JP2003130615A - 厚さ/成分計測方法及び装置 - Google Patents

厚さ/成分計測方法及び装置

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JP2003130615A JP2001327708A JP2001327708A JP2003130615A JP 2003130615 A JP2003130615 A JP 2003130615A JP 2001327708 A JP2001327708 A JP 2001327708A JP 2001327708 A JP2001327708 A JP 2001327708A JP 2003130615 A JP2003130615 A JP 2003130615A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】反射体上に形成された薄膜の膜厚計測だけでな
く、成分の計測を同時に、薄膜にダメージを与えること
なく行うことができる計測装置を提供する。 【解決手段】 白色光を反射体上に形成された薄膜に
照射し、前記反射体と薄膜からの反射光を分光し、該分
光した光のうちの近赤外分光スペクトルを検出し、該検
出した近赤外分光スペクトルに基づいて、前記反射体上
に形成された薄膜の膜厚と成分値を計測する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、厚さ/成分計測方
法及び装置に関し、詳しくは反射体(例えば半導体基
板,液晶基板等)上に形成された膜(例えばレジスト)
の膜厚計測及び成分(例えば水分)計測を同時に行って
高速に計測ができる厚さ/成分計測方法及び装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の、反射体(例えば半導体基板)上
に形成されたレジストの膜厚計測を行う手法について、
図7を参照して説明する。図7は、従来の反射体(例え
ば半導体基板)上に形成された薄膜の膜厚計測を行う計
測装置の構成およびその原理を概略的に示す説明図であ
る。
【0003】同図において、計測装置100は、計測用
の例えば白色、青色及び赤色の3つのレーザ光が入力さ
れる入光モジュール110と、この入光モジュール11
0から出光した光線を薄膜基板150に照射し、その照
射した光線が薄膜基板150上の薄膜(例えばレジス
ト)160を透過し、基板(反射体)161で反射さ
れ、再び薄膜160で反射した反射光及び薄膜を透過し
て反射体で反射した反射光を分光受光モジュール140
に伝達する2分枝ファイバ120と、2分枝ファイバ1
20からの光線を受光する分光受光モジュール140と
から、主に構成されている。
【0004】入光モジュール110は、青色、白色及び
赤色のレーザ光を発生する発光LEDである青色LED
λ、白色LEDλ及び赤色LEDλを有し、フィ
ルタ111、112を介して合成光にして出力する。
【0005】2分枝モジュール120は、入光モジュー
ル110からの光線を受光するレンズ121及び、この
レンズ121を介した光線を薄膜基板150に導光する
第1のファイバ122と、薄膜基板150からの光線を
分光受光モジュール140側に導光するレンズ124を
備えた第2のファイバ123と、この第1及び第2のフ
ァイバ122に接続され、薄膜基板150上に焦点させ
るレンズ130を備えた入出光先端部131とからな
る。
【0006】分光受光モジュール140は、入光された
光を波長毎のスペクトルに分光するリニアバリアブルフ
ィルタ(LVF)である分光光学素子141と、分光さ
れた光をその波長毎に検出するラインCCD142とを
有する。
【0007】上述したように、薄膜基板150に形成さ
れた160の膜厚(実施例において、10μm〜1n
m)計測を行うために、白色、青色及び赤色の3種類の
レーザ光が使用される。これらの3つのレーザ光は、フ
ィルタ111、112を用いて、波長が400〜800
nmの合成光とされ、この合成光は、レンズ121を用
いて2分枝ファイバ120の一方の第1のファイバ12
2へ導入される。この導入された合成光は、2分枝ファ
イバ120の先端に取り付けられたレンズ130を通し
て薄膜基板150に照射される。そして、薄膜基板15
0のうち薄膜160のみを透過、反射した反射光は、再
度レンズ130を通過して2分枝ファイバ120の他方
の第2のファイバ123へ導入され、分光受光モジュー
ル140の分光光学素子141へ導かれてスペクトル分
光される。スペクトル分光された光は、ラインCCD1
42へ導かれ、薄膜からの反射光に含まれていた光の波
長が検出され、A/D変換され、デジタルデータとして
出力される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の計測装置では、反射体上に形成された膜の計測
を行なう場合、膜厚のみにしか使用できないという問題
がある。
【0009】又、従来の計測装置は反射体上に形成され
た膜厚の管理をする場合に、多数ある反射体の中から任
意の枚数の反射体のみをサンプリングして計測するもの
である。従って、例えばレジストがリフトオフのために
利用され、或いはレジストが反射体(半導体ウエハ)の
構造膜として積極的に利用される場合において、レジス
ト内の成分(水分)計測を行いたい場合、又は反射体の
全数の厚さ及び水分を高速に計測したい場合に、そのよ
うな要求には応えられないという問題もある。
【0010】更に、従来の膜厚計測は可視光を用いてい
たので、半導体ウエハ上のレジストの膜厚を計測するよ
うな場合は、計測の際にレジストが露光されてダメージ
を受けてしまうという問題点もある。
【0011】また、近年、反射体(半導体ウエハ)の大
面積化に伴い、例えば、300mm大口径ウエハー上の
任意の位置におけるレジストの膜厚を高速で管理した
い、という需要もあり、これに対応できないという問題
もある。
【0012】従って、本発明は反射体上に形成された薄
膜の膜厚計測だけでなく、成分(例えば水分)の計測も
同時に行うとともに、薄膜にダメージを与えることなく
計測できるようにすること、及び、反射体上に形成され
た薄膜の膜厚及び成分を同時に計測するとともに、全数
をインラインで高速に行うことができる厚さ/成分計測
装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に本発明は、次に示す構成としたことを特徴とする。
【0014】(1) 白色光を反射体上に形成された薄
膜に照射し、前記反射体と薄膜からの反射光を分光し、
該分光した光のうちの近赤外分光スペクトルを検出し、
該検出した近赤外分光スペクトルに基づいて、前記反射
体上に形成された薄膜の膜厚と成分値を計測することを
特徴とする厚さ/成分計測方法。
【0015】(2) 前記膜厚の算出は、前記検出され
た近赤外分光スペクトルに対してフーリェ変換を行い、
該得られたフーリェ変換スペクトルから膜厚を算出する
ことを特徴とする請求項1に記載の厚さ計測方法。
【0016】(3) 前記成分値の計測は、回帰モデル
を用いて成分値を推定することを特徴とする請求項1に
記載の成分計測方法。 (4) 前記回帰モデルはフーリェ変換回帰であること
を特徴とする請求項3に記載の成分計測方法。
【0017】(5) 白色光を反射体上に形成された薄
膜に照射する近赤外光照射手段と、該反射体と薄膜から
の反射光を分光する分光手段と、該分光した光のうち近
赤外分光スペクトルを検出するスペクトル検出手段と、
前記検出した近赤外分光スペクトルに基づいて、反射体
に形成された膜厚と成分値を計測する厚さ/成分計測手
段とを備えてなる厚さ/成分計測装置。
【0018】(6) 前記膜厚の算出は、前記検出され
た近赤外分光スペクトルに対してフーリェ変換を行い、
該得られたフーリェ変換スペクトルから膜厚を算出する
ことを特徴とする請求項5に記載の厚さ計測装置。
【0019】(7) 前記成分値の計測は、回帰モデル
を用いて成分値を推定することを特徴とする請求項5に
記載の成分計測装置。
【請求項25】 前記回帰モデルはフーリェ変換回帰で
あることを特徴とする請求項7に記載の成分計測装置。
【0020】(9)光源と、前記光源から出射した白色
光を反射体に形成された膜に照射し、該反射体と膜から
反射された光を分光する分光手段と、前記分光手段によ
り分光された光のうち近赤外分光スペクトルを検出する
検出手段と、前記検出手段により検出された近赤外分光
スペクトルを用いて前記反射体に形成された膜の膜厚計
測及び成分計測を行う計測手段とを備えることを特徴と
する厚さ/成分計測装置。
【0021】(10) 前記検出手段は、InGaAs
アレイ検出器で形成されていることを特徴とする請求項
9に記載の厚さ/成分計測装置。 (11) 前記計測手段は、前記近赤外分光スペクトル
をフーリェ変換することにより前記膜の膜厚を計測する
ことを特徴とする請求項9に記載の厚さ計測装置。
【0022】(12) 前記計測手段は、前記検出手段
上に形成された前記近赤外分光スペクトルのピッチに基
づいて前記反射体に形成された膜の膜厚を計測すること
を特徴とする請求項9に記載の厚さ/成分計測装置。 (13) 前記計測手段は、前記近赤外分光スペクトル
をフーリェ変換した後に当該近赤外分光スペクトルに含
まれている干渉成分を除去し、更に逆フーリェ変換を行
うことにより前記反射体に形成された膜の成分計測を行
うことを特徴とする請求項9に記載の成分計測装置。
【0023】(14) 反射体を搬送する搬送装置と、
前記搬送する反射体に形成された膜厚計測及び成分計測
を同時に行う厚さ/成分計測装置であって、前記厚さ/
成分計測装置は、光源と、前記光源から出射した光を反
射体に形成された膜に照射し、該膜で反射した光を通過
させるスリットと、前記スリットを通過した光を分光す
る分光手段と、前記分光手段により分光されたスペクト
ルを検出する検出手段と、前記検出手段により検出され
た近赤外分光スペクトルを用いて前記膜厚計測及び成分
計測を行う計測手段とからなり、前記搬送する反射体の
全て又は任意の反射体に形成された膜厚の計測及び成分
計測を行うことを特徴とする厚さ/成分計測装置。
【0024】(15) 前記検出手段は、InGaAs
アレイ検出器で形成されていることを特徴とする請求項
14に記載に形成された厚さ/成分計測装置。 (16) 前記計測手段は、前記近赤外分光スペクトル
をフーリェ変換することにより前記反射体に形成された
膜の膜厚を計測することを特徴とする請求項14に記載
に形成された厚さ計測装置。
【0025】(17) 前記計測手段は、前記検出手段
上に形成された前記近赤外分光スペクトルのピッチに基
づいて前記膜の膜厚を計測することを特徴とする請求項
14に記載の厚さ計測装置。
【0026】(18) 前記計測手段は、前記近赤外分
光スペクトルをフーリェ変換した後に当該近赤外分光ス
ペクトルに含まれている干渉成分を除去し、更に逆フー
リェ変換を行うことにより前記反射体に形成された膜の
成分計測を行うことを特徴とする請求項14に記載に形
成された成分計測装置。
【0027】(19) 大口径反射体をXYステージを
利用して搬送する搬送装置と、前記搬送する大口径反射
体に形成された膜厚計測及び成分計測を同時に行う計測
装置とを備えてなる膜の厚さ/成分計測装置であって、
前記厚さ/成分計測装置は、光源と、前記光源から発生
された光を大口径反射体に形成された膜に照射し、該膜
から反射された光を分光する分光手段と、前記分光手段
により分光された近赤外分光スペクトルを検出する検出
手段と、前記検出手段により検出された近赤外分光スペ
クトルを用いて前記反射体に形成された膜の膜厚計測及
び成分計測を行う計測手段とからなり、前記搬送する大
口径反射体の全て又は任意の大口径反射体に形成された
膜厚計測及び成分計測を行うことを特徴とする厚さ/成
分計測装置。
【0028】(20) 前記検出手段は、InGaAs
アレイ検出器で形成されていることを特徴とする請求項
19に記載に形成された厚さ/成分計測装置。(21)
前記大口径反射体は、300mm大口径反射体である
ことを特徴とする請求項19に記載の厚さ/成分計測装
置。
【0029】(22) 前記計測手段は、前記近赤外分
光スペクトルをフーリェ変換することにより前記反射体
に形成された膜の膜厚を計測することを特徴とする請求
項19に記載に形成された厚さ/成分計測装置。
【0030】(23) 前記計測手段は、前記検出手段
上に形成された前記近赤外分光スペクトルのピッチに基
づいて前記反射体に形成された膜の膜厚を計測すること
を特徴とする請求項19に記載の厚さ計測装置。
【0031】(24) 前記計測手段は、前記近赤外分
光スペクトルをフーリェ変換した後に当該近赤外分光ス
ペクトルに含まれている干渉成分を除去し、更に逆フー
リェ変換を行うことにより前記反射体に形成された膜の
成分計測を行うことを特徴とする請求項19に記載に形
成された成分計測装置。
【0032】このように構成することにより、反射体上
の薄膜の膜厚だけでなく、成分の計測も可能とし、同時
に、近赤外光を使用することにより薄膜にダメージ(計
測時の露光)を与えることなく計測を行うことができ
る。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、本発明の厚さ/成分計測方
法及び装置の実施形態について、図面を参照して説明す
る。
【0034】本発明に係る厚さ/成分計測方法および装
置の第1の実施形態は、図1に示すように、光源からの
白色光(以下単に光と言う)を反射体2上に形成された
薄膜6に照射する光照射部1と、反射体2および薄膜6
からの反射光を回折格子で分光する分光部3と、この分
光した光のうち近赤外分光スペクトルを検出するアレイ
検出器からなるスペクトル検出部4と、スペクトル検出
部4で検出した近赤外分光スペクトルに基づいて、反射
体2上に形成された薄膜(例えばレジスト)6の厚さを
算出すると共に当該薄膜の成分値を計測する厚さ/成分
計測手段である厚さ/水分(成分)計測部5とから構成
されている。
【0035】厚さ/成分計測部5による(レジスト)膜
厚の算出は、スペクトル検出部で検出された近赤外分光
スペクトルのフーリェ変換を行い、この得られたフーリ
ェ変換スペクトルからレジスト膜厚を算出する。
【0036】又、厚さ/成分計測部5による成分値の計
測は、回帰モデルを用いて成分値を推定する。この回帰
モデルはフーリェ変換回帰である。ここで回帰モデル
は、計測スペクトルと成分値との対応関係を数値化した
ものであり、近赤外分光スペクトルから成分値を推定す
るためのベクトル(回帰ベクトル)を、計測したベクト
ルに乗じることにより成分の推定値が算出できる。
【0037】このような構成からなる厚さ/成分計測装
置においては、例えば半導体ウエハ上に形成された薄膜
(レジスト)に光を照射し、その反射光を回折格子を用
いて分光し、分光した光のうち近赤外分光スペクトルを
検出するアレイ検出器からなるスペクトル検出部4で近
赤外分光スペクトルを得て、同時に厚さと成分値を得る
ことができるため、半導体ウエハを製造中において、製
造されているすべての半導体ウエハに対して、その上に
形成されたレジストの状態を計測することが可能にな
る。
【0038】次に、本発明の実施形態の詳細について、
図2を参照して説明する。
【0039】厚さ/成分(水分)計測装置10は、図2
に示すように、計測用の光を発光する光源ランプ11及
びこの光源ランプ11から出射される光を集光するレン
ズL1からなる結像系12と、この結像系12からの光
及び反射体(図ではSiウエハ)14からの反射光を導光
して出光する2分枝バンドルファイバ13と、この2分
枝バンドルファイバ13を介して導光された反射光をス
ペクトル分光する分光器系15と、近赤外分光スペクト
ルを用いてレジスト25の膜厚計測及び成分計測を行う
計測手段である厚さ/水分計測部30とからなる。
【0040】2分枝バンドルファイバ14は、結像系1
2からの光線を入光するレンズ16と、このレンズを介
して入光された光線を反射体14方向に導光する第1の
光ファイバ17と、反射体14に照射された光線の反射
光を分光器系15に入光するレンズ18を備えた第2の
光ファイバ19と、この第1及び第2の光ファイバ1
7、19に接続され反射体14上に焦点させるレンズ2
1を備えた入出光先端部20とからなる。
【0041】分光器系15は、2分枝バンドルファイバ
13を介して送られてくる反射光を通すスリット22
と、スリット22を通過した光を平行光線にするレンズ
L2と、平行光線とされた反射光を分光する回折格子2
3と、回折格子23により分光された光をアレイ検出器
24上に集光する結像レンズL3と、PDAであるIn
GaAsアレイ検出器24とから構成される。
【0042】光源ランプ11としては、例えば、光(白
色)を出射するタングステンハロゲンランプが使用され
る。図2に示した一例では、光源ランプは2.6mm×
0.9mmの大きさである。また、光源ランプ11から
の光を集光するレンズL1として、例えば焦点距離が2
5mmであるものが使用される。また、レンズL2とし
ては、例えば直径25mmのものが使用される。
【0043】また、図2に示した実施形態において、光
源ランプ11からレンズL1までの距離、スリット22
からレンズL2までの距離は、それぞれ40mm、50
mmと設定されており、また、回折格子23の格子数は
略300本/mmと設定されているが、これらの設定値
は一例であり、本発明の範囲をこれに限定するものでは
ないことは言うまでもない。
【0044】上記構成において、光源ランプ11からの
光は、光源に対して1:1で対応して設けられる結像系
12であるレンズL1によって集光され、そのフィラメ
ント像が2極バンドルファイバ13上のレンズ16を介
して入光される。2極バンドルファイバ13へ入射され
た光は入出光先端部20のレンズ21を介して反射体で
ある半導体基板(Siウエハー)14へ照射される。S
iウエハー14に照射された光線は、Siウエハー基板
14の基板26上のレジスト25部分を透過し、基板2
6で反射され、その反射光は再びレンズ21を介して第
2の光ファイバ19により導光され、レンズ18を介し
て分光器系15のスリット22に送られる。
【0045】分光器系15において、反射光はスリット
22を通過して、回折格子23で分光される。そして、
分光された光は、結像レンズL3によってアレイ検出器
24上に集光され、近赤外分光スペクトルを形成する。
【0046】厚さ/成分計測部30は、分光器系15で
作成された近赤外分光スペクトルを用いて、膜厚の14
の厚さ及び成分を計測する。即ち、アレイ検出器24に
より検出される近赤外分光スペクトルを用いてフーリェ
変換することにより、レジスト(薄膜)25の膜厚が算
出される。また、アレイ検出器24上に形成された近赤
外分光スペクトルのピッチを計測することにより、レジ
スト25の膜厚を算出することができる。
【0047】一方、厚さ/成分計測部30による成分計
測において、アレイ検出器24により検出された近赤外
分光スペクトルには干渉信号が含まれているので、例え
ば、近赤外分光スペクトルのフーリェ変換、所定のアル
ゴリズムによる干渉成分の除去、及び逆フーリェ変換を
行うことにより、成分(水分)が計測される。
【0048】次に、本発明の厚さ/成分計測装置にカセ
ットローダーを付加して反射体(Siウエハ)を搬送す
る第2の実施形態について、図3を参照して説明する。
【0049】図3に示すように、厚さ/成分計測装置1
0は、光源11と、光源11から出射された光を反射体
(Siウエハ)14の薄膜(レジスト)に照射し、この
レジストから反射された光をスリット22に導く2分枝
バンドルファイバ13と、スリット22を通過した光を
分光する回折格子23と、回折格子23により分光され
た近赤外分光スペクトルを検出する検出手段であるIn
GaAsアレイ検出器24と、アレイ検出器24により
検出された近赤外分光スペクトルを用いて薄膜の膜厚計
測及び成分(水分)計測を行う計測手段である厚さ/成
分計測部30とからなる。
【0050】厚さ/成分計測部30は、近赤外分光スペ
クトルをフーリエ変換して薄膜(レジスト)の膜厚を計
測し、近赤外分光スペクトルをフーリェ変換した後に当
該近赤外分光スペクトルに含まれている干渉成分を除去
し、更に逆フーリェ変換を行うことによりレジストの成
分計測を行う。又、レジストの膜厚は、アレイ検出器2
4を構成するInGaAsのピッチに基づいてレジスト
の膜厚を計測するようにしてもよい。
【0051】このように、厚さ/成分計測装置10は所
定の位置に固定され、2極バンドル光フイバ13の下方
位置に反射体(Siウエハ)14が、連続的に、1枚づ
つ搬送される。従って、1枚毎の厚み/成分をインライ
ンで高速に計測し、管理することが可能となる。
【0052】次に、本発明の厚さ/成分計測装置に回転
ロール60aを付加して反射体(Siウエハ)を搬送す
る第3の実施形態について、図4を参照して説明する。
【0053】図4に示すように、この実施例においても
厚さ/成分計測装置10は、光を発生する光源11と、
光源11から出射された光を反射体(Siウエハ)14
に形成された薄膜(レジスト)に照射し、このレジスト
から反射した光をスリット22に導く2分枝バンドル光
ファイバ13と、スリット22を通過した光を分光する
回折格子23と、回折格子23により分光された近赤外
分光スペクトルを検出する検出手段であるInGaAs
アレイ検出器24と、アレイ検出器24により検出され
た近赤外分光スペクトルを用いて薄膜の膜厚計測及び成
分計測を行う計測手段である厚さ/成分計測部30とか
らなる。
【0054】厚さ/成分計測部30は、近赤外分光スペ
クトルをフーリエ変換してレジストの膜厚を計測し、近
赤外分光スペクトルをフーリェ変換した後に当該近赤外
分光スペクトルに含まれている干渉成分を除去し、更に
逆フーリェ変換を行うことによりレジストの成分計測を
行う。又、レジストの膜厚は、InGaAsアレイ検出
器24のピッチに基づいて計測するようにしてもよい。
【0055】このように、計測装置10は所定の位置に
固定され、2極バンドル光フイバ13の下方位置に反射
体(Siウエハ)14が、連続的に、1枚づつ搬送され
る。従って、1枚毎の厚み・成分をインラインで高速に
計測し、管理することが可能となる。
【0056】次に、本発明の厚さ/成分計測装置にX−
Yステージ72を付加して大口径反射体(Siウエハ)
70を搬送する第4の実施形態について、図5を参照し
て説明する。
【0057】図5に示すように、この実施例においても
厚さ/成分計測装置10は、光源11と、光源11から
発生された光を反射体(Siウエハ)14に形成された
薄膜(レジスト)に照射し、このレジストから反射され
た光をスリット22に導く2分枝バンドル光ファイバ1
3と、スリット22を通過した光を分光する回折格子2
3と、回折格子23により分光されたスペクトルを検出
する検出手段であるInGaAsアレイ検出器24と、
アレイ検出器24により検出された近赤外分光スペクト
ルを用いてレジストの膜厚計測及び成分(水分)計測を
行う計測手段である厚さ/成分計測部30とからなる。
【0058】厚さ/成分計測部30は、近赤外分光スペ
クトルをフーリエ変換してレジストの膜厚を計測し、近
赤外分光スペクトルをフーリェ変換した後に当該近赤外
分光スペクトルに含まれている干渉成分を除去し、更に
逆フーリェ変換を行うことによりレジストの成分計測を
行う。又、レジストの膜厚は、InGaAsアレイ検出
器24のピッチに基づいて計測するようにしてもよい。
【0059】このように、厚さ/成分計測装置10は所
定の位置に固定され、2極バンドル光ファイバ13の下
方位置に反射体14が、連続的に、1枚づつ搬送され
る。従って、1枚毎の厚み/成分をインラインで高速に
計測し、管理することが可能となる。
【0060】このように、厚さ/成分計測装置10は、
反射体(Siウエハ)70をX方向及びY方向に移動さ
せることが可能なX−Yステージ72に組み込まれ、X
−Yステージ72を高速にXY方向に移動させることに
より、大口径反射体(Siウエハ)70の任意の位置の
厚み・成分同時計測が行われる。従って、大面積反射体
(Siウエハ)70上の厚み/成分計測を、高速に行う
ことが出来るのである。
【0061】図6に、実際に反射体(半導体ウエハ)上
に形成された薄膜(レジスト)の管理に要求されるノイ
ズの低減とアレイ検出器24(図2参照)の吸光度との
関係を示す。同図において、縦軸は計測されるSNの大
きさ(dB)を示し、横軸は薄膜(レジスト)の吸光度
(abs)を示している。実際の半導体ウエハの取扱い
において、例えば、1枚あたりのスキャン時間を20ミ
リ秒から2秒へ長くすると、光学系のノイズは約20d
B増加する。一方、半導体ウエハの取扱いにおいて求め
られる薄膜(レジスト)の湿度管理の要求精度を2%と
すると、ノイズは約20dB減少する。従って、スキャ
ン時間を2秒とした場合でも、湿度の要求精度を2%と
すれば、反射体の管理が可能となると考えられる。従っ
て、スキャン時間を延ばすことにより、薄膜(レジス
ト)へ与えるダメージを少なくすることができる。
【0062】このように、本実施形態によれば、反射体
上に形成された薄膜の膜厚計測だけでなく、成分(水
分)の計測を同時に、反射体にダメージを与えることな
く行うことができる。また、膜厚及び成分の同時計測
を、1枚毎に、インラインで比較的高速に行うことが可
能となる。更に、例えば300mmの大口径反射体上の
任意の位置におけるレジストの膜厚及び成分の同時計測
を高速に行うことができる。
【0063】尚、上記実施形態では、反射体上のレジス
トの膜厚及び成分(水分)計測を行う計測装置について
説明したが、大きな反射率を得られるように光学系を構
成することにより、半導体ウエハ上のレジストのみなら
ず、様々な厚み・成分同時計測が可能となる。また、上
述した実施形態では、厚み及び水分の同時計測を行うよ
うに構成したが、水分計測以外にも、0.9〜2.5μ
mに吸収帯を有する成分を同時に計測することが可能で
あり、厚みとともに複数の成分の同時計測が可能であ
る。
【0064】又、分光器としてLVFを採用した場合、
計測装置の小型化が可能となるが、LVFの特性は多層
薄膜作成技術に依存するため、分光効率の低下が生じ、
多くの素子数を有する検出器を採用した場合に必ずしも
検出範囲を大きく増加させることはできなかった。本実
施形態では回折格子23を採用していることから、LV
Fと比較して全体的な装置の小型化の点についてはデメ
リットとなる。しかしながら、計測の対象物の最大レン
ジは検出器素子数に直接影響されること、即ち、分光効
率の無駄がないため、上述したように装置を構成すれ
ば、近赤外領域では、素子数が非常に多いアレイ検出器
(例えばInGaAsアレイ検出器等:最大約640万
素子程度)を採用することにより、計測可能な膜厚スパ
ンの最大レンジを上げることが可能となる。
【0065】また、図では省略するが、例えば図2に示
す入出光先端部20と反射体(半導体ウエハ)14の間
に近赤外光のみを通過させるフィルターを設ければ薄膜
(レジスト)が白色光にさらされることによるダメージ
を減少させることができる。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
反射体上に形成されたの膜厚計測だけでなく、成分の計
測を同時に、反射体にダメージを与えることなく計測す
ることができるという効果がある。
【0067】又、膜厚及び成分の同時計測を、1枚毎
に、インラインで高速に行うことが可能となる。更に、
大口径反射体上の任意の位置における薄膜の膜厚及び成
分の同時計測を高速に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の厚さ/成分計測装置
の概略構成を示す説明図である。
【図2】図1に示す厚さ/成分計測装置の実施形態の詳
細を示す説明図である。
【図3】本発明の厚さ/成分計測装置の第2の実施形態
に係り、反射体搬送装置を付加した説明図である。
【図4】本発明の厚さ/成分計測装置の第3の実施形態
に係り、反射体搬送装置を付加した具体例を示す説明図
である。
【図5】本発明の厚さ/成分計測装置の第4の実施形態
に係り、反射体搬送装置を付加した具体例を示す説明図
である。
【図6】実際に、反射体上に形成された膜厚計測に要求
されるノイズの低減とアレイ検出器22の吸光度との関
係を示す説明図である。
【図7】従来のレジスト膜厚計測装置の構成およびその
原理を概略的に示す説明図である。
【符号の説明】
1 光照射部 2 被計測部 3 分光部 4 近赤外スペクトル検出部 5 厚さ/成分計測部 6 レジスト 10 厚さ/成分計測装置 11 光源ランプ 12 結像系 13 2分枝バンドルファイバ 14 薄膜基板 15 分光器系 16 レンズ 17 第1の光ファイバ 18 レンズ 19 第2の光ファイバ 20 入出光先端部 21 レンズ 22 スリット 23 回折格子 24 近赤外アレイ検出器 25 レジスト 26 基板 30 厚さ/成分計測部 L1〜L3 レンズ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F065 AA30 BB01 CC19 FF41 GG02 GG24 HH04 HH13 JJ02 JJ25 LL03 LL04 LL28 LL42 LL67 QQ16 QQ17 UU05 2G059 AA01 AA03 BB16 CC09 DD13 EE02 EE10 EE12 GG01 GG03 HH01 HH02 HH06 JJ02 JJ05 JJ11 JJ17 JJ22 JJ30 KK04 MM01

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 白色光を反射体上に形成された薄膜に照
    射し、前記反射体と薄膜からの反射光を分光し、該分光
    した光のうちの近赤外分光スペクトルを検出し、該検出
    した近赤外分光スペクトルに基づいて、前記反射体上に
    形成された薄膜の膜厚と成分値を計測することを特徴と
    する厚さ/成分計測方法。
  2. 【請求項2】 前記膜厚の算出は、前記検出された近赤
    外分光スペクトルに対してフーリェ変換を行い、該得ら
    れたフーリェ変換スペクトルから膜厚を算出することを
    特徴とする請求項1に記載の厚さ計測方法。
  3. 【請求項3】 前記成分値の計測は、回帰モデルを用い
    て成分値を推定することを特徴とする請求項1に記載の
    成分計測方法。
  4. 【請求項4】 前記回帰モデルはフーリェ変換回帰であ
    ることを特徴とする請求項3に記載の成分計測方法。
  5. 【請求項5】 白色光を反射体上に形成された薄膜に照
    射する近赤外光照射手段と、該反射体と薄膜からの反射
    光を分光する分光手段と、該分光した光のうち近赤外分
    光スペクトルを検出するスペクトル検出手段と、前記検
    出した近赤外分光スペクトルに基づいて、反射体に形成
    された膜厚と成分値を計測する厚さ/成分計測手段とを
    備えてなる厚さ/成分計測装置。
  6. 【請求項6】 前記膜厚の算出は、前記検出された近赤
    外分光スペクトルに対してフーリェ変換を行い、該得ら
    れたフーリェ変換スペクトルから膜厚を算出することを
    特徴とする請求項5に記載の厚さ計測装置。
  7. 【請求項7】 前記成分値の計測は、回帰モデルを用い
    て成分値を推定することを特徴とする請求項5に記載の
    成分計測装置。
  8. 【請求項8】 前記回帰モデルはフーリェ変換回帰であ
    ることを特徴とする請求項7に記載の成分計測装置。
  9. 【請求項9】光源と、 前記光源から出射した白色光を反射体に形成された膜に
    照射し、該反射体と膜から反射された光を分光する分光
    手段と、 前記分光手段により分光された光のうち近赤外分光スペ
    クトルを検出する検出手段と、 前記検出手段により検出された近赤外分光スペクトルを
    用いて前記反射体に形成された膜の膜厚計測及び成分計
    測を行う計測手段とを備えることを特徴とする厚さ/成
    分計測装置。
  10. 【請求項10】 前記検出手段は、InGaAsアレイ
    検出器で形成されていることを特徴とする請求項9に記
    載の厚さ/成分計測装置。
  11. 【請求項11】 前記計測手段は、前記近赤外分光スペ
    クトルをフーリェ変換することにより前記膜の膜厚を計
    測することを特徴とする請求項9に記載の厚さ計測装
    置。
  12. 【請求項12】 前記計測手段は、前記検出手段上に形
    成された前記近赤外分光スペクトルのピッチに基づいて
    前記反射体に形成された膜の膜厚を計測することを特徴
    とする請求項9に記載の厚さ/成分計測装置。
  13. 【請求項13】 前記計測手段は、前記近赤外分光スペ
    クトルをフーリェ変換した後に当該近赤外分光スペクト
    ルに含まれている干渉成分を除去し、更に逆フーリェ変
    換を行うことにより前記反射体に形成された膜の成分計
    測を行うことを特徴とする請求項9に記載の成分計測装
    置。
  14. 【請求項14】 反射体を搬送する搬送装置と、前記搬
    送する反射体に形成された膜厚計測及び成分計測を同時
    に行う厚さ/成分計測装置であって、前記厚さ/成分計
    測装置は、 光源と、 前記光源から出射した光を反射体に形成された膜に照射
    し、該膜で反射した光を通過させるスリットと、 前記スリットを通過した光を分光する分光手段と、 前記分光手段により分光されたスペクトルを検出する検
    出手段と、 前記検出手段により検出された近赤外分光スペクトルを
    用いて前記膜厚計測及び成分計測を行う計測手段とから
    なり、前記搬送する反射体の全て又は任意の反射体に形
    成された膜厚の計測及び成分計測を行うことを特徴とす
    る厚さ/成分計測装置。
  15. 【請求項15】 前記検出手段は、InGaAsアレイ
    検出器で形成されていることを特徴とする請求項14に
    記載に形成された厚さ/成分計測装置。
  16. 【請求項16】 前記計測手段は、前記近赤外分光スペ
    クトルをフーリェ変換することにより前記反射体に形成
    された膜の膜厚を計測することを特徴とする請求項14
    に記載に形成された厚さ計測装置。
  17. 【請求項17】 前記計測手段は、前記検出手段上に形
    成された前記近赤外分光スペクトルのピッチに基づいて
    前記膜の膜厚を計測することを特徴とする請求項14に
    記載の厚さ計測装置。
  18. 【請求項18】 前記計測手段は、前記近赤外分光スペ
    クトルをフーリェ変換した後に当該近赤外分光スペクト
    ルに含まれている干渉成分を除去し、更に逆フーリェ変
    換を行うことにより前記反射体に形成された膜の成分計
    測を行うことを特徴とする請求項14に記載に形成され
    た成分計測装置。
  19. 【請求項19】 大口径反射体をXYステージを利用し
    て搬送する搬送装置と、前記搬送する大口径反射体に形
    成された膜厚計測及び成分計測を同時に行う計測装置と
    を備えてなる膜の厚さ/成分計測装置であって、前記厚
    さ/成分計測装置は、 光源と、 前記光源から発生された光を大口径反射体に形成された
    膜に照射し、該膜から反射された光を分光する分光手段
    と、 前記分光手段により分光された近赤外分光スペクトルを
    検出する検出手段と、 前記検出手段により検出された近赤外分光スペクトルを
    用いて前記反射体に形成された膜の膜厚計測及び成分計
    測を行う計測手段とからなり、前記搬送する大口径反射
    体の全て又は任意の大口径反射体に形成された膜厚計測
    及び成分計測を行うことを特徴とする厚さ/成分計測装
    置。
  20. 【請求項20】 前記検出手段は、InGaAsアレイ
    検出器で形成されていることを特徴とする請求項19に
    記載に形成された厚さ/成分計測装置。
  21. 【請求項21】 前記大口径反射体は、300mm大口
    径反射体であることを特徴とする請求項19に記載の厚
    さ/成分計測装置。
  22. 【請求項22】 前記計測手段は、前記近赤外分光スペ
    クトルをフーリェ変換することにより前記反射体に形成
    された膜の膜厚を計測することを特徴とする請求項19
    に記載に形成された厚さ/成分計測装置。
  23. 【請求項23】 前記計測手段は、前記検出手段上に形
    成された前記近赤外分光スペクトルのピッチに基づいて
    前記反射体に形成された膜の膜厚を計測することを特徴
    とする請求項19に記載の厚さ計測装置。
  24. 【請求項24】 前記計測手段は、前記近赤外分光スペ
    クトルをフーリェ変換した後に当該近赤外分光スペクト
    ルに含まれている干渉成分を除去し、更に逆フーリェ変
    換を行うことにより前記反射体に形成された膜の成分計
    測を行うことを特徴とする請求項19に記載に形成され
    た成分計測装置。
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