JP2003131622A - 半導体集積回路装置および表示システム並びに表示データの処理方法 - Google Patents

半導体集積回路装置および表示システム並びに表示データの処理方法

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JP2003131622A
JP2003131622A JP2001323200A JP2001323200A JP2003131622A JP 2003131622 A JP2003131622 A JP 2003131622A JP 2001323200 A JP2001323200 A JP 2001323200A JP 2001323200 A JP2001323200 A JP 2001323200A JP 2003131622 A JP2003131622 A JP 2003131622A
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Masao Naruse
正雄 成瀬
Takuichirou Nakazawa
拓一郎 中澤
Koji Hashimoto
幸治 橋本
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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  • Digital Computer Display Output (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 液晶表示装置を備えたシステムにおいて、比
較的小さな回路規模でデータを圧縮したのと同様な効果
が得られ、これによって液晶パネルの表示駆動のための
表示データ読出し動作によってプロセッサの動作が阻害
されてスループットが低下するのを回避することができ
るようにする。 【解決手段】 液晶表示制御装置(220)とプロセッ
サ(210)の両方からアクセス可能なメモリに液晶表
示装置(100)に表示すべきデータを記憶しておく表
示システムにおいて、メモリに記憶されている画像デー
タをブロックに分け、該ブロックごとに例えば画素単位
で画像データが連続しているか判定しその繰返し数を計
数してその繰返し数と繰返しの先頭の位置を示す繰返し
情報を記憶して、表示のためにメモリから画像データを
読み出す際には上記繰返し情報を読み出して繰返しに係
る画像データの読出し動作を省略するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶表示制御技術
さらには液晶表示制御回路による表示データの読出し方
式に適用して有効な技術に関し、例えばプロセッサが接
続されているバスを介して表示データをメモリから読み
出すような表示システムおよびそれを構成する液晶表示
制御用半導体集積回路装置に利用して有効な技術に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯電話やPHSなどの携帯用電
子機器の表示装置としては一般にドットマトリックス型
の液晶パネルが用いられており、機器内部にはこの液晶
パネルの表示制御を行なう半導体集積回路化された液晶
表示制御装置や液晶ドライバ(もしくは液晶ドライバを
内蔵した表示制御装置)、データを記憶する書換え可能
なRAM(ランダム・アクセス・メモリ)、機器全体の
制御や信号の処理等を行なうマイクロプロセッサなどが
内蔵されている。
【0003】携帯用電子機器は小型化に対する要求が高
く、小型化には部品点数の削減が有効である。そこで、
本発明者らは、液晶表示制御装置とマイクロプロセッサ
を1つの半導体基板上に搭載して1チップ化することに
ついて検討した。
【0004】従来のように液晶表示制御装置がマイクロ
プロセッサとは別のチップで構成される場合には、液晶
表示制御装置内部に液晶パネルの1画面分の表示データ
を記憶するフレームバッファと呼ばれるメモリ回路が設
けられることが多い。ところが、液晶表示制御装置とマ
イクロプロセッサを1チップ化する場合、フレームバッ
ファもチップ上に載せようとするとチップサイズが非常
に大きなものとなる。
【0005】一方、液晶表示制御装置とマイクロプロセ
ッサとが1チップ化されたLSIを用いたシステムであ
っても、このLSIとは別個にシステム用のメモリ(R
AM)が設けられるのが一般的である。従って、このシ
ステム用メモリの一部をフレームバッファ領域として使
用するようにすれば、従来は液晶表示制御装置とマイク
ロプロセッサとRAMの3チップで構成されていたもの
を2チップで構成することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成とした場合、液晶パネルは周期的に表示のため
のスキャン動作(いわゆる画面リフレッシュ)を行なう
必要があるため、液晶表示制御回路が表示データをRA
Mから読み出すためにバスを使用する。そのため、プロ
セッサがメモリから命令を読み出してプログラムを実行
しているときに画面リフレッシュの要求が発生すると、
液晶表示制御回路の表示データ読出し動作によってプロ
セッサの動作が中断され、システムのスループットが低
下するという不具合があることが明らかとなった。そこ
で、表示データを圧縮してRAMに記憶させておくこと
で1画面分の表示データをRAMから読み出すのに要す
る時間を短縮してプロセッサの動作が中断される時間を
短くすることを思い付いた。
【0007】ところが、画像データの圧縮をプロッサで
行なうとプロセッサの仕事が増えてスループットが向上
しないので、専用の圧縮・伸長回路が必要になる。しか
も、従来の一般的なリアルタイムで処理可能な画像圧縮
方式では、圧縮・伸長回路の規模が非常に大きくなって
しまうとともに、圧縮しようとする画像データによって
は圧縮処理によって却ってデータ量が1.2〜1.5倍
に増えることがある。そのため、圧縮データを記憶する
領域として、圧縮前の画像データを記憶するフレームバ
ッファ領域とほぼ同一の大きさの領域を確保しておかな
くてはならず、プロセッサが利用することができるメモ
リの有効領域が狭くなるという不具合もある。なお、こ
のような圧縮方式に関する発明としては、例えば特開平
8−320678号がある。
【0008】この発明の目的は、比較的小さな回路規模
でデータを圧縮したのと同様な効果が得られ、これによ
って液晶パネルの表示駆動のための表示データ読出し動
作によってプロセッサの動作が阻害されてスループット
が低下するのを回避することができる液晶表示制御技術
を提供することにある。この発明の他の目的は、圧縮し
ようとする画像データの性質によって必要とするメモリ
領域の大きさが変動してプロセッサが利用することがで
きるメモリの有効領域が狭くなることがない液晶表示制
御技術を提供することにある。この発明の前記ならびに
そのほかの目的と新規な特徴については、本明細書の記
述および添付図面から明らかになるであろう。
【0009】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を説明すれば、下記のと
おりである。すなわち、液晶表示制御装置とプロセッサ
の両方からアクセス可能なメモリに液晶表示装置に表示
すべきデータを記憶しておく表示システムにおいて、メ
モリに記憶されている画像データをブロックに分け、該
ブロックごとに例えば画素単位で画像データが連続して
いるか判定しその繰返し数を計数してその繰返し数と繰
返しの先頭の位置を示す繰返し情報を記憶して、メモリ
内の画像データが書き換えられていない場合には、表示
のためにメモリから画像データを読み出す際に上記繰返
し情報を読み出して繰返しに係る画像データの読出し動
作を減らすようにしたものである。
【0010】上記した手段によれば、プロセッサがメモ
リをアクセスするバスサイクルを連続して実行している
ときに表示のための読出しサイクルが発生して表示制御
装置によるメモリからの表示データの読出しが行なわれ
ても、繰返しのある画像データの読出しは先頭の1回に
対してのみ行なわれ、他の同一画像データの読出しは省
略されるため、プロセッサのバスサイクルが妨害される
回数が少なくなり、システムのスループットが向上され
るようになる。
【0011】また、望ましくは、メモリに記憶されてい
る画像データをブロックに分けて処理し、同一ブロック
内で最も繰返し数が多いデータの繰返し数を選択すると
ともにそのデータの先頭位置を検出する手段を設ける。
これにより、一層表示データの読出し回数を減らしてシ
ステムのスループットが向上させることができる。
【0012】さらに、使用する液晶表示装置の種類に応
じた複数の動作モードを用意し、画面リフレッシュ周期
が短い液晶表示装置が使用されるシステムで、上記画像
データの繰返し情報に基づく表示制御を行ない、画面リ
フレッシュ周期が長い液晶表示装置が使用されるシステ
ムでは、上記画像データの繰返し情報に基づく表示制御
を行なわないようにすることができる。これにより、使
用する液晶表示装置の種類に応じて効適な表示制御を行
うことができる。
【0013】なお、本発明は、液晶表示制御装置とプロ
セッサが1つのチップ上に形成されたコントロールLS
Iに適用すると最も有効であるが、液晶表示制御装置と
プロセッサが別チップで構成され、液晶表示制御装置内
に設けられているプロセッサがアクセス可能なメモリに
液晶表示装置に表示すべきデータを記憶するようにした
システムにも適用することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施例を図
面に基づいて説明する。図1は、本発明を液晶表示制御
回路とプロセッサとが1チップ化された半導体集積回路
装置に適用した場合の実施例を示すブロック図である。
図1において、100は液晶パネル、200は液晶表示
制御回路とCPU(プロセッサ)とが1チップ化された
半導体集積回路装置(以下、液晶コントローラ内蔵プロ
セッサと称する)、300はRAMのような半導体メモ
リなどからなるデータ記憶部である。
【0015】この実施例のシステムでは、データ記憶部
300内にCPUが実行するプログラムを格納する領域
310と、CPUの作業領域を提供するワークエリア3
20と、液晶パネルに表示される画像データが格納され
るフレームバッファ領域330と、後述の画像繰返し情
報記憶領域340が設けられている。液晶パネルは、D
STN(Double Super Twisted Nematic)パネル、TF
T(Thin Film Transistor)パネルなど表示のためのス
キャン動作(画像リフレッシュ)が必要な液晶パネルで
あればどのような液晶パネルを使用する場合であっても
良いが、DNTNパネルのように画面リフレッシュ周期
が短いものを使用するシステムほど本実施例を適用する
ことが有効である。
【0016】本実施例の液晶コントローラ内蔵プロセッ
サは、CPU(プロセッサ)210と液晶表示制御回路
220と上記データ記憶部300のリード・ライトを行
なうメモリコントロール回路230の他に、表示データ
取込み制御部240が設けられている。液晶表示制御回
路220は、画像データを表示させるためのアドレスを
生成するとともに、液晶パネル100のコモン電極を順
次選択駆動する信号と表示データ取込み制御部240に
より読み出された表示データに応じてセグメント電極を
駆動する信号を生成して出力する。
【0017】表示データ取込み制御部240は、液晶表
示制御回路220からのアドレス等に基づいてデータ記
憶部300のフレームバッファ領域330に格納されて
いる画像データを実際に読み出すリードアドレスを出力
するリード制御回路241と、データ記憶部300から
読み出された表示データの繰返し数を計数する繰返し数
計数回路242と、該回路242で計数された繰返し数
を一時保持したりデータ記憶部300の画像繰返し情報
記憶領域340から読み出された繰返し情報を保持した
りするストアバッファ243と、同一表示データが繰り
返される場合に一度読み出された画像データを繰返し数
だけ液晶表示制御回路220へ出力するデータ繰返し制
御回路244と、CPU210によりフレームバッファ
領域330内の画像データが書き換えられたか否かを監
視して繰返し情報を無効にさせる繰返し情報制御回路2
45とを備えている。
【0018】さらに、この実施例の液晶コントローラ内
蔵プロセッサ200は、モード切替え用のレジスタ25
0を備えている。このレジスタ250は、液晶パネル1
00の種類に応じてモードが設定される。例えば、液晶
パネル100としてTFTパネルが使用される場合には
TFTモードが、また液晶パネル100としてSTNパ
ネルもしくはDSTNパネルが使用される場合にはST
Nモードが設定される。
【0019】そして、STNモードが設定されると表示
データ取込み制御部240が有効に機能して、画像繰返
し情報記憶領域340から読み出された繰返し情報に基
づいて、以下に説明するような表示データの処理が行な
われる。一方、TFTモードが設定されると表示データ
取込み制御部240の機能が無効にされ、データ記憶部
300への繰返し情報の書込みも読出しも実行されな
い。
【0020】TFTパネルでは、画素電極からのリーク
がSTNパネルよりも少ないので、画像リフレッシュ周
期を長くすることができ、液晶パネルの表示駆動によっ
てCPUのバスサイクルが妨害されることも少ないた
め、表示データ取込み制御部240が働かなくてもスル
ープットはそれほど低下しない。また、表示データ取込
み制御部240が働かないことによって、表示データの
処理に要する時間を節約できるとともに消費電力を低減
できる。
【0021】さらに、データ記憶部300内に画像繰返
し情報記憶領域340を確保する必要がないので、CP
U200が有効に利用できるメモリ領域を大きくするこ
とができる。上記モード切替えレジスタ250の代わり
に、チップ外部からモードを設定するための端子(ピ
ン)を設けたり、あるいは配線を切断してモードの設定
を行なったりするようにしても良い。
【0022】なお、図1には示されていないが、チップ
内部には、液晶の駆動に必要な比較的高い電圧を発生す
る昇圧回路や、カラー表示や階調表示に適した波形信号
を生成するPWM階調回路や、メモリから読み出された
表示データを保持する表示データラッチ回路、該表示デ
ータラッチ回路に保持された表示データに基づいて上記
PWM階調回路から供給される波形信号の中から表示デ
ータに応じた波形信号を選択する階調制御回路、選択さ
れた階調データを保持する出力ラッチ回路、該出力ラッ
チ回路にラッチされたデータに基づいて液晶パネルのセ
グメント電極に印加されるセグメント駆動信号を出力す
るセグメントドライバ等を設けることができる。また、
セグメントドライバやコモン電極を駆動するコモンドラ
イバはチップ外部に設けるようにしてもよい。
【0023】次に、本実施例における表示データの処理
方法を、図2および図3を用いて説明する。図2は、フ
レームバッファ領域330内に格納されている表示デー
タを液晶パネルと対応させて示したものであり、1つ1
つのブロックB1,B2……Bnは管理単位の画像デー
タ群を表わしている。また、横方向は液晶パネルの1ラ
イン分の画像データに相当する。フレームバッファ領域
330内には、図2の画像データが左から右、かつ上か
ら下へ順に格納されている。1つのブロックは例えば1
6バイトのデータで構成され、データ記憶部300から
はバイト単位で画像データが読み出される。特に制限さ
れるものでないが、この実施例では1画素は1バイトで
あるとする。
【0024】図3には、1ブロック16バイトの画像デ
ータ列の例が示されている。本実施例は、繰返し数計数
回路242において、この1ブロックの中で同一データ
の繰返し数が最も多いデータのブロック先頭からの位置
(オフセット)OFFと繰返し数REPを検出し、それ
らをそれぞれ4ビットで表わして計8ビットの繰返し情
報RDTを生成し、これをストアバッファ243に一旦
格納してから、データ記憶部300の画像繰返し情報記
憶領域340へ転送して記憶させる。繰返し情報RDT
をデータ記憶部300に記憶させるためのアドレスは、
読み出された表示データのアドレスを把握しているリー
ド制御回路241によって生成させるように構成するこ
とができる。
【0025】また、フレームバッファ領域330から画
像データを読み出す際には先ず画像繰返し情報記憶領域
340から既に記憶されている繰返し情報RDTを読み
出してストアバッファ243に保持させ、データ繰返し
制御回路244が上記オフセットOFFと繰返し数RE
Pとから、同一データが繰り返される間はフレームバッ
ファ領域330からの画像データの読出し動作を中断さ
せ、最初に取り込んだオフセット位置のデータを繰返し
数だけ出力させる。繰返し情報RDTをデータ記憶部3
00から読み出すためのアドレスも、リード制御回路2
41によって生成させることができる。
【0026】上記画像繰返し情報記憶領域340から繰
返し情報RDTを読み出す際には、ブロック毎に繰返し
情報RDTを読み出したり、全ブロックの繰返し情報R
DTをまとめて読み出したりするようにしても良いが、
同一行のブロックに関する繰返し情報は、まとめてデー
タ記憶部300から読み出してストアバッファ243に
格納するようにするとよい。繰返し情報RDTをストア
バッファ243から画像繰返し情報記憶領域340へ転
送して格納する場合も同様に1ラインのブロック分まと
めて転送すると良い。
【0027】まとめて読み出す繰返し情報RDTが少な
いほどストアバッファ243の記憶容量が小さて済むよ
うになるが、トータルの読出し所要時間が長くなる。ま
た、まとめて読み出す繰返し情報RDTが多いほどスト
アバッファ243がトータルの読出し所要時間が短くな
るが、ストアバッファ243の記憶容量が大きくなると
ともに途中で画像データの書換えが行なわれて読み出し
た繰返し情報RDTが無駄になることもある。よって、
両者の兼ね合いからまとめて繰返し情報RDTを読み出
すブロックの数を決定すれば良い。
【0028】なお、実施例においては、ストアバッファ
243に保持した繰返し情報RDTをデータ記憶部30
0に格納するようにしているが、ストアバッファ243
を予め大きく形成しておいて、繰返し数計数回路242
によって生成された繰返し情報RDTをそのままストア
バッファ243に保持させておくようにすることも可能
である。
【0029】図4には、繰返し数計数回路242とデー
タ繰返し制御回路244と繰返し情報制御回路245の
より詳細な構成例が示されている。図4に示されている
ように、繰返し数計数回路242は、一つ前のデータを
保持するレジスタREG1と、該レジスタの保持データ
と現在のデータとを比較するコンパレータCMP1と、
一致した数を計数する繰返しカウンタCNT1とから構
成されている。
【0030】なお、この実施例では、1バイト(1画素
分のデータ)ずつメモリから読み出して繰返し数を判定
処理する場合を示したが、2バイト(2画素分のデー
タ)ずつ読み出して処理するようにしても良い。同様
に、1画素が2バイトで構成される場合にも、1バイト
単位あるいは2バイト単位でメモリから画像データを読
み出して処理するように構成することができる。
【0031】上記繰返しカウンタCNT1は、この実施
例では例えば4ビットのカウンタ2個で構成される。こ
のうち第1のカウンタは、読出しデータに同期したクロ
ックCKでコンパレータCMP1によるデータ不一致の
数つまりオフセット数を計数する。第2のカウンタは、
クロックCKでコンパレータCMP1によるデータ一致
の数つまりデータ繰返し数を計数する。
【0032】コンパレータCMP1がデータ一致を連続
して検出後最初に不一致を検出した時点で第1のカウン
タと第2のカウンタの値はストアバッファ243に格納
され、コンパレータCMP1が同一ブロック内で再度デ
ータ一致を検出するまで第1のカウンタが計数動作し、
データ一致を検出した後は第2カウンタが再びデータ繰
返し数を計数する。1ブロックの読出しデータの処理が
終了すると、第1のカウンタと第2のカウンタはリセッ
トされる。
【0033】ストアバッファ243では、同一ブロック
内で検出されたデータ繰返し数のうち最も大きなものを
選択し、データ記憶部300の画像繰返し情報記憶領域
340内の当該ブロックに対応したアドレスに格納す
る。このとき、第1カウンタの計数値がn1,n2,n
3……で、第2カウンタの計数値がm1,m2,m3…
…であり、例えば2番目の繰返し数m2が最も大きかっ
たとすると、画像繰返し情報記憶領域340に記憶され
る繰返し数REPは「m2」とされ、オフセット値OF
Fはn1+m1+n2とされる。図3には、n1=0,
m1=10,n2=2,m=3の例が示されている。従
って、この場合にフレームバッファ領域330に記憶さ
れる繰返し数REPは「10」で、オフセット値OFF
は「0」となる。
【0034】このように、本実施例に従うと、画像繰返
し情報記憶領域340に記憶される繰返し情報RDT
は、1ブロック(実施例では128ビット)当たり8ビ
ットと固定である。従って、繰返し情報RDTはフレー
ムバッファ領域330に記憶されている画像データの性
質に依存せず常に一定であり、画像繰返し情報記憶領域
340はフレームバッファ領域330の大きさの例えば
1/16のような大きさで済み、従来の一般的な画像デ
ータ圧縮方式で圧縮したデータを格納する記憶領域の大
きさに比べて非常に小さくなる。
【0035】一方、データ繰返し制御回路244は、フ
レームバッファ領域330から読み出された表示データ
を保持するレジスタREG2と、繰返し出力数のカウン
タCNT2と、画像繰返し情報記憶領域340から読み
出されてストアバッファ243に保持されている繰返し
情報の繰返し数が「0」でないときはオフセット値をカ
ウンタCNT2にセットして、読出しデータに同期した
クロックCKにより「0」になるまでダウンカウントさ
せ、その後、繰返し数をカウンタCNT2にセットして
から「0」になるまでダウンカウントさせる繰返し制御
回路RCTなどから構成されている。この繰返し出力数
のカウンタCNT2もオフセット値を計数する第1の4
ビットカウンタと、繰返し数を計数する第2の4ビット
カウンタとで構成するようにしてもよい。
【0036】この繰返し制御回路RCTは、オフセット
をカウンタCNT2にセットしてからカウンタCNT2
が繰返し数をダウンカウントして「0」になるまで間、
上記レジスタREG2に保持されているデータを繰返し
出力させる制御信号を出力する。なお、この制御信号は
リード制御回路241に対して読出し禁止信号RICと
して供給され、レジスタREG2の保持データが繰返し
出力されている間は、リード制御回路241からメモリ
コントロール回路230に対するリードアドレスの出力
が禁止される。これによって、CPUのバスサイクルが
液晶パネルの表示データ読出しサイクルで中断されるの
を回避することができる。
【0037】繰返し情報制御回路245は、フレームバ
ッファ領域330のアドレス範囲を設定するレジスタR
EG3と、該レジスタの値とアドレスバス上のアドレス
信号とを比較するコンパレータCMP2とから構成され
ている。レジスタREG3には、例えばフレームバッフ
ァ領域330の先頭アドレスと最終アドレスの共通の上
位数ビットが設定される。コンパレータCMP2がアド
レスの一致を検出したときに出力される検出信号は、繰
返し数計数回路242の繰返しカウンタCNT1に供給
されてこれをリセットさせて計数値を「0」にさせると
ともに、ストアバッファ243に供給されて保持されて
いるデータをクリアさせる。これによって、CPUがフ
レームバッファ領域330の画像データを書き換えたこ
とを検出して、繰返し数計数回路242とデータ繰返し
制御回路244が誤った表示データ処理をしてしまうの
を回避することができる。
【0038】次に、上記実施例の液晶コントローラ内蔵
プロセッサの作用を、図5のタイミングチャートを用い
て説明する。図5の(A)は液晶パネルの画面リフレッ
シュ動作がないと仮定した場合のCPU210のバスサ
イクルC0〜C5を示す。また、図5の(B)は本発明
を適用しない場合すなわち図1に示されているプロセッ
サにおいて表示データ取込み制御部240を設けない場
合に、フレーム同期信号FLMによって液晶パネルの画
面リフレッシュ動作が発生したときのCPU210のバ
スサイクルC0〜C5と表示データ読出しサイクルF0
〜F2を示す。
【0039】図5(B)より、CPU210のバスサイ
クルは表示データ読出しサイクルによって妨害され、図
5(A)に比べてT1だけCPUの処理が遅くなること
が分かる。なお、図5には、CPU210のサイクルと
してC0C〜5の5サイクルが、また表示データ読出し
サイクルとしてF0〜F2の3サイクルが示されている
が、これは図示の都合上でそのようにしたものであり、
実際のシステムではもっと多くのサイクルが実行され
る。
【0040】図5(C),(D)は、本発明を適用した
実施例の液晶コントローラ内蔵プロセッサにおいて、フ
レーム同期信号によって液晶パネルの画面リフレッシュ
動作が発生したときのCPU210のバスサイクルC0
〜C5と表示データ読出しサイクルF0〜F2を示す。
本実施例においては、フレーム同期信号によって先ず画
像繰返し情報記憶領域340からの繰返し情報の読出し
サイクルが発生する。
【0041】その後、CPU210のバスサイクルC0
〜C5と表示データ読出しサイクルF0〜F2が実行さ
れるが、仮にフレームバッファ領域330の画像データ
がすべて書き換わっていたとすると、図5(C)のよう
に画面リフレッシュ動作後に画像繰返し情報記憶領域3
40への繰返し情報の書き戻しサイクルが入るため、
このときのCPU210のバスサイクルは、図5(B)
のC2と比較すると明らかなように、書き戻しサイクル
の分だけ遅くなる。
【0042】しかし、この間にCPUによる画像データ
の書き換え動作がなかったとすると、次のフレーム期間
においては、表示データ読出しサイクルF0〜F2がそ
れぞれ短くなる。そのため、この場合、CPU210の
バスサイクルC0〜C5の所要時間は、図5(B)に比
べてT2だけ短くなる。さらに、図5(D)のように、
最初からフレームバッファ領域330の画像データが前
回と同じであった場合には、CPU210のバスサイク
ルC0〜C5の所要時間は、図5(B)に比べてT3だ
け短くなる。このように、本実施例を適用することによ
り、データを圧縮したのと同様にメモリからの表示デー
タの読出し所要時間を短縮することができる。
【0043】図6は、本発明を液晶コントローラドライ
バLSIに適用した場合の実施例を示すブロック図であ
る。図1の実施例との主な違いは、CPU210がLS
Iチップ200’の外部に設けられており、チップ内に
は外部のCPUとの間で信号の受け渡しを行なうCPU
インタフェース260が設けられている点と、表示デー
タ等を格納するRAMのようなメモリ回路300’がチ
ップ内部に設けられている点と、例えば液晶パネルの1
ライン分の表示データのようなデータを一時的に記憶す
る表示データバッファ270が設けられている点にあ
る。
【0044】この実施例においても、メモリ回路30
0’への描画処理(画像データの書込み)はチップ外部
のCPUが行ない、表示制御回路220および表示デー
タ取込み制御部240がメモリ回路300’から液晶パ
ネル100に表示させる表示データの読出しを行なう。
また、表示データ取込み制御部240が生成された繰返
し情報RDTはメモリ回路300’に格納される。表示
データ取込み制御部240の構成および動作は、図1の
実施例と同様であるので説明は省略する。
【0045】表示データバッファ270は必ずしも必要
なものでなく、省略することができる。メモリ回路30
0’は、チップ外部のCPUが画像データ以外のデータ
を記憶するのに使用することができる。この実施例の液
晶コントローラドライバ装置が使用されるシステムで
は、CPUが実行するプログラムは、チップ外部の図示
しない例えばフラッシュメモリのような半導体メモリも
しくはCPUのチップ内部に設けられているROMに格
納される。
【0046】このように図6のシステムにおいては、メ
モリ回路300’に画像繰返し情報が格納されこの情報
を使用することで表示データ読出しのためのメモリのア
クセス回数が低減されるため、例えばCPUがメモリ回
路300’へ画像データ等のデータを書き込んでいると
きにフレーム同期信号により表示データの読出しサイク
ルが発生しても、CPUによる描画処理が引き延ばされ
てシステムのスループットが低減するのを回避すること
ができる。
【0047】なお、繰返し情報RDTはメモリ回路30
0’に格納する代わりに、ストアバッファ243にその
まま保持しておくようにしても良い。これにより、スト
アバッファ243は大きくなるがメモリ回路300’の
記憶容量を小さくするかあるいはCPUが利用すること
ができる有効領域を大きくすることができるとともに、
図5におけるサイクル,が不用になり、一層表示デ
ータの読出し所要時間を短縮することができる。
【0048】図1の実施例では、メモリ300が別チッ
プであるため、繰返し情報RDTをメモリ300に格納
することによりストアバッファ243の規模を小さくし
てチップサイズを低減させることができるが、図6の実
施例では、メモリ回路300’もストアバッファ243
も同一チップ内にあるので、繰返し情報RDTをメモリ
回路300’に格納してストアバッファ243の規模を
小さくするのと、繰返し情報RDTをストアバッファ2
43に格納してメモリ回路300’の規模を小さくする
のは、チップ全体のサイズを考える上では同じである。
【0049】なお、図6の実施例では、CPU210に
よってメモリ回路300’内に記憶される画像データを
生成すると説明したが、CPU210の代わりに、例え
ば外部のCPU210からのコマンドに基づいて画像デ
ータを生成する機能もしくは回路を、コントローラドラ
イバLSIチップ200’に設けることも可能であり、
その場合においても本発明を適用することができる。
【0050】図7は、本発明を液晶表示制御回路とプロ
セッサとが1チップ化された半導体集積回路装置に適用
した場合の他の実施例を示す。この実施例は、画像デー
タが更新されない場合には、画面リフレッシュをほとん
どする必要のないTFTパネルのような液晶パネルを使
用したシステムに有効な実施例である。具体的には、表
示データ取込み制御部240内に、CPU210がフレ
ームバッファ領域330に対して画像データの書込みを
行なったか否かを示すフラグ280とタイマ290を設
け、フラグ280が画像データの書込みがあったことを
示した場合にのみ表示データ取込み制御部240がデー
タ記憶部300から表示データを読み出すようにしたも
のである。これにより、表示データのリードサイクルに
よるCPUのバスサイクルに対する妨害を大幅に減らす
ことができるとともに、液晶パネルの駆動に必要な消費
電力も大幅に減らすことができる。
【0051】また、この実施例においては、表示データ
取込み制御部240が、画像データが更新されてもデー
タが変化していない部分は繰返し情報に基づいて表示を
行なうように構成されている。これにより、さらにスル
ープットを向上させるとともに消費電力を減らすことが
できる。ただし、TFTパネルでもリークにより少しず
つ画素電極から電荷が抜けて画質が低下するので、ある
時間経過したときはタイマ290からの信号により液晶
パネルの画面リフレッシュを行なうようにするのが望ま
しい。このリフレッシュの周期は、使用するTFTパネ
ルの実力(リークの程度)に応じてそれぞれ決定すれば
良い。
【0052】なお、フラグ280は、繰返し制御回路2
45によりCPUから出力されるアドレス信号を監視し
てCPUがフレームバッファ領域330をアクセスした
場合にフラグをセットし、表示データ取込み制御部24
0がフレームバッファ領域330から表示データを読み
出して画面リフレッシュを行なった後にフラグをリセッ
トするように制御することができる。この実施例のフラ
グ280とタイマ290に基づく画面リフレッシュ制御
は、図6のような構成を有する液晶コントローラドライ
バ装置にも適用することができる。
【0053】以上本発明者によってなされた発明を実施
例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施例に
限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で
種々変更可能であることはいうまでもない。例えば、前
記実施例においては、同一ブロック内で検出されたデー
タ繰返し数のうち最も大きなものを選択してデータ記憶
部300の画像繰返し情報記憶領域340内に格納する
ようにしているが、最初に現われた繰返しデータに関す
る繰返し情報(開始位置と繰返し数)を画像繰返し情報
記憶領域340内に格納するようにしてもよい。これに
よってリードサイクルは前記実施例よりも多くなるが、
最大のものを選択する機能が不要になり、その分回路を
簡略化して占有面積を小さくできるとともにデータ処理
速度も速くすることができる。
【0054】さらに、図1の実施例では液晶表示制御装
置とプロセッサが1つのチップ上に形成され液晶表示装
置に表示すべきデータを外部のメモリに記憶するシステ
ムについて説明したが、本発明は、液晶表示装置に表示
すべきデータを記憶するとともにプロセッサにワークエ
リアを提供するメモリが、液晶表示制御装置とプロセッ
サと共に1つのチップ上に形成されている場合にも適用
することができる。
【0055】以上の説明では主として本発明者によって
なされた発明をその背景となった利用分野である液晶パ
ネルを表示装置として有する表示システムについて説明
したがこの発明はそれに限定されるものでなく、例え
ば、有機EL(Electroluminescence)ディスプレイな
ど他の表示装置を用いたシステムにも利用することがで
きる。
【0056】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば下記
のとおりである。すなわち、例えば液晶表示制御装置と
プロセッサの両方からアクセス可能なメモリに液晶表示
装置に表示すべきデータを記憶しておくような表示シス
テムにおいて、液晶パネルの表示駆動のための表示デー
タ読出し動作によってプロセッサの動作が阻害されてス
ループットが低下するのを回避することができる。ま
た、本発明に従うと画像データを圧縮したのと同様な効
果が得られるが、一般的な圧縮方法のように圧縮しよう
とする画像データの性質によって必要とするメモリ領域
の大きさが変動してプロセッサが利用することができる
メモリの有効領域が狭くなるのを回避することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を液晶表示制御回路とプロセッサとが1
チップ化された半導体集積回路装置に適用した場合の実
施例を示すブロック図である。
【図2】フレームバッファ領域内に格納されている表示
データを液晶パネルと対応させて示したメモリマップで
ある。
【図3】1ブロックの画像データ列と繰返しデータのオ
フセットOFFおよび繰返し数REPとの関連を示す説
明図である。
【図4】図1の実施例における繰返し数計数回路とデー
タ繰返し制御回路と繰返し情報制御回路のより詳細な構
成例を示すブロック図である。
【図5】実施例の液晶コントローラ内蔵プロセッサの動
作を示すタイミングチャートである。
【図6】本発明を液晶コントローラドライバ装置に適用
した場合の実施例を示すブロック図である。
【図7】本発明を液晶表示制御回路とプロセッサとが1
チップ化された半導体集積回路装置に適用した場合の他
の実施例を示すブロック図である。
【符号の説明】
100 液晶パネル 200 液晶コントローラ内蔵プロセッサ 210 CPU(プロセッサ) 220 液晶表示制御回路 230 メモリコントロール回路 240 表示データ取込み制御部 241 リード制御回路 242 繰返し数計数回路 243 ストアバッファ 244 データ繰返し制御回路 245 繰返し情報制御回路 300 データ記憶部(メモリ) 310 プログラム領域 320 ワークエリア 330 フレームバッファ領域 340 画像繰返し情報記憶領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09G 3/20 632 G09G 3/20 632Z 680 680G (72)発明者 橋本 幸治 東京都小平市上水本町五丁目20番1号 株 式会社日立製作所半導体グループ内 Fターム(参考) 5B069 BA04 BB00 BC00 LA12 5C006 AA01 AF02 AF03 AF04 AF05 AF51 AF53 AF61 AF71 BB11 BC16 BC20 BF02 BF14 BF15 BF22 EB06 FA41 5C080 AA10 BB05 DD22 DD27 DD28 GG12 JJ02 JJ04

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液晶表示制御回路とプロセッサとが1つ
    の半導体基板上に形成された半導体集積回路装置であっ
    て、外部のメモリから表示データを読み出すためのアド
    レス信号を生成する読出し制御手段と、上記メモリから
    読み出されたデータの繰返し数を計数する繰返し計数手
    段と、繰返しの先頭のデータ位置を検出する繰返し先頭
    位置検出手段と、上記繰返し数と先頭位置情報を上記メ
    モリに記憶する繰返し情報格納手段と、上記メモリから
    繰返し数と先頭位置情報を読み出す繰返し情報読出し手
    段と、上記メモリから読み出された前記情報に基づいて
    繰返しのある表示データを保持し上記繰返し数だけ当該
    表示データを繰返し出力するデータ繰返し制御手段とを
    備えたことを特徴とする半導体集積回路装置。
  2. 【請求項2】 上記繰返し計数手段の計数値および上記
    繰返し先頭位置検出手段の検出情報を一時的に保持する
    バッファを有することを特徴とする請求項1に記載の半
    導体集積回路装置。
  3. 【請求項3】 上記プロセッサが上記メモリの表示デー
    タ格納領域をアクセスしたことを検出するメモリアクセ
    ス監視手段を備え、該監視手段がプロセッサによる上記
    表示データ格納領域へのアクセスを検出した場合には上
    記繰返し計数手段の計数値および上記繰返し先頭位置検
    出手段の検出情報を無効にされるように構成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の半導体集積回路装
    置。
  4. 【請求項4】 上記メモリに記憶されている画像データ
    をブロックに分けて処理し、同一ブロック内で最も繰返
    し数が多いデータの繰返し数を選択する手段とそのデー
    タの先頭位置を検出する手段とを有することを特徴とす
    る請求項1に記載の半導体集積回路装置。
  5. 【請求項5】 使用する表示装置に応じた動作モードを
    設定するモード設定手段を備え、表示動作の周期が長い
    表示装置を使用する動作モードが設定された場合には上
    記繰返し計数手段と上記繰返し先頭位置検出手段と上記
    繰返し情報格納手段と上記繰返し情報読出し手段と上記
    データ繰返し制御手段が動作しないように構成されてい
    ることを特徴とする請求項1〜4に記載の半導体集積回
    路装置。
  6. 【請求項6】 液晶表示制御回路とプロセッサとが1つ
    の半導体基板上に形成され、外部のメモリから表示デー
    タを読み出すためのアドレス信号を生成する読出し制御
    手段と、上記から読み出されたデータの繰返し数を計数
    する繰返し計数手段と、繰返しの先頭のデータ位置を検
    出する繰返し先頭位置検出手段と、上記繰返し数と先頭
    位置情報を上記メモリに記憶する繰返し情報格納手段
    と、上記メモリから繰返し数と先頭位置情報を読み出す
    繰返し情報読出し手段と、上記メモリから読み出された
    前記情報に基づいて繰返しのある表示データを保持し上
    記繰返し数だけ当該表示データを繰返し出力するデータ
    繰返し制御手段とを備えた半導体集積回路装置と、 液晶表示装置と、 該液晶表示装置に表示されるデータと上記プロセッサが
    実行するプログラムが格納されているメモリと、 を備えていることを特徴とする表示システム。
  7. 【請求項7】 液晶表示制御回路と液晶表示装置に表示
    されるデータを記憶するメモリ回路とが1つの半導体基
    板上に形成された半導体集積回路装置であって、上記メ
    モリ回路から表示データを読み出すためのアドレス信号
    を生成する読出し制御手段と、上記メモリ回路から読み
    出されたデータの繰返し数を計数する繰返し計数手段
    と、繰返しの先頭のデータ位置を検出する繰返し先頭位
    置検出手段と、上記繰返し数と先頭位置情報を上記メモ
    リ回路に記憶する繰返し情報格納手段と、上記メモリ回
    路から繰返し数と先頭位置情報を読み出す繰返し情報読
    出し手段と、上記メモリ回路から読み出された前記情報
    に基づいて繰返しのある表示データを保持し上記繰返し
    数だけ当該表示データを繰返し出力するデータ繰返し制
    御手段とを備えたことを特徴とする半導体集積回路装
    置。
  8. 【請求項8】 上記繰返し計数手段の計数値および上記
    繰返し先頭位置検出手段の検出情報を一時的に保持する
    バッファを有することを特徴とする請求項7に記載の半
    導体集積回路装置。
  9. 【請求項9】 上記プロセッサが上記メモリ回路の表示
    データ格納領域をアクセスしたことを検出するメモリア
    クセス監視手段を備え、該監視手段がプロセッサによる
    上記表示データ格納領域へのアクセスを検出した場合に
    は上記繰返し計数手段の計数値および上記繰返し先頭位
    置検出手段の検出情報を無効にされるように構成されて
    いることを特徴とする請求項7に記載の半導体集積回路
    装置。
  10. 【請求項10】 上記メモリ回路に記憶されている画像
    データをブロックに分けて処理し、同一ブロック内で最
    も繰返し数が多いデータの繰返し数を選択する手段とそ
    のデータの先頭位置を検出する手段とを有することを特
    徴とする請求項7に記載の半導体集積回路装置。
  11. 【請求項11】 使用する表示装置に応じた動作モード
    を設定するモード設定手段を備え、表示動作の周期が長
    い表示装置を使用する動作モードが設定された場合には
    上記繰返し計数手段と上記繰返し先頭位置検出手段と上
    記繰返し情報格納手段と上記繰返し情報読出し手段と上
    記データ繰返し制御手段が動作しないように構成されて
    いることを特徴とする請求項7〜10に記載の半導体集
    積回路装置。
  12. 【請求項12】 外部のメモリから表示データを読み出
    すためのアドレス信号を生成する読出し制御手段と、上
    記メモリから読み出されたデータの繰返し数を計数する
    繰返し計数手段と、繰返しの先頭のデータ位置を検出す
    る繰返し先頭位置検出手段と、上記繰返し数と先頭位置
    情報を上記メモリに記憶する繰返し情報格納手段と、上
    記メモリから繰返し数と先頭位置情報を読み出す繰返し
    情報読出し手段と、上記メモリから読み出された前記情
    報に基づいて繰返しのある表示データを保持し上記繰返
    し数だけ当該表示データを繰返し出力するデータ繰返し
    制御手段とを備えた半導体集積回路装置と、 液晶表示装置と、 プロセッサと、 該プロセッサが実行するプログラムが格納されているメ
    モリと、 を備えていることを特徴とする表示システム。
  13. 【請求項13】 液晶表示制御回路とプロセッサとが1
    つの半導体基板上に形成された半導体集積回路装置であ
    って、外部のメモリから表示データを読み出すためのア
    ドレス信号を生成する読出し制御手段と、上記プロッサ
    が上記メモリの表示データ格納領域をアクセスしたこと
    を検出するメモリアクセス監視手段とを備え、該監視手
    段がプロセッサによる上記表示データ格納領域へのアク
    セスを検出した場合に上記メモリから表示データを読み
    出して表示を行なうことを特徴とする半導体集積回路装
    置。
  14. 【請求項14】 液晶表示制御回路と液晶表示装置に表
    示されるデータを記憶するメモリ回路とが1つの半導体
    基板上に形成された半導体集積回路装置であって、上記
    メモリ回路から表示データを読み出すためのアドレス信
    号を生成する読出し制御手段と、上記プロッサが上記メ
    モリ回路の表示データ格納領域をアクセスしたことを検
    出するメモリアクセス監視手段とを備え、該監視手段が
    プロセッサによる上記表示データ格納領域へのアクセス
    を検出した場合に上記メモリ回路から表示データを読み
    出して表示を行なうことを特徴とする半導体集積回路装
    置。
  15. 【請求項15】 液晶表示制御回路とプロセッサとが1
    つの半導体基板上に形成された半導体集積回路装置にお
    ける表示データの処理方法であって、メモリに記憶され
    ている画像データをブロックに分け、該ブロックごとに
    データが連続している繰返し数を計数してその繰返し数
    と繰返しの先頭の位置を示す繰返し情報をメモリに記憶
    し、表示のためにメモリから画像データを読み出す際に
    は上記繰返し情報をメモリから読み出して繰返しに係る
    データの読出し動作を省略することを特徴とする表示デ
    ータの処理方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100757735B1 (ko) 2006-01-04 2007-09-11 삼성전자주식회사 디스플레이 장치에서 메모리 최소화를 위한 수평 라인 활성시점 결정 방법 , 이를 이용하는 피아이피 수행방법 및이를 이용한 디스플레이 장치.
US9082370B2 (en) 2012-10-30 2015-07-14 Synaptics Display Devices Gk Display control device and data processing system

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