JP2003131791A - 車両用表示装置及び表示制御方法、車両用表示データ作成装置及び方法、車両用表示システム、電子メールサーバ及び電子メール転送方法、車両用電子メール表示装置及び方法、電子メール送信装置及び方法、車両用電子メール表示システム及び方法 - Google Patents

車両用表示装置及び表示制御方法、車両用表示データ作成装置及び方法、車両用表示システム、電子メールサーバ及び電子メール転送方法、車両用電子メール表示装置及び方法、電子メール送信装置及び方法、車両用電子メール表示システム及び方法

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JP2003131791A
JP2003131791A JP2001325065A JP2001325065A JP2003131791A JP 2003131791 A JP2003131791 A JP 2003131791A JP 2001325065 A JP2001325065 A JP 2001325065A JP 2001325065 A JP2001325065 A JP 2001325065A JP 2003131791 A JP2003131791 A JP 2003131791A
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JP2001325065A
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Tetsuo Ueda
哲郎 上田
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両運転者により各種情報を閲覧するときの
操作を容易とする。 【解決手段】 車両内のステアリング部に配設された複
数の操作部を有する4選択スイッチ21と、各種情報を
表示する表示部11と、4選択スイッチ21を構成する
各操作部の操作に応じた処理コマンドを操作部の数ごと
に一覧化した選択メニュー情報を含む選択メニューデー
タベースを記憶する選択メニューデータベース記憶部1
6と、4選択スイッチ21の操作部が操作されたことに
応じて選択メニューデータベースを読み出し、選択メニ
ューに含まれる処理コマンドを各操作部に割り当てると
共に、選択メニューに含まれる処理コマンドと各操作部
との対応関係を表示部11に表示するマルチファンクシ
ョン管理部19とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マルチメディアデ
ータなどの各種の情報を車両運転者に提示し、車両運転
者に表示選択操作をさせるための車両用表示システム、
車両用表示装置及び表示制御方法、車両用表示データ作
成装置及び方法、電子メールサーバ及び電子メール転送
方法、車両用電子メール表示装置及び方法、電子メール
送信装置及び方法、車両用電子メール表示システム及び
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネットを中心とした情報
交換の頻度が非常に高くなっており、ドライブ中、特に
車両運転中であっても、より積極的に情報を入手、発信
するという要求が一般のユーザの間で高まっている。例
えば、最近では、電話と共に身近な情報交換手段になり
つつある電子メールは絶えず送受信可能な状態であるこ
とがユーザからの要望として存在する。
【0003】走行中に車両運転者が、電子メールの送受
信やウェブページの閲覧等のマルチメディア処理に関す
る操作を可能とする従来の手法としては、音声入出力を
基本とした音声インターフェース技術が存在する。
【0004】この手法によれば、例えば電子メールを車
両内のマルチメディア処理装置により受信した場合、予
め録音しておいた音響出力をすることで電子メールの受
信を車両運転者に通知する。続いて、受信した電子メー
ルに含まれるテキスト部分をテキスト−音響変換装置に
より合成音声に変換して読み上げることで電子メールの
内容を車両運転者に通知する。続いて、受信した電子メ
ールに対する返信等の処理を行うときには、車両運転者
から発声された音声指示を入力し、返信する電子メール
の内容の音声を入力する。これにより、音声−テキスト
変換装置により、入力した音声の内容に応じた返信用の
電子メールを作成して送信する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、車両運転中
の電子メールの送受信、閲覧、更に受信した電子メール
の内容に対するレスポンスを行うことは、非常に困難で
あると判断されていた。
【0006】また、上述の音声インターフェース技術を
用いた手法は、車両運転者が発声した音声をアナログ信
号として入力して電子メールに関する指示や、電子メー
ル内容の作成を行っているために、既存の音声認識技術
等を使用しても、車両運転者が所望することを正確に処
理できないことが多い。したがって、既存の音声認識技
術等では、逆に車両運転者にストレスを与える結果とな
ってしまう。
【0007】したがって、車両運転者がハンズフリーで
各種操作を可能とする手法として音声インターフェース
技術が有力視されているが、実際はジョイスティック等
の操作手段の補助として使用されているに過ぎないのが
現状である。
【0008】また、車両運転中に各種操作を可能とする
他の手法としては、車両運転者の運転負荷を継続的に計
測してインデックス化することにより、運転負荷の状態
に応じて表示内容や操作内容を変化させる技術がある。
【0009】しかしながら、この手法では、運転負荷が
高い状態では操作を制限すると共に、車両停止中の運転
負荷が最も低い状態あるときには全ての操作を可能とす
る技術であって、操作を段階的に変化させる技術である
が、車両走行中に車両運転者の操作を可能とするという
問題を積極的に解決するには至っていない。
【0010】ところで、インターネット網に分散された
Webページは、一部の携帯電話向けのWebサイトに
記憶されたWebページを除き、パーソナルコンピュー
タ等により閲覧することを前提としているために、パー
ソナルコンピュータと同等のインターフェースを有して
いない車両内で閲覧するには不向きであることが多い。
また、車両走行中にインターネット網から取得するのを
要求される情報としては、交通情報、天候に関する情
報、沿道に関する情報等、多岐に渡っている。
【0011】通常、車両運転者がインターネット網に分
散された各種情報を車両運転中に取得するにはカーナビ
ゲーションシステムを利用することが望ましいが、イン
ターネット網に分散されたWebページは、カーナビゲ
ーションシステムが有する表示インターフェースや操作
インターフェースを使用して閲覧されることを前提とし
ていない。このため、多くの情報を含むWebページを
閲覧することや、Webページに含まれるリンク先を指
定する操作を、カーナビゲーションシステムのインター
フェースで行うことが困難である。
【0012】具体的には、一般的なカーナビゲーション
システムの表示画面は、一般的なパーソナルコンピュー
タの表示画面と比較して小さいという問題がある。ま
た、Webページで表示されるコンテンツは、家庭のパ
ーソナルコンピュータにより閲覧することを前提として
作成されているために、要求する情報の他に修飾が施さ
れているのが一般的である。したがって、車両運転者が
表示されたコンテンツを一目で認識することが困難であ
る。
【0013】一方、カーナビゲーションシステムの操作
インターフェースが例えば十字方向にスクロール可能な
スイッチやジョイスティックであることに対し、一般的
なパーソナルコンピュータの操作インターフェースがマ
ウス等のポインティングデバイスとなっており、カーナ
ビゲーションシステムの操作インターフェースによりW
ebページのリンク先を指定する操作等を行うことは困
難である。更に、カーナビゲーションシステムの操作イ
ンターフェースは、車両停止中に操作されることを前提
としており、車両走行中に片手で複雑な操作をすること
が困難である。
【0014】これに対し、Webページを表示するに際
して、インターフェース環境に応じて適切に表示させる
手法としては、主として2つの手法がある。
【0015】第1手法は、HTML(Hypertext Markup
Language)及び汎用的な中間言語をページ記述言語と
して使用可能なページ記述言語変換サーバを備え、この
ページ記述言語変換サーバによりページ要求先に応じた
適切なページ記述言語を選択し、データ変換をして送信
することが挙げられる。
【0016】例えば、パーソナルコンピュータにインス
トールされている汎用的なブラウザからページ要求があ
ったときには、ページ記述言語変換サーバでは、送信す
るWebページをHTMLで記述した状態で送信する。
また、表示機構が小型の携帯電話端末等からページ要求
があったときには、ページ記述言語変換サーバでは、携
帯電話端末に応じたページ記述言語を選択し、送信する
ページを変換して送信する。このようなページ記述言語
変換サーバは、例えばHTMLのWebページを携帯電
話端末用のCompactHTMLのWebページに変換する
ものとして知られている。
【0017】このような第1手法を利用することによ
り、車両搭載された表示機構に応じたページ記述言語を
用いてWebページを変換して、カーナビゲーションシ
ステムに送信する。これにより、カーナビゲーションシ
ステムに送信するWebページの内容を最適化すること
ができる。
【0018】しかしながら、この第1手法では、現在膨
大に存在するWebページを、カーナビゲーションシス
テムに応じた中間言語に変換する必要があり、変換する
ための処理負担が膨大になってしまい、現実的ではない
という問題点がある。
【0019】第2手法は、インターネット網に分散され
ているWebページを表示するに際して、HTMLで記
述されたWebページの構造をサーバ側で解釈し、解釈
した結果に応じて異なるレンダリング(描画)を行うこ
とが挙げられる。
【0020】例えば、パーソナルコンピュータにインス
トールされたブラウザからのWebページ送信要求であ
るときには、HTMLで記述されたWebページをその
まま送信して表示させる。また、ファクシミリ装置から
のWebページ送信要求であるときには、サーバにより
ファクシミリ装置で印刷可能な形態(TIFF(Tagged
Image File Format))に変換する。また、この第2手
法では、レンダリングに限らず、電話によりページ送信
要求であるときには、Webページの内容を音声に変換
して送信しても良い。
【0021】しかしながら、このような第2手法を採用
してカーナビゲーションシステムに適したレンダリング
を行うデータを送信しても、上述と同様に、Webペー
ジの表示形態の自由度を高めたに過ぎず、車両運転者が
車両走行中に操作することは困難である。
【0022】そこで、本発明は、上述した実情に鑑みて
提案されたものであり、車両運転者により各種情報を閲
覧するときの操作を容易とすることができる車両用表示
装置及び表示制御方法、車両用表示データ作成装置及び
方法、車両用表示システム、電子メールサーバ及び電子
メール転送方法、車両用電子メール表示装置及び方法、
電子メール送信装置及び方法、車両用電子メール表示シ
ステム及び方法を提供するものである。
【0023】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、請求項1に係る車両用表示装置では、車両内のス
テアリング部に配設された複数の操作部を有する操作入
力手段と、各種情報を表示する表示手段と、上記操作入
力手段を構成する上記各操作部の操作に応じた処理コマ
ンドを上記操作部の数ごとに一覧化した選択メニュー情
報を含む選択メニューデータベースを記憶する選択メニ
ューデータベース記憶手段と、上記操作入力手段の操作
部が操作されたことに応じて上記選択メニューデータベ
ース記憶手段に記憶された選択メニューデータベースを
読み出し、選択メニューに含まれる処理コマンドを上記
各操作部に割り当てると共に、選択メニューに含まれる
処理コマンドと上記各操作部との対応関係を上記表示手
段に表示する表示制御手段とを備えることを特徴とす
る。
【0024】請求項2に係る車両用表示装置では、請求
項1の車両用表示装置であって、上記表示制御手段は、
上記各操作部が操作されることに応じて、上記各操作部
に割り当てた処理コマンドに応じた処理をすることを特
徴とする。
【0025】請求項3に係る車両用表示装置では、請求
項1又は請求項2の車両用表示装置であって、上記表示
制御手段は、選択メニュー名を上記表示手段の表示領域
の下方に表示し、上記操作入力手段のいずれかの操作部
が操作されたことに応じて、上記表示手段の表示領域の
下方に表示していた選択メニュー名の選択メニューに含
まれる処理コマンドと、処理コマンドを割り当てた上記
各操作部とを対応づけて拡大表示することを特徴とす
る。
【0026】請求項4に係る車両用表示装置では、請求
項1〜請求項3の何れかの車両用表示装置であって、通
信回線を介してデータを受信する通信手段を更に有し、
上記表示制御手段は、上記通信手段により受信したデー
タに含まれる選択メニューの処理コマンドを上記各操作
部に割り当てると共に、選択メニューに含まれる処理コ
マンドと上記各操作部との対応関係を上記表示手段に表
示することを特徴とする。
【0027】上述の課題を解決するために、請求項5に
係る表示制御方法では、車両のステアリング部に設けら
れた複数の操作部の操作に応じて、各操作部の操作に応
じた処理コマンドを上記操作部の数ごとに一覧化した選
択メニュー情報を含む選択メニューデータベースを読み
出す第1ステップと、上記第1ステップで読み出した上
記選択メニューデータベースに含まれる選択メニューに
含まれる処理コマンドを上記各操作部に割り当てると共
に、選択メニューに含まれる処理コマンドと上記各操作
部との対応関係を表示する第2ステップとを有すること
を特徴とする。
【0028】請求項6に係る表示制御方法では、請求項
5の表示制御方法であって、上記第2ステップの後に、
上記各操作部が操作されることに応じて、上記各操作部
に割り当てた処理コマンドに応じた処理をする第3ステ
ップを更に有することを特徴とする。
【0029】請求項7に係る表示制御方法では、請求項
5又は請求項6の表示制御方法であって、上記第2ステ
ップの後に、選択メニュー名を表示領域の下方に表示す
る第4ステップと、いずれかの操作部が操作されたこと
に応じて、上記第4ステップで表示領域の下方に表示し
ていた選択メニュー名の選択メニューに含まれる処理コ
マンドと、上記第2ステップで処理コマンドを割り当て
た上記各操作部とを対応づけて拡大表示する第5ステッ
プとを更に有すること特徴とする。
【0030】請求項8に係る表示制御方法では、請求項
5〜請求項7の何れかの表示制御方法であって、通信回
線を介してデータを受信する第6ステップを更に有し、
上記第2ステップでは、上記第6ステップで受信したデ
ータに含まれる選択メニューの処理コマンドを上記各操
作部に割り当てると共に、選択メニューに含まれる処理
コマンドと上記各操作部との対応関係を表示することを
特徴とする。
【0031】上述の課題を解決するために、請求項9に
係る車両用表示データ作成装置では、複数の操作部を有
するステアリング部を備えた車両に搭載された車両用表
示装置との間で、第1通信回線網を介した情報の送受信
をする第1通信手段と、上記第1通信回線網とは異なる
第2通信回線網と接続された第2通信手段と、上記車両
を操作する車両運転者に関する個人情報を含む個人用プ
ロファイルデータベースを記憶する個人用プロファイル
データベース記憶手段と、上記第2通信手段により取得
した表示データの構造を解析して、表示データに含まれ
る選択肢に関するデータを抽出する解析手段と、上記第
2通信手段により取得した表示データに含まれる選択肢
を、上記各操作部の操作に応じた処理コマンドとして一
覧化した選択メニュー情報に変換する変換手段と、上記
車両用表示装置からの要求に応じて表示データを取得す
るように上記第2通信手段を制御し、上記解析手段によ
り選択肢に関するデータを抽出した表示データの内容
と、上記個人用プロファイルデータベース記憶手段に記
憶された個人用プロファイルデータベースの内容とを比
較して、表示データに含まれる選択肢の数を上記操作部
の数に限定し、限定した選択肢を選択メニュー情報に変
換するように上記変換手段を制御し、上記変換手段によ
り変換された選択メニュー情報を上記車両用表示装置に
送信するように第1通信手段を制御する制御手段とを備
えることを特徴とする。
【0032】請求項10に係る車両用表示データ作成装
置では、請求項9の車両用表示データ作成装置であっ
て、上記制御手段は、上記車両用表示装置からの検索条
件を含む表示データ閲覧要求に応じて、上記第2通信回
線網に含まれる検索サイトに検索条件を送信して検索サ
イトからの検索結果を受信するように上記第2通信手段
を制御し、上記解析手段により選択肢に関するデータを
抽出した検索結果の内容と、上記個人用プロファイルデ
ータベース記憶手段に記憶された個人用プロファイルデ
ータベースの内容とを比較して、検索結果に含まれる選
択肢の数を上記操作部の数に限定することを特徴とす
る。
【0033】請求項11に係る車両用表示データ作成装
置では、請求項9又は請求項10の車両用表示データ作
成装置であって、上記制御手段は、上記車両用表示装置
からの検索条件を含む表示データ閲覧要求に応じて、検
索条件と、上記個人用プロファイルデータベース記憶手
段に記憶された個人用プロファイルデータベースの内容
とを比較して、検索範囲を限定した検索条件を生成する
ことを特徴とする。
【0034】上述の課題を解決するために、請求項12
に係る表示データ作成方法では、複数の操作部を有する
ステアリング部を備えた車両に搭載された車両用表示装
置からの要求を受信する第1ステップと、上記第1ステ
ップで受信した要求に応じて、通信回線網から、上記車
両用表示装置により表示する複数の選択肢を含む表示デ
ータを取得する第2ステップと、上記第2ステップで取
得した表示データの構造を解析して、表示データに含ま
れる選択肢に関するデータを抽出する第3ステップと、
上記第3ステップで選択肢に関するデータを抽出した表
示データの内容と、車両を操作する車両運転者に関する
個人情報を含む個人用プロファイルデータベースの内容
とを比較して、表示データに含まれる選択肢の数を上記
操作部の数に限定する第4ステップと、上記第4ステッ
プで選択肢の数を限定した表示データに含まれる選択肢
を、上記各操作部の操作に応じた処理コマンドとして一
覧化した選択メニュー情報に変換する第5ステップと、
上記第5ステップで変換した選択メニュー情報を上記車
両用表示装置に送信する第6ステップとを有することを
特徴とする。
【0035】請求項13に係る表示データ作成方法で
は、請求項12の表示データ作成方法であって、上記第
1ステップでは、上記車両用表示装置からの検索条件を
含む表示データ閲覧要求を受信し、上記第2ステップで
は、上記通信回線網に含まれる検索サイトに上記検索条
件を送信して検索サイトからの検索結果を受信し、上記
第4ステップでは、上記第3ステップで選択肢に関する
データを抽出した検索結果の内容と、上記個人用プロフ
ァイルデータベースの内容とを比較して、検索結果に含
まれる選択肢の数を上記操作部の数に限定することを特
徴とする。
【0036】請求項14に係る表示データ作成方法で
は、請求項12又は請求項13の表示データ作成方法で
あって、上記第1ステップでは、上記車両用表示装置か
らの検索条件を含む表示データ閲覧要求を受信し、上記
第1ステップで受信した検索条件と、上記個人用プロフ
ァイルデータベースの内容とを比較して、検索範囲を限
定した検索条件を生成する第7ステップを更に有し、上
記第2ステップでは、上記第7ステップで生成した検索
範囲を限定した検索条件を上記通信回線網に含まれる検
索サイトに送信することを特徴とする。
【0037】上述の課題を解決するために、請求項15
に係る車両用表示システムでは、複数の操作部を有する
ステアリング部を備えた車両に搭載された車両用表示装
置と、この車両用表示装置と第1通信回線網を介して接
続された車両用表示データ作成装置とからなり、上記車
両用表示データ作成装置が第2通信回線網と接続された
車両用表示システムにおいて、上記車両用表示装置から
の要求に応じて、上記第2通信回線網から表示データを
取得し、選択肢に関するデータを抽出した表示データの
内容と、上記車両を操作する車両運転者に関する個人情
報を含む個人用プロファイルデータベースの内容とを比
較して、表示データに含まれる選択肢の数を上記操作部
の数に限定し、選択肢を限定した表示データに含まれる
選択肢を上記各操作部の操作に応じた処理コマンドとし
て一覧化した選択メニュー情報に変換し、変換した選択
メニュー情報を上記車両用表示装置に送信する車両用表
示データ作成装置と、上記車両用表示データ作成装置か
らの選択メニュー情報を受信し、受信した選択メニュー
情報の処理コマンドを上記各操作部に割り当てると共
に、選択メニュー情報に含まれる処理コマンドと上記各
操作部との対応関係を表示する車両用表示装置とを備え
ることを特徴とする。
【0038】上述の課題を解決するために、請求項16
に係る車両用表示装置では、車両内のステアリング部に
配設された複数の操作部を有する操作入力手段と、各種
情報を表示する表示手段と、通信回線網と接続され、上
記表示手段により表示する複数の選択肢を含む表示デー
タを取得する通信手段と、上記車両を操作する車両運転
者に関する個人情報を含む個人用プロファイルデータベ
ースを記憶する個人用プロファイルデータベース記憶手
段と、上記通信手段により取得した表示データの構造を
解析して、表示データに含まれる選択肢に関するデータ
を抽出する解析手段と、上記通信手段により取得した表
示データに含まれる選択肢を、上記各操作部の操作に応
じた処理コマンドとして一覧化した選択メニュー情報に
変換する変換手段と、上記解析手段により選択肢に関す
るデータを抽出した表示データの内容と、上記個人用プ
ロファイルデータベース記憶手段に記憶された個人用プ
ロファイルデータベースの内容とを比較して、表示デー
タに含まれる選択肢の数を上記操作部の数に限定し、限
定した選択肢を選択メニュー情報に変換し、変換した選
択メニュー情報の処理コマンドを上記各操作部に割り当
てると共に、選択メニュー情報に含まれる処理コマンド
と上記各操作部との対応関係を上記表示手段により表示
する表示制御手段とを備えることを特徴とする。
【0039】上述の課題を解決するために、請求項17
に係る電子メールサーバでは、複数の操作部を有するス
テアリング部を備えた車両に搭載された車両用表示装置
と、クライアント端末装置との間で情報の送受信をする
通信手段と、上記各操作部の操作に応じた処理コマンド
として一覧化した選択メニュー情報を含む電子メールに
関する情報の入力を上記クライアント端末装置に促す電
子メール送信フォームを記憶する記憶手段と、上記クラ
イアント端末装置からの選択メニュー情報を、上記車両
用表示装置で処理可能な形態に変換する変換手段と、上
記クライアント端末装置からの要求に従って上記電子メ
ール送信フォームを上記クライアント端末装置に送信
し、上記クライアント端末装置からの選択メニュー情報
を受信するように上記通信手段を制御し、受信した選択
メニュー情報を変換するように上記変換手段を制御し、
変換した選択メニュー情報を含む電子メールを上記車両
用表示装置に送信するように上記通信手段を制御する制
御手段とを備えることを特徴とする。
【0040】請求項18に係る電子メールサーバでは、
請求項17の電子メールサーバであって、上記選択メニ
ュー情報は、上記通信手段から上記車両用表示装置に送
信した電子メールに対する異なる応答メッセージを返信
する処理コマンドを上記各操作部に対応させる情報であ
ることを特徴とする。
【0041】上述の課題を解決するために、請求項19
に係る電子メール転送方法では、複数の操作部を有する
ステアリング部を備えた車両に搭載された車両用表示装
置と、クライアント端末装置との間で電子メールの転送
を行う電子メール転送方法において、上記クライアント
端末装置からの要求を通信回線を介して受信する第1ス
テップと、上記第1ステップで受信した要求に従って、
上記各操作部の操作に応じた処理コマンドとして一覧化
した選択メニュー情報を含む電子メールに関する情報の
入力を上記クライアント端末装置に促す電子メール送信
フォームを送信する第2ステップと、上記クライアント
端末装置からの選択メニュー情報を受信する第3ステッ
プと、上記第3ステップで受信した選択メニュー情報を
上記車両用表示装置で処理可能な形態に変換する第4ス
テップと、上記第4ステップで変換した選択メニュー情
報を含む電子メールを上記車両用表示装置に送信する第
5ステップとを有することを特徴とする。
【0042】請求項20に係る電子メール転送方法で
は、請求項19の電子メール転送方法であって、上記第
2ステップでは、上記選択メニュー情報として上記車両
用表示装置に送信した電子メールに対する異なる複数の
応答メッセージの入力を促すことを特徴とする。
【0043】上述の課題を解決するために、請求項21
に係る車両用電子メール表示装置では、車両内のステア
リング部に配設された複数の操作部を有する操作入力手
段と、各種情報を表示する表示手段と、電子メールサー
バとの間で通信回線を介して情報の送受信をする通信手
段と、上記各操作部の操作に応じた処理コマンドとして
一覧化した選択メニュー情報を含む電子メールを上記通
信手段で受信したことに応じて、選択メニュー情報に含
まれる処理コマンドを上記各操作部に割り当てると共
に、選択メニュー情報に含まれる処理コマンドと上記各
操作部との対応関係を上記表示手段に表示する表示制御
手段と備えることを特徴とする。
【0044】上述の課題を解決するために、請求項22
に係る電子メール表示方法では、車両のステアリング部
に設けられた複数の操作部のうちの上記各操作部の操作
に応じた処理コマンドとして一覧化した選択メニュー情
報を含む電子メールを受信する第1ステップと、上記第
1ステップで受信した選択メニュー情報を用いて、選択
メニュー情報に含まれる処理コマンドを上記各操作部に
割り当てると共に、選択メニュー情報に含まれる処理コ
マンドと上記各操作部との対応関係を表示する第2ステ
ップとを有することを特徴とする。
【0045】上述の課題を解決するために、請求項23
に係る電子メール送信装置では、電子メールサーバを介
して、複数の操作部を有するステアリング部を備えた車
両に搭載された車両用表示装置に電子メールを送信する
電子メール送信装置において、電子メールサーバと情報
の送受信を行う通信手段と、各種情報を表示する表示手
段と、ユーザに操作される操作入力手段と、上記操作入
力手段が操作されることに応じて、上記各操作部の操作
に応じた処理コマンドとして一覧化した選択メニュー情
報を含む電子メールに関する情報の入力を促す電子メー
ル送信フォームの送信要求を上記電子メールサーバに送
信し、上記電子メールサーバからの電子メール送信フォ
ームを上記表示手段に表示し、上記操作入力手段が操作
されることに応じて選択メニュー情報を生成して上記電
子メールサーバに送信して、上記車両用表示装置に電子
メールを送信する制御手段とを備えることを特徴とす
る。
【0046】上述の課題を解決するために、請求項24
に係る電子メール送信方法では、電子メールサーバを介
して、複数の操作部を有するステアリング部を備えた車
両に搭載された車両用表示装置に電子メールを送信する
電子メール送信方法において、上記各操作部の操作に応
じた処理コマンドとして一覧化した選択メニュー情報を
含む電子メールに関する情報の入力を促す電子メール送
信フォームの送信要求を電子メールサーバに送信する第
1ステップと、上記第1ステップでの送信要求に応じた
上記電子メールサーバからの電子メール送信フォームを
表示する第2ステップと、ユーザの操作に応じて選択メ
ニュー情報を生成して上記電子メールサーバに送信する
第3ステップとを有することを特徴とする。
【0047】上述の課題を解決するために、請求項25
に係る車両用電子メール表示システムでは、複数の操作
部を有するステアリング部を備えた車両に搭載された車
両用表示装置と、クライアント端末装置との間で電子メ
ールの送受信を行う車両用電子メール表示システムにお
いて、上記クライアント端末装置からの要求を通信回線
を介して受信したことに応じて、上記各操作部の操作に
応じた処理コマンドとして一覧化した選択メニュー情報
を含む電子メールに関する情報の入力を上記クライアン
ト端末装置に促す電子メール送信フォームを送信し、上
記クライアント端末装置から受信した選択メニュー情報
を上記車両用表示装置で処理可能な形態に変換して電子
メールを上記車両用表示装置に送信する電子メールサー
バと、選択メニュー情報を含む電子メールを上記電子メ
ールサーバから受信したことに応じて、選択メニュー情
報に含まれる処理コマンドを上記各操作部に割り当てる
と共に、選択メニュー情報に含まれる処理コマンドと上
記各操作部との対応関係を表示する車両用電子メール表
示装置とを備えることを特徴とする。
【0048】上述の課題を解決するために、請求項26
に係る車両用電子メール表示方法では、複数の操作部を
有するステアリング部を備えた車両に搭載された車両用
表示装置と、クライアント端末装置との間で電子メール
の送受信を行う車両用電子メール表示方法において、上
記各操作部の操作に応じた処理コマンドとして一覧化し
た選択メニュー情報を含む電子メールに関する情報の入
力を上記クライアント端末装置に促す第1ステップと、
上記クライアント端末装置から受信した選択メニュー情
報を上記各操作部に割り当てる形態の情報に変換して電
子メールを上記車両用表示装置に送信する第2ステップ
と、選択メニュー情報を含む電子メールを上記車両用表
示装置で受信し、選択メニュー情報に含まれる処理コマ
ンドを上記各操作部に割り当てると共に、選択メニュー
情報に含まれる処理コマンドと上記各操作部との対応関
係を表示する第3ステップとを有することを特徴とす
る。
【0049】
【発明の効果】請求項1に係る車両用表示装置によれ
ば、操作入力手段の操作部が操作されたことに応じて選
択メニューデータベース記憶手段に記憶された選択メニ
ューデータベースを読み出し、選択メニューに含まれる
処理コマンドを各操作部に割り当てると共に、選択メニ
ューに含まれる処理コマンドと各操作部との対応関係を
表示手段に表示するので、各操作部に対応した処理コマ
ンドを車両運転者に直感的に認識させることができ、車
両運転者による操作を容易とすることができる。
【0050】請求項2に係る車両用表示装置によれば、
表示制御手段により、各操作部が操作されることに応じ
て、各操作部に割り当てた処理コマンドに応じた処理を
するので、車両運転者による簡単な操作により処理を実
現することができる。
【0051】請求項3に係る車両用表示装置によれば、
表示制御手段により、選択メニュー名を表示手段の表示
領域の下方に表示し、操作入力手段のいずれかの操作部
が操作されたことに応じて、表示手段の表示領域の下方
に表示していた選択メニュー名の選択メニューに含まれ
る処理コマンドと、処理コマンドを割り当てた各操作部
とを対応づけて拡大表示するので、アイドル時などには
他の情報を表示し、操作部を操作するときには各操作部
と対応した処理コマンドを車両運転者に直感的に認識さ
せることができる。
【0052】請求項4に係る車両用表示装置によれば、
表示制御手段により、通信手段により受信したデータに
含まれる選択メニューの処理コマンドを各操作部に割り
当てると共に、選択メニューに含まれる処理コマンドと
各操作部との対応関係を表示手段に表示するので、外部
からのデータにより各操作部に割り当てる処理コマンド
を動的に変化させることができる。
【0053】請求項5に係る表示制御方法によれば、各
操作部の操作に応じた処理コマンドを操作部の数ごとに
一覧化した選択メニュー情報を含む選択メニューデータ
ベースを読み出し、読み出した選択メニューデータベー
スに含まれる選択メニューに含まれる処理コマンドを各
操作部に割り当てると共に、選択メニューに含まれる処
理コマンドと各操作部との対応関係を表示するので、各
操作部に対応した処理コマンドを車両運転者に直感的に
認識させることができ、車両運転者による操作を容易と
することができる。
【0054】請求項6に係る表示制御方法によれば、各
操作部が操作されることに応じて、各操作部に割り当て
た処理コマンドに応じた処理をするので、車両運転者に
よる簡単な操作により処理を実現することができる。
【0055】請求項7に係る表示制御方法によれば、選
択メニュー名を表示領域の下方に表示した状態で、いず
れかの操作部が操作されたことに応じて、表示領域の下
方に表示していた選択メニュー名の選択メニューに含ま
れる処理コマンドと、処理コマンドを割り当てた各操作
部とを対応づけて拡大表示するので、アイドル時などに
は他の情報を表示し、操作部を操作するときには各操作
部と対応した処理コマンドを車両運転者に直感的に認識
させることができる。
【0056】請求項8に係る表示制御方法によれば、外
部から受信したデータに選択メニューが含まれていると
きには、選択メニューの処理コマンドを各操作部に割り
当てると共に、選択メニューに含まれる処理コマンドと
各操作部との対応関係を表示するので、外部からのデー
タにより各操作部に割り当てる処理コマンドを動的に変
化させることができる。
【0057】請求項9に係る車両用表示データ作成装置
によれば、車両用表示装置からの要求に応じて表示デー
タを外部から取得し、解析手段により選択肢に関するデ
ータを抽出した表示データの内容と、個人用プロファイ
ルデータベースの内容とを比較して、表示データに含ま
れる選択肢の数を車両用表示装置の操作部の数に限定
し、変換手段により選択肢を限定した表示データを選択
メニュー情報に変換し、変換手段により変換された選択
メニュー情報を車両用表示装置に送信するので、車両用
表示装置側で選択メニューに含まれる処理コマンドと各
操作部との対応関係を表示させることができ、各操作部
に対応した処理コマンドを車両運転者に直感的に認識さ
せることができ、車両運転者による操作を容易とさせる
ことができる。
【0058】請求項10に係る車両用表示データ作成装
置によれば、車両用表示装置からの検索条件を含む表示
データ閲覧要求に応じて、検索サイトに検索条件を送信
して検索サイトからの検索結果を受信し、解析手段によ
り選択肢に関するデータを抽出した検索結果の内容と、
個人用プロファイルデータベースの内容とを比較して、
検索結果に含まれる選択肢の数を操作部の数に限定する
ので、外部からのデータにより車両用表示装置の各操作
部に割り当てる処理コマンドを動的に変化させる選択メ
ニュー情報を作成することができる。また、この請求項
10に係る発明によれば、操作部の数以上の検索結果を
検出した場合であっても、個人用プロファイルデータベ
ースにより車両運転者の嗜好にあった選択肢のみに限定
した選択メニュー情報を作成することができる。
【0059】請求項11に係る車両用表示データ作成装
置によれば、制御手段により、車両用表示装置からの検
索条件を含む表示データ閲覧要求に応じて、検索条件
と、個人用プロファイルデータベースの内容とを比較し
て、検索範囲を限定した検索条件を生成するので、自動
的に車両運転者の嗜好にあった選択結果を得ることがで
きる。
【0060】請求項12に係る表示データ作成方法によ
れば、車両用表示装置からの要求に応じて表示データを
取得し、表示データの構造を解析して表示データに含ま
れる選択肢に関するデータを抽出し、選択肢に関するデ
ータを抽出した表示データの内容と、個人用プロファイ
ルデータベースの内容とを比較して、表示データに含ま
れる選択肢の数を操作部の数に限定して選択メニュー情
報を得て車両用表示装置に送信するので、車両用表示装
置側で選択メニューに含まれる処理コマンドと各操作部
との対応関係を表示させることができ、各操作部に対応
した処理コマンドを車両運転者に直感的に認識させるこ
とができ、車両運転者による操作を容易とさせることが
できる。
【0061】請求項13に係る表示データ作成方法によ
れば、車両用表示装置からの検索条件を含む表示データ
閲覧要求に従って検索サイトに検索条件を送信して検索
サイトからの検索結果を受信し、選択肢に関するデータ
を抽出した検索結果の内容と、個人用プロファイルデー
タベースの内容とを比較して、検索結果に含まれる選択
肢の数を操作部の数に限定するので、外部からのデータ
により車両用表示装置の各操作部に割り当てる処理コマ
ンドを動的に変化させる選択メニュー情報を作成するこ
とができる。また、この請求項13に係る発明によれ
ば、操作部の数以上の検索結果を検出した場合であって
も、個人用プロファイルデータベースにより車両運転者
の嗜好にあった選択肢のみに限定した選択メニュー情報
を作成することができる。
【0062】請求項14に係る表示データ作成方法によ
れば、車両用表示装置からの検索条件を含む表示データ
閲覧要求を受信したことに応じて、検索条件と個人用プ
ロファイルデータベースの内容とを比較して、検索範囲
を限定した検索条件を生成するので、自動的に車両運転
者の嗜好にあった選択結果を得ることができる。
【0063】請求項15に係る車両用表示システムによ
れば、車両用表示データ作成装置により、車両用表示装
置からの要求に応じて、第2通信回線網から表示データ
を取得し、選択肢に関するデータを抽出した表示データ
の内容と、個人用プロファイルデータベースの内容とを
比較して、表示データに含まれる選択肢の数を操作部の
数に限定して選択メニュー情報を車両用表示装置に送信
して、車両用表示装置により、受信した選択メニュー情
報の処理コマンドを各操作部に割り当てると共に、選択
メニュー情報に含まれる処理コマンドと各操作部との対
応関係を表示するので、車両用表示装置側で選択メニュ
ーに含まれる処理コマンドと各操作部との対応関係を表
示することができ、各操作部に対応した処理コマンドを
車両運転者に直感的に認識させることができ、車両運転
者による操作を容易とすることができる。
【0064】請求項16に係る車両用表示装置によれ
ば、解析手段により選択肢に関するデータを抽出した表
示データの内容と、個人用プロファイルデータベースの
内容とを比較して、表示データに含まれる選択肢の数を
操作部の数に限定し、選択肢を限定した表示データを変
換手段により各操作部の操作に応じた処理コマンドとし
て一覧化した選択メニュー情報に変換し、変換した選択
メニュー情報の処理コマンドを各操作部に割り当てると
共に、選択メニュー情報に含まれる処理コマンドと各操
作部との対応関係を表示するので、各操作部に対応した
処理コマンドを車両運転者に直感的に認識させることが
でき、車両運転者による操作を容易とすることができ
る。
【0065】請求項17に係る電子メールサーバによれ
ば、クライアント端末装置からの要求に従って電子メー
ル送信フォームをクライアント端末装置に送信し、クラ
イアント端末装置からの選択メニュー情報を受信し、受
信した選択メニュー情報を変換するように変換手段を制
御し、変換した選択メニュー情報を含む電子メールを車
両用表示装置に送信するので、受信した電子メールに関
する処理コマンドを各操作部に対応した処理コマンドと
して車両運転者に直感的に認識させることができ、車両
運転者による電子メールに関する操作を容易とすること
ができる。
【0066】請求項18に係る電子メールサーバによれ
ば、選択メニュー情報を、通信手段から車両用表示装置
に送信した電子メールに対する異なる応答メッセージを
返信する処理コマンドを各操作部に対応させる情報とし
たので、受信した電子メールに対する応答メッセージを
直感的に車両運転者に認識させることができ、受信した
電子メールに対する応答メッセージに関する操作を容易
とすることができる。
【0067】請求項19に係る電子メール転送方法によ
れば、クライアント端末装置からの要求に従って、各操
作部の操作に応じた処理コマンドとして一覧化した選択
メニュー情報を含む電子メールに関する情報の入力をク
ライアント端末装置に促して選択メニュー情報を受信
し、受信した選択メニュー情報を車両用表示装置で処理
可能な形態に変換して選択メニュー情報を含む電子メー
ルを車両用表示装置に送信するので、受信した電子メー
ルに関する処理コマンドを各操作部に対応した処理コマ
ンドとして車両運転者に直感的に認識させることがで
き、車両運転者による電子メールに関する操作を容易と
することができる。
【0068】請求項20に係る電子メール転送方法によ
れば、選択メニュー情報として車両用表示装置に送信し
た電子メールに対する異なる複数の応答メッセージの入
力を促すので、クライアント端末装置側で求める応答メ
ッセージを指定した電子メールを車両用表示装置に送信
することができる。
【0069】請求項21に係る車両用電子メール表示装
置によれば、各操作部の操作に応じた処理コマンドとし
て一覧化した選択メニュー情報を含む電子メールを通信
手段で受信したことに応じて、選択メニュー情報に含ま
れる処理コマンドを各操作部に割り当てると共に、選択
メニュー情報に含まれる処理コマンドと各操作部との対
応関係を表示手段に表示するので、選択メニューを指定
した電子メールを受信した場合においても、選択メニュ
ーの処理コマンドを直感的に車両運転者に認識させるこ
とができる。
【0070】請求項22に係る電子メール表示方法によ
れば、車両のステアリング部に設けられた複数の操作部
のうちの各操作部の操作に応じた処理コマンドとして一
覧化した選択メニュー情報を含む電子メールを受信する
と、選択メニュー情報を用いて、選択メニュー情報に含
まれる処理コマンドを各操作部に割り当てると共に、選
択メニュー情報に含まれる処理コマンドと各操作部との
対応関係を表示するので、選択メニューを指定した電子
メールを受信した場合においても、選択メニューの処理
コマンドを直感的に車両運転者に認識させることができ
る。
【0071】請求項23に係る電子メール送信装置によ
れば、各操作部の操作に応じた処理コマンドとして一覧
化した選択メニュー情報を含む電子メールを送信する場
合でも、電子メール送信フォームを表示手段に表示した
状態で選択メニュー情報を生成して車両用表示装置に電
子メールを送信するので、電子メールに選択メニューを
追加する機能を備えていなくても、選択メニューを指定
した電子メールを車両用表示装置に送信することができ
る。
【0072】請求項24に係る電子メール送信方法によ
れば、各操作部の操作に応じた処理コマンドとして一覧
化した選択メニュー情報を含む電子メールを送信するに
際して、電子メール送信フォームを表示し、ユーザの操
作に応じて選択メニュー情報を生成して電子メールサー
バに送信するので、電子メールに選択メニューを追加す
る機能を備えていなくても、選択メニューを指定した電
子メールを車両用表示装置に送信することができる。
【0073】請求項25に係る車両用電子メール表示シ
ステムによれば、各操作部の操作に応じた処理コマンド
として一覧化した選択メニュー情報を含む電子メールを
クライアント端末装置から車両用表示装置に送信する場
合に、電子メールサーバにより、クライアント端末装置
から受信した選択メニュー情報の入力を促して受信し、
選択メニュー情報を含む電子メールを生成して車両用表
示装置に送信し、車両用表示装置により、選択メニュー
情報に含まれる処理コマンドを各操作部に割り当てると
共に、選択メニュー情報に含まれる処理コマンドと各操
作部との対応関係を表示するので、車両用表示装置側で
電子メールに関する操作を直感的に車両運転者に認識さ
せることができる。
【0074】請求項26に係る車両用電子メール表示方
法によれば、各操作部の操作に応じた処理コマンドとし
て一覧化した選択メニュー情報を含む電子メールをクラ
イアント端末装置から車両用表示装置に送信するに際し
て、各操作部の操作に応じた処理コマンドとして一覧化
した選択メニュー情報を含む電子メールに関する情報の
入力をクライアント端末装置に促し、選択メニュー情報
を各操作部に割り当てる形態の情報に変換して電子メー
ルを車両用表示装置に送信し、選択メニュー情報に含ま
れる処理コマンドを各操作部に割り当てると共に、選択
メニュー情報に含まれる処理コマンドと各操作部との対
応関係を表示するので、車両用表示装置側で電子メール
に関する操作を直感的に車両運転者に認識させることが
できる。
【0075】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0076】[第1実施形態]本発明は、例えば図1に
示すように構成された第1実施形態に係る車両用表示シ
ステムに適用される。
【0077】「第1実施形態に係る車両用表示システム
の構成」第1実施形態に係る車両用表示システムは、図
1に示すように、車両に搭載された車両用表示装置1
と、車両用表示データ作成装置2とが無線通信ネットワ
ーク3を介して接続され、車両用表示データ作成装置2
が例えばインターネット網等の有線通信ネットワーク4
に接続されて構成されている。
【0078】この車両用表示システムにおいて、車両用
表示装置1と車両用表示データ作成装置2とは、クライ
アントとサーバとの関係となり、車両用表示装置1の要
求に従って車両用表示データ作成装置2により処理をし
て、車両用表示装置1の表示部11により各種情報を車
両運転者に提示する。
【0079】車両用表示装置1は、表示部11、ステア
リングスイッチ12、ジョイスティック13、GPS
(global positioning system)ユニット14、音声認
識エンジン15、選択メニューデータベース記憶部1
6、CD(Compact Disc)/DVD(Digital Video Di
sc/Digital Versatile Disc)データベース記憶部1
7、通信部18がマルチファンクション管理部19に接
続して構成されている。
【0080】車両用表示装置1は、各種情報を表示して
車両運転者に提示する表示部11を備える。この表示部
11は、車両運転者に対する表示インターフェースとし
て機能する。表示部11は、その表示画面が車両運転者
から視認可能な位置に露呈して設けられる。この表示部
11は、例えばVGA(Video Graphics Array)相当の
解像度を有することが望ましく、また、タッチスクリー
ンで構成されていても良い。
【0081】また、車両用表示装置1は、車両運転者が
操作するステアリングスイッチ12と、ジョイスティッ
ク13とを備える。これらステアリングスイッチ12及
びジョイスティック13は、車両運転者に対する操作イ
ンターフェースとして機能する。
【0082】ステアリングスイッチ12は、図2に示す
ように、車両運転者が車両走行時に操作するステアリン
グ部20であって、車両運転者がステアリング部20を
握ったときに右手親指により押圧可能な位置に配設され
ている。すなわち、このステアリングスイッチ12は、
車両運転者がステアリング部20を握って車両走行操作
をしながら、押圧操作可能な位置に配設されている。こ
のステアリングスイッチ12は、4選択スイッチ21
と、トップスイッチ22と、バックスイッチ23とから
構成されている。
【0083】4選択スイッチ21は、リング状に4分割
して配設されたボタン21a,21b,21c,21d
のスイッチ機構からなる。4選択スイッチ21は、表示
部11に表示された選択メニューからいずれかを車両運
転者により選択するときに押圧される。この4選択スイ
ッチ21は、4分割されたいずれかのボタン21a〜2
1dが押圧操作されことがマルチファンクション管理部
19により検出される。
【0084】トップスイッチ22及びバックスイッチ2
3は、4選択スイッチ21による車両運転者の操作を補
うスイッチである。トップスイッチ22及びバックスイ
ッチ23は、4選択スイッチ21と同様に、車両運転者
が右手親指で押圧操作可能な位置に配設される。トップ
スイッチ22は、4選択スイッチ21で選択可能な選択
メニューの階層をトップメニューにするときに操作され
る。また、バックスイッチ23は、4選択スイッチ21
で選択可能な選択メニューの階層を下げるときに操作さ
れる。トップスイッチ22及びバックスイッチ23は、
押圧操作されたことがマルチファンクション管理部19
により検出される。
【0085】ジョイスティック13は、例えば表示部1
1の表示画面に表示されているカーソル等を上下左右に
スクロールさせるときなどに操作される。このジョイス
ティック13は、操作されることに応じて操作入力信号
をマルチファンクション管理部19に出力する。
【0086】また、車両用表示装置1は、図示しないG
PS衛星からの信号を受信するGPSユニット14と、
車両運転者から発せられた音声を入力して認識する音声
認識エンジン15とを備える。
【0087】GPSユニット14は、GPS衛星からの
信号に基づいて現在の車両位置を認識する。GPSユニ
ット14は、指定された目的地、経由地及び車両位置、
CD/DVDデータベース記憶部17に記憶された地図
データに基づいて経路探索をする。GPSユニット14
は、車両の誘導経路を示した地図や、現在車両位置を示
す表示データを生成してマルチファンクション管理部1
9に出力する。
【0088】音声認識エンジン15は、図示しないマイ
ク機構を有し、このマイク機構により収音して入力した
音声信号を用いた音声認識処理をする。この音声認識エ
ンジン15は、音声認識結果に基づいて音声コマンドを
生成してマルチファンクション管理部19に出力する。
この音声認識エンジン15は、図示しない起動ボタンを
備え、車両運転者により押圧操作されることにより発話
待ち状態になり、この状態により音声を入力可能とす
る。
【0089】更に、車両用表示装置1は、各種情報が記
憶されてなる記憶機構からなる選択メニューデータベー
ス記憶部16及びCD/DVDデータベース記憶部17
を備える。
【0090】選択メニューデータベース記憶部16は、
4選択スイッチ21で選択可能な選択メニュー情報及び
選択メニュー間の階層を関連づける情報を含む選択メニ
ューデータベースが記憶されている。この選択メニュー
データベースは、4選択スイッチ21で選択可能とする
ために、ボタン21a〜ボタン21dの数(本例では
「4」)ごとの処理コマンド(選択肢)を含む選択メニ
ュー情報を複数の階層に分割して記憶している。この選
択メニューデータベースは、マルチファンクション管理
部19により読み出される。
【0091】例えば図3に示すように、選択メニューデ
ータベースは、トップメニューとして、電子メールに関
する操作に遷移する処理コマンドの「メール」、カーナ
ビゲーションに関する操作に遷移する処理コマンドの
「カーナビ(カーナビゲーションシステム)」、例えば
Webページの閲覧等の通信に関する操作に遷移する処
理コマンドの「通信」、車両用表示システムの各種設定
に関する操作に遷移する処理コマンドの「設定」、の4
つの処理コマンドを格納している。また、この選択メニ
ューデータベースは、例えば「メール」の下位の階層の
選択メニュー情報として、電子メールの本文を読み上げ
ることを指示する処理コマンドの「Read」、電子メ
ールを閲覧することを指示する処理コマンドの「Se
e」、電子メールを巻き戻し又はスキップすることを指
示する処理コマンドの「Rewind」及び「Ski
p」の4つの処理コマンドを格納している。
【0092】CD/DVDデータベース記憶部17は、
例えばCDやDVDに記憶された地図データ等をデータ
ベース化したCD/DVDデータベースを記憶してい
る。このCD/DVDデータベース記憶部17は、マル
チファンクション管理部19によりその内容が読み込ま
れる。
【0093】通信部18は、無線通信ネットワーク3を
介して車両用表示データ作成装置2との間で無線信号の
送受信をする通信インターフェースとして機能する。こ
の通信部18は、マルチファンクション管理部19から
の命令に従って車両用表示データ作成装置2に情報を送
信すると共に、車両用表示データ作成装置2からの情報
を受信してマルチファンクション管理部19に出力す
る。
【0094】マルチファンクション管理部19は、上述
した車両用表示装置1を構成する各部と接続され、各部
を統括的に制御する。このマルチファンクション管理部
19は、図示しないROM(Read Only Memory)内にリ
アルタイムOS(OperationSystem)プログラムを記憶
し、起動時にリアルタイムOSプログラムを起動して各
種処理をする。
【0095】マルチファンクション管理部19は、ステ
アリングスイッチ12、ジョイスティック13の操作を
検出した結果、及び音声認識エンジン15からの音声コ
マンドに従って各部を制御して、以下の処理を行うと共
に、表示部11に各種内容を表示して車両運転者に提示
する。
【0096】マルチファンクション管理部19は、例え
ばステアリングスイッチ12が所定時間以上操作されて
いないアイドル状態では、現在の階層の選択メニュー名
を表示領域の下方に表示しておき、4選択スイッチ21
のいずれかが押圧操作されたことを検出すると、現在の
階層の選択メニューを拡大表示する。
【0097】また、マルチファンクション管理部19
は、4選択スイッチ21に操作に応じて、選択メニュー
データベースを検索し、選択メニューデータベース記憶
部16から選択メニュー情報を読み出して4つの処理コ
マンドを表示部11に表示する。また、このマルチファ
ンクション管理部19は、選択メニューデータベース記
憶部16から読み出した選択メニュー情報に含まれる4
つの処理コマンドを4選択スイッチ21のボタン21a
〜21dの操作に関連づけるように割り当てる。
【0098】また、マルチファンクション管理部19
は、通信部18を介して車両用表示データ作成装置2か
らのHTML(Hypertext Markup Language)で記述さ
れたデータを入力したときには、HTMLの構造を解釈
して表示部11に表示する。このとき、マルチファンク
ション管理部19は、データに選択メニュー情報が含ま
れているときには、選択メニュー情報に含まれる処理コ
マンドを4選択スイッチ21のボタン21a〜21dに
割り当てる処理をする。この状態において、4選択スイ
ッチ21のいずれかのボタン21a〜21dが操作され
たことを検出すると、マルチファンクション管理部19
は、各ボタン21a〜21dに割り当てた処理コマンド
に応じた処理をする。
【0099】更に、マルチファンクション管理部19
は、4選択スイッチ21の操作や音声コマンドに従っ
て、有線通信ネットワーク4に分散されたWebページ
の検索するための検索条件情報を生成し、無線通信ネッ
トワーク3を介して車両用表示データ作成装置2に送信
するように通信部18を制御をする。
【0100】なお、マルチファンクション管理部19の
具体的な処理例については後述する。
【0101】車両用表示データ作成装置2は、上述した
ように構成された複数の車両用表示装置1と無線通信ネ
ットワーク3を介して接続したエージェントエンジン3
1、個人用プロファイルデータベース記憶部32、解析
部33、変換部34、通信部35を備える。
【0102】通信部35は、有線通信ネットワーク4と
接続し、エージェントエンジン31に制御されること
で、有線通信ネットワーク4に分散されたWebページ
の取得や、有線通信ネットワーク4内の検索サイトなど
と情報の送受信をする。
【0103】エージェントエンジン31は、車両用表示
装置1との間で無線通信ネットワーク3を介した情報の
送受信を行う通信機能を有する。このエージェントエン
ジン31は、車両用表示装置1の通信部18からの検索
条件情報を入力すると、車両用表示装置1に代理して、
有線通信ネットワーク4に含まれる検索サイトにアクセ
スする。そして、マルチファンクション管理部19は、
入力した検索条件情報に応じた検索結果を検索サイトか
ら取得する。
【0104】個人用プロファイルデータベース記憶部3
2は、各種情報が記憶されてなる記憶機構からなり、例
えばSQL(Structured Query Language、構造化照会
言語)を使用した大規模データベースである個人用プロ
ファイルデータベースを記憶する。個人用プロファイル
データベース記憶部32は、記憶された内容がエージェ
ントエンジン31に読み込まれる。
【0105】この個人用プロファイルデータベースは、
車両運転者個人の各種設定を記憶したデータベースであ
って、車両用表示装置1を搭載した車両を保有する車両
運転者に関する各種の個人情報と、車両の目的地に関す
る情報、検索条件の履歴、閲覧したWebページの履歴
等とを対応づけて格納している。また、個人用プロファ
イルデータベースは、例えば家庭用のパーソナルコンピ
ュータからアップロードされた情報がエージェントエン
ジン31により格納される。
【0106】解析部33は、例えばHTMLで記述さ
れ、車両用表示装置1に表示するWebページをエージ
ェントエンジン31から入力し、Webページの解析処
理をする。解析部33は、Webページから、選択肢に
関するデータ部分のみを抽出した結果を解析結果として
生成してエージェントエンジン31に出力する。
【0107】解析部33は、例えば有線通信ネットワー
ク4に分散された各検索サイトの検索結果表示形態を示
すテンプレートを記憶しており、このテンプレートを解
析処理に使用する。具体的には、解析部33は、エージ
ェントエンジン31からのWebページとテンプレート
とを比較し、検索結果を示すWebページに含まれる修
飾部分を認識し、検索結果を示すWebページから修飾
部分を削除して選択肢に関するデータ部分のみを抽出す
る。このとき、解析部33は、HTMLデータの「ch
oice」タグを解釈して、この「choice」タグ
以下に含まれるデータのみを抽出する。
【0108】エージェントエンジン31は、解析部33
からの解析結果を入力すると、個人用プロファイルデー
タベースを参照し、解析結果に含まれる選択肢にフィル
タリングをかける。エージェントエンジン31は、複数
の選択肢から、4選択スイッチ21に割り当てるための
4つの選択肢を限定して選択するフィルタリングをす
る。
【0109】変換部34は、エージェントエンジン31
によりフィルタリングされた選択肢を車両用表示装置1
の表示部11で表示可能な形態に変換する。具体的に
は、変換部34は、4選択スイッチ21のボタン数に限
定された選択肢を、マルチファンクション管理部19で
解釈可能なXML(Extensible Markup Language)形式
に変換することで選択メニュー情報を生成してエージェ
ントエンジン31に出力する。
【0110】このような処理をする車両用表示データ作
成装置2では、例えば図4(a)に示すように構成され
たHTML形式のWebページを通信部35からエージ
ェントエンジン31により入力する。そして、図4
(a)に示すHTML形式のWebページから、解析部
33により「choice」タグを解釈して選択肢に関
するデータ部分を抽出し、エージェントエンジン31に
より個人用プロファイルデータベースを参照して4つの
選択肢を限定して選択し、変換部34により図4(b)
に示すようにマルチファンクション管理部19の解釈可
能なXML形式に変換することにより、4選択スイッチ
21の各ボタン21a〜21dに割り当てる処理コマン
ドを含む選択メニュー情報を生成する。
【0111】「第1実施形態に係る車両用表示システム
の処理例」つぎに、上述した第1実施形態に係る車両用
表示システムの処理例について図5を参照して説明す
る。なお、図5において、車両運転者が車両に乗り込む
前に、車両運転者が家庭内のパーソナルコンピュータに
よりレストランを予約し、車両用表示データ作成装置2
にアクセスをしてレストラン予約を個人用プロファイル
データベースに登録した場合の処理について説明する。
【0112】先ず、車両運転者が車両に乗り込んで車両
用表示装置1を起動すると、マルチファンクション管理
部19によりリアルタイムOSを起動し、通信部18に
より車両用表示装置1と車両用表示データ作成装置2と
の間で無線通信ネットワーク3を介した接続を確立して
ステップS1以降の処理を開始する。
【0113】ステップS1において、マルチファンクシ
ョン管理部19により、車両運転者のプロファイルをダ
ウンロードする処理コマンドを通信部18を介して車両
用表示データ作成装置2に送信する。これに応じて、エ
ージェントエンジン31では、車両運転者に関するプロ
ファイルを個人用プロファイルデータベースから検索し
て車両用表示装置1に送信する。これにより、車両用表
示装置1では、車両運転者のプロファイルをダウンロー
ドする。
【0114】次のステップS2において、マルチファン
クション管理部19では、ステップS1で取得したプロ
ファイルに含まれる予約済レストランの所在地を目的地
として自動設定する。
【0115】ここで、マルチファンクション管理部19
は、車両運転者が家庭用パーソナルコンピュータで検索
した目的地及びこの目的地に到着するまでの経路がプロ
ファイルに含まれているときには、そのまま目的地及び
経路を設定する。また、マルチファンクション管理部1
9は、車両運転者が乗車日に予約したホテルや航空券に
関する情報がプロファイルに含まれているときには、ホ
テル所在地や航空券を使用する空港から目的地を推測し
て設定する。このとき、ホテル所在地や空港について
は、CD/DVDデータベースの地図データを参照して
も良く、有線通信ネットワーク4に分散されたWebペ
ージから検索しても良い。更に、マルチファンクション
管理部19は、予約した航空券がプロファイルに含まれ
ている場合において、飛行機の出発時間から空港までの
所要時間を差し引いた時間帯に車両用表示装置1が起動
された場合には空港を目的地として設定する。
【0116】次に、音声認識エンジン15の起動スイッ
チが押圧操作されると、音声認識エンジン15を起動し
て発話待ち状態とする(ステップS3)。この状態にお
いて、車両運転者による発話がなされると音声認識エン
ジン15により音声入力をし(ステップS4)、音声認
識エンジン15により音声認識処理をして発話意味を理
解する(ステップS5)。
【0117】具体的には、車両運転者が「レストランの
変更」と発話すると、音声認識エンジン15の音声認識
処理により音声コマンドとして「レストランの変更」を
マルチファンクション管理部19に出力する。これに応
じ、マルチファンクション管理部19では、ステップS
1で取得したプロファイルに含まれている予約レストラ
ンを変更することを認識し、新たなレストランの検索を
開始する。
【0118】また、マルチファンクション管理部19
は、ステップS5で音声コマンドとしてレストランの変
更を認識すると、図6(a)に示すように、表示部11
の表示領域の下方に選択メニュー名であるレストラン選
択ポリシーオブジェクト41を表示する。この状態にお
いて、ステアリングスイッチ12のうち、いずれかのス
イッチが押圧操作されたことを検出すると、マルチファ
ンクション管理部19により、図6(a)の表示内容か
ら、図6(b)に示すように、選択メニューに含まれる
処理コマンドを示す表示内容に切換表示させる(ステッ
プS6)。これにより、マルチファンクション管理部1
9では、4選択スイッチ21の入力待ち状態になる。
【0119】すなわち、ステアリングスイッチ12のう
ちの何れかのボタン21a〜21dが押圧操作される
と、マルチファンクション管理部19により、選択メニ
ューデータベースを検索してレストラン選択ポリシーの
下層のメニュー項目を読み出す。そして、マルチファン
クション管理部19では、読み出した処理コマンドを4
選択スイッチ21のボタン21a〜21dに割り当てる
と共に、ボタン21a〜21dと処理コマンドとの対応
関係を表示部11に表示する。
【0120】マルチファンクション管理部19は、図6
(b)に示すように、画面中央領域に4選択スイッチオ
ブジェクト42を表示すると共に、4選択スイッチ21
の各ボタン21a〜21dに割り当てたメニュー項目オ
ブジェクト43を表示する。これにより、4選択スイッ
チ21の各ボタン21a〜21dに割り当てた処理コマ
ンドを車両運転者に提示する。
【0121】本例において、レストラン選択ポリシーの
下層の処理コマンドとして「人数変更」、「ジャンル変
更」、「ロケーション変更」、「予算変更」をメニュー
項目オブジェクトト43として表示する。
【0122】なお、車両運転者が車両走行操作をしてお
り車両用表示装置1がアイドル状態であるときには、マ
ルチファンクション管理部19は、図6(a)に示すよ
うに表示領域の下方にレストラン選択ポリシーオブジェ
クト41を表示すると共に表示領域の中央に車両誘導経
路を含む地図オブジェクト44等を表示する。このよう
な処理により、アイドル時などには他の情報を表示領域
の中央に表示可能にし、ステアリングスイッチ12を操
作するときには各ボタン21a〜21dと対応した処理
コマンドを車両運転者に直感的に認識させることができ
る。
【0123】図6(b)に示すような表示をした入力待
ち状態において4選択スイッチ21が操作されると、マ
ルチファンクション管理部19により操作されたボタン
21a〜21dのいずれかを検出する(ステップS
7)。
【0124】次に、マルチファンクション管理部19及
びエージェントエンジン31により検索前処理を行う
(ステップS8)。このとき、マルチファンクション管
理部19では、ステップS6で割り当てた処理コマンド
と、ステップS7で操作されたボタン21a〜21dと
に基づいて選択された処理コマンドを認識し、処理コマ
ンドに応じた検索条件情報を生成してエージェントエン
ジン31に送信する。エージェントエンジン31では、
検索条件情報を受信すると、個人用プロファイルデータ
ベースを読み出し、受信した検索条件情報と車両運転者
のプロファイルとを参照して検索範囲を更に限定した新
たな検索条件情報を生成する。
【0125】例えば、車両運転者が予めイタリアンレス
トランを予約している状態で、「ジャンル変更」を選択
したことをマルチファンクション管理部19で検出する
と、イタリアンレストランとは異なるジャンルのレスト
ランを検索する検索条件情報を生成して車両用表示デー
タ作成装置2に送信する。エージェントエンジン31で
は、検索条件情報を受信すると、イタリアンレストラン
とは異なるジャンル(例えば日本料理やフランス料理)
のレストランを検索する検索条件と、プロファイルとに
基づいて、新たな検索条件情報を生成する。このとき、
エージェントエンジン31は、車両運転者の過去のレス
トラン利用履歴情報を個人用プロファイルデータベース
から読み出し、例えばフランス料理のレストランの利用
頻度が高いと判定したら、車両目的地周辺のフランス料
理レストランを中心とした検索条件情報を生成する。こ
れにより、個人用プロファイルデータベースに含まれる
車両運転者の嗜好等に沿った新たな検索条件情報を生成
する。
【0126】次に、エージェントエンジン31により、
ステップS8で生成した検索条件情報を有線通信ネット
ワーク4に含まれる検索サイトに送信して検索を委譲し
て、検索サイトから検索結果を含むWebページを受信
する(ステップS9)。この検索結果は、Webページ
を表示するための処理コマンドを複数含み、複数の選択
肢から構成されている。
【0127】次に、車両用表示データ作成装置2では、
ステップS9で受信したWebページに検索後処理をす
る(ステップS10)。
【0128】このとき、エージェントエンジン31によ
りステップS9で受信したWebページを解析部33に
出力し、解析部33によりWebページに含まれる検索
結果のみを抽出してエージェントエンジン31に出力す
る。次に、エージェントエンジン31により、個人用プ
ロファイルデータベースを参照して検索結果をフィルタ
リングして選択肢を4つにし、4つの選択肢を含む検索
結果を変換部34に出力する。次に、変換部34により
HTML形式の検索結果をXML形式の検索結果に変換
することで選択メニュー情報を生成してエージェントエ
ンジン31に出力し、エージェントエンジン31により
選択メニュー情報を車両用表示装置1に送信する。
【0129】通信部18により選択メニュー情報を受信
して、マルチファンクション管理部19により入力する
と、マルチファンクション管理部19によりXML形式
の選択メニュー情報を解釈し、4選択スイッチ21の各
ボタン21a〜21dに選択肢を割り当てると共に、上
述の図6(b)に示した表示形態でレストラン選択プロ
ンプトを表示して入力待ち状態になる(ステップS1
1)。また、この入力待ち状態において、各ボタン21
a〜21dが操作されることに応じて、レストランの内
容を提示するWebページを表示しても良い。
【0130】この入力待ち状態において4選択スイッチ
21が操作されたことをマルチファンクション管理部1
9により検出すると、検出したボタンに割り当てた処理
コマンドによりWebページのレストランに変更された
ことをマルチファンクション管理部19により認識し
(ステップS12)、変更されたレストランの所在地に
従って目的地及び経路案内をするためのドライブガイド
等を変更する(ステップS13)。
【0131】「第1実施形態に係る車両用表示システム
の効果」以上、詳細に説明したように、第1実施形態に
係る車両用表示システムによれば、ボタン21a〜21
dが操作されたことに応じて選択メニューデータベース
を読み出し、選択メニューに含まれる処理コマンドを各
ボタン21a〜21dに割り当てると共に、選択メニュ
ーに含まれる処理コマンドと各ボタン21a〜21dと
の対応関係を表示するので、各ボタン21a〜21dに
対応した処理コマンドを車両運転者に直感的に認識させ
ることができ、車両運転者による操作を容易とすること
ができる。そして、この車両用表示システムによれば、
各ボタン21a〜21dが操作されることに応じて、各
ボタン21a〜21dに割り当てた処理コマンドに応じ
た処理をするので、車両運転者による簡単な操作により
処理を実現することができる。
【0132】また、この車両用表示システムによれば、
4選択スイッチ21を使用していないときなどのアイド
ル時には、選択メニュー名を表示領域の下方に表示し、
いずれかのボタン21a〜21dが操作されたことに応
じて、表示領域の下方に表示していた選択メニュー名の
選択メニューに含まれる処理コマンドと、処理コマンド
を割り当てた各ボタン21a〜21dとを対応づけて拡
大表示するので、ボタン21a〜21dに対応した処理
コマンドを車両運転者に直感的に且つ容易に認識させる
ことができる。
【0133】更に、車両用表示システムによれば、有線
通信ネットワーク4に分散されたWebページを閲覧す
るための操作を行う場合であっても、車両用表示データ
作成装置2から車両用表示装置1により受信した選択メ
ニュー情報の処理コマンドを各ボタン21a〜21dに
割り当てると共に、選択メニューに含まれる処理コマン
ドと各ボタン21a〜21dとの対応関係を表示するの
で、外部からのデータにより各ボタン21a〜21dに
割り当てる処理コマンドを動的に変化させることができ
る。
【0134】したがって、この車両用表示システムによ
れば、Webページを閲覧する操作をするときであって
も、車両運転者にストレスを与えることなく選択操作を
させることができる。
【0135】更にまた、この車両用表示システムによれ
ば、検索サイトで検索を実行させた場合においても、個
人用プロファイルデータベースを参照して検索結果をボ
タン数に限定し、4選択スイッチ21の各ボタン21a
〜21dに割り当てることができるので、膨大な検索結
果が検出された場合であっても、情報閲覧を容易とする
ことができる。
【0136】[第2実施形態]本発明は、例えば図7に
示すように構成された第2実施形態に係る車両用表示装
置50に適用される。なお、上述した第1実施形態に係
る車両用表示システムと同様の部分については、同一符
号を付することにより、その詳細な説明を省略する。
【0137】この第2実施形態に係る車両用表示装置5
0は、表示部11、ステアリングスイッチ12、ジョイ
スティック13、GPSユニット14、音声認識エンジ
ン15、選択メニューデータベース記憶部16、CD/
DVDデータベース記憶部17、マルチファンクション
管理部19、エージェントエンジン31、個人用プロフ
ァイルデータベース記憶部32、解析部33、変換部3
4及び通信部35を車両内に搭載した点で第1実施形態
とは異なる。
【0138】このような構成の車両用表示装置50であ
っても、第1実施形態と同様の処理を行うことができ、
同じ効果を発揮することができる。
【0139】[第3実施形態]本発明は、例えば図8に
示すように構成された第3実施形態に係る車両用表示シ
ステムに適用される。なお、上述した第1実施形態に係
る車両用表示システムと同様の部分については、同一符
号を付することにより、その詳細な説明を省略する。
【0140】「第3実施形態に係る車両用表示システム
の構成」第3実施形態に係る車両用表示システムは、車
両用表示装置61と電子メールサーバ62とが無線通信
ネットワーク3を介して接続されると共に、電子メール
サーバ62とクライアント端末装置63とが有線通信ネ
ットワーク4を介して接続されて構成されている。この
車両用表示システムは、例えば単一の電子メールサーバ
62に、複数の車両用表示装置61が接続されると共
に、複数のクライアント端末装置63が接続される。
【0141】車両用表示装置61は、第1実施形態に係
る車両用表示装置1と同様の構成となっている。車両用
表示装置61の通信部18は、無線通信ネットワーク3
を介して電子メールサーバ62と接続され、電子メール
サーバ62との間で電子メールの送受信をする。この通
信部18は、電子メール送受信プロトコルであるPOP
3(Post Office Protocol Version 3)や、SMTP
(Simple Mail TransferProtocol)に従った処理機能を
有して構成されている。
【0142】電子メールサーバ62は、例えばPOP3
やSMTPに対応した電子メール転送機能を有してい
る。電子メールサーバ62は、車両用表示装置61から
電子メールを受信して宛先を参照して電子メールサーバ
62に転送すると共に、クライアント端末装置63から
の電子メールを受信して宛先を参照して車両用表示装置
61に転送する。
【0143】また、電子メールサーバ62は、クライア
ント端末装置63から車両用表示装置61に電子メール
を送信するための電子メール送信フォームを内部に記憶
している。電子メールサーバ62は、クライアント端末
装置63からフォーム送信要求を受信したことに応じ
て、電子メールに関する情報の入力を促す電子メール送
信フォームをクライアント端末装置63に送信する。こ
の電子メール送信フォームは、クライアント端末装置6
3を操作するユーザに入力を促すプロンプトからなる。
【0144】更に、電子メールサーバ62は、クライア
ント端末装置63からの電子メールに関する情報を車両
用表示装置61で認識可能な情報形態に変換するデータ
変換機能を有する。電子メールサーバ62は、例えばH
TML形式の情報を入力すると、車両用表示装置61で
認識可能な情報形態であるXML形式のデータに変換す
る。電子メールサーバ62は、変換したXML形式のデ
ータを電子メール転送機能により車両用表示装置61に
送信する。
【0145】更にまた、電子メールサーバ62は、車両
用表示装置61から送信された情報を使用して電子メー
ルを作成する電子メール作成機能を有し、作成した電子
メールをHTML形式のデータにしてクライアント端末
装置63に送信する。
【0146】クライアント端末装置63は、例えばパー
ソナルコンピュータ等で構成され、ユーザにより操作さ
れる。このクライアント端末装置63は、電子メール送
信フォームや各種情報を表示するディスプレイ装置等か
らなる表示機能、マウスやキーボード等からなる操作入
力機能、ブラウザソフト等からなるWebページ閲覧機
能、操作入力に応じて各種情報を生成する情報生成機
能、POP3やSMTPに対応して電子メールを送受信
する電子メール送受信機能を有する。
【0147】「第3実施形態に係る車両用表示システム
の処理」つぎに、上述したように構成された第3実施形
態に係る車両用表示システムの処理手順について図9を
参照して説明する。図9に示す一例では、クライアント
端末装置63から車両用表示装置61に電子メールを送
信して、車両用表示装置61からクライアント端末装置
63に応答の電子メールを送信する場合について説明す
る。
【0148】先ず、車両に搭載された車両用表示装置6
1に電子メールを送信するために、クライアント端末装
置63がユーザに操作されて電子メールサーバ62にア
クセスをし、電子メールサーバ62にフォーム送信要求
を送信する(ステップS21)。
【0149】フォーム送信要求を電子メールサーバ62
により受信したことに応じて、各種情報の入力を促すプ
ロンプトを含む電子メール送信フォームを電子メールサ
ーバ62からクライアント端末装置63に送信する(ス
テップS22)。
【0150】電子メール送信フォームをクライアント端
末装置63により受信すると、ブラウザソフトによりプ
ロンプトを表示し(ステップS23)、宛先、文章、選
択メニューの入力がなされ(ステップS24)、入力さ
れた内容に従って宛先情報、文章情報及び選択メニュー
情報を生成して電子メールサーバ62に送信する(ステ
ップS25)。
【0151】このとき、クライアント端末装置63は、
表示データに従って、図10(a)に示すように、宛先
の入力を促す宛先プロンプト表示71及びCC(Carbon
Copy)プロンプト表示72と、件名プロンプト表示7
3、文章の入力を促すメッセージ(文章)プロンプト表
示74、車両用表示装置61における選択メニューの入
力を促すレスポンス1プロンプト表示75、レスポンス
2プロンプト表示76、レスポンス3プロンプト表示7
7、レスポンス4プロンプト表示78を表示する。この
レスポンス1プロンプト表示75〜レスポンス4プロン
プト表示78を設けることで、クライアント端末装置6
3により、車両用表示装置61で文章を閲覧したことに
応じた応答メッセージの選択肢(選択メニュー)を指定
する。
【0152】宛先情報、文章情報及び選択メニュー情報
を電子メールサーバ62により受信すると、図10
(b)に示すように選択メニュー情報をXML形式のデ
ータに変換して(ステップS26)、車両用表示装置6
1に送信する(ステップS27)。すなわち、電子メー
ルサーバ62では、レスポンス1プロンプト表示75〜
レスポンス4プロンプト表示78に対応したレスポンス
部分をXML形式のデータに変換して電子メールとして
送信する。
【0153】車両用表示装置61の通信部18によりX
ML形式の選択メニュー情報、文章情報等の電子メール
を受信し、マルチファンクション管理部19により入力
すると(ステップS28)、マルチファンクション管理
部19により、宛先、文章内容を表示部11に表示させ
て閲覧させる。また、マルチファンクション管理部19
では、選択メニュー情報を用いてレスポンス1〜レスポ
ンス4からなる選択メニューを表示部11に表示させて
閲覧させると共に、4選択スイッチ21の各ボタン21
a〜21dにレスポンス1〜レスポンス4を含む電子メ
ールを返信する処理コマンドを割り当てる(ステップS
29)。選択メニューを表示した状態で、4選択スイッ
チ21が操作されてレスポンスの選択が行われると(ス
テップS30)、マルチファンクション管理部19によ
り、選択されたレスポンスを含む情報を電子メールサー
バ62に送信する(ステップS31)。ここで、ステッ
プS24において選択メニューとして応答メッセージの
入力がクライアント端末装置63によりなされた場合に
は、応答メッセージを電子メールサーバ62に送信す
る。
【0154】電子メールサーバ62では、車両用表示装
置61から送信されたレスポンスを受信すると(ステッ
プS32)、レスポンスの内容を含む電子メールを作成
してクライアント端末装置63に送信する(ステップS
33)。このとき、電子メールサーバ62では、クライ
アント端末装置63により電子メールの内容を閲覧可能
なHTML形式で電子メールを作成する。
【0155】次に、電子メールサーバ62で作成した電
子メールをクライアント端末装置63で受信して、クラ
イアント端末装置63によりレスポンスを提示する(ス
テップS34)。
【0156】「第3実施形態に係る車両用表示システム
の効果」以上、詳細に説明したように、第3実施形態に
係る車両用表示システムによれば、車両用表示装置61
により電子メールを閲覧してレスポンスの電子メールを
送信する場合であっても、受信した電子メールに含まれ
る選択メニュー情報を4選択スイッチ21のボタン21
a〜21dに割り当ててレスポンス内容を表示部11に
表示することにより、選択肢を4選択スイッチ21によ
り選択させてレスポンスの電子メールを返信することが
できる。したがって、この車両用表示システムによれ
ば、車両運転者が車両走行操作をしているときであって
も、速やかに、且つ容易にレスポンスを送信させること
ができ、電子メールのレスポンスをするに際しての車両
運転者に与えるストレスを軽減することができる。
【0157】また、この車両用表示システムによれば、
クライアント端末装置63から車両用表示装置61に電
子メールを送信する場合に、電子メールサーバ62にア
クセスをし、フォーム送信要求を送信してプロンプト表
示71〜78を含む電子メール送信フォームに従って入
力を行うだけで、XML形式の表現を電子メール中に記
述することができる。したがって、この車両用表示シス
テムによれば、XML形式に対応していないクライアン
ト端末装置63であっても、容易にXML表現を使用す
ることができる。更に、この車両用表示システムによれ
ば、選択メニューをクライアント端末装置63側で指定
した電子メールを送信することができるので、クライア
ント端末装置63により即やかに車両用表示装置61か
らのレスポンスを取得することができる。
【0158】更に、この車両用表示システムによれば、
ある個人が操作するクライアント端末装置63から送信
した電子メールに対する応答を、4選択スイッチ21に
割り当てることができるので、車両用表示装置61で受
信した電子メールごとに異なる内容を割り当てることが
できる。
【0159】なお、上述の実施の形態は本発明の一例で
ある。このため、本発明は、上述の実施形態に限定され
ることはなく、この実施の形態以外であっても、本発明
に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に
応じて種々の変更が可能であることは勿論である。
【0160】すなわち、上述した実施形態では、4つの
ボタン21a〜21dを有する4選択スイッチ21を備
えた場合について説明したが、これに限らず、各ボタン
に割り当てる選択肢を表示部11に表示した場合におい
て車両運転者が容易に視認可能なボタン数であれば良い
のは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した第1実施形態に係る車両用表
示システムの構成を示すブロック図である。
【図2】車両のステアリング部に設けられた4選択スイ
ッチの配置を説明するための平面図である。
【図3】選択メニューデータベースの選択メニューの階
層の一例を説明するための図である。
【図4】HTML形式のデータを、車両用表示装置で認
識可能なXML形式のデータに変換することを説明する
ための図であり、(a)はHTML形式のデータを示
し、(b)はXML形式のデータを示す。
【図5】本発明を適用した第1実施形態に係る車両用表
示システムの処理例を示すフローチャートである。
【図6】いずれかのボタンが押圧操作されたときの表示
内容の遷移について説明するための図であり、(a)は
アイドル時の表示内容を示し、(b)はいずれかのボタ
ンが押圧操作されたときの表示内容を示す。
【図7】本発明を適用した第2実施形態に係る車両用表
示システムの構成を示すブロック図である。
【図8】本発明を適用した第3実施形態に係る車両用表
示システムの構成を示すブロック図である。
【図9】本発明を適用した第3実施形態に係る車両用表
示システムの処理例を示すフローチャートである。
【図10】クライアント端末装置に入力を促すプロンプ
ト表示の内容を説明するための図であり、(a)はプロ
ンプト表示例を示し、(b)はレスポンス1プロンプト
表示〜レスポンス4プロンプト表示に応じたXML形式
のデータを示す。
【符号の説明】
1 車両用表示装置 2 車両用表示データ作成装置 3 無線通信ネットワーク 4 有線通信ネットワーク 11 表示部 12 ステアリングスイッチ 13 ジョイスティック 14 GPSユニット 15 音声認識エンジン 16 選択メニューデータベース記憶部 17 CD/DVDデータベース記憶部 18 通信部 19 マルチファンクション管理部 20 ステアリング部 21 4選択スイッチ 21a,21b,21c,21d ボタン 22 トップスイッチ 23 バックスイッチ 31 エージェントエンジン 32 個人用プロファイルデータベース記憶部 33 解析部 34 変換部 35 通信部 41 レストラン選択ポリシーオブジェクト 42 4選択スイッチオブジェクト 43 メニュー項目オブジェクト 44 地図オブジェクト 50 車両用表示装置 61 車両用表示装置 62 電子メールサーバ 63 クライアント端末装置 71 宛先プロンプト表示 72 CCプロンプト表示 73 件名プロンプト表示 74 メッセージプロンプト表示 75 レスポンス1プロンプト表示 76 レスポンス2プロンプト表示 77 レスポンス3プロンプト表示 78 レスポンス4プロンプト表示
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04L 12/28 100 H04L 12/28 100A 200 200Z Fターム(参考) 5B020 AA17 CC12 DD02 FF19 FF53 GG13 HH22 5E501 AA22 AC37 BA05 CA04 CB03 EA01 FA05 FA23 FA45 FB04 FB43 5K033 AA03 BA06 DA01 DA06 DB16 (54)【発明の名称】 車両用表示装置及び表示制御方法、車両用表示データ作成装置及び方法、車両用表示システム、 電子メールサーバ及び電子メール転送方法、車両用電子メール表示装置及び方法、電子メール送 信装置及び方法、車両用電子メール表示システム及び方法

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両内のステアリング部に配設された複
    数の操作部を有する操作入力手段と、 各種情報を表示する表示手段と、 上記操作入力手段を構成する上記各操作部の操作に応じ
    た処理コマンドを上記操作部の数ごとに一覧化した選択
    メニュー情報を含む選択メニューデータベースを記憶す
    る選択メニューデータベース記憶手段と、 上記操作入力手段の操作部が操作されたことに応じて上
    記選択メニューデータベース記憶手段に記憶された選択
    メニューデータベースを読み出し、選択メニューに含ま
    れる処理コマンドを上記各操作部に割り当てると共に、
    選択メニューに含まれる処理コマンドと上記各操作部と
    の対応関係を上記表示手段に表示する表示制御手段とを
    備えることを特徴とする車両用表示装置。
  2. 【請求項2】 上記表示制御手段は、上記各操作部が操
    作されることに応じて、上記各操作部に割り当てた処理
    コマンドに応じた処理をすることを特徴とする請求項1
    に記載の車両用表示装置。
  3. 【請求項3】 上記表示制御手段は、選択メニュー名を
    上記表示手段の表示領域の下方に表示し、上記操作入力
    手段のいずれかの操作部が操作されたことに応じて、上
    記表示手段の表示領域の下方に表示していた選択メニュ
    ー名の選択メニューに含まれる処理コマンドと、処理コ
    マンドを割り当てた上記各操作部とを対応づけて拡大表
    示することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の
    車両用表示装置。
  4. 【請求項4】 通信回線を介してデータを受信する通信
    手段を更に有し、 上記表示制御手段は、上記通信手段により受信したデー
    タに含まれる選択メニューの処理コマンドを上記各操作
    部に割り当てると共に、選択メニューに含まれる処理コ
    マンドと上記各操作部との対応関係を上記表示手段に表
    示することを特徴とする請求項1〜請求項3の何れかに
    記載の車両用表示装置。
  5. 【請求項5】 車両のステアリング部に設けられた複数
    の操作部の操作に応じて、各操作部の操作に応じた処理
    コマンドを上記操作部の数ごとに一覧化した選択メニュ
    ー情報を含む選択メニューデータベースを読み出す第1
    ステップと、 上記第1ステップで読み出した上記選択メニューデータ
    ベースに含まれる選択メニューに含まれる処理コマンド
    を上記各操作部に割り当てると共に、選択メニューに含
    まれる処理コマンドと上記各操作部との対応関係を表示
    する第2ステップとを有することを特徴とする表示制御
    方法。
  6. 【請求項6】 上記第2ステップの後に、 上記各操作部が操作されることに応じて、上記各操作部
    に割り当てた処理コマンドに応じた処理をする第3ステ
    ップを更に有することを特徴とする請求項5に記載の表
    示制御方法。
  7. 【請求項7】 上記第2ステップの後に、 選択メニュー名を表示領域の下方に表示する第4ステッ
    プと、 いずれかの操作部が操作されたことに応じて、上記第4
    ステップで表示領域の下方に表示していた選択メニュー
    名の選択メニューに含まれる処理コマンドと、上記第2
    ステップで処理コマンドを割り当てた上記各操作部とを
    対応づけて拡大表示する第5ステップとを更に有するこ
    と特徴とする請求項5又は請求項6に記載の表示制御方
    法。
  8. 【請求項8】 通信回線を介してデータを受信する第6
    ステップを更に有し、 上記第2ステップでは、上記第6ステップで受信したデ
    ータに含まれる選択メニューの処理コマンドを上記各操
    作部に割り当てると共に、選択メニューに含まれる処理
    コマンドと上記各操作部との対応関係を表示することを
    特徴とする請求項5〜請求項7の何れかに記載の表示制
    御方法。
  9. 【請求項9】 複数の操作部を有するステアリング部を
    備えた車両に搭載された車両用表示装置との間で、第1
    通信回線網を介した情報の送受信をする第1通信手段
    と、 上記第1通信回線網とは異なる第2通信回線網と接続さ
    れた第2通信手段と、上記車両を操作する車両運転者に
    関する個人情報を含む個人用プロファイルデータベース
    を記憶する個人用プロファイルデータベース記憶手段
    と、 上記第2通信手段により取得した表示データの構造を解
    析して、表示データに含まれる選択肢に関するデータを
    抽出する解析手段と、 上記第2通信手段により取得した表示データに含まれる
    選択肢を、上記各操作部の操作に応じた処理コマンドと
    して一覧化した選択メニュー情報に変換する変換手段
    と、 上記車両用表示装置からの要求に応じて表示データを取
    得するように上記第2通信手段を制御し、上記解析手段
    により選択肢に関するデータを抽出した表示データの内
    容と、上記個人用プロファイルデータベース記憶手段に
    記憶された個人用プロファイルデータベースの内容とを
    比較して、表示データに含まれる選択肢の数を上記操作
    部の数に限定し、限定した選択肢を選択メニュー情報に
    変換するように上記変換手段を制御し、上記変換手段に
    より変換された選択メニュー情報を上記車両用表示装置
    に送信するように第1通信手段を制御する制御手段とを
    備えることを特徴とする車両用表示データ作成装置。
  10. 【請求項10】 上記制御手段は、上記車両用表示装置
    からの検索条件を含む表示データ閲覧要求に応じて、上
    記第2通信回線網に含まれる検索サイトに検索条件を送
    信して検索サイトからの検索結果を受信するように上記
    第2通信手段を制御し、上記解析手段により選択肢に関
    するデータを抽出した検索結果の内容と、上記個人用プ
    ロファイルデータベース記憶手段に記憶された個人用プ
    ロファイルデータベースの内容とを比較して、検索結果
    に含まれる選択肢の数を上記操作部の数に限定すること
    を特徴とする請求項9に記載の車両用表示データ作成装
    置。
  11. 【請求項11】 上記制御手段は、上記車両用表示装置
    からの検索条件を含む表示データ閲覧要求に応じて、検
    索条件と、上記個人用プロファイルデータベース記憶手
    段に記憶された個人用プロファイルデータベースの内容
    とを比較して、検索範囲を限定した検索条件を生成する
    ことを特徴とする請求項9又は請求項10に記載の車両
    用表示データ作成装置。
  12. 【請求項12】 複数の操作部を有するステアリング部
    を備えた車両に搭載された車両用表示装置からの要求を
    受信する第1ステップと、 上記第1ステップで受信した要求に応じて、通信回線網
    から、上記車両用表示装置により表示する複数の選択肢
    を含む表示データを取得する第2ステップと、 上記第2ステップで取得した表示データの構造を解析し
    て、表示データに含まれる選択肢に関するデータを抽出
    する第3ステップと、 上記第3ステップで選択肢に関するデータを抽出した表
    示データの内容と、車両を操作する車両運転者に関する
    個人情報を含む個人用プロファイルデータベースの内容
    とを比較して、表示データに含まれる選択肢の数を上記
    操作部の数に限定する第4ステップと、 上記第4ステップで選択肢の数を限定した表示データに
    含まれる選択肢を、上記各操作部の操作に応じた処理コ
    マンドとして一覧化した選択メニュー情報に変換する第
    5ステップと、 上記第5ステップで変換した選択メニュー情報を上記車
    両用表示装置に送信する第6ステップとを有することを
    特徴とする表示データ作成方法。
  13. 【請求項13】 上記第1ステップでは、上記車両用表
    示装置からの検索条件を含む表示データ閲覧要求を受信
    し、 上記第2ステップでは、上記通信回線網に含まれる検索
    サイトに上記検索条件を送信して検索サイトからの検索
    結果を受信し、 上記第4ステップでは、上記第3ステップで選択肢に関
    するデータを抽出した検索結果の内容と、上記個人用プ
    ロファイルデータベースの内容とを比較して、検索結果
    に含まれる選択肢の数を上記操作部の数に限定すること
    を特徴とする請求項12に記載の表示データ作成方法。
  14. 【請求項14】 上記第1ステップでは、上記車両用表
    示装置からの検索条件を含む表示データ閲覧要求を受信
    し、 上記第1ステップで受信した検索条件と、上記個人用プ
    ロファイルデータベースの内容とを比較して、検索範囲
    を限定した検索条件を生成する第7ステップを更に有
    し、 上記第2ステップでは、上記第7ステップで生成した検
    索範囲を限定した検索条件を上記通信回線網に含まれる
    検索サイトに送信することを特徴とする請求項12又は
    請求項13に記載の表示データ作成方法。
  15. 【請求項15】 複数の操作部を有するステアリング部
    を備えた車両に搭載された車両用表示装置と、この車両
    用表示装置と第1通信回線網を介して接続された車両用
    表示データ作成装置とからなり、上記車両用表示データ
    作成装置が上記第1通信回線網とは異なる第2通信回線
    網と接続された車両用表示システムにおいて、 上記車両用表示装置からの要求に応じて、上記第2通信
    回線網から表示データを取得し、選択肢に関するデータ
    を抽出した表示データの内容と、上記車両を操作する車
    両運転者に関する個人情報を含む個人用プロファイルデ
    ータベースの内容とを比較して、表示データに含まれる
    選択肢の数を上記操作部の数に限定し、選択肢を限定し
    た表示データに含まれる選択肢を上記各操作部の操作に
    応じた処理コマンドとして一覧化した選択メニュー情報
    に変換し、変換した選択メニュー情報を上記車両用表示
    装置に送信する車両用表示データ作成装置と、 上記車両用表示データ作成装置からの選択メニュー情報
    を受信し、受信した選択メニュー情報の処理コマンドを
    上記各操作部に割り当てると共に、選択メニュー情報に
    含まれる処理コマンドと上記各操作部との対応関係を表
    示する車両用表示装置とを備えることを特徴とする車両
    用表示システム。
  16. 【請求項16】 車両内のステアリング部に配設された
    複数の操作部を有する操作入力手段と、 各種情報を表示する表示手段と、 通信回線網と接続され、上記表示手段により表示する複
    数の選択肢を含む表示データを取得する通信手段と、 上記車両を操作する車両運転者に関する個人情報を含む
    個人用プロファイルデータベースを記憶する個人用プロ
    ファイルデータベース記憶手段と、 上記通信手段により取得した表示データの構造を解析し
    て、表示データに含まれる選択肢に関するデータを抽出
    する解析手段と、 上記通信手段により取得した表示データに含まれる選択
    肢を、上記各操作部の操作に応じた処理コマンドとして
    一覧化した選択メニュー情報に変換する変換手段と、 上記解析手段により選択肢に関するデータを抽出した表
    示データの内容と、上記個人用プロファイルデータベー
    ス記憶手段に記憶された個人用プロファイルデータベー
    スの内容とを比較して、表示データに含まれる選択肢の
    数を上記操作部の数に限定し、限定した選択肢を選択メ
    ニュー情報に変換し、変換した選択メニュー情報の処理
    コマンドを上記各操作部に割り当てると共に、選択メニ
    ュー情報に含まれる処理コマンドと上記各操作部との対
    応関係を上記表示手段により表示する表示制御手段とを
    備えることを特徴とする車両用表示装置。
  17. 【請求項17】 複数の操作部を有するステアリング部
    を備えた車両に搭載された車両用表示装置と、クライア
    ント端末装置との間で情報の送受信をする通信手段と、 上記各操作部の操作に応じた処理コマンドとして一覧化
    した選択メニュー情報を含む電子メールに関する情報の
    入力を上記クライアント端末装置に促す電子メール送信
    フォームを記憶する記憶手段と、 上記クライアント端末装置からの選択メニュー情報を、
    上記車両用表示装置で処理可能な形態に変換する変換手
    段と、 上記クライアント端末装置からの要求に従って上記電子
    メール送信フォームを上記クライアント端末装置に送信
    し、上記クライアント端末装置からの選択メニュー情報
    を受信するように上記通信手段を制御し、受信した選択
    メニュー情報を変換するように上記変換手段を制御し、
    変換した選択メニュー情報を含む電子メールを上記車両
    用表示装置に送信するように上記通信手段を制御する制
    御手段とを備えることを特徴とする電子メールサーバ。
  18. 【請求項18】 上記選択メニュー情報は、上記通信手
    段から上記車両用表示装置に送信した電子メールに対す
    る異なる応答メッセージを返信する処理コマンドを上記
    各操作部に対応させる情報であることを特徴とする請求
    項17に記載の電子メールサーバ。
  19. 【請求項19】 複数の操作部を有するステアリング部
    を備えた車両に搭載された車両用表示装置と、クライア
    ント端末装置との間で電子メールの転送を行う電子メー
    ル転送方法において、 上記クライアント端末装置からの要求を通信回線を介し
    て受信する第1ステップと、 上記第1ステップで受信した要求に従って、上記各操作
    部の操作に応じた処理コマンドとして一覧化した選択メ
    ニュー情報を含む電子メールに関する情報の入力を上記
    クライアント端末装置に促す電子メール送信フォームを
    送信する第2ステップと、 上記クライアント端末装置からの選択メニュー情報を受
    信する第3ステップと、 上記第3ステップで受信した選択メニュー情報を上記車
    両用表示装置で処理可能な形態に変換する第4ステップ
    と、 上記第4ステップで変換した選択メニュー情報を含む電
    子メールを上記車両用表示装置に送信する第5ステップ
    とを有することを特徴とする電子メール転送方法。
  20. 【請求項20】 上記第2ステップでは、上記選択メニ
    ュー情報として上記車両用表示装置に送信した電子メー
    ルに対する異なる複数の応答メッセージの入力を促すこ
    とを特徴とする請求項19に記載の電子メール転送方
    法。
  21. 【請求項21】 車両内のステアリング部に配設された
    複数の操作部を有する操作入力手段と、 各種情報を表示する表示手段と、 電子メールサーバとの間で通信回線を介して情報の送受
    信をする通信手段と、上記各操作部の操作に応じた処理
    コマンドとして一覧化した選択メニュー情報を含む電子
    メールを上記通信手段で受信したことに応じて、選択メ
    ニュー情報に含まれる処理コマンドを上記各操作部に割
    り当てると共に、選択メニュー情報に含まれる処理コマ
    ンドと上記各操作部との対応関係を上記表示手段に表示
    する表示制御手段とを備えることを特徴とする車両用電
    子メール表示装置。
  22. 【請求項22】 車両のステアリング部に設けられた複
    数の操作部のうちの上記各操作部の操作に応じた処理コ
    マンドとして一覧化した選択メニュー情報を含む電子メ
    ールを受信する第1ステップと、 上記第1ステップで受信した選択メニュー情報を用い
    て、選択メニュー情報に含まれる処理コマンドを上記各
    操作部に割り当てると共に、選択メニュー情報に含まれ
    る処理コマンドと上記各操作部との対応関係を表示する
    第2ステップとを有することを特徴とする電子メール表
    示方法。
  23. 【請求項23】 電子メールサーバを介して、複数の操
    作部を有するステアリング部を備えた車両に搭載された
    車両用表示装置に電子メールを送信する電子メール送信
    装置において、 上記電子メールサーバと情報の送受信を行う通信手段
    と、 各種情報を表示する表示手段と、 ユーザに操作される操作入力手段と、 上記操作入力手段が操作されることに応じて、上記各操
    作部の操作に応じた処理コマンドとして一覧化した選択
    メニュー情報を含む電子メールに関する情報の入力を促
    す電子メール送信フォームの送信要求を上記電子メール
    サーバに送信し、上記電子メールサーバからの電子メー
    ル送信フォームを上記表示手段に表示し、上記操作入力
    手段が操作されることに応じて選択メニュー情報を生成
    して上記電子メールサーバに送信して、上記車両用表示
    装置に電子メールを送信する制御手段とを備えることを
    特徴とする電子メール送信装置。
  24. 【請求項24】 電子メールサーバを介して、複数の操
    作部を有するステアリング部を備えた車両に搭載された
    車両用表示装置に電子メールを送信する電子メール送信
    方法において、 上記各操作部の操作に応じた処理コマンドとして一覧化
    した選択メニュー情報を含む電子メールに関する情報の
    入力を促す電子メール送信フォームの送信要求を上記電
    子メールサーバに送信する第1ステップと、 上記第1ステップでの送信要求に応じた上記電子メール
    サーバからの電子メール送信フォームを表示する第2ス
    テップと、 ユーザの操作に応じて選択メニュー情報を生成して上記
    電子メールサーバに送信する第3ステップとを有するこ
    とを特徴とする電子メール送信方法。
  25. 【請求項25】 複数の操作部を有するステアリング部
    を備えた車両に搭載された車両用表示装置と、クライア
    ント端末装置との間で電子メールの送受信を行う車両用
    電子メール表示システムにおいて、 上記クライアント端末装置からの要求を通信回線を介し
    て受信したことに応じて、上記各操作部の操作に応じた
    処理コマンドとして一覧化した選択メニュー情報を含む
    電子メールに関する情報の入力を上記クライアント端末
    装置に促す電子メール送信フォームを送信し、上記クラ
    イアント端末装置から受信した選択メニュー情報を上記
    車両用表示装置で処理可能な形態に変換して電子メール
    を上記車両用表示装置に送信する電子メールサーバと、 選択メニュー情報を含む電子メールを上記電子メールサ
    ーバから受信したことに応じて、選択メニュー情報に含
    まれる処理コマンドを上記各操作部に割り当てると共
    に、選択メニュー情報に含まれる処理コマンドと上記各
    操作部との対応関係を表示する車両用電子メール表示装
    置とを備えることを特徴とする車両用電子メール表示シ
    ステム。
  26. 【請求項26】 複数の操作部を有するステアリング部
    を備えた車両に搭載された車両用表示装置と、クライア
    ント端末装置との間で電子メールの送受信を行う車両用
    電子メール表示方法において、 上記各操作部の操作に応じた処理コマンドとして一覧化
    した選択メニュー情報を含む電子メールに関する情報の
    入力を上記クライアント端末装置に促す第1ステップ
    と、 上記クライアント端末装置から受信した選択メニュー情
    報を上記各操作部に割り当てる形態の情報に変換して電
    子メールを上記車両用表示装置に送信する第2ステップ
    と、 選択メニュー情報を含む電子メールを上記車両用表示装
    置で受信し、選択メニュー情報に含まれる処理コマンド
    を上記各操作部に割り当てると共に、選択メニュー情報
    に含まれる処理コマンドと上記各操作部との対応関係を
    表示する第3ステップとを有することを特徴とする車両
    用電子メール表示方法。
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