20の出荷表15において、個別データ
カード14Aが隣接して貼付されているが、拡大番号5
の番号が飛んでいる場合は、その飛んだ拡大番号5の子
豚が死産であったことを示している。また、個別データ
カード14Aの間に空欄があり、空欄を挟んだ拡大番号
5の番号が飛んでいる場合は、空欄に貼付されるべき拡
大番号5の子豚が生育中に死亡したことを示している。
また、この出荷表15では、管理番号「316」の番号
の異なる母豚の個別データカード貼付欄15Cに個別デ
ータカード14Aが1枚貼付され、管理番号「316」
の母豚から生まれた1匹の子豚が、管理番号「246」
の母豚から生まれた子豚と一緒に出荷されている。これ
は、例えば、個別データカード14Aの拡大番号5が
「139」の子豚の発育が悪く、その他の子豚と同時に
は出荷できず、送れて出荷されるような場合を示してい
る。
【0083】この出荷表15のデータの内容を牛の場合
のデータカードと同様に、管理センタのコンピュータの
データベースに入力しておけば、後日、同じ母豚からの
出荷表のデータが集まった時点で、母豚の死産の割合、
生まれた子豚の生育度合い等のデータを知ることがで
き、養豚農家における長期的な出荷のスケジュールを立
てることができる。
【0084】また、図1で説明したデータカード1は単
なる紙片であったが、データカード1の一部にICメモ
リを組み込んでおき、このICメモリに様々なデータを
書き込めるようにすることもできる。さらに、このよう
なICメモリを組み込んだデータカードでは、ICメモ
リに接続する送受信回路とアンテナを更に組み込んでお
き、ICメモリにはID番号を記憶させておいて、外部
機器とデータのやりとりを行なえるようにすることもで
きる。例えば、外部機器としてGPSとの交信ができる
ようなデータカードにしておけば、GPSから受け取っ
た位置情報を定期的にICメモリに記憶させておくこと
により、牛の異動情報を正確にICメモリに記憶するこ
とができる。また、ICメモリに飼料の給与形態や牛の
市場通過状態等を記憶させておけば、更に牛の異動履歴
の管理データを信頼性のあるものにすることができる。
【0085】更に、図1(a),(b)に示したデータ
カード1の記入欄7に記載の内容をデータベースに読み
込む場合は、二次元バーコード4の切り出しシンボル4
Sを目安にして読み込み、文字認識によってデータとし
てデータベースに記録しておくことが可能である。
【0086】更にまた、図21に示すように、図1
(a),(b),(C)に示したデータカード1の裏面
1Bに異動記録欄1Cを設け、この異動記録欄1Cに家
畜の異動がある毎にデータを記入するようにしても良
い。この場合、家畜市場において、月や週、及び家畜市
場の場所等のデータを記録した二次元バーコードのスタ
ンプを作成しておき、家畜がこの家畜市場を通過する毎
に、スタンプを異動記録欄1Cに押印するようにしてお
けば、通過データの記入の手間を省くことができると共
に、家畜の異動データがデータカード11の裏面1Bに
明記されることになるので、異動データの集計時に役立
つ。
【0087】なお、以上説明した実施例では、本発明の
データカードを用いた動物の情報管理システムを、動物
として家畜、特に、牛と豚を例にとって説明を行なった
が、本発明は、他の家畜、例えば、山羊や羊等の家畜は
もちろん、家畜以外の動物の管理システムとしても有効
に活用することができる。
【0088】
【発明の効果】本発明のデータカードを用いた動物の情
報管理システムによれば、家畜の個体識別を行なうため
の固有番号が何らかの形で印刷され、1頭の家畜に1枚
割り当てて使用するデータカードを、家畜独自の個体識
別用の画像データと組み合わせることにより、データカ
ードの固有番号と画像データによって家畜を管理センタ
で一元的に管理できることができる。
【0089】また、家畜の移動に際してはこのデータカ
ードを必ず家畜と一緒に移動すると共に、異動情報を管
理センタのデータベースに入力するので、家畜の異動履
歴を管理することができる。
【0090】更に、家畜の種類別に登録団体が分かれて
いる場合でも、その登録団体で使用されている登録番号
を固有番号の中に含ませることにより、既存の登録団体
のシステムを変更することなく、正確かつ迅速、しか
も、低コストで家畜の異動履歴を含めた個体の管理を行
なうことができる。
【0091】更にまた、前述のような管理を家畜1頭に
つき1枚割り当てられるデータカードを付加するだけで
実現することが可能である。そして、このカード上に印
刷される家畜固有の番号がカードの一端に寄せて印刷さ
れているために、このカードを家畜固有の特徴のそばに
おいて撮影することにより、家畜の固有番号と画像デー
タを容易に組み合わせて映像化することが可能になる。
【0092】以上説明したように、本発明のシステムを
使用することで、信頼性が高く、しかも、農家にとって
も自由度の高い、利便性の優れたデータカードを用いた
動物の情報管理システムが、極めて低コストで確立でき
るようになるので、経済的効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a),(b),(c)は、本発明のデータカ
ードを用いた動物の情報管理システムに使用するデータ
カードの例を示すものである。
【図2】(a),(b),(c)は、本発明のデータカ
ードを用いた動物の情報管理システムに使用するデータ
カードと共に使用される、牛の耳に装着する耳標の例を
示すものである。
【図3】(a)は図1のデータカードを用いて牛の鼻紋
をデジタルカメラで撮影する様子を示す図であり、
(b)は(a)の撮影によって撮影された画像を示す図
である。
【図4】(a)は図3のデジタルカメラで撮影した画像
を画像データとして農家のコンピュータから通信回線を
通じて管理センタに送信する様子を示す図であり、
(b)は管理センタにおける登録画面を示す図である。
【図5】本発明のデータカードを用いた動物の情報管理
システムにおける管理センタのデータベースの家畜関連
者との連携状態を示すものである。
【図6】本発明のデータカードを用いた動物の情報管理
システムにおける家畜の異動とデータベースへの連絡を
説明する図である。
【図7】本発明のデータカードを用いた動物の情報管理
システムにおける、家畜の移動に伴うデータカードを用
いた連絡と、データベースにおける情報管理を説明する
ものである。
【図8】本発明のデータカードを用いた動物の情報管理
システムにおける家畜の異動に関する連絡の方法を説明
する説明図である。
【図9】本発明のデータカードを用いた動物の情報管理
システムにおけるデータカードを貼付するための連絡台
紙の一例を示す図である。
【図10】図9の連絡台紙にデータカードを貼付する状
態を説明する図である。
【図11】本発明のデータカードを用いた動物の情報管
理システムにおけるデータカードを貼付するための農家
用連絡台紙の一例を示す図である。
【図12】本発明のデータカードを用いた動物の情報管
理システムにおけるデータカードを貼付するための輸送
会社用台紙の一例を示す図である。
【図13】本発明のデータカードを用いた動物の情報管
理システムにおけるデータカードを貼付するための農協
用連絡台紙の一例を示す図である。
【図14】(a)はある家畜に対してその登録団体が4
つある場合の、各団体の同じ登録番号に対するデータカ
ードの固有番号の例を示す図、(b)は(a)の登録団
体Bのデータカードの一例を示す図、(c)は各登録団
体に対する固有番号の割り振り方の別の例を示すもので
ある。
【図15】本発明のデータカードの利用方法を説明する
図である。
【図16】本発明のデータカードを用いた動物の情報管
理システムにおける家畜の移動と識別の例を説明する図
である。
【図17】本発明のデータカードを用いた動物の情報管
理システムにおける固有番号の入力とこれによって示さ
れる家畜の情報の例を説明する図である。
【図18】本発明のデータカードを用いた動物の情報管
理システムにおいて使用する、豚用のデータカードの一
例を示す図である。
【図19】図18の豚用のデータカードから、1頭の母
豚が生んだ子豚分の個別データカードを抜き取った状態
を示す図である。
【図20】本発明のデータカードを用いた動物の情報管
理システムにおける豚の出荷表の例を示す図である。
【図21】本発明のデータカードの裏面の例を示す図で
ある。
【符号の説明】
1…データカード 2…固有番号 3…バーコード 4…二次元バーコード 5…拡大番号 8…耳標 9…牛 10…鼻紋 11…デジタルカメラ 12…コンピュータ 13…通信回線 14…豚用のデータカード 20…管理センタ 21…コンピュータ 22…表示器 23…バーコードリーダ 25…データベース 27…牛の画像欄 28…固有番号の欄 30…データ連絡台紙 35…カバーシート 36…保持部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B42D 15/10 B42D 15/10 551Z G06K 17/00 G06K 17/00 L 19/00 19/00 A 19/06 Q Fターム(参考) 2C005 HA30 HB17 HB20 JA10 JA15 JA16 JA17 JA26 KA41 LB52 MA40 MB03 MB05 NA08 NB11 PA21 PA22 TA27 5B035 AA00 BB01 BB09 BB11 BC00 CA11 CA23 5B058 CA01 CA40 KA02 KA04 YA20

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも家畜の個体識別が可能な固有
    番号が何らかの形で印刷されたデータカードを、1頭の
    家畜に1枚割り当てて、管理センタが家畜を情報管理す
    るシステムであって、 前記データカードには、前記固有番号を含むバーコード
    と、前記固有番号の一部が拡大された拡大番号とを印刷
    しておき、 前記データカードと前記家畜の目視できる特徴とを一緒
    に写真に撮影した画像データを前記管理センタのデータ
    ベースに入力して蓄積することにより、家畜の個体を識
    別して管理する第1の管理と、 家畜の移動を含む異動に際しては、このデータカードの
    バーコードと異動時の家畜の位置と時刻とを前記管理セ
    ンタのデータベースに入力して蓄積することにより、家
    畜の異動履歴を管理する第2の管理、及び、 家畜を登録管理する登録団体が複数存在し、各団体毎に
    独自の個体番号が家畜に付与されている場合に、前記バ
    ーコードに前記各登録団体によって付与された登録番号
    を含ませると共に、前記各登録団体を識別するコードを
    前記固有番号に含ませることにより、家畜に唯一無二の
    固有番号を与えて家畜の個体を一元的に管理する第3の
    管理のうち、 少なくとも1つの管理を行なえるようにしたことを特徴
    とする動物の情報管理システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のデータカードを用いた
    動物の情報管理システムであって、 前記第1の管理では、農家が前記画像データを前記管理
    センタに送ると共に、前記データカードを前記家畜と共
    に保管し、前記管理センタでは、前記データカードの固
    有番号に前記家畜の画像データを関連付けてデータベー
    スに入力して蓄積することを特徴とするデータカードを
    用いた動物の情報管理システム。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のデータカードを用いた
    動物の情報管理システムであって、 前記第2の管理では、家畜の搬出に際しては、搬出農家
    がその家畜の搬出時の位置と時刻とを、前記データカー
    ドの固有番号と共に前記管理センタに送ると共に、前記
    データカードを前記家畜と共に移動させ、家畜の搬入に
    際しては、搬入農家がその家畜の搬入時の位置と時刻と
    を、前記データカードの固有番号と共に前記管理センタ
    に送ると共に、前記データカードを前記家畜と共に保管
    することを特徴とする動物の情報管理システム。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のデータカードを用いた
    動物の情報管理システムであって、 前記拡大番号と同じ番号が印刷され、前記家畜に取り付
    ける個体識別具が、前記データカードと共に、前記農家
    に送付されることを特徴とする動物の情報管理システ
    ム。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載のデータカードを用いた
    動物の情報管理システムであって、 前記管理センタでは、前記データカードに記載されたバ
    ーコードをそのデータベースに格納する際に、前記バー
    コードをイメージデータとして前記管理センタの端末装
    置に表示させ、この表示を直接、バーコードリーダで読
    み取ってデジタルデータに変換してから行うことを特徴
    とするデータカードを用いた動物の情報管理システム。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載のデータカードを用いた
    動物の情報管理システムであって、 前記管理センタでは、前記データカードに記載されたバ
    ーコードをそのデータベースに格納する際に、このバー
    コードの表示イメージをソフトウエアで読み取ってデジ
    タルデータに変換してから行うことを特徴とするデータ
    カードを用いた動物の情報管理システム。
  7. 【請求項7】 請求項1又は2に記載のデータカードを
    用いた動物の情報管理システムであって、 前記画像データが同一家畜に対して複数種類のデータが
    前記管理センタに送られた場合は、前記管理センタで
    は、前記画像データに含まれる前記データカードの前記
    固有番号を基準として、同一の固有番号に対して複数の
    画像データを記憶することを特徴とするデータカードを
    用いた動物の情報管理システム。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載のデータカードを用いた
    動物の情報管理システムであって、 同一の固有番号に対して複数の画像データを記憶する場
    合に、前記データベースに登録する同一家畜のファイル
    名を、同一の主要ファイル名に枝番号を加えることによ
    って異ならせ、主要ファイル名によってこのファイル名
    が示す家畜が同一の家畜であることを示すようにしたこ
    とを特徴とするデータカードを用いた動物の情報管理シ
    ステム。
  9. 【請求項9】 請求項3に記載のデータカードを用いた
    動物の情報管理システムであって、 前記搬出農家から前記搬入農家までの家畜の搬送に際し
    ては、搬送業者が搬出農家、搬出時の位置と時刻、及び
    搬入農家、搬入時の位置と時刻とを前記データカードの
    固有番号と共に前記管理センタに送ることを特徴とする
    動物の情報管理システム。
  10. 【請求項10】 請求項2,3,7,8,9の何れか1
    項に記載のデータカードを用いた動物の情報管理システ
    ムであって、 前記農家から前記家畜の画像データ又は前記データカー
    ドの情報を前記管理センタに送る場合には、これらのデ
    ータをイメージデータとして端末装置に取り込み、これ
    を画像データとして通信回線を通じて前記管理センタに
    送ることを特徴とするデータカードを用いた動物の情報
    管理システム。
  11. 【請求項11】 請求項3又は9に記載のデータカード
    を用いた動物の情報管理システムであって、 前記管理センタは、入力されたデータに、搬入又は搬出
    時の位置と時刻がない場合に、前記データの発信元を搬
    出、搬入の位置として記録し、受信時刻を搬出、搬入の
    時刻として記録することを特徴とするデータカードを用
    いた動物の情報管理システム。
  12. 【請求項12】 請求項1に記載のデータカードを用い
    た動物の情報管理システムであって、 前記データベースに格納された家畜の登録データを、画
    像データとして通信回線を通じて第3者が端末装置に出
    力できることを特徴とするデータカードを用いた動物の
    情報管理システム。
  13. 【請求項13】 請求項1から12の何れか1項に記載
    のデータカードを用いた動物の情報管理システムに使用
    するデータカードであって、 少なくとも家畜の個体識別が可能な固有番号を含むバー
    コードと、前記固有番号の一部が拡大された拡大番号と
    が印刷され、 少なくとも前記バーコードは前記データカードの一端に
    寄せて印刷されていると共に、前記バーコードには前記
    拡大番号が前記固有番号のどの部分から選択されたかの
    情報が含まれていることを特徴とするデータカード。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載のデータカードであ
    って、前記バーコードが二次元バーコードであることを
    特徴とするデータカード。
  15. 【請求項15】 請求項13に記載のデータカードであ
    って、前記バーコードが2種類印刷され、その一方が前
    記固有番号を含む1次元バーコードであり、他方が少な
    くとも前記固有番号、前記拡大番号の所在、及び、前記
    各登録団体を識別するコード情報を含む二次元バーコー
    ドであることを特徴とするデータカード。
  16. 【請求項16】 請求項14又は15に記載のデータカ
    ードであって、前記データカード上に手書き領域が設け
    られていると共に、この手書き領域に書き込まれた手書
    き情報を前記データベースに取り込む際のスキャン領域
    を明らかにするために、この手書き領域の前記データカ
    ード上の座標を二次元バーコードの中に含ませたことを
    特徴とするデータカード。
  17. 【請求項17】 請求項13から16の何れか1項に記
    載のデータカードであって、前記データカードの一部
    に、この動物の疾病状況、飼養状況を書き込んで記録す
    る欄が設けられていることを特徴とするデータカード。
  18. 【請求項18】 請求項13又は17に記載のデータカ
    ードであって、前記カードの一部にICメモリが組み込
    まれており、このICメモリに様々なデータが書き込め
    るようになっていることを特徴とするデータカード。
  19. 【請求項19】 請求項18に記載のデータカードであ
    って、前記ICメモリに接続する送受信回路とアンテナ
    が組み込まれており、前記ICメモリにはID番号が記
    憶されていて、外部機器とデータのやりとりが行なえる
    ようになっていることを特徴とするデータカード。
  20. 【請求項20】 請求項1から19の何れか1項に記載
    のデータカードであって、前記データカードが名刺サイ
    ズであることを特徴とするデータカード。
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