JP2003131975A - ストリーミング配信システム及び情報端末 - Google Patents

ストリーミング配信システム及び情報端末

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JP2003131975A
JP2003131975A JP2001327021A JP2001327021A JP2003131975A JP 2003131975 A JP2003131975 A JP 2003131975A JP 2001327021 A JP2001327021 A JP 2001327021A JP 2001327021 A JP2001327021 A JP 2001327021A JP 2003131975 A JP2003131975 A JP 2003131975A
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JP
Japan
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data
information terminal
signal
time
measurement
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Application number
JP2001327021A
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English (en)
Inventor
Hiroaki Takeda
博昭 竹田
Toshio Yagi
敏男 八木
Michiyo Goto
道代 後藤
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ストリーミングで音楽データを配信する
サービスで、伝送路エラーによる再生の一時停止を防ぐ
こと。 【解決手段】 伝送路102上で誤りが発生し音楽配信
サーバ103から送信されたデータが情報端末101に
正確に送信されなかった場合、誤りのあったデータを再
送してもリアルタイムの再生に間に合わないと判定した
ときには再送をしないようにする。これによって、伝送
路102で誤りが発生しても情報端末101での処理が
一時中断されることがなくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話機、PD
A、パーソナルコンピュータ等に対して音楽等を配信す
るストリーミング配信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、情報圧縮された音楽データを伝送
路を通じて情報端末側で受信し、復号して音響信号を再
生するストリーミング音楽配信システムが知られてい
る。図25は、従来のストリーミング音楽配信システム
の構成を示すブロック図である。図25において、この
ストリーミング音楽配信システム2500は、情報端末
2501と、伝送路2502と、音楽配信サーバ250
3と、圧縮音響信号格納装置2504とを備えて構成さ
れている。
【0003】情報端末2501は、伝送路2502から
受信されたパケット化圧縮音響信号S2501を復号
し、音響信号S2504を再生するものである。情報端
末2501には、十分な大きさのメモリが搭載され、音
楽配信サーバ2503から送信されるパケット化圧縮音
響信号S2501を十分に記録できるようになってい
る。
【0004】伝送路2502は、音楽配信サーバ250
3から情報端末2501へのパケット化圧縮音響信号S
2501と、情報端末2501から音楽配信サーバ25
03への再送要求信号S2502とを伝送する系であ
る。その中には有線伝送路や無線伝送路、無線基地局、
電話交換機などの通信設備が含まれている。
【0005】音楽配信サーバ2503は、圧縮音響信号
格納装置2504から読み出した圧縮音響信号S250
3を、複数個のパケット化圧縮音響信号S2501に変
換し伝送路2502を介して情報端末2501に送信す
るものである。また、情報端末2501から送信された
再送要求信号S2502に基づき、伝送路2502で誤
りが発生し正確に送信できなかったパケット化圧縮音響
信号S2501を再送する機能も持つものである。
【0006】圧縮音響信号格納装置2504は、圧縮さ
れた音響信号が蓄積されている。これには、ハードディ
スクやメモリ、リムーバブルな蓄積メディアなどが用い
られる。
【0007】次いで、図25〜図27を参照して、従来
のストリーミング音楽配信システムにおいて、情報端末
2501がリアルタイムに圧縮音響信号を復号し、音響
信号を得る方法について説明を行う。図26は、伝送路
2502で誤りが発生していない場合の動作例である。
図27は、伝送路2502で誤りが発生した場合の動作
例である。また、図26中のS2601〜S2605
は、パケット化圧縮音響信号S2501を示している。
同様に、図27中のS2701〜S2705は、パケッ
ト化圧縮音響信号S2501を示している。ここでは、
1パケットで1フレーム分の音響信号を復号できるもの
としている。
【0008】図25において、情報端末2501と音楽
配信サーバ2503と間で情報通信可能な状態にする。
次に、音楽配信サーバ2503は、圧縮音響信号格納装
置2504から圧縮音響信号S2503を読み込み、複
数個のパケット化圧縮音響信号2501に変換し、伝送
路2502を通じて情報端末2501に送信する。情報
端末2501は、受信したパケット化圧縮音響信号S2
501を逐次復号し、音響信号S2504を出力する。
【0009】図26において、音楽配信サーバ2503
は、情報端末2501に向けてパケット化圧縮音響信号
S2501を、パケット化圧縮音響信号S2601から
順番に送信する。情報端末2501は、フレームF26
01ではパケット化圧縮音響信号S2601を復号し、
フレームF2602ではパケット化圧縮音響信号S26
02を復号し、フレームF2605ではパケット化圧縮
音響信号S2605を復号する、という具合に順番に復
号を行う。このように、伝送路2502で誤りが発生し
なければ、情報端末2501では、連続して復号が行わ
れる。
【0010】次に、図27において、音楽配信サーバか
ら情報端末に向けてパケット化圧縮音響信号S2501
を、S2701から順番に送信する。情報端末S270
1はフレームF2701ではパケット化圧縮音響信号S
2701を復号し、フレームF2702ではパケット化
圧縮音響信号S2702を復号する。
【0011】仮にパケット化圧縮音響信号S2703が
伝送路2502で誤った場合、情報端末2501は、再
送要求信号S2502を音楽配信サーバ2503に送信
し再送を要求する。音楽配信サーバ2503では、パケ
ット化圧縮音響信号S2704の送信後に再送要求信号
S2502を受信し、再送要求されたパケット化圧縮音
響信号S2703を情報端末2501に送信する。
【0012】情報端末2501では、パケット化圧縮音
響信号S2703の復号時刻T2701では、再送を要
求したパケット化圧縮音響信号S2703を受信でき
ず、パケット化圧縮音響信号S2704を受信したの
で、再送を要求したパケット化圧縮音響信号S2703
の受信があるまで、パケット化圧縮音響信号S2704
の復号処理を一時停止する。そして、パケット化圧縮音
響信号S2703の受信処理後、パケット化圧縮音響信
号S2704の処理を行う。その結果、復号の順序が一
定に確保される。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ストリーミング音楽配信システムにおいては、パケット
化圧縮音響信号が伝送路等で誤った場合、情報端末で
は、再送を要求したパケット化圧縮音響信号を復号予定
時刻に受信できない場合には、復号の連続性を確保する
ために、再送を要求したパケット化圧縮音響信号を受信
できるまで、一時処理が中断するので、リアルタイムに
復号できない場合があるという問題があった。
【0014】本発明は、かかる点に鑑みてなされたもの
であり、伝送路上等で誤りが発生しても情報端末におけ
る処理が一時中断しないように措置できるストリーミン
グ配信システム及び情報端末を提供することを目的とす
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明のストリーミング
配信システムは、情報圧縮されたデータを蓄積するデー
タ蓄積手段と、前記データ蓄積手段から必要なデータを
読み取り、送信するデータ配信手段と、受信した情報圧
縮されたデータを逐次復号して信号をリアルタイムで再
生する情報端末と、を具備し、前記情報端末は、データ
配信手段から配信されたデータに誤りが発生して正確に
受信されかった場合に前記リアルタイム再生の可否に応
じて前記正確に受信できなかったデータの送信を要求す
るか否かを判断する再送要求判断手段を具備する構成を
採る。
【0016】この構成によれば、正確に受信できなかっ
た音楽データの送信を要求してもリアルタイムの再生に
間に合わないと判定したときには再送は要求されない。
したがって、伝送路で誤りが発生しても情報端末での処
理が一時中断されることがなくなる。
【0017】本発明のストリーミング配信システムは、
前記再送要求判断手段は、受信データの誤りを検出した
現在時刻と復号予定時刻を基に再送要求の判断を行う構
成を採る。
【0018】この構成によれば、受信データの誤りを検
出した現在時刻と復号予定時刻との差分が所定の閾値よ
りも小さいときは、正確に受信できなかった音楽データ
の送信を要求してもリアルタイムの再生に間に合わない
と判定される。
【0019】本発明のストリーミング配信システムは、
前記データ配信手段は、前記情報端末が送信した計測信
号を受信すると応答信号を前記情報端末に向けて送信す
る計測応答手段、を具備し、前記再送要求判断手段は、
前記計測信号を送信してから前記応答信号を受信できる
までの時間を遅延時間として計測する遅延計測手段と、
受信データの誤りを検出した現在時刻と復号予定時刻と
の差分を取る差分取得手段と、前記遅延時間と前記差分
との大小比較を行う比較手段と、を具備する構成を採
る。
【0020】この構成によれば、伝送路での遅延時間に
基づき再送要求の要否が判断されるので、正確な判断が
行える。
【0021】本発明のストリーミング配信システムは、
前記データ配信手段は、前記情報端末が送信した計測信
号を受信すると応答信号を前記情報端末に向けて送信す
る計測応答手段、を具備し、前記再送要求判断手段は、
一定時間毎に前記伝送路を介してデータ配信手段と通信
を行って遅延時間を計測し、最新の遅延時間を取得する
遅延計測手段と、受信データの誤りを検出した現在時刻
と復号予定時刻との差分を取る差分取得手段と、前記最
新の遅延時間と前記差分との大小比較を行う比較手段
と、を具備する構成を採る。
【0022】この構成によれば、伝送路の遅延時間を一
定時間毎に計測して最新の遅延時間を取得し、再送要求
の要否が判断されるので、一層正確な判断が行える。
【0023】本発明のストリーミング配信システムは、
前記データ配信手段は、前記情報端末が送信した計測信
号を受信すると速やかに応答信号を前記情報端末に向け
て送信する計測応答手段を具備し、前記再送要求判断手
段は、前記計測信号を送信してから前記応答信号を受信
できるまでの時間を遅延時間として計測する遅延計測手
段と、網状態に変化が伝えられたとき前記遅延計測手段
に計測のやり直しを指示する計測やり直し指示手段と、
受信データの誤りを検出した現在時刻と復号予定時刻と
の差分を取る差分取得手段と、前記計測をやり直して取
得された遅延時間と前記差分との大小比較を行う比較手
段と、を具備する構成を採る。
【0024】この構成によれば、伝送路の変化を遅延時
間に反映させて再送要求の要否が判断されるので、一層
正確な判断が行える。
【0025】本発明のストリーミング配信システムは、
前記データ配信手段は、コンテンツの切れ目で網遅延時
間の計測指示信号を前記情報端末に送信する網遅延計測
指示手段と、を具備し、前記網遅延計測手段は、前記計
測指示信号に従って計測のやり直しを行う構成を採る。
【0026】この構成によれば、コンテンツの切れ目で
網遅延時間の再計測が行われるので、網遅延時間の再計
測にコンテンツデータの送受信に影響を及ぼさないよう
にすることができる。
【0027】本発明のストリーミング配信システムは、
前記データ配信手段は、通信開始時に前記情報端末とバ
ースト的に配信するデータ量の取り決めを行い、その取
り決めに従った所定量の音楽データをバースト配信する
バースト送信手段を具備する構成を採る。
【0028】この構成によれば、再送の要否判断を行い
つつ一定量のデータをバースト的に送受信することがで
きる。
【0029】本発明のストリーミング配信システムは、
情報圧縮されたデータを蓄積するデータ蓄積手段と、前
記データ蓄積手段から必要な音楽データを読み取って送
信するデータ配信手段と、受信した情報圧縮されたデー
タを逐次復号してリアルタイムで再生する情報端末と、
を具備し、データ配信手段は、誤りが発生して前記情報
端末から正確に受信できなかったデータの送信を要求す
る再送要求が受信されたときに前記情報端末での前記リ
アルタイム再生の可否に応じて前記再送を要求されたデ
ータを送信をするか否かを判断する再送要求判断手段を
具備する構成を採る。
【0030】この構成によれば、音楽データ配信手段
が、情報端末への再送の要否を判断することができる。
【0031】本発明のストリーミング配信システムは、
前記データ配信手段は、通信開始時に前記情報端末にバ
ースト的に送信するデータ量の取り決めを行い、その取
り決めに従った所定量の音楽データをバースト送信する
バースト送信手段を具備する構成を採る。
【0032】この構成によれば、音楽データ配信手段
が、情報端末への再送の要否を判断しつつ一定量のデー
タをバースト的に送受信することができる。
【0033】本発明のストリーミング配信システムは、
前記データ配信手段は、フレームタイミング毎に1フレ
ーム分の符号化データを送信する構成を採る。
【0034】この構成によれば、再送の要否を判断しつ
つ伝送路のフレームタイミング毎に1フレーム分の符号
化データを送受信することができる。
【0035】本発明の情報端末は、データ配信手段から
データの配信を受けて信号をリアルタイムで再生する情
報端末において誤りが発生し、前記音楽データ配信手段
から配信された音楽データが正確に配信されかった場合
に、前記リアルタイム再生の可否に応じて前記正確に受
信できなかったデータの送信を要求するか否かを判断す
る再送要求判断手段を具備する構成を採る。
【0036】この構成によれば、正確に受信できなかっ
た音楽データの送信を要求してもリアルタイムの再生に
間に合わないと判定したときには再送は要求されない。
したがって、伝送路で誤りが発生しても情報端末での処
理が一時中断されることがなくなる。
【0037】本発明の情報端末は、前記再送要求判断手
段は、受信データの誤りを検出した現在時刻と復号予定
時刻との差分を取る差分取得手段と、前記差分と所定の
閾値との大小比較を行う比較手段と、を具備する構成を
採る。
【0038】この構成によれば、受信データの誤りを検
出した現在時刻と復号予定時刻との差分が所定の閾値よ
りも小さいときは、正確に受信できなかった音楽データ
の送信を要求してもリアルタイムの再生に間に合わない
と判定される。
【0039】本発明の情報端末は、前記再送要求判断手
段は、前記音楽データ配信手段と通信を行い遅延時間を
計測する遅延計測手段と、受信データの誤りを検出した
現在時刻と復号予定時刻との差分を取る差分取得手段
と、前記遅延時間と前記差分との大小比較を行う比較手
段と、を具備する構成を採る。
【0040】この構成によれば、伝送路での遅延時間に
基づき再送要求の要否が判断されるので、正確な判断が
行える。
【0041】本発明の情報端末は、前記再送要求判断手
段は、前記データ配信手段と通信を行い遅延時間を計測
することを一定時間毎に行って最新の遅延時間を取得す
る遅延計測手段と、受信データの誤りを検出した現在時
刻と復号予定時刻との差分を取る差分取得手段と、前記
最新の遅延時間と前記差分との大小比較を行う比較手段
と、を具備する構成を採る。
【0042】この構成によれば、伝送路の遅延時間を一
定時間毎に計測して最新の遅延時間を取得し、再送要求
の要否が判断されるので、一層正確な判断が行える。
【0043】本発明の情報端末は、前記再送要求判断手
段は、前記音楽データ配信手段と通信を行い遅延時間を
計測する遅延計測手段と、前記遅延計測手段に計測のや
り直しを指示する計測やり直し指示手段と、受信データ
の誤りを検出した現在時刻と復号予定時刻との差分を取
る差分取得手段と、前記計測をやり直して取得された遅
延時間と前記差分との大小比較を行う比較手段と、を具
備する構成を採る。
【0044】この構成によれば、伝送路の変化を遅延時
間に反映させて再送要求の要否が判断されるので、一層
正確な判断が行える。
【0045】本発明の情報端末は、前記遅延計測手段
は、前記データ配信手段からコンテンツの切れ目で網遅
延時間の計測を指示する計測指示信号を受けたとき遅延
計測のやり直しを行う構成を採る。
【0046】この構成によれば、コンテンツの切れ目で
網遅延時間の再計測が行われるので、網遅延時間の再計
測にコンテンツデータの送受信に影響を及ぼさないよう
にすることができる。
【0047】本発明の情報端末は、通信開始時に前記デ
ータ配信手段とバースト的に受信するデータ量の取り決
めを行い、その取り決めに従った所定量のデータをバー
スト受信するバースト受信手段、を具備する構成を採
る。
【0048】この構成によれば、再送の要否判断を行い
つつ一定量のデータをバースト的に送受信することがで
きる。
【0049】
【発明の実施の形態】本発明の骨子は、伝送路で誤りが
発生したデータに対して再送要求を行うか否かを、誤っ
たデータを復号予定時間までに取り込めるかどうかで判
断し、復号予定時間までに取り込めないと判断したとき
は、再送を要求せず、その復号予定時間ではミュート処
理など動作停止とならない処理を実行することである。
【0050】以下、本発明の実施の形態について、図面
を参照して詳細に説明する。なお、以下の実施の形態で
は、ストリーミング配信システムとして、音楽を配信す
るストリーミング音楽配信システムを例に説明する。
【0051】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の
形態1に係るストリーミング配信システムの構成を示す
ブロック図である。
【0052】図1において、ストリーミング音楽配信シ
ステム100は、情報端末101と、伝送路102と、
音楽配信サーバ103と、圧縮音響信号格納装置104
とを備えて構成されている。
【0053】情報端末101は、伝送路102を介して
音楽配信サーバ103から送られてくるパケット化圧縮
音響信号S101を復号し、音響信号S104を再生す
るものである。情報端末101は、十分な大きさのメモ
リが搭載され、音楽配信サーバ103から送信されるパ
ケット化圧縮音響信号S101を十分に記録できるよう
になっている。
【0054】伝送路102は、音楽配信サーバ103か
ら情報端末101へのパケット化圧縮音響信号S101
と、情報端末101から音楽配信サーバ103への再送
要求信号S102とを伝送する系である。その中には、
有線伝送路や無線伝送路、無線基地局、電話交換機など
の通信設備が含まれている。
【0055】音楽配信サーバ103は、圧縮音響信号格
納装置104から読み出した圧縮音響信号S103を、
複数個のパケット化圧縮音響信号S101に変換し伝送
路102を介して情報端末101に送信するものであ
る。また、情報端末101から送信された再送要求信号
S102を受けて、伝送路102で誤りが発生し正確に
送信できなかったパケット化圧縮音響信号S101を再
送する機能も持つものである。
【0056】圧縮音響信号格納装置104は、圧縮され
た音響信号が蓄積されている。これには、ハードディス
クやメモリ、リムーバブルな蓄積メディアなどが用いら
れる。
【0057】次いで、図1〜図4を参照して、上記構成
を有するストリーミング音楽配信システムにおいて、情
報端末がリアルタイムに圧縮音響信号を復号し音響信号
を得る方法について説明を行う。なお、図2は、通信エ
ラーが発生していない場合の動作例である。図3は、通
信エラーが発生し再送を要求する場合の動作例である。
図4は、通信エラーが発生したが再送を要求しない場合
の動作例である。また情報端末101は、仮に1パケッ
トで1フレーム分の音響信号を復号できるものとしてい
る。
【0058】図において、基本的には、情報端末101
と音楽配信サーバ103と間で情報通信可能な状態にす
る。次に、音楽配信サーバ103は、圧縮音響信号格納
装置104から圧縮音響信号S103を読み出し、複数
個のパケット化圧縮音響信号S101に変換し、伝送路
102を通じて情報端末101に送信する。情報端末1
01は、受信したパケット化圧縮音響信号S101を逐
次復号し音響信号S104を得る。
【0059】まず、 伝送路102で誤りが発生してい
ない場合の動作について説明する。なお、 図2内のS
201からS205は、パケット化圧縮音響信号S10
1である。
【0060】図1、図2において、音楽配信サーバ10
3は、情報端末101に向けてパケット化圧縮音響信号
S101を、パケット化圧縮音響信号S201から順番
に送信する。情報端末101は、フレームF201では
パケット化圧縮音響信号S201を復号し、フレームF
202ではパケット化圧縮音響信号S202を復号し、
フレームF205ではパケット化圧縮音響信号S205
を復号する、という具合に受信されたパケット化圧縮音
響信号を順々にリアルタイムに復号を行う。
【0061】次に、伝送路102で誤りが発生した場合
の動作について説明する。なお、図3、図4内のS30
1からS305はパケット化圧縮音響信号S101であ
る。
【0062】図1、図3、図4において、音楽配信サー
バ103は、情報端末101に向けてパケット化圧縮音
響信号S101を、パケット化圧縮音響信号S301か
ら順番に送信する。情報端末101は、順番に受信し、
フレームF301ではパケット化圧縮音響信号S301
を復号し、フレームF302ではパケット化圧縮音響信
号S302を復号する。
【0063】仮に3番目のパケット化圧縮音響信号S3
03が伝送路102で誤った場合、情報端末101で
は、パケット化圧縮音響信号S303の復号は復号予定
時刻T301に開始されなければならない。そこで、情
報端末101では、パケット化圧縮音響信号S303の
再送を要求しても、パケット化圧縮音響信号S303が
復号予定時刻T301までに取り込めるか否かを判断す
る。
【0064】判断方法は、ここでは、例として現在の時
刻と復号予定時刻との差ΔTをとり、予め取り決めてお
いた閾値と比較することにより判断するものとする。閾
値は、例えば音響復号処理の2フレーム分と決められて
いる。
【0065】情報端末101は、閾値とΔTとを比較
し、再送要求しても取り込めると判断した場合、図3に
示すように、音楽配信サーバに対して再送要求信号S1
02を送信し、パケット化圧縮音響信号S303を取り
込み直し、復号する。
【0066】一方、情報端末101は、閾値とΔTを比
較し、再送要求しても取り込めないと判断した場合、音
楽配信サーバに対して再送要求信号S102は送信せ
ず、パケット化圧縮音響信号S303を復号する予定の
フレームF303では、図4に示すように、ミュート処
理などを行う。
【0067】以上のように、実施の形態1に係るストリ
ーミング音楽配信システムによれば、伝送路で誤りが発
生したデータに対して再送要求を行うか否かを、誤った
データを復号予定時間までに取り込めるかどうかで判断
する。その結果、復号予定時間までに取り込めると判断
したときは、再送を要求して順番通りに復号処理を行
う。一方、復号予定時間までに取り込めないと判断した
ときは、再送を要求せず、その復号予定時間ではミュー
ト処理など動作停止とならない処理を実行するようにし
た。
【0068】したがって、伝送路で誤りが発生しても情
報端末側で動作を一時停止することがなく、かつ伝送路
のトラフィックを最小限にとどめることが可能になるス
トリーミング音楽配信システムを実現することができる
ようになる。
【0069】(実施の形態2)図5は、本発明の実施の
形態2に係る情報端末の構成を示すブロック図である。
図5において、情報端末500は、情報通信部501
と、パケット誤り判定部502と、再送要求判定部50
3と、バッファ部504と、音響コーデック部505を
備え、受信したパケット化圧縮音響信号S101を復号
し、音響信号S104を再生するものである。
【0070】情報通信部501は、外部と情報通信を行
うための機能を備えていて、外部からの情報受信及び外
部への情報送信をするものである。
【0071】パケット誤り判定部502は、受信したパ
ケットに誤りがあるかどうかを判定するものである。
【0072】再送要求判定部503は、受信したパケッ
トに誤りがある場合、再送要求を行うか否かを判定する
ものである。
【0073】バッファ部504は、誤りがないと判定さ
れたパケットを蓄積し、そのパケットを音響コーデック
部505に音響コーデックのフレームタイミングごとに
送るものである。
【0074】音響コーデック部505は、受信したパケ
ットを元に音響信号S104を生成するものである。
【0075】次いで、図5〜図7を参照して、上記構成
を有する情報端末が誤りのあったパケットについて再送
要求を行うか否かを判断する方法について説明を行う。
なお、図6は、実施の形態2で用いるパケットデータの
構成図である。図7は、情報端末が再送を要求するか否
かを判定する動作を示すフローチャートである。
【0076】情報通信部501は、受信したパケット化
圧縮音響信号S101を受信パケット化圧縮音響信号S
501としてパケット誤り判定部502に送る。受信パ
ケット化圧縮音響信号S501の構成は、例えば図6に
示すようになっている。
【0077】図6において、受信パケット化圧縮音響信
号S501は、パケットの先頭を検出するためのユニー
クワードやパケットの通し番号が記述されているヘッダ
部601と、圧縮された音響信号である音響符号化信号
部602と、CRCなどを用いた誤り検出符号603と
で構成されている。
【0078】パケット誤り判定部502は、受信パケッ
ト化圧縮音響信号S501に誤りがあるかどうかを判定
する。誤りがあるかどうかは、受信パケット化圧縮音響
信号S501に付随している誤り検出符号603を用い
て行う。
【0079】パケット誤り判定部502は、受信したパ
ケット化圧縮音響信号S501が誤っていないと判定し
た場合は、音響符号化信号部602の情報を音響符号化
信号S502としてバッファ部504に送る。一方、パ
ケット誤り判定部502は、誤っていると判定した場合
はそのパケットを破棄し、再送要求判定部503に誤り
検出信号S504を送信する。誤り検出信号S504の
中にはヘッダ部601から取り出した誤りのあるパケッ
トの通し番号が含まれている。
【0080】ここで、再送要求判定部503が誤り検出
信号S504を受信したときにどのようにして再送要求
を行うか否かの判定方法を図7に示すフローチャートを
参照して説明する。
【0081】図7において、ステップST701では、
現在の時刻である現在時刻T701を求める。次のステ
ップST702では、誤り検出信号S504内にあるパ
ケットの通し番号から、そのパケットが復号される予定
の時刻である再生開始予定時刻T702を求める。次の
ステップST703では、再生予定時刻T702から現
在時刻T701を減算し、再送許容時間T703を求め
る。次のステップST704では、再送許容時間T70
3が予め設定しておいた閾値T704よりも大きいかど
うかを判定する。
【0082】再送許容時間T702が閾値T703より
も大きい場合、再送要求判定部503は、再送要求して
誤りのあったデータを再受信しても再生予定時刻T70
2に間に合うと判断し(ステップST704:Ye
s)、再送要求判定部503は、情報通信部501に再
送要求信号S505を送信する。情報通信部501は、
再送要求信号S102を外部に出力する。再送要求信号
S102には誤りの発生したパケットの通し番号が含ま
れており、再送データを送信する側はそれを元に再送す
るパケットを判断する。
【0083】一方、再送許容時間T703が閾値T70
4よりも小さい場合、ステップST704の判定は、否
定(No)となり、再送要求判定部503は、情報通信
部501に再送要求信号S505を送信しない。バッフ
ァ部504に貯えられた音響符号化信号は、逐次音響コ
ーデック部505にフレーム化音響符号化信号S503
として送信され、音響信号S104に変換される。も
し、図4のパケット化圧縮音響信号S303のような、
バッファ部504に蓄積されていないフレームの処理を
行う場合は、音響コーデック部505は例えばそのフレ
ームだけ無音を生成し出力するなどを行う。
【0084】以上のように、実施の形態2に係る情報端
末によれば、伝送路で誤りが発生したデータに対して再
送要求を行うか否かを、誤ったデータを復号予定時間ま
でに取り込めるかどうかで判断する。その結果、復号予
定時間までに取り込めると判断したときは、再送を要求
して順番通りに復号処理を行う。一方、復号予定時間ま
でに取り込めないと判断したときは、再送を要求せず、
その復号予定時間ではミュート処理など動作停止となら
ない処理を実行するようにした。したがって、伝送路で
誤りが発生しても音響復号処理を一時停止することがな
い情報端末を実現することができるようになる。
【0085】(実施の形態3)図8は、本発明の実施の
形態3に係るストリーミング音楽配信システムの構成を
示すブロック図である。
【0086】図8において、ストリーミング音楽配信シ
ステム800は、情報端末801と、伝送路802と、
音楽配信サーバ803と、圧縮音響信号格納装置104
とを備えて構成されている。
【0087】情報端末801は、受信したパケット化圧
縮音響信号S101を復号し音響信号S104を再生す
るものである。また、情報端末800は、通信開始時に
遅延計測信号S801を音楽配信サーバ803に対して
送信し、音楽配信サーバ803から遅延計測ACK信号
S802を受信するまでの時間を計測する機能を持つも
のである。情報端末801は、十分な大きさのメモリが
搭載され、音楽配信サーバ803から送信されるパケッ
ト化圧縮音響信号S101を十分に記録できるようにな
っている。
【0088】伝送路802は、パケット化圧縮音響信号
S101、再送要求信号S102、遅延計測信号S80
1、遅延計測ACK信号S802を伝送する系である。
その中には、無線伝送路、有線伝送路、無線電話用基地
局、電話交換機などの通信設備が含まれている。
【0089】音楽配信サーバ803は、圧縮音響信号格
納装置104から読み出した圧縮音響信号S103を、
複数個のパケット化圧縮音響信号S101に変換し伝送
路802を介して情報端末801に送信するものであ
る。また、音楽配信サーバ803は、情報端末801か
ら送信された再送要求信号S102をもとに伝送路80
2で誤りが発生し正確に送信できなかったパケット化圧
縮音響信号S101を再送する機能も持つものである。
また、音楽配信サーバ803は、通信開始時に情報端末
801から送信されてきた遅延計測信号S801を受信
後直ちに遅延計測ACK信号S802を送信する機能を
もつものである。なお、圧縮音響信号格納装置104は
前述したので説明を省略する。
【0090】次いで、図8、図9を参照して、上記構成
を有するストリーミング音楽配信システムにおいて情報
端末がリアルタイムに圧縮音響信号を復号し音響信号を
得る方法について説明を行う。なお、図9は、通信エラ
ーが発生し再送を要求する場合の動作例である。図9内
のS301からS305はパケット化圧縮音響信号S1
01である。ここでは、仮に1パケットで1フレーム分
の音響信号を復号できるものとしている。
【0091】図において、基本的には、情報端末801
と音楽配信サーバ803と間で情報通信可能な状態にす
る。次に、情報端末801は、伝送路802を通じて音
楽配信サーバ803に対して遅延計測信号S801を送
信する。音楽配信サーバ803は、遅延計測信号S80
1を受信した場合、直ちに遅延計測ACK信号S802
を伝送路802を通じて情報端末801に送信する。情
報端末801は、遅延計測信号S801を送信し、遅延
計測ACK信号S802を受信するまでの時間を計測
し、それを閾値T901として記憶する。
【0092】音楽配信サーバ803は、情報端末801
に向けてパケット化圧縮音響信号S101を、パケット
化圧縮音響信号S301から順番に送信する。情報端末
801はフレームF301ではパケット化圧縮音響信号
S301を復号し、フレームF302ではパケット化圧
縮音響信号S302を復号する、という具合に順番に復
号を行う。
【0093】仮に、パケット化圧縮音響信号S303が
伝送路802で誤った場合、情報端末801は、パケッ
ト化圧縮音響信号S303の再送を要求して、それが復
号予定時刻T301までに取り込めるか否かを判断す
る。判断方法は、現在の時刻と復号予定時刻との差ΔT
902をとり、予め計測しておいた閾値T901と比較
することにより判断するものとする。
【0094】閾値T901とΔT902を比較した結
果、T901<ΔT901となり、再送要求しても復号
予定時間T301までに取り込めると判断した場合、情
報端末801は、図9に示すように音楽配信サーバに対
して再送要求信号S102を送信し、パケット化圧縮音
響信号S303を取り込み直し、復号する。一方、情報
端末801は、閾値T901とΔT902を比較し、再
送要求しても復号予定時間T301までに取り込めない
と判断した場合は再送要求を行わない。
【0095】以上のように、実施の形態3に係るストリ
ーミング音楽配信システムによれば、伝送路で誤りが発
生したデータに対して再送要求を行うか否かを、再送要
求を行ったデータを復号予定時間までに取り込めるか否
かを予測して判断する。その予測のために予め伝送路上
でのデータ通信にかかる遅延を計測し、その値を用いる
ことによって正確な判断が可能となるようにしている。
その結果、伝送路で誤りが発生しても情報端末側で動作
を一時停止することなく、かつ伝送路のトラフィックを
最小限にとどめることが可能になるストリーミング音楽
配信システムを実現することができるようになる。
【0096】(実施の形態4)図10は、本発明の実施
の形態4に係るストリーミング音楽配信システムの構成
を示すブロック図である。
【0097】図10において、ストリーミング音楽配信
システム1000は、情報端末1001と、タイマ部1
002と、伝送路802と、音楽配信サーバ803と、
圧縮音響信号格納装置104とを備えて構成されてい
る。
【0098】情報端末1001は、受信したパケット化
圧縮音響信号S101を復号し音響信号S104を再生
するものである。また、情報端末1001は、通信開始
時およびタイマ部1002からタイマ割り込み信号S1
001を受信した場合に遅延計測信号S801を音楽配
信サーバ803に対して送信し、遅延計測ACK信号S
802を受信するまでの時間を計測する機能を持つもの
である。
【0099】タイマ部1002は、一定時間毎にタイマ
割り込み信号S1002を情報端末1001に送信する
ものである。伝送路802、音楽配信サーバ803、圧
縮音響信号格納装置104は前述したのと同じなので説
明を省略する。
【0100】次いで、図10、図11を参照して、上記
構成を有するストリーミング音楽配信システムにおい
て、再送要求を行うか否かの判断に用いる閾値を一定時
間毎に更新する方法についてついて説明を行う。なお、
図11は、遅延時間計測例を示す図である。なお、図1
1内のS1101からS1106はパケット化圧縮音響
信号S101の群である。
【0101】図において、情報端末1001と音楽配信
サーバ803と間で情報通信可能な状態にする。次に、
情報端末1001は、伝送路802を通じて音楽配信サ
ーバ803に対して遅延計測信号S801を送信する。
音楽配信サーバ803は、遅延計測信号S801を受信
した場合、直ちに遅延計測ACK信号S802を伝送路
802を通じて情報端末1001に送信する。情報端末
1001は、遅延計測信号S801を送信し、遅延計測
ACK信号S802を受信するまでの時間を計測し、そ
れを閾値T1101として記憶する。
【0102】タイマ部1002は、一定周期T1110
毎にタイマ割込み信号S1001を情報端末1001に
送信する。情報端末1001は、タイマ割り込み信号S
1001を受信する毎に伝送路802を通じて音楽配信
サーバ803に対して遅延計測信号S801を送信し、
閾値の更新を行う。
【0103】図11では、閾値T1101を閾値T11
02に更新した場合を示している。図11では、パケッ
ト化圧縮音響信号S1105は、それ以前の通信よりも
遅延が大きくなっている。そのため、閾値T1101に
よっては再送制御するか否かの正確な判定ができなくな
る。
【0104】この場合には、計測し直した閾値T110
2を用いることにより再送制御するか否かの正確な判定
が行えるようになる。閾値を更新した場合は、古い閾値
は破棄し、新しい閾値を再送制御するか否かの判定に用
いる。再送制御するか否かの判定方法は、実施の形態3
と同じなので説明を省略する。
【0105】以上のように、実施の形態4に係るストリ
ーミング音楽配信システムによれば、伝送路で誤りが発
生したデータに対して再送要求を行うか否かを、再送を
要求したデータを復号予定時間までに取り込めるか否か
を予測して判断する。その予測のために予め伝送路上で
のデータ通信にかかる遅延を計測し、その値を用いるこ
とにより正確な判断が可能になる。また、データ通信に
かかる時間を一定時間毎に計測し直すようにした。その
結果、再送要求を行うか否かの判断を正確に行うことが
可能となるストリーミング音楽配信システムを実現する
ことができるようになる。
【0106】(実施の形態5)図12は、本発明の実施
の形態5に係るストリーミング音楽配信システムの構成
を示すブロック図である。
【0107】図12において、ストリーミング音楽配信
システム1200は、情報端末1201と、伝送路12
02と、音楽配信サーバ1203と、圧縮音響信号格納
装置104とを備えて構成されている。
【0108】情報端末1201は、受信したパケット化
圧縮音響信号S101を復号し音響信号S104を再生
するものである。また、情報端末1201は、通信開始
時および伝送路1202から網状態変化信号S1201
を受信した場合に遅延計測信号S801を音楽配信サー
バ1203に対して送信し、遅延計測ACK信号S80
2を受信するまでの時間を計測する機能を持つものであ
る。
【0109】伝送路1202は、パケット化圧縮音響信
号S101、再送要求信号S102、遅延計測信号S8
01、遅延計測ACK信号S802を伝送する系であ
る。その中にはパケット化圧縮音響信号S101、再送
要求信号S102、遅延計測信号S801、遅延計測A
CK信号S802が通る無線伝送路、有線伝送路、無線
電話用基地局、電話交換機などの通信設備も含まれてい
る。また、伝送路1202は、内部の状態に変化があっ
たとき、情報端末1201に対して網状態変化信号S1
201を送信する機能を持つものである。
【0110】なお、音楽配信サーバ1203は、前述し
た音楽配信サーバ803と同じなので説明を省略する。
【0111】次いで、図12〜図14を参照して、上記
構成を有するストリーミング音楽配信システムにおい
て、再送要求を行うか否かの判断に用いる閾値を伝送路
の状態が変化する毎に更新する方法について説明する。
なお、図13は、網状態変化を説明する構成図である。
図14は、遅延時間再計測例を示す図である。また、図
14内のS1401からS1406はパケット化圧縮音
響信号S101の群である。
【0112】図において、情報端末1201と音楽配信
サーバ803と間で情報通信可能な状態にする。次に、
情報端末1201は、伝送路1202を通じて音楽配信
サーバ803に対して遅延計測信号S801を送信す
る。音楽配信サーバ803は、遅延計測信号S801を
受信した場合、直ちに遅延計測ACK信号S802を伝
送路1202を通じて情報端末1201に送信する。情
報端末1201は、遅延計測信号S801を送信し、遅
延計測ACK信号S802を受信するまでの時間を計測
し、それを閾値T1401として記憶する。
【0113】伝送路1202は、内部の状態に変化が生
じたとき、網状態変化信号S1201を情報端末120
1に送信する。
【0114】網の状態の変化を図13を用いて説明す
る。例として情報端末1201は、携帯電話機である。
伝送路1202は、交換局1301、基地局A130
2、基地局B1303で構成されているとする。通信開
始時には情報端末1201は、基地局A1302と通信
を行っていたとする。情報端末1201が、基地局A1
302のセルから基地局B1303のセルに移動した場
合、情報端末1201の通信相手は基地局A1302か
ら基地局B1303に切り替わる。このとき、伝送路1
202は、状態が変わったと判定し、情報端末1201
に網状態変化信号S1201を送信する。
【0115】情報端末1201は、網状態変化信号S1
201を受信すると、伝送路1202を通じて音楽配信
サーバ803に対して遅延計測信号S801を送信す
る。音楽配信サーバ803は、遅延計測信号S801を
受信した場合、直ちに遅延計測ACK信号S802を伝
送路1202を通じて情報端末1201に送信する。情
報端末1201は、遅延計測信号S801を送信し、遅
延計測ACK信号S802を受信するまでの時間を計測
し、それを新しい閾値とし、閾値T1401から閾値T
1402に更新して記憶する。再送制御するかしないか
の判定方法は、実施の形態3と同じなので説明を省略す
る。
【0116】以上のように、実施の形態5に係るストリ
ーミング音楽配信システムによれば、伝送路で誤りが発
生したデータに対して再送要求を行うか否かを、誤った
データを復号予定時間までに取り込めるか否かを予測し
判断する。その予測のために予め伝送路上でのデータ通
信にかかる遅延を計測し、その値を用いることによって
正確な判断が可能になる。また、データ通信にかかる時
間を伝送路の状態が変化したときに計測し直すようにし
た。その結果、再送要求をするか否かの判断を正確に行
うことが可能となるストリーミング音楽配信システムを
実現することができるようになる。
【0117】(実施の形態6)図15は、本発明の実施
の形態6に係るストリーミング音楽配信システムの構成
を示すブロック図である。
【0118】図15において、ストリーミング音楽配信
システム1500は、情報端末1501と、伝送路15
02と、音楽配信サーバ1503と、圧縮音響信号格納
装置104とを備えて構成されている。
【0119】情報端末1501は、受信したパケット化
圧縮音響信号S101を復号し音響信号S104を再生
するものである。また、通信開始時および音楽配信サー
バ1503から伝送路1502経由で網遅延再計測要求
信号S1501を受信した場合に遅延計測信号S801
を音楽配信サーバ1503に対して送信し、遅延計測A
CK信号S802を受信するまでの時間を計測する機能
を持つものである。
【0120】伝送路1502は、パケット化圧縮音響信
号S101、再送要求信号S102、遅延計測信号S8
01、遅延計測ACK信号S802、網遅延再計測要求
信号S1501を伝送する系である。その中にはパケッ
ト化圧縮音響信号S101、再送要求信号S102、遅
延計測信号S801、遅延計測ACK信号S802、網
遅延再計測要求信号S1501が通る無線伝送路、有線
伝送路、無線電話用基地局、電話交換機などの通信設備
も含まれている。
【0121】音楽配信サーバ1503は、圧縮音響信号
格納装置104から読み出した圧縮音響信号S103
を、複数個のパケット化圧縮音響信号S101に変換し
伝送路1502を介して情報端末1501に送信するも
のである。また、音楽配信サーバ1503は、情報端末
1501から送信された再送要求信号S102を元に伝
送路1502で誤りが発生し正確に送信できなかったパ
ケット化圧縮音響信号S101を再送する機能も持つも
のである。
【0122】さらに、音楽配信サーバ1503は、通信
開始時に情報端末1501から送信されてきた遅延計測
信号S801を受信した場合、直ちに遅延計測ACK信
号S802を送信する機能をもつものである。加えて、
音楽配信サーバ1503は、コンテンツの切れ目におい
て、情報端末1501に対して網遅延再計測要求信号S
1501を送信する機能をもつものである。なお、圧縮
音響信号格納装置104は、前述したので説明を省略す
る。
【0123】次いで、図15〜図17を参照して、上記
構成を有するストリーミング音楽配信システムにおい
て、再送要求を行うか否かの判断に用いる閾値を伝送・
フ状態が変化する毎に更新する方法について説明する。
なお、図16は、図15に示すストリーミング音楽背信
システムで配信されるコンテンツデータの構成図であ
る。図17は、図15に示すストリーミング音楽配信シ
ステムで行われる遅延時間再計測の一例を示す図であ
る。また、図16及び図17内のS1601からS16
11はパケット化圧縮音響信号S101の群である。
【0124】まず、情報端末1501と音楽配信サーバ
1503と間で情報通信可能な状態にする。次に、情報
端末1501は、伝送路1502を通じて音楽配信サー
バ1503に対して遅延計測信号S801を送信する。
音楽配信サーバ1503は、遅延計測信号S801を受
信した場合、直ちに遅延計測ACK信号S802を伝送
路1502を通じて情報端末1501に送信する。情報
端末1501は、遅延計測信号S801を送信し、遅延
計測ACK信号S802を受信するまでの時間を計測
し、それを閾値T1701として記憶する。
【0125】音楽配信サーバ1503は、コンテンツの
切れ目において情報端末1501に対して網遅延再計測
要求信号S1501を送信する機能をもつ。コンテンツ
の切れ目とは、例えば楽曲の終端などが考えられ、図1
6に示すように、パケット化圧縮音響信号S1601か
らパケット化圧縮音響信号S1603までがひとまとま
りのコンテンツ1601であり、同様にパケット化圧縮
音響信号S1604からパケット化圧縮音響信号S16
09までがひとまとまりのコンテンツ1602であり、
パケット化圧縮音響信号S1610からパケット化圧縮
音響信号S1611までがひとまとまりのコンテンツ1
603であるとする。
【0126】図16に示すようなコンテンツデータを送
信する場合、どのタイミングで網遅延を再計測するかを
図17を用いて説明する。音楽配信サーバ1503は、
コンテンツ1602分のパケット化圧縮音響信号S16
01からパケット化圧縮音響信号S1603までを送信
したら網遅延再計測要求信号S1501を情報端末15
01に送信する。情報端末1501は、網遅延再計測要
求信号S1501を受信したら、伝送路1502を通じ
て音楽配信サーバ1503に対して遅延計測信号S80
1を送信する。音楽配信サーバ1503は、遅延計測信
号S801を受信した場合、直ちに遅延計測ACK信号
S802を伝送路1502を通じて情報端末1501に
送信する。
【0127】情報端末1501は、遅延計測信号S80
1を送信し、遅延計測ACK信号S802を受信するま
での時間を計測し、それを新しい閾値とし、閾値T17
01から閾値T1702に更新して記憶する。同様の方
法で、音楽配信サーバ1503がパケット化圧縮音響信
号S1609を送信し終わったあとに網遅延の再計測を
行い、閾値T1703を得る。再送制御するか否かの判
定方法は、実施の形態3と同じなので説明を省略する。
【0128】以上のように、実施の形態6に係るストリ
ーミング音楽配信システムによれば、伝送路で誤りが発
生したデータに対して再送要求を行うか否かを、誤った
データを復号予定時間までに取り込めるかどうかを予測
し判断する。その予測のために予め伝送路上でのデータ
通信にかかる遅延を計測し、その値を用いることにより
正確な判断が可能になる。また、コンテンツの切れ目で
伝送路上でのデータ通信にかかる遅延を計測し直すの
で、再送要求を行うか否かの判断を正確に行うことが可
能となる。したがって、網遅延の再計測時にコンテンツ
データの送受信に影響を及ぼさないことが可能となるス
トリーミング音楽配信システムを実現することができる
ようになる。
【0129】(実施の形態7)図18は、本発明の実施
の形態7に係るストリーミング音楽配信システムの構成
を示すブロック図である。
【0130】図18において、ストリーミング音楽配信
システム1800は、情報端末1801と、伝送路18
02と、音楽配信サーバ1803と、圧縮音響信号格納
装置104とを備えて構成されている。
【0131】情報端末1801は、受信したパケット化
圧縮音響信号S101を復号し音響信号S104を再生
するものである。また、通信開始時に遅延計測信号S8
01を音楽配信サーバ1803に対して送信し、遅延計
測ACK信号S802を受信するまでの時間を計測する
機能を持つものである。また、通信開始時に情報量信号
S1801を音楽配信サーバ1803に対して送信する
機能を持つものである。また、一定の条件を満たしたと
きに情報送信要求信号S1802を音楽配信サーバ18
03に対して送信する機能を持つものである。
【0132】伝送路1802は、パケット化圧縮音響信
号S101、再送要求信号S102、遅延計測信号S8
01、遅延計測ACK信号S802、情報量信号S18
01、情報送信要求信号S1802を伝送する系であ
る。その中にはパケット化圧縮音響信号S101、再送
要求信号S102、遅延計測信号S801、遅延計測A
CK信号S802、情報量信号S1801、情報送信要
求信号S1802が通る無線伝送路、有線伝送路、無線
電話用基地局、電話交換機などの通信設備も含まれてい
る。
【0133】音楽配信サーバ1803は、情報端末18
01から情報送信要求信号S1802を受信したとき
に、圧縮音響信号格納装置104から読み出した圧縮音
響信号S103を、複数個のパケット化圧縮音響信号S
101に変換し伝送路1802を介して情報端末180
1に対して情報量信号S1801の量だけ送信するもの
である。また、音楽配信サーバ1803は、情報端末1
801から送信された再送要求信号S102を元に伝送
路1802で誤りが発生し正確に送信できなかったパケ
ット化圧縮音響信号S101を再送する機能も持つもの
である。
【0134】さらに、音楽配信サーバ1803は、通信
開始時に情報端末1801から送信されてきた遅延計測
信号S801を受信後直ちに遅延計測ACK信号S80
2を送信する機能をもつものである。なお、圧縮音響信
号格納装置104は、前述したので説明を省略する。
【0135】次いで、図18〜図21を参照して、上記
構成を有するストリーミング音楽配信システムにおい
て、情報端末でリアルタイムに圧縮音響信号を復号し音
響信号を得る方法について説明する。なお、図19は、
図18に示すストリーミング音楽配信システムの正常時
での動作を説明する図である。図20は、図18に示す
ストリーミング音楽配信システムの伝送エラー発生時で
の動作を説明する図である。図21は、図18に示すス
トリーミング音楽配信システムの具体的構成例を示す図
である。また、図19内のS1901からS1910は
パケット化圧縮音響信号S101の群である。同様に、
図20内のS2001からS2010はパケット化圧縮
音響信号S101の群である。ここでは例として、1パ
ケットは音響符号化の1Frame分のデータとする。
【0136】図において、情報端末1801と音楽配信
サーバ1803と間で情報通信可能な状態にする。次
に、情報端末1801は、伝送路1802を通じて音楽
配信サーバ1803に対して遅延計測信号S801を送
信する。音楽配信サーバ803は、遅延計測信号S80
1を受信した場合、直ちに遅延計測ACK信号S802
を伝送路1802を通じて情報端末1801に送信す
る。情報端末1801は、遅延計測信号S801を送信
し、遅延計測ACK信号S802を受信するまでの時間
を計測し、それを閾値T1901として記憶する。
【0137】次に、情報端末1801は、情報量信号S
1801を音楽配信サーバ1803に送信する。情報量
信号S1801は、一回にバースト的に転送するデータ
量を示すものである。ここでは例として5Frame分のデ
ータをバースト的に転送する場合について説明する。
【0138】音楽配信サーバ1803は、情報量信号S
1801を受信したときに、何フレーム分のデータを送
信できるかを判断し、その分のデータをパケット化圧縮
音響信号S101として情報端末1801に送信する。
ここでは例として5Frame分のデータをバースト的に送
信するので、パケット化圧縮音響信号S1901からパ
ケット化圧縮音響信号S1905までを転送する。
【0139】情報端末1801は、パケット化圧縮音響
信号S1901からパケット化圧縮音響信号S1905
までを受信すると、それらを内部のバッファに蓄積し音
響復号化処理を開始する。情報端末1801は、フレー
ムF1901ではパケット化圧縮音響信号S1901を
復号し、フレームF1902ではパケット化圧縮音響信
号S1902を復号するという具合に順々に復号を行
う。このときの情報端末1801内部のバッファの残量
は、図19に示すように、フレームF1901終了時で
は4Frame分、フレームF1902終了時では3Frame分
というように推移する。
【0140】ここでは例として、情報端末1801が内
部のバッファ残量が3Frameになったら音楽配信サーバ
1803に対して情報送信要求信号S1802を送信す
るものとする。情報端末1801は、フレームF190
2の処理終了後に音楽配信サーバ1803に対して情報
送信要求信号S1802を送信する。
【0141】音楽配信サーバ1803は、情報送信要求
信号S1802を受信後直ちに情報端末1801に対し
てパケット化圧縮音響信号S101を送信する。5Fram
e分という取り決めがあるので、パケット化圧縮音響信
号S1906からパケット化圧縮音響信号S1910ま
でをまとめて送信する。
【0142】情報端末1801は、パケット化圧縮音響
信号S1906からパケット化圧縮音響信号S1910
までを受信すると、それらを内部のバッファに蓄積し音
響復号化処理を開始し、同様に、順々に復号される。
【0143】次に、伝送路1802で誤りが発生した場
合について図20を用いて説明する。図20において、
閾値T1901の計測と、パケット化圧縮音響信号S2
001からパケット化圧縮音響信号S2005までの受
信・復号までは、図19で説明した通りである。
【0144】情報端末1801がフレームF2002の
処理終了後に音楽配信サーバ1803に対して情報送信
要求信号S1802を送信し、それに対して音楽配信サ
ーバ1803がパケット化圧縮音響信号S2006から
パケット化圧縮音響信号S2010までをまとめて送信
する場合に、仮にパケット化圧縮音響信号S2006が
伝送路1802で誤ったとする。
【0145】この場合には、情報端末1801は、パケ
ット化圧縮音響信号S2006を再送要求して、それが
復号予定時刻T2010までに取り込めるかどうかを判
断する。判断方法は、現在の時刻と復号予定時刻との差
ΔT2001を取り、予め計測しておいた閾値T190
1と比較することによって判断するものとする。
【0146】閾値T1901とΔT2001を比較した
結果、T1901<ΔT2001となり、再送要求して
も取り込めると判断した場合、図20に示すように音楽
配信サーバに対して再送要求信号S102を送信し、パ
ケット化圧縮音響信号S2006を取り込み直し、復号
する。閾値T1901とΔT2001を比較し、再送要
求しても取り込めないと判断した場合は再送要求を行わ
ない。
【0147】本説明では、一回にバースト転送する量を
5Frameとしたが、具体的には情報法端末1801のメ
モリ容量との関係で定められる。例えば図21に示すよ
うに、情報端末1801が携帯電話機2101の場合と
パーソナルコンピュータ2102の場合とを考える。携
帯電話機2101は、内部のメモリに制約があるのでバ
ッファ領域をあまり確保できないので転送量を少なくし
なければならない。しかし、パーソナルコンピュータ2
102では、より大きい領域をバッファ領域に割り当て
ることが可能である。バッファ領域が多いと、閾値ΔT
2001が大きな値になり、誤りのあったパケットを再
送要求できる可能性が高くなる。
【0148】以上のように、実施の形態7に係るストリ
ーミング音楽配信システムによれば、送受信するパケッ
トデータをバースト的に送り、またその量を各情報端末
ごとに設定することが可能となる。その結果、情報端末
別に最適な圧縮された音響信号のパケットデータを一時
的に格納するバッファ領域を設定することが可能となる
ストリーミング音楽配信システムを実現することができ
るようになる。
【0149】(実施の形態8)図22は、本発明の実施
の形態8に係るストリーミング音楽配信システムの構成
を示すブロック図である。
【0150】図22において、ストリーミング音楽配信
システム2200は、情報端末2201と、伝送路22
02と、音楽配信サーバ2203と、圧縮音響信号格納
装置104とを備えて構成されている。
【0151】情報端末2201は、受信したパケット化
圧縮音響信号S101を復号し音響信号S104を再生
するものである。また、受け取ったパケット化圧縮音響
信号S101に誤りがある場合、再送要求信号S102
を音楽配信サーバ2203に対して送信する機能を持つ
ものである。また、音響復号の処理単位であるフレーム
を伝送路2202から受信したフレーム信号S2201
から生成する。
【0152】伝送路2202は、パケット化圧縮音響信
号S101、再送要求信号S102を伝送する系であ
る。その中にはパケット化圧縮音響信号S101、再送
要求信号S102が通る無線伝送路、有線伝送路、無線
電話用基地局、電話交換機などの通信設備も含まれてい
る。また、伝送路2202は、情報端末2201及び音
楽配信サーバ2203に対して音響符号化の処理単位で
あるフレームを生成するためのフレーム信号S2201
を送信する機能を備えている。
【0153】音楽配信サーバ2203は、圧縮音響信号
格納装置104から読み出した圧縮音響信号S103
を、複数個のパケット化圧縮音響信号S101に変換し
伝送路2202を介して情報端末2201に送信するも
のである。送信するタイミングは、1フレーム毎に1フ
レーム分のパケット化圧縮音響信号S101を送信する
ものとする。
【0154】また、音楽配信サーバ2203は、情報端
末2201から送信された再送要求信号S102に基づ
き、伝送路2202で誤りが発生し正確に送信できなか
ったパケット化圧縮音響信号S101を再送する機能も
持つものである。圧縮音響信号格納装置104は、前述
したので説明を省略する。
【0155】次いで、図22〜図24を参照して、上記
構成を有するストリーミング音楽配信システムにおい
て、情報端末でリアルタイムに圧縮音響信号を復号し音
響信号を得る方法について説明を行う。なお、図23
は、図22に示すストリーミング音楽配信システムの正
常時での動作を説明する図である。図24は、図22に
示すストリーミング音楽配信システムの伝送エラー発生
時での動作を説明する図である。また、図23内のS2
301からS2310はパケット化圧縮音響信号S10
1の群である。同様に、図24内のS2401からS2
410はパケット化圧縮音響信号S101の群である。
ここでは例として、復号できる1パケットは音響符号化
の1フレーム分のデータとする。
【0156】図において、情報端末2201と音楽配信
サーバ2203間で情報通信可能な状態にする。次に、
音楽配信サーバ2203は、圧縮音響信号格納装置10
4から圧縮音響信号S103を読み込み、複数個のパケ
ット化圧縮音響信号S101に変換し、伝送路2202
を通じて情報端末2201に送信する。情報端末220
1は、受信したパケット化圧縮音響信号S101を逐次
復号し音響信号S104を得る。
【0157】まず、図23を参照して伝送路2202で
誤りが発生していない場合の動作について説明する。音
楽配信サーバ2203は、情報端末2201に向けてパ
ケット化圧縮音響信号S101を、Sパケット化圧縮音
響信号2301から順番にフレームタイミング毎に1フ
レーム分送信する。情報端末2201は、適当な量のパ
ケット化圧縮音響信号S101をバッファリングしてか
ら復号処理を行う。ここでは仮に5フレームバッファリ
ングするものとする。情報端末2201は、フレームF
2301では、パケット化圧縮音響信号S2301を復
号し、フレームF2302では、パケット化圧縮音響信
号S2302を復号するという具合に順々に復号を行
う。
【0158】次に、図24を参照して、伝送路2202
で誤りが発生している場合の動作について説明する。仮
にパケット化圧縮音響信号S2403が誤っていた場
合、情報端末2201は、再送要求信号S102を音楽
配信サーバ2203に送信し、データの再送を要求す
る。音楽配信サーバ2203は、再送要求信号S102
を受信したときに、再送したデータが情報端末2201
の復号時刻までに間に合うかどうかを次のようにして計
算する。
【0159】すなわち、図24において、情報端末22
01でバッファリングしたデータをフレーム数分に換算
したものをB、復号処理の単位であるフレームをT、フ
レームの先頭から実際にパケット化圧縮音響信号S10
1を送信するまでにかかった時間をτ、パケット化圧縮
音響信号S101を送信してから再送要求信号S102
が到達するまでにかかった時間をΔTとすると、B×T
−(ΔT+τ)>ΔT/2、であればデータを再送して
も復号時刻までに間に合う。
【0160】本説明では情報端末2201側でのバッフ
ァ量は5フレーム分なので、5×T−(ΔT+τ)>Δ
T/2、となり、確実に復号できる。この場合には、音
楽配信サーバ2203は、要求されたデータの再送を行
う。
【0161】以上のように、実施の形態8に係るストリ
ーミング音楽配信システムによれば、音楽配信サーバ
が、伝送路で誤りが発生したデータについての再送要求
に対し、送信しても情報端末が復号予定時間までに取り
込めるかどうかを判断する。その結果、伝送路で誤りが
発生しても情報端末側で動作を一時停止することなく、
かつ伝送路のトラフィックを最小限にとどめることが可
能になるストリーミング音楽配信システムを実現するこ
とができるようになる。
【0162】
【発明の効果】以上の説明したように、本発明によれ
ば、伝送路で誤りが発生しても情報端末側で動作を一時
停止することがなく、かつ伝送路のトラフィックを最小
限にとどめることができる。これによって、従来よりも
聴感的に優れたストリーミング音楽配信システムを実現
することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係るストリーミング音
楽配信システムの構成ブロック図
【図2】本発明の実施の形態1に係るストリーミング音
楽配信システムの正常時での動作例
【図3】本発明の実施の形態1に係るストリーミング音
楽配信システムの通信エラー発生時での動作例(再送を
要求する場合)
【図4】本発明の実施の形態1に係るストリーミング音
楽配信システムの通信エラー発生時での動作例(再送を
要求しない場合)
【図5】本発明の実施の形態2に係る情報端末の構成ブ
ロック図
【図6】本発明の実施の形態2で用いるパケットデータ
の構成図
【図7】本発明の実施の形態2に係る情報端末が再送を
要求するか否かを判定する動作を示すフローチャート
【図8】本発明の実施の形態3に係るストリーミング音
楽配信システムの構成ブロック図
【図9】本発明の実施の形態3に係るストリーミング音
楽配信システムの通信エラー発生時での動作例
【図10】本発明の実施の形態4に係るストリーミング
音楽配信システムの構成ブロック図
【図11】本発明の実施の形態4に係るストリーミング
音楽配信システムでの遅延時間計測例を示す図
【図12】本発明の実施の形態5に係るストリーミング
音楽配信システムの構成ブロック図
【図13】本発明の実施の形態5に係るストリーミング
音楽配信システムの網状態変化を説明する構成図
【図14】本発明の実施の形態5に係るストリーミング
音楽配信システムでの遅延時間再計測例を示す図
【図15】本発明の実施の形態6に係るストリーミング
音楽配信システムの構成ブロック図
【図16】本発明の実施の形態6に係るストリーミング
音楽配信システムで配信されるコンテンツデータの構成
【図17】本発明の実施の形態6に係るストリーミング
音楽配信システムでの遅延時間再計測例を示す図
【図18】本発明の実施の形態7に係るストリーミング
音楽配信システムの構成図
【図19】本発明の実施の形態7に係るストリーミング
音楽配信システムの正常時での動作を示す図
【図20】本発明の実施の形態7に係るストリーミング
音楽配信システムの伝送エラー発生時での動作を示す図
【図21】本発明の実施の形態7に係るストリーミング
音楽配信システムの構成例を示す図
【図22】本発明の実施の形態8に係るストリーミング
音楽配信システムの構成図
【図23】本発明の実施の形態8に係るストリーミング
音楽配信システムの正常時での動作例を示す図
【図24】本発明の実施の形態8に係るストリーミング
音楽配信システムの通信エラー発生時での動作例を示す
【図25】従来のストリーミング音楽配信システムの構
成図
【図26】従来のストリーミング音楽配信システムの正
常時での動作例を示す図
【図27】従来のストリーミング音楽配信システムの通
信エラー発生時での動作例を示す図
【符号の説明】
100、800、1000、1200、1500、18
00、2200 ストリーミング音楽配信システム 101、500、801、1001、1201、150
1、1801、2201 情報端末 102、802、1202、1502、1802、22
02 伝送路 103、803、1203、1503、1803、22
03 音楽配信サーバ 104 圧縮音響信号格納装置 501 情報通信部 502 パケット誤り判定部 503 再送要求判定部 504 バッファ部 505 音響コーデック部 601 ヘッダ部 602 音響符号化信号部 1002 タイマ部 1301 交換局 1302 基地局A 1303 基地局B 1601、1602、1603 コンテンツ 2101 携帯電話機 2102 パーソナルコンピュータ S101 パケット化圧縮音響信号 S102 再送要求信号 S103、S505 圧縮音響信号 S104 音響信号 S201〜S205、S301〜S305、S1101
〜S1106、S1401〜S1406、S1601〜
S16011、S1901〜S1910、S2301〜
S2309 パケット化圧縮音響信号 S501 受信パケット化圧縮音響信号 S502 音響符号化信号 S503 フレーム化音響符号化信号 S504 誤り検出信号 S801 遅延計測信号 S802 遅延計測ACK信号 S1001 タイマ割り込み信号 S1201 網状態変化信号 S1501 網遅延再計測要求信号 S1801 情報量信号 S1802 情報送信要求信号 S2201 フレーム信号 F201〜F205、F301〜F305、F1901
〜F1906、F2001〜F2006、F2301〜
F2304、F2401〜F2405 フレーム T301、T2010 復号予定時刻 T701、T901、T1101、T1102、T14
01、T1402、T1701、T1702、T170
3、T1902 閾値 ΔT702、ΔT2001 現在の時刻と復号予定時刻
の差
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04Q 7/38 H04B 7/26 109M (72)発明者 後藤 道代 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内 Fターム(参考) 5K014 AA01 DA02 FA03 5K030 HA08 HB01 KA19 LA01 LA07 5K067 AA21 BB04 BB21 CC08 DD11 DD51 EE02 EE10 EE16 FF02 FF25 HH12 HH22 KK15

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報圧縮されたデータを蓄積するデータ
    蓄積手段と、前記データ蓄積手段から必要なデータを読
    み取り、送信するデータ配信手段と、受信した情報圧縮
    されたデータを逐次復号して信号をリアルタイムで再生
    する情報端末と、を具備し、前記情報端末は、データ配
    信手段から配信されたデータに誤りが発生して正確に受
    信されかった場合に前記リアルタイム再生の可否に応じ
    て前記正確に受信できなかったデータの送信を要求する
    か否かを判断する再送要求判断手段を具備することを特
    徴とするストリーミング配信システム。
  2. 【請求項2】 前記再送要求判断手段は、受信データの
    誤りを検出した現在時刻と復号予定時刻を基に再送要求
    の判断を行うことを特徴とするストリーミング配信シス
    テム。
  3. 【請求項3】 前記データ配信手段は、前記情報端末が
    送信した計測信号を受信すると応答信号を前記情報端末
    に向けて送信する計測応答手段、を具備し、前記再送要
    求判断手段は、前記計測信号を送信してから前記応答信
    号を受信できるまでの時間を遅延時間として計測する遅
    延計測手段と、受信データの誤りを検出した現在時刻と
    復号予定時刻との差分を取る差分取得手段と、前記遅延
    時間と前記差分との大小比較を行う比較手段と、を具備
    することを特徴とするストリーミング配信システム。
  4. 【請求項4】 前記データ配信手段は、前記情報端末が
    送信した計測信号を受信すると応答信号を前記情報端末
    に向けて送信する計測応答手段、を具備し、前記再送要
    求判断手段は、一定時間毎にデータ配信手段と通信を行
    って遅延時間を計測し、最新の遅延時間を取得する遅延
    計測手段と、受信データの誤りを検出した現在時刻と復
    号予定時刻との差分を取る差分取得手段と、前記最新の
    遅延時間と前記差分との大小比較を行う比較手段と、を
    具備することを特徴とするストリーミング配信システ
    ム。
  5. 【請求項5】 前記データ配信手段は、前記情報端末が
    送信した計測信号を受信すると速やかに応答信号を前記
    情報端末に向けて送信する計測応答手段を具備し、前記
    再送要求判断手段は、前記計測信号を送信してから前記
    応答信号を受信できるまでの時間を遅延時間として計測
    する遅延計測手段と、網状態に変化が伝えられたとき前
    記遅延計測手段に計測のやり直しを指示する計測やり直
    し指示手段と、受信データの誤りを検出した現在時刻と
    復号予定時刻との差分を取る差分取得手段と、前記計測
    をやり直して取得された遅延時間と前記差分との大小比
    較を行う比較手段と、を具備することを特徴とする請求
    項1記載のストリーミング配信システム。
  6. 【請求項6】 前記データ配信手段は、コンテンツの切
    れ目で網遅延時間の計測指示信号を前記情報端末に送信
    する網遅延計測指示手段と、を具備し、前記網遅延計測
    手段は、前記計測指示信号に従って計測のやり直しを行
    うことを特徴とする請求項3から請求項5のいずれかに
    記載のストリーミング配信システム。
  7. 【請求項7】 前記データ配信手段は、通信開始時に前
    記情報端末とバースト的に配信するデータ量の取り決め
    を行い、その取り決めに従った所定量の音楽データをバ
    ースト配信するバースト送信手段を具備することを特徴
    とする請求項1から請求項6のいずれかに記載のストリ
    ーミング配信システム。
  8. 【請求項8】 情報圧縮されたデータを蓄積するデータ
    蓄積手段と、前記データ蓄積手段から必要な音楽データ
    を読み取って送信するデータ配信手段と、受信した情報
    圧縮されたデータを逐次復号してリアルタイムで再生す
    る情報端末と、を具備し、データ配信手段は、誤りが発
    生して前記情報端末から正確に受信できなかったデータ
    の送信を要求する再送要求が受信されたときに前記情報
    端末での前記リアルタイム再生の可否に応じて前記再送
    を要求されたデータを送信をするか否かを判断する再送
    要求判断手段を具備することを特徴とするストリーミン
    グ配信システム。
  9. 【請求項9】 前記データ配信手段は、通信開始時に前
    記情報端末にバースト的に送信するデータ量の取り決め
    を行い、その取り決めに従った所定量の音楽データをバ
    ースト送信するバースト送信手段を具備することを特徴
    とする請求項8記載のストリーミング配信システム。
  10. 【請求項10】 前記データ配信手段は、フレームタイ
    ミング毎に1フレーム分の符号化データを送信すること
    を特徴とする請求項1から請求項9のいずれかに記載の
    ストリーミング配信システム。
  11. 【請求項11】 データ配信手段からデータの配信を受
    けて信号をリアルタイムで再生する情報端末において誤
    りが発生し、前記音楽データ配信手段から配信された音
    楽データが正確に配信されかった場合に、前記リアルタ
    イム再生の可否に応じて前記正確に受信できなかったデ
    ータの送信を要求するか否かを判断する再送要求判断手
    段を具備することを特徴とする情報端末。
  12. 【請求項12】 前記再送要求判断手段は、受信データ
    の誤りを検出した現在時刻と復号予定時刻との差分を取
    る差分取得手段と、前記差分と所定の閾値との大小比較
    を行う比較手段と、を具備することを特徴とする請求項
    11記載の情報端末。
  13. 【請求項13】 前記再送要求判断手段は、前記音楽デ
    ータ配信手段と通信を行い遅延時間を計測する遅延計測
    手段と、受信データの誤りを検出した現在時刻と復号予
    定時刻との差分を取る差分取得手段と、前記遅延時間と
    前記差分との大小比較を行う比較手段と、を具備するこ
    とを特徴とする請求項11記載の情報端末。
  14. 【請求項14】 前記再送要求判断手段は、前記データ
    配信手段と通信を行い遅延時間を計測することを一定時
    間毎に行って最新の遅延時間を取得する遅延計測手段
    と、受信データの誤りを検出した現在時刻と復号予定時
    刻との差分を取る差分取得手段と、前記最新の遅延時間
    と前記差分との大小比較を行う比較手段と、を具備する
    ことを特徴とする請求項11記載の情報端末。
  15. 【請求項15】 前記再送要求判断手段は、前記音楽デ
    ータ配信手段と通信を行い遅延時間を計測する遅延計測
    手段と、前記遅延計測手段に計測のやり直しを指示する
    計測やり直し指示手段と、受信データの誤りを検出した
    現在時刻と復号予定時刻との差分を取る差分取得手段
    と、前記計測をやり直して取得された遅延時間と前記差
    分との大小比較を行う比較手段と、を具備することを特
    徴とする請求項11記載の情報端末。
  16. 【請求項16】 前記遅延計測手段は、前記データ配信
    手段からコンテンツの切れ目で網遅延時間の計測を指示
    する計測指示信号を受けたとき遅延計測のやり直しを行
    うことを特徴とする請求項13から請求項15のいずれ
    かに記載の情報端末。
  17. 【請求項17】 通信開始時に前記データ配信手段とバ
    ースト的に受信するデータ量の取り決めを行い、その取
    り決めに従った所定量のデータをバースト受信するバー
    スト受信手段、を具備することを特徴とする請求項11
    から請求項16のいずれかに記載の情報端末。
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