JP2003132027A - 管理サーバ、接続サーバおよび許可方法 - Google Patents

管理サーバ、接続サーバおよび許可方法

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JP2003132027A
JP2003132027A JP2001321997A JP2001321997A JP2003132027A JP 2003132027 A JP2003132027 A JP 2003132027A JP 2001321997 A JP2001321997 A JP 2001321997A JP 2001321997 A JP2001321997 A JP 2001321997A JP 2003132027 A JP2003132027 A JP 2003132027A
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JP2001321997A
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Akihiro Yamada
晃弘 山田
Tsugufumi Matsuoka
継文 松岡
Kuniyuki Shimoo
邦之 下尾
Eiji Arai
英治 新居
Chizuka Toyomasu
智津香 豊増
Akihiro Hamada
明宏 浜田
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 接続手段を限定されることなく、特定のユー
ザ端末からコンテンツ提供サービスを利用したい。 【解決手段】 ネットワーク上におけるコンテンツ提供
サービスへのアクセスを管理するサービス主体はユーザ
端末40を配布する。このサービス主体が管理する管理
サーバ10は、ユーザ端末40を識別する端末識別情報
を保持する登録部16と、ネットワークへの接続手段の
種類に関わらず、配布したユーザ端末40からコンテン
ツ提供サービスの利用要求があったときに、そのユーザ
端末40の端末識別情報を受付ける受付部12と、登録
部16を参照して、受付けた端末識別情報の認証を行
い、端末識別情報が認証されたら、コンテンツ提供サー
ビスの利用を許可する処理を行う認証処理部14とを含
む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ネットワーク上
におけるコンテンツ提供サービスへのアクセスを管理す
る管理サーバおよびコンテンツ提供サービスの利用を許
可する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯型のPDA(Persona
l Digital Assistant)や小型パソ
コンが普及し、またモバイル環境も整ってきた。さら
に、ISDNやxDSLなどのサービスを用いて比較的
安価に常時接続ができる環境も整ってきた。そのため、
ユーザは同じ端末を用いて、家にいるときは家庭に引か
れた常時接続用の回線を用いてインターネットに接続
し、また外出先にいるときにはモバイル通信によりイン
ターネットに接続することが可能である。
【0003】一方、インターネット接続機能付きの携帯
電話も普及している。それに伴い、携帯電話から利用で
きる有料の商用コンテンツ提供サービスも充実してき
た。携帯電話のユーザは自分の気に入ったコンテンツ提
供サービスに所定の利用料金を払ってコンテンツの提供
を受ける。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、携帯電話では
通信手段が限られているので、例えば家に常時接続用の
回線があるにも関わらず、携帯電話の料金を支払ってネ
ットワークにアクセスしなければならないという問題が
あった。
【0005】本発明は、そうした課題に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、同じ端末を使用してインター
ネットに接続するユーザに、接続環境のいかんに関わら
ずコンテンツ提供サービスの利用を許可する技術の提供
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のある態様は、管
理サーバに関する。この管理サーバは、ネットワーク上
におけるコンテンツ提供サービスへのアクセスを管理す
るサービス主体がユーザ端末を配布することを前提と
し、ユーザ端末を識別する端末識別情報を保持する登録
部と、ネットワークへの接続手段の種類に関わらず、配
布したユーザ端末からコンテンツ提供サービスの利用要
求があったときに、そのユーザ端末の端末識別情報を受
付ける受付部と、登録部を参照して、受付けた端末識別
情報の認証を行い、端末識別情報が認証されたら、コン
テンツ提供サービスの利用を許可する処理を行う認証処
理部とを含む。
【0007】ここで、配布は有償無償を問わないが、有
償であっても比較的安価な値段で付与するのが好まし
い。ユーザ端末は通話ではなく、情報の表示、管理、編
集を主な目的とする、例えばPDAであってもよい。ま
た、ユーザ端末はユーザがコンテンツ提供サービスを楽
しめる程度に大きく、ユーザが携帯できる程度に小型で
あるのが好ましい。コンテンツ提供サービスへのアクセ
スを管理するサービス主体は、配布するユーザ端末に、
自己の接続サーバに接続する機能を予め設定しておいて
もよい。接続手段とは、固定電話回線、携帯電話網、専
用線など、ネットワークへ接続するためのキャリアであ
る。つまり、ユーザ端末から接続サーバへの接続は、ユ
ーザが選択する任意の電話回線や専用線で行われてよ
い。
【0008】管理サーバは、ネットワークへの接続サー
ビスをも提供してよく、コンテンツ提供サービスへの利
用要求があったときに、そのユーザ端末がネットワーク
へ未接続の状態である場合、コンテンツ提供サービスへ
の利用の許可に先立ち、その端末をネットワークへの接
続を許可してもよい。
【0009】識別情報登録部は、コンテンツ提供サービ
スの利用に必要なコンテンツ用識別情報を端末識別情報
に対応づけて保持し、認証処理部は、端末識別情報が認
証されたユーザ端末に、コンテンツ提供サービス側から
識別情報の入力要求があったときに、コンテンツ用識別
情報が入力されるような処理を行ってもよい。コンテン
ツ用識別情報とは、その識別情報により、コンテンツの
閲覧が許可されるパスワード的なものであってよい。
【0010】管理サーバは、コンテンツ提供サービスへ
の所定の利用料金の支払いと引換えに、コンテンツ提供
サービスからコンテンツの提供を受け、その内容を一時
的に保持するコンテンツ保持部をさらに含んでもよい。
認証処理部は、端末識別情報が認証されたユーザ端末
に、コンテンツ保持部からコンテンツが提供されるよう
な処理を行うコンテンツ保持部は、例えばプロキシサー
バである。
【0011】登録部は、ネットワーク接続サービスの利
用申し込みをしたユーザのユーザ端末に端末識別情報を
与え、その端末識別情報を保持してよい。登録部は、ユ
ーザが選択したコンテンツ提供サービスの種類を端末識
別情報に対応づけて保持してよい。
【0012】本発明の別の態様は、コンテンツ提供サー
ビスの利用を許可する方法に関する。この方法は、ユー
ザ端末をユーザへ配布し、ネットワーク上におけるコン
テンツ提供サービスの利用申し込みをしたユーザのユー
ザ端末に所定の識別情報を与え、ネットワークへの接続
手段の種類に関わらず、ユーザ端末からコンテンツ提供
サービスの利用要求があったときに、識別情報を受付
け、その識別情報が認証されたら、コンテンツ提供サー
ビスの利用を許可する処理を行う。
【0013】本発明のまた別の態様も、コンテンツ提供
サービスの利用を許可する方法に関する。この方法は、
ユーザ端末をユーザへ配布すると共に複数のコンテンツ
提供サービスをユーザに提示し、いずれかのコンテンツ
提供サービスの利用申し込みをしたユーザのユーザ端末
に所定の識別情報を与え、ネットワークへの接続手段の
種類に関わらず、ユーザ端末からコンテンツ提供サービ
スの利用要求があったときに、識別情報を受付け、その
識別情報が認証されたら、利用申し込みがされたコンテ
ンツ提供サービスの利用を許可する処理を行う。
【0014】この接続方法は、利用申し込みがされたコ
ンテンツ提供サービスの利用に必要なコンテンツ用識別
情報をユーザ端末に与えた識別情報に対応づけて保持し
てよい。
【0015】本発明の別の態様は、ネットワーク接続サ
ービスを行う接続サーバに関する。この接続サーバは、
ネットワーク上におけるコンテンツ提供サービスの利用
を許可する処理を行う認証処理部と、コンテンツ提供サ
ービスの利用申し込みをしたユーザのユーザ端末を識別
する端末識別情報を保持する登録部と、ユーザ端末から
ネットワークへの接続要求があったときに、そのユーザ
がネットワーク接続サービスの利用申し込みをしていな
い場合であっても、そのユーザ端末の端末識別情報を受
付ける受付部とを含む。認証処理部は、登録部を参照し
て、受付けた端末識別情報の認証を行い、端末識別情報
が認証されたら、そのユーザ端末のネットワークへの接
続を許可する。
【0016】本発明の別の態様は、ネットワークへの接
続を許可する方法に関する。この方法は、所定のコンテ
ンツ提供サービスの利用申し込みをしているユーザか
ら、コンテンツ提供サービスを利用可能なネットワーク
への接続要求があったときに、そのユーザから識別情報
を受付け、その識別情報が認証されたらネットワークへ
の接続を許可する処理を行う。
【0017】なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本
発明の表現を方法、装置、システム、記録媒体、プログ
ラムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様とし
て有効である。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は、実施の形態に係る管理サ
ーバの構成を示す。本実施の形態における管理サーバ1
0は、インターネット上におけるコンテンツ提供サービ
スへのアクセスを管理するサービス主体(以下単にアク
セス管理サービス主体ともいう)により管理されるサー
バである。このアクセス管理サービス主体は、コンテン
ツ提供サービスを利用可能なユーザ端末をユーザに配布
する。アクセス管理サービス主体は、配布したユーザ端
末からコンテンツ提供サービスを利用するユーザへのコ
ンテンツ提供サービスの提供およびコンテンツ提供サー
ビスの利用料金の回収を行う。また、アクセス管理サー
ビス主体は、コンテンツ提供サービスの利用料金に、配
布したユーザ端末本体の代金を分割的に含めてユーザか
ら利用料金を回収してもよい。コンテンツ提供サーバ5
0は、アクセス管理サービス主体とは異なるサービス主
体により管理されてもよい。この場合、アクセス管理サ
ービス主体は、ユーザへのコンテンツ提供サービスの提
供およびコンテンツ提供サービスの利用料金の回収を代
理する。
【0019】管理サーバ10は、受付部12と、認証処
理部14と、識別情報登録部16と、コンテンツ保持部
18を有する。このサーバ10は、PCその他任意のハ
ードウエアである。管理サーバ10の構成は、ハードウ
エアコンポーネントでいえば、任意のコンピュータのC
PU、メモリ、その他の素子、およびソフトウエアとし
てメモリにロードされたコンテンツへのアクセス管理機
能のあるプログラムなどによって実現されるが、ここで
はそれらの連携によって実現される機能ブロックを描い
ている。したがって、これらの機能ブロックがハードウ
エアのみ、ソフトウエアのみ、またはそれらの組合せに
よっていろいろな形で実現できることは、当業者には理
解されるところである。
【0020】識別情報登録部16は、コンテンツ提供サ
ービスの利用申し込みをしたユーザのユーザ端末40に
端末識別情報を与え、その端末識別情報を保持する。こ
こで、ユーザ端末40は、アクセス管理サービス主体が
ユーザに配布したPDAその他の任意のハードウエアで
ある。なお、ユーザ端末40には予め端末識別情報が与
えられていてもよく、この場合、識別情報登録部16は
コンテンツ提供サービスの利用申し込みをしたユーザの
端末識別情報を保持する処理だけを行ってもよい。端末
識別情報は、予めユーザ端末に付与された機種情報など
であってもよいが、このサービスのために付加した情報
であってもよい。
【0021】受付部12は、ユーザ端末40からコンテ
ンツ提供サービスの利用要求があったときに、そのユー
ザ端末40のインターネットへの接続手段の種類に関わ
らず、そのユーザ端末40に対応付けられた端末識別情
報を受付ける。
【0022】認証処理部14は、受付部12がユーザか
らのコンテンツ提供サービスの利用要求を受付けると、
識別情報登録部16を参照して、受付けた端末識別情報
の認証を行う。認証処理部14は、識別情報登録部16
を参照した際に、申し込まれたコンテンツ提供サービス
の種類に応じて、そのユーザ端末40に該当するコンテ
ンツ提供サービスの利用を可能とする許可情報を付与す
る。ここで、許可情報はユーザ端末40が所定のページ
へアクセスしたときに、そのページの閲覧を可能とする
パスワード的な情報を含む。認証処理部14は、ユーザ
端末40内に保存され、所定のページを閲覧するときに
そのページの管理サーバへ情報を与えるクッキーのよう
な形式でユーザ端末40に許可情報を付与してよい。
【0023】また、ユーザ端末40には、管理サーバ1
0へのコンテンツ提供サービス利用要求時に、自動的に
端末識別情報を管理サーバ10に送信する機能を付与し
ておくのが好ましい。ユーザ端末40にこのような機能
を付与することにより、認証処理部14は、ユーザ端末
40の認証を行うことができる。
【0024】コンテンツ保持部18は、例えばプロキシ
サーバであって、コンテンツ提供サーバ50が提供する
コンテンツを一時的に保持する。アクセス管理サービス
主体は、コンテンツ提供サービス側への所定の利用料金
の支払いと引換えにコンテンツの提供を受け、コンテン
ツ保持部18に保持させる。
【0025】本実施の形態において、管理サーバ10
は、インターネットへの接続サービスをも提供する。こ
こで、管理サーバ10が提供するインターネット接続サ
ービスは、所定のアクセスポイントにユーザがダイアル
アップ接続により接続するものであるのが好ましい。受
付部12は、コンテンツ提供サービスへの利用要求があ
ったときに、そのユーザ端末がネットワークへ未接続の
状態である場合、コンテンツ提供サービスへの利用の許
可に先立ち、その端末をインターネットへの接続を許可
する。受付部12は、ユーザ端末40からインターネッ
トへの接続要求があったときに、そのユーザがインター
ネット接続サービスの利用申し込みをしていない場合で
あっても、そのユーザ端末40の端末識別情報を受付け
る。そして、認証処理部14は、登録部16を参照し
て、受付けた端末識別情報の認証を行い、端末識別情報
が認証されたら、そのユーザ端末40のインターネット
への接続を許可する。
【0026】図2は、識別情報登録部16の内部構成を
示す図である。識別情報登録部16は、端末識別情報欄
60と、コンテンツ許可情報欄62とを有する。例えば
端末識別情報が「pda1234」であるユーザ端末4
0は、「Aコース」というコンテンツの提供サービスを
申し込んでいる。認証処理部14は、このユーザ端末4
0に「Aコース」に含まれるコンテンツの閲覧を可能に
する許可情報を付与する。
【0027】次に、ユーザ端末40側の処理を説明す
る。図3は、ユーザにユーザ端末40からコンテンツ提
供サービスの申し込みをさせる画面70を示す。本実施
の形態において、アクセス管理サービス主体は、複数の
コンテンツ提供サービスをそれぞれ含めた複数のコー
ス、例えば「Aコース、月額1500円」、「Bコー
ス、月額2000円」、または「Cコース、月額250
0円」をユーザに提供する。各コースの利用料金は、そ
のコースに含まれるコンテンツ提供サービスの充実度に
応じて設定されてよい。アクセス管理サービス主体から
ユーザ端末40を配布されたユーザは、画面70から好
みのコースの申し込みをする。
【0028】例えばユーザが「Aコース」を申し込むこ
とにして画面70の「Aコース」部分をクリックする
と、管理サーバ10に「Aコース」の申し込み情報が送
信される。管理サーバ10は、そのユーザ端末40に端
末識別情報を付与すると共に識別情報登録部16にその
端末識別情報と「Aコース」に含まれるコンテンツ許可
情報を対応付けて登録する。管理サーバ10は、ユーザ
端末40からの申し込みを受けて、ユーザ端末40に
「Aコース」に含まれるコンテンツを利用するのに必要
な機能を含むソフトを送信する。このソフトは「Aコー
ス」のコンテンツを利用可能なブラウザを含む。このブ
ラウザには、ユーザが「Aコース」のコンテンツの利用
を希望すると、コンテンツ保持部18の「Aコース」の
コンテンツが保持されたページにアクセスするような処
理が施されているものとする。
【0029】他の例において、このサービスの申し込み
はユーザ端末40をユーザに配布する際に店頭などで行
われてもよく、予め上記ソフトがインストールされたユ
ーザ端末40をユーザに配布してもよい。
【0030】図4は、ユーザ端末40に表示される「A
コース」のコンテンツへの接続画面80を示す。「Aコ
ース」は、例えば「くまランド」というコンテンツの提
供サービスを含む。ユーザがこの「くまランド」のニュ
ースを閲覧したい場合に、「ニュース」ボタン82をク
リックすると、ユーザ端末40は任意の接続回線を用い
て管理サーバ10へ接続する。ユーザ端末40の端末識
別情報が認証されると、管理サーバ10は、コンテンツ
保持部18の「くまランド」が保持されたページで用い
られるコンテンツ許可情報をユーザ端末40に付与す
る。ユーザ端末40が「くまランド」にアクセスする
と、このコンテンツ許可情報によりそのユーザ端末40
の「くまランド」のニュース画面の閲覧が許可される。
【0031】図5は、管理サーバ10およびユーザ端末
40の処理手順を示すフローチャートである。ユーザ端
末40のユーザが、予め契約しているコンテンツの提供
を要求すると、ユーザ端末40は管理サーバ10にその
コンテンツ提供要求を送信する(S102)。管理サー
バ10の受付部12は、ユーザ端末40に端末識別情報
送信要求を送信する(S104)。ユーザ端末40が端
末識別情報を送信すると(S106)、認証処理部14
は識別情報登録部16を参照してその端末識別情報を認
証する(S108)。端末識別情報が認証されると(S
108のYes)、認証処理部14は、コンテンツ保持
部18内のその端末識別情報に対応付けられたコンテン
ツを保持したページへの許可情報をユーザ端末20に付
与する(S112)。ユーザ端末40は、コンテンツ保
持部18内のコンテンツが保持されたページにアクセス
すると共に、ステップ112で管理サーバ10から付与
された許可情報をコンテンツ保持部18に送信する(S
116)。これによりユーザ端末40にコンテンツが提
供される。
【0032】図6は、管理サーバ10およびインターネ
ットに未接続のユーザ端末40の処理手順を示すフロー
チャートである。ユーザ端末40のユーザが、インター
ネットへの接続要求をすると、ユーザ端末40は管理サ
ーバ10に接続要求を送信する(S202)。管理サー
バ10の受付部12は、ユーザ端末40に端末識別情報
送信要求を送信する(S204)。ユーザ端末40が端
末識別情報を送信すると(S206)、認証処理部14
は識別情報登録部16を参照してその端末識別情報を認
証する(S208)。端末識別情報が認証されると(S
208のYes)、認証処理部14は、コンテンツ保持
部18内のその端末識別情報に対応付けられたコンテン
ツを保持したページへの許可情報をユーザ端末20に付
与する(S212)。ユーザ端末40は、コンテンツ保
持部18内のコンテンツが保持されたページにアクセス
すると共に、ステップ212で管理サーバ10から付与
された許可情報をコンテンツ保持部18に送信する(S
216)。これによりユーザ端末40にコンテンツが提
供される。
【0033】なお、管理サーバ40は、インターネット
接続サービスの利用のみを申し込んでいるユーザからの
インターネット接続サービスの利用要求を同様に受付け
てよい。この場合(ステップ210のNo)、認証処理
部14は、インターネットへの接続のみを確立させる。
【0034】本実施の形態によれば、ユーザ端末に対応
付けられた端末識別情報により、コンテンツ提供サービ
スの利用を許可する許可情報がユーザに付与されるの
で、特定のユーザ端末を用いるユーザに限定的にコンテ
ンツ提供サービスを利用させることができる。また、ど
のような接続手段を用いてインターネットへ接続してい
ても、特定のユーザ端末を用いる限り、所定のコンテン
ツ提供サービスを利用できる。従って、ユーザは、外出
時にはモバイル通信によりインターネットに接続し、家
では常時接続用の回線を用いてインターネットに接続し
ても、いずれの場合にも所定のコンテンツ提供サービス
を利用することができる。
【0035】また、本実施の形態によれば、ユーザはイ
ンターネットへの接続サービスの利用申し込みをしてい
なくても、所定のコンテンツ提供サービスの利用申し込
みをしていれば、インターネット接続サービスを利用す
ることができる。従って、例えば常時接続用の回線を用
いたインターネット接続サービスの申し込みをしている
ユーザは、ダイアルアップ接続によるインターネット接
続サービスの申し込みを別途していなくても、外出時に
はそのユーザ端末に設けられた接続手段を用いてインタ
ーネットに接続することができる。
【0036】以上、本発明を実施の形態をもとに説明し
た。実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各
処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこ
と、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当
業者に理解されるところである。以下、そのような例を
説明する。
【0037】管理サーバ10はコンテンツ保持部18を
有さず、ユーザ端末40に直接コンテンツ提供サーバ5
0内のコンテンツへアクセスさせてもよい。この場合、
識別情報登録部16は、端末識別情報に対応付けて、コ
ンテンツ用の識別情報を登録しておいてよい。認証処理
部14は、コンテンツ提供サーバ50内のコンテンツの
閲覧を可能とするパスワード的な情報をコンテンツ提供
サーバ50内で用いられるクッキーとしてユーザ端末4
0に送信してもよい。
【0038】コンテンツへの許可情報は、ユーザが契約
したコンテンツ提供サービスにより利用が許可されるコ
ンテンツのリストが表示されたページへのアクセスを許
可するものであってもよい。この場合、コンテンツ提供
者側は、当該リストが表示されたページを経由してコン
テンツにアクセスしてきたユーザ端末40に対してその
コンテンツの利用を許可するようにしてもよい。
【0039】なお、実施の形態では、アクセス管理サー
ビスとコンテンツ提供サービスは異なるサービス主体に
より行われるとして説明したが、同一のサービス主体に
より行われてもよい。
【0040】ユーザ端末40には、携帯電話機能など、
管理サーバ10への接続手段を予め設けると共に、他の
接続手段による接続を可能としてよい。このとき、ユー
ザ端末40の識別情報として、接続手段の電話番号を用
いてもよい。なお、この場合、受付部12は、ユーザ端
末40が他の接続手段によりインターネットにアクセス
してきても、予め設けられた接続手段の電話番号を識別
情報として利用する機能を有する。
【0041】以上のように所定のコンテンツ提供サービ
スの利用申し込みをしたユーザに無償又は比較的安価な
値段でユーザ端末を付与することにすれば、ユーザ端末
が欲しいためにコンテンツ提供サービスの利用申し込み
をするユーザの獲得が見込まれ、結果としてコンテンツ
提供サービスの利用料金を多数のユーザから広く薄く徴
収することができる。したがって、トータルのユーザコ
ストを抑制できる可能性が高く、ユーザメリットに結び
つくこともある。とくに、PDAのように比較的表示画
面が大きいデバイスの場合、コンテンツの閲覧を楽しみ
たいと願うユーザは多数いると見込まれ、コンテンツ提
供サービスの利用料金が比較的安くなることのメリット
は大きい。
【0042】
【発明の効果】本発明によれば、接続手段のいかんに関
わらず、特定のユーザ端末を認証してコンテンツ提供サ
ービスの利用が許可されるので、そのユーザ端末から色
々な環境でコンテンツ提供サービスを楽しむことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態に係る管理サーバの構成を示す図
である。
【図2】 識別情報登録部の内部構成を示す図である。
【図3】 ユーザに複数のコンテンツ提供サービスを含
めたコースの申し込みをさせる画面を示す図である。
【図4】 ユーザ端末に表示されるコンテンツへの接続
画面を示す図である。
【図5】 管理サーバおよびユーザ端末の処理手順を示
すフローチャートである。
【図6】 管理サーバおよびインターネットに未接続の
ユーザ端末の処理手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10・・管理サーバ、12・・受付部、14・・認証処
理部、16・・識別情報登録部、18・・コンテンツ保
持部、40・・ユーザ端末、50・・コンテンツ提供サ
ーバ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 330 G06F 17/60 330 332 332 512 512 (72)発明者 下尾 邦之 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 新居 英治 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 豊増 智津香 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 浜田 明宏 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機ソフトウエア株式会社内 Fターム(参考) 5B085 AE04 AE23 BG07

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワーク上におけるコンテンツ提供
    サービスへのアクセスを管理するサービス主体がユーザ
    端末を配布することを前提とし、 前記ユーザ端末を識別する端末識別情報を保持する登録
    部と、 前記ネットワークへの接続手段の種類に関わらず、配布
    したユーザ端末からコンテンツ提供サービスの利用要求
    があったときに、そのユーザ端末の端末識別情報を受付
    ける受付部と、 前記登録部を参照して、受付けた端末識別情報の認証を
    行い、前記端末識別情報が認証されたら、前記コンテン
    ツ提供サービスの利用を許可する処理を行う認証処理部
    と、 を含むことを特徴とする管理サーバ。
  2. 【請求項2】 前記管理サーバは、前記ネットワークへ
    の接続サービスをも提供し、 前記コンテンツ提供サービスへの利用要求があったとき
    に、そのユーザ端末がネットワークへ未接続の状態であ
    る場合、前記コンテンツ提供サービスへの利用の許可に
    先立ち、その端末を前記ネットワークへの接続を許可す
    ることを特徴とする請求項1に記載の管理サーバ。
  3. 【請求項3】 前記識別情報登録部は、前記コンテンツ
    提供サービスの利用に必要なコンテンツ用識別情報を前
    記端末識別情報に対応づけて保持し、 前記認証処理部は、前記端末識別情報が認証されたユー
    ザ端末に、前記コンテンツ提供サービス側から識別情報
    の入力要求があったときに、前記コンテンツ用識別情報
    が入力されるような処理を行うことを特徴とする請求項
    1に記載の管理サーバ。
  4. 【請求項4】 前記コンテンツ提供サービスへの所定の
    利用料金の支払いと引換えに、前記コンテンツ提供サー
    ビスからコンテンツの提供を受け、その内容を一時的に
    保持するコンテンツ保持部をさらに含み、 前記認証処理部は、前記端末識別情報が認証されたユー
    ザ端末に、前記コンテンツ保持部から前記コンテンツが
    提供されるような処理を行うことを特徴とする請求項1
    に記載の管理サーバ。
  5. 【請求項5】 前記登録部は、前記コンテンツ提供サー
    ビスの利用申し込みをしたユーザのユーザ端末に前記端
    末識別情報を与え、その端末識別情報を保持することを
    特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の管理サー
    バ。
  6. 【請求項6】 ユーザ端末をユーザへ配布し、ネットワ
    ーク上におけるコンテンツ提供サービスの利用申し込み
    をしたユーザのユーザ端末に所定の識別情報を与え、前
    記ネットワークへの接続手段の種類に関わらず、前記ユ
    ーザ端末から前記コンテンツ提供サービスの利用要求が
    あったときに、前記識別情報を受付け、その識別情報が
    認証されたら、前記コンテンツ提供サービスの利用を許
    可する処理を行うことを特徴とする許可方法。
  7. 【請求項7】 ユーザ端末をユーザへ配布すると共に複
    数のコンテンツ提供サービスをユーザに提示し、いずれ
    かのコンテンツ提供サービスの利用申し込みをしたユー
    ザのユーザ端末に所定の識別情報を与え、前記ネットワ
    ークへの接続手段の種類に関わらず、前記ユーザ端末か
    ら前記コンテンツ提供サービスの利用要求があったとき
    に、前記識別情報を受付け、その識別情報が認証された
    ら、利用申し込みがされた前記コンテンツ提供サービス
    の利用を許可する処理を行うことを特徴とする許可方
    法。
  8. 【請求項8】 利用申し込みがされた前記コンテンツ提
    供サービスの利用に必要なコンテンツ用識別情報を前記
    ユーザ端末に与えた識別情報に対応づけて保持すること
    を特徴とする請求項7に記載の許可方法。
  9. 【請求項9】 ネットワーク接続サービスを行うサーバ
    であって、 ネットワーク上におけるコンテンツ提供サービスの利用
    を許可する処理を行う認証処理部と、 前記コンテンツ提供サービスの利用申し込みをしたユー
    ザのユーザ端末を識別する端末識別情報を保持する登録
    部と、 前記ユーザ端末からネットワークへの接続要求があった
    ときに、そのユーザが前記ネットワーク接続サービスの
    利用申し込みをしていない場合であっても、そのユーザ
    端末の端末識別情報を受付ける受付部と、 を含み、 前記認証処理部は、前記登録部を参照して、受付けた端
    末識別情報の認証を行い、前記端末識別情報が認証され
    たら、そのユーザ端末のネットワークへの接続を許可す
    ることを特徴とする接続サーバ。
  10. 【請求項10】 所定のコンテンツ提供サービスの利用
    申し込みをしているユーザから、前記コンテンツ提供サ
    ービスを利用可能なネットワークへの接続要求があった
    ときに、そのユーザから識別情報を受付け、その識別情
    報が認証されたら前記ネットワークへの接続を許可する
    処理を行うことを特徴とする許可方法。
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